JP2019215646A - 駐車位置案内システムおよび駐車位置案内プログラム - Google Patents

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Hiromichi Inayoshi
広道 稲吉
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Abstract

【課題】気圧に基づいて適切に駐車車両の高度を案内できる技術を提供する。【解決手段】駐車位置案内システムは、駐車時刻において計測した車両の駐車位置の気圧である駐車気圧と、現在時刻において計測したユーザの現在位置の気圧である現在気圧と、を取得する気圧取得部と、駐車時刻から現在時刻までの天候変化を取得する天候変化取得部と、天候変化と駐車気圧と現在気圧とに基づいて、現在時刻における現在位置の気圧と、現在時刻における駐車位置の気圧と、の比較結果を取得する比較結果取得部と、比較結果に基づいて案内を行う駐車位置案内部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、駐車位置案内システムおよび駐車位置案内プログラムに関する。
立体駐車場における車両の駐車階数を大気圧に基づいて検出し、検出した駐車階数を表示する車両位置検出システムが知られている(特許文献1、参照)。
特開2004−46416号公報
しかしながら、特許文献1では、大気圧に基づいて駐車階数を正確に検出することが困難であり、誤った駐車階数を表示してしまうという問題があった。ここで、大気圧に基づいて駐車階数を正確に検出するためには、各駐車階がどのような高さに存在しているかが既知である必要がある。各駐車階の高さを規定したデータベースを用意することは困難でる。また、大気圧は天候の影響によって変化するため、仮にデータベースを用意できたとしても駐車階数を正確に検出することが困難であった。
本発明は、前記課題にかんがみてなされたもので、気圧に基づいて適切に駐車車両の高度を案内できる技術を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するため、本発明の駐車位置案内システムは、駐車時刻において計測した車両の駐車位置の気圧である駐車気圧と、現在時刻において計測したユーザの現在位置の気圧である現在気圧と、を取得する気圧取得部と、駐車時刻から現在時刻までの天候変化を取得する天候変化取得部と、天候変化と駐車気圧と現在気圧とに基づいて、現在時刻または駐車時刻における現在位置の気圧と、現在時刻または駐車時刻における駐車位置の気圧と、の比較結果を取得する比較結果取得部と、比較結果に基づいて案内を行う駐車位置案内部と、を備える。
前記の目的を達成するため、本発明の駐車位置案内プログラムは、コンピュータを、駐車時刻において計測した車両の駐車位置の気圧である駐車気圧と、現在時刻において計測したユーザの現在位置の気圧である現在気圧と、を取得する気圧取得部、駐車時刻から現在時刻までの天候変化を取得する天候変化取得部、天候変化と駐車気圧と現在気圧とに基づいて、現在時刻または駐車時刻における現在位置の気圧と、現在時刻または駐車時刻における駐車位置の気圧と、の比較結果を取得する比較結果取得部、比較結果に基づいて案内を行う駐車位置案内部、として機能させる。
以上説明した本発明の構成において、ユーザは、現在位置の気圧と駐車位置の気圧との比較結果に基づく案内によって、現在位置の気圧と駐車位置の気圧との大小関係を認識できる。そして、現在位置の気圧と駐車位置の気圧との間の気圧差を解消するように移動することにより、駐車位置と同一の高度(階数)へと辿り着くことができる。本発明において、現在位置の気圧と駐車位置の気圧との相対的な比較ができればよいため、ユーザや駐車車両が位置している高度や階数を特定する必要がない。そのため、各階の高度の情報を規定したデータベースを用意する必要はない。さらに、天候変化に基づいて気圧の比較結果を得るため、天候変化の影響によって不適切な案内が行われる可能性を低減できる。
