JP2019530425A - 回転電気機械のためのヒートシンク - Google Patents

回転電気機械のためのヒートシンク Download PDF

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ドミニク ロテリエ,
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Abstract

本発明は、回転電気機械のためのヒートシンク(10)であって、回転電気機械のコイルエンド(105)と接するように構成された第1の部分(1)と、第1の部分(1)とは別の、外部環境と熱交換を行う第2の部分(2)であって、第1の部分(1)と熱的に結合された第2の部分(2)とを備えるヒートシンク(10)において、第1の部分(1)が、コイルエンドによって画定される空洞部の内部に収まるように構成されることを特徴とする、ヒートシンク。自動車両のための用途。【選択図】図1

Description

本発明は、参照によってその内容(明細書、図面および特許請求の範囲)が本明細書に組み込まれる、2016年9月28日出願の仏国特許出願第1659176号の優先権を主張する。
本発明の分野は、ヒートシンク、より詳細には、発電機または電動機のような回転電気機械のためのヒートシンクの分野である。より詳細には、その電気機械は、車両、特に自動車に設置されるためのものである。
発電機または電動機のような回転電気機械は、固定子と回転子を備える。固定子にはコイルを形成する巻線が取り付けられ、回転子にはたとえば永久磁石が固定される。回転子はシャフトを介して回転可能である。電気機械が発電機であるときは、固定子のコイルに対する回転子の回転運動は電気エネルギーを発生させることができ、電気機械が電動機であるときは、コイルを介して回転子を回転させることによって機械エネルギーを発生させる。
電気車両を動かすためにこうした電気機械が使用される場合には、車両に搭載されるすべての要素の重量を最小化するのがよい。それは、その重量が車両の推進用電気機械に動力源を与える役割を担う電源の自律性に直接影響するためである。この軽量化の追求は、同水準の性能を保ちながらの電気機械のコンパクトさの最適化として進められる。
このような状況は電気機械によって生じる熱密度の増大につながる。そのため、電気機械の性能の低下や、さらにはその破壊にもつながりかねない発熱を避けるために電気機械の冷却を行うのがよい。
冷却すべき電気機械の構成要素として挙げなければならないのは、コイル、より具体的にはコイルエンド(tete de bobine)である。これらは、電気機械の全体的な性能を規定する決定要因である。電気機械の小型化ということを考えると、そうした構成要素を効果的に冷却することはとりわけ困難なものとなる。
本発明は、回転機械のためのヒートシンクであって、
回転電気機械のコイルエンドと接するように構成された第1の部分と、
第1の部分とは別の、外部環境と熱交換を行う第2の部分であって、第1の部分と熱的に結合された第2の部分と
を備えるヒートシンクにおいて、第1の部分が、コイルエンドによって画定される空洞部の内部に収まるように構成されることを特徴とするヒートシンクを提案することによってこの技術的問題を解決する。
「熱的に結合された」とは、第1の部分と第2の部分との間で熱量交換が可能であることをいう。換言すれば、第1の部分と第2の部分は機械的につながっており、第2の部分が第1の部分の冷却に関与するということである。
有利には、本発明の対象であるヒートシンクは単体のブロックである。ここで、第1の部分、第2の部分、および場合によりその2つの部分に共通のベース部は単一のものである、すなわち、アルミニウム合金のような熱伝導材料など、同一の材料を用いて同時に製作されるものである、と理解する。このような構造では、本発明によるシンクにおける熱流の経路における熱インターフェースはすべて排除される。
コイルエンドによって形成される空洞部の内部に収まったこうしたヒートシンクは最大限の熱交換面積の確保を可能とするものであり、それによって冷却効果は高まり、小型電気機械には特に適したものとなる。空洞部は、一方ではコイルエンドにより、他方では固定子の薄板の束により画定される。
