JP2019521671A - 超音波電子タバコのアトマイザー及び電子タバコ - Google Patents

Abstract

超音波電子タバコのアトマイザー及び電子タバコ。超音波電子タバコのアトマイザーは、ハウジング（１１）を備え、ハウジング（１１）内にはリキッド瓶（１）、超音波霧化シート（１２）及び超音波霧化シート（１２）の一側面に密着した板状リキッド貯蔵部材（１４）が設けられ、リキッド瓶（１）の少なくとも一方側の外壁にリキッドガイド部材（２）が固定され、リキッドガイド部材（２）の一側面はリキッド瓶（１）のキャビティに連通しており、リキッドガイド部材（２）の他側面はリキッド瓶（１）の超音波霧化シート（１２）から離れた一側面に接触して接続され、超音波霧化シート（１２）とリキッド瓶（１）のいずれも電子タバコの長さ方向に平行に設置される。超音波霧化シート（１２）の表面に過量のリキッドが蓄積することがなく、過飽和となったリキッド貯蔵部材が加熱されて霧化しにくいという問題を解決し、霧化起動速度が速く、煙の香喫味に優れ、シール性能が良好で、リキッドが漏れにくく、衛生性に優れ、着脱しやすいアトマイザーを提供する。【選択図】図１

Description

本発明は、電子タバコの技術分野に属し、特に超音波電子タバコのアトマイザー及び電子タバコに関する。

従来の超音波電子タバコのアトマイザーは、ハウジングと、ハウジングの頂部に取り付けられたマウスピースとを備え、ハウジング内には、リキッド貯蔵装置、リキッド貯蔵装置の下方に位置する超音波霧化シート、超音波霧化シートの上表面に密着した板状リキッド貯蔵部材が設けられる。リキッド貯蔵装置は、一般的にリキッド瓶本体のみを有し、超音波霧化シートと板状リキッド貯蔵部材のいずれも水平に置かれている（すなわち電子タバコの長さ方向に垂直）。従来の超音波電子タバコのアトマイザーが作動するときに、外部のリキッドガイド構造を利用して、リキッドを上から下へリキッド貯蔵部材までガイドする必要があり、超音波霧化シートの振動によりリキッドを加熱して煙を発生させ、それによりユーザに喫煙エクスペリエンスを与える。しかし、従来の超音波電子タバコのアトマイザーには以下の問題点がある。

第１に、超音波霧化シートと板状リキッド貯蔵部材のいずれもリキッド貯蔵装置の下方に水平に設置されているため、重力の作用によりリキッドがリキッド貯蔵部材と超音波霧化シートに蓄積しやすく、長期間放置すると、リキッド浸漬現象が発生しやすくなり、それにより使用の際に煙を発生させるのに長い時間がかかり、霧化起動速度を低下させるので、ユーザエクスペリエンスが悪くなる。

第２に、外部のリキッドガイド構造を利用して、リキッドを下向きに開口したリキッド瓶から導出する必要があるため、重力の作用によりリキッドがリキッドガイド構造とリキッド瓶の開口の間にあるスリットから流出しやすく、リキッド貯蔵装置のシール性が悪く、リキッドが漏れやすい。

第３に、リキッド貯蔵部材の煙放出面に遮断部がなく、リキッド貯蔵部材の煙放出面が直接排気通路を介してマウスピースと連通しており、リキッド貯蔵部材が煙を噴出した後、直接排気通路を経てマウスピースを通った煙がユーザに吸われるので、霧化煙に含まれる小粒子煙や香喫味に影響を与える大粒子煙のいずれも口腔内に吸い込まれるため、煙全体の香喫味が悪くなる。

従来の超音波電子タバコのアトマイザーでは、リキッド浸漬現象が発生しやすく、霧化にかかる時間が長く、ユーザエクスペリエンスが悪いとともに、リキッドが漏れやすい。本発明の目的は、上記従来技術の問題点に対して、改良した超音波電子タバコのアトマイザー及び電子タバコを提供することであり、超音波霧化シートの表面に過量のリキッドが蓄積することがなく、霧化起動速度が速く、シール性能が良好で、リキッドが漏れにくい超音波電子タバコのアトマイザー及び電子タバコを提供する。

上記技術的問題を解決するために、本発明が採用する技術案は以下のとおりである。

超音波電子タバコのアトマイザーであって、ハウジングを備え、ハウジング内にリキッド瓶、超音波霧化シート及び超音波霧化シートの一側面に密着した板状リキッド貯蔵部材が設けられ、構造上、前記リキッド瓶の少なくとも一方側の外壁にリキッドガイド部材が固定され、前記リキッドガイド部材の一側面は前記リキッド瓶のキャビティに連通しており、前記リキッドガイド部材の他側面はリキッド貯蔵部材の超音波霧化シートから離れた一側面に接触して接続され、超音波霧化シートとリキッド貯蔵部材のいずれも電子タバコの長さ方向に平行に設置されることを特徴とする

