JP5902729B2 - 等角等方配置型レシプロエンジン - Google Patents

等角等方配置型レシプロエンジン Download PDF

Info

Publication number
JP5902729B2
JP5902729B2 JP2014024955A JP2014024955A JP5902729B2 JP 5902729 B2 JP5902729 B2 JP 5902729B2 JP 2014024955 A JP2014024955 A JP 2014024955A JP 2014024955 A JP2014024955 A JP 2014024955A JP 5902729 B2 JP5902729 B2 JP 5902729B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bevel gear
cylinder
isometric
reciprocating engine
engine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014024955A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015151902A (ja
Inventor
高木泰男
Original Assignee
高木 泰男
高木 泰男
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 高木 泰男, 高木 泰男 filed Critical 高木 泰男
Priority to JP2014024955A priority Critical patent/JP5902729B2/ja
Publication of JP2015151902A publication Critical patent/JP2015151902A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5902729B2 publication Critical patent/JP5902729B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Gear Transmission (AREA)

Description

本発明は、レシプロエンジンのクランク機構に関し、詳しくは、従来のクランクシャフトを傘歯車に変えることで、ピストンを同一ピッチ円上の等角等方位地に配置し、小型軽量化を中心に、多出力軸化、エンジンマウントレイアウトの自由度等を向上させる等角等方配置型レシプロエンジン技術に関する。
自動車、船舶、或いは航空機に代表される輸送機等の原動機、若しくは発電機や揚水ポンプ等の動力として、従来からレシプロエンジンに代表される内燃機関が広く普及している。自動車における原動機としては、その多くが4サイクルレシプロエンジンであり、大出力化のため、大排気量化、低振動化に対応すべく気筒数の増加が図られてきた。
また、レシプロエンジンの多気筒化においては、シリンダの配置により、直列エンジン、V型エンジン、W型エンジン、水平対抗エンジン、星型エンジン等の呼称があるように、搭載性や用途に応じてシリンダレイアウトに工夫がなされ、それぞれの特性を生かせるものが選択され、実用化が図られている。
しかしながら、これまでのレシプロエンジンは、各気筒のクランク間の回転力の集約や振動対策のため、クランク構造を同一軸上ないしは複数軸上に設けている。そのためピストンの往復運動の軸は、クランク軸に直交する面内に配置せざるを得ないことから、多気筒化した場合はクランクシャフトが長尺化し、レシプロエンジンの車両搭載時のレイアウト設計の制約となる。即ち、エンジンルームの狭い小型車両では、エンジンの搭載レイアウトが横置きで、ミッション一体型のFF駆動方式(前輪駆動車)となる選択を余儀なくされ、動力系や駆動系の設計自由度、並びに車体デザインの自由度が低くなってしまっている。また、ミッドシップ型のスポーツカーに代表されるように、重量物であるエンジンは、運動性能の面から、できるだけ車体の中心に配置したいところであるが、クランクシャフトの長い直列エンジンを車体中心に寄せることは、同時に室内空間を犠牲にすることと直結するため、問題がある。更に、発電装置、空調装置、冷却装置、潤滑装置、並びに燃料供給装置等の補助機器を駆動するため、出力軸から動力を得るが、通常のレシプロエンジンでは一方向の出力軸から全てを得ているため、動力伝達のため複数のベルトが一軸に集中するなど、メンテナンス性の問題と、回転方向を歯車等で変更する必要が生じる場合があるなど、エンジンルーム内の設置位置やレイアウトの制約には、種々の問題が存在する。
