JP2019521356A - 臨床分析装置モジュール用環境制御ソリューション - Google Patents

臨床分析装置モジュール用環境制御ソリューション Download PDF

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Abstract

臨床分析装置モジュールに使用される環境制御システムは、遠距離場センサ、1台以上のヒータ、1台以上のスパイン冷却ファン、および1台以上のインライン流体熱交換器を含むアッパデッキ環境サブシステムを含む。遠距離場センサは、アッパデッキ環境サブシステムの周囲温度の測定値を取得するように構成される。ヒータは、遠距離場センサからの周囲温度の測定値に基づいて、熱空気流を生成するように構成される。スパイン冷却ファンは、遠距離場センサからの周囲温度の測定値に基づいて、ヒータからの熱気流を冷却空気流と混合する方法で作動するように構成される。インライン流体熱交換器は、臨床分析装置モジュール上で実行される反応に使用される流体を一定温度に加熱するように構成される。

Description

関連特許出願との相互参照
本出願は、2016年7月21日に出願された米国仮特許出願番号第62/365,307号の優先権を主張するものであり、その内容はその全体を参照によって本明細書に援用する。
本発明は、一般的に、体外診断(IVD)システムの構成要素の温度を制御することと、より詳細には、そのような成分の空気及びオンボード流体の内部温度を制御下で操作することに関する。
体外診断(IVD)は、患者の流体試料に対して実施された試験に基づいて、研究室で疾患診断を支援することができる。IVDは、患者の体液または膿瘍から採取された液体試料の分析によって行うことができる、患者の診断および治療に関連する様々なタイプの分析試験および試験を含む。これらの試験は、一般的には、患者の試料を収容した管またはバイアルのような流体容器を搭載した自動臨床分析装置(分析装置または分析装置モジュール)を用いて実施される。分析装置は試料容器から液体試料を抽出し、試料と種々の試薬とを特殊な反応キュベットまたは反応管中で化学結合させる。
自動臨床分析装置は、臨床化学分析装置、自動免疫測定分析装置、または任意のその他のタイプのIVD試験分析装置を含んでいてもよい。一般的に、分析装置は、複数の患者の試料に対して一連の自動IVD試験を行う。患者の試料は、分析装置(手動で、または自動化システムを介して)に搭載して、そのそれぞれの試料に対して免疫測定、化学試験、またはその他の観察可能な試験のうちの1つ以上を実施することができる。
分析プロセスを含む化学反応は温度に対して敏感である。実験室は、設備の天候変化や暖房または冷房の中断により、1日以内又は日ごとに広範囲にわたって温度が変動する場合がある。所定の反応流体は、(例えば、インラインヒータや熱交換器を使用することによって)その流路内のある点では、十分に制御された開始温度を有し得るが、その流路の最後の部分は、通常、機械的制限によって環境に曝される。環境制御なしでは、分析装置操作の停止期間中は、流路のこの部分は、環境温度と等しくなり、これは、開始温度とは異なる場合もあり、送達される流体の最初の1ショットが、その後のものとは異なる温度となるため、試験結果が不正確になる可能性がある。
さらに、大規模な臨床分析装置では、通常は、多くの熱を放出するユーティリティ(例えば、電源および他の電子部品)を収容するロアデッキと、分析プロセスが実施されるアッパデッキとを有する。このような変化が分析プロセス中に送達される流体の温度に影響を及ぼす可能性がある場合、試験結果が負に影響される可能性もある。分離および洗浄プロセスを用いる免疫測定は、関連する流体送達の数が多いためにそのような変化に対して特に脆弱であり、したがってそのような負の効果が倍増する。
したがって、成分を操作する設備の温度変動から分析プロセス構成要素を保護する、IVD構成要素のための環境制御ソリューションが必要とされる。
本発明の実施形態は、体外診断(IVD)環境中の分析装置に適用可能な環境制御システムおよび関連技術を提供することによって、上記の短所および欠点の1つ以上に対処し解決することを目的とする。本明細書に記載される技術を使用して、分析プロセスにおいて送達される流体の温度は、流体熱交換器と、これらの流体が流れる空気空間の温度を制御するための機構との組み合わせを使用して、狭い範囲に調節することができる。この技術により、分析装置が作動する設備の温度とは独立して、一貫した試験結果が生成される。
