JP2019516291A - 非周期的信号を送信する方法、基地局及びユーザ装置 - Google Patents

非周期的信号を送信する方法、基地局及びユーザ装置 Download PDF

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Abstract

基地局(BS)からユーザ装置(UE)へ非周期的信号を送信する方法は、前記非周期的信号の送信のために予約された第1のリソースを示す予約情報を、上位レイヤシグナリングを介してBSからUEに送信するステップと、前記第1のリソースに基づいて選択される第2のリソースを少なくとも示す下り制御情報(DCI)を前記BSから前記UEに送信するステップと、前記第1のリソースを用いて、前記非周期的信号を前記BSから前記UEに送信するステップと、を含むことを特徴とする。

Description

本発明は、基地局(BS)及びユーザ装置(UE)を含む無線通信システムにおける非周期信号を送信する方法全般に関し、より具体的には、非周期的ゼロパワーチャネル状態情報参照信号(ZP CSI‐RS)送信及び非周期的干渉測定リソース(IMR)送信の方法に関する。
3GPP(3rd Generation Partnership Project)において、LTE(Long Term Evolution)Rel.13(Release 13)の下で3次元(3D)多入力多出力(MIMO(Multiple Input Multiple Output))技術の検討が進められている。3D MIMO技術は、アンテナ素子が垂直及び水平二次元(2D)平面又は3D空間のいずれかに配置される3D MIMOアンテナを用いて、3Dで送信ビーム制御を行うことができる。
3GPP規格では、3D MIMOは、アンテナポート数に応じて垂直ビームフォーミング(BF)又は全次元(FD)MIMOに分類される。8個以下のアンテナポートを用いる3D MIMOは、垂直ビームフォーミングとして分類することができ、8個より多いアンテナポートを用いる3D MIMOは、FD−MIMOとして分類することができる。FD−MIMOは大規模MIMOとも呼ばれ、NR(New Radio)システム(5G(5th generation))の主要技術として検討されている。
大規模MIMO技術では、チャネル状態情報(CSI)を取得するためのチャネル状態情報参照信号(CSI‐RS)を用いて、CSI‐RSカバレッジを確保することができる。しかしながら、セル全体をカバーするためにCSI‐RS送信を用いることは、CSI‐RSオーバーヘッドの増加に繋がる可能性がある。このようなオーバーヘッドを抑えるために、CSI‐RSは、アクティブなユーザ装置(UE)にのみ送信してもよい(UE固有のCSI‐RS)。
一方、従来のLTEシステム(例えば、Rel.10、11、及び12)においては、CSI‐RSは周期的に(例えば、5msごとに)送信され、通常は、単一セル内のUE間で共有される。図1は、LTE Rel.12及び13のサブフレーム構成をそれぞれ示す図である。LTE Rel.12では、各UEは、上位レイヤにより設定されるCSI‐RS情報を考慮して、CSI‐RS及びPDSCH(データ)を受信することができる。より具体的には、PDSCHは、CSI‐RSが特定のサブフレームに多重されているか否かを考慮して、UEにおいて復号される。Rel.13では、図1に示すように、CSI‐RSは、非周期的(非周期的CSI‐RS又は非周期的ノンゼロパワー(NZP)CSI‐RS)に送信され得る。非周期的CSI‐RSは、3GPPにおけるCSI‐RSオーバーヘッドを低減するために必要に応じて送信される。非周期的CSI‐RS送信が適用される、UE固有のCSI‐RSは、CSI‐RSのオーバーヘッドを効果的に低減できる可能性がある。
3GPP TS36.211V12.6.0 3GPP TS36.213V12.5.0
しかしながら、従来のLTE規格では、NZP CSI‐RS送信方式に加えて、非周期的ゼロパワー(ZP)CSI‐RS送信及び非周期的干渉測定リソース(IMR)送信方式が規定されていない。例えば、UEは、非周期的ZP CSI‐RS又は非周期的IMRが多重されたリソースを判別することができない。この結果、UEはレートマッチング処理を行わないため、データ送信品質に悪影響を与える。
本発明の1つ又は複数の実施形態に係る、基地局(BS)からユーザ装置(UE)へ非周期的信号を送信する方法は、前記非周期的信号の送信のために予約された第1のリソースを示す予約情報を、上位レイヤシグナリングを介してBSからUEに送信するステップと、前記第1のリソースに基づいて選択される第2のリソースを少なくとも示す下り制御情報(DCI)を前記BSから前記UEに送信するステップと、前記第1のリソースを用いる前記非周期的信号を前記BSから前記UEに送信するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明の1つ又は複数の実施形態に係る非周期的信号を送信する方法において、前記非周期的信号は、非周期的ゼロパワー(ZP)チャネル状態情報参照信号(CSI‐RS)であることを特徴とする。
本発明の1つ又は複数の実施形態に係る非周期的信号を送信する方法において、前記非周期的信号は、非周期的干渉測定リソース(IMR)であることを特徴とする。
本発明の1つ又は複数の実施形態に係る基地局(BS)は、上位レイヤシグナリングを介して、非周期信号の送信のために予約された第1のリソースを示す予約情報と、前記第1のリソースに基づいて選択された第2のリソースを少なくとも示す下り制御情報(DCI)と、前記第1のリソースを用いる非周期的信号と、をユーザ装置(UE)に送信するトランスミッタを有することを特徴とする。
本発明の1つ又は複数の実施形態に係るUEは、上位レイヤシグナリングを介して、非周期信号の送信のために予約された第1のリソースを示す予約情報と、前記第1のリソースに基づいて選択された第2のリソースを少なくとも示す下り制御情報(DCI)と、を基地局(BS)から受信するレシーバと、前記DCIに基づく前記第1のリソースに基づいて前記第2のリソースを選択するプロセッサと、を有することを特徴とする。前記レシーバは、前期第2のリソースを用いて前記BSから送信された前記非周期的信号を受信することを特徴とする。
本発明の1つ又は複数の実施形態は、BS及びUEに非周期的信号を適切に送受信させることのでできる方法を提供する。
LTE Rel.12及び13のサブフレーム構成をそれぞれ示す図である。 本発明の1つ又は複数の実施形態に係る、リソースブロック(RB)内のCSI‐RS用アンテナポートに割り当てられたリソースエレメント(RE)を示す図である。 本発明の1つ又は複数の実施形態に係る、CSI‐RS構成から通常サイクリックプリフィックス用のREへのマッピングを示す図である。 本発明の1つ又は複数の実施形態に係る、CSI‐RS構成から拡張サイクリックプリフィックス用のREへのマッピングを示す図である。 本発明の1つ又は複数の実施形態に係るCSI‐RSサブフレーム構成を示す図である。 本発明の1つ又は複数の実施形態に係る無線通信システムの構成を示す図である。 本発明の第1の態様の1つ又は複数の実施形態に係る非周期的CSI‐RS送信を示すシーケンス図である。 本発明の第1の態様の1つ又は複数の実施形態に係る非周期的CSI‐RS送信を示すシーケンス図である。 本発明の第1の態様の他の例の1つ又は複数の実施形態に係るCSI‐RSサブフレーム構成を示す図である。 本発明の第1の態様の1つ又は複数の実施形態に係るCSI‐RS構成及びCSI‐RSサブフレーム構成を示す図である。 本発明の第1の態様の1つ又は複数の実施形態に係るCSI‐RS構成及びCSI‐RSサブフレーム構成を示す図である。 本発明の第1の態様の他の例の1つ又は複数の実施形態に係る非周期的CSI‐RS送信を示すシーケンス図である。 本発明の第2の態様の1つ又は複数の実施形態に係る非周期的CSI‐RS送信を示すシーケンス図である。 本発明の第3の態様の1つ又は複数の実施形態に係る非周期的CSI‐RS送信を示す図である。 本発明の第3の態様の1つ又は複数の実施形態に係るCSI‐RSサブフレーム構成を示す図である。 本発明の第4の態様の1つ又は複数の実施形態に係る非周期的CSI‐RS送信を示す図である。 本発明の第5の態様の1つ又は複数の実施形態に係るCSI計算方式を示すテーブルである。 本発明の第6の態様の1つ又は複数の実施形態に係る、周期的/非周期的CSI‐RS送信に基づくCSI報告方式を示すテーブルである。 従来のLTE規格の手順に従う、非周期的CSI‐RS送信に基づくCSI報告を説明する図である。 本発明の第7の態様の1つ又は複数の実施形態に係る、非周期的CSI‐RS送信に基づくCSI報告を説明する図である。 本発明の第7の態様の他の例の1つ又は複数の実施形態に係る、非周期的CSI‐RS送信に基づくCSI報告を説明する図である。 本発明の第7の態様の他の例の1つ又は複数の実施形態に係る、非周期的CSI‐RS送信に基づくCSI報告を説明する図である。 本発明の第7の態様の他の例の1つ又は複数の実施形態に係る、非周期的CSI‐RS送信に基づくCSI報告を説明する図である。 本発明の1つ又は複数の実施形態に係る基地局を示す機能ブロック図である。 本発明の1つ又は複数の実施形態に係るUEの一例を示す構成図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して詳細に説明する。本発明の実施形態では、本発明のより完全な理解のために、具体的な詳細が多く規定される。しかしながら、当業者においては、これらの具体的な詳細なしに本発明の実施が可能であることは明らかである。他の例では、本発明を不明瞭にすることを避けるために、周知の特徴は詳細には説明しない。