駐車位置案内システムのブロック図である。 駐車位置と現在位置の模式図である。 図3A〜図3Cはタッチパネルディスプレイに表示される画像を示す図である。 駐車位置案内処理のフローチャートである。
ここでは、下記の順序に従って本発明の実施の形態について説明する。
(1)駐車位置案内システムの構成:
(2)駐車位置案内処理:
(3)他の実施形態:
(1)駐車位置案内システムの構成:
図1は、本発明の一実施形態にかかる駐車位置案内システム10のブロック図である。駐車位置案内システム10は、携帯端末であり、いわゆるスマートフォンである。駐車位置案内システム10は、制御部20と記録媒体30とGNSS(Global Navigation Satellite System)受信部40と気圧センサ41と通信部42とタッチパネルディスプレイ43とを備えている。制御部20は、CPUとRAMとROM等を備え、記録媒体30やROMに記憶された駐車位置案内プログラム21を実行する。
記録媒体30は、気圧データ30aを記録している。気圧データ30aには、気圧と、当該気圧が計測された時刻とが対応付けて記録されている。気圧センサ41は、大気圧を計測するセンサであり、例えばダイアフラムの変形に応じた歪みを計測し、当該歪みから大気圧を導出するセンサであってもよい。なお、気圧センサ41の方式は特に限定されない。
通信部42は、携帯電話通信網を介したインターネット接続を可能とする通信回路である。GNSS受信部40は、GNSS衛星から受信した衛星信号を受信する回路であり、この衛星信号に基づいて駐車位置案内システム10の現在位置が取得される。駐車位置案内システム10の現在位置はユーザの現在位置と同視できる。タッチパネルディスプレイ43は、任意の画像を表示するディスプレイと、当該ディスプレイ上における指等の接触位置を検出するタッチセンサとを含む。
駐車位置案内プログラム21は、気圧取得モジュール21aと天候変化取得モジュール21bと比較結果取得モジュール21cと駐車位置案内モジュール21dとを含む。気圧取得モジュール21aと天候変化取得モジュール21bと比較結果取得モジュール21cと駐車位置案内モジュール21dとは、それぞれコンピュータとしての制御部20を気圧取得部と天候変化取得部と比較結果取得部と駐車位置案内部として機能させるプログラムモジュールである。
気圧取得モジュール21aの機能により制御部20は、駐車時刻において計測した車両の駐車位置の気圧である駐車気圧と、現在時刻において計測したユーザの現在位置の気圧である現在気圧と、を取得する。まず、気圧取得モジュール21aの機能により制御部20は、車両が駐車を開始したか否かを判定し、車両が駐車を開始した時刻を駐車時刻として取得する。なお、本明細書において、駐車とは、車両が駐車位置にて静止していることを意味し、駐車枠内等に車両を収めるための動作を意味しない。
ここで、車両が駐車を開始したか否かを判定する手法は特に限定されない。例えば、制御部20は、車両と通信可能な構成において、車両から駐車開始の動作(エンジンOFF,主電源OFF,パーキングブレーキ作動,運転席ドア開,一定期間位置変動なし等)が行われたことを示すデータを受信した場合に、車両が駐車を開始したと判定してもよい。また、制御部20は、車両との間の近距離通信が途絶えた場合に、駐車位置案内システム10を携帯するユーザが駐車車両から離れており、車両が駐車を開始したと判定してもよい。さらに、制御部20は、加速度センサ(不図示)が歩行者特有の加速度変動を計測した場合に、駐車位置案内システム10を携帯するユーザが駐車車両から離れて歩行しており、車両が駐車を開始したと判定してもよい。
気圧取得モジュール21aの機能により制御部20は、車両が駐車を開始した駐車時刻において気圧センサ41が計測した気圧を駐車気圧として取得する。さらに、駐車時刻においてGNSS受信部40が受信したGNSS信号に基づいて特定した現在位置を駐車位置として取得し、駐車気圧と駐車時刻と駐車位置とを対応付けて気圧データ30aに記録する。
