JP2019532217A - 対向ピストンエンジン用ギアトレイン - Google Patents
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Abstract
対向ピストンエンジンの2つのクランクシャフトを接続するギアトレインは、第1ピストンに連結された第1クランクシャフトと、エンジンのシリンダ内で、第1ピストンに対向して配置される第2ピストンに連結された第2のクランクシャフトと、各クランクシャフトに取り付けられるそれぞれのクランクギアと、クランクギアを接続するアイドラギアとを含む。ギアトレインは、クランクシャフトおよびアイドラギアポストへの側面荷重を最小限に抑えるように構成されている3ギアシステムを備えている。【選択図】図5A
Description
[関連出願]
本出願は、2012年2月23日に出願された「デュアルクランクシャフト、対向ピストンエンジン構造」と題される米国特許出願第13/385539号(代理人整理番号ACHP3001US)、現在での米国特許出願公開第2012/0285422号の主題に関連する。
本出願は、2012年2月23日に出願された「デュアルクランクシャフト、対向ピストンエンジン構造」と題される米国特許出願第13/385539号(代理人整理番号ACHP3001US)、現在での米国特許出願公開第2012/0285422号の主題に関連する。
[連邦政府による資金提供を受けた研究の記載]
本発明は、エネルギー高等研究計画局(ARPA−E)によって付与されたアワード番号:DE−AR0000657の政府支援の下でなされたものである。政府は本発明において一定の権利を有する。
本発明は、エネルギー高等研究計画局(ARPA−E)によって付与されたアワード番号:DE−AR0000657の政府支援の下でなされたものである。政府は本発明において一定の権利を有する。
本発明の分野は、従来のギアシステムと比較すると摩擦が低減された対向ピストン内燃機関におけるクランクシャフトを接続するためのギアトレインに関する。より具体的には、本発明は、クランクシャフトを連結するために3ギアシステムを使用するギアトレインに関し、また排気クランクシャフトから直接動力を取り出すものを含み得る。
各シリンダに単一のピストンを備えた従来の「V型」および直列内燃機関と比較すると、対向ピストンエンジンは、熱力学および燃焼における基本的な構造上の利点を有し、それによりエンジン性能が改善される。いくつかの対向ピストンエンジンでは、ピストンの運動が燃焼サイクル中の吸気ポートおよび排気ポートの開閉を決定する。ポート開閉の間の所望のタイミングを維持するために、その接続部がタイミングベルトであるかギアトレインであるかにかかわらず、対向ピストン間に接続部が必要とされる。
現在のいくつかの対向ピストンエンジンは、例えばピストン運動の排気側のクランクリードを維持するために、ポートの開閉のタイミングを制御するためにギアトレインを使用する。多くの場合、そのようなギアトレインは、トレイン内に5つ以上のギアを有することがある。ギアトレイン内の各ギア間の相互作用、つまり噛合に関連して、一定量の摩擦がある。さらに、各噛合はギアシステムのコンプライアンスに寄与し、それは各噛合のラッシュの増大に寄与することが可能であり、それはしかしエンジンノイズを増大させ、そしてギアトレインに沿ってトルクまたは動力伝達の損失に相関する。
対向ピストンエンジンにおけるギアシステム構成の変更は、摩擦の減少、システム剛性の増加、およびギアシステムを介したトルクのより良好な伝達を含む利点をもたらし得る。
本明細書に記載のいくつかの実施形態で提供される、第1クランクシャフトに接続される第1ギアと、第2クランクシャフトに接続される第2ギアと、第1ギアと第2ギアとの間に配置されるアイドラギアとを含む、対向ピストンエンジンで使用するギアトレイン。ギアトレインにおいて、アイドラギアは、第1ギア噛合部と第2ギア噛合部とを介して、第1ギアから第2ギアにトルクを伝達するように構成される。第1ギアの中心は、対向ピストンエンジンの長手方向のシリンダ軸線と一直線上にあり、第2ギアの中心も対向ピストンエンジンの長手方向のシリンダ軸線と一直線上にあるが、アイドラギアは対向ピストンエンジンの長手方向のシリンダ軸線と一直線上にはない。長手方向シリンダ軸線と第1ギア噛合部を通る作用線との間の角度αは、0°以上90°未満である。いくつかの実施態様では、ギアトレインは実質的に、第1クランクシャフトに接続された第1ギアと、第2クランクシャフトに接続された第2ギアと、第1ギアと第2ギアとの間に配置されたアイドラギアとからなり、ギアシステム内に他のギアは存在しない。