いくつかの実施形態によれば、臨床分析装置モジュールに使用される環境制御システムは、遠距離場センサ、1台以上のヒータ、1台以上のスパイン冷却ファン、および1台以上のインライン流体熱交換器を含むアッパデッキ環境サブシステムを含む。遠距離場センサは、アッパデッキ環境サブシステムの周囲温度の測定値を取得するように構成される。ヒータは、遠距離場センサからの周囲温度の測定値に基づいて、熱空気流を生成するように構成される。これらのヒータは、例えば、未反応成分を除去するために使用される洗浄物を加熱するように構成された洗浄空気ヒータと、流体を吸引及び分配するために使用される1本以上のプローブを加熱するように構成されたプローブ空気ヒータとを含み得る。スパイン冷却ファンは、遠距離場センサからの周囲温度の測定値に基づいて、ヒータからの熱気流を冷却空気流と混合する方法で作動するように構成される。インライン流体熱交換器は、臨床分析装置モジュール上で実行される反応に使用される流体を一定温度に加熱するように構成される。
請求項1に記載の環境制御システムのいくつかの実施形態において、前記システムは、前記臨床分析装置モジュールの、より低い環境サブシステムに位置するロアデッキ環境サブシステムと、1台以上の吸気ファン、および1台以上の排気ファンをさらに含む。吸気ファンは、臨床分析装置モジュールの作動環境から空気を吸引するように構成され、排気ファンは、ロアデッキ環境サブシステムからの熱風を除去するように構成される。いくつかの実施形態では、ロアデッキ環境サブシステムはさらに、ロアデッキ環境サブシステム内の周囲温度の測定値を取得するように構成された1台以上のロアデッキセンサを含む。これらの測定に基づいて、ロアデッキ環境サブシステムにおけるファンの速度が活性化されるか、またはファンの速度が調整されて温度を調節することができる。
本発明の別の態様によれば、いくつかの実施形態で説明されているように、臨床分析装置モジュール内の温度を調節する方法は、臨床分析装置モジュールのアッパデッキ部分の周囲温度に対応する温度測定値を受信することを含む。アッパデッキ部分は、プローブヒータと、所定の温度設定点の範囲で作動するように構成された洗浄ヒータとを含む。温度測定値が第1の閾値温度値を超える場合、プローブヒータは、所定の中間プローブヒータ設定点で作動するように構成され、洗浄ヒータは、所定の低い洗浄ヒータ設定点で作動するように構成される。温度測定値が第2の閾値温度値を下回る場合、プローブヒータは、所定の高いプローブヒータ設定点で作動するように構成され、洗浄ヒータは、所定の高い洗浄ヒータ設定点で作動するように構成される。
いくつかの実施形態では、前記方法は、温度調節プロセスを実施することをさらに含む。この温度調節プロセス中に、臨床分析装置モジュールのアッパデッキ部分の周囲温度に対応する第2の温度測定値が受信される。第2の温度測定値が第2の閾値温度値を超えた場合、(a)臨床分析装置モジュールのアッパデッキ部分内でスパイン冷却ファンを起動すること、(b)所定の中間プローブヒータ設定点で作動するようにプローブヒータを構成すること、または(c)所定の低いプローブヒータ設定点で作動するようにプローブヒータを構成し、所定の洗浄ヒータの低い設定点で作動するように洗浄ヒータを構成することのうちの1つを含む第1のプロセスを実行する。しかし、第2の温度測定値が第3の閾値温度値を下回った場合、(a)臨床分析装置モジュールのアッパデッキ部分内でスパイン冷却ファンを無効とすること、(b)所定の高いプローブヒータ設定点で作動するようにプローブヒータを構成すること、および(c)所定の洗浄ヒータの高い設定点で作動するように洗浄ヒータを構成することを含む第2のプロセスを実行する。この温度調節プロセスは、所定の間隔(例えば、5分ごと)で繰り返されてもよい。
添付図面を参照しながら進める以下の例示的な実施形態の詳細な説明から、本発明のさらなる特徴および利点が明らかとなろう。
本発明の上述の態様および他の態様は、添付図面を参照しながら以下の詳細な説明を読むことにより、最もよく理解できよう。本発明を説明する目的で、図面には、現在好ましい実施形態を記載しているが、本発明は、開示された特定の手段に限定されるものではないことが理解できよう。図面には下記の図が含まれる。
