JP2019530373A - コンタクトレスインターフェースを形成する少なくとも1つのトランジションを含むパッケージ構造 - Google Patents

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Abstract

本発明は、第1及び第2導電性ブロック部と、平面状の第1伝送線路及び第2伝送線路間の少なくとも1つのトランジションと、1以上の入出力ポートとを含む分割ブロックアセンブリを含むパッケージ構造に関する。第1伝送線路は、MMIC等の基板上に配置され、第1導電性ブロック部に配置され、結合部を含み、第1導電性ブロック部は、第1導電性ブロック部の上面に開口を有するキャビティを含み、分割ブロックアセンブリの組み立て状態において、結合部がキャビティの開口の上方または中に配置され、第2伝送線路が第1伝送線路に沿ってキャビティの開口の対向面に配置されるよう構成される。第2導電性ブロック部は、パッケージ構造の組み立て状態においてリッドとして機能する。導電性ブロック部の1つは第1及び第2伝送線路に沿うか、または面する高インピーダンス面を備えて設けられ、高インピーダンス面領域と少なくともトランジション領域の他の導電性ブロック部の対向する面との間に狭いギャップが設けられ、トランジションは第1及び第2伝送線路間にガルバニック接触がなくコンタクトレスである。【選択図】図1

Description

本発明は、第1伝送線路と請求項1の最初の部分の特徴を有する第2伝送線路との間に少なくとも1つのトランジションを含むパッケージ構造に関する。
本発明はまた、請求項31の最初の部分の特徴を有するコンタクトレストランジションを含む相互接続装置に関する。
本発明はまた、電子回路を含むデバイスまたは被試験デバイス上で測定を実施するための、請求項33の相互接続装置の使用に関する。
ミリ波周波数帯域、及びサブミリ波周波数帯域における高周波の使用は、ますます注目を集めている。ミリ波帯域及びサブミリ波帯域が利用可能となることに注目が集まる理由は、このような帯域が利用可能となることによって、より広い周波数帯が利用可能となるためである。したがって、回路及び導波路間、回路間、及び、導波路間における変換器(トランジション)やインターコネクト(相互接続)は多くの異なる目的及び用途のために必要とされる。しかしながら、このようなインターフェースの提供にはいくつかの問題がある。優れた電気的性能、機械的信頼性、及び低いコストを有するパッケージは、高周波用途には不可欠である。チップ間相互接続のための従来の技術は、ワイヤボンディング及びフリップチップパッケージングである。
通常、このような高周波での導波路と回路との間のトランジションの一つとして、導波路と回路との間の接続を行うために用いられる分離プローブ型トランジションがある。分離プローブ型トランジションは導波路のTE10モードをマイクロストリップまたはコプレーナモードに変換する。分離プローブ型トランジションは、回路キャビティ(空洞)への導波路モードの漏れを防ぐことができる程度に十分に狭いこと必要がある。このような漏れが起きると、高周波の直接損失や、回路キャビティ内における共鳴が発生することになる。
しかしながら、分離プローブ型トランジションは、ボンディングワイヤまたはフリップチップによる接続を必要とする。チップ間相互接続にも、ボンディングワイヤ及びフリップチップ接続が用いられる。
高周波でのワイヤのボンディングに関連する問題は、ワイヤのインダクタンスが非常に高くなり、インピーダンス不整合を引き起こし得ることである。さらに、ボンディングワイヤは70GHz以上の周波数帯の高周波を放射しうる。インピーダンス不整合や高周波の放射は共に、性能の低下につながり、さらには性能に深刻な影響を及ぼす可能性がある。さらに、高周波でのボンドワイヤはインピーダンス不整合につながる可能性があり、誘導性であるため、帯域幅が限定される。回路は、キャビティを形成する金属製の筐体内にパッケージされる。ボンディングワイヤからの放出は、このキャビティ内の共振を励起する可能性がある。共振を抑制するために、一般的な対策は、金属壁を使用することによってキャビティをより小さいキャビティに分割し、分割後のキャビティの内部に損失吸収体(lossy absorbers)を置くことである。しかしながら、典型的には3または4のボンディングワイヤで相互接続されたMMICを含む場合にはフロントエンドの合計挿入損失は3dBから8dBの間で揺らぎうる。更に、ミリ帯においてワイヤボンディングを用いて接続すると、挿入損失の値を再現することが困難となる。というのも、ボンディングパッドの位置、ボンディングされるチップやサブストレートの位置には誤差があり、ボンディングワイヤのループ形状やその長さの制御は限られたものであるためである。回路のボンドパッドのコンタクト領域は、高周波において非常に小さく、ボンディングは高周波パッドを破壊し、したがって歩留まりに影響を与える。
ボンディングワイヤ相互接続の高周波性能を改善するために、通常、ボンディングワイヤの長さを短くすること、及びチップ間の間隔を狭くすることに努力が向けられてきた。しかしながら、製造目的のために、かつ機械的公差を許容するために、より長いボンディングワイヤ、より広いチップ間の間隔、及び大きなボンドパッドサイズが必要とされる。これらの問題を解決するために、いくつかの試みがなされてきた。非特許文献1は、フィルタ設計技術を用いて80GHzの5段ローパスフィルタボンディングワイヤ相互接続を形成する新しいタイプの相互接続トポロジーを開示している。この相互接続は、固定長のボンディングワイヤ相互接続の帯域幅を拡大し、これにより、各チップがRFボンディングパッドでフィルタのような作用を有する限り、大幅に長いボンディングワイヤの使用を可能にする。
非特許文献2では、同調構造(tuning structures)を用いる代わりにワイヤのインダクタンスを最小限に抑えることに焦点を当てている。これは、ボンド付近のグランドに接続された更なるワイヤの対を配置することによって行われる。これらの両方のアプローチにより、挿入損失は減少する。
しかしながら、このような接続は高周波において大きなリアクタンスに寄与し、余分な損失及び達成可能な帯域幅の減少を引き起こす。分離プローブ型トランジションは、回路、例えばMMICに対するトランジション回路の取り付け及び正確な位置合わせに関連する追加のステップを必要とするため、パッケージングプロセスを更に複雑にする。
導波路トランジションを回路(例えば、MMIC)上に統合する試みは一般的に成功していない。なぜなら、導波路モードが回路(MMIC)キャビティ内に漏れることを防ぐために、導波路トランジションは十分に狭くなければならないためである。導波路トランジションの幅は、最も高い周波数における4分の1波長(λ/4)未満である必要がある。しかしながら、ほとんどの場合、MMICを十分に狭く、かつ薄くすることができないため、表面波を防止または低減することができない。
フリップチップ接続もまた、いくつかの不利益と結び付く。キャリアの不足のため、フリップチップ接続は容易に交換できず、手動設置に適していない。更に、フリップチップ接続は非常に平坦な取り付け面を必要とするが、非常に平坦な取り付け面は、提供がしばしば困難であり、基板が過熱及び冷却されるため、時には維持が困難である。
フリップチップによる接続方法は、ワイヤボンディングを用いる場合に比べて、接続長を短くできるため、ミリ波帯における寄生効果を大幅に低減できるため有効である。しかしながら、フリップチップによる接続は極めて硬くなるため、チップの熱膨張を支持基板に適合させなければならず、さもなければ接続が壊れる可能性がある。アンダーフィル材料は、チップと基板との熱膨張係数における違いを和らげる役割を果たす。しかし、フリップチップトランジションの利点は、対応するボンドワイヤと比較してバンプ(突起)トランジションにおける信号の減衰(attenuation)が低減することである。さらに、ボンドワイヤを適用した場合のように、通常インダクタンスを補償する必要はない。フリップチップトランジションはまた、バンプに関連する寄生電流が小さいため、本質的に広帯域である。
しかしながら、下方に位置する基板に上下逆にチップを実装することは、パッケージ化されたミリ波システム全体の性能劣化を招き得る他の寄生現象を含む。これらの望ましくない現象は、寄生平行平板モード及びチップ離調効果(chip detuning effects)を含む。バンプの高さの設計基準に応じて、フリップチップアセンブリに起因した5−7%の周波数離調が生じる可能性がある。寄生平行平板モードを除去するための1つのアプローチは、例えば非特許文献3で論じられるようにキャリア上に抵抗層を加えることであるが、これはかなりの余分な損失を追加する。また、チップと基板との間の熱膨張係数の不一致は、通常、フリップチップ構造を破壊する熱応力を発生させる。非特許文献4では、低誘電損失のアンダーフィルの使用がフリップチップパッケージの機械的強度及び信頼性を向上させるために必須であることが示されている。
フリップチップ接続に基づく回路と伝送線路との間の接続もまた、アライメント(位置あわせ)において大きな問題を含み、ミスアライメントによってインテグレーション(一体化)できなくなる可能性がある。したがって、ワイヤボンディング及びフリップチップパッケージングは、ミリ波周波数及びそれより高い周波数においていくつかの欠点を有する。これらの技術の性能を改善するための試みは、信頼性の向上及び挿入損失の低減をもたらしたが、損失は依然として不満足に高い。
非特許文献5では、ギャップ導波路技術の使用が、従来のパッケージング技術と比較してより低い挿入損失を示すミリ波システムのための効果的なパッケージング技術であることが開示されている。これらの回路は、広い周波数帯域において高いインピーダンス面またはAMC(人工磁気伝導性)面として機能するピン金属製の蓋、または釘の層(bed of nails)によってパッケージ化される。その結果得られるPEC−PMC(完全導体−完全磁気導体)平行平板導波路は、基板モード及びキャビティ共振による望ましくないパッケージング問題が抑制されるような方法で、電磁波に対するカットオフを作り出す。しかしながら、ボンディングワイヤはチップ間相互接続のために使用される。
したがって、いくつかの問題は伝送線路間、例えば回路と導波路またはアンテナとの間、または回路間のトランジションの提供に関連し、完全に満足のいく解決策はこれまで提案されていない。
