JP2019515314A - 蓋取外し装置及び該装置を備えたトロンボエラストグラフ - Google Patents

蓋取外し装置及び該装置を備えたトロンボエラストグラフ Download PDF

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Abstract

駆動部材(1)、前記駆動部材(1)に駆動されて上へ運動可能である接続軸(2)及び蓋取外し部材(3)を含む蓋取外し装置であって、該蓋取外し部材(3)が一端(31)と他端(32)を含み、該一端(31)が該接続軸(2)に枢着されており、該接続軸(2)が該駆動部材(1)に駆動されて上へ運動すると、該上向きの運動により該蓋取外し部材(3)が該蓋取外し部材(3)の該一端(31)と該他端(32)の間に位置する支点(4)の回りに転動し、それにより該蓋取外し部材(3)の他端(32)が下へ運動して脱離待ちの蓋(5)と接触してそれを脱離させる蓋取外し装置及び該装置を備えたトロンボエラストグラフである。トロンボエラストグラフは該蓋取外し装置を有し、蓋(5)の自動的な脱離と駆動部材(1)の自動化制御を実現することができ、蓋を取り外す効率と検出効率を高め、人力により蓋を取り外す時間を節約した。【選択図】図1

Description

本発明は、検出に関し、特に、蓋取外し装置及び該装置を備えたトロンボエラストグラフに関する。
トロンボエラストグラフは血液の血液凝固を体外で検出するための装置であって、血小板凝集、血液凝固、繊維素溶解などの全動態過程から血液凝固過程をモニタリングして、血液凝固と繊維素溶解の速度及び凝固の強度を取得する。血液凝固と繊維素溶解の速度及び凝固の強度は心臓血管と脳血管などの疾患の臨床診断の根拠とすることが可能である。
既存のトロンボエラストグラフにおいて、血液検出を行う時に蓋と例えば血液のような液体を収納するカップとを係合させる必要があり、検出が完了した後蓋に血液が付着した可能性があるため、次回の検出の正確度を高めるために、使用された蓋を交換することが必要とされている。
以上に鑑みて、本発明の実施例は蓋取外し装置及び該装置を備えたトロンボエラストグラフを提供する。
本発明の一態様によれば、本発明は、駆動部材、前記駆動部材に駆動されて上へ運動可能である接続軸及び蓋取外し部材を含む蓋取外し装置であって、
前記蓋取外し部材が一端と他端を含み、前記一端が前記接続軸に枢着されており、前記接続軸が前記駆動部材に駆動されて上へ運動すると、前記上向きの運動により前記蓋取外し部材が前記蓋取外し部材の前記一端と他端の間に位置する支点の回りに転動し、それにより前記蓋取外し部材の他端が下へ運動して脱離待ちの蓋と接触してそれを脱離させる蓋取外し装置を提供する。
本発明の別の態様によれば、本発明は、ブラケット、回転軸及び蓋取外し装置を含むトロンボエラストグラフであって、
前記ブラケットが前記回転軸の一端に接続されて前記回転軸を支持して、前記回転軸を転動可能にし、ここで前記回転軸に脱離待ちの蓋を挿設することができ、
前記蓋取外し装置が駆動部材、前記駆動部材に駆動されて上へ運動可能である接続軸及び蓋取外し部材を含み、
前記蓋取外し部材が一端と他端を含み、前記一端が前記接続軸に枢着されており、前記接続軸が前記駆動部材に駆動されて上へ運動すると、前記上向きの運動により前記蓋取外し部材が前記蓋取外し部材の前記一端と他端の間に位置する支点の回りに転動し、それにより前記蓋取外し部材の他端が下へ運動して前記脱離待ちの蓋と接触してそれを脱離させ、
前記蓋取外し部材が前記支点において前記ブラケットに枢着されており、
前記蓋取外し部材の前記他端には前記回転軸を基本的に前記他端に垂直であるように貫通させる開口を有し、それにより前記他端を前記回転軸の外部に挿設し、前記蓋の上方に位置させるトロンボエラストグラフを提供する。
本発明の各実施例で提供される蓋取外し装置及び/又はトロンボエラストグラフによれば、被検血液を収納する容器の蓋の自動的な脱離を実現することができ、手動で蓋を取り外す必要がなく、検出効率を高め、測定された血液がはねかかった蓋を繰り返して使用して次回の測定を行うために発生する測定誤差を回避した。
以上で略述したのは説明するためのものに過ぎず、いかなる方式で制限を加える意図もない。以上で説明した模式的態様、実施形態及び特徴の他に、図面及び以下の詳細な説明を参照することにより、本発明の更なる態様、実施形態及び特徴は明らかなものになる。
図面において、別に規定されない限り、同じ図面標記は複数の図面を通じて同じ又は類似的な部材又は元素を示す。これらの図面は必ずしも比例するように製図されたものであるというわけではない。これらの図面は本発明に基づいて開示されたいくつかの実施形態のみを描いたものであり、本発明の範囲に制限を加えるものと見なしてならないことを理解すべきである。
本発明の一実施例で提供される蓋取外し装置とトロンボエラストグラフの模式図である。 本発明の一実施例で提供されるブラケットの模式図である。 本発明の一実施例で提供される接続部の模式図である。 本発明の一実施例で提供される、宝石軸受と固定支持部が固定的に接続されたブラケットの模式図である。 本発明の一実施例で提供される、宝石軸受と可動支持部が固定的に接続されたブラケットの模式図である。 本発明の一実施例で提供される、磁石を備えたブラケットの模式図である。 本発明の一実施例で提供される、測定装置を備えたトロンボエラストグラフの模式図である。 本発明の一実施例で提供される、発光ダイオード及び光電池を備えたトロンボエラストグラフの模式図である。 本発明の一実施例で提供される、修正装置を備えたトロンボエラストグラフの模式図である。 本発明の一実施例で提供される蓋取外し装置の模式的ブロック図である。
以下、いくつかの例示的実施例を簡単に説明する。当業者に認識可能なように、本発明の主旨又は範囲を逸脱しない限り、様々な方式により説明された実施例を変更可能である。従って、図面と説明は本質的には制限を加えるものではなく、例示的なものである。
本発明の説明において、専門用語の「中心」、「縦向」、「横向」、「長手」、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」、「垂直」、「水平」、「頂」、「底」、「内」、「外」、「時計回り」、「逆時計回り」などにより指示される方位又は位置関係は図面に示す方位又は位置関係に基づくものであり、本発明を説明し説明を簡単化するのを容易にすることのみを目的とし、指示される装置又は素子が必ずしも特定の方位を有し、特定の方位で構成され操作されることを指示し又は暗示するというわけでないので、本発明に制限を加えるものと見なしてならないことを理解すべきである。なお、専門用語の「第1」、「第2」は目的を説明するためのものに過ぎず、相対的な重要性を指示したり暗示したりし又は指示される技術的特徴の数量を暗示的に指示するものと見なしてならない。従って、「第1」、「第2」に限定される特徴は1つ又は複数の前記特徴を明示的に含み又は暗示的に含むことが可能である。本発明の説明において、「複数」の定義は、別に明確に具体的な制限を加えない限り、2つ又は2つ以上を指す。