回転電気機械はリニア電気機械とは別のものを意味するものとする。
また、第1の部分は複数のコイルエンドと接する形で構成するように計画することもできる。実際、第1の部分はたとえばU字形をなすものであってもよいだろう。
本発明の様々な特徴をそれぞれ単独で、または組み合わせて採り入れることにより、以下のことが計画できよう。
第1の部分および第2の部分は共通ベース部から延び、各部分は共通ベース部の対向する面から延びる。つまり、第1の部分は共通ベース部の下面から延び、第2の部分は共通ベースの上面から延びる。
共通ベース部はコイルエンドの上部表面と接するように構成される。コイルエンドの上部表面は電気機械の回転軸から最も離れたコイルエンドの表面であるものとして定義される。
第2の部分は、外部環境との熱交換を行う少なくとも1つのブレードを備える。ブレードの存在は、第2の部分の外部環境との熱交換面積を広げることを可能にし、それに伴って冷却が改善する。少なくとも1つのブレードは回転機械の外側に向けて径方向に延びるように構成される。
第2の部分は長手方向軸に沿って延びる複数のブレードを備える。
第1の部分は、コイルエンドと接するように構成された少なくとも1つのR付けされた面を有する。そのため、このヒートシンクは、コイルエンドを冷却するための最大限の熱量交換面積をコイルエンドとの間に提供するとともに、R付けされた面を有することでコイルを形成する線を保護することができる。実際、分布巻きであると集中巻きであるとにかかわらず、このようなR付けされた面は巻き線の段階で線を傷めることがないようにすることができる。
共通ベース部は鉛直平面から延びるR付けされた面を有する。このような構成は集中巻きの固定子に適している。別法では、共通ベース部は、長方形または正方形など、多角形の面を有することができる。このような別法は特に分布巻きの固定子に適している。
各ブレードは、共通ベース部の平坦な鉛直面が延びる平面に対して垂直な平面内に延びる。
ヒートシンクの第1の部分は中空である。それにより、全体の重量も、電気機械の変化する磁界による発熱にさらされる部分も減らすことが可能になる。
ヒートシンクの第1の部分はU字形の断面を有する。換言すれば、第1の部分は中空であり、その長さに沿って開かれている。第1の部分の断面は、第1の部分の横断方向切断面内に取り込まれ、その切断面はヒートシンクの長手方向軸および横断方向軸によって定義される座標系に含まれる。
本発明は、回転電気機械のための放熱機構において、上に定義するような複数のヒートシンクを備えることを特徴とする放熱機構も対象とする。
このような放熱機構は、それを回転電気機械に設置する際、電気機械の1つの側面で複数のコイルエンドの冷却を行うことを可能にする。この放散機構は単体のブロックとして製作される。
本発明の様々な特徴をそれぞれ単独で、または組み合わせて採り入れることにより、以下のことが計画できよう。
ヒートシンクは共通ベース部によって互いに連結される。それにより、ヒートシンクの第1の部分と第2の部分は自由なままの状態を維持し、熱交換を行うことができる。ヒートシンクの間の連結とは、機械的な連結の意である。好ましくは、ヒートシンクは鋳造または溶接によって一体とされる。
放散機構は円環状に構成される。ここで円環とは、放熱機構がほぼ円または輪を形成する複数のヒートシンクを有していることをいう。円形の形状には、回転電気機械の中の、その長手方向端に適正に内蔵されるという利点がある。このような円環は、それを回転電気機械に設置する際、電気機械の1つの側面でコイルエンド全体の冷却を行うことを可能にする。この円環は単体のブロックとして製作することができる。
互いに連結された共通ベース部は円環の中央空間を画定し、N個の辺を持つ多角形の断面を有する(ここで、Nは放熱機構内に含まれるヒートシンクの数に等しい)。当然のことながら、円環の中央空間は、円環の中心に向かうヒートシンクの第1の部分によって途切れる。多角形の断面は、三面体によって定義されるような円環の鉛直軸と横断方向軸とによって定義される座標系に含まれる平面に沿って作られる。このような幾何学構成では、ヒートシンクのベース部がコイルエンドの外側表面の上に載るようにすることができる。
