JP2019523674A5 - - Google Patents

Description

以上、本発明の少なくとも１個の実施形態について幾つかの態様を記述してきたが、お察し頂けるように、いわゆる当業者であれば様々な改変、修正及び改善を直ちに想起することができよう。そうした改変、修正及び改善は本件開示の一部分と目され、また本発明の神髄及び技術的範囲内にあるものと目される。従って、以上の記述及び図示は専ら例示に過ぎない。
＜付記＞
［１７］
飲料カートリッジを形成する方法であり、
底部と、当該底部から頂部へと上方に延びる側壁と、を有するカップを準備するステップであり、それら側壁及び底部が内部空間を画定し且つ部分的にセルロース繊維で形成されていて湿気及び気体に対し可透過性を呈するカップを、準備するステップと、
ライナを上記カップにそのカップの内部空間内にて取り付けるステップであり、そのライナが、底部と、当該底部から上縁へと上方に延びる側壁と、その側壁の上縁から外方に延びるフランジと、を有し、そのライナが、内部空間を画定し、ポリマ素材を含有し且つ湿気及び気体に対し非透過性を呈し、そのライナをそのカップに取り付けるに当たり、そのカップからそのライナを剥がして取り外せるようそのカップの底部又は側壁にそのライナを接合するステップと、
飲料素材を上記内部空間内に準備するステップであり、その飲料素材が、上記カートリッジ内に導入された液と混ざって飲料を形成するよう誂えられたものであるステップと、
リッドを上記ライナのフランジに取り付けることで、そのライナにより画定された内部空間を閉ざすステップであり、そのリッドが、湿気及び気体に対し非透過性を呈しそのライナに取り付けられて当該内部空間を湿気及び気体に対し非透過性にするものであるステップと、
を有する方法。
［１８］
上記［１７］に記載の方法であって、更に、
ある初期厚を有するポリマシートからブランクを切り出すことで上記ライナを形成するステップと、
上記ブランクを型抜きすることで上記ライナに係る底部、側壁及びフランジを形成するステップと、
を有する方法。
［１９］
［１８］に記載の方法であって、上記型抜きステップが、上記ブランクを加熱するステップと、加熱されたブランクをツールを用い上記カップの内部空間内へと押し込み上記ライナの底部及び側壁をそのカップに取り付けるステップと、を有する方法。
［２０］
［１８］に記載の方法であって、上記ライナの底部及び側壁の厚みが上記初期厚未満である方法。
［２１］
［１８］に記載の方法であって、上記ブランクが円形であり、上記型抜きステップが、そのブランクを加熱するステップと、そのブランクのうちフランジ部分をしっかり保持するステップと、そのフランジ部分を基準にしてツールを用い上記ライナの側壁及び底部を形成するステップと、を有する方法。
［２２］
［１７］に記載の方法であって、更に、
上記内部空間内で上記ライナ側壁にフィルタを取り付けるステップを有する方法。
［２３］
［２２］に記載の方法であって、上記飲料素材準備ステップが、上記フィルタにより画定された空間内へと上記飲料素材を供給するステップを含む方法。
［２４］
［２２］に記載の方法であって、上記フィルタが上記ライナ側壁に熱熔接される方法。
［２５］
［２２］に記載の方法であって、上記フィルタ及び上記ライナがポリプロピレン製である方法。
［２６］
［２２］に記載の方法であって、更に、上記カップから上記ライナ及び上記フィルタを一緒に剥がすステップを有する方法。
［２７］
［１７］に記載の方法であって、上記ライナがポリエチレン及びＥＶＯＨを含有する方法。
［２８］
［１７］に記載の方法であって、上記カップが、上記カップ側壁の頂部から外方に延びるフランジを有し、上記ライナのフランジがそのカップフランジに取り付けられていない方法。
［２９］
［１７］に記載の方法であって、更に、上記ライナのフランジに対する引っ張りによりそのライナを上記カップから剥がすステップを有する方法。
［３０］
［１７］に記載の方法であって、更に、飲料マシンのアウトレット針を上記カップの底部及び上記ライナの底部に刺すステップを有する方法。

