JP2019504226A - フロアカバーを構成するフロアパネル - Google Patents
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Abstract
Description
このフロアパネルは、第1対の対縁部と、第2対の対縁部と、を有し、
第1対の対縁部は、2つのフロアパネルが互いに結合できるようにする結合部を有し、
結合部は、以下の特徴を有し、
−結合部は、2つのフロアパネルの結合状態において、フロアパネルの平面内で、且つ、各々の縁部に垂直にロックする、水平方向のアクティブロックシステムを有し、
−結合部は、また、2つのフロアパネルの結合状態において、フロアパネルの平面に垂直にロックする、垂直方向のアクティブロックシステムを有し、
−結合部は、実質的に、フロアパネル自体の材料から実現され、
−結合部は、2つのフロアパネルが、各々の縁部で、回転動作によって互いに結合できるように構成され、
第2対の対縁部は、また、2つのフロアパネルを互いに結合できるようにする結合部を両方の縁部に有し、
結合部は、以下の特徴を有し、
−結合部は、2つのフロアパネルの結合状態において、フロアパネルの平面内で、且つ、各々の縁部に垂直にロックする、水平のアクティブロックシステムを有し、
−結合部は、また、2つのフロアパネルの結合状態において、フロアパネルの平面に垂直にロックする、垂直方向のアクティブロックシステムを有し、
−結合部は、実質的に、フロアパネル自体の材料から実現され、
−第2対の縁部の水平方向のアクティブロックシステムは、少なくとも、2つの縁部の一方の縁部に配置される上向きの下側フック形状部と、反対側の縁部に配置される下向きの上側フック形状部とで構成され、下側フック形状部は、近位に凹部形状の雌部を定義する上向きロック要素を有するリップで、上側フック形状部は、雄部を形成する下向きロック要素を有するリップであり、
−結合部は、2つのフロアパネルが、各々の縁部で、フロアパネルの一方をフロアパネルの他方に対して下方に動作させることよって互いに結合できるように構成され、
−垂直方向のアクティブロックシステムは、各々の接触面によって、雄部と雌部の両側に配置される、少なくとも第1の接触領域と第2の接触領域とを定義する、垂直方向のアクティブロック部を有し、
−上述した垂直方向に左右するロック部は、雄部の両側に、第1のロック部と第2のロック部とを各々有し、また、雌部の両側に第3のロック部と第4のロック部とを各々有し、
−第1及び第3のロック部は、2つのフロアパネルの結合状態において、第1の接触領域を定義し、結合状態において、少なくとも1つの傾斜接線を定義する接触面を有し、
−第2及び第4のロック部は、2つのフロアパネルの結合状態において、第2の接触領域を定義し、結合状態において、やはり少なくとも1つの傾斜接線を定義する接触面を有し、
−雄部は、遠位側と近位側とを有し、第2のロック部は、遠位側に配置され、
−2つの接線は、各々の接触領域から上方に、互いに向けて傾斜し、
第2対の縁部に、さらに、以下の特徴の組み合わせが存在する、
−第1及び第3のロック部によって定義された接線は、フロアパネルの平面に対して、第2及び第4のロック部によって定義された接線よりも急勾配、又は、言い換えれば、最初に言及した接線の水平に対する角度は、次に言及した接線の水平に対する角度より大きく、
−言及した両方の角度の大きさの差は、少なくとも5°、好ましくは少なくとも10°であり、
−雄部で、且つ第2の接触領域より低い高さに、接触面が設けられ、接触面は、結合状態において、結合されたフロアパネルの雌部の接触面とともに、雄部の下方向の動きを制限する支持点を構成し、
−下側フック形状部は、遠位端の遠位側において、垂直方向のアクティブメカニカルロック部がない。
このフロアパネルは、第1対の対縁部と、第2対の対縁部と、を有し、
第1対の対縁部は、2つのフロアパネルが互いに結合できるようにする結合部を有し、
結合部は、以下の特徴を有し、
−結合部は、2つのフロアパネルの結合状態において、フロアパネルの平面内で、且つ、各々の縁部に垂直にロックする、水平方向のアクティブロックシステムを有し、
−結合部は、また、2つのフロアパネルの結合状態において、フロアパネルの平面に垂直にロックする、垂直方向のアクティブロックシステムを有し、
−結合部は、実質的に、フロアパネル自体の材料から実現され、
−結合部は、2つのフロアパネルが、各々縁部で、回転動作によって互いに結合できるように構成され、
第2対の対縁部は、また、2つのフロアパネルが互いに結合できるようにする結合部を両方の縁部に有し、
結合部は、以下の特徴を有し、
−結合部は、2つのフロアパネルの結合状態において、フロアパネルの平面内で、且つ、各々の縁部に垂直にロックする、水平方向のアクティブロックシステムを有し、
−結合部は、また、2つのフロアパネルの結合状態において、フロアパネルの平面に垂直にロックする、垂直方向のアクティブロックシステムを有し、
−結合部は、実質的に、フロアパネル自体の材料から実現され、
−第2対の縁部の水平方向のアクティブロックシステムは、少なくとも、2つの縁部の一方の縁部に配置される上向きの下側フック形状部と、反対側の縁部に配置される下向きの上側フック形状部とで構成され、下側フック形状部は、近位で凹部形状の雌部を定義する上向きロック要素を有するリップで、上側フック形状部は、雄部を形成する下向きロック要素を有するリップであり、
−結合部は、2つのフロアパネルが、各々の縁部で、フロアパネルの一方をフロアパネルの他方に対して下方動作させることによって互いに結合できるように構成され、
−垂直方向のアクティブロックシステムは、各々の接触面によって、雄部と雌部の両側に配置される、少なくとも第1の接触領域と第2の接触領域とを定義する垂直方向のアクティブロック部を有し、
−上述した垂直方向のアクティブロック部は、雄部の両側に第1のロック部と第2のロック部とを各々有し、雌部の両側に第3のロック部と第4のロック部とを各々有し、
−第1及び第3のロック部は、2つのフロアパネルの結合状態において、第1の接触領域を定義し、結合状態において、少なくとも1つの傾斜接線を定義する接触面を有し、
−第2及び第4のロック部が、2つのフロアパネルの結合状態において、第2の接触領域を定義し、結合状態において、やはり少なくとも1つの傾斜接線を定義する接触面を有し、
−雄部は、遠位側と近位側とを有し、第2のロック部は遠位側に配置され、
−2つの接線は、各々の接触領域から上方に、互いに向けて傾斜し、
また、第2対の縁部は、また、以下の特徴を有する、
−第2のロック部は、下方向への屈曲によって下側遠位面に一体化する接触面を有し、下側遠位面は、さらに遠位方向に延在し、より詳細には下方向に傾斜される。
第1対の対縁部は、2つのフロアパネルが互いに結合できるようにする結合部を有し、
結合部は、以下の特徴を有し、
−結合部は、2つのフロアパネルの結合状態において、フロアパネルの平面内で、且つ、各々の縁部に垂直にロックする、水平方向のアクティブロックシステムを有し、
−結合部は、また、2つのフロアパネルの結合状態において、フロアパネルの平面に垂直にロックする、垂直方向のアクティブロックシステムを有し、
−結合部は、実質的にフロアパネル自体の材料から実現され、
−結合部は、2つのフロアパネルが、各々の縁部で、回転動作によって互いに結合できるように構成され、
第2対の対縁部は、また、2つのフロアパネルが互いに結合できるようにする結合部を両方の縁部に有し、
結合部は、以下の特徴を有し、
−結合部は、2つのフロアパネルの結合状態において、フロアパネルの平面内で、且つ、各々の縁部に垂直にロックする、水平方向のアクティブロックシステムを有し、
−結合部は、また、2つのフロアパネルの結合状態において、フロアパネルの平面に垂直にロックする、垂直方向のアクティブロックシステムを有し、
−結合部は、実質的に、フロアパネル自体の材料から実現され、
−第2対の縁部の水平方向のアクティブロックシステムは、少なくとも、2つの縁部の一方の縁部に配置される上向きの下側フック形状部と、反対側の縁部に配置される下向きの上側フック形状部とで構成され、下側フック形状部は、近位に凹部形状の雌部を定義する上向きロック要素を有するリップで、上側フック形状部は、雄部を形成する下向きロック要素を有するリップであり、
−結合部は、2つのフロアパネルが、各々の縁部で、フロアパネルの一方をフロアパネルの他方に対して下方動作させることによって互いに結合できるように構成され、
−垂直方向のアクティブロックシステムは、各々の接触面によって、雄部と雌部との両側に配置される、少なくとも第1の接触領域と第2の接触領域とを定義する、垂直方向のアクティブロック部を有し、
−上述した垂直方向のアクティブロック部は、雄部の両側に、第1のロック部と第2のロック部とを各々有し、雌部の両側に、第3のロック部と第4のロック部とを各々有し、
−第1及び第3のロック部は、2つのフロアパネルの結合状態において、第1の接触領域を定義し、結合状態において、少なくとも1つの傾斜接線を定義する接触面を有し、
−第2及び第4のロック部は、2つのフロアパネルの結合状態において、第2の接触領域を定義し、結合状態において、やはり少なくとも1つの傾斜接線を定義する接触面を有し、
−雄部は、遠位側と近位側とを有し、第2のロック部は遠位側に配置され、
−2つの接線は、各々の接触領域から上方に、互いに向けて傾斜し、
また、第2対の縁部は、また、以下の特徴を有する、
−雌部の近位側で、第2の接触領域に、雌部の凹部に対して、上方に且つ内側に傾斜した近位面が設けられる。
第1対の対縁部は、2つのフロアパネルが互いに結合できるようにする結合部を有し、
結合部は、以下の特徴を有し、
−結合部は、2つのフロアパネルの結合状態において、フロアパネルの平面内で、且つ、各々の縁部に垂直にロックする、水平方向のアクティブロックシステムを有し、
−結合部は、また、2つのフロアパネルの結合状態において、フロアパネルの平面に垂直にロックする、垂直方向のアクティブロックシステムを有し、
−結合部は、実質的に、フロアパネル自体の材料から実現され、
−結合部は、2つのフロアパネルが、各々の縁部で、回転動作によって互いに結合できるように構成され、
第2対の対縁部は、また、2つのフロアパネルが互いに結合できるようにする結合部を両方の縁部に有し、
結合部は、以下の特徴を有し、
−結合部は、2つのフロアパネルの結合状態において、フロアパネルの平面内で、且つ、各々の縁部に垂直にロックする、水平方向のアクティブロックシステムを有し、
−結合部は、また、2つのフロアパネルの結合状態において、フロアパネルの平面に垂直にロックする、垂直方向のアクティブロックシステムを有し、
−結合部は、実質的に、フロアパネル自体の材料から実現され、
−第2対の縁部の水平方向のアクティブロックシステムは、少なくとも、2つの縁部の一方の縁部に配置される上向きの下側フック形状部と、反対側の縁部に配置される下向きの上側フック形状部とで構成され、下側フック形状部は、近位で凹部形状の雌部を定義する上向きロック要素を有するリップで、上側フック形状部は、雄部を形成する下向きロック要素を有するリップであり、
−結合部は、2つのフロアパネルが、各々の縁部で、フロアパネルの一方をフロアパネルの他方に対して下方動作させることによって互いに結合できるように構成され、
−垂直方向のアクティブロックシステムは、各々の接触面によって、雄部と雌部の両側に配置される、少なくとも第1の接触領域と第2の接触領域とを定義する、垂直方向のアクティブロック部を有し、
−上述した垂直方向のアクティブロック部は、雄部の両側に、第1のロック部と第2のロック部とを各々有し、雌部の両側に、第3のロック部と第4のロック部とを各々有し、
−第1及び第3のロック部は、2つのフロアパネルの結合状態において、第1の接触領域を定義し、結合状態において、少なくとも1つの傾斜接線を定義する接触面を有し、
−第2及び第4のロック部は、2つのフロアパネルの結合状態において、第2の接触領域を定義し、結合状態において、やはり少なくとも1つの傾斜接線を定義する接触面を有し、
−雄部は、遠位側と近位側とを有し、第2のロック部は遠位側に配置され、
−2つの接線は、各々の接触領域から上方に、互いに向けて傾斜し、
第2対の縁部は、また、以下の特徴を有する、
−第2の接触領域の2つの接触面は、その可能な拡張部分を含めて、断面視で、各々の近接面の左側と右側まで延在し、近接面は、結合されたフロアパネルの上縁部、又は、少なくともフロアパネルが上部で互いに一体となる位置を通る垂直面として定義される。
第1対の対縁部は、2つのフロアパネルが互いに結合できるようにする結合部を有し、
結合部は、以下の特徴を有し、
−結合部は、2つのフロアパネルの結合状態において、フロアパネルの平面内で、且つ、各々の縁部に垂直にロックする、水平方向のアクティブロックシステムを有し、
−結合部は、また、2つのフロアパネルの結合状態において、フロアパネルの平面に垂直にロックする、垂直方向のアクティブロックシステムを有し、
−結合部は、実質的に、フロアパネル自体の材料から実現され、
−結合部は、2つのフロアパネルが、各々の縁で、回転動作によって互いに結合できるように構成され、
第2対の対縁部は、また、2つのフロアパネルが、互いに結合できるようにする結合部を両方の縁部に有し、
結合部は、以下の特徴を有し、
−結合部は、2つのフロアパネルの結合状態において、フロアパネルの平面内、且つ、各々の縁部に垂直にロックする、水平方向のアクティブロックシステムを有し、
−結合部は、また、2つのフロアパネルの結合状態において、フロアパネルの平面に垂直にロックする、垂直方向のアクティブロックシステムを有し、
−結合部は、実質的に、フロアパネル自体の材料から実現され、
−第2対の縁部の水平方向のアクティブロックシステムは、少なくとも、2つの縁部の一方の縁部に配置される上向きの下側フック形状部と、反対側の縁部に配置される下向きの上側フック形状部とで構成され、下側フック形状部は、近位で凹部形状の雌部を定義する上向きロック要素を有するリップで、上側フック形状部は、雄部を形成する下向きロック要素を有するリップであり、
−結合部は、2つのフロアパネルが、各々の縁部で、フロアパネルの一方をフロアパネルの他方に対して下方動作させることによって互いに結合できるように構成され、
−垂直方向のアクティブロックシステムは、各々の接触面によって、雄部と雌部との両側に配置される、少なくとも第1の接触領域と第2の接触領域とを定義する垂直方向のアクティブロック部を有し、
−上述した垂直方向のアクティブロック部は、雄部の両側に、第1のロック部と第2のロック部とを各々有し、雌部の両側に、第3のロック部と第4のロック部とを各々有し、
−第1及び第3のロック部は、2つのフロアパネルの結合状態において、第1の接触領域を定義し、結合状態において、少なくとも1つの傾斜接線を定義する接触面を有し、
−第2及び第4のロック部は、2つのフロアパネルの結合状態において、第2の接触領域を定義し、結合状態において、やはり少なくとも1つの傾斜接線を定義する接触面を有し、
−雄部は、遠位側と近位側とを有し、第2のロック部は遠位側に配置され、
−2つの接線は、各々の接触領域から上方に、互いに向けて傾斜し、
第2対の縁部は、さらに、以下の特徴を有し、
−雄部で、第2の接触領域より低い高さに、接触面が設けられ、接触面は、結合状態において、結合されたフロアパネル上の接触面とともに、雄部の下方向のの動きを制限する支持点を構成し、
−第2の対縁部における結合部は、また、以下の3つの特徴のうちの1つ、又はこれらの特徴の2つ又は3の任意の組み合わせを有する、
−遠位端の遠位側で、下側フック形状部は、垂直方向のアクティブメカニカルロック部がなく、
−支持点を構成する接触面は、雄部の下側と、下側フック形状部のリップの上側との各々に配置され、結合状態において、支持点から遠位に、雄部の下側とリップの上側の間にある空間が存在し、空間は、好ましくは、支持点から遠位に配置される雄部の全体部分の下にあり、空間は、好ましくは、リップの上側の部分が支持点より深く配置される、及び/又は、各々の縁部の断面視において、雄部の幅の少なくとも1/3の距離にわたって拡張するように構成され、
−下側フック形状部のリップの下側に、リップの遠位端まで延在し、下方向にリップを屈曲させる凹部が設けられる。
フロアパネルは、第1対の対縁部と、第2対の対縁部と、を有し、
第1対の対縁部は、2つのフロアパネルが互いに結合できるようにする結合部を有し、
結合部は、以下の特徴を有し、
−結合部は、2つのフロアパネルの結合状態において、フロアパネルの平面内で、且つ、各々の縁部に垂直にロックする、水平方向のアクティブロックシステムを有し、
−結合部は、また、2つのフロアパネルの結合状態において、フロアパネルの平面に垂直にロックする、垂直方向のアクティブロックシステムを有し、
−結合部は、実質的に、フロアパネル自体の材料から実現され、
−結合部分は、2つのフロアパネルが、各々の縁部で回転動作によって互いに結合できるように構成され、
第2対の対縁部は、また、2つのフロアパネルが、互いに結合できるようにする結合部を両方の縁部に有し、
結合部は、以下の特徴を有し、
−結合部は、2つのフロアパネルの結合状態において、フロアパネルの平面内で、且つ、各々の縁部に垂直にロックする、水平方向のアクティブロックシステムを有し、
−結合部は、また、2つのフロアパネルの結合状態において、フロアパネルの平面に垂直にロックする、垂直方向のアクティブロックシステムを有し、
−結合部は、実質的に、フロアパネル自体の材料から実現され、
−第2対の縁部の水平方向のアクティブロックシステムは、少なくとも、2つの縁部の一方の縁部に配置される上向きの下側フック形状部と、反対側の縁部に配置される下向きの上側フック形状部とで構成され、下側フック形状部は、近位で凹部形状の雌部を定義する上向きロック要素を有するリップで、上側フック形状部は、雄部を形成する下向きロック要素を有するリップであり、
−結合部は、2つのフロアパネルが、各々の縁部で、フロアパネルの一方をフロアパネルの他方に対して下方動作させることによって互いに結合できるように構成され、
−垂直方向のアクティブロックシステムは、各々の接触面によって、雄部と雌部との両側にある、少なくとも第1の接触領域と第2の接触領域を定義する垂直方向のアクティブロック部を有し、
−上述した垂直方向のアクティブロック部は、雄部の両側に、第1のロック部と第2のロック部とを各々有し、雌部の両側に、第3のロック部と第4のロック部とを各々有し、
−第1及び第3のロック部は、2つのフロアパネルの結合状態において、第1の接触領域を定義し、結合状態において、少なくとも1つの傾斜接線を定義する接触面を有し、
−第2及び第4のロック部は、2つのフロアパネルの結合状態において、第2の接触領域を定義し、結合状態において、やはり少なくとも1つの傾斜接線を定義する接触面を有し、
−雄部は、遠位側と近位側とを有し、第2のロック部は遠位側に配置され、
−2つの接線は、各々の接触領域から上方に、互いに向けて傾斜し、
第2対の縁部は、さらに、以下の特徴の組み合わせが存在し、
−第2及び第4のロック部の接触面、及びこれらの接触面の可能な拡張部分は、平坦又は実質的に平坦に作成され、
−第2及び第4のロック部の接触面と、より詳細には、これらにより定義された接線とは、水平に対して、70°より大きく、さらに好ましくは、75°より大きいが、好ましくは85°より小さい角度をなし、
