JP2019505810A - 漏洩検知用真空ベルプローブおよび漏洩検知方法 - Google Patents

漏洩検知用真空ベルプローブおよび漏洩検知方法 Download PDF

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Abstract

【課題】地下のパイプにおける漏洩を検知するための改良された真空ベルプローブを提供する。【解決手段】内部容積36を形成し、底部に吸引用の開口22が形成された可撓性の吸引カップ12を備え、地下のガス管における漏洩を検知するために用いられる真空ベルプローブ10において、前記底部20は、前記吸引カップ12の弾性より高い弾性を有する軟質の密閉リング32を備え、該密閉リング32は、前記吸引用開口22をとり囲み、地下におけるガス漏洩が懸念される地点において、地面と接触した際に、前記内部容積36に真空を生成しうる気密状態をもたらす接触面を形成する、ことを特徴とする、真空プローブ10とする。【選択図】図1

Description

本発明は、真空ベルプローブおよび地下のガス管における漏洩を検知する方法に関する。
ガスは、地下のパイプにおける漏洩個所から漏れ出し、地面においてプローブを用いて検知できる。底部が開口した真空ベルハウジングを備え、漏洩が想定される個所の上方で地面に押しあてられる真空ベルプローブが知られている。典型的には、コンクリートまたはアスファルトからなる地面と、ベルハウジングとの間を十分に密閉して、ベルハウジング内に真空を生じさせるためには、真空ベルに特定の力を加える必要がある。真空ベルハウジングは、吸引用開口が十分に密閉されたときにベルハウジングを排気するため、真空ポンプに接続されている。
先行技術の真空ベルプローブは、操作者がプローブを持ち運んで、地面に押しあてるために長手形状のハンドルを既に備えている。プローブを地面と接触させて十分に密閉するために必要な力は、操作者により加えられねばならない。
また、地下でのガス漏洩が懸念される特定位置の地面に蛇腹状のプローブを配置して、地下のガス管から漏れ出すガスを検知することが知られている。このプローブは、操作者によって持ち運ばれる長手形状のハンドルの下端に蛇腹形状の吸引カップを備えている。この型のプローブとしては、例えば、インフィコン株式会社(INFICON AB,スウェーデン国)のサーフェスプローブ8612がある。このプローブは、吸引カップ内にガスを収集して、そのガスをガスセンサに送るために、大気圧よりも100〜200mbar低い範囲の真空を発生させる。このプローブは、地下からアスファルト表面またはコンクリート表面を通過させてガスを吸引するに足るほどの真空圧力を発生させることはできない。
本発明は、地下のパイプにおける漏洩を検知するための改良された真空ベルプローブを提供することを目的とする。
本発明の主題は、各独立請求項1,7および10によって定義される。
そこで、本真空ベルプローブは、内部容積(内部体積空間)を囲み、かつ吸引用開口を備える底部を有する可撓性の吸引カップを備える。吸引用開口は、吸引カップの弾性よりも高い弾性を有する密閉リングによって囲まれている。密閉リングは、その地下でパイプに漏洩が想定される地面と接触する接触面を形成する。
本発明は、アスファルト舗装やコンクリート舗装などの硬い地面を通して、メタンなどの天然ガスを吸引するという着想に基づいている。これは、十分に低圧の真空を発生させることによって実現される。これによって得られる大きな利点は、先行技術の方法が必要としたような、地面に穴をあける必要はないということである。従来技術における地下のパイプにおける漏洩の検知方法では、硬い地面を通過したガスの直接吸引は達成されていない。
密閉リングは、吸引カップに接続された圧縮リングと、圧縮リングに接続された軟質の密閉リングから形成してもよい。この軟質の密閉リングの弾性は、圧縮リングの弾性よりも高い。前記軟質の密閉リングおよび/または圧縮リングは、扁平かつ円筒形であることが最も好ましい。圧縮リングは、吸引カップの底面または側壁の下方リングに取り付けられる。
吸引カップが地面に押し当てられると、弾性密閉リングが地面と接触して密閉状態となる。吸引カップの内部容積に接続された真空ポンプを用い、カップの内部が大気圧よりも200mbar以上低い真空状態とされる。弾性密閉リングを比較的に小さな構造(小石や土など)に適合させながら、軟質の吸引カップが比較的に大きな構造に適合できるので、地下からのガスを、地面を通して吸引カップの内部容積へ吸引するための十分な気密状態が実現される。吸引カップ内で真空を発生させる際に、該吸引カップは蛇腹状に潰れ、地下のパイプにおける漏洩個所から漏れ出すガスが地面を通過し、そして、吸引カップを通って、吸引カップに接続されたガスセンサへと吸引される。
ガス検知器は、真空ベルプローブに離間して接続されており、下端に吸引カップを有する長手形状の(細長い)ハンドルに設けられていることが好ましい。また、ハンドルは、真空圧力を発生させる少なくとも1つの真空ポンプを有していてもよい。
