JP2019219098A - 冷媒式冷却装置 - Google Patents

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山口 正芳
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正芳 山口
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Yusuke Tsuneta
雄介 常田
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Abstract

【課題】冷媒ポンプの取り外し及び再度の取り付けを容易化するべくクイックファスナを採用しつつ、接続状態の管路において相互の回転が生じにくい冷媒式冷却装置を提供することである。【解決手段】本発明は、冷媒自体の冷却を可能にする第1熱交換器と、第1熱交換器によって冷却された冷媒が通流することによって冷却対象物質の冷却を可能にする第2熱交換器と、第2熱交換器において冷却に利用された後の冷媒を一時的に貯留可能な冷媒タンクと、冷媒に駆動力を付与する冷媒ポンプと、を備える。冷媒タンクの出口部側の管路及び冷媒ポンプの入口部にそれぞれクイックファスナを介して接続される冷媒ポンプ入口配管、及び、冷媒ポンプの出口部及び第1熱交換器の入口部側の管路にそれぞれクイックファスナを介して接続される冷媒ポンプ出口配管が、少なくとも途中の1か所において30度以上の角度で屈曲している。【選択図】図2

Description

本発明は、冷媒を用いて冷却対象物質を冷却する冷媒式冷却装置に関する。
冷媒式冷却装置は、一般に、冷媒自体の冷却を可能にする第1熱交換器と、前記第1熱交換器によって冷却された前記冷媒が通流することによって冷却対象物質の冷却を可能にする第2熱交換器と、前記第2熱交換器において冷却に利用された後の前記冷媒を一時的に貯留可能な冷媒タンクと、前記冷媒に駆動力を付与する冷媒ポンプと、前記第1熱交換器、前記第2熱交換器、前記冷媒タンク及び前記冷媒ポンプを当該順に接続する冷媒循環路と、を備えている。
冷媒式冷却装置の基本構成は、例えば特許文献1及び特許文献2等に開示されており、従来より知られている。
特開2001−077571 特開2002−022337 特開2014−163654
従来の冷媒式冷却装置の冷媒循環路においては、第1熱交換器、第2熱交換器、冷媒タンク及び冷媒ポンプの各々に対して、管路要素はネジ込みによって結合されている。
一方、冷媒式冷却装置の用途によっては、冷媒ポンプのみを他の要素から取り外してメンテナンスすることが比較的高頻度に必要である。
本件発明者は、各管路要素がネジ込みによって結合されている従来の構造に対して、冷媒ポンプの取り外し及び再度の取り付けを容易化できないか、検討を重ねてきた。
そして、本件発明者は、クイックファスナと呼ばれる結合具に着目して、これを上手く採用できないか、検討を重ねてきた。
クイックファスナとは、2つの管端に跨るように配置されて、通常時にはその弾性力によって当該管端同士を保持するが、着脱作業時には当該弾性力に対向する解放力を付与することで容易に拡径するクリップ部材である。各管の先端領域には互いに当接するフランジが設けられ、クイックファスナの方には当該フランジが貫通するためのスリットが設けられて、当該フランジとスリットとの嵌合によっても管端同士が保持される。
クイックファスナの構成例について、図7を示す。図7は、先行技術文献である特許文献3の図3に相当する図である。
図7に示すように、一方側の管路101の先端領域が、外周面にOリング102を保持した状態で、他方側の管路103の先端領域の内面に着脱自在に差し込まれるようになっている。そして、一方側の管路101の先端領域のフランジ105と他方側の管路103の先端領域のフランジ106とが互いに当接した状態で、クイックファスナ107のスリット108に嵌合されるようになっている。
