JP2019511164A - フレキシブルチャネライゼーションのためのシステムおよび方法 - Google Patents

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Abstract

フレキシブルチャネライゼーションのためのシステムおよび方法が提供される。異なるUEによる伝送に、異なるTUサイズが使用される。異なるUEは、異なる接続方式を使用し得、少なくとも部分的にオーバーラップした時間周波数リソースを使用して伝送をし得る。

Description

関連出願の相互参照
本願は、「System and Method for Flexible Channelization」と題し、2017年1月5日に出願された米国特許出願シリアル番号第15/399,697号、および「System and Method for Flexible Channelization」と題し、2016年2月22日に出願された米国特許仮出願シリアル番号第62/298,156に対する優先権を主張し、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
本願は、無線通信用のチャネライゼーションのシステムおよび方法に関する。
とりわけ、スパースコード多元接続(SCMA)、マルチユーザシェアードアクセス(MUSA)、パターン分割多元接続(PDMA)、および資源拡散多元接続(RSMA)を含む、いろいろな非直交多元接続方式が提供されている。SCMAは、例えば、オーバーローディングおよび低複雑度復号化にために、OFDMサブキャリアにわたっての情報シンボルのスパースな拡散を使用する。SCMAは、異なるUE用の内容が非直交拡散コードを介して分離され、複数のUE用のコンテンツが同じ時間周波数リソースにおいて伝送されるという意味において非直交である。これらの方式は、通常は、固定チャネライゼーション方式で使用される。例えば、既存のアプローチでは、SCMA用のチャネライゼーションの単位は、特にグラントフリーの接続について、固定サイズの競合ベースの伝送単位(CTU)である。CTUは、時間/周波数/コード/パイロットシンボルの組合せとして定義される。
固定チャネライゼーション、例えば固定サイズCTUの使用は、リソースの最大限の活用という結果はもたらさない可能性があり、例えば、実際のデータ量は非常に少ない。
フレキシブルチャネライゼーションのためのシステムおよび方法が提供される。異なるUEによる伝送に、異なるTUサイズが使用される。異なるUEは、異なる接続方式を使用し得、少なくとも部分的にオーバーラップした時間周波数リソースを使用して伝送をし得る。
本発明の一態様によれば、システム帯域幅内で、第1の伝送単位(TU)サイズに基づく第1の時間周波数リソースを、伝送のための最小のスケジューリング単位として第1のUEへ、および第2のTUサイズに基づく第2の時間周波数リソースを、伝送のための最小のスケジューリング単位として第2のUEへ割り当てるステップであって、第2のTUサイズは、第1のTUサイズとは異なる持続時間を有する、ステップと、第1の時間周波数リソース内で第1のUEから受信するステップ、および第2の時間周波数リソース内で第2のUEから受信するステップと、を含む、接続ネットワークにおける方法が提供される。
前述のいずれかの実施形態では、第1のTUサイズに基づく第1の時間周波数リソースの割当ては、第1の接続方式用であり、第2のTUサイズに基づく第2の時間周波数リソースの割当ては、第2の接続方式用である。
前述のいずれかの実施形態では、第1および第2の接続方式のうちの少なくとも1つは、非直交多元接続方式である。
前述のいずれかの実施形態では、非直交多元接続方式は、複数のリソースエレメントにわたるデータシンボルの拡散を使用する。
前述のいずれかの実施形態では、方法は、時間および/または周波数における第1のTUサイズを示すシグナリングを伝送するステップと、時間および/または周波数における第2のTUサイズを示すシグナリングを伝送するステップと、のうちの、少なくとも1つをさらに含む。
前述のいずれかの実施形態では、第1のTUサイズは、静的に、半静的に、または動的にシグナリングされる、および第2のTUサイズは、静的に、半静的に、または動的にシグナリングされる、のうちの、少なくとも1つである。
前述のいずれかの実施形態では、第1のTUサイズは、第2のTUサイズと異なる。
前述のいずれかの実施形態では、第1の接続方式は、グラントベースであり、第2の接続方式は、グラントフリーである。
前述のいずれかの実施形態では、第1の接続方式は、直交周波数分割多元接続(OFDMA)であり、第2の接続方式は、非直交多元接続方式である。
前述のいずれかの実施形態では、非直交多元接続方式は、SCMA(スパースコード多元接続)、パターン分割多元接続(PDMA)、マルチユーザシェアードアクセス(MUSA)、および資源拡散多元接続(RSMA)、のうちの1つである。
前述のいずれかの実施形態では、第2の接続方式を使用する受信するステップは、拡散ブロックサイズを有する拡散ブロックを使用するステップを含み、第2の時間周波数リソースは、拡散ブロックサイズの整数倍である有効サイズを有する。
前述のいずれかの実施形態では、第1の時間周波数リソースは、第1の接続方式用の伝送単位サイズの整数倍である。
前述のいずれかの実施形態では、少なくともいくつかの時点において、第1の時間周波数リソースおよび第2の時間周波数リソースは、共通部分がない。
前述のいずれかの実施形態では、少なくともいくつかの時点において、第1の時間周波数リソースは、第2の時間周波数リソースと部分的にオーバーラップする。
前述のいずれかの実施形態では、少なくともいくつかの時点において、第2の時間周波数リソースのすべては、第1の時間周波数リソースとオーバーラップする。
前述のいずれかの実施形態では、第1のUEへの伝送は、第1のニューメロロジを使用し、第2のUEへの伝送は、第1のニューメロロジと異なる第2のニューメロロジを使用する。
前述のいずれかの実施形態では、第1の時間周波数リソースは、静的に割り当てられるか、半静的に割り当てられるか、または動的に割り当てられ、第2の時間周波数リソースは、静的に割り当てられるか、半静的に割り当てられるか、または動的に割り当てられる。
前述のいずれかの実施形態では、方法は、時間周波数リソースの定義を含むシグナリングを伝送するステップをさらに含む。
前述のいずれかの実施形態では、方法は、オーバーラップしている時間周波数リソースのためにジョイント復号化を行うステップをさらに含む。
前述のいずれかの実施形態では、方法は、第2の接続方式の伝送を復号化するためにメッセージパッシングアルゴリズムを使用するステップと、第2の接続方式の伝送の復号化の結果に基づいて、干渉成分を差し引くステップと、第2の接続方式の伝送を復号化するステップと、をさらに含む。
本発明の別の態様によれば、上記で概要した、または本明細書に記載の方法、のうちの1つを実施するように構成される基地局が提供される。
本発明のさらに別の態様によれば、ユーザ機器(UE)における方法であって、方法は、UEによる伝送のための最小スケジューリング単位としての第1の伝送単位(TU)サイズに基づく第1の時間周波数リソース内で第1の接続方式を使用して伝送するUEであって、第1の時間周波数リソースは、第2の接続方式を使用する別のUEによる伝送のための最小スケジューリング単位としての第2のTUサイズに基づく第2の時間周波数リソースと、少なくとも部分的にオーバーラップし、第2のTUサイズは、第1のTUサイズと異なる持続時間を有する、UE、を含む方法が提供される。
前述のいずれかの実施形態では、方法は、第1のTUサイズに基づく第1の時間周波数リソースの割当てを受信するステップをさらに含む。
前述のいずれかの実施形態では、第1および第2の接続方式のうちの少なくとも1つは、非直交多元接続方式である。
前述のいずれかの実施形態では、非直交多元接続方式は、複数のリソースエレメントにわたるデータシンボルの拡散を使用する。
前述のいずれかの実施形態では、方法は、時間および/または周波数における第1のTUサイズを示すシグナリングを受信するステップをさらに含む。
前述のいずれかの実施形態では、第1のTUサイズは、静的に、半静的に、または動的にシグナリングされる。
前述のいずれかの実施形態では、第1のTUサイズは、第2のTUサイズと異なる。
前述のいずれかの実施形態では、第1の接続方式は、グラントベースであり、第2の接続方式は、グラントフリーである。
