JP2002002765A - キャップ付き密封容器 - Google Patents

キャップ付き密封容器

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JP2002002765A
JP2002002765A JP2000189421A JP2000189421A JP2002002765A JP 2002002765 A JP2002002765 A JP 2002002765A JP 2000189421 A JP2000189421 A JP 2000189421A JP 2000189421 A JP2000189421 A JP 2000189421A JP 2002002765 A JP2002002765 A JP 2002002765A
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Kenichi Takao
健一 高尾
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Toyo Seikan Group Holdings Ltd
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Toyo Seikan Kaisha Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】非力の者でも開封が容易であって、開封のため
に特別の道具を必要とせず、再使用のための封緘が可能
であり、飲み口や注ぎ口等になる開口部が清潔であるキ
ャップ付き密封容器を提供する。 【解決手段】頂板部9と円筒形状の側壁部10を有し、
側壁部10に第1のねじ部11を形成された首部5を有
する密封容器2、および首部5と螺合可能なキャップ7
を備えるキャップ付き密封容器1である。首部5の頂板
部9に、ヒンジ部15を残してスコア14が形成されて
いる。キャップ7は、天部20と胴壁部21を備えてい
る。天部20は内側に突出部22を有し、突出部22
は、頂板部9と接触する時の位置が、ヒンジ部15及び
/又はスコア14の内側にある。胴壁部21は第1のね
じ部11と係合可能な第2のねじ部18を備え、キャッ
プ7をねじ込むことにより、スコア14が破断して開口
部16が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャップ付き密封
容器に関し、更に詳しくは、開口が容易で、かつ再使用
のために封緘することが可能であるキャップ付き密封容
器に関する。
【0002】
【従来の技術】ジュース缶、ビール缶、炭酸飲料缶、コ
ーヒー飲料缶、紅茶飲料缶等の密封容器として、容器本
体の開口端部に、イージーオープン蓋を巻締めてなるも
のが広く使用されている。イージーオープン蓋には、開
口部を区画するスコアが形成されていて、蓋本体に設け
られたリベットに固着された摘みタブの先端部(鼻部)
によってスコア内部を押し下げて、飲み口等となる開口
部を形成する。このタイプの従来の密封容器の場合、飲
み残した時などに、開口部の再封緘ができないので、残
った飲料等は捨てるか、或いはコップ等に移して冷蔵庫
内で保存するという手間を要するという問題がある。ま
た開口部から直接飲料を飲む時は、蓋に異物が付着して
いる場合が間々あり、不衛生になり易いという問題があ
る。
【0003】ジュースや炭酸飲料などを、ねじ付き首部
を有するプラスチック・ボトル(例えば所謂ペットボト
ル)等に収納した後、キャップで密封するタイプの、再
封緘可能の密封容器も市販されている。この種の密封容
器は、密封性を高めるため強くねじ締めされている。そ
のため、開封に強い力を要し、子供や女性、老人などの
握力の弱い者には、開封が困難か、或いは開封不可能に
なるという問題がある。コルク栓や王冠で密封した密封
容器は、開封に特別の道具を必要とする問題を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、非力の者で
も開封が容易であって、開封のために特別の道具を必要
とせず、再使用のための封緘が可能であり、飲み口や注
ぎ口等になる開口部が清潔であるキャップ付き密封容器
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のキャップ付き密
封容器は、頂板部と円筒形状の側壁部を有し、側壁部に
第1のねじ部を形成された首部を有する密封容器、およ
び首部と螺合可能なキャップを備えるキャップ付き密封
容器であって、首部の頂板部に、ヒンジ部を残してスコ
アが形成されており、キャップは、天部と胴壁部を備
え、天部は内側に突出部を有し、突出部は、頂板部と接
触する時の位置が、ヒンジ部及び/又はスコアの内側に