本発明の1つ又は複数の実施形態に係る、基地局(BS)からユーザ装置(UE)に送信されるチャネル状態情報参照信号(CSI‐RS)について、図2、図3A、図3B及び図4を参照して以下に説明する。
図2は、本発明の1つ又は複数の実施形態において、通常サイクリックプリフィックス及び拡張サイクリックプリフィックス用のリソースブロック(RB)内でCSI‐RS送信用アンテナポート(CSI‐RS用アンテナポート)に割り当てられるリソースエレメント(RE)を示す図である。図2に示すように、一方の軸は直交周波数分割多重(OFDM)シンボルを表し、他方の軸はサブキャリアを表す。各ブロックはRB内のREに対応し、複数のアンテナポートを備える格子状のREはCSI‐RS用アンテナポートに割り当てられる。更に、図2に示すように、BSがCSI‐RS用アンテナポートを2つ指定する場合、2個のREがCSI‐RS用アンテナポートに割り当てられる。また、BSがCSI‐RS用アンテナポートを4つ指定する場合、4個のREがCSI‐RS用アンテナポートに割り当てられ、BSがCSI‐RS用アンテナポートを8個指定する場合、8個のREがCSI‐RS用アンテナポートに割り当てられる。
図3A及び図3Bは、本発明の1つ又は複数の実施形態に係る、それぞれ通常サイクリックプリフィックス及び拡張サイクリックプリフィックス用であるREへのCSI‐RS構成からのマッピングを示す。図3A及び図3Bに示すテーブル(CSI‐RS構成)は、RB内のREへのCSI‐RSのマッピングをUEに報告するのに用いられる。図3A及び図3Bのテーブル(CSI‐RS構成)は、3GPP TS36.211のテーブル6.10.5.2−1及び6.10.5.2−1にそれぞれ規定されている。
例えば、図2は、通常サイクリックプリフィックス用の2個のCSI‐RS用アンテナポートをマッピングする場合における、当該CSI‐RS用アンテナポートに割り当てられる20組のREを示す。図3Aは、CSI‐RS構成のインデックス0〜19を含むフレーム構成タイプ1及び2に対応するテーブルを示す(マッピング情報)。BSは、図3AのCSI‐RS構成のインデックス0〜19の1つをUEに送信して、図2のCSI‐RS用アンテナポートに割り当てられた20組のREのどれを使用するかを通知する。
図4は、本発明の1つ又は複数の実施形態に係るCSI‐RSサブフレーム構成を示す。図4に示すテーブル(CSI‐RSサブフレーム構成)は、CSI‐RS送信周期(周期的CSI‐RS)及びCSI‐RSサブフレームオフセットをUEに通知するのに用いられる。CSI‐RSサブフレームオフセットによって初期サブフレームインデックスが定義される。図4のテーブル(CSI‐RSサブフレーム構成)は、3GPP TS36.211のテーブル6.10.5.3−1に規定されている。
BSは、図3A及び図3Bのテーブル(CSI‐RS構成)で指定されたCSI‐RSをサブフレームに多重し、多重されたCSI‐RSを、CSI‐RS送信周期(例えば、5、10、20、40又は80)でUEに送信する。BSは、図4のCSI‐RSサブフレーム構成ICSI‐RS(CSI‐RSサブフレーム構成)のインデックス0〜154の1つをUEに送信して、初期サブフレームインデックスを定義するCSI‐RS送信周期及びCSI‐RSサブフレームオフセットを通知する。
現在のLTE規格(例えば、LTE Rel.12)では非周期的ノンゼロパワー(NZP)CSI‐RS、非周期的ゼロパワーCSI‐RS(ZP CSI‐RS)及び非周期的干渉測定リソース(IMR)を送受信する方法は規定されていないが、本発明の実施形態は、非周期的NZP CSI‐RS、非周期的ZP CSI‐RS及び非周期的IMRを送受信する方法を提供する。本発明の1つ又は複数の実施形態において、非周期的CSI‐RSの送信方式の動作例は、非周期的NZP CSI‐RSの送信だけでなく、非周期的ZP CSI‐RSの送信方式及びIMRの送信方式にも適用し得る。本発明の実施形態の一例として、CSI‐RS送信を適用する無線通信システムを説明する。無線通信システムは、本明細書において説明する特定の構成に限定されず、CSI‐RS送信を適用する任意のタイプの無線通信システムであってよい。本発明の1つ又は複数の実施形態では、非周期的NZP CSI‐RSをビームフォーミングすることができる。
(システム構成)
以下、図5を参照して、本発明の1つ又は複数の実施形態に係る無線通信システム1について説明する。
図5に示すように、無線通信システム1は、UE10(UE10A及びUE10B)と、BS20とを備える。無線通信システム1は、LTE規格に準拠するMIMOシステムである。例えば、無線通信システム1は、New Radioシステムであってもよいし、LTE/LTE−Advanced(LTE−A)システムであってもよい。無線通信システム1は、複数のアンテナポートを用いる(2D又は3D)MIMO通信に対応する任意の無線通信システムであってもよい。
BS20は、MIMO技術を用いて、複数のアンテナポートを介してUE10と通信を行う。BS20は、gNodeB(gNB)であってもよいし、evolved NodeB(eNB)であってもよい。BS20は、BS20が備える、2D平面アンテナ又は3Dアンテナなどの多次元アンテナの複数のアンテナポートを介してUE10と無線通信を行う。BS20は、アクセスゲートウェイ装置を介してコアネットワークに接続された上位ノードやサーバなどのネットワーク機器から下りパケットを受信し、複数のアンテナポートを介してUE10に下りパケットを送信する。BS20は、UE10から上りパケットを受信し、複数のアンテナポートを介して上りパケットをネットワーク機器に送信する。
BS20は、UE10と無線信号をやり取りするための3D MIMO用アンテナと、隣接するBS20と通信を行うための通信インタフェース(例えば、X2インタフェース)と、コアネットワークと通信を行うための通信インタフェース(例えば、S1インタフェース)と、UE10との送受信信号を処理するプロセッサや回路などのCPU(Central Processing Unit)と、を備える。以下に説明するBS20の機能及び処理は、メモリに格納されたデータ及びプログラムを処理又は実行するプロセッサによって実現してもよい。しかしながら、BS20は、上述したハードウェア構成に限定されず、任意の適切なハードウェア構成を含むこともできる。通常、無線通信システム1がより広いサービスエリアをカバーすることができるように、複数のBS20が配置される。
BS20は、非周期的CSI‐RS(例えば、非周期的NZP CSI‐RS、非周期的ZP CSI‐RS、及び非周期的IMR)を送信してもよい。BSは、非周期的CSI‐RS送信に加えて、5、10、20、40、又は80msごとに周期的にCSI‐RSを送信してもよい。
UE10は、3D MIMO技術を用いて基地局20と通信を行う。UE10は、UE10の1つ又は複数のアンテナポートを介して、基地局20とUE10との間でデータ信号及び制御信号などの無線信号を送受信する。UE10は、移動局、スマートフォン、携帯電話、タブレット、モバイルルータなどでもよいし、ウェアラブル機器など無線通信機能を有する情報処理装置でもよい。
UE10は、プロセッサなどのCPU、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ及び無線通信装置を備え、BS20とUE10との間で無線信号を送受信する。例えば、以下に説明するUE10の機能及び処理は、CPU処理、又はメモリに格納されたデータ及びプログラムを実行することによって実現してもよい。ただし、UE10は、上述したハードウェア構成に限定されるものではなく、例えば、以下の処理を実現する回路によって構成されてもよい。
