JP2019509162A - 多段折畳み式電動開閉傘 - Google Patents

Abstract

【課題】 多段折畳み式電動開閉傘を提供することを課題とする。【解決手段】 多段折畳み式電動開閉傘は、持ち手１５と、引き紐３０と、持ち手１５と固結する中棒１０とを含み、前記持ち手１５は前記中棒１０の一端に設けられ、前記中棒１０の両側に各々上ロクロ６と下ロクロ８を設け、かつ前記下ロクロ８が前記持ち手１５近くに設けられ、前記上ロクロ６内部にモータ２０、第１ギア２１及び少なくとも１個の滑車２３が設けられ、前記第１ギア２１といずれか１個の前記滑車２３を同軸上に設け、前記モータ２０の持ち手１５に近い側にスクリュー２２が設けられ、前記スクリュー２２は前記第１ギア２１と噛合し、前記滑車２３の軸が前記上ロクロ６内壁に連結し、前記下ロクロ８内部の一方側に定滑車７が設けられ、引き紐３０の一端は前記中棒１０内部の持ち手１５に近い一端に固定され、前記引き紐３０の他端が前記上ロクロ６内に設けられた滑車２３と前記下ロクロ８内に設けられた定滑車７に順次巻かれた後、前記上ロクロ６に固定される。多段折畳み式電動開閉傘は、傘の全長が比較的長くなり、持ち運びに不便な問題を防止でき、多段折畳み式電動開閉傘をより便利で素早く開閉できるようにする。【選択図】 図１

Description

本発明は、傘の技術分野に関し、特に、多段折畳み式電動開閉傘に関する。

傘は、人々の日常生活において必要不可欠な用具であり、手動傘、自動傘から多段折畳み式電動開閉傘まで、人々に鋭意研究開発されてきた。現在市販されている電動開閉傘のモータの多くは持ち手内に設けられているため、傘の全長が比較的長くなり、人々は使用と持ち運びに不便さを感じてきた。

本発明は、折り畳んだ後でも傘の長さが短くなり、使用と持ち運びに便利であることを保証する多段折畳み式電動開閉傘を提供することを主な目的とする。

上記目的を達成するため、本発明に係る多段折畳み式電動開閉傘は、持ち手と、引き紐と、持ち手と固結する中棒とを含み、前記持ち手は前記中棒の一端に設けられ、前記中棒の両側に各々上ロクロと下ロクロを設け、かつ前記下ロクロが前記持ち手近くに設けられ、前記上ロクロ内部にモータ、第１ギア及び少なくとも１個の滑車が設けられ、前記第１ギアといずれか１個の前記滑車を同軸上に設け、前記モータの持ち手に近い側にスクリューが設けられ、前記スクリューは前記第１ギアと噛合し、前記滑車の軸が前記上ロクロ内壁に連結し、前記下ロクロ内部の一方側に定滑車が設けられ、前記引き紐の一端は前記中棒内部の持ち手に近い一端に固定され、前記引き紐の他端が前記上ロクロ内に設けられた滑車と前記下ロクロ内に設けられた定滑車に順次巻かれた後、前記上ロクロに固定される。

好ましくは、前記少なくとも１個の滑車は、３個の滑車から成り、３個の前記滑車の軸がいずれも前記上ロクロ内壁に連結し、前記引き紐が３個の前記滑車に順次巻かれる。

好ましくは、前記少なくとも１個の滑車は、３個の滑車から成り、３個の前記滑車の軸がいずれも前記上ロクロ内壁に連結し、各前記滑車のスクリューから離れた側にいずれも第２ギアが設けられ、かつ隣接する２個の前記第２ギアが互いに噛合し、各前記第２ギアが対応して一つの滑車と同軸上に設置され、前記引き紐は複数の前記滑車に順次巻かれる。

