JP6892974B1 - 劣化診断システム、劣化診断装置、劣化診断方法、及び、プログラム - Google Patents

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Abstract

移動体で収集したセンサ情報に基づいて検出された劣化に対して、その発生場所での、正しい確認結果を関連付ける。劣化診断装置1の診断部2は、移動体で収集したセンサ情報を分析することにより路上の劣化を診断し、検出された劣化の位置を出力する。関連付け部3は、人により確認された路上の劣化の位置と診断により検出された劣化の位置とに基づいて、診断の結果と前記確認の結果とを関連づける。記憶部4は、関連づけられた診断の結果と確認の結果とを記憶する。

Description

本開示は、劣化診断システム、劣化診断装置、劣化診断方法、及び、記録媒体に関する。
道路の点検において、車両から撮影した道路画像をコンピュータで解析することにより、道路劣化を検出する劣化診断システムの導入が進められている。
このような劣化診断システムの一例として、例えば、特許文献1には、車両により撮像した道路画像を収集して、道路劣化を検出し、端末に対して地図上の地点から、劣化等に関する情報を参照可能に表示させる舗装情報収集点検システムが開示されている。また、特許文献2には、路面画像情報の解析により検出された路面不具合と路面不具合の位置とを対応付け、地図上に示す不具合解析システムが開示されている。
特開2019−196680号公報 特開2018−017102号公報
特許文献1や特許文献2に記載されたような劣化診断システムを用いて道路劣化を管理する場合、道路管理者等は、劣化の詳細な状態を調べるために、実際に劣化が発生している場所(現地)へ行き、直接、目視等で、劣化を確認する必要がある。この場合、道路管理者等は、劣化診断システムにより出力された劣化の状態や検出位置を参考に、現地へ行って劣化を確認するが、劣化診断システムにより出力された劣化とは別の劣化を確認してしまう可能性がある。このため、劣化診断システムで検出された劣化に対して、誤った確認結果が関連付けられてしまう可能性がある。
本開示の目的の一つは、上述の課題を解決し、移動体で収集したセンサ情報に基づいて検出された劣化に対して、その発生場所での、正しい確認結果を関連付けることができる、劣化診断システム、劣化診断装置、劣化診断方法、及び、記録媒体を提供することである。
本開示の一態様における劣化診断装置は、移動体で収集したセンサ情報を分析することにより路上の劣化を診断し、検出された劣化の位置を出力する診断手段と、人により確認された路上の劣化の位置と前記診断により検出された劣化の位置とに基づいて、前記診断の結果と前記確認の結果とを関連づける関連付け手段と、前記関連づけられた前記診断の結果と前記確認の結果とを記憶する記憶手段と、を備える。
本開示の一態様における劣化診断システムは、本開示の一態様における劣化診断装置と、前記確認の結果の入力を受け付け、当該確認の結果を前記劣化診断装置に送信する、端末装置と、を備える。
本開示の一態様における劣化診断方法は、移動体で収集したセンサ情報を分析することにより路上の劣化を診断し、検出された劣化の位置を出力し、人により確認された路上の劣化の位置と前記診断により検出された劣化の位置とに基づいて、前記診断の結果と前記確認の結果とを関連づけ、前記関連づけられた前記診断の結果と前記確認の結果とを記憶する。
本開示の一態様における記録媒体は、コンピュータに、移動体で収集したセンサ情報を分析することにより路上の劣化を診断し、検出された劣化の位置を出力し、人により確認された路上の劣化の位置と前記診断により検出された劣化の位置とに基づいて、前記診断の結果と前記確認の結果とを関連づけ、前記関連づけられた前記診断の結果と前記確認の結果とを記憶する処理を実行させるプログラムを記録する。
本開示の効果は、移動体で収集したセンサ情報に基づいて検出された劣化に対して、その発生場所での、正しい確認結果を関連付けることができることである。
第1の実施形態における、劣化診断システム10の構成を示す図である。 第1の実施形態における、診断結果の例を示す図である。 第1の実施形態における、確認結果の例を示す図である。 第1の実施形態における、劣化診断装置20と端末装置50との構成を示すブロック図である。 第1の実施形態における、劣化情報の例を示す図である。 第1の実施形態における、劣化診断システム10の全体的な動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態における、診断処理(ステップS11)の詳細を示すフローチャートである。 第1の実施形態における、劣化情報の他の例を示す図である。 第1の実施形態における、劣化診断装置20の劣化位置地図画面の例を示す図である。 第1の実施形態における、劣化情報画面の例を示す図である。 第1の実施形態における、端末装置50の劣化位置地図画面の例を示す図である。 第1の実施形態における、ルート案内処理(ステップS17)の詳細を示すフローチャートである。 第1の実施形態における、ルート案内画面の例を示す図である。 第1の実施形態における、劣化位置案内画面の例を示す図である。 第1の実施形態における、確認結果入力画面の例を示す図である。 第1の実施形態における、関連付け処理(ステップS21)の詳細を示すフローチャートである。 第1の実施形態における、劣化診断装置20の劣化位置地図画面の他の例を示す図である。 第1の実施形態における、劣化情報画面の他の例を示す図である。 第1の実施形態における、劣化位置地図画面における劣化の表示態様の定義例を示す図である。 第1の実施形態における、劣化情報のさらに他の例を示す図である。 第1の実施形態における、劣化位置地図画面のさらに他の例を示す図である。 第1の実施形態における、劣化の表示態様の遷移の例を示す図である。 第1の実施形態における、劣化の表示態様の遷移の他の例を示す図である。 第2の実施形態における、診断結果選択画面の例を示す図である。 第3の実施形態における、劣化診断装置1の構成を示すブロック図である。 コンピュータ500のハードウェア構成の例を示すブロック図である。
