JP2019510693A - 再封式容器蓋および付属品ならびにその製造方法と使用方法 - Google Patents

Abstract

再封式容器蓋アセンブリ（510, 560）は、蓋（510）に対して回転するように取り付けられたキャップ（560）を備える。キャップ（560）は、保管位置、開封位置、取り外し位置および再封位置との間で回転する。キャップ（560）と蓋（510）との間の操作は、キャップの円筒状外壁と一体になっているカムトラック（552、556）およびカムフォロアのような、適切な機械的インターフェイスを使用する。蓋にはスコアラインで画定されるテアパネルを備える。キャップ（560）の機能は、蓋（510）に作用し、スコアライン（536）を破断してテアパネル（538）を開封するために使用される。キャップ（560）は開封しても、容器（500）を再封することができる。シール（565）は、キャップ（560）の底面（564）と蓋（510）のキャップ受部ソケットの底壁（534）との間に設けることができ、キャップ側壁の機構および対応する合わせ面または他のシーリングインターフェイスを設けることができる。キャップ（560）には、タンパー表示部（528）を備えることができる。キャップ（560）は、他のキャップ（560）または、多種多様にある特殊キャップのうち、いずれかのキャップと置き換えることができ、様々な機能向けに設計された付属品を備えていても、備えていなくてもよい。【選択図】 図６３

Description

［関連出願の相互参照］
特許協力条約（PCT）に基づく本出願は、2016年2月29日出願の米国特許出願第15/056,216号の利益を主張するものである。

本発明は、再封式の容器蓋およびキャップの組み合わせ、ならびにその構造、製造方法および使用方法に関する。一般に、この再封式の蓋は、アルミニウム製の飲料缶などの容器に取り付けられる。このキャップは前述の蓋に取り付けられ、消費者がこれを回転させて缶を開けたり、再封したりする。1つ以上のカム機構がこのキャップの回転運動を直線運動（直動）に変換して開封作用を生じさせ、スコアラインを破り、テアパネルを缶の内側に曲げる。缶が開かれると、その中に保存された内容物を消費するためにキャップが取り外され、そのキャップは開いた蓋を再封するのに取り替えられ得る。

飲料および缶製造業では、経済的に生産され、消費者が使用するのに便利な缶を製造することを長い間模索してきた。これまで飲料缶には、消費者がリングで摘み、タブが缶から外れるまで引っ張る「プルタブ」が設けられていた。これにより、タブが使い捨ての廃棄物となり、消費者が適切な処分を確実に行うという責任が発生するという問題が生じた。消費者はタブを適切に処分できないことが多く、それにより、幼児がタブを飲み込む可能性があるという点で、残物だけでなく安全性の問題も生じた。さらに、プルタブの端縁は鋭利であるため、手荒く取り扱った場合、分離したプルタブを扱った消費者または他の人々の指や手が切れる可能性があった。こうした問題の結果として、
業界は、開封しても缶に留まり、それによって残物や鋭利な端縁が消費者に接触しないようなタブを目指していった。

現時点での技術水準は「ステイオン式」のタブで、開口部の隣にある缶蓋に形成したリベットを用いて缶蓋に取り付けられている。この開口部は、消費者がタブを引き上げると破断されるスコアラインまたは折れやすい「キスカット」で形成される。このスコアラインは、破断した際、缶の内側で缶蓋に接合したままの状態のヒンジフラップを生成する。

ステイオン式のタブを備えた飲料缶は、少なくとも次の欠点を抱えている。第一に、再封可能ではない。そのため、消費者が飲料缶を開けると、内容物に含まれている炭酸が抜けやすくなり、内容物が周囲環境に開口されるため異物が流入しやすくなる。第二に、飲料用の蓋にステイオン式のタブを固定するために使用するリベットを形成するために、蓋は異なる材料、一般的には缶の側面と底面を製造するために用いるアルミニウム合金よりも強力なアルミニウム合金から製造する必要がある。さらに、タブ自体は、一般に、側面および蓋とは異なる合金から製造され、さらに強力で、一般的にはより剛性の高い材料が必要となる。その結果として、異なる材料を分離させる必要があるため、アルミニウム製の飲料缶をリサイクルすることが問題となる。また、3種類の材料を使用することにより、完成した容器がさらに複雑となり、コストが増大する傾向がある。

再封可能で、費用対効果の良い製造ができ、無駄を省いて、アルミニウム缶のリサイクルを促進するという点で、「環境にやさしく」改良した飲料用容器が必要となる。同時に、製造時間の短縮、製造コストの低減、そして改良された製品が得られる飲料用容器を製造するための方法を改良する必要性もある。

発明の簡単な説明

容器には、側壁と一体形成された底部とを有する。この容器は飲料用容器であることが好ましいが、適当な容器に適合させることができる。上蓋にはソケットが一体形成されており、このソケットは実質的に円筒形の側壁と底壁とを有する。底壁に作られたスコアラインはテアパネルを画定し、スコアラインが破断して前記テアパネルが内側に曲がったり、取り除かれたりする際、缶の中に向かって開口部を作る。キャップはソケットに嵌合され、カム面と一緒に形成される側壁を有する。このカム面は、溝またはスロットとして形成され、このソケットの円筒形側壁に形成されたボスまたは戻り止めと協働する。このカム面および関連するボスの設計が、キャップの回転運動を直線運動に変換し、この直線運動がスコアラインを破断してテアパネルを開く。キャップが下方に移動すると、キャップ下面に形成された突起部がスコアラインの周辺に衝突してスコアラインを破断した後、テアパネルを缶の中に押し込む。

開封後もキャップはソケット内に再嵌合できるため、カム面が戻り止めと係合して回転し、密封位置に到達する。それによって缶の中身は周囲大気から保護される。これにより、こぼれや炭酸の抜け防止、缶への異物侵入の防止につながる。缶の中身がすべて消費されると、利用者はキャップと容器の両方またはいずれか一方を廃棄する選択ができる。

容器は、一般的に、「缶」と呼ばれる飲料用容器が好ましいが、前述したのと同じ原理を、プラスチック、紙、金属（アルミニウムなど）、ボール紙、カップ、ガラスなどの様々な材料から製造されたビンなど、他の種類の容器に対して用いることができる。特に好ましい実施態様において、容器は、アルミニウム合金から製造された本体を備えたアルミニウム缶、および容器と同じアルミニウム合金から製造された容器蓋であってもよい。キャップは、開閉動作中にカム面が変形しないだけの剛性を持つプラスチック材料、金属、またはその他適切な材料から製造することができる。

本発明の一実施態様において、本発明は再封式飲料用容器蓋のアセンブリであり、
飲料用容器用の蓋であって、
実質的には周縁部を有する平面部材と、
前記平面部材の周縁部付近に形成され、円筒形の側壁および底壁を有するソケットと、
ソケットの底壁に配置され、テアパネルを画定するスコアラインで、前記スコアラインは円筒形側壁の内側に位置し、スコアラインと台座の配置部分を備えた円筒形側壁との間の環状面を画定するが、その始点および終点は接触してテアパネルのヒンジを画定することはなく、
前記スコアラインの端部によって画定されるヒンジ部であって、前記ヒンジ部は、前記スコアラインが破断された際に、前記テアパネルと前記環状面との間に延在し、前記平面部材に対する前記テアパネルの取り付けを維持し、
円筒状側壁の下端部を横切って延在する底面を有するキャップであって、このキャップはソケット内で可動可能に配置され、ソケットの底壁に隣接するキャップ底面に配置され、キャップ底面から下方へ延在し、キャップの中心軸にオフセットを配置した尖った突起部を備え、このキャップがソケット内に取り付けられた際、尖った突起部はソケット内に下方へ延在して、スコアラインの真上に配置され、
スコアラインに対する開封位置、取り外し位置、再封位置間でキャップを駆動する獲得機能と、この獲得機能には、カム機構との協働係合において少なくとも1つの獲得面を備え、この獲得機能は、回転運動によって画定される平面に対して実質的に垂直な直線運動に回転運動を変換し、
前記蓋は、前記平面部材の周縁部を前記容器本体側壁の上端部に接合して、密封した飲料容器を形成することによって容器本体に取り付けられるように適合される。

第2の態様では、容器本体は実質的に円筒状であり、底壁は側壁と一体になって形成されている。
蓋 - 材料

別の態様では、底壁、側壁および蓋はすべて同じ材料から作られている。

さらに別の態様では、底壁、側壁および蓋はすべて1枚の平面状材料シートから製造されている。

さらに別の態様では、材料は材料群から選択され、前記材料群は次のものから構成されている。
a. 金属
b. アルミニウム合金
c. 合金鋼
d. ブリキ
e. プラスチック
f. ナイロン
g. ポリ塩化ビニル（PVC）
h. ポリエチレンテレフタレート（PETEまたはPET）
i. 熱可塑性エラストマー（TPE）
j. 高密度ポリエチレン（HDPE）
k. ポリプロピレン（PP）
1. ポリカーボネート

さらに別の態様では、底壁、側壁および蓋の内、少なくとも1つはアルミニウム合金から作られている。

さらに別の態様では、底壁、側壁および蓋はすべてアルミニウム合金から作られている。
蓋のソケット

さらに別の態様では、蓋には、容器本体の内部空間内へ下方に延在するソケットがあり、このソケットは側壁および底壁を有する。キャップには側壁および底壁があり、キャップはソケットに嵌合するように適合される。

さらに別の態様では、容器蓋のソケットは、容器蓋にある平面状のベースパネル内に形成される。

さらに別の態様では、容器蓋のソケットは、容器蓋の周縁端部に近接して配置される。

さらに別の態様では、容器蓋ソケットの周縁端部全体は、シーミングパネルまたは容器蓋の周縁端部に対して偏心している。

さらに別の態様では、容器蓋ソケットの周縁端部全体は、シーミングパネルまたは容器蓋の周縁端部に対して同心円状に配置される。

さらに別の態様では、容器蓋ソケットの周辺端部壁は、シーミングパネルと周辺皿穴との間に配置される。

さらに別の態様では、容器蓋ソケットの周辺端部壁は、実質的に垂直方向に配向されて調整される。

さらに別の態様では、容器蓋ソケットの周辺端部壁は、実質的に垂直方向に配向されて調整され、周辺端部壁は少なくとも1つの獲得機能さらに備える。

さらに別の態様では、ソケットには、第2の構成要素を組み立てて容器蓋に保持するためのアセンブリ要素がさらに含まれている。

さらに別の態様では、ソケット内に形成されたアセンブリ要素は、ソケットの側壁内に配置される。

さらに別の態様では、ソケットの側壁内に形成されたアセンブリ要素は、カムトラックの形態で設けられている。

さらに別の態様では、ソケットの側壁内に形成されたアセンブリ要素は、カム係合突起部の形態で設けられている。

さらに別の態様では、容器蓋の側壁およびソケットの側壁は互いに異なる。

さらに別の態様では、容器蓋の側壁およびソケットの側壁は同じである。
蓋の補強部分

さらに別の態様では、容器蓋にあるソケットの底壁内に形成された補強部分をさらに備えている。

さらに別の態様では、容器蓋は、容器蓋の平面ベース底部の周辺端部の周辺に配置された補強構造をさらに備える。

さらに別の態様では、容器蓋には、ソケットキャビティ内にある空隙の中に上方へ延在するエンボス形状の機構として形成された補強構造をさらに備える。

さらに別の態様では、容器蓋には、ソケットキャビティ内にある空隙から下方へ延在するデボス形状の機構として形成された補強構造をさらに備える。

さらに別の態様では、容器蓋には、ソケットキャビティ内の空隙から上方へ延在するエンボス形状の機構と、ソケットキャビティ内の空隙から下方へ延在するデボス形状の機構の両方を有するように形成された補強構造をさらに備える。

さらに別の態様では、容器蓋には、スコアラインの外側にある平面基底部上に形成される補強構造をさらに備える。

さらに別の態様では、容器蓋には、スコアラインの外側にある容器蓋の平面基底部上に形成される補強構造をさらに備える。

さらに別の態様では、補強構造には、径方向運動を軸運動および軸力の少なくとも1つに変換するために使用される機構を含む。

さらに別の態様では、補強構造には、テアパネルを回転させたり、容器蓋の平面基底部からテアパネルを曲げたりする、テアパネル上のねじり力を誘起するのに使用される機構を含む。

さらに別の態様では、補強構造は、キャップによって加えられた破断力をテアパネル上に分配して、スコアラインの分岐破断を伝搬させるように適合される。

さらに別の態様では、補強構造には、容器蓋のそれぞれに対するキャップの回転中に切歯の経路として作用する案内機構を含む。

さらに別の態様では、補強構造には、容器蓋のそれぞれに対するキャップの回転中、切歯へクリアランスを提供する切歯の経路溝として作用する案内機構を含む。

さらに別の態様では、切歯の経路溝は、容器蓋の形成における最初の工程として形成される。

さらに別の態様では、切歯の経路溝は、容器蓋機構の大部分が形成されたことを受けて形成される。

さらに別の態様では、切歯の経路溝には少なくとも1つの割り出し形成を含む。割り出し形成は、切歯の経路溝の長さを形成するために使用される工程中に形成されるか、または別々に形成され得る。割り出し形成は、切歯の経路溝の少なくとも1つの一端と一体であり、切歯の経路溝の各端部に形成されたものを有するのが好ましい。少なくとも1つの割り出し形成は、容器蓋の製造工程中に容器蓋とツーリング間の位置決めを設けるために使用することができる。

さらに別の態様では、割り出し形成は、切歯の経路溝の形成前に形成される。

さらに別の態様では、割り出し形成は、切歯の経路溝の形成に続いて形成される。

さらに別の態様では、補強構造は、キャップ上に設けられた少なくとも1つの機構をネスティングするために使用することができる。

さらに別の態様では、容器蓋には、ソケット側壁の周囲に形成された補強構造を含むことができる。

さらに別の態様では、容器蓋には、ソケット側壁の上端部周囲に形成された補強構造を含むことができる。

さらに別の態様では、容器蓋には、容器蓋のシーミングパネル周囲に形成された補強構造を含むことができる。

さらに別の態様では、容器蓋には、容器蓋のシーミングパネル下部の周囲に形成された補強構造を含むことができる。

さらに別の態様では、容器蓋には、容器蓋のシーミングパネル周囲に形成された補強構造を含むことができ、この補強構造は、容器蓋側壁の円筒形状を保持するために使用される。

さらに別の態様では、容器蓋には、容器蓋のシーミングパネル下部周囲に形成された補強構造を含むことができ、この補強構造は、シーミングチャックの各着座機構の支持体として使用される。

さらに別の態様では、容器蓋には、容器蓋のシーミングパネル下部周囲に形成された補強構造を含むことができ、この補強構造は、シーミングチャックの各着座機構に平面支持体を設けるために使用される。

さらに別の態様では、容器蓋には、ソケット側壁の下端部周囲に形成された補強構造を含むことができる。

さらに別の態様では、容器蓋には、ソケット側壁の上端部周囲に形成された補強構造を含むことができ、この補強構造は皿穴である。
蓋のシーミング工程

さらに別の態様では、容器蓋のシーミングパネルは、容器本体のシーミングフランジに取り付けられている。

さらに別の態様では、容器蓋のシーミングパネルは、ロール成形工程を用いて、容器本体のシーミングフランジに取り付けられている。

さらに別の態様では、容器蓋のシーミングパネルは、圧縮工程と共にロール成形工程を用いて容器本体のシーミングフランジに取り付けられている。ロール成形工程は、任意の適切なロール成形工程を用いて完了させることができる。1つの代表的な方法において、少なくとも1つのローラーが静止アセンブリの周りで回転する。第2の代表的な方法において、アセンブリは少なくとも1つの静止ローラーの周りで回転する。第3の代表的な方法において、アセンブリは少なくとも1つの回転ローラーの周りで回転する。

さらに別の態様では、容器蓋のシーミングパネルは、軸方向圧縮力を容器蓋に加える工程を用いて容器本体のシーミングフランジに取り付けられている。軸方向圧力を加える工程は、任意の適切なロール成形工程を用いて完了させることができる。

さらに別の態様では、容器蓋のシーミングパネルは、シーミングチャックと容器蓋のシーミングパネルとの間にある円錐台状の接着面を用いて容器蓋に軸方向圧縮力を加える工程を利用して容器本体のシーミングフランジに取り付けられている。

さらに別の態様では、容器蓋のシーミングパネルは、シーミングチャックと、容器蓋のサイドウォークの内面周りに形成されたシーミングチャックの肩部上に設けられた各着座機構から圧縮力を加えることで容器蓋に軸方向圧縮力を加える工程を用いて容器本体のシーミングフランジに取り付けられる。各着座機構は代わりに、平面駆動面と呼ぶことができる。

さらに別の態様では、シーミングチャックには、シーミングチャックの底面から内側に延在するように形成された空洞をさらに備えることができ、このシーミングチャック底面の空洞は、容器蓋アセンブリ機構にクリアランスを提供する。

さらに別の態様では、シーミングチャックには、シーミングチャックの底面から内側に延在するように形成された空洞をさらに備えることができ、このシーミングチャック底面の空洞は、容器蓋と容器キャップを含む容器蓋アセンブリ機構にクリアランスを提供する。

さらに別の態様では、容器蓋のシーミングパネルは、接合工程を用いて、容器本体のシーミングフランジに取り付けられている。

さらに別の態様では、容器蓋は、レトルト処理の間に生じる変形に適合される。

さらに別の態様では、タンパー表示部のアクチュエータ（または同様の機構）は、レトルト処理中にスコアラインが早期に破断しないように、再封式容器キャップの実質的に水平に配向された横断壁（より具体的には切歯）およびキャップ受部ソケット底壁間に十分な間隔を確保し、維持する。

さらに別の態様では、レトルト処理中、容器蓋の垂直側壁が内側に変形し、再封式容器キャップの各カムフォロアに対してカムトラックを挟む。この構成では、レトルト処理の状態にある間、容器蓋のキャップ受部ソケット内にキャップを保持する。
駆動機構

さらに別の態様では、蓋はキャップおよび獲得機能を受けるように適合されたソケットをさらに備え、この獲得機能には、ソケットおよびキャップの対向する円筒状面上に形成される要素を含む。

さらに別の態様では、各獲得面はキャップ外側の円筒状面上に形成され、突起部はソケット内部の円筒状面上に形成され、各獲得面は突起部に係合するように適合されることにより、キャップの回転運動がキャップに並進運動を加える。

さらに別の態様では、キャップを駆動してテアパネルと動作可能に係合させ、それにより、テアパネルを缶の中に押し込み蓋に開口部を形成する第1駆動システムと、
第1駆動システムに反応して動作可能で、キャップおよびテアパネル間の係合を向上さる第2駆動システムと、
キャップにはキャップの底壁中央に形成された尖った突起部を含み、ソケットにはソケットの底壁中央に形成されたスコアラインを含み、キャップがソケット内に配置された際、尖った突起部に並置される。

さらに別の態様では、第2駆動手段には、キャップの回転運動をテアパネル上に加えられる離脱力に変換できる第2直動駆動機構を含む。

さらに別の態様では、第1直動駆動機構には、キャップの円筒状側壁およびソケットの円筒状側壁上にそれぞれ形成された第1および第2のカム構造を含む。

さらに別の態様では、第2直動駆動機構には、キャップの底壁およびソケットの底壁上にそれぞれ形成された第3および第4のカム構造を含む。

さらに別の態様では、第1カム構造にはキャップの円筒状側壁に形成された溝を含み、第2カム構造にはソケットの円筒状側壁上に形成された少なくとも1つの突起部を含む。

さらに別の態様では、少なくとも1つのカムランプとの摺動係合において、第3カム構造には少なくとも1つのキャップランプを含み、第4カム構造には少なくとも1つのソケットランプを含む。

さらに別の態様では、少なくとも1つのソケットランプとの摺動係合において、少なくとも1つのキャップランプにはキャップ底壁の周りで周状に配置された3つのランプを含む。

さらに別の態様では、キャップの第2直線駆動機構要素は第1系列のランプで、嵌合ソケットの第2直線駆動機構要素は第2系列のランプであり、第1系列ランプの各ランプと第2系列ランプで関連する各ランプは互いに摺動係合している。

さらに別の態様では、ランプの少なくとも一部は、キャップの底面から下方へ延在する、エンボス加工形状となるように構成される。

さらに別の態様では、ランプの少なくとも一部は、キャップの底面から上方へ延在する、デボス加工形状となるように構成される。

さらに別の態様では、ランプの少なくとも一部は、キャップの底面から下方へ延在する、エンボス加工形状となるように構成される。

さらに別の態様では、ランプの少なくとも一部は、キャップの底面から下方へ延在する、エンボス加工形状となるように構成され、
ランプの第2部分はキャップの底面から上方へ延在するデボス加工形状となるように構成される。

さらに別の態様では、開封工程には、キャップが容器蓋上面から遠位に分離でき、これにより、キャップ受部ソケット底壁の上面からシーリング要素を分離してシーリング要素と関連する嵌合面との摩擦を除去する機構を含む。

さらに別の態様では、シーリング要素および関連する嵌合面の分離により、容器内で加圧された内容物の減圧が可能になり、飛来物がなくなる。
蓋 - スコアライン

さらに別の態様では、スコアラインは、容器蓋の平面基底部またはソケット底壁からテアパネルを画定する破断を開始および伝搬する経路を画定するように適合されている。

さらに別の態様では、スコア部は容器蓋の平面基底部上に形成される。

さらに別の態様では、スコア部は容器蓋の平面基底部の外面上に形成される。

さらに別の態様では、スコア部は容器蓋の平面基底部の内面上に形成される。

さらに別の態様では、スコア部は、容器蓋の平面基底部の外面および容器蓋の平面基底部の内面のうち、少なくとも1つの上に形成される。

さらに別の態様では、スコア部はソケットの底壁上に形成され、このソケットは容器蓋の平面基底部内に形成される。

さらに別の態様では、スコア部は容器蓋ソケットのサイドウォークに対して同心である。

さらに別の態様では、スコア部は容器蓋ソケットのサイドウォークに対して偏心して配置される。

さらに別の態様では、スコア部の一部は、切歯の経路溝内に形成される。

さらに別の態様では、スコア部の一部は、切歯の経路溝側壁に形成される。

さらに別の態様では、スコア部の一部は、切歯の経路溝側壁の半径方向部分に形成される。

さらに別の態様では、スコア部の一部は、切歯の経路溝側壁端部に形成される。

さらに別の態様では、スコアラインは第1スコアラインであり、キャップの下端部中央に近接して配置された中央穿孔形成部を備え、第2スコアラインはテアパネルの中央に形成され、中央穿孔要素に並置されており、キャップの下方運動により、中央穿孔要素がテアパネル中央部を穿孔して内部圧力を開放することにより、尖った突起部による第1スコアラインの破断が容易になる。

さらに別の態様では、スコア部は一対のスコア溝を有するように形成され、この一対のスコア溝は実質的に互いに平行して配置される。

さらに別の態様では、スコア部は一対のスコア溝を有するように形成され、この一対のスコア溝は一端で互いに接合される。

さらに別の態様では、スコア部は一対のスコア溝を有するように形成され、この一対のスコア溝は一端でループ形状を用いて互いに接合される。

さらに別の態様では、スコアラインはループ状をした部分で開始し、そのループ状部分の各端部から延在する一対の線分を有する形状をしており、一対の線分は、ソケット底壁の周縁部に概ね沿っているような方向で延在している。

さらに別の態様では、スコアラインはループ状をした部分で開始し、そのループ状部分の各端部から延在する一対の線分を有する形状をしており、
一対の線分は、ソケット底壁の周縁部に概ね沿っているような方向で延在しており、尖った突起部は、スコアラインのループ部分の中央と並んでいる。

さらに別の態様では、スコアラインには少なくとも2本の交差線を含み、尖った突起部はこの2本の線の交点に並置される。

さらに別の態様では、スコアラインは、「S」字状に形成される。

さらに別の態様では、スコアラインは、一対のテアパネルを画定する、「S」字状に形成される。

さらに別の態様では、スコアラインは「S」字状に形成され、一対のテアパネルを画定し、このスコアラインの各端部はそれぞれのテアパネルに対して各ヒンジを画定する。

さらに別の態様では、スコアラインは、ヒンジ部を画定するように適合される。

さらに別の態様では、容器蓋は、スコアラインの端部によって画定されるヒンジ部をさらに備え、ヒンジ部はスコアラインが破断された際に、テアパネルと環状面との間に延在し、平面部材に対するテアパネルの取り付けを維持する。

さらに別の態様では、スコアラインは、単一のスコア形成工程を用いて形成される。

さらに別の態様では、スコアラインは複数のスコア形成工程を用いて形成される。

さらに別の態様では、スコアラインは、複数のスコアライン形成工程を用いて形成されており、第1スコア部および第2スコア部間の交差に配置された拡張スコア領域を含めることにより、第1スコア形成工程によって形成された第1スコア部の端部と、後に続くスコア形成工程によって形成された第2スコア部の端部との間にある交差が容易になる。

さらに別の態様では、別々に形成された2つのスコアライン部付近の拡張スコア領域を用いて、スコアラインの破断を開始および伝搬するための少なくとも1つの機能を実行する。

さらに別の態様では、複数のスコアライン工程は、容器蓋内に形成された位置決め機構を用いて、第1スコア形成工程および後に続く各スコア形成工程での位置決め精度を維持する。

さらに別の態様では、スコアラインを有する材料の少なくとも一方側上にシーラント材を適用することでスコアラインを補強することができる。補強スコアラインは、スコア収容基板へ部分的に延在するように形成されてもよく、スコア収容基板へ完全に延在するように形成されてもよい。

さらに別の態様では、別々に形成された2つのスコアライン部付近の拡張スコア領域には、スコアラインと同じ表面に配置された薄型材料の破断部と、スコア収容基板の反対側に配置された、より幅広な圧縮形成された凹面を含み、この組み合わせは成形工程中における材料の望ましい動きを保証する。この工程は、材料の横断変位によってスコア破断開始部またはスコア破断伝搬部を形成するように適合されている。

さらに別の態様では、別々に形成された2つのスコアライン部付近の拡張スコア領域は、円形、楕円形、長円形、正方形、長方形、菱形、六角形、またはその他適切な形状を含む、適切な任意の形状となり得る。

さらに別の態様では、スコアラインの少なくとも1つの端部には、外向き弓状部分を含み、この外向き弓状部分は、ヒンジ形成から離れた破断をさらに指示するように適合される。

さらに別の態様では、スコアラインの両端部には、外向き弓状部分を含み、この外向き弓状部分は、ヒンジ形成から離れた破断をさらに指示するように適合される。

さらに別の態様では、スコアラインは反時計回りに駆動する開口部を設けるように配置され、テアパネル左側と、右側に位置するヒンジ上にスコアライン破断開始位置を有する。

さらに別の態様では、スコアラインは時計回りに駆動する開口部を設けるように配置され、テアパネル右側と、左側に位置するヒンジ上にスコアライン破断開始位置を有する。

さらに別の態様では、キャップには上端部および下端部を含み、テアパネルは、尖った突起部が獲得機能によって下方へ駆動し、スコアラインに作用する際に開封するフラップを画定する形状である。
キャップ機構

さらに別の態様では、キャップは1枚の平面材料から製造される。

さらに別の態様では、キャップは少なくとも1つ金属形成工程を用いて製造される。少なくとも1つの金属成形工程には、プレス加工、せん断加工、引き抜き加工、壁のしごき加工、金属のピンチ加工、圧延加工などを含むことができる。

さらに別の態様では、キャップは機械加工工程を用いて製造される。

さらに別の態様では、キャップは成形工程を用いて製造される。

さらに別の態様では、キャップは鋳造工程を用いて製造される。

さらに別の態様では、キャップの平面横断壁、側壁、およびグリップ機構はすべて同じ材料から作られる。

さらに別の態様では、キャップの平面横断壁、側壁、およびグリップ機構はすべて1枚の平面状材料シートから製造される。

さらに別の態様では、材料は材料群から選択され、前記材料群は次のものから構成されている。
a. 金属
b. アルミニウム合金
c. 合金鋼
d. ブリキ
e. プラスチック
f. ナイロン
g. ポリ塩化ビニル（PVC）
h. ポリエチレンテレフタレート（PETEまたはPET）
i. 熱可塑性エラストマー（TPE）
j. 高密度ポリエチレン（HDPE）
k. ポリプロピレン（PP）
1. ポリカーボネート

さらに別の態様では、キャップの平面横断壁、側壁、およびグリップ機構の内、少なくとも1つはアルミニウム合金から作られている。

さらに別の態様では、キャップの平面横断壁、側壁、およびグリップ機構はすべてアルミニウム合金から作られている。

さらに別の態様では、キャップには少なくとも1つのグリップを備えている。

さらに別の態様では、キャップは、キャップの上端に形成されたグリップ要素をさらに備える。

さらに別の態様では、グリップ要素はデボス形状を有するように形成され、このデボス形状はキャップの平面横断壁から下方へ延在する。

さらに別の態様では、グリップ要素はエンボス形状を有するように形成され、このエンボス形状はキャップの平面横断壁から上方へ延在する。

さらに別の態様では、グリップ要素は挟まれた形を有するように形成される。

さらに別の態様では、グリップ要素はドーム状に締め付けた上方へ延在する突起部を有するように形成される。

さらに別の態様では、グリップ要素は円筒形状を有するように形成される。

さらに別の態様では、グリップ要素は円筒形状の空洞を有するように形成され、この円筒形状のグリップ要素の空洞はデボス加工で、キャップの平面横断壁から下方へ延在する。

さらに別の態様では、グリップ要素は円筒形状の形成を有するように形成され、この円筒形状のグリップ要素の形成はエンボス加工で、キャップの平面横断壁から上方へ延在する。

さらに別の態様では、円筒形状のグリップ要素の形成には、周縁のグリップを強化する形成を含む。

さらに別の態様では、グリップ要素は棒状または線状の形を有するように形成される。

さらに別の態様では、キャップには、道具を受けるために少なくとも1つの機構を含む。

さらに別の態様では、道具を収容する少なくとも1つの機構には、少なくとも1つの棒状要素を含む。

さらに別の態様では、道具を収容する少なくとも1つの機構には、道具を収容するように空間的に配置された一対の棒状要素を含む。

さらに別の態様では、キャップには、道具を受けるために少なくとも1つの機構を含み、その道具は硬貨である。
キャップの補強部分

さらに別の態様では、キャップには少なくとも1つのキャップ補強構造を含むことができる。

さらに別の態様では、キャップの補強構造は、把持要素として形成することができる。

さらに別の態様では、キャップの補強構造は、側壁として形成することができる。

さらに別の態様では、キャップの補強構造は、皿穴として形成することができる。

さらに別の態様では、キャップの補強構造は、切歯デボスパネルとして形成することができる。

さらに別の態様では、キャップの補強構造は、少なくとも1つのランプとして形成することができる。

さらに別の態様では、キャップの補強構造は、タンパー表示部として形成することができる。
キャップ機構 - 穿刺要素

さらに別の態様では、キャップにはキャップの底面から下方へ延在する穿刺要素または切歯を含む。

さらに別の態様では、切歯は成形工程を用いて形成される。

さらに別の態様では、切歯はキャップの形成中に完成される成形工程を用いて形成される。

さらに別の態様では、切歯は金属成形工程を用いて形成される。

さらに別の態様では、切歯はデボス加工された機構として形成される。

さらに別の態様では、切歯には前縁部、後縁部、および底面部を含む。

さらに別の態様では、切歯の前縁部は、スコアラインの破断を開始するように適合される。

さらに別の態様では、切歯はキャップの形成中に完了する金属成形工程を用いて形成される。

さらに別の態様では、切歯は第2の機構と一体であり、この第2の機構はキャップ底面から下方へ延在する。

さらに別の態様では、切歯は第2の機構と一体となって配置され、この第2の機構はキャップ底面から下方へ延在する。

さらに別の態様では、第2の機構はプラットフォームである。

さらに別の態様では、第2の機構はデボス加工された部分である。

さらに別の態様では、第2の機構はグリップ形成されている。

さらに別の態様では、切歯は第2の機構の底面から下方へ延在する。

さらに別の態様では、第2の機構はランプまたはその他荷重生成や分配を構成する。

さらに別の態様では、切歯はランプまたはその他荷重生成を構成する。

さらに別の態様では、切歯はキャップの周縁部に対してそれぞれ同心に配置される。

さらに別の態様では、切歯はキャップの周縁部に対してそれぞれ偏心して配置される。

さらに別の態様では、切歯はスコアラインの少なくとも一部と回転する位置合わせで配置される。

さらに別の態様では、切歯はスコアラインの薄型開始機構または破断開始機構と回転する位置合わせで配置される。

さらに別の態様では、切歯はキャップ上の位置に配置され、この切歯は、容器蓋のそれぞれに対するキャップの回転運動中にスコアラインの一部と交差する。

さらに別の態様では、切歯はスコアラインと位置を合わせた状態で配置されており、キャップが容器蓋に向かって軸方向に配置される際、切歯はスコアラインに対して破断力を加える。

さらに別の態様では、キャップには複数の切歯を含むことができる。

さらに別の態様では、キャップには複数の切歯を含むことができ、複数ある切歯の各々は、容器蓋上に対してキャップの初期アセンブリの多義性を可能にするように配置される。
キャップ - タンパー機構

さらに別の態様では、キャップにはタンパーエビデンス機構を含む。

さらに別の態様では、キャップのタンパーエビデンス機構は、キャップの周縁部に外接する脆弱なスカートとして設けられる。

さらに別の態様では、キャップには周縁部を有する上端部があり、またこのキャップには周縁部に沿って形成されたスカート部を含み、このスカート部には、飲料容器の開封時期を視覚的に示す開封表示機構を含む。

さらに別の態様では、開封表示機構には、スカートに沿って間隔を空けた空間で半径方向外向きに形成されたスコアラインを含み、キャップが下方へ移動する際にこのスコアラインが破断され、スカートの運動を可能にする。