なお、クランク軸長さに着目し、歯車を用いた技術として、「直線往復運動の支点を有するカルダン歯車機構を応用し、クランクが揺動することなく並列の四対の水平八気筒構成のクランクレスレシプロエンジンを構成したもの」(参考文献1)や、「2本の平行な回転支持軸に取着された平歯車と平歯車併設された間欠歯車が、ピストンに接続されたラックつきロッドの往復運動を回転運動に変換したもの」(参考文献2)がある。
また、歯車を用いるものではないが、関連技術として、「シリンダ毎にクランクシャフトを設け、これらシャフトにローラーチェーン等を取り付け、回転力をとりだす」構造を用いたもの(参考文献3)がある。
しかし、これらの技術は、シリンダ配置の都合上、シリンダ配置がクランクシャフトに沿ってしか配置できないことのほか、クランク軸方向にしか駆動軸を設けられないこと、またクランク軸の長手方向の長さが外形寸法の制約になるという課題を解決できていない。
また、近年の我が国の自動車開発では、排出ガスの環境問題やガソリン等の化石燃料の枯渇の問題等から、モーターのみで走行可能な電気自動車や、内燃機関とモーターとを組み合わせた所謂ハイブリッドカーの研究が進んでいる。将来的には完全な電気自動車に移行するものと思われる。しかしながら、現段階の電気自動車では、ハイブリッドと比較すると、一回の充電で走行可能な距離は短く、また、出力的にもハイブリッドには及ばないのが現状である。
上記の通り、ガソリンエンジン等の内燃機関とモーターとを組み合わせた、いわゆるハイブリットカーの開発は日進月歩進められており、その技術の向上は、次第にモーターがアシストする配分、即ち、電気エネルギーによる駆動力の配分が多くなってきている。これに伴って内燃機関が小型化(排気量の減少)しているが、高速道路での加速時や登坂時などでの十分な出力特性を備えようとすると、内燃機関の小型化には限界がある。従って、従来の構造とは異なる技術によって発電装置や内燃機関の小型化を実現させる技術が求められているといえる。
特開2008−255909 特開平10−103441 特開平7−332107
従来のレシプロエンジンにおけるクランク構造では、例えば直列の場合だと、クランクシャフトの長手方向にエンジン本体が長くなり、V型の場合では、シリンダやカムシャフト等の部品数が増加してしまう。そこで本願発明は、これらの問題を回避して、大幅な小型化と部品点数の削減を図ると共に、複数方向への出力軸を備えることを可能とするレシプロエンジンの技術提供を課題とする。
本発明に係る等角等方配置型4気筒レシプロエンジンは、傘歯車式クランク機構を備え、ピストンレイアウトがシリンダ中心から等角等方位置に配置される4気筒レシプロエンジンであって、前記傘歯車式クランク機構は、傘歯車の偏心位置に設けたクランクピンとコネクティングロッドを介してピストンの往復運動を回転運動に変換すると共に、隣設される該傘歯車の歯部を其々噛み合わせて基台部に回転自在に軸支し、前記基台部は前記傘歯車の外側に配置され、前記コネクティングロッドは前記傘歯車の内側に配置され、前記各傘歯車を同期して連動する機構であり、各前記ピストンはシリンダ中心から等角等方位置に配列され、該各傘歯車の中心から外側に突出する出力軸によって回転動力を得る手段を採用した。
傘歯車式クランク機構を備え、ピストンレイアウトがシリンダ中心から等角等方位置に配置される4気筒レシプロエンジンであって、前記傘歯車式クランク機構は、傘歯車の偏心位置に設けたクランクピンとコネクティングロッドを介してピストンの往復運動を回転運動に変換すると共に、隣設される前記傘歯車の其々の歯部が噛み合わないように離隔距離を有して基台部に回転自在に軸支し、前記基台部は前記傘歯車の外側に配置され、前記コネクティングロッドは前記傘歯車の内側に配置され、前記各傘歯車の全ての歯部と噛み合う出力用傘歯車を設け、各前記ピストンはシリンダ中心から等角等方位置に配列され、該出力用傘歯車から突出した出力軸により、回転動力を得ることを特徴とする等角等方配置型4気筒レシプロエンジン。
また、本発明に係る等角等方配置型4気筒レシプロエンジンは、前記基台部が、前記傘歯車の外側に配置され、前記コネクティングロッドが、前記傘歯車の内側に配置される手段を作用することもできる。
また、本発明に係る等角等方配置型4気筒レシプロエンジンは、前記基台部が前記傘歯車の内側に配置され、前記コネクティングロッドが前記傘歯車の外側に配置される手段を採用することもできる。
また、本発明に係る等角等方配置型レシプロエンジンは、前記傘歯車式クランク機構が4組から構成される4気筒であって、ピストンレイアウトがシリンダの中心からスクエア状に配列されている手段を採用することもできる。
また、本発明に係る等角等方配置型4気筒レシプロエンジンは、その吸排気機構が、
前記クランク軸の2分の1回転に減速された1枚の回転ディスクに設けられたカムにより、多気筒全ての吸排気バルブを駆動する構成を採用することもできる。
また、本発明に係る等角等方配置型4気筒レシプロエンジンは、前記出力用傘歯車の出力用傘歯車出力軸が、シリンダ領域の中央に延長され、該出力軸上にはモーター又は発電機、若しくはこれらの両方を備える構成を採用することもできる。

