JP7063914B2 - スロットアグリゲーションのためのリソース割り当てシグナリング - Google Patents

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Description

本開示は、ワイヤレス通信技術、具体的には例えば新無線(NR)又はLTEの進化版といった5G電気通信の文脈におけるワイヤレス通信技術に関する。
複数のキャリアが周波数ドメインにおいてアグリゲートされ又は併合されるキャリアアグリゲーションの次に、ワイヤレス通信技術の現在の展開は、時間ドメインにおける送信タイミング構造をアグリゲートする方向にも進んでいる。
本開示の目的は、送信タイミング構造アグリゲーションの一形式としてのスロットアグリゲーションの文脈での効率的なシグナリング、具体的には限られたオーバヘッドを伴うシグナリングを可能にするアプローチを提供することである。
ここで説明されるアプローチは、NR無線アクセス技術/ネットワーク(NR RAT/RAN)の文脈において特に有益である。よって、ネットワークノードは、具体的にはgNB(又は、いくつかのケースではeNB)であり得る。
したがって、無線アクセスネットワークにおいてネットワークノードを動作させる方法が開示される。上記方法は、スロット割り当てインジケーション及びシンボル割り当てインジケーションを含むダウンリンク制御情報メッセージを送信すること、を含む。上記スロット割り当てインジケーションは、少なくとも1つのユーザ機器に通信のために割り当てられる複数のスロットであって、各スロットが複数のシンボルを含む当該複数のスロットを含むスロットアグリゲーションを示す。上記シンボル割り当てインジケーションは、上記複数のスロットのうちの2つ以上についての割り当てパターンに従って少なくとも1つのチャネルへのシンボルの割り当てを示す。
また、無線アクセスネットワークのためのネットワークノードが開示される。上記ネットワークノードは、スロット割り当てインジケーション及びシンボル割り当てインジケーションを含むダウンリンク制御情報メッセージを送信するために適合される。上記スロット割り当てインジケーションは、少なくとも1つのユーザ機器に通信のために割り当てられる複数のスロットであって、各スロットが複数のシンボルを含む当該複数のスロットを含むスロットアグリゲーションを示す。上記シンボル割り当てインジケーションは、上記複数のスロットのうちの2つ以上についての割り当てパターンに従って少なくとも1つのチャネルへのシンボルの割り当てを示す。上記ネットワークノードは、処理回路及び/若しくは無線回路、具体的には上記送信のための送信機を備えてもよく、並びに/又はそれらを利用するために適合されてもよい。代替的に又は追加的に、上記ネットワークノードは、対応する送信モジュールを備えてもよい。
無線アクセスネットワークにおいてユーザ機器(UE)を動作させる方法が考えられ得る。上記方法は、スロット割り当てインジケーション及びシンボル割り当てインジケーションを含む、受信されるダウンリンク制御情報メッセージに基づいて、スロットアグリゲーションを利用して通信を行うこと、を含む。上記スロット割り当てインジケーションは、上記ユーザ機器に通信のために割り当てられる複数のスロットであって、各スロットが複数のシンボルを含む当該複数のスロットを含むスロットアグリゲーションを示す。上記シンボル割り当てインジケーションは、上記複数のスロットのうちの2つ以上についての割り当てパターンに従って少なくとも1つのチャネルへのシンボルの割り当てを示す。
加えて、無線アクセスネットワークのためのユーザ機器が説明される。上記ユーザ機器は、スロット割り当てインジケーション及びシンボル割り当てインジケーションを含む、受信されるダウンリンク制御情報メッセージに基づいて、スロットアグリゲーションを利用して通信を行うために適合される。上記スロット割り当てインジケーションは、上記ユーザ機器に通信のために割り当てられる複数のスロットであって、各スロットが複数のシンボルを含む当該複数のスロットを含むスロットアグリゲーションを示す。上記シンボル割り当てインジケーションは、上記複数のスロットのうちの2つ以上についての割り当てパターンに従って少なくとも1つのチャネルへのシンボルの割り当てを示す。上記UEは、処理回路及び/若しくは無線回路、具体的には上記通信のための送信機、受信機及び/若しくは受信機を備えてもよく、並びに/又はそれらを利用するために適合されてもよい。代替的に又は追加的に、上記UEは、対応する通信モジュールを備えてもよい。
上記スロット割り当てインジケーションは、アグリゲートされるスロットの数を示すビットパターン及び/又は上記スロットアグリゲーションのリファレンススロットの位置を示すスロット位置インジケーションを含んでもよい。スロットアグリゲーション長(アグリゲーション内のスロットの数)及び/又はリファレンススロット位置からビットパターンへの、例えばテーブルに従った、一意な又は1対1のマッピングが存在してもよく、それが予め定義され又は構成されてもよい。
スロット位置は、概して、時間ドメインにおける配置、及び/又はタイミング若しくはタイミング構造に対して相対的な配置に関してもよい。スロット位置は、例えば、絶対的なスロット番号、又は、例えば当該ダウンリンク制御情報を受信したスロットのような他のスロットに対して相対的なスロット番号を提供することにより、スロットが時間的にどこに位置するかを示してもよい。リファレンススロットは、スロットアグリゲーションの1スロットであってもよく、その位置に基づいてスロットアグリゲーションの位置が判定され又は固定化されてもよい。リファレンススロットは、具体的には、スロットアグリゲーションの最初のスロット又はスロットアグリゲーションの最後のスロットであってもよい。リファレンススロット及びスロットアグリゲーション内のスロットの数に基づいて、スロットアグリゲーションによりカバーされる時間インターバルが定義され又は判定され得る。
ビットパターンは、概して、1つ以上のビット、具体的には2、3又は4ビットを含み得る。概して、考え得ることとして、シンボル割り当てインジケーションは3ビットからなり、例えば開始シンボル、終了シンボル及び/又は長さにより表現される割り当てパターンへマッピングされ得る。スロット割り当てインジケーションは、3ビットからなってよく、リファレンススロット位置及び/又はアグリゲーション内スロット数へマッピングされ得る。
上記シンボル割り当てインジケーションは、上記割り当てパターン、及び/又は上記シンボルの割り当て先の1つ若しくは複数のチャネルを示すビットパターンを含んでもよい。
上記(割り当て)パターンは、開始シンボル、終了シンボル、及び/又は特定のチャネルに割り当てられるシンボルの数を示し又は表現してもよい。
いくつかの変形例において、上記割り当てパターンは、ダウンリンクチャネルに割り当てられる割り当てパターンのシンボルと、アップリンクチャネルに割り当てられるパターンのシンボルとの間、及び/又はその逆の間のガードピリオドを示し又は含んでもよい。ガードピリオドは、1つ以上のシンボル時間長を含んでもよく、及び/又はそれらにわたって広がってもよい。ガードピリオドは、スケジューリングされる送信又は受信に関連付けられなくてよい。
上記ダウンリンク制御情報メッセージは、概して、1つ以上のスロットについて上記パターンからの偏移(deviation)を示す1つ以上の偏移インジケーションを含んでもよい。代替的に又は追加的に、上記ダウンリンク制御情報メッセージは、例えば、スロットアグリゲーションの1つ以上のスロットについて、具体的には全てのスロットについてのサブキャリアレンジといった、周波数リソース割り当てを示してもよい。周波数リソース割り当ては、周波数割り当てインジケーションにより示されてもよく、及び/又は、スロットアグリゲートの1つよりも多くのスロットについて、具体的には全てのスロットについて同一であってもよい。後者のケースでは、1つのインジケーションのみが必要とされ及び/又は提供されてもよい。また、代替的に又は追加的に、上記ダウンリンク制御情報メッセージは、例えばスロットアグリゲーションの相異なるスロットの間の及び/又は個別のスロット内での割り当てチャネルについての周波数ホッピング方式を示し得る、周波数ホッピングインジケーションを含んでもよい。
代替的に又は追加的に、考え得ることとして、上記ネットワークノードは、1つ以上の偏移インジケーションを含む、例えばダウンリンク制御情報メッセージ及び/若しくは他の構成メッセージ(構成データを含むメッセージ)といった第2のメッセージを送信するために適合され、並びに/又は、上記ネットワークノードを動作させる上記方法が当該送信することを含む。スロットアグリゲーションを利用した通信は、上記第2のメッセージにも基づいてもよい。したがって、上記ダウンリンク制御情報メッセージのオーバヘッドを制限しながら、上記パターンからの偏移についてのより大きな柔軟性を提供し得る。上記第2のメッセージ及び/又は上記ダウンリンク制御情報メッセージは、スロットアグリゲーションの時間長にわたって有効であってもよく(動的)、又は複数のそうした時間長にわたって有効であってもよく(半静的)、例えばそれがRRCシグナリングにおいて提供されてもよい。
通信のためにスロットアグリゲーションを割り当てることは、通信のために当該アグリゲーションのうちのスロットに関連付けられるリソースを割り当てることに関し得る。それらリソースは、スロットアグリゲーションにより定義される時間インターバルに関連付けられる時間-周波数リソース、及び/又は当該時間インターバルの範囲内に配置され若しくは位置する時間-周波数リソースであってもよく、スロットアグリゲーションのシンボルのシンボル時間インターバルにそれぞれ関連付けられ、スロットアグリゲーションは当該アグリゲーションのうちのスロットのシンボルを含む。割り当てることは、概して、どの種類の通信(例えば、送信若しくは受信)のために及び/又はどのチャネル上でどのシンボル及び/又はリソースを使用すべきかを例えばユーザ機器へ示すことを含み得る。
