JP2019510613A - 同等の粘着及びシリコーン様低外傷性皮膚接触特性を有する、シリコーンフリー製品 - Google Patents

同等の粘着及びシリコーン様低外傷性皮膚接触特性を有する、シリコーンフリー製品 Download PDF

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Abstract

【解決手段】 当該技術は、低外傷性適用のための、高度な皮膚特性を有するシリコーンフリーのゲル粘着性物質に関する。これらのゲル粘着製品は、より費用対効果があり、ガンマ滅菌可能であるなど、シリコーン粘着製品の主な不利点を改善しつつ、シリコーン製品の有益性を提供する。当該技術の粘着性物質は、アクリル溶剤、ホットメルトアクリル樹脂、または改変ブロックゴムであり得る。
【選択図】 なし

Description

関連出願
この出願は、2016年4月11日に出願された「Silicone Free Products with Equivalent Adhesion and Silicone−like Low Trauma Skin Contact Properties」と題する、米国仮特許出願第62/320,781号に対する優先権の利益を主張する。その仮特許出願の内容全体が、本参照により本明細書に組み込まれる。
低外傷性適用のための、高度な皮膚特性を有するシリコーンフリー製品。これらは、低外傷性適用のための、高度な皮膚特性を有する係数一致シリコーンフリー製品、低外傷性適用のための、高度な皮膚特性を有する有孔高MVTRシリコーンフリーゲル製品、低外傷性適用のための、高度な皮膚接触特性を有するハイブリッドシリコーンフリーゲル粘着コーティング、低外傷性適用のための、高度な皮膚接触特性を有する複合ハイブリッドシリコーンフリーゲル粘着性物質を含む。
テープなどの医療用圧力感受性粘着材料は、圧力感受性粘着層がベース材料の少なくとも一面上に形成される構造を有する。医療用圧力感受性粘着テープは、皮膚に適用されることが意図され、またしばしば様々な種類の皮膚上に適用されるため、十分な考慮の後、例えば包帯交換の間など除去の際に痛みを引き起こさないよう、かつ皮膚炎症を最小限にするように設計される。
具体的には、医療用圧力感受性粘着テープのベース材料としては、優れた柔軟性及び通気性を伴う皮膚コンタリングである、裏張りまたは布、不織布、プラスチックフィルム、紙、またはそれらの類似物が、一般的には使用される。汗貯留により産生される湿気を防止するため、大変優れた透湿性を有する材料でなるベース材料もまた好ましい。さらに、ヒト皮膚の動きへの同調を許容するように、ベース材料及びテープ構成要素が優れた弾性伸長及びストレッチ能を有するテープが開示される。
医療用圧力感受性粘着テープのための圧力感受性粘着性物質としては、製品の除去及び再配置の間の皮膚への外傷を最小化させ、著しい皮膚炎症を低下させる、合成ゴム、標準的アクリル溶剤圧力感受性粘着性物質、または高温アクリレートなどの、圧力感受性粘着性物質が使用される。粘着テープによる痛み及び皮膚剥けを最小化するためには、着用者の皮膚よりも粘着テープ製品の構成要素の表面上への除去の力の伝達を促進する、圧力感受性粘着製品を構成する構成要素が使用される。このエネルギーの再分配は、皮膚により少ない外傷を、また除去の際に痛みを生じさせない製品をもたらす。
そのような製品における医療用圧力感受性粘着性物質の粘着強度は、脱脂綿、ガーゼ、及び包帯、並びにカテーテル、チュービング、及び装置を固定するのに十分高いことが要される。一方、皮膚接触性医療用圧力感受性粘着テープの粘着強度は、皮膚細胞の大部分がその圧力感受性粘着テープの剥離及び除去の間に妨害されないように開発されなければならない。
