JP2019211320A - 温湿度計、および温湿度制御システム - Google Patents

温湿度計、および温湿度制御システム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの要求や状況に応じて適切に危険性の報知や空調機器の制御を行うことを可能にする技術を提供する。【解決手段】本開示による温湿度計は、温湿度計の周囲の温度を検知する温度センサと、温湿度計の周囲の湿度を検知する湿度センサと、温湿度計の動作を制御するプログラムを格納する記憶部と、複数の外部装置と通信を行う通信部と、記憶部からプログラムを読み込んで実行するプロセッサと、プロセッサによる処理結果を出力する出力部と、を備える。プロセッサは、通信部が複数の外部装置から取得した情報に基づいて、所定グループの各構成メンバの所定の場所における在・不在を判断する処理と、各構成メンバの在・不在の情報と温度および湿度の情報とに基づいて、所定の場所にいる構成メンバに周囲環境についての危険性の報知および外部装置としての空調機器の空調制御を実行するか否か判断する処理と、を実行する。【選択図】図1

Description

本開示は、温湿度計、および温湿度制御システムに関する。
近年、温度や湿度等の環境データを検出し、その検出結果に基づいて、熱中症、食中毒、ダニ・カビの発生、あるいはインフルエンザの危険性を報知する温湿度計が考案されている(例えば、特許文献1)。
特許第5409496号公報
例えば、在宅する家族などの各構成メンバ、ペットや所有物においては、上述のような温度や湿度に関する危険性の報知の要否や、どのような環境下で空調機器を自動制御すべきかなど、それぞれ要求レベルが異なることがしばしばである。具体的には、家の中には、自力で空調機器を操作できないが、熱中症のように生命に危険が生じるような温湿度にならない限りは問題ないペット、自力で空調機器を操作できるため自動制御を必要としないユーザA、美容を意識するため常に適切な温湿度を維持したいと考えるユーザB、温湿度の影響を受ける楽器などが同じ室内にいる(ある)場合、ユーザBが在室している時間は高レベル(厳密に温度・湿度管理をする)の自動制御を行うようにすることが望ましい。また、ユーザAは室内にいるが、ユーザBは室内にいない場合には、危険報知を行い、自動制御は行わないことが望ましいこともある。ただし、ユーザAにとって、温湿度の危険報知に関する設定や空調機器の稼働に関する設定を都度行うことが不便(面倒)な場合もあるため、ユーザAの希望によって適宜制御内容を変更できることがより好適である。また、ユーザBが入室する際(外出から帰宅した際)には既に自動制御によって適切な温湿度になっている事が望ましいし、ユーザAやBが外出する予定がある場合には危険報知をしない方が好ましい。さらに、各ユーザの睡眠時には、危険報知をして空調機器を稼働するよりも、自動制御を行う方が好ましい。このように、各構成メンバの要求や状況に応じて柔軟に危険報知や空調機器を制御することが望まれる。
しかしながら、特許文献1に開示されるような温湿度計では、単に熱中症、食中毒、ダニ・カビの発生、あるいはインフルエンザなどの危険性を報知するだけに留まっており、危険報知を柔軟に行うという視点が欠けており、ユーザにとって望ましい環境を提供しているとは必ずしも言えない。
本開示はこのような状況に鑑みてなされたものであり、ユーザの要求や状況に応じて適切に危険性の報知や空調機器の制御を行うことを可能にする技術を提供する。
(i)上記課題を解決するために、本開示による温湿度計は、温湿度計の周囲の温度を検知する温度センサと、温湿度計の周囲の湿度を検知する湿度センサと、温湿度計の動作を制御するプログラムを格納する記憶部と、複数の外部装置と通信を行う通信部と、記憶部からプログラムを読み込んで実行するプロセッサと、プロセッサによる処理結果を出力する出力部と、を備える。プロセッサは、通信部が複数の外部装置から取得した情報に基づいて、所定グループの各構成メンバの所定の場所における在・不在を判断する処理と、各構成メンバの在・不在の情報と温度および湿度の情報とに基づいて、所定の場所にいる構成メンバに周囲環境についての危険性の報知および外部装置としての空調機器の空調制御を実行するか否か判断する処理と、を実行する。
(ii)本実施形態において、記憶部は、各構成メンバについて、所定の場所にいるときに、危険性の報知を希望するか否か、および空調制御をどのように行うことを希望するか、についての情報を示す報知・空調制御設定情報を格納する。そして、プロセッサは、報知・空調制御設定情報を参照して、危険性の報知および空調制御の実行の有無を判断する。
