JP2019517476A - Eaat3阻害剤としてのピラゾール化合物 - Google Patents

Eaat3阻害剤としてのピラゾール化合物 Download PDF

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Abstract

本発明は、一般式(I)[式中、R1、R1’、R2、R3及びR4は、本明細書中に定義されているとおりである]を有する新規化合物、当該化合物を含む組成物、当該化合物を使用する方法を提供する。

Description

本発明は、哺乳動物の治療又は予防に有用な有機化合物、特に、EAAT3介在性疾患(例えば、統合失調症、双極性障害、強迫性障害、又は自閉症スペクトラム障害などの精神障害)の治療又は予防のためのEAAT3阻害剤に関する。
本発明は、式(I):
Figure 2019517476

[式中、
1’は、メチルであり;
は、
i)メチル、
ii)エチル、
iii)トリフルオロメチル
iv)ヒドロキシメチル、
v)シクロプロピル、及び
vi)シアノ
からなる群より選択されるか;
又は、R1’及びRは、これらが結合している炭素原子と一緒に、1,1−ジオキソ−テトラヒドロ−チオフェン−3−イルを形成し;
は、
i)水素、
ii)メチル、
iii)エチル、
iv)イソプロピル、
v)tert−ブチル、
vi)シクロプロピル、
vii)シクロプロピルメチル、及び
viii)ヒドロキシメチル
からなる群より選択され;
は、
i)水素、
ii)塩素、
iii)フッ素、
iv)メチル
v)イソプロピル、
vi)メトキシ、
vii)シアノ、
viii)シクロプロピル、及び
ix)トリフルオロメチル
からなる群より選択され;
は、
i)水素、
ii)塩素、
iii)フッ素、及び
iv)メチル
からなる群より選択される]で示される新規な化合物、又は薬学的に許容し得る塩を提供する。
驚くべきことに、一般式Iで示される化合物はEAAT3阻害剤であることが見出された。
ヒトの研究では溶質輸送体ファミリー1のメンバー1(体系的遺伝子名:SLC1A1)として、また、げっ歯類では興奮性アミノ酸輸送体1(EAAC1)としても称される興奮性アミノ酸トランスポーター3(EAAT3)は、皮質全体にわたるニューロンにおいて並びに海馬、基底核(線条体、視床)及び嗅球において見出される高親和性のアニオン性アミノ酸トランスポーターである。EAAT3は、例えば海馬において、興奮性シナプスでの局所的なグルタミン酸濃度を緩衝するように機能し、シナプス外の部位でのグルタミン酸受容体サブタイプの異なる動員を調節する。更に、EAAT3は、GABA及びグルタチオンの生合成の促進に関与していると考えられている。EAAT3は、哺乳動物のCNSの神経細胞及びグリア細胞内へのグルタミン酸の取り込みを媒介するEAATファミリーのメンバーである。グリアに主に発現する2つのトランスポーター(EAAT1及びEAAT2)は、成体の哺乳動物の脳におけるグルタミン酸ホメオスタシスにとって、及びシナプス間隙からのグルタミン酸の急速なクリアランスにとって、重要である。神経細胞の3つのトランスポーター(EAAT3、EAAT4及びEAAT5)は、細胞の興奮性の制御及び処理において更なる機能を有するようであり、EAAT3は、CNSの至るところに豊富に発現している(EAAT4は、小脳のプルキンエ細胞に特有であり、EAAT5は、網膜の桿体視細胞及び双極細胞に発現する)。
EAATは、三量体として構築され、複数のアイソフォームが存在することにより、特定のアイソフォームがヘテロオリゴマーを形成できるかどうかの問題を提起する。哺乳動物の脳では、興奮性シナプス伝達の特異性は、活性シナプスからのグルタミン酸の急速な拡散、及びアストロサイトにおけるグルタミン酸トランスポーターの強力な取り込み能に依存する。神経細胞のグルタミン酸トランスポーターが細胞外空間におけるグルタミン酸の寿命に影響を与える程度は、依然として不明であるが、軽微であると考えられている。海馬領域CA1における興奮性シナプスでの主な神経細胞グルタミン酸トランスポーターであるEAAT3は、シナプスが関与する事象の間に放出されるグルタミン酸を緩衝し、アストロサイトによるグルタミン酸クリアランスの時間経過を延長する。EAAT3は、シナプス間隙における受容体の活性化を著しく変化させることはない。その代わり、EAAT3は、シナプス周囲/シナプス外のNR2B含有NMDARの動員を抑制することで、短いバーストの高頻度刺激による長期増強の誘導を促進する。特定のEAAT3阻害剤は、特定のシナプスを局所的かつ特異的に強化する能力を有し得る。
強迫性障害(OCD)は、最も一般的な精神障害に含まれ(罹患率1〜3%)、統合失調症及び双極性障害と少なくとも同程度に蔓延している。米国では、成人50人に1人がOCDに罹患している。OCDは、小児及び青年並びに成人に発症する。OCDに罹患している成人のおよそ1/3〜1/2が、幼児期にこの障害を発症していると報告されており、この障害は、典型的には本質的に慢性である。処置は、主に、認知行動療法(CBT)と組み合わせた、セロトニン作動性TCA(クロミプラミン)又はSSRIからなる。概して、これらの介入に対する応答は、多少はあるものの、依然として効果が限定的であり(MDDにおける抗うつ応答とほぼ同等)、OCDの慢性化に鑑みて、満たされていない医学的必要性は非常に高いままである。OCDは、セロトニン及びグルタミン酸の異常に関連している。OCDにおけるグルタミン酸シグナル伝達の機能障害の仮説は、ニューロイメージング、動物モデル、ポジショナルクローニング及び処置研究からの知見に基づいている。
OCDにおける強迫性の総体的症状は、主な自閉症スペクトラム障害基準:「行動、興味、又は活動の限局された反復的な様式」(提案されているDSM−5改訂版から)と現象学的、疫学的、そして恐らく(病因)病態生理学にかなり重複している。この概念を支持して、ヒトの遺伝学的研究では、セロトニントランスポーター及びEAAT3(SLC1A1)の両遺伝子を、自閉症スペクトラム障害(ASD)又はASDにおける硬直的強迫性行動と、及びOCDと、関連付けている。
加えて、統合失調性双極性障害の患者において、抗精神病薬によって誘導される強迫性症状は、EAAT3(SLC1A1)遺伝子変異体と関連付けられている。死後脳研究では、古典的抗精神病薬及び非定型抗精神病薬のいずれもがEAAT3を減少させることが示され、このことは、ドーパミン及びセロトニンの調節を超える神経遮断性メカニズムにおけるこのトランスポーターの関与を示唆している。更に、ヒト遺伝子EAAT3(SLC1A1)における遺伝的変異は、抗精神病薬の応答に関連付けられている。
EAAT3がOCD並びに自閉症及び統合失調症における硬直的強迫性行動において重要な病態生理学的要素である、神経生物学的データ、ヒト遺伝学、イメージング研究及び実験的処置からの集束した証拠がある。
Curr. Opin. Pharmacol. 20, 116-123, 2015 J. Neurosci., 32, 2552-2563, 2012 J. Neurosci 29, 14581-14595, 2009 Arch. Gen. Psychiatry, 66, 408-416, 2009 Pharmacol. Ther. 107, 271-285, 2005 J. Neurochem. 98, 1007-1018, 2006 Nat. Neurosci., 9, 119-126, 2006
本発明の目的は、式(I)で示される化合物及びその上述の塩及びエステル並びに治療的活性物質としてのそれらの使用と、当該化合物、中間体、医薬組成物、当該化合物を含有する医薬、それらの薬学的に許容し得る塩又はエステルの製造方法と、EAAT3の活性に関連する障害若しくは症状の治療又は予防のための(特に、統合失調症、双極性障害、強迫性障害若しくは自閉症スペクトラム障害などの精神障害の治療又は予防における)当該化合物、塩又はエステルの使用と、統合失調症、双極性障害、強迫性障害若しくは自閉症スペクトラム障害などの精神障害の治療又は予防用の医薬の製造のための当該化合物、塩又はエステルの使用とである。
「薬学的に許容し得る塩」という用語は、遊離塩基又は遊離酸の生物学的有効性及び特性を保持し、生物学的に又はそれ以外においても望ましくないものではない塩を意味する。当該塩は、無機酸(例えば、塩酸、臭化水素酸、硫酸、硝酸、リン酸など、特に塩酸)、及び、有機酸(例えば、酢酸、プロピオン酸、グリコール酸、ピルビン酸、シュウ酸、マレイン酸、マロン酸、コハク酸、フマル酸、酒石酸、クエン酸、安息香酸、ケイ皮酸、マンデル酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、サリチル酸、N−アセチルシステインなど)と形成される。加えて、これらの塩は、遊離酸への無機塩基又は有機塩基の添加により調製してもよい。無機塩基から誘導される塩には、ナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩、アンモニウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩などが挙げられるが、これらに限定されるわけではない。有機塩基から誘導される塩には、イソプロピルアミン、トリメチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、エタノールアミン、リジン、アルギニン、N−エチルピペリジン、ピペリジン、ポリイミン樹脂などといった、第一級、第二級、及び第三級アミン、天然置換アミンを含む置換アミン、環状アミン、並びに塩基性イオン交換樹脂の塩が挙げられるが、これらに限定されるわけではない。式(I)で示される化合物の具体的な薬学的に許容し得る塩は、塩酸塩、メタンスルホン酸塩及びクエン酸塩である。
「薬学的に許容し得るエステル」とは、一般式(I)で示される化合物が、インビボで親化合物へと変換して戻ることができる誘導体を提供するように官能基で誘導体化されてもよいことを意味する。このような化合物の例としては、生理学的に許容し得かつ代謝的に不安定なエステル誘導体、例えば、メトキシメチルエステル、メチルチオメチルエステル及びピバロイルオキシメチルエステルが挙げられる。加えて、一般式(I)で示される化合物の任意の生理学的に許容し得る等価物(インビボで一般式(I)の親化合物を生成可能な代謝的に不安定なエステルに類似のもの)は、本発明の範囲内である。
「保護基」(PG)と言う用語は、合成化学において慣用的にその用語に関連する意味で、他の保護されていない反応性部位で化学反応を選択的に実行できるように、多官能性化合物の反応部位を選択的にブロックする基を意味する。保護基は、適切な時点で除去できる。例示的な保護基は、アミノ保護基、カルボキシ保護基又はヒドロキシ保護基である。具体的な保護基は、tert−ブトキシカルボニル(Boc)基、ベンジルオキシカルボニル(Cbz)基、フルオレニルメトキシカルボニル(Fmoc)基、及びベンジル(Bn)基である。更に具体的な保護基は、tert−ブトキシカルボニル基(Boc)及びフルオレニルメトキシカルボニル(Fmoc)基である。より具体的な保護基は、tert−ブトキシカルボニル(Boc)基である。
略語uMは、マイクロモラーを意味し、記号μMに相当する。
略語uLは、マイクロリットルを意味し、記号μLに相当する。
略語ugは、マイクログラムを意味し、記号μgに相当する。
式(I)で示される化合物は、幾つかの不斉中心を含むことができるし、そして、光学的に純粋なエナンチオマー、エナンチオマーの混合物(例えば、ラセミ体)、光学的に純粋なジアステレオ異性体、ジアステレオ異性体の混合物、ジアステレオ異性体のラセミ体又はジアステレオ異性体のラセミ体の混合物の形態で存在することができる。
Cahn-Ingold-Prelog順位則にしたがって、不斉炭素原子は、「R」配置又は「S」配置であることができる。
また、本発明の一実施態様は、本明細書に記載される式(I)に従う化合物及びその薬学的に許容し得る塩又はエステル、特に、本明細書に記載される式(I)に従う化合物及びその薬学的に許容し得る塩、より具体的には、本明細書に記載される式(I)に従う化合物である。
本発明のある具体的な実施態様は、Rが、メチルである、本明細書に記載の式(I)に従う化合物を提供する。
本発明のある具体的な実施態様は、Rが、
i)メチル、
ii)エチル、
iii)イソプロピル、
iv)tert−ブチル、
v)シクロプロピル、及び
vi)シクロプロピルメチル
からなる群より選択される、本明細書に記載の式(I)に従う化合物を提供する。
本発明のある具体的な実施態様は、Rが、
i)水素、
ii)塩素、
iii)フッ素、
iv)メチル
v)イソプロピル、
vi)メトキシ、
vii)シアノ、
viii)シクロプロピル、及び
ix)トリフルオロメチル
からなる群より選択される、本明細書に記載の式(I)に従う化合物を提供する。
本発明の更なる具体的な実施態様は、Rが、
i)塩素、
ii)フッ素、
iii)シアノ、及び
iv)トリフルオロメチル
からなる群より選択される、本明細書に記載の式(I)に従う化合物を提供する。
本発明のある具体的な実施態様は、Rが、Hである、本明細書に記載の式(I)に従う化合物を提供する。
本発明のより具体的な実施態様は、
1’及びRが、共にメチルであり;
が、
i)メチル、
ii)エチル、
iii)イソプロピル、
iv)tert−ブチル、
v)シクロプロピル、及び
vi)シクロプロピルメチル
からなる群より選択され;
が、
i)水素、
ii)塩素、
iii)フッ素、
iv)メチル
v)イソプロピル、
vi)メトキシ、
vii)シアノ、及び
viii)シクロプロピル
からなる群より選択され;
が、
i)水素、
ii)塩素、
iii)フッ素、及び
iv)メチル
からなる群より選択される本明細書に記載の式(I)に従う化合物、又は薬学的に許容し得る塩を提供する。
本明細書に記載される式(I)で示される化合物の具体的な例は、
N−tert−ブチル−3−(4−クロロフェニル)−5−(2−メチルピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−tert−ブチル−3−(2−tert−ブチルピラゾール−3−イル)−5−(4−フルオロフェニル)ベンズアミド;
N−tert−ブチル−3−(2−tert−ブチルピラゾール−3−イル)−5−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンズアミド;
N−tert−ブチル−3−(2−tert−ブチルピラゾール−3−イル)−5−(4−クロロフェニル)ベンズアミド;
N−tert−ブチル−3−(4−クロロフェニル)−5−(2−プロパン−2−イルピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−tert−ブチル−3−(4−フルオロフェニル)−5−(2−プロパン−2−イルピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−tert−ブチル−3−(2−プロパン−2−イルピラゾール−3−イル)−5−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンズアミド;
N−tert−ブチル−3−(3,4−ジフルオロフェニル)−5−(2−プロパン−2−イルピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−tert−ブチル−3−(4−メチルフェニル)−5−(2−プロパン−2−イルピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−tert−ブチル−3−(4−プロパン−2−イルフェニル)−5−(2−プロパン−2−イルピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−tert−ブチル−3−(4−メトキシフェニル)−5−(2−プロパン−2−イルピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−tert−ブチル−3−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−5−(2−プロパン−2−イルピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−tert−ブチル−3−フェニル−5−(2−プロパン−2−イルピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−tert−ブチル−3−(4−シクロプロピルフェニル)−5−(2−プロパン−2−イルピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−tert−ブチル−3−(4−フルオロ−3−メチルフェニル)−5−(2−プロパン−2−イルピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−tert−ブチル−3−(4−クロロ−3−フルオロフェニル)−5−(2−プロパン−2−イルピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−tert−ブチル−3−(4−シアノフェニル)−5−(2−プロパン−2−イルピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
3−(2−tert−ブチルピラゾール−3−イル)−5−(4−クロロフェニル)−N−(2−メチルブタン−2−イル)ベンズアミド;
3−(4−クロロフェニル)−N−(2−メチルブタン−2−イル)−5−(2−プロパン−2−イルピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−tert−ブチル−3−(3−フルオロ−4−メチルフェニル)−5−(2−プロパン−2−イルピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
3−(4−クロロフェニル)−N−(2−シアノプロパン−2−イル)−5−(2−プロパン−2−イルピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
3−(2−tert−ブチルピラゾール−3−イル)−5−(4−クロロフェニル)−N−(2−シアノプロパン−2−イル)ベンズアミド;
N−tert−ブチル−3−(2−シクロプロピルピラゾール−3−イル)−5−(4−フルオロフェニル)ベンズアミド;
N−tert−ブチル−3−(4−クロロフェニル)−5−(2−エチルピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−tert−ブチル−3−(4−クロロフェニル)−5−[2−(シクロプロピルメチル)ピラゾール−3−イル]ベンズアミド;
3−(4−クロロフェニル)−N−(2−シクロプロピルプロパン−2−イル)−5−(2−プロパン−2−イルピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−tert−ブチル−3−(2−tert−ブチルピラゾール−3−イル)−5−(4−フルオロ−3−メチルフェニル)ベンズアミド;
N−tert−ブチル−3−(2−tert−ブチルピラゾール−3−イル)−5−フェニルベンズアミド;
N−tert−ブチル−3−(2−tert−ブチルピラゾール−3−イル)−5−(3−フルオロ−4−メチルフェニル)ベンズアミド;
N−tert−ブチル−3−(2−tert−ブチルピラゾール−3−イル)−5−(4−メチルフェニル)ベンズアミド;
N−tert−ブチル−3−(2−tert−ブチルピラゾール−3−イル)−5−(4−メトキシフェニル)ベンズアミド;
N−tert−ブチル−3−(2−tert−ブチルピラゾール−3−イル)−5−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)ベンズアミド;
N−tert−ブチル−3−(2−tert−ブチルピラゾール−3−イル)−5−(4−クロロ−3−フルオロフェニル)ベンズアミド;
N−tert−ブチル−3−(2−tert−ブチルピラゾール−3−イル)−5−(4−プロパン−2−イルフェニル)ベンズアミド;
3−(2−tert−ブチルピラゾール−3−イル)−5−(4−クロロフェニル)−N−(2−シクロプロピルプロパン−2−イル)ベンズアミド;
N−tert−ブチル−3−(2−tert−ブチルピラゾール−3−イル)−5−(3,4−ジフルオロフェニル)ベンズアミド;
N−tert−ブチル−3−(2−tert−ブチルピラゾール−3−イル)−5−(4−シクロプロピルフェニル)ベンズアミド;
N−tert−ブチル−3−(2−tert−ブチルピラゾール−3−イル)−5−(4−シアノフェニル)ベンズアミド;
3−(4−クロロフェニル)−N−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)−5−(2−プロパン−2−イルピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
3−(4−クロロフェニル)−5−(2−プロパン−2−イルピラゾール−3−イル)−N−(1,1,1−トリフルオロ−2−メチルプロパン−2−イル)ベンズアミド;
3−(2−tert−ブチルピラゾール−3−イル)−5−(4−クロロフェニル)−N−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)ベンズアミド;
3−(2−tert−ブチルピラゾール−3−イル)−5−(4−クロロフェニル)−N−(1,1,1−トリフルオロ−2−メチルプロパン−2−イル)ベンズアミド;
N−tert−ブチル−3−(2−シクロプロピルピラゾール−3−イル)−5−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンズアミド;
N−tert−ブチル−3−[2−(シクロプロピルメチル)ピラゾール−3−イル]−5−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンズアミド;
N−tert−ブチル−3−(4−クロロフェニル)−5−(2−シクロプロピルピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−tert−ブチル−3−[2−(シクロプロピルメチル)ピラゾール−3−イル]−5−(4−フルオロフェニル)ベンズアミド;
N−tert−ブチル−3−(2−エチルピラゾール−3−イル)−5−(4−フルオロフェニル)ベンズアミド;
N−tert−ブチル−3−(2−エチルピラゾール−3−イル)−5−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンズアミド;
及びそれらの薬学的に許容し得る塩
から選択される。
本明細書に記載の式(I)で示される化合物の更なる具体的な例は、
N−tert−ブチル−3−(4−クロロフェニル)−5−(2−メチルピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−tert−ブチル−3−(2−tert−ブチルピラゾール−3−イル)−5−(4−フルオロフェニル)ベンズアミド;
N−tert−ブチル−3−(4−クロロフェニル)−5−(2−プロパン−2−イルピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−tert−ブチル−3−(4−フルオロフェニル)−5−(2−プロパン−2−イルピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−tert−ブチル−3−(2−プロパン−2−イルピラゾール−3−イル)−5−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンズアミド;
N−tert−ブチル−3−(2−シクロプロピルピラゾール−3−イル)−5−(4−フルオロフェニル)ベンズアミド;
N−tert−ブチル−3−(4−クロロフェニル)−5−(2−エチルピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−tert−ブチル−3−(4−クロロフェニル)−5−[2−(シクロプロピルメチル)ピラゾール−3−イル]ベンズアミド;
N−tert−ブチル−3−(2−tert−ブチルピラゾール−3−イル)−5−(4−シアノフェニル)ベンズアミド;
N−tert−ブチル−3−(4−クロロフェニル)−5−(2−シクロプロピルピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−tert−ブチル−3−(2−エチルピラゾール−3−イル)−5−(4−フルオロフェニル)ベンズアミド;
及びそれらの薬学的に許容し得る塩
から選択される。
本明細書に記載の式(I)で示される化合物の製造方法は、本発明の一目的である。
本発明の式(I)で示される化合物の調製は、逐次型合成経路又は収束型合成経路で実施してよい。本発明の合成を以下の一般的スキームに示す。本反応及び得られる生成物の精製を実施するのに必要な技能は、当業者に公知である。エナンチオマー又はジアステレオ異性体の混合物が反応の間に生成される場合、それらのエナンチオマー又はジアステレオ異性体は、本明細書に記載の方法、又は、例えば(キラル)クロマトグラフィー若しくは結晶化などの当業者に公知の方法によって分離することができる。プロセスの以下の説明で使用する置換基及びしるしは、本明細書中に与えられている意味を有する。
一般に、ピラゾール誘導体Iは、
市販のピラゾールボロン酸IIIとのカップリング反応:
Figure 2019517476