あり、胴壁部は第1のねじ部と係合可能な第2のねじ部
を備え,キャップをねじ込むことにより、スコアが破断
して開口部が形成されることを特徴とする。
【0006】本明細書において首部とは、胴部より直径
が小さく、使用前は封緘されており、使用の際に端部に
開口部が形成される円筒状の部分をいう。請求項1記載
の発明の場合、首部は頂板部によって閉鎖、すなわち封
緘されている。従って例えば約8気圧という高い内圧に
対しても密封性が確保されている。
【0007】頂板部に、ヒンジ部を残してスコアが形成
されている。キャップの天部は内側に突出部を有し、突
出部は、頂板部と接触する時の位置が、ヒンジ部及び/
又はスコアの内側にある。そしてキャップが首部に螺合
可能のため、開封の際にキャップをねじ込むと、突出部
が頂板部に接近、接触する。更にねじ込みを続けると、
突出部の頂板部と接触する時の位置が、ヒンジ部及び/
又はスコアの内側にあるので、回転に伴って、スコアが
順次、又は同時に破断し、ヒンジ部を基部として、スコ
アの内側の部分、すなわち破断片が容器の内側に大きく
折り曲げられて、破断片がヒンジ部に付着したまま開口
部が形成される。
【0008】飲み残しや注ぎ残し等があって、再使用し
ようとする場合は、キャップを首部に螺合すればよいの
であるから、再使用のための封緘が可能である。開口部
が形成される頂板部は、使用前、すなわち保管中はキャ
ップで覆われているので、開口部は清潔である。頂板部
で密封されているので、従来のボトルの場合のように、
密封のためにキャップと首部の端面を、シール部を介し
て強く押圧する必要がない。従って非力の者でも開封が
容易である。また単にキャップをねじ込むだけで開封さ
れるので、特別の道具を必要としない。
【0009】キャップの突出部が円筒形または多角筒形
であることが好ましい(請求項2、請求項3)。かつ突
出部の底面に凹部が形成されていることが好ましい(請
求項4)。凹部が形成されることによって、キャップが
軽量化し、かつ低コストになるからである。突出部の底
面が天部の上面に対して傾斜した平面であることが好ま
しい(請求項5)。底面が頂板部に接触する面積が小さ
くなるため、応力集中により、スコアの破断が容易にな
るからである。
【0010】キャップが自然にねじ込まれないように、
キャップが首部に固定されていることが好ましい(請求
項6)。固定することによって、取り扱い中や、輸送中
等に、キャップが自然にねじ込まれて不慮の開封が起こ
るのを防止できるという利点を有する。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施の形
態であるキャップ付き密封容器1を示したものである。
2は金属板、例えばアルミニウム合金板よりなる密封容
器であって、胴部3、胴部3の上端に連接する円錐台形
状の肩部4,肩部4の上端に連接し、胴部より直径が小
さい円筒形状の首部5、および胴部3の下端に二重巻締
部6aによって液密に接合された底蓋6よりなってい
る。キャップ7は、シュリンク・フィルム8によって首
部5に固定されている。
【0012】図2および図3はそれぞれ、シュリンク・
フィルム8を剥がしてキャップ7を外した状態における
密封容器2の正面図および平面図を示す。密封容器2の
首部5は、一体成形された頂板部9(軸線に垂直な平坦
部よりなる)と側壁部10を備えており、側壁部10に
は雄ねじ11が形成されている。孔の無い閉鎖された頂
板部9に、開口部16(図7参照)を区画する円形スコ
ア14が、首部5と実質的に同心に、ヒンジ部15を残
して形成されている。ヒンジ部15を残すのは、開口後
に破断片17(図7参照)が容器内に落下するのを防ぐ
ためである。円形スコア14は、ヒンジ部15の部分が
円形から欠落しているので、完全な円形ではないが、ヒ
ンジ部15の幅は通常約1〜10mmなので、大部分が
円形のため、円形スコアとよぶことにする。スコアは、
必ずしも円形スコア14でなくてもよく、段落番号00
15及び図8、図9、図10、図11に示すように、適
宜の形態、形状等を採り得るものである。
【0013】図5は、図4に示す、熱可塑性樹脂よりな
るキャップ7が首部5に係合している状態を示す。キャ
ップ7は、天部20と胴壁部21を備えている。胴壁部
21の内面には、首部5の雄ねじ11と螺合可能な雌ね
じ18が形成されている。天部20の内面側に、周面2
2bが円筒形で、胴壁部21と同心の突出部22が形成
されている。突出部22の底面22aは天部20の上面
20aに対して傾斜した平面であって、断面が楔形状部
の底面の内、最も傾斜角度αが小さい部分が最下端部2
3となる。突出部22の周面22bの直径は、スコア1
4の直径より僅かに小さいこと、すなわち最下端部23
が頂板部9と接触する時の位置が、ヒンジ部15及び/