以上のようなクイックファスナの構成及び作用は、後述する本発明のクイックファスナにおいても共通である。
また、以上のようなクイックファスナは、Oリング102によるシール機能が失われない範囲での管路101、103の相対移動を許容するため、軽微な振動を効果的に吸収することができるという利点もある。
しかしながら、管路101、103の相対移動が可能であるという前記利点は、管路が直線状あるいは直線に近い形状である場合には、当該管路の接続状態においても当該管路が常時回転できることとなり、Oリング102のシール機能の寿命を著しく短縮させる可能性があることが知見された。
本発明は、以上の知見に基づいて創案されたものである。本発明の目的は、冷媒ポンプの取り外し及び再度の取り付けを容易化するべくクイックファスナを採用しつつ、接続状態の管路において相互の回転が生じにくい冷媒式冷却装置を提供することである。
本発明は、冷媒自体の冷却を可能にする第1熱交換器と、前記第1熱交換器によって冷却された前記冷媒が通流することによって冷却対象物質の冷却を可能にする第2熱交換器と、前記第2熱交換器において冷却に利用された後の前記冷媒を一時的に貯留可能な冷媒タンクと、前記冷媒に駆動力を付与する冷媒ポンプと、前記第1熱交換器、前記第2熱交換器、前記冷媒タンク及び前記冷媒ポンプを当該順に接続する冷媒循環路と、を備え、前記冷媒循環路は、前記冷媒タンクの出口部側の管路と前記冷媒ポンプの入口部とを接続すると共に、少なくとも途中の1か所において30度以上の角度で屈曲している冷媒ポンプ入口配管と、前記冷媒ポンプの出口部と前記第1熱交換機の入口部側の管路との間を接続すると共に、少なくとも途中の1か所において30度以上の角度で屈曲している冷媒ポンプ出口配管と、を有しており、前記冷媒タンクの出口部側の管路と前記冷媒ポンプ入口配管とは、クイックファスナを介して取り外し可能に接続されており、前記冷媒ポンプの入口部と前記冷媒ポンプ入口配管とは、クイックファスナを介して取り外し可能に接続されており、前記冷媒ポンプの出口部と前記冷媒ポンプ出口配管とは、クイックファスナを介して取り外し可能に接続されており、前記冷媒ポンプ出口配管と前記第1熱交換機の入口部側の管路とは、クイックファスナを介して取り外し可能に接続されていることを特徴とする冷媒式冷却装置である。
本発明によれば、冷媒ポンプ入口配管及び冷媒ポンプ出口配管の各々と冷媒ポンプとの接続にそれぞれクイックファスナを採用し、且つ、冷媒タンクの出口部側の管路と冷媒ポンプ入口配管との接続、及び、冷媒ポンプ出口配管と第1熱交換機の入口部側の管路との接続についても、それぞれクイックファスナを採用したことにより、これらの各接続の解除(取り外し)ないし再接続(再度の取り付け)が容易である。
そして、本発明によれば、冷媒ポンプ入口配管が少なくとも途中の1か所において30度以上の角度で屈曲していることにより、当該冷媒ポンプ入口配管が冷媒タンクの出口部側の管路及び冷媒ポンプに接続された状態において、当該冷媒ポンプ入口配管が無意味に回転して内部のシール機構(典型的にはOリング)が無駄に摩耗してしまうことが効果的に抑制される。同様に、冷媒ポンプ出口配管が少なくとも途中の1か所において30度以上の角度で屈曲していることにより、当該冷媒ポンプ出口配管が冷媒ポンプ及び第1熱交換機の入口部側の管路に接続された状態において、当該冷媒ポンプ出口配管が無意味に回転して内部のシール機構(典型的にはOリング)が無駄に摩耗してしまうことが効果的に抑制される。
無意味な回転を抑制するという観点では、前記冷媒ポンプ入口配管は、少なくとも途中の1か所において90度以上の角度で屈曲していることが好ましく、前記冷媒ポンプ出口配管についても、少なくとも途中の1か所において90度以上の角度で屈曲していることが好ましい。