によって中間体ヨード誘導体IIから、又は
ヨード誘導体IVと市販のボロン酸誘導体Vとのカップリング反応:
Figure 2019517476

によるか
のいずれかで調製することができる。
ヨード誘導体IIは、市販の3−ヨード−5−ニトロ安息香酸VIから出発して調製することができる。標準的な条件を用いて、市販のアミンVIIとのアミド形成によって、アミドVIIIがもたらされ、これを市販のボロン酸誘導体Vとカップリングさせることでニトロ化合物IXを生成することができ、これを塩化スズ(II)で還元してアニリン誘導体Xを生成することができる。アニリンのヨウ素への周知の変換によって、ヨード構成要素IIがもたらされる。
Figure 2019517476
ヨード誘導体IVの合成は、上記のヨード誘導体VIIIから出発することができ、これを市販のピラゾールボロン酸IIIとのカップリング反応によってピラゾール誘導体XIへと変換することができる。先に記載したように、ニトロ基のアニリンへの還元によって、誘導体XIIがもたらされる。ヨード誘導体IVは、アニリンのヨウ素への公知の変換によって、誘導体XIIから調製することができる。
Figure 2019517476
ピラゾール誘導体Iを合成する別の経路は、市販の3−ヨード−5−ニトロ安息香酸VIから出発することができる。市販のボロン酸誘導体Vとのカップリング反応によってニトロ誘導体XIIを生成し、これを、先に記載したように、ニトロ基の還元、それに続くアニリンのヨウ素への周知の変換、及びその後のエステル形成によって、ヨード誘導体XIVへと変換することができる。ヨード誘導体XIVは、公知の方法によってボロナート誘導体XVへと変換することができる。市販のブロモピラゾール誘導体XVIとのカップリング反応、及びその後の公知の方法によるエステル加水分解により、酸誘導体XVIIが生成された。標準的な条件を用いる、市販のアミンVIIとのアミド形成によって、最終アミドIがもたらされる。
Figure 2019517476
最終化合物Iを、市販のブロモピラゾール誘導体XVIとボロナートXVIII(これは、公知の方法によってヨード構成要素IIから調製することができる)とのカップリング反応によって調製することも可能である。
Figure 2019517476
また、本発明の一実施態様は、上記の式(I)で示される化合物を調製する方法であって、
a)式(III)の化合物の存在下における式(II)の化合物の反応:
Figure 2019517476

(式中、R、R1’、R、R及びRは、請求項1〜9のいずれか一項に定義されるとおりである)
又は、
b)式(V)の化合物の存在下における式(IV)の化合物の反応:
Figure 2019517476

(式中、R、R1’、R、R及びRは、本明細書に定義されるとおりである)
又は、
c)式(VII)の化合物の存在下における式(XVII)の化合物の反応:
Figure 2019517476

(式中、R、R1’、R、R及びRは、請求項1〜9のいずれか一項に定義されるとおりである)
又は、
d)式(XVI)の化合物の存在下における式(XVIII)の化合物の反応
Figure 2019517476

(式中、R、R1’、R、R及びRは、請求項1〜9のいずれか一項に定義されるとおりである)
を含む方法である。
また、本発明の一目的は、治療的活性物質としての使用のための、本明細書に記載の式(I)に従う化合物である。
同様に、本発明の一目的は、本明細書に記載の式(I)に従う化合物と治療上不活性な担体とを含む、医薬組成物である。
本発明のある具体的な実施態様は、眼の状態(特に、緑内障)の治療又は予防のための、本明細書に記載の式(I)に従う化合物である。
本発明はまた、眼の状態(特に、緑内障)の治療又は予防用の医薬の調製のための、本明細書に記載の式(I)に従う化合物の使用に関する。
また、本発明の一目的は、眼の状態(特に、緑内障)の治療又は予防のための方法であって、有効量の本明細書に記載の式(I)に従う化合物を投与することを含む方法である。
また、本発明の一実施態様は、記載した方法のいずれか一つに従って製造される場合の、本明細書に記載の式(I)で示される化合物である。
アッセイ手順
FLIPR膜電位(FMP)アッセイ
ヒトEAAT3を安定的に発現するHEK−293細胞を、ポリ−D−リジン処理した底部が透明な96ウェル黒色マイクロタイタープレート中の増殖培地(グルタミン酸フリーのDMEM(Invitrogen 11960-044)、1% Pen Strep(GIBCO BRLナンバー15140-023 10ml/l)、10% 非透析熱非働化FCS、ピューロマイシン 5mg/l)中に、55000細胞/ウェルで播種した。24時間後、増殖培地を除去し、100μl/ウェルのKrebs緩衝液(NaCl 140mM、KCl 4.7mM、CaCl 2.5mM、MgCl 1.2mM、HEPES 11mM、D−グルコース 10mM、pH=7.4)を添加した。次いで、100μl/ウェルのFMPアッセイ色素(FLIPR膜電位アッセイ試薬、Molecular Devices)を添加することによって、細胞に取り込ませた。次いで、96ウェルプレートを37℃で1時間インキュベートした。細胞の脱分極によって、より多くの色素が細胞へ導入され、そこで、細胞内タンパク質及び脂質に結合し、蛍光シグナルの増加がもたらされる。最大応答の80%を引き起こす濃度のL−グルタミン酸をアゴニストとして用いることによって、ヒトEAAT3でのアンタゴニスト力価を決定した。アゴニストであるL−グルタミン酸を添加する15分前にアンタゴニストを適用した。アッセイを室温で実施し、蛍光イメージングプレートリーダー(FLIPR、Molecular Devices)及びフィルター#2を用いることによって測定を行った。蛍光のピーク増加から基準値(すなわち、L−グルタミン酸を添加しない蛍光)を減算したものとして応答を測定した。Cheng-Prusoff式:Kb=IC50/[l+(A/EC50)](式中、IC50は、50%阻害を生じるアンタゴニストの濃度であり;Aは、IC50をそれに対して(EC80で)決めるアゴニストの濃度であり;EC50は、50%阻害を生じるアゴニストの濃度である)を用いてKbを決定した。
Figure 2019517476
式(I)で示される化合物及びその薬学的に許容し得る塩は、医薬(例えば、医薬製剤の形態で)として使用することができる。医薬製剤は、経口(例えば、錠剤、コーティング錠、糖衣錠、硬ゼラチンカプセル剤及び軟ゼラチンカプセル剤、液剤、乳剤又は懸濁剤の形態で)などの内服で、経鼻で(例えば、点鼻スプレーの形態で)、直腸内で(例えば、坐剤の形態で)、又は局所で眼に(例えば、液剤、軟膏、ゲル剤、又は水溶性高分子挿入物の形態で)、投与できる。しかし、投与は、筋肉内、静脈内、又は眼内に、非経口で(例えば、無菌注射液剤の形態で)も達成できる。
式(I)で示される化合物及びその薬学的に許容し得る塩は、錠剤、コーティング錠、糖衣錠、硬ゼラチンカプセル剤、注射液剤又は局所製剤の製造のために、薬学的に不活性な無機又は有機の補助剤と共に加工することができる。乳糖、トウモロコシデンプン又はその誘導体、タルク、ステアリン酸又はその塩などは、例えば、錠剤、糖衣錠、及び硬ゼラチンカプセル剤用のそのような補助剤として使用することができる。
軟ゼラチンカプセル剤用の好適な補助剤は、例えば、植物油、ワックス、脂肪、半固体材料及び液体のポリオールなどである。
液剤及びシロップ剤の製造のための好適な補助剤は、例えば、水、ポリオール、ショ糖、転化糖、グルコースなどである。
注射液剤用の好適な補助剤は、例えば、水、アルコール、ポリオール、グリセロール、植物油などである。
坐剤用の好適な補助剤は、例えば、天然油又は硬化油、ワックス、脂肪、半固体の又は液体のポリオールなどである。
局所眼製剤用の好適な補助剤は、例えば、シクロデキストリン、マンニトール、又は当技術分野において公知の他の多くの担体及び賦形剤である。
更に、医薬製剤は、保存剤、可溶化剤、増粘剤、安定化剤、湿潤剤、乳化剤、甘味剤、着色剤、風味剤、浸透圧を変化させるための塩、緩衝剤、マスキング剤又は酸化防止剤を含有することができる。また、医薬製剤は、更に他の治療上価値のある物質を含有することができる。
投薬量は、広い範囲内で変動することができ、当然のことながら、各具体的な症例における個別の要求に適合される。一般的に、経口投与の場合、体重1kg当たり約0.1mg〜20mg、好ましくは体重1kg当たり約0.5mg〜4mg(例えば、一人当たり約300mg)の、好ましくは1〜3回の個別の用量(これらは例えば同じ量からなり得る)に分割された、1日投薬量が適当であるはずである。局所投与の場合、製剤は、0.001重量%〜15重量%の医薬を含有し得、0.1〜25mgの間であり得る必要な用量は、1日あたり1回の用量若しくは1週あたり1回の用量によって、又は1日あたり複数回の用量(2〜4回)によって、又は1週あたり複数回の用量によってのいずれかで投与され得る。しかし、本明細書に示される上限又は下限は、これが明記されている場合には超えてもよいことは明らかである。
本発明の化合物を含む医薬組成物の調製:
以下の組成の錠剤を常法で製造する:
Figure 2019517476
製造手順
1.成分1、2、3及び4を混合し、精製水で顆粒化する。
2.顆粒を50℃で乾燥する。
3.顆粒を適切な粉砕装置に通す。
4.成分5を加えて、3分間混合する;適切なプレス機で圧縮する。
以下の組成のカプセル剤を製造する:
Figure 2019517476
製造手順
1.成分1、2及び3を適切なミキサーで30分間混合する。
2.成分4及び5を加えて、3分間混合する。
3.適切なカプセルに充填する。
式Iの化合物、乳糖及びトウモロコシデンプンは最初にミキサーで、次に粉砕機で混合する。この混合物をミキサーに戻す;タルクをそこに加え、充分に混合する。この混合物を機械により、適切なカプセル(例えば、硬ゼラチンカプセル)中に充填する。
以下の組成の注射液剤を製造する:
Figure 2019517476
本発明を実施例によって以下に説明するが、これらは限定的なものではない。
調製例がエナンチオマーの混合物として得られる場合、本明細書に記載の方法によって、又は、例えばキラルクロマトグラフィー若しくは結晶化などの当業者に公知の方法によって、純粋なエナンチオマーを得ることができる。
中間体1: N−tert−ブチル−3−(4−クロロフェニル)−5−ヨードベンズアミド
Figure 2019517476
工程A
THF(49.1ml)中の市販の3−ヨード−5−ニトロ安息香酸(2g、6.83mmol)の撹拌した溶液に、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(2.21g、2.98ml、17.1mmol)、2−メチルプロパン−2−アミン(611mg、878μl、8.19mmol)及びO−(ベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウム テトラフルオロボラート(TBTU)(3.51g、10.9mmol)を室温で加えた。反応混合物を室温で4時間撹拌し、エバポレートし、残留物をシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィー[ヘプタン/酢酸エチル(0〜50%)]により精製して、N−tert−ブチル−3−ヨード−5−ニトロベンズアミド(2.31g、97%)をオフホワイトの固体、MS(ISP)m/z=349.0[(M+H)]、融点166℃として生成した。
工程B
1,2−ジメトキシエタン(44ml)及び2M NaCO(11ml、22mmol)中のN−tert−ブチル−3−ヨード−5−ニトロベンズアミド(2.3g、6.61mmol)と(4−クロロフェニル)ボロン酸(1.34g、8.59mmol)との混合物を、超音波浴中、アルゴンで5分間パージし、トリフェニルホスフィン(347mg、1.32mmol)及び酢酸パラジウム(II)(148mg、661μmol)を加えて、反応混合物を還流条件下で3時間撹拌した。反応混合物を水(50ml)に注ぎ入れ、酢酸エチルで抽出した(2×50ml)。合わせた有機層をブライン(40ml)で洗浄し、乾燥させ(MgSO)、エバポレートして、粗生成物(3.09g)を褐色の固体として得、これをシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィー[ヘプタン/酢酸エチル(0〜50%)]により精製して、N−tert−ブチル−3−(4−クロロフェニル)−5−ニトロベンズアミド(2.38g、92%)を褐色の固体、MS(ISP)m/z=333.1[(M+H)]、融点186℃として生成した。
工程C
MeOH(49.8ml)中のN−tert−ブチル−3−(4−クロロフェニル)−5−ニトロベンズアミド(2.38g、6.58mmol)の撹拌した溶液に、塩化スズ(II)二水和物(5.94g、26.3mmol)を室温で加え、反応混合物を還流条件下で2時間撹拌し、エバポレートし、水(50ml)及び2N NaOH(50ml)を加え、混合物を酢酸エチルで抽出した(2×75ml)。合わせた有機層を水(50ml)及びブライン(50ml)で洗浄し、乾燥させて(MgSO)、エバポレートした。粗生成物(褐色の固体、2.08g)を、シリカゲルのフラッシュクロマトグラフィー[ジクロロメタン/MeOH(1〜5%)]により精製して、3−アミノ−N−tert−ブチル−5−(4−クロロフェニル)−ベンズアミド(1.90g、95%)を淡褐色の固体、MS(ISP)m/z=303.1[(M+H)]、融点231℃として生成した。
工程D
3−アミノ−N−tert−ブチル−5−(4−クロロフェニル)−ベンズアミド(1.899g、6.27mmol)、亜硝酸イソアミル(4.59g、5.27ml、37.6mmol)及びジヨードメタン(10.2g、3.07ml、37.6mmol)の混合物を、室温で1時間、その後、65℃で5時間、撹拌した。反応混合物を室温に冷やし、トルエン(30ml)を加え、混合物を蒸発乾固し、これを3回繰り返した。残留物をシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィー[ヘプタン/酢酸エチル(0〜40%)]により精製して、標題化合物(1.41g、55%)を淡黄色の泡状物、MS(ISP)m/z=414.0[(M+H)]として生成した。
中間体2: N−tert−ブチル−3−(4−フルオロフェニル)−5−ヨードベンズアミド
Figure 2019517476
工程A
3−(4−フルオロフェニル)−5−ニトロ安息香酸、淡褐色の固体(4.33g、97%)、MS(ISN)m/z=260.1[(M−H)]、融点182℃を、中間体1、工程Bの一般的方法に従って、市販の3−ヨード−5−ニトロ安息香酸(5.0g、17.1mmol)及び市販の(4−フルオロフェニル)−ボロン酸(2.63g、18.8mmol)から、調製した。
工程B
N−tert−ブチル−3−(4−フルオロフェニル)−5−ニトロベンズアミド、黄色の固体(1.03g、93%)、MS(ISP)m/z=317.1[(M+H)]、融点180℃を、中間体1、工程Aの一般的方法に従って、3−(4−フルオロフェニル)−5−ニトロ安息香酸(914mg、3.50mmol)及び市販の2−メチルプロパン−2−アミン(307mg、441μl、4.20mmol)から、調製した。
工程C
3−アミノ−N−tert−ブチル−5−(4−フルオロフェニル)−ベンズアミド、淡黄色の固体(0.93g、99%)、MS(ISP)m/z=287.2[(M+H)]、融点215℃を、中間体1、工程Cの一般的方法に従って、N−tert−ブチル−3−(4−フルオロフェニル)−5−ニトロベンズアミド(1.03g、3.26mmol)から、調製した。
工程D
標題化合物、オフホワイト(0.83g、64%)、MS(ISP)m/z=398.1[(M+H)]、融点146℃を、中間体1、工程Dの一般的方法に従って、3−アミノ−N−tert−ブチル−5−(4−フルオロフェニル)−ベンズアミド(0.93g、3.25mmol)から、調製した。
中間体3: N−tert−ブチル−3−ヨード−5−[4−(トリフルオロメチル)−フェニル]−ベンズアミド
Figure 2019517476
工程A
N−tert−ブチル−3−ニトロ−5−[4−(トリフルオロメチル)−フェニル]−ベンズアミド、淡褐色の固体(0.52g、99%)、MS(ISP)m/z=367.2[(M+H)]、融点187.5℃を、中間体1、工程Bの一般的方法に従って、N−tert−ブチル−3−ヨード−5−ニトロベンズアミド(中間体1、工程A)(0.50g、1.44mmol)及び市販の(4−トリフルオロメチル−フェニル)−ボロン酸(355mg、1.87mmol)から、調製した。
工程B
3−アミノ−N−tert−ブチル−5−[4−(トリフルオロメチル)−フェニル]−ベンズアミド、淡黄色の固体(0.48g、99%)、MS(ISP)m/z=337.2[(M+H)]、融点228.5℃を、中間体1、工程Cの一般的方法に従って、N−tert−ブチル−3−ニトロ−5−[4−(トリフルオロメチル)−フェニル]−ベンズアミド(0.52g、1.42mmol)から、調製した。
工程C
標題化合物、淡黄色の固体(0.44g、72%)、MS(ISP)m/z=448.1[(M+H)]、融点139℃を、中間体1、工程Dの一般的方法に従って、3−アミノ−N−tert−ブチル−5−[4−(トリフルオロメチル)−フェニル]−ベンズアミド(0.46g、1.37mmol)から、調製した。
中間体4: N−tert−ブチル−3−ヨード−5−(2−プロパン−2−イル−ピラゾール−3−イル)−ベンズアミド
Figure 2019517476
工程A
N−tert−ブチル−3−ニトロ−5−(2−プロパン−2−イル−ピラゾール−3−イル)−ベンズアミド、オフホワイトの固体(1.29g、78%)、MS(ISP)m/z=331.2[(M+H)]、融点156℃を、中間体1、工程Bの一般的方法に従って、N−tert−ブチル−3−ヨード−5−ニトロベンズアミド(中間体1、工程A)(1.74g、5.0mmol)及び市販の(1−イソプロピル−1H−ピラゾール−5−イル)−ボロン酸(1.0g、6.5mmol)から、調製した。
工程B
3−アミノ−N−tert−ブチル−5−(2−プロパン−2−イル−ピラゾール−3−イル)−ベンズアミド、白色の固体(1.15g、98%)、MS(ISP)m/z=301.2[(M+H)]、融点195℃を、中間体1、工程Cの一般的方法に従って、N−tert−ブチル−3−ニトロ−5−(2−プロパン−2−イル−ピラゾール−3−イル)−ベンズアミド(1.29g、3.90mmol)から、調製した。
工程C
標題化合物、淡黄色の泡状物(1.23g、78%)、MS(ISP)m/z=412.2[(M+H)]、融点166℃を、中間体1、工程Dの一般的方法に従って、3−アミノ−N−tert−ブチル−5−(2−プロパン−2−イル−ピラゾール−3−イル)−ベンズアミド(1.15g、3.83mmol)から、調製した。
中間体5: 3−(4−クロロフェニル)−5−ヨード−N−(2−メチルブタン−2−イル)−ベンズアミド
Figure 2019517476
工程A
3−ヨード−N−(2−メチルブタン−2−イル)−5−ニトロベンズアミド、オフホワイトの固体(1.44g、99%)、MS(ISP)m/z=363.0[(M+H)]、融点117℃を、中間体1、工程Aの一般的方法に従って、市販の3−ヨード−5−ニトロ安息香酸(1.17g、4.0mmol)及び市販の2−メチルブタン−2−アミン(0.42g、4.8mmol)から、調製した。
工程B
3−(4−クロロフェニル)−N−(2−メチルブタン−2−イル)−5−ニトロベンズアミド、淡褐色の固体(0.69g、99%)、MS(ISP)m/z=347.1[(M+H)]、融点171.5℃を、中間体1、工程Bの一般的方法に従って、3−ヨード−N−(2−メチルブタン−2−イル)−5−ニトロベンズアミド(0.72g、1.99mmol)及び市販の(4−クロロフェニル)−ボロン酸(405mg、2.59mmol)から、調製した。
工程C
3−アミノ−5−(4−クロロフェニル)−N−(2−メチルブタン−2−イル)−ベンズアミド、淡黄色の固体(0.62g、97%)、MS(ISP)m/z=317.2[(M+H)]、融点192℃を、中間体1、工程Cの一般的方法に従って、3−(4−クロロフェニル)−N−(2−メチルブタン−2−イル)−5−ニトロベンズアミド(1.25g、3.48mmol)から、調製した。
工程D
標題化合物、淡黄色の固体(0.65g、78%)、MS(ISP)m/z=428.1[(M+H)]、融点136℃を、中間体1、工程Dの一般的方法に従って、3−アミノ−5−(4−クロロフェニル)−N−(2−メチルブタン−2−イル)−ベンズアミド(0.62g、1.96mmol)から、調製した。
中間体6: 3−(4−クロロフェニル)−N−(2−シアノ−プロパン−2−イル)−5−ヨード−ベンズアミド
Figure 2019517476
工程A
トルエン(68ml)及びエタノール(11.3ml)中の市販の3−ヨード−5−ニトロ安息香酸(3.60g、12.3mmol)及びPd(PhP)(454mg、393μmol)の撹拌した溶液に、市販の4−クロロ−フェニルボロン酸(2.11g、13.5mmol)、及び水(4.56ml)中のCsCO(4.40g、13.5mmol)の溶液を、室温で加えた。反応混合物を還流条件下で18時間撹拌し、次に室温に冷やした。混合物に、2N NaOH(50ml)を加え、反応混合物を室温で30分間撹拌した。いくらかの沈殿した物質を濾過により回収した。有機層を分け、当該沈殿した物質と一緒の水層に、濃塩酸(18ml)を加えて、pH<4にした。混合物を酢酸エチルで抽出し(2×75ml)、合わせた有機層をブラインで洗浄し、乾燥させ(MgSO)、エバポレートして、粗3−(4−クロロフェニル)−5−ニトロ安息香酸(3.26g、11.7mmol)を褐色の固体、MS(ISN)m/z=276.1[(M−H)]として生成し、続いてこれをメタノール(29ml)に溶解した。撹拌した溶液に、塩化チオニル(1.54g、0.94ml、12.9mmol)を0℃で滴下した。反応混合物を放置して室温まで昇温し、その後、還流条件下で2時間撹拌した。溶媒を減圧下で除去して、粗メチル 3−(4−クロロフェニル)−5−ニトロベンゾアート(3.26g、11.2mmol)を褐色の固体、MS(ISP)m/z=292.1[(M+H)]として生成し、続いてこれをメタノール(29ml)に溶解した。撹拌した溶液に、塩化スズ(II)(8.48g、44.7mmol)を室温で加え、反応混合物を還流条件下で3時間撹拌し、エバポレートし、残留物を水(150ml)に溶解し、NaCOの添加によりpH=9に塩基性化した。混合物をジクロロ−メタンで抽出し(3×75ml)、合わせた有機層を水(150ml)、ブライン(150ml)で洗浄し、乾燥させて(MgSO)、エバポレートした。粗生成物をシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィー[ヘプタン/酢酸エチル(20〜50%)]により精製して、メチル 3−アミノ−5−(4−クロロフェニル)−ベンゾアート(2.29g、71%)を黄色の固体、MS(ISP)m/z=262.1[(M+H)]、融点120℃として生成した。
工程B
THF(24.1ml)中のメチル 3−アミノ−5−(4−クロロフェニル)−ベンゾアート(2.45g、9.36mmol)、亜硝酸イソアミル(6.85g、7.86ml、56.2mmol)、ヨウ化銅(I)(1.78g、9.36mmol)及びジヨードメタン(15.2g、4.58ml、56.2mmol)の懸濁液を、室温で1時間、その後還流条件下で3時間、撹拌したままにした。反応混合物に、トルエン(30ml)を室温で加え、混合物をエバポレートし、シリカゲルのフラッシュクロマトグラフィー[ヘプタン/酢酸エチル(0〜50%)]により精製して、メチル 5−(4−クロロフェニル)−3−ヨード−ベンゾアート(3.17g、91%)を淡黄色の固体、MS(ISP)m/z=372.1[(M+H)]、融点90.5℃として生成した。
工程C
THF(2.24ml)、メタノール(2.24ml)及び水(2.24ml)中のメチル 5−(4−クロロフェニル)−3−ヨード−ベンゾアート(499mg、1.34mmol)の撹拌した混合物に、水酸化リチウム一水和物(73.1mg、1.74mmol)を室温で加えた。反応混合物を室温で4時間撹拌したままにし、3分の1に濃縮し、2N HCl溶液(2.58ml)を加え、沈殿物を濾過により回収し、乾燥させて、5−(4−クロロフェニル)−3−ヨード−安息香酸(440mg、92%)をオフホワイトの固体、MS(ISN)m/z=357.1[(M−H)]、融点222.5℃として生成した。
工程D
標題化合物、淡黄色の油状物(0.51g、98%)、MS(ISP)m/z=425.2[(M+H)]を、中間体1、工程Aの一般的方法に従って、5−(4−クロロフェニル)−3−ヨード−安息香酸(441mg、1.23mmol)及び市販の2−アミノ−2−メチル−プロパンニトリル(155mg、169μl、1.84mmol)から、調製した。
中間体7: N−tert−ブチル−3−(2−tert−ブチル−ピラゾール−3−イル)−5−ヨード−ベンズアミド
Figure 2019517476
工程A
N−tert−ブチル−3−(2−tert−ブチルピラゾール−3−イル)−5−ニトロベンズアミド、黄色の固体(1.56g、81%)、MS(ISP)m/z=345.2[(M+H)]、融点179.5℃を、中間体1、工程Bの一般的方法に従って、N−tert−ブチル−3−ヨード−5−ニトロベンズアミド(中間体1、工程A)(1.95g、5.6mmol)及び市販の1−(tert−ブチル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(1.82g、7.28mmol)から、調製した。
工程B
3−アミノ−N−tert−ブチル−5−(2−tert−ブチル−ピラゾール−3−イル)−ベンズアミド、オフホワイトの固体(1.41g、100%)、MS(ISP)m/z=315.2[(M+H)]、融点219.5℃を、中間体1、工程Cの一般的方法に従って、N−tert−ブチル−3−(2−tert−ブチルピラゾール−3−イル)−5−ニトロベンズアミド(1.54g、4.47mmol)から、調製した。
工程C
標題化合物、オフホワイトの固体(1.28g、67%)、MS(ISP)m/z=426.2[(M+H)]、融点206℃を、中間体1、工程Dの一般的方法に従って、3−アミノ−N−tert−ブチル−5−(2−tert−ブチル−ピラゾール−3−イル)−ベンズアミド(1.42g、4.52mmol)から、調製した。
中間体8: 3−(4−クロロフェニル)−N−(2−シクロプロピルプロパン−2−イル)−5−ヨードベンズアミド
Figure 2019517476
工程A
3−(4−クロロフェニル)−N−(2−シクロプロピルプロパン−2−イル)−5−ニトロベンズアミド、淡黄色の固体(1.25g、92%)、MS(ISP)m/z=359.1[(M+H)]、融点172℃を、中間体1、工程Aの一般的方法に従って、3−(4−クロロフェニル)−5−ニトロ安息香酸(中間体2、工程A)(1.05g、3.78mmol)及び市販の2−シクロプロピルプロパン−2−アミン(0.45g、4.54mmol)から、調製した。
工程B
3−アミノ−5−(4−クロロフェニル)−N−(2−シクロプロピルプロパン−2−イル)−ベンズアミド、淡黄色の固体(0.98g、85%)、MS(ISP)m/z=329.1[(M+H)]、融点199℃を、中間体1、工程Cの一般的方法に従って、3−(4−クロロフェニル)−N−(2−シクロプロピル−プロパン−2−イル)−5−ニトロベンズアミド(1.25g、3.48mmol)から、調製した。
工程C
標題化合物、淡褐色の固体(1.0g、77%)、MS(ISP)m/z=440.1[(M+H)]、融点152℃を、中間体1、工程Dの一般的方法に従って、3−アミノ−5−(4−クロロフェニル)−N−(2−シクロプロピルプロパン−2−イル)−ベンズアミド(0.97g、2.95mmol)から、調製した。
中間体9: 3−(4−クロロフェニル)−N−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)−5−ヨード−ベンズアミド
Figure 2019517476
工程A
3−(4−クロロフェニル)−N−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)−5−ニトロベンズアミド、淡黄色の泡状物(1.36g、72%)、MS(ISP)m/z=349.1[(M+H)]を、中間体1、工程Aの一般的方法に従って、3−(4−クロロフェニル)−5−ニトロ安息香酸(中間体2、工程A)(1.50g、5.40mmol)及び市販の2−アミノ−2−メチルプロパン−1−オール(0.58g、6.48mmol)から、調製した。
工程B
3−アミノ−5−(4−クロロフェニル)−N−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)−ベンズアミド、淡黄色の泡状物(0.54g、99%)、MS(ISP)m/z=319.2[(M+H)]、融点150℃を、中間体1、工程Cの一般的方法に従って、3−(4−クロロフェニル)−N−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)−5−ニトロベンズアミド(0.60g、1.72mmol)から、調製した。
工程C
標題化合物、淡黄色の泡状物(0.52g、74%)、MS(ISP)m/z=430.1[(M+H)]、融点79℃を、中間体1、工程Dの一般的方法に従って、3−アミノ−5−(4−クロロフェニル)−N−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)−ベンズアミド(0.52g、1.63mmol)から、調製した。
中間体10: 3−(4−クロロフェニル)−5−ヨード−N−(1,1,1−トリフルオロ−2−メチル−プロパン−2−イル)−ベンズアミド
Figure 2019517476
工程A
3−(4−クロロフェニル)−5−ニトロ−N−(1,1,1−トリフルオロ−2−メチルプロパン−2−イル)−ベンズアミド、オフホワイトの固体(0.63g、43%)、MS(ISP)m/z=387.1[(M+H)]、融点180℃を、中間体1、工程Aの一般的方法に従って、3−(4−クロロフェニル)−5−ニトロ安息香酸(中間体2、工程A)(1.05g、3.78mmol)及び市販の1,1,1−トリフルオロ−2−メチルプロパン−2−アミン(577mg、4.54mmol)から、調製した。
工程B
3−アミノ−5−(4−クロロフェニル)−N−(1,1,1−トリフルオロ−2−メチルプロパン−2−イル)−ベンズアミド、淡黄色の固体(0.57g、98%)、MS(ISP)m/z=357.1[(M+H)]、融点150℃を、中間体1、工程Cの一般的方法に従って、3−(4−クロロフェニル)−5−ニトロ−N−(1,1,1−トリフルオロ−2−メチルプロパン−2−イル)−ベンズアミド(0.63g、1.63mmol)から、調製した。
工程C
標題化合物、淡黄色の固体(0.53g、71%)、MS(ISP)m/z=468.1[(M+H)]、融点163℃を、中間体1、工程Dの一般的方法に従って、3−アミノ−5−(4−クロロフェニル)−N−(1,1,1−トリフルオロ−2−メチルプロパン−2−イル)−ベンズアミド(0.56g、1.58mmol)から、調製した。
実施例1: N−tert−ブチル−3−(4−クロロフェニル)−5−(2−メチル−ピラゾール−3−イル)−ベンズアミド
Figure 2019517476

密閉管中で、N−tert−ブチル−3−(4−クロロフェニル)−5−ヨードベンズアミド(中間体1)(103mg、0.25mmol)、市販の1−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(67.6mg、325μmol)、1,2−ジメトキシエタン(1.67ml)及び2M 炭酸ナトリウム溶液(416μl、833μmol)の混合物を、超音波浴中、アルゴンで5分間パージし、トリフェニルホスフィン(13.1mg、50μmol)及び酢酸パラジウム(II)(5.61mg、25μmol)を加えて、反応混合物を105℃で16時間撹拌したままにした。粗反応混合物をシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィー[ヘプタン/酢酸エチル(10〜60%)]により精製して、標題化合物(73mg、79%)を淡褐色の固体、MS(ISP)m/z=368.2[(M+H)]、融点191℃として生成した。
実施例2: N−tert−ブチル−3−(2−tert−ブチル−ピラゾール−3−イル)−5−(4−フルオロフェニル)−ベンズアミド
Figure 2019517476

標題化合物、白色の固体(61mg、62%)、MS(ISP)m/z=394.4[(M+H)]、融点210℃を、実施例1の一般的方法に従って、N−tert−ブチル−3−(4−フルオロフェニル)−5−ヨードベンズアミド(中間体2)(99.3mg、0.25mmol)及び市販の1−(tert−ブチル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(75.0mg、0.30mmol)から、調製した。
実施例3: N−tert−ブチル−3−(2−tert−ブチル−ピラゾール−3−イル)−5−[4−(トリフルオロメチル)−フェニル]−ベンズアミド
Figure 2019517476

標題化合物、オフホワイトの固体(63mg、57%)、MS(ISP)m/z=444.4[(M+H)]、融点205℃を、実施例1の一般的方法に従って、N−tert−ブチル−3−ヨード−5−[4−(トリフルオロメチル)−フェニル]−ベンズアミド(中間体3)(112mg、0.25mmol)及び市販の1−(tert−ブチル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(75.0mg、0.30mmol)から、調製した。
実施例4: N−tert−ブチル−3−(2−tert−ブチル−ピラゾール−3−イル)−5−(4−クロロフェニル)−ベンズアミド
Figure 2019517476

標題化合物、白色の固体(39mg、34%)、MS(ISP)m/z=410.3[(M+H)]、融点209℃を、実施例1の一般的方法に従って、N−tert−ブチル−3−(4−クロロフェニル)−5−ヨードベンズアミド(中間体1)(103mg、0.25mmol)及び市販の1−(tert−ブチル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(75.0mg、0.30mmol)から、調製した。
実施例5: N−tert−ブチル−3−(4−クロロフェニル)−5−(2−プロパン−2−イル−ピラゾール−3−イル)−ベンズアミド
Figure 2019517476

標題化合物、白色の泡状物(70mg、71%)、MS(ISP)m/z=396.3[(M+H)]、融点84℃を、実施例1の一般的方法に従って、N−tert−ブチル−3−(4−クロロフェニル)−5−ヨードベンズアミド(中間体1)(103mg、0.25mmol)及び市販の(1−イソプロピル−1H−ピラゾール−5−イル)−ボロン酸(46.2mg、300μmol)から、調製した。
実施例6: N−tert−ブチル−3−(4−フルオロフェニル)−5−(2−プロパン−2−イル−ピラゾール−3−イル)−ベンズアミド
Figure 2019517476

標題化合物、淡黄色の固体(91mg、96%)、MS(ISP)m/z=380.3[(M+H)]、融点161℃を、実施例1の一般的方法に従って、N−tert−ブチル−3−(4−フルオロフェニル)−5−ヨードベンズアミド(中間体2)(99.3mg、0.25mmol)及び市販の(1−イソプロピル−1H−ピラゾール−5−イル)−ボロン酸(50.0mg、325μmol)から、調製した。
実施例7: N−tert−ブチル−3−(2−プロパン−2−イル−ピラゾール−3−イル)−5−[4−(トリフルオロメチル)−フェニル]−ベンズアミド
Figure 2019517476

標題化合物、オフホワイトの泡状物(104mg、97%)、MS(ISP)m/z=430.3[(M+H)]、融点81℃を、実施例1の一般的方法に従って、N−tert−ブチル−3−ヨード−5−[4−(トリフルオロメチル)−フェニル]−ベンズアミド(中間体3)(112mg、0.25mmol)及び市販の(1−イソプロピル−1H−ピラゾール−5−イル)−ボロン酸(50.0mg、325μmol)から、調製した。
実施例8: N−tert−ブチル−3−(3,4−ジフルオロフェニル)−5−(2−プロパン−2−イル−ピラゾール−3−イル)−ベンズアミド
Figure 2019517476

標題化合物、オフホワイトの固体(95mg、96%)、MS(ISP)m/z=398.3.3[(M+H)]、融点82℃を、実施例1の一般的方法に従って、N−tert−ブチル−3−ヨード−5−(2−プロパン−2−イル−ピラゾール−3−イル)−ベンズアミド(中間体4)(103mg、0.25mmol)及び市販の(3,4−ジフルオロフェニル)−ボロン酸(51.3mg、325μmol)から、調製した。
実施例9: N−tert−ブチル−3−(4−メチルフェニル)−5−(2−プロパン−2−イル−ピラゾール−3−イル)−ベンズアミド
Figure 2019517476

標題化合物、淡黄色の固体(88mg、94%)、MS(ISP)m/z=376.3[(M+H)]、融点163℃を、実施例1の一般的方法に従って、N−tert−ブチル−3−ヨード−5−(2−プロパン−2−イル−ピラゾール−3−イル)−ベンズアミド(中間体4)(103mg、0.25mmol)及び市販のp−トリル−ボロン酸(44.2mg、325μmol)から、調製した。
実施例10: N−tert−ブチル−3−(4−プロパン−2−イル−フェニル)−5−(2−プロパン−2−イル−ピラゾール−3−イル)−ベンズアミド
Figure 2019517476

標題化合物、白色の泡状物(96mg、95%)、MS(ISP)m/z=404.3[(M+H)]、融点86℃を、実施例1の一般的方法に従って、N−tert−ブチル−3−ヨード−5−(2−プロパン−2−イル−ピラゾール−3−イル)−ベンズアミド(中間体4)(103mg、0.25mmol)及び市販の(4−イソプロピルフェニル)−ボロン酸(53.3mg、325μmol)から、調製した。
実施例11: N−tert−ブチル−3−(4−メトキシフェニル)−5−(2−プロパン−2−イル−ピラゾール−3−イル)−ベンズアミド
Figure 2019517476

標題化合物、淡褐色の泡状物(96mg、98%)、MS(ISP)m/z=392.3[(M+H)]、融点79℃を、実施例1の一般的方法に従って、N−tert−ブチル−3−ヨード−5−(2−プロパン−2−イル−ピラゾール−3−イル)−ベンズアミド(中間体4)(103mg、0.25mmol)及び市販の(4−メトキシフェニル)−ボロン酸(49.4mg、325μmol)から、調製した。
実施例12: N−tert−ブチル−3−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−5−(2−プロパン−2−イル−ピラゾール−3−イル)−ベンズアミド
Figure 2019517476

標題化合物、オフホワイトの泡状物(103mg、99%)、MS(ISP)m/z=414.2[(M+H)]、融点81℃を、実施例1の一般的方法に従って、N−tert−ブチル−3−ヨード−5−(2−プロパン−2−イル−ピラゾール−3−イル)−ベンズアミド(中間体4)(103mg、0.25mmol)及び市販の(3−クロロ−4−フルオロ−フェニル)−ボロン酸(56.7mg、325μmol)から、調製した。
実施例13: N−tert−ブチル−3−フェニル−5−(2−プロパン−2−イル−ピラゾール−3−イル)−ベンズアミド
Figure 2019517476

標題化合物、淡赤色の固体(86mg、95%)、MS(ISP)m/z=362.3[(M+H)]、融点168℃を、実施例1の一般的方法に従って、N−tert−ブチル−3−ヨード−5−(2−プロパン−2−イル−ピラゾール−3−イル)−ベンズアミド(中間体4)(103mg、0.25mmol)及び市販のフェニル−ボロン酸(39.6mg、325μmol)から、調製した。
実施例14: N−tert−ブチル−3−(4−シクロプロピル−フェニル)−5−(2−プロパン−2−イル−ピラゾール−3−イル)−ベンズアミド
Figure 2019517476

標題化合物、オフホワイトの泡状物(96mg、96%)、MS(ISP)m/z=402.3[(M+H)]、融点83℃を、実施例1の一般的方法に従って、N−tert−ブチル−3−ヨード−5−(2−プロパン−2−イル−ピラゾール−3−イル)−ベンズアミド(中間体4)(103mg、0.25mmol)及び市販の(4−シクロプロピル−フェニル)−ボロン酸(52.6mg、325μmol)から、調製した。
実施例15: N−tert−ブチル−3−(4−フルオロ−3−メチル−フェニル)−5−(2−プロパン−2−イル−ピラゾール−3−イル)−ベンズアミド
Figure 2019517476

標題化合物、オフホワイトの固体(85mg、86%)、MS(ISP)m/z=394.3[(M+H)]、融点155℃を、実施例1の一般的方法に従って、N−tert−ブチル−3−ヨード−5−(2−プロパン−2−イル−ピラゾール−3−イル)−ベンズアミド(中間体4)(103mg、0.25mmol)及び市販の(4−フルオロ−3−メチル−フェニル)−ボロン酸(50.0mg、325μmol)から、調製した。
実施例16: N−tert−ブチル−3−(4−クロロ−3−フルオロ−フェニル)−5−(2−プロパン−2−イル−ピラゾール−3−イル)−ベンズアミド
Figure 2019517476

標題化合物、オフホワイトの泡状物(98mg、%)、MS(ISP)m/z=414.2[(M+H)]、融点87℃を、実施例1の一般的方法に従って、N−tert−ブチル−3−ヨード−5−(2−プロパン−2−イル−ピラゾール−3−イル)−ベンズアミド(中間体4)(103mg、0.25mmol)及び市販の(4−クロロ−3−フルオロ−フェニル)−ボロン酸(56.7mg、325μmol)から、調製した。
実施例17: N−tert−ブチル−3−(4−シアノ−フェニル)−5−(2−プロパン−2−イル−ピラゾール−3−イル)−ベンズアミド
Figure 2019517476

標題化合物、淡赤色の泡状物(91mg、%)、MS(ISP)m/z=387.2[(M+H)]、融点94℃を、実施例1の一般的方法に従って、N−tert−ブチル−3−ヨード−5−(2−プロパン−2−イル−ピラゾール−3−イル)−ベンズアミド(中間体4)(103mg、0.25mmol)及び市販の(4−シアノ−フェニル)−ボロン酸(47.8mg、325μmol)から、調製した。
実施例18: 3−(2−tert−ブチル−ピラゾール−3−イル)−5−(4−クロロフェニル)−N−(2−メチル−ブタン−2−イル)−ベンズアミド
Figure 2019517476

標題化合物、白色の固体(40mg、38%)、MS(ISP)m/z=424.3[(M+H)]、融点183.5℃を、実施例1の一般的方法に従って、3−(4−クロロフェニル)−5−ヨード−N−(2−メチルブタン−2−イル)−ベンズアミド(中間体5)(107mg、0.25mmol)及び市販の1−(tert−ブチル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(81.3mg、325μmol)から、調製した。
実施例19: 3−(4−クロロフェニル)−N−(2−メチル−ブタン−2−イル)−5−(2−プロパン−2−イル−ピラゾール−3−イル)−ベンズアミド
Figure 2019517476

標題化合物、白色の泡状物(80mg、78%)、MS(ISP)m/z=410.2[(M+H)]、融点72.5℃を、実施例1の一般的方法に従って、3−(4−クロロフェニル)−5−ヨード−N−(2−メチルブタン−2−イル)−ベンズアミド(中間体5)(107mg、0.25mmol)及び市販の(1−イソプロピル−1H−ピラゾール−5−イル)−ボロン酸(50.0mg、325μmol)から、調製した。
実施例20: N−tert−ブチル−3−(3−フルオロ−4−メチル−フェニル)−5−(2−プロパン−2−イル−ピラゾール−3−イル)−ベンズアミド
Figure 2019517476

標題化合物、淡赤色の泡状物(93mg、95%)、MS(ISP)m/z=394.3[(M+H)]、融点81℃を、実施例1の一般的方法に従って、N−tert−ブチル−3−ヨード−5−(2−プロパン−2−イル−ピラゾール−3−イル)−ベンズアミド(中間体4)(103mg、0.25mmol)及び市販の(3−フルオロ−4−メチル−フェニル)−ボロン酸(50.0mg、325μmol)から、調製した。
実施例21: 3−(4−クロロフェニル)−N−(2−シアノ−プロパン−2−イル)−5−(2−プロパン−2−イル−ピラゾール−3−イル)−ベンズアミド
Figure 2019517476

標題化合物、淡黄色の泡状物(80mg、79%)、MS(ISP)m/z=407.2[(M+H)]、融点96℃を、実施例1の一般的方法に従って、3−(4−クロロフェニル)−N−(2−シアノ−プロパン−2−イル)−5−ヨード−ベンズアミド(中間体6)(106mg、0.25mmol)及び市販の(1−イソプロピル−1H−ピラゾール−5−イル)−ボロン酸(50.0mg、325μmol)から、調製した。
実施例22: 3−(2−tert−ブチルピラゾール−3−イル)−5−(4−クロロフェニル)−N−(2−シアノプロパン−2−イル)−ベンズアミド
Figure 2019517476

標題化合物、白色の泡状物(70mg、67%)、MS(ISP)m/z=421.3[(M+H)]、融点119℃を、実施例1の一般的方法に従って、3−(4−クロロフェニル)−N−(2−シアノ−プロパン−2−イル)−5−ヨード−ベンズアミド(中間体6)(106mg、0.25mmol)及び市販の1−(tert−ブチル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(81.3mg、325μmol)から、調製した。
実施例23: N−tert−ブチル−3−(2−シクロプロピル−ピラゾール−3−イル)−5−(4−フルオロフェニル)−ベンズアミド
Figure 2019517476

標題化合物、白色の泡状物(70mg、74%)、MS(ISP)m/z=378.3[(M+H)]、融点66℃を、実施例1の一般的方法に従って、N−tert−ブチル−3−(4−フルオロフェニル)−5−ヨードベンズアミド(中間体2)(99.3mg、0.25mmol)及び市販の1−シクロプロピル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(76.1mg、325μmol)から、調製した。
実施例24: N−tert−ブチル−3−(4−クロロフェニル)−5−(2−エチル−ピラゾール−3−イル)−ベンズアミド
Figure 2019517476

標題化合物、オフホワイトの泡状物(74mg、78%)、MS(ISP)m/z=382.2[(M+H)]、融点68℃を、実施例1の一般的方法に従って、N−tert−ブチル−3−(4−クロロフェニル)−5−ヨードベンズアミド(中間体1)(103mg、0.25mmol)及び市販の(1−エチル−1H−ピラゾール−5−イル)−ボロン酸(45.5mg、325μmol)から、調製した。
実施例25: N−tert−ブチル−3−(4−クロロフェニル)−5−[2−(シクロプロピル−メチル)−ピラゾール−3−イル]−ベンズアミド
Figure 2019517476

標題化合物、白色の固体(84mg、82%)、MS(ISP)m/z=408.2[(M+H)]、融点159℃を、実施例1の一般的方法に従って、N−tert−ブチル−3−(4−クロロフェニル)−5−ヨードベンズアミド(中間体1)(103mg、0.25mmol)及び市販の1−(シクロプロピルメチル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(80.6mg、325μmol)から、調製した。
実施例26: 3−(4−クロロフェニル)−N−(2−シクロプロピル−プロパン−2−イル)−5−(2−プロパン−2−イル−ピラゾール−3−イル)−ベンズアミド
Figure 2019517476

標題化合物、淡黄色の泡状物(99mg、94%)、MS(ISP)m/z=422.3[(M+H)]、融点169℃を、実施例1の一般的方法に従って、3−(4−クロロフェニル)−N−(2−シクロプロピルプロパン−2−イル)−5−ヨードベンズアミド(中間体8)(110mg、0.25mmol)及び市販の(1−イソプロピル−1H−ピラゾール−5−イル)−ボロン酸(50.0mg、325μmol)から、調製した。
実施例27: N−tert−ブチル−3−(2−tert−ブチル−ピラゾール−3−イル)−5−(4−フルオロ−3−メチル−フェニル)−ベンズアミド
Figure 2019517476

標題化合物、白色の固体(61mg、60%)、MS(ISP)m/z=408.3[(M+H)]、融点186℃を、実施例1の一般的方法に従って、N−tert−ブチル−3−(2−tert−ブチル−ピラゾール−3−イル)−5−ヨード−ベンズアミド(中間体7)(106mg、0.25mmol)及び市販の(4−フルオロ−3−メチル−フェニル)−ボロン酸(50.0mg、325μmol)から、調製した。
実施例28: N−tert−ブチル−3−(2−tert−ブチル−ピラゾール−3−イル)−5−フェニル−ベンズアミド
Figure 2019517476

標題化合物、白色の固体(56mg、60%)、MS(ISP)m/z=376.3[(M+H)]、融点199.5℃を、実施例1の一般的方法に従って、N−tert−ブチル−3−(2−tert−ブチル−ピラゾール−3−イル)−5−ヨード−ベンズアミド(中間体7)(106mg、0.25mmol)及び市販のフェニル−ボロン酸(39.6mg、325μmol)から、調製した。
実施例29: N−tert−ブチル−3−(2−tert−ブチル−ピラゾール−3−イル)−5−(3−フルオロ−4−メチル−フェニル)−ベンズアミド
Figure 2019517476

標題化合物、白色の固体(65mg、64%)、MS(ISP)m/z=408.3[(M+H)]、融点202℃を、実施例1の一般的方法に従って、N−tert−ブチル−3−(2−tert−ブチル−ピラゾール−3−イル)−5−ヨード−ベンズアミド(中間体7)(106mg、0.25mmol)及び市販の(3−フルオロ−4−メチル−フェニル)−ボロン酸(50.0mg、325μmol)から、調製した。
実施例30: N−tert−ブチル−3−(2−tert−ブチル−ピラゾール−3−イル)−5−(4−メチル−フェニル)−ベンズアミド
Figure 2019517476

標題化合物、白色の固体(57mg、59%)、MS(ISP)m/z=390.3[(M+H)]、融点193℃を、実施例1の一般的方法に従って、N−tert−ブチル−3−(2−tert−ブチル−ピラゾール−3−イル)−5−ヨード−ベンズアミド(中間体7)(106mg、0.25mmol)及び市販のp−トリル−ボロン酸(44.2mg、325μmol)から、調製した。
実施例31: N−tert−ブチル−3−(2−tert−ブチル−ピラゾール−3−イル)−5−(4−メトキシ−フェニル)−ベンズアミド
Figure 2019517476

標題化合物、白色の固体(68mg、67%)、MS(ISP)m/z=406.3[(M+H)]、融点173℃を、実施例1の一般的方法に従って、N−tert−ブチル−3−(2−tert−ブチル−ピラゾール−3−イル)−5−ヨード−ベンズアミド(中間体7)(106mg、0.25mmol)及び市販の(4−メトキシフェニル)−ボロン酸(49.4mg、325μmol)から、調製した。
実施例32: N−tert−ブチル−3−(2−tert−ブチル−ピラゾール−3−イル)−5−(3−クロロ−4−フルオロ−フェニル)−ベンズアミド
Figure 2019517476

標題化合物、白色の固体(52mg、49%)、MS(ISP)m/z=428.3[(M+H)]、融点175℃を、実施例1の一般的方法に従って、N−tert−ブチル−3−(2−tert−ブチル−ピラゾール−3−イル)−5−ヨード−ベンズアミド(中間体7)(106mg、0.25mmol)及び市販の(3−クロロ−4−フルオロ−フェニル)−ボロン酸(56.7mg、325μmol)から、調製した。
実施例33: N−tert−ブチル−3−(2−tert−ブチル−ピラゾール−3−イル)−5−(4−クロロ−3−フルオロ−フェニル)−ベンズアミド
Figure 2019517476

標題化合物、白色の固体(69mg、65%)、MS(ISP)m/z=428.3[(M+H)]、融点225℃を、実施例1の一般的方法に従って、N−tert−ブチル−3−(2−tert−ブチル−ピラゾール−3−イル)−5−ヨード−ベンズアミド(中間体7)(106mg、0.25mmol)及び市販の(4−クロロ−3−フルオロ−フェニル)−ボロン酸(56.7mg、325μmol)から、調製した。
実施例34: N−tert−ブチル−3−(2−tert−ブチル−ピラゾール−3−イル)−5−(4−プロパン−2−イル−フェニル)−ベンズアミド
Figure 2019517476

標題化合物、白色の固体(64mg、61%)、MS(ISP)m/z=418.4[(M+H)]、融点209.5℃を、実施例1の一般的方法に従って、N−tert−ブチル−3−(2−tert−ブチル−ピラゾール−3−イル)−5−ヨード−ベンズアミド(中間体7)(106mg、0.25mmol)及び市販の(4−イソプロピルフェニル)−ボロン酸(53.3mg、325μmol)から、調製した。
実施例35: 3−(2−tert−ブチル−ピラゾール−3−イル)−5−(4−クロロフェニル)−N−(2−シクロプロピル−プロパン−2−イル)−ベンズアミド
Figure 2019517476

標題化合物、黄色の固体(48mg、44%)、MS(ISP)m/z=436.3[(M+H)]、融点166℃を、実施例1の一般的方法に従って、3−(4−クロロフェニル)−N−(2−シクロプロピルプロパン−2−イル)−5−ヨードベンズアミド(中間体8)(110mg、0.25mmol)及び市販の1−(tert−ブチル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(81.3mg、325μmol)から、調製した。
実施例36: N−tert−ブチル−3−(2−tert−ブチル−ピラゾール−3−イル)−5−(3,4−ジフルオロフェニル)−ベンズアミド
Figure 2019517476

標題化合物、白色の固体(53mg、52%)、MS(ISP)m/z=412.3[(M+H)]、融点197.5℃を、実施例1の一般的方法に従って、N−tert−ブチル−3−(2−tert−ブチル−ピラゾール−3−イル)−5−ヨード−ベンズアミド(中間体7)(106mg、0.25mmol)及び市販の(3,4−ジフルオロフェニル)−ボロン酸(51.3mg、325μmol)から、調製した。
実施例37: N−tert−ブチル−3−(2−tert−ブチル−ピラゾール−3−イル)−5−(4−シクロプロピル−フェニル)−ベンズアミド
Figure 2019517476

標題化合物、白色の固体(60mg、58%)、MS(ISP)m/z=416.3[(M+H)]、融点198.5℃を、実施例1の一般的方法に従って、N−tert−ブチル−3−(2−tert−ブチル−ピラゾール−3−イル)−5−ヨード−ベンズアミド(中間体7)(106mg、0.25mmol)及び市販の(4−シクロプロピル−フェニル)−ボロン酸(52.6mg、325μmol)から、調製した。
実施例38: N−tert−ブチル−3−(2−tert−ブチル−ピラゾール−3−イル)−5−(4−シアノ−フェニル)−ベンズアミド
Figure 2019517476

標題化合物、白色の固体(63mg、63%)、MS(ISP)m/z=401.3[(M+H)]、融点201.5℃を、実施例1の一般的方法に従って、N−tert−ブチル−3−(2−tert−ブチル−ピラゾール−3−イル)−5−ヨード−ベンズアミド(中間体7)(106mg、0.25mmol)及び市販の(4−シアノ−フェニル)−ボロン酸(47.8mg、325μmol)から、調製した。
実施例39: 3−(4−クロロフェニル)−N−(1−ヒドロキシ−2−メチル−プロパン−2−イル)−5−(2−プロパン−2−イル−ピラゾール−3−イル)−ベンズアミド
Figure 2019517476

標題化合物、オフホワイトの泡状物(80mg、78%)、MS(ISP)m/z=412.3[(M+H)]、融点80.5℃を、実施例1の一般的方法に従って、3−(4−クロロフェニル)−N−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)−5−ヨード−ベンズアミド(中間体9)(107mg、0.25mmol)及び市販の(1−イソプロピル−1H−ピラゾール−5−イル)−ボロン酸(50.0mg、325μmol)から、調製した。
実施例40: 3−(4−クロロフェニル)−5−(2−プロパン−2−イル−ピラゾール−3−イル)−N−(1,1,1−トリフルオロ−2−メチル−プロパン−2−イル)−ベンズアミド
Figure 2019517476

標題化合物、オフホワイトの泡状物(90mg、80%)、MS(ISP)m/z=450.2[(M+H)]、融点77.5℃を、実施例1の一般的方法に従って、3−(4−クロロフェニル)−5−ヨード−N−(1,1,1−トリフルオロ−2−メチル−プロパン−2−イル)−ベンズアミド(中間体10)(117mg、0.25mmol)及び市販の(1−イソプロピル−1H−ピラゾール−5−イル)−ボロン酸(50.0mg、325μmol)から、調製した。
実施例41: 3−(2−tert−ブチル−ピラゾール−3−イル)−5−(4−クロロフェニル)−N−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)−ベンズアミド
Figure 2019517476

標題化合物、オフホワイトの泡状物(60mg、56%)、MS(ISP)m/z=426.3[(M+H)]、融点83℃を、実施例1の一般的方法に従って、3−(4−クロロフェニル)−N−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)−5−ヨード−ベンズアミド(中間体9)(107mg、0.25mmol)及び市販の1−(tert−ブチル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(81.3mg、325μmol)から、調製した。
実施例42: 3−(2−tert−ブチルピラゾール−3−イル)−5−(4−クロロフェニル)−N−(1,1,1−トリフルオロ−2−メチル−プロパン−2−イル)−ベンズアミド
Figure 2019517476

標題化合物、淡黄色の泡状物(30mg、26%)、MS(ISP)m/z=464.4[(M+H)]、融点81℃を、実施例1の一般的方法に従って、3−(4−クロロフェニル)−5−ヨード−N−(1,1,1−トリフルオロ−2−メチル−プロパン−2−イル)−ベンズアミド(中間体10)(117mg、0.25mmol)及び市販の1−(tert−ブチル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(81.3mg、325μmol)から、調製した。
実施例43: N−tert−ブチル−3−(2−シクロプロピル−ピラゾール−3−イル)−5−[4−(トリフルオロメチル)−フェニル]−ベンズアミド
Figure 2019517476

標題化合物、白色の泡状物(85mg、80%)、MS(ISP)m/z=428.3[(M+H)]、融点72℃を、実施例1の一般的方法に従って、N−tert−ブチル−3−ヨード−5−[4−(トリフルオロメチル)−フェニル]−ベンズアミド(中間体3)(112mg、0.25mmol)及び市販の1−シクロプロピル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(76.1mg、325μmol)から、調製した。
実施例44: N−tert−ブチル−3−[2−(シクロプロピルメチル)−ピラゾール−3−イル]−5−[4−(トリフルオロメチル)−フェニル]−ベンズアミド
Figure 2019517476

標題化合物、白色の泡状物(87mg、79%)、MS(ISP)m/z=442.3[(M+H)]、融点69℃を、実施例1の一般的方法に従って、N−tert−ブチル−3−ヨード−5−[4−(トリフルオロメチル)−フェニル]−ベンズアミド(中間体3)(112mg、0.25mmol)及び市販の1−(シクロプロピルメチル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(80.6mg、325μmol)から、調製した。
実施例45: N−tert−ブチル−3−(4−クロロフェニル)−5−(2−シクロプロピル−ピラゾール−3−イル)−ベンズアミド
Figure 2019517476

標題化合物、オフホワイトの泡状物(55mg、72%)、MS(ISP)m/z=394.2[(M+H)]、融点72℃を、実施例1の一般的方法に従って、N−tert−ブチル−3−(4−クロロフェニル)−5−ヨードベンズアミド(中間体1)(80.0mg、0.19mmol)及び市販の1−シクロプロピル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(58.9mg、0.25mmol)から、調製した。
実施例46: N−tert−ブチル−3−[2−(シクロプロピルメチル)−ピラゾール−3−イル]−5−(4−フルオロフェニル)−ベンズアミド
Figure 2019517476

標題化合物、白色の固体(90mg、92%)、MS(ISP)m/z=392.3[(M+H)]、融点188℃を、実施例1の一般的方法に従って、N−tert−ブチル−3−(4−フルオロフェニル)−5−ヨードベンズアミド(中間体2)(99.3mg、0.25mmol)及び市販の1−(シクロプロピルメチル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(80.6mg、325μmol)から、調製した。
実施例47: N−tert−ブチル−3−(2−エチル−ピラゾール−3−イル)−5−(4−フルオロフェニル)−ベンズアミド
Figure 2019517476

標題化合物、オフホワイトの固体(87mg、95%)、MS(ISP)m/z=366.2[(M+H)]、融点162℃を、実施例1の一般的方法に従って、N−tert−ブチル−3−(4−フルオロフェニル)−5−ヨードベンズアミド(中間体2)(99.3mg、0.25mmol)及び市販の(1−エチル−1H−ピラゾール−5−イル)ボロニック(45.5mg、325μmol)から、調製した。
実施例48: N−tert−ブチル−3−(2−エチル−ピラゾール−3−イル)−5−[4−(トリフルオロメチル)−フェニル]−ベンズアミド
Figure 2019517476

標題化合物、白色の泡状物(67mg、65%)、MS(ISP)m/z=416.3[(M+H)]、融点70℃を、実施例1の一般的方法に従って、N−tert−ブチル−3−ヨード−5−[4−(トリフルオロメチル)−フェニル]−ベンズアミド(中間体3)(112mg、0.25mmol)及び市販の(1−エチル−1H−ピラゾール−5−イル)ボロニック(45.5mg、325μmol)から、調製した。

Claims (18)

