JP2019502625A - 高分子量ジオールを有するヒドロキシル基末端バインダを備えた固体ロケットモータ - Google Patents

高分子量ジオールを有するヒドロキシル基末端バインダを備えた固体ロケットモータ Download PDF

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Abstract

固体ロケット推進薬が、30個を上回る炭素原子(>C30)を有するとともに50個を下回る炭素原子(<C50)を有する高分子量ジオールを有し、かつ、二量体ジイソシアネート(DDI)を除いた、ヒドロキシル基末端ポリブタジエン(HTPB)バインダシステムを含む。

Description

(関連出願の相互参照)
本発明は、2015年11月18日出願の米国特許仮出願第62/257,093号の優先権を主張する。
固体ロケットモータは一般的に鋳造された固体推進薬を含む。固体推進薬は、バインダで結合された酸化剤、燃料、またはその両方を含む。固体推進薬の点火により高圧ガスを発生させ、この高圧ガスは、ノズルを通して放出されて推力を発生させる。
本発明の一例による固体ロケット推進薬が、30個を上回る炭素原子(>C30)を有するとともに50個を下回る炭素原子(<C50)を有する高分子量ジオールを有し、かつ、二量体ジイソシアネート(dimeryl diisocyanate,DDI)を除いた、ヒドロキシル基末端ポリブタジエン(HTPB)バインダシステムを含む。
前述の実施例のいずれかにおける更なる実施例では、高分子量ジオールが、二量体ジオール(dimer diol,DD)である。
前述の実施例のいずれかにおける更なる実施例では、過塩素酸酸化剤および燃料をさらに含む。
前述の実施例のいずれかにおける更なる実施例では、過塩素酸酸化剤が、過塩素酸アンモニウム、過塩素酸ナトリウム、または過塩素酸カリウムのうち少なくとも一つを含み、燃料が、アルミニウム、マグネシウム、またはホウ素のうち少なくとも一つを含む。
前述の実施例のいずれかにおける更なる実施例では、過塩素酸酸化剤が過塩素酸アンモニウムであり、燃料がアルミニウムである。
前述の実施例のいずれかにおける更なる実施例では、過塩素酸酸化剤、燃料、およびヒドロキシル基末端ポリブタジエンバインダシステムが、組み合わされた総重量を有し、高分子量ジオールは、総重量の0.1%〜10%である。
前述の実施例のいずれかにおける更なる実施例では、高分子量ジオールは、総重量の1%〜5%である。
前述の実施例のいずれかにおける更なる実施例では、ヒドロキシル基末端ポリブタジエンバインダシステムが、ジイソシアネートまたはポリイソシアネートを含む。
前述の実施例のいずれかにおける更なる実施例では、ジイソシアネートが、イソホロンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、芳香族ジイソシアネート、芳香族ポリイソシアネート、脂肪族ジイソシアネート、および脂肪族ポリイソシアネートからなる群から選択される。
前述の実施例のいずれかにおける更なる実施例では、過塩素酸酸化剤と燃料をさらに含む。過塩素酸酸化剤、燃料、およびヒドロキシル基末端ポリブタジエンバインダシステムが、組み合わされた総重量を有し、高分子量ジオールは、総重量の0.1%〜10%であり、ヒドロキシル基末端ポリブタジエンバインダシステムが、イソホロンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、芳香族ジイソシアネート、芳香族ポリイソシアネート、脂肪族ジイソシアネート、および脂肪族ポリイソシアネートからなる群から選択されたジイソシアネートを含む。
本発明の一例による固体ロケット推進薬が、過塩素酸酸化剤と、燃料と、二量体ジオール(DD)を有するヒドロキシル基末端バインダシステムと、を含む。
前述の実施例のいずれかにおける更なる実施例では、過塩素酸酸化剤と、燃料と、ヒドロキシル基末端バインダシステムが、組み合わされた総重量を有し、二量体ジオールが、総重量の0.1%〜10%である。