また、接続の具体的構成としては、図7を用いて説明したように、例えば、前記冷媒タンクの出口部側の管路の先端領域は、外周面にOリングを保持しており、前記冷媒ポンプ入口配管の先端領域の内面に着脱自在に差し込まれており、前記冷媒ポンプの入口部の先端領域は、外周面にOリングを保持しており、前記冷媒ポンプ入口配管の先端領域の内面に着脱自在に差し込まれており、前記冷媒ポンプの出口部の先端領域は、外周面にOリングを保持しており、前記冷媒ポンプ出口配管の先端領域の内面に着脱自在に差し込まれており、前記第1熱交換機の入口部側の管路の先端領域は、外周面にOリングを保持しており、前記冷媒ポンプ出口配管の管路の先端領域の内面に着脱自在に差し込まれている。
この構成において、本件発明者は、前記冷媒ポンプの入口部の管路の先端領域の内面から当該管路の開口端面に向けてR(アール)が設けられていることが好ましく、前記冷媒ポンプの出口部の管路の先端領域の内面から当該管路の開口端面に向けてもR(アール)が設けられていることが好ましく、前記冷媒タンクの出口部側の管路の先端領域の内面から当該管路の開口端面に向けてもR(アール)が設けられていることが好ましく、同様に、前記第1熱交換器の入口部側の管路の先端領域の内面から当該管路の開口端面に向けてもR(アール)が設けられていることが好ましいことを知見した。
これによれば、冷媒ポンプ入口配管及び/または冷媒ポンプ出口配管の取り外し時及び/または再度の取り付け時において、不所望にOリングを損傷させるリスクを効果的に低減することができる。
なお、前記冷媒タンクの出口部側の管路は、前記冷媒タンクの出口部と一体の管路であってもよいし、前記冷媒タンクの出口部に接続され当該出口部とは別体の管路であってもよい。
同様に、前記第1熱交換機の入口部側の管路は、前記第1熱交換機の入口部と一体の管路であってもよいし、前記第1熱交換機の入口部に接続され当該入口部とは別体の管路であってもよい。
また、本発明は、冷媒ポンプと、前記冷媒ポンプの入口部を他の管路と接続するための冷媒ポンプ入口配管であって、少なくとも途中の1か所において30度以上の角度で屈曲している冷媒ポンプ入口配管と、前記冷媒ポンプの出口部を更に他の管路と接続するための冷媒ポンプ出口配管であって、少なくとも途中の1か所において30度以上の角度で屈曲している冷媒ポンプ出口配管と、を備え、前記冷媒ポンプの入口部と前記冷媒ポンプ入口配管とは、クイックファスナを介して取り外し可能に接続されており、前記冷媒ポンプの出口部と前記冷媒ポンプ出口配管とは、クイックファスナを介して取り外し可能に接続されており、前記他の管路と前記冷媒ポンプ入口配管とは、クイックファスナを介して取り外し可能であるように構成されており、前記更に他の管路と前記冷媒ポンプ出口配管とは、クイックファスナを介して取り外し可能であるように構成されていることを特徴とする冷媒ポンプユニットである。
本発明によれば、冷媒ポンプ入口配管及び冷媒ポンプ出口配管の各々と冷媒ポンプとの接続にそれぞれクイックファスナを採用し、且つ、他の管路と冷媒ポンプ入口配管との接続、及び、冷媒ポンプ出口配管と更に他の管路との接続についても、それぞれクイックファスナを採用可能としたことにより、これらの各接続の解除(取り外し)ないし再接続(再度の取り付け)が容易である。
そして、本発明によれば、冷媒ポンプ入口配管が少なくとも途中の1か所において30度以上の角度で屈曲していることにより、当該冷媒ポンプ入口配管が他の管路及び冷媒ポンプに接続された状態において、当該冷媒ポンプ入口配管が無意味に回転して内部のシール機構(典型的にはOリング)が無駄に摩耗してしまうことが効果的に抑制される。同様に、冷媒ポンプ出口配管が少なくとも途中の1か所において30度以上の角度で屈曲していることにより、当該冷媒ポンプ出口配管が冷媒ポンプ及び更に他の管路に接続された状態において、当該冷媒ポンプ出口配管が無意味に回転して内部のシール機構(典型的にはOリング)が無駄に摩耗してしまうことが効果的に抑制される。