各ブレードは円環の中心に対して径方向に延びる。ブレードのこのような向きは、円環上に存在するブレードの数を最適化すること、および電気機械の長さに沿って通ることができる冷却流体の循環を途切れさせないことを可能にする。
本発明は、回転電気機械であって、
複数のコイルと、
複数のコイルが巻き付けられた固定子であって、その複数のコイルがコイルエンドを有しており、各コイルエンドが固定子から長手方向に突き出して空洞部を有する固定子と、
シャフトを通して固定子の内部で可動な回転子と
を備える回転電気機械において、上に定義されるような少なくとも1つのヒートシンクまたは少なくとも1つの放熱機構を備えることを特徴とする回転電気機械も対象とする。
理想的には、電気機械は、それぞれ円環状に構成された2つの放散機構を備え、円環は電気機械の固定子の外側鉛直面のそれぞれに押当される。
本発明の様々な特徴をそれぞれ単独で、または組み合わせて採り入れることにより、以下のことが計画できよう。
固定子は、フィンが延びる外側表面を備える。
フィンは、シンクまたは放散機構のブレードの少なくとも1つに対して、それらのブレードが上で定義されているように、位置合わせされる。
フィンは、シンクの各ブレードまたは放熱機構の各ブレードに対して、それらのブレードが上で定義されているように、位置合わせされる。
ヒートシンクの第1の部分のR付けされた面はコイルエンドによって画定される空洞部と接する。
ヒートシンクまたは放熱機構は固定子の鉛直面、とりわけ固定子の鉛直外面に対して押当される。
本発明のその他の特徴、詳細および利点は、図面と関連させて以下に参考として示す説明を読むことでより明らかとなろう。
本発明によるヒートシンクの斜視図である。 放熱円環状に構成された放熱機構の前面図である。 図2の放熱機構の後面の斜視図である。 本発明による複数のヒートシンクを具備した電気機械の斜視図である。 円環状に構成された本発明による2つの放熱機構を具備した電気機械の斜視図である。 図5の電気機械の部分図である。 フランジのない図5の電気機械の長手方向断面図である。 ジャケットを具備した図5の電気機械の長手方向断面図である。
図は本発明の実施のために本発明を詳細に説明するためのものであることにまず留意する必要があるが、図は場合によって本発明をよりよく定義する役割を果たしうるものであることも言うまでもない。これらの図は本発明について可能ないくつかの実施形態と変形を示すものであるが、同時にまた本発明の範囲を制限するものではないことに留意する必要がある。
以下の説明において、ヒートシンク個体に関しては、図1に示す三面体L、V、Tによって任意に定義されるように、長手方向軸L、鉛直方向軸Vおよび横断方向軸Tに応じた向きを基準とする。これらの軸の呼び方の選択は、それによってヒートシンク個体が放散機構または回転電気機械に適用される際に取りうる向きを限定するものではない。
図1は、回転電気機械のコイルエンドと接するように構成された第1の部分1を備える回転電気機械のためのヒートシンク10(ここでは個体)を示している。ヒートシンク10が個体であるというのは、ここではヒートシンクが1つのコイルエンドにのみ接するようにされていることによる。ヒートシンク10は、第1の部分1とは別の、外部環境と熱交換を行う第2の部分2を備える。第1の部分1と第2の部分2は熱的に結合されており、それは第1の部分1と第2の部分2との間で熱量交換があることを意味する。したがって、第2の部分2は第1の部分1の冷却を可能にする。
第1の部分1と第2の部分2は共通ベース部3から延びる。より詳しくは、部分1、2はそれぞれ共通ベース部3の対向する側から延びる。そのため、第1の部分1は共通ベース部3の下面31から延び、第2の部分2は共通ベース部3の上面32から延びる。下面31と上面32は鉛直軸Vに沿って定義される。第1の部分1、第2の部分2および共通ベース部3は同じ1つの単一部品を形成する。
第1の部分1は、コイルエンドによって画定される空洞部の内部に収まるように構成される。そこで、第1の部分1は、円弧を含む横断面を有する指状部11の形をなすものであることができる。そのため、指状部11はR付けされた面12と鉛直平面13とを備える。R付けされた面12はコイルエンドと接するようにされた面であり、そのR付けされた面12は、熱交換面の最大化とコイルをなす線の巻き線段階における保護とを提供することができる。図示した実施例では、指状部11は半円形の横断面を有している。ここで、横断面とは長手方向軸Lおよび横断方向軸Tによって定義される面に沿って得られるものをいう。
