JP2019505580A - 硬質の組成物を含むバランスのとれた義歯系 - Google Patents
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Abstract
Description
本願は、2015年12月28日に出願の米国仮特許出願第62/271,832号の優先権の利益を主張するものであり、この文献は、あらゆる目的のため本明細書中の参照として援用されている。
本発明は、成形ボディの生産のための方法に関する。また本発明は、焼結された成形ボディ、特に、歯科用のフレームワーク、クラウン、部分的なクラウン、ブリッジ、キャップ、べニア、アバットメント、またはピンの構造などの歯科用修復物の形態の焼結された成形ボディに関する。
(i)メチルメタクリラート;メチルアクリラート;エチルメタクリラート;イソブチルメタクリラート;シクロヘキシルメタクリラート;イソボルニルメタクリラート;イソボルニルアクリラート;アリルメタクリラート;およびそれらの混合物の群から選択される、約40〜約95重量%の1つまたは複数のモノマーと、
(ii)エチレングリコールジメタクリラート、グリセロールジ(メタ)アクリラート、グリセロールトリ(メタ)アクリラート、エチレングリコールジ(メタ)アクリラート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリラート、トリエチレングリコールジメタクリラート、テトラエチレングリコールジ(メタ)アクリラート、1,3−プロパンジオールジ(メタ)アクリラート、1,3−プロパンジオールジメタクリラート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリラート、1,2,4−ブタントリオールトリメタクリラート、1,4−シクロヘキサンジオールジアクリラート、1,4−シクロヘキサンジオールジメタクリラート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリラート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリラート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリラート、ペンタエリスリトールテトラメタクリラート、ソルビトールヘキサアクリラート(hexacrylate)、およびそれらの混合物の群から選択される、約0〜約15重量%の第1の架橋剤と、
(iii)2,2−ビス(4−メタクリルオキシフェニル)プロパン、2,2−ビス[4−(2−ヒドロキシ−3−アクリロイルオキシプロポキシ)フェニル]プロパン、2,2−ビス[4−(2−ヒドロキシ−3−メタクリロイルオキシプロポキシ)フェニル]プロパン、2,2−ビス[4−(アクリロイルオキシ−エトキシ)フェニル]プロパン;2,2−ビス[4−(メタクリロイルオキシ−エトキシ)フェニル]プロパン、およびそれらの混合物からなる群から選択される、約5〜約20重量%の第2の架橋剤と、
(iv)1,3−ビス(イソシアナトメチル)シクロヘキサンおよび2−ヒドロキシエチルメタクリラート、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリラート、2−ヒドロキシエチルアクリラートおよびエチレングリコールジメタクリラートの反応生成物;1,3−ビス(イソシアナトメチル)シクロヘキサンおよび2−ヒドロキシエチルメタクリラート、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリラート、2−ヒドロキシエチルアクリラートの反応生成物、1,3−ビス(イソシアナトメチル)シクロヘキサンおよび2−ヒドロキシエチルメタクリラート、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリラート、2−ヒドロキシエチルアクリラートの反応生成物;ならびにそれらの混合物からなる群から選択される、約5〜約40重量%の第3の架橋剤と、
(v)トリメチル1,6−ジイソシアナトヘキサンおよびビスフェノールAプロポキシレートおよび2−ヒドロキシエチルメタクリラートの反応生成物;トリメチル1,6−ジイソシアナトヘキサンおよびビスフェノールAプロポキシレートおよび2−ヒドロキシエチルメタクリラートの反応生成物;1,6ジイソシアナトヘキサンおよび水で変性させた2−ヒドロキシエチルメタクリラートの反応生成物;1,6ジイソシアナトヘキサンおよび水で変性させた2−ヒドロキシエチルアクリラートの反応生成物;ならびにそれらの混合物からなる群から選択される、約0〜約20重量%の第4の架橋剤と、
(vi)約0〜約10重量%の開始剤と
を含む、歯科用組成物を考案している。
a)約35〜約60重量%の液体成分であって、
(i)メチルメタクリラート、メチルアクリラート、エチルメタクリラート、イソブチルメタクリラート、シクロヘキシルメタクリラート、イソボルニルメタクリラート、イソボルニルアクリラート、アリルメタクリラート、およびそれらの混合物の群から選択される、約60〜約95重量%の1つまたは複数のモノマーと、