(iii)本実施形態において、記憶部は、さらに、複数の構成メンバが前記所定の場所に共在する場合に、どのメンバの報知・空調制御設定情報を優先するかを示す優先度設定情報を格納する。そして、プロセッサは、複数の構成メンバが共在する場合には、優先度設定情報をさらに参照して、危険性の報知および空調制御の実行の有無を判断する。
(iv)本実施形態において、複数の外部装置の中には、所定の場所の出入り口に設置された通過検出手段と、各構成メンバの携帯端末が含まれる。プロセッサは、通信部を用いて、通過検出手段による検出結果を近距離通信によって取得するとともに、各構成メンバの携帯端末と近距離通信を行うことにより、構成メンバの所定の場所における在・不在を判断する。
(v)本実施形態において、複数の外部装置の中には、通信機能を含む家電装置が含まれる。そして、プロセッサは、通信部を用いて家電装置と通信し、家電装置における動作予約情報を取得し、当該動作予約情報に含まれる時間帯に各構成メンバのうち少なくとも1人が所定の場所にいると判断する。
(vi)本実施形態において、複数の外部装置の中には、各構成メンバの携帯端末、あるいは各構成メンバのスケジュールを管理するスケジュール管理端末が含まれる。そして、プロセッサは、通信部を用いて各構成メンバの携帯端末、あるいはスケジュール管理端末と通信して各構成メンバのスケジュールを取得して、各構成メンバの所定の場所における在・不在を判断する。
(vii)本実施形態において、複数の外部装置の中には、通信機能を有する、何れかの構成メンバが所有する所有物が含まれる。そして、プロセッサは、通信部を用いて、所有物と近距離通信を行うことにより、所有物の所有者である構成メンバの所定の場所における在・不在を判断する。
(viii)本実施形態において、複数の外部装置から取得した情報に基づいた各構成メンバの在・不在の判断に矛盾がある場合、プロセッサは、予め決められた在・不在の判断の優先順位に基づいて、最終的に各構成メンバの所定の場所における在・不在を決定する。
本開示に関連する更なる特徴は、本明細書の記述、添付図面から明らかになる。また、本開示の態様は、要素及び多様な要素の組み合わせ及び以降の詳細な記述と添付される特許請求の範囲の様態により達成され実現される。
本明細書の記述は典型的な例示に過ぎず、本開示の特許請求の範囲又は適用例を如何なる意味においても限定するものではないことを理解する必要がある。
本開示の温湿度計によれば、ユーザの要求や状況に応じて適切に危険性の報知や空調機器の制御を行うことを可能となる。
本実施形態による温湿度制御システム1の概略構成例を示す図である。 本開示の実施形態による温湿度計10の内部構成例を示すブロック図である。 本実施形態によるユーザ報知・空調制御設定の例を示す図(表)である。 本実施形態による、各ユーザ(例:同居する家族の各構成メンバ)の状況(在宅・不在)に応じた報知設定と制御設定の解釈内容例を示す図である。 本実施形態による温湿度計10によって実行される危険性報知および温湿度設定制御処理の詳細を説明するためのフローチャートである。
本開示の実施形態は、温湿度に関する危険報知および空調機器の自動制御を必要とするユーザ(例えば、家族の各構成メンバ)が在宅しているか否かを判断し、ユーザの要求内容や状況に応じた適切な危険性の報知および空調機器の制御を実行することを開示する。在宅の有無は、一例として、ユーザ(各構成メンバ)が携帯する通信機能付きの所有物(例えば、スマートフォンなどの携帯通信端末)と温湿度計が相互に通信を行い、通信結果(例えば、ブルートゥース(登録商標)などの近距離通信手段での通信が確立されたか否か)に基づいて判断することができる。
以下、添付図面を参照して本開示の実施形態について説明する。添付図面では、機能的に同じ要素は同じ番号で表示される場合もある。なお、添付図面は本開示の原理に則った具体的な実施形態と実装例を示しているが、これらは本開示の理解のためのものであり、決して本開示を限定的に解釈するために用いられるものではない。
本実施形態では、当業者が本開示を実施するのに十分詳細にその説明がなされているが、他の実装・形態も可能で、本開示の技術的思想の範囲と精神を逸脱することなく構成・構造の変更や多様な要素の置き換えが可能であることを理解する必要がある。従って、以降の記述をこれに限定して解釈してはならない。
<温湿度制御システム>