前述のいずれかの実施形態では、第1の接続方式は、直交周波数分割多元接続(OFDMA)であり、第2の接続方式は、非直交多元接続方式である。
前述のいずれかの実施形態では、非直交多元接続方式は、SCMA(スパースコード多元接続)、パターン分割多元接続(PDMA)、マルチユーザシェアードアクセス(MUSA)、および資源拡散多元接続(RSMA)、のうちの1つである。
本発明のさらに別の態様によれば、上記で概要した、または本明細書に記載の方法、のうちの1つを実施するように構成されるユーザ機器が提供される。
ここで、本発明の実施形態を、以下の添付図面を参照しつつ記載する。
スロットとミニスロットとのアグリゲーションの一例を示す。 伝送単位(TU)サイズ例一式を示す。 本発明の一実施形態に係る、オーバーラップするアロケーションのある、2つの接続方式用のTUサイズ定義を示す。 本発明の別の実施形態に係る、オーバーラップのない、2つの接続方式用のTUサイズ定義を示す。 本発明の別の実施形態に係る、完全なオーバーラップのある、2つの接続方式用のTUサイズ定義を示す。 本発明の別の実施形態に係る、部分的なオーバーラップのある、2つの接続方式用のTUサイズ定義を示す。 フレーム構造内におけるTUサイズ定義およびTUアロケーションを示す。 ある一定の間隔でTUサイズ情報をシグナリングする一例を示す。 オーバーラップするOFDMA層とSCMA層、および復号化のためのメッセージパッシングアルゴリズム用のファクタグラフを示す図である。 SCMA層用のメッセージパッシングアルゴリズム(MPA)デコーダのブロック図である。 多元接続用に、設定を変えられるTUサイズを有する、伝送用のトランスミッタのブロック図である。 OFDMトーンにマッピングされたSCMAコードワードの一例を示す。 OFDMトーンにマッピングされたSCMAコードワードおよびQAMシンボルの一例を示す。 第1のニューメロロジで動作するユーザ機器用の受信チェーンの簡略化されたブロック図である。
直交周波数分割多重(OFDM)ベースのニューメロロジのためのリソースブロックチャネライゼーションのためのシステムおよび方法が提供されている。例えば、リソースブロック毎のトーン数は、時間および/またはシステム帯域幅によって変化することができる。例えば、2015年11月26日に出願され、「Resource Block Channelization for OFDM−based Numerologies」と題し、参照によりそのすべてが本明細書に組み入れられる、共に譲渡された同時係属中の米国出願第14/952,983号を参照されたい。
これらの方法では、リソースブロックは、設定を変えられるリソースブロック帯域幅および/または設定を変えられるトーン数で定義される。チャネライゼーションは、各リソースブロックが専用の時間周波数リソースを占有するという意味において直交である。
いくつかの実施形態においてアップリンク伝送のためにグラントベースの接続方式およびグラントフリーの接続方式をサポートしてフレキシブルチャネライゼーションを提供し得るシステムおよび方法が提供される。接続方式のための伝送リソースアロケーションの最小単位は、本明細書において伝送単位(TU)と称される。TU定義は、異なる接続方式毎に異なるものとすることができる。いくつかの実施形態は、
帯域幅(サブキャリア数)、時間(OFDMシンボル数)、およびリソースユニット数(例えば、TUは1リソースユニットまたはブロックと同じくらい小さくすることができるが、複数リソースブロック)の1または複数の観点でのTUの構成、
TUサイズと拡散係数との間のスケーラブルな関係、
異なるTUサイズの共存、および
こうしたフレキシブルチャネライゼーション方式用のさまざまなアプリケーション、
の1つまたは組合せを特徴とする。
いくつかの実施形態では、一式の時間スロット(または単にスロット)が、サブフレームを構成し、複数のサブフレームがフレームを構成する、フレーム構造が使用される。いくつかの実施形態では、スロットは、スケジューリング目的のための最小持続時間である。この場合、TUは、スロットと同数のシンボルを有する。各スロットは、複数のOFDMシンボルを含み得、スロット内のOFDMシンボル数は、使用されるサイクリックプレフィクス長に依存し得る。
いくつかの実施形態では、一式の時間スロットがサブフレームを構成して、複数のサブフレームがフレームを構成し、また、より一般的にはスロットの一区分であってもなくてもよいミニスロットが定義され得るが、スロットはミニスロットにさらに細分化され得る、フレーム構造が使用される。例えば、いくつかの実施形態では、ミニスロットは、スロット境界を越え得る。ミニスロットを使用する場合、少なくともいくつかのUE(すなわち、ミニスロットをサポートするUE)について、ミニスロットが、スケジューリング目的のための最小持続時間である。いくつかの実施形態では、スケジューリングは、アグリゲーションされたスロットまたはミニスロットを使用して行われる。いくつかの実施形態では、スロットおよびミニスロットは、2つの独立した長短のスケジューリング粒度である。
いくつかの実施形態では、異なるスケジューリング単位時間が、フレーム構造内に共存することができる。例えば、フレーム構造内で、ミニスロットがスロットと共存できる。いくつかの実施形態では、TUチャネライゼーションは、この共存を容易にするように構成される。
フレキシブルチャネライゼーション
TUのサイズは時間および周波数について設定を変えられる。アップリンク伝送のためのリソースのアロケーションは、整数個のTUを含み得る。いくつかの実施形態では、いくつかのTUは、LTEリソースブロック構造に類似して、1または複数のより小さなリソースユニットの組合せで形成されるが、これらのより小さなリソースユニットは、別々にはアロケーションされない。いくつかの実施形態では、フレキシブルチャネライゼーションは、グラントベースの接続方式、および拡散を伴う非直交多元接続方式などのグラントフリーの接続方式の、1つまたは両方を含む接続方式に適用される。具体例では、接続方式は、直交周波数分割多元接続(OFDMA)に基づくグラントベースの接続方式、およびSCMAに基づくグラントフリーの接続方式を含むが、本明細書で提供するアプローチは、これらの具体的な方式には限定されない。例えば、OFDMAなどの直交接続方式をグラントフリーの接続方式に使用することができる。CTUは1または複数のTUから構成され得るが、SCMAを使用して伝送されるべきTUについては、TUは、先述のCTUと類似し得る。OFDMAがグラントフリーの接続に使用される場合、TUは、グラントベースの接続方式で使用されるTUと類似し得る。さらには、グラントベースおよびグラントフリーの両方に、統一された定義のTUが採用される場合、CTUは、1または複数のTUから構成され得る。例えば、CTUは、12を超えるサブキャリアにまたがり得る、などである。より一般的には、複数の接続方式にわたる統一されたTU定義が存在し得るか、または異なる接続スキーム用に異なるTUが存在し得る。
いくつかの実施形態では、グラントベースの接続方式はスケジューリングされ、グラントフリーの接続方式は競合ベースである。
1つのTUは、N個のサブキャリア(周波数次元)およびM個のOFDMシンボル(時間次元)を占有する。TUは、少なくとも2つの異なる接続方式用に、システム帯域幅内で定義される。各TU内で、接続方式に固有のそれぞれのチャネライゼーションが定義される。このことは、例えば、スケジューリングされた伝送用のTUとグラントフリー伝送用のTUとの共存を提供するために使用され得る。例えば、スケジューリングされたグラントベースのOFDMA伝送は、アップリンクにおいて、スケジューリングされていない競合ベースのSCMA伝送と共存し得る。いくつかの実施形態では、少なくとも2つの異なる接続方式には、直交接続方式および非直交接続方式の両方が含まれる。非直交方式は、複数のリソースエレメントにわたるデータシンボルの拡散、例えば、SCMA、PDMA、MUSA、RSMAまたは他の何らかの非直交方式を使用し得る。いくつかの実施形態では、少なくとも2つの異なる接続方式には、複数のリソースエレメントにわたるデータシンボルの拡散を使用しない第1の非直交接続方式、および複数のリソースエレメントにわたるデータシンボルの拡散をまさに使用する第2の非直交接続方式が含まれる。以下の詳細例では、グラントフリーの接続方式としてSCMAが使用される。より一般的には、他のグラントベースの多元接続方式がOFDMAの代わりに使用され得、他の非直交多元接続方式など、本明細書に記載の実施形態のいずれか用の他のグラントフリーの接続方式が、ここで記載の実施形態のいずれか用のSCMAの代わりに使用され得る。