以下の特徴は、本明細書に記載のギアトレインにおいて任意の適切な方法で組み合わせることができる。第1クランクシャフトは吸気クランクシャフトとすることができ、吸気クランクシャフトは、その動きが1つまたは複数の吸気ポートを開閉する対向ピストンエンジン内の1つまたは複数の吸気ピストンと接続され、第2クランクシャフトは排気クランクシャフトとすることができ、排気クランクシャフトは、その動きが1つまたは複数の排気ポートを開閉する対向ピストンエンジン内の1つまたは複数の排気ピストンに接続されている。いくつかのそのような実施形態では、駆動力を提供するためのトランスミッションは、第2ギアまたは第2クランクシャフトのいずれかに動作可能に接続され得る。さらに、いくつかのギアトレインでは、補助システムが第1クランクシャフトに動作可能に接続されてもよく、補助システムは第1クランクシャフトから動力を得るように構成されてもよい。補助システムは、圧縮機、過給機、ポンプ、またはそれらの任意の組み合わせなどの装置を含むことができる。ギアトレインは、対向ピストンエンジンにおける吸気ピストンと排気ピストンとの間の相対運動のタイミングを維持するように構成されることができる。
さらなる関連例において、デュアルクランクシャフト・対向ピストンエンジンは、少なくとも1つのシリンダを含み、各シリンダは、長手方向に分離された排気ポートおよび吸気ポートと、シリンダボア内で互いに対向して配置された一対のピストンとを有し、このピストンの対は、吸気ポートを横切ってシリンダボア内を移動するように構成された吸気ピストンと、排気ポートを横切ってシリンダボア内を移動するように構成された排気ピストンとを含み、対向ピストンエンジンは、吸気クランクシャフトと、排気クランクシャフトと、吸気クランクシャフトと排気クランクシャフトとを接続する3ギアシステムとを含む。吸気クランクシャフトは、各シリンダの吸気ピストンに動作可能に接続され、排気クランクシャフトは、各シリンダの排気ピストンに動作可能に接続される。3ギアシステムは、吸気クランクシャフトに接続された第1ギアと、排気クランクシャフトに接続された第2ギアと、第1ギアと第2ギアとの間に位置するアイドラギアとを含み、アイドラギアは、第1ギア噛合部および第2ギア噛合部を介して第1ギアから第2ギアにトルクを伝達するように構成されている。対向ピストンエンジンでは、第1ギアの中心は対向ピストンエンジンの長手方向シリンダ軸線と一直線上にあり、第2ギアの中心は、対向ピストンエンジンの長手方向シリンダ軸線と一直線上にあり、アイドラギアは、対向ピストンエンジンの長手方向シリンダ軸と一直線上にはない。また、対向ピストン型内燃機関において、長手方向シリンダ軸線と第1ギア噛合部を通る作用線とのなす角αは、0°以上90°未満である。
以下の特徴は、第1および第2クランクシャフトを有する対向ピストンエンジンにおいて任意の適切な方法で組み合わせることができる。第1クランクシャフトは吸気クランクシャフトであることができ、吸気クランクシャフトの動きが1つまたは複数の吸気ポートを開閉するように、吸気クランクシャフトが対向ピストンエンジン内の1つまたは複数の吸気ピストンに接続され得る。第2クランクシャフトは排気クランクシャフトであることができ、排気クランクシャフトの動きが1つまたは複数の排気ポートを開閉するように、排気クランクシャフトが対向ピストンエンジン内の1つまたは複数の排気ピストンに接続される。いくつかの態様では、駆動力を提供するためのトランスミッションが、第2ギアまたは第2クランクシャフトのいずれかに動作可能に接続され得る。さらに、いくつかのさらなる態様では、エンジンの補助システムは第1クランクシャフトに動作可能に接続され、補助システムは第1クランクシャフトから動力を得るように構成されてもよい。補助システムは、圧縮機、過給機、ポンプ、またはそれらの任意の組み合わせなどの装置を含むことができる。ギアトレインは、対向ピストンエンジンにおける吸気ピストンと排気ピストンとの間の相対運動のタイミングを維持するように構成されることができる。