−第2及び第4のロック部の接触面、及びこれらの接触面の可能な拡張部分は、上方向にフロアパネルの上側面より低く配置された位置で終端し、
−第2及び第4のロック部の接触面の上端及びこれらの面の可能な拡張部分から、フロアパネルの上面まで、外縁部が構成され、外縁部は、接触面よりまっすぐ上方に、好ましくは垂直又はほぼ垂直に延在し、
−雄部の下縁部に、傾斜部や丸み部などのガイド面が設けられ、ガイド面は、雄部の下方への移動中に、雌部内に自動的に導かれるように構成される。
フロアパネルは、第1対の対縁部と、第2対の対縁部と、を有し、
第1対の対縁部は、2つのフロアパネルが互いに結合できるようにする結合部を有し、
結合部は、以下の特徴を有し、
−結合部は、2つのフロアパネルの結合状態において、フロアパネルの平面内で、且つ、各々の縁部に垂直にロックする、水平方向のアクティブロックシステムを有し、
−結合部は、また、2つのフロアパネルの結合状態において、フロアパネルの平面に垂直にロックする、垂直方向のアクティブロックシステムを有し、
−結合部は、実質的に、フロアパネル自体の材料から実現され、
−結合部は、2つのフロアパネルが、各々縁部で、回転動作によって互いに結合できるように構成され、
第2対の対縁部は、また、2つのフロアパネルが、互いに結合できるようにする結合部を両方の縁部に有し、
結合部は、以下の特徴を有し、
−結合部は、2つのフロアパネルの結合状態において、フロアパネルの平面内で、且つ、各々の縁部に垂直にロックする、水平方向のアクティブロックシステムを有し、
−結合部は、また、2つのフロアパネルの結合状態において、フロアパネルの平面に垂直にロックする、垂直方向のアクティブロックシステムを有し、
−結合部は、実質的に、フロアパネル自体の材料から実現され、
−第2対の縁部の水平方向のアクティブロックシステムは、少なくとも、2つの縁部の一方の縁部に配置される上向きの下側フック形状部と、反対側の縁部に配置される下向きの上側フック形状部とで構成され、下側フック形状部は、近位で凹部形状の雌部を定義する上向きロック要素を有するリップで、上側フック形状部は、雄部を形成する下向きロック要素を有するリップであり、
−結合部は、2つのフロアパネルが、各々の縁部で、フロアパネルの一方をフロアパネルの他方に対して下方動作させることによって互いに結合できるように構成され、
−垂直方向のアクティブロックシステムは、各々の接触面によって、雄部と雌部との両側に配置される、少なくとも第1の接触領域と第2の接触領域を定義する、垂直方向のアクティブロック部を有し、
−上述した垂直方向のアクティブロック部は、雄部の両側に、第1のロック部と第2のロック部とを各々有し、雌部の両側に、第3のロック部と第4のロック部とを各々有し、
−第1及び第3のロック部は、2つのフロアパネルの結合状態において、第1の接触領域を定義し、結合状態において、少なくとも1つの傾斜接線を定義する接触面を有し、
−第2及び第4のロック部は、2つのフロアパネルの結合状態において、第2の接触領域を定義し、結合状態において、やはり少なくとも1つの傾斜接線を定義する接触面を有し、
−雄部は、遠位側と近位側とを有し、第2のロック部は、遠位側に配置され、
−2つの接線は、各々の接触領域から上方に、互いに向けて傾斜し、
第2対の縁部に、さらに、以下の特徴を有する、
−下側フック形状部のリップは、各々の縁部に垂直な断面視において、下側フック形状部の近位端から、上向きロック要素が始まる位置まで延在する部分である第1の長手方向部と、第1の長手方向部の最遠位の75%になるように定義された第2の長手方向部とを特徴とし、リップは、上述した第2の長手方向部内で、少なくとも5%、より良好には少なくとも10%、更に良好には少なくとも30%厚みが低減され、好ましくは、下側フック形状部の遠位端の遠位側に垂直方向のアクティブロック部がない。
フロアパネルは、第1対の対縁部と、第2対の対縁部と、を有し、
第1対の対縁部は、2つのフロアパネルが互いに結合できるようにする結合部を有し、
結合部は、以下の特徴を有し、
−結合部は、2つのフロアパネルの結合状態において、フロアパネルの平面内で、且つ、各々の縁部に垂直にロックする、水平方向のアクティブロックシステムを有し、
−結合部は、また、2つのフロアパネルの結合状態において、フロアパネルの平面に垂直にロックする、垂直方向のアクティブロックシステムを有し、
−結合部は、実質的に、フロアパネル自体の材料から実現され、
−結合部は、2つのフロアパネルが、各々の縁部で回転動作によって互いに結合できるように構成され、
第2対の対縁部は、また、2つのフロアパネルが、互いに結合できるようにする結合部を両方の縁部に有し、
結合部は、以下の特徴を有し、
−結合部は、2つのフロアパネルの結合状態において、フロアパネルの平面内で、且つ、各々の縁部に垂直にロックする、水平方向のアクティブロックシステムを有し、
−結合部は、また、2つのフロアパネルの結合状態において、フロアパネルの平面に垂直にロックする、垂直方向のアクティブロックシステムを有し、
−結合部は、実質的に、フロアパネル自体の材料から実現され、
−第2対の縁部の水平方向のアクティブロックシステムは、少なくとも、2つの縁部の一方の縁部に配置される上向きの下側フック形状部と、反対側の縁部に配置される下向きの上側フック形状部とで構成され、下側フック形状部は、近位に凹部形状の雌部を定義する上向きロック要素を有するリップで、上側フック形状部は、雄部を形成する下向きロック要素を有するリップであり、
−結合部は、2つのフロアパネルが、各々の縁部で、フロアパネルの一方をフロアパネルの他方に対して下方動作させることによって互いに結合できるように構成され、
−垂直方向のアクティブロックシステムは、各々の接触面によって、雄部と雌部との両側に配置される、少なくとも第1の接触領域と第2の接触領域とを定義する垂直方向のアクティブロック部を有し、
−上述した垂直方向のアクティブロック部は、雄部の両側に、第1のロック部と第2のロック部とを各々有し、雌部の両側に、第3のロック部と第4のロック部とを各々有し、
−第1及び第3のロック部は、2つのフロアパネルの結合状態において、第1の接触領域を定義し、結合状態において、少なくとも1つの傾斜接線を定義する接触面を有し、
−第2及び第4のロック部は、2つのフロアパネルの結合状態において、第2の接触領域を定義し、結合状態において、やはり少なくとも1つの傾斜接線を定義する接触面を有し、
−雄部は、遠位側と近位側とを有し、第2のロック部は遠位側に配置され、
−2つの接線は、各々の接触領域から上方に、互いに向けて傾斜し、
第2対の縁部は、さらに、以下の特徴の組み合わせを有し、
−下側フック形状部の下側に、下側の特定の位置から下側フック形状部の端まで延在する凹部を設け、
−断面視において、特定の位置は、上向きロック要素から近位で、好ましくは上向きロック要素からフロアパネルの全厚の1/10を超える水平距離にある。
フロアパネルは、第1対の対縁部と、第2対の対縁部と、を有し、
第1対の対縁部は、2つのフロアパネルが互いに結合できるようにする結合部を有し、
結合部は、以下の特徴を有し、
−結合部は、2つのフロアパネルの結合状態において、フロアパネルの平面内で、且つ、各々の縁部に垂直にロックする、水平方向のアクティブロックシステムを有し、
−結合部は、また、2つのフロアパネルの結合状態において、フロアパネルの平面に垂直にロックする、垂直方向のアクティブロックシステムを有し、
−結合部は、実質的に、フロアパネル自体の材料から実現され、
−結合部は、2つのフロアパネルが、各々の縁部で、回転動作によって互いに結合できるように構成され、
第2対の対縁部は、また、2つのフロアパネルが互いに結合できるようにする結合部を両方の縁部に有し、
結合部は、以下の特徴を有し、
−結合部は、2つのフロアパネルの結合状態において、フロアパネルの平面内で、且つ、各々の縁部に垂直にロックする、水平方向のアクティブロックシステムを有し、
−結合部は、また、2つのフロアパネルの結合状態において、フロアパネルの平面に垂直にロックする、垂直方向のアクティブロックシステムを有し、
−結合部は、実質的に、フロアパネル自体の材料から実現され、
−第2対の縁部の水平方向のアクティブロックシステムは、少なくとも、2つの縁部の一方の縁部に配置される上向きの下側フック形状部と、反対側の縁部に配置される下向きの上側フック形状部とで構成され、下側フック形状部は、近位に凹部形状の雌部を定義する上向きロック要素を有するリップで、上側フック形状部は、雄部を形成する下向きロック要素を有するリップであり、
−結合部は、2つのフロアパネルが、各々の縁部で、フロアパネルの一方をフロアパネルの他方に対して下方動作させることによって互いに結合できるように構成され、
−垂直方向のアクティブロックシステムは、各々の接触面によって、雄部と雌部との両側に配置される、少なくとも第1の接触領域と第2の接触領域とを定義する、垂直方向のアクティブロック部を有し、
−上述した垂直方向のアクティブロック部は、雄部の両側に、第1のロック部と第2のロック部とを各々有し、雌部の両側に、第3のロック部と第4のロック部とを各々有し、
−第1及び第3のロック部は、2つのフロアパネルの結合状態において、第1の接触領域を定義し、結合状態において、少なくとも1つの傾斜接線を定義する接触面を有し、
−第2及び第4のロック部は、2つのフロアパネルの結合状態において、第2の接触領域を定義し、結合状態において、やはり少なくとも1つの傾斜接線を定義する接触面を有し、
−雄部は、遠位側と近位側とを有し、第2のロック部は、遠位側に配置され、
−2つの接線は、各々の接触領域の上方で、互いに向けて傾斜し、
フロアパネルは、複合基板を有し、複合基板は、明確な厚みを各々有する少なくとも2つの基板層、即ち、第1の合成物質系基板層と、好ましくは、第1の合成物質系基板層のすぐ上にある第2の基板層とで構成され、第2の基板層は、少なくとも0.5mm、好ましくは少なくとも1mmの厚みを有し、複合基板は、また、以下の特徴の1つ又はこれらの特徴の任意の組み合わせを有し、
−第1の基板層の密度は、第2の基板層の密度とは異なり、好ましくは、第2の基板層は、第1の基板層より高い密度を有し、
−第1の基板層は発泡され、好ましくは独立気泡タイプのものであり、より好ましくは、いわゆる硬質発泡タイプのものであり、好ましくは、第2の基板層は、発泡されないか、第1の基板層より発泡量が少なくされ、
−第1の基板層は、板状に押出成形される、又は延伸処理及び延伸された材料をプレートに固結させることにより形成され、
−第2の基板層は、押出成形層、又は延伸処理及び延伸された材料の固結により形成された層から構成され、
−2つの基板層は、互いに接着されるか、又は、同じ製造プロセスで固結され、後者のプロセスは、例えば、基板の材料間の相互直接接着によるか、又は、例えば少なくとも2層を有する単一複合塊から形成することによるものであり、
−上述した接触領域の少なくとも1つ、好ましくは両方は、少なくとも部分的、好ましくは全体的に第1の基板層内に配置される。
フロアパネルは、第1対の対縁部と、第2対の対縁部と、を有し、
第1対の対縁部は、2つのフロアパネルが互いに結合できるようにする結合部を有し、
結合部は、以下の特徴を有し、
−結合部は、2つのフロアパネルの結合状態において、フロアパネルの平面内で、且つ、各々の縁部に垂直にロックする、水平方向のアクティブロックシステムを有し、
−結合部は、また、2つのフロアパネルの結合状態において、フロアパネルの平面に垂直にロックする、垂直方向のアクティブロックシステムを有し、
−結合部は、実質的に、フロアパネル自体の材料から実現され、
−結合部は、2つのフロアパネルが、各々の縁部で回転動作によって互いに結合できるように構成され、
第2対の対縁部は、また、2つのフロアパネルが互いに結合できるようにする結合部を両方の縁部に有し、
結合部は、以下の特徴を有し、
−結合部は、2つのフロアパネルの結合状態において、フロアパネルの平面内で、且つ、各々の縁部に垂直にロックする、水平方向のアクティブロックシステムを有し、
−結合部は、また、2つのフロアパネルの結合状態において、フロアパネルの平面に垂直にロックする、垂直方向のアクティブロックシステムを有し、
−結合部は、実質的に、フロアパネル自体の材料から実現され、
−第2対の縁部の水平方向のアクティブロックシステムは、少なくとも、2つの縁部の一方の端部に配置される上向きの下側フック形状部と、反対側の縁部に配置される下向きの上側フック形状部とで構成され、下側フック形状部は、近位に凹部形状の雌部を定義する上向きロック要素を有するリップで、上側フック形状部は、雄部を形成する下向きロック要素を有するリップであり、
−結合部は、2つのフロアパネルが、各々の縁部で、フロアパネルの一方をフロアパネルの他方に対して下方動作させることによって互いに結合できるように構成され、
−垂直方向のアクティブロックシステムは、各々の接触面によって、雄部と雌部との両側に配置される、少なくとも第1の接触領域と第2の接触領域とを定義する垂直方向のアクティブロック部を有し、
−上述した垂直方向のアクティブロック部は、雄部の両側に、第1のロック部と第2のロック部とを各々有し、雌部の両側に、第3のロック部と第4のロック部とを各々有し、
−第1及び第3のロック部は、2つのフロアパネルの結合状態において、第1の接触領域を定義し、結合状態において、少なくとも1つの傾斜接線を定義する接触面を有し、
−第2及び第4のロック部は、2つのフロアパネルの結合状態において、第2の接触領域を定義し、結合状態において、やはり少なくとも1つの傾斜接線を定義する接触面を有し、
−雄形部は、遠位側と近位側とを有し、第2のロック部は遠位側に配置され、
−2つの接線は、各々の接触領域から上方に、互いに向けて傾斜し、
上向きロック要素、下向きロック要素及び第1の接触領域の関係接触面は、関係接触面を有する上向きロック要素が、結合状態においてとる位置は、関係接触面が自由状態でとる位置に対して、ある程度傾いた位置をとり、また、非結合状態において、第1の接触領域の両方の関係接触面は、結合状態において互いに対してあまりずれていないか、ずれていない向きになるように構成されることを特徴とする。これは、結合状態における接触面が互いにより良好に適応され、より良好に垂直にロックが得られるという利点が得られる。より具体的には、結合を実現するための必要圧縮力と必要ロック品質との関係が、有利に影響を受ける。
−第1の接触領域の接触面は、結合状態において、互いに一致するか又は互いにほぼ一致し、及び/又は、
−接触面は、自由状態において、結合部の輪郭が互いに重なっているとき、下方向ほど互いに近づく、言い換えれば、下方向ほど重なりが減少し、及び/又は、
−接触面は、実質的に平坦であり、自由状態において、輪郭が重なっているとき、各々の接触面は、2〜10°の角度差を示し、及び/又は、
−第2の接触領域によって決定された接線は、水平に対して、65°より小さく、さらに好ましくは60°より小さく、さらに好ましくは55°より小さく、さらに好ましくは45〜52°であり、又は、45°、又は45°より更に小さい角度をなす。
−フロアパネルは、上述した独立請求項及びその従属請求項の特徴の組み合わせの2以上の組み合わせで、矛盾する特徴を含まない各組み合わせが検討され、
−結合部は、フロアパネルに、フロアパネルをフォールドダウン方式で設置できるように実現され、
−フロアパネルは長方形であり、第1対の対縁部はフロアパネルの長辺を形成し、第2対の対縁部はフロアパネルの短辺を形成し、
−第2対の縁部の結合部は、下方へのスナップ動作によって互いに結合させることができ、
−第1対及び/又は第2対の縁部における結合部は、実質的にプロファイルド部として、フロアパネルの材料で、好ましくは実質的又は完全に機械加工によって、好ましくは1つ以上のミリング加工によって、例えば、様々な操作角度で有効なミリングカッタによって作成され、
−第1対及び/又は第2対の縁部の結合部は、ミリング加工中にフロアパネルの外に配置される回転軸を有するミリングカッタによってミリング加工可能なプロファイルド部として作成され、
−上述した雄部は、分割されるか分割されず、
−第2対の縁部に、分割されるかどうかに関係なく、1つの雄部だけが適用され、
−上述した雄部に、水平に対して70°より小さい接線を定義する1つの垂直方向のアクティブロック部だけが存在する一方、70°以上の接線を有する他の1つ以上の垂直方向のアクティブロック部は、実際に存在してもよく、
−第2及び/又は第4のロック部及び好ましくは両方の接触面は、平坦に各々作成され、
−第2及び/又は第4のロック部の接触面、好ましくは両方の接触面は、各々屈曲され、第4のロック部の接触面は好ましくは凸部であり、第2のロック部の接触面は平坦又は屈曲し、好ましくは凹面であり、
−下側フック形状部と、より詳細には、下側フック形状部のリップとは、弾性的に屈曲可能及び/又は変形可能であり、
−リップの最下部に、凹部が設けられ、好ましくは、上向きロック要素が弾性的に形動可能になるように構成され、
−結合状態において、雄部に下向き支持点が設けられ、
−雄部の下に空間が設けられ、
−以上の段落で述べた凹部及び/又は支持点及び/又は空間は、上述した独立した態様で既に述べたように構成され、
−結合状態において、下側フック形状部の遠位端の背後に空間があり、
−結合状態において、上向きロック要素の上方に空間があり、空間は、好ましくは、前段落で述べた空間と連続的にされ、
−第1の接触領域内の接線の上述した角度は、好ましくは75°より大きく、より詳細には77〜85°の間にあり、更に好ましくは約80°であり、
−第1の接触領域内の接線の上述した角度は、90°より小さく、好ましくは87°より小さく、さらに好ましくは85°より小さく、
−第2の接触領域内の接線の上述した角度は、45°を超え、場合によっては50°を超え、又はさらには55°を超え、場合によっては約60°であり、比較的大きい接触面が適用される場合でも、45°を超える角度によってパネルを互いにより滑らかに結合でき、
−第2の接触領域の接線の上述した角度は、75°より小さく、さらに好ましくは70°より小さく、さらに好ましくは65°より小さく、さらに好ましくは55°より小さく、さらに好ましくは45〜52°であり、代替として、更に45°以下であり、この角度の大きさをより小さく選択することによって、接触面が、下方動作中に互いに多少前後に動きにくくなるが、利点は、前の段落で列挙された値に反して、垂直ロックがより外れにくくなるという利点が得られ、発明者は、55°より小さい角度(例えば、45°以下)でも、動作し続け、請求された構成で予想外に良好な結果が得られたことを予想外に発見し、
−第2の接触領域の2つの接触面は、その可能な拡張部分を含めて、断面視において、各々の近接面の左側と右側とまで延在し、近接面は、結合されたフロアパネルの上縁部、又は少なくともフロアパネルが上部で合体する位置を通る垂直面として定義され、
−第2の接触領域の中心点は、第1の接触領域の中心点より高い位置に配置され、
−第2の接触領域は、局所接触領域であり、それにより、即ち、第2の接触領域は、雄部の全高さにわたって延在せず、より詳細には、この接触領域は、その上端部がフロアパネルの上側から一定距離に位置するか、またその下端部が雄部の下端部より上の一定距離に位置する状態で配置され、更により詳細には、第2の接触領域は、高さで見て、雄部の全高さ、言い換えると、雄部の最下点とフロアパネルの上側との間で測定された高さの1/4〜3/4に位置することが好ましく、