上記構造によれば、超音波霧化シートとリキッド貯蔵部材のいずれも電子タバコの長さ方向に平行に設置されるため、使用しないときに電子タバコを垂直に置くことで、リキッド貯蔵部材や超音波霧化シートへのリキッドの蓄積を避け、長期間放置してもリキッド浸漬現象がなく、それにより使用時に迅速に加熱して煙を発生させることができ、霧化起動速度が速く、ユーザエクスペリエンスが良好である。同時に、本発明は、リキッド瓶におけるリキッド吐出口が側面に設置されるので、従来技術における開口が下向きのリキッド瓶に比べて、リキッドが漏れにくい。リキッド瓶の外側壁にリキッドガイド部材が固定されているため、リキッド瓶を組み立てる又は交換するとき、位置合わせなどの複雑な操作を必要とせずにリキッドガイド部材とリキッド貯蔵部材を接続してリキッドを送ることができ、操作及び使用がしやすい。さらに、リキッド貯蔵部材の煙放出面がリキッドガイド部材と正対するので、超音波霧化シートの作動過程においてリキッド貯蔵部材から放出した大粒子煙が衝撃を受けてリキッドガイド部材に戻り、それによりリキッドガイド部材を介してリキッド貯蔵部材にガイドされて加熱されて霧化するため、口腔内に吸い込まれる煙からは喫煙の香喫味に影響を与える大粒子煙がほぼ濾過され、煙全体の香喫味に優れる。

さらに、ハウジングの頂部にマウスピースをさらに備え、前記リキッドガイド部材の前記リキッド瓶から離れた表面に垂直通気溝が開口しており、前記垂直通気溝の吸気端は外部に連通し、前記垂直通気溝の排気端は前記マウスピースに連通し、前記リキッド瓶の外壁に前記リキッドガイド部材を収容するための収容溝が設けられ、前記収容溝内にリキッド浸透孔が開口しており、前記収容溝は前記リキッド瓶の外壁に開口する凹溝に連通し、前記リキッドガイド部材が前記収容溝内に固定されているとき、前記垂直通気溝は前記凹溝に連通し、前記リキッド瓶の外表面に連通チャンネルが形成されている。

上記構造によれば、リキッド瓶内にあるリキッドがリキッド浸透孔を経てリキッドガイド部材によりリキッド貯蔵コットンと超音波霧化シートの表面へガイドされて霧化し、同時に霧化して生じた煙が連通チャンネルを介して流出し、リキッドガイド部材とリキッド瓶の接触面積が多すぎることによるリキッド漏れを防止する。

さらに、前記リキッド瓶の一端は瓶栓でシールされることにより、リキッドを注入しやすくするとともに、リキッド瓶のシール性を確保する。

さらに、前記瓶栓の側面が前記リキッド瓶の側面で被覆され、且つ前記凹溝の対応位置にある瓶栓の側面に前記凹溝に連通する切り欠きが設けられる。

好ましくは、一態様として、前記リキッド瓶の両側外壁のいずれにも前記リキッドガイド部材が設けられる。

さらに、ハウジングの頂部にマウスピースをさらに備え、前記リキッドガイド部材の前記リキッド瓶から離れた表面に垂直通気溝が開口しており、前記垂直通気溝の吸気端は外部に連通し、前記垂直通気溝の排気端は前記マウスピースに連通し、前記リキッド瓶の一方側に前記リキッド瓶のキャビティに連通する突起が設けられ、前記突起内に瓶栓が設けられ、前記リキッドガイド部材は前記瓶栓内の取付孔に嵌合され、且つ前記リキッドガイド部材の垂直通気溝が開口した一面が前記瓶栓から張り出す。

さらに、前記超音波霧化シートは霧化後蓋内に固定され、前記超音波霧化シートの前記リキッド瓶から離れた一方側にある霧化後蓋内に電極ホルダが固定され、前記電極ホルダにクリップ電極が固定され、且つ該クリップ電極は超音波霧化シートに接触し、前記霧化後蓋には第１弾性電極と第２弾性電極が固定され、前記第１弾性電極は前記クリップ電極に接触し、前記第２弾性電極は前記超音波霧化シートに接触する。

さらに、前記霧化後蓋の前記リキッド瓶から離れた一方側は霧化フロントカバーでシールされる。

さらに、前記霧化後蓋と前記霧化フロントカバーは第１シールリングでシール接続される。

さらに、前記リキッド瓶の両側のハウジングのいずれにも超音波霧化シートが設けられる。

さらに、前記リキッド瓶の下方にあるハウジング内に接続電極が固定され、前記接続電極と前記リキッド瓶の間に隙間が設けられ、前記接続電極内に吸気孔が開口しており、前記吸気孔、隙間、リキッドガイド部材の下方にあるリキッド瓶の凹溝、リキッドガイド部材の垂直通気溝、リキッドガイド部材の上方にあるリキッド瓶の凹溝、マウスピースが順次連通している。

さらに、前記ハウジング内に制限ホルダが固定され、前記リキッド瓶は前記制限ホルダ内に固定され、且つ前記リキッドガイド部材の垂直通気溝が開口した表面は前記制限ホルダから張り出して前記リキッド貯蔵部材に接触する。

さらに、第１弾性電極、第２弾性電極はいずれも前記制限ホルダとハウジングの間に固定された導電板の上表面に接触し、前記導電板には通気孔が開口しており、前記導電板の下表面は前記ハウジングに固定された２つの接続電極の上端に接触し、前記導電板の下表面と前記ハウジングの内壁の間にクリアランスが設けられ、前記通気孔は前記クリアランスと前記垂直通気溝に連通し、前記接続電極の下端は前記ハウジングから張り出す。

さらに、前記リキッド瓶の前記超音波霧化シートから離れた一方側のハウジングは、第１側蓋でシールされ、前記第１側蓋には覗き窓が開口しており、前記覗き窓は前記クリアランスに連通している。