また、測定、例えばウエハ上、またはウエハレベルのRF電子回路の測定の実行には、接続器(コネクション)や変換器が用いられる。現在、そのような測定には、いわゆるグランド−シグナル−グランド(GSG)プローブが使用されている。GSGプローブは、パッケージされる前にウエハ上で電子デバイスを測定するために使用される他のものにも含まれる。しかしながら、このようなGSGプローブは、多くの因子が測定に影響を与えるため、いくつかの不都合を伴う。GSGプローブは、位置決めエラーを起こしやすく、寿命が限られており、放射状に広がっている。特に高周波では、測定のためのGSGプローブの使用に関連したいくつかの問題が存在する。3つのピン(2つのピンをグランドに接続し、1つのピンを例えばマイクロストリップに接続する必要がある)のそれぞれに対して適切な接続が実際に確立されていることを確認するのは困難であり、パッドは約25μmと小さいため、接続が存在することを実際に確認することは非常に困難であり得る。更に、局在化の問題に加えて、接続操作ごとに異なるねじれ及び圧力が及ぼされる可能性があるため、再現性は低い。
したがって、測定及び較正の既知の構成では、精度、信頼性、及び再現性は満足できるものではなく、多くの改善点が残されている。更に、既知のGSGプローブは高価であり、取り扱いが難しい。したがって、ウエハ上での測定は、ウエハをチップにダイシングする前に回路性能を評価するために不可欠であるにも関わらず、上記の理由からしばしば決定的ではない。理想的には、回路はウエハ上でキャラクタライズされたときと、及びダイシングされた/パッケージ化されたチップとして測定されたときと、で同一の挙動を示すべきであるが、実際には、ウエハ上の隣接する構造との相互作用、及び測定プローブの形状自体の影響により、大きな相違がある。プローブ自体はウエハ上での測定中に寄生現象を引き起こすときに重要な役割を果たし、パッケージはマルチモード伝播、基板モード伝播、及びキャビティモードなどの望ましくない現象をもたらす可能性があり、非特許文献6でも説明されているように、これらすべてが測定結果を大きく歪めることがある。従来のGSGプローブでは、プローブ自体とパッケージとの影響を測定から切り離すことは非常に困難である。1つの提案された解決策は、VNAポートとDUT(被試験デバイス)とモノリシックに集積化された平面スロットアンテナとの間の準光学的なRFリンクからなる(非特許文献7)。このコンタクトレスな構成は非常に大きく、プローブセットアップの準光学サブシステムのアライメントが重要であり、挿入損失は大きい。
例えばミリ波帯域では、アンテナを測定するために、プローブまたはコネクタの使用にいくつかの問題が伴う。アンテナのパターンは、プローブまたはコネクタからのあらゆる好ましくない輻射から切り離すことができない。アンテナ、及びプローブまたはコネクタを支持する構造は、測定されたアンテナパターンに強い干渉を引き起こす。更に、プローブチップとマイクロストリップラインとの間のトランジションによる不連続性の結果、プローブはかなりの範囲まで放射を行い、信号対雑音比、ダイナミックレンジに影響を与えて劣化させる。これは、例えば非特許文献8に記載されている。
したがって、特に高周波回路デバイスを測定するために、更にはオンチップアンテナの測定を実施するために改良された測定構成に対する強い必要性も存在する。
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したがって、本発明の最も一般的な態様では、1以上の上述の問題が克服される、任意の平面伝送線路を任意の他の伝送線路または導波路と相互接続するためのトランジション構成(装置)すなわち相互接続を提供することが目的である。
特に、本発明の目的は、1以上の上述の問題を解決可能な最初に言及したパッケージ構造を提供することである。
特に、本発明の目的は、高周波ポート(複数可)においてボンディングワイヤ接続またはフリップチップ接続を使用する必要性を回避することができ、特にボンディングワイヤ、及びガルバニック接触の存在による損失を減少させるか、または回避することができる、高周波パッケージ構造を提供することである。
本発明の目的は特に、1以上の相互接続すなわちトランジションを有する改善されたパッケージ構造を提供することである。
本発明の目的は特に、小さなボンドパッド領域上へのボンディングによって影響されない、最適化された高い歩留まりを有する高周波パッケージ構造を提供することである。
本発明の目的は更に、製造が用意かつ安価であり、例えばピックアンドプレース機を用いて迅速かつ容易な方法で組み立てることを可能にする高周波パッケージ構造を提供することである。
特に、良好な電気的性能を有し、かつ良好な機械的信頼性を有するパッケージ構造を提供することが目的である。
また、広帯域であり、かつ挿入損失が低い1以上のトランジションを含むパッケージ構造を提供することが目的である。
特に、チップ上に構成された回路装置、例えばMMICへの望ましくない導波路モードの漏れというリスク無しに、高周波、例えば67GHzより上、または67GHzより非常に高い周波数に対して使用可能であるが、67GHzより低い周波数に対しても使用可能である高周波パッケージ構造を提供することが目的である。
別の特定の目的は、非常に低い周波数から非常に高い周波数まで、すなわちマイクロ波からサブミリ波までの異なる周波数について使用可能なトランジション装置を有するパッケージ構造を提供することである。
最も特定の目的は、基板上に構成された異なる回路装置、受動回路及び能動回路、1以上のMMIC、大きなMMIC、並びに、より一般的には、ミリ波、サブミリ波、またはマイクロ波の周波数で動作するハイブリッド回路、RF回路を含む多くの異なる種類の回路に対して使用され得る1以上のトランジションを含むパッケージ構造を提供することである。
また、信頼性が高く、かつ動作が正確なトランジション装置を有するパッケージ構造を提供することが目的である。
さらなる特定の目的は、回路装置(例えば、MMIC)と導波路との間、回路装置間(例えば、MMICまたはPCB間)、回路装置とチップアンテナとの間、または導波路とチップアンテナとの間に、1以上の上述の問題を克服することができる、1以上のトランジションすなわち相互接続を含むパッケージ構造を提供することである。
したがって、請求項1の特徴を有する、最初に言及されたパッケージ構造が提供される。
また、1以上の上述の問題を克服し、測定を容易にし、従来の既知の装置より正確な測定結果が得られる、請求項31の最初の部分の特徴を有する相互接続装置を提供することも目的である。最も具体的には、試験されるべきデバイスの、信頼性があり、かつ正確なウエハ上測定を可能にする相互接続装置を提供することが目的である。特に、信頼性があり、正確であり、かつ頑強であり、再現性が良好であり、更に準備及び使用が容易である相互接続装置を提供することが目的である。更に、既知のプローブより配置エラーの影響を受けにくく、寿命が長く、使いやすく、使用時に可撓性を有する、改良された相互接続装置を提供することが具体的な目的である。
したがって、請求項31の特徴的特性を有する、最初に言及された相互接続装置が提供される。
更に、回路または電子デバイス、オンチップアンテナを測定、及び/または較正するための、特に、ウエハ上測定を実行するための、信頼性があり、正確であり、かつ頑強で、測定再現性が良好な相互接続装置の使用を提供することが目的である。
有利な実施形態は、それぞれの添付の独立請求項によって与えられる。
本発明概念の利点は、回路装置と導波路との相互接続、回路装置と他の回路装置との相互接続、及びチップアンテナなどによる相互接続に関連する相互接続の問題が克服されることである。更に、高速信号線のボンディングワイヤが不要であり、コンタクトレスでの相互接続の概念が提供されることが利点である。また、電子デバイス及びオンチップアンテナの測定が容易であることと、信頼性があり、かつ正確な測定が可能になることと、も利点である。
以下では、添付の図面を参照し、本発明を非限定的に更に説明する。
回路装置、MMIC、及び矩形導波路の間にトランジションを含む、非組み立て状態における、第1実施形態によるパッケージ構造の斜視図。 基板が取り除かれた図1のパッケージ構造を示す図。 組み立て状態における、図1のパッケージ構造を示す側面図。 回路装置、MMIC、及び矩形導波路の間に2つのトランジションを有する2ポートの連続的な構造を含む、非組み立て状態における、第2実施形態によるパッケージ構造の斜視図。 組み立て状態における、図4の連続的なパッケージ構造を示す図。 図5に示す連続的なパッケージ構造の側面図。 回路装置、MMIC、及びリッジギャップ導波路の間にトランジションを含む、非組み立て状態における、第3実施形態によるパッケージ構造の斜視図。 回路装置、MMIC、及びリッジギャップ導波路の間にトランジションを有する2ポートの連続的な構造を含む、組み立て状態における、第4実施形態のパッケージ構造の斜視図。 図8の連続的なMMIC−リッジギャップ導波路パッケージ構造の、ここでは底部である第1導電性ブロック部を示す斜視図。 図9に示す、ここでは底部である第1部分の上面図。 グルーブギャップ導波路とMMICとの間にトランジションを有する単一のポートを含む、非組み立て状態における、第5実施形態のパッケージ構造の斜視図。 MMICとグルーブギャップ導波路との間にトランジションを有する2ポートの連続的な構造を含む、非組み立て状態における、上ブロック部が取り除かれた第6実施形態のパッケージ構造の斜視図。 図12に示す、ここでは底部である第1部分の上面図。 組み立て状態における、図12のパッケージ構造の斜視図。 2つのMMIC間にトランジションを含む、非組み立て状態における、第7実施形態のパッケージ構造の斜視図。 基板が取り除かれた、図15のパッケージ構造の斜視図。 図15のMMIC−MMIC接続の側面図。 オンチップアンテナと導波路との間にトランジションを含む、非組み立て状態におけるパッケージ構造の図。 例えばオンチップアンテナの測定を実行するための、組み立て状態における図18のパッケージ構造の斜視図。
図1は、MMIC1Aのマイクロストリップライン2Aである第1伝送線路と、矩形導波路11Aの間にトランジションを有する相互接続装置を含む、本発明の第1実施形態によるパッケージ構造100を概略的に示す。パッケージ構造100は、導波路分割ブロックアセンブリを含み、矩形導波路11Aは、例えば固体金属であるか、またはメタライズ面を有する第1導電性ブロック部10A、すなわち板部(ここでは底部ブロック)と、例えば金属の第2導電性ブロック部20A、すなわち板部(ここでは上部金属ブロック)と、パッケージ構造100の導波路で第2導電性ブロック部20Aと接続されるか、または、ここでは一体化されている、例えば金属であるか、またはメタライズされた縦方向の導電性ブロック接続部すなわち側壁21Aと、によって形成される。あるいは、側壁21Aは、第1導電性ブロック部10Aと接続されるか、または一体的であってもよい。