いくつかの実施形態による、臨床分析装置モジュールの環境制御システムの概要である。 いくつかの実施形態による、臨床分析装置モジュールの環境制御システムの概念図である。 いくつかの実施形態による、環境制御システムの第1の概略図である。 いくつかの実施形態による、環境制御システムの第2の概略図である。 いくつかの実施形態による、環境制御システムの第3の概略図である。 いくつかの実施形態による、アッパデッキ環境サブシステムの温度を調整するために使用される環境制御プロセスを示す図である。 いくつかの実施形態による、ロアデッキ環境サブシステムの制御プロセスを示す図である。
以下の開示は、体外診断(IVD)環境における分析機器に対する環境制御システムに関する方法、システムおよび装置に向けられたいくつかの実施形態にしたがって本発明を記載する。簡単に言うと、インライン流体熱交換器又はヒータは、流体配管が敷設される区画の空気温度を制御するための機構と共に使用される。これにより、流体ヒータは、技術的にはかなり難題であると思われた、流体が分注される点から離れたところに設置することが可能となる。これにより、さらに、流体が連続的に分注されない一般的な状況において、流体ヒータを通過して移動した、冷却された液体を除去するために、流体ラインを洗浄する必要性が排除できる。本明細書の実施形態によれば、構成部品の周囲動作範囲より高い温度までIVD構成要素内の空気温度を制御することによって、単体で加熱することによって温度を維持することが可能となり、高価な冷却機構を必要としない。明確にするために、本発明の実施形態は、臨床分析装置モジュールに関して説明されるが、本明細書に記載される技術は、同様に、他のIVD構成要素にも適用され得ることは理解できよう。
図1は、いくつかの実施形態による、臨床分析装置モジュール100の環境制御システムの概要である。図1には、種々の構成要素が図示の目的のために透明であるように示されているが、実際には、構成要素の一部または全部が不透明な材料で構成されていてもよいことに留意すべきである。この例では、概念的には、臨床分析装置モジュール100をアッパデッキ環境サブシステム(「アッパデッキ」)とロアデッキ環境サブシステム(「ロアデッキ」)に分割している。アッパデッキは、遠距離場センサ105、アッパ流体ヒータ110、洗浄ヒータ115、洗浄センサ120、プローブヒータ125、プローブセンサ130、およびスパイン冷却ファン135を備える。ロアデッキは、排気ファン140A、140B、吸気ファン145、ロアデッキセンサ150、ロア流体ヒータ153、および、バルク液体収納部155A,155Bを備える。
簡単に説明すると、アッパデッキ及びロアデッキに収容される種々の構成要素は、免疫測定反応で使用される流体を一定温度にするために使用され、流体ラインが敷設された区画内の空気温度の制御、及びバルク流体が貯蔵される区画内の空気温度の制御(そして、臨床分析装置モジュール100の電子部品を収容する)に使用される。アッパおよびロアデッキの空気温度により、関連付けられた電子部品がどのように制御されて、空気温度を調整するかが決まる。
図1に示される洗浄ヒータ115は、洗浄槽(図1には示されていない)を加熱する。臨床分析装置モジュール100では、分析物が正確に測定できるように、洗浄液を用いて未結合の試薬から患者の試料中の分析物分子を分離する。より具体的には、試料中で、分析物を化学結合するために試薬を添加して、測定のために分析物の信号を生成する。洗浄は、未結合の試薬から結合した分析物を分離する働きをする。未結合の試薬は加熱された洗浄流体によって洗い流される。洗浄ヒータ115の出口空気温度は、洗浄センサ120によって調節される。矢印によって示されるように、空気は、洗浄ヒータ115からロアデッキに向かって下方に、そして、洗浄ヒータ115から後方に向かって、吹き付けられる。
プローブヒータ125は、患者サンプルおよび試薬のような流体の吸引および分注のために使用されるプローブを加熱する。プローブヒータ125では、出口空気温度はプローブセンサ130によって調節される。プローブヒータ125からの気流は、スパイン冷却ファン135の下にある臨床分析装置モジュール100の屋根に沿って導かれる。スパイン冷却ファン135は、上方から冷却され濾過された空気を吸引し、プローブヒータ125からの気流と混合する。