(第1の態様)
本発明の第1の態様の1つ又は複数の実施形態によれば、BS20は、非周期的CSI‐RS(非周期的NZP CSI‐RS、非周期的ZP CSI‐RS、又は非周期的IMR)を送信するリソース(第1のリソース)を準静的に予約することができる。非周期的CSI‐RS送信のためのリソースは、非周期的CSI‐RS送信用のアンテナポートにマッピングされるリソース(RE)である。
(CSI‐RSサブフレーム構成1)
図6は、本発明の第1の態様の1つ又は複数の実施形態に係るCSI‐RS送信を示すシーケンス図である。図6に示すように、BS20は、所定のCSI‐RS構成に基づいて、非周期的CSI‐RS(例えば、非周期的NZP CSI‐RS、非周期的ZP CSI‐RS、又は非周期的IMR)を送信するリソースを予約することができる(ステップS11)。所定のCSI‐RS構成は、3GPP TS36.211のテーブル6.10.5.3−1に示されるCSI‐RS構成としてもよい。例えば、BS20は、3GPP TS36.211のテーブル6.10.5.3−1に示されるCSI‐RS構成に基づいて、CSI‐RS構成のインデックスを指定してもよい。例えば、非周期的CSI‐RSのリソースは、サブフレーム毎に予約してもよい。例えば、BS20は、CSI‐RSサブフレーム構成ICSI‐RS(CSI‐RSサブフレーム構成又はサブフレーム構成ID)を参照することなく非周期的CSI‐RSのリソースを予約することができる。他の例では、例えば、BS20は、従来の同期信号(SS)/参照信号(RS)構成を用いて非周期的CSI‐RS送信のリソースを予約することができる。例えば、アンテナポート数、レイヤ数、スクランブリング、符号分割多重(CDM)、及び/又は非周期的CSI‐RS送信の時間/周波数位置などを示す情報を含む復調用参照信号(DM‐RS:DeModulation−Reference Signal)構成を用いて、リソースを予約することができる。他の例では、例えば、BS20は、時間/周波数リソースのグループ(例えば、新たに規定されたRE)を用いて、非周期的CSI‐RS送信のリソースを予約することができる。
BS20は、予約したリソースを示す予約情報を、無線リソース制御(RRC)シグナリングなどの上位レイヤシグナリングを介してUE10に送信してもよい(ステップS12)。
BS20は、非周期的CSI‐RS(例えば、非周期的NZP CSI‐RS、非周期的ZP CSI‐RS又は非周期的IMR)をUE10に送信してもよい(ステップS13)。
例えば、UE10が非周期的NZP CSI‐RS及び/又は非周期的IMRを受信した場合、UE10は、受信した非周期的NZP CSI‐RS及び/又は非周期的IMRに基づいて非周期的CSI報告を行ってもよい。当該CSIフィードバックは、ランクインジケータ(RI)、プリコーディング行列識別子(PMI)及びチャネル品質情報(CQI)などの既存のCSIを含んでもよい。他の実装形態では、CSIは、ビーム選択のためのビームインデックス(BI)など、新たに規定されたCSIを含んでもよい。
(CSI‐RSサブフレーム構成2)
本発明の第1の変形例の1つ又は複数の実施形態によれば、BS20は、3GPP TS36.211のテーブル6.10.5.3−1を変更したものに基づいて、非周期的CSI‐RSのリソースを予約することができる(ステップS11A)。例えば、BS20は、変更されたテーブルを用いてCSI‐RSサブフレーム構成のインデックスを指定することができる。図7のステップS12~S14は、図6のステップS12~S14に対応する。
図8は、第1の変形例の1つ又は複数の実施形態に係る、変更されたテーブルを示す。例えば、図8の変更されたテーブルにおいて、CSI‐RSサブフレーム構成ICSI‐RS(CSI‐RSサブフレーム構成)のインデックス155、156及び157を、3GPP TS36.211にテーブル6.10.5.3−1として規定された、図4の従来のテーブルに追加してもよい。例えば、CSI‐RSサブフレーム構成ICSI‐RS「155」、「156」及び「157」は、CSI‐RS送信周期「1」及び「2」並びにCSI‐RSサブフレームオフセット「ICSI‐RS−1」及び「ICSI‐RS−2」にそれぞれ関連付けられる。すなわち、CSI‐RSサブフレームリソースを高密度で確保する変更されたテーブルは、CSI‐RSサブフレームを送信する機会を増加させると考えられる。この変更は、CSI‐RSリソースが複数のUEで共有され、従来のCSI‐RSサブフレーム構成と比較して多くのリソースが必要とされる場合にも有益である。これにより、非周期的CSI‐RS送信において、BS20が、CSI‐RSサブフレーム構成ICSI‐RS「155」を指定してその後CSI‐RSサブフレーム構成ICSI‐RS「155」をUE10に送信する場合、UE10は、CSI‐RSの送信周期が「1ms」であることを認識するため、BS20から送信されるサブフレームの中からCSI‐RSを含むサブフレーム(CSI‐RSサブフレーム)を特定することができる。一部のインデックス(行)を除いたテーブル6.10.5.3−1を変更テーブルとして用いて、CSI‐RSサブフレームの送信機会を相対的に増やすこともできる。ここで、変更されたテーブルは、従来型の周期的CSI‐RSにも適用することができる。
上記変更されたテーブルをCSI‐RS送信に用いる場合、物理下り共有チャネル(PDSCH)のミューティングを1又は2サブフレーム毎に行う必要がある。すなわち、ミューティングサブフレーム構成のデューティサイクル/サブフレームオフセットは、送信周期が1又は2サブフレーム(ms)のサブフレームを含んでもよい。
(リソース割り当て)
BS20は、非周期的CSI‐RSを送信する場合、BS20は、図3A又は図3Bに示すように、テーブル6.10.5.2−1又は6.10.5.2−2として規定された従来のテーブル(CSI‐RS構成)に基づいて、RB内のREの少なくとも一部にマッピングされるCSI‐RSの位置をサブフレーム毎に決定してもよい。すなわち、1つ又は複数の実施形態に係る非周期的CSI‐RS送信では、BSは、図3A又は図3BのCSI‐RS構成用のインデックスのうちの1つをUEに送信して、CSI‐RS用アンテナポートに割り当てられた20組のREのどれを使用するかを通知する。
更に、BS20は、RRCシグナリングなどの上位レイヤシグナリングを介して、図3A又は図3BのCSI‐RS構成のインデックスのうちの1つを送信することができる。CSI‐RS構成のインデックスのうちの1つは、CSI‐RSサブフレーム内のRB内のREの少なくとも一部にマッピングされるCSI‐RSの位置を示すマッピング情報であってもよい。
(第1の変形例)
第1の変形例の1つ又は複数の実施形態によれば、図9に示すように、BS20が非周期的CSI‐RS(例えば、#1−20)を送信する場合、BS20は、非周期的CSI‐RS用のCSI‐RS構成及びCSI‐RSサブフレーム構成(CSI−RS−SubframeConfig)をそれぞれ決定してもよい。例えば、BS20は、非周期的CSI‐RS#1用のCSI‐RS構成インデックス「0」及びCSI‐RSサブフレーム構成インデックス「0」を決定することができる。BS20は、非周期的CSI‐RS#2用のCSI‐RS構成インデックス「1」及びCSI‐RSサブフレーム構成インデックス「1」を決定してもよい。
第1の変形例の1つ又は複数の実施形態によれば、図10に示すように、BS20が、時間多重された非周期的CSI‐RS(例えば、#1−20)を送信する場合、BS20は、CSI‐RS構成及びCSI‐RSサブフレーム構成を共通化するように非周期的CSI‐RSのCSI‐RS構成及びCSI‐RSサブフレーム構成(CSI−RS−SubframeConfig)を決定してもよい。例えば、BS20は、非周期的CSI‐RS#1用のCSI‐RS構成インデックス「1」及びCSI‐RSサブフレーム構成インデックス「155」を決定してもよい。BS20は、CSI‐RS#2のCSI‐RS構成インデックス「1」及びCSI‐RSサブフレーム構成インデックス「155」を決定してもよい。これにより、CSI‐RSリソースの消費を低減することができる。
本発明の第1の態様の他の例の1つ又は複数の実施形態によれば、BS20は、非周期的CSI‐RSを送信する場合、BS20は、CSI‐RSサブフレーム構成が共通するように、非周期的CSI‐RSに対するCSI‐RSサブフレーム構成(CSI−RS−SubframeConfig)を決定してもよい。BS20は、RB内の複数の非周期的CSI‐RSのそれぞれについて異なるCSI‐RS構成を決定することができる。すなわち、BS20は、CSI‐RSサブフレームにおいて、複数の非周期的CSI‐RSがRB内のREにマッピングされる位置を決定することができる。これにより、CSI‐RSリソースの消費を低減することができる。