第1の部分1は、ヒートシンク10の質量と、電気機械の変化する磁界による発熱にさらされる質量とを減らすために中空であることができる。第1の部分1は、中空であることに加え、この先で説明するように、その平坦な鉛直面13において開いたU字形断面を有することができる。
共通ベース部3、より詳細にはその下面31は、コイルエンドの上部表面と接するように構成される。
図1に示した実施例によれば、共通ベース部3は円弧を含む横断面を有している。ここで、横断面とは長手方向軸Lおよび横断方向軸Tによって定義される面に沿って得られるものをいう。ここでは、共通ベース部3は半円形の横断面を有している。そのため、共通ベース部3は、その下面31および上面32に加え、平坦な鉛直面34から延びるR付けされた面33を有する。平坦な鉛直面34は、鉛直軸Vおよび横断方向軸Tによって定義される面B内に広がる。
ヒートシンク10の第1の部分1と共通ベース部3とをそれぞれ形成する半円は同じ中心から延びるが、半径は異なる。実際、指状部11を画定する半円の半径は共通ベース部3を画定する半円よりも小さい。
外部環境との熱交換を行う第2の部分2は、ここでは複数のブレード25を備えている。それらのブレード25は第2の部分2の外部環境との熱交換面積を広げることを可能にし、それによって第2の部分2の冷却は改善する。各ブレード25は、鉛直軸Vおよび長手方向軸Lによって定義される平面LM内に広がる。平面LMは、共通ベース部3の鉛直面34が広がる面Bに対して垂直をなすことが好ましい。非限定的なこととして、平面LMは平面Bに対して平行であることも、斜めであることもできよう。ブレード25は共通ベース部3に関して第1の部分1と反対側になる。本発明の対象であるヒートシンクを受けるようにした回転機械の座標軸から見たとき、ブレード25は回転機械の外側に向けて径方向に延びる。一方、第1の部分1は、回転機械の内側に向けて、すなわちその回転軸に向けて径方向に延びる。
図1に示した実施例では、ブレード25はヒートシンク10の長手方向軸L沿いに様々な長さを有している。より詳しくは、ブレード25は共通ベース部3の円弧に沿う。ブレード25はR付けされた面33から延びていると言い換えることもできる。また、ブレード25は共通ベース部3上に長さが部分的に延びる。実際、ブレード25はR付けされた面33から始まって鉛直面34に到達する前に途切れて、回転機械の固定子から周りを取り囲むように生える冷却フィンのためのスペースが空くようにする(特に図4参照)。別法では、ブレード25は、R付けされた面33から鉛直面34まで共通ベース部3全体にわたって長手方向に延びることができる。また、ここでは、ブレードはヒートシンク10の鉛直軸V沿いに一定の高さを有していることがわかる。当然のことながら、ブレード25は互いに高さが異なっていてもよいだろう。
当然のことながら、ヒートシンク10は、その放散の役割を果たすために、変化する磁界の作用を受けてもほとんど発熱することのない伝熱材料からなるものであることができる。このような材料は熱移動の改善をもたらす。この材料はたとえば、アルミニウム、非磁性鋼、チタン、またはそれらの金属を主体とする合金、さらには伝熱性の繊維を含浸した合成材料であることができる。
図2は、放散機構40を形成するために互いに組み合わせた複数のヒートシンク10を示したものである。各ヒートシンク個体10は共通ベース部3によって両隣のヒートシンク10と連結される。そのため、放散機構の一部をなす各ヒートシンク10の第1の部分1および第2の部分2は束縛されないままにあり、そのため、コイルエンドを熱的に冷却することができる。当然のことながら、ヒートシンク10は第1の部分1または第2の部分2によって互いに連結されることもできよう。
共通ベース部3は機械的な連結、すなわち溶接または鋳造によって一体に連結されることができる。そのため、放散機構40は単体のブロック、すなわち全体が一続きである。