遠距離場センサ105は、洗浄ヒータ115、プローブヒータ125、およびスパイン冷却ファン135を制御するために使用される空気温度熱センサまたはサーミスタである。より具体的には、アッパデッキに対して、遠距離場センサ105は、洗浄ヒータ115の設定点、プローブヒータ125、およびスパイン冷却ファン135のオンオフ機能を作動させるために使用される。一実施形態では、遠距離場センサ106によって取得される測定値のための目標温度範囲は、31〜35°Cである。
アッパ流体ヒータ110は、アッパデッキ内の温度制御された空気の内部に存在し、臨床分析装置モジュール100の外部のソースから流入する流体を加熱する機能を有するインライン流体熱交換器である。次に、流体は、アッパデッキ内で必要なインライン流体熱交換器によって分配される。アッパデッキ内の暖かい空気が、流体ラインを流体ヒータ110から分配ポイントまで温かい状態に維持する。流体ヒータ110に含まれる個々の流体ヒータの数は、特定の分析装置の温度要件または好みを満たすように変化させることができる。例えば、一実施形態では、11個の個別の流体ヒータが使用される。スパイン冷却ファン135は、遠距離場センサ105の温度測定値が所定の閾値を超えたときに一定速度で作動するように構成されている。このプロセスについて、図4を参照しながら以下にさらに説明する。
臨床分析装置モジュール100のロアデッキでは、吸気ファン145は、周囲の冷気を作動環境から引き出して、その後ろの電気部品に向けて導く。ロア流体ヒータ153は、バルク液体ストア155A、155Bから流入する流体を加熱するインライン流体熱交換器である。
排気ファン140A、140Bは、試薬区画の熱電気デバイス(TED)によって拒絶された熱を含む温められた空気を除去する。排気ファン140A、140Bは、ロアデッキ内に負圧を発生させることができる。さらに、高速では、排気ファン140A、140Bは、温環境において、スパイン冷却ファン135に沿ってアッパデッキから熱を取り除く。いくつかの実施形態では、排気ファン140A、140Bは軸流ファン(例えば3軸ファン)であり、パルス幅変調(PWM)制御機能を備えた24V DC駆動のものであってもよい。いくつかの実施形態では、排気ファン140A、140Bは、粒子を濾過することによってロアデッキの清浄度を維持するためのフィルタを備えている。1台以上のセンサ(例えば、ロアデッキセンサ150)を使用して、より低いデッキファン速度を調整して、ノイズを最小にすることができる。これらのロアデッキセンサは、臨床分析装置モジュール100の中央電子部品および試薬区画の両方からの熱レベルを監視することができる。
故障中に臨床分析装置モジュール100に設けられたヒータが過熱しないようにするために、熱ヒューズ切断スイッチ(図1には図示せず)を使用することができる。例えば、一実施形態では、臨床分析装置モジュール100は、91℃の公称切断温度に定格化された1本以上の熱ヒューズを含む。
図2は、いくつかの実施形態による、臨床分析装置モジュール200の環境制御システムの概念図である。コントローラ210は、種々の入力を監視し、臨床分析装置モジュールの構成要素を制御、冷却及び加熱することによって温度を調整するフィードバック調節サブシステム(図4に関して以下に記載される)を実行する。臨床分析装置モジュールのロアデッキに関して、コントローラ210は、ロアデッキ温度センサを使用して温度を監視する。いくつかの実施形態では、このロアデッキ温度センサは、排気ファン140A、140Bの1台に取り付けられたサーミスタである(図3A〜3Cを参照のこと)。アッパデッキ内の温度は、遠距離場センサ105からの測定値に基づいて監視される。コントローラ210は、排気ファン140A、140Bおよびスパイン冷却ファン135をそれぞれ制御することによって、ロアデッキおよびアッパデッキを冷却する。
引き続き図2を参照すると、環境制御システムはまた、2つの比例積分微分(PID)コントローラ220、225を含む。これらのPIDコントローラ220、225は、それぞれ、洗浄ヒータ115およびプローブヒータ125を制御するために使用される。各PIDコントローラ220、225は、ローカルの温度センサからの入力を受信する。AC電力リレー215は、PIDコントローラ220、225から出力を受け取り、出力を対応するヒータ115、125に中継する。図2の例に示されるように、AC電力リレー215は、AC電源入力によって電力を供給され、共通ラインは、洗浄ヒータ115およびプローブヒータ125によって共有される。