図1は、本実施形態による温湿度制御システム1の概略構成例を示す図である。温湿度制御システム1は、各ユーザ(例えば、同居する家族のメンバなど)や所有物(ペットや物品)の属性(例:温湿度に関する要求内容)および各ユーザの在宅の有無などに応じて、温湿度計10が各ユーザに温湿度に関する危険性(熱中症、インフルエンザ等の危険性)報知および空調機器30の設定温度・湿度の制御を行うシステムである。温湿度制御システム1は、温湿度計10と、複数のユーザ1からnの携帯端末20_1から20_n(nは1以上の任意の整数)と、少なくとも1台の空調機器30と、少なくとも1台のスケジュール管理端末40と、その他の通信端末50と、複数の家電装置60と、少なくとも1つの手荷物70と、家の出入り口などに設けられた通過検出手段80と、を備える。
温湿度計10は、各ユーザの属性を示す設定内容(例えば、予め設定されている)を取得し、この設定内容と室内環境(温湿度)と各ユーザの在宅の有無の情報に基づいて、危険性の報知および空調機器の運転制御を行う。詳細構成や動作内容について後述する(図2参照)。
ユーザ1からnの携帯端末20_1から20_nは、各ユーザが所有するスマートフォンなどの端末であり、通信機能(例えば、無線LANやブルートゥース(登録商標)など)を備えている。各ユーザは、例えば、自分が所有する携帯端末20_k(k=1からn)を操作して、自身が要求する制御レベル(危険性報知の要否、および温度・湿度制御の条件など)を設定し、当該設定内容を携帯端末20_kのメモリに格納するか、あるいは当該設定内容を温湿度計10に送信する。設定内容が携帯端末20_kのメモリに格納される場合には、温湿度計10から設定内容取得要求があったときに、当該設定内容が自動的に温湿度計10に送信されるようにする。設定内容等の詳細については後述する(図3および4参照)。
空調機器30は、通信機能(例えば、無線LANやブルートゥース(登録商標)など)を有しており、温湿度計10からの命令に応答して、温度や湿度の設定を変更することができるように構成されている。
スケジュール管理端末40は、各ユーザのスケジュールを管理する端末装置であり、各ユーザの携帯端末20_1から20_nから各ユーザがスケジューラに入力した各自のスケジュール情報を取得し、一元的に管理する。一元管理された各ユーザのスケジュールは、温湿度計10の要求に応答して、温湿度計10に送信される。なお、毎回のスケジュール情報の取得は、追加・変更になったスケジュール情報だけ取得すれば良い。従って、今回と次回のスケジュール情報取得時刻までのスケジュールだけを取得対象とすることができる。また、異なるスケジュール情報が存在する場合、つまりスケジュール情報にコンフリクトがある場合には、スケジュール更新時間が新しいものを正しいスケジュールとして扱ってもよい。スケジュール更新時間に有意差がない場合(閾値の範囲内である場合)は一度限りの設定のものを正とする(例えば、毎朝8時起床のところ、朝7時に友人と会う約束がスケジュール情報に含まれていた場合や、朝7時にTV視聴予約がセットしてあった場合には、いつもとは異なる情報を優先する)。
その他の通信端末50は、通信機能(例えば、インターネット接続されており、かつ無線LANやブルートゥース(登録商標)による通信も可能)を有し、例えば、ニュース(例えば、インフルエンザ発症率などのニュース)や天気予報を受信することができる端末(据え置きのコンピュータであってもよい)である。また、その他の通信端末50は、外部ネットワークと接続され、ニュース等を受信するだけでなく、在宅するユーザが熱中症などで倒れている可能性があるなどの場合に、病院や同居家族の他のメンバにSOSを送信することができるように構成されている。
家電装置60は、例えば、通信機能(例えば、インターネット接続されており、かつ無線LANやブルートゥース(登録商標)による通信も可能)を有するTV、調理家電(炊飯器、トースターなど)、目覚まし時計などであり、温湿度計10からの要求に応答して、タイマー予約された内容(設定時間と予約内容)の情報を温湿度計10に送信する。温湿度計10からの要求が無くても、ユーザの設定をトリガーとして、あるいはユーザの指示に応答して、温湿度計10にタイマー予約内容を送信するようにしてもよい。これにより、温湿度計10は、タイマー予約時刻には在宅し、かつ活動している者がいることを認識することができる。また、家電装置60が目覚まし時計の場合、目覚まし時計は、起床設定時刻(目覚まし時計の使用者の情報も含む)を温湿度計10に送信する。これにより、温湿度計10は対象のユーザが起床設定時刻までは睡眠を取っていることを認識することができるようになる。
