JP2019522790A - スマート・センシング・アパレル - Google Patents

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Abstract

アパレルの着用者の快適性を管理するシステムと方法を開示する。1つの方法は、アパレルのアイテムに隣接して配置された第1のセンサを使用した第1の環境特徴の決定と、アパレルの前記アイテムに隣接して配置された第2のセンサを使用した第2の環境特徴の決定と、少なくとも前記第1の環境特徴及び前記第2の環境特徴に基づいて、快適性シグネチャを決定することと、少なくとも前記快適性シグネチャに基づいた前記アイテムの着用者への応答の提供とを含む。【選択図】図2

Description

本特許出願は、概してアパレルのセンシング技術に関し、より具体的には、アパレルとその着用者についての様々な特徴をセンシングする方法及びシステムに関する。
アパレルは、多くの場合、着用者の保護、そして遮断性を提供することにより着用者の身体を温めることを目的として着用される。着用者は、温度、風、降水量等の環境の状況に基づいて特定のアパレルを選んでよい。多くの場合、アパレルは、着用者にとって個人的なものであり、着用者の気分、趣味、地位等の側面を知らせたり表現したりする。したがって、着用者は、カジュアル、フォーマル、ファッショナブル、下着、上着などの異なる服や靴で装飾を行う。
アパレルにおける最近の発展に、スマートクロージングがある。スマートクロージング又はデジタルクロージングは、衣類と情報技術とを組み合わせたものである。これには、衣類の一部としてデジタル機器を組み入れたものが含まれる。デジタル機器は、衣類に包含されるか、又は衣類に取り付け可能であってよい。しかしながら、スマートクロージングの改善が必要とされている。
本特許出願は、アパレルとその着用者についての様々な特徴をセンシングするシステムと方法に関する。そのような特徴は、温度と湿度を含んでよく、アパレル内部、アパレル外部、及び/又は対象であるアパレル又は着用者から分離されたサードパーティーについての測定結果としてセンシングされてよい。センシングされた特徴は、熱指数を生成するために処理されてよい。センシングされた特徴は、特定の着用者に合った快適性シグネチャを生成するために処理されてよい。したがって、センシングされた特徴及び/又は同様に作成された情報は、アパレルについて着用者へフィードバックを提供するために活用されてよい。そのようなフィードバックは、1つ以上の選択された温度管理要素を作動させることを含んでよい。
さらに別の態様において、システムは、1つ以上の快適性規則とプロセッサにより実行可能な命令とを備えたメモリと、アパレルのアイテムに隣接して配置された第1のセンサに関連した第1の環境特徴を受信し、アパレルのアイテムに隣接して配置された第2のセンサに関連した第2の環境特徴を受信し、少なくとも前記第1の環境特徴、前記第2の環境特徴、及び1つ以上の前記快適性規則に基づいて快適性シグネチャを決定し、少なくとも前記快適性シグネチャに基づいてアパレルの前記アイテムの着用者への応答を提供するように構成された、メモリと通信するプロセッサを含んでよい。
さらに別の態様において、方法は、アパレルのアイテムに隣接して配置された第1のセンサを使用した第1の環境特徴を決定するステップと、アパレルの前記アイテムに隣接して配置された第2のセンサを使用した第2の環境特徴を決定するステップと、少なくとも前記第1の環境特徴及び前記第2の環境特徴に基づいて快適性シグネチャを決定するステップと、少なくとも前記快適性シグネチャに基づいてアパレルの前記アイテムの着用者への応答を提供するステップとを含んでよい。
ある態様において、方法は、アパレルのアイテムに隣接して配置された第1のセンサを使用して第1の環境特徴を決定するステップと、アパレルの前記アイテムに隣接して配置された第2のセンサを使用して第2の環境特徴を決定するステップと、少なくとも前記第1の環境特徴及び前記第2の環境特徴に基づいて快適性シグネチャを決定するステップと、少なくとも前記快適性シグネチャに基づいて温度管理要素を作動させるステップとを含んでよい。
別の態様において、システムは、1つ以上の快適性規則とプロセッサにより実行可能な命令とを備えたメモリと、アパレルのアイテムに隣接して配置された第1のセンサに関連した第1の環境特徴を受信し、アパレルのアイテムに隣接して配置された第2のセンサに関連した第2の環境特徴を受信し、少なくとも前記第1の環境特徴、前記第2の環境特徴、及び1つ以上の前記快適性規則に基づいて快適性シグネチャを決定し、少なくとも快適性シグネチャに基づいて温度管理要素を作動させるように構成された、メモリと通信するプロセッサを含んでよい。
ある態様において、着用者のワードローブの管理方法は、ユーザーが着用可能なアパレルの1つ以上のアイテムに関連したワードローブ情報を受信する又はワードローブ情報にアクセスするステップと、前記ユーザーがアパレルの前記1つ以上のアイテムを着用しようとしている環境についての環境特徴を決定するステップと、アパレルの前記1つ以上のアイテムを着用することについての活動レベルを決定するステップと、前記アパレルの選択アイテムを、少なくとも前記環境特徴及び前記活動レベルに基づいて、アパレルの前記1つ以上のアイテムから決定するステップと、アパレルの前記1つ以上のアイテムからアパレルの前記選択アイテムを示す前記ユーザーへの応答を提供するステップと、を含んでよい。
別の態様において、システムは、1つ以上のワードローブ規則とプロセッサにより実行可能な命令とを備えたメモリと、ユーザーが着用可能なアパレルの1つ以上のアイテムと関連したワードローブ情報を受信し又はワードローブ情報にアクセスし、ユーザーがアパレルの前記1つ以上のアイテムを着用しようとしている環境についての環境特徴を決定し、アパレルの前記1つ以上のアイテムの着用についての活動レベルを決定し、前記アパレルの選択アイテムを、少なくとも前記環境特徴及び前記活動レベルに基づいて、アパレルの前記1つ以上のアイテムから決定し、アパレルの1つ以上のアイテムからアパレルの選択アイテムを示す応答をユーザーに提供するように構成された、メモリと通信するプロセッサを含んでよい。
さらに別の態様において、方法は、ユーザーが着用可能なアパレルの1つ以上のアイテムに関連したワードローブ情報を受信する又はワードローブ情報にアクセスするステップと、前記ユーザーがアパレルの前記1つ以上のアイテムを着用しようとしている環境についての環境特徴を決定するステップと、ユーザーに関連した快適性シグネチャを決定するステップと、前記アパレルの選択アイテムを、少なくとも前記環境特徴及び前記活動レベルに基づいて、アパレルの前記1つ以上のアイテムから決定するステップと、アパレルの前記1つ以上のアイテムから前記選択アイテムを示す応答を前記ユーザーへ提供するステップと、を含んでよい。
本開示の態様におけるシステムとネットワークの一例のブロック図である。 本開示の態様におけるシステムとネットワークの一例のブロック図である。 本開示の態様におけるシステムとネットワークの一例のブロック図である。 本開示の態様におけるシステムとネットワークの一例のブロック図である。 本開示の態様における方法の一例のフローチャートである。 本開示の態様における方法の一例のフローチャートである。 本開示の態様における方法の一例のフローチャートである。 本開示の態様におけるコンピューターシステムのブロック図である。 本開示の態様におけるユーザーインターフェースの一例のスクリーンショットである。 本開示の態様におけるユーザーインターフェースの一例のスクリーンショットである。 本開示の態様におけるユーザーインターフェースの一例のスクリーンショットである。 本開示の態様におけるユーザーインターフェースの一例のスクリーンショットである。 本開示の態様におけるユーザーインターフェースの一例のスクリーンショットである。
本開示の態様によれば、システム及び方法は、アパレルの着用者の特徴を決定する道具を提供する。一例として、衣類の1つ以上のアイテムは、温度及び/又は湿度を測定するように構成されたセンサを含んでよい。そのような情報は、追加処理のために計算装置へ送信されてよい。特定の態様において、センサは、測定情報を携帯機器などのユーザー機器に向けて通信してよい。したがって、ユーザー機器は、測定データを処理するように、及び/又は、処理のためにネットワーク又は通信路上で測定データを送信するように構成されてよい。しかしながら、以下にさらに詳しく説明するように、様々なセンサ、計算装置、通信メカニズムは、使用されてよい。
「アパレル」の語は、1つ以上の衣類の品目として定義され、上着、下着、上半身用衣類、下半身用衣類、帽子、手袋、履物などを含んでよい。「衣類」の語は、アパレルを参照するために用いられ、特定の衣服、被り物、手袋、履物又は同種のものに限定しない。
図1は、本方法とシステムが動作し得るネットワークの一例の様々な態様を示す。当業者は、本方法がデジタルやアナログ両方の設備を用いた様々なネットワークやシステムにて使用されることを理解するであろう。本システムは、要素から成るものとして説明される。要素は、ソフトウエア、ハードウエア、又はソフトウエアとハードウエアの組み合わせであってよい。当業者は、本開示において機能の説明が提供され、それぞれの機能は、ソフトウエア、ハードウエア、又はソフトウエアとハードウエアの組み合わせにより実現され得ると理解するであろう。
システム及びネットワークは、例えば、サーバー又はネットワークインターフェースデバイス(NID)のような計算装置104と通信するユーザー機器102(例:物理コンピューターホスト、仮想マシン、IPを用いた機器)を含んでよい。計算装置104は、ユーザー機器102に対してローカルに、又はリモートに配置されてよい。一例として、ユーザー機器102は、計算装置104と、プライベート及び/又はインターネットのようなパブリックネットワーク105を介して通信してよい。例えば有線や無線遠隔通信チャネルのような、その他の通信形態を使用してよい。
ある態様においては、ユーザー機器102は、コンピューター、携帯機器、スマートフォン、ノートパソコン、タブレット、ディスプレイ機器、又は計算装置104と通信可能なその他の機器のような電子機器であってよい。ユーザー機器102は、衣類(アパレル)の1つ以上のアイテム及び/又は着用者についての情報を通信するように構成されてよい。ユーザー機器102は、アパレルの内部又は近辺に配置されたセンサ118等の別の機器についての情報を決定し、情報を通信するように構成されてよい。
例えば、ユーザー機器102は、スマートフォン、手持ち式機器、又はタブレットのような携帯計算装置であって、又はそれらを含んでよい。ユーザー機器102は、IPネットワーク、セルラーネットワーク、ニアフィールドネットワーク、Bluetooth、ZigBee、又はその他の仕様やプロトコルのような、1つ以上のネットワークへ動作可能に接続されてよい。ユーザー機器102は、信号を送受信するためにセンサ118と通信してよい。特定の態様において、ユーザー機器102は、環境特徴などの、1つ以上の測定特徴についてセンサから情報を得るように構成される。そのような環境特徴は、温度、湿度、気圧等を含んでよい。ユーザー機器102は、計算装置104のようなその他の機器と通信するように構成されてよい。ユーザー機器102は、センサ118からの情報を受信してよく、情報を計算装置104へ送信してよい。
ユーザー機器102は、ユーザー機器102及び/又は計算装置104と相互作用するためにユーザーへインターフェースを提供する通信要素106を含んでよい。通信要素106は、例えばウェブブラウザ(例:Internet Explorer、Mozilla、Firefox、Google Chrome、Safari、又は同種のもの)又は独自のソフトウエアなどの、ユーザーに情報を提示し、ユーザーからのフィードバックを受信するための任意のインターフェースであってよい。その他のソフトウエア、ハードウエア、及び/又はインターフェースは、ユーザーと、ユーザー機器102及び計算装置104のうち1つ以上との間の通信を提供するために使用されてよい。一例として、通信要素106は、様々なファイルをローカルの提供元、又はリモートの提供元へ要求してよい。一例として、通信要素106は、データを計算装置104のようなローカル又はリモートの機器に対して送信してよい。
ある態様において、ユーザー機器102は、ユーザー識別子又は機器識別子108と関連してよい。一例として、機器識別子108は、あるユーザー又はユーザー機器(例:ユーザー機器102)を他のユーザー又はユーザー機器から区別するための任意の識別子、トークン、文字、文字列、又は同種のものであってよい。更なる態様においては、機器識別子108は、ユーザー又はユーザー機器を、ユーザー又はユーザー機器の特定のクラスに属していると特定してよい。更に一例として、機器識別子108は、製造者、機器のモデル又はタイプ、ユーザー機器102に関連したサービスプロバイダー、ユーザー機器102の状態、ロケータ、及び/又はラベル又は分類等の、ユーザー機器についての情報を含んでよい。その他の情報は、機器識別子108によって表現されてよい。機器識別子108は、特定のサービス又は情報へのアクセスを管理するためのユーザー/ユーザー機器の認証に使用されてよい。
ある態様において、機器識別子108は、インターネットプロトコルアドレス、ネットワークアドレス、インターネットアドレス、又は同種のもの等の、アドレス要素110を含んでよい。一例として、アドレス要素110は、ユーザー機器102と計算装置104又は他の機器及び/又はネットワークとの間の通信セッションを確立するために信頼されてよい。更に一例として、アドレス要素110は、ユーザー機器102の識別子又はロケータとして使用されてよい。
ある態様において、計算装置104は、ユーザー機器102、その他の計算装置104及び/又は例えばセンサ(例:センサ118)を含む論理構成要素と通信するためのサーバーであってよい。一例として、計算装置104は、ピア・ツー・ピア通信や快適性管理サービスのようなサービスを提供するためにユーザー機器102と通信してよい。ある態様において、計算装置104は、ユーザー機器102が、アパレル115のアイテムの一人以上のユーザーに関連したデータ、機器、ファイル及び計算要素等のリモートの資源と相互作用することを許可してよい。一例として、計算装置は、アパレル115の特定のアイテムについての計算モジュールとして構成されてよい。したがって、ユーザー機器102は、アパレル115についての機能を制御するために計算装置104と相互作用してよい。