実施形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、各図面、及び、明細書記載の各実施形態において、同様の構成要素には同一の符号を付与し、説明を適宜省略する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態について説明する。
はじめに、第1の実施形態における劣化診断システムの全体的な構成を説明する。図1は、第1の実施形態における、劣化診断システム10の構成を示す図である。図1を参照すると、劣化診断システム10は、劣化診断装置20、表示装置30、複数の車両40_1、40_2、…40_N(Nは自然数)(以下、まとめて、車両40とも記載)、端末装置50_1、50_2、…50_M(Mは自然数)(以下、まとめて、端末装置50とも記載)を含む。
劣化診断装置20と車両40は、通信ネットワーク等を介して接続される。また、劣化診断装置20と端末装置50も、通信ネットワーク等を介して接続される。
車両40は、例えば、地方自治体や、道路管理会社等、道路管理機関に属する。車両40は、ドライブレコーダーのカメラ等の画像センサにより道路画像を撮像し、画像データを撮影位置及び撮影日時とともに、画像情報として、劣化診断装置20に送信する。また、車両40は、加速度センサにより車両40の上下方向の加速度を検出し、検出位置及び検出日時とともに、加速度情報として、劣化診断装置20に送信する。以下、画像情報や加速度情報等、車両に搭載されたセンサにより検出された情報をセンサ情報とも記載する。
劣化診断装置20及び表示装置30は、例えば、上述の道路管理機関に配置される。劣化診断装置20及び表示装置30は、一体でも別体でもよい。また、劣化診断装置20は、上述の道路管理機関以外に配置されてもよい。この場合、劣化診断装置20は、クラウドコンピューティングシステムにより実現されてもよい。
劣化診断装置20は、それぞれの車両40から送信されるセンサ情報に基づいて、道路の劣化を診断する。ここで、劣化診断装置20は、診断により、路面に発生した「ひび割れ」や、「わだち掘れ」、「ポットホール」、「平坦性異常」等、路面の劣化を検出する。センサ情報に基づく道路の劣化の診断方法には、公知技術が用いられる。劣化診断装置20は、診断結果を、表示装置30や端末装置50を介して、道路管理機関の道路管理者や作業者等に出力する。
図2は、第1の実施形態における、診断結果の例を示す図である。診断結果は、図2のように、情報取得日時、検出位置、検出種別、検出状態、及び、診断画像を含む。ここで、情報取得日時は、診断対象のセンサ情報の取得日時(画像情報の撮影日時や加速度情報の取得日時)を示す。検出位置は、診断により検出された劣化の検出位置を示す。検出位置は、診断対象のセンサ情報の取得位置(画像情報の撮影位置や加速度情報の取得位置)でもよい。
検出種別は、診断により検出された劣化種別を示す。劣化種別としては、例えば、路面に発生した「ひび割れ」や、「わだち掘れ」、「ポットホール」、「平坦性異常」等が用いられる。検出状態は、検出種別に応じた劣化度を示す。劣化度としては、例えば、検出種別「ひび割れ」に対しては、ひび割れ率が、検出種別「わだち掘れ」に対しては、わだち掘れ量等が用いられる。ここで、ひび割れ率とは、検出位置(撮影位置)において撮影された道路画像に含まれる劣化の面積と、当該画像に含まれる道路の面積との比率を示す値である。また、例えば、検出種別「平坦性異常」に対しては、国際ラフネス指数(International Roughness Index(IRI))が用いられてもよい。IRIは、検出位置において取得された加速度情報に含まれる上下方向の加速度に基づいて算出される、道路の平坦性(道路の凹凸)を示す劣化指標である。また、劣化度として、維持管理指数(Maintenance Control Index(MCI))が用いられてもよい。MCIは、ひび割れ率、わだち掘れ量、及び、平坦性等から求められる複合劣化指標である。診断画像は診断対象の道路画像に関する画像情報の画像データを示す。
端末装置50は、道路管理機関の作業者等により携帯される。端末装置50は、例えば、タブレットやスマートフォンである。作業者は、端末装置50に出力された診断結果を参考に、検出された劣化が発生している場所(以下、現地とも記載)へ行き、劣化を直接、目視等で確認する。現地で劣化を確認した作業者は、端末装置50を用いて、劣化の確認結果を劣化診断装置20に送信する。
図3は、第1の実施形態における、確認結果の例を示す図である。確認結果は、例えば、確認日時、確認位置、確認種別、コメント、確認画像、及び、補修状態を含む。ここで、確認日時は、現地で劣化を確認した日時を示す。確認日時には、例えば、確認画像の撮影日時が設定される。なお、確認日時には、確認結果が送信される日時や、作業者により確認種別やコメントが入力された日時が設定されてもよい。確認位置は、現地で確認された劣化の位置を示す。確認位置には、例えば、確認画像の撮影位置が設定される。なお、確認位置には、確認結果が送信された時点や、作業者により確認種別やコメントが入力された時点の端末装置50の位置が設定されてもよい。確認種別は、作業者により入力される、現地で確認された劣化種別を示す。コメントは、作業者により入力される、現地で確認された劣化についてのコメントである。確認画像は、現地で確認された劣化を撮像した画像データである。確認画像の画像データは、例えば、作業者が現地へ行って劣化を確認したときに、当該劣化に対して作業者により撮影された1以上の画像データから作業者により指定される。補修状態は、現地で確認された劣化が補修されているか否かを示す。劣化が補修されている場合、補修状態には「済」が設定される。劣化が補修されていない場合、補修状態には「未」が設定される。補修は、例えば、作業者が現地で劣化を確認したタイミングで行われる。また、補修は、作業者が現地で劣化を確認したタイミングより後に行われてもよい。なお、確認結果は、さらに、確認を行った作業者の氏名や識別子、確認作業に用いた端末装置50の識別子を含んでいてもよい。
劣化診断装置20は、端末装置50から受信した確認結果を、診断結果と関連付けて記憶する。
なお、本実施形態では、センサ情報を送信する移動体が車両40の場合について説明するが、センサ情報を取得し劣化診断装置20に送信できれば、移動体は、自転車やドローン、人でもよい。