図1に示すように、本発明で提供される一実施例は、駆動部材1、駆動部材1に駆動されて上へ運動可能である接続軸2及び蓋取外し部材3を含む蓋取外し装置であって、蓋取外し部材3の第1端31が接続軸2に枢着されており、接続軸2が駆動部材1に駆動されて上へ運動すると、接続軸2と第1端31の間の枢着により蓋取外し部材3が蓋取外し部材3の第1端31と第2端32の間に位置する支点4の回りに転動し(図1の視角から観察すれば時計方向である)、それにより蓋取外し部材3の第2端32が下へ運動し、蓋取外し部材3の第2端32が下へ運動した時に脱離待ちの蓋5と接触して、蓋5が第2端32により施された下向きの力の作用で脱離する蓋取外し装置を提供する。
本発明の一実施例では、接続軸2が駆動部材1に駆動されて更に下へ運動することができ、蓋取外し動作を完了した後の蓋取外し部材3を復帰可能にし、次回の蓋取外し動作のために準備をする。ここで、「駆動部材の駆動で」接続軸と蓋取外し部材を復帰させるのは、駆動部材が接続軸に対して下向きの駆動力を発生させ、又は駆動部材が接続軸に施す上向きの駆動力を低減し又は解消して、接続軸と蓋取外し部材が自身の重力の作用で下へ運動して復帰することを指す。
一実施例では、接続軸が駆動部材に駆動されて上下に運動可能なストロークが約4mmである。
具体的には、接続軸2が駆動部材1に駆動されて下へ運動すると、接続軸2と第1端31の間の枢着により蓋取外し部材3が支点4の回りに転動し(図1における視角から観察すれば反時計方向である)、それにより蓋取外し部材3の第2端32が上へ運動し、接続軸2がその最初の位置まで下へ運動し、蓋取外し部材3の第2端32がその最初の位置まで運動した時に復帰が終了した。
図1に示すように、蓋取外し部材3を柔軟に運動可能にするために、蓋取外し部材3の第1端31に貫通孔33を有し、第1端31が貫通孔33を貫通し且つ接続軸2に接続された枢軸6により接続軸2に枢着されて、蓋取外し部材3が接続軸2に連動されて転動可能になる。
1つの例において、駆動部材1は接続軸2の軸線と平行する直線方向に沿って接続軸2を駆動して運動させる。蓋取外し部材3が接続軸2に対して転動する時に運動故障が発生して損壊を引き起こすという問題を防止するために、貫通孔33の蓋取外し部材3の長手方向に沿った寸法を枢軸6の直径より大きくしてよく、それにより接続軸2の上下運動により蓋取外し部材3を連動して支点4の回りに転動させる時に枢軸6が貫通孔33内で摺動可能になって、接続軸2の自身の軸線方向に沿った直線運動及び蓋取外し部材3の固定支点4に沿った円周運動が保証される。別の実施例では、貫通孔33の寸法と枢軸6の直径がちょうど係合するようになっており、枢軸6が貫通孔33内で平行移動不可能であるが、支点4の蓋取外し部材3に対する位置が固定的で変化しないというわけではない。具体的には、支点4での蓋取外し部材3の枢着のための枢軸及び蓋取外し部材3での該枢軸の収納のための貫通孔は、該貫通孔の蓋取外し部材3の長手方向に沿った寸法を該枢軸の直径より大きくして、それにより接続軸2の上下運動により蓋取外し部材3を連動して支点4の回りに転動させる時に該枢軸が該貫通孔内で摺動可能になって、接続軸2の自身の軸線方向に沿った直線運動が保証されるように配置される。
本発明の一実施例では、蓋取外し装置は、蓋取外し請求に応答して駆動部材1を制御して接続軸2を駆動して上へ運動させるように配置された制御ユニットを更に含んでよい。1つの例において、蓋取外し請求は、制御ユニットそのものにより検出され又は他の部材により検出され且つ制御ユニットに送信される前回の測定が完了した信号であってもよく、ユーザが入力部材により制御ユニットに送信し又は他の部材が制御ユニットに送信する蓋取外し請求であってもよい。制御ユニットは蓋取外し請求を受信した後駆動部材1に制御信号を送信し、駆動部材を制御して動作させて、接続軸2を蓋の脱離が可能な適宜位置、例えば、接続軸の最大ストロークまで上へ駆動させることができる。このようにして、駆動部材1の自動的な制御、及び駆動蓋取外し部材3の蓋取外し動作の自動的な実行を実現し、動作効率を高め、蓋5の取り外しをより容易にした。
1つの例において、制御ユニットが制御信号を送信して駆動部材が接続軸を駆動して蓋取外し部材が蓋に突き当たって落下させた後の所定の時間の後、例えば該制御信号を送信した後の約2秒の後、制御ユニットは駆動部材に別の制御信号を送信して、駆動部材が接続軸に下向きの駆動力を施し又は施される上向きの駆動力を低減したり解消したりして、接続軸と蓋取外し部材を復帰させることができる。
1つの例において、制御ユニットは制御信号を駆動部材に送信して、駆動部材が蓋取外し部材を駆動して短時間の内に蓋取外し動作を複数回実行させて、蓋に突き当たって落下させることができる。
本発明の一実施例では、図1に示すように、蓋取外し部材3は固定的に接続された第1部分35と第2部分36を含み、ここで第1部分35が第1端31を含み且つ第2部分36が第2端32を含む。ここで、第1部分35と第2部分36は一定の傾斜角を形成するように配置されている。
1つの例において、第1部分35は蓋の頂部表面と傾斜角度を形成するように配置されており、第2部分36は蓋の頂部表面と基本的に平行するように配置されており、それにより第1部分35が支点4の回りに転動する時、第2部分36の第2端が蓋5の頂部表面との最大接触を保証でき、蓋5に突き当たって落下させることができる。
第1部分35と第2部分36の夾角が任意の適切な角度であってよく、蓋取外し部材3の第2端32と蓋5の頂部表面の基本的な平行を実現できればよいことを説明する必要がある。
本発明の一実施例では、図1に示すように、支点4が第1部分35に位置する。
1つの例において、駆動部材1が電気磁石であり、接続軸2の少なくとも一部が磁石の磁力に吸引可能(又は更に磁力に排斥可能)な材料で構成される。この例において、制御ユニットは、蓋取外し請求に応答して、電気磁石に適切な電流を提供して、電気磁石に磁力を発生させて、接続軸を磁力の吸引で上へ運動させるように制御する。復帰させることが必要とされる時に、制御ユニットは、電気磁石に提供する電流を切断したり変更したりして、磁力を消失させたり低減させたりして、接続軸を重力で下へ運動させるように制御することができる。
別の例において、駆動部材は電気磁石であり、接続軸2の少なくとも一部は磁石材料である。この例において、制御ユニットは、蓋取外し請求に応答して、電気磁石に適切な方向の電流を提供して、電気磁石に接続軸と互いに吸引する磁力を発生させて、接続軸を磁力の吸引で上へ運動させるように制御する。復帰させることが必要とされる時に、制御ユニットは、電気磁石に提供する電流を切断したり低減したりし又はその電流方向を変更して、磁力を消失させたり低減させたりし又は接続軸と互いに排斥する磁力に変換して、接続軸を重力及び/又は斥力で下へ運動させるように制御することができる。