割り当てパターンは、概して1つ以上のシンボルに割り当てられる少なくとも1つのチャネルを示してもよい(あるいは、逆もまたしかりであり、割り当ては一意な若しくは1対1のマッピングを表してもよい)。しかしながら、いくつかのケースにおいて、例えば制御及びデータチャネルといった1つよりも多くのチャネルが1シンボルに割り当てられてもよい。このケースにおいて、チャネルは、とりわけ周波数において多重化されてもよい。そうしたチャネルは、例えば送信又は受信のように、通信の同じ方向を表してもよい。割り当てパターンは、1つ以上のチャネルに割り当てられる1つ以上の周波数リソースを示してもよく、又は、それが例えば構成、事前の定義若しくはルールに従って暗黙的に示されてもよい。割り当てパターンは、シンボルの当該パターンが各スロットについて反復されるように、2つ以上のスロットにシンボルを割り当ててもよい。例えば、1つ以上の同一のチャネルが、各スロットの内部で同じ番号を有するシンボル群(それぞれ関連付けられるリソース)に割り当てられてもよい。想定し得ることとして、スロット内のシンボルは、スロット内のシンボルの総数に依存して、例えば0から6、0から13、1から7又は1から14といったように、連続的な整数を付番され得る。付番法は、同数のシンボルを有するスロットの間で同様であり得る。連続する番号を付されたシンボルは、共通の時間境界を伴って、時間ドメインにおいて互いに隣接し得る。
上記ダウンリンク制御情報メッセージは、スロットアグリゲーションを割り当て及び/又はスケジューリングし、それによりスロットアグリゲーションのリソースが通信のために割り当てられ得る。
スロットは、複数のシンボルを含んでよく、具体的には7個又は14個のシンボルであり得る。但し、スロットは、いくつかの変形例において、完全なスロットよりも少ないシンボルを有するミニスロットとして実装されてもよい。考え得ることとして、スロットアグリゲーションのスロット群は同数のシンボルを有し、及び/又は、スロットアグリゲーションのスロット群は同じ時間長(時間ドメインにおける広がり)を有する。しかしながら、考え得る変形例では、相異なるスロット時間長が、又は相異なる数のシンボルを伴うスロットが1つのスロットアグリゲーションへアグリゲートされる。この文脈において、考え得ることとして、割り当てパターンは、シグナリングオーバヘッドの制限のために、同一の時間長を有するスロット又は同数のシンボルを有するスロットにのみ関する。スロットアグリゲーションは、2つ以上のスロット、具体的には2、3若しくは4個の、又は偶数個のスロットを含み得る。
少なくとも1つのチャネルへシンボルを割り当てることは、通信が行われるべき1つ以上のチャネルを示すことを含み得る。チャネルは、アップリンク、ダウンリンク又はサイドリンクチャネルであり得る。具体的には、チャネルは物理チャネルであってよい。割り当てられ得るチャネルの例は、PUCCH、PUSCH、PDSCH、PDCCHを含む。チャネルは、例えばPUCCH若しくはPDCCHといった制御チャネルであってもよく、又は例えばPUSCH若しくはPDSCHといったデータチャネルであってもよい。制御チャネル、具体的にはダウンリンク制御チャネルは、制御領域に配置され又は割り当てられてよく、スロットアグリゲーションのスロットの1つ以上の、例えばスロットの冒頭のシンボルをカバーし得る。アップリンク制御領域は、アップリンク制御チャネルを割り当てられるものと考えられてもよい。割り当てパターンは、例えば、1つ以上のシンボルをカバーする時間インターバル及び/又は1つ以上のサブキャリアをカバーする周波数インターバルにわたって、時間ドメインで及び/又は周波数ドメインで連続していてもよい。そうしたパターンは、時間/周波数の図の表現において矩形で現れ得る。シンボル割り当てインジケーションは、例えば開始シンボル及び終了シンボル、並びに/又は、開始シンボル若しくは終了(停止ともいう)シンボル及び(例えば、シンボル数で)時間長若しくは長さを示すことにより、時間ドメインにおける位置及び/又はそうしたパターンの広がりを示し得る。シンボルは、具体的には、例えばNRのダウンリンクにおいて、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)シンボルであってもよく、アップリンク又はサイドリンクにおいて、SC-FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)シンボルであってもよい。
スロットアグリゲーションを利用して通信することは、上記割り当てパターンに従って割り当てられるチャネル上で送信及び/又は受信を行うことを含み得る。
スロットアグリゲーションのスロット群は、当該スロット群のシンボルのシンボル時間インターバルによりカバーされる連続的な時間ンターバルを形成するように、時間的に配置され得る。
概して、1つのシンボルに対し、1つのシンボル時間インターバル及1つの周波数レンジ(例えば、ある数のサブキャリア)が関連付けられ得る。言及を簡単にするために、時間ドメインの広がり(シンボル時間インターバル)にのみ言及する場合であっても、シンボルということがある。リソース又は割り当ての文脈において、周波数ドメインに対するシンボルの広がりが想定され得る。スロットアグリゲーションのシンボル群又はスロット群は、周波数ドメインにおいて、例えば同じサブキャリア又はキャリアに関し、同じ広がりを含み得る。周波数ドメインにおける広がりは、連続的であり得る。
複数のスロットに関する割り当てパターンが、当該複数のスロットのうちの他のスロットにおいて反復される、1スロットについて有効な割り当て(サブ)パターンを含むものと考えられてもよい。
留意すべきこととして、いくつかの変形例では、上記スロット割り当てインジケーション及び上記シンボル割り当てインジケーションは、それぞれの関連付けられる時間インターバルである、シンボル又はスロットに関する時間ドメインでの割り当てに関するものである。周波数割り当ては、暗黙的に示されてもよく、又は、上記ダウンリンク制御情報メッセージ内の対応する周波数割り当てインジケーションで明示的に示されてもよい。
ダウンリンク制御情報メッセージは、ダウンリンク制御情報、具体的には、アップリンク、ダウンリンク及び/又はサイドリンク通信のためのスケジューリング及び/又は割り当てに関する情報を含み得る。
ここで説明した方法のいずれか1つを処理回路に制御させ及び/又は実行させる命令群を含むプログラムプロダクトもまた開示される。
そのうえ、ここで開示される通りのプログラムプロダクトを担持し及び/又は記憶するキャリア媒体配置が開示される。
送信タイミング構造は、概して、(例えば、予め定義され及び/又は構成される)ある数のシンボル又はシンボル時間インターバルを含み得る。スロットは、送信タイミング構造の一表現又は実装であると見なされてよく、これら用語は本開示の文脈において相互に交換され得る。送信タイミング構造は、時間インターバルを定義し得る。送信タイミング構造及び/又はスロットに対して、スロットの時間インターバルに基づいて当該スロットが時間/周波数リソースを表現し得るように、周波数リソースが関連付けられ得る。スロットアグリゲーションは、単一のダウンリンク制御情報メッセージでスケジューリングされる複数のスロットを含み得る。
図面は、ここで説明される概念及びアプローチを示すために提供されており、それらのスコープを限定するようには意図されない。図面は以下を含む:
TDDについてのスロットの例示的な変形例を示している。 TDDについてのスロットの例示的な変形例を示している。 TDDについてのスロットの例示的な変形例を示している。 TDDについてのスロットの例示的な変形例を示している。 スロットアグリゲーションの例を示している。 スロットアグリゲーションの例を示している。 スロットアグリゲーションの例を示している。 スロットアグリゲーションの例を示している。 スロットアグリゲーションの例を示している。 スロットアグリゲーションの例を示している。 ある割り当てパターンでのDLスロットアグリゲーションの一例を示している。 ある割り当てパターンでのULスロットアグリゲーションの一例を示している。 穴を伴うスロットアグリゲーションの一例を示している。 偏移インジケーションを伴うスロットアグリゲーションの一例を示している。 例示的なユーザ機器を示している。 例示的なネットワークノードを示している。 ユーザ機器を動作させる方法の例示的な図を示している。 例示的なユーザ機器を示している。 ネットワークノードを動作させる方法の例示的な図を示している。 例示的なネットワークノードを示している。
NRは、非常に柔軟なフレーム構造をサポートする。スロットは、7個分又は14個分の長さのOFDMシンボルであり得る。TDDでは、1つのスロットインターバルは、DL(ダウンリンク)のみか、UL(アップリンク)のみか、又はUL送信及びDL送信の双方かのいずれかを含むことができる。図1はDLのみのスロットを、図2はULのみのスロットを、図3は末尾にULを伴うDL偏重のスロットを、図4は冒頭にDLを伴うUL偏重のスロットをグラフィカルに示している。図1~図4は、TDDのための4つのタイプのスロットを示している。これら例において、スロット長はN_slot=14である。留意すべきこととして、ここで説明される概念及びアプローチは、TDDの文脈においてのみ例示されるが、周波数分割複信(FDD)に対し同等に適用可能である。そのうえ、スロット時間長は、使用される周波数又はヌメロロジー(numerology)に依存して変化してもよく、なぜなら、キャリア周波数及び/又はヌメロロジーが相違すればシンボルに関連付けられるシンボル時間インターバルが相違し得る形で、そのいずれかにサブキャリア間隔が依存するからである。したがって、スロット内の等しい数のシンボルについて、スロット時間長が変化してもよい。ここで説明されるスロットは、複数のシンボルが同じシンボル時間インターバル(シンボル時間長)を有し得るように、同じヌメロロジー、サブキャリア間隔及び/又はキャリアに関するものであると考えられてもよい。