上述したパッケージ構造100は、基板、ここではMMIC1Aに設けられた回路装置のマイクロストリップライン2Aを有する第1伝送線路を含む。MMIC1Aは、第1導電性ブロック部10A及び第2導電性ブロック部20Aによって形成された導波路分割ブロックアセンブリに一体化されている。マイクロストリップライン2Aの端部には、マイクロストリップライン2Aからここでは矩形導波路11Aであるトランジション内の第2伝送線路へEM(電磁)場を結合するための結合部3Aが設けられる。
分割ブロックアセンブリには、ここではピンの層を形成する複数のピン16Aによって形成された、例えば周期的または準周期的な構造を有する少なくとも1つの高インピーダンス面15A、すなわちAMC面が設けられる。図1の実施形態では、高インピーダンス面15Aは、第2導電性ブロック部20Aに設けられる。
第1導電性ブロック部10A上の矩形導波路11Aと対向する端部に、MMIC1Aを有する基板が配置され、マイクロストリップライン2Aの、またはマイクロストリップライン2Aに接続された結合部3Aが、導波路に面するMMIC1Aの端部に配置される。
第1導電性ブロック部10Aは、MMIC1Aのマイクロストリップライン2Aと矩形導波路11Aとの間のトランジションのための半波長共振器として機能するように構成されたキャビティ4Aを含む。マイクロストリップライン及び結合部3Aを有するMMICは、結合部3Aがキャビティ4Aの中、または上方に位置するようにキャビティ4Aに対して配置され、図示の実施形態では、結合部3Aは、組み立て状態の分割ブロックアセンブリにおいて、高インピーダンス面15Aが設けられた第2導電性ブロック部20Aの底部に面する第1導電性ブロック部10Aの上面で開口しているキャビティ4Aの実質的に中央に配置される。しかしながら、結合部がキャビティ開口の任意の場所に配置され得ることは明白である。
結合部3Aを有する第1伝送線路2Aが配置された端部に対して反対側の、キャビティ4Aの開口の端部には、矩形導波路11Aすなわち導波路を含む第2伝送線路が設けられる。好ましくは、キャビティ4Aに隣接した、例えば容量性のアイリス5Aのようなブロックなどのインピーダンス整合要素が、第1導電性ブロック部10Aの矩形導波路11Aの端部に配置される。このようなインピーダンス整合要素は本発明の概念を機能させるために必須ではないが、動作帯域幅を増加させる目的を果たす。
キャビティまたは孔の深さは、約λ/4、すなわち実質的に1/4波長である。キャビティ4Aは、実質的に任意の形状を有することができる。キャビティ4Aは、例えば、矩形、円形、正方形、楕円形の断面を有することができる。キャビティ4Aの寸法のうち1以上、例えば矩形導波路11Aの長手方向の延長部に対して直交した、すなわちトランジションに対して垂直な方向におけるキャビティの寸法として定義された長さは、約λ/2の大きさであるべきである。
図示の実施形態では、キャビティ4Aの形状は多角形、ここでは六角形である。多角形により、トランジションのためのより広い帯域幅が提供される。
キャビティ4Aは、半波長共振器として機能し、マイクロストリップライン2Aとの結合部3Aは、キャビティ4Aのための入出力として使用される。適切な結合部を用いて、すべてのRF電力がマイクロストリップ入力からキャビティ4Aに送達され、キャビティ4Aから出力されたRF電力が結合部3Aに送達されるように、キャビティ4Aに電磁場を作り出すことができる。出力される結合部3Aは、例えば導波路または第2マイクロストリップラインであってもよい。
例示目的で、分割ブロックアセンブリが非組み立て状態において示される。組み立て状態において、第1導電性ブロック部10A及び第2導電性ブロック部20Aは、相互接続されるか、または、例えばねじ、ボルト、磁性要素または任意の他の適切な接続要素(図示せず)によって、ここでは第2導電性ブロック部20Aと一体的であるブロック接続部すなわち側壁(21A、21A)を介して取り付けられる。高インピーダンス面15A、すなわち、ピン16Aなどの外側自由端部のような高インピーダンス面15Aを含む第2導電性ブロック部20Aの部分と、上述のように、望ましくない導波路モードの漏れを防止するための半波長共振器、または組み立て状態における分割ブロックアセンブリの共振キャビティとして機能する第1導電性ブロック部10Aに設けられたトランジション、結合部3A、MMIC1A及びキャビティ4Aと、の間に狭いギャップgが存在するように、ブロック接続部すなわち側壁(21A、21A)は、第1導電性ブロック部10Aの上面接触部に載って接触する。ギャップは、ここでは高インピーダンス面15AとMMIC1Aの上面との間のギャップであるが、ギャップの大きさは約250μmであるが、基板の厚さは、通常、より小さく、例えば約50μmであるため、ギャップは、トランジション領域における高インピーダンス面と第1導電性ブロック部10Aとの間のギャップであってもよい(図3参照)。これらの図は、単に基板の厚さとギャップとの間のおおよその関係を示すための例示目的で与えられていることは明白である。
第2導電性ブロック部20Aは、組み立て状態のパッケージ構造100において、リッドまたはカバーとして機能するように配置され、したがって相互接続装置のトランジションはコンタクトレスであり、第1伝送線路2A、結合部3A、またはMMIC1Aと、ここでは矩形導波路11Aを含む第2伝送線路と、の間には、いかなるガルバニック接触も存在しない。
第1導電性ブロック部10A及び第2導電性ブロック部20Aは、着脱可能であるように適合されてもよく、例えば、ねじなどの相互接続手段によって解放可能に相互接続可能であり、したがって、組み立て/分解可能であってもよい。あるいは、第1導電性ブロック部10A及び第2導電性ブロック部20Aは、解放可能に相互接続可能ではない。アライメント手段は、組み立て時に第1導電性ブロック部10Aと第2導電性ブロック部20Aとのアライメントを補助するために任意選択で設けられる。
MMIC1Aは誘電基板を含み、基板はインタクトであること、すなわち、キャビティ4Aの開口に対応する開口を有する形状でないことが好ましい。あるいは、基板は、それと同じ場所に位置するキャビティ4Aの開口と実質的に同一の平面寸法の対応する開口または孔を有するように成形されてもよく、または、基板が結合部3Aの下方に位置する突出部を含む限り、任意の他の適切な方法で成形されてもよい。しかしながら、一般的に、いかなる特定の方法でも成形されないが、実質的に規則的な形状を有する基板を製造することはより容易である。
高インピーダンス面15AまたはAMC面は、ここでは、ピンの層を形成するように構成された金属の複数のピン16Aを有するピン構造を含む周期的または準周期的構造を含み、周期的または準周期的構造は、第1導電性ブロック部10Aのトランジション領域からλ/4より小さいか、または、はるかに小さい、わずかな距離であるギャップgだけ、例えばおおよそλ/10だけ離れて配置される。周期的または準周期的構造(高インピーダンス面15A)のピン16Aは、特定の選択された周波数帯域に適合するような寸法を有して構成され、すべての他の導波路モードを遮断する。
周期的または準周期的構造が、所望の経路以外のすべての他の方向における2つの表面間のすべての種類の波の伝播を妨げるため、高インピーダンス面15A及びトランジション領域と、MMIC1Aとの間に、例えば空気または気体で満たされるか、真空であるか、または誘電材料で少なくとも部分的に満たされるギャップgが存在する。波は意図した動作周波数帯域でギャップを通過することができるが、テクスチャとも呼ばれる周期的または準周期的構造は、上述のように、ギャップgの内側を波が任意の方向に伝播することを妨げるように設計される。したがって、周期的または準周期的構造の、例えばピン、ポスト、溝、リッジなどの形状及び寸法、並びに構成は、意図した方向以外のあらゆる他の方向に波が伝播することを妨げるように選択される。
1つの面が周期的テクスチャ(構造)とともに設けられた2つの表面間の非伝播特性、すなわち非漏洩特性は、非特許文献9、及び非特許文献9の著者らによるいくつかの後の発表より知られている。非伝播特性は、阻止帯域と呼ばれる、特定の周波数帯域内で現れる。したがって、周期的テクスチャ及びギャップサイズは、動作周波数帯域をカバーする停止帯域を与えるように設計されなければならない。また、非特許文献10に記載のように、他の種類の周期的構造によって提供され得る阻止帯域も知られている。これらの阻止帯域特性は、特許文献11に記載される、いわゆるギャップ導波路を形成するためにも使用される。
ギャップ導波路に現在までに使用された、または今度使用される任意の周期的または準周期的テクスチャが、本発明の高周波パッケージ構造にも使用されてもよく、特許請求の範囲によってカバーされることは強調されるべきである。
本発明によれば、2つの面、例えば、第2導電性ブロック部20Aのテクスチャ構造である高インピーダンス面15A、すなわち、周期的または準周期的構造のピン16A、リッジなどの外側自由端部によって形成された平面と、ここではマイクロストリップライン2Aである平面状の第1伝送線路を含む第1導電性ブロック部10Aの面と、は、送信された信号の1/4波長より大きく分離されるべきではなく、むしろ1/4波長より小さく分離される必要がある。これは、特に、上述の刊行物である非特許文献10に、十分に記載されている。
高インピーダンス面、特に、ピン16Aを含む周期的または準周期的構造は、上述のように多くの異なる方法で設けられ得る。一実施形態では、ピンは、第2導電性ブロック部20Aに糊付けされる。あるいは、ピンは、第2導電性ブロック部20Aの面にはんだ付けされてもよい。更に、高インピーダンス面は、ミリングによって設けられてもよく、ピン、リッジ、波形、または周期的または準周期的構造を形成する他の同様の要素を含んでいてもよい。当然のことながら、ピンなどはまた、正方形、矩形、円形など以外の他の横断面形状を有することができる。また、寸法は当然であるが、以下の例示的な理由で示された例示的な図に限定されず、以下に説明するように変更することができる。高インピーダンス面15Aが任意の望ましくない導波路モードがMMICに伝播することを妨げるため、回路内に任意のキャビティが存在することが妨げられる。ピン、波形、または任意の適切な種類の他の要素の幅、すなわち横断面寸法/高さは、所望の信号周波数帯域によって決定される。周波数帯域が高いほど寸法は小さくなり、寸法は波長に対して直線的に変化する。周波数が高いほど波長λは短くなり、寸法は小さくなる。周波数帯域の場合、λは対応する周波数帯域の中心周波数の波長である。典型的には、λは動作周波数帯域幅の中心周波数に関連している。