図2は、立体駐車場の模式図である。同図に示すように、駐車時刻tにおける車両または駐車位置案内システム10の現在位置である駐車位置P(Xt,Yt,Zt)と、駐車気圧Atとが特定されている。Xt,Ytは水平方向の直交座標であり、Ztは鉛直方向の座標である。なお、駐車位置Pは必ずしも地上の立体駐車場でなくてもよく、地下駐車場であってもよい。
気圧取得モジュール21aの機能により制御部20は、現在時刻において計測したユーザの現在位置の気圧である現在気圧を取得する。ここで、現在時刻とは、駐車時刻tよりも後の時刻であって、駐車位置案内システム10が駐車位置の案内を行っている期間における現在の時刻である。気圧取得モジュール21aの機能により制御部20は、現在時刻において気圧センサ41が計測した気圧を現在気圧として取得する。
さらに、現在時刻においてGNSS受信部40が受信したGNSS信号に基づいて特定した位置を現在位置として取得し、現在気圧と現在時刻と現在位置とを対応付けて気圧データ30aに記録する。図2に示すように、現在時刻kにおける駐車位置案内システム10の現在位置C(Xk,Yk,Zk)と、現在気圧Akとが特定されている。図2においては、駐車場内の互いに異なる3箇所のそれぞれにユーザが存在する場合(ケース1〜3)において、ユーザが駐車位置の案内を受けるための操作を行った様子を示す。
天候変化取得モジュール21bの機能により制御部20は、駐車時刻tから現在時刻kまでの天候変化を取得する。具体的に、制御部20は、インターネット上に存在する気象情報提供サーバ(不図示)に接続し、気象情報提供サーバから最寄りの気象観測施設Uにおいて駐車時刻tに計測された駐車時基準気圧AStを取得する。最寄りの気象観測施設Uとは、駐車位置Pまたは現在位置Cまでの直線距離が最短となる気象観測施設Uであってもよいし、駐車位置Pまたは現在位置Cと同一行政区画の気象観測施設Uであってもよい。
制御部20は、最寄りの気象観測施設Uにおいて現在時刻kに計測された現在基準気圧ASkを取得する。天候変化取得モジュール21bの機能により制御部20は、現在基準気圧ASkから駐車時基準気圧AStを減算することにより得られる気圧変化ΔASを天候変化として取得する。むろん、気圧変化ΔASは負の値にもなり得る。
比較結果取得モジュール21cの機能により制御部20は、天候変化と駐車気圧と現在気圧とに基づいて、現在時刻における現在位置の気圧と、現在時刻における駐車位置の気圧と、の比較結果を取得する。まず、比較結果取得モジュール21cの機能により制御部20は、駐車時刻tにおいて計測した駐車位置Pの気圧である駐車気圧Atに気圧変化ΔASを加算することにより、現在時刻kにおける駐車位置Pの気圧APkを取得する。すなわち、駐車時刻tから現在時刻kまでの間に、駐車位置Pにおいても気象観測施設Uと同等の気圧変化が生じたと推定し、駐車気圧Atに気圧変化ΔASを加算することで、現在時刻kにおける駐車位置Pの気圧APkを取得する。
また、比較結果取得モジュール21cの機能により制御部20は、現在時刻kにおいて計測した現在位置Cの気圧である現在気圧Akを、そのまま現在時刻kにおける現在位置Cの気圧ACkとして取得する。
そして、比較結果取得モジュール21cの機能により制御部20は、現在時刻kにおける駐車位置Pの気圧APkから現在時刻kにおける現在位置Cの気圧ACkを減算した気圧差D(=APk−ACk)を比較結果として取得する。図2のケース1のように、気圧差Dが負となる場合、駐車位置Pの方が現在位置Cよりも気圧が小さく、駐車位置Pの方が現在位置Cよりも高い位置であると推定できる。図2のケース2のように、気圧差Dが正となる場合、駐車位置Pの方が現在位置Cよりも気圧が大きく、駐車位置Pの方が現在位置Cよりも低い位置であると推定できる。図2のケース3のように、気圧差Dが0となる場合、駐車位置Pと現在位置Cの気圧が同等であり、駐車位置Pと現在位置Cとが同等の高さであると推定できる。
駐車位置案内モジュール21dの機能により制御部20は、現在時刻kにおける現在位置Cの気圧ACkと、現在時刻kにおける駐車位置Pの気圧APkと、の比較結果(気圧差D)に基づいて案内を行う。具体的に、駐車位置案内モジュール21dの機能により制御部20は、気圧差Dに基づいて駐車位置Pの案内画像を生成し、当該案内画像をタッチパネルディスプレイ43に表示させる。