さらなる例では、対向ピストンエンジンで使用するためのギアトレインは、第1クランクシャフトギアと、第2クランクシャフトギアと、第1アイドラギアと、第2アイドラギアと、駆動トランスミッションとを含む。第1クランクシャフトギアは第1クランクシャフトに接続され、第2クランクシャフトギアは第2クランクシャフトに接続されている。第1アイドラギアは、第1クランクシャフトギアと第2アイドラギアとの間に配置され、第1アイドラギアは、第1ギア噛合部および第2ギア噛合部を介して第1クランクシャフトギアから第2アイドラギアにトルクを伝達するように構成される。駆動トランスミッションは、第1クランクシャフトまたは第2クランクシャフトのいずれかに動作可能に接続されている。このようなギアトレインでは、第1クランクシャフトギアの中心は、対向ピストンエンジンの長手方向シリンダ軸線と一直線上にあり、第2クランクシャフトギアの中心は、対向ピストンエンジンの長手方向シリンダ軸線と一直線上にある。さらに、ギアトレインにおいて、第1および第2のアイドラギアは、対向ピストンエンジンの長手方向シリンダ軸線と一直線上にはなく、第1ギア噛合部は、第1クランクシャフトギアと第1アイドラギアとの間にあり、第2ギア噛合部は、第1アイドラギアと第2アイドラギアとの間にあり、長手方向シリンダ軸線と第2ギア噛合部を通る作用線との間の角度αは、0°以上90°未満である。
トルクを伝達するために、ならびにピストン運動間のタイミングを維持するために使用可能である対向ピストンエンジン用のギアトレインについて以下に説明する。このようなギアトレインを使用する方法およびそのようなギアトレインを有するエンジンについてもまた、対向ピストンエンジンのためのギアトレインを設計および製造するための技術として記載されている。
図1は、第1クランクシャフト12および第2クランクシャフト14として示される2つのクランクシャフトを有する部分的に構成されたデュアルクランクシャフト・対向ピストン内燃機関10を含む公知の構成を示す。端部パネル16は、クランクシャフトを接続するギアトレインを支持する。サイドパネル18は、1つまたは複数のシリンダの排気ポートおよび吸気ポートと連通する排気チャネル20および吸気チャネル22を含む。主軸受キャップ24およびボルト26が、クランクシャフトを定位置に固定する。図2および図3を参照すると、エンジンは1つまたは複数のポート付きシリンダ30を含む。例えば、エンジンは1つ、2つ、3つ、またはそれ以上のシリンダを含むことができる。各シリンダ30は、長手方向軸線ALと、排気ポート32および吸気ポート33とを有する。シリンダ30は、排気口と吸気口とが互いに整列するように並置されかつ配向されている。クランクシャフト12および14は、間隔を置いて配置され、平行な回転軸ARを有する。図示される例では、クランクシャフトはシリンダ30のそれぞれの排気端および吸気端に回転可能に取り付けられている。そのような場合には(これに限定されるわけではないが)、クランクシャフトはそれぞれ排気クランクシャフト12および吸気クランクシャフト14として示されてもよい。シリンダ30は、それらの長手方向軸線ALが平行であり、概してシリンダ30と交差し、かつクランクシャフト12および14の平行軸線ARを含む平面内に含まれる直列配列で配置される。一対のピストン42、43は、各シリンダ30のボア内でピストンの対向するスライド移動のために配置されている。排気ポート32を制御する全てのピストン42は、コネクティングロッド52によって排気クランクシャフト12のそれぞれのクランクに連結されており、吸気ポート33を制御する全てのピストン43は、コネクティングロッド53により吸気クランクシャフト14のそれぞれのクランクに連結されている。クランクシャフト12および14は、ギア60〜64を含む従来技術のギアシステム55によって接続されている。いくつかの態様では、排気クランクシャフト12の各クランクは、吸気クランクシャフト14の対応するクランクに対して所定の角度θだけ先行することができ、この所定量の差はクランクリードとして知られている。必ずしもそうとは限らないが、好ましくは、駆動力は排気クランクシャフト12から取られ、吸気クランクシャフト14は、ポンプ、過給機、および圧縮機などの運転補助装置に連結される。
