JP2019519469A - 方法、組成物、及びそれらに関する使用 - Google Patents

方法、組成物、及びそれらに関する使用 Download PDF

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Abstract

材料を処置する方法であって、前記材料をヒドロキシ置換アルデヒドを含む組成物に接触させるステップを含む、前記方法。

Description

本発明は、材料を処置する方法、そのような方法で使用するための組成物、及びそれに関する使用に関する。特に、本発明は、ケラチン材料、とりわけ毛を処置して、該材料に利益をもたらす方法に関する。
多くの人々にとって、自分の毛の外観、状態、及び清浄度は大変意義がある。結果的に、広範な利益を与え、膨大な数の様々な構成成分を含有する、利用可能な広範囲のヘアケア製品が存在する。しかし、人気のあるヘアスタイルは、ファッショントレンドとともに絶えず変わり、ヘアスタイリング器具の技術的発展は、向上した異なるヘアケア用組成物に対する継続的な必要性が存在することを意味している。さらに、ある種の化学物質の毒性及びその環境影響についての知識を深めるにつれ、化粧品を開発する際にこれらの考慮すべき事項に配慮することに対する要求が高まっている。
例えば、以前に使用されていた美容用ヘアケア用組成物の一構成物質は、ホルムアルデヒドである。しかし、ホルムアルデヒドは発がん物質の疑いがあり、よってそれを美容用組成物に使用することは現在厳しく規制されており、非常に望ましくない。
繊維及び布地材料の外観、状態、及び清浄度もかなり重要であり、これらの材料が使用される環境でこれらが受けるストレスは、これらに有害な作用を及ぼすおそれがある。
本発明の目的は、材料の少なくとも1つの特性を高めるための手段を提供することである。
本発明の第1の態様によれば、材料を処置する方法であって、ヒドロキシ置換アルデヒドを含む組成物に該材料を接触させるステップを含む方法が提供される。
本発明は、材料を処置する方法に関する。幾つかの実施形態では、材料は、繊維材料であり得る。そのような実施形態では、繊維材料は、適切には羊毛を含み、好ましくはその主体として羊毛を含む。
好ましい実施形態では、材料はケラチン材料である。より好ましくは、材料はケラチン繊維を含む。好ましくは、材料は毛である。毛は、ヒトの毛又は動物の毛であってもよい。とりわけ好ましい実施形態では、本発明の方法は、ヒトの毛を処置する方法である。最も好ましくは、それは、ヒトの頭に成長している毛を処置する方法である。
しかし、本発明の方法は、かつら又は動物の毛、例えば羊毛などの、頭に成長していない毛の処置にも使用できることを理解されたい。
本発明の方法は、ヒドロキシ置換アルデヒドを含む組成物に材料、好ましくは毛を接触させるステップを含む。
本発明の第2の態様によれば、ヒドロキシ置換アルデヒドを含む組成物が提供される。
好ましい実施形態では、本発明の第1の態様の方法は、第2の態様の組成物に材料を接触させるステップを含む。よって、第2の態様の好ましい特徴は、第1の態様に等しく適用される。
次に、本発明の第1及び第2の態様の好ましい特徴について説明する。任意の特徴を、任意の他の態様に適宜適用することができる。
本発明の第2の態様の組成物は、ヒドロキシ置換アルデヒドを含む。
任意の適切なヒドロキシ置換アルデヒドが含まれてもよい。
本明細書で使用するのに適したアルデヒドは、少なくとも2個の炭素原子を有する。好ましくは、それらは少なくとも3個の炭素原子を有する。
本明細書で使用するのに適したアルデヒドは、最大36個の炭素原子、好ましくは最大30個の炭素原子、より好ましくは最大24個の炭素原子、好ましくは最大20個の炭素原子、例えば最大18個の炭素原子又は最大16個の炭素原子を有してもよい。
本明細書で使用するのに好ましい幾つかのアルデヒドは、3〜20個の炭素原子、例えば3〜16個の炭素原子を有する。
本明細書で使用するのに好ましい幾つかのアルデヒドは、3〜12個の炭素原子、例えば3〜11個の炭素原子を有する。
本明細書で使用するのにとりわけ好ましい幾つかのアルデヒドは、3〜9個の炭素原子、より好ましくは3〜8個の炭素原子を有する。
本明細書で使用するのに好ましい幾つかの他のアルデヒドは、8〜16個の炭素原子、例えば10〜14個の炭素原子を有する。
アルデヒドは、1又は2以上のヒドロキシ置換基を含んでもよい。
適切には、アルデヒドは、1、2、又は3個のヒドロキシ置換基を含み、好ましくは1又は2個の置換基を含む。
幾つかの好ましい実施形態では、アルデヒドはサッカライドではない。
好ましくは、アルデヒドは、1個のヒドロキシ置換基を含む。
適切には、アルデヒドは、2、3、又は4位にヒドロキシ置換基を有する。
幾つかの実施形態では、アルデヒドは、2及び3位、又は2及び4位にヒドロキシ置換基を有してもよい。
適切には、アルデヒドは、2位及び/又は3位にヒドロキシ置換基を有してもよい。
適切には、アルデヒドは、ヒドロキシ置換基を2位又は3位に有してもよい。
とりわけ好ましい実施形態では、アルデヒドは、ヒドロキシ置換基を2位に有する。よって、アルデヒドは、適切には、α−ヒドロキシアルデヒド/2−ヒドロキシアルデヒドである。
アルデヒドは、ヒドロキシ置換基を有する。それは、1又は2以上のさらなる置換基を有してもよい。
適切なさらなる置換基は、さらなるヒドロキシ置換基、さらなるアルデヒド基、ケト基、カルボキシ基、アシル基、ハロ基、アルコキシ基、アルキル基、ニトロ基、アミノ基、スルホキシ基、メルカプト基、アミド、エステル、ニトリル基、又はイソニトリル基から選択されてもよい。
好ましいハロ置換基は、クロロ、フルオロ、及びブロモである。
好ましいアルコキシ置換基は、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、及びブトキシであり、それらの異性体を含む。
好ましいアルキル置換基は、C−Cアルキル、好ましくはC−Cアルキルであり、それらの異性体を含む。
幾つかの実施形態では、ヒドロキシアルデヒドは、さらなるアルデヒド官能基を含んでもよい。適切には、そのようなさらなるアルデヒド基は、α−置換されていてもよい。
好ましい実施形態では、アルデヒドは、炭化水素鎖を含む。これは、適切には炭素主鎖を有する鎖である。しかし、炭素主鎖が1又は2以上のヘテロ原子に割り込まれた化合物も本発明の範囲内である。例えば、炭素主鎖は、1又は2以上の酸素、イオウ、又は窒素分子に割り込まれてもよく、よって、アルデヒドは、エーテル、チオエーテル、アミン、又はジスルフィド部分を含んでもよい。
アルデヒドは、性質上、脂肪族が優勢であっても、又は芳香族が優勢であってもよい。好ましくは、アルデヒドは脂肪族である。しかし、それは、1若しくは2以上の二重結合、及び/又は1若しくは2以上の環式基を含んでいてもよい。それは、直鎖状又は分岐状であってもよい。
幾つかのとりわけ好ましい実施形態では、アルデヒドは、式(I)を有し、

(I)
式中、Rは、水素、又は1〜30個の炭素原子を有する置換されていてもよいヒドロカルビル基である。
Rは、水素、又は1〜30個の炭素原子、好ましくは1〜20個の炭素原子、より好ましくは1〜10個の炭素原子を有する、置換されていてもよいアルキル、アルケニル、若しくはアリール基であり得る。
好ましくは、Rは、水素、又は1〜30個、好ましくは1〜20個、適切には1〜10個の炭素原子を有する、置換されていてもよいアルキル若しくはアルケニル基である。