好ましくは、前記持ち手内には、電池、電線及びスイッチ組立体が設けられ、前記スイッチ組立体が電線を通じて前記電池と接続し、前記中棒内にスプリング及びカールコードが設けられ、かつ前記スイッチ組立体は前記スプリング及びカールコードを通じて前記モータと接続し、前記持ち手の外壁に前記スイッチ組立体と接触できる制御ボタンが設けられる。

好ましくは、前記制御ボタンは、開傘ボタンと閉傘ボタンとを含み、前記開傘ボタンと前記閉傘ボタンの前記持ち手外壁における配列方向が前記中棒の延伸方向と一致する。

好ましくは、前記電池は、充電式電池である。

好ましくは、前記スイッチ組立体は、スイッチボタンと２極双投スイッチと底部係止手段とボタン係止手段とボタン用スプリングとを含み、前記スイッチボタンと前記ボタン係止手段が各々前記持ち手の頂部の対向両側に設けられ、かつ前記ボタン用スプリングの両端が各々前記ボタン係止手段と前記持ち手の内壁に当接し、前記底部係止手段は前記中棒の前記持ち手に近い一端に設けられ、かつ前記底部係止手段が前記ボタン係止手段に当接し、前記電線は各々電池、２極双投スイッチ、スイッチボタン、スプリング及びカールコードに接続する。

好ましくは、前記中棒は、外筒と、少なくとも１個の中間筒と、内筒とを含み、前記内筒、少なくとも１個の中間筒及び外筒が内側から外側へ順次嵌合し、かつ前記中間筒は前記内筒に対して摺動でき、前記外筒が前記中間筒に対して摺動できる。

好ましくは、前記持ち手は、前記内筒の一端に固定され、前記下ロクロが前記外筒の外周壁に摺動自在に嵌合し、前記上ロクロが前記外筒の持ち手から離れた一端に固定される。

好ましくは、前記多段折畳み式電動開閉傘は、親骨と受骨と閉傘引張りばねとを含み、前記親骨の一端が前記上ロクロに連結し、前記受骨の両端が各々前記下ロクロの一方側及び前記親骨の上ロクロに近い側に連結し、前記閉傘引張りばねの両端が各々前記親骨と受骨に連結する。

好ましくは、前記親骨は、多段折れの親骨である。

本発明の技術的手段において、前記多段折畳み式電動開閉傘の上ロクロ内にスクリュー付きのモータが設けられ、前記モータの順回転又は逆回転により前記スクリューの順回転又は逆回転を駆動でき、従って前記スクリューと噛合する第１ギアに異なる方向の回転を実現させることができ、前記第１ギアの回転により同軸上に配置された前記滑車を異なる方向に回転させることができ、滑車の回転を通じて前記引き紐を動かせることで、多段折畳み式電動開閉傘の開傘と閉傘を実現させることができる。モータを持ち手に設ける従来の多段折畳み式電動開閉傘に比べると、本発明に係る多段折畳み式電動開閉傘は、効果的に傘の全長を短くすることで、持ち運びに便利となる。かつ構造がより一層簡単で、滑車の作動がより一層直接的かつ迅速で、多段折畳み式電動開閉傘の開傘と閉傘をより一層便利にさせることができる。

以下、本発明の実施例又は従来技術内の技術的手段を明確に説明するため、実施例又は従来技術の記述中に使用する必要がある添付図面を簡単に説明する。下記添付図面は、本発明の幾つかの実施例を説明するものにすぎず、当業者にとって格別の創意工夫を要せずに、それら添付図面に示す構造に基づいてその他の添付図面を得ることができる。

本発明の実施例１に係る多段折畳み式電動開閉傘に親骨を取り付けていない閉傘状態の構造を示す模式図である。 図１内の多段折畳み式電動開閉傘のモータ及び滑車の構造を示す模式図である。 図１内の多段折畳み式電動開閉傘の持ち手及び下ロクロの構造を示す模式図である。 図１内の多段折畳み式電動開閉傘の構造を示す模式図である。 図１内の多段折畳み式電動開閉傘の持ち手の構造立体分解図である。 本発明の実施例２に係る多段折畳み式電動開閉傘の滑車の部分的拡大図である。