本発明の冷媒式冷却装置によれば、冷媒ポンプ入口配管及び冷媒ポンプ出口配管の各々と冷媒ポンプとの接続にそれぞれクイックファスナを採用し、且つ、冷媒タンクの出口部側の管路と冷媒ポンプ入口配管との接続、及び、冷媒ポンプ出口配管と第1熱交換器の入口部側の管路との接続についても、それぞれクイックファスナを採用したことにより、これらの各接続の解除(取り外し)ないし再接続(再度の取り付け)が容易である。
そして、本発明の冷媒式冷却装置によれば、冷媒ポンプ入口配管が少なくとも途中の1か所において30度以上の角度で屈曲していることにより、当該冷媒ポンプ入口配管が冷媒タンクの出口部側の管路及び冷媒ポンプに接続された状態において、当該冷媒ポンプ入口配管が無意味に回転して内部のシール機構(典型的にはOリング)が無駄に摩耗してしまうことが効果的に抑制される。同様に、冷媒ポンプ出口配管が少なくとも途中の1か所において30度以上の角度で屈曲していることにより、当該冷媒ポンプ出口配管が冷媒ポンプ及び第1熱交換器の入口部側の管路に接続された状態において、当該冷媒ポンプ出口配管が無意味に回転して内部のシール機構(典型的にはOリング)が無駄に摩耗してしまうことが効果的に抑制される。
また、本発明の冷媒ポンプユニットによれば、冷媒ポンプ入口配管及び冷媒ポンプ出口配管の各々と冷媒ポンプとの接続にそれぞれクイックファスナを採用し、且つ、他の管路と冷媒ポンプ入口配管との接続、及び、冷媒ポンプ出口配管と更に他の管路との接続についても、それぞれクイックファスナを採用可能としたことにより、これらの各接続の解除(取り外し)ないし再接続(再度の取り付け)が容易である。
そして、本発明の冷媒ポンプユニットによれば、冷媒ポンプ入口配管が少なくとも途中の1か所において30度以上の角度で屈曲していることにより、当該冷媒ポンプ入口配管が他の管路及び冷媒ポンプに接続された状態において、当該冷媒ポンプ入口配管が無意味に回転して内部のシール機構(典型的にはOリング)が無駄に摩耗してしまうことが効果的に抑制される。同様に、冷媒ポンプ出口配管が少なくとも途中の1か所において30度以上の角度で屈曲していることにより、当該冷媒ポンプ出口配管が冷媒ポンプ及び更に他の管路に接続された状態において、当該冷媒ポンプ出口配管が無意味に回転して内部のシール機構(典型的にはOリング)が無駄に摩耗してしまうことが効果的に抑制される。
本発明の一実施形態に係る冷媒式冷却装置の系統図である。 本発明の一実施形態に係る冷媒式冷却装置の冷媒ポンプユニットを示す前方から見た斜視図である。 図2の冷媒ポンプユニットを示す後方から見た斜視図である。 図2及び図3の冷媒ポンプユニットを示す正面図である。 図2乃至図4の冷媒ポンプユニットを示す側面図である。 冷媒ポンプの入口部の管路の先端領域の内面から当該管路の開口端面に向けて設けられたR(アール)について示す断面図である。 従来のクイックファスナの構成及び利用態様を示す概略図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る冷媒式冷却装置の系統図である。
図1に示すように、本実施形態に係る冷媒式冷却装置10は、冷媒自体の冷却を可能にする第1熱交換器11と、第1熱交換器11によって冷却された冷媒が通流することによって冷却対象物質の冷却を可能にする第2熱交換器12と、第2熱交換器12において冷却に利用された後の前記冷媒を一時的に貯留可能な冷媒タンク13と、冷媒に駆動力を付与する冷媒ポンプ14と、を備えている。
管路要素21〜29と冷媒ポンプ入口配管31と冷媒ポンプ出口配管33と中間配管35とが、第1熱交換器11、第2熱交換器12、冷媒タンク13及び冷媒ポンプ14を当該順に接続する冷媒循環路を形成している。
管路要素21〜29の各々の両端は、対応する要素部材に対して、従来同様にネジ込みによって接続されている。