ここで、駐車位置案内モジュール21dの機能により制御部20は、現在時刻kにおける現在位置Cの気圧ACkが現在時刻kにおける駐車位置Pの気圧APkよりも大きい場合、すなわち気圧差Dが負である場合、階上への移動を案内する。具体的に、制御部20は、気圧差Dが負である場合、階段を上ることを示すアイコンをタッチパネルディスプレイ43に表示する。
図3Aは、気圧差Dが負である場合(ケース1)における案内画像を示す。同図に示すように、気圧差Dが負である場合、制御部20は、階段と、当該階段に沿った斜め上向きの矢印と、を示すアイコンIをタッチパネルディスプレイ43に表示する。図3Aに示すように、制御部20は、水平方向における駐車位置Pの座標(Xt,Yt)に基づいて駐車位置Pのマーカ(白丸)を配置し、水平方向における現在位置Cの座標(Xk,Yk)に基づいて現在位置Cのマーカ(白三角)を配置した地図をタッチパネルディスプレイ43に表示する。これにより、ユーザは水平方向における駐車位置Pと現在位置Cの位置関係を認識できる。
一方、駐車位置案内モジュール21dの機能により制御部20は、現在時刻kにおける現在位置Cの気圧ACkが現在時刻kにおける駐車位置Pの気圧APkよりも小さい場合、すなわち気圧差Dが正である場合、階下への移動を案内する。具体的に、制御部20は、気圧差Dが正である場合、階段を降りることを示すアイコンIをタッチパネルディスプレイ43に表示する。
図3Bは、気圧差Dが正である場合(ケース2)における案内画像を示す。同図に示すように、気圧差Dが正である場合、制御部20は、階段と、当該階段に沿った斜め下向きの矢印と、を示すアイコンIをタッチパネルディスプレイ43に表示する。
ただし、駐車位置案内モジュール21dの機能により制御部20は、現在時刻kにおける現在位置Cの気圧ACkが現在時刻kにおける駐車位置Pの気圧APkとほぼ同等である場合、すなわち気圧差Dがほぼ0である場合、階上および階下への移動を案内しない。すなわち、制御部20は、気圧差Dが正であるか負であるか否かに拘わらず、気圧差Dの絶対値が微小値(例えば0.5hPa)未満である場合、水平面上を移動することを示すアイコンIをタッチパネルディスプレイ43に表示する。
図3Cは、気圧差Dがほぼ0である場合(ケース3)における案内画像を示す。同図に示すように、気圧差Dがほぼ0である場合、制御部20は、水平面と、当該水平面に平行な矢印と、を示すアイコンIをタッチパネルディスプレイ43に表示する。
さらに、駐車位置案内モジュール21dの機能により制御部20は、現在時刻kにおける現在位置Cの気圧ACkと現在時刻kにおける駐車位置Pの気圧APkとの間の気圧差Dに応じて変化する画像を表示する。本実施形態において、駐車位置案内モジュール21dの機能により制御部20は、気圧差Dに応じて変化する画像として、高度バーBを表示する。高度バーBは、棒状の画像である。高度バーBは、高度バーBの長さ方向の位置が気圧差Dに応じて変化するマーカB1を有する。さらに、高度バーBは、原点マークB2を有する。原点マークB2は、気圧差Dが0となる場合にマーカB1が移動する位置に配置されており、駐車車両を表すアイコンと高度バーBの目盛線(太線)とを含む。なお、マーカB1は、ユーザが現在位置している高さを表す画像である。
制御部20は、マーカB1と原点マークB2との間の距離が、気圧差Dの絶対値に比例した距離となるようにマーカB1を移動させる。気圧差Dが負である場合(ケース1)、制御部20は、マーカB1を原点マークB2よりも下方の区間において移動させる。気圧差Dが正である場合(ケース2)、制御部20は、マーカB1を原点マークB2よりも上方の区間において移動させる。気圧差Dが0である場合(ケース3)、制御部20は、マーカB1を原点マークB2に移動させる。マーカB1と原点マークB2との間の距離は気圧差Dの絶対値に比例するが、この比例係数は一定値であってもよいし、気温等に応じて設定された値であってもよい。また、マーカB1と原点マークB2との間の距離は、気圧差Dの絶対値に関する非線形の単調増加関数によって得られてもよい。