図3A〜3Cは、いくつかの実施形態による環境制御システムの概略図である。明確にするために、臨床分析装置モジュールの他の構造要素は省略している。図3Aにおいて、排気ファン310、315および吸気ファン305は図の下部に位置している。排気ファン315は、排気温度を監視するためのサーミスタ320を含む。ロア流体ヒータ325は、吸気ファン305と略同じ高さに配置されている。スパイン冷却ファン335、340、345、350、355および360は、スパインのアッパフレーム(図3A〜3Bには示されていない)に取り付けられている。各スパイン冷却ファン335、340、345、350、355および360には、空気フィルタを設けてもよい。アッパ流体ヒータ330および遠距離場センサ380は、スパイン冷却ファン350および355の間に配置されている。
引き続き図3A〜3Bを参照すると、環境制御システムは、2つのヒータボックス370、375を含む。いくつかの実施形態では、ヒータボックス370、375は、接線ブロワおよび電気ヒータを含む。接線ブロワは24Vで電源を供給される。いくつかの実施形態では、220V、ACヒータ電力が利用される。ヒータ電力は、閉ループ制御システムを使用して、指定された設定点周辺の定常温度を維持するように変調される。臨床分析装置モジュールの全体にわたって配置されたサーミスタは、周囲の空気温度を継続的に監視し、ヒータ制御ループへのフィードバック信号を供給する。図3A〜3Cの実施例では、遠距離場センサ380は温度監視に使用されるサーミスタの1つである。さらに、1台以上の近接場サーミスタを使用することもできる(例えば、ヒータボックス370、375の隣に配置される)。様々なタイプのサーミスタを本発明と共に使用することができる。例えば、一実施形態では、2.252kΩサーミスタを使用することができる。
ヒータボックス370は、ディフレクタ365を含む。このディフレクタ365は、例えば、特定のアセンブリに向けて空気の流れを分割するために、あるいは特定のアセンブリに加熱空気を向けるために、あるいは、コールドスタート及びウォームリスタート状態において安定した熱制御を達成するために利用できる。
図4は、本発明のいくつかの実施形態に従って、臨床分析装置モジュールのアッパデッキの温度を調節するために使用される環境制御プロセス400を示す。この実施例では、プローブヒータ及び洗浄ヒータの温度は、ターゲット温度を指定するために使用可能な所定の低、中、高の設定点をそれぞれ有することを前提としている。これらの設定点は、例えば、臨床分析装置モジュールのオペレータが構成してもよい(モジュールにおいて近くで、またはモジュールに接続されたネットワークによって遠隔的に)。あるいは、臨床分析装置モジュールの製造又は設置時に、値を設定点に指定することもできる。
ステップ405から開始して、臨床分析装置モジュールは、開始されるか、初期状態にリセットされる。次に、ステップ410において遠距離場温度を遠距離場センサから読み取る。遠距離場温度が所定の温度閾値(この例では31℃)未満である場合、プローブヒータの温度はステップ415において所定の高い設定点(「RP Set Point High」と示される)に設定され、洗浄ヒータの温度はステップ420において所定の高い設定点(「WH Set Point High」と示される)に設定される。逆に、遠距離場温度が温度閾値より大きい場合、プローブヒータの温度はステップ425において所定の中間設定値(「RP Set Point Med」と示される)に設定され、洗浄ヒータの温度はステップ430において所定の低い設定値(「WH Set Point Low」と示される)に設定される。