上記電気磁石の例の他に、本明細書における「駆動部材」は、例えばモーター、昇降機構など、接続軸を駆動して運動させることが可能ないかなる他の部材であってもよいことが理解できる。
図13は本発明の一実施例で提供される蓋取外し装置の模式的ブロック図である。図13に示すように、該蓋取外し装置は、制御ユニット10、駆動部材1、接続軸2及び蓋取外し部材3を含む。ここで、駆動部材1は制御ユニット10に制御されて接続軸2を駆動して上へ運動させて、一端が接続軸に枢着された蓋取外し部材3を連動して固定支点の回りに転動させて、蓋に突き当たって落下させるまで蓋取外し部材3の他端を下へ運動させる。
本明細書において、蓋取外し装置をトロンボエラストグラフと組み合わせて使用することを例示し説明したが、当業者に認識可能なように、本発明の各実施例における蓋取外し装置を他の機器装置に利用することもできる。
本発明のトロンボエラストグラフの一実施例では、図1に示すように、蓋5が回転軸7に挿設され、第2端32に開口34を有し、回転軸7が第2端32に基本的に垂直であるように開口34を貫通して、第2端32を回転軸7の外部に挿設し、蓋5が回転軸7にあって開口34の下方に位置している。1つの例において、蓋5の中心に回転軸7を貫通させる孔があり、該孔の直径が自然状態で回転軸7の直径よりやや小さく、また蓋5が適切な柔軟性を有する材料で構成され、それにより回転軸7に挿設され且つ押し付けられることが可能になり、また、適切な外力を受けた時に回転軸7から脱離することができる。
開口34の幅が回転軸7の直径より大きく、即ち開口34が回転軸7の外部に挿設され且つ運動又は静止のいずれの場合にも回転軸7と接触せず、回転軸7が回転する時に開口34が回転軸7と接触する時に回転軸7の回転運動に干渉することを回避することを説明する必要がある。また、開口34の幅をより蓋5の直径より大きくなくすべきであり、即ち蓋取外し部材3の第2端32が下へ運動する時に第2端32の開口が蓋5と接触して蓋5を脱離させることができることを保証する。1つの例において、開口34の大きさが調節可能である。
1つの例において、蓋5に突き当たって完全に落下させることができることを保証するために、蓋取外し部材3の第2端32の下端面形状は蓋5の形状と大体一致するように設置してよく、それにより第2端32と蓋5の接触面積を最大限に増加して、蓋5を回転軸7から脱離させるのをより容易にすることができる。
本発明の一実施例では、図1に示すように、回転軸7がブラケット8に支持され、駆動部材1がブラケット8に固定され、蓋取外し部材3が支点4においてブラケット8に枢着されている。1つの例において、蓋取外し部材3とブラケット8が接続部材により接続され、接続部材がブラケット8に固定的に接続され、蓋取外し部材3が支点4において接続部材に枢着されている。
図1に示すように、駆動部材1がブラケット8の一側に固定的に接続され、駆動部材1が接続軸2をブラケット8に対して垂直方向に上、下へ運動させることができることが保証されている。接続軸2に枢着された蓋取外し部材3の支点4がブラケット8の下部(又はその接続部材)に枢着されている。回転軸7が垂直に下に向かってブラケット8に支持され、蓋取外し部材3の第2端32の開口34が回転軸7の末端に近い位置に挿設されている。蓋5が回転軸7に挿設され、且つ蓋5が開口34の下方に位置している。
本発明の蓋取外し装置が動作する時に、制御ユニットは蓋取外し請求に応答して駆動部材1を制御して接続軸2を駆動して上へ運動させるように配置され、接続軸2が上へ運動すると、接続軸2に接続された蓋取外し部材3の第1端31が上へ引っ張られて、蓋取外し部材3を連動して支点4の回りに転動させる。蓋取外し部材3の第1端31が上へ運動すると、第2端32が蓋5と接触するまで下へ運動し、第2端32が下へ運動し続けると、第2端32の下端面が蓋5の頂部表面と接触し蓋5を下へ押圧して、蓋5を回転軸7から脱離させて、蓋取外し部材3の蓋取外し動作を完了する。
次回の蓋取外し操作を行う前に、制御ユニットにより接続軸2を駆動して下へ運動させることができ、接続軸2が下へ運動すると、接続軸2に接続された蓋取外し部材3の第1端31がそれに伴って下へ運動し、蓋取外し部材3を連動して支点4の回りに転動させる。蓋取外し部材3の第1端31が下へ運動すると、第2端32が大体回転軸7に沿って最初の位置まで上へ運動し、蓋取外し部材3の復帰動作を完了する。
本発明の一実施例は、図1に示すように、ブラケット8、回転軸7及び上記蓋取外し装置を含むトロンボエラストグラフであって、
ブラケット8が回転軸7の一端に接続されて回転軸7を支持して、回転軸7を外部駆動作用で転動可能にし、
蓋取外し部材3が支点4においてブラケット8に枢着されており、
蓋取外し部材3の第2端32には回転軸7を基本的に第2端32に垂直であるように貫通させる開口34を有し、それにより第2端32を前記回転軸の外部に挿設し、
蓋5が回転軸7に挿設され、開口34の下方に位置するトロンボエラストグラフを提供する。
本発明の一実施例では、図2に示すように、ブラケットは、固定支持部101と、可動支持部102と、固定支持部101に固定的に接続された第1接続部1031と、可動支持部102に固定的に接続された第2接続部1032とを含み、
第1接続部1031と第2接続部1032が点接触の方式により一体に接続されて、第2接続部1032を第1接続部1031に対して転動可能にし、
可動支持部102が外部の被支持物に固定的に接続され、
可動支持部102が被支持物に駆動されて第1接続部1031と第2接続部1032の間の点接触により固定支持部101に対して転動する。
図2に示す例において、固定支持部101が接続部により可動支持部と被支持物を支持し、接続部における第1接続部1031と第2接続部1032が点接触の方式により一体に接続され、被支持物が力を受けた後可動支持部102を駆動して第1接続部1031と第2接続部1032の間の接触点の回りに転動させるようになっている。第1接続部1031と第2接続部1032が点接触の方式により一体に接続されているため、可動支持部102と固定支持部101が相対的に転動する時に可動支持部102の転動を妨げる摩擦力を発生させる接触点が1つしかなく、ブラケット上で発生する摩擦力を低減して、被支持物が回転する時に受ける回転抵抗を低減することができる。
本発明の実施例では、点接触の方式は、2つの接触部材同士が完全に接触するというわけでなく、且つ接触面積が所定値より小さいようになってよい。例えば、上記第1接続部1031と第2接続部1032が点接触の方式により一体に接続された場合に、接触面積が1平方ミリメートルより小さい。