TUのサイズは、静的、半静的、または完全に動的に設定を変更できる。1つのTUは、N個のサブキャリア×M個のシンボルの矩形のリソースであるが、必ずしも矩形ではないグラントベースまたはグラントフリーの領域を定義するために複数のTUを使用することができる。
いくつかの実施形態では、所与の、TUまたは一式のTUは、サービスされるかまたはリソースを求めて競合するユーザ機器(UE)に少なくとも部分的に依存して設定される。サイズは、サービスされるかまたはリソースを求めて競合するUEのペイロードサイズにも依存し得、および/またはサイズは、リソースを要求するアプリケーションに依存し得る。
いくつかの実施形態では、チャネライゼーションは、送信時間間隔(TTI)の枠組み内で行われる。いくつかの実施形態では、TTIはP個のシンボルを含む。いくつかの実施形態では、Pは固定か、または数個の特定の値に限定される。例えば、Pは7または14であってもよい。チャネライゼーションの目的で、P個のシンボルを含むTTI用に、時間方向にM=P個のシンボルを占有するTUを定義することができるが、TUはM<P個のシンボルで定義することもできる。ただし、TTIの枠組みが存在する場合、TUは、TTI境界を越えない。いくつかの実施形態では、TTIは、スケジューリング間隔である。ただし、先述のとおり、他に実施形態では、スロットもしくはミニスロット、またはスロットまたはミニスロットのアグリゲーション、またはスロットとミニスロットとのアグリゲーションは、スケジューリング間隔である。いくつかの実施形態では、TTIは、スロットまたはミニスロットの時間に相当する。
いくつかの実施形態では、ストリームのトラフック用のチャネライゼーションは、スケジューリング間隔の間に複数回変化し得る。ストリーム用のトラフィックのロケーションは、あるチャネライゼーションから別のチャネライゼーションへ切り替わるとき、複数の時間/周波数ロケーションの間をホップし得る。いくつかの実施形態では、このアプローチは、肯定応答(ACK)/否定ACK(NACK)のない低レイテンシのトラフィック用の再送信、例えば、固定回数の再送信の試行を伴う送信を可能にするために適用される。具体例として、最初のグラントフリー伝送は、15kHzのサブキャリア間隔の2シンボルのミニスロットを使用して行われ、次いで、15kHzのサブキャリア間隔の4シンボルのミニスロットを使用して、より低いMCSを使用する再送信がこれに続く。
具体例では、スケジューリング間隔は、ミニスロットとスロットとのアグリゲーションに相当する。一例を図1Aに記載する。示しているのは、その中に2つの7シンボルのスロット52、54が定義されている14シンボルのサブフレーム期間50である。スロット52の最初の5シンボルにわたって、2シンボルのミニスロット56と3シンボルのミニスロット58がスケジューリングされる。6番目のシンボルから始まって、いくらかのトラフィックが9つのシンボルにスケジューリングされる。9つのシンボルは、2シンボルのミニスロット60と7シンボルのスロット54とのアグリゲーションである。アグリゲーションが存在するとき、アグリゲーションされたリソースは一緒にスケジューリングされる。この例では、ミニスロットとスロットとは一緒にスケジューリングされる。アグリゲーションについては、2シンボルのミニスロットに対応するTUと7シンボルのスロットに対応するTUとは、同じ周波数ロケーションにあってもなくてもよい。
例えば、3つのTU構成を示す図1Bを参照されたい。第1の例100では、TUは、N1個のサブキャリア×M1個のOFDMシンボルで定義される。第2の例102では、TUは、N2個のサブキャリア×M1個のOFDMシンボルで定義される。第3の例104では、TUは、N3個のサブキャリア×M2個のシンボルで定義される。示されている例について、N1<N2<N3、およびM1>M2である。
いくつかの実施形態では、複数のTUサイズ(例えば、大小のTUを含む)が、時間周波数プレーン内で完全にまたは部分的にオーバーラップして、同じ時間周波数プレーン内に共存するように構成される。これは、サービスされるアプリケーションおよび接続メカニズム(例えばOFDMAおよび/またはSCMA)に依存することができる。
ここで、図2を参照して、フレキシブルチャネライゼーションの詳細な例を記載しており、所与のニューメロロジ用に、帯域幅Bにわたって時間次元内に12個のシンボルを有するTTI内のチャネライゼーションを含んでいる。図2の例について、コントロール/ヘッダは示しておらず、ブロックはTUの相対的なサイズを示している。周波数次元において、帯域幅B内で使用されるニューメロロジ用に定義されたサブキャリア間隔を有する多くのサブキャリア(図示せず)がある。図2の1つの行は、所与のアプリケーション用のTU定義に依存して、1または複数のサブキャリアを表し得る。
図2では、スケジューリングされたトラフィック、例えば、高度モバイルブロードバンド(eMBB)トラフィック用のTU600がある。TU600は、12個のOFDMシンボルすべてを占有し、帯域幅Bの中央部をTU帯域幅B1で占有する。具体例では、帯域幅B1は12個のサブキャリアを含む。
さらに示しているのは、時間次元で3シンボルで、TU600よりも小さな周波数次元(帯域幅B2)を有するTU602である。TU602は、帯域幅Bの端に位置している。TU604は、その時間次元および周波数次元の観点でTU602に類似している。TU606は、TU602、TU604と同じ周波数を占有し、時間次元において2倍の大きさである。TU608、TU610、TU612は、帯域幅Bのもう一方の端において同様に定義される。TU602、TU604、TU606、TU608、TU610、TU612は、600用のTUに重畳されておらず、競合ベースのトラフィックに適している。いくつかの実施形態では、帯域幅Bは、個々のTUの帯域幅よりもずっと広いものであり得ることに留意されたい。
さらに示しているのは、TU602とサイズは同じだが、スケジューリングされたトラフィック用にアロケーションされたTU600にわたって時間周波数において重畳されているTU614、TU618、TU620、TU622である。図2の例は、いかにして、所与のニューメロロジ内で、少なくともいくつかのTUが、重畳された時間周波数リソース内に存在するように定義されて、例えばグラントベースの方式およびグラントフリーの方式を含む異なる接続方式用のTUの共存があるのかを示している。異なる接続方式用のTUは、同じサイズまたは異なるサイズを有し得る。
図2の例で、2つの異なるサービス用に異なったTUサイズがあり、いくらかのオーバーラップがある。あるいは、オーバーラップなしに異なったTUサイズがあってもよい。
上述のように、いくつかの実施形態において、および、いくつかのTUについて、拡散ありの非直交接続用にチャネライゼーションが行われる。拡散は、周波数次元、または時間次元に沿って、または時間/周波数プレーン内で行われる。
上記で定義したように、TUサイズはNTU=N×Mである。各シンボルは、K個のトーン(トーンは特定のOFDMシンボル期間についての特定のサブキャリアである)のレイヤにマッピングされ、Kは拡散係数である。したがって、TUはN×M個のトーンを有する。複数のレイヤを、異なる拡散コードを使用して同じTU内で付加的に結合することができる。
データを運ぶのに有効なTUサイズNTU,dは、コントロールおよびパイロットシグナルオーバーヘッド、例えばパイロットシンボルおよびコントロールが存在する場合はそれら一切を差し引いたTUサイズNTUに等しく、
NTU,d=NTU−オーバーヘッド=N×M−オーバーヘッド
である。
TUは、パイロットシンボルおよびコントロール情報のいずれかまたは両方を含まなくてもよいことに留意されたい。例えば、図1Aを参照しつつ、例として上述のようにアグリゲーションが行われる場合、コントロール情報は、アグリゲーションの最初のスロットまたはミニスロット内の、共通のデータ制御情報(DCI)の形式であり得、その場合、2番目または引き続く、スロットまたはミニスロットは、制御情報を必要としない。2番目または引き続く、スロットまたはミニスロットは、パイロットシンボルまたは復調用参照シンボル(DMRS)をなお含み得るか、またはより一般的には、どんなアップリンク伝送もチャネル評価の目的で使用される。
拡散ブロック(例えば、SCMAブロック)は、レイヤがマッピングされた一式のK個のトーンである。有効なTUサイズNTU,dは、少なくとも1つの拡散ブロックを収容するために拡散係数Kと少なくとも同じ大きさでなければならない。