また、本実施形態では、センサ情報に基づく劣化診断の対象が、路上の舗装の劣化(路面の劣化)であり、診断の結果、上述の劣化種別が検出される場合について説明する。しかしながら、これに限らず、劣化診断の対象は、シール材等の補修材や白線、ガードレール、標識、路面標識、街灯等、路上に設置されたものでもよい。この場合、診断の結果、劣化が検出されたものの種別が出力される。また、上述の検出種別として、劣化種別の代わりに、これら補修材や白線、ガードレール、標識、路面標識、街灯等、劣化が検出されたものの種別が用いられる。さらに、センサ情報に基づく診断の対象は、劣化に限らず、路上の積雪や落下物等の障害物でもよい。この場合、診断の結果、検出された障害物の種別が出力される。また、上述の検出種別として、劣化種別の代わりに、積雪や落下物等、検出された障害物の種別が用いられ、検出状態には、上述の劣化度の代わりに、積雪量や落下物の大きさ等、検出された障害物の量や大きさが用いられる。
また、劣化診断の対象は、空港の滑走路や誘導路、待機場、鉄道の線路等、自動車以外が走行する路上でもよい。
また、劣化診断の対象は、移動体により収集されたセンサ情報に基づき診断されるものであれば、路上に限らず、地上に設置される各種建物や施設、設備等の構造物でもよい。
次に、第1の実施形態における劣化診断装置20と端末装置50の構成を説明する。図4は、第1の実施形態における、劣化診断装置20と端末装置50との構成を示すブロック図である。
劣化診断装置20は、図4に示すように、劣化診断部21、劣化情報処理部22、表示制御部23、及び、送受信部28を含む。
劣化診断部21は、センサ情報取得部24、センサ情報記憶部25、分析部26、及び、分析モデル記憶部27を含む。
センサ情報取得部24は、車両40のそれぞれからセンサ情報を取得する。
分析部26は、公知技術を用いて、取得したセンサ情報に基づく劣化診断、すなわち、センサ情報の分析による劣化の有無や種別の判定を行う。例えば、劣化診断装置20は、道路の劣化の画像を機械学習により学習させた分析モデルを用いて、画像情報を分析する。そして、分析部26は、検出された劣化について、劣化度合いを算出する。分析部26は、診断結果を、劣化情報処理部22に出力する。
分析モデル記憶部27は、分析部26が用いる分析モデルを記憶する。
劣化情報処理部22は、劣化情報記憶部29、及び、劣化情報生成部31を含む。
劣化情報生成部31は、劣化情報を生成する。劣化情報は、分析部26から入力された診断結果に、端末装置50から受信した確認結果を関連付けた(紐づけた)情報である。図5は、第1の実施形態における、劣化情報の例を示す図である。劣化情報は、図5に示すように、劣化ID(IDentifier)、診断結果、及び、確認結果を含む。劣化IDは、劣化診断部21により検出された劣化を一意に識別する識別子である。劣化IDは、劣化情報生成部31により付与される。劣化情報生成部31は、診断結果に含まれる検出位置と確認結果に含まれる確認位置とに基づいて、診断結果と確認結果とを関連付け(紐づけ)る。
劣化情報記憶部29は、劣化情報生成部31により生成された劣化情報を記憶する。
表示制御部23は、劣化情報に基づき、劣化の検出位置を示す地図画面(以下、劣化位置地図画面)や、劣化位置地図画面上で指定された劣化情報を示す画面(以下、劣化情報画面とも記載)を、表示装置30や端末装置50に表示させる。表示制御部23は、劣化位置地図画面において、確認結果の有無等に応じて異なる表示態様で劣化の検出位置を表示する。
送受信部28は、端末装置50からの要求に応じて、劣化位置地図画面や劣化情報画面、劣化情報の内容(例えば、劣化の検出位置)を送信する。また、送受信部28は、端末装置50から確認結果を受信する。
端末装置50は、図4に示すように、送受信部51、位置取得部52、案内部53、撮像部54、表示部55、及び、入力部56を含む。
送受信部51は、劣化診断装置20から、劣化位置地図画面や劣化情報画面、劣化情報の内容(例えば、劣化の検出位置)を受信する。また、送受信部51は、劣化診断装置20に確認結果を送信する。
位置取得部52は、端末装置50の位置を示す位置情報を取得する。位置取得部52は、例えば、GPS(Global Positioning System)を用いて位置情報を取得する。
案内部53は、位置取得部52が取得した端末装置50の位置と、劣化診断装置20から受信した劣化の検出位置に基づき、検出位置までのルート案内を行う。また、案内部53は、端末装置50が劣化の検出位置に近づいたことを、作業者に通知する。
撮像部54は、動画や静止画を撮像する。撮像部は、ルート案内時に、進行方向の道路画像を撮像する。また、撮像部54は、作業者の操作に応じて、確認した劣化を撮像する。撮像部54は、例えば、タブレットやスマートフォンに搭載されているカメラである。
表示部55は、地図上で、劣化診断装置20から受信した劣化の検出位置を表示する。また、表示部55は、案内部53が取得したルートを表示する。さらに、表示部55は、作業者による確認結果の入力画面を表示する。表示部55は、例えば、タブレットやスマートフォンのディスプレイである。
入力部56は、作業者より、端末装置50に対する操作の指示や、劣化の確認結果の入力を受け付ける。入力部56は、例えば、タブレットやスマートフォンのディスプレイ表面に設けられたタッチパネルである。
なお、劣化診断部21、劣化情報生成部31、及び、劣化情報記憶部29は、それぞれ、本開示の診断手段、関連付け手段、及び、記憶手段の一実施形態である。また、表示制御部23は、本開示の表示制御手段の一実施形態である。さらに、表示装置30や端末装置50は、本開示の表示手段の一実施形態である。
次に、第1の実施形態の動作について説明する。
図6は、第1の実施形態における、劣化診断システム10の全体的な動作を示すフローチャートである。
劣化診断システム10の劣化診断装置20は、各車両40から送信されるセンサ情報に基づいて、道路の劣化を診断し、診断結果を生成する(ステップS11)。
図7は、第1の実施形態における、診断処理(ステップS11)の詳細を示すフローチャートである。
各車両40は、取得したセンサ情報(画像情報、及び、加速度情報)を、劣化診断装置20に送信する(ステップS111)。