図3に示す例において、第1接続部1031は宝石軸受3031を含み、第2接続部1032は頂部錐体3032を含み、
又は、
第1接続部1031は頂部錐体3032を含み、第2接続部1032は宝石軸受3031を含み、
ここで、宝石軸受3031に錐体形凹溝2011が設置されており、頂部錐体3032が錐体状構造であり、頂部錐体3032の先端が宝石軸受3031における錐体形凹溝2011に位置し、頂部錐体3032と宝石軸受3031が点接触の形式で接続されている。
図3に示すように、宝石軸受3031は円形餅状構造であり、宝石軸受3031の1つの平面に錐体形凹溝2011が設置されており、頂部錐体3032は錐体状構造である。頂部錐体3032の先端は凹溝2011内に位置しており、凹溝2011の底部と接触するのは頂部錐体3032の先端しかなく、宝石軸受3031と頂部錐体3032が点接触の形式により接続されることが実現される。例えば、頂部錐体3032は先端に0.8平方ミリメートルの面積を有しており、該0.8平方ミリメートルの面積の先端により宝石軸受3031の錐体形凹溝2011と点接触する。
本発明の一実施例では、接続部のうちの第1接続部は宝石軸受であってもよく、頂部錐体であってもよく、第1接続部が宝石軸受である場合に、第2接続部は頂部錐体であり、第1接続部が頂部錐体である場合に、第2接続部は宝石軸受であり、以下、それぞれ第1接続部が宝石軸受である場合と第1接続部が頂部錐体である場合について、ブラケットの構造を説明する。
本発明の一実施例では、図4に示すように、宝石軸受3031が第1接続部として固定支持部101に固定的に接続され、頂部錐体3032が第2接続部として可動支持部102に固定的に接続され、頂部錐体3032の先端が宝石軸受3031の凹溝に位置し、頂部錐体3032の先端と宝石軸受3031の凹溝の底部とが点接触するようになっている。固定支持部101が宝石軸受3031により、固定的に接続された頂部錐体3032及び可動支持部102を支持する。
本発明の別の実施例では、図5に示すように、頂部錐体3031が第1接続部として固定支持部101に固定的に接続され、宝石軸受3032が第2接続部として可動支持部102に固定的に接続され、頂部錐体3031の先端と宝石軸受3032の底部とが点接触するようになっている。固定支持部101は頂部錐体3031により、固定的に接続された宝石軸受3032及び可動支持部102を支持する。
本発明の一実施例では、ブラケットは更に少なくとも一対の磁石を含み、
各対の磁石について、この一対の磁石のうちの第1磁石が固定支持部における可動支持部に近い一側に固定され、この一対の磁石のうちの第2磁石が可動支持部における固定支持部に近い一側に固定されており、
第1磁石と第2磁石が平行にオーバーラップしており、互いに近づいている面が同性磁極である。
以下、ブラケットが二対の磁石を含むことを例として、本発明の実施例で提供されるブラケットを更に説明する。
本発明の一実施例では、図6に示すように、ブラケットは二対の磁石を含み、第1対の磁石は磁石5041及び磁石5042を含み、第2対の磁石は磁石5051及び磁石5052を含み、磁石5041及び磁石5051が固定支持部501に固定され、磁石5042及び磁石5052が可動支持部102に固定されている。第1対の磁石のうちの磁石5041と磁石5042は平行にオーバーラップしており、磁石5041と磁石5042の互いに近づけている面は極性が同様である磁極を有しており、例えば、磁石5041のN極が可動支持部102に指向し、磁石5042のN極が固定支持部101に指向しており、第2対の磁石のうちの磁石5051と磁石5052は平行にオーバーラップしており、磁石5051と磁石5052の互いに近づけている面は極性が同様である磁極を有しており、例えば、磁石5051のS極が可動支持部102に指向し、磁石5052のS極が固定支持部101に指向している。
本発明の一実施例では、トロンボエラストグラフは前記回転軸の転動角度を測定し、前記回転軸の転動角度に基づいて被検血液に対応する血栓弾性記録図を形成するための測定装置を更に含む。
本発明の一実施例では、図7に示すように、前記測定装置は、
対応する光発射モジュール52の発射した光を受光し、受光した光を反射するための少なくとも1つの光反射シート51と、
固定方向で対応する光反射シート51に光を発射するための少なくとも1つの光発射モジュール52と、
固定方向で対応する光反射シート51の反射した光を受光し、光の強度に基づいて受光した光を対応する電気信号に変換し、且つ電気信号を処理モジュール54に伝達するための少なくとも1つの受光モジュール53と、
少なくとも1つの受光モジュール53により変換された電気信号を処理し、回転軸7の転動角度を確定するための処理モジュール54とを含み、
回転軸7が少なくとも1つの光反射シート51に固定的に接続され、回転軸7が外部駆動作用で少なくとも1つの光反射シート51を連動して転動させる。
本発明の実施例で提供されるトロンボエラストグラフにおいて、光反射シートが光発射モジュールの発射した光を受光モジュールに反射し、光反射シートが回転軸に連動されて転動する時に、光発射モジュールが固定方向で光を発射するため、光反射シートの受光した光の量が変化し、また光反射シートが転動するため、光反射シートが光を反射する光路が変化し、それにより固定方向で光を受光する受光モジュールの受光した光の強度が変化し、受光モジュールが光の強度に基づいて受光した光を対応する電気信号に変換し、処理モジュールが電気信号に基づいて回転軸の転動角度を確定する。このようにして、光を回転軸転動角度検出信号とし、光の強度が温度などの外部要因の変化により変化することがないため、光により回転軸の転動角度を検出することで、回転軸の転動角度の検出の正確性を高めることができる。
本発明の一実施例では、図8に示すように、光発射モジュール52は光案内柱6032と、光案内柱6032により光反射シート51に光を発射する発光ダイオード6031とを含み、
及び/又は、
受光モジュール53は光案内柱6042と、光案内柱6042により光反射シート51の発射した光を受光する光電池6041とを含む。
本発明の実施例では、第2貫通孔6062の内表面が機械加工表面であるため、一定の粗度が存在し、発光ダイオード6031により直接光反射シート51に光を発射すれば、発光ダイオード6031の発した光が第2貫通孔6062内で乱反射して、光エネルギーが散失し、一方、第2貫通孔6062から射出した光の方向及び量が制御しにくくなる。光案内柱6032により発光ダイオード6031の発した光を光反射シート51に射出することで、発光ダイオード6031の発した光が光案内柱6032の内部で伝導し、光が乱反射する現象が発生せず、それにより光エネルギーの利用率を高め、第2貫通孔6062から射出した光が特定の方向と特定の量を有することを保証し、更に回転軸7の転動角度の検出の正確性を保証する。