具体例では、拡散符号ベースの接続方式に割り当てられたTUについて、以下のチャネライゼーション制約が満たされ、すなわち、
拡散係数K=2nであり、n={1,2,3,4,...}だが、より一般的にはKは2の累乗である必要はなく、
NTU,d=mKであり、すなわち整数m個の拡散ブロックが、帯域幅の最大限の活用のためのスケーラブルな設計に役立つ有効なTUサイズ内に収まり、
m=情報シンボル数で、各情報シンボルはK個のトーンのレイヤにマッピングされ、
1つのTUは、SCMAレイヤ毎にm個のシンボルの容量で、mR個のシンボルを有し、R個の重畳されたSCMAレイヤがある。
例えば、NTU,dが20でK=4の場合、5つの拡散ブロックをTUに収めることができる。R=4の場合、5×4個の情報シンボルを伝送することができる。
別の例では、Kは2の累乗で、m=2Lであり、その結果NTU,d=2n+Lとなる。
いくつかの実施形態では、異なるニューメロロジにわたって固定された帯域幅を特徴とする、OFDMA用の一式のTU構成が提供される。例えば、
N=3,6,12,24で、M=7
M×N={21,42,84,168}トーン
オーバーヘッド={5,10,20,40}トーン(23%のオーバーヘッド)
NTU,d={16,32,64,128}で、2m+n関係を満たす
N=2,4,8,16および/またはM=3,6,12,24
いくつかの実施形態では、TU構成には固定数のサブキャリアまたは設定が変えられる数のサブキャリアが設けられる。上記の計算は、こうしたTU構成をカバーするために拡張することができる。
1または複数の接続方式用に、サポートされる使用ケースに基づいて、異なるサイズの複数の伝送領域を定義することができる。いくつかの実施形態では、異なる拡散係数をサポートするために複数の競合領域が定義され、異なるサイズを有し得る。
1つの接続方式に割り当てられた各TUは、専用の時間周波数リソースが割り当てられ得るか、または別の接続方式に割り当てられた1または複数のTUと部分的にまたは完全にオーバーラップし得る。例えば、OFDMAとSCMAとは、グラントフリーおよびグラントベースの伝送用に、完全にオーバーラップする、部分的にオーバーラップする、またはオーバーラップしないTU割当てを有し得る。
図3は、同じサブバンドにおける、SCMAのOFDMAとの共存の一例を示している。この例では、サブバンド700は、チャネライゼーションが、N1個のサブキャリアを有するTU(例えば拡散ブロック)に基づく、SCMA用の領域702と、チャネライゼーションが、N2個のサブキャリアを有するTU(このケースではリソースブロック)に基づく、OFDMA用の領域704とに分割される。この例の目的において、領域702は、SCMAに割り当てられた単一のTUであり、領域704は、OFDMAに割り当てられた単一のTUである。両領域は、時間次元にM個のOFDMシンボルである。図3の例については、TUは、オーバーラップしない方法でOFDMAおよびSCMAに割り当てられる。
N1およびMは一緒に、整数個の拡散ブロックがTU内に収まるというような、SCMAについての上述の制約を満たす。N1およびN2は、独立したものとすることができる。特に、隣接するサブバンド間にガードバンドを必要としなくてもよい、filtered OFDMベースの実施態様については、(kN1+jN2)Δfがサブバンド帯域幅に近いかまたは等しく、Δfはサブキャリア間隔であり、kN1は、それぞれが領域702内にN1個のサブキャリアを有する一式のk個のTUの帯域幅、そしてjN2は、それぞれが領域704内にN2個のサブキャリアを有する一式のj個のTUの帯域幅であるように、N1およびMが選択され得る。
図4は、サブバンドにおける、SCMAのOFDMAとのオーバーラップする方法での共存の別の例を示している。この例については、SCMA領域710は、OFDMA領域712の内側にあり完全にオーバーラップする。この例については、チャネライゼーションは、SCMA領域710用にN1個のサブキャリアを有するTUと、OFDMA領域712用にN2個のサブキャリアを有するTUとに基づく。
グラントフリーの接続方式およびグラントベースの接続方式に基づくオーバーラップした伝送を含んだ受信シグナルを複合化するために、受信側で、異なる方式を採用することができる。これらは、使用される接続方式の詳細に基づいて選択される。特定のケースのSCMAおよびOFDMAでは、SCMAおよびOFDMAの検出のための非網羅的な選択肢のセットには以下が含まれ、すなわち、
対数尤度比(LLR)を生成するための、交差領域にわたるOFDMAレイヤおよびSCMAレイヤのジョイントメッセージパッシングアルゴリズム(MPA)、ならびにSCMAだけの領域にわたるMPA、次いで前方誤り訂正(FEC)復号化、
交差領域にわたるシンボルレベルの逐次干渉除去(SIC)−MPA、SCMAレイヤおよびOFDMAレイヤ両方についてのLLRの発見、次いでFEC復号化、
FECレベルのSIC−MPA、この場合、まず復号化順序(SCMAレイヤが先かOFDMAレイヤが先か)を決定する。決定された複合化順序に基づいて、複合化されるべき最初のレイヤのLLRを決定する。次に、決定されたLLRに基づいてFEC複合化が行われる。復号化が成功であった場合、復号化されるべき最初のレイヤは、受信シグナルから取り除かれ、2番目のレイヤについて復号化プロセスが再度繰り返される。
ここで図5Aを参照して、示されているのは、部分的にオーバーラップする方法での、同じサブバンドにおけるSCMAのOFDMAとの共存の別の例である。この例については、SCMA領域720は、OFDMA領域722と部分的にオーバーラップする。この例については、チャネライゼーションは、SCMA領域710用にN1個のサブキャリアを有するTUと、OFDMA領域722用にN2個のサブキャリアを有するTUとに基づく。
再度、グラントフリーの接続方式およびグラントベースの接続方式に基づくオーバーラップした伝送を含んだ受信シグナルを複合化するために、受信側で、異なる方式を採用することができる。この場合、非網羅的な一式の選択肢には以下が含まれ、すなわち、
LLRを生成するための、交差領域にわたるOFDMAレイヤおよびSCMAレイヤのジョイントMPA、ならびにSCMAだけの領域にわたるMPA、ならびにOFDMAだけの領域における直交振幅変調(QAM)デマッピング、次いでFEC復号化。ジョイントMPAについての制約は、交差領域内のトーン数がSCMA拡散係数で割り切れるべきであること、
交差領域にわたるシンボルレベルのSIC−MPA、SCMAレイヤおよびOFDMAレイヤ両方についてのLLRの発見、次いでFEC復号化、および
FECレベルのSIC−MPA、この場合、まず復号化順序(SCMAレイヤが先かOFDMAレイヤが先か)を決定し、それに基づいて最初のLLRを発見しようと試み、次いでFEC複合化、次いで復号化が成功であった場合、受信シグナルからそれを取り除いて、2番目のシグナルについてそれを再び行う。
シグナリング
いくつかの実施形態では、異なるTUサイズを示すためにシグナリングが使用される。異なるTUサイズのためのこうしたシグナリングは、動的または半静的に行う(伝送および受信)することができる。いくつかの実施形態では、使用すべきTUサイズを、時分割多重(TDM)および/または周波数分割多重(FDM)の方法で、スケジューラによって選択し得る。例えば、低レイテンシのパケットがスケジューリングされる必要がある場合、14シンボルのサブフレームの11番目のシンボルロケーションにおいて、スケジューリングは、3シンボルのTUに基づくことができる。例えば、いくつかの実施形態では、一部またはすべてのUEについて、UEは、特定の期間に対してあるチャネライゼーションが割り当てられ得、次いでコントローラは、可能なTUサイズ適合についてUEに通知することができる。いくつかの実施形態では、これはUEの能力、例えば、UEがスロットおよびミニスロットの両方をサポートするか否かに依存して行われる。いくつかの実施形態では、1または複数のUEについて、シグナリングは完全にダイナミックであり、つまり、リソースがスケジューリングされるたびにシグナリングが送信される。