幾つかの実施形態では、Rは、1〜7個、好ましくは1〜6個の炭素原子を有する、置換されていてもよいアルキル若しくはアルケニル基である。
幾つかの実施形態では、Rは、8〜14個、好ましくは8〜12個の炭素原子を有する、置換されていてもよいアルキル若しくはアルケニル基である。
Rは、ケト、ヒドロキシ、ハロ、カルボキシ、アシル、ニトロ、アミノ、メルカプト、アルコキシ、スルホキシ、エステル、ニトリル、イソニトリル、又はアミドから選択される1又は2以上の置換基で置換されていてもよい。炭素主鎖は、1又は2以上のヘテロ原子、例えば、1又は2以上の酸素、窒素、又はイオウ原子に割り込まれてもよい。
幾つかの好ましい実施形態では、Rは、1〜8個、好ましくは1〜6個の炭素原子を有する非置換のアルキル基である。
好ましい実施形態では、Rは、4〜16、好ましくは8〜12個の炭素原子を有する非置換のアルキル基である。
Rは、ヒドロキシメチレン、メチル、ブチル、ヘキシル、オクチル、デシル、及びドデシルから選択されてもよい。これらの基は、直鎖状又は分岐状であってもよい。好ましくは、これらは直鎖状である。
適切には、Rは、ヒドロキシメチレン、メチル、n−ブチル、及びn−ヘキシルから選択される。
Rは、メチル、n−ブチル、n−ヘキシル、n−オクチル、n−デシル、及びn−ドデシルから選択されてもよい。
好ましくは、Rは、メチル、n−ブチル、及びn−ヘキシルから選択される。
最も好ましくは、Rは、n−ブチル、及びn−ヘキシルから選択される。
幾つかの好ましい実施形態では、アルデヒドは、ヒドロキシ置換脂肪族アルデヒドである。
本明細書で使用するのに適したヒドロキシ置換アルデヒドには、2−ヒドロキシデカナール、2−ヒドロキシドデカナール、2−ヒドロキシテトラデカナール、2−ヒドロキシヘキサナール、2−ヒドロキシオクタナール、2−ヒドロキシプロパナール、グリセルアルデヒド、6−ヒドロキシヘキサナール、3−ヒドロキシプロパナール、4−ヒドロキシ−ブタ−2−エナール、2−ヒドロキシブタナール、3−ヒドロキシブタナール、及び4−ヒドロキシブタナールが含まれる。
本明細書で使用するのに適したヒドロキシ置換アルデヒドには、2−ヒドロキシデカナール、2−ヒドロキシドデカナール、2−ヒドロキシテトラデカナール、2−ヒドロキシヘキサナール、2−ヒドロキシオクタナール、2−ヒドロキシプロパナール、6−ヒドロキシヘキサナール、3−ヒドロキシプロパナール、4−ヒドロキシ−ブタ−2−エナール、2−ヒドロキシブタナール、3−ヒドロキシブタナール、及び4−ヒドロキシブタナールが含まれる。
本明細書で使用するのに好ましいヒドロキシ置換アルデヒドには、2−ヒドロキシヘキサナール、2−ヒドロキシオクタナール、2−ヒドロキシプロパナール、グリセルアルデヒド、6−ヒドロキシヘキサナール、3−ヒドロキシプロパナール、4−ヒドロキシ−ブタ−2−エナール、2−ヒドロキシブタナール、3−ヒドロキシブタナール、及び4−ヒドロキシブタナールが含まれる。
本明細書で使用するのに好ましいヒドロキシ置換アルデヒドには、2−ヒドロキシヘキサナール、2−ヒドロキシオクタナール、2−ヒドロキシプロパナール、6−ヒドロキシヘキサナール、3−ヒドロキシプロパナール、4−ヒドロキシ−ブタ−2−エナール、2−ヒドロキシブタナール、3−ヒドロキシブタナール、及び4−ヒドロキシブタナールが含まれる。
本明細書で使用するのにより好ましいヒドロキシ置換アルデヒドには、2−ヒドロキシヘキサナール、2−ヒドロキシオクタナール、2−ヒドロキシプロパナール、及びグリセルアルデヒドが含まれる。
本明細書で使用するのに最も好ましいヒドロキシ置換アルデヒドは、2−ヒドロキシヘキサナール、及び2−ヒドロキシオクタナール、及び2−ヒドロキシプロパナールである。
本明細書に使用するのにより好ましいヒドロキシ置換アルデヒドには、2−ヒドロキシヘキサナール、2−ヒドロキシオクタナール、2−ヒドロキシプロパナール、及びグリセルアルデヒドが含まれる。
本明細書に使用するのに最も好ましいヒドロキシ置換アルデヒドは、2−ヒドロキシヘキサナール、及び2−ヒドロキシオクタナール、及び2−ヒドロキシプロパナールである。
適切には、組成物は、ヒドロキシ置換アルデヒドを少なくとも0.1wt%、適切には少なくとも0.5wt%、好ましくは少なくとも1wt%、例えば少なくとも1.5wt%の量で含む。
組成物は、ヒドロキシ置換アルデヒドを、最大50wt%、好ましくは最大30wt%、適切には最大20wt%、好ましくは最大10wt%、より好ましくは最大5wt%、例えば最大4wt%、最大3wt%、又は最大2.75wt%の量で含んでもよい。
幾つかの実施形態では、組成物は、0.1〜10wt%、好ましくは0.5〜5wt%、適切には0.5〜3wt%のヒドロキシアルデヒドを含む。
幾つかの代替実施形態では、組成物は、はるかに高い濃度のヒドロキシアルデヒドを含んでもよく、例えば、20〜100wt%、好ましくは50〜100wt%、例えば70〜100wt%、又は90〜100wt%のヒドロキシアルデヒドを含んでもよい。
第2の態様の組成物は、2又は3以上のヒドロキシ置換アルデヒドの混合物を含んでもよい。そのような実施形態では、上記の量は、組成物中に存在するそのような化合物すべての総量を指す。
幾つかの実施形態では、第2の態様の組成物は、2又は3以上のヒドロキシ置換アルデヒドの混合物を含む。
幾つかの実施形態では、第2の態様の組成物は、2−ヒドロキシオクタナールと、1又は2以上のさらなるヒドロキシ置換アルデヒドとを含む。
幾つかの実施形態では、第2の態様の組成物は、グリセルアルデヒドと、1又は2以上のさらなるヒドロキシ置換アルデヒドとを含む。
幾つかの実施形態では、第2の態様の組成物は、2−ヒドロキシオクタナールと、グリセルアルデヒドとを含む。これは、場合によって1又は2以上のさらなるヒドロキシ置換アルデヒドを含んでもよい。
幾つかの実施形態では、組成物は、0.1wt%未満の、適切には0.01wt%未満のグリセルアルデヒドを含む。適切には、組成物は、グリセルアルデヒドを含まない。
幾つかの実施形態では、第3の態様の組成物は、10個未満の炭素原子を有する第1のヒドロキシ置換アルデヒドと、10又は11以上の炭素原子を有する第2のヒドロキシ置換アルデヒドとを含む。それは、場合によって1又は2以上のさらなるヒドロキシ置換アルデヒドを含んでもよい。例えば、第3の態様の組成物は、3〜9個の炭素原子、好ましくは3〜8個の炭素原子を有する第1のヒドロキシ置換アルデヒドと、10〜18個の炭素原子、好ましくは10〜16個の炭素原子、より好ましくは10〜14個の炭素原子を有する第2のヒドロキシ置換アルデヒドとを含んでもよい。それは、場合によって1又は2以上のさらなるヒドロキシ置換アルデヒドを含んでもよい。
幾つかの実施形態では、第3の態様の組成物は、2−ヒドロキシデカナール、2−ヒドロキシドデカナール、及び2−ヒドロキシテトラデカナールから選択される1又は2以上のヒドロキシ置換アルデヒドと、2−ヒドロキシヘキサナール、2−ヒドロキシオクタナール、2−ヒドロキシプロパナール、グリセルアルデヒド、6−ヒドロキシヘキサナール、3−ヒドロキシプロパナール、4−ヒドロキシ−ブタ−2−エナール、2−ヒドロキシブタナール、3−ヒドロキシブタナール、及び4−ヒドロキシブタナールから選択される1又は2以上のさらなるヒドロキシ置換アルデヒドとを含む。