手荷物70は、例えば、通信機能(例えば、少なくとも無線LANやブルートゥース(登録商標)による通信が可能)を有するカバンなどの所有物である。手荷物70は、ユーザ(構成メンバ)によって宅外に持ち出されると、温湿度計10との通信ができなくなり、これにより、当該手荷物の持ち主であるユーザが外出したことを検知することができる。
通過検出手段80は、センサ(人感センサ、カメラ(顔認証を使用してもよい)、赤外線センサなどの非接触センサ)や通信機能を備えており、例えば、ユーザやペットが通過すると、センサで人や動物(ペット)の通過を検知し、通信機能を用いて温湿度計10に通知する。また、通過検出手段80は、ユーザやペットが備える通信手段(ユーザの場合スマートフォン;ペットの場合首輪や足などに取り付けられた小型通信機器など)と、例えばブルートゥース(登録商標)を介して通信し、通過したのが人であるのか、人であるならば誰であるかの情報を当該通信手段から取得し、温湿度計10に通知してもよい。
なお、スケジュール管理端末40およびその他の通信端末50は、温湿度制御システム1における必須の構成要素ではない。これらが実行する機能の一部あるいはすべてが各ユーザの携帯端末20_1から20_nの何れかに含まれていてもよい。
<温湿度計の構成例>
図2は、本開示の実施形態による温湿度計10の内部構成例を示すブロック図である。
温湿度計10は、プロセッサ101と、温度センサ102と、湿度センサ103と、通信部104と、記憶部105と、入力部106と、出力部107と、を備える。
プロセッサ101は、記憶部105あるいは他のメモリ(図示せず)から各種プログラム(図4のフローチャートに対応するプログラムを含む)を読み込み、内部メモリ(図示せず)に各種プログラムを展開して実行する。
温度センサ102は、温湿度計10の周囲の温度(環境温度)を測定する。測定された温度の情報は、定期的にあるいは随時プロセッサ101によって取得される。湿度センサ103は、温湿度計10の周囲の湿度(環境温度)を測定する。測定された湿度の情報は、定期的にあるいは随時プロセッサ101によって取得される。本実施形態では、温湿度計10に搭載するセンサの種類として、温度センサ102と湿度センサ103のみが示されているが、これらに限定される趣旨ではなく、別のセンサ(例えば、明暗センサや音センサなど)を備えていてもよい。
通信部104は、ローカルネットワーク(LAN:Local Area Network)あるいはインターネット(WAN:Wide Area Network)を介して、ユーザの携帯端末20_1から20_nおよび空調機器30を始め、各種外部機器と通信し、所定の情報を取得するデバイスである。
記憶部105は、各種プログラムや各種パラメータを格納する。また、例えば、記憶部105は、温度センサ102によって測定された温度と湿度センサ103によって測定された湿度に対応する暑さ指数(WBGT(Wet Bulb Globe Temperature):湿球黒球温度)の情報を格納している。
入力部106は、各種スイッチやボタン、キーボード(簡易的なキーボード)、タッチパネル、マイクなどの入力手段の何れかあるいはこれらの組み合わせによって構成される。出力部107は、音声を出力するスピーカやディスプレイ部などによって構成される。
以上の構成を備える本実施形態による温湿度計10は、周囲の環境情報(温度や湿度など)を各種センサによって取得し、当該環境情報に基づいて、周囲の環境が熱中症、食中毒やインフルエンザに罹患しやすい環境か否か、および/またはダニ・カビが発生しやすい環境か否かについて判定する。そして、当該温湿度計10は、もし危険な環境である場合には、ユーザの属性(人か否か、および要求度)とユーザの在宅の有無に基づいて、ユーザに当該危険性について報知し、空調機器の温度・湿度設定を制御する。
<ユーザ報知・空調制御設定の例>
図3は、本実施形態によるユーザ報知・空調制御設定の例を示す図(表)である。図3の表は、温湿度計10の記憶部105に保持された内容の例を示している。
例えば、各ユーザ(例えば、同居家族の各構成メンバ)は、自身の携帯端末20_k(k=1からn)を操作し、温度湿度の値によって周囲環境が危険になった場合(熱中症の危険性がある場合やインフルエンザ流行の可能性が高くなった場合など)に報知されることを希望するか否かを示す報知設定と、どのような場合に空調機器における温度・湿度設定の制御を希望するかについての情報を所定のフォーム(例)に従って入力し、入力内容を温湿度計10に送信する。一方、温湿度計10は、各ユーザの携帯端末20_1から20_nから受信したユーザ報知・空調制御設定内容のそれぞれを記憶部105に格納し、各ユーザの要求内容を一元管理する。