図2および図3のクランクシャフト12および14を接続するギアシステム55は、排気クランクシャフト12が吸気クランクシャフトをリードする量を維持する(例えば、クランクリードを維持する)だけでなく、一方のクランクシャフトから他方のクランクシャフトにエネルギーを伝達する。駆動力が排気クランクシャフト12から取られる場合、吸気クランクシャフト14における補助装置を作動させるために使用されない動力はギアシステム55を介して排気クランクシャフト12に伝達される。力、トルク、または運動は、1方のクランクシャフトから他方のクランクシャフトへギアシステム55を介して変化/伝達されるため、ギアシステム55は「ギアトレイン」とも呼ばれ得る。
図2および図3に示すギアトレイン55には5つの歯車60〜64がある。ギアトレイン55は4つのギア間噛合部、すなわち相互作用点を有し、それらの各々はギアトレインのコンプライアンス、ならびにギアトレインによって発生するノイズに寄与する。所定のクランクリード設定点からのクランクシャフトのずれは、ギアシステムにおけるコンプライアンスとして知られている。コンプライアンスおよびノイズは、ギアトレインを介したトルクの伝達における損失と相関する。
摩擦が減少し、剛性が増加し、トルク伝達が改善されたギアトレインの好ましい実施形態:図4は、ギアトレイン55と比較すると、摩擦が減少し、剛性が増加し、トルク伝達が改善される独自のギアトレイン455を示す。図5Aおよび図5Bは、対向ピストンエンジンにギアトレイン455をどのように装備できるかを示している。
図4を参照すると、ギアトレイン55とは異なり、ギアトレイン455は、3つのギア、すなわち第1ギア460と、第2ギア464と、2つのギア460および464と連続して連結するアイドラギア465とを有する。したがって、このギアトレインでは、図2および図3に示した従来技術のギアトレイン55の4つの噛合部とは対照的に、ギア噛合部は2つのみであり、そのためより剛性が高く、ノイズが低減される可能性があり、トルクをより効率的に伝達することが可能になる。図5Aおよび図5Bに示す図では、対向ピストンエンジンは、図1〜図3のエンジンと同じ排気および吸気構成を有する。しかしながら、これらの配置は、図1〜図3に示されたものとは逆になっている。これに関して、クランクシャフト12および14は、間隔を置いて平行な関係で配置されており、実質的に垂直であり、かつ排気クランクシャフト12およびピストン42が、吸気クランクシャフト14およびピストン43の下方に配置されている。この垂直方向の配置は、(共同所有の米国特許出願公開第2014/0332306号に示されるように)ドライブトレインが運転者および乗員の真下に配置されている車輪付き車両におけるエンジンの取り付けに便利であるが、本明細書に開示される原理を限定することを意味しない。図5Aおよび図5Bによると、第1ギア460はクランクシャフト14に取り付けられ、第2ギア464はクランクシャフト12に取り付けられ、その間でアイドラギア465はポスト(図示せず)上で回転するように取り付けられる。
図5Aおよび図5Bを参照すると、デュアルクランクシャフト・対向ピストンエンジンを自動車のドライブトレインに結合するための構成では、ギアトレイン455はクランクシャフト12と14とを接続するように構成され、駆動トランスミッション570は、フレックスプレート571によってクランクシャフトに結合されている。フレックスプレート571は、ギア464に最も近い排気クランクシャフト14の端部にボルトで固定されることが好ましく、ギア464はフレックスプレート571と排気クランクシャフト14のクランクとの間に配置される。駆動トランスミッション570をクランクシャフトに連結することは、潜在的にエンジンの効率を向上させる。これは、駆動トランスミッション570が1方のクランクシャフトに直接接続されている場合、他方のクランクシャフトからのトルクのみがギアトレインを介して伝達されるためである。駆動トランスミッション(例えば、駆動力取出装置)がアイドラギアに接続されているギアトレインでは、両方のクランクシャフトからのトルクがギアトレインを介してトランスミッションに伝達される。ギアトレインを介して伝達されるトルク量の減少は、駆動トランスミッション570が排気クランクシャフト12に接続されている図4、5A、および5Bに示されるギアトレイン455内のギアが、図2および図3に示される、トランスミッションがアイドラギアまたはアイドラギアポストでギアトレインに接続している従来技術のギアトレイン55のギアよりも薄くてもよいことを意味する。