図2のケース1のように、気圧差Dが負となる場合、マーカB1は、原点マークB2よりも下方の区間において移動し、気圧差Dの絶対値が大きいほど下方に移動する。一方、図2のケース2のように、気圧差Dが正となる場合、マーカB1は、原点マークB2よりも上方の区間において移動し、気圧差Dが大きいほど上方に移動する。また、図2のケース3のように、気圧差Dが0となる場合、マーカB1は、原点マークB2の高さに移動する。また、図示しないが、駐車位置案内モジュール21dの機能により制御部20は、気圧差D(正負および絶対値)に応じて高度バーBの色を変化させる。例えば、制御部20は、気圧差Dに応じて高度バーBの色の色相角を変化させてもよい。
以上説明した本発明の構成において、制御部20は、現在時刻kにおける現在位置Cの気圧ACkと、現在時刻kにおける駐車位置Pの気圧APkと、の比較結果(気圧差D)に基づいて案内を行う。そのため、ユーザは、現在位置Cの気圧ACkと駐車位置Pの気圧APkとの間の気圧差Dを解消するように移動することにより、駐車位置Pと同一の高度(階数)へと辿り着くことができる。現在位置Cの気圧ACkと駐車位置Pの気圧APkとの相対的な比較ができればよく、現在位置Cの気圧ACkと駐車位置Pの気圧APkに基づいてユーザや駐車車両が位置している高度や階数を特定する必要がない。そのため、各階の高度の情報を規定したデータベースを用意する必要はない。さらに、天候変化(気圧変化)に基づいて気圧ACk,APkの比較結果を得るため、天候変化の影響によって不適切な案内が行われる可能性を低減できる。
ここで、現在位置Cの気圧ACkが駐車位置Pの気圧APkよりも大きい場合(ケース1)、ユーザの方が車両よりも低い高度に位置していると推定できる。そのため、制御部20は、現在位置Cの気圧ACkが駐車位置Pの気圧APkよりも大きい場合、すなわち気圧差Dが負である場合に、階上への移動を案内することにより、ユーザを駐車位置Pへと案内できる(図3A)。一方、現在位置Cの気圧ACkが駐車位置Pの気圧APkよりも小さい場合(ケース2)、ユーザの方が車両よりも高い高度に位置していると推定できる。そのため、制御部20は、現在位置Cの気圧ACkが駐車位置Pの気圧APkよりも小さい場合、すなわち気圧差Dが正である場合に、階下への移動を案内することにより、ユーザを駐車位置Pへと案内できる(図3B)。
また、制御部20は、現在位置Cの気圧ACkと駐車位置Pの気圧APkとの間の気圧差Dに応じて変化する高度バーBを表示する。気圧差Dに応じてマーカB1の位置と色とが変化する高度バーBに基づいて、現在位置と駐車位置の気圧が一致しているか否や現在位置と駐車位置の気圧の乖離度合いを判断でき、現在位置と駐車位置の高度の関係を判断できる。
(2)駐車位置案内処理:
次に、駐車位置案内システム10が実行する駐車位置案内処理について説明する。駐車位置案内処理は、駐車位置の案内を行わせるための操作がタッチパネルディスプレイ43等において受け付けられた場合に実行される処理である。なお、駐車時刻tにおいて計測した車両の駐車位置Pの気圧である駐車気圧Atは予め気圧データ30aに記録されている。
まず、気圧取得モジュール21aの機能により制御部20は、駐車気圧Atを取得する(ステップS100)。すなわち、制御部20は、駐車時刻tにおいて気圧センサ41が計測した駐車気圧Atを気圧データ30aから取得する。次に、気圧取得モジュール21aの機能により制御部20は、現在気圧Akを取得する(ステップS110)。すなわち、制御部20は、現在時刻kにおいて気圧センサ41が計測した気圧を現在気圧Akとして取得する。なお、現在気圧Akは、現在時刻kにおける現在位置Cの気圧ACkを意味する。
次に、天候変化取得モジュール21bの機能により制御部20は、駐車時刻tから現在時刻kまでの気圧変化ΔASを取得する(ステップS120)。具体的に、制御部20は、最寄りの気象観測施設Uにおいて駐車時刻tに計測された駐車時基準気圧AStと、当該気象観測施設Uにおいて現在時刻kに計測された現在基準気圧ASkとを取得する。そして、制御部20は、現在基準気圧ASkから駐車時基準気圧AStを減算することにより気圧変化ΔASを取得する。