本発明に係る等角等方配置型レシプロエンジンによれば、従来のレシプロエンジンに比べ、クランク軸を用いることによるシリンダ配置の制約を低減させ、シリンダ配置の集中と、多軸方向からの出力により動力源として小型化できるという優れた効果を発揮する。
また、本発明に係る等角等方配置型レシプロエンジンによれば、小型軽量化が可能なので、自動車等における原動機や発電装置としてのみならず、農機具や船舶などの原動機とするメリットは大きく、更には、一般家庭における緊急時用の発電装置や、持ち運びができるポータブル発電機などとしても適用可能となる優れた効果を発揮する。
また、本発明に係る等角等方配置型レシプロエンジンによれば、基本的構成部材の多くが中心から等方的に配置されるため、重量バランスに優れており、車両等の重量バランス等に対する影響力が少なく、エンジンマウントレイアウトにおける設計の自由度が大きくなるという優れた効果を奏する。
本発明に係るクランク機構の構成を説明する構成説明斜視図である。 本発明に係るクランク機構の構成を説明する構成説明平面図である。 本発明に係るクランク機構の多気筒構成を説明する構成説明図である。 本発明に係るクランク機構の構成を説明するコネクティングロッド内側構成説明断面側面図である。 本発明に係るクランク機構の構成を説明するコネクティングロッド外側構成説明断面側面図である。 セルモーター・発電機等の組込型の実施例説明図である。 本発明に係る一枚ディスク型吸排気弁機構の実施例説明図である。 燃焼室及び吸排気弁機構の他の実施例説明図である。
本発明は、レシプロエンジン1の動力出力構造について、特に車両への搭載性を制約する長尺なクランクシャフト構造に着目し、いかにすれば従来のクランクシャフトによらず、動力を取り出すことができ、更に従来よりも部品点数の減少と大幅な小型化の実現ができるかという着想の下、各気筒の出力を傘歯車の組み合わせにより連結したクランク構成と、ピストンレイアウトを等角等方位置に配置にする構成にしたこととの組合せにより、大幅な小型化を可能にしたことを最大の特徴とするものである。以下、本願発明を実現する場合の形態を例示した実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係るクランク機構の構成を説明する構成説明斜視図であり、傘歯車10が組み合わされ、歯部が噛み合った状態で回転が同期する構成を図1(a)及び図1(b)に例示し、各々の傘歯車10は組み合わずに、各歯部が出力用傘歯車50と噛み合うことで回転が同期する構成を図1(c)と図1(d)に例示している。また、図1(a)及び図1(c)は、コネクティングロッド14が傘歯車10の内側に配置される場合の実施例を示し、図1(b)及び図1(d)は、コネクティングロッド14が傘歯車10の内側に配置される場合の実施例を示している。
傘歯車10は、偏心位置にクランクピン12が設けられ、該クランクピン12は、コネクティングロッド14とピストンピン22を介して、ピストン20と接続し、ピストン20の往復運動を回転運動に変えるクランク機構30により、従来のクランクシャフト相当する部材となっている。そして、図1に示すように、隣接されるそれぞれの前記傘歯車10が噛み合うか、もしくは出力用傘歯車50に噛み合うように基台部60に回転自在に軸支され、出力用傘歯車50の出力用傘歯車回転軸52、又は各傘歯車10の出力軸16により回転動力を得る構造を備える。
次に、図2に基づいて説明する。図2は本発明に係るクランク機構の構成を説明する構成説明平面図であり、本発明に係る等角等方配置型レシプロエンジン1を上方から下方に向けて見た状態を示している。なお、4つの傘歯車クランク機構30を組み合わせた場合の一例であり、請求項5で特定している発明を除いては、特にこの数に限定されるものではない。図2に示されるように、ピストンレイアウトがシリンダ中心からスクエア状に配列され、エンジン全体の外周が中心から等方な等角等方形状である。従って、従来技術と比較して搭載する向きを変えても重量バランスを崩しにくい等の利点を有する。
また、傘歯車クランク機構30は、基台部60によって保持され、該基台部60は、図4、図5、及び図6に示すように、コネクティングロッド14が傘歯車10の外側に備える構成の場合と、内側に備える構成の場合とで、保持位置が異なっている。なお、図2では傘歯車10の外側にコネクティングロッド14が設けられる構成を採用した場合を示しており。係る構成の場合、ボアがストロークに対して大きな比率となりやすく、高回転向きとなる。但し、高回転型としてショートストローク化すると、シリンダピッチ桿が小さい汎用エンジンなどでは耐用年数の問題や騒音の問題もあるため、ボアストローク比は十分に検討をして決定すべきである。他方、ストロークを大きくとった場合は、低回転でトルクが太くなるが回転数は上がりにくくなる傾向となる。従って、本発明に係る等角等方配置型レシプロエンジンにおける、コネクティングロッドのクランクジャーナル部分を内側とするか外側とするかで、特性が異なるため、その相違をうまく利用することが望ましい。