上で開示のように、医療用圧力感受性粘着製品は、製品が、着用及び除去の間の皮膚への外傷を最小限にしつつ、製品を皮膚に固定するために粘着の十分なバランスを提供するように、ベース材料、圧力感受性粘着製品の構成要素、圧力感受性テープの粘着レベルなどを伴って設計される。そのような特性のバランスは達成するのが難しく、従来型の医療用圧力感受性粘着性物質、テープ、及び製品の大部分は、非外傷的除去への需要が不十分または未達成でありながらも製品を固定するように開発されてきた。
医療用圧力粘着テープによる皮膚炎症の観点からは、医療用圧力感受性粘着テープは、しばしば、長期間にわたり、または特定の箇所に繰返し適用される(繰返し暴露)。そのような場合には、皮膚細胞が除去され皮膚の外層が繰返し剥離されると、皮膚は、炎症、機械的損傷、及び究極的には破壊となりやすくなりうる。そのような結果の可能性を防止するためには、可能な限り皮膚のわずかな炎症の可能性を低下させることが必要である。この必要性は、従来型の医療用圧力感受性テープ及び製品の開発の際には、その課題の困難性ゆえに大部分は無視されてきた。
シリコーン製品は、除去に際し痛みがないことが主要な必要性である高度創傷ケア適用において、幅広く受け入れられ、かつ「頼りになる」製品として市場をリードする。シリコーンは、皮膚からの除去に際する痛み、着用の間の快適さ、及び再配置能としての、主要な低外傷性能の要求事項を確立させるのを助けるのに貢献してきた。
シリコーンの他には、この目的のための現在の低外傷性技術及び競合的アプローチは:ヒドロコロイド、ヒドロゲル、ポリウレタン、及び標準的アクリルPSAを含む。ゲル技術のなかでは、ヒドロコロイドは、吸収を提供し、造孔適用におけるなど湿った皮膚上で一般的に使用される。
ヒドロゲルは、ゲル性質及び柔らかい皮膚粘着を提供し、また高濃度の水ゆえ、皮膚に対し冷却的となりうる。ポリウレタンは、優れたゲル性質及び皮膚からの柔らかい除去を提供するが、いくらかの処理困難を提供しうる。粘着性物質より柔らかい標準的な圧力感受性アクリル樹脂は、いくらかのゲル性質を提供するためにより高いコーティング重量にてコーティングされうるが、粘り強度は一般にシリコーンよりもずっと高く、粘着性物質の総合的感触を、いくらかは柔らかいながらも、なおもシリコーンとはかなり異なったものとする。
この技術は、高度創傷ケア適用のための、シリコーン粘着製品の感触及び性能特性に匹敵するシリコーンフリーゲル粘着製品に関する。これらのゲル粘着製品は、除去の際の痛みがないことなどの特徴に対する、また体への着用の間の快適さを提供すること、及び製品が体に一旦適用されてから再配置させられる能力を有することに対する、シリコーン市場における末端使用者の需要及び期待を満たすように設計される。これらの新しいゲル粘着製品は、費用効果がより大きくガンマ滅菌可能であることなど、シリコーン粘着製品の主な不都合点については改善しつつ、シリコーン製品の有益性を提供する。この技術のための粘着性物質は、アクリル溶剤、ホットメルトアクリル樹脂、または改変ブロックゴムでありうる。
さらに、この技術は、標準的な創傷ケア、手術、造孔、皮膚裂傷、及び潰瘍のための、体用包帯及び皮膚ラップに関する。これは、除去の際の痛みを防ぎ、着用の間に快適さを提供し、かつ再配置する能力においてシリコーン製品と同等の性能が必須である低外傷性適用のための包帯、フォーム創傷被覆、非粘着性層、NPWT(陰圧創傷療法)ドレープ及び構成要素、切開及び手術用ドレープ、切除移動層、傷圧迫シート、並びに創傷閉鎖ストリップを含む。ベークライトパネルに対する医療用圧力感受性粘着テープ強度は、約0.2から20.0N/24mmの範囲内、かつ約0.6から15.0N/24mmの範囲内でもある。前腕内側におけるヒト皮膚に対する粘着強度は、約0.05から10.0N/24mmの範囲、かつ約0.1から8.0N/24mmの範囲内でもある。ステンレス鋼に対する粘着強度は、約0.05から15.0N/24mmの範囲、かつ約0.1から10.0N/24mmの範囲内にある。敏感なヒト皮膚上の前腕内側に対する粘着強度は、約0.05から約5.0N/24mmであり、一方で敏感性なしのヒト皮膚に対する粘着強度は、約0.05から約10.0N/24mm、または約5.0から約15.0N/24mmであり、より強い粘着または装置固定は懸念事項である。反対に、高密度穿孔パターン(タイおよそ3mm)を有する同じ粘着テープでは粘着テープ強度は約0.01から約6.0N/24mmの範囲内であり、一方で、より低密度の穿孔パターンを有する同じ粘着テープでは、テープ強度は約0.05から約12.0N/24mmの範囲内である。