図3によると、ユーザ報知・空調制御設定300は、ユーザ名301と、報知設定302と、制御設定303と、備考情報304とを構成項目として有している。図3はテーブル形式の情報となっているが、テーブル形式に限られず、どのユーザの情報であるか管理できれば形式は問われるものではない。
ユーザ名301は、ユーザIDでもよく、各ユーザを一意に識別・特定することができる情報である。報知設定302は、各ユーザによって決められた報知の要否を示す情報である。
制御設定303は、周囲環境がどのような状況にあれば空調の温度・湿度設定をどのように制御するかを記述する情報である。図3に示されるように、制御設定303は、例えば、熱中症の危険があるときのみ空調の温度・湿度設定を制御すること、睡眠時や長時間の熱中症の環境下にいるとき(無意識状態のとき)のみ空調の温度・湿度設定の制御をすること、常にユーザの希望温度および湿度になるように空調の温度・湿度設定の制御を行うこと、などを設定内容として含むが、これらに限られたものではない。
備考304は、各ユーザの特徴などを記述する情報である。例えば、報知をしても意味がないユーザ(幼児やペット)あることが入力されていたり、危険性の報知は歓迎する(報知の意義を理解)が自ら空調機器を操作可能であるため温度・湿度設定の不要であることが入力されていたり、美容を意識するため厳密な温湿度管理を必要とすることが入力されていたりする。
なお、報知設定302が空欄(未設定)となっているユーザに関しては、安全の観点から、当該ユーザへの報知を必須とすることができる。また、空調制御設定が空欄(未定)となっているユーザに関しては、厳密な温湿度を管理はしないが、少なくとも熱中症の危険性がある場合に制御するという設定とみなして、空調制御するようにしてもよい。
<優先度設定>
図4は、本実施形態による、各ユーザ(例:同居する家族の各構成メンバ)の状況(在宅・不在)に応じた報知設定と制御設定の解釈内容例を示す図である。図4では、メンバ数を3人(ユーザAからCの3人を構成メンバとしている)としているがこれに限定される物ではなく、任意の人数に対応することができる。
報知設定と制御設定の解釈内容400は、状況401と、報知設定402と、制御設定403と、備考404とを構成項目として有している。
状況401は、在室あるいは在宅している各ユーザの状況を示す情報である。例えば、メンバがユーザAからCである3人である場合、在・不在について8通りの組み合わせがある。また、ユーザと称しているが、人である必要はなく、楽器などの物品やペットなどを構成メンバ(構成物)としてカウントし、状況401を設定してもよい。
報知設定402は、各状況401に対応する報知の要否を示す情報である。また、制御設定403は、各状況401に対応する空調制御の内容を示す情報である。
備考404は、複数のユーザが同時に在宅あるいは在室する場合に、どのように報知設定および制御設定を考えるべきかを示す情報である。図4の例では、どのユーザの設定を優先すべきかが示されているがこれに限定されず、複数のユーザの設定とは全く無関係な任意の設定内容とすることができる。
<危険性報知および温湿度設定制御の内容>
図5は、本実施形態による温湿度計10によって実行される危険性報知および温湿度設定制御処理の詳細を説明するためのフローチャートである。本実施形態では、プロセッサ101を動作主体として説明する。
(i)ステップ501
プロセッサ101は、各ユーザ(同居家族の構成メンバ)が設定して得られたユーザ報知・空調制御設定300と報知設定と制御設定の解釈内容(優先度設定)400を記憶部105にアクセスして取得する。なお、楽器などの物品やペットの設定については、何れかのユーザが代わりに設定するようにしてもよい。
(ii)ステップ502
プロセッサ101は、各ユーザが在宅しているか不在であるかについて確認する。在宅(在室)しているか不在であるかは、例えば、各ユーザの手荷物(身に着けるものやバッグなど)に通信機能を持たせ、通信が成功するか否かで判定することができる。それと併せて、各ユーザの携帯端末20_1から20_nとも近距離通信(ブルートゥース(登録商標)を用いた通信)を行い、通信が確立できたか否かで総合的に判断してもよい。なお、特定のユーザしか使わない手荷物(持ち物)であれば、ユーザの識別手段として用いることも可能である。ただし、手荷物の場合は置き忘れの懸念が考えられるので、複数の機器(例えば腕時計とバッグ、スマートフォン)を等価の情報として設定し、どれかが通信できなくなった(=不在)の場合には他の機器は置き忘れたと判断し、不在と判断してもよい。また、電池切れによる通信不良等の誤検出を防ぐために、電池残量が少なくなった機器は電池切れの信号を送信し、通信が途絶えても不在として扱わないようにしてもよい。