スロットのDL部分は、DL制御領域から始まることが多い。DL制御領域の存在及びDL制御領域の長さは、(例えば、PDCCH上のDCIを介して)動的に示され、(例えば、RRCシグナリングを介して)半静的に構成され、又はUEにより盲目的に検出され得る。
スロット内のDLデータ領域(PDSCH)は、スロットの冒頭からスロットの末尾まで広がり(DLのみのスロット)、又はより早く停止して末尾にUL機会を収容することができる。PDSCHの開始は、スロットの冒頭であるか、又は制御領域内若しくはその後に開始できるかのいずれかであり得る。PDSCHが制御領域内で開始するケースでは、制御チャネル領域においてどようにデータ及び制御チャネル(PDCCH)を多重化するかの特殊な取扱いが必要である。スロットインターバルの末尾にUL機会が存在する場合、PDSCHはUL送信を収容するためにより早く停止しなければならず、それはDLからULへのガード時間又はピリオド、及び、例えば次のスロットでDLへ切り戻す場合には恐らくULからDLへのガード時間又はピリオドを伴う。
UL偏重のスロットは、DL偏重のスロットと同様であるが、非常に短い(例えば、1又は2シンボル)DL領域(簡潔にDLともいう)に、ガード時間及びUL領域(ULともいう)が続く。DL領域は、ダウンリンク送信(又はULの視点からはその受信)がスケジューリングされる1つ以上のシンボルを含み、UL領域は、アップリンク送信がスケジューリングされる1つ以上のシンボルを含み得る。同様に、例えばサイドリンク送信領域及び/又はサイドリンク受信領域といったサイドリンク領域が考えられ得る。
ULは、冒頭において、ULデータ領域(PUSCH)を含み、オプションとして、末尾にUL制御領域(PUCCH)を含む。PUSCHは、UL制御領域の前に停止してもよく、又はスロットインターバルの末尾まで続いてもよい。PUSCHがスロットの末尾まで続きPUCCHを含むシンボルと重複するケースでは、制御チャネル領域においてどようにデータ及び制御チャネル(PUCCH)を多重化するかの特殊な取扱いが必要である。
スロットアグリゲーションが以下に議論される。
(カバレッジの改善のために)より長い送信を可能にし、又は(制御チャネルのオーバヘッドを低減するために)より少ない回数のPDCCH送信を使用するために、複数スロットからなる送信単位をスケジューリングすることが可能である。そうした単位を、スロットアグリゲーションという。1つの可能性は、それ自体にPDCCHを伴う各スロットのPDSCH/PUSCHをスケジューリングすることであるはずだが、そのケースでは個々にスケジューリングされる複数のスロットに対する区別が不明瞭になる。したがって、スロットアグリゲートは単一のDCI(単一のメッセージ)でスケジューリングされることを前提とする。ダウンリンク制御情報(DCI)は、NRの文脈において、より一般化されたダウンリンク制御情報を表すものと見なされてよい。
図5~図7は、様々なDLスロットアグリゲートの例を示している。見てとれるように、PDSCHのために利用可能なシンボル及びシンボルパターンは、スロットアグリゲーションフォーマットに非常に大きく依存する。これら例は、PDSCHがDL制御領域に重複しないことを示しているが、PDSCHはDL制御領域に(時間において部分的に又は完全に)重複することも可能である。特に、図5~図7は、スロットアグリゲーションの例を示している。これら例において、スロット長はN_slot=14である。図5では、DLスロットの後に、DL制御領域を伴わないDLスロットが続く。図6では、アグリゲートされるスロットの双方がDL制御領域を有する。図7では、制御領域を伴うDLスロットの後に、DL制御領域及びUL機会を伴う混成スロットが続く。
図8~図10では、ULスロットアグリゲーションについての例が示されている。見てとれるように、PUSCHのために利用可能なシンボル及びシンボルパターンは、スロットアグリゲーションフォーマットに非常に大きく依存する。図8~図10は、とりわけ、ULスロットアグリゲーションの例を示している。これら例において、スロット長はN_slot=14である。図8では、UL偏重のスロットの後に、ULのみのスロットが続く。図9では、双方のスロットがUL偏重である。図10では、双方のスロットがUL偏重であり、末尾にUL制御領域を有する。
図5~図7及び図8~図10から理解できるように、広範且つ多様なスロットアグリゲーションフォーマットが考えられ得る。PDSCH/PUSCHのために利用可能なシンボルは、スロットアグリゲーションフォーマットに非常に大きく依存する。スロットアグリゲートは単一のDCIメッセージでシグナリングされることから、とりわけ時間ドメインにおける、完全なスロットアグリゲートのためのシンボルからチャネルへの割り当てに関するリソース割り当てが、単一のDCIメッセージに含められる。多数の可能性(その僅かな例だけが図5~図10に示されている)を所与として、PDSCH/PUSCHについての時間ドメインリソース割り当てのためのシグナリングは、非常に複雑となり、大きなシグナリングオーバヘッドを要する。
スロットアグリゲーションにおける時間ドメインリソース割り当てのシグナリングについてオーバヘッドを低減するためのアプローチが議論される。提案されるのは、(以下でシンボル割り当てと呼ぶ)シンボル割り当てインジケーションに基づいて、単一のスロット内のPDSCH/PUSCHの時間ドメイン割り当ての詳細な定義を、シグナリングにより可能にすることである。柔軟な開始位置、長さ及び柔軟な停止位置のうちの少なくとも1つが提供され得る。スロットアグリゲーション向けには、そのシンボル割り当ては複数のスロットへ適用される。加えて、(以下でスロット割り当てと呼ぶ)スロット割り当てインジケーションを利用して、スケジューリングされるスロットの数もまたシグナリングされ得る。
スロットアグリゲーションの所要のシグナリングは、単一のスロット向けよりもわずかに多いだけであるが(スケジューリングされるスロットの数を提供する必要がある)、非常に少ないビットしか要しないであろう。
上記アプローチのオプションとしての拡張は、反復されるリソース割り当てに対する調整(偏移)を可能にし、例えば、各(又は少なくともいくつかの)スケジューリングされるスロットが、例えば、偏移インジケーションの形式で何らかの調整をシグナリングするために割り当てられる、追加的な単一のビット又は非常に少しの追加的なビットを有し得るであろう。
提案される解決策は、スロットアグリゲーションにおける時間ドメインリソース割り当てについてのシグナリングオーバヘッドを低減する。これはDCIサイズを低減し、それがワイヤレスシステムにおいてボトルネックであることの多い制御チャネルの負荷を低減する。制御チャネルオーバヘッドが低減されれば、データリソースが利用可能であるのに制御リソースの欠如のためにスケジューリングできないという状況を回避して、端末をより頻繁にスケジューリングすることが可能である。さらに、DCIサイズが低減されることによっても、より良好な制御シグナリングカバレッジ及び/又は改善された制御シグナリング検出率がもたらされる。
スロットアグリゲーションのためのDCIメッセージの時間ドメインリソース割り当てフィールドは、シンボル割り当てインジケーション及びスロット割り当てインジケーションを表す2つの部分(例えば、2つのフィールド、若しくは両情報を導出可能な結合的なフィールド、及び/又は、2つのビットパターン、若しくは2つのビットパターンからより大きいビットパターンへ結合された1つのビットパターン)を含み得る。(以下でスロット割り当てと呼ぶ)スケジューリングされるスロットの数が示されてよく、(以下でシンボル割り当てと呼ぶ)1スロット内のPDSCH/PUSCHの時間ドメインリソース割り当ての詳細が示されてもよく、これは割り当てパターンを表す。2)において特定されるシンボル割り当ては、スロットアグリゲーションのスケジューリングされるスロットの全て又は少なくとも複数に適用される。
図11は、DLスロットアグリゲーションについての一例を示している。時間ドメインリソース割り当てフィールドは、2スロットがアグリゲートされること、及びPDSCHがシンボル1で開始しシンボル11で終了することを特定する。PDSCHの開始シンボル及び停止シンボルの同じパターンが双方のスロットへ適用される。スロット割り当て及びシンボル割り当てを示す例示的な表1及び表2を使用し、図11における例は、スロット割り当てについてエントリ001又は101(表1で、アグリゲートされるスロット2つを示し、001又は101は最初のスロットの値が異なる)を、シンボル割り当てについて011(表2、N_slot=14を想定)を使用するであろう。見てとれるように、図11は、2スロットでのDLスロットアグリゲーションを示している。各スロットは、同じ時間ドメインリソース割り当てを使用する。この例において、スロット長はN_slot=14である。