第1の変形例の1つ又は複数の実施形態によれば、BS20は、CSI‐RSが非周期的CSI‐RSであるか否かを示す情報を、RRCシグナリンなどの上位レイヤシグナリングを介してUE10に送信してもよい。当該情報は、CSI‐RS構成及びCSI‐RSサブフレーム構成の送信に用いられるRRCシグナリングを介して送信してもよいし、当該情報の送信用の別個のRRCシグナリングを介して送信してもよい。
第1の変形例の1つ又は複数の実施形態によれば、BS20は、CSI‐RSが、非周期的CSI‐RS、UE固有のCSI‐RS若しくはセル固有のCSI‐RS、又は周期的なCSI‐RSであることを示す情報を、RRCシグナリングなどの上位レイヤシグナリングを介してUE10に送信してもよい。
第1の変形例の1つ又は複数の実施形態によれば、非周期的CSI‐RSの構成は、RRC情報(例えば、CSI処理、CSI‐RS−Config、CSI‐RS−ConfigNZP、CSI‐RS−ConfigZP、又はCSI‐RS−IdentityNZP)など従来の上位レイヤシグナリングを用いてもよい。
(第1の態様の他の例)
第1の態様の他の例の1つ又は複数の実施形態によれば、BS20が非周期的CSI‐RSをUE10に送信する場合、UE10は、非周期的CSI報告のみを想定してもよい。例えば、図11に示すように、UE10は、「非周期的」に構成されたCSI‐RSリソースを上位レイヤシグナリングを介して受信する場合(ステップS12A)、周期的CSI報告が行われることを想定しなくてもよい。UE10は非周期的CSI‐RSを受信し(ステップS13A)、非周期的CSI報告を行ってもよい(ステップS14A)。したがって、第1の態様の他の例の1つ又は複数の実施形態によれば、UE10においてCSIを算出する負荷を低減することができる。
(第2の態様)
以下、本発明の第2の実施形態の実施形態について説明する。第2の態様の1つ又は複数の実施形態によれば、BS20は、非周期的NZP CSI‐RS、非周期的ZP CSI‐RS、又は非周期的IMRなどの非周期的CSI‐RS(非周期的信号)のリソース(第1のリソース)を予約して、当該予約リソース(第1のリソース)に基づいて選択されるリソース(第2のリソース)を少なくとも示す下り制御情報(DCI:Downlink Control Information)を送信することができる。図12は、第2の態様の1つ又は複数の実施形態に係る非周期的CSI‐RS送信を示すシーケンス図である。
図12に示すように、BS20は、非周期的CSI‐RS(例えば、非周期的NZP CSI‐RS、非周期的ZP CSI‐RS、又は非周期的IMR)を送信するリソース(第1のリソース)を予約することができる(ステップS21)。ステップS21では、例えば、各リソース(第1のリソース)をサブフレーム毎に予約することもできる。言い換えると、CSI‐RS送信の間隔及びCSI‐RS送信のタイミングオフセットを示すCSI‐RS subframe_configを参照することなく各リソース(第1のリソース)を予約することができる。例えば、ステップS21において、非周期的CSI‐RS送信用のアンテナポートにマッピングされたREを示す1つ以上の所定のCSI‐RS構成を用いてリソース(第1のリソース)を予約してもよい。他の例では、例えば、ステップS21において、非周期的CSI‐RS送信用のアンテナポートを示す情報を含むDM‐RS構成を用いてリソース(第1のリソース)を予約してもよい。例えば、ステップS21において、CSI−Process、CSI‐RS‐Config、CSI‐RS‐ConfigNZP、CSI‐RS‐ConfigZP又はCSI‐RS‐IdentityNZPとして設定された情報に基づいてリソース(第1のリソース)を予約してもよい。
そして、BS20は、予約したリソースを示す予約情報を、RRCシグナリングなどの上位レイヤシグナリングを介してUE10に送信することができる(ステップS22)。BS20は、当該予約リソース(第1のリソース)に基づいてUE10が選択すべきリソース(第2のリソース)を少なくとも示すDCIを、UE10に送信することができる(ステップS23)。この場合、DCIは、予約リソースからの絞り込みに用いる情報だけではなく、アンテナポート数、レイヤ数、スクランブリング、コード分割多重(CDM)、及び/又は時間/周波数位置に関する情報など予約情報以外の付加的な情報を示してもよい。DCIは、下位レイヤシグナリングの一例であってもよい。DCIはUL(アップリンク)グラントに含まれてもよい。例えば、DCIは、UE10によって選択及び受信される各非周期的CSI‐RSに対応するリソースを判別するリソースインデックスを少なくとも含む。例えば、DCIは、非周期的ZP CSI‐RSの送信の有無を示す情報を含む。
BS20は、予約したリソース(第1のリソース)を用いて、非周期的CSI‐RS(例えば、非周期的NZP CSI‐RS、非周期的ZP CSI‐RS、又は非周期的IMR)をUE10に送信することができる(ステップS24)。例えば、各非周期的CSI‐RS及びDCIを、同一サブフレーム内で多重してもよい。
UE10は、予約したリソース(第1のリソース)から、受信したDCIが示すリソース(第2のリソース)を選択し、選択したリソース(第2のリソース)を用いて送信された非周期的CSI‐RSを受信することができる(ステップS25)。例えば、UE10は、DCIを受信した場合、選択したリソースを用いて、非周期的CSI‐RSのレートマッチング行うことができる。例えば、UE10は、非周期CSI‐RSがUE10自身に対するものであるかをDCIに基づいて判断することができる。例えば、UE10は、ステップS22で通知されたRRC構成リソースインデックスと、ステップS23で動的シグナリングによって通知されたリソースインデックスと、を比較することができる。当該比較の結果に基づいて、UE10は、非周期的CSI‐RSを受信することができる。例えば、UE10は、受信した非周期的CSI‐RSに基づいてCSI報告を行ってもよい。
本発明の第2の変形例の1つ又は複数の実施形態によれば、BS20が、DCIなどの下位レイヤシグナリングを介してCSI‐RSの有無(プレゼンス)に関する情報を送信し、これにより、UE10が非周期的CSI‐RSを判別することができる。
本発明の第2の変形例の1つ又は複数の実施形態によれば、BS20は、UE10に対して、当該特定のUEがDCIを介して非周期的CSI‐RSを受信すべきか否かを通知してもよい。
第2の変形例の1つ又は複数の実施形態によれば、BS20は、BS20から送信されるサブフレームを受信すべきユーザ装置を示すIDを、DCIなどの下位レイヤシグナリングを介してサブフレーム毎に送信してもよい。
第2の変形例の1つ又は複数の実施形態によれば、CSI‐RSに割り当てられた各REに対して下位レイヤシグナリングを用いてもよい。例えば、3組のRE(例えば、図1の左上部と同一パターン上に「0」及び「1」として示される一組のRE)がCSI‐RSに割り当てられる場合、BS20は、「110」のようにビットマップとして示されるREの組ごとにプレゼンス情報を送信してもよい。例えば、プレゼンス情報のインデックス「1」及び「0」は、それぞれ、非周期的CSI‐RSの送信が有ること及び無いことを示す。
上記第2の変形例では、例えば、BS20は、非周期的CSI‐RSの有無の組合せの1つ又は複数の候補をUE10に通知してもよいし、UE10は、当該1つ又は複数の候補を設定してもよいし、当該1つ又は複数の候補をBS20からの動的シグナリングに応じて切り替えてもよい。更に、BS20は、上位レイヤシグナリングのみ又は下位レイヤシグナリングのみを介して1つ又は複数の候補をUE10に通知してもよい。更に、当該組み合わせは、CSI‐RS送信の有無に限定されず、CSI‐RS用アンテナポート数(又は送信ランク)、CSI‐RS用アンテナポート情報、偏波情報、及びCSI‐RSリソース(例えば、時間及び/又は周波数位置や符号分割多重(CDM)に関する情報を含む多重情報、CSI‐RS密度、スクランブルIDなど)を含んでもよい。上記第2の変形例によれば、例えば、BS20は、ZP CSI‐RSの存在することを、DM‐RSのアンテナポート情報を用いて動的に通知してもよい。