本発明の一実施例では、それぞれの受光モジュールは1つの光電池と1つの光案内柱を含み、光電池と光案内柱がいずれも第3貫通孔に固定されており、ここで光案内柱が光反射シートに近い一側に位置している。光案内柱は対応する光反射シートの反射した光を固定方向で受光し、且つ受光した光を光電池に伝導し、光電池は受光強度に基づいて受光した光を対応する電気信号に変換する。
本発明の一実施例では、第3貫通孔6063も機械加工により形成されたものであるため、第3貫通孔6063の内表面に一定の粗度が存在し、光反射シート51の反射した光が直接第3貫通孔6063に入って光電池6041に到達すれば、光が第3貫通孔6063の内壁で乱反射して、光エネルギーが散失して、最終的に光電池6041に到達した光のエネルギーが光反射シートにより第3貫通孔6063に入射した光のエネルギーより小さく、更に最終的に検出した回転軸7の転動角度に大きい誤差が存在する。光案内柱6042により光反射シート51の反射した光を受光することで、光が光案内柱6042の内部で伝達し、伝達過程で光が乱反射せず、光電池6041の受光した光のエネルギーが光反射シート51により光案内柱6042に反射した光のエネルギーと等しいことを保証し、それにより回転軸7の転動角度の検出の正確性を保証することができる。
本発明の一実施例では、トロンボエラストグラフは更に少なくとも1つの光止めシートを含み、光止めシートの数量が光案内柱の数量と等しく、それぞれの光止めシートが1つの光案内柱に対応する。光止めシートに固定的な形状及び固定的な寸法の光通過孔が設置され、光止めシートが光反射シートと光案内柱の間に設置されて、光反射シートの反射した光が光止めシートにおける光通過孔のみにより光案内柱に発射することができる。
本発明の一実施例では、図9に示すように、回転軸7の他端が被検血液に置かれ、回転軸7が被検血液の駆動作用で転動可能であり、
回転軸7に接続されており、回転軸7が転動したので平衡位置からずれた時に回転軸7を転動させて平衡位置に復帰させる作用力を発生させるための位置修正装置を更に含む。
本発明はトロンボエラストグラフを提供し、回転軸がブラケットに支持されて転動可能であり、位置修正装置が回転軸に接続され、回転軸が被検血液の駆動作用で回転して平衡位置からずれた時に、位置修正装置が回転軸を平衡位置方向へ転動させる作用力を発生する。このようにして、被検血液が回転軸に与える駆動作用が除去された後、回転軸の所在する位置が平衡位置でなければ、回転軸が位置修正装置の作用力で自動的に平衡位置に復帰し、手動調節の方式により回転軸を修正する必要がなく、回転軸を修正する時間を節約し、血液の血液凝固の検出の効率を高めた。
図10に示すように、位置修正装置は、内環が回転軸7の外円周面に固定的に接続され、外環がブラケット8に固定的に接続された少なくとも1つのヘアスプリング703を含んでよい。回転軸7が平衡位置に位置する時に、ヘアスプリング70が自由状態にあって、回転軸7に作用力を発生せず、回転軸7が被検血液の駆動作用で転動すると、ヘアスプリング703が内旋変形し又は外旋変形し、ヘアスプリング703が変形した後回復弾力を発生し、該回復弾力の作用は回転軸7を平衡位置に回復させて、ヘアスプリング703を自由状態に回復させることである。被検血液が回転軸7に与える駆動作用力が除去された後、回転軸7の所在する位置が平衡位置でなければ、回転軸7がヘアスプリング703の回復弾力の作用で平衡位置の方向へ転動し、最終的に回転軸7が平衡位置に回復する。
本発明の一実施例では、位置修正装置9が2つ又は2つ以上のヘアスプリング703を含む場合に、全てのヘアスプリング703のうちの少なくとも1つのヘアスプリング703の内環から外環への螺旋方向が他のヘアスプリング703の内環から外環への螺旋方向と異なっている。
図11に示すように、位置修正装置はヘアスプリング8031及びヘアスプリング8032を含み、ヘアスプリング8031及びヘアスプリング8032の内環がいずれも回転軸7に固定され、ヘアスプリング8031及びヘアスプリング8032の外環がいずれもブラケット8に固定されており、図3に示す観察位置から観察すれば、ヘアスプリング8031の内環から外環への螺旋方向が時計方向であり、ヘアスプリング8032の内環から外環への螺旋方向が反時計方向であり、回転軸7が反時計方向に転動すると、ヘアスプリング8031が締め付けられ、回転軸7が時計方向に転動すると、ヘアスプリング8032が締め付けられる。
ヘアスプリングが締め付けられた時に出力する作用力が緩められた時に出力する作用力より安定的であるため、ヘアスプリングを異なる螺旋方向に設置すれば、回転軸が異なる方向へ転動する時に、常に対応するヘアスプリングが締め付けられ、回転軸に平衡位置に回復する作用力を提供し、このような構造は回転軸の転動をより安定的にし、一方、緩められ過ぎてヘアスプリングが塑性変形することを回避する。
本発明の一実施例では、位置修正装置は、それぞれ1つのヘアスプリングに対応し、それぞれの一端がブラケットに固定的に接続され、他端が調節可能に対応するヘアスプリング外環の異なる位置に固定的に接続されて平衡位置を調節する少なくとも1つのゼロ化モジュールを更に含む。
図12に示すように、位置修正装置はヘアスプリング8031、ヘアスプリング8032、ゼロ化装置9033及びゼロ化装置9034を含み、ヘアスプリング8031がゼロ化装置9033に対応し、ヘアスプリング8032がゼロ化装置9034に対応する。ゼロ化装置9033の一端がブラケット8に固定的に接続され、他端がU型構造によりヘアスプリング8031の外環に固定されており、ヘアスプリング8031の外環とU型構造を固定する位置が調節可能であり、ゼロ化装置9034の一端がブラケット8に固定的に接続され、他端がU型構造によりヘアスプリング8032の外環に固定されており、ヘアスプリング8032の外環とU型構造を固定する位置が調節可能であり、ヘアスプリング8031及びヘアスプリング8032の内環がいずれも回転軸7の外円周面に固定されている。
ゼロ化装置9033におけるU型構造とヘアスプリング8031の外環での固定位置、及びゼロ化装置9034におけるU型構造とヘアスプリング8032の外環での固定位置を調節することにより、回転軸7が外部駆動力を受けずに作用する時に2つのヘアスプリングが回転軸7に施す作用力を変更して、回転軸7の平衡位置の調整を実現して、回転軸7の平衡位置が目標位置からずれた時に回転軸7の平衡位置を修正する。
本発明で提供される各実施例は、少なくとも以下のような有益な効果を有する。
1、本発明の実施例では、接続軸が駆動部材に駆動されて上へ運動可能であり、蓋取外し部材の一端が接続軸に枢着され、蓋取外し部材が支点の回りに転動するので、駆動部材が接続軸を連動して上へ運動させると、蓋取外し部材の他端が支点の回りに下へ運動し、更に蓋と接触して蓋を脱離させるまで下へ押圧して、蓋の自動的な脱離を実現し、蓋取外し効率と検出効率を高めた。