劣化診断装置20において、劣化診断部21のセンサ情報取得部24は、センサ情報を取得する(ステップS112)。分析部26は、センサ情報の分析により、道路の劣化を診断する(ステップS113)。分析部26は、診断により検出された劣化について、診断結果を生成する(ステップS114)。例えば、分析部26は、図2のような診断結果を生成する。分析部26は、診断結果を劣化情報処理部22に出力する。
劣化情報処理部22の劣化情報生成部31は、診断結果を劣化情報に格納し、劣化情報記憶部29に記憶させる(ステップS115)。図8は、第1の実施形態における、劣化情報の他の例を示す図である。例えば、劣化情報生成部31は、図8のように、劣化ID「D1」に対して、図2の診断結果を格納する。
次に、表示制御部23は、劣化情報に基づき、表示装置30に、劣化位置地図画面を表示させる(ステップS12)。図9は、第1の実施形態における、劣化診断装置20の劣化位置地図画面の例を示す図である。図9の例では、地図上の劣化「D1」の検出位置に白丸が表示され、さらに、「劣化情報」ボタンが表示されている。ここで、白丸は、確認結果が得られていない(関連付けられていない)劣化を示す。例えば、表示制御部23は、図8の劣化情報に基づき、図9の劣化位置地図画面を表示装置30に表示させる。
表示制御部23は、表示装置30の劣化位置地図画面上で、道路管理者から指定された劣化の劣化情報を示す劣化情報画面を、表示装置30に表示させる(ステップS13)。図10は、第1の実施形態における、劣化情報画面の例を示す図である。図10は、劣化「D1」が指定された場合の例であり、劣化「D1」の診断結果における、情報取得日時、検出種別、検出状態、及び、診断画像が示されている。例えば、表示制御部23は、図9の劣化位置地図画面で、道路管理者が劣化「D1」を指定し、「劣化情報」ボタンを押下すると、図8の劣化情報に基づき、図10の劣化情報画面を表示装置30に表示させる。
道路管理者は、劣化情報画面により劣化の診断結果を確認し、当該劣化の現地での確認が必要と判断すると、作業者に当該劣化の現地確認を指示する。作業者は、端末装置50を携帯して、現地へ向かう。
次に、端末装置50の案内部53は、作業者の操作に応じて、劣化診断装置20に、劣化位置地図画面を要求する(ステップS14)。劣化診断装置20の表示制御部23は、端末装置50からの要求に応じて、端末装置50に劣化位置地図画面を送信する(ステップS15)。
端末装置50の案内部53は、受信した劣化位置地図画面を表示部55に表示させる(ステップS16)。ここで、案内部53は、劣化位置地図画面に、位置取得部52が取得した端末装置50の位置を示して、表示させる。図11は、第1の実施形態における、端末装置50の劣化位置地図画面の例を示す図である。図11の例では、図9と同様の劣化位置地図画面において、端末装置50の現在位置が、黒い三角で示され、さらに、「ルート案内」ボタン、及び、「確認結果入力」ボタンが表示されている。例えば、案内部53は、図11の劣化位置地図画面を表示部55に表示させる。
なお、案内部53は、上述のステップS13と同様に、劣化位置地図画面上で、作業者から劣化の指定を受け付け、指定された劣化の劣化情報画面を、劣化診断装置20の表示制御部23から取得し、表示部55に表示させてもよい。
次に、案内部53は、劣化の検出位置へのルート案内を行う(ステップS17)。
図12は、第1の実施形態における、ルート案内処理(ステップS17)の詳細を示すフローチャートである。案内部53は、劣化位置地図画面上で、作業者から劣化の指定を受け付ける(ステップS171)。案内部53は、指定された劣化の検出位置と端末装置50の位置とに基づいて、端末装置50の位置から検出位置までのルートを取得する(ステップS172)。ここで、案内部53は、例えば、ルートを、地図情報提供サービス等を提供するサーバ装置(図示せず)から取得する。また、案内部53は、端末装置50に記憶された地図情報に基づいてルートを算出してもよい。案内部53は、取得したルートが劣化位置地図画面上に示されたルート案内画面を、表示部55に表示させる。
図13は、第1の実施形態における、ルート案内画面の例を示す図である。図13の例では、劣化位置地図画面上に、端末装置50の現在の位置から劣化「D1」の検出位置までのルートが太線で示され、さらに、「案内開始」ボタンが表示されている。例えば、案内部53は、図11の劣化位置地図画面上で、作業者が劣化「D1」を指定し、「ルート案内」ボタンを押下すると、図13のルート案内画面を表示する。そして、案内部53は、図13のルート案内画面上で、作業者が「案内開始」ボタンを押下すると、ルート案内を開始する。
案内部53は、取得したルートに沿って、作業者を検出位置まで案内する(ステップS173)。ここで、案内部53は、例えば、周知のナビゲーション技術を用いて、交差点や分岐点等で必要な案内を行う。
案内部53は、端末装置50の位置と検出位置との間の距離が所定の閾値以下かを判断する(ステップS174)。
案内部53は、距離が所定の閾値以下の場合(ステップS174/Yes)、端末装置50が劣化の検出位置に近づいたことを、作業者に通知する(ステップS175)。ここで、案内部53は、例えば、撮像部54が撮像した進行方向の道路画像内で劣化の検出位置を示した劣化位置案内画面を、表示部55に表示させる。図14は、第1の実施形態における、劣化位置案内画面の例を示す図である。図14の例では、撮像部54が撮像した道路画像上の検出位置「LD1」に相当する位置に、劣化「D1」を示す白丸と検出種別「ひび割れ」を示すアイコンが重畳されている。例えば、案内部53は、図14の劣化位置案内画面を表示させる。作業者は、劣化位置案内画面を見ながら、丸が重畳表示されている地点まで近づくことにより、劣化診断装置20により検出された劣化に対応する劣化を、現地で容易に見つけることができる。
作業者は、劣化診断装置20により検出された劣化に対応する劣化を、直接、目視等で確認する。ここで、作業者は、撮像部54を用いて、確認した劣化を撮像する。