あるいは、ダウンリンク制御情報(DCI)は、複数のTUサイズについての情報を含み得る。いくつかの実施形態では、TUサイズのある決まったプールがある場合、さらなる柔軟性を効果的に提供するためにTUアグリゲーションが行われ得る。この場合、DCIは、複数のTUサイズのアグリゲーションの情報を含み得る。いくつかの実施形態では、複数のTUサイズについての情報を含む、クロスニューメロロジスケジューリングが使用される。第1のTUが第1のサブバンド内で15kHzのニューメロロジに基づき、第2のTUが第2のサブバンド内で60kHzのニューメロロジに基づく、1つの例を考える。第1と第2のTUのTUアグリゲーションは、複数のサブバンドにわたるTDMベースまたはFDMベースとすることができる。共通DCIは、異なるサブバンド内のTUサイズの情報を含んでいる。
いくつかの実施形態では、周波数および時間の両方にわたる設定可能性を提供するために、異なるTUサイズをアロケーションする制御シンボルフォーマットが使用される。具体例では、帯域幅は、Nサブキャリアのグループに基づくL個の区分に分割され、時間はM個のシンボルに基づくK個のミニスロットに分割される。いくつかの実施形態では、Mおよび/またはKは、異なるUEで異なるものとすることができる。より詳細には、例は同じ長さのミニスロットを示しているが、異なる長さのミニスロットを使用することができる。ビットマップ内のそれぞれのビットは、UE用のTUを1または複数の連続するNサブキャリア×Mシンボルの領域内でスケジューリングするために使用することができる。一例を図5Bに示しており、ビットマップを含んで、制御情報用のシンボル730を含んだ時間周波数リソースを示している。時間領域では、スケジューリング粒度は、2OFDMシンボルの分解能までであるため、スケジューリングは、それぞれが2つのOFDMシンボルを有するK=3つのミニスロット731、732、734のいずれかに対して行うことができる。周波数領域では、帯域幅はL=10個のNサブキャリアの区分に分割される。個々のサブキャリアは示していない。この具体例について、3×10ビットのビットマップによって、Nサブキャリア×2OFDMシンボルの領域の任意の組合せをアロケーションすることができる。第1、第2および第3のUEへのアロケーションは、それぞれ740、742、744で示されている。UE1については、TUは760、762、764に定義され、そのそれぞれは、時間は1ミニスロットで、3つのNサブキャリア区分を有している。UE2については、TUは746、748、750に定義され、そのそれぞれは、時間は1ミニスロットで、5つのNサブキャリア区分を有している。UE3については、TUは770、772、774に定義され、そのそれぞれは、時間は1ミニスロットで、2つのNサブキャリア区分を有している。
第1のUE用のビットマップは、K×L=3×10ビットのビットマップの形式をとることができ、以下の例のように30ビットシーケンスとして表すことができる。
010
010
010
000
000
100
100
100
000
000
いくつかの実施形態では、制御シンボルフォーマットは、上述のようなKおよびLの指示も含み、異なるUEで異なり得る。図5Bの例については、UE1については、K=3でL=10、そしてUE2については、K=3でLは2に等しくすることができ、この場合、UE2用のリソースをシグナリングするために以下のようにK×L=2×3のビットマップが使用される。
101
010
いくつかの実施形態では、グラントフリーの競合ベースの領域用のTU割当ては、半静的に行われる。
いくつかの実施形態では、1または複数のサービス品質(QoS)要件(例えば、いくつかのMTCアプリケーションについての、レイテンシと信頼性)が同時に満たされることを可能にするために、本明細書に記載のアプローチが使用される。
いくつかの実施形態では、TUサイズを含んだダウンリンク制御情報が、ある間隔で送信され、TUアロケーションを含んだダウンリンク制御情報が、データと共に送信される。一例を図5Cに示しており、2つのTU更新期間680、682を示している。TUサイズ情報は、各TU更新期間の始まりで684、686において運ばれる。第1のTUサイズ更新期間680の間、TUサイズは、各ミニスロットが2つのOFDMシンボルを有する、2つのアグリゲーションされたミニスロットをカバーし、TUサイズ情報684で設定される。このように設定されたTUは690に示される。第2のTUサイズ更新期間682の間、TUサイズは、4つのアグリゲーションされたミニスロットをカバーし、TUサイズ情報686で設定される。このように設定されたTUは692に示される。
より一般的には、いくつかの実施形態では、Slow DCIは、リソースアロケーションの時間領域の情報、例えば、リソースアロケーションがいくつのOFDMシンボルを含むことになるのかということを含み、Fast DCIは、期間中の実際のリソースアロケーションを含む。有利には、Fast DCIは、いくつのシンボルがスケジューリングされているかを示す情報、および実際のリソースアロケーションを示す情報を、スケジューリングが行われるたびに伝送することに比べて相対的に小さいオーバーヘッドにすることができる。Slow DCIは、Fast DCIよりも低い頻度で送信されるという意味においてslowである。Slow DCIおよびFast DCIは、非常に短い時間粒度が割り当てられるときに特に有利とすることができる。
あるいは、TUサイズは、正規のダウンリンク制御情報で動的に更新することができる。
図6Aは、SCMAレイヤおよびOFDMAレイヤが同じ時間周波数プレーン内に共存するときのレシーバ構成の第1の例を示している。示している具体例について、縦の列602、604、606、608として示された4つのトーンがある。OFDMA用の伝送は、4つのトーンのそれぞれを独立に使用して伝送される4つのシンボルX4、X5、X6、X7を有する。SCMA用の伝送は、3つのレイヤ609、610、612を有する。第1のレイヤ609では、シンボルX1は、第1および第2のトーン602、604上で伝送される。第2のレイヤ610では、シンボルX2は、第3および第4のトーン606、608上で伝送される。第3のレイヤ912では、シンボルX3は、第1および第3のトーン602、606上で伝送される。これは、SCMA(より一般的には、任意の非直交接続方式)とOFDMAとの共存の非常に具体的な例を示すことを目的としている。
いくつかの実施形態では、共存するシグナルを処理するためにジョイントメッセージパッシングアルゴリズム(MPA)ベースのレシーバが使用される。ジョイントMPAは、符号分割多元接続(CDMA)用に使用されてきた既知の方法である。MPAベースの方法では、仮想ノード(VN)が事前情報(ap)を受信し、およびレイヤを表し、機能ノード(FN)がブロックのトーンを表す、ファクタグラフがある。MPAは、最大尤度(ML)のような性能をもたらすSCMAだけのレシーバに適用されてきた。
本発明の実施形態によれば、OFDMAコンテンツ用の追加ノードを含む修正されたファクタグラフを特徴として、共存するシグナル(共存するOFDMAシグナルおよびSCMAシグナルなど)を処理するためにMPAベースのレシーバが提供される。図6Aの共存するシグナルについてのこうした修正されたファクタグラフの一例を620で示す。上述のように、ここで、OFDMA用の伝送は、4つのトーンに独立してマッピングされた4つのデータシンボルを有する。ファクタグラフでは、これは、X4からy1へ、X5からy2へ、X6からy3へ、およびX7からy4へ接続する線として示されている。OFDMAとは異なり、SCMAレイヤX1、X2、X3は、拡散によって2つ以上のトーンにマッピングされる。したがって、一般に、ファクタグラフは、SCMA用に通常の方法で生成することができ、次いで、OFDMAレイヤの各データシンボルについて1つの追加VNを含むようにVN数を増やすことによってOFDMAレイヤに対応する。ファクタグラフがこのように生成された時点で、ファクタグラフは、正規のMPAレシーバの方法論を使用して処理することができる。
別の例では、SIC−MPAベースのレシーバが、共存するシグナルを処理するために使用される。これは、例えば、ジョイントMPAが複雑になりすぎた場合、またはレシーバが、数が増加したVNを扱うことができない場合に使用され得る。いくつかの実施形態では、この方法は、OFDMAレイヤおよびSCMAレイヤ間の適切なパワーオフセットを含む。このアプローチを使用して、OFDMAレイヤを干渉として扱うことによって、SCMAレイヤがMPAなどで復号化される。成功裏に復号化されたSCMAレイヤを差し引いた後、OFDMAレイヤが復号化される。SCMAを復号化するとき、ノイズと干渉との共分散行列が更新され、他の正規の入力と共にMPAブロックに提供される。この例を図6Bに示しており、SCMAレイヤ用のMPAブロックを630に示している。入力は、SCMAコードブック(CB)、ファクタグラフ、パワーオフセット、y=SCMAブロックの受信シグナル強度、H=SCMAブロックのすべてのレイヤの複合チャネル、およびR=R計算器632によって計算された、ノイズと外部干渉との共分散行列を含む。上述のように、SCMAを復号化するとき、ノイズと干渉との共分散行列が更新される。R+P2HHHは、更新された共分散行列であり、