(ii)エチレングリコールジメタクリラート、グリセロールジ(メタ)アクリラート、グリセロールトリ(メタ)アクリラート、エチレングリコールジ(メタ)アクリラート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリラート、トリエチレングリコールジメタクリラート、テトラエチレングリコールジ(メタ)アクリラート、1,3−プロパンジオールジ(メタ)アクリラート、1,3−プロパンジオールジメタクリラート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリラート、1,2,4−ブタントリオールトリメタクリラート、1,4−シクロヘキサンジオールジアクリラート、1,4−シクロヘキサンジオールジメタクリラート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリラート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリラート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリラート、ペンタエリスリトールテトラメタクリラート、ソルビトールヘキサアクリラート、およびそれらの混合物の群から選択される、約0〜約15重量%の第1の架橋剤と、
(iii)2,2−ビス(4−メタクリルオキシフェニル)プロパン、2,2−ビス[4−(2−ヒドロキシ−3−アクリロイルオキシプロポキシ)フェニル]プロパン、2,2−ビス[4−(2−ヒドロキシ−3−メタクリロイルオキシプロポキシ)フェニル]プロパン、2,2−ビス[4−(アクリロイルオキシ−エトキシ)フェニル]プロパン;2,2−ビス[4−(メタクリロイルオキシ−エトキシ)フェニル]プロパン、およびそれらの混合物からなる群から選択される、約0.5〜約20重量%の第2の架橋剤と、
(iv)1,3−ビス(イソシアナトメチル)シクロヘキサンおよび2−ヒドロキシエチルメタクリラート、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリラート、2−ヒドロキシエチルアクリラートおよびエチレングリコールジメタクリラートの反応生成物;1,3−ビス(イソシアナトメチル)シクロヘキサンおよび2−ヒドロキシエチルメタクリラート、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリラート、2−ヒドロキシエチルアクリラートの反応生成物、1,3−ビス(イソシアナトメチル)シクロヘキサンおよび2−ヒドロキシエチルメタクリラート、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリラート、2−ヒドロキシエチルアクリラートの反応生成物;ならびにそれらの混合物からなる群から選択される、約0.5〜約15重量%の第3の架橋剤と、
(v)トリメチル1,6−ジイソシアナトヘキサンおよびビスフェノールAプロポキシレートおよび2−ヒドロキシエチルメタクリラートの反応生成物;トリメチル1,6−ジイソシアナトヘキサンおよびビスフェノールAプロポキシレートおよび2−ヒドロキシエチルメタクリラートの反応生成物;1,6ジイソシアナトヘキサンおよび水で変性させた2−ヒドロキシエチルメタクリラートの反応生成物;1,6ジイソシアナトヘキサンおよび水で変性させた2−ヒドロキシエチルアクリラートの反応生成物;ならびにそれらの混合物からなる群から選択される、約0〜約20重量%の第4の架橋剤と、
(vi)過酸化物、特に過酸化ベンゾイルを含む、約0〜約10重量%の開始剤と
を含む、約35〜約60重量%の液体成分と、
b)約30〜約65重量%の粒子状物質と
を含む組成物を含む、人工歯を考案している。
a)約35〜約60重量%の液体成分であって、
(i)メチルメタクリラート、メチルアクリラート、エチルメタクリラート、イソブチルメタクリラート、シクロヘキシルメタクリラート、イソボルニルメタクリラート、イソボルニルアクリラート、アリルメタクリラート、およびそれらの混合物の群から選択される、約40〜約95重量%の、1つまたは複数のモノマーと、