引き続き図4を参照すると、ステップ440〜480で温度調節プロセスが実行される。ステップ440において、システムは、所定期間の間、操作を一時停止することによって時間遅延を実行する。いくつかの実施形態では、この期間は5分である。時間遅延に続いて、ステップ445において、遠距離場センサから温度を読み取る。温度が温度閾値(この例では34.5℃)以上であれば、ステップ460〜480の1つ以上が実行される。プローブヒータのターゲットはステップ460において読み取られる。ターゲットが「SP LOW」の場合は、ステップ480でスパイン冷却ファンがオンになり、プロセスはステップ440に戻って継続される。プローブヒータのターゲットが所定の高い設定点(「SP HIGH」と示される)に設定されている場合、プローブヒータのターゲット温度は中間設定点(「RP SP Medium」と示される)に設定され、プロセスはステップ440へ進む。最後に、プローブヒータのターゲットが「SP MEDIUM」に設定されている場合、ステップ470及び475において、それぞれ、ステップ440でプロセス400が行われる前にプローブヒータのターゲット温度は所定の低い設定点(RP SP Low)に設定され、洗浄ヒータの目標温度は所定の低いセットトップ(「WASH SP Low」と示される)に設定される。
引き続き図4を参照すると、ステップ445で遠距離場センサから読み取られた温度が温度閾値(この実施例では32℃)未満である場合、スパイン冷却ファンはステップ450でオフにされる。次いで、プローブヒータの目標温度と洗浄ヒータは、それぞれステップ455及びステップ460においてそれらの高い設定値に設定される。次いで、プロセス400は、ステップ440で継続する。したがって、440〜480からのステップのループは、プロセスが終了するまで、一定時間間隔で連続的に実行される。図4に示されたプロセス400は、コールドスタートと過渡的回復のための迅速な応答を確実に行うことができる。ループ遅延は、システム応答時間上適切である。
図5は、いくつかの実施形態による、ロアデッキ環境サブシステムのための制御プロセス500を示す。ステップ505を開始すると、制御プロセス500を一時停止させるために時間遅延が実行される。いくつかの実施形態では、この時間遅延は5分である。時間遅延の後、ステップ510でサーミスタが読み取られる。温度が温度閾値(この実施例では35℃)を超える場合、ファン速度は、ステップ515において高い値(例えば、2700rpm)に設定され、制御プロセス500は繰り返される。温度が35℃を超えない場合には、温度が第2の温度閾値(この実施例では34℃)以下であるか否かを判定する。その場合、ファン速度は、ステップ520において、低い値(例えば、1100rpm)に設定され、制御プロセスは繰り返される。条件のいずれかが満たされた場合、制御プロセス500は、新しい時間遅延を生じさせ、温度を再評価することによって、ステップ505において継続する。
本明細書で提供されるシステムおよび方法は、従来の環境制御システムに勝るいくつかの利点を有する。例えば、本明細書のいくつかの実施形態によれば、周囲空気温度が低いときにオンとなるアッパデッキヒータを用いて正確な空気温度制御を達成することができ、したがってモジュール内部空気は所望の範囲(例えば31℃および35℃)の間で維持される。周囲空気温度が所定の冷却点(例えば、30°C)に近いときは、アッパおよびロアデッキの冷却ファンをオンにして、指定された範囲に内部の空気を調整するようにすることができる。さらに、流体の熱制御は、供給流体温度が低いときにオンとなるアッパデッキ流体ヒータを用いて達成されるので、モジュール内部流体は、指定された範囲の間に維持される。流体温度が所定の冷却点に近いとき、アッパデッキの流体ヒータはオフとなり、流体の熱範囲は内部空気のみによって支持される。
種々の態様および実施形態が本明細書で開示されているが、他の態様および実施形態が当業者には明らかであろう。本明細書に開示される種々の態様および実施形態は、例示の目的であり、以下の特許請求の範囲によって示される真の範囲および精神を限定するものではない。
図のシステムとプロセスは排他的なものではない。他のシステム、プロセスおよびメニューは、同じ目的を達成するために本発明の原理に従って導出され得る。本発明は特定の実施形態を参照して説明してきたが、本明細書で示し、かつ説明している実施形態および変形例は、例示目的のみであることが理解されるべきである。現在の設計に対する修正は、本発明の範囲から逸脱することなく、当業者によって実施可能である本明細書で説明するように、種々のシステム、サブシステム、エージェント、マネージャ、およびプロセスは、ハードウェア構成要素、ソフトウェア構成要素、および/またはその組み合わせを利用して実施することができる。本明細書のクレーム要素は、その要素が「の手段」という語句を使用して明示的に記載されていない限り、35U.S.C.112条第6パラグラフ規定に基づいて解釈されるものではない。