次に、入力部56は、作業者から、確認した劣化について、確認結果の入力を受け付ける(ステップS18)。図15は、第1の実施形態における、確認結果入力画面の例を示す図である。図15の例では、劣化位置地図画面上に、確認日時、確認位置とともに、確認種別、コメント、補修状態、確認画像の画像データの入力欄が表示され、さらに、「送信」ボタンが表示されている。例えば、入力部56は、作業者が図11の劣化位置地図画面で「確認結果入力」ボタンを押下すると、図15の確認結果入力画面を表示する。そして、入力部56は、作業者が図15の確認結果入力画面で確認画像の画像データを指定すると、確認日時、確認位置に、確認画像の撮影日時、撮影位置を表示する。
送受信部51は、確認結果を劣化診断装置20に送信する(ステップS19)。例えば、送受信部51は、作業者が図15の確認結果入力画面で「送信」ボタンを押下すると、図3の確認結果を劣化診断装置20に送信する。
劣化診断装置20の送受信部28は、端末装置50から、確認結果を受信する(ステップS20)。劣化情報処理部22の劣化情報生成部31は、受信した確認結果を、劣化情報記憶部29に記憶されている劣化情報の診断結果に関連付け、当該劣化情報に格納する(ステップS21)。
図16は、第1の実施形態における、関連付け処理(ステップS21)の詳細を示すフローチャートである。
劣化診断装置20の劣化情報生成部31は、劣化情報において確認結果が関連付けられていない診断結果のうち、ステップS20で受信した確認結果との関連付け条件を満たす診断結果を抽出する(ステップS211)。ここで、関連付け条件として、例えば、診断結果における検出位置と確認結果における確認位置との間の距離が所定の閾値以下であること(以下、条件1とも記載)を用いる。
また、条件1に加えて、診断結果における情報取得日時と確認結果における確認日時との時間差が所定の閾値以下であること(以下、条件2とも記載)、すなわち、条件1と条件2のAND条件を関連付け条件として用いてもよい。
また、条件1に加えて、診断結果の検出種別と確認結果の確認種別とが同種であること(以下、条件3とも記載)、すなわち、条件1と条件3のAND条件を関連付け条件として用いてもよい。
また、条件1、2、及び、3のAND条件を関連付け条件として用いてもよい。
劣化情報生成部31は、抽出した診断結果に確認結果を関連付けて、劣化情報に格納して、劣化情報記憶部29に記憶させる(ステップS212)。
例えば、関連付け条件として、上述の条件1を用いる場合であって、図3の確認結果の確認位置「LC1」と、図8の劣化情報における劣化「D1」の診断結果の検出位置「LD1」との間の距離が所定の閾値以下の場合、劣化情報生成部31は、劣化「D1」の診断結果を抽出する。そして、劣化情報生成部31は、図5のように、劣化「D1」の診断結果に、図3の確認結果を関連づける。
なお、ステップS211で、確認結果との関連付け条件が満たされる診断結果を抽出できない場合、劣化情報生成部31は、ステップS20で受信した確認結果を、新たな劣化として、劣化情報に格納してもよい。この場合、劣化情報生成部31は、例えば、確認結果に対して、新たな劣化IDを付与して、劣化情報に格納する。
次に、表示制御部23は、更新された劣化情報に基づき、表示装置30に、劣化位置地図画面を表示させる(ステップS22)。図17は、第1の実施形態における、劣化診断装置20の劣化位置地図画面の他の例を示す図である。図17の例では、地図上の劣化「D1」の検出位置に、グレーの丸が表示されている。ここで、グレーの丸は、確認結果が得られた(関連付けられた)劣化を示す。例えば、表示制御部23は、図5の劣化情報に基づき、図17の劣化位置地図画面を表示制御部23に表示させる。
表示制御部23は、表示装置30の劣化位置地図画面上で、道路管理者から指定された劣化を示す劣化情報画面を、表示装置30に表示させる(ステップS23)。図18は、第1の実施形態における、劣化情報画面の他の例を示す図である。図18は、劣化「D1」が指定された場合の例であり、劣化「D1」の診断結果における、情報取得日時、検出種別、検出状態、及び、診断画像に加えて、確認結果における、確認日時、確認種別、コメント、補修状態、及び、確認画像が示されている。例えば、表示制御部23は、図17の劣化位置地図画面で、道路管理者が劣化「D1」を指定し、「劣化情報」ボタンを押下すると、図5の劣化情報に基づき、図18の劣化情報画面を表示装置30に表示させる。
さらに、上述のステップS14〜S16と同様に、端末装置50も劣化診断装置20から、更新された劣化情報に基づく劣化位置地図画面や劣化情報画面を受信し、表示してもよい。
以降、車両40から劣化診断装置20に新たなセンサ情報が送信されると、ステップS11からの動作が実行される。
例えば、新たなセンサ情報に対する診断により、検出済みの劣化の検出位置の近傍で、当該検出済みの劣化と同じ検出種別の劣化が検出された場合、劣化情報生成部31は、新たな診断による劣化を検出済みの劣化と同じ劣化と判断する。ここで、近傍とは、距離が所定の範囲内であるものとする。この場合、劣化情報生成部31は、劣化情報において、検出済みの劣化の診断結果を、新たな診断結果で更新する。
一方、新たなセンサ情報に対する診断により、検出済みの劣化の検出位置の近傍で、当該検出済みの劣化と異なる検出種別の劣化が検出された場合、劣化情報生成部31は、新たな診断による劣化を新たな劣化と判断する。この場合、劣化情報生成部31は、新たな診断結果を、新たな劣化の診断結果として、劣化情報に登録する。
以上により、第1の実施形態の動作が完了する。
(第1の実施形態の変形例1)
上述の説明では、劣化位置地図において、劣化情報において確認結果が関連付けられていない劣化と、関連付けられている劣化とを異なる態様(白丸とグレーの丸)で表示した。これに限らず、劣化情報の内容に応じた他の態様で、劣化を表示してもよい。この場合、劣化情報の内容に応じて、例えば、異なる記号や、図形、文字、模様、色、大きさ、線種、これらの組合せを用いて、劣化を表示してもよい。
図19は、第1の実施形態における、劣化位置地図画面における劣化の表示態様の定義例を示す図である。図19の例では、劣化情報における確認結果の関連づけの有無(確認結果:有または無)、診断結果の検出種別と確認結果の確認種別との同異(種別:同または異)、確認結果の補修状態が示す補修の有無(補修:済または未)に応じて、異なる図形が定義されている。
表示制御部23は、劣化情報に含まれる各劣化について、劣化情報の内容に応じて、劣化の表示態様(図形)を決定し、地図上の、劣化が検出された位置に表示する。