第2の変形例の1つ又は複数の実施形態によれば、BS20によって設定されるCSIフィードバックトリガは、非周期的CSI‐RSの送信のトリガであってもよい。例えば、UE10は、BS20から非周期的CSI‐RS送信トリガを受信した場合、非周期的CSI‐RS送信トリガの受信から所定のTTI(Transmission Time Interval)が経過した後に、当該CSI‐RSに基づいてCSI‐RSフィードバックを送信することができる。非周期的CSI‐RS送信のトリガ情報は、UL(アップリンク)グラントに含まれてもよい。当該トリガ情報は、従来のCSI要求のビットの全て又は一部を用いてもよいし、従来のCSI要求に付加された追加ビットを用いてもよい。
第2の変形例の1つ又は複数の実施形態によれば、BS20は、CSI‐RS ID、プレゼンス情報、IDなどのCSI‐RS送信情報を、UE固有/個別サーチスペース又は共通サーチスペースを用いて送信してもよい。
本発明の第2の変形例の1つ又は複数の実施形態によれば、UE10は、CSI‐RS送信情報に基づいてPDSCHの送信REを推定してもよい。例えば、UE10は、CSI‐RS送信情報に基づいてレートマッチングを行うことができる。
(第3の態様)
本発明の第3の態様の実施形態について、図13A及び図13Bを参照して説明する。図13Aに示すように、BS20が非周期的CSI‐RSを送信する場合、非周期的CSI‐RSは、異なるプリコーダによってそれぞれ乗算されてもよい。例えば、異なるサブフレームから得られたCSI‐RS推定の結果を平均化することはできない。すなわち、トリガされたDL(ダウンリンク)サブフレームのみCSIの計算に用いることができる。
図13Bに示すように、同一のUE10(図12のUE10B)に向けて送信されるCSI‐RSは、同一のビーム(ビーム#4)で乗算してもよい。この場合、サブフレーム間での平均化を可能にすることで、CSI推定の精度が向上すると考えられる。
例えば、場合によっては、CSI要求を受信した、トリガされたサブフレームを平均化してもよい。すなわち、UE10は、複数サブフレームにおいて、同一のプリコーダを用いて乗算が行われると仮定してもよい。これにより、サブフレームの平均化を可能にするインジケータを送信することができる。一例として、UE10が過去のサブフレームとの平均化を行うことができるか否かをシグナリングによって示してもよい。これは、CSI‐RSトリガフィールド内の同一ビットによって指定することができる。他の例では、平均化の可否を上位レイヤシグナリングによって決定することができる。例えば、割り当てられた非周期的CSI‐RSを平均化することができるか否かを示すインジケータを設定することができる。他の例では、UE10は、いずれの非周期的CSI‐RSも異なるサブフレーム間で平均化できないと仮定してもよい。更に、CSI‐RSトリガフィールド中の異なるビットで指定されるサブフレームは平均化できない可能性もある。更に、CSI処理及びNZP CSI‐RSのRRCシグナリングを再設定する場合、平均化を初期化してもよい。
(第4の態様)
本発明の第4の態様の実施形態を以下に説明する。1つ又は複数の実施形態によれば、図14に示すように、UE10Aがセル間を移動する場合、同一UE10に対するCSI‐RSであっても、適用するビームを変更してもよい。このような場合、サブフレーム間で平均化を行っても正確なCSIが得られないことがある。
したがって、例えば、BS20は、適用するプリコーダの変更を示すシグナリングを(UE10が平均化を行うことができるか否かに関わらず)動的に送信することができる。更に、BS20は、乗算に用いるプリコーダが、過去のサブフレーム又は過去にトリガされたサブフレームで乗算に用いられたプリコーダと同一であるか否かを示すシグナリングを送信してもよい。
他の例では、動的シグナリングを用いる代わりに、リセットのタイミング(例えば、100ms)を設定してもよい。例えば、各所定のTTIに平均化を許可しないタイミングを設けることができる。更に、時間長及びタイミングオフセットは、上位レイヤによって設定してもよいし、固定値として規定してもよい。
これらの仮定は、PUSCHに対するCSIフィードバックとPUCCHに対するCSIフィードバックとで異なってもよい。例えば、PUCCHベースのフィードバックはDCIトリガを含まないため、平均化の仮定なしに導出することができる。一方、PUSCHベースのフィードバックは平均化を仮定する場合もある。
他の例では、FeICIC(Further enhanced Inter−Cell Interference Coordination)又はDL−UL eIMTA(enhanced Interference Mitigation and Traffic Adaptation)を前提として、複数のサブフレームセットを構成することができる。同一UE10宛てのCSI‐RSは、異なるサブフレームセット間で平均化することができない。例えば、サブフレームセットが同一である場合には平均化が可能である。一方で、サブフレームセットが異なる場合には平均化を行えない可能性がある。例えば、平均化についての見込みは、サブフレームセット毎に通知される。又は、平均化の見込みは、サブフレームセット間で共通に通知される。
他の例では、CSI‐RSは、システム帯域全体で単一のビームフォーミングを適用することができる。このような場合、UEは、システム全体で同一のプリコーダが乗算に用いられると仮定してもよい。
他の例では、特定の周波数単位で、異なるビームフォーミングをCSI‐RSに適用してもよい。このような場合、周波数ブロックの平均化は適切でないと考えられる。例えば、所定の周波数ブロック内でのCSI‐RS推定結果を平均化してもよい。言い換えれば、同一のプリコーダによって乗算が行われたという仮定に基づいて、CSIを算出することができる。また、周波数ブロックは、現在規定されているサブバンドと同一であってもよい。例えば、周波数ブロックは、現在規定されているプリコーディングリソースブロックグループ(PRG)と同一であってもよい。
この概念(時間/周波数領域における平均化の可否)は、干渉測定において考慮してもよい。UEにおける仮定及び/又はシグナリングは、干渉測定に導入することができる。
(第5の態様)
以下、本発明の第5の態様の実施形態について説明する。上で説明したように、上述の非周期的CSI‐RSの態様及び変形例は、非周期的ZP CSI‐RS及び非周期的IMRに適用してもよい。
本発明の第5の態様の1つ又は複数の実施形態によれば、例えば、ZP CSI‐RSを、周期的ZP CSI‐RS又は非周期的ZP CSI‐RSの何れかとして構成してもよい(BS20は、ZP CSI‐RSが周期的であるか非周期的であるかを通知してもよい)。他の例では、ZP CSI‐RSを、非周期的ZP CSI‐RSとして別個に構成してもよい(BS20は、非周期的ZP CSI‐RSに固有のパラメータを用いて、非周期的ZP CSI‐RSの詳細に関する情報を送信してもよい)。他の例では、CSI処理又はCSIリソースは、ZP CSI‐RSが周期的ZP CSI‐RSであるか非周期的ZP CSI‐RSであるか、を示す情報を含んでもよい(BS20は、周期的/非周期的ZP CSI‐RSに関する暗示的又は明示的な情報を含むCSIプロセス又はCSIリソースを、UE10に送信してもよい)。
本発明の第5の態様の1つ又は複数の実施形態によれば、リソース(RE)上に多重する又は多重しないZP CSI‐RSを動的に切り替えてもよい。例えば、BS20は、ZP CSI‐RSが多重されているか否かを示す情報(ZP CSI‐RSの多重/非多重に関する情報)を含むDCI(例えば、DLグラント)をUE10に送信してもよい。UE10が、ZP CSI‐RSの多重/非多重に関する情報を含むDCIを受信した場合、REにZP CSI‐RSが多重されていない場合、UE10は、PDSCH(又は他の物理チャネル/信号)をREに多重してもよいし、或いは、REにデータを多重して、この仮定に基づいてレートマッチングを行ってもよい。一方、UE10は、多重対象/非対象のZP CSI‐RSの情報を含むDCIを受信した場合、REにZP CSI‐RSが多重されていれば、UE10は、PDSCHをREに多重しなくてもよく、REにデータを多重せずに、この仮定に基づいてレートマッチングを行ってもよい。
他の例として、例えば、DCIは、ZP CSI‐RSが多重されているか否か以外の情報を含んでもよい。例えば、ZP CSI‐RS REに関する情報、ZP CSI‐RSのアンテナポート数などがDCIに含まれてもよい。
他の例では、例えば、多重対象/非対象のZP CSI‐RSの切り替え及び/又は他の動的切り替えに、上位レイヤシグナリングを用いてもよい。例えば、BS20が、上位レイヤシグナリングを介して、複数のRE(ZP CSI‐RSリソース)上で多重対象/非対象のZP CSI‐RSのセットをUE10に送信し、次いで、UE10が、BS20からのDCIに基づいて、多重対象/非対象のZP CSI‐RSを切り替えてもよい。
他の例では、例えば、ZP CSI‐RSの制御を、NZP CSI‐RSの制御と共に行ってもよい。例えば、BS20が、多重対象/非対象のZP CSI‐RS及びNZP CSI‐RSの情報を上位レイヤシグナリングを介して送信し、次いで、UE10が、BS20からのDCIに基づいて、多重対象/非対象のZP CSI‐RS及びNZP CSI‐RSを動的に切り替えてもよい。
本発明の第5の態様の1つ又は複数の実施形態によれば、図15のCSI計算方式に示すように、UE10は、周期的/非周期的NZP CSI‐RSと周期的/非周期的ZP CSI‐RS(IMR)とを組み合わせてCSIを算出することができる。図15のテーブルにおいて、CSI計算に用いられる「周期的NZP CSI‐RSと周期的ZP CSI‐RS」、「周期的NZP CSI‐RSと非周期的ZP CSI‐RS」、「非周期的NZP CSI‐RSと周期的ZP CSI‐RS」、及び「非周期的NZP CSI‐RSと非周期的ZP CSI‐RS」の組み合わせは、「Alt.1A」、「Alt.1B」、「Alt.2A」、及び「Alt.2B」と表わされる。更に、CSI処理/CSIリソースは、周期的NZP CSI‐RS又は非周期的NZP CSI‐RSのいずれかを含んでもよい。更に、CSI処理/CSIリソースは、周期的ZP CSI‐RS(IMR)又は非周期的NZP CSI‐RS(IMR)のいずれかを含んでもよい。
(第6の態様)
以下、本発明の第6態様の実施形態について説明する。本発明の第6の態様の1つ又は複数の実施形態によれば、図16に示すテーブル中の「Alt.4A」及び「Alt.4B」のように、UE10は、非周期的NZP CSI‐RS及び非周期的ZP CSI‐RSに基づいて、周期的及び非周期的CSI報告を行うことができる。従来のLTE規格は、「Alt.3A」及び「Alt.3B」のCSI報告方式に対応している。
本発明の第6の実施形態の1つ又は複数の実施形態によれば、UE10がBS20からの非周期的CSI‐RSに基づいて非周期的CSI報告を行う場合(図16の「Alt.4B」)、UE10は、CSI報告をトリガするCSI要求がBS20からUE10で受信されるまで、CSIを算出する必要はない(言い換えれば、UE10は、CSI要求の受信時にCSIを算出してもよい)。この結果、BS20に報告されることのないCSIをUE10が算出する負荷を低減することができる。
例えば、サブフレームlは、CSI要求(又は、非周期的NZP CSI‐RS及び/又は非周期的ZP CSI‐RSが送信されることを示すトリガ)が送信されるサブフレーム(又はCSI報告がトリガされるサブフレーム)である。
更に、例えば、サブフレームlでCSI要求が送信される場合、UE10は、非周期的CSI‐RSリソースが予約されたサブフレームl後の最初(又は同一)のサブフレームに非周期的CSI‐RSが多重されていると仮定してもよい。その後、UE10は、サブフレームl後に非周期的CSI‐RSを送信する最先のサブフレームに基づいてCSIを算出することができる。
更に、例えば、サブフレームlにおいてCSI要求が送信される場合、UE10は、サブフレームl+kに非周期的CSI‐RS(サブフレームl+kにおいて非周期的CSI‐RSリソースがONである)が含まれると仮定してもよい。その後、UE10は、サブフレームl+kに基づいてCSIを算出してもよい。kは、CSI要求と非周期的CSI‐RSとの間のタイミングオフセットを示す。例えば、kは定数であってもよい。例えば、kは、RRCシグナリング又はDCIなどの上位レイヤシグナリングによって設定されるパラメータであってもよい。例えば、kはゼロであってもよい。
また、本発明の第6の実施形態の1つ又は複数の実施形態に係る非周期的CSI‐RSに基づくCSI報告方式は、CSI‐RS(NZP CSI‐RS)だけでなく、ZP CSI‐RS(IMR)にも適用することができる。更に、時間オフセットkは、CSI‐RS(NZP CSI‐RS)及びZP CSI‐RS(IMR)から独立して設定してもよい。
(第7の態様)
以下、本発明の第7の態様の実施形態について説明する。本発明の第7の態様の1つ又は複数の実施形態では、サブフレームm及びnは、非周期的CSI‐RSを送信するサブフレーム及びCSIフィードバックを送信するサブフレームをそれぞれ示す。上記のように、サブフレームlは、CSI要求を送信するサブフレームである。手順の一例として、まず、UE10は、CSI報告をトリガするCSI要求を受信し、その後、UE10は、非周期的CSI‐RSを受信し、最後にCSIフィードバックを送信する(CSI報告を行う)。したがって、サブフレームnはサブフレームmより大きく(又は等しく)、サブフレームmはサブフレームlより大きい(又は等しい)(n>m>l)。しかしながら、本発明はこの場合に限定されない。例えば、サブフレームnはサブフレームlより大きくてもよく、サブフレームlはサブフレームmより大きくてもよい(n>l>m)。
更に、従来のLTE規格は、CSI要求の受信後に一定期間が経過した場合に、UE10がCSIフィードバックを送信するようにCSIフィードバックタイミングを規定する。図17に示すように、例えば、UE10は、CSI要求(CSI要求#1及び#2)の受信から一定期間(例えば、3サブフレーム)経過後にCSIフィードバックを送信することができる。非周期的CSI‐RSは、CSIフィードバック#2のCSIフィードバックタイミングに続いて受信してもよい。すなわち、サブフレームmはサブフレームnより大きくてもよいし、サブフレームnはサブフレームlより大きくてもよい(例えば、m>n>l)。この結果、CSIフィードバック#2などのCSIフィードバックとして何を報告するかをUE10が決定することができず、CSI報告が正常に行われないおそれがある。
本発明の第7の態様の1つ又は複数の実施形態によれば、図18Aに示すように、UE10における非周期的CSI‐RSの受信時間に対する相対的な時間値(例えば、2サブフレーム)を、CSIフィードバックタイミングとして決定してもよい。したがって、UE10は、非周期的CSI‐RSがUE10において受信されてから相対的な時間(所定の期間)が経過した後、CSIフィードバックをBS20に送信してもよい(CSIを算出してもよい)。言い換えれば、UE10は、非周期的CSI‐RSを受信するまでCSIフィードバックを送信しなくてもよい。例えば、相対的な時間値は、LTE規格に一意に定義されたものであってもよい。BS20は、例えばRRCシグナリングなどの上位レイヤシグナリングを介して相対的な時間値を送信してもよい。例えば、相対的な時間値は、DCIを用いて動的に切り替えることができる。
上述の例では、CSI報告のタイミングが特定のサブフレームに集中するおそれがある。例えば、相対的な時間値を2サブフレームとした場合、CSI報告がサブフレームl+2に集中することが考えられる。このようなCSI報告のバーストを回避するために、UE固有のオフセット値をCSI報告のタイミングとして設定してもよいし、相対的な時間値にUE固有の値を用いてもよい。例えば、UE固有のオフセット値及びUE固有の相対的な時間値は、UE IDなどのUE固有のIDに基づいて導出してもよい。例えば、UE固有のオフセット値及びUE固有の相対的な時間値は、RRCシグナリングを介してUE10に送信してもよいし、DCIを用いてUE10に通知してもよい。
更に、例えば、図18Aの変形例において、CSI報告をトリガする相対的な時間は、非周期的CSI‐RSの受信時間に対する相対的な時間に限定されず、UE10がIMRに基づいて干渉測定を行うタイミングに対する相対的な時間であってもよいし、非周期的CSI‐RSの受信時間又はUE10がIMRに基づいて干渉測定を行うタイミングの早い方もしくは遅い方に対する相対的な時間であってもよい。
本発明の第7の態様の他の例の1つ又は複数の実施形態によれば、図18Bに示すように、サブフレームmがサブフレームnよりも大きく、サブフレームnがサブフレームlよりも大きく(m>n>l)、かつUE10においてエラーが発生した場合、すなわち、UE10が、CSI‐RSを受信する前にCSIを報告しなければならない場合、UE10は、前回と同じCSIフィードバックを送信することができる。例えば、図18Bにおいて、CSI要求#2を受信した後において、CSI計算(非周期的CSI‐RSの受信)の前に一定期間(例えば、3サブフレーム)が経過した場合、UE10は、最後のCSIフィードバックと同じCSIフィードバック#1を送信してもよい。この結果、CSI報告の手順が逆転する(m>n>l)ことによって起きるエラーを避けることができないおそれがある。