又はスコア14の内側にあって、しかも両者ができるだ
け接近していることが好ましい(図6参照)。
【0014】かくすることによって、円形スコア14を
開口するときに要する力を小さくすることができ、さら
に最下端部23がねじ込みによって、ヒンジ部15の内
側のヒンジ部15にできるだけ接近した箇所を押圧する
時、梃子の原理によって、破断片17がヒンジ部15を
支点として最も大きく、ほぼ90度近く下方に曲げられ
るからである。なお図5において、1点鎖線14’およ
び15’はそれぞれ、円形スコア14およびヒンジ部1
5を通る仮想鉛直線である。また最下端部23が、突出
部22の周面22bより僅かに内側にあるのは、底面2
2aと周面22bとが曲率部22cを介して接続してい
るからである。底面が天部20の上面に平行な平面でも
差し支えないが、この場合には、可成り大きな開口力を
要する。
【0015】図8に示すように、突出部22の周面22
bを通る仮想鉛直面である1点鎖線で示す22’が、円
形スコア14の内側に接近するように、円形スコア14
が形成されてもよい。また図9に示すように、スコア
は、ヒンジ部115の両側で接続する、2個の互いに接
近した同心の円形スコア114aおよび114bよりな
る二重スコア114であってもよい。図9の場合、上記
の1点鎖線22’は、円形スコア114aおよび114
bの間を通る。図10に示すように、スコアは隅丸四角
形スコア214であってもよい。215はヒンジ部であ
る。図11に示すように、スコアは一部突出オーバル形
状スコア314であってもよい。315はヒンジ部であ
る。
【0016】図12、図13は、他の態様の突出部24
を示す。突出部24は直径が小さい円柱状であって、底
面24aは、突出部22と同様に、天部20の上面に対
して、半径方向内方に向かって低くなるように傾斜した
平面であって、曲率部を有する断面楔形状部の底面の
内、最も半径方向外側の部分が最下端部25となる。そ
して突出部24の周面24bは、頂板部9と接触する時
の位置が、ヒンジ部15およびスコア14の内側にあっ
て、最下端部25が、ヒンジ部15及び/又はスコア1
4にできるだけ接近していることが好ましい。
【0017】図14は、更に他の態様の突出部26を示
すが、中央凹部27が設けられている点以外は、図5の
突出部22と構成、機能は同様である。この場合、最下
端部26aがスコア14を破断し、ヒンジ部15を支点
として破断片17は折り曲げられる。図示は省略した
が、突出部は、その周面が多角筒形(例えば3〜8角筒
形)のものであってもよい。何れの場合も、開口後にキ
ャップ7を外して、内容物を飲んだり、注いだりした
後、残した時は、キャップ7を再び首部5に十分にねじ
込んで封緘すればよい。
【0018】キャップ付き密封容器1は、例えば次のよ
うにして製造される。缶用金属板、例えばアルミニウム
合金板のブランクを、公知の絞りーしごき加工等により
胴部3と同径の平底を有するしごき缶を作製し、次いで
平底を数回絞り加工して、肩部4および首部5(雄ねじ
11形成前の)を形成する。次に公知の方法により、頂
板部9に、ヒンジ部15を残してスコア14を形成した
後、首部5に雄ねじ11を形成する。その後、公知の方
法により開口端部にネックイン部3a(図1参照)及び
フランジ部(図示されない)を形成する。
【0019】次に開口端部から、飲料等の内容物を充填
した後、フランジ部と底蓋6を巻締して、二重巻締部6
aを形成する。その後、キャップ7を首部5に外挿す
る。この場合、首部5の雄ねじ11の開始点近傍と、キ
ャップ7の下端面、あるいは雌ねじ18の開始点近傍が
接触して、キャップ7が停止する。この状態でシュリン
ク・フィルム8を用いてキャップ7を首部に固定する。
なお固定前の突出部の最下端部(例えば図5の23)
が、首部5の頂板部9の上方に位置するように、予め突
出部の寸法を定めておくことが重要である。さもない
と、固定と同時に頂板部9のスコア14が破断するおそ
れがあるからである。多少ねじ込んでも、最下端部(例
えば図5の23)と頂板部9が接触しないように寸法が
定められている場合は、多少ねじ込んだ後、シュリンク
・フィルム8を用いてキャップ7を首部に固定してもよ
い。上記の固定を行わないと、取り扱い中や、輸送中等
にキャップが自然にねじ込まれて、スコア14が破断し
易い。なおシュリンク・フィルム8は、ピルファー・プ
ルーフ(pilfer-proof)性を確保する。
【0020】固定前の突出部の最下端部が、首部の頂板
部の上方に位置するようにするため、図15に示すよう
に、ダブル・ナット方式を採用してもよい。ナット28
を首部5の雄ねじ11に予め螺合しておく。その後、ナ
ット28を保持したまま、キャップ7をねじ込んで行
き、適当なトルクで締め付ける。この状態で、突出部の