ある態様において、計算装置104は、ユーザー機器102とデータ記憶装置114の間でデータを送受信するための通信を管理してよい。一例として、データ記憶装置114は、複数のファイル、ウェブページ、ユーザー識別子又は記録、又は他の情報を記憶してよい。更に一例として、ユーザー機器102は、データ記憶装置114からファイルを要求、及び/又は引き出してよい。ある態様において、データ記憶装置114は、アドレス要素110及び/又はアパレル情報112のような、ユーザー機器102についての情報を記憶してよい。アパレル情報112は、衣類(例:スマートアパレル)の特定のアイテムの識別子、アパレルに関連したセンシング技術の数及び/又はタイプ、センサ118で測定した情報又は他の情報源、位置、習慣、嗜好などのユーザーデータを含んでよい。任意の情報は、データ記憶装置114に記憶され、データ記憶装置114から読み出されてよい。データ記憶装置114は、計算装置104からリモートに配置され、直接又は間接接続によりアクセスされてよい。データ記憶装置114は、計算装置104又は他の機器やシステムと統合されてよい。
本明細書において説明するように、「スマート」センシング技術として動作するために、アパレル115の様々なアイテムは、情報を受信する又は情報にアクセスするように構成されてよい。一例として、アパレル115は、アパレル115、着用者、及び/又はそれらの環境の特徴を継続的に又は定期的に測定するため1つ以上のセンサ118を含んでよい。特徴は、絶対温度、相対温度、湿度、気圧、水分等を含んでよい。したがって、センサ118は、温度センサ、湿度センサ、水分センサ、圧力センサ、又はそれらの組み合わせであって、それらを含んでよい。センサ118は、どんなサイズであってもよく、貯蓄エネルギー(例:電池)、運動エネルギー装置、太陽エネルギー装置等の様々なエネルギー源により電力供給されてよい。センサ118は、収集した情報の分量を記録するためのキャッシュやメモリを含んでいてよい。センサ118は、センサ118により収集又は受信した任意の情報の解析及び/又はプリプロセッシングを行うためのプロセッサ及び/又はロジックを含んでよい。アパレル115は、任意の数、構成のセンサ118を含んでよい。
アパレル115は、1つ以上の温度管理要素121を含んでよい。温度管理要素121は、加熱要素、冷却要素、ベント要素等であるか、又はそれらを含んでよい。温度管理要素121は、共有の又は別個のエネルギー源により電力供給されてよい。一例として、1つ又は複数のエネルギー源は、コインセル及び/又は運動、熱電、太陽光又はその他のエネルギーハーベスト技術を使用したバッテリー(例:リチウムイオン、亜鉛、固体、液体等)を含んでよい。温度管理要素121は、装置同士を通信させるために装置と通信を行ってよい。一例として、温度管理要素121は、温度管理要素121の制御を促進するために快適性管理部120及び/又はユーザー機器102と通信してよい。各温度管理要素121は、集中制御されてよく、又は独立制御されてよい。各温度管理要素121は、パルス、ランプアップ、ランプダウン、勾配法、周期的制御などの動的な方法により制御されてよい。
温度管理要素121は、収集した情報の量を記録するためのキャッシュやメモリを含んでいてよい。温度管理要素121は、温度管理要素121の制御又はフィードバックを達成するために、温度管理要素121により受信した任意の情報の解析及び/又は処理を行うためのプロセッサ及び/又はロジックを含んでよい。アパレル115は、任意の数、構成の温度管理要素121を含んでよい。
図2に示されるように、アパレル115のアイテムの一例は、複数のセンサ118a、118b、及び温度管理要素121を含んでよい。センサ118a、118bは、互いに通信してよく、又は118a、118bのうち他方のセンサから独立していてよい。センサ118a、118bは、無線又は有線接続(例:導電性インク)によって互いに通信してよい。センサ118a、118bは、様々なネットワーク、仕様、プロトコルを介して、情報を送受信するように構成されてよい。センサ118a、118bは、アパレル115のアイテムの任意の場所に配置されてよい。一例として、上着は、センサ118a、118bをアパレルのアイテムの前身頃、腕、後身頃に含んでよい。しかしながら、他の構成も可能である。更に一例として、センサ118a、118bの位置は、アパレルのユーザー又はアイテムそのものの温度又は水分のプロファイルに基づいて決定されてよい。センサ118a、118bは、高湿環境(例:履物内部)により濡れることなく代表的な温度と湿度を収集するために配置されてよい。特定のセンサ118a、118bは、アパレル115に隣接する人工熱源による影響を最小にするために光学技術により温度を測定するように構成されてよい。
特定のセンサ118aは、アパレル115の外部の特徴を測定するために配置されてよい。一例として、アパレル115の材料は、アパレル外部の環境特徴を測定するための開口部を含んでよい。特定のセンサ118aは、アパレル115の内部の特徴を測定するために配置されてよい。一例として、センサ118は、着用者の特徴を測定するように構成されてよく、又は、着用者の肌に近接して若しくは衣類の層の下にあってよい。任意の数及び構成のセンサ118a、118bは、使用されてよい。センサ118a、118b及びセンサ118a、118b間の接続リード線は、アパレルを洗濯できるように、センサ118a、118bをアパレルから取り外すことなく洗濯可能に構成されてよい。本明細書において議論されるように、センサ118a、118bは、様々な情報を互いに受け渡すために様々な通信プロトコルを介してユーザー機器102のような機器と通信するように構成されてよい。
各温度管理要素121は、着用者の身体の特定の部分へ、区別された熱を提供するように配置されてよい。たとえば、温度管理要素121は、前身頃、背中に沿って、またジャケットの袖へ配置されてよい。したがって、温度管理要素121は、着用者の身体の特定の部分への温度管理を達成するために、集合的に制御又は個別に作動されてよい。
温度管理要素121及び温度管理要素121間の接続リード線は、アパレルを洗濯できるように、温度管理要素121をアパレル115から取り外すことなく洗濯可能に構成されてよい。本明細書内で議論するように、温度管理要素121は、互いに、センサ118a、118bと、及び/又は、ユーザー機器102のような機器と、様々な通信プロトコルを介して情報を受け渡すために通信できるように構成されてよい。
温度管理要素121及びセンサ118a、118bは、協調して温度管理を達成するために配置されてよい。一例として、センサ118bは、着用者の腕の温度を測定するように配置されてよい。したがって、温度管理要素121のうち1つは、着用者の腕に区別された温度管理を適用するために、腕において作動してよい。温度管理要素121のこのように区別された作動は、着用者へ直接温度管理を促しながらエネルギーの使用を最小化する。
図1に戻り、情報源116の1つ以上は、センサ118から収集又は受信した情報のような情報を記憶するためにデータ記憶装置119を含んでよい。情報源116は、温度や湿度のような環境状況についての情報を含んでよい。例えば、情報源116は、温度及び/又は湿度に関する位置に基づいた情報を収集する気象サービスと関連してよい。そのような情報は、データ記憶装置119に記憶され、及び/又は、他のシステムによりアクセス又は受信可能になってよい。情報源116は、システムによるアクセス又は情報受信に使用するために、統計解析、ヒューリスティクス及び/又はヒストリカルトレンドのような解析を実行してよい。
ある態様において、快適性管理部120は、ユーザー機器102、計算装置104、センサ118、及び情報源116のうち1つ以上から情報を受信するように構成されてよい。快適性管理部120は、受信した情報を処理し、受信した情報についてのフィードバックを提供するように構成されたハードウエアやソフトウエアであるか、それらを含んでよい。ハードウエアやソフトウエアの構成要素の様々な構成は、使用されてよい。快適性管理部120と同一又は同様の機能を有するその他の構成要素は、使用されてよい。快適性管理部120は、ユーザー機器102及び計算装置104のうち1つ以上よりアクセスされてよく、ハードウエア又はロジックとして様々な処理要素へ統合されてよい。快適性管理部120は、ユーザー機器102及び/又は計算装置104と異なるスタンドアローンの構成要素であってよく、又は、ユーザー機器102、計算装置104、他の機器又はシステムのうち1つ以上に統合されてよい。図には、全てのハードウエア及び論理構成要素は、示されてはいないが、それらは、本明細書内に提示される説明により意図していると理解される。
ある態様において、快適性管理部120は、1つ以上の計算ノード(例:計算装置104)、ユーザー機器102、センサ118、及び/又は情報源116のような様々な提供元からデータを受信するプリプロセッサ構成要素122を含んでよい。一例として、プリプロセッサ構成要素122は、情報のデータダンプを受信するように構成されてよく、及び/又は、受信した又はアクセスしたデータの少なくとも一部をフィルタするために、受信した又はアクセスしたデータを処理するように構成されてよい。更に一例として、プリプロセッサ構成要素122は、受信した情報を位置、提供元識別子、アパレル識別子117、ユーザープロファイル、活動タイプ、活動レベル等の、1つ以上のパラメーターに基づいてフィルタ/分類するように構成されてよい。
快適性管理部120は、例えばプリプロセッシング構成要素122又は他のデータ提供元からのデータにアクセスする又はデータを受信する(通信フロー)ために構成された解析構成要素124を含んでよい。解析構成要素124は、アパレル及び関連した着用者について現在の状態及び/又は快適性シグネチャを評価するため、例えば統計解析、比較解析、ヒューリスティクス及び/又は機械学習アルゴリズムを使用して受信したデータを解析するように構成されてよい。一例として、解析構成要素124は、図4で説明されるような1つ以上の動作を実行するように構成されてよい。更に一例として、解析構成要素124、又は、快適性管理部120の1つ以上のその他の構成要素は、快適性管理部120により受信した情報に基づいて1人以上のユーザー/着用者のために快適性シグネチャ130を生成するように構成されてよい。快適性シグネチャ130は、様々な快適性のレベルに関連した値を有する英数字によるインデックスであって、又はそれを含んでよい。快適性シグネチャ130は、ユーザー/着用者の快適性を示す複数のパラメーターを有するプロファイルであるか、又はそれを含んでよい。快適性シグネチャ130は、データ記憶装置128及び/又はユーザー機器102のようなその他の機器又は記憶装置に記憶されてよい。
快適性管理部120は、1つ以上の快適性規則132に基づいて1つ以上の快適性シグネチャ130を生成するように構成されてよい。快適性規則132は、快適性管理部120から受信した情報の解析を制御するロジックを含んでよい。一例として、快適性規則132は、快適性シグネチャ130の生成を助けるため、ルックアップテーブル(LUT)、IF−THEN関係、キーバリューペア、重み付けアルゴリズム、機械学習、ヒューリスティクス、又はその他のメカニズムを含んでよい。そのような規則は、データ記憶装置128のような任意の場所に記憶されてよい。
応答構成要素126は、解析構成要素124により実行される解析に基づいた評価とお勧めを提供するように構成されてよい。評価及びお勧めは、快適性のサマリー、予測快適性モデルの更新、アパレルのお勧め、及びユーザー又はアパレルプロファイルの更新を含んでよい。受信又はアクセスした情報、分類、統計、及び/又は改善ログは、データ記憶装置128に記憶されてよい。応答構成要素126は、アパレルの1つ以上のアイテム及び関連したユーザー/着用者についての情報を自動的に更新するように構成されてよい。
応答構成要素126は、温度管理要素121のうち1つ以上を作動させるように構成されてよい。一例として、1つ以上の温度管理要素121は、快適性シグネチャ130が特定の閾値に達したことに応答して作動してよい。作動は、熱の生成、ベントの開放、ベントの閉鎖、放熱の実施等を含んでよい。閾値は、任意の状況に基づいて確立してよい。別の例として、選択された温度管理要素121は、快適性管理部120により処理される情報に応じて作動させられてよい。特に、アパレル115のアイテムの袖に位置するセンサ118のうち1つが特定の温度又は熱指数を示すと、快適性管理部120は、袖に位置する温度管理要素121の1つを、センシングした温度又は熱指数に対処するために作動させてよい。温度管理要素121のその他の区別された制御又は作動は、実装されてよい。各温度管理要素121は、集中制御されてよく、又は独立制御されてよい。各温度管理要素121は、パルス、ランプアップ、ランプダウン、勾配法、周期的制御などの動的な方法により制御されてよい。
応答構成要素126は、ユーザーインターフェース要素を例えばユーザー機器102又は他の機器を介して着用者に提供するように構成されてよい。そのようなユーザーインターフェース要素は、音声フィードバック、視覚フィードバック、触覚フィードバックなどを含んでよい。ユーザーインターフェース要素は、ユーザー/着用者に快適性を変更するためにアパレルを操作する命令を示してよい。ユーザーインターフェース要素は、アパレルの特定のアイテムを着用するように示してよい。ユーザーインターフェース要素は、快適性に影響し得る天気やその他に関する要因について通知をユーザー/着用者に示してよい。ユーザーインターフェース要素は、ユーザーからのフィードバックの要求を示してよい。そのような要求は、フィードバックループを代表し、それによりユーザー/着用者は、着用者の現在の状態に対して適用された快適性シグネチャ130に賛成又は反対してよい。例えば、快適性シグネチャ130は、高いレベルの快適性を示し、着用者は、快適性管理部120が快適性シグネチャ130を更新するために使用することができる「サムズアップ(thumbs up)」又は賛成応答を示してよい。別の例として、快適性シグネチャ130は、高いレベルの快適性を示し、着用者は、快適性管理部120が快適性シグネチャ130を更新するために使用することができる「サムズダウン(thumbs down)」又は反対応答を示してよい。そのようなユーザーフィードバックは、快適性規則132内の重みづけ因子に影響を与えるために、及び/又は、快適性管理部120によって活用されるその他の解析のために使用される。
快適性シグネチャ130は、少なくとも特定のユーザー/着用者についての情報に基づいて生成される。例えば、特定のユーザー/着用者についてのユーザープロファイル又は情報は、快適性管理部120により受信又はアクセスされてよい。ユーザープロファイルは、位置、活動レベル、ユーザースケジュール、及びユーザーの嗜好のような情報を含んでよい。快適性シグネチャ130は、ユーザープロファイル内の情報のカテゴリの1つ以上に基づいて生成されてよい。一例として、快適性シグネチャ130は、着用者が位置する、又は今後位置する様々な位置に基づいて生成されてよい。別の例としては、快適性シグネチャ130は、着用者の様々な活動レベルに基づいて生成されてよい。別の例としては、快適性シグネチャ130は、ユーザーのスケジュール中の様々な点に基づいて生成されてよい。とりわけ、快適性管理部120は、ユーザーのスケジュール又はデジタルカレンダーについての情報を受信し又は情報にアクセスし、ユーザーのスケジュールの現時点及び/又は将来期待される時点に基づいて、快適性シグネチャ130及び/又はユーザーへの応答を調整してよい。別の例として、快適性シグネチャ130は、ユーザーにより提供された、又はユーザーについての情報から学習したユーザーの嗜好に基づいて生成されてよい。特に、ユーザーは、降水のない曇りの日には、風が吹き少し降水のある日よりもより高いレベルの快適性を感じ得る。したがって、ユーザーの嗜好は、快適性シグネチャの値及び快適性管理部120から提供される任意のフィードバックに影響を与えるために使用されてよい。