図3は、本発明に係るクランク機構30の構成例を説明する説明図であり、図3(a)は本発明に係るクランク機構30を6個連結し、該6個の傘歯車10同士が其々の歯部によって噛み合う6気筒エンジンのレイアウトを示し、図3(b)は本発明に係るクランク機構30を6個連設し、該6個の傘歯車10同士は離隔距離によって歯部は噛み合わせずに出力用傘歯車50に噛み合うことで回転が同期する6気筒エンジンのレイアウトを示し、図3(c)は、図3(a)と同一構成の8気筒エンジンのレイアウトを示し、図3(d)は、図3(b)と同一構成の5気筒エンジンのレイアウトを示している。なお、(a)、(b)の構成のように傘歯車10の歯部が噛み合って連結する構成では、傘歯車10の数は偶数でなければならない。係る理由については説明する余地はないため省略する。
図4は、本発明に係るクランク機構の構成を説明する構成説明断面側面図である。図4は、下部に傘歯車10のすべての歯部とかみ合う出力用歯車50を設ける構成で示している。該出力用歯車50から突出した出力軸52により回転動力を得る構造であるが、この場合、傘歯車10が4つの場合であれば、4つの出力軸16と合わせる事で出力軸を6方向で得ることが可能となる。ただし、この場合は傘歯車10が歯部の噛み合いにより相互に支え合う関係とならないように離隔距離を有するため、各軸受け部の潤滑や基台部60の剛性等の設計に際しては十分注意する。
図5は、本発明に係るクランク機構の構成を説明する構成説明断面側面図である。図5は、傘歯車10の全てが、隣設する傘歯車10の歯部と噛み合う構成で示している。この場合、傘歯車10が4つの場合であれば、4つの出力軸16から動力を得ることが可能である。
次に、吸排気機構80について説明する。図4に示したものは、前記等角等方配置型レシプロエンジン1における吸排気機構80についての駆動方法の一例として例示したものであり、本願発明がすべてこの形式を採用するものと限定するものではない。4サイクルエンジンとしての吸排気系にはサイドバルブのような古い形式のものから、図8に示すような、バルブのリフト量やタイミングが可変式のダブルオーバーヘッドカムシャフト式など様々な形式があるため、適宜選択すればよい。
図4の例では、前記傘歯車10の回転を2分の1に減速する1/2減速機構84により減速された1/2減速ディスク83上に設けられたカム82によって、プッシュロッド81を駆動し、ローカーアーム85を介して各気筒すべての吸排気バルブ86を駆動することを示している。なお、前述のとおり、係る給排気機構80に限定されるものではなく、図5に示すように、傘歯車10の出力軸16の一端にカムを設け、プッシュロッド81をを駆動し、ローカーアーム85を介して各気筒すべての吸排気バルブ86を駆動してもよい。
また、本願発明の特徴である等角等方配置のメリットを生かして、図7に示すように、1/2減速ディスク83を用いれば、給排気弁86の駆動系が回転運動であるため、往復運動を回転運動に変換する損失が少なく、振動の原因が少ないことから静粛性も良い。係る構成を採用する場合には、1/2減速ディスク83に直接カムを備え、ダイレクトに吸排気弁86をリフトすれば、プッシュロッド81・ロッカーアーム85・カムシャフト等も不要になり、大幅な部品点数の削減が可能となる。
また更に、図8に示すダブルオーバーヘッドカムシャフト方式の給排気機構を採用した場合は、給排気バルブ86を傾斜させて燃焼室を半球型やペントルーフ型として燃焼効率を高め、可変バルブリフト機構等を用いてより燃焼効率の高い内燃機関とすることも有効である。この場合において、出力用傘歯車50の回転に対して2分の1となる前記1/2減速機構減速機構を介してもよく、又は図8に示したようなタイミングベルトとプーリーの組合せでもよく、特に限定するものではない。
図6は、前記出力用傘歯車の出力用傘歯車出力軸52を中心に、等角等方位置に配置されたシリンダ70領域の中央に空いた空間領域を利用して、ここに、モーターM、発電機Gのいずれか、もしくはこれらの両方の機能を備えるモーターM等を設ける構成を示している。係る構成によれば、内燃機関とモーターM当とが一体物となるため、ボンネット内への収納に関する設計の自由度が広くなり、また、ケース類などの部品数を減らせるため、軽量化やコスト低減にも繋がる。
本発明に係る等角等方配置型レシプロエンジン1は、小型軽量化が可能であるため、自動車等における原動機や発電装置としてのみならず、農機具や船舶などの原動機として利用できる可能性の有る分野は広く、また、一般家庭における緊急時用の発電装置としてや、持ち運びができるポータブル発電機などとして大量に生産される可能性もあるため、その産業上利用可能性は大きいものと解される。
1 等角等方配置型レシプロエンジン
10 傘歯車
12 クランクピン
14 コネクティングロッド
16 出力軸
20 ピストン
22 ピストンピン
30 クランク機構
50 出力用傘歯車
52 出力用傘歯車回転軸
60 基台部
70 シリンダ
80 カム構造
81 プッシュロッド
82 カム
83 1/2減速ディスク
84 1/2減速機構
85 ロッカーアーム
86 吸排気弁
M モーター
G 発電機