2、本発明の実施例では、制御ユニットは蓋取外し請求に応答して駆動部材を制御して接続軸を駆動して上へ運動させるように配置されているため、蓋取外し装置の自動的な制御を実現し、自動化の蓋取外し過程を実現し、作業効率を高め、且つ人力により蓋を取り外しにくいという問題を解決した。
3、本発明の実施例では、蓋取外し部材の一端に貫通孔を有し、蓋取外し部材の一端が貫通孔を貫通し且つ接続軸に接続された枢軸により接続軸に枢着され、貫通孔の蓋取外し部材の長手方向に沿った寸法が枢軸の直径より大きくて、接続軸の上下運動により蓋取外し部材が連動されて支点の回りに転動する時に枢軸が前記貫通孔内で摺動可能であるため、接続軸の軸線と平行する直線運動を保証し、構造を簡略化した。
4、本発明の実施例では、蓋取外し機構の他端に開口が設置され、回転軸が他端に基本的に垂直であるように開口を貫通するため、他端が回転軸の外部に挿設され、開口が回転軸と接触しないため、転動する回転軸に干渉することを回避することができ、また回転軸に沿って下へ運動する時に開口が一定の案内作用を果たす。
5、本発明の実施例では、固定支持部が接続部により可動支持部と被支持物を支持し、接続部における第1接続部と第2接続部が点接触の方式により一体に接続され、被支持物が力を受けた後可動支持部を駆動して第1接続部と第2接続部の間の接触点の回りに転動させる。第1接続部と第2接続部が点接触の方式により一体に接続されているため、可動支持部と固定支持部が相対的に転動する時に可動支持部の転動を妨げる摩擦力を発生させる接触点が1つしかなく、摩擦力を発生させる複数の接触点を含む従来の技術と比べて、ブラケット上で発生する摩擦力を低減して被支持物が回転する時に受ける回転抵抗を低減することができる。
6、本発明の実施例では、接続部に含まれる2つの接続部が宝石軸受と頂部錐体であってよく、頂部錐体の先端が宝石軸受の錐体形凹溝に位置し、頂部錐体の先端と錐体形凹溝の底部が点接触し、宝石軸受と頂部錐体が相対的に転動する時に、発生する摩擦力が小さく、それにより被支持物が回転する時に受けるブラケットからの回転抵抗を低減することができ、該ブラケットをトロンボエラストグラフに応用する時にトロンボエラストグラフの感度及び測定の正確性を高めることができる。
7、本発明の実施例では、ブラケットが少なくとも一対の磁石を含んでよく、各対の磁石のうちの1つの磁石が固定支持部に固定され、もう一つの磁石が可動支持部に固定され、一対の磁石が平行にオーバーラップし且つ同性磁極が対向するようになっており、このようにして、同性が互いに排斥する原理に基づいて、固定支持部での磁石が可動支持部での磁石に上向きの磁力を施し、該磁力が第1接続部と第2接続部の点接触の間の圧力を低減することができ、点接触の間の圧力を低減することで更に点接触による摩擦力を低減して、更に被支持物が回転する時に受ける回転抵抗を低減することができる。
8、本発明の実施例では、光反射シートが光発射モジュールの発射した光を受光モジュールに反射し、光反射シートが回転軸に連動されて転動する時に、光発射モジュールが固定方向で光を発射するため、光反射シートの受光した光の量が変化し、また光反射シートが転動するため、光反射シートが光を反射する光路が変化し、それにより固定方向で光を受光する受光モジュールの受光した光の強度が変化し、受光モジュールが光の強度に基づいて受光した光を対応する電気信号に変換し、処理モジュールが電気信号に基づいて回転軸の転動角度を確定する。このようにして、光を回転軸転動角度検出信号とし、光の強度が温度などの外部要因の変化により変化することがないため、光により回転軸の転動角度を検出することで、回転軸の転動角度の検出の正確性を高めることができる。
9、本発明の実施例では、発光ダイオードが光案内柱により光を発射し、光電池が光案内柱により光を受光し、光案内柱は光の通路として、光の均一性を増強し、光が発光ダイオード又は光電池を固定する貫通孔内で乱反射して光の強度に影響する状況の発生を回避して、回転軸転動角度の検出の正確性を保証することができる。
10、本発明の実施例では、回転軸がブラケットに支持されて転動可能であり、位置修正装置が回転軸に接続され、回転軸が被検血液の駆動作用で回転して平衡位置からずれた時に、位置修正装置が回転軸を平衡位置方向へ転動させる作用力を発生する。このようにして、被検血液が回転軸に与える駆動作用が除去された後、回転軸の所在する位置が平衡位置でなければ、回転軸が位置修正装置の作用力で自動的に平衡位置に復帰し、手動調節の方式により回転軸を修正する必要がなく、回転軸を修正する時間を節約し、血液の血液凝固の検出の効率を高めた。
11、本発明の実施例では、位置修正装置は少なくとも1つのヘアスプリングを含んでよく、ヘアスプリングの内環が回転軸に固定的に接続され、ヘアスプリングの外環がブラケットに固定的に接続されており、回転軸が転動して平衡位置からずれた時にヘアスプリングが変形し、ヘアスプリング変形により発生する弾力が回転軸に作用し、該弾力の作用方向は回転軸を平衡位置に回復させる方向である。ヘアスプリングは質量が軽くて反応が鋭敏であるため、位置修正装置として軸線の慣性及び転動する時に受ける抵抗を減少し、トロンボエラストグラフの正確性を高めることができる。位置修正装置は複数のヘアスプリングを含んでよく、全てのヘアスプリングのうちの一部のヘアスプリングの螺旋方向が他のヘアスプリングの螺旋方向と反対であり、それにより回転軸が異なる方向に転動する時に常に一部のヘアスプリングが締め付けられ、このような構造はヘアスプリングの耐用年数を延長し、回転軸が安定的に転動可能であるのを保証することができる。
12、本発明の実施例では、ヘアスプリングがゼロ化モジュールによりブラケットに固定され、ゼロ化モジュールとヘアスプリングの外環の接続位置が調節可能であり、それにより調節ゼロ化モジュールとヘアスプリングの外環の接続位置により回転軸の平衡位置を調整して、回転軸の平衡位置を修正して、トロンボエラストグラフの使いやすさを高める。
本明細書に係る「プロセッサー」、「処理ユニット/モジュール」、「制御器」、「制御ユニット/モジュール」又は類似的な専門用語は適宜なプログラムコマンド、算術演算、データ処理及び/又は制御操作などを実行することができる適宜な装置を指し、ソフトウエア、ハードウェア、ファームウエア又はそれらの組合せであってよく、例えばコンピューター、中央処理装置などが挙げられることに注意する必要がある。それらは単一の部材で構成されてもよく、その機能が複数の部材に分散するようになってもよい。集中式処理システムであってもよく、分布式処理システムであってもよい。
発明の各態様
1.駆動部材、前記駆動部材に駆動されて上へ運動可能である接続軸及び蓋取外し部材を含む蓋取外し装置であって、