一方、冷媒ポンプ入口配管31及び冷媒ポンプ出口配管33の各々の両端は、対応する要素部材に対して、クイックファスナ41〜44によって接続されている。
図2は、本実施形態に係る冷媒式冷却装置10の冷媒ポンプユニット30を示す前方から見た斜視図であり、図3は、冷媒ポンプユニット30を示す後方から見た斜視図であり、図4は、冷媒ポンプユニット30を示す正面図であり、図5は、冷媒ポンプユニット30を示す側面図である。冷媒ポンプ14、冷媒ポンプ入口配管31、冷媒ポンプ出口配管33、中間配管35及びクイックファスナ41〜44によって、冷媒ポンプユニット30が構成されている。
図2乃至図5に示すように、冷媒ポンプ入口配管31は、水平面に平行な冷媒ポンプ14の入口部の管路14aの側から、領域Aで水平面内で180度屈曲し(U字状に折り返し)、領域Bで約90度屈曲して上方(僅かに傾斜している:図4参照)へと立ち上がり、領域Cで約90度屈曲して再び水平面に平行に延び、領域Dで90度屈曲して再び上方へと立ち上がっている。
一方、冷媒ポンプ出口配管33は、鉛直上向きの冷媒ポンプ14の出口部の管路14bの側から、領域Eで30度屈曲し、領域Fで約90度屈曲して水平面に平行に延びている。
冷媒ポンプユニット30の状態でも、冷媒ポンプ14の入口部の管路14aと冷媒ポンプ入口配管31とは、クイックファスナ41を介して取り外し可能に接続されており、冷媒ポンプ14の出口部の管路14bと冷媒ポンプ出口配管33とは、クイックファスナ43を介して取り外し可能に接続されている。
一方、冷媒ポンプユニット30の状態で、冷媒ポンプ入口配管31は、図2乃至図5においては不図示の冷媒タンク13の出口部側の管路(ドレインへの分岐部の更に下流側:図1参照)と、クイックファスナ42を介して取り外し可能であるように構成されているが、冷媒ポンプ出口配管33は、第1熱交換器の入口部側の管路としての中間配管35と、クイックファスナ44を介して取り外し可能に接続されており、当該中間配管は、第1熱交換器の入口部にネジ込みによって結合されるようになっている。
更に、図6は、冷媒ポンプ14の入口部の管路14aの先端領域の内面14iから当該管路14aの開口端面14eに向けて設けられたR(アール)14rについて示す断面図である。同様に、冷媒ポンプ14の出口部の管路14bの先端領域の内面14iから当該管路14bの開口端面14eに向けても、R(アール)14rが設けられている。
また、図示は省略するが、冷媒タンク13の出口部側の管路の先端領域の内面から当該管路の開口端面に向けても、同様のR(アール)が設けられている。また、第1熱交換器11の入口部側の中間配管35の先端領域の内面から当該管路の開口端面に向けても、同様のR(アール)が設けられている。
また、図6に示すように、冷媒ポンプ入口配管31の先端領域は、外周面にOリング51を保持した状態で、相手側の冷媒ポンプ14の入口部の管路14a(または冷媒タンク13の出口部側の管路)の先端領域の内面に着脱自在に差し込まれるようになっている。そして、冷媒ポンプ入口配管31のフランジ55と相手側の管路の先端領域のフランジ56とが互いに当接した状態で、クイックファスナ41(42)のスリットに嵌合されるようになっている。
同様に、冷媒ポンプ出口配管33の先端領域も、外周面にOリングを保持した状態で、相手側の冷媒ポンプ14の出口部の管路14b(または第1熱交換器11の入口部の管路)の先端領域の内面に着脱自在に差し込まれるようになっている。そして、冷媒ポンプ出口配管33のフランジと相手側の管路の先端領域のフランジとが互いに当接した状態で、クイックファスナ43(44)のスリットに嵌合されるようになっている。
以上のような本実施形態によれば、冷媒ポンプ入口配管31及び冷媒ポンプ出口配管33の各々と冷媒ポンプ14との接続にそれぞれクイックファスナ41、43を採用し、且つ、冷媒タンク13の出口部側の管路と冷媒ポンプ入口配管31との接続、及び、冷媒ポンプ出口配管33と第1熱交換器11の入口部側の管路との接続についても、それぞれクイックファスナ42、44を採用することにより、これらの各接続の解除(取り外し)ないし再接続(再度の取り付け)が容易である。