次に、比較結果取得モジュール21cの機能により制御部20は、気圧変化ΔASがあるか否かを判定する(ステップS130)。具体的に、制御部20は、気圧変化ΔASの絶対値が0近傍の閾値(例えば0.3hPa)以上であるか否かを判定する。
気圧変化ΔASがあると判定した場合(ステップS130:Y)、駐車気圧Atを気圧変化ΔASで補正して現在時刻kにおける駐車位置Pの気圧APkを取得する(ステップS140)。すなわち、制御部20は、駐車時刻tにおいて計測した駐車位置Pの気圧である駐車気圧Atに気圧変化ΔASを加算することにより、現在時刻kにおける駐車位置Pの気圧APkを取得する。気圧変化ΔASが正であれば駐車気圧Atが上方修正された値が、現在時刻kにおける駐車位置Pの気圧APkとして得られることとなる。一方、気圧変化ΔASが負であれば駐車気圧Atが下方修正された値が、現在時刻kにおける駐車位置Pの気圧APkとして得られることとなる。
一方、気圧変化ΔASがあると判定しなかった場合(ステップS130:N)、比較結果取得モジュール21cの機能により制御部20は、駐車気圧Atをそのまま現在時刻kにおける駐車位置Pの気圧APkとして取得する(ステップS150)。すなわち、制御部20は、駐車時刻tにおいて計測した駐車気圧Atから現在時刻kまでに気圧が変化していないとして、駐車気圧Atをそのまま現在時刻kにおける駐車位置Pの気圧APkとして取得する。
以上のようにして現在時刻kにおける駐車位置Pの気圧APkを取得すると、比較結果取得モジュール21cの機能により制御部20は、現在時刻kにおける駐車位置Pの気圧APkと、現在時刻kにおける現在位置Cの気圧ACkとの気圧差Dを取得する(ステップS160)。すなわち、制御部20は、現在時刻kにおける駐車位置Pの気圧APkから現在時刻kにおける現在位置Cの気圧ACkを減算した気圧差Dを取得する。
次に、駐車位置案内モジュール21dの機能により制御部20は、気圧差Dに基づいて駐車位置Pの案内を行う(ステップS170)。具体的に、制御部20は、気圧差Dの正負に応じて階段の昇降を示すアイコンIの表示を切り替えるとともに、高度バーBにおいて気圧差Dに応じてマーカB1を移動させる(図3A〜図3C)。
(3)他の実施形態:
本発明は、以上説明した実施形態に限らず、例えば以下のような態様も含む。第1実施形態においては、現在時刻kにおける駐車位置Pの気圧APkと現在時刻kにおける現在位置Cの気圧ACkとの気圧差Dが取得することとした。しかし、制御部20は、駐車時刻tにおける駐車位置Pの気圧APtと、駐車時刻tにおける現在位置Cの気圧ACtとの気圧差Dを取得してもよい。そのために、制御部20は、現在時刻kにおいて計測した現在位置Cの現在気圧Akから気圧変化ΔASを減算することにより、駐車時刻tにおける現在位置Cの気圧ACtを取得すればよい。
また、前記実施形態においては、駐車位置Pと現在位置Cの鉛直座標Zt,Zkを使用しなかったが、制御部20は、鉛直座標Zt,Zkを使用してもよい。例えば、制御部20は、気圧差Dと、鉛直座標Zt,Zkの差の双方に基づいて、階段の昇降を示すアイコンIを切り替えてもよいし、マーカB1を移動させてもよい。
さらに、階段の昇降を示すアイコンIを表示することは必須ではなく、制御部20は、高度バーBのみを表示してもよい。反対に、制御部20は、高度バーBを表示することなくアイコンIのみを表示してもよい。アイコンIは、エレベータの上下移動を示す画像であってもよいし、単に上下方向を示す矢印であってもよい。むろん、制御部20は、気圧差Dを示す文字を表示してもよい。さらに、制御部20は、水平方向において駐車位置Pと現在位置Cとを示す地図を表示しなくてもよい。また、制御部20は、駐車位置Pと現在位置Cとの気圧差Dに基づいて高度差を算出し、当該高度差を高度バーBに表示してもよい。
駐車位置案内システムは、ユーザを車両の駐車位置に案内する装置であればよく、例えばユーザが携帯する携帯端末であってもよい。また、駐車位置案内システムは、案内を行わせるための情報を携帯端末に送信するサーバ等であってもよい。また、センサ間の誤差の影響を低減するために、駐車気圧と現在気圧とは同一の気圧センサによって計測されることが望ましいが、駐車気圧と現在気圧とが異なる気圧センサによって計測されてもよい。気圧とは、大気圧を意味する。