ULスロットアグリゲーションは、図12に示されており、やはり2スロットがアグリゲートされる。シンボル割り当ては、各スロットにおいてPUSCHのためにシンボル3~13が使用されることを特定する。スロット割り当て及びシンボル割り当てを示す例示的な表1及び表3を使用し、図12における例は、スロット割り当てについてエントリ001又は101(表1で、アグリゲートされるスロット2つを示し、001又は101は最初のスロットの値が異なる)を、シンボル割り当てについて101(表3、N_slot=14を想定)を使用するであろう。図12の2スロットでのULスロットアグリゲーションについて、各スロットは、同じ時間ドメインリソース割り当て(割り当てパターン)を使用する。この例において、スロット長はN_slot=14である。
スロット割り当てが以下でより詳細に議論される。
いくつのスロットがスケジューリングされるかを示すフィールドは、少なくとも例えば半静的に構成されるスロットオフセットといった何らかの他の情報との組合せで、どのスロットなのかも示してよい。DLについては、DCIメッセージを受信した同じスロットにおいてPDSCHが開始することが多く、そのケースでは単一のスロット長インジケータで十分なはずである。一方、ULでは、高速な端末のみが、スロットnでDCIメッセージにおいてULグラント(PDCCH)を受信し及びスロットnでPUSCHを送信することができるであろう。ほとんどの端末は、スロットn+1での送信をサポートするのみであろう。1つの可能性は、DCIがスロットnで受信されたものとして、PUSCHが常にスロットn+kで開始するように、リファレンススロット位置を示すオフセット値kを半静的に構成することであるはずである。表1は、スロット割り当てが3ビットを含む表を示している。第1ビットは、割り当てがスロットn+n_(OS,1)で開始するのか又はスロットn+n_(OS,2)で開始するのかを示し、n_(OS,1)及びn_(OS,2)は半静的に構成されるオフセット値であって、例えば0及び1(DLについて典型的な値)、又は1及び2(ULについて典型的な値)であり得る。nは、DCIが受信されたスロットである。このように、リファレンススロットとしての最初のスロット(開始スロット)の位置が示される。残りの2ビットは、アグリゲートされるスロットの数を示し、この例では、アグリゲートされるスロット1個~4個を示すが、より一般的なケースでは、それら4つの値は異なってもよく、例えば半静的に構成される。
表1:例示的なスロット割り当ては3ビットからなる。第1ビットが最初のスロットを、残りの2ビットがアグリゲートされるスロットの数を示す。
ビットパターン 最初のスロット アグリゲートされるスロット数
000 n+n_(OS,1) 1
001 n+n_(OS,1) 2
010 n+n_(OS,1) 3
011 n+n_(OS,1) 4
100 n+n_(OS,2) 1
101 n+n_(OS,2) 2
110 n+n_(OS,2) 3
111 n+n_(OS,2) 4
データチャネル(PDSCH及びPUSCH)の固定的な(半静的に構成される)開始位置の制限が強過ぎる場合、LTEのリソース割り当てフォーマット2と同様の開始/停止割り当てをスロット割り当てのために考慮することができる。不連続なスロットアグリゲーションがサポートされる場合、スケジューリング可能な各スロットについてのビット位置がスロットn+k+biを参照し得るビットマップ(例えば[b0,b1,b2,b3])が必要とされ、ここでnはDCIが受信されたスロットであり、kは固定的な又は半静的に構成されるオフセット数である、
シンボル割り当てが以下でより詳細に議論される。
表2は、DLシンボルがPDSCHにどのように割り当てられるかの一例を示している。制御チャネル領域の存在及び形式に依存して、0及び1というPDSCH開始位置は、PDSCHがPDCCHとOFDMシンボルを共有することを示唆し得る(制御チャネル領域が0~2個のOFDMシンボルにわたることを想定)。PDSCHは、スロットの末尾までにわたるか(スロットインターバルの末尾にUL機会なし)、又はシンボルN_slot-4若しくはN_slot-3までにわたるかのいずれかであり得る。後半2つのケースについては、1シンボルのガード時間を伴う2シンボル及び1シンボルのUL機会が考慮されている。N_slotは、スロット長であり、例えば7シンボル又は14シンボルであり得る。ビット数を3に維持するために、開始位置0及び終了位置N_slot-4という組合せは省略されている。表2では開始位置及び停止位置が提供されているが、開始(又は停止)及び長さインジケーションが代替的なシグナリングになるはずである。
表2:PDSCHについてのシンボル割り当て
ビットパターン PDSCH開始シンボル PDSCH停止シンボル
000 0 N_slot-3
001 0 N_slot-1
010 1 N_slot-4
011 1 N_slot-3
100 1 N_slot-1
101 2 N_slot-4
110 2 N_slot-3
111 2 N_slot-1
表3は、PUSCHシンボル割り当てについての同様の表を示している。PUSCHは、シンボル1で開始するか(当該スロット内にDL及びDL制御領域なし、即ち、PUSCHは前のスロットからスケジューリングされるが、時間の切替え及びタイミングアドバンスのために冒頭において空のシンボル1つ分が必要)、シンボル2、3及び4で開始するかのいずれかであり得る。後半3つのケースは、1又は2シンボルのガード時間を伴う1又は2シンボルのDL制御領域を想定している。より長いガードピリオドは、例えば、DCIが同一スロット内のPUSCHを示し且つUEがより多くの処理時間を必要とする場合に提供されてよく、一方、PUSCHが次のスロット又はサブフレームで送信される場合には、1シンボルのガードピリオドで十分であろう。PUSCHが次のスロット又はサブフレームで送信される場合、ガードは、UEの切替え時間及びタイミングアドバンスをカバーする必要があるのみであろう。PUSCHは、スロットの末尾までにわたるか、又はより早く停止するか(この例では、末尾にショートPUCCHのためのスペースを空けるために1シンボル早くするか、それは2シンボルであってもよく、又は、追加的なシグナリングビットを対価として1若しくは2シンボルであってもよい)のいずれかであり得る。また、スロット割り当て(セクション5.1.1)とシンボル割り当てとを組合せることも可能なはずであり、なぜなら、例えば未来のスロットにおいて開始するPUSCHとシンボル4で開始するPUSCHとの組合せは恐らく必要とされないからである(PUSCHの開始シンボル4は、DCIが同一スロットで送信される場合、DCIを復号するための余分の時間をUEに与えるであろう)。表3では開始位置及び停止位置が提供されているが、開始(又は停止)及び長さインジケーションが代替的なシグナリングになるはずである。
表3:PUSCHについてのシンボル割り当て
ビットパターン PUSCH開始シンボル PUSCH停止シンボル
000 1 N_slot-2
001 1 N_slot-1
010 2 N_slot-2
011 2 N_slot-1
100 3 N_slot-2
101 3 N_slot-1
110 4 N_slot-2
111 4 N_slot-1
拡張
全てのスロットに同じシンボル割り当てを適用することは、制限的過ぎるかもしれない。例えば、スロットnでスケジューリングされスロットnにおいてシンボル1で開始するDLスロットアグリゲートPDSCHは、全ての後続のスロットの冒頭に穴(hole)を有することになる。柔軟性を高めるために、偏移インジケーションを表現することで調整を示すいくつか/全てのスロット向けの小さなシグナリングフィールドが、ダウンリンク制御情報メッセージに提供されてもよい。但し、調整シグナリング(偏移インジケーション)は、シグナリングオーバヘッドが限られたものに制限されてもよい。
図13及び図14は、1アグリゲート内に4個のスロットがスケジューリングされる例を示している。図13では、調整が許可されておらず、PDSCHは各スロット内でシンボル1~N_slot-1へマッピングされ、即ち各スロット内のPDSCHに穴が存在することになる。最初のスロットについて調整を可能とすれば、図14に示したように、全てのスロットについてPDSCHシンボル割り当て0~N_slot-1をシグナリングし(表2のエントリ001)、但し次いで最初のスロットについて例外/調整(最初のスロットではPDSCHがシンボル1で開始)をシグナリングすることができるであろう。この例では、N_slot=7が想定されている。
留意すべきこととして、言及した上記例外/調整は、特定のスロット向けの割り当てパターンからの偏移であると見なされてよい。具体的には、図13では、全てのスロットがPDSCHについてシンボル割り当て1~6(表2における100)を使用し、PDSCHマッピングに穴が生じる。図14では、対応する偏移インジケーションを利用して、全てのスロットがPDSCHについてシンボル割り当て0~6を使用し(表2における001)、PDSCHマッピングにおける穴を回避することができる。調整シグナリング(偏移インジケーション)は、最初のスロットについて使用される。
最初のスロットについて調整を明示的にシグナリングする代わりに、暗黙的なルールを代替で適用することができる。一例としてのルールは、スロットアグリゲートの全てのスロットにおいて開始/停止シンボル割り当てを有効とし、但し最初のスロットでは例外的にDCIを含むPDCCHシンボルを開始/停止割り当てから除外するものとする、というものであろう。代替的に、PDSCH開始位置/PDCCH停止位置/制御領域停止位置がグループ共通のPDCCHで示された場合、その情報を使用してスロットアグリゲートの1つ又は複数のスロットにおいてPDSCH開始位置を調整することができる(PDCCH又は制御領域の停止位置がシグナリングされる場合、PDSCHはPDCCH又は制御領域の後に開始するものと想定される)。