説明のための一例として、快適性管理部120は、センサ118から情報を(直接又は間接的に)受信し、又は情報にアクセスしてよい。そのような情報は、温度や湿度、センサ識別子、センサ位置(グローバルに及び/又はアパレル上でローカルに)、センサ測定時間、及び/又は位置スタンプ、アパレル識別子117、ユーザー/着用者プロファイル情報等の特徴の測定結果を含んでよい。
例えば、特定の着用者は、例えば固有の識別子を用いて、快適性管理部に特定されてよく、それは、ユーザーが生成した証明書、又は、固有のIPアドレス、ユーザー機器102のMACアドレス、システムが生成した識別子、特定のユーザー/着用者に登録されたアパレル識別子117又は同種のもののような他の識別子であってよい。着用者の固有の識別子は、ある着用者についての情報を別の着用者についての情報から区別するために使用される。快適性管理部120で受信した情報は、着用者又は情報源116等の、1つ以上の提供元に関連してよい。識別子は、快適性管理部120が情報を処理するための情報源を区別するために使用されてよい。
快適性管理部120は、各センサ118を、個々にかつ比較的に又は集合的に監視するように構成してよい。測定された特徴の変化は、時間の経過とともに追跡されてよい。変化は、追跡され、同一のアパレル115と関連したセンサ118間で比較されるか、異なるアパレル115と関連したセンサ118間で比較される。複数のセンサ118からの情報は、合計され、統計的正規化、平均、標準偏差等を提供するために処理されてよい。
快適性管理部120は、図2に示されるセンサ118a、118bのように外部と内部のセンサ間の測定結果を比較するように構成されてよい。例えば、外部センサ118aと内部センサ118bの測定結果の差は、着用者が周囲の環境特徴とは異なる温度や湿度を体験していることを示し得る。別の例として、複数の外部センサ118aによる測定結果の違いは、ホットスポット又は濡れた領域などの、孤立値を示し得る。そのような孤立値は、統計的に重みづけするか、無視してよい。更に一例として、複数の内部センサ118bによる測定結果の間の違いは、ホットスポット又は濡れた領域などの、孤立値を示し得る。そのような内部測定の孤立値は、特定のユーザーにおいて問題が起こっている領域を示し、ユーザーへ特定のお勧めを提供する根拠になり得る。
快適性管理部120は、少なくとも温度及び湿度測定に基づいて1つ以上のセンサ118のそれぞれが熱指数を生成するように構成されてよい。熱指数は、風、露点、及びその他の測定又は受信した特徴から計算してもよい。熱指数は、次の式から計算してよい。
HI=c+cT+cR+cTR+c+c+cR+cTR+c
ここで、
HI=熱指数(華氏温度)
T=温度(華氏温度)
R=相対湿度(0から100の間のパーセンテージ)
c=1つ以上の定数表に基づいた定数
特定の態様において、熱指数は、センサ118それぞれに対して計算され、アパレル115のアイテムに関連してよい。同様に、快適性管理部120により受信したその他の衣類又はセンサについての情報は、熱指数を生成するために処理されてもよい。したがって、快適性管理部120は、図2に示されるセンサ118a、118bのように外部と内部のセンサ間の熱指数計算値を比較するように構成されてよい。例えば、外部センサ118aと内部センサ118bの熱指数計算値の差は、着用者が周囲の環境特徴とは異なる温度や湿度を体験していることを示し得る。別の例として、複数の外部センサ118aによる熱指数計算値の違いは、ホットスポット又は濡れた領域などの、孤立値を示し得る。そのような孤立値は、統計的に重みづけするか、無視してよい。更に一例として、複数の内部センサ118bによる熱指数計算値の違いは、ホットスポット又は濡れた領域などの、孤立値を示し得る。そのような内部における熱指数計算値中の孤立値は、特定のユーザーにおいて問題が起こっている領域を示し、ユーザーへ特定のお勧めを提供する根拠になり得る。
快適性管理部120は、アパレル115の1つ以上のアイテムについて測定した特徴及び/又は計算した熱指数に基づいて、1人以上のユーザー/着用者のための快適性シグネチャ130を生成するように構成されてよい。快適性シグネチャ130は、ユーザー/着用者が知覚した快適性のレベル又は予測された快適性のレベルを示す情報を含んでよい。快適性シグネチャ130は、様々な快適性のレベルに関連した値を有する英数字によるインデックスであって、又はそれを含んでよい。快適性シグネチャ130は、ユーザー/着用者の快適性を示す複数のパラメーターを有するプロファイルであるか、又はそれを含んでよい。快適性シグネチャ130は、データ記憶装置128及び/又はユーザー機器102のようなその他の機器又は記憶装置に記憶されてよい。
快適性の知覚は、主観的であってよく、快適性の表現は、ある期間にわたる動的な近似値であってよく、快適性管理部120により受信された新しい情報に基づいて周期的に又は連続的に更新されてよい。
快適性シグネチャ130は、1つ以上の快適性規則132に基づいて生成されてよい。一例として、快適性規則132は、あらかじめ定義された1つ以上の熱指数間の差分が特定の快適性レベルを示すことを表現してよい。熱指数間の差分の増減に従い、適用された快適性規則132は、快適性シグネチャ130を変化させてよい。快適性規則132は、着用者の位置、活動レベル、ユーザープロファイル、アパレル固有の情報等を考慮してよい。様々な重みづけ要因は、対面管理部120が快適性規則132を適用する際に考慮する様々なパラメーターを反映するために使用されてよい。
快適性規則132の適用及び結果として得られる快適性シグネチャ130は、アパレル115の単一のアイテム、又は着用者、又はアパレル115の1つ以上のアイテム及び着用者を含む領域に特有なものに変更(ローカライズ)されてよい。快適性規則132の適用及び結果として得られる快適性シグネチャ130は、図3に示し以下により詳しく説明するように、1つ以上のサブ領域を有するより大きい領域の集合のような、アパレル115の複数のアイテム及び着用者を表現する形へ「グローバライズ」されてよい。
1つ以上の温度管理要素121は、1つ以上の快適性規則132の結果に基づいて制御されてよい。一例として、快適性規則132は、特定の所定の状況に基づいて、1つ以上の温度管理要素121を作動させるように構成されてよい。別の例として、快適性規則132は、快適性シグネチャ130、熱指数、温度、水分、湿度等の閾値の状況に関連してよい。更に一例として、1つ以上の快適性規則132を使用して特定の熱指数又は水分が検知されたとき、デジタル制御されるベントは、履物内で作動してよい。アパレル115のその他のアイテム及びその他の温度管理要素121は、1つ以上の快適性規則132を使用して管理されてよい。
図3は、システムとネットワークの一例を示す。ある態様において、アパレル115a、115b、115cの複数のアイテムは、1つ以上のユーザー機器102及び/又は1つ以上の計算装置104と通信してよい。特定の態様において、ユーザー機器102及び計算装置104のうち1つ以上は、アパレル115a、115b、115cのうち1つ以上のアイテムの内部に、アイテムに隣接して、又は、アイテムに空間を開けて近接して配置されてよい。図2に示すように、ユーザー機器120、計算装置104、情報源116、及び/又は快適性管理部120は、アパレル115a、115b、115c及び関連したセンサ118のようなリソースを監視し管理するように構成されてよい。
ある態様において、アパレル115a、115b、115cのうち1つ以上のアイテムは、アパレル115a、115b、115cの他のアイテムの少なくとも1つ、及び/又は、ユーザー機器102及び計算装置104のうち1つ以上と、1つ以上の通信路206を介して通信するように構成されてよい。アパレル115a、115b、115cのうち1つ以上のアイテムは、アパレル115a、115b、115c及び/又はその着用者に関連した特徴を測定する1つ以上のセンサ118を含んでよい。
特定の態様において、快適性管理部120は、アパレル115a、115b、115cのアイテム、計算装置104、ユーザー機器102及び/又は情報源116のような様々な提供元からの情報にアクセスし、又は情報を受信してよい。快適性管理部120は、リモートに配置されて、又はユーザー機器120及び計算装置104のうち1つ以上の中に構成されてよい。アパレル115a、115b、115cのアイテムは、互いに近接して配置されてよく、又は互いに離れて配置されてよい。
説明のための一例として、アパレル115a、115bのアイテムは、ジオフェンスが設置された領域、都市、州、国、又は同種のもののあらかじめ定義された領域内に配置されてよい。同じ例の続きとして、アパレル115cのアイテムは、アパレル115a、115bのあらかじめ定義された領域の外に配置されてよい。情報は、アパレル115a、115b、115cのアイテムのそれぞれのセンサ118から受信されるため、そのような位置情報は、快適性管理部120に提供されてよい。快適性管理部は、受信した情報を処理することから、アパレル115a、115b、115cのアイテムの位置についての特定の情報は、快適性管理部120によって情報を処理するために使用されてよい。気象状況及びある領域の予測は、情報源116から受信されてよい。気象予測により、与えられた領域のユーザー/着用者の快適性レベル、そして生成される快適性シグネチャが結果として変化する可能性が示されたときは、快適性管理部120は、影響のあるエリアにいると特定された着用者/ユーザーへ警告やインジケーターを送信してよい。
アパレル115a、115bの様々なアイテムから受信した集合的な情報は、1つ以上の温度管理要素121の作動を制御するために活用されてよい。一例として、着用者の快適性に影響し得る要素についての局地的な情報は、その領域内にあるアパレル115a、115bのアイテムを監視することにより収集されてよい。別の例として、特定の領域は、予測しない降水に見舞われていることがある。したがって、特定の着用者が特定の領域を目的地だと示した場合、快適性管理部120は、アパレル115のアイテムに特定の変更を提案してよい。同様に、着用者が既に特定の領域に侵入している時は、快適性管理部120は、降水状況に対処するため1つ以上の温度管理要素121を作動させてよい。
説明のための別の例として、アパレル115a、115bのアイテムは、ジオフェンスが設置された領域、都市、州、国、又は同種のもののあらかじめ定義された領域内に配置されてよい。アパレル115a、115bのアイテムから受信された情報は、互いに比較されてよい。アパレル115a、115bのアイテムについて受信された情報は、アパレル115a、115bのアイテムに関する、センサ118特有の、特定のリアルタイム環境特徴の測定結果を示してよい。したがって、アパレル115aのアイテムに関する外部測定は、測定特徴の平均値を決定するために、アパレル115bのアイテムに関する外部測定と比較されてよい。加えて又は代わりに、情報源116からのある領域に対する情報は、測定特徴の統計モデルを構築するためにアパレル115a、115bのアイテムから受信した情報と比較されてもよい。そのような統計モデルは、図4に示すようにデジタルワードローブを介して1人以上の着用者へアパレルの提案を提供するために使用されてよい。
図4は、本方法とシステムが動作し得るネットワークの一例の様々な態様を示す。当業者は、本方法がデジタルやアナログ両方の設備を用いた様々なネットワークやシステムにて使用されることを理解するであろう。本システムは、要素から成るものとして説明される。要素は、ソフトウエア、ハードウエア、又はソフトウエアとハードウエアの組み合わせであってよい。当業者は、本開示において機能の説明が提供され、それぞれの機能は、ソフトウエア、ハードウエア、又はソフトウエアとハードウエアの組み合わせにより実現され得ると理解するであろう。
とりわけ、図4は、アパレルの複数のアイテムを管理するためのシステムとネットワークの一例を示す。アパレルのアイテムは、アパレル識別子117を有するスマートアパレル115及び/又は電子回路に関連のない従来のアパレル115’を含んでよい。アパレル識別子117は、RFID、Bluetooth、Zigbee、IP等のセンシング機器を介して、又は、信号送信、通信仕様、プロトコルのいくつかを介して自動的に検知されるデジタル識別子であってよい。アパレル識別子117は、英数字であってよく、及び/又は、アパレルのタイプ、アパレルの年齢、アパレルの出所、配布チャンネル、位置等のアパレル115についての説明情報を含んでよい。説明情報及びその他の情報は、アパレルプロファイル113として記憶されてよい。アパレル識別子117は、アパレル識別子を含むアパレルプロファイル113を作成することにより手動で作成されてよい。したがって、アパレルプロファイル113は、情報が追加されてよく、アパレル識別子117に関連して記憶されてよい。同様に、従来のアパレル117’は、手動で作成されたアパレル識別子117’と関連してよい。例えば、ユーザーは、アパレルの各アイテムに対してアパレルプロファイル113を作成し、アパレル識別子117、117’をアパレル115、115’の1つ以上のアイテムのそれぞれと関連付けることにより、アパレル115、115’の1つ以上のアイテムのカタログを作成してよい。
アパレルプロファイル113は、任意の数、タイプのフィールドを含んでよい。例えば、アパレルプロファイル113は、着用者がアパレル115、115’の関連したアイテムをいつ着用したくなるかのシナリオについての情報を含んでよい。情報は、温度の範囲、降水状況(例:量及び/又はタイプ)、風の状況、活動タイプ、活動レベル、衣類の層、アパレルの年齢、アパレルのライフサイクル等を含んでよい。
各アパレルプロファイル113は、ローカルに及び/又はリモートに保存され、ユーザー/着用者に応答を提供するため、デジタルワードローブ管理部420により処理されてよい。デジタルワードローブ管理部420との通信を促進するため、本開示のシステム及び方法は、例えばサーバー又はネットワークインターフェースデバイス(NID)のような計算装置404(例:計算装置104(図1))と通信するユーザー機器402(例:ユーザー機器102(図1)、物理コンピューターホスト、仮想マシン、IPを用いた機器)を含んでよい。計算装置404は、ユーザー機器402に対してローカルに又はリモートに配置されてよい。一例として、ユーザー機器402及び計算装置404は、インターネットのようなプライベート及び/又はパブリックのネットワーク405を介して通信してよい。例えば、有線及び無線遠隔通信チャネルのようなその他の通信形態は、使用されてよい。