いくつかの実装形態では、駆動トランスミッションへの接続の位置をギアトレインの中央にあるアイドラギアから排気クランクシャフトまたは排気クランクシャフトギアに変更すると、ギアトレインを介して伝達されるトルクが約50%減少する可能性がある。
図5Aを参照すると、クランクシャフト12および14とギアトレイン455との相対位置は、軸線600に対して定義されている。例えば、軸線600は、ギアトレイン455に最も近い一対の対向するピストンを収容するシリンダ(図示せず)の長手方向軸線であり得る。クランクシャフト12および14の回転軸606および607は、間隔を空けて平行な関係にあり、各クランクシャフト軸606、607が長手方向軸線600と直交するように配置されている。好ましくは、離間した平行関係は垂直方向であり、クランクシャフト12はクランクシャフト14の下方に位置している。
図6Aは、ギアシステム455の例示的な構成を示しており、ここでは、吸気クランクシャフトギア460、排気クランクシャフトギア464、およびアイドラギア465の相対位置は、長手方向シリンダ軸線600に対して定義されている。吸気クランクシャフトギア460については、図6Aは、ギアの中心460c、ギアの回転方向460g、ギアのピッチ円460p、およびギアの基礎円460bも示す。同様に、アイドラギアおよび排気クランクギア歯車の回転方向、それぞれ465gおよび464g、ならびにギアの中心465cおよび464c、ピッチ円465pおよび464p、ならびに基礎円465bおよび464bがそれぞれ示されている。各噛合部、または2つの隣接するギア間の相互作用点について、作用線が示されている。吸気クランクシャフトギア460とアイドラギア465との間の噛合部は、作用線601によって示されている。この作用線601は、基礎円460bおよび465b上に端点を有し、ピッチ円460pおよび465pが接触する点と交差する。アイドラギア465と排気クランクシャフトギア464との間の作用線602も示されている。作用線602は、ピッチ円465pおよび464pが接触する点を横切る。
図6Bは、ギアトレインの3ギアシステム455に作用する力を示す。この3ギアシステム455では、クランク間中心距離は564.7mmであると想定されている。図6Aにそれらの回転方向およびシリンダ軸線600と共に示されるギア460、464、および465に加えて、図6Bでは作用線601および602、ギアに作用する力Fの方向601´および602´を示すベクトル、ならびにベクトル601´および602´とシリンダ軸線600との間の角度αも示されている。
力Fがシリンダ軸線600に沿って作用するとき、αは0°に等しい。ギアシステム455(すなわち、ギアトレイン)に作用する力によってクランクシャフトにかかる側面荷重は、各ギアに作用する力Fと力の方向とシリンダ軸線との間の角度αの正弦の積として計算することができる。すなわち、
クランクの側面荷重=F・sinα(式1)
クランクの側面荷重=F・sinα(式1)
側面荷重は、所定のギアトレイン設計の各クランクシャフトについて計算されることが可能である。アイドラギアに取り付けられたポスト(すなわち、アイドラポスト)にかかる荷重も、クランクシャフトにかかる力および各力に対する角度αに基づいて計算することができる。対向ピストンエンジン用のギアトレインを設計するときには、αを操作するために3つのギアの適切な位置を選択することによって、吸気および排気クランクシャフト、ならびにアイドラポストに対する側面荷重を最小にすることができる。さらに、角度αの大きさを最小にすることは、主軸受キャップおよびボルト(図1の24および26)が適切な方向に負荷されて、作動中に主軸受キャップおよびボルトにかかる力によるエンジンの早期故障を防止することを確実にする要因である。
図7Aは、対向ピストンエンジン用のギアトレインの3ギアシステム456の構成を示す。このシステム456には、その回転方向460gおよびギア中心460cが示されている吸気クランクシャフトギア460と、吸気クランクシャフトギア460とアイドラギア465との間の相互作用の位置を示すシリンダ軸線600と作用線601との間の角度αがある。図7Aはまた、排気ギア464とアイドラギア465との間の作用線602と共に、ギア中心464cおよび回転方向464gを有する排気クランクシャフトギア464を示す。ギアシステム456において、吸気クランクシャフトギアの中心460cと排気クランクシャフトギアの中心464cは、シリンダ軸線600と一直線上にある。