最下端部と首部の頂板部が接触しないように、各寸法が
定められていることはいうまでもない。開封する際は、
キャップ7が自由回転するように、ナット28を緩め、
首部下方へ大きく逃がす、又はキャップ7とナット28
を一度取り外した後、キャップ7をねじ込むことによっ
て開口する。
【0021】固定前の突出部の最下端部が、首部の頂板
部の上方に位置するようにするため、図16に示すよう
に、ピルファー・プルーフ性のキャップ29を用いても
よい。ピルファー・プルーフ性キャップ29は、前述の
キャップ7と多数のブリッジ部30を介して接続するス
カート部31よりなる。スカート部31は比較的薄く曲
げ易くなっており、間隙部32が形成されている。ピル
ファー・プルーフ性キャップ29の高さHは、スカート
部31の下端が肩部4の上方部に接触した時、突出部の
最下端部と首部の頂板部が接触しないように、各部分の
寸法に応じて定められている。開口の際は、先ずスカー
ト部31の間隙部32の片側の舌片状の摘み部31aを
掴んで、矢印A方向にほぼ水平方向に引っ張り回して、
ブリッジ部30を破断してスカート部31を除く。その
後、キャップ7をねじ込んで開口する。
【0022】固定前の突出部の最下端部が、首部の頂板
部の上方に位置するようにするため、図17に示すよう
に、他のタイプのピルファー・プルーフ性のキャップ3
3を用いてもよい。ピルファー・プルーフ性キャップ3
3は、キャップ7と折り目37を介してキャップ7に接
続するスカート部34よりなる。スカート部34の高さ
は、その下端部34aが肩部4に当接した時、突出部
(22)の最下端部(23)が、頂板部(9)に接触し
ないように定められている(図5参照)。スカート部3
4は、スカート部34の下端を残して軸方向に延びるス
リット35と短冊状部36を備え、短冊状部36の外面
の上端部が周状に凹んだ折り目37となっている(図5
参照)。スリット部35の下端に高さhのブリッジ部3
8が形成されている。
【0023】ブリッジ部38は図5に示すように、端面
が肩部4に沿うよう、内側斜め上方に向かう傾斜部とな
っているのが望ましい。しかし単なる薄肉部となってい
て、所定値以上のトルクによって破断し易ければよい。
このブリッジ部38の破断に必要なトルク(所定値のト
ルク)は、ブリッジ部38の数、(平均)厚さ、高さ
h、肩部4の、頂板部9と平行な平面(すなわち軸線に
対して垂直な平面)39に対する傾斜角θ、材料の強度
等によって定められる。キャップ33は、好ましくは熱
可塑性プラスチックよりなる。
【0024】上記の所定値以上のトルクを加えて、キャ
ップ33を回し下げると、ブリッジ部38が破断し、最
下端部(23)が、頂板部(9)に接触して、スコアが
破断して開口が行われる。更にねじ回しを続けると、図
18に示すように、最後には短冊状部36が肩部4に沿
って蛸の足状に広がる。広がった短冊状部36は、折り
目37のため、元の形状に戻らない故、キャップ33は
再使用(再封緘)可能である。固定方法は、これらに限
定されず、首部とキャップがその他の手段によって固定
されていてもよい。
【0025】密封容器の胴部、肩部や底部等は、適宜の
形状、構造を採り得る。図19に示す密封容器42は、
図1に示す密封容器2のほぼ上半部に対応する上部体4
3と、下半部に対応する下部体44を、接着剤による周
状接合部45を介して接合してなるものである(例えば
特公平2−7731号公報参照)。キャップ付き密封容
器としての、構造、機能等は、周状接合部45が設けら
れている点を除いて、キャップ付き密封容器1と同様で
ある。
【0026】図20に示す密封容器52は、胴部53と
底部54が、絞りーしごき加工等により形成されシーム
レス缶55に内容物を充填した後、密封容器2の肩部4
の下端部が、胴部53に巻締られて二重巻締部56を形
成されてなるものである。その他の構造、機能等は、キ
ャップ付き密封容器1と同様である。
【0027】図21に示す密封容器62は、溶接缶、接
着缶のようなサイドシーム缶に本発明を適用した例を示
す。内容物の充填は、二重巻締部64または二重巻締部
65の、巻締前の開口部から行う。66は、溶接部又は
接着部のような接合部を示す。
【0028】図19、図20および図21の場合等に、
キャップ7の固定手段として、図15や図16、図17
に示すナット28や、ピルファー・プルーフ性キャップ
29、33を用いてもよいことはいうまでもない。密封
容器は、例えばチューブ容器やスパウト付き容器のよう
な熱可塑性樹脂よりなるものでもよい。この場合は通
常、底端を折り重ねてヒートシールすることにより、内
容物充填後の密封を行う。キャップは金属よりなるもの
であってもよい。また首部とキャップの係合状態によ
り、一旦下がってねじ込まれ、再び同一方向の回転で首