ユーザー機器402は、コンピューター、携帯機器、スマートフォン、ノートパソコン、タブレット、ディスプレイ機器、又は、計算装置404と通信可能なその他の機器のような電子機器であってよい。ユーザー機器402は、衣類(アパレル)の1つ以上のアイテム及び/又は着用者についての情報を通信するように構成されてよい。ユーザー機器402は、アパレルの内部又は近辺に配置されたセンサ418等の他の機器についての情報を決定し、情報を通信するように構成されてよい。
例えば、ユーザー機器402は、スマートフォン、手持ち式機器、又はタブレットのような携帯計算装置であって、又はそれらを含んでよい。ユーザー機器402は、IPネットワーク、セルラーネットワーク、ニアフィールドネットワーク、Bluetooth、ZigBee、又はその他の仕様やプロトコルのような1つ以上のネットワークへ動作可能に接続されてよい。ユーザー機器402は、信号を送受信するためにセンサ418と通信してよい。特定の態様において、ユーザー機器402は、環境特徴などの、1つ以上の測定特徴についてセンサから情報を得るように構成される。そのような環境特徴は、温度、湿度、気圧等を含んでよい。ユーザー機器402は、計算装置404のようなその他の機器と通信するように構成されてよい。ユーザー機器402は、センサ418からの情報を受信してよく、情報を計算装置404へ送信してよい。
ユーザー機器402は、ユーザー機器402及び/又は計算装置404と相互作用するためのユーザーへのインターフェースを提供するための通信要素406を含んでよい。通信要素406は、ウェブブラウザ(例:Internet Explorer、Mozilla、Firefox、Google Chrome、Safari、又は同種のもの)又は独自のソフトウエアなどの、ユーザーに情報を提示しユーザーからのフィードバックを受信するための任意のインターフェースであってよい。その他のソフトウエア、ハードウエア及び/又はインターフェースは、ユーザーとユーザー機器402及び計算装置404のうち1つ以上との間の通信を提供するために使用されてよい。一例として、通信要素406は、様々なファイルをローカルの提供元又はリモートの提供元へ要求してよい。更に一例として、通信要素406は、データを計算装置404のようなローカル又はリモートの機器に対して送信してよい。
通信要素406は、ユーザー/着用者との相互作用を促進するディスプレイを含んでよい。通信要素406は、特定のユーザー/着用者に関連したアパレル115、115’を含むユーザーインターフェースを描画してよい。アパレル115、115’のリストは、手動で又は自動的に生成されたアパレル115、115’の1つ以上のアイテムを含んでよい。一例として、アパレル識別子117、117’は、リストの一部として描画されてよく、又は、他の識別子は、あるアイテムを他のアイテムから区別することに使用されてよい。アパレル115、115’の各アイテムについての情報は、ユーザーに提示されてよい。一例として、アパレルプロファイル113の態様は、ユーザーに表示されてよい。更に一例として、アパレル115、115’のアイテムの選択されたものは、アパレル115、115’のリストから表示され又は指定されてよい。アパレル115、115’のアイテムの選択されたものは、ユーザーが着用するアパレルのお勧めアイテムに関して、デジタルワードローブ管理部420の提案を表現してよい。アパレル115、115’のアイテムの選択されたものは、アパレル115、115’の1つ以上のアイテムへの参照を含んでよく、望む結果又は性能を達成するための重ね着又は組み合わせの提案を更に含んでよい。
通信要素406は、ユーザーからの様々な入力を受信してよい。例えば、ユーザーは、着用中の又は着用予定のアパレル115、115’のアイテムの選択又は指定を入力してよい。ユーザーは、位置、活動タイプ、活動レベル、及び/又は、活動の長さに関する情報のような、特定のイベント又は活動についての情報を入力してよい。参照は、ユーザー入力に行われたが、入力は、様々な提供元から様々な機器を介して受信されることが理解されるであろう。一例として、デジタルワードローブ管理部420は、特定のユーザーに関連したカレンダー又はスケジュール情報にアクセスし、又は、カレンダー又はスケジュール情報を受信してよい。そのような情報は、少なくともカレンダー又はスケジュール情報に基づいて、所与のイベント又は期間に対するアパレル115、115’の適切なアイテムを選択するために活用されてよい。
ユーザー機器402は、ユーザー識別子又は機器識別子408と関連してよい。一例として、機器識別子408は、あるユーザー又はユーザー機器を他のユーザー又はユーザー機器(例:ユーザー機器402)から区別するための任意の識別子、トークン、文字、文字列、又は同種のものであってよい。更なる態様においては、機器識別子408は、ユーザー又はユーザー機器を、ユーザー又はユーザー機器の特定のクラスに属していると特定してよい。更に一例として、機器識別子408は、製造者、機器のモデル又はタイプ、ユーザー機器402に関連したサービスプロバイダー、ユーザー機器402の状態、ロケータ、及び/又はラベル又は分類等のユーザー機器についての情報を含んでよい。その他の情報は、機器識別子408によって表現されてよい。機器識別子408は、特定のサービス又は情報へのアクセスを管理するためのユーザー/ユーザー機器の認証に使用されてよい。
機器識別子408は、インターネットプロトコルアドレス、ネットワークアドレス、インターネットアドレス、又は同種のもの等の、アドレス要素410を含んでよい。一例として、アドレス要素410は、ユーザー機器402と計算装置404又は他の機器及び/又はネットワークとの間の通信セッションを確立するために信頼されてよい。更に一例として、アドレス要素410は、ユーザー機器402の識別子又はロケータとして使用される。
計算装置404は、ユーザー機器402、その他の計算装置404及び/又は例えばセンサ(例:センサ418)を含む論理構成要素と通信するためのサーバーであってよい。一例として、計算装置404は、ピア・ツー・ピア通信や快適性管理サービスのようなサービスを提供するためにユーザー機器402と通信してよい。ある態様において、計算装置404は、ユーザー機器402が、アパレル115のアイテムの1人以上のユーザーに関連したデータ、機器、ファイル及び計算要素のようなリモートの資源と相互作用することを許可してよい。一例として、計算装置は、アパレル115の特定のアイテムについての計算モジュールとして構成されてよい。したがって、ユーザー機器402は、アパレル115についての機能を制御するために計算装置404と相互作用してよい。
計算装置404は、ユーザー機器402とデータ記憶装置414の間でデータを送受信するための通信を管理してよい。一例として、データ記憶装置414は、複数のファイル、ウェブページ、ユーザー識別子又は記録、又は他の情報を記憶してよい。更に一一例として、ユーザー機器402は、データ記憶装置414からファイルを要求、及び/又は引き出してよい。ある態様において、データ記憶装置414は、アドレス要素410及び/又はアパレル情報412のような、ユーザー機器402についての情報を記憶してよい。アパレル情報412は、衣類(例:スマートアパレル)の特定のアイテムの識別子、アパレルに関連したセンシング技術の数及び/又はタイプ、センサ418で測定した情報又は情報源、位置、習慣、嗜好などのユーザーデータを含んでよい。任意の情報は、データ記憶装置414に記憶され、データ記憶装置414から読み出されてよい。データ記憶装置414は、計算装置404からリモートに配置され、直接又は間接接続によりアクセスされてよい。データ記憶装置414は、計算装置404又は他の機器やシステムと統合されてよい。
本明細書において説明するように、「スマート」センシング技術として動作するために、アパレル115の様々なアイテムは、情報を受信する又は情報にアクセスするように構成されてよい。一例として、アパレル115は、アパレル115、着用者、及び/又は環境の特徴を継続的に又は定期的に測定するための1つ以上のセンサ118を含んでよい。特徴は、絶対温度、相対温度、湿度、気圧、水分等を含んでよい。したがって、センサ118は、温度センサ、湿度センサ、水分センサ、圧力センサ、又はそれらの組み合わせであってよい。センサ118は、どんなサイズであってよく、貯蓄エネルギー(例:電池)、運動エネルギー装置、太陽エネルギー装置等のエネルギー源により電力供給されてよい。センサ118は、収集した情報の分量を記録するためのキャッシュやメモリを含んでいてよい。センサ118は、センサ118により収集又は受信した任意の情報の解析及び/又はプリプロセッシングを行うためのプロセッサ及び/又はロジックを含んでよい。アパレル115は、任意の数、構成のセンサ118を含んでよい。従来のアパレル115’は、センサ118のないアパレルであってよい。
1つ以上の情報源416は、センサ418から受信した情報のような情報を記憶するためにデータ記憶装置419を含んでよい。情報源416は、温度や湿度のような環境状況についての情報を含んでよい。例えば、情報源416は、温度及び/又は湿度に関する位置に基づいた情報を収集する気象サービスと関連してよい。そのような情報は、データ記憶装置419に記憶され、及び/又は、他のシステムがアクセスしたり受信可能になったりしてよい。情報源416は、そのような情報にアクセスしたり受信したりするために使用する、統計解析、ヒューリスティクス及び/又はヒストリカルトレンドのような解析を実行してよい。
デジタルワードローブ管理部420は、ユーザー機器402、計算装置404、センサ118、及び情報源416のうち1つ以上から情報を受信するように構成されてよい。デジタルワードローブ管理部420は、受信した情報を処理し、受信した情報についてのフィードバックを提供するように構成されたハードウエア及びソフトウエアである、又は、ハードウエア及びソフトウエアを含んでよい。ハードウエア及びソフトウエアの構成要素の様々な構成は、使用されてよい。デジタルワードローブ管理部420と同一又は同様の機能を有するその他の構成要素は、使用されてよい。デジタルワードローブ管理部420は、ユーザー機器402及び計算装置404のうち1つ以上よりアクセスされてよく、ハードウエア又はロジックとして様々な処理要素へ統合されてよい。デジタルワードローブ管理部420は、ユーザー機器402及び/又は計算装置404と異なるスタンドアローンの構成要素であってよく、又は、ユーザー機器402、計算装置404又は他の機器又はシステムのうち1つ以上に統合されてよい。図には、全てのハードウエア及び論理構成要素は、示されてはいないが、それらは、本明細書内に提示される説明により意図していると理解される。
デジタルワードローブ管理部420は、1つ以上の計算ノード(例:計算装置404)から様々な提供元からデータを受信するように構成されたプリプロセッサ構成要素422、ユーザー機器402、センサ418、及び/又は情報源416を含んでよい。一例として、プリプロセッサ構成要素422は、情報のデータダンプを受信するように構成されてよく、及び/又は、受信又はアクセスしたデータの少なくとも一部をフィルタするために、受信又はアクセスしたデータを処理するように構成されてよい。更に一例として、プリプロセッサ構成要素422は、受信した情報を位置、情報源識別子、アパレル識別子117、117’、ユーザープロファイル、活動タイプ、活動レベル等の、1つ以上のパラメーターに基づいてフィルタ/分類するように構成されてよい。
デジタルワードローブ管理部420は、例えばプリプロセッシング構成要素422又は他のデータ提供元からのデータにアクセスする又はデータを受信(通信フロー)するために構成された解析構成要素424を含んでよい。解析構成要素424は、アパレル及び関連した着用者について現在の状態及び/又は快適性シグネチャを評価するため、例えば統計解析、比較解析、ヒューリスティクス及び/又は機械学習アルゴリズムを使用して受信したデータを解析するように構成されてよい。一例として、解析構成要素424は、図4で説明されるような1つ以上の動作を実行するように構成されてよい。更に一例として、解析構成要素424、又は、デジタルワードローブ管理部420の1つ以上のその他の構成要素は、デジタルワードローブ管理部420により受信した情報に基づいて1人以上のユーザー/着用者のために快適性シグネチャ130を生成及び/又は処理するように構成されてよい。快適性シグネチャ130は、様々な快適性のレベルに関連した値を有する英数字によるインデックスであって、又はそれを含んでよい。快適性シグネチャ130は、ユーザー/着用者の快適性を示す複数のパラメーターを有するプロファイルであるか、又はそれを含んでよい。快適性シグネチャ130は、データ記憶装置428及び/又はユーザー機器402のようなその他の機器又は記憶装置に記憶されてよい。
デジタルワードローブ管理部420の解析構成要素424又はその他の構成要素、又は、その他の機器は、ユーザーが着用可能なアパレル115、115’の1つ以上のアイテムと関連したワードローブ情報を受信する又はワードローブ情報にアクセスするように構成されてよい。ワードローブ情報は、1つ以上のアパレル識別子117、117’及び/又は1つ以上のアパレルプロファイル113を含んでよい。
デジタルワードローブ管理部420の解析構成要素424又はその他の構成要素、又は、その他の機器は、ユーザーがアパレル115、115’の1つ以上のアイテムを着用しようとする環境についての環境特徴を決定するように構成されてよい。そのような決定は、情報源416又はユーザー機器402のようなその他の機器から環境特徴を受信又はアクセスすることであってよく、受信又はアクセスすることを含んでよい。
デジタルワードローブ管理部420の解析構成要素424又はその他の構成要素、又は、その他の機器は、アパレル115、115’の1つ以上のアイテムを着用することについての活動レベルを決定するように構成されてよい。そのような決定は、ユーザー機器402又はその他の機器から活動情報を受信又はアクセスすることであってよく、受信又はアクセスすることを含んでよい。そのような活動情報は、1人以上の着用者についての活動履歴に基づいていてよい。活動情報は、活動と活動レベルを関連付ける情報の表に基づいていてよい。活動レベルは、低レベル、中レベル、高レベルのような別々のクラスとして定義されてよい。その他のクラス又はカテゴリは、活動レベルを指定するために事前に定義されてよい。