幾つかの実施形態では、第3の態様の組成物は、2−ヒドロキシデカナール、2−ヒドロキシドデカナール、及び2−ヒドロキシテトラデカナールから選択される1又は2以上のヒドロキシ置換アルデヒドと、2−ヒドロキシヘキサナール、2−ヒドロキシオクタナール、2−ヒドロキシプロパナール、6−ヒドロキシヘキサナール、3−ヒドロキシプロパナール、4−ヒドロキシ−ブタ−2−エナール、2−ヒドロキシブタナール、3−ヒドロキシブタナール、及び4−ヒドロキシブタナールから選択される1又は2以上のさらなるヒドロキシ置換アルデヒドとを含む。
幾つかの実施形態では、第3の態様の組成物は、2−ヒドロキシデカナール、2−ヒドロキシドデカナール、及び2−ヒドロキシテトラデカナールから選択される1又は2以上のヒドロキシ置換アルデヒドと、2−ヒドロキシヘキサナール、2−ヒドロキシオクタナール、2−ヒドロキシプロパナール、及びグリセルアルデヒドから選択される1又は2以上のさらなるヒドロキシ置換アルデヒドとを含んでもよい。
幾つかの実施形態では、第3の態様の組成物は、2−ヒドロキシデカナール、2−ヒドロキシドデカナール、及び2−ヒドロキシテトラデカナールから選択される1又は2以上のヒドロキシ置換アルデヒドと、2−ヒドロキシヘキサナール、2−ヒドロキシオクタナール、及び2−ヒドロキシプロパナールから選択される1又は2以上のさらなるヒドロキシ置換アルデヒドとを含んでもよい。
本発明の組成物は、任意の適切な形態で提供されてもよい。それは、ジェル、ペースト、クリーム、又はワックスの形態であってもよい。それは、液体組成物の形態であってもよい。そのような組成物は、溶液、分散液、又は乳濁液の形態であってもよい。それは、固体組成物として、例えば、粉末として、又はバーとして提供されてもよい。幾つかの実施形態では、使用前に希釈されるべき濃縮組成物が提供されてもよい。幾つかの実施形態では、第2の態様の組成物は、材料と接触させる前に1又は2以上のさらなる構成成分と混合されるべき前駆体組成物の一部であってもよい。
第2の態様の組成物の形態と性質は、その対象となる用途に応じて決まるであろう。
幾つかの実施形態では、組成物は洗濯洗剤用組成物である。そのような実施形態では、組成物は、適切には、ビルダー(builder)、界面活性剤、キレート剤、漂白剤、蛍光増白剤、酵素、香料、及び洗濯洗剤用組成物に一般に見られるそのような他の成分から選択される、1又は2以上のさらなる成分を含む。組成物は、手洗い洗濯洗剤用組成物であっても、又は全自動洗濯洗剤用組成物であってもよい。
とりわけ好ましい実施形態では、組成物は、ヘアケア用組成物である。
本発明の第1の態様の方法は、好ましくは処置される材料に利益をもたらす。適切には、該方法は、該方法によって処置される材料の少なくとも1つの特性を高める。
好ましい実施形態では、該方法は、毛に有益な効果をもたらす、毛を処置する方法である。適切には、それは、毛の少なくとも1つの特性を高める。適切には、第1の態様の方法は、第2の態様の組成物に毛を接触させるステップを含む。
本発明の第2の態様の組成物は、好ましくは、毛に有益な組成物である。適切には、それは、毛の少なくとも1つの特性を高める。
幾つかの実施形態では、本発明の組成物及び方法は、例えば、艶若しくは光沢を増大させるか、又は柔軟性若しくは櫛通りを向上させることによって、毛の特性を一時的に変化させることができる。
毛の特性が一時的に変化する理由は、組成物は毛の表面をコーティングするが、相互作用が弱いので、組成物を容易に洗い流す又はブラシで落とすことができるためであり得る。
幾つかの好ましい実施形態では、本発明の組成物及び方法は、長続きする利益、例えば、洗浄耐久性などの利益を毛にもたらすことができる。
毛への長続きする利益は、ヒドロキシアルデヒド分子と毛との相互作用によって実現することができる。理論に縛られることを望むものではないが、アルデヒドは、毛のケラチン繊維中のアミノ基とシッフ塩基を形成すると考えられる。次いで、シッフ塩基は、毛の中のさらなるアミノ基と反応を続けて共有結合架橋を形成し、それによって特定の毛の利益に永続性を与えることができ、及び/又はシッフ塩基として毛の中のアミノ基と結合した、ヒドロキシ置換アルデヒド化合物の一部であるアルキル若しくはアリールなどの基が、互いに疎水性結合を形成して、特定の毛の利益に永続性を与えることができる。この機序は、ヘアウェーブ、毛のストレート化、毛の強化、毛のタンパク質保持、毛への追加のタンパク質の結合、熱耐久性、耐薬品性、UV安定性、艶、柔軟性、及び櫛通りなどの、本発明に網羅される利益のすべてに適用することができると思われる。これらの利益を与えるために、ヒドロキシ置換アルデヒド化合物は、完全に若しくは部分的に毛のコア(コルテックス)に浸透し、毛の繊維の一部又は全体でアミノ基と反応する、及び/又は毛の表面上/付近のアミノ基と反応することによって動作することを理解されたい。後者の場合、ヒドロキシ置換アルデヒド化合物のアルキル/アリールなどの基は、毛の繊維の表面に共有結合的に結合して、艶/光沢、保護、柔軟性、及び櫛通りなどの利益を与えることとなる。
本発明の組成物及び方法は、ヘアパーマネントウェーブ又はヘアストレートパーマに有用であり得る。
本発明の組成物及び方法は、毛の強度を向上させることができる。
本発明の組成物及び方法は、毛からのタンパク質の喪失を防止若しくは阻害することができ、及び/又はそれらは、毛に追加のタンパク質を結合させるために使用することができる。
本発明の組成物及び方法は、損傷に対する毛の保護をもたらすことができる。例えば、本発明の組成物及び方法は、熱又は太陽光からの損傷から保護することができる。
幾つかの実施形態では、本発明の組成物及び方法は、耐薬品性、例えば、塩素及び水泳プールなどに見出される他の化合物からの保護をもたらすことができる。
適切には、本発明の組成物及び方法は、艶、光沢、柔軟性、櫛通り、強度、ストレート性、うねり、熱耐久性、及びUV安定性から選択される、毛の少なくとも1つの特性を高めることができる。
好ましくは、本発明は、増大した及び/又は永久的/半永久的な光沢又は艶、向上した及び/又は永久的/半永久的な櫛通り、向上した及び/又は永久的/半永久的な強度、増大した及び/又は永久的/半永久的な柔軟性、低減したタンパク質の喪失、向上した熱耐久性、増大した耐薬品性、永久的/半永久的なうねり、及び/又は永久的/半永久的なストレート性から選択される1又は2以上の利益をもたらす。
適切には、組成物は、1又は2以上の希釈剤又は担体を含む。好ましい希釈剤及び担体は、化粧品的に許容される化合物であり、これらの適切な例は、当業者には公知であろう。適切な担体の例には、有機溶媒(例えば、炭化水素溶媒(例えば、イソドデカン)、アルコール(例えば、エタノール、プロパノール、及びブタノール)、炭酸プロピレン、ベンジルアルコール、脂肪族又は芳香族エステル(例えば、植物油、ミリスチン酸イソプロピル、安息香酸C12−15アルキル)、ペルフルオロカーボン溶媒、及びシリコーン油が含まれる。
幾つかの実施形態では、組成物は、水性組成物である。適切には、水が、組成物中に存在する主要な溶媒である。幾つかの実施形態では、水は、組成物中に存在するすべての溶媒の少なくとも50wt%、好ましくは少なくとも60wt%、より好ましくは少なくとも70wt%、適切には少なくとも80wt%、例えば少なくとも90wt%、又は少なくとも95wt%となる。幾つかの実施形態では、1又は2以上のさらなる水混和性溶媒が存在してもよい。適切な水混和性溶媒の例には、一価及び多価アルコール、例えば、エタノール、グリセロール、及びイソプロパノールが含まれる。