更に、例えば、図18Bの変形例において、サブフレームmがサブフレームnより大きく、かつサブフレームnがサブフレームl(m>n>l)より大きい場合、UE10は、UE10の有する最新のCSIに基づいてCSIを算出してもよい。例えば、NZP CSI‐RS又はZP CSI‐RS(IMR)を更新可能な場合、UE10は、更新後のNZP CSI‐RS又はZP CSI‐RS(IMR)に基づいてCSIを再算出することができる。
更に、例えば、図18Bの変形例として、UE10は、CSI報告の手順が逆転する(m>n>l)ことによって起きるエラーを示す情報(エラーフラグ)をBS20に通知してもよい。更に、報告されるCSIはLTE規格に規定されていなくてもよい。
本発明の第7の態様の他の例の1つ又は複数の実施形態によれば、上述したように、UE10は、従来のLTE規格に準拠するCSI報告手順に従って、CSI要求を受信してから一定期間経過後にCSIフィードバックを送信することができる。また、図18Cに示すように、本発明の第7の態様の他の例の1つ又は複数の実施形態において、UE10は、BS20にCSIをフィードバックする前に、所定の第2の期間以外のサブフレームにおいて非周期的CSI‐RS(NZP CSI−RS、及び/又はZP CSI‐RS(IMR))に基づいてCSIを算出してもよい。すなわち、非周期的CSI‐RSがCSI計算の対象期間内に送信される場合、UE10は、CSIを算出してCSI‐RSフィードバックを送信することができる。UE10がCSIを算出するのに要する処理時間によっては、UE10は、所定の第2の期間において非周期的CSI‐RSに基づいてCSIを算出しないことも可能である。
本発明の第7の態様の他の例の1つ又は複数の実施形態によれば、上述したように、UE10は、従来のLTE規格に準拠するCSI報告手順に従って、CSI要求を受信してから一定期間経過後にCSIフィードバックを送信することができる。また、図18Dに示すように、本発明の第7の態様の他の例の1つ又は複数の実施形態によれば、UE10は、CSI要求を受信した場合、CSI計算の対象期間である所定の第1の期間において非周期的CSI‐RS(NZP CSI‐RS及び/又はZP CSI‐RS(IMR))に基づいてCSIを算出して、CSIフィードバックをBS20に送信してもよい。当該所定の第1の期間とは、UE10がCSI要求を受信してから所定の期間(1つ又は複数のサブフレーム)である。一方で、上記一定期間及び所定の第1の期間以外の期間にCSI要求を受信した場合、UE10は、UE10がCSIの算出に要する処理時間によっては、UE10はCSIを算出しなくてもよい。
また、例えば、図18C及び18Dの変形例として、図20C及び図20Dに示すCSI報告方式を互いに組み合わせてもよい。更に、例えば、1つ又は複数のオフセット値(第1の所定の期間及び第2の所定の期間)は、上位レイヤシグナリング及び/又は下位レイヤシグナリングを介してBS20からUE10に送信してもよい。
(基地局の構成)
以下、図19を参照して、本発明の1つ又は複数の実施形態に係るBS20について説明する。
図19に示すように、BS20は、3D MIMO用アンテナ21と、RF(Radio Frequency)回路22と、CSI‐RSスケジューラ23と、CS‐RSジェネレータ24と、プリコーダ25と、マルチプレクサ26とを備える。RF回路22は、トランスミッタ(TXRU)221とレシーバ222とを含む。
アンテナ21は、複数のアンテナ素子を有する多次元アンテナから構成されてもよく、2Dアンテナ(平面アンテナ)、円柱状に配置されたアンテナや立方体状に配置されたアンテナを含む3Dアンテナなどが含まれる。アンテナ21は、1つ以上のアンテナ素子を有するアンテナポートを含む。各アンテナポートから送信されたビームは、UE10と3D MIMO通信を行うように制御される。
アンテナ21によって、線形アレイアンテナを用いる場合と比較してアンテナの素子数を容易に増加させることができる。多数のアンテナ素子を利用するMIMO伝送においては、システム性能をさらに改善することが求められる。例えば、3Dビームフォーミングでは、アンテナ数の増加に応じた高いビームフォーミング利得が期待される。更に、MIMO伝送は、例えばビームのヌル点を制御するなど干渉低減の面においても有利であり、マルチユーザMIMOにおいてユーザ間の干渉を除去するなどの効果が期待できる。
RF回路22は、アンテナ21への入力信号を生成し、アンテナ21からの出力信号の受信処理を行う。
RF回路22のトランスミッタ221は、アンテナ21を介してUE10にデータ信号(例えば、参照信号や、プリコーディングされたデータ信号)を送信する。トランスミッタ221は、決定したCSI‐RSリソースの状態を示すCSI‐RSリソース情報(例えば、サブフレーム構成ID及びマッピング情報)を、上位レイヤシグナリング又は下位レイヤシグナリングを介してUE20に送信する。トランスミッタ221は、決定されたCSI‐RSリソースに割り当てられたCSI‐RSをUE10に送信する。
RF回路22に含まれるレシーバ222は、UE10からアンテナ21を介してデータ信号(例えば、参照信号及びCSIフィードバック情報)を受信する。
CSI‐RSスケジューラ23は、CSI‐RSに割り当てられるCSI‐RSリソースを決定する。例えば、CSI‐RSスケジューラ23は、サブフレームの中から、CSI‐RSを含むCSI‐RSサブフレームを判別する。更に、CSI‐RSスケジューラ23は、少なくともCSI‐RSにマッピングされたREを決定する。
CSI‐RSジェネレータ24は、下りチャネル状態を推定するためのCSI‐RSを生成する。CSI‐RSジェネレータ24は、CSI‐RSに加えて、LTE規格で規定される参照信号、個別参照信号(DRS)、セル固有参照信号(CRS)、プライマリ同期信号(PSS)及びセカンダリ同期信号(SSS)などの同期信号、並びに別途規定された参照信号を生成してもよい。
プリコーダ25は、下りデータ信号及び下り参照信号に適用するプリコーダを決定する。プリコーダは、プリコーディングベクトル、又はより一般的にはプリコーディング行列と呼ばれる。プリコーダ25は、推定された下りリンクのチャネル状態を示すCSIと、入力された復号CSIフィードバック情報とに基づいて、下りリンクのプリコーディングベクトル(プリコーディング行列)を決定する。
マルチプレクサ26は、CSI‐RSスケジューラ23によって決定されたCSI‐RSリソースに基づいて、CSI‐RSをREに多重する。
送信される参照信号は、セル固有の参照信号又はUE固有の参照信号であってよい。例えば、参照信号は、PDSCHなどのUE固有信号に多重してプリコーディングしてもよい。参照信号の送信ランクをUE10に通知することで、チャネル状態推定をチャネル状態に応じた適切なランクで実行することができる。
(ユーザ装置の構成)
以下、図20を参照して、本発明の1つ又は複数の実施形態に係るUE10について説明する。
図20に示すように、UE10は、BS20と通信を行うためのUEアンテナ11と、RF回路12と、デマルチプレクサ13と、チャネル推定器14と、CSIフィードバックコントローラ15と、CSI‐RSコントローラ16とを備えてよい。RF回路12は、トランスミッタ121とレシーバ122を含む。
RF回路12に含まれるトランスミッタ121は、UEアンテナ11を介してBS20にデータ信号(例えば、参照信号やCSIフィードバック情報)を送信する。
RF回路12のレシーバ122は、BS20からUEアンテナ11を介してデータ信号(例えば、CSI‐RSなどの参照信号)を受信する。
デマルチプレクサ13は、BS20から受信した信号からPDCCH信号を分離する。
チャネル推定器14は、BS20から送信されたCSI‐RSに基づいて下りチャネル状態を推定し、CSIフィードバックコントローラ15へ出力する。
CSIフィードバックコントローラ15は、下りチャネル状態推定用の参照信号を用いて推定した下りチャネル状態に基づいてCSIフィードバック情報を生成する。CSIフィードバックコントローラ15は、生成したCSIフィードバック情報をトランスミッタ121に出力し、トランスミッタ121は、当該CSIフィードバック情報をBS20に送信する。CSIフィードバック情報は、RI(ランクインジケータ)、PMI、CQI、BIなどのうち少なくとも1つを含んでよい。
BS20からCSI‐RSが送信された場合、CSI‐RSコントローラ16は、CSI‐RSリソース情報に基づいて、自装置が特定のユーザ装置であるか否かを判断する。CSI‐RSコントローラ16は、自装置が特定のユーザ装置であると判断した場合、CSI‐RSに基づくCSIフィードバックをBS20に送信する。
(他の態様)