図20は、第1の実施形態における、劣化情報のさらに他の例を示す図である。また、図21は、第1の実施形態における、劣化位置地図画面のさらに他の例を示す図である。例えば、表示制御部23は、図19の表示態様の定義と図20の劣化情報とに基づき、図21の劣化位置地図画面を表示装置30に表示させる。
(第1の実施形態の変形例2)
劣化情報生成部31は、新たなセンサ情報に対する診断により、検出済みの劣化の検出位置の近傍で、当該劣化と同じ検出種別の劣化が検出された場合、検出状態(劣化度)の悪化の有無を判定してもよい。ここで、劣化情報生成部31は、新たな診断結果における検出状態が前の診断結果より悪化している場合に、関連付けられた確認結果を削除するとともに、検出状態の悪化を道路管理者に通知してもよい。劣化情報生成部31は、例えば、新たな診断結果における検出状態と前の診断結果における検出状態との差が所定の閾値以上であれば、検出状態の悪化と判定する。
図22は、第1の実施形態における、劣化の表示態様の遷移の例を示す図である。図22の例では、劣化「D1」の検出位置「LD1」の前の診断結果を第1の診断結果、検出位置「LD1」の近傍における新たな診断結果を第2の診断結果と記載している。また、図22における劣化の表示態様は、図19の定義に従っている。
例えば、検出状態「ひび割れ率」に関する所定の閾値が「5%」の場合、図22のケース1では、検出状態の差が所定の閾値未満であるため、確認結果は削除されない。したがって、第1の診断結果に対して確認結果が得られた時点で表示された「グレーの丸」は、第2の診断結果が得られても変わらない。一方、図22のケース2では、検出状態の差が所定の閾値以上であるため、確認結果が削除される。したがって、第1の診断結果に対して確認結果が得られた時点で表示された表示態様「グレーの丸」は、第2の診断結果が得られた時点で、「白丸」に戻される。そして、ポップアップにより、検出状態の悪化が通知される。
これにより、道路管理者は、確認済みの劣化について、検出状態が悪化していることを把握できる。そして、現地での再確認の必要性を判断し、作業者へ現地での再確認を指示できる。
(第1の実施形態の変形例3)
新たなセンサ情報に対する診断により、検出済み、かつ、補修済みの劣化の検出位置の近傍で、当該劣化と同じ検出種別の劣化が検出された場合、補修跡を劣化として誤検出する可能性がある。そこで、劣化情報生成部31は、この場合に、新たな診断結果を劣化診断装置20の保守者等に通知し、誤検出かどうかを確認させてもよい。保守者等による確認の結果、誤検出であった場合は、劣化情報生成部31は、劣化情報における診断結果の更新は行わない。一方、誤検出でなかった場合、劣化情報生成部31は、新たな診断結果を新たな劣化の診断結果として、劣化情報に登録し、新たな劣化の検出を道路管理者に通知してもよい。このように、検出済み、かつ、補修済みの劣化の検出位置の近傍における新たな診断結果を保守者に通知することで、保守者は、誤検出を引き起こすデータを確認することができ、劣化診断装置20の診断結果の精度改善に役立てることができる。なお、誤検出の確認を、道路管理者等、保守者以外が行ってもよい。
図23は、第1の実施形態における、劣化の表示態様の遷移の他の例を示す図である。図23の例では、補修済みの劣化「D1」の検出位置「LD1」の前の診断結果を第1の診断結果、検出位置「LD1」の近傍における新たな診断結果を第2の診断結果と記載している。また、図23における劣化の表示態様も、図19の定義に従っている。
例えば、図23のケース1では、保守者等による確認結果が誤検出であったため、診断結果は更新されない。したがって、第1の診断結果に対して確認結果が得られた時点で表示された「グレーの四角」は、第2の診断結果が得られても変わらない。一方、図23のケース2では、保守者等による確認結果が誤検出でなかったため、第2の診断結果が新たな劣化「D6」の診断結果として登録される。したがって、さらに、第2の診断結果に対して「白丸」が表示される。そして、ポップアップにより、新たな劣化の検出が通知されている。
これにより、道路管理者は、補修済みの劣化の近傍に新たな劣化が発生していることを把握できる。そして、現地での確認の必要性を判断し、作業者へ現地での確認を指示できる。
(第1の実施形態の変形例4)
第1の実施形態では、診断結果と確認結果との関連付け条件として、位置に加えて、日時や劣化種別に関する条件を用いた。しかしながら、これに限らず、さらに、撮影方向に関する条件を用いてもよい。
例えば、劣化診断装置20は、車両40から、道路画像の撮影方向を含むセンサ情報を取得し、診断結果に含めて、劣化情報に格納する。道路画像の撮影方向は、例えば、車両に搭載されたジャイロセンサーにより取得される。また、劣化診断装置20は、端末装置50から、確認画像の撮影方向を含む確認結果を取得する。確認画像の撮影方向も、例えば、端末装置50のジャイロセンサーにより取得される。
劣化情報生成部31は、上述の関連付け処理(ステップS21)において、診断結果の撮影方向と確認結果の撮影方向との差が所定の閾値以下であることを条件4とする。そして、劣化情報生成部31は、条件1と条件4のAND条件や、条件1、2、及び、4のAND条件、条件1、3、及び、4のAND条件、条件1、2、3、及び、4のAND条件を関連付け条件として、診断結果と確認結果とを関連付ける。
これにより、さらに正確に、診断結果と確認結果とを関連づけることができる。
(第1の実施形態の変形例5)
第1の実施形態では、劣化情報に格納されている診断結果に対して、確認結果が関連付けられる場合について説明した。しかしながら、これに限らず、劣化情報に格納されている確認結果に対して、診断結果が関連付けられてもよい。
例えば、地域住民から道路の劣化がクレームとして寄せられ、作業者が、クレームされた劣化の地点に行き、当該劣化の確認結果を劣化診断装置20に送信する場合がある。この場合、道路管理者は、地域住民から寄せられた、ある地点における道路の劣化に関するクレームを受け付ける。劣化のクレームは、例えば、窓口や、電話、メール等で受け付ける。道路管理者は、受け付けたクレームにおける、劣化の位置と、劣化の種別や大きさ等の情報を作業者に伝える。作業者は、このような情報に基づいて、現地に行き、クレームされた劣化を確認して、端末装置50を用いて確認結果を劣化診断装置20に送信する。