−第1対の縁部及び/又は第2対の縁部の結合部は、フロアパネルの材料、より詳細にはフロアパネルの一部分を形成する基板から完全に一体で製造され、第2の接触領域の上の上側フック形状部の遠位端に、下方能動支持点は全くないか、少なくとも、結合状態において、水平に対して45°より小さい角度をなす接線を定義する支持点がなく、
−雄部及び/又は雌部に、傾斜及び/又は丸み部分が形成され、この部分は、フォールドダウン方式による結合の際及び/又は平行平面下方動作“plane-parallel downward movement”による結合の際に、その下方動作中に雄部が自動的に雌部内に導かれるように構成され、
−第1対及び/又は第2対の縁部における結合部は、結合状態において、各々のフロアパネルを各々の縁部で互いに押し付ける、いわゆるプレテンションが存在するように構成され、好ましくは、重複する輪郭を適用することによって行われ、プレテンションは、弾性屈曲、又は弾性圧縮、或いはこれらの両方の組み合わせなどによる変形の結果であり、
−第2対の縁部における結合部に、マジックテープ式ファスナ及び/又は接着接続はなく、
−フロアパネルは、第1対及び/又は第2対の縁部上に面取部を有し、
−フロアパネルは、フロアパネルの水平上面から面取部までの一体で延在する最上層及び/又は装飾層を有し、
−面取部は彫込みによって形成され、
−フロアパネルは、装飾を有する最上層を有し、
−フロアパネルは、複数の部品からなるか又はならず、且つ、複数の基板層からなるか又はならない基板を有し、基板、又は複数層の場合には基板層のうちの少なくとも1つの基板層は、以下の特徴の1つ以上又は任意の組み合わせを、係る組み合わせが矛盾しない限り実現する材料からなり、
−発泡又は非発泡、「弾性」又は剛性、可塑剤を含むか又は含まず、木材系又は竹系材料が、例えば、繊維、チップ、ダスト又はおがくずの形で、充填されているか又はされてない、及び/又は、例えば、チョーク、石灰、滑石、石種に基づく土壌充填材などの他の物質が充填されるか、又はされていない合成物質系材料、
−合成物質系材料の大部分が、1mmより小さく、より好ましくは0.1mmより小さく、さらに好ましくは0.01mmより小さい直径を有する孔及び/又はガス包含物を含むように細孔で発泡された合成物質系材料、
−合成物質系開始材料を板材の形に押出成形することにより得られる合成物質系材料であって、好ましい実施形態では、この材料は、好ましくは、合成物質系材料の大部分は、1mmより小さく、より好ましくは0.1mmより小さく、さらに好ましくは0.01mmより小さい寸法を有する孔及び/又はガス包含物を含むように発泡され、好ましくは細孔を有する合成物質系材料、
−他の材料と組み合わされるかどうかに関係なく、合成物質系材料を延伸処理によって押し延ばし、それを圧力と場合によっては高温度下で板材の形に固結することによって得られる合成物質系材料であって、好ましい実施形態では、得られた材料は、合成物質系材料の大部分は、1mmより小さく、より好ましくは0.1mmより小さく、さらに好ましくは0.01mmより小さい寸法を有する孔及び/又はガス包含物を含むように発泡され、好ましくは細孔を含む合成物質系材料、
−PP、PUR、PET、PVC、PIR又は他の適切な合成物質のうちの1つからなるか、その物質を主成分とするか、その物質を含む合成物質、
−可塑剤を有する合成物質系材料、
−例えば、MDF、HDF、組み立て式の木製パネル、より詳細にはいわゆる加工木製パネル、場合によって適合したコア又はエンドストラップを有する木材系材料、
−フロアパネルは、以下の種類のうちの1つとして作成される、
−ラミネートフロアパネル、
−いわゆる「弾性フロアパネル」、
−ビニルとは別の合成物質を主体とする「LVT」パネル又は「CVTパネル」又はその同等パネル、
−第1の合成物質系の、好ましくは発泡された基板層と、その上に、ビニル又は別の合成物質であるかそれを主成分とする、好ましくはより薄い第2の基板層とを有するフロアパネル、
−硬質合成物質系材料を有するフロアパネル。
−結合部6,7は、2つのフロアパネル1の結合状態において、フロアパネル1の平面内で、且つ、各々の縁部2,3に垂直にロックする、水平方向のアクティブロックシステムHLを有し、
−結合部6,7は、また、2つのフロアパネル1の結合状態において、フロアパネルの平面に垂直、換言すると垂直方向にロックする、垂直方向のアクティブロックシステムVLを有し、
−結合部6,7は、実質的にフロアパネル1自体の材料で実現され、
−結合部6,7は、2つのフロアパネルが、各々の縁部で互いに回転動作Rによって結合されるように構成される。
−結合部8,9は、2つのフロアパネル1の結合状態において、フロアパネル1の平面内で、且つ、各々の縁部4,5に垂直にロックする、水平方向のアクティブロックシステムを有し、
−結合部8,9は、また、2つのフロアパネル1の結合状態において、フロアパネル1の平面に垂直にロックする、垂直方向のアクティブロックシステムを有し、
−結合部8,9は、実質的にフロアパネル1自体の材料で実現され、
−第2対の縁部4,5の水平方向のアクティブロックシステムは、少なくとも、2つの縁部の一方の縁部(この実施形態では縁部4)に配置される上向きの下側フック形状部10と、反対側の縁部5に配置される下向きの上側フック形状部11とで構成され、下側フック形状部10は、上向きロック要素13を備え、近位に凹部形状の雌部14を定義するリップ12で、上側フック形状部11は、雄部17を形成する下向きロック要素16を有するリップ15であり、
−結合部8,9は、2つのフロアパネル1が、互いに各々の縁部4,5で、フロアパネルの一方がフロアパネルの他方に対して下方動作(M)することによって結合されるように構成され、
−垂直方向のアクティブロックシステムは、垂直方向のアクティブロック部18,19,20,21を有し、垂直方向のアクティブロック部18,19,20,21は、各々の接触面22,23,24,25によって、雄部17と雌部14との両側に配置される、少なくとも第1の接触領域C1と第2の接触領域C2とを定義し、
−上述した垂直方向のアクティブロック部は、雄部17の両側26,27に第1のロック部18と第2のロック部19を各々有し、雌部14の両側28,29、言い換えると、雌部を形成する凹部の両側にある側面に第3のロック部20と第4のロック部21とを各々有し、
−第1及び第3のロック部18,20は、2つのフロアパネル1の結合状態において、第1の接触領域C1を各々定義し、同時に結合状態において、少なくとも1つの傾斜接線T1を定義する接触面22,24を各々有し、
−第2及び第4のロック部19,21は、2つのフロアパネル1の結合状態において、第2の接触領域C2を各々定義し、同時に結合状態において、やはり少なくとも1つの傾斜接線T2を定義する接触面23,25を各々有し、
−雄部17は、遠位側27と近位側26とを有し、第2のロック部10は、遠位側27に配置され、
−2つの接線T1,T2は、各々の接触領域C1,C2から上方に、互いに向けて傾斜する。
−第1ロック部18及び第3のロック部20によって定義される接線T1は、フロアパネル1の平面、したがって、フロアパネルが延在している広域平面、即ち通常使用位置、したがって水平平面に対して、第2ロック部19及び第4のロック部21によって定義される接線T2より急勾配であり、言い換えると、最初に言及した接線T1が水平となす角度A1は、次に言及した接線T2が水平となす角度A2より大きく、
−言及した両方の角度A1及びA2の大きさの差、又は、その絶対値の差は、少なくとも5°、好ましくは、少なくとも10°であり、
−雄部17に、第2の接触領域C2より低い高さに、接触面30が設けられ、接触面30は、結合状態において、結合されたフロアパネルの雌部14にある接触面31とともに、雄部17の下方への動きを制限する支持点32を構成し、
−その遠位端34の遠位側33で、下側フック形状部10は、垂直方向のアクティブメカニカルロック部がない。
−雄部17の第2のロック部19は、接触面23を有し、この接触面23は、屈曲部35によって、下方向に下側遠位面36に同化し、この遠位面36は、下方向に、さらに、遠位方向に延在し、より詳細には、下方向に勾配がつけられる。
−雌部の近位側で、第2の接触領域C2の上に、雌部14の凹部の上部に、内側に傾斜した近位面38が設けられる。
−近位面38は、水平に対して75°より大きく、より好ましくは80°より大きく、さらに好ましくは83°〜88°の角度をなし、
−第2のロック部の接触面の上に、雄部に高位置遠位面40が存在し、遠位面40は、2つのフロアパネルの結合状態において、上述した近位面38と協働するか、少なくとも雄部が雌部から上方向に外れるときに近位面38と協働する。
−第2の接触領域C2の2つの接触面は、断面視において、可能な限り拡張部分を有し、各々の近接面Sの左側及び右側に延在し、近接面Sは、結合されたフロアパネル1の上縁部41,42を通るか、少なくともフロアパネル1が上部で互いに合わさり、したがって上から見て視覚的に互いに隣接する位置を通る鉛直面として定義される。
−雄部17に、第2の接触領域C2より低い高さに、接触面30が設けられ、接触面30は、結合状態において、結合されたフロアパネルの接触面31とともに、雄部の下方への動作を制限する支持点32を構成し、
−第2対の縁部4,5の結合部8,9は、また、以下の3つの特徴のうちの1つ、又はこれらの2つ又は3つの特徴の任意の組み合わせ、例えば、実際には、3つの特徴の全ての組み合わせを有し、
−遠位端34の遠位側33で、下側フック形状部10は、垂直方向のアクティブメカニカルロック部がなく、
−支持点32を構成する接触面30,31は、雄部の下側で、且つ、下側フック形状部10のリップ12の上側に各々あり、結合状態において、この支持点32から遠位に、雄部の下側とリップの上側の間に空間43が残り、空間43は、好ましくは、支持点32から遠位に配置された雄部の全体部分の下にあり、空間43は、図示されるように、好ましくは、リップ12の上側の部分44が支持点より深く、各々の縁部の断面視において、雄部の幅Wの少なくとも1/3の距離D1にわたって延在し、
−下側フック形状部10のリップ12の下側に、凹部45が存在し、凹部45は、リップの遠位端まで延在し、且つ、下方向へのリップの屈曲を可能にする。
−第2及び第4のロック部の接触面23,25と、これらの面の可能な拡張部分とは、平坦又は実質的に平坦に作成され、
−第2及び第4のロック部の接触面23,25と、より詳細にはそれにより定義された接線T2とは、水平に対して70°より大きく、さらに好ましくは75°より大きいが、好ましくは85°より小さい角度A2をなし、
−第2及び第4のロック部の接触面23,25と、これらの面の可能な拡張部とは、フロアパネルの上面39より低い位置L1で終端し、これらの位置は互いに一致するか一致せず、
−第2及び第4のロック部の接触面23,25の上端から、及びこれらの面の可能な拡張部とから始まり、フロアパネルの上面39まで延出される、外縁部46,47が形成され、この外縁部46,47は、接触面23,25よりもまっすぐ上方に延在し、好ましくは垂直又はほぼ垂直であり、
−雄部の下縁部に、傾斜部分や丸み部分などのガイド面48,49が存在し、ガイド面48,49は、雄部が下方動作中に、雌部内に自動的に導かれるように構成される。
−下側フック形状部10のリップ12は、各々の縁部に直交する断面視において、下側フック形状部10の近位端から、上向きロック要素13が始まる位置まで延在する部分である、第1の長手方向部P1と、第1の長手方向部P1の最遠位の75%として定義された、第2の長手方向部P2とによって特徴付けられ、リップは、厚みが、上述した第2の長手方向部P2内で、少なくとも5%、より好ましくは、少なくとも10%、更に好ましくは、少なくとも30%低減され、また好ましくは、下側フック形状部10の遠位端34の遠位側33は、垂直方向のアクティブロック部がない。
−厚みの低減は、少なくとも、下側フック形状部10のリップ12の上側に、より深い部分、即ち既に述べた部分44を設けることによって実現され、
−厚みの低減は、少なくとも、下側フック形状部10のリップ12の下側に凹部45を設けることによって実現され、
−厚みの低減は、少なくとも、前段落で述べた両方の手段によって実現され、好ましくは断面と各々の縁部に垂直な方向に、上述したより深い部分44と凹部45とのオーバーラップがある。
−下側フック形状部10の下面に、下面の特定の位置L2から下側フック形状部10の端まで延在する凹部45が設けられ、
−断面視において、上記位置L2は、上向きロック要素13から近位で、好ましくは上向きロック要素13から、フロアパネル1の全厚の1/10を超える水平距離H1に配置される。
−第1の基板層53の密度は、第2の基板層54の密度とは異なり、好ましくは、第2の基板層54は、第1の基板層53より高い密度を有し、
−第1の基板層53は発泡され、好ましくは独立気泡タイプのものであり、より好ましくは、いわゆる硬質発泡タイプのものであり、好ましくは、第2の基板層54は、発泡されないか、第1の基板層53より発泡されず、
−第1の基板層53は、板状に押出成形されるか、又は、延伸プロセス及び延伸された材料の板への固結によって形成され、
−第2の基板層54は、押出成形層、又は延伸プロセス及び延伸された材料の固結によって形成された層からなり、
−2つの基板層53,54は、互いに接着されるか、又は、代替的に、同じ製造プロセスで固結され、後者は、例えば、基板の材料間の互いの直接接着によって、又は、例えば、少なくとも2層を有する単一複合塊から形成し、
−上述した接触領域C1,C2の少なくとも1つ、好ましくは両方は、図10に明確に示されているように、少なくとも部分的、好ましくは全体的に第1の基板層53内に配置される。
−第1の基板層は、少なくとも熱可塑性材料を含み、
−第1の基板層は、少なくとも、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリウレタン、ポリプロピレン又はPIR、又は上述のものの組み合わせにより作成され、
−第1の基板層は、充填合成物質複合物であり、この充填材は、好ましくは、竹、コルク及び/又は木材の1つ又はこれらの組み合わせ、より詳細には、おがくずなど、チップ、及び/又は、繊維、及び/又は、微粉又は微細繊維の形の上述の材料の組み合わせからなり、
−第1の基板層は、発泡され、
−第1の基板層は、独立気泡タイプであり、
−第1の基板層は、1つ以上の可塑剤を含み、
−第1の基板層は、チョーク及び/又は石灰及び/又は滑石などの充填材を含み、
−第1の基板層は、好ましくはガラス繊維などの少なくとも1つの補強層を有し、
−第1の基板層は、少なくとも3mm、好ましくは少なくとも4mm、より好ましくは少なくとも5mmの厚みであり、
−第1及び/又は第2の基板層は、耐水性であり、
−第2の基板層は、合成物質系であり、
−第2の基板層は、好ましくは柔軟タイプの熱可塑性材料を少なくとも含み、
−第2の基板層は、少なくともポリ塩化ビニルなどのビニル、より詳細には柔軟ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、より詳細には柔軟ポリエチレン、ポリウレタン、ポリプロピレン、PIR、又は上述したものの組み合わせに基づいて作成され、
−第2の基板層は、実質的に、ベニヤ板、ゴム、リノリウム、紙系又は箔系ラミネートシート、又は代替的に、任意の材料、より詳細にはビニル又は樹脂によって包まれたコルク、竹又はベニヤ板の材料のうちの1つ又は組み合わせからなり、
−第2の基板層は、1つ以上の可塑剤を含み、
−第2の基板層は、チョーク及び/又は石灰などの充填材を含み、
−第2の基板層は、好ましくはガラス繊維などの少なくとも1つの補強層を有し、
−フロアパネルは、好ましくは第1の基板層のすぐ下に配置された裏地層を有し、裏地層は、例えば、コルク、ゴム及び/又は柔軟な発泡層の材料のうちの1つ以上によって作成され、
−フロアパネルは、複数の層からなるかならない最上層を含み、最上層は、好ましくは、第2の基板層のすぐ上に配置され、及び/又は第2の基板層は、この第2の基板層の下側に裏地層を有し、
−最上層は、好ましくは印刷の形で、好ましくは箔又は薄膜上に設けられた装飾層を少なくとも含み、
−最上層は、少なくとも半透明又は透明な摩耗層を含み、及び/又はコランダムなどの耐磨耗性を高めるための硬質粒子を含み、
−フロアパネルは、10mmより小さく、更に好ましくは、約8mm又は場合によってもっと薄い全体厚を有し、
−第1の基板層は、段階的に発泡され、発泡の程度は、下方向又は上方向に増大する。
−結合部6,7は、2つのフロアパネル1の結合状態において、フロアパネルの平面内で、且つ、各々の縁部2,3に垂直にロックする、水平方向のアクティブロックシステムを有し、
−結合部6,7は、また、2つのフロアパネルの結合状態において、フロアパネルの平面に垂直にロックする、垂直方向のアクティブロックシステムを有し、
−結合部6,7は、実質的に、フロアパネル自体の材料から実現され、
−結合部6,7は、2つフロアパネルが、各々の縁部で互いに回転動作によって結合されるように構成される。
−結合部8,9は、2つのフロアパネル1の結合状態において、フロアパネル1の平面内で、且つ、各々の縁部4,5に垂直にロックする、水平方向のアクティブロックシステムを有し、
−結合部8,9は、また、2つのフロアパネル1の結合状態において、フロアパネル1の平面に垂直にロックする、垂直方向のアクティブロックシステムを有し、
−結合部8,9は、実質的に、フロアパネル1自体の材料で実現され、
−第2対の縁部4,5の水平方向のアクティブロックシステムは、少なくとも、2つの縁部の一方の縁部(この事例では縁部4)に配置される上向きの下側フック形状部10と、反対側の縁部5に配置される下向きの上側フック形状部11とで構成され、下側フック形状部10は、上向きロック要素13を有し、近位に凹部形状の雌部14を定義するリップ12であり、上側フック形状部11は、雄部17を形成する下向きロック要素16を有するリップ15であり、
−結合部8,9は、2つのフロアパネル1が、互いに各々の縁部4,5で、フロアパネルの一方をフロアパネルの他方に対して下方動作させることによって結合されるように構成され、
−垂直方向のアクティブロックシステムは、垂直方向のアクティブロック部18,19,20,21を有し、この垂直方向のアクティブロック部18,19,20,21は、各々の接触面22,23,24,25によって、雄部17と雌部14の両側にある、少なくとも第1の接触領域C1と第2の接触領域C2とを定義し、
−上述した垂直方向のアクティブロック部は、雄部17の両側26,27に第1のロック部18と第2のロック部19とを各々有し、雌部14の両側28,29に、第3のロック部20と第4のロック部21とを各々有し、
−第1及び第3のロック部18,20は、2つのフロアパネル1の結合状態において、第1の接触領域C1を定義し、結合状態において、少なくとも1つの傾斜接線T1を定義する接触面22,24を各々有し、
−第2及び第4のロック部19,21は、2つのフロアパネル1の結合状態において、第2の接触領域C2を定義し、結合状態において、やはり少なくとも1つの傾斜接線T2を定義する接触面23,25を各々有し、
−雄部17は、遠位側27と近位側26とを有し、第2のロック部19は遠位側27に配置され、
−2つの接線T1,T2は、各々の接触領域C1,C2から上方に、互いに向けて傾斜する。