複数の金属のピン16Aは、少なくとも部分的に平行に、列をなして配置される。キャビティの真上に2列のピンが必要であるが、本発明はこれに限定されず、いくつかの実施形態では、キャビティの真上に1列のみ、または3列以上のピンが配置されてもよい。
高インピーダンス面15Aは、一実施形態では、例えば約0.1λ−0.2λの寸法の横断面を有するピン16Aの配列(array)を含み、有利な実施形態では、約0.15λ×0.15λの横断面寸法かつ0.15λ−0.3λの高さHを有するピン16Aの配列を含み、特定の有利な実施形態では約0.25λの高さを有するピン16Aの配列を含む。ピンの周期は小さくてもよく、大きくてもよいが、λ/4より小さいことが好ましい。例として、ピンは約0.4mmの幅を有することができ、ピン間の距離は約0.3mmであってもよく、周期性は約0.7mmであってもよい。これらの数は単なる例示のために与えられたものであり、数はより大きくても小さくてもよく、寸法間の関係は異なっていてもよいことは明らかである。
MMIC基板の厚さは、例えば0.07mmないし0.15mmであってもよいが、他の厚さの基板が用いられてもよい。本発明によるトランジションは非常に頑丈であり、様々な基盤の厚さに適している。基板の誘電率は、例えば3ないし13であるが、これらの数は単なる例示のために与えられたものであり、限定を目的としたものではない。
高インピーダンスにより、望ましくないモードが導波路からMMICへのトランジションを通って漏れることが妨げられる。導波路モードの形態の電力は導波路とMMICとの間を伝播することはできず、その逆も不可能である。これにより、面に対して垂直な電場の存在が妨げられ、ボンディングワイヤまたはフリップチップがRF周波数で使用される必要がなく、RF性能及び歩留まりは非常に高まる。
図2は、図1のパッケージ構造100を示すが、ここでは六角形の形状を有するキャビティ4Aと、キャビティ4Aの開口に対する、例えばプローブなどの結合部3Aを有するマイクロストリップライン2Aの位置とを明確に示すために、チップすなわちMMIC基板が取り外されている。結合部3Aは、キャビティ4Aの開口の実質的に中央に配置され、マイクロストリップライン2Aは、ここでは矩形導波路11Aを含む第2伝送線路の拡張方向に配置される。結合部3Aを有するマイクロストリップライン2Aが配置される側と反対側のキャビティ4Aの開口の側には、小容量のアイリス5Aが配置される。他の特徴は、図1を参照して既に説明されている。
図3は、組み立て状態における図1のパッケージ構造100の概略側面図である。キャビティ4Aを説明するために、2つのブロック接続部すなわち側壁(21A、21A)の間のアイリス5A及び矩形導波路11Aは、側面図では見えないので破線で示される。MMIC1Aのマイクロストリップラインの結合部3Aは、キャビティ4Aの開口の中央に配置され、アイリス5Aは、矩形導波路11Aの端部、かつMMIC1Aから離れたキャビティ4Aの開口の端部に配置される。ピン16Aの外端部と、MMIC1Aの上面との間に形成された面の間にギャップgが形成され、キャビティ開口の上方の導波路側でやや広くなるように、複数のピン16Aを含む高インピーダンス面15Aは、キャビティ4A及びMMIC1Aの上方に配置される。ピンの下端部とMMIC基板1Aの上面との間に見られるように、ギャップgは、上述のように約0.25波長以下の高さを有する。
本発明は、伝送線路に垂直な方向における3列のピン16A、またはトランジションに限定するものではないことは明白であり、より多くの列であっても、より少ない列であってもよく、高インピーダンス面は、上述のように、かつ、対象となる周波数帯域に応じて、異なる周期性及び寸法などを有する異なる数の突起を含む、多くの異なる方法で設けられ得る。
図4は、MMIC1Bを含む回路装置と、矩形導波路(11B、11B)との間に2つの相互接続すなわちトランジションを有する、非組み立て状態における2ポートの連続的なパッケージ構造を示す。異なる機能の特徴は、構造が2ポートのデバイスを含むことを除いて、図1−3を参照して説明した特徴と同様である。同様の特徴には同一の参照符号が付されているが、「B」で示されているので、詳細には説明しない。MMIC基板1B、すなわちチップは、分割ブロックアセンブリに一体化されて第1導電性ブロック部10Bに配置され、MMIC基板1Bの反対側は、導波路(11B、11B)に設けられる。結合部(3B、3B)は、例えば図1を参照して上述されたように、導波路(11B、11B)へのトランジションを形成するために、各MMICのマイクロストリップライン2Bに接続される。第1導電性ブロック部10Bは、詳細に上述されたように、上方に結合部(3B、3B)が配置された2つのキャビティ(4B、4B)と、キャビティ(4B、4B)に隣接して配置された、例えば容量性アイリス(5B、5B)を含むインピーダンス整合要素とを含む。分割ブロックアセンブリは、MMIC1Bの上方に配置された高インピーダンス面15Bと共に設けられるか、または高インピーダンス面15Bを備えた第2導電性ブロック部20Bを含み、2つのトランジションは、1つのトランジション、すなわち単一のポートの実装について図1−3を参照して既に説明されたものと同様である。
図5は、組み立て状態における図4の連続的なパッケージ構造200を概略的に示す。第1導電性ブロック部10B及び第2導電性ブロック部20Bは、ねじ、ボルト、磁石などの任意の適切な取り付け手段または接続手段(図示せず)、及び、同様に図示されていないがブロック間の正確なアライメントを確実にするために有用であり得るアライメントピンによって取り付けられてもよい。取り付け手段または接続手段及びアライメントピンなどは、ブロック接続部すなわち導波路測壁(21B、21B、21B、21B)に設けられることが好ましい。
図6は、図5に示す連続的なパッケージ構造200の概略側面図であり、1つのトランジションを備えた単一ポート構造を開示する、図3に破線で示されているキャビティ(4B、4B)と、2つの容量性アイリス(5B、5B)を有する。同様の特徴には図3と同一の参照符号が付されるが、「B」と示される。高インピーダンス面15Bは、チップすなわちMMIC基板1B全体及びキャビティに面し、その間に、上述のように空気のギャップgを残すことがわかる。特徴及び機能は図3の構造のものと一致しており、2ポート構造であるが、対応する方法で変更することができるため、図6については、本明細書では更に説明しない。
図1−6を参照して説明した実施形態では、第2伝送線路は矩形導波路である。しかしながら、本発明は、他の標準導波路、例えばリッジ導波路、円形導波路、正方形導波路なども包含することは明白であり、したがって、矩形導波路(11、11A,11A)の代わりに、任意の他の標準導波路(複数可)(図示せず)が存在してもよい。
図7は、MMIC1Cのマイクロストリップライン2Cを含む第1伝送線路と、ここではブロック接続部すなわち導波路側壁(21C、21C)の間に延在し、導波路側壁(21C、21C)と平行であるリッジを有する矩形導波路、すなわちリッジギャップ導波路11Cとの間にトランジションを有する相互接続装置を含む、本発明の別の実施形態によるパッケージ構造300を概略的に示す。パッケージ構造300は、導波路分割ブロックアセンブリを含み、リッジギャップ導波路11Cは、例えば固体金属であるか、またはメタライズ面を有する第1導電性ブロック部10C(ここでは底部ブロック)と、第2導電性ブロック部20C(ここでは上部金属ブロック)と、パッケージ構造300の導波路で第1導電性ブロック部または第2導電性ブロック部のいずれかと接続されるか、または一体化される(ここでは第1導電性ブロック部10Cに一体化されている)、例えば金属であるか、またはメタライズされた縦方向の導電性ブロック接続部すなわち側壁(21C、21C)と、によって形成される。
パッケージ構造300は、基板、ここではMMIC1Cに設けられた回路装置のマイクロストリップライン2Cを有する第1伝送線路を含み、MMIC1Cは、第1導電性ブロック部10C及び第2導電性ブロック部20Cによって形成された導波路分割ブロックアセンブリに一体化されている。上述した実施形態のように、マイクロストリップライン2Cの端部には、マイクロストリップライン2Cからここではリッジギャップ導波路11Cであるトランジション内の第2伝送線路へEM(電磁)場を結合するための結合部3Cが設けられる。
分割ブロックアセンブリには、ここではピンの層を形成する複数のピン16Cよって形成された、例えば周期的または準周期的な構造を有する少なくとも1つの高インピーダンス面15C、すなわちAMC面が設けられる。図7の実施形態では、高インピーダンス面15Cは、第1導電性ブロック部10Cに設けられ、キャビティ4C及びリッジギャップ導波路11Cのリッジ14Cを囲む。第1導電性ブロック部10C上の導波路と対向する端部に、MMIC1Cを有する基板が配置され、マイクロストリップライン2Cの結合部3Cが、導波路に面するMMIC基板1Cの端部に配置される。相互接続または固定要素(図示せず)は、第1導電性ブロック部10Cと第2導電性ブロック部20Cとを相互接続するためにねじ孔(23C、13C)に導入されるように適合されたねじなどを含んでいてもよい。アライメントピン22Cは、ブロック部(10C、20C)が互いに対して正確にアライメントすることを確実にするために有利に使用される。
キャビティ4Cの機能もまた、例えば図1を参照して説明された実施形態を参照して説明されており、したがって本明細書で更には説明しない。マイクロストリップラインの結合部3Cを有するMMIC1Cは、キャビティ4Cに関して構成され、結合部3Cは、図1を参照して説明されたように、キャビティ4Cの上方に配置され、組み立て状態において第2導電性ブロック部20Cの底部に面する。
結合部3Cが配置された端部に対して反対側の、キャビティ4Cの端部には、第2伝送線路を形成するリッジギャップ導波路11Cが構成される。
矩形導波路を含む実施形態に関連して説明したように、キャビティ4Cまたは孔は、約λg/4の深さを有する。キャビティ4Cは更に、結合部3Cの寸法を超えた大きさを有するが、それとは別に、キャビティ4Cは、例えば、矩形、円形、卵形、正方形、楕円形の任意の形状の断面を有することができる。図1を参照して説明したように、有利には多角形、例えば六角形の形状を有することができ、これはリッジギャップ導波路を有する実施形態にも適用可能である。
例えば導波路の長手方向の延長部に対して直交した、すなわちトランジションに対して垂直な方向におけるキャビティの寸法として定義された長さである1以上の寸法は、約λ/2の大きさであることが好ましい。
分割ブロックアセンブリの組み立て状態では、第1導電性ブロック部10Cの結合部3C、MMIC1C、キャビティ(図7では見えない)、及びリッジギャップ導波路を含むトランジション領域において、高インピーダンス面15C、例えばピン16Cなどの外側自由端部と、第2導電性ブロック部20Cの底面との間には、狭いギャップgが存在する。
第2導電性ブロック部20Cは、パッケージ構造300の組み立て状態において、リッドまたはカバーとして機能するように構成され、したがって相互接続装置のトランジションはコンタクトレスであり、第1伝送線路2C、またはMMIC1Cと、リッジギャップ導波路11Cを含む第2伝送線路との間、及びトランジション領域における第1導電性ブロック部と第2導電性ブロック部との間には、いかなるガルバニック接触も存在しない。
第1導電性ブロック部10C及び第2導電性ブロック部20Cは、例えば取り外し可能に相互接続可能であるように着脱可能に適合されてもよく、そうでなくてもよい。
第1の平面状の伝送線路、MMIC1Cのマイクロストリップ、高インピーダンス面15C、高インピーダンス面の間のギャップの寸法などは、図1−6を参照して既に説明されており、同一の考察が適用されるため、図7−10に示されるリッジギャップ導波路へのトランジションに関する実施形態を参照して更には説明しない。
したがって、第2伝送線路は、ここでは、第1導電性ブロック部10Cに配置されたリッジ14Cを有するリッジギャップ導波路11Cを含み、ここではまた、例えば、2つの導電性ブロック部(10C、20C)の組み立て状態(図示せず)においてパッケージ構造300の外端部に隣接した位置で、導波路ポート(図示せず)で終端するリッジギャップ導波路11Cのリッジ14Cに接続するための複数のステップ(ここでは、3ステップのチェビシェフトランスフォーマ)を含む階段部(14C')を有するインピーダンストランスフォーマを含む。
コンタクトレストランジションを提供するために、他端においてリッジギャップ導波路に接続されているトランスフォーマ部14C'は、ここでは、例えばトランスフォーマ部14C'の端部に面するキャビティの開口の実質的に中間に延在する第1伝送線路2Cの結合部3Cが配置されたキャビティの端部と反対側の端部で、図7では見ることができないキャビティに隣接して終端する。上述のように、結合部は、キャビティ開口の任意の場所に配置されてもよい。
したがって、本発明によれば、少なくとも準平面状の、コンタクトレスのトランジションまたは接続が、MMIC1Cの第1平面伝送線路と、リッジギャップ導波路11Cとの間に設けられる。
代替的に、リッジギャップ導波路、MMIC、及びキャビティ、並びに高インピーダンス面が、代わりに第2導電性ブロック部20C、すなわち上部ブロックの上または中に設けられてもよいことも明らかである。
図8は、MMIC(1D、1D)とリッジギャップ導波路とのそれぞれの間に2つのトランジションを有する連続的なトランジション装置を含む(図8では図示しない)、組み立て状態におけるパッケージ構造400の概略図である。パッケージ構造400は、2つのMMIC1Dが各マイクロストリップライン2D(図8には1つのみ示される)を備えて配置された第1導電性ブロック部10D(ここでは底部)を有する導波路分割ブロックアセンブリと、第2導電性ブロック部20Dとを含む。第1導電性ブロック部及び第2導電性ブロック部は、取り付け孔(23D)に導入されるように適合された、例えばねじなどの相互接続または固定要素(図示せず)によって相互接続可能であってもよい。ブロック部が互いに対して正確にアライメントされることを確実にするために、アライメントピンが有利に使用される。相互接続または固定要素及びアライメントピンは、図7を参照して完全に説明されており、同様の考察が連続的なパッケージ構造400にも適用される。第1導電性ブロック部10Dの高インピーダンス面15Dの一部を見ることができる。
図9は、第2導電性ブロック部が取り除かれた状態の図8のパッケージ構造400を示す。第1導電性ブロック部10Dには、マイクロストリップラインを含む各第1伝送線路2Dを有するMMIC(1D、1D)が設けられ、ここでは第1導電性ブロック部10Dと一体であるブロック接続部すなわち側壁(21D、21D)の間に、または側壁(21D、21D)と平行に、リッジギャップ導波路11Dが延在している。より詳細な説明については、図8−10を参照して説明された2ポート、すなわち連続的な実装と他の点で同様である、単一ポートのトランジション装置を参照して図7に記載された実施形態を参照する。同様の特徴及び要素には同一の参照符号を付すが、「D」で示される。
したがって、リッジギャップ導波路11Dは、例えば固体金属であるか、またはメタライズ面を有する第1導電性ブロック部10D(ここでは底部ブロック)と、第2導電性ブロック部(図8参照)と、第2導電性ブロック部(図8参照)の取り付け孔(23D、...23D)及び第1導電性ブロック部10Dの対応する取り付け孔(13D、...13D)に導入されるように適合された相互接続要素(図示せず)によって、ここでは第1導電性ブロックに接続された、例えば金属であるか、またはメタライズされた縦方向の導電性ブロック接続部すなわち側壁(21D、21D)と、によって形成される。アライメントピン用のアライメント孔12Dも示されている。
各MMICマイクロストリップライン(2D、2D)は、その各端部で、各マイクロストリップライン2Dから第2伝送線路、リッジギャップ導波路11DにEM(電磁)場を結合するための結合部(3D、3D)(図10参照)と共に設けられる。
リッジギャップ導波路11Dは、第1導電性ブロック部10Dに配置されたリッジ14Dと、ここでは、リッジギャップ導波路11Dのリッジ14Dに接続するための複数のステップ(ここでは、3ステップのチェビシェフトランスフォーマ)を含む階段部14D'をそれぞれ有する2つのインピーダンストランスフォーマとを含む。
マイクロストリップライン(2D、2D)は、リッジギャップ導波路11Dの反対側の端部に配置され、マイクロストリップラインの各結合部(3D、3D)(図10参照)は、各MMIC(1D、1D)の端部に配置されてリッジギャップ導波路に面する。
第1導電性ブロック部10Dは、2つのキャビティ(4D、4D)(図10参照)、リッジギャップ導波路11Dのリッジ14D、及びMMICの一部を囲む、前述の実施形態を参照して説明されたような高インピーダンス面またはAMC面を含む。
図10は、図9の第1導電性ブロック部10Dの上面図である。第1伝送線路(2D、2D)の結合部(3D、3D)は、リッジギャップ導波路11Dのそれぞれのトランスフォーマ部(14D'、14D')の端部に面する第1導電性ブロック部10Dの上平面に設けられた各キャビティ(4D、4D)の開口の実質的に中間に配置されて延在していることがわかる。
また、特に図1を参照して説明したように、第1導電性ブロック部10Dのキャビティ(4D、4D)は、マイクロストリップライン(2D、2D)と、本実施形態ではリッジギャップ導波路11Dとの間のトランジションに対して一体的であるか、または内部のバックショートとして構成され、半波長共振器として機能する。
各キャビティ(4D、4D)は、前述の実施形態に関連して説明されてもいるように、約λ/4、すなわち実質的に1/4波長の深さを有する。図示の実施形態では、各キャビティ4Dは、リッジギャップ導波路及びマイクロストリップの拡張部に対して垂直な約λ/2である長さL4と、長さの約半分または1/3である幅とを有する。しかしながら、代替実施形態では、キャビティは、深さが実質的にλ/4である限り、他の寸法及び形状を有することができる。上述のように、別の断面形状であってもよい。
分割ブロックアセンブリの組み立て状態において、高インピーダンス面15D、例えばピン16Dなどの外側自由端部と、第2導電性ブロック部20D(図8参照)の底面(組み立て時に、第1導電性ブロック部と面する面)との間には、ブロック接続部すなわち側壁(21D、21D)を除いて、わずかな、すなわち狭いギャップgが存在する。
したがって、本発明によれば、2つのコンタクトレストランジションまたは接続を有するパッケージ構造が、MMICの第1平面状伝送線路と、リッジギャップ導波路11Dとの間に設けられる。
あるいは、リッジギャップ導波路、MMIC、キャビティ、及び高インピーダンス面が、第2導電性ブロック部20Dすなわち上部ブロックの上または中に代わりに設けられていてもよいこと、すなわちブロックが反転していてもよいことも明らかである。
図11は、MMIC1Eのマイクロストリップライン2Eを含む第1伝送線路と、ここでは第1導電性ブロック部10Eの金属側壁(21E、21E)の間に延在し、金属側壁(21E、21E)と平行であるグルーブギャップ導波路11Eとの間にトランジションを有する相互接続装置を含む、本発明の第5実施形態によるパッケージ構造500を概略的に示す。グルーブギャップ導波路11Eは、例えば固体金属であるか、またはメタライズ面を有する上述のような第1導電性ブロック部10Eと、第2導電性ブロック部20E(ここでは上部金属ブロック、図14参照)と、ここでは第1導電性ブロック部10Eと一体的であり、例えば第1導電性ブロック部10E及び第2導電性ブロック部20Eのねじ孔(23E、13E)に導入されるように適合されたねじなどを含み得る相互接続要素または固定要素(図示せず)によって組み立てられたときに、第2導電性ブロック部に接続されるように適合された縦方向の導電性ブロック接続部すなわち側壁(21E、21E)と、によって形成される。アライメントピン22Eは、アライメントピン孔(12E、12E)への導入によって、ブロック部が互いに対して正確にアライメントされることを確実にするために有利に使用される。別の実施例では、第1導電性ブロック部及び第2導電性ブロック部のブロック接続部すなわち側壁(21E、21E)は、組み立て時に接合されるか、または本発明の他の実施形態にも適用可能な磁性要素によって相互接続されてもよい。
回路装置のマイクロストリップライン2Eは、第1導電性ブロック部10E及び第2導電性ブロック部20Eによって形成された導波路分割ブロックアセンブリに一体化された、ここではMMIC1Eである基板、またはPCMに設けられる。上述の実施形態では、マイクロストリップラインの端部には、マイクロストリップラインからのEM(電磁)場をグルーブギャップ導波路に結合するための結合部3Eが設けられる。
分割ブロックアセンブリは、ここでは上述のようにピンの層を形成する複数のピン16Eによって形成された高インピーダンス面15Eを備えて提供される。高インピーダンス面15Eは、第1導電性ブロック部10Eに設けられ、キャビティ4E、グルーブギャップ導波路11Eのグルーブ、及びMMIC1Eの少なくとも一部を囲む。
MMIC1EまたはPCBは、導波路とは反対側のキャビティ4Eの側部に配置され、マイクロストリップライン2Eの結合部3Eは、ここでは、図1を参照して、その機能がより完全に説明されている小容量アイリス5Eで終端することが好ましい導波路に面するMMIC基板IEの端部に配置される。
組み立て状態において第2導電性ブロック部20Eの底部に面する第1導電性ブロック部10Eの上平面において、図1を参照して説明されてもいるように、マイクロストリップラインの結合部3Eを有するMMICはキャビティ4Eに関連して配置され、結合部3Eはキャビティ4Eの開口の上方に配置される。
キャビティ4Eまたは孔は、上述されてもいるように、約λ/4、すなわち実質的に1/4波長の深さを有する。キャビティの形状及び寸法のオプションは、前述の実施形態を参照して説明されており、MMICまたはPCBとグルーブギャップ導波路との間に1以上のコンタクトレストランジションを含む実施形態にも適用可能である。図示の実施形態では、幅は例えば約λ/4であり得るが、例えば1以上の寸法、例えば導波路の縦方向の拡張に対して直交した方向、すなわちトランジションに対して垂直な方向におけるキャビティの寸法として定義された長さは、好ましくは約λ/2の大きさである。
分割ブロックアセンブリの組み立て状態において、前述の実施形態を参照してより完全に説明されたように、第1導電性ブロック部10EのMMIC1E、グルーブギャップ導波路、及びキャビティ4Eを囲むように配置された高インピーダンス面と、第2導電性ブロック部20Eの底面との間に狭いギャップgが存在する。ピン16Eは、例えばグルーブギャップ導波路11E、MMIC1E、及びキャビティ4Eの対向する短辺に沿って隣接し、2列で配置される。
第2導電性ブロック部20Eは、パッケージ構造500の組み立て状態においてリッドまたはカバーとして機能するように構成され、したがって相互接続装置のトランジションはコンタクトレスであり、MMIC1EまたはPCBと、グルーブギャップ導波路11Eを含む第2伝送線路との間、第1導電性ブロック部と第2導電性ブロック部との間には、いかなるガルバニック接触も存在しない。
図1−6を参照して既に説明されている特徴は、図11−14において同一の考察が適用されるので、グルーブギャップ導波路へのトランジションに関する実施形態を参照して更に説明されない。
あるいは、グルーブギャップ導波路、MMIC、キャビティ、及び高インピーダンス面が、第2導電性ブロック部20Eすなわち上部ブロックの上/中に代わりに設けられ、第1ブロックがカバーとして機能してもよいことは明らかである。
第1導電性ブロック部10E及び第2導電性ブロック部20Eは、ここでは導波路フランジ(図示せず)に接続するための相互接続要素を受容するための接続孔33Eと、導波路フランジに関して適切にアライメントするためのアライメントピン(図示せず)のためのアライメント孔32Eとを備えて提供される。フランジ整合ステップ18Eは、異なる寸法の導波路フランジに適合するために設けられてもよい。
図12は、MMIC1Fと2つのグルーブギャップ導波路との間に2つのトランジションを有する連続的なトランジション装置を含む、パッケージ構造600(組み立て状態のパッケージ構造600は図14参照)の第1導電性ブロック部10Fの概略図である。グルーブギャップ導波路とMMICまたはPCBとの間に1つのトランジションを含むパッケージ構造の1ポートの実装を示す図11の要素と同様の要素には、同一の参照符号を付すが、「F」で示されており、本実施形態では詳細に説明しない。パッケージ構造600は、底部である第1導電性ブロック部10Fを有する分割ブロックアセンブリを含み、その上に2つの結合部(3F、3F)(1つのみ示す。図13参照)を備えたマイクロストリップライン2Fを有するMMIC 1Fが構成され、2つの結合部(3F、3F)はそれぞれ、グルーブギャップ導波路(11F、11F)と第2導電性ブロック部20F(図14参照)へのトランジションのためのものである。第1導電性ブロック部10Fの高インピーダンス面15Fは、導波方向の両側に、MMIC 1Fに隣接して2列で配置され、かつ導波路に沿って両側に2列で配置されたピン16Fによって形成されており、約λg/2の長さを有する、ここでは矩形のキャビティ(4F、4F)の短辺に近接している。キャビティ寸法に関しては、他の実施形態の上記の説明を参照されたい。
小容量アイリス(5F、5F)は、キャビティ(4F、4F)に隣接して設けられてもよい(図1及び図11の対応する要素に関連する説明を参照)。
図13は、図12の第1導電性ブロック部10Fの上面図である。各グルーブギャップ導波路14Fは、マイクロストリップライン2Fの結合部3Fが配置され、各キャビティ4Fの開口の端部と反対側でキャビティ4Fに隣接する容量性アイリス5Fまたはいくつかの他のインピーダンス整合要素によって任意選択で終端し、キャビティ4Fの開口に入る。
グルーブギャップ導波路(11F、11F)は、キャビティ(4F、4F)の開口のそれぞれ反対側に配置される。
各キャビティ(4F、4F)は、上述のように約λ/4の深さを有する。図示の実施形態では、それぞれのキャビティ4Fは、グルーブギャップ導波路11Fの拡張部に垂直な、約λ/2の長さL4と、長さの2または3倍の幅とを有する。キャビティの寸法に関する限りでは、前述の実施形態の説明を参照されたい。
また、より十分に上述したように、図14を参照すると、組み立て状態の分割ブロックアセンブリでは、ブロック接続部すなわち側壁(21F、21F)を除いて、高インピーダンス面15Fと第2導電性ブロック部の底面との間にわずかな、すなわち狭いギャップgが存在する。
したがって、MMICの第1平面状トランスミッションライン1Fと2つのグルーブギャップ導波路(11F、11F)との間に2つのコンタクトレストランジションを有するパッケージ構造600が提供される。
対応する要素、寸法などは、前述の要素を参照して説明した方法と同様の方法で変更可能であることは明らかである。
図15は、2つのMMIC(1G、1G')の間に相互接続を含む、非組み立て状態のパッケージ構造700を示す。前述の実施形態を参照して説明したのでこれ以上説明しないが、パッケージ構造700は、第1導電性ブロック部10Gと第2導電性ブロック部20Gとを有する分割ブロックアセンブリを含む。第1導電性ブロック部10Gの上には、2つのMMIC基板またはPCB(1G、1G')が、互いにわずかな距離、例えば100μm〜300μm、それ以下、またはそれ以上の距離をおいて配置されている。前記距離は重要ではなく、2つのMMIC(1G、1G')はそれぞれ、第1及び第2伝送線路をそれぞれ形成するマイクロストリップライン(2G、2G')を有する。各マイクロストリップラインは、それぞれのMMICのそれぞれの端部に配置された結合部からの磁場を他方に結合するための結合部またはプローブ(3G、3G')を備えて設けられる。結合部(3G、3G')は、その間にわずかな距離をおいて、互いに対向して配置される。結合部(3G、3G')は、他の実施形態を参照して言及されているように、約λ/4の深さを有する第1導電性ブロック部10Gの中のキャビティ4Gの上方に配置され、同様の要素は「G」で示される。キャビティ4Gは、ここでは多角形、例えば六角形の形状を有することができるが、キャビティ4Gはまた、矩形、円形、正方形、楕円形の断面、1以上の寸法、例えば伝送線路(2G、2G')の長手方向の拡張部に直交する、すなわちトランジションに対して垂直な方向のキャビティの寸法として定義される、好ましくは約λ/2の大きさである長さを有していてもよい。
第2導電性ブロック部20Gは、例えば第1導電性ブロック部10Gに接続するための接続要素または固定要素(図示せず)を受容するための穴(図示せず)を有する壁部を含む。代替的に、壁部は第1導電性ブロック部10Gに接続されるか、または第1導電性ブロック部10Gと一体的であってもよい。任意の別々の接続要素または固定要素の代わりに、第1導電性ブロック部及び第2導電性ブロック部が組み立て時に結合されてもよい。接続要素は、代替的に永久磁石を含んでいてもよい。第2導電性ブロック部20Gはまた、図1を参照してより詳細に説明されている高インピーダンス面15Gを含む。また、前述のように、組み立て状態において、例えばピンなどの突出要素16Gの下端部とMMIC上のマイクロストリップライン(2G、2G')との間には、例えばいくつかの実施形態では約λ/10である、λ/4より小さいわずかなギャップが存在する。
図16は、六角形のキャビティ4Gを示すためにMMIC基板を取り除いた図15の第1導電性ブロック部10Gを示す。
図17は、キャビティ4Gの輪郭が破線で示された、図15のパッケージ構造700の側面図である。
図18は、オンチップアンテナ1Hと導波路11Hとの間に相互接続を提供する、非組み立て状態におけるパッケージ構造800の概略図である。前述の実施形態のように、パッケージ構造800は、ここでは、結合部3Hを備えたマイクロストリップライン2Hを有するオンチップアンテナ1Hを含む回路装置を第1導電性ブロック部10H上に備えた分割ブロックアセンブリを含む。第1導電性ブロック部10Gは、上述のように、その上方に結合部3Hが配置された、約λ/4の深さを有するキャビティ4Hと、ここでは第1導電性ブロック部10Hと一体的で一続きである相互接続側部すなわち壁部(21H、21H)の間に形成された導波路11Hとを含む。好ましくは、容量性アイリス5Hまたはいくつかの他のインピーダンス整合要素は、結合部3Hと対向するキャビティ4Hの端部に設けられる。例えば図1に示す実施形態を参照して説明したように、リッドまたはカバーとして作用する第2導電性ブロック部20Hには、高インピーダンス面15Hが設けられている。第1導電性ブロック部10H及び/または第2導電性ブロック部20Hは、標準フランジ導波路整合ステップ(図示せず)を含み得る。
パッケージ構造800は、例えばウエハ上測定用のオンチップアンテナ1H(または任意の他のDUT(非試験装置))を試験するために使用されてもよい。したがって、パッケージ構造800は、導波路11Hが分析機器または測定機器、例えばVNA(Vector Network Analyser)のフランジ、ポートに接続された導波路インターフェースも含む。導波路11Hはその後、ここではオンチップアンテナ1HであるDUTを直接励起する。
したがって、本発明のコンタクトレストランジション、コンタクトレス結合部またはプローブを介して、ここではオンチップアンテナ1HであるDUTからの波を測定装置、例えばVNA(図示せず)に結合することは、直接の電気的接触ではなく容量性近接結合を介して可能にされ、これは極めて有利である。パッケージ構造800を含む測定装置の電気的特性は独特であり、例えば、プローブからの放射が排除され、ミリ波領域及びサブミリ波領域、更にはマイクロ波領域における異なる装置の測定のための極めてフレキシブルな機械的解決策が提供される。
本発明によれば、共振のない、低損失のコンタクトレスMMIC導波路またはMMIC−MMIC相互接続を提供可能であることが特に有利である。
新しい測定設定、及び高周波プローブが提供され、電子デバイス及びオンチップアンテナのオンウエハ測定を容易にすることもまた有利である。
本発明は、具体的に示された実施形態に限定されるものではなく、添付の特許請求の範囲内で多くの方法で変更可能であることは明らかである。
特に、本発明は、異なる回路構成、原則的にはあらゆる種類の回路構成、例えば、MMIC(Monolithic Micro/Millimetre−wave Integrated Circuit)、または1以上のMMICまたはハイブリッド回路が、キャリア基板、MMIC、異なるサイズの能動的または受動的なPCB上に接続されるか、または取り付けられた任意の他の回路構成などの回路構成を含む高周波(RF)パッケージなどに適用可能である。本発明は、いかなる特定の周波数にも限定されないが、60−70GHzを超える高周波に特に有利であり、約25−30GHzまで、または更に低い周波数にも有用である。しかし、最初に論じた問題がより顕著である、より高い周波数で一般的に最も有利であり、より低い周波数ではより大きなキャビティが必要とされる。パッケージ構造はまた、入出力ポート、すなわちいくつかの入力/出力、及び/またはいくつかのMMIC、及び/または導波路として機能する1、2、3、4、またはそれより多くのポートを含み得る。本発明は、例えばコプレーナ伝送線路も含む、異なる種類の平面トランジションを包含する。
すべての図示の実施形態では、第1導電性ブロック部は底部を形成するように得られているが、代替実施形態では、ブロック部の配置は異なっていてもよく、例えば逆であってもよいことは明らかである。
本発明はいかなる特定の回路にも限定されず、明確化のため、かつ主要な発明概念の一部を形成しないので、補助電子機器は図示されない。

Claims (33)

  1. 平面状の伝送線路である第1伝送線路(2A;・・・;2H)と第2伝送線路(11A;・・・;11F;2G';11H)との間の少なくとも1つのトランジションと、第1導電性ブロック部(10A;10B;10C;10D,10D;10E;10F;10G;10H)及び第2導電性ブロック部(20A;20B;20C;20D;20E;20F;20G;20H)を有する分割ブロックアセンブリと、少なくとも1つの入出力ポートとを含む高周波パッケージ構造であって、
    前記第1伝送線路(2A;・・・;2H)は、基板上に構成されるか、前記第1導電性ブロック部(10A;・・・;10H)に配置されたMMIC(1A;・・・;1H)などの前記基板上に構成された回路装置の一部を形成し、かつ、結合部(3A;・・・;3H)を含むか、前記結合部(3A;・・・;3H)に接続され、
    前記第1導電性ブロック部(10A;・・・;10H)は、前記トランジションに対して、前記第1導電性ブロック部(10A;・・・;10H)の上面に開口を有するキャビティ(4A;・・・;4H)を含み、
    前記第1伝送線路(2A;・・・;2H)は、前記分割ブロックアセンブリの組み立て状態において、前記結合部(3A;・・・;3H)が前記キャビティ(4A;・・・;4H)の前記開口内に位置するように構成され、前記第2伝送線路(11A;・・・;11F;2G';11H)は、前記第1伝送線路(2A;・・・;2H)と前記第2伝送線路との間にトランジションを設けるために、前記キャビティ(4A;・・・;4H)の前記開口と対向する面に前記第1伝送線路に沿って構成され、
    前記第2導電性ブロック部(20A;・・・;20H)は、前記パッケージ構造の前記組み立て状態において、リッドまたはカバーとして機能するように構成され、
    前記トランジションにおいて、前記第1導電性ブロック部及び前記第2導電性ブロック部の一方に、前記第1伝送線路(2A;・・・;2H)及び前記第2伝送線路(11A;...;11F;2G';11H)に沿って、または前記第1伝送線路(2A;・・・;2H)及び前記第2伝送線路(11A;...;11F;2G';11H)に面して構成された、例えば周期的または準周期的構造を含む高インピーダンス面(15A;・・・;15H)またはAMC面の領域が設けられ、かつ、少なくとも前記トランジションの領域では、前記分割ブロックアセンブリの前記組み立て状態において、前記高インピーダンス面(15A;...;15H)または前記AMC面の前記領域と、対向する他方の導電性ブロック部(10A;...;10H)の面との間に狭いギャップが存在し、これにより、前記第1伝送線路(2A;...;2H)と前記第2伝送線路(11A;...;11F;2G';11H)との間の前記トランジションは、前記第1伝送線路(2A;...;2H)と前記第2伝送線路(11A;...;11F;2G';11H)との間にいかなるガルバニック接触もなくコンタクトレスであることを特徴とするパッケージ構造。
  2. 請求項1に記載の高周波パッケージ構造であって、
    前記キャビティ(4A;...;4H)は、約λ/4、すなわち実質的に1/4波長の深さを有することを特徴とするパッケージ構造。
  3. 請求項1または2に記載の高周波パッケージ構造であって、
    前記キャビティ(4A;...;4H)は、前記キャビティが設けられた前記第1導電性ブロック部の前記上面に前記開口を有し、前記開口の前記大きさは、前記結合部(3A;...;3H)の寸法を超え、
    前記結合部(3A;...;3H)は、前記キャビティの前記開口の一端部から前記キャビティの前記開口内へ突出し、前記第2伝送線路(11A;...;11F;2G';11H)は前記キャビティの前記開口と対向する面に隣接して配置されるか、または前記対向する面の端部から前記キャビティの前記開口に入り、前記第1伝送線路(2A;...;2H)の前記結合部(3A;...;3H)と、前記第2伝送線路(11A;...;11F;2G';11H)または前記第2伝送線路(2G')の結合部(3G')との間にわずかな距離が存在することを特徴とするパッケージ構造。
  4. 請求項1または2に記載の高周波パッケージ構造であって、
    前記キャビティ(4C;4D;4E;4F;4H)は、その寸法が約λ/2の大きさである矩形、円形、正方形、楕円形などの断面を有することを特徴とするパッケージ構造。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の高周波パッケージ構造であって、
    前記キャビティ(4A;4B;4G)は、その寸法が約λ/4である多角形形状を有することを特徴とするパッケージ構造。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の高周波パッケージ構造であって、
    前記第1導電性ブロック部及び前記第2導電性ブロック部(10,20;10A,20A1;・・・.;10H,20H)は、ねじなどの相互接続手段によって着脱可能、または解放可能に接続できるように適合され、したがって、組み立て時の前記第1導電性ブロック部と前記第2導電性ブロック部とのアライメントを補助するための組み立て/非組み立て可能なアライメント手段が任意選択で設けられることを特徴とするパッケージ構造。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の高周波パッケージ構造であって、
    前記基板は誘電体基板であり、
    前記基板は、前記第1導電性ブロック部の前記キャビティの前記開口と実質的に同一の平面寸法である開口または孔を含む形状であり、共に配置されるか、前記結合部の下で延在する任意の形状に形成されるか、または、任意の対応する開口または孔、もしくは形状がなくインタクトであり、かつ前記結合部と同一の距離だけ前記キャビティの前記開口の中に突出していることを特徴とするパッケージ構造。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の高周波パッケージ構造であって、
    前記高インピーダンス面(15A;...;15H)または前記AMC面は、ピンの層を形成するように構成された複数の金属のピン(16A;・・・;16H)、波形などを備えたピン構造を有する前記周期的または準周期的構造を含み、前記ギャップはλ/4より小さく、好ましくは約λ/10であり、前記ギャップはエアギャップであるか、または少なくとも部分的に誘電材料で充填されたギャップであることを特徴とするパッケージ構造。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の高周波パッケージ構造であって、
    前記周期的または準周期的構造(15A;...;15H)のピン(16A;・・・;16H)、波形などが、特定の選択された周波数帯域に適合された寸法を有し、他のすべてのモードを遮断することを特徴とするパッケージ構造。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の高周波パッケージ構造であって、
    前記結合部は、前記第1伝送線路からの電磁場を前記第2伝送線路へ結合するように適合されていることを特徴とするパッケージ構造。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の高周波パッケージ構造であって、
    前記キャビティは、半波長共振器として機能するように適合されていることを特徴とするパッケージ構造。
  12. 請求項1〜11のいずれか1項に記載の高周波パッケージ構造であって、
    前記第1伝送線路は、前記回路装置、例えば前記MMIC(1A;・・・;1F;1H)のマイクロストリップラインを含み、