デジタルワードローブ管理部420の解析構成要素424又は他の構成要素、又は、その他の機器は、アパレル115、115’の1つ以上のアイテムから、環境特徴、活動レベル、快適性シグネチャ130のうち1つ以上に基づいてアパレル115、115’の選択アイテムを決定するように構成されてよい。一例として、デジタルワードローブ管理部420は、環境特徴と活動レベル(及び/又は快適性シグネチャ)を解析し、与えられた情報に最も合致するものを決定してよい。更に一例として、デジタルワードローブ管理部420は、1つ以上の快適性規則432に基づいてアパレル115、115’の選択アイテムを決定(例:選択)するように構成されてよい。快適性規則432は、デジタルワードローブ管理部420から受信した情報の解析を制御するロジックを含んでよい。一例として、快適性規則432は、アパレル115、115’の選択アイテムの決定を助けるため、ルックアップテーブル(LUT)、IF−THEN関係、キーバリューペア、重み付けアルゴリズム、機械学習、ヒューリスティクス、又はその他のメカニズムを含んでよい。そのような規則は、データ記憶装置428のような任意の場所に記憶されてよい。
応答構成要素426は、解析構成要素424により実行される解析に基づいた評価とお勧めを提供するように構成されてよい。評価及びお勧めは、快適性のサマリー、予測快適性モデルの更新、アパレルのお勧め、及び、ユーザー又はアパレルプロファイルの更新を含んでよい。受信又はアクセスした情報、分類、統計、及び/又は改善ログは、データ記憶装置428に記憶されてよい。応答構成要素426は、アパレルの1つ以上のアイテム及び関連したユーザー/着用者についての情報を自動的に更新するように構成されてよい。
応答構成要素426は、ユーザーインターフェース要素を例えばユーザー機器402又は他の機器を介して着用者に提供するように構成されてよい。そのようなユーザーインターフェース要素は、音声フィードバック、視覚フィードバック、触覚フィードバックなどを含んでよい。ユーザーインターフェース要素は、ユーザー/着用者に快適性を変更するためにアパレルを操作する命令を示してよい。ユーザーインターフェース要素は、アパレル115、115’の特定のアイテムを着用するように示してよい。
説明のための一例として、図9から図13は、本開示の態様に関するユーザーインターフェースの例を示す。図9は、アパレル115の1つ以上のアイテムの入力を促すための選択可能なアイコンを示す。例えば、ユーザーは、「アイテム追加」を選択し、ユーザーは、アパレル115の従来の又はスマートなアイテムのアパレルプロファイル113を入力する。図10は、通信技術を含むアパレル115のスマートアイテムを自動的に検知するインターフェースの例を示す。したがって、アパレルプロファイル113を生成又はロードするために使用され得る情報は、自動的に検出されてよい。図11は、自動的に検知することのできない、従来の衣類のアイテム又はアパレル115のスマートアイテムについての情報を手動で入力するためのインターフェースの例を示す。図12は、ユーザーに関連したデジタルワードローブからアパレル115の1つ以上のアイテムの選択を促すインターフェースの例を示す。図13は、アパレル115の1つ以上のアイテムを提案するためのカレンダーによるリマインダ又は位置に基づいたリマインダのような通知を促すインターフェースの例を示す。
ジェスチャーセンシング及び制御は、着用者(又は別の個人)が、アパレルの特定の領域の温度を調整するために導電パッドの上で手/指をスライドする等のジェスチャーによってスマートアパレルのある態様を制御することを許可してよい。ジェスチャーセンシング及び制御は、標準化(例:あらかじめ決定され、記憶され、及び/又は学習されたジェスチャーベースのコマンドのライブラリから等、モジュール又はアプリケーションが決定する)されてよく、又は、着用者により制御(例:着用者は、モジュール/構成要素が特定のセンシングされたジェスチャーに如何に応答するかを表すジェスチャー規則を定義してよい)されてよい。例えば、ジェスチャーセンシングは、1つ以上の温度管理要素又はセンサを作動させるために使用されてよい。
認識可能なジェスチャーのデータ記憶装置は、例えば、製造者又はアフターマーケットの開発者によるジェスチャーを含んでよい。センサは、導電性ボタン又はトリガポイントを衣服(シャツのような)に含んでよく、それらは、ユーザー機器の機能を活性化する(例:電話に応答する、コンテンツの再生を開始/一時停止する、音量を制御する)、アパレルと関連した温度機器の加熱/冷却レベルを制御する、デジタルジッパーを制御する、メッセージを送信する、等の命令を達成するためにプログラムされてよい。そのような導電性トリガポイントは、特定のハードウエアとして搭載されたボタン又はスイッチの代わりとなってよく、導電性インクを配置するような形で、アパレルの任意の一部と統合されてよい。
1つ以上のジェスチャーセンサは、導電性トレースであるか、それを含んでよい。導電性トレースは、電気的な導電性を有するメディア(導電性インク)、添加物、又は、インテリジェントアパレルの内部の紡織繊維の中、上又は周囲に組み込まれた材料を含んでよい。光ファイバーは、1つ以上のコア、染料、ナノ構造、樹脂、スプレー、糸によるものであってよく、又は、エンボス、熱伝達、押圧、スクリーン印刷、昇華、織り又はそれらの組み合わせのような他の製造法及び/又は蒸着塗布によるものであってよい。導電性トレースは、互いに接続されてよく、又は独立していてよい。導電性トレースは、導電性トレースに電圧を印加するため及び/又は容量の変化などの導電性トレース同士の電気的相互作用をセンシングするために、回路又はドライブと電気的に通信してよい。
1つ以上のセンサ118は、例えば着用者の手などのジェスチャーインジケーターの位置及び又は動きを検知するためにジェスチャーセンサを含んでよい。特定の態様において、ジェスチャーセンサは、アパレル115の1つ以上の層に配置された導電性インクを含んでよい。一例として、1つ以上のセンサ118(例:ジェスチャーセンサ)は、アパレルの材料(例:生地)に直接印刷された導電性インクであるか、又はそれを含んでよい。導電性インクは、金、銀、銅、グラファイト粉末、カーボンブラック、ニッケル、又はその他の金属又は合金のような、粉末の導電性材料を混ぜた樹脂又は接着剤を含んでよい。それらは、カーボンベースのインク、銀ベースのインク、又はカーボンベースと銀ベースのインクの組み合わせであってもよい。導電性インクは、アパレル115へ、スクリーン印刷、刷毛を使用した塗布、ローラーを使用した塗布、スプレー、浸漬、マスキング、真空メッキ、真空蒸着、又はそれらを組み合わせた方法を限定せず含む既知の様々な方法を使用して塗布されてよい。センサ118は、任意の配置パターン、大きさ及び形状を含んでよい。
特定の態様においては、1つ以上のセンサ118の静電容量のプロファイルは、特定のセンシングされたジェスチャーとして解釈されてよい。少なくともジェスチャータイプのセンサ118の静電容量は、例えば、様々な電気的な方法により測定されてよい。センサ118のRC時定数の特徴は、各センサ118の静電容量の推移に応じて変化し得ることが理解される。一例として、周波数応答における電圧の推移又は位相の推移は、各センサ118との特定の相互作用のセンシングに用いられてよい。その他の方法は、使用されてよい。更に一例として、センシングされた推移のプロファイルは、同一の又は類似の検知のように特定のジェスチャーと関連してよい(例:許容範囲又はあらかじめ定義されたエラー)。
センシング及び制御のためのその他のメカニズムは、使用されてよい。
<方法>
図5は、これから説明するシステム及びネットワークに実装される動作手順の例を示す。例えば、図1から図4を参照すると、動作又はステップ502は、第1の情報の受信又は第1の情報へのアクセスを含んでよい。第1の情報は、温度、湿度、気圧、風等の第1の環境特徴情報であるか、それらを含んでよい。第1の情報は、直接又は間接的に、アパレル115の1つ以上のアイテムと関連した1つ以上のセンサ118から受信されてよい。第1の情報は、測定結果を表す生データであってよく、又は処理済のデータであってよい。加えて、又は代わりに、第1の情報は、ユーザー識別子、アパレル識別子117、位置又はタイムスタンプ、又はそれらの組み合わせを含んでよい。
動作又はステップ504において、第2の情報は、受信されて又はアクセスされてよい。第2の情報は、温度、湿度、気圧、風等の第2の環境特徴情報であってよく、それらを含んでよい。第2の情報は、直接又は間接的に、アパレル115の1つ以上のアイテムと関連した1つ以上のセンサ118から受信されてよい。第2の情報は、測定結果を表す生データであってよく、又は処理済のデータであってよい。加えて又は代わりに、第2の情報は、ユーザー識別子、アパレル識別子117、位置又はタイムスタンプ、又はそれらの組み合わせを含んでよい。
第2の情報は、第1の情報と同じ又は違う提供元と関連してよい。例えば、第1の情報及び第2の情報は、直接又は間接的に、しかし違う時刻に、第1のセンサ118から受信されてよい。別の例として、第1の情報及び第2の情報は、直接又は間接的に、同じアパレル115のアイテムに関連した異なるセンサ118からそれぞれ受信されてよい。更に一例として、第1の情報及び第2の情報は、直接又は間接的に、異なるアパレル115のアイテムに関連した異なるセンサ118からそれぞれ受信されてよい。
動作又はステップ506において、熱指数は、少なくとも第1の情報又は第2の情報、又はそれらの組み合わせに基づいて生成されてよい。熱指数は、定期的に又は連続して、アパレル115の1つ以上のアイテムと関連した1つ以上のセンサ118のそれぞれから計算されてよい。
動作又はステップ508において、快適性シグネチャは、少なくとも1つ以上の第1の情報、第2の情報、及び生成した熱指数に基づいて生成されてよい。快適性シグネチャ130は、ユーザー/着用者が知覚した快適性のレベル又は予測された快適性のレベルを示す情報を含んでよい。快適性シグネチャ130は、様々な快適性のレベルに関連した値を有する英数字によるインデックスであって、又はそれを含んでよい。快適性シグネチャ130は、ユーザー/着用者の快適性を示す複数のパラメーターを有するプロファイルであるか、又はそれを含んでよい。快適性シグネチャ130は、データ記憶装置128及び/又はユーザー機器102のようなその他の機器又は記憶装置に記憶されてよい。
快適性の知覚は、主観的であってよく、快適性の表現は、ある期間にわたる動的な近似値であってよく、快適性管理部120により受信された新しい情報に基づいて周期的に又は連続的に更新されてよい。
快適性シグネチャ130は、1つ以上の快適性規則132に基づいて生成されてよい。一例として、快適性規則132は、あらかじめ定義された1つ以上の熱指数間の差分が特定の快適性レベルを示すことを表現してよい。熱指数間の差分の増減に従い、適用された快適性規則132は、快適性シグネチャ130を変化させてよい。快適性規則132は、着用者の位置、活動レベル、ユーザープロファイル、アパレル固有の情報等を考慮してよい。様々な重みづけ要因は、対面管理部120が快適性規則132を適用する際に考慮する様々なパラメーターを反映するために使用されてよい。
快適性規則132の適用及び結果として得られる快適性シグネチャ130は、アパレル115の単一のアイテム、又は着用者、又はアパレル115の1つ以上のアイテム及び着用者を含む領域に特有なものに変更(ローカライズ)されてよい。快適性規則132の適用及び結果として得られる快適性シグネチャ130は、1つ以上のサブ領域を有するより大きい領域への集合のような、アパレル115の複数のアイテム及び着用者を表現する形へ「グローバライズ」されてよい。
動作又はステップ510において、応答は、少なくとも快適性シグネチャ130に基づいてユーザーへ提供されてよい。応答は、アパレル115とアパレル115の着用者についての解析に基づいた評価及びお勧めを含んでよい。評価及びお勧めは、快適性のサマリー、予測快適性モデルの更新、アパレルのお勧め、及び、ユーザー又はアパレルプロファイルの更新を含んでよい。
応答は、例えばユーザー機器102又は他の機器を介して着用者に提供されるユーザーインターフェース要素を含んでよい。そのようなユーザーインターフェース要素は、音声フィードバック、視覚フィードバック、触覚フィードバックなどを含んでよい。ユーザーインターフェース要素は、ユーザー/着用者に快適性を変更するためにアパレルを操作する命令を示してよい。ユーザーインターフェース要素は、アパレルの特定のアイテムを着用するように示してよい。ユーザーインターフェース要素は、快適性に影響し得る天気又は他の要因について通知をユーザー/着用者に示してよい。ユーザーインターフェース要素は、ユーザーからのフィードバックの要求を示してよい。そのような要求は、フィードバックループを表し、それによりユーザー/着用者は、着用者の現在の状態に対して適用された快適性シグネチャ130に賛成又は反対してよい。例えば、快適性シグネチャ130は、高いレベルの快適性を示し、着用者は、快適性管理部120が快適性シグネチャ130を更新するために使用することができる「サムズアップ」又は賛成応答を示してよい。別の例として、快適性シグネチャ130は、高いレベルの快適性を示し、着用者は、快適性管理部120が快適性シグネチャ130を更新するために使用することができる「サムズダウン」又は反対応答を示してよい。そのようなユーザーフィードバックは、快適性規則132内の重みづけ因子に影響を与えるために、及び/又は、快適性管理部120によって活用されるその他の解析のために使用されてよい。
図6は、これから説明するシステム及びネットワークに実装され得る動作手順の例を示す。例えば、図1から図4を参照すると、動作又はステップ602は、第1の情報の受信又は第1の情報へのアクセスを含んでよい。第1の情報は、温度、湿度、気圧、風等の第1の環境特徴情報であるか、それらを含んでよい。第1の情報は、直接又は間接的に、アパレル115の1つ以上のアイテムと関連した1つ以上のセンサ118から受信されてよい。第1の情報は、測定結果を表す生データであってよく、又は処理済のデータであってよい。加えて又は代わりに、第1の情報は、ユーザー識別子、アパレル識別子117、位置、又はタイムスタンプ、又はそれらの組み合わせを含んでよい。
動作又はステップ604において、第2の情報は、受信又はアクセスされてよい。第2の情報は、温度、湿度、気圧、風等の第2の環境特徴情報であるか、それらを含んでよい。第2の情報は、直接又は間接的に、アパレル115の1つ以上のアイテムと関連した1つ以上のセンサ118から受信されてよい。第2の情報は、測定結果を表す生データであってよく、又は処理済のデータであってよい。加えて又は代わりに、第2の情報は、ユーザー識別子、アパレル識別子117、位置、又はタイムスタンプ、又はそれらの組み合わせを含んでよい。
第2の情報は、第1の情報と同じ又は違う提供元と関連してよい。例えば、第1の情報及び第2の情報は、直接又は間接的に、しかし違う時刻に、第1のセンサ118から受信されてよい。別の例として、第1の情報及び第2の情報は、直接又は間接的に、同じアパレル115のアイテムに関連した異なるセンサ118からそれぞれ受信されてよい。更に一例として、第1の情報及び第2の情報は、直接又は間接的に、異なるアパレル115のアイテムに関連した異なるセンサ118からそれぞれ受信されてよい。