−結合部6,7及び結合部8,9は、フロアパネル1に、このようなフロアパネル1を複数、フォールドダウン方式で設置できるように実現される。
−フロアパネル1は長方形であり、第1対の対縁部2,3はフロアパネル1の長辺を形成し、第2対の対縁部4,5はフロアパネル1の短辺を形成し、
−第2対の縁部4,5の結合部8,9は、下方へのスナップ動作によって互いに接続でき、
−第1対及び/又は第2対の縁部にある結合部は、実質的にプロファイルド部分として、フロアパネルの材料により、好ましくは実質的又は完全に機械加工によって、好ましくは1つ以上のミリング加工によって、例えば、様々な操作角度で有効なミリングカッタ、さらに詳細には、使用中の回転軸がフロアパネルの外部にあるミリングカッタによって作成され、
−第1対及び/又は第2対の縁部の結合部は、ミリング加工可能なプロファイルド部分として作成され、この部分は、ミリング加工中にフロアパネルの外部にある回転軸を有するミリングカッタによってミリング加工され、
−上述した雄部17は、分割されているか分割されておらず、好ましくは、雄部は、ソリッド部であり、したがって、例えば、図4と図6とに示すように、側面26及び側面27の間がソリッドで、分割されておらず、これにより、ロック部18,19がしっかり支持され、代替によれば、雄部は、ソリッドでなく、1つ以上の空間又は凹部で構成されて、例えば、分割され、このような空間又は凹部の存在は、ロック部18及び/又はロック部19がある程度より弾性的に動作できるという利点を提供し、ひとつ又は他方の可能性は、利用材料の機能及び/又は所望のロック効果の機能で利用され、−第2対の縁部には、分割されるかどうかに関係なく、1つの雄部だけが適用され、
−上述した雄部17に、1つの垂直方向のアクティブロック部19だけがあり、これは、結合状態において、水平に対して70°より小さい接線T2を定義し、一方、他の1つ以上の垂直方向のアクティブロック部が実際にあってもよく、言い換えれば、1つ以上のロック部は、結合状態において、水平に対して70°以上の角度をなす1本の接線T1だけ、或いは複数の接線を定義し、
−第2及び/又は第4のロック部19,21の接触面と、好ましくは両方の接触面が、平坦に各々作成され、
−第2及び/又は第4のロック部の接触面、好ましくは両方の接触面が各々、屈曲され、本明細書では、第4のロック部の接触面が好ましくは凸面であり、第2のロック部の接触面は平坦又は屈曲し、好ましくは凹面であり、
−下側フック形状部10と、より詳細には、そのリップ12とは、弾性的に屈曲可能、及び/又は変形可能であり、
−リップの下側に、好ましくは上向きロック要素13が弾性的に傾動可能になるように構成された凹部45が設けられ、
−結合状態において、雄部17に下向きの支持点32が設けられ、
−雄部の下に、空間43が設けられ、
−前段落で述べた凹部45及び/又は支持点32及び/又は空間43は、図面に関して既に説明されたように構成され、
−結合状態において、下側フック形状部10の遠位端の背後に空間55が設けられ、
−結合状態において、上向きロック要素13の上方に空間56が設けられ、この空間は、好ましくは、前段落で述べた空間55と連続的に設けられ、
−上述した角度A1は、好ましくは75°より大きく、より詳細には77〜85°の間であり、さらに好ましくは約80°であり、
−上述した角度A1は、90°より小さく、好ましくは87°より小さく、さらに好ましくは85°より小さく、
−上述した角度A2は、45°を超え、
−上述した角度A2は、75°より小さく、さらに好ましくは70°より小さく、さらに好ましくは65°より小さく、さらに好ましくは55°より小さく、さらに好ましくは45〜52°であり、又は代替的に45°であるか、さらに別の代替によれば、45°より小さく、
−第2の接触領域C2の2つの接触面、その可能な拡張部分を含む接触面は、断面視において、各々の近接面Sの左側及び右側に延在し、近接面Sは、結合されたフロアパネルの上縁部41,42を通るか、少なくともフロアパネルが上部で一体となる位置を通る垂直面として定義され、
−第2の接触領域C2の中心点は、第1の接触領域C1の中心点より高い位置に配置され、
−第1対の縁部及び/又は第2対の縁部の結合部は、フロアパネル1の材料から、より詳細にはフロアパネルの一部を構成する基板から完全一体で製造され、
−第2の接触領域C2の上で、上側フック形状部の遠位端は、下方のアクティブ支持点がまったくないか、少なくとも、結合状態において、水平に対して45°より小さい角度をなす接線を定義する支持点がなく、
−雄部及び/又は雌部に、フォールドダウン方式による接続の間、及び/又は平行平面下方動作を介した接続の間などの下方動作中に雄部が自動的に雌部内に導かれるように構成された傾斜及び/又は丸み部分が形成され、これは、ガイド面48,49がその例を構成し、
−第1対及び/又は第2対の縁部の結合部は、結合状態において、各々のフロアパネルを各々の縁部で互いに押し付けるいわゆるプレテンションが存在するように構成され、これは、好ましくは、オーバーラップする輪郭を適用することによって行われ、プレテンションは、弾性屈曲、弾性圧縮、又は、これらの両方の組み合わせなどの変形の結果であり、この例は、既に、本明細書で、図6の屈曲リップ12Aよってより詳細に上述されており、
−第2対の縁部にある結合部は、フックアンドループファスナ及び/又は接着接続がなく、
−フロアパネルは、第1対及び/又は第2対の縁部上にベベルなどの斜角面を有し、
−フロアパネルは、フロアパネルの水平上面から面取部まで一体で延在する最上層及び/又は装飾層を有し、
−面取部は彫込みによって形成され、
−フロアパネルは、装飾を有する最上層を有し、最上層は、図中符号57によって示され、
−フロアパネルは、基板52を含み、基板52は、複数の部材から構成されている又は構成されていない、複数の基板層53,54からなるかならず、基板、又は複数層の場合、基板層のうちの少なくとも1つの層が、組み合わせが矛盾しない限り、以下の特徴の1つ以上又は任意の組み合わせを実現する材料からなる。
−発泡又は非発泡、「弾性」又は硬質、可塑剤を含むか含まず、例えば、繊維、チップ、ダスト又はおがくずの形で木材系又は竹系材料が充填されている又はされていない、及び/又は例えば、チョーク、石灰、滑石、石種に基づく土壌充填材などの他の物質が充填されている又はされていない合成物質系材料、
−合成物質系材料の大部分が、1mmより小さく、好ましくは0.1mmより小さく、さらに好ましくは0.01mmより小さい直径を有する孔及び/又はガス包含物を含み、即ち、各々の材料の体積の大部分に、より大きい孔が存在せず、及び/又は、平均で孔が上述した寸法と一致するように発泡された細孔を有する合成物質系材料、
−合成物質系開始材料を板状に押出成形することによって得られ、好ましい実施形態では、上述したように、合成物質系材料の大部分が、1mmより小さく、より好ましくは0.1mm小さく、さらに好ましくは0.01mmより小さい寸法を有する孔及び/又はガス包含物を含むように発泡され、好ましくは細孔を含む合成物質系材料、
−他の材料と組み合わされるかどうかに関係なく、合成物質系開始材料を延伸処理によって延伸させ、それを圧力と場合によっては高温度下で板材の形に固結させることによって得られる合成物質系材料であって、好ましい実施形態では、得られた材料は、合成物質系材料の大部分が、1mmより小さく、より好ましくは0.1mmより小さく、さらに好ましくは0.01mmより小さい寸法を有する孔及び/又はガス包含物を含むように発泡され、好ましくは細孔を含む合成物質系材料、
−PP、PE、PET、PUR、PVC、PIR又は他の適切な合成物質のうちの1つからなるか、その物質を主成分にするか、その物質を含む合成物質、
−可塑剤を含む合成物質系材料であって、好ましくは、前段落で列挙された材料から選択された合成物質系材料、
−例えば、MDF、HDF、組み立て式木製パネル、より詳細には、いわゆる加工木製パネル、場合によって適合したコア又はエンドストリップを有する木材系材料であって、後者の場合、好ましくは、結合部6及び/又は結合部7が、適合コア又は適合エンドストリップで実現され、「適合」は、旧式パネルの場合は、適応材料がコア又は1つ以上のエンドストリップに適用され、本明細書の結合部8及び/又は結合部9を実現するのにより適した木材系材料、
−フロアパネルは、以下の種類のうちの1つとして作成される、
−ラミネートフロアパネル、
−いわゆる「弾性フロアパネル」、
−ビニルと別の合成物質を主とする「LVT」パネル又は「CVTパネル」又はその同等パネル、
−第1の合成物質系の、好ましくは発泡された基板層と、その上に、ビニル又は別の合成物質又はそれらを主とする、好ましくはより薄い第2の基板層とを有するフロアパネル、
−硬質合成物質系材料を有するフロアパネル。
−第2及び第4のロック部が複数の接線を定義するとき、例えば、協働する接触面が平坦でないので、水平と最小角度をなす第2の接触領域からの接線が得られる。
−第2及び第4のロック部が複数の接線を定義するとき、例えば、協働する接触面が平坦でないので、第2の接触領域の中間によって決定される第2の接触領域からの接線が得られる。
−第1及び第3のロック部が、複数の接線を定義するとき、例えば、協働する接触面が平坦でないので、水平と最大角度をなす第1の接触領域からの接線が得られる。
−第1及び第3のロック部が、複数の接線を定義するとき、例えば、協働する接触面が平坦でないので、第1の接触領域の中間によって決定される第1の接触領域からの接線が得られる。
−フロアパネルは、上述した独立請求項及びその従属請求項の特徴の組み合わせの2以上の組み合わせで、矛盾する特徴を含まない各組み合わせが検討され、
−結合部は、フロアパネルに、フロアパネルをフォールドダウン方式で設置できるように実現され、
−フロアパネルは長方形であり、第1対の対縁部はフロアパネルの長辺を形成し、第2対の対縁部はフロアパネルの短辺を形成し、
−第2対の縁部の結合部は、下方へのスナップ動作によって互いに結合させることができ、
−第1対及び/又は第2対の縁部における結合部は、実質的にプロファイルド部として、フロアパネルの材料で、好ましくは実質的又は完全に機械加工によって、好ましくは1つ以上のミリング加工によって、例えば、様々な操作角度で有効なミリングカッタによって作成され、
−第1対及び/又は第2対の縁部の結合部は、ミリング加工中にフロアパネルの外に配置される回転軸を有するミリングカッタによってミリング加工可能なプロファイルド部として作成され、
−上述した雄部は、分割されるか分割されず、
−第2対の縁部に、分割されるかどうかに関係なく、1つの雄部だけが適用され、
−上述した雄部に、水平に対して70°より小さい接線を定義する1つの垂直方向のアクティブロック部だけが存在する一方、70°以上の接線を有する他の1つ以上の垂直方向のアクティブロック部は、実際に存在してもよく、
−第2及び/又は第4のロック部及び好ましくは両方の接触面は、平坦に各々作成され、
−第2及び/又は第4のロック部の接触面、好ましくは両方の接触面は、各々屈曲され、第4のロック部の接触面は好ましくは凸部であり、第2のロック部の接触面は平坦又は屈曲し、好ましくは凹面であり、
−下側フック形状部と、より詳細には、下側フック形状部のリップとは、弾性的に屈曲可能及び/又は変形可能であり、
−リップの最下部に、凹部が設けられ、好ましくは、上向きロック要素が弾性的に形動可能になるように構成され、
−結合状態において、雄部に下向き支持点が設けられ、
−雄部の下に空間が設けられ、
−以上の段落で述べた凹部及び/又は支持点及び/又は空間は、上述した独立した態様で既に述べたように構成され、
−結合状態において、下側フック形状部の遠位端の背後に空間があり、
−結合状態において、上向きロック要素の上方に空間があり、空間は、好ましくは、前段落で述べた空間と連続的にされ、
−第1の接触領域内の接線の上述した角度は、好ましくは75°より大きく、より詳細には77〜85°の間にあり、更に好ましくは約80°であり、
−第1の接触領域内の接線の上述した角度は、90°より小さく、好ましくは87°より小さく、さらに好ましくは85°より小さく、
−第2の接触領域内の接線の上述した角度は、45°を超え、場合によっては50°を超え、又はさらには55°を超え、場合によっては約60°であり、比較的大きい接触面が適用される場合でも、45°を超える角度によってパネルを互いにより滑らかに結合でき、
−第2の接触領域の接線の上述した角度は、75°より小さく、さらに好ましくは70°より小さく、さらに好ましくは65°より小さく、さらに好ましくは55°より小さく、さらに好ましくは45〜52°であり、代替として、更に45°以下であり、この角度の大きさをより小さく選択することによって、接触面が、下方動作中に互いに多少前後に動きにくくなるが、利点は、前の段落で列挙された値に反して、垂直ロックがより外れにくくなるという利点が得られ、発明者は、55°より小さい角度(例えば、45°以下)でも、動作し続け、請求された構成で予想外に良好な結果が得られたことを予想外に発見し、
−第2の接触領域の2つの接触面は、その可能な拡張部分を含めて、断面視において、各々の近接面の左側と右側とまで延在し、近接面は、結合されたフロアパネルの上縁部、又は少なくともフロアパネルが上部で合体する位置を通る垂直面として定義され、
−第2の接触領域の中心点は、第1の接触領域の中心点より高い位置に配置され、
−第2の接触領域は、局所接触領域であり、それにより、即ち、第2の接触領域は、雄部の全高さにわたって延在せず、より詳細には、この接触領域は、その上端部がフロアパネルの上側から一定距離に位置するか、またその下端部が雄部の下端部より上の一定距離に位置する状態で配置され、更により詳細には、第2の接触領域は、高さで見て、雄部の全高さ、言い換えると、雄部の最下点とフロアパネルの上側との間で測定された高さの1/4〜3/4に位置することが好ましく、
−第1対の縁部及び/又は第2対の縁部の結合部は、フロアパネルの材料、より詳細にはフロアパネルの一部分を形成する基板から完全に一体で製造され、第2の接触領域の上の上側フック形状部の遠位端に、下方能動支持点は全くないか、少なくとも、結合状態において、水平に対して45°より小さい角度をなす接線を定義する支持点がなく、
−雄部及び/又は雌部に、傾斜及び/又は丸み部分が形成され、この部分は、フォールドダウン方式による結合の際及び/又は平行平面下方動作“plane-parallel downward movement”による結合の際に、その下方動作中に雄部が自動的に雌部内に導かれるように構成され、
−第1対及び/又は第2対の縁部における結合部は、結合状態において、各々のフロアパネルを各々の縁部で互いに押し付ける、いわゆるプレテンションが存在するように構成され、好ましくは、重複する輪郭を適用することによって行われ、プレテンションは、弾性屈曲、又は弾性圧縮、或いはこれらの両方の組み合わせなどによる変形の結果であり、
−第2対の縁部における結合部に、マジックテープ式ファスナ及び/又は接着接続はなく、
−フロアパネルは、第1対及び/又は第2対の縁部上に面取部を有し、
−フロアパネルは、フロアパネルの水平上面から面取部までの一体で延在する最上層及び/又は装飾層を有し、
−面取部は彫込みによって形成され、
−フロアパネルは、装飾を有する最上層を有し、
−フロアパネルは、複数の部品からなるか又はならず、且つ、複数の基板層からなるか又はならない基板を有し、基板、又は複数層の場合には基板層のうちの少なくとも1つの基板層は、以下の特徴の1つ以上又は任意の組み合わせを、係る組み合わせが矛盾しない限り実現する材料からなり、
−発泡又は非発泡、「弾性」又は剛性、可塑材を含むか又は含まず、木材系又は竹系材料が、例えば、繊維、チップ、ダスト又はおがくずの形で、充填されているか又はされてない、及び/又は、例えば、チョーク、石灰、滑石、石種に基づく土壌充填材などの他の物質が充填されるか、又はされていない合成物質系材料、
−合成物質系材料の大部分が、1mmより小さく、より好ましくは0.1mmより小さく、さらに好ましくは0.01mmより小さい直径を有する孔及び/又はガス包含物を含むように細孔で発泡された合成物質系材料、
−合成物質系開始材料を板材の形に押出成形することにより得られる合成物質系材料であって、好ましい実施形態では、この材料は、好ましくは、合成物質系材料の大部分は、1mmより小さく、より好ましくは0.1mmより小さく、さらに好ましくは0.01mmより小さい寸法を有する孔及び/又はガス包含物を含むように発泡され、好ましくは細孔を有する合成物質系材料、
−他の材料と組み合わされるかどうかに関係なく、合成物質系開始材料を延伸処理によって押し延ばし、それを圧力と場合によっては高温度下で板材の形に固結することによって得られる合成物質系材料であって、好ましい実施形態では、得られた材料は、合成物質系材料の大部分は、1mmより小さく、より好ましくは0.1mmより小さく、さらに好ましくは0.01mmより小さい寸法を有する孔及び/又はガス包含物を含むように発泡され、好ましくは細孔を含む合成物質系材料、
−PP、PUR、PET、PVC、PIR又は他の適切な合成物質のうちの1つからなるか、その物質を主成分とするか、その物質を含む合成物質、
−可塑材を有する合成物質系材料、
−例えば、MDF、HDF、組み立て式の木製パネル、より詳細にはいわゆる加工木製パネル、場合によって適合したコア又はエンドストリップを有する木材系材料、
−フロアパネルは、以下の種類のうちの1つとして作成される、
−ラミネートフロアパネル、
−いわゆる「弾性フロアパネル」、
−ビニルとは別の合成物質を主体とする「LVT」パネル又は「CVTパネル」又はその同等パネル、
−第1の合成物質系の、好ましくは発泡された基板層と、その上に、ビニル又は別の合成物質であるかそれを主成分とする、好ましくはより薄い第2の基板層とを有するフロアパネル、
−硬質合成物質系材料を有するフロアパネル。
−結合部8,9は、2つのフロアパネル1の結合状態において、フロアパネル1の平面内で、且つ、各々の縁部4,5に垂直にロックする、水平方向のアクティブロックシステムを有し、
−結合部8,9は、また、2つのフロアパネル1の結合状態において、フロアパネル1の平面に垂直にロックする、垂直方向のアクティブロックシステムを有し、
−結合部8,9は、実質的にフロアパネル1自体の材料で実現され、
−第2対の縁部4,5の水平方向のアクティブロックシステムは、少なくとも、2つの縁部の一方の縁部(この実施形態では縁部4)に配置される上向きの下側フック形状部10と、反対側の縁部5に配置される下向きの上側フック形状部11とで構成され、下側フック形状部10は、上向きロック要素13を備え、近位に凹部形状の雌部14を定義するリップ12で、上側フック形状部11は、雄部17を形成する下向きロック要素16を有するリップ15であり、
−結合部8,9は、2つのフロアパネル1が、互いに各々の縁4,5で、フロアパネルの一方がフロアパネルの他方に対して下方動作(M)することによって結合されるように構成され、
−垂直方向のアクティブロックシステムは、垂直方向のアクティブロック部18,19,20,21を有し、垂直方向のアクティブロック部18,19,20,21は、各々の接触面22,23,24,25によって、雄部17と雌部14との両側に配置される、少なくとも第1の接触領域C1と第2の接触領域C2とを定義し、