アイドラギア465の中心465は、シリンダ軸線600と一直線上にはなく、代わりに、アイドラギア465の中心465cは、角度αが大きくなるように、シリンダ軸線600からずらされている。各ギアの中心(例えば、460c、464c、465c)は、各ギアの回転軸の領域およびほぼその周りにある領域である。いくつかの実施態様では、ギアはそれらの中心でポストまたはシャフトに取り付けられる。吸気クランクシャフトギア460は、その中心460cで吸気クランクシャフトに取り付けられおり、排気クランクシャフトギア464は、その中心464cで排気クランクシャフトに取り付けられており、アイドラギア465はその中心465cでポストに取り付けられている。式1から分かるように、αが大きいということは、所与のギアについてクランクにかかる側面荷重が大きいことを意味する。αが大きい例には、45°より大きい値、50°より大きい値、60°より大きい値、70°より大きい値、および約90°が含まれる。
図7Bは、吸気クランクシャフトギア460と、アイドラギア465と、排気クランクシャフトギア464とを含む同じ構成要素を有するが、配置が異なる3ギアシステム455の構成を示す。吸気クランクシャフトギア460および排気クランクシャフトギア464は、シリンダ軸線に沿って中心合わせされる一方で、アイドラギア465は、その中心465cがシリンダ軸線に沿っておらず、両方のクランクシャフトギアのαが図7Aのものよりも小さくなるように配置される。αが小さい例には、0°から90°までの範囲の値、35°から45°までの値、0°から45°までの値、おおよそ0°を含む、40°以下、35°以下、30°以下などの45°以下の値が含まれる。角度αは、エンジンパッケージングの制約を満たすように選択することができる。駆動トランスミッションのための取り付け点は、ギアシステムの摩擦を最小にするためにギアシステムを最適化しながら、エンジンパッケージングの制約に適応するように選択することもできる。
図8は、対向ピストンエンジンと共に使用するためのギアトレイン457の別の構成を示す。ギアトレイン457は、4つのギア、すなわち、吸気クランクシャフト460に接続されたギアと、排気クランクシャフト464に接続されたギアと、第1アイドラギア466と、第2アイドラギア467とを有する。各ギアに関して、その中心460c、464c、466c、467cおよび回転方向460g、464g、466g、467gが示されている。図8に示すギアトレイン457は、4つのギアおよび3つのギア噛合部を有し、吸気クランクシャフトおよび排気クランクシャフトに取り付けられたギアが異なる方向に回転する点で、図4〜7Bに示すギアトレイン457と異なっている。図8に示される各ギアの噛合部に対して、作用線603、604、605が示される。吸気クランクシャフト460上のギアと第1アイドラギア466との間の作用線603は、線603に沿ってシリンダ軸線600から第1の角度α´離れて作用する力を示す。同様に、第1アイドラギア466と第2アイドラギア467との間の作用線604は、線604に沿ってシリンダ軸線600から第2の角度α´´離れた方向に作用する力を示し、線605は第2アイドラギア467と排気クランクシャフトに取り付けられたギア464との間で、シリンダ軸線600からα´´´離れて作用する力を示す。
図8に見られるように、クランクシャフト460、464に取り付けられたギアの中心460c、464cは、シリンダ軸線600に沿って一直線上にある。アイドラギア466、467は、α´およびα´´´の方向が反対で、大きさが等しくなるように配置することができ、それによって、対応する作用線603、605に沿って作用する力は、互いに効果的に相殺され、2つのアイドラギア466、467の間の作用線604に沿って作用する力のみが、アイドラギアおよびそれらのポストに力を及ぼす。いくつかの実装形態では、α´´は、アイドラギアポストにかかる合力を最小にするように選択されることができ、これにより、力がゼロに近づくかまたは実質的にゼロになり、したがって、ギアトレイン内の摩擦が減少する。図8に示されるギアトレインは、クランクシャフト460、464に取り付けられたギアのうちの1つと駆動伝達装置の接続、ならびに564.7mmのクランク間距離を想定している。