前記蓋取外し部材は一端と他端を含み、前記一端が前記接続軸に枢着されており、前記接続軸が前記駆動部材に駆動されて上へ運動すると、前記上向きの運動により前記蓋取外し部材が前記蓋取外し部材の前記一端と他端の間に位置する支点の回りに転動し、それにより前記蓋取外し部材の他端が下へ運動して脱離待ちの蓋と接触してそれを脱離させる蓋取外し装置。
2.前記蓋取外し部材の前記一端に貫通孔を有し、前記接続軸が枢軸を有し、前記一端が前記貫通孔を貫通し且つ前記接続軸に接続される前記枢軸により前記接続軸に枢着されている態様1に記載の蓋取外し装置。
3.前記貫通孔の前記蓋取外し部材の長手方向に沿った寸法が前記枢軸の直径より大きく、それにより前記接続軸の上下運動により前記蓋取外し部材が連動されて前記支点の回りに転動する時に前記枢軸が前記貫通孔内で摺動可能である態様2に記載の蓋取外し装置。
4.前記駆動部材が垂直直線方向に前記接続軸を駆動する態様3に記載の蓋取外し装置。
5.蓋取外し請求に応答して前記駆動部材を制御して前記接続軸を駆動して上へ運動させるように配置された制御ユニットを更に含む態様1に記載の蓋取外し装置。
6.前記蓋取外し部材は、固定的に接続された第1部分と第2部分とを含み、ここで第1部分が前記一端を含み、第2部分が前記他端を含む態様1に記載の蓋取外し装置。
7.前記第1部分と第2部分が一定の傾斜角となっている態様6に記載の蓋取外し装置。
8.前記支点が前記第1部分に位置する態様7に記載の蓋取外し装置。
9.前記蓋を回転軸に挿設することができ、前記他端に開口を有し、このようにして前記回転軸を基本的に前記他端に垂直であるように前記開口を貫通させることができ、それにより前記他端が前記回転軸の外部に挿設され、使用中に前記蓋が前記回転軸にあって前記開口の下方に位置する態様1〜8のいずれか一項に記載の蓋取外し装置。
10.前記回転軸がブラケットに支持され、前記駆動部材が前記ブラケットに固定され、前記蓋取外し部材が前記支点において前記ブラケットに枢着されている態様9に記載の蓋取外し装置。
11.前記駆動部材が電気磁石であり、前記接続軸の少なくとも一部が電気磁石に吸引可能な材料で構成される態様1〜8のいずれか一項に記載の蓋取外し装置。
12.ブラケット、回転軸及び態様1〜11のいずれか一項に記載の蓋取外し装置を含むトロンボエラストグラフであって、
前記ブラケットは前記回転軸の一端に接続されて前記回転軸を支持して、前記回転軸を外部駆動作用で転動可能にし、
前記蓋取外し部材が前記支点において前記ブラケットに枢着されており、
前記蓋取外し部材の前記他端には前記回転軸を基本的に前記他端に垂直であるように貫通させる開口を有し、それにより前記他端を前記回転軸の外部に挿設し、
前記蓋が前記回転軸に挿設され、前記開口の下方に位置するトロンボエラストグラフ。
13.前記ブラケットは、固定支持部と、可動支持部と、前記固定支持部に固定的に接続された第1接続部と、前記可動支持部に固定的に接続された第2接続部とを含み、
前記第1接続部と前記第2接続部が点接触の方式により一体に接続されて、前記第2接続部を前記第1接続部に対して転動可能にし、
前記可動支持部が前記回転軸の一端に固定的に接続されている態様12に記載のトロンボエラストグラフ。
14.前記第1接続部は宝石軸受を含み、前記第2接続部は頂部錐体を含み、又は、
前記第1接続部は頂部錐体を含み、前記第2接続部は宝石軸受を含み、
ここで、前記宝石軸受に錐体形凹溝が設置されており、前記頂部錐体が錐体状構造であり、前記頂部錐体の先端が前記宝石軸受における錐体形凹溝に位置し、前記頂部錐体と前記宝石軸受が点接触の形式で接続されている態様13に記載のトロンボエラストグラフ。
15.前記ブラケットは更に少なくとも一対の磁石を含み、
各対の磁石について、この一対の磁石のうちの第1磁石が前記固定支持部における前記可動支持部に近い一側に固定され、この一対の磁石のうちの第2磁石が前記可動支持部における前記固定支持部に近い一側に固定されており、
前記第1磁石と前記第2磁石が平行にオーバーラップし、且つ近づけている2つの面が同性磁極である態様13に記載のトロンボエラストグラフ。
16.前記回転軸の転動角度を測定し、前記回転軸の転動角度に基づいて被検血液に対応する血栓弾性記録図を形成するための測定装置を更に含む態様12〜15のいずれか一項に記載のトロンボエラストグラフ。
17.前記測定装置は、
対応する光発射モジュールの発射した光を受光し、受光した光を反射するための少なくとも1つの光反射シートと、
固定方向から対応する光反射シートに光を発射するための少なくとも1つの光発射モジュールと、
固定方向で対応する光反射シートの反射した光を受光し、光の強度に基づいて受光した光を対応する電気信号に変換し、且つ前記電気信号を前記処理モジュールに伝達するための少なくとも1つの受光モジュールと、
前記少なくとも1つの受光モジュールにより変換された電気信号を処理し、前記回転軸の転動角度を確定するための処理モジュールとを含み、
前記回転軸が前記少なくとも1つの光反射シートに固定的に接続され、前記回転軸が外部駆動作用で前記少なくとも1つの光反射シートを連動して転動させる態様16に記載のトロンボエラストグラフ。
18.前記光発射モジュールは、光案内柱と、前記光案内柱により前記光反射シートに光を発射する発光ダイオードとを含み、
及び/又は、
前記受光モジュールは、光案内柱と、前記光案内柱により前記光反射シートの発射した光を受光する光電池とを含む態様17に記載のトロンボエラストグラフ。
19.前記回転軸の他端が被検血液に置かれ、前記回転軸が前記被検血液の駆動作用で転動可能であり、
前記回転軸に接続されており、前記回転軸が転動したので平衡位置からずれた時に前記回転軸を転動させて前記平衡位置に復帰させる作用力を発生させるための位置修正装置を更に含む態様12に記載のトロンボエラストグラフ。
20.前記位置修正装置は、それぞれの内環が前記回転軸の外円周面に固定的に接続され且つそれぞれの外環が前記ブラケットに固定的に接続された少なくとも1つのヘアスプリングを含む態様19に記載のトロンボエラストグラフ。
21.前記少なくとも1つのヘアスプリングは2つ又はそれ以上のヘアスプリングであり、前記2つ又はそれ以上のヘアスプリングのうちの少なくとも1つのヘアスプリングの内環から外環への螺旋方向が他のヘアスプリングの内環から外環への螺旋方向と反対である態様20に記載のトロンボエラストグラフ。
22.前記位置修正装置は、それぞれ1つの前記ヘアスプリングに対応し、それぞれの一端が前記ブラケットに固定的に接続され、他端が調節可能に対応するヘアスプリング外環の異なる位置に固定的に接続されて前記平衡位置を調節する少なくとも1つのゼロ化モジュールを更に含む態様20に記載のトロンボエラストグラフ。
以上で記述したのは本発明の具体的な実施形態に過ぎず、本発明の保護範囲がそれに限定されなく、当業者であれば本発明に開示された技術範囲においてその様々な変化又は取り替えを容易に想到でき、それらは全て本発明の保護範囲に含まれるものとする。従って、本発明の保護範囲は特許請求の保護範囲に準ずるものとする。