(ii)エチレングリコールジメタクリラート、グリセロールジ(メタ)アクリラート、グリセロールトリ(メタ)アクリラート、エチレングリコールジ(メタ)アクリラート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリラート、トリエチレングリコールジメタクリラート、テトラエチレングリコールジ(メタ)アクリラート、1,3−プロパンジオールジ(メタ)アクリラート、1,3−プロパンジオールジメタクリラート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリラート、1,2,4−ブタントリオールトリメタクリラート、1,4−シクロヘキサンジオールジアクリラート、1,4−シクロヘキサンジオールジメタクリラート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリラート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリラート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリラート、ペンタエリスリトールテトラメタクリラート、ソルビトールヘキサアクリラート、およびそれらの混合物の群から選択される、約0〜約15重量%の第1の架橋剤と、
(iii)2,2−ビス(4−メタクリルオキシフェニル)プロパン、2,2−ビス[4−(2−ヒドロキシ−3−アクリロイルオキシプロポキシ)フェニル]プロパン、2,2−ビス[4−(2−ヒドロキシ−3−メタクリロイルオキシプロポキシ)フェニル]プロパン、2,2−ビス[4−(アクリロイルオキシ−エトキシ)フェニル]プロパン;2,2−ビス[4−(メタクリロイルオキシ−エトキシ)フェニル]プロパン、およびそれらの混合物からなる群から選択される、約0〜約20重量%の第2の架橋剤と、
(iv)1,3−ビス(イソシアナトメチル)シクロヘキサンおよび2−ヒドロキシエチルメタクリラート、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリラート、2−ヒドロキシエチルアクリラートおよびエチレングリコールジメタクリラートの反応生成物;1,3−ビス(イソシアナトメチル)シクロヘキサンおよび2−ヒドロキシエチルメタクリラート、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリラート、2−ヒドロキシエチルアクリラートの反応生成物、1,3−ビス(イソシアナトメチル)シクロヘキサンおよび2−ヒドロキシエチルメタクリラート、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリラート、2−ヒドロキシエチルアクリラートの反応生成物;ならびにそれらの混合物からなる群から選択される、約0〜約40重量%の第3の架橋剤と、
(v)トリメチル1,6−ジイソシアナトヘキサンおよびビスフェノールAプロポキシレートおよび2−ヒドロキシエチルメタクリラートの反応生成物;トリメチル1,6−ジイソシアナトヘキサンおよびビスフェノールAプロポキシレートおよび2−ヒドロキシエチルメタクリラートの反応生成物;1,6ジイソシアナトヘキサンおよび水で変性させた2−ヒドロキシエチルメタクリラートの反応生成物;1,6ジイソシアナトヘキサンおよび水で変性させた2−ヒドロキシエチルアクリラートの反応生成物;ならびにそれらの混合物からなる群から選択される、約0〜約20重量%の第4の架橋剤と、
(vi)過酸化物、特に過酸化ベンゾイルを含む、約0〜約10重量%の開始剤と
を含む、約35〜約60重量%の液体成分と、
b)約30〜約65重量%の粒子状物質であって、
(i)ポリ(メチルメタクリラート)ベースの成分と、
(ii)修飾されたポリ(メチルメタクリラート)と
を含む、約30〜約65重量%の粒子状物質と
を含む組成物を含む、人工歯を考案している。
a)約1〜約80重量%の粒子状物質であって、
(i)約40〜約60重量%のメチルメタクリラート;
(ii)約0〜約15重量%のエチレングリコールジメタクリラート;
(iii)約10〜約20重量%の2,2−ビス(4−メタクリルオキシフェニル)プロパン;
(iv)約15〜約40重量%の、1,3−ビス(イソシアナトメチル)シクロヘキサンおよび2−ヒドロキシエチルメタクリラート、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリラート、2−ヒドロキシエチルアクリラートおよびエチレングリコールジメタクリラートの反応生成物;
(v)約0〜約10重量%の、トリメチル1,6−ジイソシアナトヘキサンおよびビスフェノールAプロポキシレートおよび2−ヒドロキシエチルメタクリラートの反応生成物;および
(vi)約0〜約10重量%の過酸化ベンゾイル
を含む約1〜約80重量%の粒子状物質と、
b)約30〜約65重量%の粒子状物質と
を含む組成物を含む、人工歯を考案している。