同様の技法を、UL機会を提供するためにPDSCHが最後のスロットにおいてより早く停止することをシグナリングするために使用することができる。そのケースでは、共通的なシンボル割り当てはPDSCHが各スロット内の最後のシンボルまでにわたることをシグナリングし、及び、最後のスロットのための調整シグナリングがPDSCHが例えばシンボルN_slot-2において停止することを示すであろう。代替的に、DL停止位置/UL開始位置がグループ共通PDCCHで示された場合、その情報を使用してスロットアグリゲートの1つ又は複数のスロットにおいてPDSCH停止位置を調整することができる。
PUSCHについて調整シグナリングを使用することもできる。例えば、最初のスロットの冒頭にスケジューリングDCIがあるPUSCHスロットアグリゲートは、当該最初のスロット内のシンボル0で開始することはできない。同じシンボル割り当てを繰り返すことは、やはりPUSCHマッピングに穴を生じさせるであろう。ここでも、共通のシンボル割り当ては全てのスロットにおいてPUSCHがシンボル0~N_slot-1へマッピングされることをシグナリングし、調整シグナリングが最初のスロットについて時間ドメインリソース割り当てを修正するために使用される。
他の可能性は、割り当てスロットのサブセットについてのみシンボル割り当てを反復することである。この場合、他の手段で他のスロットについてのシンボル割り当てが提供される必要がある。
一層高い柔軟性のために、同一のDCIにおいて、割り当てスロットの各々についてシンボル割り当てを提供することができる。これは、より大きいシグナリングオーバヘッドをもたらすが、周波数ドメインリソース割り当てといったDCIの他の部分がスロットアグリゲート内のスロットの各々について提供されないことから、シグナリングは、各スロットにおいて別個のDCIを提供するよりも小さい。したがって、割り当てパターンは、特に、相異なる又は同じサブパターンを伴う1つよりも多くのスロットをカバーし得る。
DCIメッセージでは、1つの例において、全ての割り当てスロット内で同じ周波数割り当てが使用されるものとさらに想定することができる。よって、この場合、全てのアグリゲートされるスロットについてDCIメッセージ内に1つの周波数割り当てビットフィールドを有することができるであろう。
いくらかの周波数ダイバーシティを取り入れるために、スロットごとに(潜在的には、スロット内でもよい)適用可能な周波数ホッピング方式をさらに加えることが可能なはずである。周波数ドメインリソースを各スロット(若しくは、スロットアグリゲートの範囲内のスロットのサブグループ)について別個に提供することができ、又は、少なくとも1つのスロットについての周波数ドメインリソースを所与として、少なくとも1つの追加的なスロットについて周波数ドメインリソースを導出するためのルールを使用することができる
概して、スロットアグリゲーションのための時間ドメインリソース割り当てを特定するダウンリンク制御情報メッセージであって、単一のスロットについての割り当てパターンに基づいて、スロットアグリゲートのうちの他の、とりわけ全てのスケジューリングされるスロットに適用されるようなものを提供することが考えられ得る。これは、スロットアグリゲーション内の時間ドメインリソース割り当てのシグナリングに要するオーバヘッドを低減する。
図15は、UE(ユーザ機器)として実装され得る端末又はワイヤレスデバイス10を概略的に示している。端末10は、(制御回路としても言及され得る)処理回路20を備え、処理回路20は、メモリへ接続されるコントローラを含み得る。例えば通信モジュール、送信モジュール又は受信モジュールなど、端末のいかなるモジュールも、具体的にはコントローラ内のモジュールとして、処理回路20内で実装されてもよく、及び/又は処理回路20により実行可能であってもよい。端末10は、受信及び送信又は送受信の機能性を提供する無線回路22(例えば、1つ以上の送信機及び/若しくは受信機並びに/又は送受信機)をも備え、無線回路22は処理回路へ接続され又は接続可能である。信号を収集し若しくは送信し及び/又は増幅するために、端末10のアンテナ回路24が無線回路22へ接続され又は接続可能である。無線回路22及びそれを制御する処理回路20は、例えばここで説明した通りのRANなどのネットワークとのセルラー通信のために構成される。端末10は、概して、ここで開示した端末又はUEを動作させる方法のいずれかを遂行するように適合されてよく;具体的には、例えば処理回路のような対応する回路及び/又はモジュールを備えてよい。
図16は、ネットワークノード100を概略的に示しており、ネットワークノード100は、具体的にはeNB、gNB又はNR向けの類似のものであってもよい。ネットワークノード100は、(制御回路としても言及され得る)処理回路120を備え、処理回路120は、メモリへ接続されるコントローラを含み得る。例えばネットワークノード100の送信モジュール、受信モジュール及び/又は構成モジュールなど、いかなるモジュールも、処理回路120内で実装されてもよく、及び/又は処理回路120により実行可能であってもよい。処理回路120は、受信機及び送信機又は送受信機の機能性を提供する無線ノード100の無線回路122(例えば、1つ以上の送信機及び/若しくは受信機並びに/又は送受信機)を制御するように接続される。アンテナ回路124は、信号の受信若しくは送信及び/又は増幅のために無線回路122へ接続され又は接続可能であり得る。ネットワークノード100は、ここで開示したネットワークノードを動作させるための方法のいずれかを遂行するように適合されてよく;具体的には、例えば処理回路のような対応する回路及び/又はモジュールを備えてよい。アンテナ124の回路は、アンテナアレイへ接続され及び/又はアンテナアレイを含んでもよい。ネットワークノード100について、その回路はそれぞれ、ここで説明したように構成データを送信し及び/又は端末を構成するように適合され得る。
図17は、ここで説明したユーザ機器のうちのいずれであってもよいユーザ機器を動作させる例示的な方法についての図を示している。当該方法は、ここで開示した通りに通信を行うアクションTS10を含む。
図18は、例示的なユーザ機器の概要を示している。ユーザ機器は、アクションTS10を実行するための通信モジュールTM10を備え得る。
図19は、具体的にはgNB又はeNBである、ここで説明したネットワークノードのうちのいずれであってもよいネットワークノードを動作させる例示的な方法についての図を示している。当該方法は、ここで開示した通りにダウンリンク制御情報メッセージを送信するアクションNS10を含む。
図20は、例示的なネットワークノードの概要を示している。ネットワークノードは、アクションNS10を実行するための送信モジュールNM10を備え得る。
アップリンク制御チャネルが以下で説明される。NRは、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)の様々なフォーマットをサポートすることになる。PUCCHは、HARQフィードバック(ACK/NACK)のような確認応答シグナリング、チャネル品質情報(CQI)、及び/又はスケジューリング要求(SR)を含むアップリンク制御情報(UCI)を搬送する。
あるインジケーションは、概して、それが表し及び/又は指示する情報を、明示的に示してもよく、及び/又は暗黙的に示してもよい。暗黙的なインジケーションは、例えば、送信のために使用される位置及び/又はリソースに基づいてもよい。明示的なインジケーションは、例えば、1つ以上のパラメータでのパラメータ化、1つ以上のインデックス、及び/又は情報を表す1つ以上のビットパターンに基づいてもよい。確認応答シグナリングは、確認応答シグナリングプロセスのための1つ以上のビット(例えば、ACK/NACK用)を含んでもよく、並びに/又は、例えばデータエレメントが受信されず及び/若しくはスケジューリングされなかったことを示す追加的な情報を含んでもよい。
シグナリングは、概して、1つ以上のシンボル、信号及び/又はメッセージを含み得る。信号は、1つ以上のビットを含み得る。インジケーションは、シグナリングを表してもよく、及び/又は、信号として若しくは複数の信号として実装されてもよい。1つ以上の信号が、メッセージに含まれてもよく、及び/又はメッセージにより表されてもよい。シグナリング、とりわけ確認応答シグナリングは、複数の信号及び/又はメッセージを含んでよく、それらは異なるキャリア上で送信されてもよく、及び/又は、相異なる確認応答シグナリングプロセスに関連付けられてもよく、例えば1つ以上のそうしたプロセスを表し及び/又はそれらに関する。インジケーションは、シグナリング、並びに/又は複数の信号及び/若しくはメッセージを含んでよく、それらは異なるキャリア上で送信されてもよく、及び/又は、相異なる確認応答シグナリングプロセスに関連付けられてもよく、例えば1つ以上のそうしたプロセスを表し及び/又はそれらに関する。メッセージは、結合的に符号化され及び/若しくは変調されるデータのブロック、並びに/又は、共に送信される情報(例えば、1つ以上のインジケーション)を表し得る。メッセージは、特定の受信機、例えばユーザ機器を宛て先とし得る。考え得ることとして、メッセージはフォーマットを有し、フォーマットは、標準に従って、とりわけNRのような3GPP標準に従って定義され得る。