−上述した垂直方向のアクティブロック部は、雄部17の両側26,27に第1のロック部18と第2のロック部19を各々有し、雌部14の両側28,29、言い換えると、雌部を形成する凹部の両側にある側面に第3のロック部20と第4のロック部21とを各々有し、
−第1及び第3のロック部18,20は、2つのフロアパネル1の結合状態において、前記第1の接触領域C1を各々定義し、同時に結合状態において、少なくとも1つの傾斜接線T1を定義する接触面22,24を各々有し、
−第2及び第4のロック部19,21は、2つのフロアパネル1の結合状態において、前記第2の接触領域C2を各々定義し、同時に結合状態において、少なくとも1つの傾斜接線T2を定義する接触面23,25を各々有し、
−雄部17は、遠位側27と近位側26とを有し、第2のロック部19は、遠位側27に配置され、
−2つの接線T1,T2は、各々の接触領域C1,C2から上方に、互いに向けて傾斜する。
−第1の基板層は、少なくとも熱可塑性材料を含み、
−第1の基板層は、少なくとも、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリウレタン、ポリプロピレン又はPIR、又は上述のものの組み合わせにより作成され、
−第1の基板層は、充填合成物質複合物であり、この充填材は、好ましくは、竹、コルク及び/又は木材の1つ又はこれらの組み合わせ、より詳細には、おがくずなど、チップ、及び/又は、繊維、及び/又は、微粉又は微細繊維の形の上述の材料の組み合わせからなり、
−第1の基板層は、発泡され、
−第1の基板層は、独立気泡タイプであり、
−第1の基板層は、1つ以上の可塑材を含み、
−第1の基板層は、チョーク及び/又は石灰及び/又は滑石などの充填材を含み、
−第1の基板層は、好ましくはガラス繊維などの少なくとも1つの補強層を有し、
−第1の基板層は、少なくとも3mm、好ましくは少なくとも4mm、より好ましくは少なくとも5mmの厚みであり、
−第1及び/又は第2の基板層は、耐水性であり、
−第2の基板層は、合成物質系であり、
−第2の基板層は、好ましくは柔軟タイプの熱可塑性材料を少なくとも含み、
−第2の基板層は、少なくともポリ塩化ビニルなどのビニル、より詳細には柔軟ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、より詳細には柔軟ポリエチレン、ポリウレタン、ポリプロピレン、PIR、又は上述したものの組み合わせに基づいて作成され、
−第2の基板層は、実質的に、ベニヤ板、ゴム、リノリウム、紙系又は箔系ラミネートシート、又は代替的に、任意の材料、より詳細にはビニル又は樹脂によって包まれたコルク、竹又はベニヤ板の材料のうちの1つ又は組み合わせからなり、
−第2の基板層は、1つ以上の可塑材を含み、
−第2の基板層は、チョーク及び/又は石灰などの充填材を含み、
−第2の基板層は、好ましくはガラス繊維などの少なくとも1つの補強層を有し、
−フロアパネルは、好ましくは第1の基板層のすぐ下に配置された裏地層を有し、裏地層は、例えば、コルク、ゴム及び/又は柔軟な発泡層の材料のうちの1つ以上によって作成され、
−フロアパネルは、複数の層からなるかならない最上層を含み、最上層は、好ましくは、第2の基板層のすぐ上に配置され、及び/又は第2の基板層は、この第2の基板層の下側に裏地層を有し、
−最上層は、好ましくは印刷の形で、好ましくは箔又は薄膜上に設けられた装飾層を少なくとも含み、
−最上層は、少なくとも半透明又は透明な摩耗層を含み、及び/又はコランダムなどの耐磨耗性を高めるための硬質粒子を含み、
−フロアパネルは、10mmより小さく、更に好ましくは、約8mm又は場合によってもっと薄い全体厚を有し、
−第1の基板層は、段階的に発泡され、発泡の程度は、下方向又は上方向に増大する。
−結合部6,7及び結合部8,9は、フロアパネル1に、このようなフロアパネル1を複数、フォールドダウン方式で設置できるように実現される。
−フロアパネル1は長方形であり、第1対の対縁部2,3はフロアパネル1の長辺を形成し、第2対の対縁部4,5はフロアパネル1の短辺を形成し、
−第2対の縁部4,5の結合部8,9は、下方へのスナップ動作によって互いに接続でき、
−第1対及び/又は第2対の縁部にある結合部は、実質的にプロファイルド部分として、フロアパネルの材料により、好ましくは実質的又は完全に機械加工によって、好ましくは1つ以上のミリング加工によって、例えば、様々な操作角度で有効なミリングカッタ、さらに詳細には、使用中の回転軸がフロアパネルの外部にあるミリングカッタによって作成され、
−第1対及び/又は第2対の縁部の結合部は、ミリング加工可能なプロファイルド部分として作成され、この部分は、ミリング加工中にフロアパネルの外部にある回転軸を有するミリングカッタによってミリング加工され、
−上述した雄部17は、分割されているか分割されておらず、好ましくは、雄部は、ソリッド部であり、したがって、例えば、図4と図6とに示すように、側面26及び側面27の間がソリッドで、分割されておらず、これにより、ロック部18,19がしっかり支持され、代替によれば、雄部は、ソリッドでなく、1つ以上の空間又は凹部で構成されて、例えば、分割され、このような空間又は凹部の存在は、ロック部18及び/又はロック部19がある程度より弾性的に動作できるという利点を提供し、ひとつ又は他方の可能性は、利用材料の機能及び/又は所望のロック効果の機能で利用され、−第2対の縁部には、分割されるかどうかに関係なく、1つの雄部だけが適用され、
−上述した雄部17に、1つの垂直方向のアクティブロック部19だけがあり、これは、結合状態において、水平に対して70°より小さい接線T2を定義し、一方、他の1つ以上の垂直方向のアクティブロック部が実際にあってもよく、言い換えれば、1つ以上のロック部は、結合状態において、水平に対して70°以上の角度をなす1本の接線T1だけ、或いは複数の接線を定義し、
−第2及び/又は第4のロック部19,21の接触面と、好ましくは両方の接触面が、平坦に各々作成され、
−第2及び/又は第4のロック部の接触面、好ましくは両方の接触面が各々、屈曲され、本明細書では、第4のロック部の接触面が好ましくは凸面であり、第2のロック部の接触面は平坦又は屈曲し、好ましくは凹面であり、
−下側フック形状部10と、より詳細には、そのリップ12とは、弾性的に屈曲可能、及び/又は変形可能であり、
−リップの下側に、好ましくは上向きロック要素13が弾性的に傾動可能になるように構成された凹部45が設けられ、
−結合状態において、雄部17に下向きの支持点32が設けられ、
−雄部の下に、空間43が設けられ、
−前段落で述べた凹部45及び/又は支持点32及び/又は空間43は、図面に関して既に説明されたように構成され、
−結合状態において、下側フック形状部10の遠位端の背後に空間55が設けられ、
−結合状態において、上向きロック要素13の上方に空間56が設けられ、この空間は、好ましくは、前段落で述べた空間55と連続的に設けられ、
−上述した角度A1は、好ましくは75°より大きく、より詳細には77〜85°の間であり、さらに好ましくは約80°であり、
−上述した角度A1は、90°より小さく、好ましくは87°より小さく、さらに好ましくは85°より小さく、
−上述した角度A2は、45°を超え、
−上述した角度A2は、75°より小さく、さらに好ましくは70°より小さく、さらに好ましくは65°より小さく、さらに好ましくは55°より小さく、さらに好ましくは45〜52°であり、又は代替的に45°であるか、さらに別の代替によれば、45°より小さく、
−第2の接触領域C2の2つの接触面、その可能な拡張部分を含む接触面は、断面視において、各々の近接面Sの左側及び右側に延在し、近接面Sは、結合されたフロアパネルの上縁部41,42を通るか、少なくともフロアパネルが上部で一体となる位置を通る垂直面として定義され、
−第2の接触領域C2の中心点は、第1の接触領域C1の中心点より高い位置に配置され、
−第1対の縁部及び/又は第2対の縁部の結合部は、フロアパネル1の材料から、より詳細にはフロアパネルの一部を構成する基板から完全一体で製造され、
−第2の接触領域C2の上で、上側フック形状部の遠位端は、下方のアクティブ支持点がまったくないか、少なくとも、結合状態において、水平に対して45°より小さい角度をなす接線を定義する支持点がなく、
−雄部及び/又は雌部に、フォールドダウン方式による接続の間、及び/又は平行平面下方動作を介した接続の間などの下方動作中に雄部が自動的に雌部内に導かれるように構成された傾斜及び/又は丸み部分が形成され、これは、ガイド面48,49がその例を構成し、
−第1対及び/又は第2対の縁部の結合部は、結合状態において、各々のフロアパネルを各々の縁部で互いに押し付けるいわゆるプレテンションが存在するように構成され、これは、好ましくは、オーバーラップする輪郭を適用することによって行われ、プレテンションは、弾性屈曲、弾性圧縮、又は、これらの両方の組み合わせなどの変形の結果であり、この例は、既に、本明細書で、図6の屈曲リップ12Aよってより詳細に上述されており、
−第2対の縁部にある結合部は、フックアンドループファスナ及び/又は接着接続がなく、
−フロアパネルは、第1対及び/又は第2対の縁部上にベベルなどの斜角面を有し、
−フロアパネルは、フロアパネルの水平上面から面取部まで一体で延在する最上層及び/又は装飾層を有し、
−面取部は彫込みによって形成され、
−フロアパネルは、装飾を有する最上層を有し、最上層は、図中符号57によって示され、
−フロアパネルは、基板52を含み、基板52は、複数の部材から構成されている又は構成されていない、複数の基板層53,54からなるかならず、基板、又は複数層の場合、基板層のうちの少なくとも1つの層が、組み合わせが矛盾しない限り、以下の特徴の1つ以上又は任意の組み合わせを実現する材料からなる。
−発泡又は非発泡、「弾性」又は硬質、可塑材を含むか含まず、例えば、繊維、チップ、ダスト又はおがくずの形で木材系又は竹系材料が充填されている又はされていない、及び/又は例えば、チョーク、石灰、滑石、石種に基づく土壌充填材などの他の物質が充填されている又はされていない合成物質系材料、
−合成物質系材料の大部分が、1mmより小さく、好ましくは0.1mmより小さく、さらに好ましくは0.01mmより小さい直径を有する孔及び/又はガス包含物を含み、即ち、各々の材料の体積の大部分に、より大きい孔が存在せず、及び/又は、平均で孔が上述した寸法と一致するように発泡された細孔を有する合成物質系材料、
−合成物質系開始材料を板状に押出成形することによって得られ、好ましい実施形態では、上述したように、合成物質系材料の大部分が、1mmより小さく、より好ましくは0.1mm小さく、さらに好ましくは0.01mmより小さい寸法を有する孔及び/又はガス包含物を含むように発泡され、好ましくは細孔を含む合成物質系材料、
−他の材料と組み合わされるかどうかに関係なく、合成物質系開始材料を延伸処理によって延伸させ、それを圧力と場合によっては高温度下で板材の形に固結させることによって得られる合成物質系材料であって、好ましい実施形態では、得られた材料は、合成物質系材料の大部分が、1mmより小さく、より好ましくは0.1mmより小さく、さらに好ましくは0.01mmより小さい寸法を有する孔及び/又はガス包含物を含むように発泡され、好ましくは細孔を含む合成物質系材料、
−PP、PE、PET、PUR、PVC、PIR又は他の適切な合成物質のうちの1つからなるか、その物質を主成分にするか、その物質を含む合成物質、
−可塑材を含む合成物質系材料であって、好ましくは、前段落で列挙された材料から選択された合成物質系材料、
−例えば、MDF、HDF、組み立て式木製パネル、より詳細には、いわゆる加工木製パネル、場合によって適合したコア又はエンドストリップを有する木材系材料であって、後者の場合、好ましくは、結合部6及び/又は結合部7が、適合コア又は適合エンドストリップで実現され、「適合」は、旧式パネルの場合は、適応材料がコア又は1つ以上のエンドストリップに適用され、本明細書の結合部8及び/又は結合部9を実現するのにより適した木材系材料、
−フロアパネルは、以下の種類のうちの1つとして作成される、
−ラミネートフロアパネル、
−いわゆる「弾性フロアパネル」、
−ビニルと別の合成物質を主とする「LVT」パネル又は「CVTパネル」又はその同等パネル、
−第1の合成物質系の、好ましくは発泡された基板層と、その上に、ビニル又は別の合成物質又はそれらを主とする、好ましくはより薄い第2の基板層とを有するフロアパネル、
−硬質合成物質系材料を有するフロアパネル。
Claims (37)
- フロアカバーを構成するフロアパネルであって、
前記フロアパネル(1)は、第1対の対縁部(2,3)と、第2対の対縁部(4,5)と、を有し、
前記第1対の対縁部(2,3)は、2つの前記フロアパネル(1)が互いに結合できるようにする結合部(6,7)を有し、
前記結合部(6,7)は、以下の特徴を有し、
−前記結合部(6,7)は、2つの前記フロアパネル(1)の結合状態において、前記フロアパネル(1)の平面内で、且つ、各々の縁部(2,3)に垂直にロックする、水平方向のアクティブロックシステムを有し、
−前記結合部(6,7)は、また、2つの前記フロアパネル(1)の結合状態において、前記フロアパネルの前記平面に垂直にロックする、垂直方向のアクティブロックシステムを有し、
−前記結合部(6,7)は、実質的に、前記フロアパネル(1)自体の材料から実現され、
−前記結合部(6,7)は、2つの前記フロアパネル(1)が、各々の縁部で、回転動作(R)によって互いに結合できるように構成され、
前記第2対の対縁部(4,5)は、また、2つの前記フロアパネル(1)が互いに結合できるようにする結合部(8,9)を両方の縁部に有し、
前記結合部(8,9)は、以下の特徴を有し、
−前記結合部(8,9)は、2つの前記フロアパネル(1)の結合状態において、前記フロアパネル(1)の前記平面内で、且つ、各々の縁部(4,5)に垂直にロックする、水平方向のアクティブロックシステムを有し、
−前記結合部(8,9)は、また、2つの前記フロアパネル(1)の結合状態において、前記フロアパネルの前記平面に垂直にロックする、垂直方向のアクティブロックシステムを有し、
−前記結合部(8,9)は、実質的に、前記フロアパネル(1)自体の材料から実現され、
−前記第2対の縁部(4,5)の前記水平方向のアクティブロックシステムは、少なくとも、前記2つの縁部の一方の縁部(4)に配置される上向きの下側フック形状部(10)と、反対側の縁部(5)に配置される下向きの上側フック形状部(11)とで構成され、前記下側フック形状部(10)は、近位に凹部形状の雌部(14)を定義する上向きロック要素(13)を有するリップ(12)で、前記上側フック形状部(11)は、雄部(17)を構成する下向きロック要素(16)を有するリップ(15)であり、
−前記結合部(8,9)は、2つの前記フロアパネル(1)が、各々の縁部(4,5)で、前記フロアパネルの一方を前記フロアパネルの他方に対して下方動作(M)させることによって互いに結合できるように構成され、
−前記垂直方向のアクティブロックシステムは、各々の接触面(22,23,24,25)によって、前記雄部(17)と前記雌部(14)との両側に配置される、少なくとも第1の接触領域(C1)と第2の接触領域(C2)とを定義する、垂直方向のアクティブロック部(18,19,20,21)を有し、
−前記垂直方向のアクティブロック部は、前記雄部(17)の両側(26,27)に、第1のロック部(18)と第2のロック部(19)とを各々有し、前記雌部(14)の両側(28,29)に、第3のロック部(20)と第4のロック部(21)とを各々有し、
−前記第1及び第3のロック部(18,20)は、2つの前記フロアパネル(1)の結合状態において、前記第1の接触領域(C1)を定義し、結合状態において、少なくとも1つの傾斜接線(T1)を定義する接触面(22,24)を有し、
−前記第2及び第4のロック部(19,21)は、2つの前記フロアパネル(1)の結合状態において、前記第2の接触領域(C2)を定義し、結合状態において、やはり少なくとも1つの傾斜接線(T2)を定義する接触面(23,25)を有し、
−前記雄部(17)は、遠位側(27)と近位側(26)とを有し、前記第2のロック部(19)は、前記遠位側(27)に配置され、
−2つの前記接線(T1,T2)は、各々の接触領域(C1,C2)から上方に、互いに向けて傾斜し、
前記第2対の縁部(4,5)に、さらに、以下の特徴の組み合わせが存在する、
−前記第1及び第3のロック部(18,20)によって定義された前記接線(T1)は、前記フロアパネル(1)の前記平面に対して、前記第2及び第4のロック部(19,21)によって定義された接線(T2)よりも急勾配、又は、言い換えれば、最初に言及した接線(T1)の前記水平に対する角度(A1)は、次に言及した接線(T2)の前記水平に対する角度(A2)より大きく、
−言及した両方の角度(A1,A2)の大きさの差は、少なくとも5°、好ましくは少なくとも10°であり、
−前記雄部(17)で、且つ前記第2の接触領域(C2)より低い高さに、接触面(30)が設けられ、前記接触面(30)は、結合状態において、前記結合されたフロアパネルの前記雌部(14)の接触面(31)とともに、前記雄部(17)の下方向の動きを制限する支持点(32)を構成し、
−前記下側フック形状部(10)は、遠位端(34)の遠位側(33)において、垂直方向のアクティブメカニカルロック部がないフロアパネル。 - フロアカバーを構成するフロアパネルであって、
前記フロアパネル(1)は、第1対の対縁部(2,3)と、第2対の対縁部(4,5)と、を有し、
前記第1対の対縁部(2,3)は、2つの前記フロアパネル(1)が互いに結合できるようにする結合部(6,7)を有し、
前記結合部(6,7)は、以下の特徴を有し、
−前記結合部(6,7)は、2つの前記フロアパネル(1)の結合状態において、前記フロアパネル(1)の平面内で、且つ、各々の縁部(2,3)に垂直にロックする、水平方向のアクティブロックシステムを有し、
−前記結合部(6,7)は、また、2つの前記フロアパネル(1)の結合状態において、前記フロアパネルの前記平面に垂直にロックする、垂直方向のアクティブロックシステムを有し、
−前記結合部(6,7)は、実質的に、前記フロアパネル(1)自体の材料から実現され、
−前記結合部(6,7)は、2つの前記フロアパネル(1)が、各々の縁部で、回転動作(R)によって互いに結合できるように構成され、
前記第2対の対縁部(4,5)は、また、2つの前記フロアパネル(1)が互いに結合できるようにする結合部(8,9)を両方の縁部に有し、
前記結合部(8,9)は、以下の特徴を有し、
−前記結合部(8,9)は、2つの前記フロアパネル(1)の結合状態において、前記フロアパネル(1)の前記平面内で、且つ、各々の縁部(4,5)に垂直にロックする、水平方向のアクティブロックシステムを有し、
−前記結合部(8,9)は、また、2つの前記フロアパネル(1)の結合状態において、前記フロアパネルの前記平面に垂直にロックする、垂直方向のアクティブロックシステムを有し、
−前記結合部(8,9)は、実質的に、前記フロアパネル(1)自体の材料から実現され、
−前記第2対の縁部(4,5)の前記水平方向のアクティブロックシステムは、少なくとも、前記2つの縁部の一方の縁部(4)に配置される上向きの下側フック形状部(10)と、反対側の縁部(5)に配置される下向きの上側フック形状部(11)とで構成され、前記下側フック形状部(10)は、近位に凹部形状の雌部(14)を定義する上向きロック要素(13)を有するリップ(12)で、前記上側フック形状部(11)は、雄部(17)を構成する下向きロック要素(16)を有するリップ(15)であり、
