JP2019504843A5

JP2019504843A5 -

Info

Publication number: JP2019504843A5
Application number: JP2018539860A
Authority: JP
Filing date: 2016-12-22
Publication date: 2020-02-06
Anticipated expiration: 2036-12-22

Claims

−ペリル酸、１種又はそれ以上のペリル酸塩、１種又はそれ以上のペリル酸加水分解性エステル、１種又はそれ以上のペリル酸加水分解性エーテル及び／又はそれらの誘導体から成る群から選ばれる少なくとも１種のペリル酸化合物、及び
−水
を含む組成物であって、該組成物は２から７未満（＜７）の範囲のｐＨを有する組成物。
上記ペリル酸化合物を０．００００１〜１０％ｗ／ｖの量で含む、請求項１に記載の組成物。
上記ペリル酸化合物が、下記の式：

で決定される値Ｃ_ＰＡを超えない量で存在する請求項１又は２に記載の組成物。
上記ペリル酸化合物の量が０．０００１〜２％ｗ／ｖである、先行請求項の少なくとも１項に記載の組成物。
上記ペリル酸化合物が、ペリル酸の塩、特にアンモニウム塩、アルカリ金属塩及びアルカリ土類金属塩、から選ばれる、先行請求項の少なくとも１項に記載の組成物。
上記ペリル酸化合物が、ペリル酸ナトリウム、ペリル酸カリウム、ペリル酸アンモニウム、ペリル酸カルシウム、ペリル酸マグネシウム、及びそれらの混合物から選ばれる、先行請求項の少なくとも１項に記載の組成物。
上記ｐＨが少なくとも３である、先行請求項の少なくとも１項に記載の組成物。
上記ｐＨが６．５未満である、先行請求項の少なくとも１項に記載の組成物。
上記ｐＨが４．５から６．５である、先行請求項の少なくとも１項に記載の組成物。
上記水の量が、上記組成物の全量の少なくとも１０重量％である、先行請求項の少なくとも１項に記載の組成物。
上記水の量が、上記組成物の全量の少なくとも３０重量％である、先行請求項の少なくとも１項に記載の組成物。
上記ペリル酸化合物が、そのＲ−エナンチオマー、そのＳ−エナンチオマー、又はラセミ混合物を含むそれらの混合物の形態で使用される、先行請求項の少なくとも１項に記載の組成物。
上記組成物が、食品、食品包装材、飲み物、動物食品、医療製品、薬学的製品、化粧品、家庭用製品、プラント保護材、工業的又は技術的製品である、先行請求項の少なくとも１項に記載の組成物。
微生物感染の治療を含む治療的処置方法に使用する、請求項１〜１３の少なくとも１項に記載の組成物。
請求項１〜１３の少なくとも１項に記載の組成物、又はペリル酸、１種又はそれ以上のペリル酸塩、１種又はそれ以上のペリル酸加水分解性エステル、１種又はそれ以上のペリル酸加水分解性エーテル及び／又はそれらの誘導体から成る群から選ばれるペリル酸化合物の、非治療的方法における抗菌剤として、又は保存料としての使用であって、該化合物又は該組成物が２〜７未満（＜７）のｐＨで使用される、使用。
上記ｐＨが６．５未満である、請求項１５に記載の使用。
請求項１〜１４の少なくとも１項に記載の組成物の調製方法であって、下記のステップ：
−ペリル酸化合物と水との混合物、又はペリル酸化合物と水含有組成物との混合物を調製するステップ、及び
−場合によってはｐＨを２から７未満（＜７）の値に調整するステップ
を含む上記組成物の調製方法。
上記ｐＨが６．５未満である、請求項１７に記載の方法。