Rは、他のセルからのノイズと干渉を示し、
第2項のP2HHHは、SCMAレイヤと同じリソースを共有するOFDMAレイヤの共分散行列を得、
P2は、OFDMAレイヤ用に使用されるパワーである。
ここで、図7を参照して、示しているのは、上述のようなチャネライゼーションを行うために使用することができるトランスミッタの一部の簡略化されたブロック図の一例である。この例では、サポートされたL個のニューメロロジがあり、L>=2である。
各ニューメロロジについて、それぞれの送信チェーン400、402がある。図7は、第1および第Lのニューメロロジについての簡略化された機能性を示しており、他のニューメロロジについての機能性は同様である。さらに図9に示しているのは、第1のニューメロロジを使用して動作するレシーバ用の受信チェーン403についての簡略化された機能性である。
第1のニューメロロジ用の送信チェーン400は、コンステレーションマッパ410、サブキャリアマッピングおよびグルーピングブロック411、サブキャリア間隔SC1でのIFFT412、パイロットシンボルおよびサイクリックプレフィクス挿入414、およびスペクトル整形フィルタ416を含む。動作中、コンステレーションマッパ410は、K1個のUEについてのUEデータ(より一般的には、符号化後のデータおよび/またはシグナリングを含む、UEコンテンツ)を受信し、K1>=1である。コンステレーションマッパ410は、K1個のUEのおのおのについてのUEデータを、コンステレーションシンボルのそれぞれのストリームにマッピングし、マッピングの表示を420に出力する。シンボル毎のUEビット数は、コンステレーションマッパ410によって使用される特定のコンステレーションに依存する。QAMの例では、各UEについて、各UEから2nビットがそれぞれのQAMシンボルにマッピングされる。
各OFDMシンボル期間について、サブキャリアマッピングおよびグルーピングブロック411は、コンステレーションマッパ410によって生成されたコンステレーションシンボルを、422で、IFFT412の最大P個の入力にグルーピングおよびマッピングする。送信チェーン400内で処理されているK1個のUEのコンテンツ用の、定義されたリソースブロック定義およびアロケーションに従って、グルーピングおよびマッピングはスケジューラ情報に基づいて行われ、スケジューラ情報は次にチャネライゼーションおよびリソースブロック割当てに基づく。Pは、IFFT412のサイズである。P個の入力のすべてが必ずしも各OFDMシンボル期間用に使用されるわけではない。IFFT412は、最大P個のシンボルを受信し、P個の時間領域のサンプルを424で出力する。これに続いて、いくつかの実施態様では、ブロック414において、時間領域のパイロットトシンボルが挿入され、サイクリックプレフィクスが付加される。ブロック416は、スペクトル整形フィルタf1(n)であり、送信チェーン402などの他の送信チェーンの出力との干渉を軽減するために、送信チェーン400の出力においてスペクトルを制限する。スペクトル整形フィルタ416は、各サブバンドのその割り当てられた周波数ロケーションへのシフトも行う。
送信チェーン402などの他の送信チェーンの機能性は、同様である。送信チェーンすべての出力は、チャネル上での送信の前にコンバイナ404で結合される。
図7のサブキャリアマッピングおよびグルーピングブロック411は、リソースブロックの定義およびスケジューリングに基づいてコンステレーションシンボルをグルーピングおよびマッピングする。所与のUE用のリソースブロック定義が確立された時点で、時間および周波数のどこで、UEのリソースブロックが伝送されることになるかを決定するためにスケジューリングを使用する。
図7のシステムは、共存するSCMA(または、別の非直交多元接続方式)およびOFDMAダウンリンク伝送を実施するために使用することができる。各個別のモジュール400または402は、SCMAもしくはOFDMAのいずれかまたは組合せを出力することができる。コードブックへのSCMAマッピングは、コンステレーションマッパ410を使用して行われる。次いで、出力は、拡散係数に依存して、サブキャリアマッパ411によってサブキャリアの1つまたは1グループに割り当てられる。
図8Aは、マッピングがSCMA出力を生成する、サブキャリアマッピングの第1の例である。6つの入力ストリーム800が、6つのSCMAコードブック802を使用して6つのSCMAコードワード806にマッピングされる。これらは、4つのサブキャリアにわたるSCMAブロック808の6つのレイヤにマッピングされ、すなわち拡散係数4である。
図8Bは、マッピングがSCMA+OFDMA出力を生成する、サブキャリアマッピングの第2の例である。4つの入力ストリーム810が、4つのSCMAコードブック812を使用して4つのSCMAコードワード814にマッピングされる。これらは、4つのサブキャリアにわたるSCMAブロック816の4つのレイヤにマッピングされる。さらに、QAMマッパ820は、入力ストリーム818を、824で同じOFDMトーンにマッピングされているQAMシンボル822にマッピングする。SCMAブロック618およびOFDMAコンテンツは、IFFT処理の前に結合される。
図9は、403に示される、第1のニューメロロジで動作するユーザ機器用の受信チェーンの簡略化されたブロック図である。いくつかの実施形態では、所与のユーザ機器は、特定のニューメロロジで動作するように恒久的に構成される。いくつかの実施形態では、所与のユーザ機器は、設定が変えられるニューメロロジで動作する。どちらのケースでも、フレキシブルなTU定義がユーザ機器によってサポートされる。受信チェーン403は、スペクトル整形フィルタ430、サイクリックプレフィクス検出およびパイロットシンボル処理432、高速フーリエ変換(FFT)434、サブキャリアデマッピング436、およびイコライザ438を含む。受信チェーン内の各エレメントは、送信チェーン内で行われたものに対して、対応する反対の動作を行う。別のニューメロロジで動作するユーザ機器用の受信チェーンは同様になろう。
図9では、イコライゼーションブロック438は、特定のレシーバ実施態様に依存してソフトビット情報を生成するさまざまな機能を含み、例えば、
OFDMAを伴って、または伴わずに、SCMAに使用するための図6BのSIC MPAブロック、
SCMA用のMPAブロック、
図6Aを参照しつつ例として記載されるような、OFDMAを伴うSCMA用のジョイントMPAブロック、
OFDMA用の最小2乗誤差(MMSE)検出ブロック、
の1つまたは組合せを含む。
これらは例に過ぎない。イコライゼーションブロック438は、デコーダへLLRを出力し、ハードビット情報を生成する。
ダウンリンク
実施形態は、アップリンク伝送の観点から記載されている。いくつかの実施形態では、ダウンリンク伝送に同じアプローチが使用される。いくつかのこうした実施形態では、ダウンリンク伝送のために、第1のTUと第2のTUとの間の重なりのエリアにおいて、第2のTUが必要でないとき、完全な第1のTUが使用され、一方、第2のTUが必要なとき、第1のTUはオーバーラップのエリアにおいてパンクチャされる。いくつかの実施形態では、より小さなTUサイズ、例えば3つまたは4つのシンボルが、より大きなTUサイズ、例えばスロットまたはサブフレームをパンクチャし得る。他の実施形態では、ダウンリンク伝送のために、追加のトラフィックにパワー調節を重ね合わせる。これらのTUは、競合ベースのトラフィックに代替的に使用され得る。
いくつかの実施形態では、ダウンリンク伝送のために、何らかのオーバーラップがあるかどうかに依存して、基地局はダウンリンクでUEに、使用する必要のあるデコーダ種類およびどの領域にわたるかを通知する。この情報は、制御チャネル内で運ばれ得る。
いくつかの実施形態では、ダウンリンク伝送のために、異なるTUサイズがオーバーラップなしで使用される。
上述の教示に照らして、本開示の多数の改変および変更が可能である。したがって、添付の特許請求の範囲の範囲内で、本開示は、本明細書に詳細に記載した以外の方法で実施され得る。