100、200 臨床分析装置モジュール
105、380 遠距離場センサ
110 アッパ流体ヒータ
115 洗浄ヒータ
120 洗浄センサ
125 プローブヒータ
130 プローブセンサ
135、335、340、345、350、355、360 スパイン冷却ファン
140A、140B、310、315 排気ファン
145、305 吸気ファン
150 ロアデッキセンサ
153、325 ロア流体ヒータ
155A、155B バルク液体収納部
210 コントローラ
220、225 PIDコントローラ
365 ディフレクタ
370、375 ヒータボックス
400、500 制御プロセス


引き続き図4を参照すると、ステップ440〜480で温度調節プロセスが実行される。ステップ440において、システムは、所定期間の間、操作を一時停止することによって時間遅延を実行する。いくつかの実施形態では、この期間は5分である。時間遅延に続いて、ステップ445において、遠距離場センサから温度を読み取る。温度が温度閾値(この例では34.5℃)以上であれば、ステップ460〜480の1つ以上が実行される。プローブヒータのターゲットはステップ460において読み取られる。ターゲットが「SP LOW」の場合は、ステップ480でスパイン冷却ファンがオンになり、プロセスはステップ440に戻って継続される。プローブヒータのターゲットが所定の高い設定点(「SP HIGH」と示される)に設定されている場合、プローブヒータのターゲット温度は中間設定点(「RP SP Medium」と示される)に設定され、プロセスはステップ440へ進む。最後に、プローブヒータのターゲットが「SP MEDIUM」に設定されている場合、ステップ470及び475において、それぞれ、ステップ440でプロセス400が行われる前にプローブヒータのターゲット温度は所定の低い設定点(RP SP Low)に設定され、洗浄ヒータの目標温度は所定の低い設定点(「WASH SP Low」と示される)に設定される。

Claims (19)

  1. 臨床分析装置モジュールに使用する環境制御システムであって、
    前記システムは、アッパデッキ環境サブシステムを備え、前記サブシステムが、
    アッパデッキ環境サブシステムの周囲温度の測定値を取得するように構成された遠距離場センサと、
    前記遠距離場センサからの周囲温度の前記測定値に基づいて熱気流を生成するように構成された1台以上のヒータと、
    前記遠距離場センサからの周囲温度の前記測定値に基づいて、前記ヒータからの前記熱気流を冷却気流と混合する方法で作動するように構成された1台以上のスパイン冷却ファンと、
    前記臨床分析装置モジュール上で実行される反応に使用される流体を一定温度に加熱するように構成された1台以上のインライン流体熱交換器とを備えた環境制御システム。
  2. 前記臨床分析装置モジュールが試薬を用いて試料の試験を行い、前記1台以上のヒータが、未結合の試薬から試料の中の分析物分子を分離するために使用する、洗浄流体を加熱するように構成された洗浄空気ヒータを備える請求項1に記載の環境制御システム。
  3. 前記1台以上のヒータが、流体を吸引及び分注するために使用される1本以上のプローブを加熱するように構成されたプローブ空気ヒータを備える請求項1に記載の環境制御システム。
  4. さらに、前記臨床分析装置モジュールの動作環境から空気を吸引するように構成された1台以上の吸気ファンと、前記ロアデッキの環境サブシステムから熱風流を除去するために構成された1台以上の排気ファンを備え、臨床分析装置モジュールの下位の環境サブシステムに配置されたロアデッキ環境サブシステムを備えた請求項1に記載の環境制御システム。
  5. 前記1台以上の排気ファンは、(a)前記1台以上の吸気ファンの1つ目の上に配置された第1の排気ファンと、(b)前記1台以上の吸気ファンの2つ目の上に配置された第2の排気ファンとを備える請求項4に記載の環境制御システム。