Claims (16)

1. 飲料カートリッジであって、
   底部と、当該底部から頂部へと上方に延びる側壁と、を有するカップであり、それら側壁及び底部が内部空間を画定し且つ部分的にセルロース繊維で形成されており、湿気及び気体に対し可透過性を呈するカップと、
   上記カップの内部空間内にあり、底部と、当該底部から上縁へと上方に延びる側壁と、その側壁の上縁から外方に延びるフランジと、を有するライナであり、ポリマ素材を含有しており、上記カップの底部又は側壁に取り付けられており、湿気及び気体に対し非透過性を呈するライナと、
   上記ライナのフランジに取り付けられ、上記ライナにより画定された内部空間を閉ざしているリッドであり、湿気及び気体に対し非透過性を呈していて、当該内部空間が湿気及び気体に対し非透過性を呈するよう上記ライナに取り付けられたリッドと、
   を備え、上記カップから上記ライナを手で剥がすことでそのカップからそのライナを取り外せるカートリッジ。
2. 請求項１に記載のカートリッジであって、上記カップが、更に、上記カップ側壁の頂部から外方に延びるカップフランジを有するカートリッジ。
3. 請求項２に記載のカートリッジであって、上記ライナのフランジが上記カップフランジに取り付けられていないカートリッジ。
4. 請求項１に記載のカートリッジであって、飲料マシンのアウトレット針が刺さるよう上記カップの底部及び上記ライナの底部が誂えられたカートリッジ。
5. 請求項１に記載のカートリッジであって、上記ライナがポリエチレン及びＥＶＯＨを含有しており、そのライナの底部が０．００１〜０．００４インチ以下（１インチ＝約２，５ｃｍ）の厚みを有するカートリッジ。
6. 請求項１に記載のカートリッジであって、上記カップから上記ライナを剥がすことで上記リッド及び上記ライナを一緒に取り外せるカートリッジ。
7. 請求項１に記載のカートリッジであって、非剥離性ボンドにより上記リッドが上記ライナに接合されたカートリッジ。
8. 請求項１に記載のカートリッジであって、更に、
   上記内部空間内にあり、上記ライナの側壁に取り付けられているフィルタと、
   上記内部空間内にあり、本カートリッジ内に導入された液と混ざって飲料を形成するよう誂えられている飲料素材と、
   を備えるカートリッジ。
9. 請求項８に記載のカートリッジであって、非剥離性ボンドにより上記フィルタが上記ライナに接合されたカートリッジ。
10. 請求項８に記載のカートリッジであって、上記カップから上記ライナを剥がすことで上記フィルタ及び上記ライナをそのカップから取り外せるカートリッジ。
11. 請求項８に記載のカートリッジであって、上記フィルタが、専ら上記ライナに対する直接取付部を有するカートリッジ。
12. 請求項８に記載のカートリッジであって、上記リッドを上記ライナから取り外すことで上記内部空間が開放され、その内部空間から上記飲料素材を上記フィルタを伴わずに取り除けるようになるカートリッジ。
13. 請求項８に記載のカートリッジであって、上記フィルタが上記ライナに熱熔接されたカートリッジ。
14. 請求項８に記載のカートリッジであって、上記フィルタがフィルタ側壁及びフィルタ底部を有し、そのフィルタ底部が上記ライナの底部より上に位置するカートリッジ。
15. 請求項１に記載のカートリッジであって、上記ライナの底部の厚みが自ライナの側壁の厚みより小さいカートリッジ。
16. 請求項１に記載のカートリッジであって、上記ライナの厚みに、上記ライナ側壁の上部からそのライナ側壁の下部にかけテーパが付されたカートリッジ。