無線ノードは、概して、例えば通信標準に従う、ワイヤレス及び/若しくは無線(及び/若しくはマイクロ波)周波数通信用、並びに/又はエアインタフェースを利用する通信用に適合されるデバイス又はノードと見なされてよい。
無線ノードは、ネットワークノードであってもよく、又はユーザ機器若しくは端末であってもよい。ネットワークノードは、具体的にはここで説明されるようなRANのための、例えば基地局、gNodeB(gNB)、リレーノード、マイクロ/ナノ/フェムトノード及び/又は他のノードといった、ワイヤレス通信ネットワークのいかなる無線ノードであってもよい。
本開示の文脈において、ワイヤレスデバイス、ユーザ機器(UE)及び端末との用語は互換可能であるものと見なされてよい。ワイヤレスデバイス、ユーザ機器又は端末は、ワイヤレス通信ネットワークを利用する通信のためのエンドデバイスを表してもよく、及び/又は、標準に従ったユーザ機器として実装されてもよい。ユーザ機器の例は、スマートフォンのような電話、パーソナル通信デバイス、モバイルフォン若しくは端末、具体的にはラップトップのようなコンピュータ、具体的にはMTC(マシンタイプ通信、M2M(マシンツーマシン)として言及されることもある)向けのような無線ケイパビリティを伴う(及び/又はエアインタフェース向けに適合された)センサ若しくはマシン、又は、ワイヤレス通信向けに適合された車両を含み得る。ユーザ機器又は端末は、移動型であっても据え置き型であってもよい。
無線ノードは、概して、処理回路及び/又は無線回路を含み得る。回路は、集積回路を含み得る。処理回路は、1つ以上のプロセッサ、コントローラ(例えば、マイクロコントローラ)、ASIC(Application Specific Integrated Circuitry)、及び/又はFPGA(Field Programmable Gate Array)などを含み得る。考え得ることとして、処理回路は、1つ以上のメモリ又はメモリ配置を含み、(動作可能に)接続され、又は接続可能である。メモリ配置は、1つ以上のメモリを含み得る。メモリは、デジタル情報を記憶するように適合され得る。メモリの例は、揮発性の及び不揮発性のメモリ、並びに/又は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read-Only-Memory)、磁気若しくは光学メモリ、フラッシュメモリ、ハードディスクメモリ、又はEPROM若しくはEEPROM(Erasable Programmable ROM若しくはElectrically Erasable Programmable ROM)を含む。無線回路は、1つ以上の送信機、受信機、及び/若しくは送受信機(送信機及び受信機として動作し得る又は動作可能であり得る送受信機)を含んでもよく、1つ以上の増幅器、発振器及び/若しくはフィルタを含んでもよく、並びに/又は、アンテナ回路及び/若しくは1つ以上のアンテナを含み、接続され若しくは接続可能であってもよい。
ここで開示されるモジュールのいずれか1つ又は全ては、ソフトウェア、ファームウェア及び/又はハードウェアで実装されてよい。相異なるモジュールが、例えば相異なる回路又は回路の相異なる部分といった、無線ノードの相異なるコンポーネントへ関連付けられてもよい。1つのモジュールが相異なるコンポーネント及び/又は回路にわたって分散されるものと考えられてもよい。
無線アクセスネットワークは、具体的には通信標準に従った、ワイヤレス通信ネットワーク、及び/又は無線アクセスネットワーク(RAN)であってもよい。通信標準は、具体的には、3GPP及び/又は5Gに従った標準、具体的にはLTEの進化版といった、例えばNR又はLTEに従った標準であってもよい。
具体的には処理回路及び/又は制御回路上で実行された場合に、ここで説明した任意の方法を当該処理回路及び/又は制御回路に遂行させ及び/又は制御させるために適合される命令群、を含むプログラムプロダクトが概して考えられる。また、ここで説明される通りのプログラムプロダクトを担持し及び/又は記憶するキャリア媒体配置が考えられる。
キャリア媒体配置は、1つ以上のキャリア媒体を含み得る。概して、キャリア媒体は、処理回路若しくは制御回路によりアクセス可能であり、読取可能であり、及び/又は受信可能であってよい。データ、プログラムプロダクト及び/又はコードを記憶することは、データ、プログラムプロダクト及び/又はコードを担持することの一部として理解されてもよい。キャリア媒体は、概して、ガイド/トランスポート媒体及び/又は記憶媒体を含み得る。ガイド/トランスポート媒体は、具体的には電磁信号、電気信号、磁気信号及び/又は光信号といった信号を担持するように適合され、担持し、及び/又は記憶してもよい。キャリア媒体、具体的にはガイド/トランスポート媒体は、そうした信号を誘導してそれらを搬送するように適合されてもよい。キャリア媒体、具体的にはガイド/トランスポート媒体は、例えば無線波若しくはマイクロ波といった電磁場、並びに/又は、例えばグラスファイバ及び/若しくはケーブルといった光学的に伝送可能な材料を含んでもよい。記憶媒体は、揮発性又は不揮発性であり得る、バッファ、キャッシュ、光ディスク、磁気メモリ、フラッシュメモリなどといったメモリの少なくとも1つを含んでよい。
ワイヤレス通信ネットワークは、無線アクセスネットワーク(RAN)であってもよく及び/又はRANを含んでもよく、RANは、コアネットワークへ接続され又は接続可能であり得る、任意の種類のセルラ及び/又はワイヤレス無線ネットワークであってもよく及び/又はそれを含んでもよい。ここで説明したアプローチは、例えばLTEの進化版、NR(New Radio)及び/又はそれぞれの後継といった、5Gネットワークに特に適している。RANは、1つ以上のネットワークノードを含み得る。ネットワークノードは、具体的には、1つ以上の端末との無線、ワイヤレス及び/又はセルラ通信のために適合される無線ノードであってもよい。端末は、例えば、ユーザ機器(UE)、モバイルフォン、スマートフォン、コンピューティングデバイス、車両通信デバイス、又はマシンタイプ通信(MTC)用デバイスなどといった、RANとの又はRAN内での無線、ワイヤレス及び/又はセルラ通信のために適合される任意のデバイスであってよい。端末は、移動体であってもよく、又は、いくつかのケースでは据置き型であってもよい。
ダウンリンクにおいて送信することは、ネットワーク又はネットワークノードから端末への送信に関連し得る。アップリンクにおいて送信することは、端末からネットワーク又はネットワークノードへの送信に関連し得る。
シグナリングは、概して、1つ以上の信号及び/又は1つ以上のシンボルを含み得る。リファレンスシグナリングは、1つ以上のリファレンス信号又はシンボルを含み得る。
リソースエレメントは、概して、最小の個別の使用可能な、符号化可能な、復号可能な、変調可能な、及び/若しくは復調可能な時間-周波数リソースを記述し、並びに/又は、時間において1シンボル時間長及び周波数において1サブキャリアをカバーする時間-周波数リソースを記述し得る。信号は、リソースエレメントへ割り当て可能であり及び/又は割り当てられ得る。サブキャリアは、例えば標準により定義されるような、キャリアのサブ帯域であり得る。キャリアは、送信及び/又は受信のための、周波数及び/又は周波数帯域を定義し得る。いくつかの変形例において、(結合的に符号化/変調される)信号が1つよりも多くのリソースエレメントをカバーしてもよい。リソースエレメントは、概して、例えばNR又はLTEといった、対応する標準により定義される通りであり得る。
リソースは、概して、特定のフォーマットに従ってシグナリングを送信し、及び/若しくは送信のために意図し得る時間-周波数リソース、符号リソース並びに/又は電力リソースを表し得る。上記フォーマットは、1つ以上のサブストラクチャを含んでよく、サブストラクチャは、(リソースの一部において送信されることになるはずであるため)対応するサブリソースを表すものと見なされてもよい。
制御情報、制御情報メッセージ又は対応するシグナリングは、ダウンリンクチャネル又はアップリンクチャネルであり得る、例えば物理制御チャネルといった制御チャネル上で送信され得る。例えば、ダウンリンク制御情報(例えば、対応する制御メッセージ)は、PDCCH(Physical Downlink Control Channel)、PDSCH(Physical Downlink Shared Channel)及び/又はHARQ固有のチャネル上でネットワークノードによりシグナリングされてもよい。アップリンク制御情報(例えば、確認応答シグナリング)は、PUCCH(Physical Uplink Control Channel)、PUSCH(Physical Uplink Shared Channel)及び/又はHARQ固有のチャネル上で端末により送信されてもよい。複数のチャネルに、マルチコンポーネント/マルチキャリアインジケーション又はシグナリングが適用されてもよい。
無線ノード、具体的には端末又はユーザ機器を構成することは、無線ノードがコンフィグレーションに従って動作するように適合され、動作させられ、又は設定されることへの言及であってよい。構成することは、例えばネットワークノード(例えば、基地局又はeNodeBのような、ネットワークの無線ノード)又はネットワークといった他のデバイスによりなされてもよく、そのケースでは、構成することは、構成されるべき無線ノードへコンフィグレーションデータを送信することを含み得る。そうしたコンフィグレーションデータは、構成されるべきコンフィグレーションを表してもよく、並びに/又は、コンフィグレーションに関する、例えば1つ以上の送信タイミング構造、スケジューリングされる最初のシグナリング(例えば、データ送信)及び/又は開始シンボルに関する1つ以上の命令を含んでもよい。無線ノードは、例えば、ネットワーク又はネットワークノードから受信されるコンフィグレーションデータに基づいて、自身を構成してもよい。ネットワークノードは、構成を行うために自身の回路を利用してもよく、及び/又は利用するように適合されてもよい。