本発明の目的の達成、機能・特徴及び利点について、添付図面を基に実施例を組み合わせて更なる説明を行う。

以下、本発明の実施例内の添付図面を組み合わせて本発明の実施例内の技術的手段について詳細に説明する。記載される実施例は、本発明の一部実施例にすぎず、全ての実施例ではない。当業者が格別の創意工夫を要すものではなく得られたその他の実施例は、本発明の保護範囲に属する。

ここで言及すべき点は、本発明の実施例内において、方位（例えば上、下、左、右、前、後等）に及んだ場合、該方位は、単に某特定の様子（添付図面に示される通り）における各構成要素間の相対的な位置関係や運動状況等を解釈するためであり、該特定の様子に変更が生じた時、該方向の指示もこれに伴い変更されるものとする。

また、本発明の実施例内において用語「第１」、「第２」等の記述に及んだ場合、やはり、用語「第１」、「第２」は単に目的を描写するのに使われており、相対的な重要性を指示又は示唆する、或いは示された技術特徴の数をそれとなく明示すると理解してはいけない。そこで、「第１」、「第２」が限定されている特徴は一つ又はもっと多くのこの特徴を含むことを明示又はほのめかすものである。本発明の記載において、別段明確な具体的限定がない限り、「複数」は少なくとも２個であることを意味し、例えば２個、３個等である。

本発明において、別段の定義及び限定がない限り、用語「連結」、「固定」等は広義に解釈され、例えば「固定」が固結、着脱可能な連結或いは一体となり、機械的結合、電気的な接続、直接的な連結、中間媒体を介する間接的な連結、２個のエレメント内部の連通或いは２個のエレメントの相互作用関係とすることができる。当業者であれば、具体的な状況によって上記用語の本発明における具体的な意味を理解できる。

また本発明の各実施例の間の技術的手段は、相互に結合できるものとするが、当業者が実施できることを原則とする。技術的手段の結合に互いに矛盾があった時或いは実現できない時、この種の技術的手段の結合が存在せず、本発明が求める保護範囲外とすることが認定されるべきである。

本発明は、多段折畳み式電動開閉傘を提案する。

図１は、本発明の実施例１に係る多段折畳み式電動開閉傘に親骨を取り付けていない閉傘状態の構造を示す模式図である。図２は、図１内の多段折畳み式電動開閉傘のモータ及び滑車の部分的拡大図である。図３は、図１内の多段折畳み式電動開閉傘の持ち手と中棒を連結した場合の構造分解図である。図４は、図１内の多段折畳み式電動開閉傘の構造を示す模式図である。図５は、図１内の多段折畳み式電動開閉傘の持ち手の構造立体分解図である。

図１及び図２を参照すると、本発明の一実施例において、多段折畳み式電動開閉傘は、持ち手１５と、引き紐３０と、持ち手１５と固結する中棒１０とを含み、前記持ち手１５は前記中棒１０の一端に設けられ、前記中棒１０の両側に各々上ロクロ６と下ロクロ８を設け、かつ前記下ロクロ８が前記持ち手１５近くに設けられ、前記上ロクロ６内部にモータ２０、第１ギア２１及び少なくとも１個の滑車２３が設けられ、前記第１ギア２１といずれか１個の前記滑車２３を同軸上に設け、前記モータ２０の持ち手１５に近い側にスクリュー２２が設けられ、前記スクリュー２２は前記第１ギア２１と噛合し、前記滑車２３の軸が前記上ロクロ６内壁に連結し、前記下ロクロ８内部の一方側に定滑車７が設けられ、前記引き紐３０の一端は前記中棒１０内部の一端に固定され、前記引き紐３０の他端が前記上ロクロ６内に設けられた滑車２３と前記下ロクロ８内に設けられた定滑車７に順次巻かれた後、前記上ロクロ６に固定される。