図2および図3に示した実施形態では、放散機構40は円環50状に構成されている。円環50とは、放熱機構40が閉じた円を概ね形成する複数のヒートシンク10を有していることをいう。ここでは、放熱機構40は、円環50として構成された12個のヒートシンク10を備えている。円環50の円形の形状には、回転電気機械の中に適正に内蔵されるという利点がある。このような円環50は、それを回転電気機械に設置する際、電気機械の1つの側面でコイルエンド全体の冷却を行うことを可能にする。この円環50は単体のブロックとして製作するか、または電気機械へのその設置を容易にするために2つのブロックとして製作することができる。放熱機構40は、正方形、円弧、三角形のようなその他あらゆる形状を必要に応じて取ることができるであろうことに留意すべきである。
以下の説明では、「内」または「外」のような相対概念は円環50の中心Cとの関係で定義される。この目安における「内の」という概念は、当該要素が円環50の径方向に、その中心Cに向かって、内部の方に位置するか、または向かうことを意味し、この目安における「外の」という概念は、当該要素が円環50の径方向にその中心Cに対して外部の方に位置するか、または向かうことを意味する。ヒートシンク10の場合と同様に、図2または図3に示す三面体L、V、Tによって任意に定義されるように、長手方向軸L、垂直軸Vおよび横断方向軸Tに応じた向きを基準とする。これらの軸の呼び方の選択は、円環50が回転電気機械に適用される際に取りうる向きを限定するものではない。
図3からよく見て取れるように、各共通ベース部3は、長手方向軸Lおよび横断方向軸Tによって定義される面に沿って長方形の横断面を有する。そのとき、共通ベース部3は長方形の上面32および下面31を有することができる。
互いに連結された共通ベース部3は円環50の中央空間51を画定する。各ヒートシンク10の第1の部分1はその中央空間51に開口する。また、共通ベース部3はN個の辺を持つ多角形の断面を画定する。ここで、Nは放散機構40に含まれるヒートシンク10の数に等しい。好ましくは、多角形の断面の辺の数Nは固定子の歯の数に等しいものでもあることができる。多角形の断面は、図2および図3の三面体によって定義されるような円環の鉛直軸および横断方向軸によって定義される座標系に含まれる面によって作り出される。このような幾何学形状では、ヒートシンク10の共通ベース部3がコイルエンドの外側表面の上に載るようにすることが可能となる。図示した例では、多角形の鉛直断面は12個の辺を有する。
ここでは、ブレード25は円環50の中心Cに対して径方向に延びるとともに、円環50の軸方向、すなわち長手方向軸Lに沿っている。ブレード50のこのような向きは、円環50上に存在するその数を最適化すること、および電気機械の長さに沿って通ることができる冷却流体の循環を途切れさせないことを可能にする。当然のことながら、ブレード25は別の向きであってもよいだろう。実際、ブレード25は、円環50の横断方向軸Tに沿って延びることも、円環50の長手方向軸Lに対して斜めであることもできよう。
また、ブレード25はここでは円環50の長手方向軸Lに沿ってすべて同じ長さを有しており、共通ベース部3全体にわたって延びている。当然のことながら、ブレード25は共通ベース部3の一部にわたってのみ延び、その長さは様々であってもよいだろう。また、ここでは、ブレードは円環50の鉛直軸Vに沿って一定の高さを有していることにも留意すべきである。当然のことながら、ブレード25は互いに高さが異なっていてもよいだろう。
特に図3からよく見て取れるように、第1の部分1はその平坦な鉛直面13において全面的に開いたU字形の横断面を有しており、鉛直軸Vに沿って延びる第1の部分1に関してその横断面は長手方向軸Lおよび横断方向軸Tによって定義される面内に作り出される。そのU字形の横断面は軽量化を可能にするとともに、コイルエンドによって形成される空洞部と同じ曲率を有するR付けされた面12を形成することができる。
図4に示す第1の実施形態に従い、ヒートシンク10個体を備えた回転電気機械100について説明する。