  1. 式(I):
    Figure 2019517476

    [式中、
    1’は、メチルであり;
    は、
    i)メチル、
    ii)エチル、
    iii)トリフルオロメチル
    iv)ヒドロキシメチル、
    v)シクロプロピル、及び
    vi)シアノ
    からなる群より選択されるか;
    又は、R1’及びRは、これらが結合している炭素原子と一緒に、1,1−ジオキソ−テトラヒドロ−チオフェン−3−イルを形成し;
    は、
    i)水素、
    ii)メチル、
    iii)エチル、
    iv)イソプロピル、
    v)tert−ブチル、
    vi)シクロプロピル、
    vii)シクロプロピルメチル、及び
    viii)ヒドロキシメチル
    からなる群より選択され;
    は、
    i)水素、
    ii)塩素、
    iii)フッ素、
    iv)メチル
    v)イソプロピル、
    vi)メトキシ、
    vii)シアノ、
    viii)シクロプロピル、及び
    ix)トリフルオロメチル
    からなる群より選択され;
    は、
    i)水素、
    ii)塩素、
    iii)フッ素、及び
    iv)メチル
    からなる群より選択される]で示される化合物、又は薬学的に許容し得る塩。
  2. が、メチルである、請求項1記載の化合物。
  3. が、
    i)メチル、
    ii)エチル、
    iii)イソプロピル、
    iv)tert−ブチル、
    v)シクロプロピル、及び
    vi)シクロプロピルメチル
    からなる群より選択される、請求項1〜2のいずれか一項記載の化合物。
  4. が、
    i)水素、
    ii)塩素、
    iii)フッ素、
    iv)メチル
    v)イソプロピル、
    vi)メトキシ、
    vii)シアノ、
    viii)シクロプロピル、及び
    ix)トリフルオロメチル
    からなる群より選択される、請求項1〜3のいずれか一項記載の化合物。
  5. が、
    i)塩素、
    ii)フッ素、
    iii)シアノ、及び
    iv)トリフルオロメチル
    からなる群より選択される、請求項1〜4のいずれか一項記載の化合物。
  6. が、Hである、請求項1〜5のいずれか一項記載の化合物。
  7. 1’及びRが、共にメチルであり;
    が、
    i)メチル、
    ii)エチル、
    iii)イソプロピル、
    iv)tert−ブチル、
    v)シクロプロピル、及び
    vi)シクロプロピルメチル
    からなる群より選択され;
    が、
    i)水素、
    ii)塩素、
    iii)フッ素、
    iv)メチル
    v)イソプロピル、
    vi)メトキシ、
    vii)シアノ、及び
    viii)シクロプロピル
    からなる群より選択され;
    が、
    i)水素、
    ii)塩素、
    iii)フッ素、及び
    iv)メチル
    からなる群より選択される、請求項1のいずれかに記載の化合物、又は薬学的に許容し得る塩。
  8. N−tert−ブチル−3−(4−クロロフェニル)−5−(2−メチルピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
    N−tert−ブチル−3−(2−tert−ブチルピラゾール−3−イル)−5−(4−フルオロフェニル)ベンズアミド;
    N−tert−ブチル−3−(2−tert−ブチルピラゾール−3−イル)−5−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンズアミド;
    N−tert−ブチル−3−(2−tert−ブチルピラゾール−3−イル)−5−(4−クロロフェニル)ベンズアミド;
    N−tert−ブチル−3−(4−クロロフェニル)−5−(2−プロパン−2−イルピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
    N−tert−ブチル−3−(4−フルオロフェニル)−5−(2−プロパン−2−イルピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
    N−tert−ブチル−3−(2−プロパン−2−イルピラゾール−3−イル)−5−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンズアミド;
    N−tert−ブチル−3−(3,4−ジフルオロフェニル)−5−(2−プロパン−2−イルピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
    N−tert−ブチル−3−(4−メチルフェニル)−5−(2−プロパン−2−イルピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
    N−tert−ブチル−3−(4−プロパン−2−イルフェニル)−5−(2−プロパン−2−イルピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
    N−tert−ブチル−3−(4−メトキシフェニル)−5−(2−プロパン−2−イルピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
    N−tert−ブチル−3−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−5−(2−プロパン−2−イルピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
    N−tert−ブチル−3−フェニル−5−(2−プロパン−2−イルピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
    N−tert−ブチル−3−(4−シクロプロピルフェニル)−5−(2−プロパン−2−イルピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
    N−tert−ブチル−3−(4−フルオロ−3−メチルフェニル)−5−(2−プロパン−2−イルピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
    N−tert−ブチル−3−(4−クロロ−3−フルオロフェニル)−5−(2−プロパン−2−イルピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
    N−tert−ブチル−3−(4−シアノフェニル)−5−(2−プロパン−2−イルピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
    3−(2−tert−ブチルピラゾール−3−イル)−5−(4−クロロフェニル)−N−(2−メチルブタン−2−イル)ベンズアミド;
    3−(4−クロロフェニル)−N−(2−メチルブタン−2−イル)−5−(2−プロパン−2−イルピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
    N−tert−ブチル−3−(3−フルオロ−4−メチルフェニル)−5−(2−プロパン−2−イルピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
    3−(4−クロロフェニル)−N−(2−シアノプロパン−2−イル)−5−(2−プロパン−2−イルピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
    3−(2−tert−ブチルピラゾール−3−イル)−5−(4−クロロフェニル)−N−(2−シアノプロパン−2−イル)ベンズアミド;
    N−tert−ブチル−3−(2−シクロプロピルピラゾール−3−イル)−5−(4−フルオロフェニル)ベンズアミド;
    N−tert−ブチル−3−(4−クロロフェニル)−5−(2−エチルピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
    N−tert−ブチル−3−(4−クロロフェニル)−5−[2−(シクロプロピルメチル)ピラゾール−3−イル]ベンズアミド;
    3−(4−クロロフェニル)−N−(2−シクロプロピルプロパン−2−イル)−5−(2−プロパン−2−イルピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
    N−tert−ブチル−3−(2−tert−ブチルピラゾール−3−イル)−5−(4−フルオロ−3−メチルフェニル)ベンズアミド;
    N−tert−ブチル−3−(2−tert−ブチルピラゾール−3−イル)−5−フェニルベンズアミド;
    N−tert−ブチル−3−(2−tert−ブチルピラゾール−3−イル)−5−(3−フルオロ−4−メチルフェニル)ベンズアミド;
    N−tert−ブチル−3−(2−tert−ブチルピラゾール−3−イル)−5−(4−メチルフェニル)ベンズアミド;
    N−tert−ブチル−3−(2−tert−ブチルピラゾール−3−イル)−5−(4−メトキシフェニル)ベンズアミド;
    N−tert−ブチル−3−(2−tert−ブチルピラゾール−3−イル)−5−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)ベンズアミド;
    N−tert−ブチル−3−(2−tert−ブチルピラゾール−3−イル)−5−(4−クロロ−3−フルオロフェニル)ベンズアミド;
    N−tert−ブチル−3−(2−tert−ブチルピラゾール−3−イル)−5−(4−プロパン−2−イルフェニル)ベンズアミド;
    3−(2−tert−ブチルピラゾール−3−イル)−5−(4−クロロフェニル)−N−(2−シクロプロピルプロパン−2−イル)ベンズアミド;
    N−tert−ブチル−3−(2−tert−ブチルピラゾール−3−イル)−5−(3,4−ジフルオロフェニル)ベンズアミド;
    N−tert−ブチル−3−(2−tert−ブチルピラゾール−3−イル)−5−(4−シクロプロピルフェニル)ベンズアミド;
    N−tert−ブチル−3−(2−tert−ブチルピラゾール−3−イル)−5−(4−シアノフェニル)ベンズアミド;
    3−(4−クロロフェニル)−N−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)−5−(2−プロパン−2−イルピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
    3−(4−クロロフェニル)−5−(2−プロパン−2−イルピラゾール−3−イル)−N−(1,1,1−トリフルオロ−2−メチルプロパン−2−イル)ベンズアミド;
    3−(2−tert−ブチルピラゾール−3−イル)−5−(4−クロロフェニル)−N−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)ベンズアミド;
    3−(2−tert−ブチルピラゾール−3−イル)−5−(4−クロロフェニル)−N−(1,1,1−トリフルオロ−2−メチルプロパン−2−イル)ベンズアミド;
    N−tert−ブチル−3−(2−シクロプロピルピラゾール−3−イル)−5−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンズアミド;
    N−tert−ブチル−3−[2−(シクロプロピルメチル)ピラゾール−3−イル]−5−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンズアミド;
    N−tert−ブチル−3−(4−クロロフェニル)−5−(2−シクロプロピルピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
    N−tert−ブチル−3−[2−(シクロプロピルメチル)ピラゾール−3−イル]−5−(4−フルオロフェニル)ベンズアミド;
    N−tert−ブチル−3−(2−エチルピラゾール−3−イル)−5−(4−フルオロフェニル)ベンズアミド;
    N−tert−ブチル−3−(2−エチルピラゾール−3−イル)−5−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンズアミド
    及びそれらの薬学的に許容し得る塩から選択される、請求項1〜7のいずれか一項記載の化合物。
  9. N−tert−ブチル−3−(4−クロロフェニル)−5−(2−メチルピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
    N−tert−ブチル−3−(2−tert−ブチルピラゾール−3−イル)−5−(4−フルオロフェニル)ベンズアミド;
    N−tert−ブチル−3−(4−クロロフェニル)−5−(2−プロパン−2−イルピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
    N−tert−ブチル−3−(4−フルオロフェニル)−5−(2−プロパン−2−イルピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
    N−tert−ブチル−3−(2−プロパン−2−イルピラゾール−3−イル)−5−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンズアミド;
    N−tert−ブチル−3−(2−シクロプロピルピラゾール−3−イル)−5−(4−フルオロフェニル)ベンズアミド;
    N−tert−ブチル−3−(4−クロロフェニル)−5−(2−エチルピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
    N−tert−ブチル−3−(4−クロロフェニル)−5−[2−(シクロプロピルメチル)ピラゾール−3−イル]ベンズアミド;
    N−tert−ブチル−3−(2−tert−ブチルピラゾール−3−イル)−5−(4−シアノフェニル)ベンズアミド;
    N−tert−ブチル−3−(4−クロロフェニル)−5−(2−シクロプロピルピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
    N−tert−ブチル−3−(2−エチルピラゾール−3−イル)−5−(4−フルオロフェニル)ベンズアミド
    及びそれらの薬学的に許容し得る塩から選択される、請求項1〜8のいずれか一項記載の化合物。
  10. a)式(III)の化合物の存在下における式(II)の化合物の反応:
    Figure 2019517476

    [式中、R、R1’、R、R及びRは、請求項1〜9のいずれか一項に定義されているとおりである]
    又は、
    b)式(V)の化合物の存在下における式(IV)の化合物の反応:
    Figure 2019517476

    [式中、R、R1’、R、R及びRは、請求項1〜9のいずれか一項に定義されているとおりである]
    又は、
    c)式(VII)の化合物の存在下における式(XVII)の化合物の反応:
    Figure 2019517476

    [式中、R、R1’、R、R及びRは、請求項1〜9のいずれか一項に定義されているとおりである]
    又は、
    d)式(XVI)の化合物の存在下における式(XVIII)の化合物の反応:
    Figure 2019517476

    [式中、R、R1’、R、R及びRは、請求項1〜9のいずれか一項に定義されているとおりである]
    を含む、請求項1〜9のいずれか一項記載の化合物を調製する方法。
  11. 治療的活性物質としての使用のための、請求項1〜9のいずれか一項記載の化合物。
  12. 請求項1〜9のいずれか一項記載の化合物と治療上不活性な担体とを含む、医薬組成物。
  13. 眼の状態の治療又は予防のための、請求項1〜9のいずれか一項記載の化合物の使用。
  14. 眼の状態の治療又は予防のための、請求項1〜9のいずれか一項記載の化合物。
  15. 眼の状態の治療又は予防用の医薬の調製のための、請求項1〜9のいずれか一項記載の化合物の使用。
  16. 請求項1〜9のいずれか一項記載の化合物の有効量を投与することを含む、眼の状態の治療又は予防のための方法。
  17. 請求項10記載の方法にしたがって製造される、請求項1〜9のいずれか一項記載の化合物。
  18. 本明細書に記載された発明。
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