図1:製品横断面図、低外傷性有孔ロール穿孔パターン1。 図2:製品横断面図、低外傷性有孔ロール、穿孔パターン2。 図3:穿孔層を伴う、シリコーンフリーフォーム縁被覆製品。 図4:製品横断面図、低外傷性有孔ロール、穿孔パターン3。
この発明は、最適なゲル性質、並びにシリコーン粘着製品の性能及び感触を有する、費用効果の高いシリコーングリー製品を産生するための、ハイブリッドポリマーコーティングの使を開示する。この発明は、最適なゲル性質、並びにシリコーン粘着製品の性能及び感触を有する、費用効果の高いシリコーングリー製品を産生するための、複合ポリマーハイブリッド粘着性物質の使用もまた開示する。
創傷製品の非外傷性除去に取り組む医療市場において市場入手可能なゲル粘着製品は、シリコーンの直接的な代替品とは考えられておらず、粘着性物質の感触とそれらの構造の性能限界との両者により区別可能である。反対に、これらの新しいゲル製品の係数は、幅広い様々な皮膚タイプの係数に合致するように固有に適合させられてきており、このことがこれらのゲル粘着製品を皮膚接触が関与するシリコーンゲル製品に対する直接的な代替品として適するようにする。ベンチ試験は、穿孔が高度創傷ケア適用において使用される製品の不可欠な特徴であり、これらのパターンが製品の機能に大いに寄与することを示す。これらのゲル粘着製品の有孔パターンは、市場にある現在のシリコーン製品に対して同等またはよりずっと改善された機能及び着用性能のために、パーセント空き領域及びMVTR(水蒸気透過率)を提供するように開発された。
これらの新しいゲル粘着製品は、シリコーン粘着性物質と同様に様々な皮膚タイプの需要と一致し、費用効果がはるかにより高く、これによりそのゲル粘着製品を、シリコーン製品が以前までは費用効果が高いまたは選べる唯一の選択肢であってきた創傷ケア及び適用のための、実行可能な選択肢として位置づける。
皮膚タイプのための係数範囲、及び最適化されたゲル粘着製品の係数範囲が同定され、その場合には、着用及び除去の間に製品の感触及び性能を向上させるように、創傷ケア製品と皮膚との間で理想的な皮膚接触特性が達成される。創傷ケア製品において皮膚接触特性を含むように特性を最適化させることは、皮膚上での機械的ストレスを低下させるためだけでなく炎症を最小化させ総合的な快適さを促進するために、製品と接面する皮膚の拡張及び収縮を許容する。
実施例5及び6においては、個別層2ゲル粘着性物質のバルク粘着特性と個別層1粘着性物質の皮膚接触特性とを様々な厚さ比で組み合わせることにより、係数一致効果が達成される。粘着性物質のバルク特性は非常に異なるため、そのバルク層が厚さの異なる別の個別の皮膚接触層と組み合わせられると、多くの万能な組合せ及び一致係数が可能である。この方法では、粘着性物質の総合係数は、バルク層として使用される粘着性物質の種類だけでなく、バルク粘着性物質対皮膚接触層の比によっても制御される。このように個別粘着層の係数を一致させることは、異なる皮膚タイプに対する固有かつ多くの異なる組合せである、皮膚接触特性とバルク粘着特性との両者を提供する能力を提供する。好ましい係数の例は、1:1であろう。ここでは、非シリコーン性粘着ゲル3milsが特定のバルク粘着性物質3milsと組合せられる。あるいは別の好ましい係数は、非シリコーン性粘着ゲル4milsがさらに異なるバルク粘着性物質6milsと組合せられる。