JP2019215875A - 情報処理装置 - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1の路面移動診断装置では、車の前方及び後方に設置されたカメラによって道路監視環境を撮影し、車を運転する監視者が、異常を発見する度に手元のマーカ用信号入力装置(スイッチ)を押し、その時刻を時刻記録装置に記録する。
また、監視者は、状況を表すキーワード等を用いた説明の音声を音声入力装置から入力し、画像記録装置によって画像と重畳記録する。
そして、パトロール後、基地に帰ってから、監視者は、パトロール中に記録した時間及び音声情報から異常のある場所を割り出し、画像情報から異常を判断するためのデータを収集する。
つまり、監視者が道路状況の確認に注力すると運転が疎かになり危険である。
一方、監視者が運転に注力すると道路状況の確認が疎かになり、異常な箇所を見落とすおそれがある。
更に、特許文献1の路面移動診断装置では、監視者は異常を発見する度にマーカ用信号入力装置を操作する必要があり、また状況を音声で説明する必要がある。
このように、特許文献1では、車の運転中に、監視者に道路状況の確認、マーカ用信号入力装置の操作、状況の音声による説明といった多大な労力を強いているという課題がある。
更には、車両走行の安全性が損なわれるという課題がある。
地物の原形状が表される三次元レーザ点群データである原形状データと、地物の現在の形状が表される三次元レーザ点群データである現在形状データとを比較し、原形状データと現在形状データとの差分である三次元レーザ点群データを抽出する差分抽出部と、
前記差分抽出部が抽出した差分を表す三次元レーザ点群データを前記現在形状データとは異なる色で表示する表示部と
を有する。
このため、差分が強調表示され、車両の運転者は、運転中に道路状況の確認、マーカ用信号入力装置を操作、状況の音声による説明といった付加的な作業をしなくてもよく、車両の運転に集中することができる。
従って、本発明によれば、効率的かつ安全に地物の点検を行うことが可能である。
***構成の説明***
図1は、本実施の形態に係る地物点検システムの構成例を示す。
測位衛星30は、GPS(Global Positioning System)衛星等であり、測位信号を送信する。
本実施の形態では、測位衛星30はGPS衛星であるとする。
車両20は、MMS用の車両である。
車両20は計測地域を走行し、走行した道路周辺の地物(建物、標識、白線など)の三次元の座標値を計測する。
車両20の詳細は後述するが、車両20には測位装置たるGPS受信機、オドメータ、IMU(Inertial Measurement Unit)、レーザスキャナ、カメラが搭載されている。
情報処理装置10は、車両20で計測された計測データを取得する。
なお、情報処理装置10は、図1に示すように車両20の外部に配置されていてもよいし、図8に示すように車両20の内部に配置されていてもよい。
情報処理装置10が車両20の外部に配置される場合は、情報処理装置10は例えば地物の点検を行う事業者の管理事務所に配置されることが想定される。
本実施の形態では、情報処理装置10が車両20の外部に配置されている構成について説明し、情報処理装置10が車両20の内部に配置されている構成は実施の形態2で説明する。
車両20は、3台のGPS受信機210と、IMU220と、オドメータ(図示省略)と、2台のレーザスキャナ230と、2台のカメラ240とを備える。
これらのセンサ(オドメータを除く)は、車両20の天部に設けた天板201に取り付けられる。
GPS受信機210は、GPS衛星から測位信号を受信するアンテナを備える。
GPS受信機210は、受信した測位信号に基づいて衛星との疑似距離、測位信号を搬送した搬送波の位相および三次元の座標値を算出する。
レーザスキャナ230は、レーザ光を放射してから受光するまでの時刻を計測し、計測した時刻に光速を乗算して地物との距離を算出する。
例えば、2台のレーザスキャナ230のうち一方のレーザスキャナ230は天板201の前方に斜め下向きに設置し、他方のレーザスキャナ230は天板201の中央部分に斜め上向きに設置する。
2台の前方カメラ240のうち一方の前方カメラ240は天板201の前方に正面に向けて設置し、他方の前方カメラ240は天板201の前方に斜め下向きに設置する。
本実施の形態に係る情報処理装置10は、コンピュータである。