また、照明の点灯、TVの視聴予約、スマート家電の起動設定、および目覚まし時計の設定(全て家電の設定)など、その時刻や時間帯に在宅していることを前提とした設定がある場合には、プロセッサ101は、上述のように、その設定時刻情報を取得し、睡眠状態か否か判定することができる。つまり、照明の点灯、TVの視聴予約、スマート家電の起動設定を用いれば、その時刻には少なくとも誰かは睡眠状態でないと推定することができ、目覚まし設定時刻はその時刻の前まで特定のユーザが睡眠状態にあると推定することができる。また、例えば、夫婦の二人暮らしであり、妻がワイドショーを視聴する予約(TV視聴予約)をしていて(予約の際、妻の予約であることをTVに保持させるか、温湿度計10にその情報を予め送信しておく)、誰かが外出した情報をドアに設置した非接触センサが検出した場合、外出した人間は夫であり、在宅している人間は妻であると判断することができる。
さらに、温湿度計10のプロセッサ101は、各ユーザの携帯端末20_1から20_nで設定されたスケジュール情報(外出情報)、スケジュール管理端末40で保持された各ユーザのスケジュール情報など、その時間に不在である事を前提とした設定を取得することができる。このため、プロセッサ101は、そのスケジュール情報と、各ユーザの携帯端末20_1から20_nや各ユーザの手荷物(通信機能付き)との近距離通信(例えば、ブルートゥース(登録商標))の実行結果に基づいて、在宅の有無を確認することができる。また、プロセッサ101は、各ユーザの携帯端末20_1から20_nのGPS機能を用いて位置情報を取得することができ、在宅の有無を確認してもよい。
さらに、プロセッサ101は、GPS機能を用いて各ユーザの携帯端末20_1から20_nの現在位置情報を取得し、スケジュール情報に基づいて、現在地からスケジュール情報に含まれる目的地に移動するために必要な所要時間や、目的地から自宅に戻る帰宅時刻を推定することができる。
また、在宅/不在の判断は、取得した情報(通信可能か否かの情報、家電の予約設定情報(TVの視聴予約情報)、スケジュール情報)に基づいて行われるが、各取得する情報に優先度を付けて判断してもよい。例えば、通過検出手段80の検出結果+近距離通信の結果>手荷物70との近距離通信の結果>照明の点灯の検知や家電装置60の予約設定=スケジュール情報のように、優先順位を付けることができる。
(iii)ステップ503
温度センサ102によって検知した温度および湿度センサ103によって検知した湿度によって危険性があると判断すると、プロセッサ101は、記憶部105に保持されているユーザ報知・空調制御設定300(図3)と優先度設定400(図4)を読み込み、その設定内容とステップ502で確認した各ユーザ(同居家族の各構成メンバ)、物品、およびペットの在宅の有無の情報とに基づいて、制御内容(危険性の報知の有無、および空調の温度・湿度設定)を決定する。
(iv)ステップ504
プロセッサ101は、ステップ503で決定した制御内容に基づいて、報知を実行し、空調機器30を制御する。
(v)ステップ505
プロセッサ101は、各ユーザ(同居家族の各構成メンバ)、物品、およびペットの在宅の有無に変化があったか判断する。変化があったか否かは、ステップ502で説明した処理を行うことにより判断することができる。変化があった場合(ステップ505でYesの場合)には、処理はステップ503に移行する。変化がない場合(ステップ505でNoの場合)には、処理はステップ506に移行する。
(vi)ステップ506
プロセッサ101は、ステップ503で決定した制御内容に基づいて、ユーザ報知および空調制御を継続する。
(vii)ステップ507
プロセッサ101は、各ユーザ(同居家族の各構成メンバ)、物品、およびペットに関する設定内容(ユーザ報知・空調制御設定300および優先度設定400)が更新されたか否か判断する。設定内容が更新された(変化があった)場合(ステップ507でYesの場合)、処理はステップ503に移行する。設定内容が更新されていない(変化がなく、同一であった)場合(ステップ507でNoの場合)、処理はステップ505に移行する。
以上説明したような処理を行うことにより、家族のメンバが一人も在宅していない場合や危険報知不要として設定したユーザ(家族のメンバ)やペット、楽器などしか家の中に存在しない場合には、危険性の報知をしない、外出予定時刻直前の場合には危険性を報知しない、睡眠状態にある場合は熱中症のみ危険性を報知する、といった柔軟な対応を取ることができるようになる。