幾つかの実施形態では、本発明の組成物は水性ではなく、主要な希釈剤又は担体は親油性材料である。そのような実施形態では、組成物は、主溶媒として1又は2以上の高級脂肪族アルコール、鉱物油及び/又は植物油を含んでもよい。
幾つかの実施形態では、組成物は実質的に水性であるが、アルデヒドは、それが可溶性である親油性相中に分散している。
幾つかの実施形態では、組成物は、1又は2以上のヒドロキシ置換アルデヒドと、1又は2以上の希釈剤又は担体とから本質的になっていてもよい。好ましい実施形態では、組成物は、1又は2以上のさらなる構成成分を含む。適切な構成成分は、典型的にはパーソナルケア用組成物に使用されるものであり、それらは当業者には公知である。
上で詳述したように、本発明の組成物は、その対象となる用途に応じて異なる構成成分を含んでもよい。幾つかの実施形態では、組成物は、毛を染色した直後に使用されてもよい。代替的に、組成物は、ヘアトリートメント用組成物として1又は2回以上使用されてもよい。幾つかの実施形態では、それは色落ち防止用組成物として使用されてもよい。代替的に、組成物は、シャンプー、コンディショナー、又はヘアスタイリング製品の形態、例えば、美容液、ワックス、ムース、ジェル、若しくはスプレー、又は一般的なヘアケアの利益をもたらすために使用できると思われる任意の他のヘアトリートメントの形態であってもよい。複数の機能を果たす組成物、例えば、シャンプーとコンディショニングとを合わせた組成物も本発明の範囲内である。
適切には、組成物は、界面活性剤(アニオン性、両性、非イオン性、及びカチオン性界面活性剤を含む);コンディショニング剤(第四級アンモニウム化合物、カチオン性ポリマー、シリコーン、合成若しくは天然油又は樹脂などを含む)、脂肪族アルコール、電解質又は他のレオロジー改質剤、不透明化剤/パール化剤、頭皮有益剤(scalp benefit agent)、香料、染料、UVフィルター、浸透促進剤(例えば、炭酸プロピレン、ベンジルアルコールなど)、防腐剤、酸化防止剤、乳化剤、pH調整剤及び緩衝剤、並びにスタイリングポリマー(例えば、ポリビニルピロリドンなど)から選択される、1又は2以上の追加構成成分を含む。
幾つかの実施形態では、組成物はpH調整剤を含む。
本明細書で使用するのに適したpH調整剤には、乳酸、水酸化ナトリウム、リン酸ナトリウム、並びにそれらの塩及び緩衝剤が含まれてもよい。
組成物のpHは、その対象となる用途に応じて決まるであろう。しかし、好ましい実施形態では、組成物は、3〜9、好ましくは3.5〜8、より好ましくは4〜7、好ましくは4〜6のpHを有する。
幾つかの好ましい実施形態では、組成物は、ヘアケア用組成物である。適切なヘアケア用組成物には、シャンプー用組成物、コンディショニング用組成物、ヘアスタイリング用組成物、及びヘアパーマネントウェーブ、縮毛矯正、若しくはヘアストレートパーマ用組成物、又はヘアカラー組成物が含まれる。
ヘアケア用組成物に使用すべき適切なさらなる成分及びその量は、当業者には公知であろう。構成成分の相対比及びそのような組成物の製剤は、当業者の技量の範囲内であろう。
適切には、組成物は、実質的に水性の組成物であり、適切には、少なくとも50wt%、好ましくは少なくとも60wt%、より好ましくは少なくとも70wt%の水を含む。
適切には、組成物は、1又は2以上の界面活性剤を含む。例えば、組成物は、0.1〜60wt%、好ましくは1〜30wt%、適切には5〜25wt%の界面活性剤を含んでもよい。
適切には、組成物は、1又は2以上のアニオン性界面活性剤を含む。例えば、組成物は、0.1〜60wt%、好ましくは1〜30wt%、適切には5〜25wt%のアニオン性界面活性剤を含んでもよい。
幾つかの実施形態では、組成物は、適切には0.1〜20wt%、好ましくは0.1〜10wt%の量の第四級アンモニウム塩を含んでもよい。
幾つかの実施形態では、組成物は、スクシンイミジルエステルをさらに含む。このタイプの適切な化合物は、仏国特許出願公開第2937543号明細書に記載されている。
よって、本発明は、ヒドロキシ置換アルデヒドとスクシンイミジルエステルとを含むヘアケア用組成物を提供することができる。
そのような実施形態では、アルデヒドは、適切には、0.1〜50wt%、好ましくは0.1〜10wt%、より好ましくは0.5〜5wt%の量で存在し、スクシンイミジルエステルは、適切には、0.1〜50wt%、好ましくは0.1〜10wt%、より好ましくは0.5〜5wt%の量で存在する。
好ましくは、スクシンイミジルエステルは、式(I)の化合物であり、

(I)
式中、Rは、5〜36個の炭素原子を有する置換されていてもよいヒドロカルビル基であり;Rは、水素又は可溶化基である。
好ましくは、Rは、5〜20個の炭素原子を有する置換されていてもよいアルキル、アルケニル、又はアリール基である。より好ましくは、Rは、フェニル及びCH(CH(式中、nは4〜10である)から選択される。
適切には、Rは、水素又はスルホネート部分であり、好ましくは水素である。
幾つかの実施形態では、組成物は、キレート剤をさらに含む。好ましいキレート剤は、ポリカルボン酸から誘導されるキレート剤である。
よって、本発明は、ヒドロキシ置換アルデヒドと、ポリカルボン酸から誘導されるキレート剤とを含むヘアケア用組成物を提供することができる。
そのような実施形態では、アルデヒドは、適切には、0.1〜50wt%、好ましくは0.1〜10wt%、より好ましくは0.5〜5wt%の量で存在し、キレート剤は、適切には、0.1〜50wt%、好ましくは0.1〜10wt%、より好ましくは0.5〜5wt%の量で存在する。
適切には、キレート剤は、グルタミン酸N,N−二酢酸(GLDA,glutamic acid N,N-diacetic acid)、ジエチレントリアミン五酢酸(DTPA,diethylene triamine pentaacetic acid)、イミドジコハク酸(IDS,imido disuccinic acid)、エチレンジアミン四酢酸(EDTA,ethylene diamine tetraacetic acid)、エチレンジアミンジコハク酸(EDDS,ethylene diamine disuccinic acid)、ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸(HEDTA,hydroxyethyl ethylenediaminetriacetic acid)、クエン酸、及びそれらの混合物から選択される。
幾つかの好ましい実施形態では、キレート剤は、DTPA、GLDA、IDS、及びそれらの混合物から選択される。幾つかのとりわけ好ましい実施形態では、キレート剤は、DTPA、GLDA、及びそれらの混合物から選択される。
幾つかの実施形態では、組成物は、カルボン酸のアミン塩をさらに含む。このタイプの好ましい化合物は、カルボン酸(4〜10個の炭素原子を有する)のアミン塩である。
よって、本発明は、ヒドロキシ置換アルデヒドとカルボン酸のアミン塩とを含むヘアケア用組成物を提供することができる。
そのような実施形態では、アルデヒドは、適切には、0.1〜50wt%、好ましくは0.1〜10wt%、より好ましくは0.5〜5wt%の量で存在し、アミン塩は、適切には、0.1〜50wt%、好ましくは0.1〜10wt%、より好ましくは0.5〜5wt%の量で存在する。
適切には、カルボン酸は、4〜10個の炭素原子、好ましくは6〜8個の炭素原子を有する。