動作又はステップ606において、熱指数は、少なくとも第1の情報又は第2の情報、又はそれらの組み合わせに基づいて生成されてよい。熱指数は、定期的に又は連続して、アパレル115の1つ以上のアイテムと関連した1つ以上のセンサ118のそれぞれから計算されてよい。
動作又はステップ608において、快適性シグネチャは、少なくとも1つ以上の第1の情報、第2の情報、及び生成された熱指数に基づいて生成されてよい。快適性シグネチャ130は、ユーザー/着用者が知覚した快適性のレベル又は予測された快適性のレベルを示す情報を含んでよい。快適性シグネチャ130は、様々な快適性のレベルに関連した値を有する英数字によるインデックスであって、又はそれを含んでよい。快適性シグネチャ130は、ユーザー/着用者の快適性を示す複数のパラメーターを有するプロファイルであるか、又はそれを含んでよい。快適性シグネチャ130は、データ記憶装置128及び/又はユーザー機器102のようなその他の機器又は記憶装置に記憶されてよい。
快適性の知覚は、主観的であってよく、快適性の表現は、ある期間にわたる動的な近似値であってよく、快適性管理部120により受信された新しい情報に基づいて周期的に又は連続的に更新されてよい。
快適性シグネチャ130は、1つ以上の快適性規則132に基づいて生成されてよい。一例として、快適性規則132は、あらかじめ定義された1つ以上の熱指数間の差分が特定の快適性レベルを示すことを表現してよい。熱指数間の差分の増減に従い、適用された快適性規則132は、快適性シグネチャ130を変化させてよい。快適性規則132は、着用者の位置、活動レベル、ユーザープロファイル、アパレル固有の情報等を考慮してよい。様々な重みづけ要因は、対面管理部120が快適性規則132を適用する際に考慮する様々なパラメーターを反映するために使用されてよい。
快適性規則132の適用及び結果として得られる快適性シグネチャ130は、アパレル115の単一のアイテム、又は着用者、又はアパレル115の1つ以上のアイテム及び着用者を含む領域に特有なものに変更(ローカライズ)されてよい。快適性規則132の適用及び結果として得られる快適性シグネチャ130は、1つ以上のサブ領域を有するより大きい領域への集合のような、アパレル115の複数のアイテム及び着用者を表現する形へ「グローバライズ」されてよい。
動作又はステップ610において、応答は、少なくとも快適性シグネチャ130に基づいてユーザーへ提供されてよい。応答は、アパレル115とアパレル115の着用者についての解析に基づいた評価及びお勧めを含んでよい。評価及びお勧めは、快適性のサマリー、予測快適性モデルの更新、アパレルのお勧め、及びユーザー又はアパレルプロファイルの更新を含んでよい。
特定の態様において、応答は、1つ以上の温度管理要素121の作動を含んでよい。一例として、1つ以上の温度管理要素121は、快適性シグネチャ130が特定の閾値に達したことに応答して作動してよい。作動は、熱の生成、ベントの開放、ベントの閉鎖、放熱の実施等を含んでよい。閾値は、任意の状況に基づいて確立してよい。別の例として、快適性管理部120により処理された情報に応答して、ある選択された温度管理要素121は、作動してよい。特に、アパレル115のアイテムの袖に位置するセンサ118のうち1つが特定の温度又は熱指数を示すと、センシングした温度又は熱指数に対処するために、快適性管理部120は、袖に位置する温度管理要素121の1つを作動させてよい。温度管理要素121の、その他の区別された制御又は作動は、実装されてよい。各温度管理要素121は、集中制御されてよく、独立制御されてよい。各温度管理要素121は、パルス、ランプアップ、ランプダウン、勾配法、周期的制御などの動的な方法により制御されてよい。
応答は、例えばユーザー機器102又は他の機器を介して着用者に提供されるユーザーインターフェース要素を含んでよい。そのようなユーザーインターフェース要素は、音声フィードバック、視覚フィードバック、触覚フィードバックなどを含んでよい。ユーザーインターフェース要素は、快適性を変更するためにアパレルを操作する命令をユーザー/着用者に示してよい。ユーザーインターフェース要素は、アパレルの特定のアイテムを着用するように示してよい。ユーザーインターフェース要素は、快適性に影響し得る天気又は他の要因について通知をユーザー/着用者に示してよい。ユーザーインターフェース要素は、ユーザーからのフィードバックの要求を示してよい。そのような要求は、フィードバックループを表し、それによりユーザー/着用者は、着用者の現在の状態に対して適用された快適性シグネチャ130に賛成又は反対してよい。例えば、快適性シグネチャ130は、高いレベルの快適性を示し、着用者は、快適性管理部120が快適性シグネチャ130を更新するために使用することができる「サムズアップ」又は賛成応答を示してよい。別の例として、快適性シグネチャ130は、高いレベルの快適性を示し、着用者は、快適性管理部120が快適性シグネチャ130を更新するために使用することができる「サムズダウン」又は反対応答を示してよい。そのようなユーザーフィードバックは、快適性規則132内の重みづけ因子に影響を与えるため、及び/又は、快適性管理部120によって活用されるその他の解析のために使用される。
図7は、これから説明するシステム及びネットワークに実装される動作手順の例を示す。例えば、図1から図4、動作又はステップ702を参照すると、ワードローブ情報は、処理又は受信されてよい。ワードローブ情報は、ユーザーが着用可能な衣類の1つ以上のアイテムに関連してよい。ワードローブ情報は、アパレルプロファイルを含んでよい。アパレルプロファイルは、温度範囲、降水状況、風の状況、活動タイプ、活動レベル、衣類の層、アパレルの年齢、アパレルのライフサイクル等を含んでよい。
動作又はステップ704において、環境特徴は、決定されてよい。環境特徴は、ユーザーが衣類の1つ以上のアイテムを着用しようとしている環境に関連付いていてよい。環境特徴は、温度、湿度、気圧、風速、及び降水量のうち1つ以上を含んでよい。環境特徴の決定は、情報源及びユーザー機器のうち1つ以上からの環境特徴にアクセスする又は環境特徴を受信することを含んでよい。
動作又はステップ706において、活動レベル及び/又は快適性シグネチャを決定してよい。活動レベルは、衣類の1つ以上のアイテムに関連付いていてよい。快適性シグネチャは、ユーザー/着用者に関連付いていてよい。活動レベルは、所定のカテゴリ又は活動レベルの1つを含んでよい。
動作又はステップ708において、衣類の選択アイテムは、少なくとも環境特徴、活動レベル、及び/又は快適性シグネチャに基づいて、衣類の1つ以上のアイテムから決定されてよい。選択アイテムの決定は、ユーザーに関連した快適性シグネチャに基づいてよい。
動作又はステップ710において、ユーザーへの応答は、提供されてよい。応答は、衣類の1つ以上のアイテムから衣類の選択アイテムを示してよい。応答の提供は、衣類の1つ以上のアイテムから、所定の方式で着用するための、衣類の複数の選択アイテムを示すことを含んでよい。
当業者は、本明細書内で開示された態様に関連する論理ブロック、モジュール及びアルゴリズムステップが、電気的なハードウエア、コンピューターソフトウエア、又はその組み合わせとして実装されることを理解するであろう。ハードウエアとソフトウエアの互換性を明確に説明するために、様々な説明用構成要素、ブロック、モジュール、及びステップは、概して機能の点から説明された。
上述の機能がハードウエア又はソフトウエアとして実装されるかどうかは、全体的なシステムの設計における制約に依存する。当業者は、説明された機能を各特定の応用例へ様々な方法で実装してよいが、そのような実装の決定は、本発明の範疇から逸脱すると解釈されてはならない。そして、モジュール、ブロック又はステップ内の機能のグループ分けは、説明を簡単にするためのものである。特定の機能又はステップは、発明の範疇を逸脱することなく、1つのモジュール又はブロックから移動することができる。
本明細書内で開示された態様に関連して説明された論理ブロック及びモジュールは、本明細書内で説明した機能を実行するために設計された多目的プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、field−programmable gate array(FPGA)、又はその他のプログラム可能な論理デバイス、別々のゲート又はトランジスタロジック、別々のハードウエア構成要素又はそれらの任意の組み合わせにより、実装又は実行されてよい。多目的プロセッサは、マイクロプロセッサであってよいが、代替として、プロセッサは、任意のプロセッサ、コントローラー、マイクロコントローラー、又は状態マシンであってよい。プロセッサは、例えば、DSPとマイクロプロセッサの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと一体化した1つ以上のマイクロプロセッサ、又はその他の構成のような計算装置の組み合わせとして実装されてもよい。
本明細書内で開示された態様に関連して説明した方法のステップ又はアルゴリズムは、ハードウエアに、プロセッサ(例:コンピューターの)により実行されるソフトウエアモジュールに、又は2つの組み合わせに直接具現化されてよい。ソフトウエアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、又は任意の他の記憶媒体内に存在してよい。記憶媒体の例は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み出し、記憶媒体に情報を書き込めるように、プロセッサに接続されてよい。代わりに、記憶媒体はプロセッサに統合されてよい。プロセッサ及び記憶媒体は、ASIC内に存在してよい。
少なくともいくつかの態様において、本明細書内で開示した技術の全て又は1つ以上の技術を実装する処理システム(例:電子的制御システム200)は、多目的コンピューターシステムを含むか、又は1つ以上のコンピューターにアクセス可能な媒体にアクセスするように構成されていてよい。
図8は、1つ以上のコンピューターによりアクセス可能な媒体を含むか、又はコンピューターによりアクセス可能な媒体へアクセス可能なように構成された多目的コンピューターシステムを示す。図示された態様において、計算装置500は、入出力(I/O)インターフェース830を介してシステムメモリ820に接続された1つ以上のプロセッサ810a、810b及び/又は810n(単一のプロセッサ810又は複数のプロセッサ810として参照され得る)を含む。計算装置800は、I/Oインターフェース830に接続されたネットワークインターフェース840をさらに含む。
様々な態様において、計算装置800は、1つのプロセッサ810を含むユニプロセッサシステム、又はいくつか(例:2、4、8、又はその他の適切な数)のプロセッサ810を含むマルチプロセッサシステムであってよい。プロセッサ810は、命令を実行することが可能な任意の適切なプロセッサであってよい。例えば、様々な態様において、プロセッサ810は、x86、PowerPC、SPARC又はMIPS ISA、又はその他の適切なISA等の、様々な命令セットアーキテクチャ(ISA)のうち任意のものを実装した多目的又は組み込みプロセッサであってよい。マルチプロセッサシステムにおいて、各プロセッサ810は、必ずしも必要ではないが、同一のISAを共通に実装してよい。
いくつかの態様において、画像処理装置(GPU)812は、画像のレンダリング及び/又は物理処理能力の提供に寄与してよい。GPUは、例えば、グラフィック計算に特化された高度な並列プロセッサアーキテクチャを含んでよい。いくつかの態様において、プロセッサ810及びGPU812は、1つ以上の同じタイプの機器として実装されてよい。
システムメモリ820は、1つ又は複数のプロセッサ810がアクセスできる命令及びデータを記憶するように構成されてよい。様々な態様において、システムメモリ820は、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、シンクロナスダイナミックRAM(SDRAM)、不揮発性/Flash(登録商標)タイプのメモリ、又は任意のタイプのメモリのような、任意の適切なメモリ技術を用いて実装されてよい。説明した態様において、上に説明した方法、技術及びデータなどの1つ以上の所望の機能を実装したプログラムの命令やデータは、システムメモリ820内にコード825又はデータ826として記憶された形で示される。
ある態様において、I/Oインターフェース830は、1つ又は複数のプロセッサ810、システムメモリ820、及びネットワークインターフェース840又は他の周辺機器インターフェースを含む機器内の任意の周辺装置間のトラフィックを調整するように構成されてよい。いくつかの態様において、I/Oインターフェース830は、ある構成要素(例:システムメモリ820)からのデータ信号を別の構成要素(例:プロセッサ810)が利用するために適切なフォーマットへ変換する任意の必要なプロトコル、時間調整、又は他のデータ変換を実行してよい。いくつかの態様において、I/Oインターフェース830は、例えばペリフェラルコンポーネントインターコネクト(PCI)バス規格又はユニバーサルシリアルバス(USB)バス規格の変種のような、様々なタイプの周辺バスを介して取り付ける機器へのサポートを含んでよい。いくつかの態様において、I/Oインターフェース830の機能は、ノースブリッジとサウスブリッジのような2つ以上の分離した構成要素へ分割されてよい。また、いくつかの態様において、システムメモリ820へのインターフェースのような、I/Oインターフェース830の機能の一部又は全体は、プロセッサ810へ直接組み込まれてよい。
ネットワークインターフェース840は、計算装置800と、例えばその他のコンピューターシステム又は機器のような1つ又は複数のネットワーク850に接続された1つ又は複数の他の機器860との間におけるデータ交換が可能になるように構成されてよい。様々な態様において、ネットワークインターフェース840は、例えばイーサネットネットワークの類型のような、任意の適切な有線又は無線の一般的なデータネットワークを介した通信をサポートしてよい。加えて、ネットワークインターフェース840は、ファイバーチャネルSAN(ストレージエリアネットワーク)のようなストレージエリアネットワークを介した、又は他の任意の適切なタイプのネットワーク及び/又はプロトコルを介した、アナログ音声ネットワーク又はデジタルファイバー通信ネットワークのような遠距離通信/電話網を介した通信をサポートしてよい。