さらに別の態様では、タンパー表示部はドーム状にエンボス加工された上向き突起部として形成される。

さらに別の態様では、ドーム状にエンボス加工された上向き突起部は、無支持の際に、ドーム状と対向する方向への屈曲を可能にすることで動作する。この屈曲性により、タンパー表示部がクリック装置と同様に報告できるようになる。

さらに別の態様では、ドーム状にエンボス加工された上向き突起部の機能は、機械的に支持された構成を使用する。

さらに別の態様では、ドーム状にエンボス加工された上向き突起部は、ドーム状にエンボス加工された上向き突起部を支持する下向き突起プローブまたは操作要素をさらに含むことができる。

さらに別の態様では、下向き突起プローブまたは操作要素は、容器蓋底壁の対向する表面に接触するように適合される。下向き突起プローブは、容器蓋底壁の対向する表面に接触する。容器内にある内部容積が加圧されると、封じ込められた圧力が容器蓋底壁を硬化させる。結果として、密封構成では、硬化した容器蓋底壁に接触している下向き突起プローブは、タンパー表示部を上向きの形状で保持する。容器の完全性が損なわれると、圧力は容器の内部容積内で均等になり、この結果、容器蓋底壁に剛性を提供しなくなる。結果として、不全な構成では、無支持の容器蓋底壁に接触している下向き突起プローブは、タンパー表示部を上向きの形状で保持しなくなり、タンパー表示部の屈曲を可能にする。この屈曲性により、タンパー表示部がクリック装置と同様に報告できるようになる。

さらに別の態様では、ドーム状にエンボス加工された上向き突起部の機能は、空気圧で支持された構成を使用する。

さらに別の態様では、空気圧で支持された構成は、容器内に形成された真空を使用する。真空支持構成では、安全表示部は通常、容器内部に向かって引き寄せられる。

さらに別の態様では、空気圧で支持された構成は、容器内に形成された圧力を使用する。圧力支持構成では、安全表示部は通常、容器内部から強制的に離れる。

さらに別の態様では、ドーム状にエンボス加工された上向き突起部は、キャップの周縁部に対してそれぞれ同心に配置される。

さらに別の態様では、ドーム状にエンボス加工された上向き突起部は、キャップの周縁部に対してそれぞれ偏心して配置される。

さらに別の態様では、タンパー表示部は、キャップの製造に用いる方法に適合する製造工程を利用して形成されることになる。

さらに別の態様では、タンパー表示部の下向き突起プローブまたは操作要素は、別の方法として、容器蓋のキャップ受部ソケット底壁から上方へ延在する上向き突起プローブとなり得る。
シーリング形成

さらに別の態様では、密封は容器蓋およびキャップとの間に形成され、より具体的には、密封はキャップの底面に設けられた環状シール部と、容器蓋底壁の上面に配置されたそれぞれのシーリング面との間に形成される。

さらに別の態様では、容器蓋底壁の上面に配置されたシーリング面は、垂直のソケット壁と破断したスコアラインとの間に延在する。

さらに別の態様では、キャップ上に設けられたシーリング機構は、キャップの周縁部に対してそれぞれ同心に配置される。

さらに別の態様では、キャップ上に設けられたシーリング機構は、キャップの周縁部に対してそれぞれ偏心して配置される。このシーリング機構は、キャップが容器蓋のシーリング位置に回転した際に、テアパネルの周りにあるスコアラインを取り囲むようにキャップ上に配置されることになる。

さらに別の態様では、キャップ上に設けられたシーリング機構は、涙滴形状である。

さらに別の態様では、キャップ上に設けられたシーリング機構は、キャップの周縁部に対してそれぞれ偏心して配置され、涙滴形状である。

さらに別の態様では、密封は容器蓋およびキャップとの間で形成され、より具体的には、この密封はキャップの平面横断壁の周縁部に外接する環状面によって担持される環状シール要素と、容器蓋上に形成される嵌合面との間に形成される。嵌合部は容器蓋のソケット底壁の周縁部に外接する環状面上に形成される。

さらに別の態様では、密封は容器蓋およびキャップとの間で形成され、より具体的には、この密封はキャップの外周縁部に外接する円錐台状の表面上に設けられた環状シールと、容器蓋上に形成される嵌合面との間に形成される。嵌合部は円錐台状を有するように形成され、容器蓋のシーミングパネルと垂直のソケットサイドウォークとの間に挿入されて配置される。

さらに別の態様では、キャップおよび蓋は、ソケットの着座調整部とキャップ下面との間に密封を形成する。

さらに別の態様では、キャップおよび蓋は、実質的に平面部材の上面とキャップの周りにある周縁部から半径方向外向きに延在するフランジの接触面との間で密封を形成する。

さらに別の態様では、キャップは実質的にソケット内に嵌合し、カム機構にはソケットおよびキャップの円筒状側壁の1つに形成された獲得面と、ソケットおよびキャップの円筒状側壁の他方に形成された少なくとも1つの突起部を備える。

さらに別の態様では、柔軟なシーリング要素はキャップまたは容器蓋の1つによって担持され得る。

さらに別の態様では、柔軟なシーリング要素はキャップおよび容器蓋との間に配置することができる。

さらに別の態様では、柔軟なシーリング要素は、容器蓋アセンブリの独立構成要素となることができ、この柔軟なシーリング要素はキャップおよび容器蓋との間に配置されることになる。
保持機構（蓋 / ソケットへのキャップ）

さらに別の態様では、容器蓋には、開封前と関連する第1位置と、開封後に関連する第2位置にキャップを固定するための戻り止め機構を含む。

さらに別の態様では、カムトラックはロック用戻り止め部を含むように構成される。

さらに別の態様では、ロック用戻り止め部は、キャップの初期アセンブリに続いて容器蓋内にあるキャップ受部ソケットへとキャップが逆方向に回転するのを保持するように設計されている。

さらに別の態様では、各カムトラック内の突起部を係合するように各ソケット側壁のカムが配置されることによって、容器を予め開封した状態の位置でキャップを保持し、各ソケット側壁のカムはそれぞれエンボス加工されたカム面の下部戻り止めに続いて配置されている突起と係合する。開封方向へのさらなる回転は、上方へ傾斜しているカム溝面部によって妨げられる。

さらに別の態様では、カムトラックは、シーリング構成として、開封順序、分配構成を可能にしながら、キャップ受部空洞内にキャップを保持する機構を含む。これは、カムトラックに対向する端部に下向きの部分を含むことで実現し得る。

さらに別の態様では、カムトラックは、その上部先端部に上部戻り止め部および下向きに誘導された部分の少なくとも1つを含むことができ、上部戻り止めおよび下向きに誘導された部分の少なくとも1つは、キャップのさらなる回転運動を抑制し、結果として、容器蓋のキャップ受部空洞内にキャップを保持するように適合される。

さらに別の態様では、開封方向の回転を制限する切歯経路溝の端壁に対して切歯を配置し、逆方向の回転を制限する各関連したカムトラックのロック用戻り止め部を超えて各カムフォロアを配置することによって、容器を事前に開封した位置でキャップが保持される。

さらに別の態様では、戻り止め機構はカム機構と関連している。

さらに別の態様では、開封前の位置は貯蔵機能および輸送機能に関連しており、開封後の位置は再封と関連する。

さらに別の態様では、戻り止め機構は獲得機能の少なくとも一部を含む。

さらに別の態様では、カム機構には、蓋の円筒状側壁に形成された獲得フォロアを係合するキャップ上に形成された獲得要素を含み、戻り止め機構には、カムフォロアと協働してキャップを開封前および開封後の位置で支持するカム要素に形成された戻り止め部を含む。

さらに別の態様では、シーリング要素は、キャップおよび容器蓋との間の回転関係を保持する保持要素として二次的に使用される。

さらに別の態様では、容器蓋およびキャップの少なくとも一方には、容器蓋およびキャップアセンブリの操作に関する操作説明書を提示する印が含まれる。

さらに別の態様では、操作の印には、容器蓋上にあるキャップの開封、分配、および閉鎖のうち少なくとも1つに関する手順を含む。

本発明による再封式容器蓋アセンブリの別の変形例によると、再封式容器蓋アセンブリには、
容器蓋を備え、
上部周縁部および下部周縁部との間に延在し、円筒形状を有する垂直側壁と、
垂直側壁の上部周縁部の周りに形成され、食料品用容器の容器蓋に取り付けられるように適合されたシーミングパネルと、
垂直側壁と一体になった容器蓋の回転および軸方向案内機構と、
容器蓋のシール係合面と、
容器蓋のシーリングキャップであって、
再封式容器キャップであって、一般に水平に配向した横断壁を有し、
再封式容器キャップの円筒状側壁は、一般に、再封式容器キャップに対して垂直に配置され、一般に、水平に配向された横断壁を有し、再封式容器キャップの円筒状外部側壁は、容器蓋の垂直側壁の内面と回転可能に係合するように寸法決めされた円筒形状を有しており、
容器蓋のシーリングキャップの回転運動を引き起こす力を受けるように適合されたグリップ機構と、
キャップの垂直側壁と一体になったシーリングキャップの回転および軸方向案内機構と、
容器蓋のシール係合面と係合するように配置されたシール要素と、
容器のキャップは、容器蓋の垂直側壁によって画定される内部容積に挿入され、
シーリングキャップの回転および軸方向案内機構が容器蓋の回転および軸方向案内機構と回転可能に係合する際、シーリング要素は容器蓋のシール係合面と係合する。
別の態様では、シーリングキャップの回転および軸方向案内機構は、
a）少なくとも1つのカムフォロア、
b）少なくとも1つのカムトラックのうちの1つであり、
容器蓋の回転および軸方向案内機構は、
a） 少なくとも1つの前記カムフォロア、
b）少なくとも1つの前記カムトラックの一方となることを特徴とする。

さらに別の態様では、容器蓋のシール係合面は、容器蓋の垂直側壁内に形成された円錐台状の面であり、
キャップのシーリング要素は、容器蓋シール係合面の円錐台状の表面と係合するように適合された円錐台状の表面を有するように配置される。

さらに別の態様では、再封式容器蓋アセンブリは、
容器蓋であって、
垂直側壁の下部周縁部の周りに形成されたカウンターシンクを有し、このカウンターシンクは一般に「U」字形状を有しており、
カウンターシンクの内側上端部から半径方向内側に延在するキャップ受部ソケット底壁と、
キャップ受部ソケット底壁内に形成されたスコアラインであって、テアパネルおよびテアパネルヒンジを画定する形状で配置され、
容器蓋の垂直側壁、カウンターシンク、キャップ受部ソケット底壁が共同で受部ソケットを画定し、
容器蓋のシーリングキャップであって、
再封式容器キャップの底面から下方へ延在する切歯であって、一般に水平に配向された横断壁を有し、
容器キャップがキャップ受部ソケットに挿入され、
シーリングキャップの回転および軸方向案内機構、ならびに容器蓋の回転および軸方向案内機構が、
a）再封式容器キャップが容器蓋に対してそれぞれ回転する際、再封式容器キャップをキャップ受部ソケット内で軸方向に平行移動させ、
b）キャップ受部ソケット底壁の底面と一体になった少なくとも1つの機構およびキャップ受部底壁と一体になった嵌合機構との間に軸方向の力を生成するのうち、少なくとも1つに適合され、
キャップ受部ソケット内でシーリングキャップが回転する間、切歯がスコアラインの破断を開始するように適合されることを含むようにさらに構成される。

さらに別の態様では、容器蓋はキャップ受部ソケット底壁内に形成された切歯経路溝をさらに備え、切歯経路は、スコアラインの破断開始領域に隣接する少なくとも1つに配置され、スコアラインの破断開始領域と重なり合う一端が半円状にエンボス加工された形状を有する。

さらに別の態様では、容器蓋のシーリングキャップは、再封式容器キャップの底面から下方へ延在するように形成され、一般に水平に配向された横断壁を有した切歯プラットフォームをさらに備え、切歯は切歯プラットフォームから下方へ延在し、
容器蓋は、キャップ受部ソケット内の容器蓋のシーリングキャップが回転する間、スコアラインの破断を伝搬させるために切歯プラットフォームと係合するように適合された少なくとも1つの突起機構をさらに備える。

さらに別の態様では、容器蓋のシーリングキャップは、再封式容器キャップの底面から下方へ延在するように形成され、一般に水平に配向された横断壁を有した切歯プラットフォームをさらに備え、切歯は切歯プラットフォームから下方へ延在し、
容器蓋は、キャップ受部ソケット内の容器蓋のシーリングキャップが回転する間、スコアラインの破断を伝搬させるために切歯プラットフォームと係合するように適合された少なくとも1つの突起機構をさらに備え、
少なくとも1つの突起機構の少なくとも一部がテアパネル内に形成され、テアパネルに剛性を提供する。

さらに別の態様では、容器蓋のシーリングキャップは、再封式容器キャップの底面から下方へ延在するように形成され、一般に水平に配向された横断壁を有した切歯プラットフォームをさらに備え、切歯は切歯プラットフォームから下方へ延在し、
容器蓋は、キャップ受部ソケット内の容器蓋のシーリングキャップが回転する間、スコアラインの破断を伝搬させるために切歯プラットフォームと係合するように適合された少なくとも1つの突起機構をさらに備える。

さらに別の態様では、少なくとも1つの
切歯が、テアパネルをキャップ受部ソケット底壁から離して折り畳むように適合され、
切歯プラットフォームが、テアパネルをキャップ受部ソケット底壁から離して折り畳むように適合され、この切歯プラットフォームは再封式容器キャップの底面から下方へ延在し、一般に、水平に配向された横断壁を有している。

さらに別の態様では、容器蓋のシーリングキャップは、タンパー表示部をさらに備え、このタンパー表示部は、容器蓋を備えている再封式容器アセンブリが破断された際、消費者に通知するように適合される。

さらに別の態様では、キャップのシーリング要素は、
a）再封式容器キャップの底面によって担持されるシーリングガスケットであって、一般に水平に配向された横断壁を有し、
b）再封式容器キャップ底面の環状面によって担持されるシーリングガスケットであって、一般に水平に配向された横断壁を有し、または
c）再封式容器キャップの円筒状側壁内に形成された円錐台状の表面のうちの1つとなる。

さらに別の態様では、切歯には前縁部、後縁部、および底縁部を含む。

さらに別の態様では、切歯の前縁部は、キャップ受部ソケット内でシーリングキャップが回転する間にスコアラインの破断を開始するように適合される。

キャップは容器に含まれてもよく、個別の道具として提供されてもよく、飲料容器と別売りでもよく、洗浄後再使用可能であってもよい。

さらに別の態様では、キャップは幼児用シッピーカップの上部構成を含むことができ、飲料容器を幼児用シッピーカップに変換することができる。

さらに別の態様では、キャップは飲料容器を哺乳瓶に変換する哺乳瓶の「乳首」構成を含むことができる。

さらに別の態様では、キャップは飲料容器を哺乳瓶に変換する哺乳瓶の「乳首」構成を含むことができる。この変形例によると、容器の内容物は調製粉乳とすることができる。

さらに別の態様では、キャップは飲料容器をスポーツボトルに変換する、軸方向に作動する再封式スポーツボトルの分配機構を含むことができる。

さらに別の態様では、キャップには回転作動型の再封式ボトル分配機構を含むことができる。回転作動する再封式ボトル分配機構は、飲み口のフォームファクタで提供することができる。

さらに別の態様では、キャップは密封したキャップ内にストローを保持するためのストローガスケットを含むことができる。キャップは、容器蓋にキャップを取り付ける際に、ストロー開口部が分配開口部との回転関係を保持することができる2ピース構成（メイソンジャー型の2ピースキャップに似ている）とすることができる。

さらに別の態様では、2ピース構成は、その間に配置された獲得機能を含み、この獲得機能は、外側にある2ピースキャップ構成リングの回転を内側の非回転中心シーリング2ピースキャップ部品の軸方向運動に変換する。軸方向運動は、キャップと容器蓋との間の密封を係合し、維持する。

さらに別の態様では、キャップは密封したキャップ内にストローを保持するためのストローガスケットを含み、柔軟なストロー保持およびシーリング要素を含む。柔軟なストロー保持およびシーリング要素は、細長い管状の形状を有するように設計されるのが好ましい。

さらに別の態様では、キャップは破断した容器蓋の分配開口部に延在するように適合された突起部を含む。

さらに別の態様では、キャップは破断した容器蓋の分配開口部に延在するように適合された同心の突起部を含む。

さらに別の態様では、キャップは破断した容器蓋の分配開口部に延在するように適合された偏心の突起部を含む。

さらに別の態様では、2ピースのキャップを容器蓋に取り付ける際に、偏心した突起を用いて、容器蓋に対してそれぞれ2ピースのキャップの中心部品の回転位置を維持することができる。

本発明のこれらおよび他の目的や特徴、および利点は、添付の図面および以下の好ましい実施形態の詳細説明からより容易に明確になるであろう。

本発明の好ましい実施形態は、本発明を以下で説明するために提供される添付の図面と併せて説明されるが、本発明を限定するものではない。

図1は、本発明による代表的な容器を紹介している側面等角図である。

図2は、代表的な容器のキャップおよびソケットの機構を公開している、図1で紹介した容器の側面等角分解組立図である。

図3は、蓋と代表的な容器本体とをさらに分離させた、図1で紹介した容器の側面等角分解組立図である。

図4は、図2に示す容器の底面等角分解組立図である。

図5は、図1で紹介した代表的な容器の蓋およびキャップを拡大した、底面等角分解組立図である。

図6は、図1で最初に紹介したキャップを拡大した、上側面等角図である。

図7は、図1で最初に紹介したキャップを拡大した、底側面等角図である。

図8は、未開封の位置を示したキャップを記載した、図1で最初に紹介した代表的な容器の上面図である。

図9は、キャップのカム面との係合用ソケットの内側に突起部を取り入れるキャップを除いている、図1で最初に紹介した代表的な容器の上面図である。

図10は、キャップの円筒状側壁に形成されたカム溝面の詳細を示す、キャップの拡大側面図である。

図11は、図10で示した図解から90度回転したキャップを示す、キャップの拡大側面図である。

図12は、ソケットの機構を紹介する上でキャップを除外した、再封式容器蓋の上部等角図である。

図13Aは、瓶詰め後で、容器を開封するためにスコアラインを破断する前の密封状態にあるキャップの断面立面図である。

図13Bは、使用時における第1工程を示し、キャップが回転して容器を開封する、キャップの断面立体図である。

図13Cは、使用時における第2工程を示し、キャップがキャップの蓋から取り外され、容器内に保存された内容物の分配および消費を可能にする、キャップの断面立体図である。

図13Dは、使用時における第3工程を示し、キャップが容器の蓋上で交換され、容器内に残っている内容物を密封する、キャップの断面立体図である。

図14は、本発明の一実施態様による再封式蓋および関連する容器を製造する工程を定義する代表的なフローチャートである。

図15は、前述の変形例に従って再封式蓋および関連する容器を製造する工程を定義する代表的なフローチャートである。

図16は、組立済みで、密封状態の構成で容器を示す、区切り線16（図18の16）に沿って切り取られた容器部分の断面等角図である。

図17は、区切り線17（図18の17）に沿って切り取られた容器図16の等角図である。

図18は、本発明の変形例を紹介している第2の代表的な容器の側面等角図である。

図19は、容器の構成要素を紹介する、図18で最初に紹介した容器の上側面等角分解組立図である。

図20は、キャップを容器の蓋から分離してその機構を紹介する、図18で最初に紹介した容器の底側等角部分分解組立図である。

図21は、キャップを除いて蓋を示し、その詳細を紹介している、図18で最初に紹介した容器蓋を拡大した等角上面図である。

図22は、図18で最初に紹介した容器の蓋およびキャップの底面等角分解組立図である。

図23は、図18で最初に紹介した容器の蓋を拡大した上部等角図である。

図24は、図23で示したキャップを拡大した底面等角図である。

図25は、蓋とキャップが互いに組み立てられて示されている、図18で最初に紹介した容器の蓋およびキャップの平面図である。

図26は、キャップを除いてソケットの詳細を紹介している、図25の蓋の平面図である。

図27は、図18で最初に紹介した容器のキャップの側面図である。

図28は、キャップが図27で示した図解から90度回転している、図27のキャップの側面図である。

図29は、キャップと蓋がサブアセンブリとして示されている、図18で最初に紹介した容器のキャップおよび蓋の上部等角図である。

図30は、部品が区切り線30（図25の30）に沿って切り取られた、図18で最初に紹介した容器の蓋およびキャップのサブアセンブリの等角断面図である。

図31は、部品が区切り線31（図25の31）に沿って切り取られた、図18で最初に紹介した容器の蓋およびキャップのサブアセンブリの断面立面図である。

図32は、部品が区切り線30（図25の30）に沿って切り取られた、図18で最初に紹介した容器の蓋およびキャップのサブアセンブリの断面立面図である。

図33は、キャップを図解から除外し、図18で最初に紹介した容器の蓋内にあるソケットの機構を紹介している、図30と類似した断面立面図である。

図34は、キャップが回転して直線運動を加えスコアラインを破断し、テアパネルを容器内に曲げた後にテアパネルが示される、図18で最初に紹介した容器の蓋およびキャップのサブアセンブリの底面等角図である。

図35は、部品が区切り線35（図34の35）に沿って切り取られ、開封および再封構成の蓋およびキャップのサブアセンブリの断面立体図である。

図36は、キャップのシーリング機能をさらに強化する上で、軟質のプラスチック製シーリングリングを紹介しながら、前で説明したキャップに対してあらゆる面で類似している強化キャップの底面等角図である。

図37は、図36で最初に紹介したキャップの断面立面図である。

図38は、開封工程中に使用する2枚のテアパネルを画定する別のスコアラインを紹介しながら、前で説明した蓋に対してあらゆる面で類似している代表的な別の容器蓋の平面図である。

図39は、消費者がより大きな開封力を加えることができるコイン等の道具を用いてグリップ機能をキャップが取り入れた、別の代表的な容器の上側面等角図である。

図40は、消費者がより大きな開封力を加えるためにグリップと合わせてコインまたは他の道具を用いることを説明している断面上側面等角図である。

図41は、スコアラインの破断を開始する薄型開始領域を紹介している別の強化容器蓋の上部等角図である。

図42は、図示した実施様態には、ソケットを画定するより深い容器蓋の側壁があり、テアパネルを画定して曲げるスコアラインの破断を生成および伝搬する一連のランプをさらに紹介している容器蓋の別の実施様態を紹介している上部等角図である。

図43は、図42で紹介した容器蓋の底面等角図である。

図44は、図42で紹介した容器蓋の平面図である。

図45は、図42で紹介した容器蓋と一緒に使用するキャップを紹介し、そのキャップは原材料の平面シートから形成され、その代表的なキャップは、安全機能、一対のつまみ、カムフォロアラグ、形成されたオフセット切歯を紹介している上部等角図である。

図46は、環状のシール構成要素を紹介しており、図45で最初に紹介したキャップの底面等角図である。

図47は、図45で最初に紹介したキャップの平面図である。

図48は、図42で最初に紹介した容器蓋と、図45で最初に紹介したキャップの上部等角分解組立図である。

図49は、図42で最初に紹介した容器蓋および図45で最初に紹介したキャップの底面等角分解組立図である。

図50は、図42で最初に紹介した容器蓋および図45で最初に紹介したキャップの上部等角組立図である。

図51は、図42で最初に紹介した容器蓋および図45で最初に紹介したキャップの平面組立図である。

図52は、カムインターフェイスの移動経路に関連する一連の機能部分を紹介している図42で紹介した容器蓋の平面図である。

図53は、カムインターフェイスの移動経路に関連した一連の機能部分を詳述している、図42で紹介した容器蓋の側面図である。

図54は、キャップのカムフォロアを蓋のカムタブ逃げ部と合わせ、そのカムタブ逃げ部を隣接するカムの間に設置する第1工程を紹介しており、図42で紹介した容器蓋および図45で紹介したキャップの側面分解組立図である。

図55は、部品が区切り線55（図51の55）に沿って切り取られ、図42で紹介した容器蓋および図45で紹介したキャップの上部等角分解組立断面図である。

図56は、部品が区切り線55（図51の55で、組み立ての最初の工程を紹介している）に沿って切り取られ、図42で紹介した容器蓋および図45で紹介したキャップの上部等角組立断面図である。

図57は、キャップに対して容器蓋を回転させて、シーリング要素を圧縮する位置にし、カム戻り止め機構部の下にあるカムフォロアの位置を決める工程を説明している、図42で紹介した容器蓋および図45で紹介したキャップの上部等角組立断面図である。

図58は、キャップに対して容器蓋をさらに回転させて、カムフォロアがカム戻り止め機構部を通過してカムシーリング機能部に移行する際にシーリング要素が減圧する位置にする工程を説明している、図42で紹介した容器蓋および図45で紹介したキャップの上部等角組立断面図である。

図59は、容器の蓋およびキャップが図58の回転関係によって位置決めされる、図42で紹介された容器蓋および図45で紹介されたキャップとの回転関係を説明している側面図である。

図60は、部品を区切り線60（図51の60）に沿って切り取り、開封順序の第1工程直前のキャップおよび容器蓋の配置について紹介し、テアパネルおよび容器蓋の底壁間にあるスコアラインを破断する切歯の使用に焦点を当てて、キャップと容器蓋は分かりやすくするために分けて示している、図42で紹介した容器蓋および図45で紹介したキャップの上部等角組立断面図である。

図61は、開封順序の第1工程直前のキャップおよび容器蓋を図示しており、図60で紹介した構成と類似する構成で図42で紹介した容器蓋および図45で紹介したキャップの上部等角組立断面図である。

図62は、図60で紹介した構成の第1順序の工程を示し、キャップおよび容器蓋が開封順序の第1工程を実行するように図示した、図42で紹介した容器蓋および図45で紹介したキャップの上部等角組立断面図である。

図63は、図60で紹介した構成の第2順序の工程を示し、キャップおよび容器蓋が開封順序の第2工程を実行するように図示した、図42で紹介した容器蓋および図45で紹介したキャップの上部等角組立断面図である。

図64は、図60で紹介した構成の第3順序の工程を示し、キャップおよび容器蓋が開封順序の第3工程を実行するように図示した、図42で紹介した容器蓋および図45で紹介したキャップの上部等角組立断面図である。

図65は、図60で紹介した構成の第4順序の工程を示し、キャップおよび容器蓋が開封順序の第4工程を実行するように図示した、図42で紹介した容器蓋および図45で紹介したキャップの上部等角組立断面図である。

図66は、部品を区切り線66（図51の66）に沿って切り取り、開封順序の第1工程直前のキャップおよび容器蓋の配置について紹介し、テアパネルを横切り、スコアライン周辺に加えた過重を分配し、容器蓋の底壁からテアパネルを折り畳むことでスコアラインの破断を補助するランプの使用に焦点を当てて、キャップと容器蓋は分かりやすくするために分けて示している、図42で紹介した容器蓋および図45で紹介したキャップの上部等角組立断面図である。

図67は、開封順序の第1工程直前のキャップおよび容器蓋を図示しており、図66で紹介した構成と類似する構成で図42で紹介した容器蓋および図45で紹介したキャップの上部等角組立断面図である。

図68は、図66で紹介した構成の第1順序の工程を示し、キャップおよび容器蓋が開封順序の第1工程を実行するように図示した、図42で紹介した容器蓋および図45で紹介したキャップの上部等角組立断面図である。

図69は、図66で紹介した構成の第2順序の工程を示し、キャップおよび容器蓋が開封順序の第2工程を実行するように図示した、図42で紹介した容器蓋および図45で紹介したキャップの上部等角組立断面図である。

図70は、図66で紹介した構成の第3順序の工程を示し、キャップおよび容器蓋が開封順序の第3工程を実行するように図示した、図42で紹介した容器蓋および図45で紹介したキャップの上部等角組立断面図である。

図71は、図60で示した配置と同じ配置を示し、部品を図60で示した図に対して90度で切り取り、シーリング要素がわずかに弛緩し、キャップと容器蓋を互いに固定した回転関係に保持するために使用され、部品が区切り線55（図51の55）に沿って切り取られた、図42で紹介した容器蓋および図45で紹介したキャップの上部等角組立断面図である。

図72は、図71で紹介した構成の第1順序の工程を示し、開封順序の第1工程を実行し、キャップおよび容器蓋がランプを活用してシーリング要素を伝搬し、スコアラインの破断を伝搬するのを補助するのを図示した、図42で紹介した容器蓋および図45で紹介したキャップの上部等角組立断面図である。

図73は、図71で紹介した構成の第2順序の工程を示し、キャップおよび容器蓋が開封順序の第2工程を実行するように図示した、図42で紹介した容器蓋および図45で紹介したキャップの上部等角組立断面図である。

図74は、図71で紹介した構成の第3順序の工程を示し、キャップおよび容器蓋が開封順序の第3工程を実行するように図示した、図42で紹介した容器蓋および図45で紹介したキャップの上部等角組立断面図である。

図75は、図71で紹介した構成の第4順序の工程を示し、キャップおよび容器蓋を開封順序の第4工程を実行するように図示し、テアパネルが容器に折り畳まれている、図42で紹介した容器蓋および図45で紹介したキャップの上部等角組立断面図である。

図76は、図71で紹介した構成の第5順序の工程を示し、キャップおよび容器蓋を開封順序の第5工程を実行するように図示し、キャップが容器蓋から取り外すことができる、図42で紹介した容器蓋および図45で紹介したキャップの上部等角組立断面図である。

図77は、図71と同じ配置を示し、断面図が区切り線55（図51の55）に沿って切り取られ、オフセンタの安全表示部の操作に焦点を当てており、このオフセンタの安全表示部は未開封で、異物が混入されておらず、安全な状態で示されている、図42で紹介した容器蓋および図45で紹介したキャップの上部等角組立断面図である。

図78は、図77と同じ配置を示し、オフセンタの安全表示部の操作に焦点を当てており、このオフセンタの安全表示部は、容器蓋が開封されたことを使用者に通知することができることを示している、図42で紹介した容器蓋および図45で紹介したキャップの上部等角組立断面図である。

図79は、安全表示部がキャップの中央に配置され、図42で紹介した容器蓋と一緒に使用する図45で紹介したキャップの変形例を紹介している上部等角部である。

図80は、断面の向きは区切り線80（図79の80）を参照し、中央に配置した安全表示部の操作に焦点を当てており、その中央に配置した安全表示部は未開封で、異物が混入されておらず、安全な状態で示されている、図42で紹介した容器蓋および図79で紹介したキャップの上部等角組立断面図である。

図81は、安全表示部の操作に注目しており、その安全表示部は、容器蓋が開封されたことを使用者に通知できることを示している、図42で紹介した容器蓋および図79で紹介したキャップの上部等角組立断面図である。

図82は、断面の向きは区切り線82（図79の82）を参照し、容器蓋アセンブリを容器本体上に接合する一連の工程に焦点を当てている、容器本体上に接合する準備として互いに組み立てられた、図42で紹介した容器蓋および図79で紹介したキャップの断面立面図である。

図83は、図82で紹介した構成に続く第2工程を示し、容器蓋アセンブリが容器本体上に配置された、図82から開始した容器蓋アセンブリ工程の断面立面図である。

図84は、図82で紹介した構成に続く第3工程を示し、容器蓋のシーミングパネルおよび容器本体のシーミングフランジが互いに巻き付けられている、図82から開始した容器蓋アセンブリ工程の断面立面図である。

図85は、図82で紹介した構成に続く第4工程を示し、巻き付けられたシーミングパネルとシーミングフランジが圧縮されてシーミング工程が完了する、図82から開始した容器蓋アセンブリ工程の断面立面図である。

図86は、瓶詰め中のレトルト化または浄化工程の間に容器蓋の撓みおよび変形が生じる前を示しており、断面の方向は区切り線80（図79の80）を参照した、容器アセンブリの断面立面図である。

図87は、瓶詰め中のレトルト化または浄化工程の間に生じる容器蓋アセンブリの撓みおよび変形を例示している、図86で紹介した容器アセンブリの断面立面図である。

図88は、瓶詰め中のレトルト化または浄化工程の間に生じる容器蓋アセンブリの撓みおよび変形を拡大している、図87で示した容器蓋アセンブリの拡大断面立面図である。

図89は、瓶詰め中のレトルト化または浄化工程に続き、結果として生じる容器蓋アセンブリの撓みおよび変形を例示している、図86で紹介した容器アセンブリの断面立面図である。

図90は、完成した複数の容器アセンブリの積重ね強度を例示している断面立面図である。

図91は、変形例が修正したスコアラインの経路を用いている、図42で最初に紹介した容器蓋の変形例である容器蓋を紹介している、上部等角図である。

図92は、底壁の下側に配置されたシーラント材を紹介し、そのシーラント材は、スコアラインの破断開始点に対向して配置されている、図91で最初に紹介した容器蓋の底面等角図である。

図93は、図91で最初に紹介した容器蓋の平面図である。

図94は、図91で最初に紹介した容器蓋の底面図である。

図95は、変形例がスコアラインを形成するために修正した工程を行っている間に位置決めをするための位置決め機能を用いている、図42で最初に紹介した容器蓋の変形例である容器蓋を紹介している、上部等角図である。

図96は、スコアラインの破断開始点に対向して配置されたドーム型金属成形機能を紹介している、図95で最初に紹介した容器蓋の底面等角図である。

図97は、スコアラインを形成するために修正した工程の第1工程を示している、図95で最初に紹介した容器蓋の平面図である。

図98は、スコアライン形成用に修正した工程の第2工程を示しており、スコアライン形成用に修正した工程を行っている間に位置を決めるための位置決め機能をより具体的に紹介している、図95で最初に紹介した容器蓋の平面図である。

図99は、スコアラインを形成するために修正した工程の第3工程を示し、スコアラインを部分的に形成する第1手順をより具体的に紹介している、図95で最初に紹介した容器蓋の平面図である。