また、本実施形態によれば、冷媒ポンプ入口配管31が少なくとも途中の1か所において30度以上の角度で屈曲していることにより、当該冷媒ポンプ入口配管31が冷媒タンク13の出口部側の管路及び冷媒ポンプ14に接続された状態において、当該冷媒ポンプ入口配管31が無意味に回転して内部のシール機構であるOリング51が無駄に摩耗してしまうことが効果的に抑制される。同様に、冷媒ポンプ出口配管33が少なくとも途中の1か所において30度以上の角度で屈曲していることにより、当該冷媒ポンプ出口配管33が冷媒ポンプ14及び第1熱交換器11の入口部側の管路に接続された状態において、当該冷媒ポンプ出口配管33が無意味に回転して内部のシール機構であるOリングが無駄に摩耗してしまうことが効果的に抑制される。
また、本実施形態によれば、冷媒ポンプ14の入口部の管路14aの先端領域の内面14iから当該管路14aの開口端面14eに向けてR(アール)14rが設けられており、冷媒ポンプ14の出口部の管路14bの先端領域の内面14iから当該管路14bの開口端面14eに向けてもR(アール)14rが設けられており、冷媒タンク13の出口部側の管路の先端領域の内面から当該管路の開口端面に向けても同様のR(アール)が設けられており、第1熱交換器11の入口部側の中間配管35の先端領域の内面から当該配管の開口端面に向けても同様のR(アール)が設けられていることにより、冷媒ポンプ入口配管31及び/または冷媒ポンプ出口配管33の取り外し時及び/または再度の取り付け時において、不所望にOリング51を損傷させるリスクを効果的に低減することができる。
10 冷媒式冷却装置
11 第1熱交換器
12 第2熱交換器
13 冷媒タンク
14 冷媒ポンプ
14a 入口部の管路
14b 出口部の管路
14i 内面
14e 開口端面
14r R(アール)
21〜29 管路要素(ネジ込み式)
31 冷媒ポンプ入口配管
33 冷媒ポンプ出口配管
35 中間配管
41〜44 クイックファスナ
51 Oリング
55、56 フランジ
101、103 管路
102 Oリング
105、106 フランジ
107 クイックファスナ
108 スリット

Claims (8)

  1. 冷媒自体の冷却を可能にする第1熱交換器と、
    前記第1熱交換器によって冷却された前記冷媒が通流することによって冷却対象物質の冷却を可能にする第2熱交換器と、
    前記第2熱交換器において冷却に利用された後の前記冷媒を一時的に貯留可能な冷媒タンクと、
    前記冷媒に駆動力を付与する冷媒ポンプと、
    前記第1熱交換器、前記第2熱交換器、前記冷媒タンク及び前記冷媒ポンプを当該順に接続する冷媒循環路と、
    を備え、
    前記冷媒循環路は、
    前記冷媒タンクの出口部側の管路と前記冷媒ポンプの入口部とを接続すると共に、少なくとも途中の1か所において30度以上の角度で屈曲している冷媒ポンプ入口配管と、
    前記冷媒ポンプの出口部と前記第1熱交換機の入口部側の管路との間を接続すると共に、少なくとも途中の1か所において30度以上の角度で屈曲している冷媒ポンプ出口配管と、
    を有しており、
    前記冷媒タンクの出口部側の管路と前記冷媒ポンプ入口配管とは、クイックファスナを介して取り外し可能に接続されており、
    前記冷媒ポンプの入口部と前記冷媒ポンプ入口配管とは、クイックファスナを介して取り外し可能に接続されており、
    前記冷媒ポンプの出口部と前記冷媒ポンプ出口配管とは、クイックファスナを介して取り外し可能に接続されており、
    前記冷媒ポンプ出口配管と前記第1熱交換機の入口部側の管路とは、クイックファスナを介して取り外し可能に接続されている