Claims (1)

  1. 傘歯車式クランク機構を備え、ピストンレイアウトがシリンダ中心から等角等方位置に配置される4気筒レシプロエンジンであって、
    前記傘歯車式クランク機構は、
    傘歯車の偏心位置に設けたクランクピンとコネクティングロッドを介してピストンの往復運動を回転運動に変換すると共に、
    隣設される該傘歯車の歯部を其々噛み合わせて基台部に回転自在に軸支し、
    前記基台部は前記傘歯車の外側に配置され、
    前記コネクティングロッドは前記傘歯車の内側に配置され、
    前記各傘歯車を同期して連動する機構であり、
    各前記ピストンはシリンダ中心から等角等方位置に配列され、
    該各傘歯車の中心から外側に突出する出力軸によって回転動力を得ることを特徴とする等角等方配置型4気筒レシプロエンジン。
JP2014024955A 2014-02-13 2014-02-13 等角等方配置型レシプロエンジン Expired - Fee Related JP5902729B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014024955A JP5902729B2 (ja) 2014-02-13 2014-02-13 等角等方配置型レシプロエンジン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014024955A JP5902729B2 (ja) 2014-02-13 2014-02-13 等角等方配置型レシプロエンジン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015151902A JP2015151902A (ja) 2015-08-24
JP5902729B2 true JP5902729B2 (ja) 2016-04-13

Family

ID=53894440

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014024955A Expired - Fee Related JP5902729B2 (ja) 2014-02-13 2014-02-13 等角等方配置型レシプロエンジン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5902729B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108035798A (zh) * 2017-12-08 2018-05-15 武汉理工大学 一种无曲轴发动机机械结构

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6126282B2 (ja) * 2016-08-23 2017-05-10 信隆 嵯峨 エンジン及び圧縮機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108035798A (zh) * 2017-12-08 2018-05-15 武汉理工大学 一种无曲轴发动机机械结构

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015151902A (ja) 2015-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10145299B2 (en) Internal combustion engine including variable compression ratio
US20130199463A1 (en) Machine
CN1670339A (zh) 内燃机的可变气门传动装置
JPWO2008010490A1 (ja) サイクロイド往復動機関並びにこのクランク機構を用いたポンプ装置
US20040261750A1 (en) Internal combustion engine having dual piston cylinders and linear drive arrangement
KR20120085719A (ko) 왕복 피스톤 메커니즘
JP2019148261A (ja) 電流ユニット
KR20170083052A (ko) 동력 장치
JP2009036030A (ja) 高膨張比エンジンのクランクシャフト構造
JP5902729B2 (ja) 等角等方配置型レシプロエンジン
CN1924318A (zh) 可变冲程发动机
EP0158453B1 (en) Multi-cylinder internal combusion engine
JP6199102B2 (ja) エンジン発電機
CN204627744U (zh) 弧摆凸轮活塞内燃机
CN104895671A (zh) 弧摆凸轮活塞内燃机
CN1329645C (zh) 一种往复式活塞内燃机
JP2009138619A (ja) 内燃機関
JPH08178010A (ja) 運動変換装置およびレシプロエンジン
CN210566096U (zh) 一种单缸柴油机的双轴平衡机构
CN202611872U (zh) 双驱动双旋转切向推力发动机
CN104565196B (zh) 一种发动机曲轴平衡轴机构
CN216894565U (zh) 一种无保持架曲沟球轴承发动机配气机构
JP5328918B2 (ja) 2気筒エンジン
CN102032007A (zh) 机动车的发动机低震动节能配气凸轮轴
CN214887274U (zh) 混合动力传动系统及车辆

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140213

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140217

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20140727

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20140812

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140822

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141021

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20150121

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150421

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20150604

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20150626

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20150807

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160111

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160111

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160310

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5902729

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees