JP2019524478A - 高効率ソーチェーン - Google Patents

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デルガド, ロベルト デ ヘスス トルレス
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ジェームズ マシュー カニントン,
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マイケル ディー. ハーフスト,
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Abstract

切断リンクと駆動リンクとを含む鋸の為の高効率チェーンソーであって、切断リンクおよび駆動リンクは、特定の電力範囲に対して高効率ソーチェーンを提供するように選択される。【選択図】 図1

Description

関連出願
[0001]本願は、2017年5月9日に出願され、その全体が本書に参考の為に組み込まれる米国仮出願第62/503,819号に対し優先権を主張する。
[0002]この開示内容は、ソーチェーンの分野に関し、特に、高効率ソーチェーンに関する。
背景
[0003]チェーンソーは、通常、駆動装置(例えば、エンジン)、ハウジングから延びるガイドバー、駆動装置によって駆動され、ガイドバーの周囲付近を関節でつなぐように配置された無端ソーチェーンを含む。ソーチェーンは、一般的に、カッタリンク、駆動リンク、タイストラップのような様々な相互結合リンクを含む。カッタリンクには、次に続く切断エッジの前方および僅かに下方に深さゲージが設けられ、カッタが木材に過渡の切り込み又は侵入するのを実質的に阻止する。
[0004]複数の実施形態は、添付図面を組み合わせた以下の詳細な説明によって容易に理解されるであろう。複数の実施形態は、限定ではなく例として、添付図面の図に示されている。
[0005]
図1は、様々な実施形態に従う高効率切断チェーンの側面図を示す。 図2は、様々な実施形態に従う高効率切断チェーンの為の駆動スプロケットの側面図を示す。 図3は、様々な実施形態に従う高効率切断チェーンの側面図を示す。 図4は、様々な実施形態に従う高効率切断チェーンの側面図を示す。 図5は、切断効率とチェーンピッチとのグラフであって、従来の切断チェーン設計と比較して、開示された高効率切断チェーンの予測されない優れた性能を実証する。 図6は、切断効率とチェーンピッチに対するチェーンカッタの高さの比とのグラフであって、従来の切断チェーン設計と比較して、開示された高効率切断チェーンの予測されない優れた性能を実証する。
開示された実施形態の詳細な説明
[0011]以下の詳細な説明において、添付図面を参照するが、これらの図面は、その一部を形成し、これらの図面は、実施可能な複数の実施形態を例示して示す。他の複数の実施形態が利用可能であり、構造的または論理的変更は、範囲を逸脱することなく行われてもよいことが理解されよう。そのため、以下の詳細な説明は、限定的な意味で解釈されるべきではなく、複数の実施形態の範囲は、添付された特許請求の範囲およびそれらの均等物によって定められる。
[0012]さまざまな作用は、複数の実施形態を理解するのに役立つような態様で、複数の個別の作用として説明されるが、説明の順序は、これらの作用が順序に依存していることを意味するものと解釈されるべきではない。
[0013]説明は、上/下、後/前、最上部/底部のような遠近感ベースの説明を使用することができる。そのような説明は、単に解説を容易にするために使用され、開示された複数の実施形態の応用を制限することを意図するものではない。
[0014]用語「結合された」および「連結された」は、それらの派生語と共に使用することができる。これらの用語は、互いに同義語として意図されていないことを理解されたい。むしろ、特定の複数の実施形態において、「連結された」は、2つ以上の要素が互いに直接物理的に接触していることを示す為に使用することができる。「結合された」は、2つ以上の要素が直接物理的に接触していることを意味することができる。しかしながら、「結合された」は、2つ以上の要素が互いに直接接触しておらず、それでも、互いに協働または相互作用することを意味することができる。
[0015]説明の目的のために、「A/B」形式の語句または「Aおよび/またはB」形式の語句は、(A)、(B)または(AおよびB)を意味する。説明の目的のために、「A,B,Cのうち少なくとも一つ」形式の語句は、(A),(B),(C),(AおよびB)、(AおよびC)、(BおよびC)、(A,B,C)を意味する。説明の目的のために、「(A)B」形式の語句は、(B)または(AB)を意味し、Aは任意的な要素である。
[0016]説明は、用語「実施形態」または「複数の実施形態」を使用してもよいが、これらは、各々が一つまたは複数の同一または異なる複数の実施形態を示すことができる。さらに、用語「備える」、「含む」、「有する」などの複数の実施形態に関して使用されるものは、同義である。
[0017]本書で開示された複数の実施形態は、改善された高効率ソーチェーンであって、手持ち式電力チェーンソーのような低電力チェーンソー作業に使用される。注意深い設計および実験を通して、本発明者は、ソーチェーンの様々なパラメータを選択し、従来の切断チェーン設計と比較して(たとえば、図5を参照)、高い切断効率を備えたチェーンを提供する。これにより、伝統的な典型的な形式のソーチェーンと同一切断を達成するのに、エネルギおよび/または電力がより少ないソーチェーンが得られる。
[0018]パラメータ(AKA係数)は、ソーチェーンを設計する為に操作され、電力消費または切断効率を調整するために使用されてもよい。多くの係数は、電力消費および効率に影響する。通常、クリーンシート設計では、目標電力消費値が、システム重量、所望の送り負荷、システムRPM、全体としての切断システムに関連する他の係数のような一部の他のシステム変数に沿って、設定される。目標電力レベルは、チェーンの為に選択されたピッチである第1係数の決定に影響する。ピッチ及び電力は、正の相関があり、ピッチが大きいほど電力レベルが高くなり、逆も同様である。いったんピッチが選択されると、残りのチェーン係数は、チェーンおよびバーシステムとの相互関係のある多くの係数間の適切な比を提供するような大きさにされる。これらの係数は、切断の高さ及び長さ、駆動リンクピットとカッタピッチの比、材料の厚さ、切断カーフ幅、バーとカーフのクリアランスを含んでもよい。複数の実施形態において、切断カーフ幅は、約0.200〜約0.230に選択される。複数の実施形態において、バーとカーフのクリアランスは、約0.060〜約0.100インチに選択される。特定の切断モードに影響を与える追加のカッタ設計要素は、深さゲージ、切断角径、固定切断角度、やすり掛けされる(filed)切断角度を含む。複数の係数及び係数比を最適条件近くに維持する必要性の結果として、典型的チェーン設計は比較的狭い設計空間へと進化しており、ここでは、設計間で、かなりの視覚的類似性を生じている。しかしながら、多くの係数は、切断システム効率または性能の一部の他の尺度において、線形ではない。本発明者等は、意外にも、これらの設計係数の慎重に操作することにより、予期せぬことに高効率の予想外の領域を発見した。
[0019]一つの非線形の比は、送り負荷深さゲージ比である。本書で開示されるように、高効率ソーチェーンが開発されており、ここで、全チェーンは、影響力のある寸法および比の大半が最適条件に近くなる領域内に拡大縮小され(is scaled into a window)、同時に、それらの最適条件において、送り負荷/深さゲージ比と切断深さとが、最大の切断深さに置かれている。この尺度サイズは、効率の最適条件および送り負荷/深さゲージ関係における変曲点より上の正しい領域を対象とし、同時に、送り負荷および電力点を固定値に保つ。この設計空間が提供する性能特性は、純粋に線形スケーリングから外挿することができない、又は既存設計の一つの寸法を修正して、電力や効率のような所定の応答値を動かすことができない動作特性である。
[0020]図5および図6に示されるように、様々な係数の選択は、同等のピッチチェーン(.325標準)に対する予測よりも遙かに大きなソーチェーン(高効率)をもたらす。図5に示されたグラフは、ピッチと切断効率の関係を示す。1/4ピッチから3/8ピッチまで直線的に外挿すると、開示された高効率切断チェーンの効率を予測することはできない。標準3/8および3/8低プロファイルのオフセットを適用しても、高効率切断チェーンの効率を予測することはできない。図6に示されたグラフは、カッタの高さ及びピッチの比と切断効率の関係を示す。図6に示されるように、標準3/8、標準1/4,標準.323チェーンおよび3/8低プロファイルチェーンでさえ、切断効率およびカッタの高さピッチ比の間に線形関係を示す。しかしながら、開示された高効率チェーンは、効率において予想外の優れた増加を示す。この切断効率は、幾つかの用途での使用が意図された一般的チェーンを設計する代わりに、特定用途(電力範囲および送り負荷)の為に開示された高効率切断チェーンを設計することによって生じる。複数の実施形態において、高効率ソーチェーンの為の送り負荷と深さゲージ設定値の比は、約380〜約330である。これは、約250〜約310にある従来のソーチェーンの送り負荷と深さゲージ設定値の比と比較して有利である。複数の実施形態において、高効率ソーチェーンの深さゲージ設定値は、約0.015〜約0.020である。これは、約0.020〜約0.030である従来のソーチェーンの深さゲージ設定値と比較して有利である。
[0021]様々な複数の実施形態において、チェーンソーは、チェーンソーの本体から延びるガイドバーを含んでもよい。本体は、ハウジングを含み、そのハウジング内には、ガイドバーの周りでソーチェーンを駆動するモータが配置されてもよい。ガイドバーは、一対のレールを含み、これらのレール間に溝が配置されてもよい。ガイドバーは、一つ又は複数のスプロケットをガイドバーの端部に含み、細長い部分(例えば、僅かに湾曲部を備えた部分または直線部分)は、ガイドバーの端部の間に配置されてもよい。たとえば、ガイドバーは、ガイドバーの近位端部に駆動スプロケット、さらに/または、ガイドバーの遠位端部にノーズスプロケットを含んでもよい。
[0022]様々な複数の実施形態において、ソーチェーンは、複数のリンクを含み、これらのリンクは、互いに結合され、一つ又は複数の切断リンク、駆動リンクおよび/またはストラップを含んでもよい。リンクは、一対のリベット穴(例えば、前方リベット穴、後方リベット穴)を含み、それぞれの隣接したリンクにリンクを結合してもよい。駆動リンクは、ガイドバーの溝に載り、さらに/または、スプロケットのポケットと係合する中央リンクでもよい。タイストラップは、ガイドバーのレールの一つと係合するサイドリンク(例えば、左側リンクまたは右側リンク)でもよい。タイストラップは、(たとえば、タイストラップおよび/または駆動リンクのリベット穴を通して配置されたリベットを使用して、または、他の配置/結合を介して)互いに連続駆動リンクと係合してもよい。
[0023]開示された高効率切断チェーンは、カッタリンク、タイストラップ、駆動リンクを含んでもよい。ソーチェーンの切断リンクは、前方切断リンク用リベット穴、後方切断リンク用リベット穴を含み、上部切断エッジは、前方切断リンク用リベット穴および後方切断リンク用リベット穴を接続する中心線に対して第1の高さに配置されている。複数の実施形態において、第1の高さは、約0.285〜約0.295インチである。切断リンクは、切断エッジと、刃溝によって分離された深さゲージとを含んでもよい。深さゲージは、上部表面および後面を有してもよく、後面は、全体的に刃溝に面し、切断エッジに対向してもよい。深さゲージは、一般的に第1の高さに又は第1の高さより低い第2の高さ(すなわち、上部切断エッジの高さ)に配置された上部表面を有してもよい。複数の実施形態において、第1の高さと第2の高さの間の比は、高効率ソーチェーンを提供するように選択される。複数の実施形態において、第1の高さと第2の高さの間の比は、約1.22〜1.28である高効率ソーチェーンを提供するように選択される。
[0024]カッタ用リンクは、たとえば、前方切断リンク用リベット穴および後方切断リンク用リベット穴を通過するリベットを備えた駆動リンクと結合されてもよい。駆動リンクは、前方駆動リンク用リベット穴および後方駆動リンク用リベット穴を含んでもよく、駆動リンクは、前方切断リンク用リベット穴および後方駆動リンク用リベット穴と係合するリベットと、後方切断リンク用リベット穴および前方駆動リンク用リベット穴と係合するリベットとを介して切断リンクと結合してもよい。一般的に、チェーンのピッチは、3つの連続したリベット間の距離を2で割った値である。ピッチとカッタの高さの比は、特定の電力点によって決定される。切断性能、安全性、振動は、リベット中心線より上のカッタの高さ及び深さゲージの高さの比を用いて制御される。開示された高効率切断チェーンにとって、チェーンピッチは、前方駆動リンク用リベット穴および後方切断リンク用リベット穴の間の距離の半分として定められてもよい。複数の実施形態において、第1の高さおよびチェーンピッチの比は、特定の電力範囲の高効率切断チェーンを提供するように選択される。複数の実施形態において、第1の高さ及びチェーンピッチの比は、約1.22〜1.28である。複数の実施形態において、チェーンピッチは、約0.315〜約0.335インチである。
[0025]複数の実施形態において、カッタリングおよびリベット周りのストラップの横断面積は、それが設計されている電力点に基づく引張強度および安全係数を提供するような大きさになっている。低電力チェーンは、必要な強度を提供するのに必要な材料がより少ない。複数の実施形態において、リベット穴の中心線より下の横断面積は、チェーン底面(footprint)までの中心線より上の領域より大きい。これが、使用中のカッタおよびシャシ底面の摩耗を可能にしつつ、適切な張力強度および安全性を維持する。さらに、一定の複数の実施形態において、カッタリンクの、タイストラップの最上部までの高さは、チップが適切に排出される開口領域を提供するような大きさになっている。
[0026]切断リンクピッチは、前方切断リンク用リベット穴の中心および後方切断リンク用リベット穴の中心の間の距離として定められる。カッタ駆動ピッチは、前方駆動リンク用リベット穴の中心および後方駆動リンク用リベット穴の中心の間の距離として定められる。複数の実施形態において、カッタリンクピッチおよび駆動リンクピッチの比は、高効率ソーチェーンを設けるように選択される。複数の実施形態において、カッタリングピッチおよび駆動リンクピッチの比は、約1.15〜約1.19である。複数の実施形態において、カッタのリンクピッチは、約0.345〜約0.355である。複数の実施形態において、駆動リンクピッチは、約0.288〜約0.308である。
[0027]ソーチェーンのゲージは、通常、駆動リンクの厚さによって測定される。一定の複数の実施形態において、開示されたソーチェーンは、チェーン強度を損なうことなく、通常のチェーンほど厚くないチェーンゲージを提供するように設計されている。これが、他の特徴と結合されて、効率が向上されたソーチェーンを提供することができる。複数の実施形態において、開示されたソーチェーンは、約0.040〜約0.046のチェーンゲージ幅を提供するように設計されている。
[0028]一定の複数の実施形態において、切断効率の向上、したがって、ソーチェーン効率の向上を提供する為に、ソーチェーンのカッタが最適化される。たとえば、様々な実施形態(すなわち、鋭利な幅および開口幅の間に積極的な差異を有するもの)は、効率を改善することができる。これらの幾何学的制約は、フード付きカッタリンクの任意の適した形態に対して、特性改善を提供することができる。適切なカッタの例は、米国特許第9,610,702号において見い出すことができるが、その全体は、参考のため、本書に組み込まれる。
[0029]本書に開示された実施形態は、予想されるカッタリンク寿命を犠牲にすることなく、切断性能を改善できる。この寿命は、通常、カッタリンクが有用である為に鋭利な表面が後退し過ぎる前に買ったリングが耐え得る鋭利化の数(例えば、丸い鉛筆状のやすり)によって決定される。従来通りに、鋭利化された表面の厚さは、カッタリンクの相対的な形状寸法(及び切断性能の付随する影響)に注意することなく、カッタリンクの寿命を名目上延ばす為に増加されてきた。これらの形状寸法は、カッタリンクが「厚い」鋭利化された表面を維持することを可能にするが、この表面は、繰り返される鋭利化に耐えつつ、本書で説明された一部または全部の性能改善を達成することができる。性能の利点は、開口幅よりも鋭利な幅を有する適切な寸法のカッタリンクで見られる。
[0030]チェーンソー用カッタリンク、及び関連した装置および方法の複数の実施形態が本書に開示されている。本書で説明されたカッタリンクは、従来のカッタリンクより速く円滑に所望の媒体(例えば、木材)を切り抜けることによってチェーンソーの切断性能を改善することができる。特に、本書のカッタリンクは、チェーンソーの切断効率と尺度を改善することができ、尺度は、ソーチェーンの能力を定量化し、ソーによって提供される電力を切断速度と材料の除去に変換する。