以下の説明では、「内」、「下」、「外」または「上」のような相対概念は、電気機械の回転子120を駆動するシャフト125がその周りを回転する軸として定義された回転軸Rとの関係で定義される。この目安における「下の」という概念は、当該要素が回転軸Rに近づくように径方向に電気機械の内部の方に位置するか、または向かうことを意味し、この目安における「上の」という概念は、当該要素が回転軸Rから遠ざかるように径方向に電気機械の外部の方に位置するか、または向かうことを意味する。この目安における「内の」という概念は、当該要素が電気機械の中心に近づくように長手方向に電気機械の内部の方に位置するか、または向かうことを意味し、この目安における「外の」という概念は、当該要素が電気機械の中心から遠ざかるように長手方向に電気機械の外部の方に位置するか、または向かうことを意味する。長手方向軸は、それに沿って電気機械がその長さの方向に延びる軸として定義され、そのため、電気機械の長手方向軸と回転軸Rは一体となる。ヒートシンクに関して上に説明した長手方向軸Lと機械の回転軸Rも同じく一体となる。
3つの基準面が定義される。すなわち、鉛直平面V1、径方向平面R1、正接平面T1である。鉛直面V1は回転子120の回転軸Rに対して垂直である。換言すれば、鉛直面V1は固定子110の鉛直面に相当するものであることができる。径方向平面R1は回転子120の回転軸Rと平行で、その回転軸Rを通る。換言すれば、径方向平面R1は長手方向に切ったときの電気機械の露出面に相当する。正接平面T1も回転子120の回転軸Rと平行であるが、回転子120の回転軸Rは通らない。正接平面T1は、回転子110が仮にその外側表面のわずかに下で長さ全体にわたって切り取られたとした場合に露出するものであると考えることができる。
図4は回転電気機械100の固定子110と回転子120を示している。固定子110にはコイル102を形成する巻線が取り付けられ、回転子120にはたとえば永久磁石123が固定される。積層した回転子薄板121からなる回転子120はシャフト125を通して回転軸Rの周りに回転可能である。
この実施例では、薄板112の積層が固定子110を形成している。薄板112は少なくとも1つのフィン114と少なくとも1つの歯115を備える。ここでは、各薄板112は4つのフィン114を備えており、薄板112は、ある薄板112のフィン114がそれに隣接する薄板112に対してオフセットされる形で積層されている。また、各薄板112は個数Dの歯115を備えており、その個数Dはコイルの数に等しい。そのため、図示した実施例では、各薄板112は12個の歯115を備えている。
固定子110の長手方向端では、ヒートシンク個体10が固定子110の端部の2つの薄板112に対して、より詳細には固定子110の外側鉛直面に対して押当される。そして、コイル102を形成する線は、ヒートシンク10の第1の部分1の上を通って固定子110の薄板112上にある歯115の周りに巻き付けられる。より詳細には、コイル102を形成する線は第1の部分1のR付けされた面12と接することになる。そのとき、このR付けされた面12は巻き線の際に線を傷つけないようにすることができる。実際、コイル102を形成する線はいわゆる集中巻きで、すなわち固定子110の1つだけの歯の周りに巻き付けられるか、またはいわゆる分布巻きで、固定子110の複数の歯115の周りに巻き付けられたコイルとなるが、いずれの場合も、コイルエンドの線を傷めかねない極端な屈曲部が生じないようにする。
固定子110の端部には、集中巻きまたは分布巻きのコイル102の巻き線によってコイルエンド105の形成が可能になる。シンク個体10の周りに巻き付けられた各コイルエンド105は、ここでは指状部11であるシンク個体10の第1の部分1がその中に収まる空洞部104を形成する。この実施例では、すべてのコイルエンド105がシンク個体10を具備している。当然のことながら、2つまたは3つにつき1つのコイルエンド105がシンク個体10を具備するという別の形であることも可能であろうし、そうすることで電気機械をいっそう軽量化することもできよう。
また、各シンク個体10の共通ベース部3の下面31はコイルエンド105のそれぞれの上部表面106の上に載ることにも留意すべきである。一方、第1の部分1の鉛直端面14はコイルエンド105の下部表面107と面一である。
図5〜図8に示した第2の実施形態に従い、少なくとも1つの放熱機構40を備える回転電気機械100について説明する。より詳細には、放熱機構40はここでは円環50の形をなしている。この場合、電気機械100は円環50状に構成された2つの放散機構40を備えており、各円環50は回転軸Rに沿って電気機械100の両側となる固定子110のそれぞれの外側鉛直面に押当されている。