−前記結合部(8,9)は、2つの前記フロアパネル(1)が、各々の縁部(4,5)で、前記フロアパネルの一方を前記フロアパネルの他方に対して下方動作(M)させることによって互いに結合できるように構成され、
−前記垂直方向のアクティブロックシステムは、各々の接触面(22,23,24,25)によって、前記雄部(17)と前記雌部(14)との両側に配置される、少なくとも第1の接触領域(C1)と第2の接触領域(C2)とを定義する、垂直方向のアクティブロック部(18,19,20,21)を有し、
−前記垂直方向のアクティブロック部は、前記雄部(17)の両側(26,27)に、第1のロック部(18)と第2のロック部(19)とを各々有し、前記雌部(14)の両側(28,29)に、第3のロック部(20)と第4のロック部(21)とを各々有し、
−前記第1及び第3のロック部(18,20)は、2つの前記フロアパネル(1)の結合状態において、前記第1の接触領域(C1)を定義し、結合状態において、少なくとも1つの傾斜接線(T1)を定義する接触面(22,24)を有し、
−前記第2及び第4のロック部(19,21)は、2つの前記フロアパネル(1)の結合状態において、前記第2の接触領域(C2)を定義し、結合状態において、やはり少なくとも1つの傾斜接線(T2)を定義する接触面(23,25)を有し、
−前記雄部(17)は、遠位側(27)と近位側(26)とを有し、前記第2のロック部(19)は、前記遠位側(27)に配置され、
−2つの前記接線(T1,T2)は、各々の接触領域(C1,C2)から上方に、互いに向けて傾斜し、
前記第2対の縁部(4,5)は、また、以下の特徴を有する、
−前記第2のロック部(19)は、下方向への屈曲によって下側遠位面(36)に一体化する接触面(23)を有し、前記下側遠位面(36)は、下方向に、さらに遠位方向に延在し、より詳細には下方向に傾斜されるフロアパネル。 - 請求項2に記載のフロアパネルにおいて、
前記下側遠位面(36)は、実質的に平坦であるフロアパネル。 - 請求項2又は請求項3に基材のフロアパネルにおいて、
前記下側遠位面(36)は、水平に対して、所定の角度又は、平均で見て所定の角度をなし、前記所定の角度は、75°より大きく、さらに好ましくは80°より大きく、さらに好ましくは83〜88°であるフロアパネル。 - 請求項2から請求項4のいずれか1項に記載のフロアパネルにおいて、
前記第4のロック部(21)の接触面(25)の下方で、下側近位面(37)が前記雌部(14)に設けられ、前記下側近位面(37)の表面は、2つの前記フロアパネルの結合状態において、前記下側遠位面(36)と協働するか、前記雄部が前記雌部から上方に引き出されたときに少なくとも前記下側遠位面(36)と協働するフロアパネル。 - フロアカバーを構成するフロアパネルであって、
前記フロアパネル(1)は、第1対の対縁部(2,3)と、第2対の対縁部(4,5)と、を有し、
前記第1対の対縁部(2,3)は、2つの前記フロアパネル(1)が互いに結合できるようにする結合部(6,7)を有し、
前記結合部(6,7)は、以下の特徴を有し、
−前記結合部(6,7)は、2つの前記フロアパネル(1)の結合状態において、前記フロアパネル(1)の平面内で、且つ、各々の縁部(2,3)に垂直にロックする、水平方向のアクティブロックシステムを有し、
−前記結合部(6,7)は、また、2つの前記フロアパネル(1)の結合状態において、前記フロアパネルの前記平面に垂直にロックする、垂直方向のアクティブロックシステムを有し、
−前記結合部(6,7)は、実質的に、前記フロアパネル(1)自体の材料から実現され、
−前記結合部(6,7)は、2つの前記フロアパネル(1)が、各々の縁部で、回転動作(R)によって互いに結合できるように構成され、
前記第2対の対縁部(4,5)は、また、2つの前記フロアパネル(1)が互いに結合できるようにする結合部(8,9)を両方の縁部に有し、
前記結合部(8,9)は、以下の特徴を有し、
−前記結合部(8,9)は、2つの前記フロアパネル(1)の結合状態において、前記フロアパネル(1)の前記平面内で、且つ、各々の縁部(4,5)に垂直にロックする、水平方向のアクティブロックシステムを有し、
−前記結合部(8,9)は、また、2つの前記フロアパネル(1)の結合状態において、前記フロアパネル(1)の前記平面に垂直にロックする、垂直方向のアクティブロックシステムを有し、
−前記結合部(8,9)は、実質的に、前記フロアパネル(1)自体の材料から実現され、
−前記第2対の縁部(4,5)の前記水平方向のアクティブロックシステムは、少なくとも、前記2つの縁部の一方の縁部(4)に配置される上向きの下側フック形状部(10)と、反対側の縁部(5)に配置される下向きの上側フック形状部(11)とで構成され、前記下側フック形状部(10)は、近位に凹部形状の雌部(14)を定義する上向きロック要素(13)を有するリップ(12)で、前記上側フック形状部(11)は、雄部(17)を構成する下向きロック要素(16)を有するリップ(15)であり、
−前記結合部(8,9)は、2つの前記フロアパネル(1)が、各々の縁部(4,5)で、前記フロアパネルの一方を前記フロアパネルの他方に対して下方動作(M)させることによって互いに結合できるように構成され、
−前記垂直方向のアクティブロックシステムは、各々の接触面(22,23,24,25)によって、前記雄部(17)と前記雌部(14)との両側に配置される、少なくとも第1の接触領域(C1)と第2の接触領域(C2)とを定義する、垂直方向のアクティブロック部(18,19,20,21)を有し、
−前記垂直方向のアクティブロック部は、前記雄部(17)の両側(26,27)に、第1のロック部(18)と第2のロック部(19)とを各々有し、前記雌部(14)の両側(28,29)に、第3のロック部(20)と第4のロック部(21)とを各々有し、
−前記第1及び第3のロック部(18,20)は、2つの前記フロアパネル(1)の結合状態において、前記第1の接触領域(C1)を定義し、結合状態において、少なくとも1つの傾斜接線(T1)を定義する接触面(22,24)を有し、
−前記第2及び第4のロック部(19,21)は、2つの前記フロアパネル(1)の結合状態において、前記第2の接触領域(C2)を定義し、結合状態において、やはり少なくとも1つの傾斜接線(T2)を定義する接触面(23,25)を有し、
−前記雄部(17)は、遠位側(27)と近位側(26)とを有し、前記第2のロック部(19)は、前記遠位側(27)に配置され、
−2つの前記接線(T1,T2)は、各々の接触領域(C1,C2)から上方に、互いに向けて傾斜し、
前記第2対の縁部(4,5)は、また、以下の特徴を有する、
−前記雌部の前記近位側で、前記第2の接触領域(C2)に、前記雌部(14)の前記凹部に対して、上方に且つ内側に傾斜した近位面(38)を設けたフロアパネル。 - 請求項6に記載のフロアパネルにおいて、
前記近位面は、実質的に平坦、好ましくは、前記フロアパネル(1)の前記上面(39)まで、即ち前記平坦な上面又は前記フロアパネルに設けられた面取部の上面まで延在するフロアパネル。 - 請求項6又は請求項7に記載のフロアパネルにおいて、
前記近位面は、水平に対して、75°より大きく、より好ましくは80°より大きく、さらに好ましくは83〜88°の角度をなすフロアパネル。 - 請求項6から請求項8のいずれか1項に記載のフロアパネルにおいて、
前記第2のロック部の前記接触面に、高位置遠位面(40)が前記雄部に設けられ、前記遠位面(40)は、2つの前記フロアパネルの結合状態において、前記近位面(38)と協働するか、前記雄部が上方に前記雌部から引き出されたときに、少なくとも前記近位面(38)と協働するフロアパネル。 - 請求項6から請求項9のいずれか1項に記載のフロアパネルにおいて、
前記雄部は、遠位ダブテール側の中間に局部ロック部が設けられたダブテールを構成するフロアパネル。 - フロアカバーを構成するフロアパネルであって、
前記フロアパネル(1)は、第1対の対縁部(2,3)と、第2対の対縁部(4,5)と、を有し、
前記第1対の対縁部(2,3)は、2つの前記フロアパネル(1)が互いに結合できるようにする結合部(6,7)を有し、
前記結合部(6,7)は、以下の特徴を有し、
−前記結合部(6,7)は、2つの前記フロアパネル(1)の結合状態において、前記フロアパネル(1)の平面内で、且つ、各々の縁部(2,3)に垂直にロックする、水平方向のアクティブロックシステムを有し、
−前記結合部(6,7)は、また、2つの前記フロアパネル(1)の結合状態において、前記フロアパネルの前記平面に垂直にロックする、垂直方向のアクティブロックシステムを有し、
−前記結合部(6,7)は、実質的に、前記フロアパネル(1)自体の材料から実現され、
−前記結合部(6,7)は、2つの前記フロアパネル(1)が、各々の縁部で、回転動作(R)によって互い結合できるように構成され、
前記第2対の対縁部(4,5)は、また、2つの前記フロアパネル(1)が互いに結合できるようにする結合部(8,9)を両方の縁部に有し、
前記結合部(8,9)は、以下の特徴を有し、
−前記結合部(8,9)は、2つの前記フロアパネル(1)の結合状態において、前記フロアパネル(1)の前記平面内で、且つ、各々の縁部(4,5)に垂直にロックする、水平方向のアクティブロックシステムを有し、
−前記結合部(8,9)は、また、2つの前記フロアパネル(1)の結合状態において、前記フロアパネル(1)の前記平面に垂直にロックする、垂直方向のアクティブロックシステムを有し、
−前記結合部(8,9)は、実質的に、前記フロアパネル(1)自体の材料から実現され、
−前記第2対の縁部(4,5)の前記水平方向のアクティブロックシステムは、少なくとも、前記2つの縁部の一方の縁部(4)に配置される上向きの下側フック形状部(10)と、反対側の縁部(5)に配置される下向きの上側フック形状部(11)とで構成され、前記下側フック形状部(10)は、近位に凹部形状の雌部(14)を定義する上向きロック要素(13)を有するリップ(12)で、前記上側フック形状部(11)は、雄部(17)を構成する下向きロック要素(16)を有するリップ(15)であり、
−前記結合部(8,9)は、2つの前記フロアパネル(1)が、各々の縁部(4,5)で、前記フロアパネルの一方を前記フロアパネルの他方に対して下方動作(M)させることによって互いに結合できるように構成され、
−前記垂直方向のアクティブロックシステムは、各々の接触面(22,23,24,25)によって、前記雄部(17)と前記雌部(14)との両側に配置される、少なくとも第1の接触領域(C1)と第2の接触領域(C2)とを定義する、垂直方向のアクティブロック部(18,19,20,21)を有し、
−前記垂直方向のアクティブロック部は、前記雄部(17)の両側(26,27)に、第1のロック部(18)と第2のロック部(19)とを各々有し、前記雌部(14)の両側(28,29)に、第3のロック部(20)と第4のロック部(21)とを各々有し、
−前記第1及び第3のロック部(18,20)は、2つの前記フロアパネル(1)の結合状態において、前記第1の接触領域(C1)を定義し、結合状態において、少なくとも1つの傾斜接線(T1)を定義する接触面(22,24)を有し、
−前記第2及び第4のロック部(19,21)は、2つの前記フロアパネル(1)の結合状態において、前記第2の接触領域(C2)を定義し、結合状態において、やはり少なくとも1つの傾斜接線(T2)を定義する接触面(23,25)を有し、
−前記雄部(17)は、遠位側(27)と近位側(26)とを有し、前記第2のロック部(19)は、前記遠位側(27)に配置され、
−2つの前記接線(T1,T2)は、各々の接触領域(C1,C2)から上方に、互いに向けて傾斜し、
前記第2対の縁部は、また、以下の特徴を有する、
−前記第2の接触領域の2つの前記接触面は、その可能な拡張部分を含めて、断面視で、前記各々の近接面(S)の左側と右側まで延在し、前記近接面は、前記結合されたフロアパネルの上縁部(41,42)、又は、少なくとも前記フロアパネルが上部で互いに一体となる位置を通る垂直面として定義されるフロアパネル。 - 請求項11に記載のフロアパネルにおいて、
前記近接面は、場合によっては拡張部分を含めて、前記第2の接触領域の中間又はほぼ中間で交差するフロアパネル。 - 請求項12に記載のフロアパネルにおいて、
前記交差は、前記第1の接触領域全体が配置される高さより高い位置にあるフロアパネル。 - フロアカバーを構成するフロアパネルであって、
前記フロアパネル(1)は、第1対の対縁部(2,3)と、第2対の対縁部(4,5)と、を有し、
前記第1対の対縁部(2,3)は、2つの前記フロアパネル(1)が互いに結合できるようにする結合部(6,7)を有し、
前記結合部(6,7)は、以下の特徴を有し、
−前記結合部(6,7)は、2つの前記フロアパネル(1)の結合状態において、前記フロアパネル(1)の平面内で、且つ、各々の縁部(2,3)に垂直にロックする、水平方向のアクティブロックシステムを有し、
−前記結合部(6,7)は、また、2つの前記フロアパネル(1)の結合状態において、前記フロアパネルの前記平面に垂直にロックする、垂直方向のアクティブロックシステムを有し、
−前記結合部(6,7)は、実質的に、前記フロアパネル(1)自体の材料から実現され、
−前記結合部(6,7)は、2つの前記フロアパネル(1)が、各々の縁部で、回転動作(R)によって互い結合できるように構成され、
前記第2対の対縁部(4,5)は、また、2つの前記フロアパネル(1)が互いに結合できるようにする結合部(8,9)を両方の縁部に有し、
前記結合部(8,9)は、以下の特徴を有し、
−前記結合部(8,9)は、2つの前記フロアパネル(1)の結合状態において、前記フロアパネル(1)の前記平面内で、且つ、各々の縁部(4,5)に垂直にロックする、水平方向のアクティブロックシステムを有し、
−前記結合部(8,9)は、また、2つの前記フロアパネル(1)の結合状態において、前記フロアパネル(1)の前記平面に垂直にロックする、垂直方向のアクティブロックシステムを有し、
−前記結合部(8,9)は、実質的に、前記フロアパネル(1)自体の材料から実現され、
−前記第2対の縁部(4,5)の前記水平方向のアクティブロックシステムは、少なくとも、前記2つの縁部の一方の縁部(4)に配置される上向きの下側フック形状部(10)と、反対側の縁部(5)に配置される下向きの上側フック形状部(11)とで構成され、前記下側フック形状部(10)は、近位に凹部形状の雌部(14)を定義する上向きロック要素(13)を有するリップ(12)で、前記上側フック形状部(11)は、雄部(17)を構成する下向きロック要素(11)を有するリップ(15)であり、
−前記結合部(8,9)は、2つの前記フロアパネル(1)が、各々の縁部(4,5)で、前記フロアパネルの一方を前記フロアパネルの他方に対して下方動作(M)させることによって互いに結合できるように構成され、
−前記垂直方向のアクティブロックシステムは、各々の接触面(22,23,24,25)によって、前記雄部(17)と前記雌部(14)との両側に配置される、少なくとも第1の接触領域(C1)と第2の接触領域(C2)とを定義する、垂直方向のアクティブロック部(18,19,20,21)を有し、
−前記垂直方向のアクティブロック部は、前記雄部(17)の両側(26,27)に、第1のロック部(18)と第2のロック部(19)とを各々有し、前記雌部(14)の両側(28,29)に、第3のロック部(20)と第4のロック部(21)とを各々有し、
−前記第1及び第3のロック部(18,20)は、2つの前記フロアパネル(1)の結合状態において、前記第1の接触領域(C1)を定義し、結合状態において、少なくとも1つの傾斜接線(T1)を定義する接触面(22,24)を有し、
−前記第2及び第4のロック部(19,21)は、2つの前記フロアパネル(1)の結合状態において、前記第2の接触領域(C2)を定義し、結合状態において、やはり少なくとも1つの傾斜接線(T2)を定義する接触面(23,25)を有し、
−前記雄部(17)は、遠位側(27)と近位側(26)とを有し、前記第2のロック部(19)は、前記遠位側(27)に配置され、
−2つの前記接線(T1,T2)は、各々の接触領域(C1,C2)から上方に、互いに向けて傾斜し、
前記第2対の縁部は、また、以下の特徴を有する、
−前記雄部(17)で、前記第2の接触領域(C2)より低い高さに、接触面(30)が設けられ、前記接触面(30)は、結合状態において、結合された前記フロアパネル(1)上の接触面(31)とともに、前記雄部の下方向の動きを制限する支持点(32)を構成し、
−前記第2対の縁部(4,5)における前記結合部(8,9)は、また、以下の3つの特徴のうちの1つ、又はこれらの特徴の2つ又は3つの任意の組み合わせを有する、
−遠位端(34)の前記遠位側(33)で、前記下側フック形状部(10)は、垂直方向のアクティブメカニカルロック部がなく、
−前記支持点(32)を構成する前記接触面(30,31)は、前記雄部の下側と、前記下側フック形状部(10)の前記リップ(12)の上側との各々に配置され、結合状態において、前記支持点(32)から遠位に、前記雄部の前記下側と前記リップの前記上側の間にある空間(43)が存在し、前記空間は、好ましくは、前記支持点(32)から遠位に配置される前記雄部の全体部分の下にあり、前記空間(43)は、好ましくは、前記リップ(12)の上側の部分(44)が前記支持点より深く配置される、及び/又は前記空間(43)は、各々の縁部の断面視において、好ましくは、前記雄部の幅(W)の少なくとも1/3の距離(D)にわたって拡張するように構成され、
−前記下側フック形状部(10)の前記リップ(12)の下側に、前記リップの遠位端まで延在し、且つ、下方向にリップを屈曲させる凹部が設けられるフロアパネル。 - フロアカバーを構成するフロアパネルであって、
前記フロアパネル(1)は、第1対の対縁部(2,3)と、第2対の対縁部(4,5)と、を有し、
前記第1対の対縁部(2,3)は、2つの前記フロアパネル(1)が互いに結合できるようにする結合部(6,7)を有し、
前記結合部(6,7)は、以下の特徴を有し、
−前記結合部(6,7)は、2つの前記フロアパネル(1)の結合状態において、前記フロアパネル(1)の平面内で、且つ、各々の縁部(2,3)に垂直にロックする、水平方向のアクティブロックシステムを有し、
−前記結合部(6,7)は、また、2つの前記フロアパネル(1)の結合状態において、前記フロアパネルの前記平面に垂直にロックする、垂直方向のアクティブロックシステムを有し、
−前記結合部(6,7)は、実質的に、前記フロアパネル(1)自体の材料から実現され、
−前記結合部(6,7)は、2つの前記フロアパネル(1)が、各々の縁部で、回転動作(R)によって互い結合できるように構成され、
前記第2対の対縁部(4,5)は、また、2つの前記フロアパネル(1)が互いに結合できるようにする結合部(8,9)を両方の縁部に有し、
前記結合部(8,9)は、以下の特徴を有し、
−前記結合部(8,9)は、2つの前記フロアパネル(1)の結合状態において、前記フロアパネル(1)の前記平面内で、且つ、各々の縁部(4,5)に垂直にロックする、水平方向のアクティブロックシステムを有し、
−前記結合部(8,9)は、また、2つの前記フロアパネル(1)の結合状態において、前記フロアパネル(1)の前記平面に垂直にロックする、垂直方向のアクティブロックシステムを有し、