[0031]一部の実施形態において、高効率ソーチェーンは、バンパー駆動リンクを含む。一部の複数の実施形態において、バンパー駆動リンクは、後方に延びた最後部ガード、または、駆動リンクのバンパー部分を有する。駆動リンクのバンパー部分は、切断リンクの深さゲージに沿って位置することができ、切断リンクは、駆動リンクと共通の旋回接続部を共有する。深さゲージおよび最後部の二倍の厚さが形成され、これが、(細長い単一の厚さと比較して)カーフ底部の木質繊維への侵入に効率良く逆らい、あとに続く切断リンクの過渡の侵入に対する耐性を実質的に増強することができる。チェーンが、チェーンソーバーの関節部を横切るとき、駆動バンパーリンクおよび後続のカッタリンクの間のチェーンソーバーの関節部のノーズ部分は、(たとえば、バンパー駆動リンクのバンパー部分およびカッタリンクの深さゲージの複合体として)深さゲージの伸びを効率良く作り出す。この延ばされた複合体の深さゲージは、チェーンに安定性をもたらし、簡単に前述したように、切断表面が、切られない木材に切り込み又は侵入しすぎることを抑制することも助ける。これらの機能は、反動の可能性を減少させるのに貢献することができる。
[0032]様々な実施形態において、バンパー駆動リンクのバンパー部分は、木質繊維の侵入に対する更なる耐性を提供しつつ、切断リンクの刃溝に延びるバンパー駆動リンクの部分を最小限に抑えることによって、切断性能の悪影響を最小限に抑え、言い換えると、チップ流を高める為に刃溝の開口を最大にするのに役立つ。様々な実施形態において、バンパー駆動リンクの先導部分および最後部分の構成は、先導部分のランプが、最後部分の前縁部上方に突き出る方向に、切断される木材を上昇させるように協働して形成可能であり、
最後部分の前縁部は、それ自体、カーフに掘り込む可能性のある角部を避けるように形作られる一方、最後部分の最後部は、最後部分の最上部に沿って延ばされたエッジを提供するように形成できる。様々な実施形態において、駆動リンクは、追加のチップ搬送能力を提供するため、センタリンクの最後部分前方の中央領域で解放(relieved)されてもよい。
[0033]開示されているのは、高効率ソーチェーンと、高効率ソーチェーンを駆動するように構成された駆動スプロケットとを含むシステムである。複数の実施形態において、当該システムは、高効率ソーチェーンを誘導するように構成されたガイドバーを更に含む。
[0034]開示されているのは、高効率ソーチェーンを含む動力付きソーである。複数の実施形態において、動力付きソーは、高効率ソーチェーンを駆動するように構成された駆動スプロケットを更に含む。複数の実施形態において、動力付きソーは、高効率ソーチェーンを誘導するように構成されたガイドバーを更に含む。
[0035]図1は、様々な実施形態に従う高効率切断チェーン10を示す。高効率切断チェーン10は、カッタリンク30,タイストラップ40,駆動リンク50も含む。ソーチェーン10のカッタリンク30は、切断エッジ32と、刃溝36によって分離された深さゲージ34とを含む。深さゲージ34は、上部表面と、刃溝36に概略対面する後面とを有することができる。カッタリンク30は、たとえば、リベット穴38を通過するリベットを備える駆動リンク50と結合される。長手方向の第1の中心線60は、隣接するリベット穴38を通って配置できる。長手方向の第1の中心線に対して平行な第2の線63は、カッタ30の切断表面32の最上部角33に配置できる。第1の中心線60と、その平行線63の間の距離は、カッタの高さ66を定めるのに使用できる。カッタの高さは、高効率切断チェーン10を提供するように選択されている。複数の実施形態において、中心線60よりも下の横断面積は、チェーン底面までの中心線より上の面積よりも大きい。これは、使用中のカッタおよびシャシ底面の摩耗を可能にしつつ、適切な引張強度および安全性を維持する。さらに、一定の複数の実施形態において、線66からストラップの最上部までのカッタの高さは、チップが適切に排除されるような開口面積を提供するような大きさになっている。長手方向の第1の中心線に対して直交する第2組の中心線67,68は、リベット穴38を通って配置されてもよく、3つのリベット間の距離69を定める為に使用されてもよい。チェーンのピッチは、3つの連続したリベットの間の距離を2で割った値である。そのため、ピッチは、2で割った距離69である。複数の実施形態において、カッタの高さとピッチの比は、特定電力範囲で高効率切断チェーン10を提供するように選択されている。複数の実施形態において、高さと深さゲージ設定値の比は、高効率ソーチェーンを設けるように選択されている。ピッチとカッタの高さの比は、特定電力点によって決定される。切断性能、安全性、振動は、リベット中心線より上のカッタの高さと深さゲージの高さの比を用いて制御される。
[0036]図2は、図1のチェーンに適合する駆動スプロケット200を示す。複数の実施形態において、スプロケット200の刃溝201は、図1の切断チェーン10のピッチ距離に適合されている。
[0037]図3および図4は、高効率切断チェーン10を示し、これは、様々な実施形態に従うバンパー駆動リンク20を含む。高効率切断チェーン10は、カッタリンク30と、タイストラップ40とを含み、一定の実施形態では、非バンパー駆動リンク50を含む。ソーチェーン10のカッタリンク30は、切断エッジ32と、刃溝36によって分離された深さゲージ34とを含む。深さゲージ34は、上部表面と、刃溝36に概略面する後面とを有してもよい。カッタリンク30は、たとえば、リベット穴38を通過するリベットを備えたバンパー駆動リンク20と結合されてもよい。バンパー駆動リンク20は、本体部分21およびバンパー部分22を含み、バンパー部分22は、バンパー駆動リンク20の本体部分21の中心から径方向に上方及び後方の両方に延び、または突き出ている。バンパー部分22は、チェーンソーバーのノーズを横切るとき(図4を参照)、多少、径方向に延びることによって反動を軽減することができる。さらに、バンパー部分22は、反動事象に関与するバンパー駆動リンク20の表面積を増加させるので、反動エネルギを低減することができる。さらに、バンパー部分22の長さ及び形状は、駆動切断性能を前進させるように修正できる。
[0038]図3は、切断リンク30およびバンパー駆動リンク20を示すソーチェーン10の側面図を示し、様々な実施形態に従うソーチェーン10の、それぞれの第1の位置12を図示する。図4は、ソーチェーン10を示し,その切断リンク30,バンパー駆動リンク20は、様々な実施形態に従うソーチェーン10の、それぞれの第2の位置14を図示する。カッタリンク30およびバンパー駆動リンク20は、バーのバーレールの概略直線走行を横切る間、第1の位置12にあり、バーのノーズ付近を円周方向に横切る間、第2の位置14にある。一部の複数の実施形態において、バンパー部分22の最上縁部23の高さは、そのような構成部品がガイドバーの上下バーレールの直線走行を横切るとき、深さゲージ34の上部表面の高さより低い。一定の実施例において、バンパー部分22の最上縁部23の高さは、バンパー駆動リンクが効率良く正規の駆動リンクになるように十分に低くすることができる。一定の実施例において、バンパー部分22の最上縁部23の高さは、深さゲージと同じ高さにすることができる。一定の実施例において、バンパー部分22の最上縁部23の高さは、深さゲージより約0.005インチ高い高さと約0.030インチ低い高さの間である。
[0039]様々な実施形態において、バンパー駆動リンク20は、刃溝36の上部領域の途中まで延びるように適合されたバンパー部分22を含みことができる。バンパー部分22は、最上縁部25を有することができ、一部の実施形態において、最上縁部25は、第1の位置12にある間、深さゲージ34の上部表面より低くてもよい。バンパー駆動リンク20は、最上部分28を備えた後縁部26に凹面27を有することができ、バンパー部分22の先端25の下方および前方に配置された最前部分24を含むことができる。複数の実施形態において、長手方向の第1中心線60および先端部25の間の距離は、チェーン10が、第1の位置12にあり、バーの直線部分を横切るとき、長手方向の第1中心線60および後縁部26の最上部分28の間の距離より大きい。様々な実施形態において、凹面27は、カッタリンクの刃溝36に突き出る駆動リンク材料の量を減少させるような大きさになっており、これは、同様に、刃溝36を通るチップ流の衝撃を減らし、より良好な切断性能を促進する。長手方向の第1の中心線60に対して平行な第2の線63は、カッタ30の切断表面35の最上角部33に配置することができる。第1の中心線60およびその平行線63の間の距離は、カッタの高さ66を定める為に使用できる。カッタの高さは、高効率切断チェーン10を提供するように選択されている。