  6. さらに、前記ロアデッキ環境サブシステムにおいて周囲温度の測定値を取得するように構成された1台以上のロアデッキセンサを備える請求項5に記載の環境制御システム。
  7. (a)前記1台以上の吸気ファンと(b)前記1台以上の排気ファンとの少なくとも一方の速度が、前記ロアデッキ環境サブシステムにおける周囲温度の前記測定値に基づいて制御される請求項6に記載の環境制御システム。
  8. 前記1台以上のロアデッキセンサは、前記第1の排気ファンに結合されたサーミスタを備えることを特徴とする請求項6に記載の環境制御システム。
  9. 所定の温度設定点の範囲で作動するように構成されたプローブヒータと、洗浄ヒータとを備える、臨床分析装置モジュール内の温度を調節する方法であって、
    前記臨床分析装置モジュールのアッパデッキ部の周囲温度に対応する温度測定値を受信することと、
    前記温度測定値が第1の閾値温度値より高い場合には、前記プローブヒータを所定の中間プローブヒータ設定点で作動させるとともに、前記洗浄ヒータを所定の低い洗浄ヒータ設定点で作動するように構成させることと、
    前記温度測定値が第2の閾値温度値未満である場合、前記臨床分析装置モジュールの前記プローブヒータを所定の高いプローブヒータ設定点で作動させるとともに、洗浄ヒータを所定の高洗浄ヒータ設定点で作動させるように構成することを含む方法。
  10. 前記第1の閾値温度値は31℃である請求項9に記載の方法。
  11. 温度調節プロセスを実行することは、
    前記臨床分析装置モジュールの前記アッパデッキ部の周囲温度に対応する第2の温度測定値を受信することと、
    前記第2の温度測定値が第2の閾値温度値を超える場合は、(a)前記プローブヒータを前記所定の中間プローブヒータ設定点で作動するように構成すること、(b)前記プローブヒータを所定の低いプローブヒータ設定点で作動するように構成し、前記洗浄ヒータを所定の低い洗浄ヒータ設定点で作動するように構成すること、または(c)前記臨床分析装置モジュールの前記アッパデッキ部においてスパイン冷却ファンを起動することのうちの1つを含む第1のプロセスを実行することと、
    前記第2の温度測定値が第3の閾値温度値未満である場合には、(a)前記臨床分析装置モジュールの前記アッパデッキ部におけるスパイン冷却ファンを無効とすること、(b)前記プローブヒータを所定の高いプローブヒータ設定点で作動するように構成することと、(c)前記洗浄ヒータを所定の高い洗浄ヒータ設定点で作動するように構成することとを含む第2のプロセスを実行することとを含む請求項9に記載の方法。
  12. 前記第1の閾値温度値が34.5℃である請求項11に記載の方法。
  13. 前記第1の閾値温度値が32℃である請求項11に記載の方法。
  14. 前記温度調節プロセスを所定の期間の間隔で繰り返すステップをさらに含む請求項11に記載の方法。
  15. 前記所定の期間は5分である請求項14に記載の方法。
  16. 臨床分析装置モジュールに使用する環境制御システムであって、
    前記臨床分析装置モジュールの下位の環境サブシステムに配置されるロアデッキ環境サブシステムを備え、前記ロアデッキ環境サブシステムが、
    前記臨床分析装置モジュールの動作環境から空気を吸引するように構成された1台以上の吸気ファンと、
    前記ロアデッキの環境サブシステムから熱風流を除去するように構成された1台以上の排気ファンを含む環境制御システム。
  17. 前記ロアデッキ環境サブシステム内の周囲温度の温度測定値を取得するように構成された1台以上のロアデッキセンサをさらに備える請求項16に記載の環境制御システム。
  18. 前記1台以上の排気ファンは、複数の速度設定で作動するように構成され、前記環境制御システムは、
    前記温度測定値が第1の温度閾値を超えた場合には、前記1台以上の排気ファンを所定の高いファン速度に設定し、
    前記温度測定値が第2の温度閾値未満であれば、前記1台以上の排気ファンを所定の低いファン速度に設定する、ように構成された1台以上のコントローラをさらに備える請求項17に記載の環境制御システム。
  19. 前記第1の温度閾値が35℃であり、前記第1の温度閾値が34℃である請求項19に記載の環境制御システム。


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