別の好ましい一係数においては、非シリコーン性粘着ゲル3milsがさらに異なるバルク粘着性物質7milsと組合せられる。(表1)表2A−2Cにおいて提供されるデータは、粘着性物質の種類の選択(標準的アクリルPSA)と担体基質の選択(ポリウレタンフィルム、ポリウレタンフォーム、ポリエチレンフィルム及びポリエステル不織布)とが、どのように粘着性物質の結合強度及び製品の着用時間に影響しうるかを示す。表2Aは、粘着性物質が一定である場合の、基質(ポリエステル不織布、ポリウレタンフォーム、ポリウレタンフィルム、PEフィルム)の製品の着用時間(外れる前の皮膚上での着用日数#)に対する影響を示す。表2Aはまた、基質が一定である場合の、粘着性物質の着用期間(着用日数#)に対する影響を示す。表2Bは、4つの異なる不織布基質及び単一の粘着性物質選択肢(ゲル粘着性物質)を示す。表2Cは、4つの異なる粘着性物質を伴う、単一の不織布の種類を示す。
非シリコーン性ゲル開発の一実施形態においては、担体構成要素の係数が考慮され、除去に際し痛みがないこと、及び着用の間の快適さなどの、シリコーン製品に対する性能の同等性が要求される、全体的に相乗的製品を産生するように皮膚タイプの係数と関連付けられる。これらのゲル粘着製品は、末端使用者に、選択された粘着レベルのみならず、特定の皮膚特性に適合され、高い性能、除去に際し痛みが殆どから全くないこと、並びに皮膚接触適用のためのシリコーンフリー構成を提供する製品を提供する。
Figure 2019510613
Figure 2019510613
Figure 2019510613
Figure 2019510613
Figure 2019510613
8001=ポリエステルスパンボンド不織布
XP 110.5=アクリルSiフリーゲル(Lohmann#1)
XP 112.1=実施例5、Siフリーゲル
LK3950=アクリル粘着性物質
LK7565=高粘り性アクリル粘着性物質
試験パネルPUR 0001=ポリウレタン0001
Figure 2019510613
不織布8001から8010
8001、PETSB60g、8004、及び8010すべて=ポリエステルスパンボンド
XP114.5=Siフリーゲル(Lohmann#3)
試験パネルPE−0004=ポリエチレン0004
市場をリードするシリコン粘着製品に対する直接的比較において行われた非シリコーン性ゲル粘着性物質の低外傷性効果の、経験豊富な創傷ケア実務者による定性的評価は、非シリコーン性ゲル粘着質が、市場をリードするシリコーン製品と同等である、あるいはシリコーン製品より好ましいことを示す。このフィードバックは、皮膚への最初の接着の後にこれらの粘着性物質を再配置可能か、皮膚との接触の間の快適さ、及び粘着性物質の除去に際する痛みがないことに基づく(表3)。
Figure 2019510613
[実施例]
以下の実施例は、狭めることなく、例証的な、技術の実施例である。全ての実施例において、使用される粘着性物質は、アクリル溶剤、ホットメルトアクリル樹脂、または改変ブロックゴムのいずれかである。「ゲル粘着性物質」が示される場合、これらの実施例において好まれるのは、ホットメルトアクリル樹脂または改変ゴムのいずれかである。
ゲル層は、アクリル溶剤、ホットメルトアクリレート、または、SBS、SIS、もしくはSESなどの合成ゴムベースの粘着性物質である。好ましい担体は、ポリウレタンフィルムであるが、不織布、PET、PE、PP、フォームなどであってもよい。これらの実施例において使用されるPUは不活性であるが、活性剤を含有し、次世代案である。ゲル粘着性物質の厚さは、上限なしに>100gsmである傾向にある。しかしながら、100ー300gsmは、最適として目標とされるゲル性質及び皮膚特製のための範囲である。なおも妥当であるがより低いゲル性質(標準的PSAにより近い)を有する特性は、これらの実施例において、適切性はより低い、これらの粘着性物質のための厚さは、最適には30−75gsmの範囲にある。ゲル粘着性物質のための剥離ライナーは、必要性に応じて、閉鎖(皮膚)または解放側上において、標準的な「容易」剥離、制御は栗、または超容易剥離でありうる。