真空ベルプローブ、真空ポンプおよびガス検知器を接続するガス流路は、外気に開口した排気口を備えていてもよい。また、ガス流路において真空ポンプとガス検知器との間に基準ガス入口と切換バルブが配置されていてもよい。切換バルブは、その切換状態に応じて、真空ベルプローブおよび排気口をガス検知器に、または、基準ガス入口をガス検知器に交互に接続するように構成してもよい。
真空ベルプローブは、少なくとも1つの踏込部を形成するヨークを備えていてもよく、操作者は、このヨークに足を載せて吸引カップを地面に押しつけてもよい。
一実施形態によれば、ハンドルはばね(スプリング)を備えており、このばねによって、ハンドルを損傷させることなく、ばねの上方でハンドル部をベルハウジングに対して傾斜させることができる。好ましくは、ハンドルは炭素繊維材料を含む、またはその全体が炭素繊維材料から形成されている。ハンドルにつかまりつつ、ベルハウジングに十分に大きな力を加えるために踏込面を踏み込んでも、ばねがあるのでハンドルが壊れることがない。ばねは、円筒状の引きばねであってもよい。
ハンドルは、吸引用開口に接続されるガスチューブを形成または具備するために中空であってもよい。吸引用開口から吸引されたガスは、次いで分析または検知のため、ハンドルを通ってセンサに案内されてもよい。
本発明は、また、本発明の真空ベルプローブと、上記のように、少なくとも1つのガス検知器と、真空ポンプとを備えるガス漏洩検知システムに関する。真空ポンプは、ガス流路において真空ベルプローブとガス検知器の間に配置され、真空ベルプローブを通してガスを引き込み、ガスをガス検知器へと送出する。特に、真空ポンプは、それが配置されるアスファルト表面またはコンクリート表面を通過させてガスを引きこむことができるほど強力である。
真空ポンプと少なくとも1つのガス検知器を接続する接続導管は、外気に開口した排気口を備えるか、またはこの排気口に接続されていることが好ましい。また、ガス漏洩検知システムは、基準ガス入口と、2つの切換状態の間を交互に切り換える切換バルブとを備えていてもよい。一方の切換状態では、基準ガス入口がガス検知器に接続される。他方の切換状態では、真空ベルプローブと真空ポンプ、または真空ベルプローブ、真空ポンプおよび排気口をそれぞれガス検知器に接続する。この実施形態において、排気口は、真空ポンプと切換バルブの間で接続導管に接続されていてもよい。切換バルブが、基準ガス入口をガス検知器に接続する切換状態にあるとき、真空ポンプは、真空ベルプローブに吸入されたガスを、外気に開口した排気口を介して送出する。これには、切換バルブが基準ガス入口をガス検知器に接続して、プローブおよび真空ポンプからガス検知器へのガス流路を閉じたとき、真空ポンプを動作させ続けてもよいという利点がある。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。
真空ベルプローブの第1実施形態を示す図である。 真空ベルプローブの第2実施形態を示す図である。 ガス漏洩検知システムのレイアウトの模式図である。 ガス漏洩検知システムの模式図である。 更なる実施形態における図3のレイアウトを示す図である。
図1には、第1実施形態に係る、長手形状の垂直ハンドル14を備える真空ベルプローブ10が示されている。ハンドル14の下端には吸引カップ12が接続されており、吸引カップ12の内部容積36を囲む可撓性の蛇腹を形成している。吸引カップ12の上部16はハンドル14に接続されている。上部16とは反対側にある吸引カップ12の底部20は吸引用開口22を形成しており、軟質の密閉リング32を備える。密閉リング32の弾性は、吸引カップ12の弾性よりも高い。アスファルト舗装などの地面に押しつけられると、密閉リング32は、周囲の大気圧よりも少なくとも200mbar低い真空圧力を生じさせ得る状態で、地面と接触する。
これにより、その地面の下で地下のパイプにおける漏洩個所から漏れ出すガスは、地面を通過して、そして吸引用開口22を通過して内部容積36へと吸引され、さらに中空のハンドル14を通ってガス検知器102,104へと吸引される。
図2には、吸引カップ12が扁平かつ円筒状であり、この吸引カップから長手形状のハンドル14が上方に延びる、第2実施形態が示されている。
吸引カップ12は、側壁15と、上側に踏込面18を形成する閉塞された上壁16と、吸引用開口22を形成する開口した底壁20とを備える。
図面に示されていない引きばねが、上方ハンドル部とハンドル14の下部26の間に設けられている。これにより、2つのハンドル部を互いに対して傾斜させることができるので、上方ハンドル部を吸引カップ12に対して傾斜させることができる。操作者が、上方ハンドル部につかまりつつ踏込面18を踏み込んだとき、吸引カップ12は上方ハンドル部に対して傾斜できる。これにより、ハンドル14が壊れたり損傷したりすることが防止される。