いくつかの態様において、システムメモリ820は、関連した方法や装置の態様を実装するための、上に説明したプログラム命令及びデータを記憶するように構成された、コンピューターによりアクセス可能な媒体の一態様であってよい。しかし、他の態様において、プログラム命令及び/又はデータは、異なるタイプのコンピューターによりアクセス可能な媒体上で受信、送信、又は記憶されてよい。概して、コンピューターによりアクセス可能な媒体は、磁気又は光学メディア(例:I/Oインターフェース830を介して計算装置800に接続されたDVD/CD)のような非一過性の記憶媒体又は記憶メディアを含んでよい。非一過性のコンピューターによりアクセス可能な記憶媒体は、計算装置800のいくつかの態様にシステムメモリ820又は他のタイプのメモリとして含まれ得るRAM(例:SDRAM、DDR SDRAM、RDRAM、SRAM等)、ROM等の揮発性又は不揮発性メディアを含んでもよい。さらに、コンピューターによりアクセス可能な媒体は、ネットワークインターフェース540を介して実装されるようなネットワーク及び/又は無線接続のような通信媒体を介して搬送される電気的、電磁気的又はデジタル信号のような通信メディア又は信号を含んでよい。図5に示されるような複数の計算装置の一部又は全体は、説明した機能性を様々な態様で実現するために使用されてよい。例えば、様々な異なる機器及びサーバー上で動作するソフトウエア構成要素は、機能性を提供するために協調動作してよい。いくつかの態様において、説明した機能性の一部は、多目的コンピューターシステムを使用して実装することに加えて、又は代わりに、記憶装置、ネットワーク機器又は特定用途向けコンピューターシステムを用いて実装されてよい。本明細書内で使用された「計算装置」の語は、少なくともこのような全てのタイプの機器を参照し、このようなタイプの機器に限定されない。
図中のシステムは説明用途に過ぎず、その他の実装を使用できることは、同様に理解されるであろう。加えて、本明細書中で開示される機能が、ソフトウエア、ハードウエア、又はソフトウエアとハードウエアの組み合わせとして実装されてよいことは、理解されるべきであろう。その他の実装は、当業者にとって明らかである。サーバー、ゲートウエイ、又はその他のコンピューティングノードが、機能性の説明したタイプと相互作用し実行するハードウエア又はソフトウエアの任意の組み合わせを含んでよく、デスクトップ又はその他のコンピューター、データ記憶サーバー、ネットワーク記憶装置及びその他のネットワーク機器、PDA,タブレット、携帯電話、無線電話、ポケットベル、電子手帳、インターネット家電、テレビに基づいたシステム(例:セットトップボックス及び/又は個人的/デジタルビデオレコーダー)、及び適切な通信能力を含むその他の様々な製品を限定せず含んでよいことは、同様に理解されるべきであろう。加えて、説明したモジュールにより提供される機能は、いくつかの態様において、より少ないモジュールとして組み合されたり、追加のモジュール内にて配布されたりしてよい。同様に、いくつかの態様において、いくつかの説明されたモジュールの機能は、提供されなくてよく、及び/又は、他の付加的な機能は、利用できてよい。
各章にて説明した各動作、プロセス、方法及びアルゴリズムは、少なくとも1つのコンピューター又はコンピュータープロセッサにより実行されるコードモジュールとして、完全に又は部分的に自動化され、統合されてよい。コードモジュールは、ハードドライブ、ソリッドステートメモリ、光学ディスク、及び/又は同種のもの等の、非一過性のコンピューターにより読み取り可能な任意のタイプの媒体又はコンピューター記憶装置上に記憶されてよい。プロセス及びアルゴリズムは、部分的に又は全体的にアプリケーション特有の回路上に実装されてよい。開示したプロセス及びプロセスステップは、永続的に、あるいはその反対に、例えば揮発性又は不揮発性記憶装置のような任意のタイプの非一過性コンピューター記憶装置に記憶されてよい。
上に説明した様々な機能及びプロセスは、互いに独立して、又は様々な方法で組み合わせて使用されてよい。可能な全ての組み合わせ及び部分的組み合わせは、本開示の範疇に該当する。加えて、いくつかの実装において、特定の方法又はプロセスは、省略されてよい。本明細書内で説明した方法及びプロセスは、特定のシーケンスに限定されなくてもよく、関係するブロック又は状態は、適切なその他のシーケンスで実行されてよい。例えば、説明したブロック又は状態は、具体的に開示された順序と異なる順序で実行されてよく、又は、複数のブロック又は状態は、1つのブロック又は状態として結合されてよい。ブロック又は状態の例は、直列、並列、又は他の方式で実行されてよい。ブロック又は状態は、開示された態様の例に追加されてよく、又は削除されてよい。本明細書内で説明されたシステムの例及び構成要素は、説明とは異なる形で構成されてよい。例えば、要素は、開示された態様の例に対して追加、削除又は再編成されてよい。
様々なアイテムが、使用中にメモリ又は記憶装置に記憶されるように示されたこと、及び、それらのアイテム又はその一部が、メモリ管理又はデータ統合の目的でメモリ又はその他の記憶装置の間を転送されてよいことは、同様に理解されよう。代わりに、他の態様において、ソフトウエアモジュール及び/又はシステムの一部又は全ては、別の機器のメモリ中で実行し、コンピューター間通信を介して説明したコンピューターシステムと通信してよい。さらに、いくつかの態様において、システム及び/又はモジュールの一部又は全ては、少なくとも1つの特定用途向け集積回路(ASIC)、標準集積回路、コントローラー(例:適切な命令を実行し、マイクロコントローラー及び/又は組み込みコントローラーを含むことによって)、field−programmable gate arrays(FPGA)、complex programmable logic devices(CPLD)等を含むがこれらに限定されないファームウエア又はハードウエアに少なくとも部分的にあるような、その他の方法で実装又は提供されてよい。モジュール、システム及びデータ構造の一部又は全ては、ハードディスク、メモリ、ネットワーク、又は、適切なドライブにより若しくは適切な接続を経由して読み取り可能なポータブルメディアのような、コンピューターにより読み取り可能な媒体に記憶(例:ハードウエア命令又は構造化データとして)されてもよい。システム、モジュール及びデータ構造は、無線ベースの及び有線/ケーブルベースのメディアを含む様々なコンピューターにより読み取り可能な伝達メディア上を、生成したデータ信号(例:搬送波又はその他のアナログ又はデジタル伝搬信号の一部として)として転送されてもよく、様々な形態(例:単一の又は複合アナログ信号として、又は複数の別々のデジタルパケット又はフレームとして)を取ってよい。そのようなコンピュータープログラムは、他の態様において他の形を取ってもよい。したがって、本発明は、他のコンピューター構成において実行されてよい。
<態様>
本発明は、少なくとも下記の態様を含む。
態様1:アパレルのアイテムに隣接して配置された第1のセンサを使用した第1の環境特徴の決定と、アパレルの前記アイテムに隣接して配置された第2のセンサを使用した第2の環境特徴の決定と、少なくとも前記第1の環境特徴及び前記第2の環境特徴に基づいた快適性シグネチャの決定と、少なくとも前記快適性シグネチャに基づいた前記アイテムの着用者への応答の提供とを含む、着用者の快適性を管理する方法。
態様2:前記第1の環境特徴は、温度、湿度、気圧、風速、及び降水量のうち1つ以上を含む、態様1の方法。
態様3:前記第2の環境特徴は、温度、湿度、気圧、風速、及び降水量のうち1つ以上を含む、態様1から2のいずれか一つの方法。
態様4:前記第1のセンサは、アパレルの前記アイテムの内側の前記第1の環境特徴を測定するために配置される、態様1から3のいずれか一つの方法。
態様5:前記第2のセンサはアパレルの前記アイテムの外側の前記第2の環境特徴を測定するために配置される、態様1から4のいずれか一つの方法。
態様6:前記快適性シグネチャの決定は、前記第1の環境特徴及び前記第2の環境特徴のうち1つ以上に関連した熱指数の計算を含む、態様1から5のいずれか一つの方法。
態様7:前記快適性シグネチャの決定は、前記着用者の又はアパレルのアイテムのパラメーターに依存し、前記パラメーターは、位置、活動レベル、アパレルのタイプ、時刻、又はそれらの組み合わせを含む、態様1から6のいずれか一つの方法。
態様8:前記着用者への前記応答は、音声フィードバック、視覚フィードバック、及び触覚フィードバックのうち1つ以上を含む、態様1から7のいずれか一つの方法。
態様9:前記着用者への前記応答は、前記着用者へ、前記快適性シグネチャ、前記着用者への命令、アパレルの前記アイテムを変更する提案若しくはアパレルのアイテムの提案、又はそれらの組み合わせの通知を含む、態様1から8のいずれか一つの方法。
態様10:情報源から第3の環境特徴を受信することをさらに含み、前記快適性シグネチャは、少なくとも前記第1の環境特徴、前記第2の環境特徴、及び前記第3の環境特徴に基づく、態様1から9のいずれか一つの方法。
態様11:前記情報源は、気象サービスと関連する、態様10の方法。
態様12:1つ以上の快適性規則とプロセッサにより実行可能な命令を備えたメモリと、アパレルのアイテムに隣接して配置された第1のセンサに関連した第1の環境特徴を受信し、アパレルのアイテムに隣接して配置された第2のセンサに関連した第2の環境特徴を受信し、少なくとも前記第1の環境特徴、前記第2の環境特徴、及び1つ以上の前記快適性規則に基づいて快適性シグネチャを決定し、少なくとも前記快適性シグネチャに基づいたアパレルの前記アイテムの着用者への応答の提供とを含む、快適性を管理するシステム。
態様13:前記第1の環境特徴は、温度、湿度、気圧、風速、及び降水量のうち1つ以上を含む、態様12の快適性管理システム。
態様14:前記第2の環境特徴は、温度、湿度、気圧、風速、及び降水量のうち1つ以上を含む、態様12から13のいずれか一つの快適性管理システム。
態様15:前記第1のセンサは、アパレルの前記アイテムの内側の前記第1の環境特徴を測定するために配置される、態様12から14のいずれか一つの快適性管理システム。
態様16:前記第2のセンサは、アパレルの前記アイテムの外側の前記第2の環境特徴を測定するために配置される、態様12から15のいずれか一つの快適性管理システム。
態様17:前記快適性シグネチャの決定は、前記第1の環境特徴及び前記第2の環境特徴のうち1つ以上に関連した熱指数の計算を含む、態様12から16のいずれか一つの快適性管理システム。
態様18:前記快適性シグネチャの決定は、前記着用者の又はアパレルのアイテムのパラメーターに依存し、前記パラメーターは位置、活動レベル、アパレルのタイプ、時刻、又はそれらの組み合わせを含む、態様12から17のいずれか一つの快適性管理システム。
態様19:前記着用者への前記応答は、音声フィードバック、視覚フィードバック、及び触覚フィードバックのうち1つ以上を含む、態様12から18のいずれか一つの快適性管理システム。
態様20:前記着用者への前記応答は、前記着用者へ、前記快適性シグネチャ、前記着用者への命令、アパレルの前記アイテムを変更する提案若しくはアパレルのアイテムの提案、又はそれらの組み合わせを通知することを含む、態様12から19のいずれか一つの快適性管理システム。
態様21:アパレルのアイテムに隣接して配置された第1のセンサを使用した第1の環境特徴の決定と、アパレルの前記アイテムに隣接して配置された第2のセンサを使用した第2の環境特徴の決定と、少なくとも前記第1の環境特徴及び前記第2の環境特徴に基づいた快適性シグネチャの決定と、少なくとも前記快適性シグネチャに基づいた温度管理要素の作動を含む、着用者の快適性を管理する方法。
態様22:前記第1の環境特徴は、温度、湿度、気圧、風速、及び降水量のうち1つ以上を含む、態様21の方法。
態様23:前記第2の環境特徴は、温度、湿度、気圧、風速、及び降水量のうち1つ以上を含む、態様21から22のいずれか一つの方法。
態様24:前記第1のセンサは、アパレルの前記アイテムの内側の前記第1の環境特徴を測定するために配置される、態様21から23のいずれか一つの方法。
態様25:前記第2のセンサは、アパレルの前記アイテムの外側の前記第2の環境特徴を測定するために配置される、態様21から24のいずれか一つの方法。
態様26:前記第1のセンサ及び前記第2のセンサは、アパレルの前記アイテムの区別された位置に配置される、態様21から25のいずれか一つの方法。
態様27:前記快適性シグネチャの決定は、前記第1の環境特徴及び前記第2の環境特徴のうち1つ以上に関連した熱指数の計算を含む、態様21から26のいずれか一つの方法。
態様28:前記快適性シグネチャの決定は、前記着用者の又はアパレルのアイテムのパラメーターに依存し、前記パラメーターは、位置、活動レベル、アパレルのタイプ、時刻、又はそれらの組み合わせを含む、態様21から27のいずれか一つの方法。
態様29:前記作動は、熱の生成、ベントの開放、ベントの閉鎖若しくは放熱の実施、又はそれらの組み合わせを含む、態様21から28のいずれか一つの方法。
態様30:前記作動は、冷却又は加熱要素へのエネルギー供給を含む、態様21から28のいずれか一つの方法。
態様31:情報源から第3の環境特徴を受信することをさらに含み、前記快適性シグネチャは、少なくとも前記第1の環境特徴、前記第2の環境特徴、及び前記第3の環境特徴に基づく、態様21から30のいずれか一つの方法。
態様32:前記情報源は、気象サービスと関連する、態様31の方法。
態様33:1つ以上の快適性規則とプロセッサにより実行可能な命令とを備えたメモリと、アパレルのアイテムに隣接して配置された第1のセンサに関連した第1の環境特徴を受信し、アパレルのアイテムに隣接して配置された第2のセンサに関連した第2の環境特徴を受信し、少なくとも前記第1の環境特徴、前記第2の環境特徴、及び1つ以上の前記快適性規則に基づいて快適性シグネチャを決定し、少なくとも快適性シグネチャに基づいて温度管理要素を作動させるように構成されたメモリと通信するプロセッサとを備えた、快適性管理システム。
態様34:前記第1の環境特徴は、温度、湿度、気圧、風速、及び降水量のうち1つ以上を含む、態様33の快適性管理システム。
態様35:前記第2の環境特徴は、温度、湿度、気圧、風速、及び降水量のうち1つ以上を含む、態様33から34のいずれか一つの快適性管理システム。
態様36:前記第1のセンサは、アパレルの前記アイテムの内側の前記第1の環境特徴を測定するために配置される、態様33から35のいずれか一つの快適性管理システム。
態様37:前記第2のセンサはアパレルの前記アイテムの外側の前記第2の環境特徴を測定するために配置される、態様33から36のいずれか一つの快適性管理システム。
態様38:前記第1のセンサ及び前記第2のセンサは、アパレルの前記アイテムの区別された位置に配置される、態様33から37のいずれか一つの快適性管理システム。
態様39:前記快適性シグネチャの決定は、前記第1の環境特徴及び前記第2の環境特徴のうち1つ以上に関連した熱指数の計算を含む、態様33から38のいずれか一つの快適性管理システム。
態様40:前記快適性シグネチャの決定は、前記着用者の又はアパレルのアイテムのパラメーターに依存し、前記パラメーターは位置、活動レベル、アパレルのタイプ、時刻、又はそれらの組み合わせを含む、態様33から39のいずれか一つの快適性管理システム。