前述の実施例のいずれかにおける更なる実施例では、過塩素酸酸化剤が、過塩素酸アンモニウム、過塩素酸ナトリウム、または過塩素酸カリウムのうち少なくとも一つを含む。
前述の実施例のいずれかにおける更なる実施例では、燃料が、アルミニウム、マグネシウム、またはホウ素のうち少なくとも一つを含む。
前述の実施例のいずれかにおける更なる実施例では、過塩素酸酸化剤が、過塩素酸アンモニウムを含む。
前述の実施例のいずれかにおける更なる実施例では、燃料が、アルミニウムを含む。
前述の実施例のいずれかにおける更なる実施例では、二量体ジオールが、30個を上回る炭素原子(>C30)を有するとともに50個を下回る炭素原子(<C50)を有する。
以下の詳細な説明から本発明の様々な特徴および利点が当業者に明らかとなるであろう。詳細な説明に添付の図面を以下に簡単に説明する。
一例の固体ロケットモータを示す図。 一例の固体推進薬を示す図。
図1は一例の固体ロケットモータ20の選択された部分の断面図を概略的に示し、これはエネルギー装置の一例でもある。固体ロケットモータ20は概してノズル22と、固体推進薬セクション24と、を含む。固体推進薬セクション24は、前端24aと、後端24bと、を含む。ノズル22は、後端24bに取り付けられる。理解できるように、固体ロケットモータ20は、その動作に関連する追加のコンポーネントを含んでもよく、それらのコンポーネントは概ね周知であり、ここでは記載しない。
固体推進薬セクション24は固体推進薬26を含む。この例では、固体推進薬26は細長いボア28を画定する。ボア28の形状は円筒形であってもよく、放射状のフィン型のスロットまたはその他の特徴を有してもよい。代替的に、固体推進薬26はボアを有していなくてもよい。固体推進薬26はモータケース30内に中心軸Aを中心として配置される。
点火時に固体推進薬26は反応して、高温高圧ガス(燃焼ガス)を発生させる。燃焼ガスがボア28を経てノズル22を通して放出されて、推力を発生させる。
モータ20は、ケース30内に固体推進薬26を注入するまたは鋳込むことによって製造される。例えば、固体推進薬26の構成要素は、互いに混合され、次いで、ケースまたは適切なモールド内に注入または流し込まれる。次いで混合物が硬化され、それにより最終的な固体推進薬26が所望の形状に形成される。
固体推進薬26は、少なくともポリマベースのバインダシステムと、酸化剤と、を含む。特定の設計要件に応じて、固体推進薬26は固体燃料も含みうる。固体推進薬26のバインダシステムの構成成分は基礎となるプレポリマと、硬化剤(curative)と、を含む。硬化剤は基礎となるプレポリマと反応して架橋を形成し、この架橋は、例えば、バインダを弾性にし、蒸発を減らし、燃焼率を低減する役割を果たす。図2は、固体推進薬26を形成するように互いに混合された種々の構成成分を概略的に示す。この例では、固体推進薬26は燃料26aと、バインダシステム26bと、過塩素酸酸化剤26cと、を含む。任意選択的に、添加剤、条件剤などを追加で使用してもよい。
バインダシステム26bは、ヒドロキシル基末端バインダシステムである。一例のヒドロキシル基末端バインダシステムは、プレポリマがヒドロキシル基末端ポリブタジエン(HTPB)である、ヒドロキシル基末端ポリブタジエンシステムである。こうしたシステムは、二量体ジイソシアネート(dimer diisocyanate, DDI)の硬化剤を含み、燃焼率を抑制する利点を有する。一方、バインダシステム26bは、DDIの代替品、高分子量ジオール(例えば、二量体ジオール(DD))、およびDDI以外の市販のジイソシアネートを含む。
その他の例のDDは、30個を上回る炭素原子(>C30)かつ50個を下回る炭素原子(<C50)を有する高分子量ジオールを含む。>C30かつ<C50であるジオールの例としては、これに限定しないが、Baker Hughes社によるジオールのUnilinシリーズ(UNILIN(登録商標)350、UNILIN(登録商標)425、UNILIN(登録商標)550、UNILIN(登録商標)700、それぞれ約375,460,550,および700g/molのMnを有する)およびCroda Coatings社によるPripol 2033(CAS147853−32−5)を含む。一例として、DDはCAS登録番号147853−32−5に分類される。HTPBの化学構造、および二量体ジオールの更なる例とそれに対応する化学構造を以下に示す。