人工歯は、約0.015〜約0.080の範囲の摩耗損失(容積喪失:37℃、mm3)を有する;人工歯は、約0.035〜約0.070の範囲の摩耗損失(容積喪失:37℃、mm3)を有する;人工歯は、約125〜約155(MPa)の範囲の曲げ強さを有する;人工歯は、約135〜約145(MPa)の範囲の曲げ強さを有する;人工歯は、約2750〜約3750(MPa)の範囲の弾性率を有する;人工歯は、約3000〜約3500MPa(MPa)の範囲の弾性率を有する;人工歯は、約0.85〜約1.85(MPa m1/2)の範囲の破壊靭性を有する;人工歯は、約1.1〜約1.6(MPa m1/2)の範囲の破壊靭性を有する;人工歯は、約1.6〜約2.7(MPa m1/2)の範囲の破壊靭性を有する;人工歯は、約1.8〜約2.5(MPa m1/2)の範囲の破壊靭性を有する;人工歯は、約0.045〜約0.14の範囲の耐摩耗性(容積喪失:37℃、mm3)を有する;人工歯は、約0.06〜約0.125の範囲の耐摩耗性(容積喪失:37℃、mm3)を有する;本組成物は、約30〜約65重量%の粒子状物質をさらに含む;粒子状物質は、1つもしくは複数のPMMAポリマー、1つもしくは複数の架橋/修飾されたPMMAポリマー、および/もしくはそれらの混合物を含む;1つもしくは複数のPMMAポリマーは、メチルメタクリラートポリマーを含む;1つもしくは複数の架橋/修飾されたPMMAポリマーは、メチルメタクリラート/エチレングリコールジメタクリラートコポリマーを含む;本組成物は、約4:1〜約1:4の範囲の、1つもしくは複数のPMMAポリマー:1つもしくは複数の架橋/修飾されたPMMAポリマーの比率を含む;本組成物は、約1:1〜約1:3の範囲の、1つもしくは複数のPMMAポリマー:1つもしくは複数の架橋/修飾されたPMMAポリマーの比率を含む;1つもしくは複数の架橋/修飾されたPMMAポリマーは、約4:1〜約1:4の範囲の、1つもしくは複数のPMMAポリマー:エチレングリコールジメタクリラートの比率を含む;1つもしくは複数の架橋/修飾されたPMMAポリマーは、約1:1〜約1:3の範囲の、1つもしくは複数のPMMAポリマー:エチレングリコールジメタクリラートの比率を含む;または、それらの組み合わせ。
本発明の好ましい形態では、本発明に従い調製された前駆体混合組成物から生成されている、従来技術のアクリル系人工歯よりも有意に改善している化学的および物理的な特性を有する人工義歯に、既知の技術により容易かつ簡便に成形され得る、重合可能な歯科用組成物を提供する。これは、臼歯での高い耐摩耗性および前歯での高い破壊靭性を特徴とする。具体的には、臼歯のエナメル質用の耐摩耗性の高い組成物、前歯および臼歯の象牙質用の破壊靭性の高い組成物、およびすべての義歯の歯頚部(neck)または象牙質用の接着強度の高い組成物を、開発した。
過酸化ベンゾイル(0.5wt%)、2,2−ビス(4−メタクリルオキシフェニル)プロパン(BPADMA)(16wt%)、1,3−ビス(イソシアナトメチル)シクロヘキサンおよび2−ヒドロキシエチルメタクリラート、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリラート、2−ヒドロキシエチルアクリラートおよびエチレングリコールジメタクリラートの反応生成物(22.5wt%)およびエチレングリコールジメタクリラート(13wt%)を、大気温度でメチルメタクリラート(48wt%)に溶解してモノマー溶液を形成し、次に、ポリマーの粉末と混合して(1:1の液体:粉末の重量比)、明らかに均一な練り粉を形成した。大気温度で熟成した後、結果として得られる前駆体混合物から、人工歯のエナメル質層を成形した。大気温度で熟成させた後に、人工歯の成形に適したゲル様のちょう度が得られた。結果として得られる材料は、優れた耐摩耗性および曲げ特性を有する。
過酸化ベンゾイル(0.5wt%)、2,2−ビス(4−メタクリルオキシフェニル)プロパン(BPADMA)(16wt%)、1,3−ビス(イソシアナトメチル)シクロヘキサンおよび2−ヒドロキシエチルメタクリラート、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリラート、2−ヒドロキシエチルアクリラートおよびエチレングリコールジメタクリラートの反応生成物(22.5wt%)およびエチレングリコールジメタクリラート(7wt%)を、大気温度でメチルメタクリラート(54wt%)に溶解してモノマー溶液を形成し、次に、ポリマーの粉末と混合して(48:52の液体:粉末の重量比)、明らかに均一な練り粉を形成した。大気温度で熟成した後、結果として得られる前駆体混合物から、人工歯のエナメル質層を成形した。大気温度で熟成させた後に、人工歯の成形に適したゲル様のちょう度が得られた。結果として得られる材料は、優れた耐摩耗性および曲げ特性を有する。
過酸化ベンゾイル(0.5wt%)、および2,2−ビス(4−メタクリルオキシフェニル)プロパン(BPADMA)(17.3wt%)を、大気温度でメチルメタクリラート(82.2wt%)に溶解してモノマー溶液を形成し、次に、ポリマーの粉末と混合して(46:54の液体:粉末の重量比)、明らかに均一な練り粉を形成した。大気温度で熟成した後、結果として得られる前駆体混合物から、人工歯の象牙質層を成形した。大気温度で熟成させた後に、人工歯の成形に適したゲル様のちょう度が得られた。結果として得られる材料は、優れた破壊靭性および良好な耐摩耗性を有する。