好ましくは、塩は、第二級若しくは第三級アルキルアミン、及び/又はアルカノールアミン、又は置換アルキレンジアミンのものである。トリエタノールアミン及びジエタノールアミンがとりわけ好ましい。
最も好ましくは、塩は、n−ヘキサン酸又はn−オクタン酸のトリエタノールアミン又はジエタノールアミン塩である。
幾つかの実施形態では、組成物は、カルボン酸のアミン塩とポリカルボン酸から誘導されるキレート剤とをさらに含む。
幾つかの実施形態では、組成物は、カルボン酸のアミン塩とスクシンイミジルエステルとをさらに含む。
幾つかの実施形態では、組成物は、スクシンイミジルエステルとポリカルボン酸から誘導されるキレート剤とをさらに含む。
幾つかの実施形態では、組成物は、カルボン酸のアミン塩と、スクシンイミジルエステルと、ポリカルボン酸から誘導されるキレート剤とをさらに含む。
幾つかの実施形態では、組成物は、2又は3以上の反応性部分とリンカーとを含む架橋剤をさらに含んでもよい。このタイプの化合物は、例えば、米国特許出願公開第2015/034117号明細書及び米国特許出願公開第2015/0034119号明細書に記載されている。
幾つかの実施形態では、反応性部分は、活性化されたカルボン酸又はスルホン酸誘導体であり、リンカーは、反応性部分と塩又は共有結合を形成することができるポリアミノ化合物である。
幾つかの実施形態では、反応性部分はマレイン酸誘導体であり、リンカーは、アルキレン又はオキシアルキレン鎖によって連結された2又は3以上のアミノ基を有する。架橋剤は、マレイミド又はマレイン酸のアミン塩であってもよい。
幾つかの実施形態では、反応性部分はマレイン酸イオンであり、リンカーは、アルキレン又はオキシアルキレン鎖によって連結された第四級アンモニウムイオンを含む。
幾つかの好ましい架橋剤は、以下の構造を有する:

2又は3以上の反応性部分とリンカーとを含む架橋剤は、0.1〜30wt%、好ましくは0.1〜10wt%、適切には0.5〜5wt%の量で存在してもよい。
幾つかの実施形態では、本発明の第2の態様の組成物は、シャンプー用組成物である。
本発明の適切なシャンプー用組成物は、典型的には、0.5〜60wt%、好ましくは1〜50wt%、より好ましくは5〜30wt%、例えば8〜20wt%又は8〜12wt%の1又は2以上のアニオン性界面活性剤;場合によって、0.1〜30wt%、好ましくは1〜15wt%、例えば2〜12wt%の両性界面活性剤;及び場合によって、0.1〜40wt%、好ましくは0.5〜30wt%、例えば1〜15wt%又は2〜12wt%の非イオン性界面活性剤を含んでもよい。
本発明のシャンプー用組成物は、アニオン性界面活性剤(例えば、ラウレス硫酸ナトリウム、ラウロイルメチルイセチオン酸ナトリウム、ココイルメチルイセチオン酸ナトリウム、アルファ−オレフィンスルホン酸ナトリウム、ラウリルスルホ酢酸ナトリウム、モノアルキルリン酸ナトリウム、ジアルキルリン酸ナトリウム、及びココイルメチルタウリンナトリウム)、両性界面活性剤(例えば、コカミドプロピルベタイン、ラウロアンホ酢酸ナトリウム、コカミドプロピルヒドロキシスルタイン、及びココアンホ二酢酸二ナトリウム)、気泡増強剤(例えば、コカミドDEA、コカミドMEA、コカミドMIPA ラウレス−3)、脂肪族アルキルアルコール(例えば、セチルアルコール、ステアリルアルコール、及びベヘニルアルコール)、非イオン性界面活性剤(例えば、アルキルポリグルコシド及びアルキルエーテルエトキシレート)、カチオン性ポリマー(例えば、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、ポリクオタニウム−10)、シリコーン(例えば、ジメチコン及びジメチコノールなどのポリジメチルシロキサン)、レオロジー改質剤(例えば、カルボマー、ジステアリン酸PEG−150、及びキサンタンガム)、合成若しくは天然油又は樹脂(例えば、鉱物油又は植物油)、ふけ防止剤(例えば、ピロクトンオラミン、ジンクピリチオン、及びサリチル酸)、スタイリング剤(例えば、ポリイソブチレン、及びポリビニルピロリドン/酢酸ビニルコポリマー)、湿潤剤(例えば、パンテノール及びグリセロール)、非ポリマーコンディショニング剤(例えば、ベヘントリモニウムクロリド及びステアラルコニウムクロリドなどの第四級アンモニウム化合物)、不透明化剤/パール化剤(例えば、スチレン/アクリレートコポリマー及びジステアリン酸エチレングリコール)、頭皮有益剤、香料、着色料、染毛剤、日焼け止め剤、UVフィルター、防腐剤、浸透促進剤(例えば、炭酸プロピレン、ベンジルアルコールなど)、並びに本明細書で定義した通りの希釈剤及び担体から選択される、1又は2以上の成分を含んでもよい。
本発明の幾つかの好ましいシャンプー用組成物は、0.5〜60wt%の1又は2以上のアニオン性界面活性剤(例えば、ラウレス硫酸ナトリウム、ラウロイルメチルイセチオン酸ナトリウム、ココイルイセチオン酸ナトリウム、アルファ−オレフィンスルホン酸ナトリウム、ラウリルスルホ酢酸ナトリウム、モノアルキルリン酸ナトリウム、及びジアルキルリン酸ナトリウム);及び0〜30wt%の両性界面活性剤(例えば、コカミドプロピルベタイン、ラウロアンホ酢酸ナトリウム、及びコカミドプロピルヒドロキシスルタイン)を含む。
幾つかの実施形態では、本発明の第2の態様の組成物は、コンディショニング用組成物である。
本発明の適切なコンディショニング組成物は、典型的には、0.1〜20wt%、好ましくは0.5〜8wt%、より好ましくは1〜4wt%の1又は2以上のカチオン性界面活性剤;及び0.1〜20wt%、好ましくは0.5〜8wt%、より好ましくは1〜4wt%の1又は2以上の脂肪族アルキルアルコール;及び場合によって、0.1〜20wt%、好ましくは0.5〜8wt%、より好ましくは1〜4wt%の1又は2以上の非イオン性界面活性剤;及び場合によって、0.1〜20wt%、好ましくは0.5〜8wt%、より好ましくは1〜4wt%の1又は2以上のカチオン性ポリマーを含んでもよい。
本発明のコンディショニング用組成物には、洗い流す及び洗い流さないコンディショナー(‘ヘアマスク’を含む)、並びに毛に艶を与える又は外観を向上させる製品、まとまりを良くするトリートメント美容液及び着色直後又はその後いつでも毛に塗布されるように設計された他の洗い流す又は洗い流さないトリートメント、並びにヘアトニックが含まれる。そのような組成物は、モノ−及びジ−脂肪族アルキル第三級アミン及び第四級アンモニウム化合物を含むカチオン性界面活性剤(例えば、セトリモニウムクロリド、ステアルトリモニウムクロリド、及びベヘントリモニウムクロリドなどのモノ−及びジ−脂肪族アルキル第四級アンモニウム化合物)、脂肪族アルキルアルコール(例えば、セチルアルコール、ステアリルアルコール、及びベヘニルアルコール)、非イオン性界面活性剤(例えば、アルキルポリグルコシド及びアルキルエーテルエトキシレート、例えば、セテアレス−20)、カチオン性ポリマー(例えば、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、ポリクオタニウム−10)、シリコーン(例えば、ジメチコン及びジメチコノールなどのポリジメチルシロキサン)、レオロジー改質剤(例えば、ヒドロキシエチルセルロース及びポリクオタニウム−37)、湿潤剤(例えば、パンテノール及びグリセロール)、非ポリマーコンディショニング剤(例えば、ベヘントリモニウムクロリド及びステアラルコニウムクロリドなどの第四級アンモニウム化合物)、頭皮有益剤、香料、着色料、染毛剤、日焼け止め剤、UVフィルター防腐剤、浸透促進剤(例えば、炭酸プロピレン、ベンジルアルコールなど)、並びに本明細書で定義した通りの希釈剤及び担体から選択される、1又は2以上のさらなる成分を含んでもよい。