前記モータ２０が順回転した時、前記モータ２０の一方側に設けられた前記スクリュー２２は前記第１ギア２１の回転を駆動させることで、第１ギア２１と同軸上に設けられた前記滑車２３を一つの方向に向けて回転させ、前記滑車２３上に巻かれている引き紐３０を一つの方向に向けて動かせることができ、前記引き紐３０は前記下ロクロ８内に設けられた定滑車７を通じて前記下ロクロ８を前記上ロクロ６に向かって動かせることで、開傘の目的を達成する。同じ理屈で、前記モータ２０が逆回転した時、前記スクリュー２２と噛合する前記ギア２１を通じて前記滑車２３及び前記引き紐３０を順次動かせることで、閉傘の目的を達成する。前記滑車２３は、第１ギア２１とスクリュー２２の組み合わせを通じて前記引き紐３０を動かせることで開傘及び閉傘の目的を達成し、従来技術に比べると、前記多段折畳み式電動開閉傘の開傘及び閉傘を速やかに実現でき、前記多段折畳み式電動開閉傘の使用をより一層便利でスピーディーにさせることができる。

更に、前記少なくとも１個の滑車２３は、３個の滑車から成り、３個の前記滑車２３の軸がいずれも前記上ロクロ６の内壁に連結し、前記引き紐３０は３個の前記滑車２３に順次巻かれ、各滑車２３を回転させるために用いられる。具体的に、前記滑車２３は、小滑車２３１と前記小滑車２３１の両側に各々設けられた大滑車２３２と中滑車２３３とを含み、前記引き紐３０の一端が前記中棒１０内に固定された後、他端が前記大滑車２３２、小滑車２３１及び中滑車２３３に巻かれてから前記定滑車７に巻かれた後、前記上ロクロ６内の頂端に固定され、前記大滑車２３２の一方側にスクリュー２２と噛合する第１ギア２１が設けられ、前記スクリュー２２の回転により前記大滑車２３２を回転させることができ、前記大滑車２３２は前記引き紐３０を通じて前記小滑車２３１と中滑車２３３を順次回転させ、前記引き紐３０の動きにより多段折畳み式電動開閉傘の開傘及び閉傘を実現する。複数の前記滑車２３の設置は、前記引き紐３０と滑車２３の摩擦力を増大でき、滑車２３と引き紐３０のスリップを防止でき、前記滑車２３と引き紐３０の組み合わせがより一層安定することを保証する。

図１、図３及び図５を参照すると、前記持ち手１５内には、電池１６、電線４及びスイッチ組立体５が設けられ、前記スイッチ組立体５が電線４を通じて前記電池１６と接続し、前記中棒１０内にスプリング５０及びカールコード６０が設けられ、かつ前記スイッチ組立体５は前記スプリング５０及びカールコード６０を通じて前記モータ２０と接続し、前記持ち手１５の外壁に前記スイッチ組立体５と接触できる制御ボタン(図示せず)が設けられる。具体的に、前記スイッチ組立体５は、スイッチボタン１と２極双投スイッチ２と底部係止手段１３とボタン係止手段１７とボタン用スプリング１８とを含み、前記スイッチボタン１と前記ボタン係止手段１７が各々前記持ち手１５の頂部の対向両側に設けられ、かつ前記ボタン用スプリング１８の両端が各々前記ボタン係止手段１７と前記持ち手１５の内壁に当接し、前記底部係止手段１３は前記中棒１０の前記持ち手１５に近い一端に設けられ、かつ前記底部係止手段１３が前記ボタン係止手段１７に当接し、前記電線４は各々電池１６、２極双投スイッチ２、スイッチボタン１、スプリング５０及びカールコード６０に接続し、これにより完全な回路を構成し、前記スイッチボタン１と前記２極双投スイッチ２を通じて電池１６の正極或いは負極と接続し、前記スプリング５０とカールコード６０の導電作用により前記モータ２０の順回転或いは逆回転を実現する。また、前記制御ボタン（図示せず）の押圧により、前記ボタン係止手段１７を前記ボタン用スプリング１８の伸縮性を通じて前記持ち手１５内壁に接近する方向に向かって移動させることで、前記ボタン係止手段１７を前記底部係止手段１３から離脱させ、前記中棒１０も前記底部係止手段１３から離脱させることで、開傘又は閉傘の目的を達成できる。