ヒドロキシル基末端ポリブタジエン(HTPB)
Figure 2019502625
二量体ジオール(非環式1)9,10−ジノニル−1,18−オクタデカンジオール(Dimer Diol (Acyclic 1) 9,10-Dinonyl-1,18-octadecanediol)
Figure 2019502625
二量体ジオール(非環式2)3,4−ジヘキシル−9,10−オクタジオールデカリン(Dimer Diol (Acyclic 2) 3,4-dihexyl-9,10-octadiol decalin)
Figure 2019502625
二量体ジオール(芳香族)1−オクチル−2−ベンジル−5,6−オクタジオール(Dimer Diol (Aromatic) 1-Octyl-2-benzyl-5,6-octadiol)
Figure 2019502625
二量体ジオール(単環式)1−オクチル−2−シクロヘキシル−5,6−オクタジオール(Dimer Diol (Monocyclic) 1-Octyl-2-cyclohexyl-5,6-octadiol)
Figure 2019502625
バインダシステム26bは、最も一般的には二量体のジイソシアネートを除く、ジイソシアネートをさらに含む。一例のジイソシアネートは、これに限定しないが、イソホロンジイソシアネート(IPDI)、ヘキサメチレンジイソシアネート(HMDI)、芳香族ジイソシアネートまたは芳香族ポリイソシアネート、および、脂肪族ジイソシアネートまたは脂肪族ポリイソシアネート(例えば、DESMODUR(登録商標)N−3200)を含みうる。ジイソシアネートは、例えば上記の非環式1、非環式2、芳香族、または単環式などの、高分子量ジオールのヒドロキシル基、およびHTPBのヒドロキシル基と反応して、最終的なHTPBに架橋を形成する。一部の例では、高分子量ジオールおよびジイソシアネートから形成される架橋は、硬化剤として二量体ジイソシアネート(DDI)を用いることにより形成される架橋と化学的に類似する。したがって、高分子量ジオールにより、固体推進薬を形成するように混合される構成成分の一つとしてDDIを使用することなく、DDIに比較して同様のバインダ特性を得ることができる。一例の硬化されたバインダの化学構造を以下に示し、「R」は、上記の非環式1、非環式2、芳香族、または単環式二量体ジオールなどの、DDである。
硬化されたバインダ(HTPB+IPDI+DD)
Figure 2019502625
更なる例では、燃料26aは、アルミニウム、マグネシウム、またはホウ素のうち少なくとも一つを含み、バインダシステム26bは、高分子量ジオールおよび硬化剤を有するヒドロキシル基末端ポリブタジエンバインダシステムであり、過塩素酸酸化剤26cは、過塩素酸アンモニウム、過塩素酸ナトリウム、または過塩素酸カリウムのうち少なくとも一つを含む。追加の例では、燃料26a、バインダシステム26b、および過塩素酸酸化剤は組み合わされた総重量を有し、高分子量ジオールは、総重量の0.5%〜10%である。更なる例では、高分子量ジオールは、総重量の1%〜5%である。
特徴部の組合せを図示の例に示したが、本開示の様々な実施例の利点を実現するようにそれらの全てを必ずしも組み合わせる必要はない。換言すれば、本開示の実施例によって設計された装置は、図面の一つに示された特徴部の全て、または図面に概略的に示された部分の全てを必ずしも含む必要はない。さらに、一実施例の選択された特徴部を別の実施例の選択された特徴部と組み合わせてもよい。
上記の記載は本質的に限定的ではなく例示的なものである。開示の例に対する変更、修正が本開示から必ずしも逸脱することなく当業者にとって明らかとなるであろう。本開示に所与の法的保護の範囲は以下の特許請求の範囲を検討することによってのみ決定することができる。