概して、構成することは、コンフィグレーションを表すコンフィグレーションデータを判定し及びそれを1つ以上の他のノードへ(並列に及び/又は順々に)提供することを含んでもよく、他のノードはさらに無線ノードへ(又は他のノードへ、ワイヤレスデバイスに到達するまで反復し得る)それを送信してもよい。代替的に又は追加的に、例えばネットワークノード又は他のデバイスにより無線ノードを構成することは、ネットワークのより高いレベルのノードであり得る、例えばネットワークノードのような他のノードから、コンフィグレーションデータ及び/若しくはコンフィグレーションデータに関連するデータを受信すること、並びに/又は、受信したコンフィグレーションデータを無線ノードへ送信することを含んでもよい。したがって、コンフィグレーションを判定すること、及びコンフィグレーションデータを無線ノードへ送信することは、相異なるネットワークノード又はエンティティにより行われてもよく、それらは、例えばLTEのケースではX2インタフェース又はNR向けの対応するインタフェースといった、適切なインタフェースを介して通信可能であり得る。端末を構成することは、例えばダウンリンクデータ、ダウンリンク制御シグナリング、DCI、及び/又はアップリンクシグナリング、具体的には確認応答シグナリングといったダウンリンク送信及び/又はアップリンク送信を端末のためにスケジューリングすること、並びに/又は、そのためのリソース及び/若しくはリソースプールを構成することを含み得る。
制御シグナリングは、制御情報のシグナリングであり及び/又は制御情報を含むものと見なされてよい。制御情報は、制御情報メッセージにおいて提供されてよい。制御情報は、具体的には、例えばダウンリンク又はダウンリンク制御情報について、(アップリンク、ダウンリンク及び/若しくはサイドリンクリソースの)グラントのようなスケジューリング情報、スロット割り当てインジケーション、シンボル割り当てインジケーション、電力制御情報、リンク適応情報、並びに/又はプリコーディング情報を含み得る。他のケースにおいて、制御情報は、例えばアップリンク又はアップリンク制御情報について、(それぞれ確認応答情報に関連付けられる)確認応答シグナリング、並びに、いくつかの変形例では追加的に、スケジューリング要求情報及び/又は測定関連情報を含み得る。
キャリアは、概して、周波数レンジ又は帯域を表し得る。考え得ることとして、キャリアは、複数のサブキャリアを含む。キャリアは、例えば1つ以上のサブキャリアにより表される、自身に割り当てられる中央周波数又は中央周波数インターバルを有し得る(各サブキャリアに、概して周波数帯域幅又はインターバルが割り当てられ得る)。異なる複数のキャリアは、重複無しであってよく、及び/又は、周波数空間において隣接していてもよい。
留意すべきこととして、本開示における“無線”との用語は、概してワイヤレス通信に関するものと見なされてよく、マイクロ波周波数を利用するワイヤレス通信をも含んでもよい。
無線ノード、とりわけネットワークノード又は端末は、概して、無線及び/若しくはワイヤレスの信号及び/若しくはデータ、具体的には通信データを具体的には少なくとも1つのキャリア上で送信し並びに/又は受信するために適合された、いかなるデバイスであってもよい。上記少なくとも1つのキャリアは、例えば未ライセンスキャリアといった、LBT手続に基づいてアクセスされるキャリア(LBTキャリアと呼ばれてもよい)であってもよい。上記キャリアは、キャリアアグリゲートの一部であると考えられてもよい。
セル又はキャリア上での受信又は送信は、当該セル又はキャリアに関連付けられる周波数(帯域)又はスペクトルを利用した受信又は送信への言及であってよい。セルは、概して、1つ以上のキャリア、具体的には、UL通信/送信について少なくとも1つのキャリア(ULキャリアと呼ばれる)、及びDL通信/送信について少なくとも1つのキャリア(DLキャリアと呼ばれる)を含み、及び/又はそれらにより定義され若しくはそれらについて定義され得る。セルが異なる数のULキャリア及びDLキャリアを含むことも考えられ得る。代替的に又は追加的に、セルは、例えばTDDベースのアプローチにおいて、UL通信/送信及びDL通信/送信について少なくとも1つのキャリアを含んでもよい。
チャネルは、概して、論理チャネル、トランスポートチャネル又は物理チャネルであってよい。チャネルは、1つ以上のキャリア、具体的には複数のサブキャリアを含んでもよく、及び/又はそれらの上に配置されてもよい。
概して、シンボルは、シンボル時間長を表し及び/又はシンボル時間長に関連付けられ、シンボル時間長は、キャリア及び/若しくはサブキャリア間隔、並びに/又は関連付けられるキャリアのヌメロロジーに依存し得る。したがって、シンボルは、周波数ドメインに関連するシンボル時間長を有する時間インターバルを示すものと考えられ得る。
サイドリンクは、概して、2つのUE及び/又は端末間の通信チャネル(又はチャネル構造)を表してよく、データは例えば直接的に及び/又はネットワークノードを介して中継されることなく当該通信チャネルを介してそれら参加者(UE及び/又は端末)間で送信される。サイドリンクは、参加者のエアインタフェースを介してのみ、又は当該エアインタフェースを介して直接的に確立されてよく、サイドリンク通信チャネルを介して直接的にリンクされ得る。いくつかの変形例において、サイドリンク通信は、例えば固定的に定義されるリソース及び/又は参加者間で交渉されるリソース上で、ネットワークノードによるインタラクション無しで実行されてもよい。代替的に又は追加的に、ネットワークノードが、例えば、リソース、具体的にはサイドリンク通信のための1つ以上のリソースプールを構成すること、及び/又は例えば課金の目的でサイドリンクを監視することにより、何らかの制御の機能性を提供することも考えられ得る。
サイドリンク通信は、デバイスツーデバイス(D2D)通信、及び/又は、いくつかのケースでは、例えばLTEの文脈においてProSe(Proximity Services)通信としても言及され得る。サイドリンクは、例えばV2V(Vehicle-to-Vehicle)、V2I(Vehicle-to-Infrastructure)及び/又はV2P(Vehicle-to-Person)といったV2X通信(車両通信)の文脈において実装されてもよい。サイドリンク通信のために適合される任意のデバイスが、ユーザ機器又は端末であると見なされてもよい。
サイドリンク通信チャネル(又は構造)は、例えばPSCCH(Physical Sidelink Control CHannel)といった1つ以上の(例えば物理的な又は論理的な)チャネルを含んでよく、例えば確認応答位置インジケーションのような制御情報、及び/又は(例えば、データ及び/又は確認応答シグナリングを搬送し得る)PSSCH(Physical Sidelink Shared CHannel)を搬送し得る。サイドリンク通信チャネル(又は構造)は、例えば特定のライセンス及び/又は標準に従って、セルラ通信に関連付けられ及び/又はセルラ通信により使用される1つ以上のキャリア及び/又は周波数レンジに関し、及び/又はそれらを使用したものと考えられてもよい。参加者は、2つ以上の参加者が例えば同時に及び/若しくは時間シフトされて送信を行う形で、サイドリンクの(物理的な)チャネル及び/若しくはリソース、具体的には周波数空間内の及び/若しくはキャリアのような周波数リソースに関連するリソースを共有してもよく、並びに/又は、特定の参加者に関連付けられる特定のチャネル及び/若しくはリソースが存在することで、例えば1つの参加者が、例えば周波数空間内の及び/若しくは1つ以上のキャリア若しくはサブキャリアに関連する特定のチャネル、若しくは特定の1つ若しくは複数のリソース上で送信を行ってもよい。
サイドリンクは、例えばLTEベースの標準及び/若しくはNRといった特定の標準に準拠し、並びに/又はそうした標準に従って実装され得る。サイドリンクは、例えばネットワークノードにより構成され、予め構成され、及び/又は参加者の間で交渉される通りに、時分割複信(TDD)及び/又は周波数分割複信(FDD)技術を利用し得る。ユーザ機器は、それ自体、その無線回路及び/又は処理回路が例えば具体的には特定の標準に従って1つ以上の周波数レンジ及び/若しくはキャリア上で並びに/又は1つ以上のフォーマットでサイドリンクを利用するために適合されている場合に、サイドリンク通信のために適合されているものと見なされてよい。概して、サイドリンク通信の2つの参加者により無線アクセスネットワークが定義されると見なされてもよい。代替的に又は追加的に、無線アクセスネットワークは、ネットワークノード及び/又はそうしたノードとの通信で表され、定義され及び/又はそれに関連してもよい。