本発明の幾つかの好ましいコンディショニング用組成物は、0.1〜20wt%のカチオン性界面活性剤(例えば、モノ−及びジ−脂肪族アルキル第四級アンモニウム化合物、モノ−及びジ−脂肪族アルキル第三級アミン)、0.1%〜20wt%の脂肪族アルキルアルコール;及び0.1%〜20wt%の非イオン性界面活性剤(例えばセテアレス−20)を含む。
幾つかの実施形態では、本発明の第2の態様の組成物は、ヘアスタイリング組成物である。
本発明の適切なヘアスタイリング組成物は、典型的には、0.1〜40wt%、好ましくは0.1〜30wt%、より好ましくは0.5〜10wt%の1又は2以上のヘアスタイリングポリマーを含んでもよい。
本発明のヘアスタイリング組成物(ジェル、ムース(噴射剤を用いる又は用いない)、ヘアスプレー(噴射剤を用いる又は用いない)、ヘアポマード、ヘアワックス、ヘアクリーム、ヘアオイル、及びヘアドライヤー、カーリングトング、ストレートアイロン、熱風フード(例えば、美容院で使用されるようなもの)などの加熱されたスタイリング器具とともに使用されるように設計された組成物を含む)は、ヘアスタイリングポリマー(例えば、ポリビニルピロリドン、ポリビニルピロリドン/酢酸ビニルコポリマー、オクチルアクリルアミド/アクリレーツ/メタクリル酸ブチルアミノエチルコポリマー、メチルビニルエーテル/無水マレイン酸コポリマー、及びポリエチレンワックス)、レオロジー改質剤(例えば、カルボマー、アクリレーツコポリマー、ヒドロキシエチルセルロース、キサンタンガム、及びポリクオタニウム−37)、アミノメチルプロパノール、脂肪族アルキルアルコール(例えば、セチルアルコール、ステアリルアルコール、及びベヘニルアルコール)、エタノール、プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、ペトロラタム、鉱物油、オゾケライト、ミツロウ、カルナウバロウ、シリコーン(例えば、ジメチコン及びジメチコノールなどのポリジメチルシロキサン)、ポリエチレングリコール、アニオン性界面活性剤(例えば、ラウレス硫酸ナトリウム及びラウロイルメチルイセチオン酸ナトリウム)、両性界面活性剤(例えば、コカミドプロピルベタイン及びココアンホ二酢酸二ナトリウム)、非イオン性界面活性剤(例えば、アルキルポリグルコシド及びアルキルエーテルエトキシレート)、カチオン性ポリマー(例えば、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、ポリクオタニウム−10)、シリコーン(例えば、ジメチコン及びジメチコノールなどのポリジメチルシロキサン)、湿潤剤(例えば、パンテノール及びグリセロール)、非ポリマーコンディショニング剤(例えば、ベヘントリモニウムクロリド及びステアラルコニウムクロリドなどの第四級アンモニウム化合物)、頭皮有益剤、香料、着色料、染毛剤、日焼け止め剤、UVフィルター、防腐剤、浸透促進剤(例えば、炭酸プロピレン、ベンジルアルコールなど)、並びに本明細書で定義した通りの希釈剤及び担体から選択される、1又は2以上のさらなる成分を含んでもよい。
本発明の幾つかの好ましいヘアスタイリング組成物は、0.1〜40wt%の1又は2以上のヘアスタイリングポリマー/樹脂(例えば、ポリビニルピロリドン、ポリビニルピロリドン/酢酸ビニルコポリマー、オクチルアクリルアミド/アクリレーツ/メタクリル酸ブチルアミノエチルコポリマー、メチルビニルエーテル/無水マレイン酸コポリマー、及びポリエチレンワックス)を含む。
適正な成分を含有する単一の製品から毛にヘアコンディショニング、艶など、及びヘアスタイリングのうちの1又は2以上の特質を付与することが可能であり、よってそのような毛の有益な効果の組み合わせを有する組成物も本発明に網羅されることが、当業者であれば理解するであろう。
幾つかの実施形態では、第2の態様の組成物は、ヘアパーマネントウェーブ用組成物である。
本発明の適切なヘアパーマネントウェーブ用組成物は、典型的には、0.1〜20wt%、好ましくは0.5〜15wt%、より好ましくは3〜12wt%の1又は2以上の還元剤を含んでもよい。
本発明の幾つかの好ましいヘアパーマネントウェーブ用組成物は、0.5〜15wt%の1又は2以上の還元剤(例えば、チオグリコール酸、チオグリコール酸アンモニウム、チオ乳酸、システアミン、システイン、グリセロールモノチオグリコレート、亜硫酸ナトリウム/亜硫酸水素ナトリウムなど);還元構成成分のpHをpH8〜13に調整するのに十分な量のアルカリ化剤(例えば、アンモニア、モノエタノールアミン)を含む。ヘアパーマネントウェーブ用組成物は、典型的には、還元剤組成物が塗布された後に塗布され、処理が行われた後に洗い流される、0.5〜10wt%の1又は2以上の酸化剤(例えば、過酸化水素、臭素酸ナトリウム、過炭酸ナトリウム、及び過ホウ酸ナトリウム)を含む、第2の組成物と同梱されて提供される。
幾つかの実施形態では、本発明の第2の態様の組成物は、縮毛矯正用組成物である。
本発明の縮毛矯正用組成物は、水酸化ナトリウム、水酸化リチウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、及び炭酸グアニジンから選択される1又は2以上の成分を含んでもよい。これらの構成成分は、適切には0.5〜5wt%の量で存在する。
他のタイプのストレートパーマ用組成物は、ホルムアルデヒド、グリオキシル酸、グルタルアルデヒド、及びグリオキシロイルカルボシステインから選択される1又は2以上の成分を含んでもよい。これらの構成成分は、適切には0.1〜10wt%の量で存在する。
上述のヘアパーマネントウェーブ、縮毛矯正、及びヘアストレートパーマ用組成物は、アニオン性界面活性剤(例えば、ラウレス硫酸ナトリウム及びラウロイルメチルイセチオン酸ナトリウム)、両性界面活性剤(例えば、コカミドプロピルベタイン及びココアンホ二酢酸二ナトリウム)、第四級アンモニウム化合物(例えば、セトリモニウムクロリド、ステアルトリモニウムクロリド、及びベヘントリモニウムクロリド)、脂肪族アルキルアルコール(例えば、セチルアルコール、ステアリルアルコール、及びベヘニルアルコール)、非イオン性界面活性剤(例えば、アルキルポリグルコシド及びアルキルエーテルエトキシレート)、カチオン性ポリマー(例えば、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、ポリクオタニウム−10)、シリコーン(例えば、ジメチコン及びジメチコノールなどのポリジメチルシロキサン)、不透明剤(例えば、スチレンアクリレーツコポリマー)、レオロジー改質剤(例えば、ヒドロキシエチルセルロース及びキサンタンガム)、湿潤剤(例えば、パンテノール及びグリセロール)、非ポリマーコンディショニング剤(例えば、ベヘントリモニウムクロリド及びステアラルコニウムクロリドなどの第四級アンモニウム化合物)、香料、日焼け止め剤、UVフィルター、着色料、並びに本明細書で定義した通りの希釈剤及び担体から選択される、1又は2以上の追加成分をさらに含んでもよい。
幾つかの実施形態では、本発明の第2の態様の組成物は、ヘアカラー組成物である。
ヘアカラー組成物は、染料化合物を含んでもよく、及び/又は酸化組成物との混合後にその場で毛に活性染料を形成する染料前駆体化合物を含んでもよい。