長手方向の第1中心線60に直交する第2組の中心線67,68は、リベット穴38を通って配置することができ、3つのリベット間の距離69を定めるのに使用できる。チェーンのピッチは、2つのリベット間の平均距離である。リベット間の距離は変化するので、ピッチは、3つのリベット間を測定し、この距離を2で割ることによって測定できる。そのため、ピッチ距離は、2で割った距離69である。複数の実施形態において、カッタの高さ及びピッチ距離の間の比は、高効率切断チェーンを提供するように選択されている。複数の実施形態において、最前部分24の角度は、線60から測定された35ー70°である。複数の実施形態において、バンパー駆動リンク20のバンパー部分22の最上縁部23は、先端25から下方に後縁部26の最上部分28まで傾斜している。実施形態において、バンパー駆動リンク20のバンパー部分22の最上縁部23は、約−3°(上方に傾斜)〜8°(下方に傾斜)で下方に傾斜するが、たとえば、線60から測定された4.6°で下方に傾斜する。長手方向の第1の中心線60は、隣接した複数のリベット穴38を通って配置することができる。複数の実施形態において、長手方向の第1の中心線60および先端25の間の距離は、チェーン10が第1の位置12にあり、バーの直線部分を横切るとき、長手方向の第1の中心線60および後縁部26の最上部分28の間の距離より大きい。様々な実施形態において、凹面27は、カッタリンクの刃溝36に突出する駆動リンク材料の量を減らし、同様に、刃溝36を通るチップ流における衝撃を減らし、より良好な切断性能を促進するような大きさになっている。長手方向の第1の中心線に直交する第2の中心線62は、リベット穴を通って配置することができる。第2の中心線62は、最後部の延長距離64を定めるのに使用できる。複数の実施形態において、最後部の延長距離64は、カッタリンク20のリベット穴38間の距離の17−23%(例えば、約20%)である。
[0040]様々な実施形態において、凹面27は、カッタリンクの刃溝36に突出する駆動リンク材料の量を減少させ、同様に、刃溝36を通るチップ流における衝撃を減少させ、より良好な切断性能を促進するような大きさになっている。一部の実施形態において、バンパー部分22がノーズを横切るとき、バンパー部分22は、最大径延長部の地点で、深さゲージ34の上部表面と実質的に整列する(例えば、ノーズの中心から径方向に延びる)ことができる。そのような整列は、カーフ幅に対して大きな表面積を与え、これは、ノーズを横切るときの反動に抵抗することを助ける。他の複数の実施形態において、バンパー部分22の端部は、深さゲージより径方向に遠くへ又は深さゲージより短く延びることができる。
[0041]様々な実施形態は、ソーチェーン構成部品の比率を含むことができ、第1の位置12にある間、それは性能を維持することを助け、第2の位置14にある間、反動が最小限に抑えられる。リベット穴38の中心線60より上のバンパー部分22の最上縁部23の高さは、先端25の高さとして表示することができ、性能を改善するため、反動を減らすため、チェーンの保全性を改善するため、必要に応じて変更可能である。様々な実施形態において、先端の高さは、80−100%の範囲のように、深さゲージの高さ34の所定の百分率でもよい。更なる実施形態において、先端の高さは、深さゲージの高さ以下に保たれてもよく、これが、ソーチェーンの寿命の間ずっと最後部における整備(例えば、やすり掛け)の必要性を減らすことができる。
[0042]本書には一定の実施形態が示され、説明されてきたが、当業者は、同一目的を達成するように予測された広範囲の様々な代替え及び/又は均等な実施形態または実施例が、当該範囲を逸脱することなく、示されて説明された実施形態と置き換えられることを認識するであろう。当業者は、複数の実施形態が非常に広い様々な方法で実施されることを容易に理解するであろう。
[0043]本願は、本書で検討された実施形態の全ての適用または変形例をカバーすることが意図されている。そのため、これらの実施形態は、特許請求の範囲と、その均等物のみによって限定されることが明らかに意図されている。

Claims (17)

  1. 切断リンクおよび駆動リンクを備えた高効率ソーチェーンにおいて、
    前記切断リンクは、
    前方切断リンク用リベット穴と、