過酸化ベンゾイル(0.5wt%)、2,2−ビス(4−メタクリルオキシフェニル)プロパン(BPADMA)(14.9wt%)、および1,3−ビス(イソシアナトメチル)シクロヘキサンおよび2−ヒドロキシエチルメタクリラート、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリラート、2−ヒドロキシエチルアクリラートおよびエチレングリコールジメタクリラートの反応生成物(2.9wt%)を、大気温度でメチルメタクリラート(81.7wt%)に溶解してモノマー溶液を形成し、次に、ポリマーの粉末と混合して(46:54の液体:粉末の重量比)、明らかに均一な練り粉を形成した。大気温度で熟成した後、結果として得られる前駆体混合物から、人工歯の象牙質層を成形した。大気温度で熟成させた後に、人工歯の成形に適したゲル様のちょう度が得られた。結果として得られる材料は、優れた破壊靭性および良好な耐摩耗性を有する。
過酸化ベンゾイル(0.5wt%)、2,2−ビス(4−メタクリルオキシフェニル)プロパン(BPADMA)(8.5wt%)、および1,3−ビス(イソシアナトメチル)シクロヘキサンおよび2−ヒドロキシエチルメタクリラート、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリラート、2−ヒドロキシエチルアクリラートの反応生成物(11.6wt%)を、大気温度でメチルメタクリラート(79.4wt%)に溶解してモノマー溶液を形成し、次に、ポリマーの粉末と混合して(46:54の液体:粉末の重量比)、明らかに均一な練り粉を形成した。大気温度で熟成した後、結果として得られる前駆体混合物から、人工歯の象牙質層を成形した。大気温度で熟成させた後に、人工歯の成形に適したゲル様のちょう度が得られた。結果として得られる材料は、優れた破壊靭性および良好な耐摩耗性を有する。
過酸化ベンゾイル(0.5wt%)、2,2−ビス(4−メタクリルオキシフェニル)プロパン(BPADMA)(4wt%)、および1,3−ビス(イソシアナトメチル)シクロヘキサンおよび2−ヒドロキシエチルメタクリラート、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリラート、2−ヒドロキシエチルアクリラートの反応生成物(11.6wt%)を、大気温度でメチルメタクリラート(83.9wt%)に溶解してモノマー溶液を形成し、次に、ポリマーの粉末と混合して(46:54の液体:粉末の重量比)、明らかに均一な練り粉を形成した。大気温度で熟成した後、結果として得られる前駆体混合物から、人工歯の象牙質層または歯頚部層を成形した。大気温度で熟成させた後に、人工歯の成形に適したゲル様のちょう度が得られた。結果として得られる材料は、優れた破壊靭性およびアクリル系義歯床に対する接着強度を有する。
過酸化ベンゾイル(0.5wt%)、2,2−ビス(4−メタクリルオキシフェニル)プロパン(BPADMA)(3wt%)、および1,3−ビス(イソシアナトメチル)シクロヘキサンおよび2−ヒドロキシエチルメタクリラート、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリラート、2−ヒドロキシエチルアクリラートの反応生成物(7.5wt%)を、大気温度でメチルメタクリラート(89wt%)に溶解してモノマー溶液を形成し、次に、ポリマーの粉末と混合して(46:54の液体:粉末の重量比)、明らかに均一な練り粉を形成した。大気温度で熟成した後、結果として得られる前駆体混合物から、人工歯の象牙質層または歯頚部層を成形した。大気温度で熟成させた後に、人工歯の成形に適したゲル様のちょう度が得られた。結果として得られる材料は、優れた破壊靭性およびアクリル系義歯床に対する接着強度を有する。
三体環状摩損機(three−body cyclic abrasion wear machine)(Leinfelder method)を使用して、耐摩耗性を、37℃で試験した。50RPMで400,000のサイクルにかけた後、mm3の容積喪失を決定することにより、局在化した摩耗を測定した。実施例1〜7から調製した試料の摩耗データを、表1に列挙する。
実施例1〜7の重合化した組成物の曲げ強さおよび曲げ弾性率を、ISOに係るインストロンのベンディングユニット(Instron bending unit)による三点曲げ試験を使用することにより、1mm/分のクロスヘッド速度で測定した。実施例1〜6に由来する試料(2mm×2mm×25mm)を、同じ硬化サイクルおよび260°Fのオーブンで2時間のポストキュアで、金属の型において成形した。
実施例1〜7の重合化した組成物の破壊靭性を、0.6mm/分のクロスヘッド速度でInstronにより測定した。ASTM E1304−97[Standard Test Method for Plane−Strain(Chevron Notch)Fracture Toughness of Metallic Materials]にしたがい、円筒状の短いロッドの破壊靭性試験の標本を機械加工し、試験した。山形に切断した試料を37℃の脱イオン水中に24時間置いた後、23℃の脱イオン水に1時間置き、その後試験を行った。
Claims (13)
- 歯科用組成物であって、