−前記結合部(8,9)は、実質的に、前記フロアパネル(1)自体の材料から実現され、
−前記第2対の縁部(4,5)の前記水平方向のアクティブロックシステムは、少なくとも、前記2つの縁部の一方の縁部(4)に配置される上向きの下側フック形状部(10)と、反対側の縁部(5)に配置される下向きの上側フック形状部(11)とで構成され、前記下側フック形状部(10)は、近位に凹部形状の雌部(14)を定義する上向きロック要素(13)を有するリップ(12)で、前記上側フック形状部(11)は、雄部(17)を構成する下向きロック要素(16)を有するリップ(15)であり、
−前記結合部(8,9)は、2つの前記フロアパネル(1)が、各々の縁部(4,5)で、前記フロアパネルの一方を前記フロアパネルの他方に対して下方動作(M)させることによって互いに結合できるように構成され、
−前記垂直方向のアクティブロックシステムは、各々の接触面(22,23,24,25)によって、前記雄部(17)と前記雌部(14)との両側に配置される、少なくとも第1の接触領域(C1)と第2の接触領域(C2)とを定義する、垂直方向のアクティブロック部(18,19,20,21)を有し、
−前記垂直方向のアクティブロック部は、前記雄部(17)の両側(26,27)に、第1のロック部(18)と第2のロック部(19)とを各々有し、前記雌部(14)の両側(28,29)に、第3のロック部(20)と第4のロック部(21)とを各々有し、
−前記第1及び第3のロック部(18,20)は、2つの前記フロアパネル(1)の結合状態において、前記第1の接触領域(C1)を定義し、結合状態において、少なくとも1つの傾斜接線(T1)を定義する接触面(22,24)を有し、
−前記第2及び第4のロック部(19,21)は、2つの前記フロアパネル(1)の結合状態において、前記第2の接触領域(C2)を定義し、結合状態において、やはり少なくとも1つの傾斜接線(T2)を定義する接触面(23,25)を有し、
−前記雄部(17)は、遠位側(27)と近位側(26)とを有し、前記第2のロック部(19)は、前記遠位側(27)に配置され、
−2つの前記接線(T1,T2)は、各々の接触領域(C1,C2)から上方に、互いに向けて傾斜し、
前記第2対の縁部には、さらに、以下の特徴の組み合わせが存在する、
−前記第2及び第4のロック部の前記接触面(23,25)、及びこれら接触面の可能な拡張部分は、平坦又は実質的に平坦に作成され、
−前記第2及び第4のロック部の前記接触面(23,25)と、より詳細には、これらにより定義された接線(T2)とは、水平に対して、70°より大きく、さらに好ましくは、75°より大きいが、好ましくは85°より小さい角度(A2)をなし、
−前記第2及び第4のロック部の前記接触面(23,25)、及びこれらの接触面の可能な拡張部分は、上方向に前記フロアパネルの前記上面(39)より低い位置にある位置(L1)で終端し、
−前記第2及び第4のロック部の前記接触面(23,25)の前記上端及びこれらの面の可能な拡張部分から、前記フロアパネルの前記上面(39)まで、外縁部(46,47)が構成され、外縁部(46,47)は、前記接触面(23,25)よりもまっすぐ上方に、好ましくは垂直又はほぼ垂直に延在し、
−前記雄部の下縁部に、傾斜部や丸み部などのガイド面(48,49)が設けられ、前記ガイド面(48,49)は、前記雄部の下方への移動中に、前記雌部内に自動的に導かれるように構成されるフロアパネル。 - 請求項15に記載のフロアパネルにおいて、
第3のロック要素(20)としても同時に機能するように構成された前記上向きロック要素(13)は、弾性的に傾動可能であり、好ましくは前記下側フック形状部(10)の前記リップの前記下側の凹部(45)の存在によって弾性的な傾動が補助されるフロアパネル。 - フロアカバーを構成するフロアパネルであって、
前記フロアパネル(1)は、第1対の対縁部(2,3)と、第2対の対縁部(4,5)と、を有し、
前記第1対の対縁部(2,3)は、2つの前記フロアパネル(1)が互いに結合できるようにする結合部(6,7)を有し、
前記結合部(6,7)は、以下の特徴を有し、
−前記結合部(6,7)は、2つの前記フロアパネル(1)の結合状態において、前記フロアパネル(1)の平面内で、且つ、各々の縁部(2,3)に垂直にロックする、水平方向のアクティブロックシステムを有し、
−前記結合部(6,7)は、また、2つの前記フロアパネル(1)の結合状態において、前記フロアパネルの前記平面に垂直にロックする、垂直方向のアクティブロックシステムを有し、
−前記結合部(6,7)は、実質的に、前記フロアパネル(1)自体の材料から実現され、
−前記結合部(6,7)は、2つの前記フロアパネル(1)が、各々の縁部で、回転動作(R)によって互い結合できるように構成され、
前記第2対の対縁部(4,5)は、また、2つの前記フロアパネル(1)が互いに結合できるようにする結合部(8,9)を両方の縁部に有し、
前記結合部(8,9)は、以下の特徴を有し、
−前記結合部(8,9)は、2つの前記フロアパネル(1)の結合状態において、前記フロアパネル(1)の前記平面内で、且つ、各々の縁部(4,5)に垂直にロックする、水平方向のアクティブロックシステムを有し、
−前記結合部(8,9)は、また、2つの前記フロアパネル(1)の結合状態において、前記フロアパネル(1)の前記平面に垂直にロックする、垂直方向のアクティブロックシステムを有し、
−前記結合部(8,9)は、実質的に、前記フロアパネル(1)自体の材料から実現され、
−前記第2対の縁部(4,5)の前記水平方向のアクティブロックシステムは、少なくとも、前記2つの縁部の一方の縁部(4)に配置される上向きの下側フック形状部(10)と、反対側の縁部(5)に配置される下向きの上側フック形状部(11)とで構成され、前記下側フック形状部(10)は、近位に凹部形状の雌部(14)を定義する上向きロック要素(13)を有するリップ(12)で、前記上側フック形状部(19)は、雄部(17)を構成する下向きロック要素(11)を有するリップ(15)であり、
−前記結合部(8,9)は、2つの前記フロアパネル(1)が、各々の縁部(4,5)で、前記フロアパネルの一方を前記フロアパネルの他方に対して下方動作(M)させることによって互いに結合できるように構成され、
−前記垂直方向のアクティブロックシステムは、各々の接触面(22,23,24,25)によって、前記雄部(17)と前記雌部(14)との両側に配置される、少なくとも第1の接触領域(C1)と第2の接触領域(C2)とを定義する、垂直方向のアクティブロック部(18,19,20,21)を有し、
−前記垂直方向のアクティブロック部は、前記雄部(17)の両側(26,27)に、第1のロック部(18)と第2のロック部(19)とを各々有し、前記雌部(14)の両側(28,29)に、第3のロック部(20)と第4のロック部(21)とを各々有し、
−前記第1及び第3のロック部(18,20)は、2つの前記フロアパネル(1)の結合状態において、前記第1の接触領域(C1)を定義し、結合状態において、少なくとも1つの傾斜接線(T1)を定義する接触面(22,24)を有し、
−前記第2及び第4のロック部(19,21)は、2つの前記フロアパネル(1)の結合状態において、前記第2の接触領域(C2)を定義し、結合状態において、やはり少なくとも1つの傾斜接線(T2)を定義する接触面(23,25)を有し、
−前記雄部(17)は、遠位側(27)と近位側(26)とを有し、前記第2のロック部(19)は、前記遠位側(27)に配置され、
−2つの前記接線(T1,T2)は、各々の接触領域(C1,C2)から上方に、互いに向けて傾斜し、
前記第2対の縁部(4,5)に、さらに、以下の特徴を有する、
−前記下側フック形状部(10)の前記リップ(12)は、前記各々の縁部に垂直な断面視において、前記下側フック形状部(10)の近位端から、前記上向きロック要素(13)が始まる位置まで延在する部分である第1の長手方向部(P1)と、前記第1の長手方向部(P1)の最遠位の75%になるように定義された第2の長手方向部(P2)とを特徴とし、前記リップは、前記第2の長手方向部(P2)内で、少なくとも5%、好ましくは少なくとも10%、さらに好ましくは少なくとも30%、厚みが低減され、好ましくは、前記下側フック形状部(10)の前記遠位端(34)の前記遠位側(33)に垂直方向のアクティブロック部がないフロアパネル。 - 請求項17に記載のフロアパネルにおいて、
以下の特徴のいずれか1つをさらに有する、
−前記厚みの減少は、少なくとも、前記下側フック形状部(10)の前記リップ(12)の前記上側に、より深い部分(44)を設けることによって実現され、
−前記厚みの減少は、少なくとも、前記下側フック形状部(10)の前記リップ(12)の前記下側に、凹部(45)を設けることによって実現され、
−前記厚みの減少は、少なくとも、前段落で述べた両方の手段によって実現され、好ましくは、断面と、各々の縁部に垂直な方向とに、前記より深い部分(44)と前記凹部45とがオーバーラップすることによって実現されるフロアパネル。 - 請求項17又は請求項18に記載のフロアパネルにおいて、
前記第1及び第2の接触領域(C1,C2)の前記接線(T1,T2)は、両方とも、水平に対して50°より大きい角度(それぞれA1,A2)で延在するフロアパネル。 - 請求項17から請求項19のいずれか1項に記載のフロアパネルにおいて、 前記雌部(14)及び前記雄部(17)は、両側に、一緒にダブテール部として構成される部分を有し、前記部分は、好ましくは互いに対して少なくとも部分的に対向するように配置され、言い換えれば、同じ高さ区間にわたって少なくとも部分的に延在するフロアパネル。
- フロアカバーを構成するフロアパネルであって、
前記フロアパネル(1)は、第1対の対縁部(2,3)と、第2対の対縁部(4,5)と、を有し、
前記第1対の対縁部(2,3)は、2つの前記フロアパネル(1)が互いに結合できるようにする結合部(6,7)を有し、
前記結合部(6,7)は、以下の特徴を有し、
−前記結合部(6,7)は、2つの前記フロアパネル(1)の結合状態において、前記フロアパネル(1)の平面内で、且つ、各々の縁部(2,3)に垂直にロックする、水平方向のアクティブロックシステムを有し、
−前記結合部(6,7)は、また、2つの前記フロアパネル(1)の結合状態において、前記フロアパネルの前記平面に垂直にロックする、垂直方向のアクティブロックシステムを有し、
−前記結合部(6,7)は、実質的に、前記フロアパネル(1)自体の材料から実現され、
−前記結合部(6,7)は、2つの前記フロアパネル(1)が、各々の縁部で、回転動作(R)によって互いに結合できるように構成され、
前記第2対の対縁部(4,5)は、また、2つの前記フロアパネル(1)が互いに結合できるようにする結合部(8,9)を両方の縁部に有し、
前記結合部(8,9)は、以下の特徴を有し、
−前記結合部(8,9)は、2つの前記フロアパネル(1)の結合状態において、前記フロアパネル(1)の前記平面内で、且つ、各々の縁部(4,5)に垂直にロックする、水平方向のアクティブロックシステムを有し、
−前記結合部(8,9)は、また、2つの前記フロアパネル(1)の結合状態において、前記フロアパネル(1)の前記平面に垂直にロックする、垂直方向のアクティブロックシステムを有し、
−前記結合部(8,9)は、実質的に、前記フロアパネル(1)自体の材料から実現され、
−前記第2対の縁部(4,5)の前記水平方向のアクティブロックシステムは、少なくとも、前記2つの縁部の一方の縁部(4)に配置される上向きの下側フック形状部(10)と、反対側の縁部(5)に配置される下向きの上側フック形状部(11)とで構成され、前記下側フック形状部(10)は、近位に凹部形状の雌部(14)を定義する上向きロック要素(13)を有するリップ(12)で、前記上側フック形状部(11)は、雄部(17)を構成する下向きロック要素(16)を有するリップ(15)であり、
−前記結合部(8,9)は、2つの前記フロアパネル(1)が、各々の縁部(4,5)で、前記フロアパネルの一方を前記フロアパネルの他方に対して下方動作(M)させることによって互いに結合できるように構成され、
−前記垂直方向のアクティブロックシステムは、各々の接触面(22,23,24,25)によって、前記雄部(17)と前記雌部(14)との両側に配置される、少なくとも第1の接触領域(C1)と第2の接触領域(C2)とを定義する、垂直方向のアクティブロック部(18,19,20,21)を有し、
−前記垂直方向のアクティブロック部は、前記雄部(17)の両側(26,27)に、第1のロック部(18)と第2のロック部(19)とを各々有し、前記雌部(14)の両側(28,29)に、第3のロック部(20)と第4のロック部(21)とを各々有し、
−前記第1及び第3のロック部(18,20)は、2つの前記フロアパネル(1)の結合状態において、前記第1の接触領域(C1)を定義し、結合状態において、少なくとも1つの傾斜接線(T1)を定義する接触面(22,24)を有し、
−前記第2及び第4のロック部(19,21)は、2つの前記フロアパネル(1)の結合状態において、前記第2の接触領域(C2)を定義し、結合状態において、少なくとも1つの傾斜接線(T2)を定義する接触面(23,25)を有し、
−前記雄部(17)は、遠位側(27)と近位側(26)とを有し、前記第2のロック部(19)は、前記遠位側(27)に配置され、
−2つの前記接線(T1,T2)は、各々の接触領域(C1,C2)から上方に、互いに向けて傾斜し、
前記第2対の縁部は、さらに、以下の特徴の組み合わせを有する、
−前記下側フック形状部(10)の下側に、前記下側の特定の位置(L2)から前記下側フック形状部(10)の前記端まで延在する凹部(45)を設け、
−断面視において、前記位置(L2)は、前記上向きロック要素(13)から近位で、好ましくは前記上向きロック要素(13)から、前記フロアパネル(1)の全厚の1/10を超える水平距離(H1)にあるフロアパネル。 - 請求項21に記載のフロアパネルにおいて、
前記凹部(45)は、前記フロアパネルの実際の下面に対して窪んだ凹部(50)と、前記実際の下面と前記凹部(50)との間に配置され、段階的に移行する移行部(51)とで構成されるフロアパネル。 - フロアカバーを構成するフロアパネルであって、
前記フロアパネル(1)は、第1対の対縁部(2,3)と、第2対の対縁部(4,5)と、を有し、
前記第1対の対縁部(2,3)は、2つの前記フロアパネル(1)が互いに結合できるようにする結合部(6,7)を有し、
前記結合部(6,7)は、以下の特徴を有し、
−前記結合部(6,7)は、2つの前記フロアパネル(1)の結合状態において、前記フロアパネル(1)の平面内で、且つ、各々の縁部(2,3)に垂直にロックする、水平方向のアクティブロックシステムを有し、
−前記結合部(6,7)は、また、2つの前記フロアパネル(1)の結合状態において、前記フロアパネルの前記平面に垂直にロックする、垂直方向のアクティブロックシステムを有し、
−前記結合部(6,7)は、実質的に、前記フロアパネル(1)自体の材料から実現され、
−前記結合部(6,7)は、2つの前記フロアパネル(1)が、各々の縁部で、回転動作(R)によって互いに結合できるように構成され、
前記第2対の対縁部(4,5)は、また、2つの前記フロアパネル(1)が互いに結合できるようにする結合部(8,9)を両方の縁部に有し、
前記結合部(8,9)は、以下の特徴を有し、
−前記結合部(8,9)は、2つの前記フロアパネル(1)の結合状態において、前記フロアパネル(1)の前記平面内で、且つ、各々の縁部(4,5)に垂直にロックする、水平方向のアクティブロックシステムを有し、
−前記結合部(8,9)は、また、2つの前記フロアパネル(1)の結合状態において、前記フロアパネル(1)の前記平面に垂直にロックする、垂直方向のアクティブロックシステムを有し、
−前記結合部(8,9)は、実質的に、前記フロアパネル(1)自体の材料から実現され、
−前記第2対の縁部(4,5)の前記水平方向のアクティブロックシステムは、少なくとも、前記2つの縁部の一方の縁部(4)に配置される上向きの下側フック形状部(10)と、反対側の縁部(5)に配置される下向きの上側フック形状部(11)とで構成され、前記下側フック形状部(10)は、近位に凹部形状の雌部(14)を定義する上向きロック要素(13)を有するリップ(12)で、前記上側フック形状部(11)は、雄部(17)を構成する下向きロック要素(16)を有するリップ(15)であり、
−前記結合部(8,9)は、2つの前記フロアパネル(1)が、各々の縁部(4,5)で、前記フロアパネルの一方を前記フロアパネルの他方に対して下方動作(M)させることによって互いに結合できるように構成され、
−前記垂直方向のアクティブロックシステムは、各々の接触面(22,23,24,25)によって、前記雄部(17)と前記雌部(14)との両側に配置される、少なくとも第1の接触領域(C1)と第2の接触領域(C2)とを定義する、垂直方向のアクティブロック部(18,19,20,21)を有し、
−前記垂直方向のアクティブロック部は、前記雄部(17)の両側(26,27)に、第1のロック部(18)と第2のロック部(19)とを各々有し、前記雌部(14)の両側(28,29)に、第3のロック部(20)と第4のロック部(21)とを各々有し、
−前記第1及び第3のロック部(18,20)は、2つの前記フロアパネル(1)の結合状態において、前記第1の接触領域(C1)を定義し、結合状態において、少なくとも1つの傾斜接線(T1)を定義する接触面(22,24)を有し、
−前記第2及び第4のロック部(19,21)は、2つの前記フロアパネル(1)の結合状態において、前記第2の接触領域(C2)を定義し、結合状態において、やはり少なくとも1つの傾斜接線(T2)を定義する接触面(23,25)を有し、
−前記雄部(17)は、遠位側(27)と近位側(26)とを有し、前記第2のロック部(19)は、前記遠位側(27)に配置され、
−2つの前記接線(T1,T2)は、各々の接触領域(C1,C2)から上方に、互いに向けて傾斜し、
前記フロアパネル(1)は、複合基板(52)を有し、前記複合基板(52)は、明確な厚さ(それぞれ、TH1,TH2)を各々有する少なくとも2つの基板層(53,54)、即ち、第1の合成物質系基板層(53)と、好ましくは、第1の合成物質系基板層(53)のすぐ上にある第2の基板層(54)とで構成され、前記第2の基板層(45)は、少なくとも0.5mm、好ましくは少なくとも1mmの厚さ(TH2)を有し、前記複合基板は、また、以下の特徴の1つ又はこれらの特徴の任意の組み合わせを有する、
−前記第1の基板層(53)の密度は、前記第2の基板層(54)の密度とは異なり、好ましくは、前記第2の基板層(54)は、前記第1の基板層(53)より高い密度を有し、
−前記第1の基板層(53)は発泡され、好ましくは独立気泡タイプのものであり、より好ましくは、いわゆる硬質発泡タイプのものであり、好ましくは、前記第2の基板層(54)は、発泡されないか、前記第1の基板層(53)より発泡量が少なくされ、
−前記第1の基板層(53)は、板状に押出成形されるか、又は延伸処理及び延伸された材料をプレートに固結させることにより形成され、
−前記第2の基板層(54)は、押出成形層、又は延伸処理及び延伸された材料の固結により形成された層から構成され、