    ことを特徴とする冷媒式冷却装置。
  2. 前記冷媒ポンプ入口配管は、少なくとも途中の1か所において90度以上の角度で屈曲しており、
    前記冷媒ポンプ出口配管も、少なくとも途中の1か所において90度以上の角度で屈曲している
    ことを特徴とする請求項1に記載の冷媒式冷却装置。
  3. 前記冷媒タンクの出口部側の管路の先端領域は、外周面にOリングを保持しており、前記冷媒ポンプ入口配管の先端領域の内面に着脱自在に差し込まれており、
    前記冷媒ポンプの入口部の先端領域は、外周面にOリングを保持しており、前記冷媒ポンプ入口配管の先端領域の内面に着脱自在に差し込まれており、
    前記冷媒ポンプの出口部の先端領域は、外周面にOリングを保持しており、前記冷媒ポンプ出口配管の先端領域の内面に着脱自在に差し込まれており、
    前記第1熱交換機の入口部側の管路の先端領域は、外周面にOリングを保持しており、前記冷媒ポンプ出口配管の管路の先端領域の内面に着脱自在に差し込まれている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の冷媒式冷却装置。
  4. 前記冷媒ポンプの入口部の管路の先端領域の内面から当該管路の開口端面に向けてR(アール)が設けられており、
    前記冷媒ポンプの出口部の管路の先端領域の内面から当該管路の開口端面に向けてもR(アール)が設けられており、
    前記冷媒タンクの出口部側の管路の先端領域の内面から当該管路の開口端面に向けてもR(アール)が設けられており、
    前記第1熱交換器の入口部側の管路の先端領域の内面から当該管路の開口端面に向けてもR(アール)が設けられている
    ことを特徴とする請求項3に記載の冷媒式冷却装置。
  5. 前記第1熱交換機の入口部側の管路は、前記第1熱交換機の入口部と一体の管路である
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の冷媒式冷却装置。
  6. 冷媒ポンプと、
    前記冷媒ポンプの入口部を他の管路と接続するための冷媒ポンプ入口配管であって、少なくとも途中の1か所において30度以上の角度で屈曲している冷媒ポンプ入口配管と、
    前記冷媒ポンプの出口部を更に他の管路と接続するための冷媒ポンプ出口配管であって、少なくとも途中の1か所において30度以上の角度で屈曲している冷媒ポンプ出口配管と、
    を備え、
    前記冷媒ポンプの入口部と前記冷媒ポンプ入口配管とは、クイックファスナを介して取り外し可能に接続されており、
    前記冷媒ポンプの出口部と前記冷媒ポンプ出口配管とは、クイックファスナを介して取り外し可能に接続されており、
    前記他の管路と前記冷媒ポンプ入口配管とは、クイックファスナを介して取り外し可能であるように構成されており、
    前記更に他の管路と前記冷媒ポンプ出口配管とは、クイックファスナを介して取り外し可能であるように構成されている
    ことを特徴とする冷媒ポンプユニット。
  7. 前記冷媒ポンプ入口配管は、少なくとも途中の1か所において90度以上の角度で屈曲しており、
    前記冷媒ポンプ出口配管も、少なくとも途中の1か所において90度以上の角度で屈曲している
    ことを特徴とする請求項6に記載の冷媒ポンプユニット。
  8. 前記冷媒ポンプの入口部の先端領域は、外周面にOリングを保持しており、前記冷媒ポンプ入口配管の先端領域の内面に着脱自在に差し込まれており、
    前記冷媒ポンプの出口部の先端領域は、外周面にOリングを保持しており、前記冷媒ポンプ出口配管の先端領域の内面に着脱自在に差し込まれている
    ことを特徴とする請求項6または7に記載の冷媒ポンプユニット。
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