さらに、ハウジングの頂部にマウスピースをさらに備え、前記ハウジング内にリキッドガイドニードル固定ベースが設けられ、リキッドガイドニードル固定ベースに中空リキッドガイドニードルが設けられ、前記リキッド瓶にリキッド導出孔が設けられ、前記リキッド瓶のリキッド導出孔にはリキッドガイドニードルを突き通すことが可能な密閉キャップが設けられ、該密閉キャップはリキッド導出孔を塞ぎ、前記リキッドガイドニードルは密閉キャップを突き通ってリキッド瓶のキャビティに挿入され、リキッドガイドニードルのリキッド吐出端はリキッドガイド部材に接触して接続され、前記ハウジングの下部に吸気孔が設けられ、ハウジングの内部において、吸気孔とマウスピースの間に気流通路が形成され、ハウジング内にさらに超音波霧化シートと電源を導通可能な導電体が設けられる。

上記構造によれば、リキッド瓶がハウジング内に挿入されると、リキッドガイドニードルは密閉キャップを突き通って、リキッドをリキッドガイドニードルの中空キャビティに沿ってリキッドガイド部材へ流す。リキッドガイドニードルと密閉キャップの嵌合により、リキッドガイドニードルと密閉キャップの間のシール性を高めて、リキッドの漏れを防止する。リキッドガイドニードルからリキッドがリキッドガイド部材で吸収されて、リキッドガイド部材がリキッドを超音波霧化シートに送って霧化させる。超音波霧化シートが低温特性を有するため、霧化時の温度が低く、一般的に温度が摂氏１７０度以下であるので、焦げ臭さや異臭を発生させることがない。

さらに、前記リキッド瓶はハウジングと取り外し可能に接続され、ハウジングの内部の一方側にはリキッド瓶を載置するための第１キャビティが設けられ、且つリキッド瓶を塞ぐための第１側蓋が設けられる。第１側蓋はハウジングに磁性接続又はバックルで接続される。

該さらなる改良形態では、リキッド瓶は使い捨て型装置として構成してもよく、使い切ると交換が可能である。独立したリキッド瓶を設置することによりリキッドの保存期間を延長させるとともに、より衛生性に優れる。

さらに、前記リキッド瓶の側壁とリキッドガイドニードル固定ベースの間にバネが設けられ、リキッド瓶がハウジング内に装着されると、バネは圧縮される。

リキッド瓶はリキッドガイドニードル固定ベースに弾性的に当接することにより、リキッド瓶を交換しやすい。

さらに、前記導電体は、超音波霧化シートのリキッド貯蔵部材から離れた一側面に接触して接続された第３弾性電極と、ワイヤを介して第３弾性電極に接続された接続電極とを含み、前記接続電極はハウジングの底部に設置され、接続電極の他端は外部電源と取り外し可能に接続される。

さらに、霧化シート固定ベースと電極固定ベースとをさらに備え、超音波霧化シート及びリキッド貯蔵部材はともに霧化シート固定ベースに垂直に取り付けられ、前記電極固定ベースに電極取付孔が設けられ、第３弾性電極は電極取付孔に固定され、前記霧化シート固定ベースは電極固定ベースに接続される。

上記形態では、リキッド貯蔵部材を一括して垂直に取り付けることは、リキッドがリキッド貯蔵部材に送られた後、重力の作用によりリキッド貯蔵部材を過度に濡らしたり、最初に吸うときの煙量が少ないといった問題を防止する。

さらに、超音波霧化シートと電極固定ベースはハウジングと取り外し可能に接続され、ハウジング内部のリキッド瓶に対応した一方側には、第２キャビティが設けられるとともに、第２キャビティを密閉するための第２側蓋が設けられる。

第２側蓋と第２キャビティ壁はシールリングでシールされる。

さらに、前記リキッドガイドニードル固定ベースに水平通気溝が設けられ、リキッドガイド部材はリキッドガイドニードル固定ベースに固定して装着され、且つリキッドガイド部材に垂直通気溝が設けられ、水平通気溝は垂直通気溝に連通して、第１気流通路を形成し、リキッド貯蔵部材とリキッドガイドニードル固定ベースの間にクリアランスが形成され、該クリアランスは第１気流通路に連通し、気流が第１気流通路とクリアランスを通過して、上へ移動して、最終的にマウスピースに送られる。

さらに、前記リキッドガイド部材は柱状であり、リキッドガイドニードルの中空キャビティを貫通してリキッド瓶のキャビティに入る。

マウスピースの洗浄を容易にするために、前記ハウジングとマウスピースは取り外し可能に接続される。

同一発明の構想に基づいて、本発明はさらに、前記超音波電子タバコのアトマイザーを用いた超音波電子タバコを提供する。

従来技術に比べて、本発明では、超音波霧化シートの表面に過量のリキッドが蓄積することがないため、過飽和のリキッド貯蔵部材が加熱されて霧化しにくいという問題を解決し、霧化起動速度が速く、煙の香喫味に優れて、シール性能が良好で、リキッドが漏れにくく、衛生性に優れ、着脱しやすい。

実施例１におけるアトマイザーの断面図である。 図１中のリキッド瓶の分解図である。 図１中の超音波霧化シートの部分分解図である。 実施例２におけるアトマイザーの断面図である。 図４の分解図である。 図４中のリキッド貯蔵部材の分解図である。 実施例３におけるアトマイザーの断面図である。 図７の分解図である。 図７中のリキッドガイドニードル固定ベースとリキッドガイド部材の構造模式図である。 実施例４におけるアトマイザーの断面図である。