(i)メチルメタクリラート;メチルアクリラート;エチルメタクリラート;イソブチルメタクリラート;シクロヘキシルメタクリラート;イソボルニルメタクリラート;イソボルニルアクリラート;アリルメタクリラート;およびそれらの混合物の群から選択される、約40〜約95重量%の、1つまたは複数のモノマーと、
(ii)エチレングリコールジメタクリラート、グリセロールジ(メタ)アクリラート、グリセロールトリ(メタ)アクリラート、エチレングリコールジ(メタ)アクリラート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリラート、トリエチレングリコールジメタクリラート、テトラエチレングリコールジ(メタ)アクリラート、1,3−プロパンジオールジ(メタ)アクリラート、1,3−プロパンジオールジメタクリラート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリラート、1,2,4−ブタントリオールトリメタクリラート、1,4−シクロヘキサンジオールジアクリラート、1,4−シクロヘキサンジオールジメタクリラート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリラート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリラート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリラート、ペンタエリスリトールテトラメタクリラート、ソルビトールヘキサアクリラート(hexacrylate)、およびそれらの混合物の群から選択される、約0〜約15重量%の第1の架橋剤と、
(iii)2,2−ビス(4−メタクリルオキシフェニル)プロパン、2,2−ビス[4−(2−ヒドロキシ−3−アクリロイルオキシプロポキシ)フェニル]プロパン、2,2−ビス[4−(2−ヒドロキシ−3−メタクリロイルオキシプロポキシ)フェニル]プロパン、2,2−ビス[4−(アクリロイルオキシ−エトキシ)フェニル]プロパン;2,2−ビス[4−(メタクリロイルオキシ−エトキシ)フェニル]プロパン、およびそれらの混合物からなる群から選択される、約5〜約20重量%の第2の架橋剤と、
(iv)1,3−ビス(イソシアナトメチル)シクロヘキサンおよび2−ヒドロキシエチルメタクリラート、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリラート、2−ヒドロキシエチルアクリラートおよびエチレングリコールジメタクリラートの反応生成物;1,3−ビス(イソシアナトメチル)シクロヘキサンおよび2−ヒドロキシエチルメタクリラート、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリラート、2−ヒドロキシエチルアクリラートの反応生成物、1,3−ビス(イソシアナトメチル)シクロヘキサンおよび2−ヒドロキシエチルメタクリラート、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリラート、2−ヒドロキシエチルアクリラートの反応生成物;ならびにそれらの混合物からなる群から選択される、約5〜約40重量%の第3の架橋剤と、
(v)トリメチル1,6−ジイソシアナトヘキサンおよびビスフェノールAプロポキシレートおよび2−ヒドロキシエチルメタクリラートの反応生成物;トリメチル1,6−ジイソシアナトヘキサンおよびビスフェノールAプロポキシレートおよび2−ヒドロキシエチルメタクリラートの反応生成物;1,6ジイソシアナトヘキサンおよび水で変性させた2−ヒドロキシエチルメタクリラートの反応生成物;1,6ジイソシアナトヘキサンおよび水で変性させた2−ヒドロキシエチルアクリラートの反応生成物;ならびにそれらの混合物からなる群から選択される、約0〜約20重量%の第4の架橋剤と、
(vi)約0〜約10重量%の開始剤と
を含む、歯科用組成物。 - a)約35〜約60重量パーセントの液体成分であって、
(i)メチルメタクリラート、メチルアクリラート、エチルメタクリラート、イソブチルメタクリラート、シクロヘキシルメタクリラート、イソボルニルメタクリラート、イソボルニルアクリラート、アリルメタクリラート、およびそれらの混合物の群から選択される、約60〜約95重量%の、1つまたは複数のモノマーと、