図100は、スコアラインを形成するために修正した工程の第4工程を示し、スコアラインを部分的に形成する第2手順をより具体的に紹介している、図95で最初に紹介した容器蓋の平面図である。

図101は、容器蓋底壁に位置決め要素を形成するためのツーリングパンチおよび対応するツーリングアンビルを示す、2つの等角立面図の透視図である。

図102は、容器蓋底壁にスコアラインの第1部分を形成するためのスコアナイフを備え、配置用の位置決め要素を用いているツーリングパンチをさらに紹介している、図101で最初に紹介したツーリングアンビルの透視図である。

図103は、容器蓋底壁にスコアラインの第2部分を形成するためのスコアナイフを備え、配置用の位置決め要素を用いているツーリングパンチをさらに紹介している、図101で最初に紹介したツーリングアンビルの透視図である。

図104は、容器蓋底壁に完全なスコアラインを形成するためのスコアナイフを備え、配置用の位置決め要素を用いているツーリングパンチをさらに紹介している、図101で最初に紹介したツーリングアンビルの透視図である。

図105は、断面の方向は区切り線105（図100の105）を参照しており、2つの位置決め要素のうち1つを通過するスコアラインを形成する際のパンチとアンビル間における形成作用を詳述している立面断面図である。

図106は、容器蓋の変形例は、位置決め機構の変更および関連するスコア破断開始構成を備えている、図95で最初に紹介した容器蓋の変形例を紹介している上部等角図である。

図107は、ヒンジを画定するのに用いる折り目を生成するために使用するスコアラインを紹介しており、図106で最初に紹介した容器蓋の底面等角図である。

図108は、図106で最初に紹介した容器蓋の平面図である。

図109は、断面の配向が区切り線109（図108の109）に参照されており、図106で最初に紹介した容器蓋の切歯保護部の端部を詳述している上部等角断面図である。

図110は、実際に切開する領域に焦点を当て、断面の配向が区切り線110（図108の110）に参照されており、図106で最初に紹介した容器蓋の切歯保護部の端部が分かるように切り取った、上部等角断面図である。

図111は、断面の配向が区切り線111（図108の111）に参照されており、断面がスコアラインの薄型開始領域を詳述している、図106で最初に紹介した容器蓋の切歯保護部が分かるように切り取った、上部等角断面図である。

図112は、断面は区切り線111（図108の111）と同様に配向されており、折り畳まれたテアパネルと薄型開始領域をさらに詳述している、開封した再封式容器アセンブリの上部等角断面図である。

図113は、容器蓋の変形例は、その使用を通じてキャップおよび容器蓋をアセンブリとして保持するように適合されている、図42で最初に紹介した容器蓋の変形例を紹介している上部等角図である。

図114は、図106で紹介した容器蓋の底面等角図である。

図115は、図113で紹介した容器蓋の平面図である。

図116は、キャップが原材料の平面シートから形成され、その代表的なキャップは、図45で紹介したキャップと同様であり、飲料分配用の開口部をさらに備えている、図113で紹介した容器蓋と共に使用するキャップを紹介している上部等角図である。

図117は、キャップがオフセットのシール構成要素をさらに取り入れている、図116で最初に紹介したキャップの底面等角図である。

図118は、図116で最初に紹介したキャップの平面図である。

図119は、図113で最初に紹介した容器蓋と、図116で最初に紹介したキャップの上部等角分解組立図である。

図120は、図113で最初に紹介した容器蓋および図116で最初に紹介したキャップの底面等角分解組立図である。

図121は、アセンブリが密閉された構成で示されている、図113で最初に紹介した容器蓋および図116で最初に紹介したキャップの上部等角組立図である。

図122は、図示されたアセンブリが開封して分配構成に回転するキャップを有し、図113で最初に紹介した容器蓋および図116で最初に紹介したキャップの平面組立図である。

図123は、断面の配向が区切り線123（図122の123）で参照され、示されたアセンブリには、開封した分配構成に対して回転したキャップを備えている、図119で紹介した容器蓋アセンブリを備えた容器アセンブリの等角立面図である。

図124は、アセンブリが密閉された構成で示されている、図113で最初に紹介した容器蓋および図116で最初に紹介したキャップの上面組立図である。

図125は、断面の配向が区切り線125（図124の125）で参照され、アセンブリが、閉鎖密封構成に対して回転したキャップを示している、図124で紹介した容器蓋アセンブリを備えた容器アセンブリの等角立面図である。

図126は、先端部にダウンターンを備え、そのダウンターンは容器蓋にキャップを保持しているカムインターフェイスの移動経路に関連した一連の機能部分を紹介している、図113で紹介した容器蓋の側面図である。

図127は、図60から図65の工程で紹介したキャップの方向に対して対向する方向で回転するツールを用いるように変形例を適合させて容器蓋の底壁からスコアラインを破断してテアパネルを開封させている、図42で紹介した容器蓋の別の変形例を紹介している上部等角図である。

図128は、図127で紹介した容器蓋を変形させた蓋の底面等角図である。

図129は、図127で紹介した容器蓋を変形させた蓋の平面図である。

図130は、ツールには容器蓋のテアパネルを画定するスコアラインを破断する複数の切歯、容器内に保存された容量を分配する複数の分配開口部、キャップおよび容器蓋間で複数のアセンブリ配向を可能にする複数回繰り返される機構を備えている、図127で紹介した容器蓋を開封するためのツールを紹介している上部等角図である。

図131は、図130で紹介したツールの底面等角図である。

図132は、容器蓋の分配開口部に沿った複数の分配開口部のうち1つを有する容器アセンブリ上に取り付けられたツールを示している、図130で紹介したツールの平面図である。

図133は、図124で構成された容器アセンブリに取り付けられる図130で紹介したツールの上部等角図である。

図134は、容器アセンブリが容器蓋底壁から破断して、分配構成に曲げられたテアパネルを有していることを示している、図127で最初に紹介した容器蓋を備えた容器アセンブリの上面等角図である。

図135は、容器アセンブリが図134で提示した構成で示され、断面が区切り線135（図132の135）に沿って切り取られている、容器アセンブリの上部等角断面図である。

図136は、容器蓋の変形例がカムトラックの上方に配置されたシーリング構成を用いるように適合されている、図42で紹介した容器蓋のさらに別の変形例を紹介している上部等角図である。

図137は、図136で紹介した容器蓋を変形させた蓋の底面等角図である。

図138は、キャップの変形例はカムフォロアの上方に配置されたシーリング構成を用いるように適合されており、図136で紹介した容器蓋と共に使用する図45で紹介したキャップのさらに別の変形例を紹介している上部等角図である。

図139は、環状のシール構成要素を紹介しており、図138で最初に紹介したキャップの底面等角図である。

図140は、図136で最初に紹介した容器蓋と、図138で最初に紹介したキャップの上部等角分解組立図である。

図141は、図136で最初に紹介した容器蓋および図138で最初に紹介したキャップの底面等角分解組立図である。

図142は、図136で最初に紹介した容器蓋および図138で最初に紹介したキャップの上部等角組立図である。

図143は、断面図が区切り線143（図142の143）に沿って切り取られ、図136で最初に紹介した容器蓋および図138で最初に紹介したキャップの断面立面分解組立図である。

図144は、断面図が区切り線143（図142の143）に沿って切り取られ、図136で最初に紹介した容器蓋および図138で最初に紹介したキャップの断面立面組立図である。

図145は、断面図が区切り線143（図142の143）に沿って切り取られ、図136で最初に紹介した容器蓋および図138で最初に紹介したキャップの断面等角上部分解組立図である。

図146は、断面図が区切り線143（図142の143）に沿って切り取られ、図136で最初に紹介した容器蓋および図138で最初に紹介したキャップの断面等角上部組立図である。

図147は、容器蓋の変形例が容器蓋底壁から除去されている、図136で紹介した容器蓋のさらに別の変形例を紹介している上部等角図である。

図148は、図147で紹介した容器蓋を変形させた蓋の底面等角図である。

図149は、キャップの変形例が切歯を取り除き、安全表示部上にあるプローブのみを示している、図147で紹介した容器蓋と一緒に使用する図138で紹介したキャップの変形例を紹介している上部等角図である。

図150は、図149で最初に紹介したキャップの底面等角図である。

図151は、図147で最初に紹介した容器蓋と、図149で最初に紹介したキャップの上部等角分解組立図である。

図152は、図147で最初に紹介した容器蓋および図149で最初に紹介したキャップの底面等角分解組立図である。

図153は、図147で最初に紹介した容器蓋および図149で最初に紹介したキャップの上部等角組立図である。

図154は、図147で最初に紹介した容器蓋と、図149で最初に紹介したキャップの底面等角組立図である。

図155は、断面図が区切り線155（図153の155）に沿って切り取られ、図147で最初に紹介した容器蓋および図149で最初に紹介したキャップの断面立面分解組立図である。

図156は、断面図が区切り線155（図153の155）に沿って切り取られ、図147で最初に紹介した容器蓋および図149で最初に紹介したキャップの断面立面組立図である。

図157は、断面図が区切り線155（図153の155）に沿って切り取られ、図147で最初に紹介した容器蓋および図149で最初に紹介したキャップの断面等角上部分解組立図である。

図158は、断面図が区切り線155（図153の155）に沿って切り取られ、図147で最初に紹介した容器蓋および図149で最初に紹介したキャップの断面等角上部組立図である。

図159は、変形例がつまみの空洞を紹介しており、切歯がつまみの空洞のうち1つの底壁内に形成されている、図136で紹介した容器蓋と一緒に使用する図138で紹介したキャップの変形例を紹介している上部等角図である。

図160は、図159で最初に紹介したキャップの底面等角図である。

図161は、図136で最初に紹介した容器蓋と、図159で最初に紹介したキャップの上部等角分解組立図である。

図162は、図136で最初に紹介した容器蓋および図159で最初に紹介したキャップの底面等角分解組立図である。

図163は、図136で最初に紹介した容器蓋および図159で最初に紹介したキャップの上部等角組立図である。

図164は、断面図が区切り線164（図163の164）に沿って切り取られ、図136で最初に紹介した容器蓋および図159で最初に紹介したキャップの断面立面分解組立図である。

図165は、断面図が区切り線164（図163の164）に沿って切り取られ、図136で最初に紹介した容器蓋および図159で最初に紹介したキャップの断面立面組立図である。

図166は、断面図が区切り線164（図163の164）に沿って切り取られ、図136で最初に紹介した容器蓋および図159で最初に紹介したキャップの断面上部等角分解組立図である。

図167は、断面図が区切り線164（図163の164）に沿って切り取られ、図136で最初に紹介した容器蓋および図159で最初に紹介したキャップの断面上部等角組立図である。

図168は、変形例が係合するフランジを含め、突出しているつまみを紹介している、図42で紹介した容器蓋と一緒に使用する図45で紹介したキャップの変形例を紹介している上部等角図である。

図169は、図168で最初に紹介したキャップの底面等角図である。

図170は、図42で最初に紹介した容器蓋および図168で最初に紹介したキャップの上部等角組立図である。

図171は、図168で最初に紹介したキャップと共に使用する再封式容器キャップのトルク増強ツールを紹介している上部等角図である。

図172は、図171で最初に紹介した再封式容器キャップのトルクを強化するツールの底面等角図である。

図173は、ツールがキャップに結合される前を示しており、キャップが容器蓋に取り付けられているのが示され、断面が区切り線173（図170の173）に沿って切り取られている、図171で最初に紹介した再封式容器キャップのトルク増強ツールを部分的に分解した立面組立断面図である。

図174は、ツールがキャップに結合されている状態を示しており、キャップが容器蓋に取り付けられているのが示され、断面が区切り線173（図170の173）に沿って切り取られている、図171で最初に紹介した再封式容器キャップのトルク増強ツールの部分的な立面組立断面図である。

図175は、ツールがキャップに結合される前を示しており、キャップが容器蓋に取り付けられているのが示され、断面が区切り線173（図170の173）に沿って切り取られている、図171で最初に紹介した再封式容器キャップのトルク増強ツールを部分的に分解した等角組立断面図である。

図176は、ツールがキャップに結合されている状態を示しており、キャップが容器蓋に取り付けられているのが示され、断面が区切り線173（図170の173）に沿って切り取られている、図171で最初に紹介した再封式容器キャップのトルク増強ツールの部分的な等角組立断面図である。

図177は、付属品がキャップおよび飲料用ストローアセンブリであり、キャップには内側に固定されたキャップライナーおよびキャップアセンブリを容器蓋に固定する回転式外側キャップ構成要素とを備えている、容器蓋と一緒に使用する第1の代表的な付属品の上部等角図である。

図178は、図177で最初に紹介したキャップおよび飲料用ストローアセンブリの底面等角図である。

図179は、容器アセンブリに固定された状態で示された、図177で最初に紹介したキャップおよび飲料用ストローアセンブリの上部等角図である。

図180は、内側で固定されたキャップライナーと回転式外側キャップ部品の機能を詳述しており、この代表的なキャップおよび飲料用ストローアセンブリは、容器アセンブリに固定される前の状態を示しており、断面は区切り線180（図177の180）に沿って切り取られた、キャップおよび飲料用ストローアセンブリの上部等角断面図である。

図181は、代表的なキャップおよび飲料用ストローアセンブリが容器アセンブリに固定された状態を示しており、断面は区切り線180（図177の180）で切り取られている、図180で示したキャップおよび飲料用ストローアセンブリの上部等角断面図である。

図182は、哺乳瓶用乳首を含む容器蓋、付属品と共に使用する第2の代表的な付属品の上面等角図である。

図183は、水漏れしない子ども用キャップを含む容器蓋、付属品と共に使用する第3の代表的な付属品の上面等角図である。

図184は、再封式スポーツボトルの分配機構を含む容器蓋、付属品と共に使用する第4の代表的な付属品の上面等角図である。

図185は、付属品には回転型再封式液体注ぎ口を含み、この回転型再封式液体注ぎ口を閉じた構成で示されている、容器蓋と一緒に使用する第6の代表的な付属品の上部等角図である。

図186は、回転型再封式液体注ぎ口が開いた状態で示されている、図185で最初に紹介した回転型再封式液体注ぎ口の上部等角図である。

以下の詳細説明は、本質的には単なる代表的なものにしか過ぎず、記述された実施形態又は記述された実施形態の用途および使用を限定するものではない。本明細書において、「代表的」又は「例示的」という用語が使用される場合、「例、事例、又は図解として役立つ」ことを意味する。本明細書において「代表的」又は「例示的」と記述された実施形態は、他の実施形態よりも好ましい又は有利であると必ずしも解釈されるべきではない。以下に説明される実施形態の全ては、当業者が本開示の実施形態の作成又は使用を可能にするために提供される代表的な実施形態であり、本請求項で定義されている本開示の範囲を限定することを意図するものではない。他の実施形態では、本発明を不明瞭にしないために周知の機構および方法については詳細に説明していない。本明細書における説明を目的として、「上」、「下」、「左」、「右」、「前」、「後」、「縦」、「横」およびそれらの派生語は図1に示す通り、本発明に関連するものとする。さらに、先行する技術分野、背景、概要又は以下の詳細説明で提示される明示又は黙示の理論に拘束されるつもりはない。添付の図面で図解され、以下の明細書で説明される特定の装置および工程は、添付の特許請求の範囲に定義された発明概念についての単なる代表的な実施形態であることも理解されたい。従って、本明細書において開示される実施形態に関連している具体的な寸法および他の物理的特性は、本請求の範囲に明示的に記載されていない限り、限定的とみなされるべきではない。

図1から図12の飲料容器として例示される容器100は、容器の円筒状側壁202、容器を密閉密封する容器密閉底壁204とを含み、容器の円筒状側壁102、および容器を密閉する容器密閉底壁204の反対側端部にある容器の円筒状側壁102に接合された再封式容器蓋110と一体的に形成される。図示した実施態様において、容器100は一般に缶と呼ばれる飲料容器であり、容器を密閉する容器密閉側壁204および容器の円筒状側壁102は、別の方法で周知されている工程を用いて1枚のアルミニウム材料から形成される。このアルミニウム材料は、飲料缶業界で一般的に使用されている軽量のアルミニウム合金である。再封式容器蓋110は、同じ軽量のアルミニウム合金で作られ、同様に周知の工程を用いて側壁の上端部に接合されるのが好ましい。再封式容器蓋110は、再封式容器蓋の上面114から容器100へと下方へ延在するキャップ受部ソケット130を含む。キャップ受部ソケット130は、再封式容器蓋110の周縁部または注ぎ口付近に形成され、当技術分野で慣習的であるように、容器100からの飲用を可能にする。再封式容器キャップ160は、キャップ受部ソケット130に嵌合し、以下でより詳細に説明する方法で係合する。容器100にある容器の円筒状側壁202は、炭酸飲料用に用いる場合など、特に加圧された内容部と一緒に使用するためにより優れた構造統合性を提供するべく、上端部および下端部の両方で先細となっていることが好ましい。

再封式容器蓋110は、飲料容器の容器の円筒状側壁102の上部開口端部に接合された外周部を有し、周知の工程を用いて、飲料を収容する筐体を形成する。その中に収容される飲料は限定されないが、炭酸飲料も非炭酸飲料も含み、力良品および非食料品も含むことができる。キャップ受部ソケット130は、再封式容器蓋110の再封式容器蓋上面114に一体的に形成され、容器100に下方へ延在するキャップ受部ソケットの円筒状側壁132、およびキャップ受部ソケット底壁134とを含む。キャップ受部ソケット底面パネルの環状スコアライン136は、缶が開封される際に、缶へ押し込まれるキャップ受部ソケット底面パネルのテアパネル138（図13B、図13Cおよび図13Dを参照）を形成するために、キャップ受部ソケット底壁134に形成される。開封位置において、キャップ受部ソケット底壁のテアパネル138は、キャップ受部ソケット底面パネルの環状スコアライン136が円形またはループを完全に形成しないという事実によって、キャップ受部ソケット底壁134に接続されたままである。テアパネルヒンジ139が形成され、キャップ受部ソケット底壁134には刻み目が入らない（図5を参照）。

図で見られるように、再封式容器キャップ160は、実質的にキャップ受部ソケット130内で嵌合するように寸法決めされ、カム形状をしたキャップ底面166およびキャップの再封式容器キャップの円筒状側壁162との間に配置される平坦な環状キャップ底部のシーリング面167を含む。図9において、キャップ受部ソケット130のキャップ受部ソケット壁134は、キャップ受部ソケットの円筒状側壁132およびキャップ受部ソケット底面パネルの環状側壁132とキャップ受部ソケット底面パネルの環状スコアライン136との間に配置されるキャップ受部ソケット底面パネルの平坦な環状面140を含むことができる。取り付けの際、図13Dで示す「再封した」位置の状態では、再封式容器キャップ160の平坦な環状キャップ底面シーリング面167は、キャップ受部ソケット130の底面にあるキャップ受部ソケット底面パネルの平坦な環状面140と接触し、容器100を効果的に再封する。

再封式容器蓋110は、浅型な再封式容器蓋上面補強構造118を有し、2つの目的を果たす。第1に、再封式用蓋上面補強構造118は、再封式容器蓋110により大きな強度を提供する補剛構造として機能する。これは、再封式容器蓋110が容器の円筒状側壁102および容器を密封する容器100の容器密閉底壁204と同じアルミニウム合金で作られている場合に特に有利である。第2に、再封式容器蓋上面補強構造118は、最初に開封方向へ操作し、次に、着座方向において、ヒンジ付きプルタブは開封後に位置決めされるプルタブを用いている先行技術の飲料容器に慣れている消費者によく知られた外観をもたらす。

図2、図3および図5で見られるように、キャップ受部ソケット130のキャップ受部ソケットの円筒状側壁132は、実質上同じ平面上に配置され、側壁22に一体的に形成されている、等間隔のソケット側壁カム係合突起部150を複数有する。図5では、再封式容器蓋110の外側円筒状側壁132を示し、他の図は再封式容器蓋110の内側キャップ受部ソケットの円筒状側壁132を示しているため、図5では、くぼみまたは凹部として1つの突起部を示す。ソケット側壁のカム係合突起部150は、容器100を開封・再封するために、以下で説明する方法で再封式容器キャップ160と協働する。

図5から図7を参照すると、再封式容器キャップ160は、タンパー防止表示部として機能する半径方向に延在するキャップスカート170を有する。図1で見られるように、容器100を開封する前に、半径方向に延在するキャップスカート170は、再封式容器蓋110の再封式容器蓋の平面上面外部119と同一平面上に着座する。スカートは、再封式容器キャップ160と一体的に形成され、プラスチック材料で作られるのが好ましい。半径方向に延在するキャップスカート170は、半径方向外側に延在している、一連の半径方向に延在するキャップスカートにある脆弱なスコアライン172を含み、これは、缶の開封操作を行っている間、破断するように操作できる。スコアライン172の破断は、再封式容器キャップ160を捩じられるか、回転され、それによりキャップ受部ソケット130に下方へ進む際、下方へ駆動されるスカート170によって行われる。飲料容器を開封すると、結果として、半径方向に延在するキャップスカート170の破断したスコアライン172によって明らかであり、角度のある上方へ延在し、結果として、半径方向外側に、かつ半径方向上方へ延在する破断したスコアライン172によって形成される、半径方向に延在するキャップスカート170の部分によるのが好ましい。

再封式容器キャップ160は、プラスチックを成形した材料で作られ、キャップ受部ソケット130内に実質的に嵌合するように寸法決めされ、再封式容器キャップの円筒状側壁162の下端部または内端部に形成されたカム形状のキャップ底面166を含むのが好ましい。カム形状のキャップ底面166は、再封式容器キャップ160の中心軸に対して偏心して配置され、再封式キャップ160がキャップ受部ソケット130に取り付けれる際にキャップ受部ソケット130に下方へ延在する、一体的に形成された形状または尖ったオフセット突出切歯168を含むことができる。取り付けれる際、オフセット突出切歯168は、キャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン136の真上に配置され、再封式容器キャップ160が容器100を開封中に下方へ移動する際、オフセット突出切は168は、テアパネルヒンジ139の隣にある、キャップ受部ソケット底面パネルの環状スコアライン136の先頭部分で缶を穿刺し、その後、キャップ受部ソケット底面パネルの環状スコアライン136に沿って、テアパネルヒンジ139の対向する端部上にある終端へと徐々に破断を伝搬する。

カム形状のキャップ底面166は、再封式容器キャップ160の中心軸に配置され、再封式キャップ160がキャップ受部ソケット130に取り付けれる際にキャップ受部ソケット130に下方へ延在する、中心に置かれた突出切歯169を含むことができる。取り付けれる際、突起部169は、
キャップ受部ソケット底面の中心に置かれた「X」字状のスコアライン142の真上に配置され、再封式容器キャップ160が容器の開封中に下方へ移動する際、突起部は、キャップ受部ソケット底面パネルの中心に置かれた「X」字状のスコアライン142で缶を穿刺し、それにより、内圧を緩和し、オフセット突出切歯168によるキャップ受部ソケット底面パネルの環状スコアライン136の破断を助ける。

容器100の開封操作は、キャプ受部ソケット130および再封式容器キャップ160との間にカム構造を形成することで可能になる。特に、カム溝面180は、再封式容器キャップ160の再封式容器キャップの円筒状側壁162に形成される。ソケット側壁のカム係合突起部150は、カム溝面180に嵌合して係合し、再封式容器キャップ160が消費者によって手で捩じられるような場合、再封式容器キャップ160の回転運動は、再封式容器キャップ160の直線運動に変換され、結果として、キャップ受部ソケット130に対して下方にキャップを駆動させる。再封式容器キャップ160が下方へ移動すると、キャップ受部ソケット底面パネルの環状スコアライン136は、オフセット突出切歯168によって破断され、結果として、キャップ受部ソケット底面パネルの環状スコライン135に沿って、その終端まで破断を徐々に伝搬する。別の実施様態において、オプションのキャップ受部ソケット底面パネルの中心に置かれた「X」字状のスコアライン142は、キャップ受部ソケット底面パネルの環状スコアライン136がオフセット突出切歯168によって破断される直前に、中心に置かれた突出切歯169によって切断されることがあり、それにより、内圧を緩和し、オフセット突出切歯168によるキャップ受部ソケット底面パネルの環状スコアライン136の破断を助ける。

図8で見られるように、再封式容器キャップ160は、飲料容器を開封する準備ができた際に消費者が掴むことができ、また、下記で説明するように、開封後飲料容器を再封するための再封式容器キャップグリップ要素174を含む。カム面およびその延伸方向の輪郭に応じて、キャップは一方向、開封には時計回り、再封には反対方向、反時計回りで回転させ、飲料の消費中にキャップを取り外し、その後、内容物が完全に消費されていない場合、飲料容器を再封するために缶の開封方向へと再度戻すことが好ましい。3つのソケット側壁カム係合突起部150の配置における対称性は図9で示されており、この3つのソケット側壁カム係合突起部150は、ほぼ120度の等角間隔で配置されている。各突起部は、対応するカム溝面180、より具体的には、第1のカム溝面181、第2のカム溝面182、および第3のカム溝面183に係合する。図示した実施態様で見られるように、再封式容器キャップ160の再封式容器キャップの円筒状側壁162は、溝を形成するように輪郭が作られ、3つのカム溝面181、182、183を形成することになる。カム面またはカム機構181、182、183は、再封式容器キャップを1/4回転以上回転させずに開封位置に進ませるように設計された方法で成形されて傾斜しており、ラジアンで測定すると、これはわずか1〜2ラジアンとなる。突起部およびカム要素の数は変更できますが、3つがコストと有効性とのバランスをもたらす。

キャップの再封式容器キャップの円筒状側壁162は、図10および図11で最も良く見られるように、等間隔の3つのカム溝面181、182および183を含む。カム溝面181および182、ならびに面を横切って延在する再封式容器キャップグリップ要素174は、図10で最も良く図示されている。再封式容器キャップ160の再封式容器キャップ底面164には、穿刺要素として機能し、キャップ受部ソケット底部パネルの中心に置かれた「X」字状のスコアライン142を穿刺する、中心に置かれた突出切歯169を含み、同様に穿刺要素として機能するオフセット突出切歯168をさらに含む。突出部168は、キャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン136の内側に並置されたキャップ受部ソケット130のキャップ受部ソケット底壁134に作用するように設計され、成形されている。再封式容器キャップ160が、図10に示された未開封位置から回転する際、カム構造は回転運動を並進運動に変え、結果としてキャップを内側に移動させる。再封式容器キャップ160が内側に移動すると、オフセット突出切歯168は、図11に示す位置に達するまで回転するのが好ましく、キャップ受部ソケット底壁134の一部が破断して内側に押し込まれ、完全なループまで延在していないキャップ受部ソケット底面パネルの環状スコアライン136によってキャップ受部ソケット底壁134にヒンジで連結されたままのキャップ受部ソケット底面パネルのテアパネル138を形成する。オフセット突出切歯168は、キャップ受部ソケット底面パネルの環状スコアライン136の先頭部から開始し、90度だけ移動する。結果として、オフセット突出切歯168は、一部の長さのみ移動することになる。キャップ受部ソケット底部パネルのテアパネル138を押し出すのは、キャップ受部ソケット130のキャップ受部ソケット底壁134の平面を通過するカム形状のキャップ底面166の本体である。カム形状のキャップ底面166は、平坦な環状キャップ底面シーリング面167から突出していることに留意されたい。

開封位置と再封位置との間で移動するキャップの断面図を図13Aから図13Dに示す。図13Aにおいて、再封式容器キャップは、飲料容器を開封する前の断面図で示されている。結果として、キャップ受部ソケット130のキャップ受部ソケット底壁134、キャップ受部ソケット130のキャップ受部ソケットの円筒状側壁132、および再封式容器蓋上面114は、再封式容器蓋110を形成する。再封式容器キャップ160は、貯蔵位置、つまり、缶の開封前の状態で示されており、図13Aにおいて、キャップ受部ソケット底壁134は、穿刺されておらず、容器100の内容物は密閉されており、長期的な保存が可能となる。再封式容器キャップのグリップ要素174は、第1の未開封位置で示されている。この位置において、再封式容器キャップ160の平坦な環状キャップ底面シーリング面167は、キャップ受部ソケット底壁134の上に離間されているが、オフセット突出切歯168は、キャップ受部ソケット底面パネルの環状スコアライン136に接しているか、軽く接している。同様に、中心に置かれた第2の突出切歯169が再封式容器キャップ160の下端部の中心に使用される場合で、軽く接しない場合、スコアライン44に対して近接して配置もされる。

再封式容器キャップ160は、図13Bに示すように、約90度時計回りに回転する。カム溝面180およびソケット側壁カム係合突起部150間の係合は、突起部がスコアラインの内側に沿って移動する際に、オフセット突出切歯168がキャップ受部ソケット底面パネルの環状スコアライン136を破断するのに十分な距離だけ再封式容器キャップ160を下方に並進させる。この破断が、オフセット突出切歯168によって容器100の内側に押し込まれ、テアパネルヒンジ139の周りで下方に回転することによってキャップ受部ソケット底面パネルのテアパネル138を形成し、テアパネルヒンジ139は、キャップ受部ソケット底面パネルの環状スコアライン136に対向する端部間に及ぶように形成される。スコアライン136に対向する端部は、キャップ受部ソケット底部パネルのテアパネル138向けにテアパネルヒンジ139の旋回軸を画定して配置するように位置決めされる。

キャップ受部ソケット底部パネルのテアパネル138が形成され、再封式容器キャップ160がソケットに対して最も内側の位置に配置された後、消費者は次に、好ましくは、再封式容器キャップのグリップ要素174を回すことによって、再封式容器キャップ160を反時計回りに回転させることになる。
再封式容器キャップ160は図13Cに示されており、容器100から分離され、消費者がポケットにしまうことができ、消費者が容器100の内容物のすべてを消費しないことを選択した場合にすぐに取り出せる位置に配置することができる。飲料容器が開封されたことの証拠として、半径方向に延在するキャップスカート170は、脆弱なスコアラインが破断した結果として上方へ傾斜することができ、スカートの各部分は上方向に偏向されるようになる。また、反時計回りに回転する場合、カム溝面180およびソケット側壁カム係合突起部150は、最終的に分離し、再封式容器キャップ160が容器100から解放されることを可能にする。

消費者が容器100を再封したい場合、図13Dに示すように、カム溝面180をソケット側壁カム係合突起部150に係合させることによって、再封式容器キャップ160を消費者によってキャップ受部ソケット130に接触される。これが発生すると、時計回りの回転により、再封する着座調節が、キャップ受部ソケット底壁134のキャップ受部ソケット底部パネルの環状平坦面140と、再封式容器キャップ160の平坦な環状キャップ底面シーリング面167との間で行われるまで再封式容器キャップ160は下方へ並進し、それにより、容器100の内容物を新鮮で異物から安全に保つことができる。内容物が炭酸化される場合、密封は炭酸化を保持することになる。

再封式容器キャップ160は、すべての内容物が消費されるまで飲料容器の内容物を入手するのに何度でも取り除かれることができる。容器100に収容できる飲料やその他の内容物の種類には制限はないが、通常、「缶詰」飲料には、ソーダ、ビール、ジュースなどが含まれる。また、容器の内容物は、食品、非消耗の液体、ゲル、パウダー、その他同種類のものでなり得るのは本発明の範囲内でもある。

本明細書で開示するカム手段は、容器100向けに他の機能を提供するキャップに使用することができる。例えば、再封式容器キャップ160のバリエーションは、幼児用シッピーカップのような、幼児が容器100からこぼさずに飲むことができる、上側、外側端部に形成された飲料用道具を備えた再封式容器キャップ160を通って延在する通路を含むことができるものとなる。あるいは、再封式容器キャップ160は、調整粉乳、ジュース、水またはその他幼児に適した飲料を供給するための幼児用乳首を用いて形成することができる。シッピーカップや哺乳瓶用乳首などのような飲料用道具を使用する場合、
再封式容器キャップ160は、それでもなお、容器を開封するのに使用されなければならず、次に第2の「キャップ」を使用して内容物を消費することができる。いずれの場合においても、容器100がキャップ受部ソケット130のキャップ受部ソケットの円筒状側壁132に形成されたソケット側壁カム係合突起部150を含む限り、開封キャップおよび飲料用道具は、容器100とは別売りとすることができる。

幅広い範囲のプラスチック材料を使用して再封式容器キャップ160を形成することができるが、セラミックおよび金属を含むその他の材料を使用することができる。しかし、これらのようなより硬度のある材料の場合、それぞれが可能な限り最良の密封を確保するために、ソケット130と対向する環状面140、167、およびキャップ160との間にガスケットを配置することが必勝な場合がある。

本明細書で説明される実施態様では、ソケット130およびキャップ160を容器100の上部に配置するが、容器100の容器密閉底壁104に同じ開封構造および再封構造を有することが可能である。また、本明細書では円筒状容器100を説明したが、他の形状をした容器、例えば、楕円形、長方形、六角形、八角形などを使用することもできる。

キャップ受部ソケット130の底部にある脆弱なキャップ受部ソケット底面パネルの環状スコアライン136の好ましい形状は、密封端部および開封端部を備えている円形形状である。内側のスコア（浅い線）は、ソケットの円筒状側壁に向かって弧を描く曲線で修了し、テアパネルが容器内で失われないようにする。外側のスコアライン（深い線）は、内側のスコアラインから間隔を空けた円形で修了します。上述したように、一旦破断されると、パネルを蓋と接触させた状態に維持するテアパネルのヒンジで連結された部分がある。

穿刺要素として説明したオフセット突出切歯168は、再封式容器キャップ160が回転する間、キャップ受部ソケット底面パネルの環状スコアライン136の内側に沿ってより深く、半径方向に移動する単一の接点であることが意図されている。オフセット突出切歯168はまた、キャップ受部ソケット底部パネルのテアパネル138を容器内により深くさらに駆動するための追加領域を含むこともできる。単一点は、キャップ受部ソケット底部パネルのテアパネル138を画定するキャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン136を破断するためにより多くの力を加えるが、二次的な方法で作用する追加領域は開封工程において助けとなる。