50 サブフレーム期間
52 7シンボルのスロット
54 7シンボルのスロット
56 2シンボルのミニスロット
58 3シンボルのミニスロット
60 2シンボルのミニスロット
100 第1の例
102 第2の例
104 第3の例
400 送信チェーン、モジュール
402 送信チェーン、モジュール
403 受信チェーン
404 コンバイナ
410 コンステレーションマッパ
411 サブキャリアマッパ
412 IFFT
414 パイロットシンボルおよびサイクリックプレフィクス挿入
416 スペクトル整形フィルタ
430 スペクトル整形フィルタ
432 サイクリックプレフィクス検出およびパイロットシンボル処理
434 高速フーリエ変換(FFT)
436 サブキャリアデマッピング
438 イコライザ
600 TU
602 TU、第1のトーン
604 TU、第2のトーン
606 TU、第3のトーン
608 TU、第4のトーン
609 第1のレイヤ
610 TU、第2のレイヤ
612 TU
614 TU
618 TU、SCMAブロック
620 TU
622 TU
630 SCMAレイヤ用のMPAブロック
632 R計算器
680 TU更新期間、第1のTUサイズ更新期間
682 TU更新期間、第2のTUサイズ更新期間
684 TUサイズ情報
686 TUサイズ情報
690 TU
692 TU
700 サブバンド
702 SCMA用の領域、領域
704 OFDMA用の領域、領域
710 SCMA領域
712 OFDMA領域
720 SCMA領域
722 OFDMA領域
730 制御情報用のシンボル
731 ミニスロット
732 ミニスロット
734 ミニスロット
740 第1のUEへのアロケーション
742 第2のUEへのアロケーション
744 第3のUEへのアロケーション
746 UE2用のTU
748 UE2用のTU
750 UE2用のTU
760 UE1用のTU
762 UE1用のTU
764 UE1用のTU
770 UE3用のTU
772 UE3用のTU
774 UE3用のTU
800 6つの入力ストリーム
802 6つのSCMAコードブック
806 6つのSCMAコードワード
808 SCMAブロック
810 4つの入力ストリーム
812 4つのSCMAコードブック
814 4つのSCMAコードワード
816 SCMAブロック
818 入力ストリーム
820 QAMマッパ
822 QAMシンボル
912 第3のレイヤ
B 帯域幅
B1 帯域幅
B2 帯域幅
例1. システム帯域幅内で、第1の伝送単位(TU)サイズに基づく第1の時間周波数リソースを、伝送のための最小のスケジューリング単位として第1のUEへ、および第2のTUサイズに基づく第2の時間周波数リソースを、伝送のための最小のスケジューリング単位として第2のUEへ割り当てるステップであって、前記第2のTUサイズは、前記第1のTUサイズとは異なる持続時間を有する、ステップと、
前記第1の時間周波数リソース内で前記第1のUEから受信するステップ、および前記第2の時間周波数リソース内で前記第2のUEから受信するステップと、
を含む、接続ネットワークにおける方法。
例2. 前記第1のTUサイズに基づく前記第1の時間周波数リソースの割当ては、第1の接続方式用であり、前記第2のTUサイズに基づく前記第2の時間周波数リソースの割当ては、第2の接続方式用である、例1に記載の方法。
例3. 前記第1および第2の接続方式のうちの少なくとも1つは、非直交多元接続方式である、例2に記載の方法。
例4. 前記非直交多元接続方式は、複数のリソースエレメントにわたるデータシンボルの拡散を使用する、例3に記載の方法。
例5. 時間および/または周波数における前記第1のTUサイズを示すシグナリングを伝送するステップと、
時間および/または周波数における前記第2のTUサイズを示すシグナリングを伝送するステップと、
のうちの、少なくとも1つをさらに含む、例1から4のいずれかに記載の方法。
例6. 前記第1のTUサイズは、静的に、半静的に、または動的にシグナリングされる、および
前記の第2のTUサイズは、静的に、半静的に、または動的にシグナリングされる、
のうちの、少なくとも1つである、例5に記載の方法。
例7. 前記第1のTUサイズは、前記第2のTUサイズと異なる、例1から6のいずれかに記載の方法。
例8. 前記第1の接続方式は、グラントベースであり、前記第2の接続方式は、グラントフリーである、例1から7のいずれかに記載の方法。
例9. 前記第1の接続方式は、直交周波数分割多元接続(OFDMA)であり、前記第2の接続方式は、非直交多元接続方式である、例1から8のいずれかに記載の方法。
例10. 前記非直交多元接続方式は、SCMA(スパースコード多元接続)、パターン分割多元接続(PDMA)、マルチユーザシェアードアクセス(MUSA)、および資源拡散多元接続(RSMA)、のうちの1つである、例9に記載の方法。
例11. 前記第2の接続方式を使用する受信するステップは、拡散ブロックサイズを有する拡散ブロックを使用するステップを含み、前記第2の時間周波数リソースは、拡散ブロックサイズの整数倍である有効サイズを有する、例1から10のいずれかに記載の方法。
例12. 前記第1の時間周波数リソースは、前記第1の接続方式用の伝送単位サイズの整数倍である、例1から11のいずれかに記載の方法。
例13. 少なくともいくつかの時点において、
前記第1の時間周波数リソースおよび前記第2の時間周波数リソースは共通部分がない、例1から12のいずれかに記載の方法。
例14. 少なくともいくつかの時点において、
前記第1の時間周波数リソースは、前記第2の時間周波数リソースと部分的にオーバーラップする、例1から13のいずれかに記載の方法。
例15. 少なくともいくつかの時点において、
前記第2の時間周波数リソースのすべては、前記第1の時間周波数リソースとオーバーラップする、例1から14のいずれかに記載の方法。
例16. 前記第1のUEへの前記伝送は、第1のニューメロロジを使用し、前記第2のUEへの前記伝送は、前記第1のニューメロロジと異なる第2のニューメロロジを使用する、例15に記載の方法。
例17. 前記第1の時間周波数リソースは、静的に割り当てられるか、半静的に割り当てられるか、または動的に割り当てられ、
前記第2の時間周波数リソースは、静的に割り当てられるか、半静的に割り当てられるか、または動的に割り当てられる、
例1から16のいずれかに記載の方法。
例18. 時間周波数リソースの定義を含むシグナリングを伝送するステップをさらに含む、例1から17のいずれかに記載の方法。
例19. オーバーラップしている時間周波数リソースのためにジョイント復号化を行うステップ
をさらに含む、例1から18のいずれかに記載の方法。
例20. 前記第2の接続方式の前記伝送を復号化するためにメッセージパッシングアルゴリズムを使用するステップと、
前記第2の接続方式の前記伝送の前記復号化の結果に基づいて、干渉成分を差し引くステップと、
前記第2の接続方式の前記伝送を復号化するステップと、
を含む、例19に記載の方法。
例21. ユーザ機器(UE)における方法であって、前記方法は、
前記UEによる伝送のための最小スケジューリング単位としての第1の伝送単位(TU)サイズに基づく第1の時間周波数リソース内で第1の接続方式を使用して前記UEが伝送するステップを含み、
前記第1の時間周波数リソースは、第2の接続方式を使用する別のUEによる伝送のための最小スケジューリング単位として第2のTUサイズに基づく第2の時間周波数リソースと、少なくとも部分的にオーバーラップし、前記第2のTUサイズは、前記第1のTUサイズと異なる持続時間を有する、
方法。
例22. 前記第1のTUサイズに基づく前記第1の時間周波数リソースの割当てを受信するステップをさらに含む、例21に記載の方法。
例23. 前記第1および第2の接続方式のうちの少なくとも1つは、非直交多元接続方式である、例21または22に記載の方法。
例24. 前記非直交多元接続方式は、複数のリソースエレメントにわたるデータシンボルの拡散を使用する、例23に記載の方法。
例25. 時間および/または周波数における前記第1のTUサイズを示すシグナリングを受信するステップをさらに含む、例21から24のいずれかに記載の方法。
例26. 前記第1のTUサイズは、静的に、半静的に、または動的にシグナリングされる、例25に記載の方法。
例27. 前記第1のTUサイズは、前記第2のTUサイズと異なる、例21から26のいずれかに記載の方法。