更に、前記制御ボタン（図示せず）は、開傘ボタン１９と閉傘ボタン３を含み、本実施例内の前記開傘ボタン１９と前記閉傘ボタン３の前記持ち手１５の外壁における配列方向が前記中棒１０の延伸する方向と一致し、前記開傘ボタン１９と閉傘ボタン３は前記持ち手１５の外壁において他の配列方式があることを排除しない。具体的に、前記開傘ボタン１９を押して前記スイッチボタン１に接触することで、回路を導通し、前記モータ２０を順回転させることができ、前記スクリュー２２が前記滑車２３の回転及び引き紐３０の移動をさせ、前記引き紐３０が前記下ロクロ８を前記上ロクロ６に向けて移動させることで、開傘の目的を達成する。前記閉傘ボタン３を押して回路を導通することで、前記モータ２０を逆回転させることができ、前記スクリュー２２が前記滑車２３の回転と引き紐３０の移動をさせ、前記引き紐３０が前記下ロクロ８を前記持ち手１５に向けて移動させることで、閉傘の目的を達成する。

好ましくは、前記電池１６は、充電式電池１６であり、充電式電池１６が繰り返し使用できるため、より一層経済的かつエコである。

図１及び図４を参照すると、前記中棒１０は、外筒９、少なくとも１個の中間筒１１と、内筒１２とを含み、前記内筒１２、中間筒１１及び外筒９が内側から外側へ順次嵌合し、かつ前記中間筒１１は前記内筒１２に対して摺動でき、前記外筒９が前記中間筒１１に対して摺動できる。このような設置は、前記多段折畳み式電動開閉傘を収縮できる多段折畳み式電動開閉傘となり、利用者の持ち運び及び使用に便利である。

更に、前記持ち手１５は、前記内筒１２の一端に固定され、前記下ロクロ８が前記外筒９の外周壁に摺動自在に嵌合し、前記上ロクロ６が前記外筒９の持ち手１５から離れた一端に固定され、開傘ボタン１９を押すと、中棒１０内の前記スプリング５０が弾性力により前記外筒９、少なくとも１個の中間筒１１及び内筒１２を伸び方向に付勢し、前記下ロクロ８は引き紐３０の移動において前記外筒９の外周壁に沿って摺動して前記上ロクロ６に当接し、開傘動作を終える。

更に図４を参照すると、前記多段折畳み式電動開閉傘は、親骨７０と受骨７１と閉傘引張りばね８０とを含み、前記親骨７０の一端が前記上ロクロ６０に連結し、前記受骨７１の両端が各々前記下ロクロ８の一方側及び前記親骨７０の上ロクロ６に近い側に連結し、前記閉傘引張りばね８０の両端が各々前記親骨７０と受骨７１に連結し、前記閉傘ボタン３を押した後、前記引き紐３０が前記中棒１０を引っ張って前記上ロクロ６に向けて移動し、前記下ロクロ８は前記閉傘引張りばね８０の引張力により、前記親骨７０と受骨７１を内側に向けて収納でき、前記下ロクロ８を前記持ち手１５の方向に向かって移動させることで、閉傘の目的を達成する。

好ましくは、前記親骨７０は、多段折れの親骨７０であり、前記多段折畳み式電動開閉傘を折り畳み可能な多段折畳み式電動開閉傘となり、体積上でより一層コンパクトになり、外形上もより一層美観となり、使用者の持ち運び及び使用により一層便利となる。