キャップ受部ソケット130で使用されるソケット側壁カム係合突起部150は、（ネジ付き設計と比較して）非常に浅いソケット130の使用を可能にし、さらに再封式容器キャップ160の確実な開閉および密封を提供する。ソケット側壁カム係合突起部150の設計はまた、開封、密閉、および取り外し可能なキャップ位置に対して確実な停止を提供する。図10および図11で見られるように、各カム溝面181、182、183は、傾斜したカム溝面部184、カム溝面下部戻り止め部186、およびカム溝面上部戻り止め部188とを備えている。一旦取り付けられると、3つのソケット側壁カム係合突起部150は、輸送中または貯蔵中、戻り止め部が再封式容器キャップ160をキャップ受部ソケット130から分離されないように防止し、再封式容器キャップ160が再封位置に配置される際、シーリング位置に戻ることがないように防止する。これは図11を参照して説明でき、ここで、ソケット側壁カム係合突起部150は破線の円で示されている。再封式容器キャップ160が未開封位置の状態にある時、各ソケット側壁カム係合突起部150（破線の円で示されている）は、カム溝面下部戻り止め部186の隣に位置することになる。カム溝面下部戻り止め部186は、例えば、振動等により、突起部150が傾斜カム溝面部184から出る場合、ソケット側壁カム係合突起部150が第1カム溝面181から離れた位置に再封式容器キャップ160が向くことを防止する。同様に、再封式キャップ160が意図的に時計回りに回転して、飲料容器を開封あるいは再封する場合、突起部はカム溝面上部戻り止め部188の上を通過して、カム溝面上部戻り止め部188とソケット側壁カム係合突起部150間の静合によってロックされた状態になる。カム溝面上部戻り止め部188は、結果として、再封式キャップ160が不注意にシーリング位置から後退することを防止する。従って、再封式容器キャップ160は、戻り止め部186、188によって2つの位置で支持される。第1位置は輸送保持位置と呼ばれ、第2位置は密閉位置と呼ばれる。再封式容器キャップ10の回転軸に沿って測定される2つの戻り止め部間の距離は、再封式容器キャップ160の再封面とキャップ受部ソケット底壁134に関連する面間の距離に等しい。輸送保持戻り止め部、またはカム溝面下部戻り止め部186は、安定して半径方向に延在するキャップスカート170と再封式容器キャップ160の平坦な上縁部との間にある干渉、ならびに穿刺要素またはオフセット突出切歯168、およびキャップ受部ソケット底部パネルのテアパネル138との間の干渉により、再封式容器キャップ160の回転運動を制限する。

再封式容器キャップ160を開封方向、例えば、時計回りに回転させると、ソケットの円筒状側壁上にあるソケット側壁カム係合突起部150がカム溝面180の傾斜カム溝面部184に従い、緩やかなランプを形成し、再封式容器キャップ160の回転運動を、再封式容器キャップ160を容器100の内側に駆動させる直動運動または並進運動に変換させる。これは、オフセット突出切歯168をキャップ受部ソケット底部パネルのテアパネル138に係合し、キャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン136を破断させるのに必要な力を供給する。再封式容器キャップ160を開封方向でさらに回転させると、ソケット側壁カム係合突起部150がカム溝面上部戻り止め部188に到達するまで、キャップ受部ソケット底部パネルのテアパネル138が軌道を離れて次第に容器100の内部へと押し込まれる。密閉位置直前のカム溝面180の傾斜カム溝面部184上より若干高い点は、再封式容器キャップ160の後退を防止するのに必要な抵抗を供給する。

再封式容器キャップ160を開封方向とは反対に回転させると、ソケット側壁カム係合突起部150は開始位置まで同じ経路に従うが、開封後、安定して半径方向に延在するキャップスカート170およびキャップ受部ソケット底部パネルのテアパネル138が輸送保持またはカム溝面下部戻り止め部186、およびカム溝面180間の空隙との間に干渉をもたらさないので、ソケット側壁カム係合突起部150は、輸送保持またはカム溝面下部戻り止め部186を通り過ぎ、再封式容器キャップ160が容器から解放されることを可能にする。

本明細書で説明し、図示した実施態様において、代表的なカム溝面180は、下部戻り止め部186および上部戻り止め部188（それぞれ）で対向する下端部および上端部で修了する傾斜部を有する溝として示され、それにより、全体のカム溝面またはカム要素181、182、183は、再封式容器キャップ160の再封式容器キャップの円筒状側壁162に形成された。カム溝面またはカム要素181、182、183を突起部またはボスとして表面から形成するか、それを一体的に形成するか、または再封式容器キャップ160に接合した個別の部品として形成することも同様に可能である。さらに、カムフォロアとして機能するソケット側壁カム係合突起部150は、キャップ受部ソケット130のキャップ受部ソケットの円筒状側壁132から突出しているが、キャップ受部ソケット130は、カム面181、182、183と共に形成されてもよく、カムフォロアまたはカム係合突起部150は、再封式容器キャップ160上に形成されてもよい。カム面181、182、183の正確なサイズおよび形状は、容器100の特定ニーズに対応するように選択できる。全体的な目標は、消費者が過剰な労力を働かせずに適用できる操作可能なトルクをもたらす構造を選択することである。

上述した構造は、周知の処理工程の一部を新しい工程、修正した工程、または回避された工程と組み合わせた、独自の製造工程を用いて構築することができる。図14のフローチャートで図示するように、容器100を製造する1つの特に好ましい方法において、予め形成された再封式容器蓋110がシェルプレスから供給される。次に、変換プレスを用いて、再封式容器蓋110にキャップ受部ソケット130が形成される。そして、変換プレス内で、同時またはキャップ受部ソケット130が形成された後のいずれかで、キャップ受部ソケット130の底部にスコアラインが形成される。再封式容器キャップ160は、射出成形またはその他適切な手段によって形成され、再封式容器キャプ160はアセンブリラインに供給され、そこでソケットに挿入される。再封式容器キャップ160はその後、ソケット周囲の3つのダイスを間隔をあけて配置して突起部をプレス成型し、すべて共通の平面上に中心を置いてソケットに固定される。ダイスはキャップ受部ソケット130の円筒状側壁に対して内側に押し付けられ、再封式容器キャップ160は、ダイスが内側に押す力に対してマンドレルとして作用し、結果として、カム溝面180の溝に突起するソケット側壁カム係合突起部150を形成する。再封式容器蓋110または端部が包装されて瓶詰業者に送られると、瓶詰業者はその後、従来の加工工程を用いて、様々な缶やその他飲料容器のいずれかに蓋を固定することができる。

上述の工程は、先行する製造技術よりも数々のコストおよび環境上の利点を達成する。まず、従来、プルタブを缶蓋に固定するために使用されていた、蓋を加工してリベットを形成する必要がない。プルタブを必要としないので、リベットが不要である。リベットは、蓋をより強力で、より厚い材料から製造する必要があり、通常、側壁と底部を構成する材料に相対した、異なるアルミニウム合金から構成される。さらに、従来の工程では、第3の異なるアルミニウム合金製の可能性があるプルタブの形成が必要となったはずである。3種類のアルミニウム材料を使用することは、リサイクルに関する問題を提示したが、本発明では、単一の材料を使用して缶本体および缶蓋を形成することができる。

図15を参照すると、製造工程のさらなる変形例が開示されている。第1の工程では、予め形成された再封式容器蓋110は、すでに形成されたキャップ受部ソケット130を備えたシェルプレスから供給される。次の工程では、再封式容器蓋110およびキャップ受部ソケット130は変換プレスに対して方向を揃えて配置される。次に、変換プレス内で、キャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン136が、キャップ受部ソケット130の底部に形成される。成型された再封式容器キャップ160は、アセンブリラインに設けられ、成型された再封式容器キャップ160に挿入される。成型された再封式容器キャップ160は、上述した方法でソケット側壁カム係合突起部150を形成することによってキャップ受部ソケット130に固定され、その中において再封式容器キャップ160は、突起部の形成中、マンドルとして機能する。次に、固定された再封式容器キャップを備えた160再封式容器蓋110は、瓶詰業者または他者に包装されて出荷され、従来の充填、密封を行い、顧客へ出荷する。前述した製造工程と同様に、再封式容器蓋110にリベットを形成する必要はなく、プルタブをリベットに取り付ける必要はない。これらの工程を回避するとコストが削減され、結果としてリサイクルがしやすい製品となる。

図18から図35で示す容器200の別の実施態様では、容器の円筒状側壁202および対向する軸方向端部を有する本体を含む。容器100および容器200は、同様の機構が多数含まれている。容器100および容器200の同様の機構は、先頭に付いている数字「2」を除いて同じ符号が付いている。容器200は、前の実施態様（容器100）のものと同様に、清涼飲料、ジュース飲料、ビールなどを含む多種多様な飲料用に今日使用される、一般的なアルミニウム缶のサイズおよび形状で示されている。容器100の上端部または蓋にある機構において、本体自体は先行技術とは異なり、本発明の機構は、容器200の開封と再封を可能にする。

容器密封底壁204（図20参照）は、アルミニウム缶を製造する周知の方法で容器側壁202の軸方向端部の1つに一体的に形成される。しかし、本体（202、204）は他の材料で製造されてもよく、スタイル、機能またはその両方の組み合わせに応じて、他の形状を有してもよい。再封式容器蓋210は、容器の円筒状側壁202によって画定された開封端部において、飲料を本体（202、204）に充填した後、再封式容器蓋または上部110を容器200への取り付けによく目にする、周知の方法で本体の開封軸方向端部に取り付けられる。取り付け後、再封式容器蓋210、容器密閉底壁204および容器の円筒状側壁202は密閉された内部空間を画定する。

キャップ受部ソケット230は、再封式容器蓋210に形成され、円筒状側壁110およびキャップ受部ソケット底壁234とを含む。キャップ受部ソケット230は、再封式容器蓋210の周縁部に接近するように偏心して配置され、開封後の飲用および注ぎ込みを容易にする。キャップ受部ソケット230は、キャップ受部ソケット底壁234の周縁部からわずかに挿入され、キャップ受部ソケット底部パネルで実質的に閉じているループ状のテアパネル238を形成する、キャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン236をさらに含む。キャップ受部ソケット底部パネルの中心にあるスコアライン242が、キャップ受部ソケット底壁234の中心に設けられ、キャップ受部ソケット底壁234の中心にある2本の線の交差で「X」を形成する2本の交差するスコアラインを含むことが好ましい。キャップ受部ソケット底壁234は、キャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン236内のキャップ受部ソケット底壁234の周囲部に等距離に間隔を空けた、ソケット底部パネルランプ290、291、292をさらに含む。異なる数のランプを使用できるが、3つが好ましい。ソケット底部パネルランプ290、291、292は、キャップ受部ソケット底壁234に一体的に形成される。

キャップ受部ソケット230は、側壁110に形成され、等距離に離間したソケット側壁カム係合突起部252、254、256をさらに含む。図22および図34に示すような内側から見ると、突起部が側壁材料から形成されているため、突起部124および128のような突起部はくぼみとして示されている。再封式容器蓋210はまた、前の実施態様のように、再封式容器蓋上面補強構造218を含み、容器200の開封機構および再封機構の使用方法を消費者に通知するための説明文を含むことができる。

再封式容器キャップ260は、キャップ受部ソケット230に嵌合し、再封式容器キャプの円筒状側壁262および底壁136とを含む。一連のカム溝面281、282、283は、再封式容器キャップ260の再封式容器キャップの円筒状側壁262に等距離に間隔を空けた位置で設けられ、再封式容器キャップ260がキャップ受部ソケット230内に取り付けられた際、キャップ受部ソケット230のカム係合突起部252、254、256をそれぞれ受けるように設計されている。
この点において、容器200の実施態様は、容器100の実施態様と同様である。容器の取り付け時および容器開封前に、再封式容器キャップ260は、図30から図32に示すようにキャップ受部ソケット230内に着座する。

再封式容器キャップ260は、消費者が時計回り方向または反時計回り方向のいずれかでキャップを回すことができるように、再封式容器キャップ260の上端部にある再封式容器キャップハンドルまたはグリップ要素274をさらに含む。前の実施態様に示すように、再封式容器キャップ260の上縁部には、耐タンパー機構を設けた半径方向に延在するキャップスカート270が設けられており、それにより、キャップが回転して再封式容器キャップ260をキャップ受部ソケット230へとさらに加工する場合、このスカートは上方へと延在することになる。半径方向に延在するキャップスカート270および再封式容器キャップ260にあるその他すべての機構は、一体構造でプラスチック材料で一体的に形成されるのが好ましい。本発明の範囲内において、セラミック材料および金属材料を含む、他の材料を使用することもできる。

再封式容器キャップ260の底面中央には、鋭利な中心切開部の突起部269が形成されているので、再封式キャップ260が飲料缶100の開封前にキャップ受部ソケット230内に嵌合される際、鋭利な中心切開部の突起部269の点は、キャップ受部ソケット底部パネルの中心にあるスコアライン242を形成する2本の線の間にある交差点でキャップ受部ソケット230の底面中心に隣接するか、並置される。飲料缶200の開封操作が行われている間、再封式容器キャップ260が下方へ線状移動し、キャップ受部ソケット230へとさらに移動すると、鋭利な中心切開部の突起部269は、キャップ受部ソケット230のキャップ受部ソケット底壁234を穿刺する。

オフセット突出切歯268は、再封式容器キャップ260底面の外側領域に沿って形成されているので、再封式容器キャップ260がキャップ受部ソケット230に嵌合される際、飲料缶100の開封前に、鋭利なオフセット突出切歯268の点は、図30に最も良く示されているように、キャップ受部ソケット230の底面に形成されたキャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン236と並んで配置される。飲料缶100の開封操作が行われている間、再封式容器キャップ260が下方へ線状移動し、キャップ受部ソケット230へとさらに移動すると、鋭利なオフセット突出切歯268は、キャップ受部ソケット230のキャップ受部ソケット底壁234に形成されたキャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン236を破断する。

容器200の実施態様がどのように動作するかを理解するために、開封前における飲料容器の平面図である図25を参照する。任意で再封式容器蓋上面補強構造218は、再封式容器キャップ260の使用方法に関する説明と共にエンボス加工、印刷またはその他の方法で印がつけられる。最初に、消費者は、再封式容器キャップ260を時計回りの方向で旋回または回転させることによって飲料容器を開封するように指示される。ランプ上の傾斜度および螺旋溝上の傾斜度は、容器200がソーダ間のような従来の飲料容器を開封するのに用いられるのと同じまたは同様の量の力で開封できることを保証するように選択される。これは、キャップの回転運動が45度から90度の範囲であることによって達成することができる。

再封式容器キャップ260が最大限に回転または旋回した後、再封式容器キャップ260は、キャップ受部ソケット底部パネルのループ状テアパネル238を缶に押し込むが、テアパネル238は、キャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン236の両端部間にある蓋の一部を通って再封式容器蓋210に接合したままである。その後、容器200の内容物を飲用するために、消費者は開封回転が開始された起点を過ぎて戻るまで、再封式容器キャップ260を反対方向に旋回、ひねるまたは回転させ、カム係合突起部252、254、256をカム溝面281、282、283の開封領域に配置する。

その点において、再封式容器キャップ260は、消費者によって上方へ引っ張られて容器200から分離され、消費者はその後、キャップ受部ソケット底部パネルで実質的に閉じているループ状のテアパネル238が容器100に押し込まれている結果として再封式容器蓋210に形成された開口部から自由に飲用することができる。消費者が飲み終えても容器200が空でない場合、消費者は再封式キャップ260をキャップ受部ソケット230に押し戻して、再封式キャップ260がキャップ受部ソケット230に完全に着座し、結果として容器200の開口部が密封するまで、再封式容器キャップ260を開封方向と同じ方向で旋回、ひねるまたは回転させることによって、飲料容器を再封または密閉できる。再封状態において、容器200の内容物は新鮮で、炭酸化され（炭酸飲料の場合）、水漏れしない状態を保つことができる（バックパック、ベビーカー、自動車のドリンクホルダー等で保管されている場合など、飲料容器200が不安定な場合）。

本明細書で説明するその他の実施態様に示すように、本発明には、内容物の有無に関係なく、独自の再封機構を備えた組立済みの容器200を含む。本発明にはまた、多種多様な飲料の分配用のアルミニウム缶として通常使用する飲料容器など、容器本体202、204をさらに取り付けることができる、再封式容器蓋210および再封式容器キャップ260を備えた容器サブアセンブリを含む。本発明は、飲料容器を再封式容器キャップ260なしで購入でき、前述したキャップ受部ソケット230が形成された容器200と共にその後使用される再封式容器キャップ260を別途購入できる、再封式容器蓋210または再封式容器蓋210を含む容器200を使用できる再封式容器キャップ260をさらに含む。このように、再封式容器キャップ260は繰り返し再利用することができる。再封式容器キャップ260を容器200とは別途に購入することは、再封式容器キャップ260を繰り返し洗浄して再利用でき、それにより廃棄物を減らすことができるという点で「環境にやさしい」効果を有することになる。

本発明における別の特徴は、図36および図37で図示するように、再封式容器キャップ360を設けることである。再封式容器キャップ260および再封式容器キャップ360は、同様の機構が多数含まれている。再封式容器キャップ260および再封式容器キャップ360の同様の機構は、先頭に付いている数字「3」を除いて同じ符号が付いている。再封式容器キャップ360には、キャップ底面ランプ394、395および396、ならびにカム溝面381、382、および393を含む、上記で提示した機構を含む。その他の実施態様と同様に、再封式容器キャップ360は、ランプが突出するキャップ受部ソケット底壁334を有する。キャップ受部ソケット底壁334の表面外周近傍にはキャップシールリング365が設けられている。キャップシールリング365は、再封式容器キャップ360を構成する材料とは異なるエラストマー材料から製造され、硬質なプラスチック材料で製造されるのが好ましい。キャップシールリング365を形成する材料は、ポートを通じて金型に挿入され、再封式容器キャップ360上に形成されると同時に、再封式容器キャップ360は射出成型される。別の方法として、キャップシールリング365は、再封式容器キャップ360がその金型から取り除かれた後、決まった場所に接着剤で接着できる個別に予め成形された製品であり得る。

中心の鋭利な突起部241は、再封式容器キャップ360の底面中央に形成され、中心の鋭利な突起部241は、設計、位置および機能において上述した鋭利な中心切開部の突起部269と同様である。

オフセット突出切歯368は、再封式容器キャップ360の底面の外側領域に沿って形成され、オフセット突出切歯368は、設計、位置および機能において上述したオフセット突出切歯268と同様である。

キャップシールリング365は様々な熱可塑性エラストマー（TPE）を用いて製造でき、要件は単に、材料が成形しやすく、キャップを構成する材料に付着しやすく、（使用中の）圧力下である程度変形可能であるということなので、精密なものを選択することは設計を選択する上での問題である。シールリングが予め製造され、キャップの端部面または底壁に接着接合されている場合、その他の材料を使用することもできる。しかし、決まった場所でリングを成形することが好ましい。TPEに関しては、熱可塑性ゴムと呼ばれることもあり、熱可塑性およびエラストマー性の両方の性質から構成されるコポリマーのクラスまたはポリマーの混合物である。これらは、再封式容器キャップ360の面にキャップシールリング365を形成するための好ましい方法であり、射出成型に特に適している。

図38では、他の実施態様で見られる3つではなく、2つのランプ390、391が図示されている。本質的に、任意の数のランプを使用することができるが、2つまたは3つは過大なトルクを必要とせずに開封力を生成でき、3つ以上で製造するよりも容易に製造できるという理由から、2つまたは3つがより好ましい。図38で見られるように、図38の実施態様で使用されるキャップは、図38で示すソケット底部パネルランプ390および391と適合する形状および位置にある下端面に2つのランプを有する。

再封式容器キャップ360は、消費者がキャップを一方向に旋回して容器を開封し、その後再封式容器キャップ360を反対方向に旋回して再封式容器キャップ360を取り除き、再封式容器キャップ360がキャップ受部ソケット230に再度挿入されて、再封式容器キャップ360がキャップ受部ソケット230に完全に着座するまで第1の容器開封方向に旋回されるという点においては、前の実施態様におけるキャップと同じ方法で動作する。再封式容器キャップ260は、この完全に着座した位置を図35で示されており、容器200を再封する場合、再封式容器キャップ260の底面264をキャップ受部ソケット230のキャップ受部ソケット底壁234に押して、キャップ受部ソケット230とキャップ間に密封係合を形成する。シールリング367を含む再封式容器キャップ360の実施態様では、この位置で、キャップシールリング365がキャップ受部ソケット230のキャップソケット底壁234に押し付けられて、キャップソケット230および再封式容器キャップ360間の密封関係を強化する。硬質な表面、つまりキャップ受部ソケット230を構成する金属材料と、比較的柔らかい材料、つまりキャップシールリング365を構成するエラストマー材料との間の接触は、容器200の内容物のより良い密封を保証する。これは、ソーダ、ビール等の炭酸飲料に関して言えば、特に有用である。

前述した実施態様において、例えば、図10、図11および図11で見られるように、キャップには再封式容器キャップハンドルまたはグリップ要素174が設けられている。再封式容器キャップグリップ要素374の別の実施態様は、図39および図40で示されており、その中で再封式容器キャップのグリップ要素474には、力の増強またはグリップ強化道具479に適合するのに十分な量だけ離間した、2つの平行した再封式容器キャップグリップ要素の第1交差部材476および478を含み、それは、消費者の手から再封式容器キャップ460にトルクを伝達するのに十分な剛性および強度のある材料で製造された硬貨またはその他の物体などである。硬貨またはその他の物体の直径が大きいほど、再封式容器キャップ460に伝達できる力が大きくなることが理解される。容器300は、再封式容器キャップ460および道具（硬貨）479（硬貨ではないと想定）を含むアセンブリとして販売でき、再封式容器蓋410、再封式容器キャップ460およびグリップ増強器具479を含むサブアセンブリ（容器本体および密封された内容物なし）、または再封式容器キャップ460を単独で販売することができる。貯蔵および輸送を容易にし、かつコストを節約するために、グリップ増強器具479を容器400または再封式容器キャップ460、蓋およびキャップアセンブリの両方またはいずれか一方と共に販売または包装しないことが好ましい。

図41を参照すると、本発明における別の態様には、スコアラインの開封能力または破断能力を強化する方法で、テアパネルまたはパネルを画定するスコアラインを作ることを含む。図41で見られるように、再封式容器蓋410には、キャップ受部ソケット底壁4334を含むキャップ受部ソケット底壁434を含む。キャップ受部ソケット底壁434には、3つのソケット底部パネルランプ490、491および492と、キャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン436によって画定されるキャップ受部ソケット底壁パネルのテアパネル438を含む。
キャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン436は、前述の実施態様の1つと同様に、完全には配置されていないループ状をした形状であり、それによりヒンジは、キャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン436に対向する端部間で画定される。キャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン436は、再封式容器蓋410を製造する成形工程中に製造され、飲料缶の場合、厚さ0.008インチの材料から製造される。スコアライン436は、通常、深さ0.004インチであるので、スコアライン436の下にある蓋410の厚さは通常、アルミニウム飲料缶の場合、約0.004インチの厚さである。蓋410のプレス中に材料の間引きが起こり、本質的には、蓋410を備えた材料が変形されて流れ、スコアライン436の下に薄型の領域が形成される。

プレス工程中に、同じ材料の流れまたは変形の原理を利用すると、キャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン436の一端に、ランプ394、395、396の1つがランプ490、491、492と合わせて、スコアライン436上で作用するスコアライン破面薄型開始領域437が形成される。開封工程の開始時に、ランプ394、395、396はランプ490、491、492と合わせて、フレア上のスコアライン破面薄型開始領域437を押し、これは、アルミニウム缶の場合、容器100、200の側壁102、102の厚さに対して本質的に薄くなっている。言い換えると、穿刺領域の全領域が蓋410の周面に対して薄くなり、スコアライン436を穿刺または破断しやすくする。スコアライン436が穿刺領域437で破断すると、この破断は、スコアライン436の周りで容易にそして予想通りに伝搬し、容器100、200の開封を容易にする。スコアライン破面薄型開始領域437は薄く、結果として、偶発的な開封に弱い可能性があるが、飲料容器の側壁より薄くないので、内圧に耐えることができる。また、ソケット430に着座した際、キャップ460によって偶発的な外部破断から保護される。

本明細書で説明される各実施態様は、環状またはループ状のスコアラインによって画定されるソケットの底壁部分として、キャップ受部ソケット底部パネルのテアパネル138のようなテアパネルと呼ばれる。このテアパネルはまた、キャップ160、260、360、460がソケット130、230、330、430へと降下する際に底壁138、238、338、438の残りの部分から破断するため、「脆弱領域」とも説明することもできる。しかし、テアパネル138、238、338、438または脆弱領域は、実質的に環状またはループ状である必要はなく、実際には、2番目に図示された実施態様を図38に示す。
再封式容器蓋310におけるその他態様のすべては、キャップ受部ソケット底壁334を有するキャップ受部ソケット330を含む前の実施態様と同じであるが、底壁334には、キャップ受部ソケット底部パネルにある「S」字状のスコアライン344を設けており、ソケット底部パネルランプ390および381のキャップおよび係合の下降運動を操作することで破断された際、この破断は、2つに分離したテアパネル338を形成し、開封工程中に内側へ押され、2つのテアパネル338は、キャップ受部ソケット底壁334の反対側上にあるヒンジ領域339によって缶に接合されている。開封工程の間、キャップの底壁中央にある鋭利な突起部は、スコアライン破面薄型開始領域346でスコアライン344の中央部を穿刺することになる。ほぼ同時に、キャップ受部ソケット330のランプ390、391、392、393および再封式容器キャップ360のランプ394、395、396は協働して、ヒンジ339となる位置と対向する位置で、本質的には、キャップ受部ソケット底部パネルにある「S」字状スコアライン344の「ループ状」部分内でテアパネル338を押す。同時に、2つのテアパネル338が形成され、容器100、200の内部に押し込まれる。

開封動作および密閉動作中、再封式容器キャップハンドルまたはグリップ要素274、474は、一方向に好ましくは90度旋回され、その後、再封式容器キャップ260、360、460をソケットから引き出し、グリップ274、474は、反対方向に開始点まで90度旋回される。再封式容器キャップ260、360、460を蓋からすべて取り外すには、溝および突起部が分離され、再封式容器キャップ260、360、460が容器から上方へ自由に持ち上げられるまで、グリップを約10度旋回させる。エンボス加工されたランプ390、392およびデボス加工されたランプ391、393の異なる組み合わせと、異なる数のランプを使用して、求める効果を達成することができる。再封式容器キャップ260、360、460およびキャップ受部ソケット230、330、430のキャップ受部ソケット底壁234、334との間にある空間は、再封式容器キャップ260、360、460が、輸送位置、および開封/再封位置との間で動作する際に線状移動する長さと等しい（アルミニウム缶の場合、約0.055インチ）。テアパネル238、338、438上にエンボス加工されたランプを使用することにより、その距離を2倍にすることができ、テアパネル238、338、438をそのヒンジ239、339、439上で折り曲げて開口部から遠ざけることができる。

ランプを使用するすべての場合において、ランプのピーク高は、ヒンジの近くまたは近接して配置されることが好ましく、これはキャップのカム本体が開口部を押した際にテアパネル238、338、437を外に押し出すのを促進するからである。ランプは、破断したスコアラインをその長さに沿って伝播させるのを促進する。テアパネル238、338、438またはパネル上にあるランプと整合することになるキャップの底部には、対応するランプまたはその他の構造がある。すべてのランプはエンボス加工されている（底部ソケット面から上昇している）が、底部ソケット面の下で始まり、エンボスランプ390、392まで続くデボスランプ391、393と同じであってもよい。キャップ上にあるそれぞれのランプが蓋210、310、410上のデボスランプ内で開始する場合、動作中のキャップ260、360、460における有効直線移動は2倍、3倍、おそらく4倍にすることができる。

図42から図78で図示した再封式容器蓋510は、本明細書で先に説明した再封式容器蓋の概念における別の代表的な変形例である。再封式容器蓋510（図42から図44にて詳述）および再封式容器キャップ560（図45から図47にて詳述）には、再封式容器蓋110、再封式容器蓋210、再封式容器キャップ160、および再封式容器キャップ260の機構とそれぞれ同様の機構の位置を含む。再封式容器蓋510、再封式容器蓋110、および再封式容器蓋210の同様の機構は、先頭に付いている数字「5」を除いて同じ符号が付いている。再封式容器キャップ560、再封式容器キャップ160、および再封式容器キャップ260の同様の機構は、先頭に付いている数字「5」を除いて同じ符号が付いている。

再封式容器蓋510は、適切な金属成型工程または金属成形工程の組み合わせを利用して1枚の金属から成形するのが好ましい。再封式容器蓋510は、実質的に垂直な側壁522、532およびほぼ水平に配置されたキャップ受部ソケット底壁534とを有するように形成される。実質的に垂直な側壁522、532は、上部周縁部および下部周縁部との間に延在し、円筒形状を有するように構成される。

先の変形例において、キャップ受部ソケット130は、再封式容器蓋の平面基底部119の一部から下方へ延在するように形成された。より具体的には、キャップ受部ソケット130は、キャップ受部ソケット底壁134と組み合わせて、キャップ受部ソケットの円筒状側壁132によって画定される。キャップ受部ソケット130は、再封式容器蓋110の周縁部に対してそれぞれ偏心して配置されるのが好ましい。

代表的な変形例において、キャップ受部ソケットは、キャップ受部ソケット底壁534と組み合わせて、キャップ受部ソケットの円筒状側壁532によって画定される。より具体的には、再封式容器蓋510は、外周側壁の一部として、キャップ受部ソケットの円筒状側壁532を含むように深く形成され、キャップ受部ソケット底壁534を容器蓋の平面基底部119と同じにする。キャップ受部ソケットは、再封式容器蓋510のキャップ受部ソケットの円筒状側壁532に対してそれぞれ同心に配置される。周辺カウンターシンク526は、キャップ受部ソケットの円筒状側壁532およびキャップ受部ソケット底壁534間に移行部を設ける。周辺カウンターシンク526は、概ね「U」字状を有し、キャップ受部ソケットの円筒状側壁532から下方へ延在し、次いで下方向から上方向に半径方向内向きに弧を描き、周辺カウンターシンク526がキャップ受部ソケット底壁534の周縁部に移行する場所へと上向きに延在するのが好ましい。周辺カウンターシンク526を用いて下部周縁部を参照することができる。

周辺カウンターシンク526は、キャップ受部ソケット底壁534の上面下で下方へと延在する。周辺カウンターシンク526は、再封式容器キャップ560および再封式容器蓋510を互いに取り付ける際に、再封式容器キャップの再封式容器キャップの円筒状外側側壁562の下部領域にクリアランスを設ける。

再封式容器蓋510には、複数の機能的特徴を含む。シーミングパネル520は、再封式容器蓋510の上端部の周りに形成され、このシーミングパネル520は、再封式容器蓋510を容器のシーミングフランジ（図82）に取り付けるために設けられる。図82から図85で見られるように、再封式容器蓋510は、容器の円筒状側壁102の上端部に取り付けられ、再封式容器500内にある内容物を密封する。再封式容器蓋510は、再封式容器500内で密封された内容物を使用者が入手できるようにする機構を含む。再封式容器キャップ560は、使用者が密封された再封式容器蓋510を破断し、再封式容器500内に保存された内容物を入手または分配することを可能にするために使用される。さらに、再封式容器キャップ560を用いて、使用者が開封した再封式容器蓋510を再封/密閉して、再封式容器500内に保存された内容物を保存および保護することができる。

キャップ受部ソケット底部パネルのテアパネル538は、再封式容器蓋510内に設計され、使用者が容器内に保存された内容物を入手することを可能にする。キャップ受部ソケット底部パネルのテアパネル538は、再封式容器蓋510のキャップ受部ソケット底壁534内に形成されたキャップソケット底部パネルの環状スコアライン536によって画定される。キャップ受部ソケット底部パネルのテアパネル538は、キャップ受部ソケット底壁534の上面およびキャップ受部ソケット底壁534の底面の内、少なくとも1つに形成することができる。キャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン536は、キャップ受部ソケット底部パネルのテアパネル538を画定する任意の適切な形状で経路を決定することができる。代表的な実施態様において、キャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン536は、概ね環状の2つの端部間に延在するように形成される。2つの端部は空間的に配置されており、テアパネルヒンジ539を形成する。少なくとも1つの端部は、キャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン536によって画定される内部領域またはキャップ受部ソケット底部パネルのテアパネル538から外側に延在するように構成することができる。キャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン536の少なくとも1つの外側に延在する端部は、キャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン536の2つの端部間にある材料が裂けるのを抑止する。キャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン536は、両端部が外側に延在する形成を含むことになる構成を備えることが好ましいことが理解される。外側に延在する形成は、直線状、アーチ状、またはその他任意の適切な形状となり得る。代表的な実施態様において、キャップ受部ソケット底部パネルのテアパネル538は、再封式容器キャップ560が反時計回り方向に回転する際に開封するように設計され、ここで開口部が分配開口部として画定される。分配開口部は、飲料や食品を分配するためのサイズにすることができ、この飲料や食品は総称して食料品と呼ぶ。代表的な実施態様は、水、炭酸飲料、果実飲料、牛乳、ビール、ワイン等のような飲料を保持、分配、消費するように適合された容器に対して向けられている。ピーナッツやその他のナッツ類、キャンディー、ミント、ガムドロップ、菓子、ジェリービーンズ、調味料、スープ、油類、スパイス類、粉末製品（ベーキングソーダ、砂糖、小麦粉）等のような小さな食品にも同じ容器蓋510が使用できることが理解される。