本発明の1つ又は複数の実施形態では無線通信システム1が3D MIMOシステムである例を説明するが、本発明はこれに限定されない。本発明における無線通信システムは2D MIMOシステムであってもよい。
上記の態様及び変形例は互いに組み合わせてもよく、これらの態様の各種特徴は様々なパターンで組み合わせることが可能である。本発明は、本明細書に開示される特定の組み合わせに限定されない。
本発明の1つ又は複数の実施形態に係る非周期的CSI‐RSは、単一のUE10又は複数のUE10に送信されてもよい。
本発明の1つ又は複数の実施形態では、CSI‐RSがCSI‐RSである例を説明するが、本発明はこれに限定されない。本発明は、CSI‐RSに適用することができるが、ビームフォーミングされたCSI‐RSには適用することができない。
本発明の1つ又は複数の実施形態では、BS20が平面アンテナを備える例を説明するが、本発明はこれに限定されない。本発明において、BS20は、1次元アンテナ又は所定の3次元アンテナを備えてもよい。
本発明の1つ又は複数の実施形態では、CSI‐RS(NZP CSI‐RS)にこれらの態様の様々な技術を適用する複数の例を説明するが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。本発明は、CSI‐RS(NZP CSI‐RS)だけでなく、ZP CSI‐RSにも適用が可能である。
本開示においては一定数の実施形態のみが説明されたが、本開示の利益を享受する当業者であれば、本発明の範囲から逸脱することなく様々な他の実施形態が可能であることを理解することができる。したがって、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲によってのみ限定されるものである。
1 無線通信システム
10 ユーザ装置(UE)
11 UEアンテナ
12 RF回路
121 トランスミッタ
122 レシーバ
13 デマルチプレクサ
14 チャネル推定器
15 CSIフィードバックコントローラ
16 CSI‐RSコントローラ
20 基地局(BS)
21 アンテナ
22 RF回路
221 トランスミッタ
222 レシーバ
23 CSI‐RSスケジューラ
24 CSI‐RSジェネレータ
25 プリコーダ
26 マルチプレクサ

Claims (20)

  1. 基地局(BS)からユーザ装置(UE)へ非周期的信号を送信する方法であって、
    前記非周期的信号の送信のために予約された第1のリソースを示す予約情報を、上位レイヤシグナリングを介してBSからUEに送信するステップと、
    前記第1のリソースに基づいて選択される第2のリソースを少なくとも示す下り制御情報(DCI)を前記BSから前記UEに送信するステップと、
    前記第1のリソースを用いて、前記非周期的信号を前記BSから前記UEに送信するステップと、を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記非周期的信号は、非周期的ゼロパワー(ZP)チャネル状態情報参照信号(CSI‐RS)であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記非周期的信号は、非周期的干渉測定リソース(IMR)であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記UEにおいて、前記DCIに基づく前記第1のリソースに基づいて前記第2のリソースを選択するステップと、
    前記UEにおいて、前記第2のリソースを用いて前記BSから送信された前記非周期的信号を受信するステップと、を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前期UEが前記DCIを受信した場合、前記UEにおいて、前記第2のリソースを用いて前記BSから送信された前記非周期的信号のレートマッチングを行うステップと、
    前記UEにおいて、前期第2のリソースを用いて送信された前記非周期的信号を受信するステップと、を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 前記BSにおいて、前記非周期的信号の送信用のアンテナポートにマッピングされたリソースエレメントを示す1つ又は複数の所定のCSI‐RS構成を用いて前期第1のリソースを予約するステップを更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 前記BSにおいて、前記非周期的信号の送信用のアンテナポートを示す情報を含む復調用参照信号(DM‐RS)構成を用いて前記第1のリソースを予約するステップを更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 前記第1のリソースの各々はサブフレーム毎に予約されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 前記第1のリソースの各々は、CSI‐RS送信の間隔及び前記CSI‐RSの送信のタイミングオフセットを示すCSI‐RS subframe_configを参照することなく予約されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  10. 前記第1のリソースは、CSI‐Process、CSI‐RS‐Config、CSI‐RS‐ConfigNZP、CSI‐RS‐ConfigZP又はCSI‐RS‐IdentityNZPとして設定された情報を用いて予約されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  11. 前記DCIはUL(uplink)グラントに含まれることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  12. 前記DCIは、非周期的ZP CSI‐RSを送信するか否かを示す情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  13. 前記非周期的信号及び前記DCIの各々は同一サブフレーム内で多重されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  14. 前記UEにおいて、非周期IMRに対するCSI報告を前記DCIの受信タイミングに基づいて行うステップを更に含むことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  15. 前記非周期IMRを、異なるサブフレーム間で平均化することが可能か否かを示すUE推定情報を前記BSから前記UEに送信するステップと、
    前記UEにおいて、前期非周期IMRを平均化することが可能か否かを前記UE推定情報に基づいて推定するステップを更に含むことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  16. 前記上位レイヤシグナリングは無線リソース制御(RRC)シグナリングであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  17. 上位レイヤシグナリングを介して、非周期信号の送信のために予約された第1のリソースを示す予約情報と、
    前記第1のリソースに基づいて選択された第2のリソースを少なくとも示す下り制御情報(DCI)と、
    前記第1のリソースを用いる非周期的信号と、をユーザ装置(UE)に送信するトランスミッタを有することを特徴とする基地局(BS)。
  18. 前記非周期的信号は、非周期的ゼロパワー(ZP)チャネル状態情報参照信号(CSI‐RS)又は非周期的干渉測定リソース(IMR)であることを特徴とする請求項16に記載の基地局。
  19. 上位レイヤシグナリングを介して、非周期信号の送信のために予約された第1のリソースを示す予約情報と、
    前記第1のリソースに基づいて選択された第2のリソースを少なくとも示す下り制御情報(DCI)と、を基地局(BS)から受信するレシーバと、
    前記DCIに基づく前記第1のリソースに基づいて前記第2のリソースを選択するプロセッサと、を有し、
    前記レシーバは、前期第2のリソースを用いて前記BSから送信された前記非周期的信号を受信することを特徴とするユーザ装置(UE)。
  20. 前記非周期的信号は、非周期的ゼロパワー(ZP)チャネル状態情報参照信号(CSI‐RS)又は非周期的干渉測定リソース(IMR)であることを特徴とする請求項19に記載の基地局。
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