図2に示されているように、円筒状の中実ゴム製の圧縮リング30をベルハウジングの底部側20に取り付け、独立気泡発泡ゴム製の軟質の密閉リング32をベルハウジング12とは反対側においてソリッドな圧縮リング30に取り付けてもよい。軟質の密閉リング32の下部34は、地下でガス漏洩が懸念される個所の地面と気密状態で接触する接触面を形成している。
ハンドル14は中空であり、吸引用開口22を通って内部36に吸引されたガスを該ハンドル14を通ってガスセンサ102,104に案内するようにベルハウジング12の内部36に接続されたチューブを形成している。これらのガスセンサは、図4に示されているように、ハンドル14の上端に接続されていてもよい。
図3には、図1および図2に記載の真空ベルプローブをガス漏洩検知システム100に組み込んだ状態を示している。真空ベルプローブ10は、試料ガス導管114を介して切換バルブ112に接続されている。試料ガス導管114は、ガス流路において真空ベルプローブ10と切換バルブ112との間に配置された真空ポンプ106を備える。真空ポンプ106と切換バルブ112を接続している試料ガス導管114の部分は、入口導管116を介して排気口108に接続されており、これにより、試料ガス導管114を外気に接続している。
試料ガス導管114は、切換バルブ112の第1入口118に接続されている。切換バルブ112の第2入口120は、基準ガス導管122を介して基準ガス入口110に接続されている。
切換バルブ112は、試料ポンプ126を介して第1および第2ガス検知器102,104に接続された出口124をさらに備える。
切換バルブ112は2つの切換状態を有する。第1切換状態において、切換バルブは第1入口118を出口124に接続し、これにより、試料ガス導管114および真空ポンプ106を介してガス検知器102,104を真空ベルプローブ10に接続する。第2切換状態において、切換バルブ112は第2入口120を出口124に接続し、これにより、基準ガス導管122および試料ポンプ126を介して基準ガス入口110をガス検知器102,104に接続する。
第2切換状態において、試料ガス導管114は切換バルブ112によって遮断される。次いで、真空ポンプ106は、切換バルブ112の閉鎖された第1入口118に対して送出を行う。しかしながら、排気口108および入口導管116により、真空ポンプ106は動作し続けることが可能である。
加えて、(アスファルトやコンクリートなどの)地面に対して密閉状態で吸引用開口22を配置することにより、試料ガス導管114において顕著な圧力低下が生じ、流量を、試料ポンプ126の流量よりも更に低くすることができる。この場合、吸引ベルが持ち上げられて吸引用開口22に空気が吸い込まれて蓄積したガスをセンサに送るまで、センサ信号が生じない。この断続的な信号応答を防止するために、排気口108および入口導管116を通る流れを別途設けることで継続的な試料ガス流が実現される。通常、真空ベルプローブ10から得られる信号は極めて高いので、排気による試料ガスの希釈は問題とならない。
また、図5に示されているように、バルブをメインポンプの近くまで(すなわち、真空ベルの近くまで)下げて、入口108を避けることも可能である。図5の実施例は、主に図3の実施例に対応する。唯一の違いは、導管116が存在しないことにより、排気口108が、切換バルブ112の入口118に接続されていないことである。ポンプがベルに近く、かつベル容量が小さいほど、応答時間が短くなる。
加えて、速度/濃度の損失バランスを、バルブ112のデューティ比によって制御することも可能である。速度/濃度の損失バランスは、次のパラメータを選択または調整することで整えることが可能である:
入口108における制限、
試料ポンプ126の速度。
換言すれば、2つのポンプ106および126を有する構成により、一方では真空ベルプローブ10を介してアスファルト表面を通じる真空を形成し、他方では試料ポンプ126を介して検知器102,104へと一定した試料の流れを吸引することができる。
図4には、ガス漏洩検知システム100の外観の模式図が示されている。吸引カップ12は、段付きの構造を有することによって吸引カップ12の両側に踏込面40を形成するヨーク38によって覆われている。操作者は、各踏込面40に足を載せて吸引カップ12を地面に押しつけてもよい。
図面に示されていない圧縮プラグを吸引用開口22に押し込み、吸引用開口22を密閉してもよい。圧縮プラグはガス導管を有していてもよく、吸引カップ12を孔に、例えば、ねじ係合によって固定するように適合されていてもよい。
10 真空ベルプローブ
12 吸引カップ
14 ハンドル
15 側壁
16 上壁
18、40 踏込面
20 底部
22 吸引用開口
32 密閉リング
34 接触面
36 内部容積
38 ヨーク
100 ガス漏洩検知システム
102、104 ガス検知器
106 真空ポンプ
108 排気口
110 基準ガス入口
112 切換バルブ
114 試料ガス導管
116 入口導管
118 第1入口
120 第2入口
122 基準ガス導管
124 出口
126 試料ポンプ