シーミングチャックショルダー524は、垂直壁の中央部分の周りに形成され、壁をシーミングチャック壁522（上部）およびキャップ受部ソケットの円筒状側壁532（下部）に分割することができる。シーミングチャックショルダー524は、キャップ受部ソケットの円筒状側壁532の上部周縁部と考えることができる。キャップ受部ソケットの円筒状側壁532内に複数のカムトラック552、554、556が形成される。複数のカムトラック552、554、556は、キャップ受部ソケットの円筒状側壁532の周りに空間的に配置される。複数のカムトラック552、554、556は上方や下方への偏差を若干有しながらほぼ水平に動作して、再封式容器蓋560の上方運動や下方運動を達成させる。カムトラック552、554、556には、再封式容器蓋510および再封式容器キャップ560間の回転および軸方向運動、垂直壁の補強、再封式容器蓋510のキャップ受部ソケット内にある再封式容器ヤップ560を保持する保持機構、およびその他機能を含む、いくつかの機能を設ける。図52および図53に見られるように、カムトラック552、554、556は、複数部分へと機能的に分割される。カムトラック552、554、556の複数部分における詳細については、本明細書で後述する。カムトラック552、554、556は、キャップ受部ソケットの円筒状側壁532から内側へ延在するエンボス加工された機構として形成されるのが好ましい。カム間逃し部551、555、553は、隣接するカムトラック552、554、556の隣接端部間に延在する。カム間逃し部551、555、553は、再封式容器キャップ560の各カムフォロア581、582、583におけるカムトラック552、554、556の上方位置からカムトラック552、554、556の下方位置への通過を可能にする。

再封式容器蓋の上面補強構造部518が含まれてもよく、キャップ受部ソケット底壁534内にエンボス加工された機構またはデボス加工された機構のいずれかとして形成されることになる。再封式容器蓋の上面補強構造部518は、表面補強形成移行のためのソケット底壁541によって画定される。キャップ受部ソケット底部パネルのテアパネル538は、再封式容器蓋の上面補強構造部518内に配置されることになる。再封式容器蓋の上面補強構造部518は、キャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン536に隣接する再封式容器蓋の上面補強構造518の材料を支持して、再封式容器キャップ560によってキャップ受部ソケット底部パネルのテアパネル538の関連する機構上に開封力が加えられる際に、破断伝搬の効率性が向上するような形状となる。さらに、再封式容器蓋の上面補強構造518は、再封式容器キャップ560上にある切歯デボスパネル566用にクリアランスを設け、再封式容器蓋の上面補強構造518は、追加スコア破断の伝搬部およびテアパネルの支持ボス引込部597、テアパネル補強ボス598、およびキャップ受部ソケット底部パネルのテアパネル538の仕上げスコア破面の伝搬部およびテアパネル折り畳み付勢ボス593の上面を低下させ、再封式容器キャップ560の再封式容器キャップの平面横断壁564の底面にクリアランスが生じる。切歯デボスパネル566は、1枚の材料から形成された再封式容器キャップ560の外面から見る時と同じように説明され、切歯デボスパネル566は、再封式容器キャップ平面基底部から下方へ延在する凹部として現れる。
別の説明において、切歯デボスパネル566は、切歯プラットフォーム566と呼ぶことができ、これは切歯プラットフォーム566が、再封式容器キャップの平面横断壁564の底面から下方へ延在するからである。

再封式容器蓋510は、再封式容器蓋510の所望領域を補強するために1つ以上の機構を含むことができる。

補強機構は、キャップ受部ソケット底壁534と垂直サイドウォークの両方またはいずれか一方に一体化することができる。この補強機構は、再封式容器蓋510の関連部分の形状保持、再封式容器キャップ560および再封式容器蓋510間の運動、キャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン536の破断開始や破断伝搬中の補強、動作中の機構に対するクリアランス、再封式容器蓋510のキャップ受部ソケット内にある再封式容器キャップ560の保持等を含む、数々ある機能のいずれかを設けることができる。

シーミングチャックショルダー524は、垂直サイドウォークにある程度の剛性を設けている。カムトラック552、554、556は、垂直サイドウォークに追加の剛性を設けている。周辺カウンターシンク526は、垂直側壁の下端部およびキャップ受部ソケット底壁534の周縁部の周りに支持を設けている。周辺カウンターシンク526は、垂直側壁の下端部およびキャップ受部ソケット底壁534の周縁部間にある程度の可逆性を取り入れ、レトルト処理について説明する際、さらに詳細に説明する。

上述したように、（再封式容器蓋の上面補強構造部を画定する）表面補強形成移行のためのソケット底壁514は、キャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン536に隣接する再封式容器蓋の上面補強構造518の一部を支持して、再封式容器キャップ560によってキャップ受部ソケット底部パネルのテアパネル538の関連する機構上に開封力が加えられる際に、破断伝搬の効率性を向上させる。

切歯の経路溝517は、再封式容器蓋の上面補強構造518内に形成することができる。切歯の経路溝517は、再封式容器キャップ560の回転軸と同心の半円状にデボス加工された形状を有するように形成されるのが好ましい。切歯の経路溝517の一端は、テアパネル面移行のための切歯経路592で終了しており、このテアパネル面移行のための切歯経路592は、キャップ受部ソケット底部パネルのスコアライン536の破断開始領域に近接や隣接して配置される。切歯の経路溝517には、再封式容器蓋の上面補強構造518の剛性向上、再封式容器キャップ560の回転中における切歯568へのクリアランス提供を含む数々の機能を設け、その中でオフセット突出切歯568は、再封式容器キャップ560の下面から下方へ延在する。

代表的な実施態様には、キャップ受部ソケット底部パネルのテアパネル538を補強するための一連のリブ593、597、598を含む。これらの構造は、再封式容器キャップ560の回転運動に対して、半径方向および接線方法の両方それぞれで、キャップ受部ソケット底部パネルのテアパネル538を補強する。一連のリブ593、597、598は、再封式容器キャップ560の機構によって加えられる力をキャップ受部ソケット底部パネルのテアパネル538を横切って移動、分配させ、加えられた力をキャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン536に向け、キャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン536の長さに沿って、キャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン536の破断を伝搬させる。

上述した補強機構に加えて、再封式容器キャップの円筒状外側側壁562の下端部は、その周辺を取り巻く下端部を補強するために圧延することができるだけでなく、再封式容器キャップ560の鋭利な端部を除去することもできる。

再封式容器キャップ560は、本明細書で説明される容器キャップにおける数々の変形例を用いて、任意の適切な構成で形成することができる。容器キャップの各変形例は、任意の適切な金属、アルミニウム、鋼、プラスチック、複合材料、繊維強化プラスチック、または任意のその他適切な材料で製造することができる。代表的な再封式容器キャップ560は、選択した材料に関連する、少なくとも1つの一般に周知の金属成形工程またはその他製造工程を用いて、1枚の材料で形成される。

代表的な再封式容器キャップ560は、再封式容器キャップの平面基底部564の周縁部に外接する垂直側壁を含む。垂直側壁には、上方へ延在する再封式容器キャップの円筒状内側側壁563および下方へ延在する再封式容器キャップの円筒状外側側壁562とを含む。上方へ延在する再封式容器キャップの円筒状内側側壁563および下方へ延在する下方へ延在する再封式容器キャップの円筒状外側側壁562は、再封式容器キャップの平面基底部564に対して概ね垂直である。

円筒形側壁の逆位カウンターシンク570は、垂直側壁の上端部周りに形成され、この円筒形側壁の逆位カウンターシンク570は、再封式容器キャップの円筒状内側側壁563および再封式容器キャップの円筒状外側側壁562との間の移行部である。円筒形側壁の逆位カウンターシンク570は、逆「U」字状に形成することができる。再封式容器キャップの円筒状外側側壁562は、カムトラック552、554、556の隣接面およびキャップ受部ソケット底壁534（本質的には、周辺カウンターシンク526の内壁）の周縁部との間にある概ね垂直なクリアランス内に嵌合するように寸法決めするのが好ましい。さらに、再封式容器キャップの円筒状外側側壁562は、キャップ受部ソケットの円筒状側壁532に向かって湾曲し、キャップ受部ソケットの円筒状側壁532および再封式容器キャップの円筒状外側側壁562との間に形成された隙間を密閉して、カムトラック552、54、556にクリアランスを設けるように設計するのが好ましい。この隙間を密閉することにより、容器蓋アセンブリは、キャップ受部ソケットの円筒状側壁532および再封器容器キャップの円筒状外側側壁562との間にある隙間に汚染物が入る可能性を減少させることができることが理解される。

オフセット突出切歯568は、再封式容器キャップの平面基底部564の底面から下方へ延在する。オフセット突出切歯568は、切歯デボスパネル566内に配置することができ、この切歯デボスパネル566は、オフセット突出切歯568の下降、オフセット突出切歯568を取り囲む材料領域の補強、分散圧縮力付与装置、およびその他機能を含む、数々の機能を提供するデボス加工された機構である。

リング状のキャップシールリング565は、再封式容器キャップの平面基底部564底面の周縁部に適用される。キャップシーリング565は、エラストマー、エラストマー系ポリマー、プラスチゾル、低デュロメーターゴム、または任意のその他適切な柔軟性のあるシーリング材を含む、任意の適切な柔らかい材料から製造される。

一連のカムフォロア581、582、593は、再封式容器キャップの円筒状外側側壁562の下端部に沿って空間的に配置される。カムフォロア581、582、583は、圧着工程などの任意の適切な金属成型工程を用いて形成されるのが好ましい。カムフォロア581、582、583は、カム間逃し部551、555、553のそれぞれと合わせて寸法決めされ、空間的に調整されて配置される。カムフォロア581、582、583は、カム間の賀詞部551、555、553
のそれぞれを通過するように寸法決めされ、空間的に配置されて、カムトラック552、554、556のそれぞれの下面と係合する。カムフォロア581、582、583およびそれぞれのカムトラック552、554、556との間にある相互作用は、再封式容器蓋510のキャップ受部ソケット内にある再封式容器キャップ560の回転運動を、軸方向運動および軸方向力付与装置のうち、少なくとも1つに変換する。再封式容器蓋510の周辺カウンターシンク526は、再封式容器キャップの円筒状外側側壁562の底縁部および再封式容器キャップの円筒状外側側壁562の底縁部上に形成されるカムフォロア581、582、583を受けるように寸法決めされて形成される。

少なくとも1つの再封式キャップのグリップ要素574は、再封式容器キャップ560の再封式容器キャップの平面基底部564の上面から上方へ延在するように形成される。再封式容器キャップのグリップ要素574は、任意の適切な形状を有するように形成される。好ましい実施態様において、再封式容器キャップのグリップ要素574は、再封式容器キャップのグリップ要素574の上端部を容器の上端部またはシーム面またはその下で保持する高さとなる（図90の容器本体および蓋アセンブリシーム）。再封式容器キャップの平面基底部564は、再封式容器キャップの円筒状内側側壁563によって画定される空洞内にくぼんでおり、このくぼんだ再封式容器キャップの平面基底部564は、再封式容器キャップ560の底部からの全体を最小限の高さに保持しながら、再封式容器キャップのグリップ要素574がそこから上方へ突出することを可能にする。

再封式容器キャップのグリップ要素574は、少なくとも1つのキャップグリップ要素の加力面575を含むことになる。キャップグリップ要素の加力面575は、最終使用者によって加えられる力を経済的かつ適切に支持するように寸法決めされることになる。

使用者は、少なくとも1つのキャップグリップ要素の加力面575をそれぞれ把持して、再封式容器キャップ560に力を加えることになる。この力は、再封式容器キャップ560を反時計回り（スコアライン破断）の運動または時計回り（密閉）運動に促すための回転力またはねじり力に変換される。より詳細には、図52および図53に最も良く見られるように、カムトラック552、554、556は、複数の機能部分へと分割される。
最初に、図44、図48、図49および図54に最も良く示されているように、各カムフォロア581、582、583は、それぞれのカム間逃げ部551、555、553と整列している。再封式容器キャップ560は、再封式容器蓋510のキャップ受部ソケットに挿入され、カムフォロア581、582、583はそれぞれのカム間逃げ部551、555、553を通過して、図50に見られるように、容器蓋アセンブリを形成する。代表的な説明において、再封式容器蓋510および再封式容器キャップ560は、幾何的に互いと関連している。図54の側面分解組立図に示されるように、再封式容器キャップ560を再封式容器蓋510のキャップ受部ソケットへの初期組立中、第1形成カムフォロア581は、第1カム間逃げ部551と整列している。さらに、この整列は、図55および図56で示すように、オフセット突出切歯568を切歯の経路溝517に挿入する。

アセンブリは、第1ソケットカムトラック552のカムトラックアセンブリ／ロック用戻り止め部552Aの下端部に沿って第1形成カムフォロア581を配置するのに十分な圧縮をキャップシールリング565に与える、反時計回りの回転と組み合わせた下方への大きな力が必要である。下方への大きな力は、図55、図56、図57に示すように、キャップシールリング565を圧縮する。初期接触は図56で図示されており、ここでキャップシールリング565は、キャップ受部ソケット底壁534の上面と接触しているが、まだ圧縮されていない。下方への大きな力を加えている間、キャップシールリング565は、図57で図示されているように圧縮される。カムトラックアセンブリ／ロック用戻り止め部552Aは、カムトラック552の最下点になるように構成される。キャップを反時計回りに回転し続けると、第1形成カムフォロア581をカムトラックの開始部／再封部552Bに移動させ、これにより、図58の側面分解組立図に示すように、キャップシールリング565の減圧が可能になる。さらに、カムトラック552、554、556の構成は、カムフォロア581、582、583を用いて、再封式容器蓋510のキャップ受部ソケットを備えた再封式容器キャップ560を保持する。

カムトラックアセンブリ／ロック用戻り止め部552Aは、時計回りの運動を受けると、再封式容器蓋510のキャップ受部ソケット内で再封式容器キャップ560を保持する。オフセット突出切歯568は、反時計回りの動きが続く場合、テアパネル面移行のための切歯経路592に接合して、再封式容器蓋510のキャップ受部ソケット内で再封式容器キャップ560を保持する。オフセット突出切歯568およびテアパネル面移行のための切歯経路592間の位置決めは、図60および図61で最も良く示されている。結果として、キャップ受部ソケット内で再封式容器キャップ560を保持し、その小さな回転運動のみを可能にする。反時計回り運動および時計回り運動との間の遊びを効果的に排除するように、あらゆる運動を制限するような設計にできることが理解される。

初期組立工程は、組立機械などのような、機械的装置によって完了するように適合されている。必要とされる力は、個人による初期組立工程の達成を阻止するように設計されている。後に続く工程は、最終使用者によって達成されるように適合される。

以下は、容器蓋の開封順序を説明しており、最終使用者によって完了するように案内されている。第1形成カムフォロア581がカムトラック開始／再封部552Bと係合された位置から再封式容器キャップ560の反時計回りの回転を続けると、運動の持続により、オフセット突出切歯568がテアパネル面移行のための切歯経路592上に作用し、図61、図67、図71で示すように、キャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン536の破断を開始する。

図61、図68、図72で最も良く示されているように、回転が継続すると、第1形成カムフォロア581は、カムトラック開始／再封部552Bからカムトラックの高さ移行部552Cへと移行する。この移行の間、オフセット突出切歯568の底面は、テアパネル面移行のための切歯経路592の上面に乗り始め、オフセット突出切歯568は、キャップ受部ソケット底部パネルのテアパネル538を再封式容器500へ押し込む。さらに、切歯デボスパネル566の底面は、追加スコア破断の伝搬部およびテアパネルの支持ボス引込部597の上面上に乗り始め、切歯デボスパネル566は、キャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン536の破断を伝搬する少なくとも1つの機能を実行し、オフセット突出切歯568によって加えられる軸方向力を、分岐したスコアラインの破断536に向かって、テアパネル面移行のための切歯経路592へ横断的に分配する。さらに、再封式容器キャップ560は、再封式容器蓋510から軸方向にわずかに分離し、再封式容器蓋510のキャップ受部ソケット底壁534の上面と接触しないようにキャップシールリング565を分離させる。
この分離は、キャップシールリング565およびキャップ受部ソケット底壁534の上面との間にある有害抗力や持続的な摩擦を減少または排除し、再封式容器キャップ560の持続した反時計周りの回転を可能にし、キャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン536の破断を伝搬する。さらに、この分離は、オフセット突出切歯568がテアパネル面移行のための切歯経路592上に作用した際、再封式容器500から解放された加圧ガスの換気を可能にして、キャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン536の破断を開始し、容器蓋ソケットが解放された場合に、再封式容器キャップ560が開封した再封式容器500から圧力を依然として保持しながら、投射物になることを回避する。図63、図69、図73で最も良く示されているように、回転が継続すると、第1形成カムフォロア581は、カムトラックの高さ移行部552Cからカムトラック操作部552Dへと移行する。この移行の間、オフセット突出切歯568の底面は、テアパネル面切歯経路591の上面上に乗り始め、軸方向力を生成し続けて、分岐したスコアラインの破断536を伝搬し、さらにキャップシールリング565およびキャップ受部ソケット底壁534の上面を分離させる。さらに、切歯デボスパネル566は、リブ付き支持体との配置に合わせて、キャップ受部ソケット底部パネルのテアパネル538を上に追加スコア破断の伝搬部およびテアパネルの支持ボス引込部597、598、593を構築し、さらに図69および図73に見られるように、再封式容器キャップ560から適用された荷重力を分配することによって、キャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン536の破断伝搬を構築する。キャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン536の破断を伝搬することに加え、またこの工程では、再封式容器蓋の上面補強構造部518から離れるように、テアパネルヒンジ539の周りにキャップ受部ソケット底部パネルのテアパネル538を折り畳む。荷重は、それぞれのカムトラック552、554、556の底面に乗っているカムフォロア581、582、583によって維持される。

回転が継続すると、オフセット突出切歯568は、図64、図70および図74に見られるように、テアパネル面切歯経路からテアパネル折り畳みボス移行のためのテアパネル面切歯経路590へと乗り上げ、続いて、図65および図75に見られるように、仕上げスコア破面の伝搬部およびテアパネル折り畳み付勢ボス593上に移行する。移行が起こると、切歯デボスパネル566は、リブ付き支持構造597、598、593の上面から分離する。

回転式の容器蓋開封順序の終わりに近づき、カムトラック操作部552D間の第1形成カムフォロア581をカムトラックのカムフォロア先端部552Eへ移行する直前で、図73、図74で示すように、オフセット突出切歯568は、仕上げスコア破面の伝搬部およびテアパネル折り畳み付勢ボス593上に作用して、図65および図75で示すように、再封式容器500の内側へのキャップ受部ソケット底部パネルのテアパネル538の折り畳みを完了させる。開封順序の完了に続いて、図75で示すように、カムフォロア581、582、583はカムトラックのカムフォロア先端部552Eへと移行し、このカムフォロア581、582、583は、隣接するカム間逃げ部551、555、553へと案内され、再封式容器キャップ560を再封式容器蓋510から取り外すことを可能にする。より具体的には、図76で見られるように、開封順序の完了では、第3カム間逃し部555内の第1形成カムフォロア581を配置し、再封式容器キャップ560を再封式容器蓋510から軸方向に引き出すことができる。

カムトラック552、554、556の形状、より具体的には、カムトラックのカムフォロア先端部552Eの形状は、オフセット突出切歯568および再封式容器蓋の上面補強構造部518の上面との間にクリアランスを設けるような設計であり、再封式容器キャップ560の回転における拘束またはその他の干渉を回避する。カムトラックアセンブリ／ロック用戻り止め部552Aおよびカムトラックのカムフォロア先端部552Eの組み合わせにより、キャップ受部ソケットへの再封式容器キャップ560の再取り付けが時計回りでのみ保証される。さらに、修正開示した構成を持つ再封式容器蓋510では、使用者が再封式容器キャップ560をキャップ受部ソケットへと挿入して、考えられる3つの方向のいずれかで再封式容器500を再封できる。切歯の経路溝517は、任意の方向でオフセット突出切歯568にクリアランスを設ける。関連するカムフォロア581、582、583は、（第1ソケットカムトラック552のカムトラック開始／再封部552Bで参照されるように）カムトラック552、554、556それぞれのシール部分と係合するように回転し、キャップシールリング565がキャップ受部ソケット底壁534の上面に圧迫され、その間に空気と液体が漏れない密閉を提供する。

この機能的な機構に加え、再封式容器キャップ560は、図45から図47および図77、図78で機能性が示されているように、オフセンタタンパー表示機能528などのようなタンパー表示部を含むことができる。オフセンタタンパー表示機能528は、オフセンタタンパー表示操作要素529を含み、オフセンタタンパー表示操作要素は、オフセンタタンパー表示機能528を機械的に作動させる。オフセンタタンパー表示操作要素529は、再封式容器蓋の上面補強構造部518の対抗する表面に接触する。再封式容器蓋の上面補強構造部518は、図77で示すように、再封式容器500が密封（未開封）状態にある場合、剛性（非柔軟性）を維持する。剛性は、再封式容器500内の内圧によって設けられる。再封式容器蓋の上面補強構造部518の剛性は、オフセンタタンパー表示操作要素529を支持し、次に、オフセンタタンパー表示機能528の運動を抑制する。これは、オフセンタタンパー表示機能528を正しい場所で維持し、オフセンタタンパー表示機能528が「報告」する可能性を無効にし、この「報告」はオフセンタタンパー表示機能528が湾曲する能力であり、可聴式反応や触覚式反応を生成するのが好ましい。再封式容器500が、本明細書で前述した開封順序などで破断されると、再封式容器500内からの支持圧が低減または除去され、結果として、再封式容器蓋の上面補強構造部518によってオフセンタタンパー表示操作要素529に設けされた支持を除去し、これにより、オフセンタタンパー表示機能528の屈曲状態をもたらし、図78で示すように、オフセンタタンパー表示機能528が「報告」できるようになる。

再封式容器蓋510および再封式容器キャップ560の構成における別の機構は、対飛来物機構である。飛来物は、キャップ受部ソケット底部パネルのスコアライン536の開始破断部上に発生し、再封式容器蓋510内から貯蔵圧力を開放することがある。再封式容器キャップ560が再封式容器蓋510に対して密封を保持し、再封式容器蓋510が破断された状態において、再封式容器500から解放された圧力が、再封式容器キャップ560を飛来物にする可能性がある。対飛来物機構は、キャップシールリング565およびキャップ受部ソケット底壁534の上面との間にある分離によって形成されるが、再封式容器キャップ560は、再封式容器500が初期開封順序である間、再封式容器蓋510と係合状態を保持し、結果として圧力を開放する経路を供給する。

前述したように、再封式容器キャップ560は、多種多様な構成のいずれかで設計することができる。図79から図81および図86で図示された再封式容器キャップ560は、再封式容器キャップ560の代表的な変形例の1つである。

再封式容器キャップ660は、再封式容器キャップ560の機構と同様の機構を備える。再封式容器キャップ660および再封式容器キャップ560の同様の機構は、先頭についている数字「6」を除いて同じ符号が付いている。再封式容器キャップ660における重要な特徴は、同心タンパー表示機能628の位置である。オフセンタタンパー表示機能528は、再封式容器キャップ560の重心に対して偏心した位置に形成される。反対に、同心タンパー表示機能628は、再封式容器キャップ660の重心と同心で形成される。同心タンパー表示機能628の中央位置、より具体的には、同心タンパー表示機能628の同心タンパー表示操作要素629は、図80で図示されたように、再封式容器蓋510の再封式容器蓋の上面補強構造部518に接触するように配置される。キャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン536は、キャップ受部ソケット底部パネルのテアパネル538が再封式容器蓋の上面補強構造部518から同心タンパー表示操作要素629への適切な支持を保持するよう、偏心であるように設計されている。再封式容器500が密封（未開封）状態であるとき、同心タンパー表示操作要素629は、図80で示すように、再封式容器蓋の上面補強構造部518によって接触して支持される。容器内の圧力は、再封式容器蓋の上面補強構造部518を含む、キャップ受部ソケット底壁534の剛性を維持する。圧力は、再封式容器蓋の上面補強構造部518を含む、キャップ受部ソケット底壁534の凸型または隆起型を維持する。再封式容器500が破断され、容器内側内から圧力が解放されると、再封式容器蓋の上面補強構造部518の支持を含め、キャップ受部ソケット底壁534の支持を排除する。これにより、図81に示すように、タンパー表示操作要素および蓋面隙間527が形成され、このタンパー表示操作要素および蓋面隙間527は、同心タンパー表示操作要素629および再封式容器蓋の上面補強構造部518の上面や再封式容器蓋の上面補強構造部518の湾曲部の間を延在する。いずれの状態も、前述したように、オフセンタタンパー表示機能528が「報告」できるようになり、最終使用者に対し破断を示す。この場合もやはり、「報告」は触覚的な報告、可聴式の報告、または任意のその他周知の報告方法であってよい。

容器の円筒状側壁102上に対する再封式容器蓋510のアセンブリは、前に紹介したが、全て説明されていない。このアセンブリ工程は、図82から図85に示される一連の順序図で説明される。再封式容器キャップ560は、容器の円筒状側壁102上に対して再封式容器蓋510を取り付ける前か、容器の円筒状側壁102上に対して再封式容器蓋510を取り付けた後のいずれかで再封式容器蓋510に取り付けることができる。代表的な取り付け工程において、再封式容器キャップ560は、容器の円筒状側壁102上に対して再封式容器蓋510を取り付ける前に、再封式容器蓋510に取り付けられており、この構成では、再封式容器キャップ560を除外する工程に直面する制限を紹介しないからである。

シーミングチャックツール600は、シーミングチャック壁522の内側面によって画定される再封式容器蓋510の内側に挿入される。再封式容器蓋510は、図82、図83で示すように、容器の円筒状側壁102の容器シーミングパネル106および容器のシーミング壁部108上に着座する。容器のシーミング壁部108は、容器の円筒状側壁102の開口部の周りに形成された円錐台形状の位置決め面である。容器シーミングパネル106は、容器の円筒状側壁102の開口部の周りに形成され、外側へ延在する半径方向フランジである。シーミングチャックツール600は、シーミングチャックツール円錐型駆動壁601、シーミングチャックツール平面駆動面602、およびシーミングチャックツールキャップのクリアランス空洞603を含む。シーミングチャックツール円錐型駆動壁601は、再封式容器510のシーミングチャック壁522および容器の円筒状側壁102の容器のシーミング壁108と同心／円錐状に位置決めされたオス型円錐台形状を有しており、第1操作ローラー604の第1操作ローラーの駆動チャネル606および第2 / 最終操作ローラー607の第2 / 最終操作ローラーの駆動チャネル609によって加えられる圧縮力を受けるように設計されるのが好ましい。シーミングチャックツール平面駆動面602は、シーミングチャックツール円錐型駆動壁601の下端部周りに配置されるのが好ましい。別の方法として、シーミングチャックツール平面駆動面602は、シーミングチャックツール円錐型駆動壁601の一部分内に形成することができる。シーミングチャックツール平面駆動面602は、再封式容器キャップ560の円筒形側壁の逆位カウンターシンク570と接触することなく、シーミングチャックショルダー524に圧縮力を供給するように設計するのが好ましい。シーミングチャックツールキャップのクリアランス空洞603は、シーミングチャックツール600内で上方に延在し、このシーミングチャックツールキャップのクリアランス空洞603は、一対の再封式容器キャップのグリップ要素574など、再封式容器キャップ560の再封式容器キャップの平面基底部564から上方へ延在する機構用のクリアランスを設けるように設計される。再封式容器キャップ560の円筒形側壁の逆位カウンターシンク570は、シーミング工程中にシーミングチャックツール600のあらゆる部分と接触しないようにシーミングチャックショルダー524に対して設計され配置されるのが好ましい。シーミングチャックツール円錐型駆動壁601およびシーミングチャックツール平面駆動面602は、再封式容器蓋510のシーミングチャック壁522およびシーミングチャックショルダー524上に圧縮力を加えて、シーミングパネル520の底面が容器シーミングパネル106の上面に着座することを保証する。

第1操作ローラーの駆動チャネル606は、第1操作ローラー604の接触面に形成され、図84に示すように、シーミングパネル520および容器シーミングパネル106の各部を横転させる。第1操作ローラーの駆動チャネル606は、第1操作ローラー604の円筒状側壁内に半円状の溝として形成される。好ましい工程において、第1操作ローラー604は、第1操作ローラーの回転軸605を中心に回転し、シーミングチャックツール600は、容器の円筒状側壁102および第1操作ローラー604の第1操作ローラーの駆動チャネル606に対して関連する再封式容器蓋510を横転させる。第1操作ローラーの駆動チャネル606およびシーミングパネル520間の接触が結果として生じる力と合わせて、シーミングパネル520および容器シーミングパネル106が一緒になった組み合わせを横転させる。続いて、第2 / 最終操作ローラー607は、第1操作ローラー604の第1操作ローラーの駆動チャネル606と同様の方法で、第2 / 最終操作ローラーの駆動チャネル609を用いて、図85に示すように、ロール状の形成を圧縮状の形成へと圧縮する。第2 / 最終操作ローラーの駆動チャネル609は、第2 / 最終操作ローラー607の円筒状側壁内に長円形な長方形の溝として形成される。

好ましい工程において、第2 / 最終操作ローラー607は、第2 / 最終操作ローラーのスピン軸608を中心に回転し、シーミングチャックツール600は、容器の円筒状側壁102および第2 / 最終操作ローラー607の第2 / 最終操作ローラーの駆動チャネル609に対して関連する再封式容器蓋510を横転させる。第2 / 最終操作ローラーの駆動チャネル609およびシーミングパネル520が横転した変形例との間の接触が、結果として生じる力と合わせて、シーミングパネル520および容器シーミングパネル106が一緒になった組み合わせを圧縮する。圧縮された形状は、シーミングパネル520および容器シーミングパネル106間に密封された継ぎ目を形成する。図85に示すように、完成した容器アセンブリは再封式容器500と呼ばれ、完成した継ぎ目は、容器本体および蓋アセンブリシーム509と呼ばれる、

再封式容器500は、密封されるとレトルトと呼ばれる工程に従い、再封式容器500の内容物が過熱される。加熱は、再封式容器500内の内圧によって上昇する。増加した圧力は、再封式容器500の再封式容器蓋510を変形させる。より具体的には、再封式容器500の機構形状により、増加した圧力は、図86、図87の上向き矢印によって示されているように、再封式容器蓋510のキャップ受部ソケット底壁534をドーム状または隆起状へと上方へ変形させ、周辺カウンターシンク526の各断面図に隣接して配置された半径方向内向きの一対の矢印によって示されているように、キャップ受部ソケット底壁534の周縁部（本質的には周辺カウンターシンク526）を内側へ引き込む。図86において、再封式容器蓋510および再封式容器キャップ660は、レトルト前の元の形状で示されている。図87において、再封式容器蓋510および再封式容器キャップ660は、レトルト工程中に変形して隆起した形状で示されている。図88で図示された周辺カウンターシンク526の拡大図は、レトルト工程の間、再封式容器蓋510および再封式容器キャップ660の機構上に組み付けられる歪みを紹介している。破断した接線611、613、615は、各アセンブリ部分610、612、614の元の形状を描いており、レトルト工程を受ける前が示されている。実線の接線621、623、625は、各アセンブリ部分620、622、624が改質された形状を描いており、レトルト工程の間が示されている。図89において、再封式容器蓋510および再封式容器キャップ660は、レトルト後に残留して変形した形状で示されている。

レトルト工程を受ける前の容器蓋アセンブリの元の形状において、周辺カウンターシンク526は、外側の末端領域に外周カウンターシンク壁プレレトルト形状610、および内側の近位部上に内周カウンターシンク壁プレレトルト形状612を有するように形成される。さらにキャップ受部ソケット底壁534は、キャップ受部ソケット底壁ポストレトルト形状624と呼ばれる。外周カウンターシンク壁プレレトルト形状610は、外周カウンターシンク壁プレレトルト形状角度視線誘導標611に沿って形成される。内周カウンターシンク壁プレレトルト形状612は、内周カウンターシンク壁プレレトルト形状角度視線誘導標613に沿って形成される。キャップ受部ソケット底壁ポストレトルト形状624は、キャップ受部ソケット底壁プレレトルト形状角度視線誘導標615に沿って形成される。レトルト前の状態において、外周カウンターシンク壁プレレトルト形状610および内周カウンターシンク壁プレレトルト形状612は、概ね垂直に配向される。さらに、キャップ受部ソケット底壁プレレトルト形状614は概ね平面であり、実質的に水平に配向される。

レトルト工程中における容器蓋アセンブリの形状において、外周カウンターシンク壁プレレトルト形状610は、外側の末端領域上の外周カウンターシンク壁ポストレトルト形状620に再形成され、 内周カウンターシンク壁プレレトルト形状612は周辺カウンターシンク526の内側の近位部上の内周カウンターシンク壁ポストレトルト形状622に再形成される。さらに、キャップ受部ソケット底壁プレレトルト形状614は、キャップ受部ソケット底壁ポストレトルト形状624に再形成される。外周カウンターシンク壁ポストレトルト形状620は、外周カウンターシンク壁ポストレトルト形状角度視線誘導標621に沿って形成される。内周カウンターシンク壁ポストレトルト形状622は、内周カウンターシンク壁ポストレトルト形状角度視線誘導標623に沿って形成される。キャップ受部ソケット底壁ポストレトルト形状は、キャップ受部ソケット底壁ポストレトルト形状角度視線誘導標625に沿って形成される。この工程中、キャップ受部ソケット底壁プレレトルト形状614は、概ね平面形状から凸状または隆起状に移行し、キャップ受部ソケット底壁ポストレトルト形状624として識別される。この幾何学的条件は、キャップ受部ソケット底壁534（キャップ受部ソケット底壁プレレトルト形状614）周縁部の直径を減少させる。キャップ受部ソケット底壁534周縁部直径におけるこの減少は、内周カウンターシンク壁プレレトルト形状612の上端部を内側に引っ張り、内周カウンターシンク壁プレレトルト形状の角度を変え、実質的に内周カウンターシンク壁ポストレトルト形状622と呼ばれる。内周カウンターシンク壁プレレトルト形状612を内周カウンターシンク壁ポストレトルト形状622に再形成することにより、周辺カウンターシンク526を内側に引っ張り、キャップ受部ソケットの円筒状側壁532の下端部に作用する。結果として得られる動きは、外周カウンターシンク壁プレレトルト形状610の下端部を内側に引っ張り、外周カウンターシンク壁プレレトルト形状610の角度をそれぞれ変え、実質的に 外周カウンターシンク壁ポストレトルト形状620と呼ばれる。