情報処理装置10は、ハードウェアとして、プロセッサ100、記憶装置150を備える。
また、情報処理装置10は、機能構成として、計測データ取得部101、計測データ処理部102、差分抽出部103及び表示部104を備える。
記憶装置150には、計測データ取得部101、計測データ処理部102、差分抽出部103及び表示部104の機能を実現するプログラムが記憶されている。
そして、プロセッサ100がこれらプログラムを実行して、後述する計測データ取得部101、計測データ処理部102、差分抽出部103及び表示部104の動作を行う。
図3では、プロセッサ100が計測データ取得部101、計測データ処理部102、差分抽出部103及び表示部104の機能を実現するプログラムを実行している状態を模式的に表している。
また、記憶装置150は、地物の原形状が表される原形状データを記憶している。
原形状データの詳細は後述するが、原形状データは、車両20により取得された地物の原形状が表されるレーザ点群データである。
記憶装置150は記憶部の例に相当する。
計測データ取得部101は、例えば、車両20から無線送信された計測データを受信してもよいし、車両20で生成された計測データが格納された記憶媒体から計測データを読み出してもよい。
計測データには、GPS受信機210の計測データと、IMU220の計測データと、オドメータの計測データと、レーザスキャナ230の計測データと、カメラ240の撮像データが含まれる。
レーザ点群データは、地物を三次元点群で表すデータである。
つまり、レーザ点群データには、車両20により取得された地物の形状が表される。
以下では、計測データ処理部102により生成されたレーザ点群データを原形状データ又は現在形状データともいう。
なお、計測データ処理部102によるレーザ点群データの生成方法は、既存の方法でよい。
より具体的には、表示部104は、現在形状データを用いて地物の現在の形状を表示するとともに、地物の現在の形状の表示に合わせて、計測データ処理部102により抽出された、地物の現在の形状と原形状との差分を強調表示する。
図5〜図7を用いて、本実施の形態に係る動作の概要を説明する。
図5は、原形状データの取得手順を示す。
図6は、現在形状データの取得手順を示す
図7は、地物の現在の形状と原形状との差分の強調表示例を示す。
なお、以下では、道路に設置されているガードレール40を地物の例にして説明を行う。
ガードレール40の新設時に車両20をガードレール40に沿って走行させ、車両20にガードレール40についての計測データを取得させる。
情報処理装置10では、計測データ処理部102が、車両20で取得されたガードレール40の計測データから、新設時のガードレール40の原形状(新設時の形状)を表すレーザ点群データを生成する。
そして、計測データ処理部102により生成されたレーザ点群データは、位置データとともに情報処理装置10の記憶装置150で原形状データとして記憶される。
点検時に車両20をガードレール40に沿って走行させ、車両20にガードレール40についての計測データを取得させる。
図6に示すように、点検時には、ガードレール40の一部が破損している場合がある。
情報処理装置10では、計測データ処理部102が、図6の手順により取得されたガードレール40の計測データから、点検時のガードレール40の形状(現在の形状)を表すレーザ点群データを生成する。
点検時に計測データ処理部102で生成されたレーザ点群データは、現在形状データである。
差分抽出部103は、計測データ処理部102により生成された現在形状データと、記憶装置150に記憶されている原形状データとを比較し、ガードレール40の現在の形状と原形状との差分を抽出する。
図6に示すように、ガードレール40の一部が破損しているため、差分抽出部103は、破損箇所を差分として抽出する。
表示部104は、図7に示すように、差分抽出部103により抽出された差分である破損箇所を他の色で強調表示する。
図4では、点検時(図6)に計測データ処理部102により現在形状データが生成された後の処理手順を説明する。
そして、差分抽出部103は、現在形状データと、抽出した差分に相当するレーザ点群データを表示部104に出力する。
つまり、表示部104は、現在形状データから現在の地物の形状を表す描画データを生成するとともに、差分に相当するレーザ点群データから差分の形状を他の色で表す描画データを生成する。
そして、表示部104は、現在の地物の形状を表す描画データに差分を表す描画データを重畳する。