図１〜図３に示されるように、本発明の電子タバコにおける超音波電子タバコのアトマイザーは、ハウジング１１を備え、ハウジング１１内にリキッド瓶１、超音波霧化シート１２及び超音波霧化シート１２の一側面に密着した板状リキッド貯蔵部材１４が設けられ、前記リキッド瓶１の両側外壁にリキッドガイド部材２が固定され、前記リキッドガイド部材２の一側面は前記リキッド瓶１のキャビティに連通し、前記リキッドガイド部材２の他側面はリキッド貯蔵部材１４の超音波霧化シート１２から離れた一側面に接触して接続され、超音波霧化シート１２とリキッド貯蔵部材１４のいずれも電子タバコの長さ方向に平行に設置される。前記リキッド瓶１のキャビティはリキッドを貯蔵するために用いられる。

電子タバコのアトマイザーはさらにハウジング１１の頂部にマウスピース１３を備え、前記リキッドガイド部材２の前記リキッド瓶１から離れた表面に垂直通気溝３が開口しており、前記垂直通気溝３の吸気端は外部に連通し、前記垂直通気溝３の排気端は前記マウスピース１３に連通し、前記リキッド瓶１の外壁には前記リキッドガイド部材２を収容するための収容溝４が設けられ、前記収容溝４内にリキッド浸透孔５が開口しており、前記収容溝４は前記リキッド瓶１の外壁に開口した凹溝６に連通している。リキッドガイド部材２はハウジング１１と一体成形されてもよく、収容溝４内に挿入されてもよい。該実施例におけるリキッドガイド部材２は円形であり、それに対応して収容溝４も円形であり、リキッドガイド部材２の外径が収容溝４の内径に合うよう形成される。前記リキッドガイド部材２が前記収容溝４内に固定されたとき、前記垂直通気溝３は前記凹溝６に連通し、前記リキッド瓶１の外表面に連通チャンネルが形成される。すなわち、リキッド瓶１の表面を貫通した軸方向連通チャンネル（すなわちリキッド瓶１の軸線に平行なチャンネル）が形成され、気体が該連通チャンネルから排出され、且つリキッド漏れを防止できる。

リキッドを注入しやすくするために、前記リキッド瓶１の一端は瓶栓７でシールされる。リキッドを添加する場合、瓶栓７を開くとリキッドを注入できる。

実施例１では、瓶栓７は、形状と大きさがリキッド瓶１の上端の形状及び大きさと一致する端面を有し、該端面の下表面（リキッド瓶１に近い一面）は接続部に接続され、該接続部の形状と大きさはリキッド瓶１における開口部の形状及び大きさと一致する。前記瓶栓７の側面は前記リキッド瓶１の側面で被覆され、且つ前記凹溝６の対応位置にある瓶栓７の側面に前記凹溝６に連通する切り欠き８が設けられ、それによって、連通チャンネルを通過した気体が切り欠き８からスムーズに排出される。

前記リキッド瓶１の両側外壁のいずれにも前記リキッドガイド部材２が設けられ、両面はいずれもリキッドをガイドできる。

前記超音波霧化シート１２は霧化後蓋１５内に固定され、前記超音波霧化シート１２の前記リキッド瓶１側から離れた霧化後蓋１５内に電極ホルダ１６が固定され、前記電極ホルダ１６にクリップ電極１７が固定され、且つ該クリップ電極１７は超音波霧化シート１２に接触し、前記霧化後蓋１５に第１弾性電極１８と第２弾性電極１９が固定され、前記第１弾性電極１８は前記クリップ電極１７に接触し、前記第２弾性電極１９は前記超音波霧化シート１２に接触する。

本発明における超音波霧化シート１２としては中実圧電セラミックシートが使用され、圧電セラミックシートの両面ともに導電層が塗布され、２つの導電層はそれぞれ正、負電極に接触し、通電すると高周波振動を発生させる。

霧化後蓋１５の外壁に取付ボス３３が設けられ、該取付ボス３３には２つの取付貫通孔３４が開口しており、第１弾性電極１８と第２弾性電極１９はそれぞれ２つの取付貫通孔３４に固定されている。

電極ホルダ１６は円環状であり、該円環状に取付突起３５が設けられ、クリップ電極１７の両端ともに取付孔３６が設けられ、取り付けるときに、円環状の電極ホルダ１６にある２つの取り付け突起３５はそれぞれ対応する２つの取付孔３６に挿入される。クリップ電極１７の超音波霧化シート１２に面する表面に接続突起３７が設けられ、該接続突起３７は超音波霧化シート１２の表面に接触する。

接続突起３７と第２弾性電極１９はそれぞれ超音波霧化シート１２の正極、負極に接触し、通電すると超音波霧化シート１２を振動させることができる。

霧化フロントカバー２０の、霧化後蓋１５の取付ボス３３に対応した位置に取付切り欠き３８が開口しており、霧化フロントカバー２０と霧化後蓋１５を接続しやすくする。

アトマイザーからのリキッド漏れを防止して構造の外観性を確保するために、前記霧化後蓋１５の前記リキッド瓶１から離れた一方側は霧化フロントカバー２０でシールされる。

前記霧化後蓋１５と前記霧化フロントカバー２０は第１シールリング２９でシール接続されることで、更にアトマイザーからのリキッド漏れを防止して、その内部構造をよりコンパクト且つ安定させる。