再封式容器蓋510のレトルト後の形状において、再形成されたアセンブリ部分620、622、624は、レトルト工程中に行われた再形成の一部を恒久的に保持する。

再封式容器キャップ660、より具体的には、円筒形側壁の逆位カウンターシンク670の設計は、再封式容器キャップの円筒状内側側壁662および再封式容器キャップの円筒状内側側壁663との間に柔軟な移行を供給し、再封式容器キャップ660が外周カウンターシンク壁プレレトルト形状610に取り付けられた際、再封式容器キャップの平面横断面664の再形成に対応する。この再形成は、レトルト工程中に再封式容器蓋510上のキャップ受部ソケット底壁534によって再封式容器キャップの平面横断面664に加えられる力に起因する。再封式容器キャップの平面横断面664およびキャップ受部ソケット底壁534間の分離は、再封式容器蓋の上面補強構造部518の上面と機械的に接触しているオフセンタタンパー表示操作要素529によって維持され、レトルト工程中における再封式容器キャップの平面横断面664およびキャップ受部ソケット底壁534間の相対的な分離を維持して、オフセット突出切歯668がキャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン536上に破断力を時期尚早に配置しないようにする。さらに、レトルト工程中におけるキャップ受部ソケットの円筒状側壁532、より具体的には、外周カウンターシンク壁プレレトルト形状610の再形成は、カムトラック552、554、556をそれぞれのカムフォロア581、582、583に突き当てて、レトルト工程中で最大に変形する際、再封式容器キャップ660のアセンブリを再封式容器蓋510上に保持する。

再封式容器キャップ660、より具体的には、再封式容器キャップの円筒状内側側壁662の設計は、レトルト工程中およびその後における再封式容器蓋510の周辺カウンターシンク526の形状の変化に対応するように適合される。最終結果は、レトルト工程の完了後、消費者が周辺カウンターシンク526内における再封式容器キャップの円筒状内側側壁662の回転運動を可能にする。これは、カムフォロア581、582、583を各カムトラック551、553,555の嵌合面に保持しながら、周辺カウンターシンク526内のカムフォロア581、582、583間の結合を回避する。レトルト工程に起因するキャップ受部ソケットの円筒状側壁532の変形は、変形が526下部の直径を減少させるので、カムフォロア581、582、583および各カムトラック551、553、555の嵌合面間の係合を強化するように適合されることが認識される。

結果として得られたレトルト後の形状は、再封式容器500の断面図で示され、図89で提示されている。

再封式容器500は、図90で示すように、アセンブリ500間のネスティングを可能にする機構を含むことができる。再封式容器500の容器密閉底壁504は、一対の再封式容器キャップのグリップ要素674のような、上方へ延在する機構を収容するクリアランスを含む。カウンターシンクまたはその他の機構は、容器密閉底壁504内で形成でき、このカウンターシンクはシーミングチャックツール600の容器本体および蓋アセンブリシーム509の内でネストするように形成され、寸法決めされる。

再封式容器キャップ560などには変形例を含むことができ、再封式容器蓋510もまた、設計における変形例を進んで取り入れる。例えば、図91から図94に示す再封式容器蓋710では、再封式容器蓋510におけるキャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン536のレイアウトと比較して、キャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン736におけるレイアウトの変形例を紹介している。再封式容器蓋710は、再封式容器蓋510の機構と同様の機構を備える。再封式容器蓋710および再封式容器蓋510の同様の機構は、先頭についている数字「7」を除いて同じ符号が付いている。再封式容器蓋510において、図44で最も良く示されているように、キャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン536は、切歯の経路溝517の対向する側壁のそれぞれを通り、切歯の経路溝517の底面を横切って送られる。
逆に、キャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン736は、図93で最も良く示されているように、切歯の経路溝717の関連する端部（テアパネル面移行のための切歯経路792として識別される）の上部接線端部を通過して送られる。スコアライン破面薄型開始領域746は、再封式容器蓋の上面補強構造部 718の外部または露出面から内側に延在するように形成され、切歯の経路溝717上の端壁を下に置くことになる（本質的にはテアパネル面移行のための切歯経路792）。スコアライン薄膜化領域のシール補強部747は、再封式容器蓋の上面補強構造部 718の対向面または内面、より具体的には、図92および図94で提示した底面図で示すように、切歯の経路溝717の関連する端部（テアパネル面移行のための切歯経路792）の上部接線端部を通過して送られるスコアライン破面薄型開始領域746の領域の周りに適用するのが好ましい。スコアライン薄膜化領域のシール補強部747は、製造工程とコストを最適化するために、キャップシールリング565を形成するのに使用する材料と同じ材料とすることができる。スコアライン破面薄型開始領域746を時期尚早に破断する場合、スコアライン薄膜化領域のシール補強部747は密封を保持する。別の方法として、スコアライン破面薄型開始領域746は、密封された容器を維持するスコアライン薄膜化領域のシール補強部747に依存して、再封式容器蓋510を完全に切断するように構成することができる。

キャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン536、736は、一般に、標準の単一工程成形工程を用いて形成される。図95から図105に示す再封式容器蓋810では、キャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン836を形成するための多段階工程を紹介している。再封式容器蓋810は、再封式容器蓋510、710の機構と同様の機構を備える。再封式容器蓋810および再封式容器蓋510、710の同様の機構は、特に明記しない限り、先頭についている数字「8」を除いて同じ符号が付いている。キャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン836を形成するための多段階工程では、第1切歯経路指数形成894および第2切歯経路指数形成896を使用する。第1切歯経路指数形成894は、切歯の経路溝817の第1端部上に配置され、この第1端部には、テアパネル面移行のための切歯経路892を含む。第2切歯経路指数形成896は、切歯の経路溝817の第2端部で形成され、テアパネルヒンジ839に近接して配置されるのが好ましい。第1切歯経路指数形成894および第2切歯経路指数形成896は、切歯の経路溝817の端部を形成する工程よりも反復可能で、正確な形成工程を用いて形成される。
さらに、割り出し機構894、896の幾何学的形状は、切歯の経路溝817の端部形状よりも正確な割り出し位置合わせを提供し、より正確な幾何学的形状を提供してキャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン836および各機構を形成するようなものである。図96で紹介した蓋底部スコアラインの薄膜化形成領域895は、第1切歯経路指数形成894の対向面または内面、より具体的には、キャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン836のスコアライン破面薄型開始領域846の周りに形成することができる。

キャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン836を形成する多段階工程は、図97から図105に提示する一連の図解で説明されている。スコア工程が再封式容器蓋810の材料を薄くするので、図97で示されているように、再封式容器蓋810が持つ機構の大部分が最初に形成される。これには、切歯の経路溝817が含まれる。続いて図98に示すように、割り出し機構894、896は切歯の経路溝817の各端部で形成され、図101で紹介しているように、蓋調整機能アンビル910Aおよび蓋調整機能パンチツール960Aを用いている。蓋調整機能パンチツール960Aは、蓋調整機能パンチツール本体962の蓋調整機能パンチツールの底面964から下方へ延在する第1切歯経路指数形成パンチ994および第2切歯経路指数形成パンチ996とを含む。蓋調整機能アンビル910Aには、再封式容器蓋810を適切に支持するキャップ受部ソケットの円筒状アンビル本体932のキャップ受部ソケットの底壁アンビル934内に形成された機構を含む。再封式容器蓋の上面補強構造部アンビル918は、再封式容器蓋の上面補強構造部818を収容するために、キャップ受部ソケットの底壁アンビル934内へと凹陥する。表面補強形成移行アンビルに対するソケット底壁941は、キャップ受部ソケットの底壁アンビル934および再封式容器蓋の上面補強構造部アンビル918との間に移行部を設ける。切歯の経路溝アンビル917は、切歯の経路溝817を収容するために、再封式容器蓋の上面補強構造部アンビル918へと凹陥する。再封式容器蓋の上面補強構造部アンビル918および切歯の経路溝アンビル917の形状は、部分的に完成した容器蓋810および蓋調整機能アンビル910Aとの間の初期位置合わせまたは調整機構として使用される。第1切歯経路指数形成アンビル993および第2切歯経路指数形成アンビル997は、切歯の経路溝アンビル917の端部で形成され、それぞれ第1切歯経路指数形成パンチ994および第2切歯経路指数形成パンチ996によって変形された材料を受け入れる。
第1切歯経路指数形成パンチ994および第1切歯経路指数形成アンビル993との間にある隙間は、第1切歯経路指数形成894の材料の厚さと実質的に同じである。同様に、第2切歯経路指数形成パンチ996および第2切歯経路指数形成アンビル997との間にある隙間は、第2切歯経路指数形成896の材料の厚さと実質的に同じである。第1切歯経路指数形成パンチ994および第2切歯経路指数形成パンチ996は、第1スコアライン部のパンチツール960Bおよび第2スコアライン部のパンチツール960C間の整列を維持するために使用される。

第1スコアライン部のパンチツール960Bは、蓋調整機能パンチツール960Aと同様であり、第1スコアライン形成部のパンチ933が導入されている。第1スコアライン形成部のパンチ933は、2つの部分に分割されており、各部分はそれぞれ、重複の備えがある第1スコアライン形成部パンチ端部938およびテアパネルヒンジ形成パンチ領域939との間に延在する。再封式容器蓋810は、製造工程中、再封式容器蓋810上の蓋調整機能アンビル910Aおよび各位置決め機構894、896上にある位置決め機構993、997を用いて、後に続く蓋調整機能アンビル910A内に着座することになる。次いで、第1スコアライン部のパンチツール960Bを用いて、図99に示すように、少なくとも1つの第1スコアライン形成部833内で形成する。

第2スコアライン部のパンチツール960Cは、蓋調整機能パンチツール960Aと同様であり、2つのスコアライン部重複領域のパンチ947との間で延在するスコアライン破面薄型開始領域のパンチ946が導入されている。各スコアライン部重複領域のパンチ947は、蓋底部スコアラインの薄膜化形成アンビルBを備えた蓋調整機能910Bの重複の備えがある第1スコアライン形成部パンチ端部938の各場所で整列または重なり合うように配置される。これにより、1本の連続的なスコアライン836が形成される。図100に示すように、再封式容器蓋810は、蓋底部スコアラインの薄膜化形成アンビル910B内で着座した状態のままとなり、第2スコアライン部のパンチツール960Cを用いて各スコアライン部重複領域847の間で延在するスコアライン破面薄型開始領域846を形成することになる。
第1切歯経路指数形成パンチ994および第2切歯経路指数形成パンチ996は、第1スコアライン部のパンチツール960Bおよび第2スコアライン部のパンチツール960Cの打ち付け間の調整を維持するために使用される。

図105で図示している拡大図で最も良く示されているように、スコアライン破面薄型開始領域のパンチ946には、わずかに凸状をしたドームを含むことができる（機構を分かりやすくするために、蓋調整機能パンチツール960および蓋底部スコアラインの薄膜化形成アンビル910Bを再封式容器蓋810から分離している）。図105で図示している拡大図で最も良く示されているように、蓋底部スコアラインの薄膜化形成領域アンビル995もまた、わずかに凸状をしたドームを含むことができる。これらの凸型ドーム946、995は、第1切歯経路指数形成894の対向面内に凹型のくぼみを形成し、より具体的には、第1切歯経路指数形成894の上面にスコアライン破面薄型開始領域846を形成し、第1切歯経路指数形成894に対向した下面上に蓋底部スコアラインの薄膜化形成領域895を形成する。第2スコアライン部のパンチツール960C（または完成したスコアラインのパンチツール960D）および蓋底部スコアラインの薄膜化形成アンビル910Bの凸型ドームは、材料の平面方向に沿って外側に材料の流れを向けるように設けられる（プレス作用の概ね垂直軸に対して垂直）。

より一般的な実施態様において、キャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン836および各機構は、図104に図示している、蓋底部スコアラインの薄膜化形成アンビル910Bを備えた蓋調節機能に対して作用する完成したスコアラインのパンチツール960Dのような、単一打付パンチを用いて形成することができる。

図106から図112で示す再封式容器蓋1010では、開口部構成のさらに別の変形例を紹介している。再封式容器キャップ1010は、再封式容器キャップ810の機構と同様の機構を備える。再封式容器蓋1010および再封式容器蓋810の同様の機構は、特に明記しない限り、先頭についている数字「10」を除いて同じ符号が付いている。再封式容器蓋1010は、図109で示した図解の拡大部で最も良く示されているように、切歯の経路溝1017の一端部にある第1切歯経路精製面取り面1094内で形成された破断開始領域1046を有するキャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン1036を含む。破断開始部1046は、角度のあるトラフまたは凹部を有するように形成することができる。切歯の経路溝1017は、単一のパンチ工程を用いて製造することができるが、多段階成型工程を用いて製造することが好ましい。切歯の経路溝1017の代表的な端部は、位置合わせ機能を強化する、面取りされた直線状の端壁を有するように形成されるか、キャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン1036または少なくとも1つのスコアライン機構1046、1047を形成する。
キャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン1036の破断開始部は、第1切歯経路精製面取り面1094のデボス領域に送られて、キャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン1036およびスコアライン破面薄型開始領域1046間に、スコアライン部重複領域1047として識別される、重複領域を形成する。キャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン1036の破断開始部および関連するスコアライン破面薄型開始領域1046が再封式容器蓋1010の第1切歯経路精製面取り面1094上に形成された。再封式容器蓋1010は、図107に示すように、スコアライン破面薄型開始領域1046に隣接した再封式容器蓋1010の底面上に形成された一対の蓋底部スコアラインヒンジの折り目1095を導入しており、その2つの各垂直端部の側面に配置されるのが好ましい。一対の蓋底部スコアラインヒンジの折り目1095の各々は、切歯の経路溝1017のアーチと垂直方向または接線方向に配置されるのが好ましい。

使用時は、オフセット突出切歯568（図示せず）は、第1切歯経路精製面取り面1094内のスコアライン破面薄型開始領域1046に接近する切歯の経路溝1017に沿って移動することになる。オフセット突出切歯568は次に、スコアライン破面薄型開始領域1046上に接触して開封力を加え、スコアライン破面薄型開始領域1046を破断させる。スコアライン破面薄型開始領域1046の破断は、領域の強度を減少させてスコアライン部重複領域1047およびそれに続くキャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン1036を破断する力を減少させることができる。蓋底部スコアラインヒンジの折り目1095は、材料をスコアライン破面薄型開始領域1046の周りに向けて外側に折り畳み、オフセット突出切歯568が切歯の経路溝1017の端部から出ていく上で自由に通過できるクリアランスを取り入れて、テアパネル面移行のための切歯経路1092上に下向きの力を維持しながら、キャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン1036の破断をさらに伝搬する。キャップ受部ソケット底部パネルのテアパネル1038を再封式容器蓋の上面補強構造部1018から分離する工程は、他の変形例で前述したように、オフセット突出切歯568は、追加スコア破断の伝搬部およびテアパネルの支持ボス引込部1097と係合する切歯デボスパネル566のような、互いに係合して垂直に加わる力を生成する様々な機構と合わせて、下向きの力をテアパネル面移行のための切歯経路1092に加える。

図113から図126で示されている再封式容器蓋1110では、再封式容器蓋110のキャップ受部ソケット内の再封式容器キャップ1160を保持する変形例を取り入れている。再封式容器キャップ1110は、再封式容器キャップ510の機構と同様の機構を備える。再封式容器蓋1110および再封式容器蓋510の同様の機構は、特に明記しない限り、先頭についている数字「11」を除いて同じ符号が付いており、容器蓋510の変形例は、再封式容器キャップ1160および再封式容器蓋1110をその使用を通じてアセンブリとして保持するように適合される。再封式容器蓋110および再封式容器蓋510における重要な特徴は、カムトラック1152、1154、1156の形成であり、より具体的には、図126に最も良く示されているように、代表的なカムトラックとして、第1ソケットキャップ保持カムトラック1152、カムトラックのカムフォロアロック部1152Eに反映するように示した。カムトラックのカムフォロアロック部1152Eは、上方に贈られる図53のカムトラックのカムフォロア先端部552Eと比較して下方へ送られる。再封式容器キャップ1160は、この変形例の主な目的に関連する追加機構を含み、再封式容器蓋1110および再封式容器キャップ1160は、互いに取り付けられた状態であるように設計される。再封式容器キャップの分配開口部1161は、再封式容器キャップ1160の再封式容器キャップの平面横断面1164を通じて取り入れられる。再封式容器キャップの分配開口部1161は、図122および図123に示すように、再封式容器蓋110のキャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン1136によって画定する開口部と回転整列して配置される。テアパネル適合シールガスケット1165は、再封式容器キャップの平面横断面1164の下側で担持される。テアパネル適合シールガスケット1165は、再封式容器蓋110のキャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン1136によって画定される開口部と回転整列して配置されるが、図117に示すように、再封式容器キャップの分配開口部1161からずらして配置される。テアパネル適合シールガスケット1165は、キャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン1136によって画定される開口部を適切に密封する任意の適切な形状とすることができる。代表的な実施態様において、テアパネル適合シールガスケット1165は、分配開口部の形状、より具体的には、テアパネルヒンジ1139の周りの領域を収容するために涙滴形状である。再封式容器キャップの分配開口部1161は、再封式容器蓋1110の破断した再封式容器蓋1110内から内容物の入手および分配を可能にする。
キャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン1136が破断され、キャップ受部ソケット底部パネルのテアパネル1138が再封式容器蓋の上面補強構造部1118から屈曲した後に、テアパネル適合シールガスケット1165が開封状態の容器を密封する。再封式容器キャップ1160は、再封式容器蓋1110のキャップ受部ソケット内にカムトラックの形状で保持される。カムトラックアセンブリ / ロック用戻り止め部1152Aは、各カムフォロア1181の動きを時計回り方向に制限する。カムトラックのカムフォロアロック部1152の変形により、各カムフォロア1181の動きが反時計回り方向に制限される。同じ回転制限が各カムトラック1152、1154、1156およびそれぞれのカムフォロア1181、1182、1183によって設けられる。実装されると、カムフォロア1181は第1ソケットキャップ保持カムトラック1152のカムトラック開始部 / 再封部1152Bに配置される。残りのカムフォロア1182、1183はそれぞれのカムトラック1154、1156の同様の区分に配置されることになる。このアセンブリ構成は、出荷から流通そして販売の間、使用まで、再封式容器キャップ1160を固定した回転位置に保持する。使用時において、消費者は再封式容器キャップ1160を反時計回りの動きで回転させて、（先に説明した）キャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン536を破断するオフセット突出切歯568と同様の方法で、オフセット突出切歯1168にキャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン1136を破断させる。図123、図124に示すように、再封式容器キャップ1160が回転し続けると、再封式容器キャップの分配開口部1161は、破断したキャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン1136によって画定される分配開口部上に配置される。消費者が再封式容器1100から所望する容積の分配が終わったと判断すると、消費者は再封式容器キャップ1160を時計回り方向に回転させ、図124および図125に示すように、テアパネル適合シールガスケット1165を破断したキャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン1136によって画定された分配開口部上に移す。再封式容器蓋110およびそれぞれの再封式容器キャップ1160、ならびに互いの相互作用の詳細を適切に提示するために、追加の図示が含まれている。

上記構成のすべては、反時計回りの回転を用いて、各再封式容器蓋510、810、810、1010、1110のキャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン536、736、836、1036、1136を破断する。こうした各構成は、製造工程ならびに流通および販売工程の後、再封式容器蓋510、710、810、1010、1110のキャップ受部空洞内にそれぞれの再封式容器キャップ560、660、1160を保持するように適合される。

容器蓋は、再利用可能、または個別に利用できる変形例の容器キャップを用いるように変更できることが理解される。再封式容器蓋1210は、図127から図135に示すように、容器蓋ソケット係合開封ツール1260のような、再利用可能、または個別に利用できる変形例の容器キャップを受け入れるように適合される。図127から図129で詳述されている再封式容器蓋1210には、再封式容器蓋510の機構と同様の機構を備える。再封式容器蓋1210および再封式容器蓋510の同様の機構は、先頭についている数字「12」を除いて同じ符号が付いている。この構成において、再封式容器1200は、容器蓋ソケット係合開封ツール1260を除いて製造、流通、販売されることになり、図134で示す容器が密閉された変形例となる。再封式容器蓋510において、キャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン536および他の各開封機構は、再封式容器キャップ560の反時計回りの回転を調整して、キャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン536を破断し、そのキャップ受部ソケット底部パネルのスコアライン538を開封するように配向される。逆に、再封式容器蓋1210において、キャップ受部ソケット底部パネルの時計回りに開封する環状スコアライン1236および他の各開封機構は、容器蓋ソケット係合開封ツール1260の時計回りの回転を調整して、キャップ受部ソケット底部パネルの時計回りに開封する環状スコアライン1236を破断し、その時計回りに開封するテアパネル1238を開封するように配向される。本質的に、キャップ受部ソケット底部パネルの時計回りに開封する環状スコアライン1236および他の各開口機構は、キャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン536および他の各開封機構の鏡像である。

この概念では、容器蓋ソケット係合開封ツール1260を再封式容器蓋1210へ事前に取り付けないので、切歯の経路溝517内およびテアパネル面移行のための切歯経路592の直前にオフセット突出切歯568を嵌め込む機構を必要としない。この構成におけるさらなる利点は、容器蓋ソケット係合開封ツール1260を軸対象にでき、容器蓋ソケット係合開封ツール1260を3方向のいずれかで、再封式容器蓋1210に取り付けることが可能なことである。代表的な実施態様では、容器蓋ソケット係合開封ツール1260の機構を120度の角度部分で反映させているが、再封式容器蓋1210および容器蓋ソケット係合開封ツール1260は、任意の適切な数の同様な角部を有する設計となり得る。

図130から図133で詳述されている容器蓋ソケット係合開封ツール1260は、再封式容器キャップ560の変形例であり、再封式容器キャップ560の機構と同様の機構を備える。容器蓋ソケット係合開封ツール1260および再封式容器キャップ560の同様の機構は、特に明記しない限り、先頭についている数字「12」を除いて同じ符号が付いている。容器蓋ソケット係合開封ツール1260は、任意の適切な製造工程を用いて形成される。代表的な容器蓋ソケット係合開封ツール1260は、成型工程を用いて製造される。容器蓋ソケット係合開封ツール1260には、開封ツール外側側壁1262を含み、そこから半径方向外側に延在する複数の同様なカムフォロア1281を担持し、その下部周縁部の周りで等距離に間隔を空けている。側壁を一部覆う開封ツール容器1271は、容器蓋ソケット係合開封ツール1260の開封ツール外側側壁1262を空間的に外接しており、その間で開封ツール容器本体および蓋アセンブリシーム空洞1270を形成する。開封ツール容器本体および蓋アセンブリシーム空洞1270は、再封式容器1200の容器本体および蓋アセンブリシーム1209に嵌合するように寸法決めされて形成される。開封ツールグリップ要素1274および各開封ツールグリップ要素の加力面1275などの複数のグリップ要素は、側壁を一部覆う開封ツール容器1271の半径方向外側面の周りに形成される。複数の開封ツール分配開口部1261は、開封ツール平面横断面を通じて形成される。各開封ツール分配開口部1261は、再封式容器蓋1200内から内容物を分配できる位置へと回転するように配置されることになる。

複数の切歯1268が開封ツール平面横断面1264の密封面から軸方向下方へ延在し、この切歯1268は、容器蓋ソケット係合開封ツール1260の回転軸から等距離に空間を空けているので等距離である。切歯1268のいずれかをキャップ受部ソケット底部パネルの時計回りに開封する環状スコアライン1236の破断を開始するために使用することができる。

使用時において、容器蓋ソケット係合開封ツール1260は、各カム間逃し部1251、1253、1255を備えた各開封ツール形成カムフォロア1281を調整し、各カムトラック1252、1254、1256の下にある各開封ツール形成カムフォロア1281を滑動させること、より具体的には、先に説明したカムトラックのカムフォロア先端部552Eと類似している上方に角度の付いた端部と係合することで、再封式容器蓋1210上に取り付けられることになる。
各カムトラック1252、1254、1256の上方に角度の付いた端部は、カムトラック操作部552Dと同じように、カムトラック1252、1254、1256の概ね水平に調整された部分にそれぞれの開封ツール形成カムフォロア1281を案内する。消費者は、容器蓋ソケット係合開封ツール1260を時計回りの動きで回転し続けてキャップ受部ソケット底部パネルの時計回りに開封する環状スコアライン1236をテアパネル面移行のための切歯経路1292で破断し、続いて図135に示すように、時計回りに開封するテアパネルヒンジ1239に沿って再封式容器蓋の上面補強構造部1218から時計回りに開封するテアパネル1238を折り畳む、または屈曲させながら、キャップ受部ソケット底部パネルの時計回りに開封する環状スコアライン1236の破断を伝搬することになる。完成したキャップ受部ソケット底部パネルの時計回りに開封する環状スコアライン1236が破断され、時計回りに開封するテアパネル1238が再封式容器蓋の上面補強構造部1218から折り畳まれると、容器蓋ソケット係合開封ツール1260が破断したキャップ受部ソケット底部パネルの時計回りに開封する環状スコアライン1236によって形成された分配開口部を備えた1つの開封ツール分配開口部1261を調整する位置へと回転する。容器蓋ソケット係合開封ツール1260の時計回りの回転は、先に紹介したカムトラックアセンブリ / ロック用戻り止め部552Aと同じように、各それぞれのカムトラック1252、1254、1256の下向き回転によって制限される。容器蓋ソケット係合開封ツール1260は、各開封ツール形成カムフォロア1281がそれぞれのカム間逃げ部1251、1253、1255に配置されるまで、容器蓋ソケット係合開封ツール1260を反時計回りの方向で回転することで取り外される。各開封ツール形成カムフォロア1281がそれぞれのカム間逃げ部1251、1253、1255に配置されると、容器蓋ソケット係合開封ツール1260は再封式容器蓋1210のキャップ受部ソケットから上昇させることができる。代表的なキャップ1260には、不全または開封した再封式容器蓋1210の再封が可能な機構を含まないことに留意されたい。容器蓋ソケット係合開封ツール1260は、密封機構を含むように変更することができる。別の方法として、他のキャップを用いて不全または開封した再封式容器蓋1210を密封することができる。さらに別の構成では、容器蓋ソケット係合開封ツール1260は、開封機能を設けているだけの開封ツール分配開口部1261を除外することができる。

先の変形例は、再封式容器キャップ560の再封式容器キャップの平面基底部564の底面に配置されたキャップシールリング565、および再封式容器蓋510のキャップ受部ソケット底壁534との間の密封を含む。別の変形例において、この密封は、再封式容器キャップ560の垂直側壁の機構および再封式容器蓋510の機構との間に設けることができる。この変形例は、再封式容器蓋130および再封式容器キャップ1360との間で使用され、図136から図146で説明されている。

図136から図137で詳述されている再封式容器蓋1310は、再封式容器蓋510の変形例であり、再封式容器蓋510の機構と同様の機構を備える。再封式容器キャップ1310および再封式容器キャップ510の同様の機構は、先頭についている数字「13」を除いて同じ符号が付いている。図138から図139で詳述されている再封式容器キャップ1360は、再封式容器キャップ560の変形例であり、再封式容器キャップ560の機構と同様の機構を備える。再封式容器キャップ1360および再封式容器キャップ560の同様の機構は、先頭についている数字「13」を除いて同じ符号が付いている。

再封式容器蓋1310には、図143で図示している断面図に最も良く示されているように、円錐台形状キャップシール係合環状面1340の円錐台形状の内面を含む。円錐台形状キャップシール係合環状面1340は、再封式容器蓋1310のキャップ受部ソケットの円筒状側壁1332およびシーミングチャックショルダー1324との間に軸方向に延在する。円錐台形状キャップシール係合環状面1340は、再封式容器蓋1310のカム機能領域およびシーミングチャック壁1322およびシーミングパネル1320を含む、シーミングパネル要素との間に配置される。

再封式容器蓋1360には、図143で図示している断面図に最も良く示されているように、円錐台形状キャップシールリング面1367の円錐台形状の外面を含む。円錐台形状キャップシールリング面1367は、円錐台形状キャップシールリング面1367の再封式容器キャップの円筒状側壁1362および円筒形側壁の逆位カウンターシンク1370との間で軸方向に延在する。円錐台形状キャップシールリング面1367は、再封式容器キャップ1360の機能的なカムフォロア1381、1382、1383を含む領域および円筒形側壁の逆位カウンターシンク1370との間に配置される。円錐台形状キャップシールリング1365は、円錐台形状キャップシールリング面1367の外面に適用される。円錐台形状キャップシールリング1365は、キャップシールリング565で先に提案した材料のような、任意の適した材料とすることができる。

再封式容器キャップ1360および再封式容器蓋1310が互いに取り付けられると、円錐台形状キャップシールリング1365は、図144、図146で最も良く示されているように、円錐台形状キャップシール係合環状面1340の内面に対して密封する。空間的に調整されたカムフォロア1381、1382、1383は、それぞれのカムトラック1352、1354、1356と相互作用して、円錐台形状キャップシールリング面1367および円錐台形状キャップシール係合環状面1340との間に圧縮荷重をほぼ均等に分配する。

再封式容器キャップ1360において、 同心タンパー表示機能1328上にある同心タンパー表示操作要素1329は中心に配置される。同心タンパー表示操作要素1329は、再封式容器蓋の上面補強構造部1318の上面によって支持される。再封式容器蓋の上面補強構造部1318は、容器が密閉された内部の圧力で支持される。密封が損なわれると、圧力が解放され、結果として再封式容器蓋の上面補強構造部1318への支持を排除する。この支持がなければ、再封式容器蓋の上面補強構造部1318は軸方向に屈曲でき、結果として、それに応じて同心タンパー表示機能1328が屈曲し、容器の破損を報告することができる。

さらに別の態様では、再封式容器蓋1410およびそれぞれの再封式容器キャップ1460は、固体組成物（つまり食品）の貯蔵および分配容器を支持するように適合され、この再封式容器蓋1410は図147から図158で説明している。

再封式容器蓋1410は、チップス、プレッツェル、ポテトスティック、大型ナッツ、大型スパイス、キャンディー、スパン、ポタージュ、スプレッド、ピーナッツバター、ゼリー、大型調味料（ザワークラウト、レリッシュ）等をさらに含む上記のような、小型食品および大型食品向けに使用することができる。

図147から図148で詳述されている再封式容器蓋1410は、再封式容器蓋510の変形例であり、再封式容器蓋510の機構と同様の機構を備える。再封式容器キャップ1410および再封式容器キャップ510の同様の機構は、先頭についている数字「14」を除いて同じ符号が付いている。図149から図150で詳述されている再封式容器キャップ1460は、再封式容器キャップ560の変形例であり、再封式容器キャップ560の機構と同様の機構を備える。再封式容器キャップ1460および再封式容器キャップ560の同様の機構は、先頭についている数字「14」を除いて同じ符号が付いている。

再封式容器蓋1410は、その下端部を横切る取り外し可能な密封パネル（図示せず）を備え、または容器蓋の分配開口部1461を有するリング形状をした要素として設けられる。再封式容器蓋1410がその下端部を横切る取り外し可能な密封パネルを含む構成では、シーリングパネルの周縁部はスコアラインによって画定することができる。取り外し可能なシールは、プルタブなどの任意の適切な要素を用いて開封および取り外しができる。この取り外し可能なパネルは、再封式容器蓋1410の下端部に結合されたプラスチック材料または金属箔材料であってもよい。取り外し可能な密封底部パネルを除いた構成において、再封式容器キャップの円筒状外側側壁1462の下端部を形成することができ、 再封式容器蓋1410の再封式容器キャップの円筒状外側側壁1462の下端部を強化し、怪我のリスクを最小限に抑える折り目として、底部周縁の折り目1426を取り入れている。

再封式容器蓋1410は、先に説明した方法と同じ方法を用いて容器の円筒状側壁102に取り付けられる。再封式容器蓋1410内にあるキャップ受部ソケット底壁534を除外することにより、空気駆動式同心タンパー表示機能1428に対する変更が示唆される。空気駆動式同心タンパー表示機能1428は、再封式容器蓋1410がキャップ受部ソケット底壁を除外しタンパー表示操作要素を無用とするので、タンパー表示操作要素を除外する。空気駆動式同心タンパー表示機能1428は、容器が密封された内容物部内の圧力差から直接支持を得る。