駐車気圧は、車両や車載装置が備える気圧センサによって計測されてもよいし、携帯端末の気圧センサによって計測されてもよい。駐車時刻は、厳密にパーキングブレーキが作動した時刻やエンジン等がOFFとなった時刻に限られない。例えば、駐車時刻は、駐車後にユーザが車両を降車した時刻であってもよいし、歩行を開始した時刻であってもよい。すなわち、ユーザが車両を降車した位置や歩行を開始した位置を駐車位置と見なし、当該駐車位置における気圧を駐車気圧として見なしてもよい。一方、現在気圧は、ユーザの現在位置における気圧であり、ユーザが携帯する携帯端末の気圧センサによって計測されてもよい。現在時刻とは、駐車時刻よりも後においてユーザが車両に戻ろうとしている段階における現在の時刻を意味する。
駐車時刻から現在時刻までの天候変化とは、気圧の変化を導出可能な天候の変化であればよく、気圧そのものの変化に限られず、天気の変化であってもよいし、気温の変化であってもよいし、湿度の変化であってもよいし、これらの組み合わせであってもよい。天気の変化等に基づいて気圧の変化を予測できるからである。駐車気圧は駐車時刻における気圧であるが、駐車気圧を天候変化に基づいて補正することにより、現在時刻における駐車位置の気圧を得ることができる。また、現在気圧は現在時刻における気圧であるが、現在気圧を天候変化に基づいて補正することにより、駐車時刻における現在位置の気圧を得ることができる。
現在時刻または駐車時刻における現在位置の気圧と、現在時刻または駐車時刻における駐車位置の気圧との比較結果とは、双方の気圧の気圧差であってもよいし、双方の気圧の比であってもよい。比較結果に基づいて案内を行うとは、比較結果そのものを出力することであってもよいし、比較結果に基づいて特定したユーザの移動方向を出力することであってもよい。
また、駐車位置案内部は、現在時刻または駐車時刻における現在位置の気圧が、現在時刻または駐車時刻における駐車位置の気圧よりも大きい場合、階上への移動を案内し、現在時刻または駐車時刻における現在位置の気圧が、現在時刻または駐車時刻における駐車位置の気圧よりも小さい場合、階下への移動を案内してもよい。ここで、現在位置の気圧の方が駐車位置の気圧よりも大きい場合、ユーザの方が車両よりも低い高度に位置していると推定できる。そのため、階上への移動を案内することにより、ユーザを駐車位置へと案内できる。一方、現在位置の気圧の方が駐車位置の気圧よりも小さい場合、ユーザの方が車両よりも高い高度に位置していると推定できる。そのため、階下への移動を案内することにより、ユーザを駐車位置へと案内できる。なお、駐車位置案内部は、少なくとも鉛直方向に関して駐車位置を案内すればよく、水平方向に関する駐車位置の案内を併せて行ってもよい。
さらに、駐車位置案内部は、現在時刻または駐車時刻における現在位置の気圧と、現在時刻または駐車時刻における駐車位置の気圧との間の気圧差に応じて変化する画像を表示してもよい。気圧差に応じて変化する画像に基づいて、現在位置と駐車位置の気圧が一致しているか否や現在位置と駐車位置の気圧の乖離度合いを判断でき、現在位置と駐車位置の高度の関係を判断できる。気圧差に応じて変化する画像は、気圧差に応じて位置や大きさや形状や色彩や明るさや点滅状態やこれらのうちのいずれかの組み合わせが変化する画像であってもよい。
さらに、本発明のように、現在位置の気圧と駐車位置の気圧の比較結果に基づいて駐車位置を案内する手法は、プログラムや方法としても適用可能である。また、以上のようなシステム、プログラム、方法は、単独の装置として実現される場合もあれば、車両に備えられる各部と共有の部品を利用して実現される場合もあり、各種の態様を含むものである。例えば、以上のような装置を備えたナビゲーションシステム、地図情報表示システムや方法、プログラムを提供することが可能である。また、一部がソフトウェアであり一部がハードウェアであったりするなど、適宜、変更可能である。さらに、装置を制御するプログラムの記録媒体としても発明は成立する。むろん、そのソフトウェアの記録媒体は、磁気記録媒体であってもよいし光磁気記録媒体であってもよいし、今後開発されるいかなる記録媒体においても全く同様に考えることができる。