(ii)エチレングリコールジメタクリラート、グリセロールジ(メタ)アクリラート、グリセロールトリ(メタ)アクリラート、エチレングリコールジ(メタ)アクリラート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリラート、トリエチレングリコールジメタクリラート、テトラエチレングリコールジ(メタ)アクリラート、1,3−プロパンジオールジ(メタ)アクリラート、1,3−プロパンジオールジメタクリラート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリラート、1,2,4−ブタントリオールトリメタクリラート、1,4−シクロヘキサンジオールジアクリラート、1,4−シクロヘキサンジオールジメタクリラート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリラート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリラート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリラート、ペンタエリスリトールテトラメタクリラート、ソルビトールヘキサアクリラート、およびそれらの混合物の群から選択される、約0〜約15重量%の第1の架橋剤と、
(iii)2,2−ビス(4−メタクリルオキシフェニル)プロパン、2,2−ビス[4−(2−ヒドロキシ−3−アクリロイルオキシプロポキシ)フェニル]プロパン、2,2−ビス[4−(2−ヒドロキシ−3−メタクリロイルオキシプロポキシ)フェニル]プロパン、2,2−ビス[4−(アクリロイルオキシ−エトキシ)フェニル]プロパン;2,2−ビス[4−(メタクリロイルオキシ−エトキシ)フェニル]プロパン、およびそれらの混合物からなる群から選択される、約0.5〜約20重量%の第2の架橋剤と、
(iv)1,3−ビス(イソシアナトメチル)シクロヘキサンおよび2−ヒドロキシエチルメタクリラート、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリラート、2−ヒドロキシエチルアクリラートおよびエチレングリコールジメタクリラートの反応生成物;1,3−ビス(イソシアナトメチル)シクロヘキサンおよび2−ヒドロキシエチルメタクリラート、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリラート、2−ヒドロキシエチルアクリラートの反応生成物、1,3−ビス(イソシアナトメチル)シクロヘキサンおよび2−ヒドロキシエチルメタクリラート、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリラート、2−ヒドロキシエチルアクリラートの反応生成物;ならびにそれらの混合物からなる群から選択される、約0.5〜約15重量%の第3の架橋剤と、
(v)トリメチル1,6−ジイソシアナトヘキサンおよびビスフェノールAプロポキシレートおよび2−ヒドロキシエチルメタクリラートの反応生成物;トリメチル1,6−ジイソシアナトヘキサンおよびビスフェノールAプロポキシレートおよび2−ヒドロキシエチルメタクリラートの反応生成物;1,6ジイソシアナトヘキサンおよび水で変性させた2−ヒドロキシエチルメタクリラートの反応生成物;1,6ジイソシアナトヘキサンおよび水で変性させた2−ヒドロキシエチルアクリラートの反応生成物;ならびにそれらの混合物からなる群から選択される、約0〜約20重量%の第4の架橋剤と、
(vi)過酸化物、特に過酸化ベンゾイルを含む、約0〜約10重量%の開始剤と
を含む、約35〜約60重量パーセントの液体成分と、
b)約30〜約65重量パーセントの粒子状物質と
を含む組成物を含む、人工歯。 - a)約35〜約60重量%の液体成分であって、
(i)メチルメタクリラート、メチルアクリラート、エチルメタクリラート、イソブチルメタクリラート、シクロヘキシルメタクリラート、イソボルニルメタクリラート、イソボルニルアクリラート、アリルメタクリラート、およびそれらの混合物の群から選択される、約40〜約95重量%の、1つまたは複数のモノマーと、
(ii)エチレングリコールジメタクリラート、グリセロールジ(メタ)アクリラート、グリセロールトリ(メタ)アクリラート、エチレングリコールジ(メタ)アクリラート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリラート、トリエチレングリコールジメタクリラート、テトラエチレングリコールジ(メタ)アクリラート、1,3−プロパンジオールジ(メタ)アクリラート、1,3−プロパンジオールジメタクリラート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリラート、1,2,4−ブタントリオールトリメタクリラート、1,4−シクロヘキサンジオールジアクリラート、1,4−シクロヘキサンジオールジメタクリラート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリラート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリラート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリラート、ペンタエリスリトールテトラメタクリラート、ソルビトールヘキサアクリラート、およびそれらの混合物の群から選択される、約0〜約15重量%の第1の架橋剤と、