容器蓋キャップには、任意の適切な構成のグリップを含むことができる。先の容器蓋キャップ160、260、360、460、560、660、1160、1360、1460はそれぞれ、再封式容器キャップ基底要素または平面横断壁564、664、1164、1364、1464から上方へ延在するグリップ機能を含んでいた。容器蓋ソケット係合開封ツール1260は、側壁を一部覆う開封ツール容器1271の半径方向外側面上に形成されたグリップ要素を含む。図159および図160で詳述されている再封式容器キャップ1560は、再封式容器キャップ1560の内部領域へ内側に延在し、デボス加工された再封式容器キャップグリップ要素の空洞1574を取り入れている。
再封式容器キャップ1560は、再封式容器キャップ1360の機構と同様の機構を有する機構を備える。再封式容器キャップ1560および再封式容器キャップ1360の同様の機構は、特に明記しない限り、先頭についている数字「15」を除いて同じ符号が付いている。シーリング機構（円錐台形状キャップシールリング面1567で担持される円錐台形状キャップシールリング1365）を用いて密封を設けるため、再封式容器キャップの平面横断面1564の下面は、キャップ受部ソケットの底壁1334に接触するのに義務付けされず、結果として、再封式容器キャップ560のキャップシールリング565による設計上の制約が排除される。これにより、再封式容器キャップの平面横断面1564が再封式容器キャップの円筒状外側下部側壁1562の上端部から半径方向内向きに延在することができる。再封式容器キャップ1560は、再封式容器キャップの円筒状上部外側側壁1563を含み、再封式容器キャップの円筒状外側下部側壁1562の上端部および再封式容器キャップの平面横断面1564の外側端部との間に移行部を設ける。再封式容器キャップ1560の高さは、図165で最も良く示されているように、シーミングパネル1320の最上端部以下で最上面を保持するように設計されるのが好ましい。再封式容器キャップの円筒状上部外側側壁1563および再封式容器キャップの平面横断面1564は、再封式容器蓋1310の容器本体へのシーミング工程中に、シーミングチャックツール600上にあるシーミングチャックツールキャップのクリアランス空洞603の空洞内でネストするように設計されるのが好ましい。

再封式容器キャップの平面横断面1564が再封式容器キャップ1560の最も高い領域を横切って延在するので、再封式容器キャップグリップ要素の空洞1574は、再封式容器キャップの平面横断面1564の上面から内側に延在するデボスとして形成することができる。再封式容器キャップグリップ要素の空洞1574は、キャップグリップ要素空洞の加力面1575を含み、その管状内面ではあるが、（先に説明した）キャップグリップ要素の加力面575と同じように機能する。キャップグリップ要素空洞の加力面1575および再封式容器キャップグリップ要素の空洞1574間にある上方移行部は面取りされ、開封および再封工程中における消費者への快適な領域を形成する。再封式容器キャップグリップ要素の空洞1574の深さは、再封式容器キャップグリップ要素の空洞1574の底面を、カムフォロア1581、1582、1583などのアセンブリ基準機構、再封式容器キャップの円筒状外側下部側壁1562の底部等に対して所望する垂直位置で配置することになる。これは、図165、図167で最も良く示されているように、キャップグリップ底壁切歯デボスパネル1566の底面およびそれぞれのキャップグリップ底壁突出切歯1568の深さを適切に配置し、再封式容器蓋1310または他のそれぞれの容器蓋の開封機構と適切に相互作用させる。再封式容器蓋1310への再封式容器キャップ1560の取り付けは、先に説明したものと同じになる。重要な相違点は、消費者が再封式容器キャップグリップ要素の空洞1574に自分の指やツールを挿入して、キャップグリップ要素空洞の加力面1575に置き、そこにねじれ力を加えることである。明らかに、再封式容器キャップグリップ要素の空洞1574は、消費者の指や開封補助ツールを収容するように設計されるようになる。

グリップ設計の変形例を続けると、図168および図169で詳述されている再封式容器キャップ1660は、再封式容器キャップ1660の再封式容器キャップの平面横断面1664から上方へ延在するエンボス加工された別のグリップ構成の再封式容器キャップのグリップ要素1674を取り入れている。再封式容器キャップ1660は、再封式容器キャップ560の機構と同様の機構を有する機構を備える。再封式容器キャップ1660および再封式容器キャップ560の同様の機構は、先頭についている数字「16」を除いて同じ符号が付いている。

再封式容器キャップ560は、キャップグリップ要素の加力面575を画定する挟まれた形状を有するキャップグリップ要素の加力面575を含む。再封式容器キャップのグリップ要素1674は、キャップグリップ要素の加力面1675の末端部またはその上部パネルの周縁部に外接し、キャップグリップ要素の増強機能1676で終わる、より多くの円筒状キャップグリップ要素の加力面1675を有するように形成される。キャップグリップ要素の加力面1675およびキャップグリップ要素の増強機能1676、ならびに再封式容器キャップのグリップ要素1674全体は、任意の適切な形状となり得ることが認識される。キャップグリップ要素の加力面1675の形状は、製造および信頼性上の目的で、円筒状が好ましい。オフセンタタンパー表示機能1628は、再封式容器キャップ1660の再封式容器キャップの円筒状内側側壁1663と（図示のように）偏心して、または同心して配置することができる。再封式容器キャップ1660は、図170で示されている代用的な再封式容器蓋510など、任意の最適な容器蓋に取り付けられることになる。再封式容器キャップのグリップ要素1674は、再封式容器キャップ1660が再封式容器蓋510のキャップ受部ソケット内に取り付けられる際、各際封式容器キャップのグリップ要素1674がシーミングパネル520のそれぞれの表面と同じかそれよりも低い高さであることに留意されたい。

消費者は自分の指を使って、各再封式容器キャップのグリップ要素1674の各キャップグリップ要素の加力面1675に開封力を直接加えることができる。別の方法として、消費者は、図171から図173で紹介した再封式容器キャップ開封補助ツール1760を用いて、再封式容器キャップ1660を回転させて、再封式容器蓋510のキャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン536を破断し、再封式容器蓋の上面補強構造部518からキャップ受部ソケット底部パネルのテアパネル538を分離させて折り畳む際に役立たせることができる。

再封式容器キャップ開封補助ツール1760は、成型工程を用いて柔軟な材料で製造されることが好ましい。再封式容器キャップ開封補助ツール1760は、空間的に調整されたグリップ部を複数有する開封補助ツール上部円筒状側壁1761を含む（開封補助ツールグリップ要素1784を含み、各開封補助ツールグリップ要素1784は、一対の開封補助ツール加力面1785による開封補助ツール上部円筒状側壁1761の周面から外側へ延在する）。開封補助ツール下部円筒状側壁1763は、開封補助ツール上部円筒状側壁1761の底面から下方へ延在する。開封補助ツール下部円筒状側壁1763は、再封式容器蓋510のキャップ受部の空洞内で嵌合するように、より具体的には、図174、図176で最も良く示されているように、再封式容器キャップの円筒状内側側壁1663によって画定される空洞内で嵌合するように寸法決めされ形成される。開封補助ツール上部円筒状側壁1761の周縁部は、容器の周縁部から外側へ延在するように寸法決めされ、再封式容器キャップ開封補助ツール1760の使用中における容器および関連する再封式容器キャップ560にある機構の干渉を回避する。開封補助ツール下部円筒状側壁1763の開封補助ツール底壁から内側に延在する空洞として、少なくとも1つの開封補助ツールキャップグリップ受部空洞1774が形成される。少なくとも1つの開封補助ツールキャップグリップ受部空洞1774の各々には、それぞれの開封補助ツール加力面1775の内端部に外接する開封補助ツールグリップ増強機能1776を含む。開封補助ツール加力面1775および関連する開封補助ツールグリップ増強機能1776は、それぞれの再封式容器キャップのグリップ要素1674、より具体的には、図174、図176で最も良く示されているように、再封式容器キャップのグリップ要素1674のキャップグリップ要素の加力面1675およびキャップグリップ要素の増強機能1676を補うサイズおよび形状である。少なくとも1つの開封補助ツールキャップグリップ受部空洞1774の各数量および位置は、少なくとも1つの再封式容器キャップのグリップ要素1674の各数量および位置によって決定される。再封式容器キャップ開封補助ツール1760の柔軟性材料が取付工程中に開封補助ツールキャップグリップ受部空洞1774を変形させ、拡大したキャップグリップ要素の増強機能1676を補い、キャップグリップ要素の増強機能1676は、開封補助ツールグリップ増強機能1776に着座するまで、開封補助ツールキャップグリップ受部空洞1774の若干狭くなった開封補助ツール加力面1775を通過することができる。再封式容器キャップ開封補助ツール1760が再封式容器キャップ1660へ適切に着座して係合すると、使用者はグリップ1784、1785を担持して、そこに回転力を加える。開封補助ツール上部円筒状側壁1761の拡大周縁部は、柔軟な材料と合わせて、使用中に再封式容器キャップ1660を再封式容器蓋510内で回転させる際に使用者を補助する。開封補助ツールグリップ増強機能1776およびキャップグリップ要素の増強機能1676間の係合により、使用者は、再封式容器蓋510から再封式容器キャップ開封補助ツール1760を単に持ち上げるだけで、再封式容器蓋510のキャップ受部ソケットから再封式容器キャップ1660を取り外すことができる。開封補助ツールグリップ増強機能1776およびキャップグリップ要素の増強機能1676間の係合は、再封式容器キャップ開封補助ツール1760への再封式容器キャップ1660の取り付けを保持する。

再封式容器キャップ開封補助ツール1760は、剛性の高い成形材料で製造され得ることが理解される。剛性のより高い材料を用いて製造される場合、開封補助ツール加力面1775は、開封補助ツールグリップ増強機能1776と同じ形状およびサイズとなり、各再封式容器キャップのグリップ要素1674をそれぞれの開封補助ツールキャップグリップ受部空洞へ挿入することが可能になる。

再封式容器キャップ開封補助ツール1760の開封補助ツールキャップグリップ受部空洞1774は、その他の空洞状をした容器蓋キャップ160、260、360、460、560、660、1160、1360、1460のいずれかに組み込めることが理解される。

容器蓋キャップ560、660、1160、1260、1360、1460は、図177から図186で提示している様々な構成に示すように、より特殊な機構および関連する機能を有する他の容器蓋キャップで置き換えることができる。このような特殊キャップは、容器に含める、別売り、またはその両方となり得る。この特殊キャップは、消費者に任意の容器を特殊な用途に適合させる性能を与える。

第1の代表的な特殊キャップは、図177から図181で詳述されている飲料用ストローソケット付属品1800である。飲料用ストローソケット付属品1800には、メイソンジャーのようなキャップアセンブリの設計を導入している。このアセンブリの設計では、固定の回転位置に留まる、定常で、軸方向に操作可能な部品1810と、飲料用ストローソケット付属品1800を回転させて、再封式容器蓋510またはその他任意の適切な容器蓋など、それぞれの容器蓋に取り付けるソケット嵌合回転アクチュエータ1860との2つの要素を使用する。代表的な定常で、軸方向に操作可能な部品1810には、ソケット付属品横断壁1834の周縁部に外接する円筒状の垂直壁を含む。別の変形例において、ソケット付属品円筒状内側側壁1832は、ソケット付属品横断壁1834の底面から下方へ延在できる。ソケット嵌合回転アクチュエータ螺旋溝トラックカムフォロア1880は、定常で、軸方向に操作可能な部品1810のソケット付属品円筒状内側側壁1832に組み込まれる。ソケット付属品シールリング1865は、ソケット付属品円筒状内側側壁1832の低端部周りで担持されている。ソケット付属品オフセンタテアパネルプラグ1838は、ソケット付属品横断壁1834の下面から下方へ延在する。ソケット付属品オフセンタテアパネルプラグ1838は、キャップ受部ソケット底部パネルのテアパネル538が開封した構成に折り畳まれる際、再封式容器蓋の上面補強構造部518内に形成された分配開口部と係合するように適合される。ソケット付属品オフセンタテアパネルプラグ1838は、再封式容器蓋の上面補強構造部518ないに形成された分配開口部を実質上または完全に密封するように寸法決めされ形成されるのが好ましいということになる。これにより、含有する飲料がソケット付属品オフセンタテアパネルプラグ1838およびソケット付属品シールリング1865との間の領域に漏れないようにすることができる。
Ill

代表的な実施態様において、ソケット付属品オフセンタテアパネルプラグ1838は、飲料用ストローシールガスケット1847を受け取り、保持するように適合されている。飲料用ストローシールガスケット1847は、飲料用ストロー1820を受け入れ保持するように設計されている。飲料用ストローシールガスケット1847は、ゴム、ナイロン、または飲料用ストロー1820の外面の周りへの挿入、保持、および密封に適したその他任意の材料など、柔軟性材料で製造するのが好ましい。

飲料用ストロー1820には、ストレート構造、成形構造を含む任意の周知の設計とすることができ、曲げ機構（複数可）等を含むことができる。飲料用ストロー1820は、飲料用ストローソケット付属品1800の外側から延在し、飲料用ストロー上端部1823で終わる上部領域に露出した飲料用ストロー1822と、飲料用ストローソケット付属品1800から内側から延在し、飲料用ストロー下端部1825で終わる露出していない下部領域にある飲料用ストロー1824とを参照することができる。飲料用ストロー1820は管状の本体を有し、そこを通る飲料用ストロー分配開口部1828を設けることになる。飲料用ストロー1820は、飲料用ストロー下端部1825が再封式容器500の容器密閉底壁504に近接して配置できる長さであることが好ましい。

ソケット嵌合回転アクチュエータ1860は、リング状または開環状に形成されたソケット付属品円筒状外側側壁を有するように設計されている。代表的な実施態様では、ソケット付属品円筒状外側側壁1862の下端部と、側壁を一部覆うソケット付属品1871の下端部から内側に延在するように形成されたソケット付属品容器本体および蓋アセンブリシーム空洞1870を取り入れている。ソケット付属品円筒状外側側壁1862には、再封式容器キャップ560のカムトラック552、554、556、またはその他任意の容器蓋のそれぞれ同様の機構と係合するように設計された、少なくとも1つの機構（図178で最も良く示されているカムフォロア1881、1882、1883など）を含む。ソケット嵌合回転アクチュエータ溝トラック1850は、ソケット嵌合回転アクチュエータ1860の円筒状垂直壁1871の内面に組み込まれる。ソケット付属品グリップ要素1874および各ソケット付属品の加力面1875などの複数のグリップ要素は、外側垂直壁1871の半径方向外側面の周りに形成される。当業者であれば、ソケット嵌合回転アクチュエータ1860の構成は、同じ機能を達成しながら、大幅に変化し得ることが理解するであろう。従って、本発明は、本明細書で図示および説明される代表的な構成によって限定されるべきではない。

ソケット嵌合回転アクチュエータ溝トラック1850およびソケット嵌合回転アクチュエータ螺旋溝トラックカムフォロア1880は、互いに軸関係を維持しながら、互いに回転関係を可能にするように互いに嵌合するように設計されている。

再封式容器蓋510上に飲料用ストローソケット付属品1800を取り付けている間、消費者は、ソケット付属品オフセンタテアパネルプラグ1838の底部を再封式容器蓋510の分配開口部に合わせる。これにより、定常で、軸方向に操作可能な部品1810が、図180で示すように、回転可能な固定位置に保持される。ソケット嵌合回転アクチュエータ1860は時計回りに回転し、カムフォロア1881、1882、1883をそれぞれのカムトラック552、554、556に係合させて、定常で、軸方向に操作可能な部品1810をキャップ受部ソケット底壁534に向かって引き出し、ソケット付属品シールリング1865が、再封式容器蓋510のキャップ受部ソケット底壁534に押し付けられて、図181に示すように、密封を形成する。さらに、ソケット付属品オフセンタテアパネルプラグ1838は、再封式容器蓋510の分配開口部に着座し、その間に別の密封を供給する。ソケット嵌合回転アクチュエータ1860が締め付けられると、改造した再封式容器500が使える状態になる。

第2の代表的な特殊キャップは、図182で詳述されている哺乳瓶用乳首ソケット付属品1900である。哺乳瓶用乳首ソケット付属品1900には、飲料用ストローソケット付属品1800の機構と同様の機構を含む。哺乳瓶用乳首ソケット付属品1900および飲料用ストローソケット付属品1800の同様の機構は、先頭についている数字「19」を除いて同じ符号が付いている。哺乳瓶用乳首ソケット付属品1900は、図示のように、単一のキャップ設計を有するか、飲料用ストローソケット付属品1800のメイソンジャーのようなキャップアセンブリ設計を有するように構成することができる。哺乳瓶用乳首ソケット付属品1900の代表的な実施態様において、哺乳瓶用乳首機構1920は、ラテックス、シリコーン、またはその他任意の適切な材料で製造されることが好ましい。哺乳瓶用乳首機構1920は、一般的な哺乳瓶用乳首に似ていて関連している機構を成形して含むのが好ましい。この図では、哺乳瓶用乳首の突出している柔軟な部品1922の末端部を通って切断されている哺乳瓶用乳首分配開口部1928を示す。哺乳瓶用乳首機構1920は、ソケットが嵌合する哺乳瓶用乳首の回転式取付要素1960のフランジ上にオーバーモールドされるか、哺乳瓶用乳首の回転式取付要素1960のフランジと接着結合するか、またはその他任意の適切な接合工程によってオーバーモールドされ得る。

第3の代表的な特殊キャップは、図183で詳述されているシッピーカップソケット付属品2000である。シッピーカップソケット付属品2000には、哺乳瓶用乳首ソケット付属品1900の機構と同様の機構を含む。シッピーカップソケット付属品2000および哺乳瓶用乳首ソケット付属品1900の同様の機構は、先頭についている数字「20」を除いて同じ符号が付いている。シッピーカップソケット付属品2000は、図示のように、単一のキャップ設計を有するか、飲料用ストローソケット付属品1800のメイソンジャーのようなキャップアセンブリ設計を有するように構成することができる。シッピーカップソケット付属品2000の代表的な実施態様において、シッピーカップ吸口機構2020は、シッピーカップソケット付属品2000のソケット付属品横断壁2034に一体化されるのが好ましい。シッピーカップ吸口機構2020は、一般的な幼児用シッピーカップ（少しずつ飲むカップ）に似ていて関連している機構を成形して含むのが好ましい。シッピーカップ吸口機構2020には、シッピーカップ吸口の柔軟な表面2022の上部を通過して形成されたシッピーカップ分配開口部2028を含む。

第4の代表的な特殊キャップは、図184で詳述されているスポーツボトルソケット付属品2100である。スポーツボトルソケット付属品2100には、飲料用ストローソケット付属品1800の機構と同様の機構を含む。スポーツボトルソケット付属品2100および飲料用ストローソケット付属品1800の同様の機構は、先頭についている数字「21」を除いて同じ符号が付いている。スポーツボトルソケット付属品2100は、図示のように、単一のキャップ設計を有するか、飲料用ストローソケット付属品1800のメイソンジャーのようなキャップアセンブリ設計を有するように構成することができる。スポーツボトルソケット付属品2100には、スポーツボトル吸口機構2120を含む。スポーツボトル吸口機構2120は、スポーツボトルで一般的に使用される構成のような、任意の周知の軸方向密封および分配構成と同様であり得る。スポーツボトル吸口機構2120には、スポーツボトルネック機構2121に沿って軸方向に可動可能なスポーツボトル吸口の軸方向に密封している部品2122を含む。スポーツボトル分配開口部2128は2122を通過して形成され、スポーツボトル吸口の軸方向に密封している部品2122が分配位置に引っ張られた際に、そこを通過して飲料を通過させることができる。別の方法として、スポーツボトル吸口機構2120は、スポーツボトル吸口の軸方向に密封している部品2122がスポーツボトルネック機構2121内で後方へ圧縮される際、密封構成に移行する。

スポーツボトル吸口機構2120の開封および密封工程については、当業者は周知であるので、本明細書では詳述しない。

第5の代表的な特殊キャップは、図185、図186で詳述されている回転式再封型液体分配スパウトソケット付属品2200である。回転式再封型液体分配スパウトソケット付属品2200には、スポーツボトルソケット付属品2100の機構と同様の機構を含む。回転式再封型液体分配スパウトソケット付属品2200およびスポーツボトルソケット付属品2100の同様の機構は、先頭についている数字「22」を除いて同じ符号が付いている。回転式再封型液体分配スパウトソケット付属品2200は、図示のように、単一のキャップ設計を有するか、飲料用ストローソケット付属品1800のメイソンジャーのようなキャップアセンブリ設計を有するように構成することができる。回転式再封型液体分配スパウトソケット付属品2200には、回転式再封型液体分配スパウト機構2220を含む。回転式再封型液体分配スパウト機構2220は、調味料を配送する容器で一般的に使用される構成のような、任意の周知の半径方向の密封および分配構成と同様であり得る。回転式再封型液体分配スパウト機構2220には、回転式再封型液体分配スパウトボールヒンジ2226によって回転して移動できる回転式再封型液体分配スパウト2222を含む。回転式再封型液体分配スパウト分配開口部2228は、回転式再封型液体分配スパウト2222を通過して形成され、回転式再封型液体分配スパウトソケット付属品2220が分配位置へと回転する際、そこを通過して製品を通過させることができる。あるいは、回転式再封型液体分配スパウト機構2220は、回転式再封型液体分配スパウト2222が回転式再封型液体分配スパウト受容空洞2229へと回転する際、密封構成へと移行する。回転式再封型液体分配スパウトボールヒンジ2226には、定常で、軸方向に操作可能な部品2210内のそれぞれの液体分配通路との位置合わせと、定常で、軸方向に操作可能な部品2210内の密封面との間でトグルする液体通路および密封を含む。回転式再封型液体分配スパウト機構2220の開封および密封工程については、当業者は周知であるので、本明細書では詳述しない。

本発明の具体的な実施態様について説明したが、当業者であれば、説明した実施態様と同等の実施態様が他にも存在することを理解するであろう。従って、本発明は、具体的に図示した実施態様によって限定されるものではなく、添付の請求項の範囲によってのみ限定されることを理解されたい。

例えば、カムトラック552、554、556（およびその他変形例）およびそれぞれのカムフォロア581、582、583（およびその他変形例）は代表的なものであり、このような機構は、容器蓋510（およびその他変形例）の垂直側壁532（およびその他変形例）と一体の容器蓋回転式軸方向案内機構として幅広く説明することができる。それぞれのカムフォロア581、582、583（およびその他変形例）は代表的なものであり、このような機構は、シーリングキャップ560（およびその他変形例）のキャップ垂直側壁562（およびその他変形例）と一体のシーリングキャップ回転式軸方向案内機構として幅広く説明することができる。

別の例では、カムトラック552、554、556（およびその他変形例）およびそれぞれのカムフォロア581、582、583（およびその他変形例）を交換することができる。より具体的には、カムトラック552、554、556は、再封式容器キャップの円筒状外側側壁562上に形成することができ、カムフォロア581、582、583はキャップ受部ソケットの円筒状側壁532上に形成することができる。

さらに別の例では、1つのシーリング構成を別の容器蓋アセンブリ構成に適合させることができ、例えば、円錐台形状キャップシールリング1365、1465、1565を異なる変形例の環状シーリング構成の代わりに使用することができる。