劣化診断装置20では、劣化情報生成部31が、受信した確認結果との関連付け条件を満たす診断結果の有無を判定する。関連付け条件を満たす診断結果があれば、劣化情報生成部31は、確認結果を診断結果に関連付ける。
関連付け条件を満たす診断結果がなければ、劣化情報生成部31は、当該確認結果を、新たな劣化として劣化情報に格納する。この場合、劣化情報生成部31は、例えば、確認結果に対して、新たな劣化IDを付与して、劣化情報に格納する。また、表示制御部23は、このように、劣化情報において診断結果が関連付けられていない劣化を、上述の劣化位置地図上の、確認位置に示してもよい。この場合、表示制御部23は、診断結果が関連付けられていない劣化を、診断結果が得られている劣化と異なる態様で示してもよい。
その後、劣化診断部21により、新たな診断結果が取得された場合、劣化情報生成部31は、劣化情報において診断結果が関連付けられていない確認結果のうち、新たな診断結果との関連付け条件を満たす確認結果の有無を判定する。関連付け条件を満たす確認結果があれば、劣化情報生成部31は、診断結果を確認結果に関連付ける。表示制御部23は、このように、診断結果が関連付けられた劣化については、例えば、図17のような、確認結果が得られた劣化と同様の態様で、劣化位置地図上の検出位置に示してもよい。
これにより、ある劣化に対して、診断結果より前に確認結果が得られる場合であっても、診断結果と確認結果とを関連づけることができる。
(第1の実施形態の効果)
第1の実施形態によれば、移動体で収集したセンサ情報に基づいて検出された劣化に対して、その発生場所での、正しい確認結果を関連付けることができる。その理由は、劣化診断装置20の劣化情報処理部22が、作業者により確認された路上の劣化の位置と診断により検出された劣化の位置とに基づいて、診断結果と確認結果とを関連づけるためである。
(第2の実施形態)
第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態では、関連付け処理において、確認結果との関連付け条件を満たす診断結果が複数存在する場合について説明する。
上述の関連付け処理(ステップS21)において、確認結果との関連付け条件を満たす診断結果が複数存在する場合、劣化情報生成部31は、関連付け条件を満たす診断結果を、関連付け候補として、道路管理者に出力する。そして、劣化情報生成部31は、道路管理者から、関連付け候補のうちの確認結果との関連付けする診断結果の選択を受け付ける。
図24は、第2の実施形態における、診断結果選択画面の例を示す図である。図24の例では、確認結果と、当該確認結果との関連付け条件を満たす、劣化「D1」、「D7」の診断結果、及び、各診断結果の「選択」ボタンが表示されている。
道路管理者は、例えば、それぞれの診断画像と、確認画像と見比べることで、確認対象と関連付ける診断結果を選択する。
例えば、劣化情報生成部31は、表示制御部23に、図24の診断結果選択画面を表示装置30に表示させ、道路管理者が「選択」ボタンを押下することにより選択した診断結果に、確認結果を関連付け、劣化情報に格納する。
(第2の実施形態の効果)
第2の実施形態によれば、第1の実施形態の効果に加えて、確認結果との関連付け条件を満たす診断結果が複数存在する場合であっても、正しい確認結果を関連付けることができる。その理由は、劣化情報処理部22が、関連付け条件を満たす診断結果が複数ある場合に、当該複数の診断結果を出力し、当該複数の診断結果のうちの確認結果と関連付ける診断結果の選択を受け付けるためである。
(第3の実施形態)
第3の実施形態について説明する。
図25は、第3の実施形態における、劣化診断装置1の構成を示すブロック図である。劣化診断装置1は、診断部2、関連付け部3、及び、記憶部4を含む。診断部2、関連付け部3、及び、記憶部4は、それぞれ、本開示の診断手段、関連付け手段、及び、記憶手段の一実施形態である。また、診断部2、関連付け部3、及び、記憶部4は、それぞれ、第1の実施形態の、劣化診断部21、劣化情報生成部31、及び、劣化情報記憶部29に相当する。
診断部2は、移動体で収集したセンサ情報を分析することにより路上の劣化を診断し、検出された劣化の位置を出力する。関連付け部3は、人により確認された路面の劣化の位置と診断により検出された劣化の位置とに基づいて、診断の結果と確認の結果とを関連づける。記憶部4は、関連づけられた診断の結果と確認の結果とを記憶する。
(第3の実施形態の効果)
第3の実施形態によれば、移動体で収集したセンサ情報に基づいて検出された劣化に対して、その発生場所での、正しい確認結果を関連付けることができる。その理由は、劣化診断装置1の関連付け部3が、人により確認された路上の劣化の位置と診断により検出された劣化の位置とに基づいて、診断の結果と確認の結果とを関連づけるためである。
(ハードウェア構成)
上述した各実施形態において、劣化診断装置20や端末装置50の各構成要素は、機能単位のブロックを示している。各装置の各構成要素の一部又は全部は、コンピュータ500とプログラムとの任意の組み合わせにより実現されてもよい。
図26は、コンピュータ500のハードウェア構成の例を示すブロック図である。図26を参照すると、コンピュータ500は、例えば、CPU(Central Processing Unit)501、ROM(Read Only Memory)502、RAM(Random Access Memory)503、プログラム504、記憶装置505、ドライブ装置507、通信インタフェース508、入力装置509、出力装置510、入出力インタフェース511、及び、バス512を含む。
プログラム504は、各装置の各機能を実現するための命令(instruction)を含む。プログラム504は、予め、ROM502やRAM503、記憶装置505に格納される。CPU501は、プログラム504に含まれる命令を実行することにより、各装置の各機能を実現する。例えば、劣化診断装置20のCPU501がプログラム504に含まれる命令を実行することにより、表示制御部23、センサ情報取得部24、分析部26、送受信部28、及び、劣化情報生成部31の機能を実現する。また、例えば、劣化診断装置20のRAM503が、分析モデル記憶部27のデータを記憶してもよい。また、例えば、劣化診断装置20の記憶装置505が、センサ情報記憶部25、及び、劣化情報記憶部29のデータを記憶してもよい。