<変形例>
(i)危険性報知は、アイコン、光、音といった別の警告が可能な端末(スマホ、TV、照明など)に情報を転送して行ってもよい。
(ii)外部から現在地域における天気情報を取得し、室内と室外の温度差・湿度差が閾値以上の場合には、空調機器30を稼働させるよりも窓を開けた方が良いと判断して、窓を開けるように報知してもよいし、外部からインフルエンザの発症に関する情報(ユーザの予防接種の有無(各ユーザの携帯端末20_1から20_nに入力され、温湿度計10に送信される)、インフルエンザ患者増加のニュースなど)を取得し、インフルエンザの危険報知をする閾値を変更してもよい。例えば、予防接種しておらず、インフルエンザが最近流行っているため、警戒を高めようというメッセージを温湿度計10から各ユーザの携帯端末20_1から20_nに送信するという報知態様も考えられる。
(iii)本実施形態では、空調機器(エアコン、加湿器、扇風機などを含む)30と通信ができる場合、一人もユーザ(例えば、家族の構成メンバ)が在宅していない時や自動制御不要として設定したユーザしか在宅していない場合には空調機器を稼働しないとしているが、これに加えて、ユーザが在宅する予定となる時刻に適正な温湿度となるように空調機器30を稼働したり、在宅しているユーザの自動制御の要求レベルに応じて空調機器の稼働を行ったり、睡眠状態にある場合は自動制御不要と設定したユーザでも最低限の空調機器の稼働を行ったりするという柔軟な自動制御を行うようにしてもよい。ただし、突然、空調機器30が稼働したことに対して、ユーザを驚かせないように、空調機器30を操作する、あるいは操作したことを在宅している各ユーザの携帯端末20_1から20_nに通知するようにしてもよい。また、温湿度計10は、外部から現在地の未来の天気情報(天気予報)を取得し、制御に組み込んでも良い(急激に冷え込むという天気予報がある場合、いつもよりも部屋を暖かめに空調制御する)。
(iv)温湿度計10は、不在のユーザの携帯端末20_k(k=1からn)と通信し、SOS信号を発信したり、その他の通信端末50と通信して外部(例えば、病院)に対してSOS信号を発信したりしてもよい。ただし、SOS信号の誤送信を避けるために、温湿度計10は、熱中症の危険がある温湿度下でユーザが在宅していた時間が閾値を超えているか(その間、危険報知を行っているのに報知を止める制御、温湿度の変更がない場合)、睡眠状態にあるか(睡眠状態にない場合は短時間で熱中症と判断する)、空調機器30と通信して空調制御し、所定時間が経ったか(温湿度を適正値にする方が先決)などを判断し、この判断結果に基づいてSOS信号を発信するようにしてもよい。
<まとめ>
本実施形態による温湿度計においては、時間や適正値からの乖離している度合いによって報知内容を変更するだけでなく、適正値(温度・湿度の適正値)に戻り始める時間や勾配を測定して、当該時間や勾配に基づいて報知内容を変更するように制御してもよい。ユーザが固定の報知内容あるいは報知方法に慣れてしまった場合には報知による結果(報知後にユーザが適切なアクションを起こすか)が悪くなる。このため、報知内容や報知方法を変更することにより、ユーザの慣れ・飽きへの対策にもなる。
1 温湿度制御システム
10 温湿度計
20_1から20_n ユーザの携帯端末
30 空調機器
40 スケジュール管理端末
50 その他の通信端末
60 家電装置
70 手荷物
80 通過検出手段
101 プロセッサ
102 温度センサ
103 湿度センサ
104 通信部
105 記憶部
106 入力部
107 出力部

Claims (16)

  1. 温湿度計の周囲の温度を検知する温度センサと、
    前記温湿度計の周囲の湿度を検知する湿度センサと、
    前記温湿度計の動作を制御するプログラムを格納する記憶部と、
    複数の外部装置と通信を行う通信部と、
    前記記憶部から前記プログラムを読み込んで実行するプロセッサと、
    前記プロセッサによる処理結果を出力する出力部と、
    を備え、
    前記プロセッサは、
    前記通信部が前記複数の外部装置から取得した情報に基づいて、所定グループの各構成メンバの所定の場所における在・不在を判断する処理と、
    前記各構成メンバの在・不在の情報と前記温度および前記湿度の情報とに基づいて、前記所定の場所にいる構成メンバに周囲環境についての危険性の報知および前記外部装置としての空調機器の空調制御を実行するか否か判断する処理と、