つまり、表示部104は、現在の地物の形状を表す描画データに差分を表す描画データを重畳した描画データを表示装置に出力する。
この結果、図7に示すように、差分が強調表示された描画データが表示装置に表示される。
また、表示部104は、表示装置にアラームを表示して、情報処理装置10のオペレータの注意を喚起するようにしてもよい。
本実施の形態では、車両により取得された現在形状データと原形状データとを比較し、地物の現在の形状と原形状との差分を抽出する。
このため、車両の運転者は、運転中に道路状況の確認、マーカ用信号入力装置を操作、状況の音声による説明といった付加的な作業をしなくてもよく、車両の運転に集中することができる。
従って、本実施の形態によれば、効率的かつ安全に地物の点検を行うことが可能である。
本実施の形態では、図8に示すように、情報処理装置10は車両20に搭載されている。
情報処理装置10の内部構成例は図3に示す通りである。
また、情報処理装置10の処理手順は図4〜図7に示す通りである。
つまり、ガードレール40の新設時に生成されたレーザ点群データは車両20内の情報処理装置10で原形状データとして記憶される。
そして、点検時に車両20内の情報処理装置10で現在形状データと原形状データとの比較が行われ、ガードレール40の現在の形状と原形状との差分が抽出され、抽出された差分が強調表示される。
この場合に、情報処理装置10は表示装置にアラームを表示して車両20内の調査員の注意を喚起するようにしてもよい。
調査員は差分の強調表示及びアラームによりガードレール40の破損に気づき、現物のガードレール40の破損状況を精査することができる。
実施の形態1と実施の形態2を組合せて運用してもよい。
つまり、情報処理装置10を管理事務所と車両20の両方に配置し、管理事務所と車両20の両方で地物の原形状と現在形状との差分を抽出し、差分を強調表示するようにしてもよい。
最後に、情報処理装置10のハードウェア構成の補足説明を行う。
図3に示すプロセッサ100は、プロセッシングを行うIC(Integrated Circuit)である。
プロセッサ100は、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)等である。
図3に示す記憶装置150は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、HDD(Hard
Disk Drive)等である。
そして、OSの少なくとも一部がプロセッサ100により実行される。
プロセッサ100はOSの少なくとも一部を実行しながら、計測データ取得部101、計測データ処理部102、差分抽出部103及び表示部104(以下、これらをまとめて「部」という)の機能を実現するプログラムを実行する。
図3では、1つのプロセッサが図示されているが、情報処理装置10が複数のプロセッサを備えていてもよい。
また、「部」の処理の結果を示す情報やデータや信号値や変数値が、記憶装置150、又は、プロセッサ100内のレジスタ又はキャッシュメモリに記憶される。
また、「部」の機能を実現するプログラムは、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ブルーレイ(登録商標)ディスク、DVD等の可搬記憶媒体に記憶されてもよい。
「プロセッシングサーキットリー」又は「回路」は、プロセッサ100だけでなく、ロジックIC又はGA(Gate Array)又はASIC(Application Specific Integrated Circuit)又はFPGA(Field−Programmable Gate Array)といった他の種類の処理回路をも包含する概念である。
Claims (3)
- 地物の原形状が表される三次元レーザ点群データである原形状データと、地物の現在の形状が表される三次元レーザ点群データである現在形状データとを比較し、原形状データと現在形状データとの差分である三次元レーザ点群データを抽出する差分抽出部と、
前記差分抽出部が抽出した差分を表す三次元レーザ点群データを前記現在形状データとは異なる色で表示する表示部と
を有する情報処理装置。 - 前記地物には白線が含まれる請求項1記載の情報処理装置。
- 前記地物には標識が含まれる請求項1又は2記載の情報処理装置。
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