Claims (13)

  1. 内部容積(36)を形成し、底部に吸引用の開口(22)が形成された可撓性の吸引カップ(12)を備え、地下のガス管における漏洩を検知するために用いられる真空ベルプローブ(10)において、
    前記底部(20)は、前記吸引カップ(12)の弾性より高い弾性を有する軟質の密閉リング(32)を備え、
    該密閉リング(32)は、前記吸引用開口(22)をとり囲み、
    地下におけるガス漏洩が懸念される地点において、地面と接触した際に、前記内部容積(36)に真空を生成しうる気密状態をもたらす接触面を形成する、
    ことを特徴とする、真空プローブ(10)。
  2. 請求項1に記載の真空ベルプローブ(10)において、前記軟質の密閉リング(32)は独立気泡発泡ゴム製である真空ベルプローブ(10)。
  3. 請求項1または2に記載の真空ベルプローブ(10)において、前記吸引カップ(12)は中実ゴム製である真空ベルプローブ(10)。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の真空ベルプローブ(10)において、前記吸引カップ(12)は、前記内部容積(36)内の真空圧力によって圧縮可能な蛇腹を形成している真空ベルプローブ(10)。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の真空ベルプローブ(10)において、前記底部(20)は、前記吸引用開口(22)を囲む圧縮リング(30)を備え、前記圧縮リング(30)に前記密閉リング(32)が取り付けられる真空ベルプローブ(10)。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の真空ベルプローブ(10)において、前記底部(20)とは反対側において前記吸引カップ(12)の上部(16)に接続された長手形状のハンドル(14)をさらに備え、前記ハンドル(14)は中空であり、前記内部容積(36)に接続されるガスチューブを形成または具備している真空ベルプローブ(10)。
  7. ガス漏洩検知システム(100)であって、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の真空ベルプローブ(10)と、
    前記真空ベルプローブ(10)に離間して接続された少なくとも1つのガス検知器(102,104)と、
    前記真空ベルプローブ(10)と前記ガス検知器(102,104)とを接続するガス流路内に設けられた少なくとも1つの真空ポンプ(106)と、
    を備えるガス漏洩検知システム(100)。
  8. 請求項7に記載のガス漏洩検知システム(100)において、前記ガス流路内において前記真空ポンプ(106)と前記ガス検知器(102,104)との間に、外気に開口した排気口(108)をさらに備えるガス漏洩検知システム(100)。
  9. 請求項7または8に記載のガス漏洩検知システム(100)において、
    基準ガス入口(110)と、
    切換バルブ(112)と、
    をさらに備え
    前記切換バルブ(112)は、その切換状態に応じて、前記真空ベルプローブ(10)および前記排気口(108)を前記ガス検知器(102)に、または前記基準ガス入口(110)を前記ガス検知器(102)に交互に接続するように前記ガス流路において前記真空ポンプ(106)と前記ガス検知器(102,104)の間に配置されている、
    ガス漏洩検知システム(100)。
  10. 請求項1から6のいずれか一項に記載の真空ベルプローブまたは請求項7から9のいずれか一項に記載のガス漏洩検知システムを用いて地下のガス管における漏洩を検知するための方法であって、
    前記真空ベルプローブ(10)を、地下におけるガス漏洩が懸念される地点において地面に設置し、前記接触面(34)を前記地面とを接触させるステップと、
    前記内部容積(36)に接続された真空ポンプ(106,126)を作動させることによって、前記内部容積(36)内に大気圧よりも低い真空圧力を発生させ、前記地面を通して前記内部容積(36)へと、そして前記内部容積(36)に接続されたガス検知器(102,104)へとガスを吸引するステップと、
    を含む方法。
  11. 請求項10に記載の方法において、前記内部容積(36)内で発生した前記真空は、大気圧よりも200mbar程度またはそれよりも低い方法。
  12. 請求項11に記載の方法において、達成可能なpVスループットは0.7N・リットル/分よりも高い方法。
  13. 請求項10から12のいずれか一項に記載の方法において、前記真空は、大気圧よりも400mbar程度またはそれよりも低く、好ましくは、pVスループットが0.3N・リットル/分よりも高い方法。
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