    前記第2伝送線路は、導波路(11A;11B;11C;11D;11E;11F;11H)を含み、
    前記パッケージ構造は、したがって、前記回路装置、例えば前記MMICと前記導波路との間に少なくとも1つのコンタクトレストランジションを含むことを特徴とするパッケージ構造。
  13. 請求項12に記載の高周波パッケージ構造であって、
    各導波路(11B,11B)と前記回路装置、例えば前記MMIC(1B)との間に2つの前記トランジションを有する連続的な構造を含む、すなわち2ポートデバイスを含むことを特徴とするパッケージ構造。
  14. 請求項12または13に記載の高周波パッケージ構造であって、
    前記導波路(11A;11B,11B)は、矩形導波路、リッジ導波路、環状導波路または正方形導波路、もしくは任意の他の標準導波路を含むことを特徴とするパッケージ構造。
  15. 請求項12〜14のいずれか1項に記載の高周波パッケージ構造であって、
    前記高インピーダンス面(15A;15B)は、前記第2導電性ブロック部(20A;20B)に設けられ、前記高周波パッケージ構造の前記組み立て状態において、前記回路装置、例えば前記MMIC(1A;1B)及び前記キャビティ(4A)または複数の前記キャビティ(4B,4B)の上方に設けられた前記トランジションに面するように構成され、前記第1伝送線路(2A;2B)は、前記トランジションのための結合部(3A;3B,3B)を有する前記マイクロストリップラインを含むことを特徴とするパッケージ構造。
  16. 請求項15に記載の高周波パッケージ構造であって、
    前記第1導電性ブロック部(10A;10B)上の前記導波路(11A;11B,11B)の端部に、インピーダンス整合要素(5A;5B,5B)、例えば整合アイリスが前記キャビティ(4A;4B,4B)に隣接して配置されることを特徴とするパッケージ構造。
  17. 請求項12または13に記載の高周波パッケージ構造であって、
    前記導波路は、前記第1導電性ブロック部(10C;10D)に設けられたリッジギャップ導波路(11C;11D,11D)を含むことを特徴とするパッケージ構造。
  18. 請求項17に記載の高周波パッケージ構造であって、
    前記リッジギャップ導波路(11C;11D,11D)は、それぞれの前記キャビティ(14C';14D',14D')に隣接したリッジ(14C;14D)に接続されているチェビシェフトランスフォーマまたはインピーダンス整合トランジション部(14C';14D',14D')を含むことを特徴とするパッケージ構造。
  19. 請求項17または18に記載の高周波パッケージ構造であって、
    前記高インピーダンス面(15C;15D)は、前記第1導電性ブロック部(10C;10D)に設けられ、かつ、前記トランジション領域において、前記キャビティの両側で少なくとも1つのリッジギャップ導波路に沿って延在し、かつ、前記MMICの両側に少なくとも部分的に沿って延在するように構成され、前記第1伝送線路は、前記トランジションのための結合部を有して設けられているか、または前記トランジションのための前記結合部に接続されたMMIC上のマイクロストリップラインを含み、
    ブロック接続部すなわち導波路側壁(21C,21C;21D,21D)は、前記第1導電性ブロック部及び/または前記第2導電性ブロック部に設けられることにより前記第1導電性ブロック部及び前記第2導電性ブロック部の組み立てを可能にするが、前記高インピーダンス面と前記第2導電性ブロック部の表面との間に前記ギャップを残すことを特徴とするパッケージ構造。
  20. 請求項17または18に記載の高周波パッケージ構造であって、
    前記高インピーダンス面(15C;15D)は、前記リッジギャップ導波路(11C;11D,11D)、前記キャビティ(4C;4D,4D)の両側に沿って前記第2導電性ブロック部に設けられ、かつ、伝播方向における前記MMIC(1C,1D,1D)の対向する外側端に少なくとも部分的に沿って前記第2導電性ブロック部に設けられるか、
    前記高インピーダンス面(15C;15D)は、完全な高さのピン要素(16C;16D)または波形を含むか、または
    前記第1導電性ブロック部及び前記第2導電性ブロック部に不完全な高さのピン要素がそれぞれ設けられ、前記第1導電性ブロック部及び前記第2導電性ブロック部の上の2つの対向するピン要素または波形が、完全な高さのピン要素または波形を共に形成することを特徴とするパッケージ構造。
  21. 請求項12または13に記載の高周波パッケージ構造であって、
    前記導波路は、前記第1導電性ブロック部(10E;10F)に設けられたグルーブギャップ導波路(11E;11F,11F)を含むことを特徴とするパッケージ構造。
  22. 請求項21に記載の高周波パッケージ構造であって、
    前記キャビティ(4E;4F,4F)に隣接した前記第1導電性ブロック部(10E;10F)の前記グルーブギャップ導波路(11E;11F,11F)の端部に、インピーダンス整合要素(5E;5F,5F)、例えば整合アイリスが配置されることを特徴とするパッケージ構造。
  23. 請求項21または22に記載の高周波パッケージ構造であって、
    前記高インピーダンス面(15E;15F)は、例えば突出ピン要素(16E;16F)を含み、前記第1導電性ブロック部(10E;10F)に設けられ、かつ、少なくとも1つの前記グルーブギャップ導波路(11E;11F,11F)の両長辺側に沿った領域と、少なくとも1つの前記結合部(3E;3F,3F)を有するマイクロストリップライン(2E;2F)を含む前記第1伝送線路を有する回路装置を含む前記基板、例えば前記MMIC(1E;1F)に沿った、少なくとも前記トランジションの前記領域を囲む2つの実質的に反対側の領域とによって形成された前記トランジションの前記領域にわたって延在するように構成され、ブロック接続部(21E,21E;21F,21F)は、前記第1導電性ブロック部及び前記第2導電性ブロック部の組み立てを可能にするように、前記第1導電性ブロック部及び/または前記第2導電性ブロック部に設けられているが、前記高インピーダンス面の領域と前記トランジションの前記領域の対向するブロック部の間にギャップの存在を確実にすることを特徴とするパッケージ構造。
  24. 請求項21または22に記載の高周波パッケージ構造であって、
    前記高インピーダンス面は、完全な高さのピン要素または波形を含む前記グルーブギャップ導波路の両側に沿って前記第2導電性ブロック部に設けられるか、または
    前記第1導電性ブロック部及び前記第2導電性ブロック部に不完全な高さのピン要素がそれぞれ設けられ、前記第1導電性ブロック部及び前記第2導電性ブロック部に設けられた2つの対向するピン要素または波形が、完全な高さのピン要素または波形を共に形成することを特徴とするパッケージ構造。
  25. 請求項1〜11のいずれか1項に記載の高周波パッケージ構造であって、
    前記第1伝送線路は、前記基板、例えば前記MMIC(1G)に設けられた回路装置のマイクロストリップライン(2G)を含み、
    前記第2伝送線路はまた、基板、例えばMMIC(1G')に設けられた回路装置のマイクロストリップライン(2G')を含み、したがって、前記パッケージ構造は、前記基板、例えばMMICまたはPCBに設けられた2つの前記回路装置の間にコンタクトレストランジションを含むことを特徴とするパッケージ構造。
  26. 請求項25に記載の高周波パッケージ構造であって、
    第1の前記マイクロストリップライン及び第2の前記マイクロストリップライン(2G;2G')は、それぞれの前記結合部に各々設けられることを特徴とするパッケージ構造。
  27. 請求項25または26に記載の高周波パッケージ構造であって、
    前記高インピーダンス面(15G)は、前記第2導電性ブロック部(20G)に設けられ、かつ、前記パッケージ構造の組み立て状態において、前記キャビティ(4G)の前記開口の上方に、実質的に同一平面上に配置された前記結合部(3G;3G')と、前記回路装置、例えばMMIC(1G;1G')を有する前記基板の少なくとも大部分とに面するように構成されることを特徴とするパッケージ構造。
  28. 請求項1〜11のいずれか1項に記載の高周波パッケージ構造であって、
    少なくとも1つの前記トランジションは、前記平面状の前記第1伝送線路(2H)を含むDUT(被試験デバイス)(1H)などの試験されるべき電子デバイスまたはオンチップアンテナを含む前記基板の上の前記回路装置と、前記第2伝送線路を形成する導波路(11H)との間の前記トランジションを含むことを特徴とするパッケージ構造。
  29. 請求項1〜11、または請求項28のいずれか1項に記載の高周波パッケージ構造であって、
    前記少なくとも1つのトランジションは、前記平面状の前記第1伝送線路(2H)を含むオンチップアンテナ(1H)を備えた前記回路装置と、前記第2伝送線路を形成する導波路(11H)との間のトランジションを含むことを特徴とするパッケージ構造。
  30. 請求項1〜29のいずれか1項に記載の高周波パッケージ構造であって、
    分析装置、例えばVNA(Vector Network Analyser)に接続するための導波路インターフェースまたは導波路フランジを含むことを特徴とするパッケージ構造。
  31. 請求項1〜30のいずれか1項に記載の高周波パッケージ構造であって、
    高周波RF信号に使用されるべく適合されていることを特徴とするパッケージ構造。
  32. 測定または試験されるべき電子デバイスへの接続を提供するための相互接続装置であって、
    コンタクトレストランジションを含み、かつ、前記基板またはオンチップアンテナ上に配置された被試験デバイス(1H)を含む前記回路装置の前記結合部(3H)を有する前記第1伝送線路を、導波路(11H)に結合するためのコンタクトレスプローブとして使用されるように適合され、前記導波路は、測定装置の導波路フランジに接続するための導波路インターフェースを含む、請求項1〜11のいずれか1項に記載のパッケージ構造を含むことを特徴とする相互接続装置。
  33. 請求項32に記載の相互接続装置の使用であって、
    前記電子デバイス、例えば被試験デバイス(DUT)または前記オンチップアンテナのウエハ上測定を実行するための、相互接続装置の使用。
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