態様41:ユーザーが着用可能なワードローブの1つ以上のアイテムに関連したワードローブ情報の受信又はワードローブ情報へのアクセスと、前記ユーザーが前記1つ以上のアパレルのアイテムを着用しようとしている環境についての環境特徴の決定と、アパレルの前記1つ以上のアイテムの着用についての活動レベルの決定と、前記アパレルの選択アイテムの、環境特徴及び前記活動レベルに基づいた、アパレルの前記1つ以上のアイテムからの決定と、アパレルの前記1つ以上のアイテムから前記選択アイテムを示す応答の前記ユーザーへの提供と、を含む、ワードローブの管理方法。
態様42:前記ワードローブ情報は、アパレルプロファイルを含む、態様41の方法。
態様43:前記アパレルプロファイルは、温度範囲、降水状況、風の状況、活動タイプ、活動レベル、アパレルの層、アパレルの年齢、アパレルのライフサイクル等を含む、態様42の方法。
態様44:前記環境特徴は、温度、湿度、気圧、風速、及び降水量のうち1つ以上を含む、態様41から43のいずれか一つの方法。
態様45:前記環境特徴の決定は、情報源及びユーザー機器のうち1つ以上から前記環境特徴にアクセスする又は前記環境特徴を受信することを含む、態様41から44のいずれか一つの方法。
態様46:前記活動レベルは、所定の活動レベルのカテゴリの1つを含む、態様41から45のいずれか一つの方法。
態様47:前記ユーザーに関連した快適性シグネチャに基づいて前記選択アイテムを決定する、態様41から46のいずれか一つの方法。
態様48:応答の提供は、アパレルの前記1つ以上のアイテムから、所定の方式で着用するための、アパレルの複数の選択アイテムを示すことを含む、態様41から47のいずれか一つの方法。
態様49:1つ以上のワードローブ規則とプロセッサにより実行可能な命令とを備えたメモリと、ユーザーが着用可能なアパレルの1つ以上のアイテムと関連したワードローブ情報を受信し又はワードローブ情報にアクセスし、ユーザーが前記1つ以上のアパレルのアイテムを着用しようとしている環境についての環境特徴を決定し、アパレルの前記1つ以上のアイテムの着用についての活動レベルを決定し、前記アパレルの選択アイテムを、少なくとも前記環境特徴及び前記活動レベルに基づいて、アパレルの前記1つ以上のアイテムから決定し、アパレルの1つ以上のアイテムからアパレルの選択アイテムを示す応答をユーザーに提供するように構成された、メモリと通信するプロセッサを含む、ワードローブ管理システム。
態様50:前記ワードローブ情報は、アパレルプロファイルを含む、態様49のワードローブ管理システム。
態様51:前記アパレルプロファイルは、温度範囲、降水状況、風の状況、活動タイプ、活動レベル、アパレルの層、アパレルの年齢、アパレルのライフサイクル等を含む、態様50のワードローブ管理システム。
態様52:前記環境特徴は、温度、湿度、気圧、風速、及び降水量のうち1つ以上を含む、態様49から51のいずれか一つのワードローブ管理システム。
態様53:前記環境特徴の決定は、情報源及びユーザー機器のうち1つ以上から前記環境特徴にアクセスする又は前記環境特徴を受信することを含む、態様49から52のいずれか一つのワードローブ管理システム。
態様54:前記活動レベルは、所定の活動レベルのカテゴリの1つを含む、態様49から53のいずれか一つのワードローブ管理システム。
態様55:前記ユーザーに関連した快適性シグネチャに基づいて前記選択アイテムを決定する、態様49から54のいずれか一つのワードローブ管理システム。
態様56:応答の提供は、アパレルの前記1つ以上のアイテムから、所定の方式で着用するための、アパレルの複数の選択アイテムを示すことを含む、態様49から55のいずれか一つのワードローブ管理システム。
態様57:ユーザーが着用可能なアパレルの1つ以上のアイテムに関連したワードローブ情報の受信又はワードローブ情報へのアクセスと、前記ユーザーが衣類の前記1つ以上のアイテムを着用しようとしている環境についての環境特徴の決定と、前記ユーザーに関連した快適性シグネチャの決定と、前記アパレルの選択アイテムを、環境特徴及び前記活動レベルに基づいて、アパレルの前記1つ以上のアイテムから決定することと、アパレルの前記1つ以上のアイテムから前記選択アイテムを示す応答を前記ユーザーへ提供することと、を含む、着用者のワードローブの管理方法。
態様58:前記ワードローブ情報は、アパレルプロファイルを含む、態様57の方法。
態様59:前記アパレルプロファイルは、温度範囲、降水状況、風の状況、活動タイプ、活動レベル、アパレルの層、アパレルの年齢、アパレルのライフサイクル等を含む、態様58の方法。
態様60:前記環境特徴は、温度、湿度、気圧、風速、及び降水量のうち1つ以上を含む、態様57から59のいずれか一つの方法。
態様61:前記環境特徴の決定は、情報源及びユーザー機器のうち1つ以上から前記環境特徴にアクセスする又は前記環境情報を受信することを含む、態様57から60のいずれか一つの方法。
態様62:応答の提供は、アパレルの前記1つ以上のアイテムから、所定の方式で着用するための、アパレルの複数の選択アイテムを示すことを含む、態様57から61のいずれか一つの方法。
本明細書中で使用した、「〜てもよい」「〜し得る」「〜できる」「例」やその他の条件を示す言葉は、別段の具体的な定めがない限り、又は使用される文脈で理解されない限り、特定の態様が特定の機能、要素、及び/又はステップを含む一方、他の態様が含まないことを伝えることが通常意図される。したがって、それらの機能、要素及び/又はステップが任意の特定の態様に含まれようが、任意の特定の態様において実行されようが、そのような条件を表す言葉は、著者の入力又は促進(prompting)にかかわらず、機能、要素及び/又はステップが少なくとも一つの態様のために何らかの方法で要求されること、又は、少なくとも一つの態様が決定のための論理を不可欠に含むことを暗示するように、通常は意図されない。「備える」、「含む」、「有する」等の語は同義語であり、それらは包含する意味で、オープンエンドな流儀で使用され、追加の要素、機能、行為、動作、その他を除外しない。また、「又は」の語は、包含する意味で(そして除外する意味ではなく)使用されているため、例えば要素のリストを連結する目的で使用された時は、「又は」の語は、リストの要素のうち1つ、いくつか、又は全ての要素を意味する。
特定の態様の例を説明したが、これらの態様は、例示のみを目的として提示され、本明細書内で開示する発明の範疇を限定することを意図しない。したがって、前述の説明中、どの特定の機能、特徴、ステップ、モジュール又はブロックも、必要又は不可欠と含意する意図はない。実際に、本明細書中で説明する新しい方法及びシステムは、その他の様々な形で実装されてよい。さらに、本明細書中に説明した方法及びシステムの形態への様々な省略、置換、及び変更は、本明細書中で開示した発明の精神から逸脱することなく行われてよい。添付した請求項及びその同等物は、そのような形態と変更を含むように意図され、本明細書内で開示したいくつかの発明の範疇と精神に該当する。
上述の説明は、例示を目的としたものであり、発明又は応用及び発明の利用を限定することを目的とするものではない。説明した態様は、特定のタイプのアパレルと共に使用するように限定されない。さらに、前述の背景又は詳細な説明にて提示された任意の理論により制約を行う意図はない。説明は、参照する項目をより良く説明するために誇張した面を含むことがあり、限定すると明示しない限り限定は考慮されないことは、同様に理解される。
前述の説明は、開示するシステム及び技術の例を提供すると理解されよう。しかしながら、本開示の他の実装は、前述の説明と細部が異なることがあると考えられる。本開示又は本開示中の例への全ての参照は、その時点で議論の対象である特定の例への参照を意図しており、本開示の範疇をより一般的に限定することは意図していない。特定の機能に関連する、全ての区別及び軽視(disparagement)の言語は、それらの機能への好みの欠如を示すように意図されるが、特に示されない限り、それらを開示の範疇から完全に除外しない。
本明細書中における値の範囲の記述は、本明細書中で別途示されない限り、範囲内の別個の値を個々に参照する方法に対する簡単な方法として働くことをのみ意図しており、各別個の値は、個別に列挙されたかのように明細書に援用される。本明細書中で説明された全ての方法は、本明細書中で指摘しない限り、また文脈において明確に否定されていない限り、任意の適切な順序で実行されてよい。

Claims (20)

  1. 着用者の快適性を管理する方法であって、
    アパレルのアイテムに隣接して配置された第1のセンサを使用して、第1の環境特徴を決定するステップと、
    アパレルの前記アイテムに隣接して配置された第2のセンサを使用して、第2の環境特徴を決定するステップと、
    少なくとも前記第1の環境特徴及び前記第2の環境特徴に基づいて、快適性シグネチャを決定するステップと、
    少なくとも前記快適性シグネチャに基づいて、アパレルの前記アイテムの着用者への応答を提供するステップと、を含む、方法。
  2. 前記第1の環境特徴は、温度、湿度、気圧、風速及び降水量のうち1つ以上を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第2の環境特徴は、温度、湿度、気圧、風速及び降水量のうち1つ以上を含む、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記第1のセンサは、アパレルの前記アイテムの内側の前記第1の環境特徴を測定するために配置される、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記第2のセンサは、アパレルの前記アイテムの外側の前記第2の環境特徴を測定するために配置される、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記快適性シグネチャを決定するステップは、前記第1の環境特徴及び前記第2の環境特徴の1つ以上に関連した熱指数を計算するステップを含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記快適性シグネチャを決定するステップは、前記着用者の又はアパレルのアイテムのパラメーターに依存し、
    前記パラメーターは、位置、活動レベル、アパレルのタイプ、時刻、又はそれらの組み合わせを含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記着用者への前記応答は、音声フィードバック、視覚フィードバック、及び触覚フィードバックの1つ以上を含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記着用者への前記応答は、前記着用者へ、前記快適性シグネチャ、前記着用者への命令、アパレルの前記アイテムを変更する提案若しくはアパレルの提案されたアイテム、又はそれらの組み合わせを通知することを示す、請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 情報源から第3の環境特徴を受信するステップをさらに含み、
    前記快適性シグネチャは、少なくとも前記第1の環境特徴、前記第2の環境特徴、及び前記第3の環境特徴に基づく、請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記情報源は、気象サービスと関連する、請求項10に記載の方法。
  12. 着用者の快適性を管理する方法であって、
    アパレルのアイテムに隣接して配置された第1のセンサを使用して、第1の環境特徴を決定するステップと、
    アパレルの前記アイテムに隣接して配置された第2のセンサを使用して、第2の環境特徴を決定するステップと、
    少なくとも前記第1の環境特徴及び前記第2の環境特徴に基づいて、快適性シグネチャを決定するステップと、
    少なくとも前記快適性シグネチャに基づいて、温度管理要素を作動させるステップと、を含む、方法。
  13. 前記第1の環境特徴は、温度、湿度、気圧、風速及び降水量のうち1つ以上を含み、
    前記第2の環境特徴は、温度、湿度、気圧、風速及び降水量のうち1つ以上を含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記第1のセンサは、アパレルの前記アイテムの内側の前記第1の環境特徴を測定するために配置される、請求項12又は13に記載の方法。
  15. 前記第2のセンサは、アパレルの前記アイテムの外側の前記第2の環境特徴を測定するために配置される、請求項12〜14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 前記第1のセンサ及び前記第2のセンサは、アパレルの前記アイテムの区別された位置に配置される、請求項12〜15のいずれか一項に記載の方法。
  17. 前記快適性シグネチャを決定するステップは、前記第1の環境特徴及び前記第2の環境特徴のうち1つ以上に関連した熱指数を計算するステップを含み、
    前記快適性シグネチャを決定するステップは、前記着用者の又はアパレルのアイテムのパラメーターに依存し、
    前記パラメーターは、位置、活動レベル、アパレルのタイプ、時刻、又はそれらの組み合わせを含む、請求項12〜16のいずれか一項に記載の方法。
  18. 前記作動させるステップは、熱を生成するステップ、ベントを開放するステップ、ベントを閉鎖するステップ若しくは放熱を実施するステップ、又はそれらの組み合わせを含む、請求項12〜17のいずれか一項に記載の方法。
  19. 着用者のワードローブを管理する方法であって、
    ユーザーが着用可能なアパレルの1つ以上のアイテムに関連したワードローブ情報を受信する又はワードローブ情報にアクセスするステップと、
    前記ユーザーがアパレルの前記1つ以上のアイテムを着用しようとしている環境についての環境特徴を決定するステップと、
    アパレルの前記1つ以上のアイテムを着用することについての活動レベルを決定するステップと、
    前記アパレルの選択アイテムを、少なくとも前記環境特徴及び前記活動レベルに基づいて、アパレルの前記1つ以上のアイテムから決定するステップと、
    アパレルの前記1つ以上のアイテムからアパレルの前記選択アイテムを示す前記ユーザーへの応答を提供するステップと、を含む、方法。
  20. 前記ワードローブ情報は、アパレルプロファイルを含み、
    前記アパレルプロファイルは、温度範囲、降水状況、風の状況、活動タイプ、活動レベル、アパレルの層、アパレルの年齢、アパレルのライフサイクルを含み、
    応答を提供するステップは、所定の方式で着用されるアパレルの前記1つ以上のアイテムから、アパレルの複数の選択アイテムを示すことを含む、請求項19に記載の方法。
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