    後方切断リンク用リベット穴と、
    前記前方切断リンク用リベット穴および前記後方切断リンク用リベット穴を接続する中心線に対して、第1の高さに配置された上部切断エッジと、
    前記切断エッジに対向した深さゲージであって、ほぼ前記第1の高さ又は前記第1の高さより低い第2の高さに配置された上部表面を有する、深さゲージと、
    前記切断エッジおよび前記深さゲージの間に形成された刃溝と、
    を備え、
    前記駆動リンクは、
    前方駆動リンク用リベット穴と、
    後方駆動リンク用リベット穴であって、前記駆動リンクは、前記前方切断リック用リベット穴および前記後方駆動リンク用リベット穴に係合するリベットを介して前記切断リンクに結合され、チェーンピッチは、前方駆動リンク用リベット穴の中心および前記後方切断リンク用リベット穴の中心の距離の半分として定められる、前記後方駆動リンク用リベット穴と、
    を備える、高効率ソーチェーン。
  2. 前記第1の高さと前記チェーンピッチの比は、約1.22〜約1.28である、請求項1に記載の高効率ソーチェーン。
  3. 前記第1の高さは、約0.400〜約0.412インチである、請求項1に記載の高効率ソーチェーン。
  4. 前記チェーンピッチは、約0.315〜約0.335インチである、請求項1に記載の高効率ソーチェーン。
  5. 前記第1の高さと前記第2の高さの比は、高効率ソーチェーンを与えるように選択される、請求項1に記載の高効率ソーチェーン。
  6. 前記第1の高さと前記第2の高さの比は、約1.22〜約1.28である、請求項5に記載の高効率ソーチェーン。
  7. 切断リンクピッチは、前記前方切断リンク用リベット穴の中心および前記後方切断リンク用リベット穴の中心の間の距離として定められ、駆動リンクピッチは、前記前方駆動リンク用リベット穴の中心および前記後方駆動リンク用リベット穴の中心の間の距離として定められ、前記切断リンクピッチおよび前記駆動リンクピッチは、高効率ソーチェーンを与えるように選択される、請求項1に記載の高効率ソーチェーン。
  8. 前記切断リンクピッチと前記駆動リンクピッチの比は、約1.15〜約1.19である、請求項7に記載の高効率ソーチェーン。
  9. 前記駆動リンクは、最上縁部を更に備え、前記最上縁部は、ガイドバーレールに対して第2の高さを有する前方部分と、前記切断リンクの前記上部切断エッジにほぼ最も近く、前記最上縁部の最後の部分および前記第2の中心線の間の距離によって定められる最後部の延長距離に配置される後方部分とを有し、
    ガイドバーの直線走行(run)を横切るとき、前記最上縁部の最後尾部分は、前記最上縁部の下方および前記深さゲージの前記上部表面の下方に配置され、前記ソーチェーンが前記ガイドバーのノーズを横切るにつれて、前記最後部の前記位置は、前記深さゲージに対して移動し、前記最上縁部の前記前方部分は、先行する切断リンクの切断弧に整列する、請求項1に記載の高効率ソーチェーン。
  10. 前記最後尾部分は、前記深さゲージの前記高さを超えて移動しない、請求項9に記載の高効率ソーチェーン。
  11. 前記最後部は、径方向最後部寸法を有し、前記径方向最後部寸法は、前記切断リンクおよび前記駆動リンクの共有旋回点から測定される前記深さゲージの前記高さに等しい、請求項9に記載の高効率ソーチェーン。
  12. 前記駆動リンクはランプ部分を有し、前記ランプ部分は、前記最上縁部の前記前方部分まで上方に傾斜し、前記ランプ部分および前記前方部分は、ソーカーフに掘り込む可能性のある角部が存在しないように形作られている、請求項9に記載の高効率ソーチェーン。
  13. 請求項1に記載の高効率ソーチェーンと、前記高効率ソーチェーンを駆動するように構成された駆動スプロケットと備えたシステム。
  14. 前記高効率ソーチェーンを誘導するように構成されたガイドバーを更に備える、請求項13に記載のシステム。
  15. 請求項1に記載の高効率ソーチェーンを備えた電動ソー。
  16. 前記高効率ソーチェーンを駆動するように構成された駆動スプロケットを更に備える、請求項15に記載の電動ソー。
  17. 前記高効率ソーチェーンを誘導するように構成されたガイドバーを更に備える、請求項15に記載の電動ソー。
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