さらに別の例では、シーリング要素365、565、665、1165、1365、1465、1565は、キャップ360、560、660、1160、1360、1460、1560の代わりに容器蓋310、510、610、1110、1310、1410、1510によって担持することができる。
参照要素の説明
参照番号 説明
100 再封式容器
102 容器の円筒状側壁
104 容器密閉底壁
106 容器のシーミングフランジ
108 容器のシーミング壁部
109 容器本体および蓋アセンブリシーム
110 再封式容器蓋
112 不使用
114 再封式容器蓋の上面
116 不使用
118 再封式容器蓋の上面補強構造部
119 再封式容器蓋の平面基底部
130 キャップ受部ソケット
132 キャップ受部ソケットの円筒状側壁
134 キャップ受部ソケットの底壁
136 キャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン
138 キャップ受部ソケット底部パネルのテアパネル
139 テアパネルヒンジ
140 キャップ受部ソケット底部パネルの環状平坦面
142 キャップ受部ソケット底部パネル中央部にある「X」字型のスコアライン
150 ソケット側壁にあるカムが係合する突起部
160 再封式容器キャップ
162 再封式容器キャップの円筒状側壁
164 再封式容器キャップの底面
166 カム形キャップ底面
167 平型環状キャップ底部のシール面
168 オフセット突出切歯
169 中心に置かれた突出切歯
170 放射状に延在するキャップスカート
172 放射状に延在するキャップスカートにある脆弱なスコアライン
174 再封式容器キャップのグリップ要素
180 カム溝面
181 第1カム溝面
182 第2カム溝面
183 第3カム溝面
184 傾斜カム溝面部分
186 エンボスカム面下部の戻り止め
188 エンボスカム面上部の戻り止め
200 容器
202 容器の円筒状側壁
204 容器密閉底壁
210 再封式容器蓋
214 再封式容器蓋の上面
218 再封式容器蓋の上面補強構造部
219 再封式容器蓋の平面基底部
230 キャップ受部ソケット
232 キャップ受部ソケットの円筒状側壁
234 キャップ受部ソケットの底壁
236 キャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン
238 キャップ受部ソケット底部パネルで実質的に閉じているループ状のテアパネル
239 テアパネルヒンジ
240 キャップ受部ソケット底部パネルの環状平坦面
242 キャップ受部ソケット底部パネルの中心にあるスコアライン
252 第1ソケット側壁カム係合突起部
254 第2ソケット側壁カム係合突起部
256 第3ソケット側壁カム係合突起部
260 再封式容器キャップ
262 再封式容器キャップの円筒状側壁
264 再封式容器キャップの底面
266 カム形キャップ底面
267 平型環状キャップ底部のシール面
268 オフセット突出切歯
269 中心切開部の突起部
270 放射状に延在するキャップスカート
272 放射状に延在するキャップスカートにある脆弱なスコアライン
274 再封式容器キャップのグリップ要素
281 第1エンボスカム面
282 第2エンボスカム面
283 第3エンボスカム面
290 第1ソケット底部パネルランプ
291 第2ソケット底部パネルランプ
292 第3ソケット底部パネルランプ
294 第1キャップ底面突起機構（ランプ）
295 第2キャップ底面突起機構（ランプ）
296 第3キャップ底面突起機構（ランプ）
310 再封式容器蓋
314 再封式容器蓋の上面
318 再封式容器蓋の上面補強構造部
330 キャップ受部ソケット
332 キャップ受部ソケットの円筒状側壁
334 キャップ受部ソケットの底壁
338 キャップ受部ソケット底部パネルで実質的に閉じているループ状のテアパネル
339 テアパネルヒンジ
340 キャップ受部ソケット底部パネルの環状平坦面
344 キャップ受部ソケット底部パネルの「S」字状スコアライン
346 スコアライン破面薄型開始領域
352 第1ソケット側壁カム係合突起部
354 第2ソケット側壁カム係合突起部
356 第3ソケット側壁カム係合突起部
365 キャップシールリング
390 第1ソケット底部パネルエンボスランプ
391 第2ソケット底部パネルエンボスランプ
392 第1ソケット底部パネルデボスランプ
393 第2ソケット底部パネルデボスランプ
400 容器
410 再封式容器蓋
414 再封式容器蓋の上面
418 再封式容器蓋の上面補強構造部
430 キャップ受部ソケット
432 キャップ受部ソケットの円筒状側壁
434 キャップ受部ソケットの底壁
436 キャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン
438 キャップ受部ソケット底部パネルのテアパネル
440 キャップ受部ソケット底部パネルの環状平坦面
442 キャップ受部ソケット底部パネルの中心にあるスコアライン
446 スコアライン破面薄型開始領域
452 第1ソケット側壁カム係合突起部
454 第2ソケット側壁カム係合突起部
460 再封式容器キャップ
469 中心切開部の突起部
474 再封式容器キャップのグリップ要素
476 再封式容器キャップのグリップ要素にある第1クロスメンバ
478 再封式容器キャップのグリップ要素にある第2クロスメンバ
479 グリップ増強器具
490 第1ソケット底部パネルランプ
491 第2ソケット底部パネルランプ
492 第3ソケット底部パネルランプ
500 再封式容器
502 容器の円筒状側壁
504 容器密閉底壁
106 容器のシーミングパネル
108 容器のシーミング壁部
509 容器本体および蓋アセンブリシーム
510 再封式容器蓋
517 切歯の経路溝
518 再封式容器蓋の上面補強構造部
520 シーミングパネル
522 シーミングチャック壁
524 シーミングチャックショルダー
526 周辺カウンターシンク
528 オフセンタタンパー表示機能
527 タンパー表示操作要素および蓋面隙間
529 オフセンタタンパー表示操作要素
532 キャップ受部ソケットの円筒状側壁
534 キャップ受部ソケットの底壁
536 キャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン
538 キャップ受部ソケット底部パネルのテアパネル
539 テアパネルヒンジ
541 表面補強形成移行のためのソケット底壁
551 第1カム間逃し部
552 第1ソケットカムトラック
552A カムトラックアセンブリ / ロック用戻り止め部A
552B カムトラック開始部 / 再封部B
552C カムトラックの高さ移行部C
552D カムトラック操作部D
552E カムトラックのカムフォロア先端部E
553 第2カム間逃し部
554 第2ソケットカムトラック
555 第3カム間逃し部
556 第3ソケットカムトラック
560 再封式容器キャップ
562 再封式容器キャップの円筒状外側側壁
563 再封式容器キャップの円筒状内側側壁
564 再封式容器キャップの平面横断壁
565 キャップシールリング
566 切歯デボスパネル（切歯プラットフォーム）
568 オフセット突出切歯
570 円筒形側壁の逆位カウンターシンク
574 再封式容器キャップのグリップ要素
575 キャップグリップ要素の加力面
581 第1形成カムフォロア
582 第2形成カムフォロア
583 第3形成カムフォロア
590 テアパネル折り畳みボス移行のためのテアパネル面切歯経路
591 テアパネル面切歯経路
592 テアパネル面移行のための切歯経路
593 仕上げスコア破面の伝搬部およびテアパネル折り畳み付勢ボス
597 追加スコア破断の伝搬部およびテアパネルの支持ボス引込部
598 テアパネル補強ボス
600 シーミングチャックツール
601 シーミングチャックツール円錐型駆動壁
602 シーミングチャックツール平面駆動面
603 シーミングチャックツールキャップのクリアランス空洞
604 第1操作ローラー
605 第1操作ローラーの回転軸
606 第1操作ローラーの駆動チャネル
607 第2 / 最終操作ローラー
608 第2 / 最終操作ローラーのスピン軸
609 第2 / 最終操作ローラーの駆動チャネル
610 外周カウンターシンク壁プレレトルト形状
611 外周カウンターシンク壁プレレトルト形状角度視線誘導標
612 内周カウンターシンク壁プレレトルト形状
613 内周カウンターシンク壁プレレトルト形状角度視線誘導標
614 キャップ受部ソケット底壁プレレトルト形状
615 キャップ受部ソケット底壁プレレトルト形状角度視線誘導標
620 外周カウンターシンク壁ポストレトルト形状
621 外周カウンターシンク壁ポストレトルト形状角度視線誘導標
622 内周カウンターシンク壁ポストレトルト形状
623 内周カウンターシンク壁ポストレトルト形状角度視線誘導標
624 キャップ受部ソケット底壁ポストレトルト形状
625 キャップ受部ソケット底壁ポストレトルト形状角度視線誘導標
628 同心タンパー表示機能
629 同心タンパー表示操作要素
660 再封式容器キャップ
662 再封式容器キャップの円筒状外側側壁
663 再封式容器キャップの円筒状内側側壁
664 再封式容器キャップの平面横断面
665 キャップシールリング
666 切歯デボスパネル
668 オフセット突出切歯
670 円筒形側壁の逆位カウンターシンク
674 再封式容器キャップのグリップ要素
675 キャップグリップ要素の加力面
681 第1形成カムフォロア
682 第2形成カムフォロア
683 第3形成カムフォロア
710 再封式容器蓋
717 切歯の経路溝
718 再封式容器蓋の上面補強構造部 720 シーミングパネル
722 シーミングチャック壁
724 シーミングチャックショルダー
726 周辺カウンターシンク
732 キャップ受部ソケットの円筒状側壁
734 キャップ受部ソケットの底壁
736 キャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン
738 キャップ受部ソケット底部パネルのテアパネル
739 テアパネルヒンジ
741 表面補強形成移行のためのソケット底壁
746 スコアライン破面薄型開始領域
747 スコアライン薄膜化領域のシール補強部
751 第1カム間逃し部
752 第1ソケットカムトラック
753 第2カム間逃し部
754 第2ソケットカムトラック
755 第3カム間逃し部
756 第3ソケットカムトラック
790 テアパネル折り畳みボス移行のためのテアパネル面切歯経路
791 テアパネル面切歯経路
792 テアパネル面移行のための切歯経路
793 仕上げスコア破面の伝搬部およびテアパネル折り畳み付勢ボス
797 追加スコア破断の伝搬部およびテアパネルの支持ボス引込部
798 テアパネル補強ボス
810 再封式容器蓋
817 切歯の経路溝
818 再封式容器蓋の上面補強構造部
820 シーミングパネル
822 シーミングチャック壁
824 シーミングチャックショルダー
826 周辺カウンターシンク
832 キャップ受部ソケットの円筒状側壁
833 第1スコアライン形成部
834 キャップ受部ソケットの底壁
835 第2スコアライン形成部
836 キャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン
838 キャップ受部ソケット底部パネルのテアパネル
839 テアパネルヒンジ
841 表面補強形成移行のためのソケット底壁
846 スコアライン破面薄型開始領域
847 スコアライン部重複領域
851 第1カム間逃し部
852 第1ソケットカムトラック
853 第2カム間逃し部
854 第2ソケットカムトラック
855 第3カム間逃し部
856 第3ソケットカムトラック
890 テアパネル折り畳みボス移行のためのテアパネル面切歯経路
891 テアパネル面切歯経路
892 テアパネル面移行のための切歯経路
893 仕上げスコア破面の伝搬部およびテアパネル折り畳み付勢ボス
894 第1切歯経路指数形成
895 蓋底部スコアラインの薄膜化形成領域
896 第2切歯経路指数形成
897 追加スコア破断の伝搬部およびテアパネルの支持ボス引込部
898 テアパネル補強ボス
910A 蓋調整機能アンビルA
910B 蓋底部スコアラインの薄膜化形成アンビルBを備えた蓋調整機能
917 切歯の経路溝アンビル
918 再封式容器蓋の上面補強構造部アンビル
932 キャップ受部ソケットの円筒状アンビル本体
933 第1スコアライン形成部のパンチ
934 キャップ受部ソケットの底壁アンビル
935 第2スコアライン形成部のパンチ
936 キャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアラインパンチ
938 重複の備えがある第1スコアライン形成部パンチ端部
939 テアパネルヒンジ形成パンチ領域
941 表面補強形成移行アンビルに対するソケット底壁
946 スコアライン破面薄型開始領域のパンチ
947 スコアライン部重複領域のパンチ
960A 蓋調整機能パンチツールA
960B 第1スコアライン部のパンチツールB
960C 第2スコアライン部のパンチツールC
960D 完成したスコアラインのパンチツールD
962 蓋調整機能パンチツール本体
964 蓋調整機能パンチツールの底面
993 第1切歯経路指数形成アンビル
994 第1切歯経路指数形成パンチ
995 蓋底部スコアラインの薄膜化形成領域アンビル
996 第2切歯経路指数形成パンチ
997 第2切歯経路指数形成アンビル
1010 再封式容器蓋
1017 切歯の経路溝
1018 再封式容器蓋の上面補強構造部
1020 シーミングパネル
1022 シーミングチャック壁
1024 シーミングチャックショルダー
1026 周辺カウンターシンク
1032 キャップ受部ソケットの円筒状側壁
1033 第1スコアライン形成部
1034 キャップ受部ソケットの底壁
1035 第2スコアライン形成部
1036 キャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン
1038 キャップ受部ソケット底部パネルのテアパネル
1039 テアパネルヒンジ
1041 表面補強形成移行のためのソケット底壁
1046 スコアライン破面薄型開始領域
1047 スコアライン部重複領域
1051 第1カム間逃し部
1052 第1ソケットカムトラック
1053 第2カム間逃し部
1054 第2ソケットカムトラック
1055 第3カム間逃し部
1056 第3ソケットカムトラック
1090 テアパネル折り畳みボス移行のためのテアパネル面切歯経路
1091 テアパネル面切歯経路
1092 テアパネル面移行のための切歯経路
1093 仕上げスコア破面の伝搬部およびテアパネル折り畳み付勢ボス
1094 第1切歯経路精製面取り面
1095 蓋底部スコアラインヒンジの折り目
1096 第2切歯経路精製面取り面
1097 追加スコア破断の伝搬部およびテアパネルの支持ボス引込部
1098 テアパネル補強ボス
1100 再封式容器
1102 容器の円筒状側壁
1104 容器密閉底壁
1109 容器本体および蓋アセンブリシーム
1110 再封式容器蓋
1117 切歯の経路溝
1118 再封式容器蓋の上面補強構造部
1120 シーミングパネル
1122 シーミングチャック壁
1124 シーミングチャックショルダー
1126 周辺カウンターシンク
1128 オフセンタタンパー表示機能
1129 オフセンタタンパー表示操作要素
1132 キャップ受部ソケットの円筒状側壁
1134 キャップ受部ソケットの底壁
1136 キャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン
1138 キャップ受部ソケット底部パネルのテアパネル
1139 テアパネルヒンジ
1141 表面補強形成移行のためのソケット底壁
1151 第1カム間逃し部
1152 第1ソケットキャップ保持カムトラック
1152 A カムトラックアセンブリ / ロック用戻り止め部A
1152B カムトラック開始部 / 再封部B
1152C カムトラックの高さ移行部C
1152D カムトラック操作部D
1152E カムトラックのカムフォロアロック部E
1153 第2カム間逃し部
1154 第2ソケットキャップ保持カムトラック
1155 第3カム間逃し部
1156 第3ソケットキャップ保持カムトラック
1160 再封式容器キャップ
1161 再封式容器キャップの分配開口部
1162 再封式容器キャップの円筒状外側側壁
1163 再封式容器キャップの円筒状内側側壁
1164 再封式容器キャップの平面横断面
1165 テアパネル適合シールガスケット
1166 切歯デボスパネル（切歯プラットフォーム）
1168 オフセット突出切歯
1170 円筒形側壁の逆位カウンターシンク
1174 再封式容器キャップのグリップ要素
1175 キャップグリップ要素の加力面
1181 第1形成カムフォロア
1182 第2形成カムフォロア
1183 第3形成カムフォロア
1190 テアパネル折り畳みボス移行のためのテアパネル面切歯経路
1191 テアパネル面切歯経路
1192 テアパネル面移行のための切歯経路
1193 仕上げスコア破面の伝搬部およびテアパネル折り畳み付勢ボス
1197 追加スコア破断の伝搬部およびテアパネルの支持ボス引込部
1198 テアパネル補強ボス
1200 再封式容器
1202 容器の円筒状側壁
1204 容器密閉底壁
1209 容器本体および蓋アセンブリシーム
1210 再封式容器蓋
1217 切歯の経路溝
1218 再封式容器蓋の上面補強構造部
1220 シーミングパネル
1222 シーミングチャック壁
1224 シーミングチャックショルダー
1226 周辺カウンターシンク
1232 キャップ受部ソケットの円筒状側壁
1234 キャップ受部ソケットの底壁
1236 キャップ受部ソケット底部パネルの時計回りに開封する環状スコアライン
1238 時計回りに開封するテアパネル
1239 時計回りに開封するテアパネルヒンジ
1241 表面補強形成移行のためのソケット底壁
1251 第1カム間逃し部
1252 第1ソケットカムトラック
1253 第2カム間逃し部
1254 第2ソケットカムトラック
1255 第3カム間逃し部
1256 第3ソケットカムトラック
1260 容器蓋ソケット係合開封ツール
1261 開封ツール分配開口部
1262 開封ツール外側側壁
1263 開封ツール内側側壁
1264 開封ツール平面横断面
1265 開封ツールシールリング
1268 開封ツールオフセット突出切歯
1270 開封ツール容器本体および蓋アセンブリシーム空洞
1271 側壁を一部覆う開封ツール容器
1274 開封ツールグリップ要素
1275 開封ツールグリップ要素の加力面
1281 開封ツール形成カムフォロア
1290 テアパネル折り畳みボス移行のためのテアパネル面切歯経路
1291 テアパネル面切歯経路
1292 テアパネル面移行のための切歯経路
1293 仕上げスコア破面の伝搬部およびテアパネル折り畳み付勢ボス
1297 追加スコア破断の伝搬部およびテアパネルの支持ボス引込部
1298 テアパネル補強ボス
1310 再封式容器蓋
1317 切歯の経路溝
1318 再封式容器蓋の上面補強構造部
1320 シーミングパネル
1322 シーミングチャック壁
1324 シーミングチャックショルダー
1326 周辺カウンターシンク
1328 同心タンパー表示機能
1329 同心タンパー表示操作要素
1332 キャップ受部ソケットの円筒状側壁
1334 キャップ受部ソケットの底壁
1336 キャップ受部ソケット底部パネルの環状スコアライン
1338 キャップ受部ソケット底部パネルのテアパネル
1339 テアパネルヒンジ
1340 円錐台形状キャップシール係合環状面
1341 表面補強形成移行のためのソケット底壁
1351 第1カム間逃し部
1352 第1ソケットカムトラック
1353 第2カム間逃し部
1354 第2ソケットカムトラック
1355 第3カム間逃し部
1356 第3ソケットカムトラック
1360 再封式容器キャップ
1362 再封式容器キャップの円筒状外側側壁
1363 再封式容器キャップの円筒状内側側壁
1364 再封式容器キャップの平面横断面
1365 円錐台形状キャップシールリング
1366 切歯デボスパネル（切歯プラットフォーム）
1367 円錐台形状キャップシールリング面
1368 オフセット突出切歯
1370 円筒形側壁の逆位カウンターシンク
1374 再封式容器キャップのグリップ要素
1375 キャップグリップ要素の加力面
1381 第1形成カムフォロア
1382 第2形成カムフォロア
1383 第3形成カムフォロア
1390 テアパネル折り畳みボス移行のためのテアパネル面切歯経路
1391 テアパネル面切歯経路
1392 テアパネル面移行のための切歯経路
1393 仕上げスコア破面の伝搬部およびテアパネル折り畳み付勢ボス
1397 追加スコア破断の伝搬部およびテアパネルの支持ボス引込部
1398 テアパネル補強ボス
1410 再封式容器蓋
1420 シーミングパネル
1422 シーミングチャック壁
1424 シーミングチャックショルダー
1426 底部周縁の折り目
1428 空気駆動式同心タンパー表示機能
1432 キャップ受部ソケットの円筒状側壁
1440 円錐台形状キャップシール係合環状面
1451 第1カム間逃し部
1452 第1ソケットカムトラック
1453 第2カム間逃し部
1454 第2ソケットカムトラック
1455 第3カム間逃し部
1456 第3ソケットカムトラック
1460 再封式容器キャップ
1461 容器蓋の分配開口部
1462 再封式容器キャップの円筒状外側側壁
1463 再封式容器キャップの円筒状内側側壁
1464 再封式容器キャップの平面横断面
1465 円錐台形状キャップシールリング
1467 円錐台形状キャップシールリング面
1470 円筒形側壁の逆位カウンターシンク
1474 再封式容器キャップのグリップ要素
1475 キャップグリップ要素の加力面
1481 第1形成カムフォロア
1560 再封式容器キャップ
1562 再封式容器キャップの円筒状外側下部側壁
1563 再封式容器キャップの円筒状外側上部側壁
1564 再封式容器キャップの平面横断面
1565 円錐台形状キャップシールリング
1566 キャップグリップ底壁切歯デボスパネル（切歯プラットフォーム）
1567 円錐台形状キャップシールリング面
1568 キャップグリップ底壁突出切歯
1574 再封式容器キャップグリップ要素の空洞
1575 キャップグリップ要素空洞の加力面
1581 第1形成カムフォロア
1582 第2形成カムフォロア
1583 第3形成カムフォロア
1628 オフセンタタンパー表示機能
1629 オフセンタタンパー表示操作要素
1660 再封式容器キャップ
1662 再封式容器キャップの円筒状外側側壁
1663 再封式容器キャップの円筒状内側側壁
1664 再封式容器キャップの平面横断面
1665 キャップシールリング
1666 切歯デボスパネル（切歯プラットフォーム）
1668 オフセット突出切歯
1670 円筒形側壁の逆位カウンターシンク
1674 再封式容器キャップのグリップ要素
1675 キャップグリップ要素の加力面
1676 キャップグリップ要素の増強機能
1681 第1形成カムフォロア
1682 第2形成カムフォロア
1683 第3形成カムフォロア
1760 再封式容器キャップ開封補助ツール
1761 開封補助ツール上部円筒状側壁
1762 開封補助ツール上壁
1763 開封補助ツール下部円筒状側壁
1764 開封補助ツール底壁
1774 開封補助ツールキャップグリップ受部空洞
1775 開封補助ツール加力面
1776 開封補助ツールグリップ増強機能
1784 開封補助ツールグリップ要素
1785 開封補助ツール加力面
1800 飲料用ストローソケット付属品
1810 定常で、軸方向に操作可能な部品
1820 飲料用ストロー
1822 上部領域に露出した飲料用ストロー
1823 飲料用ストロー上端部
1824 露出していない下部領域にある飲料用ストロー
1825 飲料用ストロー下端部
1828 飲料用ストロー分配開口部
1832 ソケット付属品円筒状内側側壁
1834 ソケット付属品横断壁
1838 ソケット付属品オフセンタテアパネルプラグ
1847 飲料用ストローシールガスケット
1850 ソケット嵌合回転アクチュエータ溝トラック
1860 ソケット嵌合回転アクチュエータ
1862 ソケット付属品円筒状外側側壁
1865 ソケット付属品シールリング
1870 ソケット付属品容器本体および蓋アセンブリシーム空洞
1871 側壁を一部覆うソケット付属品
1874 ソケット付属品グリップ要素
1875 ソケット付属品の加力面
1880 ソケット嵌合回転アクチュエータ螺旋溝トラックカムフォロア
1881 第1カムフォロア
1882 第2カムフォロア
1883 第3カムフォロア
1900 哺乳瓶用乳首ソケット付属品
1920 哺乳瓶用乳首機構
1922 哺乳瓶用乳首の突出している柔軟な部品
1928 哺乳瓶用乳首分配開口部
1960 ソケットが嵌合する哺乳瓶用乳首の回転式取付要素
1974 ソケット付属品グリップ要素
1975 ソケット付属品の加力面
2000 シッピーカップソケット付属品
2010 定常で、軸方向に操作可能な部品
2020 シッピーカップ吸口機構
2022 シッピーカップ吸口の柔軟な表面
2028 シッピーカップ分配開口部
2034 ソケット付属品横断壁
2060 ソケット嵌合回転アクチュエータ
2074 ソケット付属品グリップ要素
2075 ソケット付属品の加力面
2100 スポーツボトルソケット付属品
2110 定常で、軸方向に操作可能な部品
2120 スポーツボトル吸口機構
2121 スポーツボトルネック機構
2122 スポーツボトル吸口の軸方向に密封している部品
2128 スポーツボトル分配開口部
2134 ソケット付属品横断壁
2160 ソケット嵌合回転アクチュエータ
2174 ソケット付属品グリップ要素
2175 ソケット付属品の加力面
2200 回転式再封型液体分配スパウトソケット付属品
2210 定常で、軸方向に操作可能な部品
2220 回転式再封型液体分配スパウト機構
2222 回転式再封型液体分配スパウト
2226 回転式再封型液体分配スパウトボールヒンジ
2228 回転式再封型液体分配スパウト分配開口部
2229 回転式再封型液体分配スパウト受容空洞
2234 ソケット付属品横断壁
2260 ソケット嵌合回転アクチュエータ
2274 ソケット付属品グリップ要素
2275 ソケット付属品の加力面

Claims (15)

1. 再封式容器蓋アセンブリ（510、560; 510、660; 710、560; 810、560; 1010、560; 1110、1160; 1210、1260; 1310、1360; 1410、1460; 1310、1560; 510、1660）において、
   容器蓋（510、710、810、1010、1110、1210、1310、1410）と、
   上部周縁部（524、724、824、1024、1124、1224、1324、1424）および下部周縁部（526、726、826、1026、1126、1226、1326、1426）との間に延在する円筒状垂直側壁（532、732、832、1032、1132、1232、1332、1432）と、
   垂直側壁の上部周縁部（524、724、824、1024、1124、1224、1324、1424）の周囲に形成されたシーミングパネル（520、720、820、1020、1120、1220、1310、1420）と、容器蓋（510、710、810、1010、1110、1210、1310、1410）を食料品用容器の側壁（102、106、108）に取り付けるように適合させたシーミングパネル（520、720、820、1020、1120、1220、1420）と、
   容器蓋の回転および垂直側壁（532、732、832、1032、1132、1232、1332、1432）と一体になった軸方向の案内機構（552、554、556; 752、754、756; 852、854、856; 1052、1054、1056; 1152、1154、1156; 1252、1254、1256; 1352、1354、1356; 1452、1454、1456）と、
   容器蓋シール係合面（534、734、834、1034、1134、1234、1340、1440）と、
   容器蓋シーリングキャップ（560、660、1160、1260、1360、1460、1560、1660）と、
   再封式容器キャップであって、概して水平方向に配向された横断壁（564; 664; 1164; 1264; 1364; 1464; 1564; 1664）と、
   再封式容器キャップの円筒状側壁（562、662、1162、1262、1362、1462、1562、1662）で、前記再封式容器キャップに対して通常垂直に配置され、一般に水平方向に配向された横断壁（564; 664; 1164; 1264; 1364; 1464; 1564; 1664）と、前記再封式容器キャップの円筒状外側側壁（562、662、1162、1262、1362、1462、1562、1662）は、前記容器蓋の垂直側壁（532、732、832、1032、1132、1232、1332、1432）の内面と回転して係合するように寸法決めされた円筒形状を有し、
   前記容器蓋シーリングキャップ（560、660、1160、1260、1360、1460、1560、1660）の回転運動を引き起こす力を受容するように適合されたグリップ機構（574, 674, 1174, 1274, 1374, 1474, 1574, 1674）と、
   前記キャップの円筒状外側側壁（562、662、1162、1262、1362、1462、1562、1662）と一体になったシーリングキャップの回転および軸方向の案内機構（581、582、583; 681、682、683; 1181、1182、1183; 1281、1282、1283; 1381、1382、1383; 1481、1482、1483; 1581、1582、1583; 1681、1682、1683）と、
   前記容器蓋のシール係合面（534、734、834、1034、1134、1234、1340、1440）と係合するように配置されたシーリング要素（565、665、1165、1265、1365、1465、1565、1665）であって、
   前記容器蓋のシーリングキャップ（560、660、1160、1260、1360、1460、1560、1660）が前記容器蓋の垂直側壁（532、732、832、1032、1132、1232、1332、1432）によって画定された内部容積内に挿入され、
   前記シーリングキャップの回転および軸方向の案内機構（581、582、583; 681、682、683; 1181、1182、1183; 1281、1282、1283; 1381、1382、1383; 1481、1482、1483; 1581、1582、1583; 1681、1682、1683）が前記容器蓋の回転および軸方向の案内機構（552、554、556; 752、754、756; 852、854、856; 1052、1054、1056; 1152、1154、1156; 1252、1254、1256; 1352、1354、1356; 1452、1454、1456）と回転して係合する際に、前記シーリング要素（565、665、1165、1265、1365、1465、1565、1665）が前記容器蓋のシール係合面（534、734、834、1034、1134、1234、1340、1440）と係合する特徴を備えている、再封式容器蓋アセンブリ。
2. 再封式容器蓋アセンブリ（510、560; 510、660; 710、560; 810、560; 1010、560; 1110、1160; 1210、1260; 1310、1360; 1410、1460; 1310、1560; 510、1660）において、
   容器蓋（510、710、810、1010、1110、1210、1310、1410）と、
   上部周縁部（524、724、824、1024、1124、1224、1324、1424）および下部周縁部（526、726、826、1026、1126、1226、1326、1426）との間に延在する円筒状垂直側壁（532、732、832、1032、1132、1232、1332、1432）と、
   前記垂直側壁の上部周縁部（524、724、824、1024、1124、1224、1324、1424）の周囲に形成されたシーミングパネル（520、720、820、1020、1120、1220、1420）と、前記容器蓋（510、710、810、1010、1110、1210、1310、1410）を容器の側壁（102、106、108）に取り付けるように適合させた前記シーミングパネル（520、720、820、1020、1120、1220、1420）と、
   前記垂直側壁（532、732、832、1032、1132、1232、1332）の前記下部周縁部（526、726、826、1026、1126、1226、1326）の周囲に形成されたカウンターシンク（526、726、826、1026、1126、1226、1326）で、前記カウンターシンク（526、726、826、1026、1126、1226、1326）は一般に「U」字形状を有しており、
   前記カウンターシンク（526、726、826、1026、1126、1226、1326）の内側上端部から内径方向に延在するキャップ受部ソケット底壁（534, 734, 834, 1034, 1134, 1234, 1334）と、
   前記キャップ受部ソケット底壁（534、734、834、1034、1134、1234、1334）内に形成されたスコアライン（536、736、836、1036、1136、1236、1336）は、テアパネル（538、738、838、1038、1138、1238、1338）およびテアパネルヒンジ（539、739、839、1039、1139、1239、1339）を画定する形状で配置されたスコアライン（536、736、836、1036、1136、1236、1336）で、
   容器蓋の回転および垂直側壁（532、732、832、1032、1132、1232、1332、1432）と一体になった軸方向の案内機構（552、554、556; 752、754、756; 852、854、856; 1052、1054、1056; 1152、1154、1156; 1252、1254、1256; 1352、1354、1356; 1452、1454、1456）と、
   容器蓋シール係合面（534、734、834、1034、1134、1234、1340、1440）であって、
   前記容器蓋の垂直側壁（532、732、832、1032、1132、1232、1332、1432）、前記カウンターシンク（526、726、826、1026、1126、1226、1326）および前記キャップ受部ソケット底壁（534、734、834、1034、1134、1234、1334）は共同でキャップ受部ソケットを画定している。そして、
   容器蓋シーリングキャップ（560、660、1160、1260、1360、1460、1560、1660）と、
   再封式容器キャップであって、概して水平方向に配向された横断壁（564; 664; 1164; 1264; 1364; 1464; 1564; 1664）と、
   再封式容器キャップの円筒状側壁（562、662、1162、1262、1362、1462、1562、1662）で、前記再封式容器キャップに対して通常垂直に配置され、一般に水平方向に配向された横断壁（564; 664; 1164; 1264; 1364; 1464; 1564; 1664）と、前記再封式容器キャップの円筒状外側側壁（562、662、1162、1262、1362、1462、1562、1662）は、前記容器蓋の垂直側壁（532、732、832、1032、1132、1232、1332、1432）の内面と回転して係合するように寸法決めされた円筒形状を有し、
   前記再封式容器キャップの底面から下方に延在する切歯（568; 668; 1168; 1268; 1368; 1568; 1668）は一般に、水平に配向される横断壁（564; 664; 1164; 1264; 1364; 1464; 1564; 1664）を有し、
   前記容器蓋シーリングキャップ（560、660、1160、1260、1360、1460、1560、1660）の回転運動を引き起こす力を受容するように適合されたグリップ機構（574、674、1174、1274、1374、1474、1574、1674）と、
   前記キャップの円筒状外側側壁（562、662、1162、1262、1362、1462、1562、1662）と一体になったシーリングキャップの回転および軸方向の案内機構（581、582、583; 681、682、683; 1181、1182、1183; 1281、1282、1283; 1381、1382、1383; 1481、1482、1483; 1581、1582、1583; 1681、1682、1683）と、
   前記容器蓋のシール係合面（534、734、834、1034、1134、1234、1340、1440）と係合するように配置されたシーリング要素（565、665、1165、1265、1365、1465、1565、1665）であって、
   前記容器蓋のシーリングキャップ（560、660、1160、1260、1360、1460、1560、1660）は、前記キャップ受部ソケット内に挿入され、
   前記シーリングキャップの回転および軸方向の案内機構（581、582、583; 681、682、683; 1181、1182、1183; 1281、1282、1283; 1381、1382、1383; 1481、1482、1483; 1581、1582、1583; 1681、1682、1683）と、前記容器蓋の回転および軸方向の案内機構（552、554、556; 752、754、756; 852、854、856; 1052、1054、1056; 1152、1154、1156; 1252、1254、1256; 1352、1354、1356; 1452、1454、1456）は、
   a） 前記再封式容器蓋のシーリングキャップ（560、660、1160、1260、1360、1460、1560、1660）が前記容器蓋（510、710、810、1010、1110、1210、1310、1410）に対してそれぞれ回転する際に、前記再封式容器蓋のシーリングキャップ（）を前記キャップ受部ソケット内へ軸方向移動させるか、
   b） 前記容器蓋のシーリングキャップ（560、660、1160、1260、1360、1460、1560、1660）の前記底面（564、664、1164、1264、1364、1464、1564、1664）と一体になった少なくとも1つの機構と、前記キャップ受部ソケット底壁（534、734、834、1034、1134、1234、1334）と一体になった対応する機構との間で軸方向に力を生成させるのうち、少なくとも1つに適合される。
   前記キャップ受部ソケット内にある前記シーリングキャップ（560、660、1160、1260、1360、1560、1660）の回転中に前記スコアライン（536、736、836、1036、1136、1236、1336）の破断を開始するように適合されていることを特徴とする、請求項2に記載の切歯（568; 668; 1168; 1268; 1368; 1568; 1668）。
3. 前記切歯（568; 668; 1168; 1268; 1368; 1568; 1668）は、前縁部、後縁部、および底縁部をさらに備え、
   前記切歯の前記前縁部（568; 668; 1168; 1268; 1368; 1568; 1668）は、前記キャップ受部ソケット内にある前記シーリングキャップ（560、660、1160、1260、1360、1560、1660）の回転中に前記スコアライン（536、736、836、1036、1136、1236、1336）の破断を開始するように適合されていることを特徴とする、請求項2に記載の再封式容器蓋アセンブリ（510、560; 510、660; 710、560; 810、560; 1010、560; 1110、1160; 1210、1260; 1310、1360; 1410、1460; 1310、1560; 510、1660）。
4. 前記シーリングキャップの回転および軸方向の案内機構（581、582、583; 681、682、683; 1181、1182、1183; 1281、1282、1283; 1381、1382、1383; 1481、1482、1483; 1581、1582、1583; 1681、1682、1683）は、
   a）少なくとも1つのカムフォロア、
   b）少なくとも1つのカムトラックのうちの1つであり、
   前記容器蓋の回転および軸方向の案内機構（552、554、556; 752、754、756; 852、854、856; 1052、1054、1056; 1152、1154、1156; 1252、1254、1256; 1352、1354、1356; 1452、1454、1456）は、
   a） 少なくとも1つの前記カムフォロア、
   b）少なくとも1つの前記カムトラックの片方となることを特徴とする、請求項1から請求項3に記載の再封式容器蓋アセンブリ（510、560; 510、660; 710、560; 810、560; 1010、560; 1110、1160; 1210、1260; 1310、1360; 1410、1460; 1310、1560; 510、1660）。
5. 前記少なくとも1つのカムトラック（552）は、ロック用戻り止め部（552A）を備えた形状であり、前記シーリング要素（565）にはシーリング要素の厚さを有しており、
   前記ロック用戻り止め部（552A）と前記シーリング要素の厚さ（565）の組み合わせは、前記少なくとも1つのカムフォロア（581、582、583）が前記ロック用戻り止め部（552A）と関連して配置されている際に、前記シーリング要素（565）の圧縮を維持することを特徴とする、請求項4に記載の再封式容器蓋アセンブリ（510、560; 510、660; 710、560; 810、560; 1010、560; 1210、1260; 1310、1360; 1410、1460; 1310、1560; 510、1660）。
6. 前記容器蓋（510、710、810、1010、1110、1210、1310）は、前記キャップ受部ソケット底壁（534、734、834、1034、1134、1234、1334）内に形成された切歯経路（517、717、817、1017、1117、1217、1317）をさらに備えており、前記切歯経路（517、717、817、1017、1117、1217、1317）の一端（592）はデボス形状を有しており、少なくとも（a）前記スコアライン（536、736、836、1036、1136、1236、1336）の破断開始領域（746、846、1046）に近接、
   （b）前記スコアライン（536、736、836、1036、1136、1236、1336）の破断開始領域と重なり合う位置のいずれかに配置されていることを特徴とする、請求項2から請求項4のいずれかにおいて記載されている再封式容器蓋アセンブリ（510、560; 510、660; 710、560; 810、560; 1010、560; 1110、1160; 1210、1260; 1310、1360; 1310、1560; 510、1660）。
7. 前記容器蓋のシーリングキャップ（560、660、1160、1260、1360、1560、1660）は、前記再封式容器キャップの前記底面から下方へ延在するように形成された切歯プラットフォーム（566; 666; 1166; 1266; 1366; 1566; 1666）をさらに備え、一般に水平に配向される横断壁（564; 664; 1164; 1264; 1364; 1564; 1664）を有し、前記切歯（568; 668; 1168; 1268; 1368; 1568; 1668）は前記切歯プラットフォーム（566; 666; 1166; 1266; 1366; 1566; 1666）から下方へ延在しており、
   前記容器蓋（510、710、810、1010、1110、1210、1310）は、前記キャップ受部ソケット内にある前記容器蓋シーリングキャップ（560、660、1160、1260、1360、1560、1660）の回転中に、前記スコアライン（536、736、836、1036、1136、1236、1336）の破断を伝搬させる前記切歯プラットフォーム（566; 666; 1166; 1266; 1366; 1566; 1666）と係合するように適合された少なくとも1つの隆起機構をさらに備えることを特徴とする、請求項2から請求項5のいずれかに記載の再封式容器蓋アセンブリ（510、560; 510、660; 710、560; 810、560; 1010、560; 1110、1160; 1210、1260; 1310、1360; 1310、1560; 510、1660）。
8. 前記少なくとも1つの隆起機構（593、597、598; 793、797、798; 893、897、898; 1093、1097、1098; 1193、1197、1198; 1293、1297、1298; 1393、1397、1398）の少なくとも一部が、前記テアパネル（538、738、838、1038、1138、1238、1338）内に形成され、前記テアパネル（538、738、838、1038、1138、1238、1338）に対して剛性を提供することを特徴とする、請求項6に記載の再封式容器蓋アセンブリ（510、560; 510、660; 710、560; 810、560; 1010、560; 1110、1160; 1210、1260; 1310、1360; 1310、1560; 510、1660）。
9. 前記キャップ受部ソケット底壁（534、734、834、1034、1134、1234、1334）から前記テアパネル（538、738、838、1038、1138、1238、1338）を折り畳むように前記切歯（568; 668; 1168; 1268; 1368; 1568; 1668）を適合する、
   または前記キャップ受部ソケット底壁（534、734、834、1034、1134、1234、1334）から前記テアパネル（538、738、838、1038、1138、1238、1338）を折り畳むように切歯プラットフォーム（566; 666; 1166; 1266; 1366; 1566; 1666）を適合するのうち、少なくとも1つを有し、
   前記切歯プラットフォーム（566; 666; 1166; 1266; 1366; 1566; 1666）は、前記再封式容器キャップの底面から下方へ延在し、通常水平に配向される横断壁（564; 664; 1164; 1264; 1364; 1564; 1664）を有することを特徴とする、請求項2から請求項7のいずれかに記載の再封式容器蓋アセンブリ（510、560; 510、660; 710、560; 810、560; 1010、560; 1110、1160; 1210、1260; 1310、1360; 1410、1460; 1310、1560; 510、1660）。
10. 前記容器蓋のシーリングキャップ（560、660、1160、1260、1360、1460、1560、1660）は、タンパー表示部（528、628、1128、1228、1328、1428、1528、1628）をさらに備え、前記タンパー表示部（528、628、1128、1228、1328、1428、1528、1628）は、前記容器蓋（510、710、810、1010、1110、1210、1310、1410）を含む再封式容器アセンブリ（500、1000、1100、1200）が破損した場合、消費者に通知するように適合されていることを特徴とする、請求項1から請求項8のいずれかに記載の再封式容器蓋アセンブリ（510、560; 510、660; 710、560; 810、560; 1010、560; 1110、1160; 1210、1260; 1310、1360; 1410、1460; 1310、1560; 510、1660）。
11. 前記タンパー表示部（528、628、1128、1228、1328、1428、1528、1628）はさらに、
    a）前記容器が密封されている際、前記キャップ受部ソケット底壁（534、734、834、1034、1134、1234、1334）によってしっかりと支持され、報告することがないようにし、前記報告がないということは、容器アセンブリ（500、1000、1100、1200）が密封されていることを示す、そして
    b）前記容器のシールが破られた際に可撓性となり、それにより報告が行われ、報告するということは、容器アセンブリ（500、1000、1100、1200）が破られたことを示すように適合された機構を備えていることを特徴とする、請求項9に記載の再封式容器蓋アセンブリ（510、560; 510、660; 710、560; 810、560; 1010、560; 1110、1160; 1210、1260; 1310、1360; 1410、1460; 1310、1560; 510、1660）。
12. 前記グリップ機構（574、674、1174、1274、1374、1474、1574、1674）がグリップ空洞（1574）として形成されていることを特徴とする、請求項1から請求項10のいずれかに記載の再封式容器蓋アセンブリ（510、560; 510、660; 710、560; 810、560; 1010、560; 1110、1160; 1210、1260; 1310、1360; 1410、1460; 1310、1560; 510、1660）。
13. 前記キャップのシーリング要素（565、665、1165、1265、1365、1465、1565、1665）は、
    a）前記再封式容器キャップの底面によって支持されるシーリングガスケット（565、665、1165、1265、1365、1465、1565、1665）であって、一般に、水平に配向された横断壁（564; 664; 1164; 1264; 1364; 1464; 1564; 1664）を有する、
    b）前記再封式容器キャップの前記底面にある環状面によって支持されるシーリングガスケット（565、665、1165、1265、1365、1465、1565、1665）であって、一般に、水平に配向された横断壁（564; 664; 1164; 1264; 1364; 1464; 1564; 1664）を有する、
    c）前記再封式容器キャップの円筒状側壁（562、662、1162、1262、1362、1462、1562、1662）内に形成された円錐台状の表面、または
    d）前記再封式容器キャップの円筒状側壁（562、662、1162、1262、1362、1462、1562、1662）内に形成された円錐台状の表面によって支持されるシーリングガスケット（565、665、1165、1265、1365、1465、1565、1665）のいずれか1つであることを特徴とする、請求項1から請求項11のいずれかに記載の再封式容器蓋アセンブリ（510、560; 510、660; 710、560; 810、560; 1010、560; 1110、1160; 1210、1260; 1310、1360; 1410、1460; 1310、1560; 510、1660）。
14. 前記容器蓋シール係合面（1340、1440）は、前記容器蓋の垂直側壁（1332、1432）内で形成された円錐台状の表面であって、
    前記キャップのシーリング要素（1365、1465、1565）は、前記容器蓋シール係合面（1340、1440）の前記円錐台状の表面と係合するように適合された円錐台状の表面を有するように配置されることを特徴とする、請求項1から請求項11のいずれかに記載の再封式容器蓋アセンブリ（1310、1360; 1410、1460; 1310、1560）。
15. 前記容器蓋シーリングキャップ（1160）は、分配開口部（1161）およびシーリングガスケット（1165）をさらに備え、前記開口部（1161）および前記シーリングガスケット（1165）は、前記容器蓋シーリングキャップ（1160）の中心回転点からほぼ同じ半径に沿って配置されていることを特徴とする、請求項1から請求項11のいずれかに記載の再封式容器蓋アセンブリ（510、560; 510、660; 710、560; 810、560; 1010、560; 1110、1160; 1210、1260; 1310、1360; 1410、1460; 1310、1560; 510、1660）。

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