60#PCKペーパー=4.5mils
NSゲル粘着性物質=10mils
TPUフィルム担体=1mil
PEキャスティングシート=2mils(**含まれても含まれなくてもよい)
合計=およそ18mils
実施例2:係数一致
係数一致−最適な皮膚接触接面、並びに、被覆が配置されている間の再配置かつしわ除去可能性、皮膚からの被覆の容易な除去、適用されてからの被覆の再配置可能性、経時的な皮膚に対する層の順応性&コンタリング、及び着用の間の改善された快適さなどの価値付加性着用特性を伴う、被覆を産生するために、ゲル粘着性物質の係数、担体の係数、及び裏張りの係数が、意図的に一致させられる。ゲル層は、アクリル溶剤、ホットメルトアクリレート、または、SBS、SIS、SES等などの合成ゴムのいずれかである。
60#PCKペーパー=4.5mils
NSゲル粘着性物質=10mils
TPUフィルム担体=1mil
PEキャスティングシート=2mils(**含まれても含まれなくてもよい)
合計=およそ18mils
実施例3:高MTVR
有孔化されるとゲル粘着層の表面積が多いに縮小化され、粘着物質の水蒸気透過が顕著に増大するため、高MVTRがこの実施例においては示される。この実施例においては、同等の%開き面積を示すため、穿孔パターン及び透過率は、市販の製品にほぼ近くなるようにされる。ゲル層は、アクリル溶剤、ホットメルトアクリレート、または、SBS、SIS、SES等などの合成ゴムのいずれかである。変換被覆例における穿孔は、およそ1.75mmで1mmタイを伴う。
60#PCKペーパー=4.5mils
NSゲル粘着性物質=10mils
TPUフィルム担体=1mil
フォームアイランド=60または137mils
アクリル溶剤=1.5mils
TPUフィルム裏張り=1mil
合計=およそ80−160mils
実施例4:ハイブリッド粘着性物質
これは、(2)つのアクリルホットメルト粘着性物質の複合、または(2)つのゴムベース粘着性物質の複合である。この実施例におけるゲル粘着性物質は、供給元から購入された粘着性物質が、固有の特性を実現させるためにこのまたは別の供給元からの別の粘着性物質と複合化される。
ゲル層は、アクリル溶剤、ホットメルトアクリレート、または、SBS、SIS、SES等などの合成ゴムベースの粘着性物質のいずれかである。
60#PCKペーパー=4.5mils
NSゲル粘着性物質=10mils
TPUフィルム担体=1mil
PEキャスティングシート=2mils(**含まれても含まれなくてもよい)
合計=およそ18mils
実施例5:ハイブリッドコーティング
ゲルAはアクリルホットメルトPSAであり、ゲルBは異なるアクリルホットメルトである。ゲル粘着性物質Bの化学的組成は、アクリルホットメルトである。ゲル粘着層A及びBは、異なる厚さを有する個別の層である。実施例5においては、ゲルAは100gsmであり、ゲルBは150gsmである。実施例5における担体は、粘着層間に組織を伴わないPUであり、活性剤を含有しうる。
60#PCKペーパー=4.5mils
NSゲル粘着性物質=10mils
TPUフィルム担体=1mil
PEキャスティングシート=2mils(**含まれても含まれなくてもよい)
合計=およそ18mils
実施例6:ハイブリッド転写コーティング
ハイブリッド転写コーティングは、剥離ライナー(1層としての)から除去され、選択される担体に適用されうる、粘着性物質(層A+B)である。ハイブリッドコーティングは、単一層としてコーティングされ、複合化される粘着性物質(同じまたは2つの異なる供給元)である。実施例6では、選択される別の一担体へのラミネート化の間のハイブリッド粘着コーティングの転写を促進するために、PETまたは別の剥離ライナーが使用される。ゲル粘着性物質Aの化学的組成は、アクリルホットメルトPSAまたは合成ゴム粘着性物質である。ゲル粘着性物質Bの化学的組成は、アクリルホットメルトPSAまたは合成ゴム粘着性物質である。