通信又は通信することは、概して、シグナリングを送信し及び/又は受信することを含み得る。シグナリングは、特定のチャネルに関連付けられてもよい。サイドリンク上での通信(又はサイドリンクシグナリング)は、(それぞれ、シグナリング用の)通信のためにサイドリンクを利用することを含み得る。サイドリンク送信及び/又はサイドリンク上での送信は、例えば関連付けられるリソース、送信フォーマット、回路及び/又はエアインタフェースといったサイドリンクを利用した送信を含むものと見なされてよい。サイドリンク受信及び/又はサイドリンク上での受信は、例えば関連付けられるリソース、送信フォーマット、回路及び/又はエアインタフェースといったサイドリンクを利用した受信を含むものと見なされてよい。サイドリンク制御情報(例えば、SCI)は、概して、サイドリンクを利用して送信される制御情報を含むものと見なされてよい。確認応答シグナリング、及び確認応答位置インジケーションのシグナリングは、参加者間での異なる方向の通信ではあるものの、SCIの例であると見なされてよい。具体的には、確認応答シグナリングは、他の制御シグナリング(例えば、構成制御シグナリング)への応答として行われるものと見なされてよく、よって応答制御シグナリングともいう。構成制御シグナリングは、概して、UEを構成し、例えばリソース及び/又はリソースプールをスケジューリングし得る。確認応答位置インジケーションのシグナリングは、構成制御シグナリングの一例であると見なされてもよい。
送信タイミング構造は、シンボルに加えて、恐らくは使用されるサイクリックプレフィクスの時間長に基づいて決定される時間長(時間における長さ)を有し得る。送信タイミング構造のシンボル群は、同じ時間長を有してもよく、又はいくつかの変形例では相異なる時間長を有してもよい。スロットは、送信タイミング構造の一例であると見なされてもよく、スロットとの用語は、本開示の文脈において送信タイミング構造との用語と互換可能であると見なされてよい。送信タイミング構造又はスロットは、予め決定される数、例えば7個又は14個のシンボルを含み得る。ミニスロットは、1スロットのシンボル数よりも少ない数のシンボルを含み得る。送信タイミング構造は、シンボル時間長及び/又は使用されるサイクリックプレフィクスに依存し得る固有の長さの時間インターバルをカバーし得る。送信タイミング構造は、例えば通信のために同期される時間ストリーム内の特定の時間インターバルに関し及び/又は当該時間インターバルをカバーし得る。留意すべきこととして、サブフレームは、1msという固定された時間長を伴うスロット又は送信タイミング構造の一例であると見なされてよい。
本開示では、ここで提示される技法の綿密な理解を提供するために、限定ではなく説明の目的で(具体的なネットワーク機能、処理及びシグナリングステップといった)特定の詳細が説示されている。提示した概念及び観点は、他の変形例及び上記特定の詳細から離れた変形例で実践されてもよいことが、当業者には明白であろう。
例えば、上記概念及び変形例は、部分的にLTE(Long Term Evolution)、LTEアドバンスト(LTE-A)又は次世代無線のモバイル若しくはワイヤレス通信技術の文脈で説明されている。しかしながら、これは、提示した概念及び観点をGSM(Global System for Mobile Communications)といった追加的な又は代替的なモバイル通信技術との関係で使用することを排除しない。以下の変形例は、3GPP(Third Generation Partnership Project)のある技術仕様(TS)を基準として部分的に説明されるものの、提示した概念及び観点を異なる性能管理(PM)の仕様との関係で実現することも可能であり得ることが理解されるであろう。
そのうえ、当業者により理解されるであろうこととして、ここで説明したサービス、機能及びステップは、プログラミングされるマイクロプロセッサと連携して機能するソフトウェアを用いて、又はASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field Programmable Gate Array)又は汎用コンピュータを用いて実装されてもよい。また、理解されるであろうこととして、ここで説明した変形例は方法及びデバイスの文脈で説明されているものの、ここで提示した概念及び観点は、例えばコンピュータプロセッサ及びプロセッサへ連結されるメモリといった、プログラムプロダクトで、及び制御回路を含むシステムで具現化されてもよく、当該メモリは、ここで開示したサービス、機能及びステップを実行する1つ以上のプログラム又はプログラムプロダクトと共にエンコードされる。
ここで提示した複数の観点及び変形例の利点が上述した説明から十分に理解されるであろうと考えられ、ここで説明した概念及び観点のスコープから逸脱することなく、又はその有利な効果の全てを犠牲にすることなく、それらの例示的な観点の形式、構造及び配置において多様な変更がなされ得ることが明らかであろう。ここで提示した複数の観点を、多くの手法で変形することができる。
いくつかの有益な略語は次を含む:
<略語> <説明>
DCI ダウンリンク制御情報
PDCCH 物理ダウンリンク制御チャネル
PDSCH 物理ダウンリンク共有チャネル
PUCCH 物理アップリンク制御チャネル
PUSCH 物理アップリンク共有チャネル
RRC 無線リソース制御
TDD 時分割複信

Claims (11)

  1. 無線アクセスネットワークにおいてネットワークノード(100)を動作させる方法であって、前記方法は、スロット割り当てインジケーション及びシンボル割り当てインジケーションを含むダウンリンク制御情報メッセージを送信すること、を含み、
    前記スロット割り当てインジケーションは、少なくとも1つのユーザ機器(10)に通信のために割り当てられる、複数のスロットを含むスロットアグリゲーションの開始スロットの位置を示すスロット位置インジケーションであって、各スロットが複数のシンボルを含む当該スロット位置インジケーションを含み、
    前記シンボル割り当てインジケーションは、前記複数のスロットのうちの2つ以上についての割り当てパターンに従って少なくとも1つのチャネルへのシンボルの割り当てを示す、方法。
  2. 無線アクセスネットワークのためのネットワークノード(100)であって、前記ネットワークノード(100)は、スロット割り当てインジケーション及びシンボル割り当てインジケーションを含むダウンリンク制御情報メッセージを送信するために適合され、
    前記スロット割り当てインジケーションは、少なくとも1つのユーザ機器(10)に通信のために割り当てられる、複数のスロットを含むスロットアグリゲーションの開始スロットの位置を示すスロット位置インジケーションであって、各スロットが複数のシンボルを含む当該スロット位置インジケーションを含み、
    前記シンボル割り当てインジケーションは、前記複数のスロットのうちの2つ以上についての割り当てパターンに従って少なくとも1つのチャネルへのシンボルの割り当てを示す、ネットワークノード。
  3. 無線アクセスネットワークにおいてユーザ機器を動作させる方法であって、前記方法は、スロット割り当てインジケーション及びシンボル割り当てインジケーションを含む、受信されるダウンリンク制御情報メッセージに基づいて、スロットアグリゲーションを利用して通信を行うこと、を含み、
    前記スロット割り当てインジケーションは、前記ユーザ機器に通信のために割り当てられる、複数のスロットを含むスロットアグリゲーションの開始スロットの位置を示すスロット位置インジケーションであって、各スロットが複数のシンボルを含む当該スロット位置インジケーションを含み、
    前記シンボル割り当てインジケーションは、前記複数のスロットのうちの2つ以上についての割り当てパターンに従って少なくとも1つのチャネルへのシンボルの割り当てを示す、方法。
  4. 無線アクセスネットワークのためのユーザ機器(10)であって、前記ユーザ機器(10)は、スロット割り当てインジケーション及びシンボル割り当てインジケーションを含む、受信されるダウンリンク制御情報メッセージに基づいて、スロットアグリゲーションを利用して通信を行うために適合され、
    前記スロット割り当てインジケーションは、前記ユーザ機器(10)に通信のために割り当てられる、複数のスロットを含むスロットアグリゲーションの開始スロットの位置を示すスロット位置インジケーションであって、各スロットが複数のシンボルを含む当該スロット位置インジケーションを含み、
    前記シンボル割り当てインジケーションは、前記複数のスロットのうちの2つ以上についての割り当てパターンに従って少なくとも1つのチャネルへのシンボルの割り当てを示す、ユーザ機器。
  5. 請求項1又は3に記載の方法であって、前記スロット割り当てインジケーションは、アグリゲートされるスロットの数及び前記スロットアグリゲーションの前記開始スロットの前記位置を示すビットパターンを含む、方法。
  6. 請求項1、3又は5に記載の方法であって、前記シンボル割り当てインジケーションは、ビットパターンを含み、前記ビットパターンは、前記割り当てパターン及び/又は前記シンボルの割り当て先の1つ若しくは複数の前記チャネルを示す、方法。
  7. 請求項1、3、5又は6に記載の方法であって、前記割り当てパターンは、開始シンボル、終了シンボル、及び/又は特定のチャネルに割り当てられるシンボルの数を示す、方法。
  8. 請求項1、3、5乃至7のいずれか1項に記載の方法であって、前記割り当てパターンは、ダウンリンクチャネルに割り当てられるパターンのシンボルと、アップリンクチャネルに割り当てられるパターンのシンボルとの間のガードピリオドを示す、方法。
  9. 請求項1、3、5乃至8のいずれか1項に記載の方法であって、前記ダウンリンク制御情報メッセージは、1つ以上のスロットについて前記割り当てパターンからの偏移を示す1つ以上の偏移インジケーションを含む、方法。
  10. 請求項1、3、5乃至9のいずれか1項に記載の方法を制御し及び/又は実行することを処理回路に行わせる命令群を含むコンピュータプログラム。
  11. 請求項10に記載のコンピュータプログラムを記憶したコンピュータ読取可能な記憶媒体。
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