前記リキッド瓶１の両側のハウジング１１内にいずれも超音波霧化シート１２が設けられることにより、霧化効率を向上させて、大煙量のニーズを満たす。

前記リキッド瓶１の下方にあるハウジング１１内に接続電極２２が固定され、前記接続電極２２と前記リキッド瓶１の間に隙間２３が設けられ、前記接続電極２２内に吸気孔３１が開口しており、前記吸気孔３１、隙間２２、リキッドガイド部材２の下方にあるリキッド瓶１の凹溝６、リキッドガイド部材２の垂直通気溝３、リキッドガイド部材２の上方にあるリキッド瓶１の凹溝６、マウスピース１３が順次連通して、アトマイザーの気流通路を構成する。接続電極２２とハウジング１１は絶縁リング３２で絶縁され、絶縁リング３２の外壁に雄ねじ２１が設けられ、雄ねじ２１はハウジング１１の雌ねじと嵌合して、容易に着脱可能である。

リキッド瓶１の両側の構造を対称にすることで、該アトマイザーの構造はより美しくなる。

リキッド瓶１と超音波霧化シート１２などはいずれも取り外し可能であり、従って組み立てとメンテナンスが容易になる。

図４〜図６に、本発明の電子タバコにおける超音波電子タバコのアトマイザーの実施例２の構造が示されており、前記リキッド瓶１の一方側に前記リキッド瓶１のキャビティに連通した突起９が設けられ、前記突起９内に瓶栓７が設けられ、前記リキッドガイド部材２は前記瓶栓７内にある取付孔１０に嵌合され、且つ前記リキッドガイド部材２の垂直通気溝３が開口する一面が前記瓶栓７から張り出す以外、実施例１と同様である。瓶栓７内にリキッド通過孔３０が開口しており、リキッドガイド部材２が取付孔１０内に嵌合されると、リキッド通過孔３０を介してリキッド瓶１のキャビティに連通する。リキッドはリキッド通過孔３０からリキッドガイド部材２へ流れる。

実施例２におけるリキッド瓶１は円柱体状であり、突起９は該円柱体の底面に設けられ、リキッドガイド部材２はブロック状コットンウィックであるか、又は、リキッドガイド部材２は瓶栓７と一体成形されて一体になり、構成が簡単で、生産原価が低い。

ハウジング１１内に制限ホルダ２４が固定され、前記リキッド瓶１は前記制限ホルダ２４内に固定され、且つ前記リキッドガイド部材２の垂直通気溝３が開口する表面が前記制限ホルダ２４から張り出して前記リキッド貯蔵部材１４に接触する。制限ホルダ２４は、リキッド瓶１を固定する作用を果たし、取り付けたリキッド瓶１の移動を防止して、リキッドガイド部材２とリキッド貯蔵部材１４を良好に接触させる。

第１弾性電極１８、第２弾性電極１９はいずれも前記制限ホルダ２４とハウジング１１の間に固定された導電板２６の上表面に接触し、前記導電板２６に通気孔２７が開口しており、前記導電板２６の下表面は前記ハウジング１１に固定した２つの接続電極２２の上端に接触し、前記導電板２６の下表面と前記ハウジング１１の内壁の間にクリアランス２５が設けられ、前記通気孔２７は前記クリアランス２５と前記垂直通気溝６に連通し、前記接続電極２２の下端が前記ハウジング１１から張り出す。導電板２６はアトマイザーの内部の良好な電気的接続を確保できる。２つの接続電極２２はそれぞれ電池の正極と負極に接触し、且つ導電板２６によりそれぞれ第１弾性電極１８、第２弾性電極１９と導通できる。

導電板２６としてはＰＣＢ板が利用でき、低コストである。

前記リキッド瓶１の前記超音波霧化シート１２から離れた一方側のハウジング１１は第１側蓋４０でシールされ、前記第１側蓋４０に覗き窓２８が開口しており、前記覗き窓２８は前記クリアランス２５に連通している。覗き窓２８、クリアランス２５、通気孔２７、通気溝６、マウスピース１３は順次連通して、気流通路を形成する。覗き窓を介してリキッド貯蔵装置にあるリキッドの状況を確認して、リキッドを添加するか否かを容易且つ迅速に判断できるとともに、気流通路の吸気口として作動できるため、構成の簡素化と美観化を実現する。

図６に示されるように、該実施例のアトマイザーハウジング１は両端が開口した円柱体であり、円柱体の側壁にマウスピース取付孔３９が開口しており、マウスピース１３の底端は取付孔３９の内壁に螺合される。このように、取り外し、交換を容易にし、清潔に保たれる。

図７〜図９に示されるように、本発明の電子タバコにおける超音波電子タバコの霧化コアの実施例３はハウジング１１を備え、ハウジング１１内にリキッド瓶１、超音波霧化シート１２及び超音波霧化シート１２の一側面に密着した板状リキッド貯蔵部材１４が設けられ、前記リキッド瓶１の少なくとも一方側の外壁にリキッドガイド部材２が固定され、前記リキッドガイド部材２の一側面は前記リキッド瓶１のキャビティに連通し、前記リキッドガイド部材２の他側面はリキッド貯蔵部材１４の超音波霧化シート１２から離れた一側面に接触して接続され、超音波霧化シート１２とリキッド貯蔵部材１４はいずれも電子タバコの長さ方向に平行に設置されることを特徴とする。