部から上昇するという機構を備えたキャップを用いても
よい。
【0029】
【発明の効果】本発明キャップ付き密封容器は、非力の
者でも開封が容易であって、開封のために特別の道具を
必要とせず、再使用のための封緘が可能であり、飲み口
や注ぎ口等になる開口部が清潔であるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態であるキャップ付き
密封容器の正面図である。
【図2】図1のキャップ付き密封容器からキャップを外
した密封容器の正面図である。
【図3】図1のキャップ付き密封容器からキャップを外
した密封容器の平面図である。
【図4】図1のキャップ付き密封容器から外されたキャ
ップの正面図である。
【図5】図4のV−V線に沿うキャップの縦断面図を含
み、キャップと首部の頂板部との相対位置関係を示す図
面である。
【図6】図5のVI−VI線から見た、キャップの一部切
断底面図である。
【図7】図2の密封容器を開口した後の状態を示す、図
3に対応する平面図である。
【図8】図3に示すスコアと、突出部との相対位置関係
が異なるスコアを備える密封容器の、図3に対応する平
面図である。
【図9】図3に示すスコアと異なる第1の形状のスコア
をを備える密封容器の、図3に対応する平面図である。
【図10】図3に示すスコアと異なる第2の形状のスコ
アをを備える密封容器の、図3に対応する平面図であ
る。
【図11】図3に示すスコアと異なる第3の形状のスコ
アをを備える密封容器の、図3に対応する平面図であ
る。
【図12】図5のキャップと異なる第1の態様のキャッ
プの縦断面図である。
【図13】図12のキャップの底面図である。
【図14】図5のキャップと異なる第2の態様のキャッ
プの縦断面図である
【図15】図1と異なる第1の態様でキャップを固定し
た状態を示す、要部正面図である。
【図16】図1と異なる第2の態様でキャップを固定し
た状態を示す、要部正面図である。
【図17】図1と異なる第3の態様でキャップを固定し
た状態を示す、要部正面図である。
【図18】図17の場合に、キャップのねじ下げが終了
した状態を示す、要部正面図である。
【図19】本発明の第2の実施の形態であるキャップ付
き密封容器の正面図である。
【図20】本発明の第3の実施の形態であるキャップ付
き密封容器の正面図である。
【図21】本発明の第4の実施の形態であるキャップ付
き密封容器の正面図である。
【符号の説明】
1 キャップ付き密封容器 2 密封容器 5 首部 7 キャップ 8 シュリンクフィルム(固定する手段) 9 頂板部 10 側壁部 11 雄ねじ(第1のねじ部) 14 スコア(円形スコア) 15 ヒンジ部 16 開口部 18 雌ねじ(第2のねじ部) 20 天部 20a 上面 21 胴壁部 22 突出部 22a 底面 24 突出部 24a 底面 26 突出部 27 凹部 28 ナット(固定する手段) 31 スカート部(固定する手段) 34 スカート部(固定する手段) 114 スコア(二重円形スコア) 115 ヒンジ部 214 スコア(四角形スコア) 215 ヒンジ部 314 スコア(一部突出オーバル形状スコア) 315 ヒンジ部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】頂板部と円筒形状の側壁部を有し、側壁部
    に第1のねじ部を形成された首部を有する密封容器、お
    よび首部と螺合可能なキャップを備えるキャップ付き密
    封容器であって、首部の頂板部に、ヒンジ部を残してス
    コアが形成されており、キャップは、天部と胴壁部を備
    え、天部は内側に突出部を有し、突出部は、頂板部と接
    触する時の位置が、ヒンジ部及び/又はスコアの内側に
    あり、胴壁部は第1のねじ部と係合可能な第2のねじ部
    を備え,キャップをねじ込むことにより、スコアが破断
    して開口部が形成されることを特徴とするキャップ付き
    密封容器。
  2. 【請求項2】突出部が円筒形である請求項1記載のキャ
    ップ付き密封容器。
  3. 【請求項3】突出部が多角筒形である請求項1記載のキ
    ャップ付き密封容器。
  4. 【請求項4】突出部の底面に凹部が形成されている請求
    項1、2、3記載のキャップ付き密封容器。
  5. 【請求項5】突出部の底面が天部の上面に対して傾斜し
    た平面である請求項1、2、3、4記載のキャップ付き
    密封容器。
  6. 【請求項6】キャップが自然にねじ込まれないように、
    キャップが首部に固定されている請求項1、2、3、
    4、5記載のキャップ付き密封容器。
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