例28. 前記第1の接続方式は、グラントベースであり、前記第2の接続方式は、グラントフリーである、例21から27のいずれかに記載の方法。
例29. 前記第1の接続方式は、直交周波数分割多元接続(OFDMA)であり、前記第2の接続方式は、非直交多元接続方式である、例21から28のいずれかに記載の方法。
例30. 前記非直交多元接続方式は、SCMA(スパースコード多元接続)、パターン分割多元接続(PDMA)、マルチユーザシェアードアクセス(MUSA)、および資源拡散多元接続(RSMA)、のうちの1つである、例29に記載の方法。
上述の教示に照らして、本開示の多数の改変および変更が可能である。したがって、添付の特許請求の範囲の範囲内で、本開示は、本明細書に詳細に記載した以外の方法で実施され得る。

Claims (30)

  1. システム帯域幅内で、第1の伝送単位(TU)サイズに基づく第1の時間周波数リソースを、伝送のための最小のスケジューリング単位として第1のUEへ、および第2のTUサイズに基づく第2の時間周波数リソースを、伝送のための最小のスケジューリング単位として第2のUEへ割り当てるステップであって、前記第2のTUサイズは、前記第1のTUサイズとは異なる持続時間を有する、ステップと、
    前記第1の時間周波数リソース内で前記第1のUEから受信するステップ、および前記第2の時間周波数リソース内で前記第2のUEから受信するステップと、
    を含む、接続ネットワークにおける方法。
  2. 前記第1のTUサイズに基づく前記第1の時間周波数リソースの割当ては、第1の接続方式用であり、前記第2のTUサイズに基づく前記第2の時間周波数リソースの割当ては、第2の接続方式用である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1および第2の接続方式のうちの少なくとも1つは、非直交多元接続方式である、請求項2に記載の方法。
  4. 前記非直交多元接続方式は、複数のリソースエレメントにわたるデータシンボルの拡散を使用する、請求項3に記載の方法。
  5. 時間および/または周波数における前記第1のTUサイズを示すシグナリングを伝送するステップと、
    時間および/または周波数における前記第2のTUサイズを示すシグナリングを伝送するステップと、
    のうちの、少なくとも1つをさらに含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記第1のTUサイズは、静的に、半静的に、または動的にシグナリングされる、および
    前記の第2のTUサイズは、静的に、半静的に、または動的にシグナリングされる、
    のうちの、少なくとも1つである、請求項5に記載の方法。
  7. 前記第1のTUサイズは、前記第2のTUサイズと異なる、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記第1の接続方式は、グラントベースであり、前記第2の接続方式は、グラントフリーである、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記第1の接続方式は、直交周波数分割多元接続(OFDMA)であり、前記第2の接続方式は、非直交多元接続方式である、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記非直交多元接続方式は、SCMA(スパースコード多元接続)、パターン分割多元接続(PDMA)、マルチユーザシェアードアクセス(MUSA)、および資源拡散多元接続(RSMA)、のうちの1つである、請求項9に記載の方法。
  11. 前記第2の接続方式を使用する受信するステップは、拡散ブロックサイズを有する拡散ブロックを使用するステップを含み、前記第2の時間周波数リソースは、拡散ブロックサイズの整数倍である有効サイズを有する、請求項1から10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記第1の時間周波数リソースは、前記第1の接続方式用の伝送単位サイズの整数倍である、請求項1から11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 少なくともいくつかの時点において、
    前記第1の時間周波数リソースおよび前記第2の時間周波数リソースは共通部分がない、請求項1から12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 少なくともいくつかの時点において、
    前記第1の時間周波数リソースは、前記第2の時間周波数リソースと部分的にオーバーラップする、請求項1から13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 少なくともいくつかの時点において、
    前記第2の時間周波数リソースのすべては、前記第1の時間周波数リソースとオーバーラップする、請求項1から14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 前記第1のUEへの前記伝送は、第1のニューメロロジを使用し、前記第2のUEへの前記伝送は、前記第1のニューメロロジと異なる第2のニューメロロジを使用する、請求項15に記載の方法。
  17. 前記第1の時間周波数リソースは、静的に割り当てられるか、半静的に割り当てられるか、または動的に割り当てられ、
    前記第2の時間周波数リソースは、静的に割り当てられるか、半静的に割り当てられるか、または動的に割り当てられる、
    請求項1から16のいずれか一項に記載の方法。
  18. 時間周波数リソースの定義を含むシグナリングを伝送するステップをさらに含む、請求項1から17のいずれか一項に記載の方法。
  19. オーバーラップしている時間周波数リソースのためにジョイント復号化を行うステップ
    をさらに含む、請求項1から18のいずれか一項に記載の方法。
  20. 前記第2の接続方式の前記伝送を復号化するためにメッセージパッシングアルゴリズムを使用するステップと、
    前記第2の接続方式の前記伝送の前記復号化の結果に基づいて、干渉成分を差し引くステップと、
    前記第2の接続方式の前記伝送を復号化するステップと、
    を含む、請求項19に記載の方法。
  21. ユーザ機器(UE)における方法であって、前記方法は、
    前記UEによる伝送のための最小スケジューリング単位としての第1の伝送単位(TU)サイズに基づく第1の時間周波数リソース内で第1の接続方式を使用して前記UEが伝送するステップを含み、
    前記第1の時間周波数リソースは、第2の接続方式を使用する別のUEによる伝送のための最小スケジューリング単位として第2のTUサイズに基づく第2の時間周波数リソースと、少なくとも部分的にオーバーラップし、前記第2のTUサイズは、前記第1のTUサイズと異なる持続時間を有する、
    方法。
  22. 前記第1のTUサイズに基づく前記第1の時間周波数リソースの割当てを受信するステップをさらに含む、請求項21に記載の方法。
  23. 前記第1および第2の接続方式のうちの少なくとも1つは、非直交多元接続方式である、請求項21または22に記載の方法。
  24. 前記非直交多元接続方式は、複数のリソースエレメントにわたるデータシンボルの拡散を使用する、請求項23に記載の方法。
  25. 時間および/または周波数における前記第1のTUサイズを示すシグナリングを受信するステップをさらに含む、請求項21から24のいずれか一項に記載の方法。
  26. 前記第1のTUサイズは、静的に、半静的に、または動的にシグナリングされる、請求項25に記載の方法。
  27. 前記第1のTUサイズは、前記第2のTUサイズと異なる、請求項21から26のいずれか一項に記載の方法。
  28. 前記第1の接続方式は、グラントベースであり、前記第2の接続方式は、グラントフリーである、請求項21から27のいずれか一項に記載の方法。
  29. 前記第1の接続方式は、直交周波数分割多元接続(OFDMA)であり、前記第2の接続方式は、非直交多元接続方式である、請求項21から28のいずれか一項に記載の方法。
  30. 前記非直交多元接続方式は、SCMA(スパースコード多元接続)、パターン分割多元接続(PDMA)、マルチユーザシェアードアクセス(MUSA)、および資源拡散多元接続(RSMA)、のうちの1つである、請求項29に記載の方法。
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