図5〜図8では、わかりやすくするため、固定子110は単体のブロックで表現してあるが、薄板112の積層から製作することも十分に可能であろう。
図5に示すように、回転子を回転駆動するシャフト125は回転軸受101を通して回転支持されており、回転軸受は、たとえば玉軸受、針状ころ軸受またはすべり軸受であることができる。一方、その回転軸受101は、電気機械100のフランジ103によって支えられる。そのため、電気機械100は、電気機械100の2つの長手方向端に位置する2つのフランジ103および2つの回転軸受101を備える。そのため、各円環50はフランジ103の1つと固定子110との間に挟み込まれる。
円環50のブレード25は電気機械100または円環50の径方向平面内に正しく延び、それによって電気機械100の長さ沿いの流体の循環を可能にすることに留意すべきである。
図6は、より見やすくするために、上にコイル105および2つの円環50が取り付けられた固定子110のみを示している。ここでは、第1の部分1が中空であり、U字形の横断面を有していることがわかる。そのため、このようなU字形断面は第1の部分1と固定子110の歯115との間に空間55を作り出すことができる。
また、ヒートシンク10の共通ベース部3によって形成される円環50の(ここでは12辺の)多角形断面はコイルエンド105の上部表面106の上に載ること、さらに円環50のブレード25が電気機械100または円環50の径方向平面内に正しく延びていることもよく見て取れる。その様子は、フランジ103なしで表した電気機械100の長手方向断面図を示した図7で特によく見て取ることができる。
図7は、回転電気機械100の径方向平面におけるその長手方向断面図を示している。この断面図からは、円環50の第1の部分1がコイルエンド105の内部表面107と面一になることの証明が与えられる。換言すれば、第1の部分1は、固定子110と回転子120との間に位置する空間として定義される空隙111内までは延びないということである。
図8は、ここではジャケット108を具備したものとなっている電気機械100の変形実施形態を示している。この電気機械100は円環50状の2つの放散機構40を含んでいるが、シンク個体10を備えるものであっても何ら差し支えないであろう。
図8は、電気機械100の回転軸Rを通る長手方向断面図を示したものである。ジャケット108はフランジ103および固定子110を覆う。その覆いは、電気機械100が延びる回転軸Rに沿って与えられる。このジャケット108は、液体であれ気体であれ、冷却流体の流れを閉じ込め、固定子の外周壁に集中させるようにすることができる。
円環50のブレード25は電気機械100の長さの向きに向けられており、フランジ108からはわずかに隔てられている。ブレード25のこのような配置は、1つのスリーブ109から入って、別のスリーブ109であって、この実施例では、電気機械100を覆うジャケット108に関して直径方向および長手方向に反対となる端部に位置する別のスリーブ109から出る流体の循環を円滑にする。この一方のスリーブ109から他方のスリーブ109への冷却流体の循環は固定子110の冷却も可能にするものであり、その冷却は、固定子の表面に存在するフィンによってさらに向上させることができる。
上に述べてきた説明は、本発明がいかにしてその目的を果たせるか、とりわけ小型化された電気機械に適合した効率的なヒートシンクを提案できるかを明確にするものである。本発明は、ヒートシンク個体であれ、放熱機構であれ、回転電気機械の角領域を形成する閉じた円環または複数のヒートシンクの形に構成されたものとして、いくつもの有利な用途を見出すことができる。
当然のことながら、非制限的な例として説明してきたヒートシンク個体または放熱機構に対して当業者が様々な変更を加えることは、それがコイルエンドによって画定される空洞部の内部に収まるように構成された少なくとも1つの第1の部分と、第1の部分とは別の少なくとも1つの第2の部分であって、外部環境と熱交換を行う第2の部分とを用い、第1の部分と第2の部分は熱的に結合されるものである限りは可能である。
いずれにせよ、本発明は本明細書に具体的に記載された実施形態に限定されるものではなく、とりわけあらゆる同等な手段、およびそれら手段の技術的に有効なあらゆる組合せに及ぶ。