当業者であれば、本明細書に記載の特定の実施形態は単に例示的なものであり、特許請求の範囲から逸脱することなく様々な変更が可能であり、それらに対してなされ得ることを理解するであろう。
Claims (10)
- 第1クランクシャフトと、第2クランクシャフトと、前記第1クランクシャフトと前記第2クランクシャフトとの間に配置される複数のシリンダとを有し、前記第1および第2クランクシャフトが、間隔を空けて平行に配置され、前記第1および第2クランクシャフトを結合するギアシステムが3つのギアからなり、
前記3つのギアの第1ギアは、前記第1クランクシャフトに接続されており、
前記3つのギアの第2ギアは、前記第2クランクシャフトに接続されており、
アイドラギアを備える前記3つのギアの第3ギアは、前記第1ギアと前記第2ギアとの間に配置され、前記第3ギアが、前記第1ギアとの第1ギア噛合部および前記第2ギアとの第2ギア噛合部を通して、前記第1ギアから前記第2ギアにトルクを伝達するように構成される、対向ピストンエンジンであって、
前記第1ギアの中心が、前記対向ピストンエンジンの前記長手方向シリンダ軸線と一直線上にあり、
前記第2ギアの中心が、前記対向ピストンエンジンの前記長手方向シリンダ軸線に沿って前記第1ギアの中心と一直線上にあり、
前記第3ギアが、前記対向ピストンエンジンの前記長手方向シリンダ軸線と一直線上になく、
前記長手方向シリンダ軸線と、前記第1ギア噛合部を通過する作用線との間の角度αが、0°以上90°未満である、対向ピストンエンジン。 - 前記第1クランクシャフトが吸気クランクシャフトであり、これが前記対向ピストンエンジン内の1つまたは複数の吸気ピストンに接続されており、その動きによって1つまたは複数の吸気ポートを開閉し、前記第2クランクシャフトが排気クランクシャフトであり、前記対向ピストンエンジン内の1つまたは複数の排気ピストンに接続されており、その動きによって1つまたは複数の排気ポートが開閉される、請求項1に記載の対向ピストンエンジン。
- 駆動力を提供するためのトランスミッションが、前記排気クランクシャフトに動作可能に接続されている、請求項2に記載の対向ピストンエンジン。
- 補助システムが前記吸気クランクシャフトに動作可能に接続されている、請求項3に記載の対向ピストンエンジン。
- 前記補助システムが、ポンプ、過給機、および圧縮機のうちの1つまたは複数を備える、請求項4に記載の対向ピストンエンジン。
- 前記ギアトレインが、前記対向ピストンエンジン内の吸気ピストンと排気ピストンとの間の相対運動のタイミングを維持するように構成されている、請求項1から6に記載の対向ピストンエンジン。
- 第1クランクシャフトと第2クランクシャフトとを連結するためのギアシステムであって、前記第1および前記第2クランクシャフトが平行に間隔を空けて配置されており、
前記第1クランクシャフトに取り付けられている第1ギアと、
前記第2クランクシャフトに取り付けられている第2ギアと、
前記第1ギアとの第1ギア噛合部および前記第2ギアとの第2ギア噛合部を介して、前記第1ギアから前記第2ギアにトルクを伝達するように、前記第1ギアと前記第2ギアとの間で前記第1および第2ギアに隣接するアイドラギアを含む第3ギアと、
を有するギアトレインを前記ギアシステムが備え、
前記第1ギアの中心が、前記第1クランクシャフトの軸線および前記第2クランクシャフトの軸線に直交する長手方向軸線と一直線上にあり、
前記第2ギアの中心が、前記長手方向軸線に沿って前記第1ギアの中心と一直線上にあり、
前記第3ギアは前記長手方向軸線と一直線上になく、
前記長手方向軸線と、前記第1ギア噛合部を通過する作用線との間の角度αが、0°以上90°未満である、ギアシステム。 - s前記平行な離間関係が、前記第1クランクシャフトが前記第2クランクシャフトの上方に配置され、前記第2クランクシャフトがトランスミッションに連結されている実質的に垂直方向の関係である、請求項8に記載のギアシステム。
- ポンプ、過給機、および圧縮機のうちの1つまたは複数を備える補助システムが、前記第1クランクシャフトに動作可能に接続されている、請求項8に記載のギアシステム。
- 前記ギアトレインが、前記第1クランクシャフトと前記第2クランクシャフトとの間の相対運動のタイミングを維持するように構成されている、請求項8から10のいずれか1項に記載のギアシステム。
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