(iii)2,2−ビス(4−メタクリルオキシフェニル)プロパン、2,2−ビス[4−(2−ヒドロキシ−3−アクリロイルオキシプロポキシ)フェニル]プロパン、2,2−ビス[4−(2−ヒドロキシ−3−メタクリロイルオキシプロポキシ)フェニル]プロパン、2,2−ビス[4−(アクリロイルオキシ−エトキシ)フェニル]プロパン;2,2−ビス[4−(メタクリロイルオキシ−エトキシ)フェニル]プロパン、およびそれらの混合物からなる群から選択される、約0〜約20重量%の第2の架橋剤と、
(iv)1,3−ビス(イソシアナトメチル)シクロヘキサンおよび2−ヒドロキシエチルメタクリラート、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリラート、2−ヒドロキシエチルアクリラートおよびエチレングリコールジメタクリラートの反応生成物;1,3−ビス(イソシアナトメチル)シクロヘキサンおよび2−ヒドロキシエチルメタクリラート、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリラート、2−ヒドロキシエチルアクリラートの反応生成物、1,3−ビス(イソシアナトメチル)シクロヘキサンおよび2−ヒドロキシエチルメタクリラート、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリラート、2−ヒドロキシエチルアクリラートの反応生成物;ならびにそれらの混合物からなる群から選択される、約0〜約40重量%の第3の架橋剤と、
(v)トリメチル1,6−ジイソシアナトヘキサンおよびビスフェノールAプロポキシレートおよび2−ヒドロキシエチルメタクリラートの反応生成物;トリメチル1,6−ジイソシアナトヘキサンおよびビスフェノールAプロポキシレートおよび2−ヒドロキシエチルメタクリラートの反応生成物;1,6ジイソシアナトヘキサンおよび水で変性させた2−ヒドロキシエチルメタクリラートの反応生成物;1,6ジイソシアナトヘキサンおよび水で変性させた2−ヒドロキシエチルアクリラートの反応生成物;ならびにそれらの混合物からなる群から選択される、約0〜約20重量%の第4の架橋剤と、
(vi)過酸化物、特に過酸化ベンゾイルを含む、約0〜約10重量%の開始剤と
を含む、約35〜約60重量%の液体成分と、
b)約30〜約65重量%の粒子状物質であって、
(i)ポリ(メチルメタクリラート)ベースの成分と、
(ii)修飾されたポリ(メチルメタクリラート)と
を含む、約30〜約65重量%の粒子状物質と
を含む組成物を含む、人工歯。 - a)約1〜約80重量%の粒子状物質であって、
(i)約40〜約60重量%のメチルメタクリラートと、
(ii)約0〜約15重量%のエチレングリコールジメタクリラートと、
(iii)約10〜約20重量%の2,2−ビス(4−メタクリルオキシフェニル)プロパンと、
(iv)約15〜約40重量%の、1,3−ビス(イソシアナトメチル)シクロヘキサンおよび2−ヒドロキシエチルメタクリラート、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリラート、2−ヒドロキシエチルアクリラートおよびエチレングリコールジメタクリラートの反応生成物と、
(v)約0〜約10重量%の、トリメチル1,6−ジイソシアナトヘキサンおよびビスフェノールAプロポキシレートおよび2−ヒドロキシエチルメタクリラートの反応生成物と、
(vi)約0〜約10重量%の過酸化ベンゾイルと
を含む約1〜約80重量%の粒子状物質と、
b)約30〜約65重量%の粒子状物質と
を含む組成物を含む、人工歯。 - 前記人工歯が、約0.015〜約0.080の範囲の摩耗損失(容積喪失:37℃、mm3)を有する、請求項2に記載の人工歯。
- 前記人工歯が、約125〜約155の範囲の曲げ強さ(MPa)を有する、請求項2に記載の人工歯。
- 前記人工歯が、約2750〜約3750の範囲の弾性率(MPa)を有する、請求項2に記載の人工歯。
- 前記人工歯が、約0.85〜約1.85の範囲の破壊靭性(MPa m1/2)を有する、請求項2に記載の人工歯。
- 前記人工歯が、約0.015〜約0.080の範囲の摩耗損失(容積喪失:37℃、mm3)、および約125〜約155の範囲の曲げ強さ(MPa)を有する、請求項2に記載の人工歯。
- 前記人工歯が、約2750〜約3750の範囲の弾性率(MPa)、および約0.85〜約1.85の範囲の破壊靭性(MPa m1/2)を有する、請求項2に記載の人工歯。
- 前記人工歯が、約1.6〜約2.7の範囲の破壊靭性(MPa m1/2)を有する、請求項3に記載の人工歯。
- 前記人工歯が、約0.045〜約0.14の範囲の耐摩耗性(容積喪失:37℃、mm3)を有する、請求項3に記載の人工歯。
- 前記人工歯が、約1.6〜約2.7の範囲の破壊靭性(MPa m1/2)、および、約0.045〜約0.14の範囲の耐摩耗性(容積喪失:37℃、mm3)を有する、請求項3に記載の人工歯。
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