Claims (15)

  1. 回転電気機械(100)のためのヒートシンク(10)であって、
    前記回転電気機械(100)のコイルエンド(105)と接するように構成された第1の部分(1)と、
    前記第1の部分(1)とは別の、外部環境と熱交換を行う第2の部分(2)であって、前記第1の部分(1)と熱的に結合された第2の部分(2)と
    を備えるヒートシンク(10)において、前記第1の部分(1)が、前記コイルエンド(105)によって画定される空洞部(104)の内部に収まるように構成されることを特徴とする、ヒートシンク(10)。
  2. 前記第1の部分(1)および前記第2の部分(2)が共通ベース部(3)から延び、前記部分(1、2)の各々が前記共通ベース部(3)の対向する面から延びることを特徴とする、請求項1に記載のヒートシンク。
  3. 前記共通ベース部(3)が前記コイルエンド(105)の上部表面(106)と接するように構成されることを特徴とする、請求項2に記載のヒートシンク。
  4. 前記第2の部分(2)が、外部環境との熱交換を行う少なくとも1つのブレード(25)を備えることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載のヒートシンク。
  5. 前記第1の部分(1)が、前記コイルエンド(105)と接するように構成された少なくとも1つのR付けされた面(12)を有することを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載のヒートシンク。
  6. 前記ブレード(25)の各々が、前記共通ベース部(3)の平坦な鉛直面(34)が延びる平面(B)に対して垂直な平面(LM)内に延びることを特徴とする、少なくとも請求項4と組み合わせた請求項5に記載のヒートシンク。
  7. 前記第1の部分(1)が中空であることを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載のヒートシンク。
  8. 回転電気機械(100)のための放熱機構(40)であって、請求項1から7のいずれか一項に記載の複数のヒートシンク(10)を備えることを特徴とする、放熱機構。
  9. 前記複数のヒートシンク(10)が共通ベース部(3)によって互いに連結されることを特徴とする、請求項2と組み合わせた請求項8に記載の機構。
  10. 円環(50)状に構成されることを特徴とする、請求項8または9に記載の機構。
  11. 互いに連結された前記共通ベース部(3)が、前記円環(50)の中央空間(51)を画定し、N個の辺を持つ多角形の断面を有し、Nが放熱機構(40)内に含まれるヒートシンク(10)の数に等しいことを特徴とする、請求項9と組み合わせた請求項10に記載の機構。
  12. 各ブレード(25)が前記円環(50)の中心(C)に対して径方向に延びることを特徴とする、少なくとも請求項4と組み合わせた請求項10または11に記載の機構。
  13. 複数のコイル(102)と、
    前記複数のコイル(102)が巻き付けられた固定子(110)であって、前記複数のコイル(102)がコイルエンド(105)を有しており、各コイルエンド(105)が前記固定子(110)から長手方向に突出するとともに空洞部(104)を有する、固定子と、
    シャフト(125)を介して前記固定子(110)の内部で可動な回転子(120)と
    を備える回転電気機械(100)であって、
    請求項1から7のいずれか一項に記載の少なくとも1つのヒートシンク(10)または請求項8から12のいずれか一項に記載の少なくとも1つの放熱機構(10)を備えることを特徴とする、電気機械(100)。
  14. 前記固定子(110)は外側表面を備え、前記外側表面上にフィン(114)が延びている面ことを特徴とする、請求項13に記載の機械。
  15. 前記ヒートシンク(10)または前記放熱機構(40)が、前記固定子(110)の鉛直面に押当されることを特徴とする、請求項13または14に記載の機械。
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