図６は、本発明の実施例２に係る多段折畳み式電動開閉傘の滑車の部分的拡大図である。

図６を参照すると、本実施例２と実施例１との相違点は、次の通りとする。前記滑車２３Ａは、３個の滑車２３Ａから成り、３個の前記滑車２３Ａの軸がいずれも前記上ロクロ６Ａの内壁に連結し、各前記滑車２３Ａのスクリュー２２Ａから離れた側にいずれも第２ギア２４Ａが設けられ、かつ隣接する２個の前記第２ギア２４Ａが互いに噛合し、各前記ギア２４Ａが滑車２３Ａと同軸上に設けられ、前記引き紐３０Ａは複数の前記滑車２３Ａに順次巻かれる。具体的に、前記滑車２３Ａは、小滑車２３１Ａと前記小滑車２３１Ａの両側に各々設けられた大滑車２３２Ａと中滑車２３３Ａとを含み、かつ各前記滑車２３Ａのスクリュー２２Ａから離れた側に互いに噛合する第２ギア２４Ａが設けられ、前記引き紐３０Ａは前記大滑車２３２Ａ、小滑車２３１Ａ及び中滑車２３３Ａに順次巻かれる。前記大滑車２３２Ａの一方側にスクリュー２２Ａと噛合する第１ギア（図示せず）が設けられ、前記モータ２０Ａは前記スクリュー２２Ａを駆動させることで、前記第１ギア（図示せず）を通じて前記大滑車２３２Ａを回転させ、互いに噛合する第２ギア２４Ａにより前記小滑車２３１Ａと前記中滑車２３３Ａを回転させ、前記引き紐３０Ａを移動させることで、多段折畳み式電動開閉傘の開傘と閉傘を実現できる。このような実施形態は、複数の前記第２ギア２４Ａの相互噛合を通じて前記滑車２３Ａを回転させ、複数の前記滑車２３Ａの動きをより一層スムーズにさせ、滑車２３Ａと前記引き紐３０Ａのスリップを防止し、前記滑車２３Ａと引き紐３０Ａの組み合わせをより一層安定させ、前記多段折畳み式電動開閉傘の開傘と閉傘操作がより一層スムーズになることを保証する。

本発明では好ましい実施例を前述の通り開示したが、これらは決して本発明を限定するものではなく、本発明の明細書及び添付図面を利用して均等の範囲内で各種の変更や修飾、若しくは直接的又は間接的にその他の関連の技術分野に運用されることは、本発明の特許保護範囲内に含めるものであるのは勿論である。

１ 制御ボタン
１０ 中棒
１１ 中間筒
１２ 内筒
１３ 底部係止手段
１５ 持ち手
１６ 電池
１７ ボタン係止手段
１８ ボタン用スプリング
１９ 開傘ボタン
２ ２極双投スイッチ
２０、２０Ａ モータ
２１ 第１ギア
２２、２２Ａ スクリュー
２３、２３Ａ 滑車
２３１、２３１Ａ 小滑車
２３２、２３２Ａ 大滑車
２３３、２３３Ａ 中滑車
２４Ａ 第２ギア
３ 閉傘ボタン
３０、３０Ａ 引き紐
４ 電線
５ スイッチ組立体
５０ スプリング
６、６Ａ 上ロクロ
６０ カールコード
７ 定滑車
７０ 親骨
７１ 受骨
８ 下ロクロ
８０ 閉傘引張りばね
９ 外筒

Claims (11)