本発明の毛を酸化着色する組成物は、1又は2以上の中間体、例えば、p−フェニレンジアミン、N,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)−p−フェニレンジアミン、p−トルエンジアミン、p−アミノフェノールフェニルメチルピラゾロン、m−フェニレンジアミン、レゾルシノール、1−ナフトール、1−ヒドロキシエチル4,5−ジアミノピラゾール、及びm−アミノフェノールを含んでもよい。これらの中間体は、所望の色合いに応じて、0.01%〜15%の総中間体濃度で、任意の組み合わせ及び比率で存在することができる。そのような組成物は、典型的には、1又は2以上のアルカリ化剤、例えば、アンモニア、水酸化アンモニウム、水酸化ナトリウム、及びモノエタノールアミンをさらに含む。酸化染色のための顕色剤組成物は、酸化剤、例えば、過酸化水素、臭素酸ナトリウム、過炭酸ナトリウム、又は過ホウ酸ナトリウムを含む。これらは、典型的には0.1〜30wt%の量で存在する。
本発明の直接染料着色用組成物は、例えば、ニトロフェニレンジアミン類(例えば、4−ニトロ−o−フェニレンジアミンなど)、ニトロアミノフェノール類(例えば、2−アミノ−4−ニトロフェノールなど)、及びアミノアントラキノン類(例えば、Disperse Red 11など)の部類から、1又は2以上の直接染料を含んでもよい。これらは、典型的には、所望の色合いに応じて0.1wt%〜20wt%の量で存在する。
幾つかの好ましい実施形態では、本発明の組成物は、ヘアカラー組成物ではない。好ましくは、組成物は、0.1wt%未満、好ましくは0.01wt%未満の染料化合物及び/又は染料前駆体化合物を含む。好ましくは、組成物は、染料化合物及び/又は染料前駆体化合物を含まない。顔料及び真珠光沢剤などの、色を組成物にもたらす化合物が存在してもよいが、適切には、組成物は、毛を染色するために使用し得るいかなる化合物も含まない。
第1の態様の方法では、ヒドロキシ置換アルデヒドを含む組成物に材料を接触させる。
材料、好ましくは毛は、組成物に接触させるときに湿っていても乾いていてもよい。
適切には、組成物は、材料に塗布され、材料の表面に広げられる。材料が毛である好ましい実施形態では、組成物は、シャンプーの様式で毛にもみ込まれてもよく、及び/又は毛に櫛で梳かし込まれてもよい。
本発明の組成物は、材料上に残されてもよく、又は材料から除去されてもよい。適切には、温水を使用して洗い流されてもよい。
幾つかの実施形態では、組成物を材料に接触させ、全体に広げ、次いで直ちに除去してもよい。
適切には、組成物は、すすぐことによって、好ましくは水を使用することによって、材料から除去されてもよい。
幾つかの実施形態では、組成物は、洗剤用組成物で洗浄されることによって、材料から洗浄されてよい。
幾つかの実施形態では、組成物は、例えばブラッシングによって、材料から機械的に除去されてもよい。
幾つかの実施形態では、組成物は、材料上に残され、通常のサイクルの中で材料が洗浄されるまで除去されなくてもよい。
材料が毛である幾つかの実施形態では、組成物は、シャンプーの様式で、毛に塗布され、全体に広げられ、毛にもみ込まれ、次いで水で洗い流されてもよい。
材料が毛である幾つかの実施形態では、組成物は、コンディショナーの様式で、毛に塗布され、毛全体に広げられ(梳かしながらでもよい)、短時間毛に残され、次いで水で毛から洗い流されてもよい。
材料が毛である幾つかの実施形態では、スタイリング製品の様式で、組成物を毛に接触させ、毛に残してもよい。組成物は、毛全体にスプレーされても、毛全体にもみ込まれても、毛全体に櫛で梳かし込まれても、さもなければ当業者に公知の様式で毛全体に広げられてもよい。
組成物が毛に残される実施形態では、組成物は、適切には、次に毛が洗浄されるまで毛に残留するが、組成物の一部は、通常の活動の間にブラシで落とされるか、こすり落とされることがある。
本発明の方法では、組成物を、適切には、材料、好ましくは毛に、周囲温度で接触させる。幾つかの実施形態では、組成物を、材料に周囲温度より高い温度で接触させてもよい。
幾つかの実施形態では、組成物を毛に接触させてもよく、次いで組成物を保持する毛を加熱する、及び/又は操作する、及び/又は乾かす。よって、毛は、組成物塗布後にヘアドライヤーを使用して乾かされても、又はストレートに伸ばされてもよい。
本発明の第1の方法は、毛を加熱することを含んでもよい。そのような加熱ステップは、一般に使用されるブロー乾燥などの加熱技法、又はトング、ストレートナー、又はフードなどの使用を含んでもよい。
本発明は、ヒドロキシ置換アルデヒドを含む組成物に材料を1又は2回以上接触させることを含んでもよい。
本発明は、定期的に使用されてもよく、例えば、毛(又は別の材料)を洗浄する度に使用されてもよい。代替的に、本発明は、より低い頻度で周期的に使用されてもよく、例えば、毎週又は毎月使用されてもよい。
驚いたことに、本発明の方法は、相当に毛の利益になり得ることが見出された。この利益は、一時的利益、永久的利益、又は半永久的利益であり得る。
本発明の方法及び組成物は、艶を向上させることによって、毛に利益をもたらすことができる。
本発明の方法及び組成物は、強度を向上させることによって、毛に利益をもたらすことができる。
本発明の方法及び組成物は、熱保護を向上させることによって、毛に利益をもたらすことができる。
本発明の方法及び組成物は、穏やかな条件下でのパーマネントウェーブ又はストレートパーマをもたらすことによって、毛に利益をもたらすことができる。
本発明の方法及び組成物は、扱いやすさ及び/又は櫛通りを向上させることによって、毛に利益をもたらすことができる。
本発明の第3の態様によれば、毛の少なくとも1つの特性を高めるための、ヒドロキシ置換アルデヒドの使用が提供される。第3の態様の好ましい特徴は、第1及び第2の態様に関して定義された通りである。
本発明で使用するのにとりわけ好ましい一化合物は、2−ヒドロキシオクタナールである。
本発明の第4の態様によれば、次式の化合物が提供される。
第5の態様によれば、第4の態様の化合物を調製する方法が提供される。
第5の態様の化合物は、任意の適切な方法によって調製されてもよい。そのような方法は、当業者には公知であろう。適切な一方法を実施例1に記載する。
本発明の第7の態様によれば、第6の態様の化合物を含む組成物が提供される。
好ましくは、組成物はヘアケア用組成物であり、好ましい特徴は、第2の態様に関して定義した通りである。
次に、本発明を、以下の非限定的な実施例を参照しながらさらに定義する。
本発明に使用するヒドロキシ置換アルデヒド化合物を、以下の方法を使用して調製した。
これらは、対応する1,2−ジオール化合物から、アルファアルコールの選択的酸化によって形成される。三つ口フラスコ内で、高温油中の銅触媒を計量した。次いで、このフラスコに、サイドアーム、受けフラスコ、及び水冷凝縮器を取り付けた。反応物を、窒素流及び/又は真空下で撹拌しながら妥当な温度に加熱した。
必要とされるアルコールを一定の速度で連続的に添加した。生成物を反応混合物から蒸留によって収集した。アルデヒドの迅速な留去が確実に行われて、さらに酸化される可能性が低くなるように、真空又は窒素を調節した。正確な条件は、生成されるアルデヒドに応じて異なる。75%より大きい収率が典型的である。
本発明による組成物の永久的/半永久的ヘアコンディショニング効果を以下の通りに評価した。