Claims (17)

  1. 30個を上回る炭素原子(>C30)を有するとともに50個を下回る炭素原子(<C50)を有する高分子量ジオールを有し、かつ、二量体ジイソシアネート(DDI)を除いた、ヒドロキシル基末端ポリブタジエン(HTPB)バインダシステムを備えた固体ロケット推進薬。
  2. 前記高分子量ジオールが、二量体ジオール(DD)であることを特徴とする請求項1に記載の固体ロケット推進薬。
  3. 過塩素酸酸化剤と燃料をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の固体ロケット推進薬。
  4. 前記過塩素酸酸化剤が、過塩素酸アンモニウム、過塩素酸ナトリウム、または過塩素酸カリウムのうち少なくとも一つを含み、前記燃料が、アルミニウム、マグネシウム、またはホウ素のうち少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項3に記載の固体ロケット推進薬。
  5. 前記過塩素酸酸化剤が過塩素酸アンモニウムであり、前記燃料がアルミニウムであることを特徴とする請求項4に記載の固体ロケット推進薬。
  6. 前記過塩素酸酸化剤、前記燃料、および前記ヒドロキシル基末端ポリブタジエンバインダシステムが組み合わされた総重量を有し、前記高分子量ジオールが、前記総重量の0.1%〜10%であることを特徴とする請求項3に記載の固体ロケット推進薬。
  7. 前記高分子量ジオールが、前記総重量の1%〜5%であることを特徴とする請求項6に記載の固体ロケット推進薬。
  8. 前記ヒドロキシル基末端ポリブタジエンバインダシステムが、ジイソシアネートまたはポリイソシアネートを含むことを特徴とする請求項1に記載の固体ロケット推進薬。
  9. 前記ジイソシアネートが、イソホロンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、芳香族ジイソシアネート、芳香族ポリイソシアネート、脂肪族ジイソシアネート、および脂肪族ポリイソシアネートからなる群から選択されることを特徴とする請求項8に記載の固体ロケット推進薬。
  10. 過塩素酸酸化剤と燃料をさらに備え、前記過塩素酸酸化剤、前記燃料、および前記ヒドロキシル基末端ポリブタジエンバインダシステムが、組み合わされた総重量を有し、前記高分子量ジオールが、前記総重量の0.1%〜10%であり、前記ヒドロキシル基末端ポリブタジエンバインダシステムが、イソホロンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、芳香族ジイソシアネート、芳香族ポリイソシアネート、脂肪族ジイソシアネート、および脂肪族ポリイソシアネートからなる群から選択されたジイソシアネートを含むことを特徴とする請求項1に記載の固体ロケット推進薬。
  11. 過塩素酸酸化剤と、
    燃料と、
    二量体ジオール(DD)を有するヒドロキシル基末端バインダシステムと、
    を備えた固体ロケット推進薬。
  12. 前記過塩素酸酸化剤と、前記燃料と、前記ヒドロキシル基末端バインダシステムが、組み合わされた総重量を有し、前記二量体ジオールが、前記総重量の0.1%〜10%であることを特徴とする請求項11に記載の固体ロケット推進薬。
  13. 前記過塩素酸酸化剤が、過塩素酸アンモニウム、過塩素酸ナトリウム、または過塩素酸カリウムのうち少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項12に記載の固体ロケット推進薬。
  14. 前記燃料が、アルミニウム、マグネシウム、またはホウ素のうち少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項13に記載の固体ロケット推進薬。
  15. 前記過塩素酸酸化剤が、過塩素酸アンモニウムを含むことを特徴とする請求項13に記載の固体ロケット推進薬。
  16. 前記燃料が、アルミニウムを含むことを特徴とする請求項15に記載の固体ロケット推進薬。
  17. 前記二量体ジオールが、30個を上回る炭素原子(>C30)を有するとともに50個を下回る炭素原子(<C50)を有することを特徴とする請求項11に記載の固体ロケット推進薬。
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