ドライブ装置507は、記録媒体506の読み書きを行う。通信インタフェース508は、通信ネットワークとのインタフェースを提供する。入力装置509は、例えば、マウスやキーボード等であり、オペレータ等からの情報の入力を受け付ける。出力装置510は、例えば、ディスプレイであり、オペレータ等へ情報を出力(表示)する。入出力インタフェース511は、周辺機器とのインタフェースを提供する。バス512は、これらハードウェアの各構成要素を接続する。なお、プログラム504は、通信ネットワークを介してCPU501に供給されてもよいし、予め、記録媒体506に格納され、ドライブ装置507により読み出され、CPU501に供給されてもよい。
なお、図26に示されているハードウェア構成は例示であり、これら以外の構成要素が追加されていてもよく、一部の構成要素を含まなくてもよい。
劣化診断装置20や端末装置50の実現方法には、様々な変形例がある。例えば、劣化診断装置20は、構成要素毎にそれぞれ異なるコンピュータとプログラムとの任意の組み合わせにより実現されてもよい。また、各装置が備える複数の構成要素が、一つのコンピュータとプログラムとの任意の組み合わせにより実現されてもよい。
また、各装置の各構成要素の一部または全部は、プロセッサ等を含む汎用または専用の回路(circuitry)や、これらの組み合わせによって実現されてもよい。これらの回路は、単一のチップによって構成されてもよいし、バスを介して接続される複数のチップによって構成されてもよい。各装置の各構成要素の一部又は全部は、上述した回路等とプログラムとの組み合わせによって実現されてもよい。
また、各装置の各構成要素の一部又は全部が複数のコンピュータや回路等により実現される場合、複数のコンピュータや回路等は、集中配置されてもよいし、分散配置されてもよい。
以上、実施形態を参照して本開示を説明したが、本開示は上記実施形態に限定されるものではない。本開示の構成や詳細には、本開示のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。また、各実施形態における構成は、本開示のスコープを逸脱しない限りにおいて、互いに組み合わせることが可能である。
1、20 劣化診断装置
2 診断部
3 関連付け部
4 記憶部
10 劣化診断システム
21 劣化診断部
22 劣化情報処理部
23 表示制御部
24 センサ情報取得部
25 センサ情報記憶部
26 分析部
27 分析モデル記憶部
28、51 送受信部
29 劣化情報記憶部
30 表示装置
31 劣化情報生成部
40 車両
50 端末装置
52 位置取得部
53 案内部
54 撮像部
55 表示部
56 入力部
500 コンピュータ
501 CPU
502 ROM
503 RAM
504 プログラム
505 記憶装置
506 記録媒体
507 ドライブ装置
508 通信インタフェース
509 入力装置
510 出力装置
511 入出力インタフェース
512 バス

Claims (9)

  1. 移動体で収集したセンサ情報を分析することにより路上の劣化を診断し、検出された劣化の位置を出力する診断手段と、
    人により確認された路上の劣化の位置と前記診断により検出された劣化の位置とに基づいて、前記診断の結果と前記確認の結果とを関連づける関連付け手段と、
    前記関連づけられた前記診断の結果と前記確認の結果とを記憶する記憶手段と、を備える
    劣化診断装置。
  2. 前記関連付け手段は、前記検出された劣化の位置と前記確認された劣化の位置との間の距離に関する条件と、前記センサ情報が収集された日時と前記確認された日時との時間差に関する条件、及び、前記検出された劣化と前記確認された劣化の種別に関する条件のうちの1つ以上と、を含む関連付け条件に基づいて、前記診断の結果と前記確認の結果とを関連づける、
    請求項1に記載の劣化診断装置。
  3. 前記関連付け手段は、前記関連付け条件を満たす前記診断の結果が複数ある場合に、当該複数の前記診断の結果を出力し、当該複数の前記診断の結果のうちの前記確認の結果と関連付ける前記診断の結果の選択を受け付ける、
    請求項2に記載の劣化診断装置。
  4. さらに、前記確認の結果が関連付けられた前記診断の結果を、前記確認の結果が関連付けられていない前記診断の結果と異なる態様で、表示手段に表示させる、表示制御手段を備える、
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の劣化診断装置。
  5. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の劣化診断装置と、
    前記確認の結果の入力を受け付け、当該確認の結果を前記劣化診断装置に送信する、端末装置と、
    を備える劣化診断システム。
  6. 前記端末装置は、当該端末装置の位置から、前記検出された劣化の位置までのルートを、当該端末装置の利用者に出力する、
    請求項5に記載の劣化診断システム。
  7. 前記端末装置は、当該端末装置の位置と前記検出された劣化の位置との間の距離が所定の閾値以下の場合、当該端末装置の利用者に通知する、
    請求項5または6に記載の劣化診断システム。
  8. 移動体で収集したセンサ情報を分析することにより路上の劣化を診断し、
    検出された劣化の位置を出力し、
    人により確認された路上の劣化の位置と前記診断により検出された劣化の位置とに基づいて、前記診断の結果と前記確認の結果とを関連づけ、
    前記関連づけられた前記診断の結果と前記確認の結果とを記憶する
    劣化診断方法。
  9. コンピュータに、
    移動体で収集したセンサ情報を分析することにより路上の劣化を診断し、
    検出された劣化の位置を出力し、
    人により確認された路上の劣化の位置と前記診断により検出された劣化の位置とに基づいて、前記診断の結果と前記確認の結果とを関連づけ、
    前記関連づけられた前記診断の結果と前記確認の結果とを記憶する処理を実行させるプログラム。
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