10…駐車位置案内システム、20…制御部、21…駐車位置案内プログラム、21a…気圧取得モジュール、21b…天候変化取得モジュール、21c…比較結果取得モジュール、21d…駐車位置案内モジュール、30…記録媒体、30a…気圧データ、40…GNSS受信部、41…気圧センサ、42…通信部、43…タッチパネルディスプレイ、Ak…現在気圧、At…駐車気圧、B…高度バー、B1…マーカ、B2…原点マーク、C…現在位置、D…気圧差、I…アイコン、P…駐車位置、k…現在時刻、t…駐車時刻

Claims (6)

  1. 駐車時刻において計測した車両の駐車位置の気圧である駐車気圧と、現在時刻において計測したユーザの現在位置の気圧である現在気圧と、を取得する気圧取得部と、
    前記駐車時刻から前記現在時刻までの天候変化を取得する天候変化取得部と、
    前記天候変化と前記駐車気圧と前記現在気圧とに基づいて、前記現在時刻における前記現在位置の気圧と、前記現在時刻における前記駐車位置の気圧と、の比較結果を取得する比較結果取得部と、
    前記比較結果に基づいて案内を行う駐車位置案内部と、
    を備える駐車位置案内システム。
  2. 前記駐車位置案内部は、
    前記現在時刻における前記現在位置の気圧が、前記現在時刻における前記駐車位置の気圧よりも大きい場合、階上への移動を案内し、
    前記現在時刻における前記現在位置の気圧が、前記現在時刻における前記駐車位置の気圧よりも小さい場合、階下への移動を案内する、
    請求項1に記載の駐車位置案内システム。
  3. 前記駐車位置案内部は、
    前記現在時刻における前記現在位置の気圧と、前記現在時刻における前記駐車位置の気圧との間の気圧差に応じて変化する画像を表示する、
    請求項1または請求項2のいずれかに記載の駐車位置案内システム。
  4. 駐車時刻において計測した車両の駐車位置の気圧である駐車気圧と、現在時刻において計測したユーザの現在位置の気圧である現在気圧と、を取得する気圧取得部と、
    前記駐車時刻から前記現在時刻までの天候変化を取得する天候変化取得部と、
    前記天候変化と前記駐車気圧と前記現在気圧とに基づいて、前記駐車時刻における前記現在位置の気圧と、前記駐車時刻における前記駐車位置の気圧と、の比較結果を取得する比較結果取得部と、
    前記比較結果に基づいて案内を行う駐車位置案内部と、
    を備える駐車位置案内システム。
  5. コンピュータを、
    駐車時刻において計測した車両の駐車位置の気圧である駐車気圧と、現在時刻において計測したユーザの現在位置の気圧である現在気圧と、を取得する気圧取得部、
    前記駐車時刻から前記現在時刻までの天候変化を取得する天候変化取得部、
    前記天候変化と前記駐車気圧と前記現在気圧とに基づいて、前記現在時刻における前記現在位置の気圧と、前記現在時刻における前記駐車位置の気圧と、の比較結果を取得する比較結果取得部、
    前記比較結果に基づいて案内を行う駐車位置案内部、
    として機能させる駐車位置案内プログラム。
  6. コンピュータを、
    駐車時刻において計測した車両の駐車位置の気圧である駐車気圧と、現在時刻において計測したユーザの現在位置の気圧である現在気圧と、を取得する気圧取得部、
    前記駐車時刻から前記現在時刻までの天候変化を取得する天候変化取得部、
    前記天候変化と前記駐車気圧と前記現在気圧とに基づいて、前記駐車時刻における前記現在位置の気圧と、前記駐車時刻における前記駐車位置の気圧と、の比較結果を取得する比較結果取得部、
    前記比較結果に基づいて案内を行う駐車位置案内部、
    として機能させる駐車位置案内プログラム。
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