−前記2つの基板層(53,54)は、互いに接着されるか、又は、同じ製造プロセスで固結され、後者のプロセスは、例えば、前記基板の材料間の相互直接接着によるか、又は、例えば少なくとも2つの層を有する単一複合塊から形成することによるものであり、
−前記接触領域(C1,C2)の少なくとも1つ、好ましくは両方は、少なくとも部分的、好ましくは全体的に前記第1の基板層内に配置されるフロアパネル。 - 請求項23に記載のフロアパネルであって、
組み合わせが矛盾する特徴を含まない限り、以下の特徴の1つ以上、又は相互遵守のこれらの特徴の任意の組み合わせ、及び/又は請求項23の特徴のいずれかとの組み合わせを含み、
−前記第1の基板層は、少なくとも熱可塑性材料を含み、
−前記第1の基板層は、少なくとも、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリウレタン、ポリプロピレン又はPIR、又は前述のものの組み合わせに基づいて作成され、
−前記第1の基板層は、充填合成物質複合物であり、この充填材は、好ましくは、少なくとも竹、コルク及び/又は木材の1つ又は組み合わせ、及びより詳細には、おがくずなどのチップ及び/又は繊維及び/又は微粉又は微細繊維の形の前述の材料の組み合わせからなり、
−前記第1の基板層は、発砲され、
−前記第1の基板層は、独立気泡タイプであり、
−前記第1の基板層は、1つ以上の可塑材を含み、
−前記第1の基板層は、チョーク及び/又は石灰及び/又は滑石などの充填材を含み、
−前記第1の基板層は、好ましくはガラス繊維などの少なくとも1つの補強層を有し、
−前記第1の基板層の厚さは、少なくとも3mm、好ましくは少なくとも4mm、及びより好ましくは少なくとも5mmであり、
−前記第1及び/又は第2の基板層は、耐水性に作成され、
−前記第2の基板層は、合成物質系であり、
−前記第2の基板層は、好ましくは柔軟タイプの少なくとも熱可塑性材料を含み、
−前記第2の基板層は、少なくともポリ塩化ビニルなどのビニル、より詳細には柔軟なポリ塩化ビニル、ポリエチレン、より詳細には柔軟なポリエチレン、ポリウレタン、ポリプロピレン、PIR、又は前述のものの組み合わせによって作成され、
−前記第2の基板層は、実質的に、ベニヤ板、ゴム、リノリウム、紙系又は箔系積層板、あるいは任意の材料、より詳細にはビニル又は樹脂によって封止されたコルク、竹又はベニヤ板の材料の1つ又は組み合わせからなり、
−前記第2の基板層は、1つ以上の可塑材を含み、
−前記第2の基板層は、チョーク及び/又は石灰などの充填材を含み、
−前記第2の基板層は、好ましくはガラス繊維などの少なくとも1つの補強層を有し、
−前記フロアパネルは、好ましくは第1の基板層のすぐ下に配置された裏地層を有し、前記裏地層は、例えば、コルク、ゴム及び/又は柔軟な発泡層の材料のうちの1つ以上によって作成され、
−前記フロアパネルは、複数の層からなるかならないかはわからないが、最上層を含み、前記最上層は、好ましくは前記第2の基板層のすぐ上に配置され、及び/又は、前記第2の基板層は、前記第2の基板層の下側に裏地層を有し、
−前記最上層は、好ましくは印刷の形で、好ましくは箔又は薄膜上に設けられた少なくとも装飾層を含み、
−前記最上層は、少なくとも半透明又は透明な摩耗層を含み、及び/又はコランダムなどの耐磨耗性を高めるための硬質粒子を含み、
−前記フロアパネルは、10mmより小さく、更に良好には約8mm又は可能な限り薄い全体厚を有し、
−前記第1の基板層は、段階的に発泡され、前記発泡の程度は、下方向又は上方向ほど大きくなるフロアパネル。 - フロアカバーを構成するフロアパネルであって、
前記フロアパネル(1)は、第1対の対縁部(2,3)と、第2対の対縁部(4,5)と、を有し、
前記第1対の対縁部(2,3)は、2つの前記フロアパネル(1)が互いに結合できるようにする結合部(6,7)を有し、
前記結合部(6,7)は、以下の特徴を有し、
−前記結合部(6,7)は、2つの前記フロアパネル(1)の結合状態において、前記フロアパネル(1)の平面内で、且つ、各々の縁部(2,3)に垂直にロックする、水平方向のアクティブロックシステムを有し、
−前記結合部(6,7)は、また、2つの前記フロアパネル(1)の結合状態において、前記フロアパネルの前記平面に垂直にロックする、垂直方向のアクティブロックシステムを有し、
−前記結合部(6,7)は、実質的に、前記フロアパネル(1)自体の材料から実現され、
−前記結合部(6,7)は、2つの前記フロアパネル(1)が、各々の縁部で、回転動作(R)によって互いに結合できるように構成され、
前記第2対の対縁部(4,5)は、また、2つの前記フロアパネル(1)が互いに結合できるようにする結合部(8,9)を両方の縁部に有し、
前記結合部(8,9)は、以下の特徴を有し、
−前記結合部(8,9)は、2つの前記フロアパネル(1)の結合状態において、前記フロアパネル(1)の前記平面内で、且つ、各々の縁部(4,5)に垂直にロックする、水平方向のアクティブロックシステムを有し、
−前記結合部(8,9)は、また、2つの前記フロアパネル(1)の結合状態において、前記フロアパネル(1)の前記平面に垂直にロックする、垂直方向のアクティブロックシステムを有し、
−前記結合部(8,9)は、実質的に、前記フロアパネル(1)自体の材料から実現され、
−前記第2対の縁部(4,5)の前記水平方向のアクティブロックシステムは、少なくとも、前記2つの縁部の一方の縁部(4)に配置される上向きの下側フック形状部(10)と、反対側の縁部(5)に配置される下向きの上側フック形状部(11)とで構成され、前記下側フック形状部(10)は、近位に凹部形状の雌部(14)を定義する上向きロック要素(13)を有するリップ(12)で、前記上側フック形状部(11)は、雄部(17)を構成する下向きロック要素(16)を有するリップ(15)であり、
−前記結合部(8,9)は、2つの前記フロアパネル(1)が、各々の縁部(4,5)で、前記フロアパネルの一方を前記フロアパネルの他方に対して下方動作(M)させることによって互いに結合できるように構成され、
−前記垂直方向のアクティブロックシステムは、各々の接触面(22,23,24,25)によって、前記雄部(17)と前記雌部(14)との両側に配置される、少なくとも第1の接触領域(C1)と第2の接触領域(C2)とを定義する垂直方向にアクティブなロック部(18,19,20,21)を有し、
−前記垂直方向のアクティブロック部は、前記雄部(17)の両側(26,27)に、第1のロック部(18)と第2のロック部(19)とを各々有し、前記雌部(14)の両側(28,29)に、第3のロック部(20)と第4のロック部(21)とを各々有し、
−前記第1及び第3のロック部(18,20)は、2つの前記フロアパネル(1)の結合状態において、前記第1の接触領域(C1)を定義し、結合状態において、少なくとも1つの傾斜接線(T1)を定義する接触面(22,24)を有し、
−前記第2及び第4のロック部(19,21)は、2つの前記フロアパネル(1)の結合状態において、前記第2の接触領域(C2)を定義し、結合状態において、やはり少なくとも1つの傾斜接線(T2)を定義する接触面(23,25)を有し、
−前記雄部(17)は、遠位側(27)と近位側(26)とを有し、前記第2のロック部(19)は、前記遠位側(27)に配置され、
−2つの前記接線(T1,T2)は、各々の接触領域(C1,C2)から上方に、互いに向けて傾斜し、
前記上向きロック要素(13)、前記下向きロック要素(16)及び前記第1の接触領域(C1)の関係接触面は、前記関係接触面を有する前記上向きロック要素(13)が前記結合状態においてとる位置は、関係接触面が自由状態でとる位置に対して、ある程度傾いた位置をとり、また、非結合状態において、前記第1の接触領域の両方の関係接触面は、前記結合状態において互いに対してあまりずれていないか、ずれていない向きになるように構成されるフロアパネル。 - 請求項25に記載のフロアパネルにおいて、
前記第1の接触領域の前記接触面は、結合状態において、互いに一致するか又は互いにほぼ一致するフロアパネル。 - 請求項25に記載のフロアパネルにおいて、
前記接触面は、自由状態において、輪郭が互いに重なっているときに、下方向ほど互いに近づく、言い換えれば、下方向ほど重なりが減少するフロアパネル。 - 請求項27に記載のフロアパネルにおいて、
前記接触面は、実質的に平坦であり、自由状態における前記結合部の前記輪郭が互いに重なっているときに、各々の前記接触面は、2〜10°の角度差を示すフロアパネル。 - 請求項25から請求項28のいずれか1項に記載のフロアパネルにおいて、
前記第2の接触領域(C2)によって決定された前記接線(T2)は、水平に対して、65°より小さく、さらに好ましくは65°より小さく、さらに好ましくは55°より小さく、さらに好ましくは45〜52°の角度(A2)をなすフロアパネル。 - 請求項1から請求項29のいずれか1項に記載のフロアパネルにおいて、
例えば、協働する接触面が平坦でないときに、前記第2及び第4のロック部が複数の接線を定義する場合、前記水平に対して最小角度をなす前記第2の接触領域からの接線が得られるフロアパネル。 - 請求項1から請求項29のいずれか1項に記載のフロアパネルにおいて、
例えば、協働する接触面が平坦でないときに、前記第2及び第4のロック部が複数の接線を定義する場合、前記第2の接触領域の中間部分によって決定された前記第2の接触領域からの接線が得られるフロアパネル。 - 請求項1から請求項31のいずれか1項に記載のフロアパネルにおいて、
例えば、協働する接触面が平坦でないとときに、前記第1及び第3のロック部が複数の接線を定義する場合、前記水平に対して最大角度をなす前記第1の接触領域からの接線が得られるフロアパネル。 - 請求項1から請求項31のいずれか1項に記載のフロアパネルにおいて、
例えば、協働する接触面が平坦でないときに、前記第1及び第3のロック部が複数の接線を定義する場合、前記第1の接触領域の中間部分によって決定された前記第1の接触領域からの接線が得られるフロアパネル。 - 以下の特徴の1つ以上、又は相互遵守のそのような特徴の任意の組み合わせ、及び/又は請求項1から請求項33の何れか1項に記載の特徴のいずれかとの組み合わせを、組み合わせが矛盾する特徴を含まない限り含む、請求項1から請求項33のいずれか1項に記載のフロアパネルであって、
−前記フロアパネルは、前述の独立請求項及びその従属可能な請求項の特徴の組み合わせの2以上の組み合わせで、矛盾する特徴を含まない各組み合わせが検討され、
−前記結合部は、前記フロアパネルに、前記フロアパネルをフォールドダウン式で設置できるように実現され、
−前記フロアパネルは長方形であり、前記第1対の対縁部は前記フロアパネルの長辺を形成し、前記第2対の対縁部は前記フロアパネルの短辺を形成し、
−前記第2対の縁部における前記結合部は、下方へのスナップ動作によって互いに結合させることができ、
−前記第1対及び/又は前記第2対の縁部における前記結合部は、実質的にプロファイルド部として、前記フロアパネルの前記材料で、好ましくは実質的又は完全に機械加工によって、好ましくは1つ以上のミリング加工によって、例えば、様々な操作角度で有効なミリングカッタによって作成され、
−前記第1対及び/又は第2対の縁部における前記結合部は、ミリング加工中に前記フロアパネルの外に配置される回転軸を有するミリングカッタによってミリング加工可能なプロファイルド部として作成され、
−前記雄部は、分割されるか分割されず、
−前記第2対の縁部で、分割されるかどうかに関係なく、1つの雄部だけが適用され、
−前記雄部に、前記水平に対して70°より小さい接線を定義する1つの垂直方向にアクティブなロック部だけが存在する一方、70°以上の接線を有する他の1つ以上の垂直方向にアクティブなロック部は、実際に前記雄部と、またその前記遠位側にあってもよく、
−前記第2及び/又は第4のロック部及び好ましくは両方の前記接触面は、平坦に各々作成され、
−前記第2及び/又は第4のロック部の前記接触面と、好ましくはその両方の接触面は、各々屈曲され、即ち、ここでは、前記第4のロック部の前記接触面は好ましくは凸面であり、前記第2のロック部の接触面は平坦又は屈曲し、好ましくは凹面であり、
−前記下側フック形状部(10)と、より詳細には、そのリップ(12)とは、弾性的に屈曲可能及び/又は変形可能であり、
−前記リップの最下部に、凹部が設けられ、好ましくは、前記上向きロック要素(13)が弾性的に傾動可能になるように構成され、
−結合状態において、前記雄部に下向き支持点が設けられ、
−前記雄部の下に空間が設けられ、
−前段落で述べた前記凹部及び/又は支持点及び/又は空間は、請求項1から請求項33のいずれかで既に述べたように構成され、
−結合状態において、前記下側フック形状部の前記遠位端の背後に空間が設けられ、
−結合状態において、上向きロック要素(13)の上に空間があり、前記空間は、好ましくは、前段落で述べた空間と連続に設けられ、
−前述した角度A1は、好ましくは75°より大きく、より詳細には77〜85°の間にあり、更に良好には約80°であり、
−前述の角度A1は、90°より小さく、好ましくは87°より小さく、更に良好には85°より小さく、
−前述の角度A2は、45°を超え、
−前述の角度A2は、75°より小さく、更に良好には70°より小さく、更に良好には65°より小さく、更に良好には55°より小さく、更に良好には45〜52°であり、あるいは45°であり、また代替によれば45°より小さく、
−前記第2の接触領域の前記2つの接触面は、可能な拡張部分を含めて、断面視において、各々の近接面(S)の左側と右側とまで延在し、前記近接面は、前記結合されたフロアパネルの前記上縁部(41,42)、又は少なくとも前記フロアパネルが前記上部で一致する位置を通る垂直面として定義され、
−前記第2の接触領域の中心点は、前記第1の接触領域の中心点より高い位置に配置され、
−前記第2の接触領域は、局所接触領域であり、それにより、即ち、前記第2の接触領域は、前記雄部の全高さに延在せず、より詳細には、この接触領域は、その上端部が前記フロアパネルの前記上側から一定距離に位置するか、その下端部が前記雄部の前記下端部より上の一定距離に位置する状態で配置され、更により詳細には、前記第2の接触ゾーンは、高さで見て、前記雄部の全高さ、言い換えると、前記雄部の前記最下点と前記フロアパネルの前記上側との間で測定された高さの1/4〜3/4に位置することが好ましく、
−前記第1対の縁部及び/又は前記第2対の縁部における前記結合部は、前記フロアパネルの前記材料、より詳細には前記フロアパネルの一部を構成する基板から完全に一体で製造され、前記第2の接触領域(C2)の上の前記上側フック形状部の前記遠位端に、下方能動支持点は全くないか、少なくとも、前記結合状態において、前記水平に対して45°より小さい角度をなす接線を定義する支持点がなく、
−前記雄部及び/又は雌部に、傾斜及び/又は丸み部分が形成され、この部分は、フォールドダウン式による結合の際及び/又は平行平面下方動作“plane-parallel downward movement”による結合の際に、その下方動作中に前記雄部が自動的に前記雌部内に導かれるように構成され、
−前記第1対及び/又は第2対の縁部における前記結合部は、結合状態において、各々のフロアパネルを各々の縁部で互いに押し付ける、いわゆるプレテンションが存在するように構成され、これは、好ましくは、重複する輪郭を適用することによって行われ、前記プレテンションは、弾性屈曲若しくは弾性圧縮又はこれらの両方の組み合わせなどによる変形の結果であり、
−前記第2対の縁部における前記結合部に、マジックテープ式ファスナ及び/又は接着接続はなく、
−前記フロアパネルは、前記第1対及び/又は第2対の縁部上に面取部を有し、
−前記フロアパネルは、前記フロアパネルの前記水平上面から前記面取部までの一体で延在する最上層及び/又は装飾層を有し、
−前記面取部は彫込みによって形成され、
−前記フロアパネルは、装飾を有する最上層を有し、
−前記フロアパネルは、複数の部分からなるか又はならず、且つ、複数の基板層からなるか又はならない基板を有し、前記基板、又は複数層の場合には基板層の少なくとも1つの基板層は、以下の特徴の1つ以上又は任意の組み合わせを、係る組み合わせが矛盾しない限り実現する材料からなり、
−発泡又は非発泡、「弾性」又は硬質、可塑材を含むか含まず、木材系又は竹系材料が、例えば、繊維、チップ、ダスト又はおがくずの形で、充填されているか又はされていない、及び/又は、例えば、チョーク、石灰、滑石、石種による土壌充填材などの他の物質が充填される、又はされていない合成物質系材料、
−合成物質系材料の大部分は、1mmより小さく、より好ましくは0.1mmより小さく、さらに好ましくは0.01mmより小さい直径を有する孔及び/又はガス包含物を含むように細孔で発泡された合成物質系材料、
−合成物質系開始材料を前記板材の形に押出成形することにより得られる合成物質系材料であって、好ましい実施形態では、この材料は、好ましくは、前記合成物質系材料の前記大部分は、1mmより小さく、より好ましくは0.1mmより小さく、さらに好ましくは0.01mmより小さい寸法を有する孔及び/又はガス包含物を含むように発泡され、好ましくは細孔を含む合成物質系材料、
−他の材料と組み合わされるかどうかに関係なく、合成物質系材料を延伸処理によって延伸させ、それを圧力と場合によっては高温度下で板材の形に固結することによって得られる合成物質系材料であって、好ましい実施形態では、得られた材料は、合成物質系材料の大部分は、1mmより小さく、より好ましくは0.1mmより小さく、さらに好ましくは0.01mmより小さい寸法を有する孔及び/又はガス包含物を含むように発泡され、好ましくは細孔を含む合成物質系材料、
−PP、PE、PET、PUR、PVC、PIR又は他の適切な合成物質のうちの1つからなるか、その物質を主成分にするか、その物質を含む合成物質、
−可塑材を含む合成物質系材料であって、好ましくは前段落に列挙された材料から選択された合成物質系材料、
−例えば、MDF、HDF、組み立て式の木製パネル、より詳細にいわゆる加工木製パネル、場合によって適合したコア又はエンドストリップを有する木材系材、
前記フロアパネルは、以下の種類のうちの1つとして作成される、
−ラミネートフロアパネル、
−いわゆる「弾性フロアパネル」、
−ビニルと別の合成物質を主体とする「LVT」パネル又は「CVTパネル」又はその同等パネル、
−第1の合成物質系の、好ましくは発泡された基板層と、その上に、ビニル又は別の合成物質であるかそれを主体とする、好ましくはより薄い第2の基板層とを有するフロアパネル、
−硬質合成物質系基板を有するフロアパネル。 - 請求項1から請求項34のいずれか1項に記載のフロアパネルにおいて、
逸脱する代替的な実施形態によれば、前記第1対の縁部の前記結合部は、必ずしも回転動作(R)によって結合できなくてもよいが、実際には、少なくとも下方動作によって互いに結合されるように構成されるフロアパネル。 - 請求項35に記載のフロアパネルにおいて、
前記第1対の縁部にも、結合部にも、前記第2対の縁部に関する請求項1から請求項35のいずれか1項に記載された特徴が適用されるフロアパネル。 - 請求項1から請求項36のいずれか1項に記載のフロアパネルにおいて、
逸脱する代替的な実施形態によれば、前記第1の接触領域内に垂直ロックはなく、水平ロックだけがあるフロアパネル。
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