1. 持ち手と、引き紐と、持ち手と固結する中棒とを含み、前記持ち手は前記中棒の一端に設けられ、前記中棒の両側に各々上ロクロと下ロクロを設け、かつ前記下ロクロが前記持ち手近くに設けられ、前記上ロクロ内部にモータ、第１ギア及び少なくとも１個の滑車が設けられ、前記第１ギアといずれか１個の前記滑車を同軸上に設け、前記モータの前記持ち手に近い側にスクリューが設けられ、前記スクリューは前記第１ギアと噛合し、前記滑車の軸が前記上ロクロ内壁に連結し、前記下ロクロ内部の一方側に定滑車が設けられ、前記引き紐の一端は前記中棒内部の前記持ち手に近い一端に固定され、前記引き紐の他端が前記上ロクロ内に設けられた前記滑車と前記下ロクロ内に設けられた前記定滑車に順次巻かれた後、前記上ロクロに固定されることを特徴とする多段折畳み式電動開閉傘。
2. 前記少なくとも１個の滑車は、３個の滑車から成り、３個の前記滑車の軸がいずれも前記上ロクロ内壁に連結し、前記引き紐が３個の前記滑車に順次巻かれることを特徴とする請求項１に記載の多段折畳み式電動開閉傘。
3. 前記少なくとも１個の滑車は、３個の滑車から成り、３個の前記滑車の軸がいずれも前記上ロクロ内壁に連結し、各前記滑車のスクリューから離れた側にいずれも第２ギアが設けられ、かつ隣接する２個の前記第２ギアが互いに噛合し、各前記第２ギアが対応して一つの滑車と同軸上に設置され、前記引き紐は複数の前記滑車に順次巻かれることを特徴とする請求項１に記載の多段折畳み式電動開閉傘。
4. 前記持ち手内には、電池、電線及びスイッチ組立体が設けられ、前記スイッチ組立体が電線を通じて前記電池と接続し、前記中棒内にスプリング及びカールコードが設けられ、かつ前記スイッチ組立体は前記スプリング及び前記カールコードを通じて前記モータと接続し、前記持ち手の外壁に前記スイッチ組立体と接触できる制御ボタンが設けられることを特徴とする請求項１に記載の多段折畳み式電動開閉傘。
5. 前記制御ボタンは、開傘ボタンと閉傘ボタンとを含み、前記開傘ボタンと前記閉傘ボタンの前記持ち手外壁における配列方向が前記中棒の延伸方向と一致することを特徴とする請求項４に記載の多段折畳み式電動開閉傘。
6. 前記電池は、充電式電池であることを特徴とする請求項４に記載の多段折畳み式電動開閉傘。
7. 前記スイッチ組立体は、スイッチボタンと２極双投スイッチと底部係止手段とボタン係止手段とボタン用スプリングとを含み、前記スイッチボタンと前記ボタン係止手段が各々前記持ち手の頂部の対向両側に設けられ、かつ前記ボタン用スプリングの両端が各々前記ボタン係止手段と前記持ち手の内壁に当接し、前記底部係止手段は前記中棒の前記持ち手に近い一端に設けられ、かつ前記底部係止手段が前記ボタン係止手段に当接し、前記電線は各々電池、２極双投スイッチ、スイッチボタン、スプリング及びカールコードに接続することを特徴とする請求項４に記載の多段折畳み式電動開閉傘。
8. 前記中棒は、外筒と、少なくとも１個の中間筒と、内筒とを含み、前記内筒、少なくとも１個の中間筒及び前記外筒が内側から外側へ順次嵌合し、かつ前記中間筒は前記内筒に対して摺動でき、前記外筒が前記中間筒に対して摺動できることを特徴とする請求項１に記載の多段折畳み式電動開閉傘。
9. 前記持ち手は、前記内筒の一端に固定され、前記下ロクロが前記外筒の外周壁に摺動自在に嵌合し、前記上ロクロが前記外筒の前記持ち手から離れた一端に固定されることを特徴とする請求項８に記載の多段折畳み式電動開閉傘。
10. 親骨と受骨と閉傘引張りばねとを含み、前記親骨の一端が前記上ロクロに連結し、前記受骨の両端が各々前記下ロクロの一方側及び前記親骨の前記上ロクロに近い側に連結し、前記閉傘引張りばねの両端が各々前記親骨と前記受骨に連結することを特徴とする請求項８に記載の多段折畳み式電動開閉傘。
11. 前記親骨は、多段折れの親骨であることを特徴とする請求項１０に記載の多段折畳み式電動開閉傘。

Images