方法
1. 15.2cm/3gの脱色した直毛の房を標準的な市販の非コンディショニングシャンプーで予備洗浄し、ブロー乾燥した。櫛通し付属品を取り付けたDia-Stron(登録商標)MTT175小型引張試験機を使用して、各房の‘全櫛通し仕事量(total combing work)’を測定した。
2. 1%w/wの2−ヒドロキシドデカナール及び1%w/wのSLESを含有する水溶液2mlを毛の房に塗布し、梳かし込んで、5分間静置した。
3. Tormaline(登録商標)セラミック製ホットアイロンを用いて、それに毛の房をゆっくりと5回通して、毛の房にストレートアイロンをかけた。
4. 毛の房を洗浄し、完全にすすいで、非結合材料を毛から除去した。
5. 毛の房を櫛通ししながらブロー乾燥した。
6. 再度、櫛通し付属品を取り付けたDia-Stron(登録商標)MTT175小型引張試験機を使用して、処置した毛の房それぞれの‘全櫛通し仕事量’を測定した。
結果
本発明によって房を処置した後、‘全櫛通し仕事量’は、処置前の当初の値と比較して36.5(±3.5)%(2回の毛の房の反復実験の平均)低減した。これによって、永久的/半永久的なヘアコンディショニング効果が付与されたことが示される。これは、毛が2−ヒドロキシドデカナールと反応したことに起因すると考えられる。
本発明による組成物の永久的/半永久的な毛のストレート化効果を以下の通りに評価した。
方法
1. 15.2cm/3gの脱色した直毛の房を標準的な市販の非コンディショニングシャンプーで予備洗浄し、櫛通しし、垂直に吊るし、周囲条件下で6時間自然乾燥させ、次いでその当初の長さを測定した。
2. ‘処置した’毛の房のために、2%w/wの2−ヒドロキシオクタナール及び1%w/wのSLESを含有する水溶液2mlを毛の房に塗布し、梳かし込んで、5分間静置した。
3. 対照の毛の房のために、1%w/wのSLESを含有する水溶液2mlを毛の房に塗布し、梳かし込んで、5分間静置した。
4. Tormaline(登録商標)セラミック製ホットアイロンを用いて、それに毛の房をゆっくりと5回通して、毛の房にストレートアイロンをかけた。
5. 毛の房を洗浄し、完全にすすいで、非結合材料を毛から除去した。
6. 毛の房をストレートに櫛通しし、垂直に吊るし、周囲条件下で6時間自然乾燥させた。
7. 毛の房の最終的な長さを測定した。
8. ストレート化の程度を以下の等式によって算出した:
式中、
L0=ストレート化した毛の房の全長
L1=当初の未処置の縮れた巻き毛の房の長さ
L2=ストレート化、洗浄、及び自然乾燥後の最終的な房の長さ
結果
本発明によって房を処置した後、ストレート化の度合いは、対照の房の度合いの21.2(±9.5)%(3回の毛の房の反復実験の平均)と比較して、79.2(±5.9)%(3回の毛の房の反復実験の平均)であった。これによって、永久的/半永久的な毛のストレート化効果が付与されたことが示される。これは、毛が2−ヒドロキシオクタナールと反応したことに起因すると考えられる。

Claims (25)

  1. 材料を処置する方法であって、前記材料をヒドロキシ置換アルデヒドを含む組成物に接触させるステップを含む、前記方法。
  2. 材料がケラチン材料である、請求項1に記載の方法。
  3. 材料が、ヒトの毛又は動物の毛であり、好ましくはヒトの毛である、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 材料が、成長しているヒトの毛又は動物の毛であり、好ましくは成長しているヒトの毛である、請求項3に記載の方法。
  5. ヒドロキシ置換アルデヒドを含む、ヘアケア用組成物。
  6. 2又は3以上のヒドロキシ置換アルデヒドを含む、請求項5に記載のヘアケア用組成物。
  7. アルデヒドがα−ヒドロキシアルデヒドである、請求項1〜6のいずれかに記載の方法又は組成物。
  8. アルデヒドが、2−ヒドロキシプロパナール、2−ヒドロキシヘキサナール、2−ヒドロキシオクタナール、又はグリセルアルデヒドから選択される、請求項1〜7のいずれかに記載の方法又は組成物。
  9. アルデヒドが、2−ヒドロキシプロパナール、2−ヒドロキシヘキサナール、又は2−ヒドロキシオクタナールから選択される、請求項1〜8のいずれかに記載の方法又は組成物。
  10. 10個未満の炭素原子を含む第1のヒドロキシ置換アルデヒドと、10又は11以上の炭素原子を含む第2のヒドロキシ置換アルデヒドとを含む、請求項1〜9のいずれかに記載の方法又は組成物。
  11. 第2のヒドロキシ置換アルデヒドが、2−ヒドロキシデカナール、2−ヒドロキシドデカナール、及び2−ヒドロキシテトラデカナールから選択される、請求項10に記載の方法又は組成物。
  12. 第1のヒドロキシ置換アルデヒドが、2−ヒドロキシプロパナール、2−ヒドロキシヘキサナール、又は2−ヒドロキシオクタナールから選択され、第2のヒドロキシ置換アルデヒドが、2−ヒドロキシデカナール、2−ヒドロキシドデカナール、及び2−ヒドロキシテトラデカナールから選択される、請求項10に記載の方法又は組成物。
  13. アルデヒドを含む組成物が、カルボン酸のアミン塩をさらに含む、請求項1〜12のいずれかに記載の方法又は組成物。
  14. アルデヒドを含む組成物が、ポリカルボン酸から誘導されるキレート剤をさらに含む、請求項1〜13のいずれかに記載の方法又は組成物。
  15. アルデヒドを含む組成物が、スクシンイミジルエステルをさらに含む、請求項1〜14のいずれかに記載の方法又は組成物。
  16. アルデヒドを含む組成物が、マレイン酸から誘導される2又は3以上の反応部分と2又は3以上のアミノ基を有するリンカーとを含む架橋剤をさらに含む、請求項1〜15のいずれかに記載の方法又は組成物。
  17. 組成物が、シャンプー用組成物、コンディショニング用組成物、毛の染色/着色用組成物、及びヘアスタイリング用組成物(ヘアパーマネントウェーブ用組成物、及びヘアストレートパーマ/縮毛矯正用組成物を含む)から選択される、請求項1〜16のいずれかに記載の方法又は組成物。
  18. アミン塩を含む組成物が、1〜30wt%の1又は2以上の界面活性剤、好ましくは1又は2以上のアニオン性界面活性剤をさらに含む、請求項1〜17のいずれかに記載の方法又は組成物。
  19. 増大した光沢又は艶、向上した櫛通り、向上した強度、増大した柔軟性、低減したタンパク質の喪失、向上した熱耐久性、増大した耐薬品性、増大したうねり、及び増大したストレート性から選択される、1又は2以上の利益をもたらす、請求項1〜18のいずれかに記載の方法又は組成物。
  20. 利益が、一時的、半永久的、又は永久的であり得る、請求項16に記載の方法。
  21. 毛の少なくとも1つの特性を高めるための、ヒドロキシ置換アルデヒドの使用。
  22. 毛の少なくとも1つの特性を高めるための、2又は3以上のヒドロキシ置換アルデヒドの、請求項18に記載の使用。
  23. 次式の化合物:
  24. 1又は2以上の組成物を含む、包装されたヘアカラー製品であって、前記1又は2以上の組成物がともに、少なくとも1種の染料化合物及び/又は1種の染料前駆体化合物とヒドロキシ置換アルデヒドとを含む、前記包装されたヘアカラー製品。
  25. 材料が、繊維材料、好ましくは羊毛を含む繊維材料である、請求項1に記載の方法。
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