Claims (15)

  1. ブラケット、回転軸及び蓋取外し装置を含むトロンボエラストグラフであって、
    前記ブラケットは前記回転軸の一端に接続されて前記回転軸を支持して、前記回転軸を転動可能にし、ここで前記回転軸に脱離待ちの蓋を挿設することができ、
    前記蓋取外し装置は駆動部材、前記駆動部材に駆動されて上へ運動可能である接続軸及び蓋取外し部材を含み、
    前記蓋取外し部材は一端と他端を含み、前記一端が前記接続軸に枢着されており、前記接続軸が前記駆動部材に駆動されて上へ運動すると、前記上向きの運動により前記蓋取外し部材は前記蓋取外し部材の前記一端と他端の間に位置する支点の回りに転動し、それにより前記蓋取外し部材の他端が下へ運動して前記脱離待ちの蓋と接触してそれを脱離させ、
    前記蓋取外し部材が前記支点において前記ブラケットに枢着されており、
    前記蓋取外し部材の前記他端には前記回転軸を基本的に前記他端に垂直であるように貫通させる開口を有し、それにより前記他端を前記回転軸の外部に挿設し、前記蓋の上方に位置させるトロンボエラストグラフ。
  2. 前記蓋取外し部材の前記一端に貫通孔を有し、前記接続軸が枢軸を有し、前記一端が前記貫通孔を貫通し且つ前記接続軸に接続される前記枢軸により前記接続軸に枢着されている請求項1に記載のトロンボエラストグラフ。
  3. 前記貫通孔の前記蓋取外し部材の長手方向に沿った寸法が前記枢軸の直径より大きく、それにより前記接続軸の上下運動により前記蓋取外し部材が連動されて前記支点の回りに転動する時に前記枢軸が前記貫通孔内で摺動可能である請求項2に記載のトロンボエラストグラフ。
  4. 前記蓋取外し装置は、蓋取外し請求に応答して前記駆動部材を制御して前記接続軸を駆動して上へ運動させるように配置された制御ユニットを更に含む請求項1に記載のトロンボエラストグラフ。
  5. 前記蓋取外し部材は、固定的に接続された第1部分と第2部分とを含み、ここで第1部分が前記一端を含み、第2部分が前記他端を含み、ここで前記第1部分と第2部分が一定の傾斜角となっている請求項1に記載のトロンボエラストグラフ。
  6. 前記ブラケットは、固定支持部と、可動支持部と、前記固定支持部に固定的に接続された第1接続部と、前記可動支持部に固定的に接続された第2接続部とを含み、
    前記第1接続部と前記第2接続部が点接触の方式により一体に接続されて、前記第2接続部を前記第1接続部に対して転動可能にし、
    前記可動支持部が前記回転軸の一端に固定的に接続されている請求項1に記載のトロンボエラストグラフ。
  7. 前記第1接続部は宝石軸受を含み、前記第2接続部は頂部錐体を含み、又は、
    前記第1接続部は頂部錐体を含み、前記第2接続部は宝石軸受を含み、
    ここで、前記宝石軸受に錐体形凹溝が設置されており、前記頂部錐体が錐体状構造であり、前記頂部錐体の先端が前記宝石軸受における錐体形凹溝に位置し、前記頂部錐体と前記宝石軸受が点接触の形式で接続されている請求項6に記載のトロンボエラストグラフ。
  8. 前記ブラケットは更に少なくとも一対の磁石を含み、
    各対の磁石について、この一対の磁石のうちの第1磁石が前記固定支持部における前記可動支持部に近い一側に固定され、この一対の磁石のうちの第2磁石が前記可動支持部における前記固定支持部に近い一側に固定されており、
    前記第1磁石と前記第2磁石が平行にオーバーラップし、且つ近づけている2つの面が同性磁極である請求項6に記載のトロンボエラストグラフ。
  9. 前記回転軸の転動角度を測定し、前記回転軸の転動角度に基づいて被検血液に対応する血栓弾性記録図を形成するための測定装置を更に含む請求項1〜8のいずれか一項に記載のトロンボエラストグラフ。
  10. 前記測定装置は、
    対応する光発射モジュールの発射した光を受光し、受光した光を反射するための少なくとも1つの光反射シートと、
    固定方向から対応する光反射シートに光を発射するための少なくとも1つの光発射モジュールと、
    固定方向で対応する光反射シートの反射した光を受光し、光の強度に基づいて受光した光を対応する電気信号に変換し、且つ前記電気信号を前記処理モジュールに伝達するための少なくとも1つの受光モジュールと、
    前記少なくとも1つの受光モジュールにより変換された電気信号を処理し、前記回転軸の転動角度を確定するための処理モジュールとを含み、
    前記回転軸が前記少なくとも1つの光反射シートに固定的に接続され、前記回転軸が外部駆動作用で前記少なくとも1つの光反射シートを連動して転動させる請求項9に記載のトロンボエラストグラフ。
  11. 前記光発射モジュールは、光案内柱と、前記光案内柱により前記光反射シートに光を発射する発光ダイオードとを含み、
    及び/又は、
    前記受光モジュールは、光案内柱と、前記光案内柱により前記光反射シートの発射した光を受光する光電池とを含む請求項10に記載のトロンボエラストグラフ。
  12. 前記回転軸の他端が被検血液に置かれ、前記回転軸が被検血液の駆動作用で転動可能であり、
    前記回転軸に接続されており、前記回転軸が転動したので平衡位置からずれた時に前記回転軸を転動させて前記平衡位置に復帰させる作用力を発生させるためのものであり、それぞれの内環が前記回転軸の外円周面に固定的に接続され且つそれぞれの外環が前記ブラケットに固定的に接続された少なくとも1つのヘアスプリングを備える位置修正装置を更に含む請求項8に記載のトロンボエラストグラフ。
  13. 前記少なくとも1つのヘアスプリングは2つ又はそれ以上のヘアスプリングであり、前記2つ又はそれ以上のヘアスプリングのうちの少なくとも1つのヘアスプリングの内環から外環への螺旋方向が他のヘアスプリングの内環から外環への螺旋方向と反対である請求項12に記載のトロンボエラストグラフ。
  14. 前記位置修正装置は、それぞれ1つの前記ヘアスプリングに対応し、それぞれの一端が前記ブラケットに固定的に接続され、他端が調節可能に対応するヘアスプリング外環の異なる位置に固定的に接続されて前記平衡位置を調節する少なくとも1つのゼロ化モジュールを更に含む請求項12に記載のトロンボエラストグラフ。
  15. 駆動部材、前記駆動部材に駆動されて上へ運動可能である接続軸及び蓋取外し部材を含む蓋取外し装置であって、
    前記蓋取外し部材は一端と他端を含み、前記一端が前記接続軸に枢着されており、前記接続軸が前記駆動部材に駆動されて上へ運動すると、前記上向きの運動により前記蓋取外し部材が前記蓋取外し部材の前記一端と他端の間に位置する支点の回りに転動し、それにより前記蓋取外し部材の他端が下へ運動して脱離待ちの蓋と接触してそれを脱離させる蓋取外し装置。
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