60#PCKペーパー=4.5mils
NSゲル粘着性物質=10mils
TPUフィルム担体=1mil
PEキャスティングシート=2mils(**含まれても含まれなくてもよい)
合計=およそ18mils
実施例1:シリコーンフリーテープ/パッド
Figure 2019510613
実施例2:係数一致テープ/パッド
Figure 2019510613
実施例3:高MVTRテープ/パッド
Figure 2019510613
*トリ−ラミネート層=ゲル粘着性物質でコーティングされるポリウレタンフィルムは、有孔であり、片面が粘着性物質でコーティングされるポリウレタンフィルム+フォームアイランドにラミネート化される。
実施例4:ハイブリッド粘着テープ/パッド
Figure 2019510613
実施例5:ハイブリッドコーティングテープ/パッド
Figure 2019510613
実施例6:ハイブリッド転写テープ/パッド
Figure 2019510613

Claims (12)

  1. 医療用圧力感受性粘着テープであって、剥離ライナーの少なくとも一面上に形成される圧力感受性粘着材料層を有し、前記圧力感受性粘着材料はシリコーンフリーである、医療用圧力感受性粘着テープ。
  2. 請求項1記載の医療用圧力感受性粘着テープにおいて、前記テープは有孔である、医療用圧力感受性粘着テープ。
  3. 請求項1記載の医療用圧力感受性粘着テープであって、シリコーンベースの粘着製品の皮膚接触特性を有する、医療用圧力感受性粘着テープ。
  4. 請求項1記載の医療用圧力感受性粘着テープにおいて、前記圧力感受性粘着性物質は、ゴム圧力感受性粘着性物質、またはアクリレート圧力感受性粘着性物質である、医療用圧力感受性粘着テープ。
  5. 請求項1記載の医療用圧力感受性粘着テープにおいて、ベークライトパネルに対する粘着強度が約0.6から15.0N/24mmの範囲内にある、医療用圧力感受性粘着テープ。
  6. 請求項1記載の医療用圧力感受性粘着テープにおいて、前腕内側のヒト皮膚に対する粘着強度が約0.1から8.0N/24mmの範囲内にある、医療用圧力感受性粘着テープ。
  7. 請求項1記載の医療用圧力感受性粘着テープにおいて、ステンレス鋼に対する粘着強度が約0.1から10.0N/24mmの範囲内にある、医療用圧力感受性粘着テープ。
  8. 請求項4記載の医療用圧力感受性粘着テープにおいて、前記圧力感受性粘着性物質は、アクリレート圧力感受性粘着性物質である、医療用圧力感受性粘着テープ。
  9. 請求項1記載の医療用圧力感受性粘着テープであって、シリコーン製品の係数範囲と皮膚接触特性とを伴うハイブリッドシリコーンフリーテープを有する、医療用圧力感受性粘着テープ。
  10. 請求項1記載の医療用圧力感受性粘着テープにおいて、前記ベース材料は、布、不織布、フィルム、有孔フィルム、またはそれらの混成材料である、医療用圧力感受性粘着テープ。
  11. 請求項9記載の医療用圧力感受性粘着テープにおいて、前記フィルムは、微孔性の通気性フィルムである、医療用圧力感受性粘着テープ。
  12. 請求項1記載の医療用圧力感受性粘着テープであって、固定担体上にはないハイブリッド転写テープを有する、医療用圧力感受性粘着テープ。
JP2019503649A 2016-04-11 2017-04-11 同等の粘着及びシリコーン様低外傷性皮膚接触特性を有する、シリコーンフリー製品 Pending JP2019510613A (ja)

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