アトマイザーはさらにハウジング１１の頂部にマウスピース１３を備え、前記ハウジング１１内にさらにリキッドガイドニードル固定ベース４４が設けられ、リキッドガイドニードル固定ベース４４に中空リキッドガイドニードル４１が設けられ、前記リキッド瓶１にリキッド導出孔４３が設けられ、前記リキッド瓶１のリキッド導出孔４３でリキッドガイドニードル４１を突き通すことが可能な密閉キャップ４５が設けられ、該密閉キャップ４５はリキッド導出孔４３を塞ぎ、前記リキッドガイドニードル４１は密閉キャップ４５を突き通ってリキッド瓶１のキャビティに挿入され、リキッドガイドニードル４１のリキッド吐出端はリキッドガイド部材２に接触して接続され、前記ハウジング１１の下部に吸気孔３１が設けられ、ハウジング１１の内部、吸気孔３１及びマウスピース１３の間に気流通路が形成され、ハウジング１１内にさらに超音波霧化シート１２と電源を導通できる導電体が設けられる。密閉キャップ４５は好ましくは、シリコンで製造される。

前記リキッド瓶１はハウジング１１と取り外し可能に接続され、ハウジング１１の内部の一方側にリキッド瓶１を載置するための第１キャビティが設けられるとともに、リキッド瓶１を収納する第１側蓋４０が設けられる。

前記導電体は、超音波霧化シート１２のリキッド貯蔵部材１４から離れた一側面に接触して接続された第３弾性電極４７と、ワイヤを介して第３弾性電極４７に接続された接続電極２２とを含み、前記接続電極２２はハウジング１１の底部に設置され、接続電極２２の他端は外部電源と取り外し可能に接続される。

アトマイザーはさらに霧化シート固定ベース４８と電極固定ベース４９を含み、超音波霧化シート１２及びリキッド貯蔵部材１４はともに霧化シート固定ベース４８に垂直に取り付けられ、前記電極固定ベース４９に電極取付孔が設けられ、第３弾性電極４７は電極取付孔に固定され、前記霧化シート固定ベース４８は電極固定ベース４９に接続される。

前記リキッドガイドニードル固定ベース４４に水平通気溝４２が設けられる。リキッドガイド部材２はリキッドガイドニードル固定ベース４４に固定して装着され、且つリキッドガイド部材２に垂直通気溝３が設けられる。水平通気溝４２は垂直通気溝３に連通して、第１気流通路５１を形成し、リキッド貯蔵部材１４とリキッドガイドニードル固定ベース４４の間にクリアランスが形成され、該クリアランスは第１気流通路５１に連通し、気流が第１の気流通路５１とクリアランスを通過した後に、上へ移動して、マウスピース１３まで到達する。

図１０には本発明の電子タバコにおける超音波電子タバコのアトマイザーの実施例４の構造が示されており、実施例４は実施例３と類似している。超音波霧化シート１２と電極固定ベース４９はハウジング１１と取り外し可能に接続され、ハウジング１１の内部のリキッド瓶１に対向した一方側に第２キャビティが設けられるとともに、第２キャビティを密閉する第２側蓋５０が設けられる。第２側蓋５０と第２キャビティ壁は第２シールリング５２でシールされる。

前記リキッドガイド部材２は柱状であり、リキッドガイド部材２はリキッドガイドニードル４１の中空キャビティを貫通してリキッド瓶１のキャビティに入る。

前記リキッド瓶１の側壁とリキッドガイドニードル固定ベース４４の間にバネ４６が設けられ、リキッド瓶１がハウジング１１内に収納されると、バネ４６は圧縮される。リキッド瓶１内にあるリキッドを使い切った後、第１側蓋４０を開くと、リキッド瓶１がバネ４６により押し出されるので、ユーザはリキッド瓶１を容易に交換できる。

以上、図面を参照しながら、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施形態に制限されず、上記実施形態は例示的なものに過ぎず、限定的なものではなく、当業者であれば、本発明に基づいて、本発明の趣旨と特許請求の範囲の保護範囲を逸脱せずに、様々な形態を取ることができ、これらもすべて本発明の保護範囲に属する。

１−リキッド瓶、２−リキッドガイド部材、３−垂直通気溝、４−収容溝、５−リキッド浸透孔、６−凹溝、７−瓶栓、８−切り欠き、９−突起、１０−取付孔、１１−ハウジング、１２−超音波霧化シート、１３−マウスピース、１４−リキッド貯蔵部材、１５−霧化後蓋、１６−電極ホルダ、１７−クリップ電極、１８−第１弾性電極、１９−第２弾性電極、２０−霧化フロントカバー、２１−雄ねじ、２２−接続電極、２３−隙間、２４−制限ホルダ、２５−クリアランス、２６−導電板、２７−通気孔、２８−覗き窓、２９−第１シールリング、３０−リキッド通過孔、３１−吸気孔、３２−絶縁リング、３３−取付ボス、３４−取付貫通孔、３５−取付突起、３６−取付孔、３７−接続突起、３８−取付切り欠き、３９−マウスピース取付孔、４０−第１側蓋、４１−リキッドガイドニードル、４２−水平通気溝、４３−リキッド導出孔、４４−リキッドガイドニードル固定ベース、４５−密閉キャップ、４６−バネ、４７−第３弾性電極、４８−霧化シート固定ベース、４９−電極固定ベース、５０−第２側蓋、５１−第１気流通路、５２−第２シールリング、５３−固定スロット。

Claims (23)

1. ハウジング（１１）を備え、ハウジング（１１）内にリキッド瓶（１）、超音波霧化シート（１２）及び超音波霧化シート（１２）の一側面に密着した板状リキッド貯蔵部材（１４）が設けられる超音波電子タバコのアトマイザーであって、前記リキッド瓶（１）の少なくとも一方側の外壁にリキッドガイド部材（２）が固定され、前記リキッドガイド部材（２）の一側面は前記リキッド瓶（１）のキャビティに連通しており、前記リキッドガイド部材（２）の他側面はリキッド貯蔵部材（１４）の超音波霧化シート（１２）から離れた一側面に接触して接続され、超音波霧化シート（１２）とリキッド貯蔵部材（１４）のいずれも電子タバコの長さ方向に平行に設置されることを特徴とする超音波電子タバコのアトマイザー。
2. ハウジング（１１）の頂部にマウスピース（１３）をさらに備え、前記リキッドガイド部材（２）の前記リキッド瓶（１）から離れた表面に垂直通気溝（３）が開口しており、前記垂直通気溝（３）の吸気端は外部に連通し、前記垂直通気溝（３）の排気端は前記マウスピース（１３）に連通し、前記リキッド瓶（１）の外壁に前記リキッドガイド部材（２）を収容するための収容溝（４）が設けられ、前記収容溝（４）内にリキッド浸透孔（５）が開口しており、前記収容溝（４）は前記リキッド瓶（１）の外壁に開口する凹溝（６）に連通し、前記リキッドガイド部材（２）が前記収容溝（４）内に固定されているとき、前記垂直通気溝（３）は前記凹溝（６）に連通し、前記リキッド瓶（１）の外表面に連通チャンネルが形成されている、ことを特徴とする請求項１に記載の超音波電子タバコのアトマイザー。
3. 前記リキッド瓶（１）の一端は瓶栓（７）でシールされることを特徴とする請求項２に記載の超音波電子タバコのアトマイザー。
4. 前記瓶栓（７）の側面が前記リキッド瓶（１）の側面で被覆され、且つ前記凹溝（６）の対応位置にある瓶栓（７）の側面に前記凹溝（６）に連通する切り欠き（８）が設けられることを特徴とする請求項３に記載の超音波電子タバコのアトマイザー。
5. 前記リキッド瓶（１）の両側外壁のいずれにも前記リキッドガイド部材（２）が設けられることを特徴とする請求項４に記載の超音波電子タバコのアトマイザー。
6. ハウジング（１１）の頂部にマウスピース（１３）をさらに備え、前記リキッドガイド部材（２）の前記リキッド瓶（１）から離れた表面に垂直通気溝（３）が開口しており、前記垂直通気溝（３）の吸気端は外部に連通し、前記垂直通気溝（３）の排気端は前記マウスピース（１３）に連通し、前記リキッド瓶（１）の一方側に前記リキッド瓶（１）のキャビティに連通する突起（９）が設けられ、前記突起（９）内に瓶栓（７）が設けられ、前記リキッドガイド部材（２）は前記瓶栓（７）内の取付孔（１０）に嵌合され、且つ前記リキッドガイド部材（２）の垂直通気溝（３）が開口した一面が前記瓶栓（７）から張り出すことを特徴とする請求項１に記載の超音波電子タバコのアトマイザー。
7. 前記超音波霧化シート（１２）は霧化後蓋（１５）内に固定され、前記超音波霧化シート（１２）の前記リキッド瓶（１）から離れた一方側にある霧化後蓋（１５）内に電極ホルダ（１６）が固定され、前記電極ホルダ（１６）にクリップ電極（１７）が固定され、且つ該クリップ電極（１７）は超音波霧化シート（１２）に接触し、前記霧化後蓋（１５）には第１弾性電極（１８）と第２弾性電極（１９）が固定され、前記第１弾性電極（１８）は前記クリップ電極（１７）に接触し、前記第２弾性電極（１９）は前記超音波霧化シート（１２）に接触することを特徴とする請求項１〜６のいずれかに記載の超音波電子タバコのアトマイザー。
8. 前記霧化後蓋（１５）の前記リキッド瓶（１）から離れた一方側は霧化フロントカバー（２０）でシールされることを特徴とする請求項７に記載の超音波電子タバコのアトマイザー。
9. 前記霧化後蓋（１５）と前記霧化フロントカバー（２０）は第１シールリング（２９）でシール接続されることを特徴とする請求項８に記載の超音波電子タバコのアトマイザー。
10. 前記リキッド瓶（１）の両側のハウジング（１１）のいずれにも超音波霧化シート（１２）が設けられることを特徴とする請求項５に記載の超音波電子タバコのアトマイザー。
11. 前記リキッド瓶（１）の下方にあるハウジング（１１）内に接続電極（２２）が固定され、前記接続電極（２２）と前記リキッド瓶（１）の間に隙間（２３）が設けられ、前記接続電極（２２）内に吸気孔（３１）が開口しており、前記吸気孔（３１）、隙間（２２）、リキッドガイド部材（２）の下方にあるリキッド瓶（１）の凹溝（６）、リキッドガイド部材（２）の垂直通気溝（３）、リキッドガイド部材（２）の上方にあるリキッド瓶（１）の凹溝（６）、マウスピース（１３）が順次連通していることを特徴とする請求項２に記載の超音波電子タバコのアトマイザー。
12. 前記ハウジング（１１）内に制限ホルダ（２４）が固定され、前記リキッド瓶（１）は前記制限ホルダ（２４）内に固定され、且つ前記リキッドガイド部材（２）の垂直通気溝（３）が開口した表面は前記制限ホルダ（２４）から張り出して前記リキッド貯蔵部材（１４）に接触することを特徴とする請求項６に記載の超音波電子タバコのアトマイザー。
13. 第１弾性電極（１８）、第２弾性電極（１９）はいずれも前記制限ホルダ（２４）とハウジング（１１）の間に固定された導電板（２６）の上表面に接触し、前記導電板（２６）には通気孔（２７）が開口しており、前記導電板（２６）の下表面は前記ハウジング（１１）に固定された２つの接続電極（２２）の上端に接触し、前記導電板（２６）の下表面と前記ハウジング（１１）の内壁の間にクリアランス（２５）が設けられ、前記通気孔（２７）は前記クリアランス（２５）と前記垂直通気溝（６）に連通し、前記接続電極（２２）の下端は前記ハウジング（１１）から張り出す、ことを特徴とする請求項１２に記載の超音波電子タバコのアトマイザー。
14. 前記リキッド瓶（１）の前記超音波霧化シート（１２）から離れた一方側のハウジング（１１）は第１側蓋（４０）でシールされ、前記第１側蓋（４０）には覗き窓（２８）が開口しており、前記覗き窓（２８）は前記クリアランス（２５）に連通していることを特徴とする請求項１３に記載の超音波電子タバコのアトマイザー。
15. ハウジング（１１）の頂部にマウスピース（１３）をさらに備え、前記ハウジング（１１）内にリキッドガイドニードル固定ベース（４４）が設けられ、リキッドガイドニードル固定ベース（４４）に中空リキッドガイドニードル（４１）が設けられ、前記リキッド瓶（１）にリキッド導出孔（４３）が設けられ、前記リキッド瓶（１）のリキッド導出孔（４３）にはリキッドガイドニードル（４１）を突き通すことが可能な密閉キャップ（４５）が設けられ、該密閉キャップ（４５）はリキッド導出孔（４３）を塞ぎ、前記リキッドガイドニードル（４１）は密閉キャップ（４５）を突き通ってリキッド瓶（１）のキャビティに挿入され、リキッドガイドニードル（４１）のリキッド吐出端はリキッドガイド部材（２）に接触して接続され、前記ハウジング（１１）の下部に吸気孔（３１）が設けられ、ハウジング（１１）の内部において、吸気孔（３１）とマウスピース（１３）の間に気流通路が形成され、ハウジング（１１）内にさらに超音波霧化シート（１２）と電源を導通可能な導電体が設けられることを特徴とする請求項１に記載の超音波電子タバコのアトマイザー。
16. 前記リキッド瓶（１）はハウジング（１１）と取り外し可能に接続され、ハウジング（１１）の内部の一方側にはリキッド瓶（１）を載置するための第１キャビティが設けられ、且つリキッド瓶（１）を塞ぐための第１側蓋（４０）が設けられることを特徴とする請求項１５に記載の超音波電子タバコのアトマイザー。
17. 前記リキッド瓶（１）の側壁とリキッドガイドニードル固定ベース（４４）の間にバネ（４６）が設けられ、リキッド瓶（１）がハウジング（１１）内に装着されると、バネ（４６）は圧縮されることを特徴とする請求項１６に記載の超音波電子タバコのアトマイザー。
18. 前記導電体は、超音波霧化シート（１２）のリキッド貯蔵部材（１４）から離れた一側面に接触して接続された第３弾性電極（４７）と、ワイヤを介して第３弾性電極（４７）に接続された接続電極（２２）とを含み、前記接続電極（２２）はハウジング（１１）の底部に設置され、接続電極（２２）の他端は外部電源と取り外し可能に接続されることを特徴とする請求項１５に記載の超音波電子タバコのアトマイザー。
19. 霧化シート固定ベース（４８）と電極固定ベース（４９）とをさらに備え、超音波霧化シート（１２）及びリキッド貯蔵部材（１４）はともに霧化シート固定ベース（４８）に垂直に取り付けられ、前記電極固定ベース（４９）に電極取付孔が設けられ、第３弾性電極（４７）は電極取付孔に固定され、前記霧化シート固定ベース（４８）は電極固定ベース（４９）に接続されることを特徴とする請求項１８に記載の超音波電子タバコのアトマイザー。
20. 超音波霧化シート（１２）と電極固定ベース（４９）はハウジング（１１）と取り外し可能に接続され、ハウジング（１１）内部のリキッド瓶（１）に対応した一方側には、第２キャビティが設けられるとともに、第２キャビティを密閉するための第２側蓋（５０）が設けられることを特徴とする請求項１９に記載の超音波電子タバコのアトマイザー。
21. 前記リキッドガイドニードル固定ベース（４４）に水平通気溝（４２）が設けられ、リキッドガイド部材（２）はリキッドガイドニードル固定ベース（４４）に固定して装着され、且つリキッドガイド部材（２）に垂直通気溝（３）が設けられ、水平通気溝（４２）は垂直通気溝（３）に連通して、第１気流通路（５１）を形成し、リキッド貯蔵部材（１４）とリキッドガイドニードル固定ベース（４４）の間にクリアランスが形成され、該クリアランスは第１気流通路（５１）に連通し、気流が第１気流通路（５１）とクリアランスを通過して、上へ移動して、最終的にマウスピース（１３）に送られることを特徴とする請求項１５〜２０のいずれかに記載の超音波電子タバコのアトマイザー。
22. 前記リキッドガイド部材（２）は柱状であり、リキッドガイドニードル（４１）の中空キャビティを貫通してリキッド瓶（１）のキャビティに入ることを特徴とする請求項１５〜２０のいずれかに記載の超音波電子タバコのアトマイザー。
23. 超音波電子タバコであって、
    請求項１〜２２のいずれかに記載の超音波電子タバコのアトマイザーを備えることを特徴とする超音波電子タバコ。

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