    を実行する、温湿度計。
  2. 請求項1において、
    前記記憶部は、前記構成メンバについて、前記所定の場所にいるときに、前記危険性の報知を希望するか否か、および前記空調制御をどのように行うことを希望するか、についての情報を示す報知・空調制御設定情報を格納し、
    前記プロセッサは、前記報知・空調制御設定情報を参照して、前記危険性の報知および前記空調制御の実行の有無を判断する、温湿度計。
  3. 請求項2において、
    前記記憶部は、さらに、複数の構成メンバが前記所定の場所に共在する場合に、どのメンバの前記報知・空調制御設定情報を優先するかを示す優先度設定情報を格納し、
    前記プロセッサは、前記複数の構成メンバが共在する場合には、前記優先度設定情報をさらに参照して、前記危険性の報知および前記空調制御の実行の有無を判断する、温湿度計。
  4. 請求項1から3の何れか1項において、
    前記複数の外部装置の中に、前記所定の場所の出入り口に設置された通過検出手段と、前記各構成メンバの携帯端末が含まれ、
    前記プロセッサは、前記通信部を用いて、前記通過検出手段による検出結果を近距離通信によって取得するとともに、前記各構成メンバの携帯端末と近距離通信を行うことにより、構成メンバの前記所定の場所における在・不在を判断する、温湿度計。
  5. 請求項1から4の何れか1項において、
    前記複数の外部装置の中に、通信機能を含む家電装置が含まれ、
    前記プロセッサは、前記通信部を用いて前記家電装置と通信し、前記家電装置における動作予約情報を取得し、当該動作予約情報に含まれる時間帯に前記各構成メンバのうち少なくとも1人が前記所定の場所にいると判断する、温湿度計。
  6. 請求項1から5の何れか1項において、
    前記複数の外部装置の中に、前記各構成メンバの携帯端末、あるいは前記各構成メンバのスケジュールを管理するスケジュール管理端末が含まれ、
    前記プロセッサは、前記通信部を用いて前記各構成メンバの携帯端末、あるいは前記スケジュール管理端末と通信して前記各構成メンバのスケジュールを取得して、前記各構成メンバの前記所定の場所における在・不在を判断する、温湿度計。
  7. 請求項1から6の何れか1項において、
    前記複数の外部装置の中に、通信機能を有する、何れかの前記構成メンバが所有する所有物が含まれ、
    前記プロセッサは、前記通信部を用いて、前記所有物と近距離通信を行うことにより、前記所有物の所有者である構成メンバの前記所定の場所における在・不在を判断する、温湿度計。
  8. 請求項7において、
    前記複数の外部装置から取得した情報に基づいた前記各構成メンバの在・不在の判断に矛盾がある場合、前記プロセッサは、予め決められた在・不在の判断の優先順位に基づいて、最終的に前記各構成メンバの前記所定の場所における在・不在を決定する、温湿度計。
  9. 請求項1に記載の温湿度計と、
    空調機器と、
    前記所定の場所の出入り口に設置された通過検出手段と、
    前記各構成メンバの携帯端末と、
    通信機能を含む家電装置と、
    を備える、温湿度制御システム。
  10. 請求項9において、
    前記記憶部は、前記構成メンバについて、前記所定の場所にいるときに、前記危険性の報知を希望するか否か、および前記空調制御をどのように行うことを希望するか、についての情報を示す報知・空調制御設定情報を格納し、
    前記プロセッサは、前記報知・空調制御設定情報を参照して、前記危険性の報知および前記空調制御の実行の有無を判断する、温湿度制御システム。
  11. 請求項10において、
    前記記憶部は、さらに、複数の構成メンバが前記所定の場所に共在する場合に、どのメンバの前記報知・空調制御設定情報を優先するかを示す優先度設定情報を格納し、
    前記プロセッサは、前記複数の構成メンバが共在する場合には、前記優先度設定情報をさらに参照して、前記危険性の報知および前記空調制御の実行の有無を判断する、温湿度制御システム。
  12. 請求項9から11の何れか1項において、
    前記プロセッサは、前記通信部を用いて、前記通過検出手段による検出結果を近距離通信によって取得するとともに、前記各構成メンバの携帯端末と近距離通信を行うことにより、構成メンバの前記所定の場所における在・不在を判断する、温湿度制御システム。
  13. 請求項9から12の何れか1項において、
    前記プロセッサは、前記通信部を用いて前記家電装置と通信し、前記家電装置における動作予約情報を取得し、当該動作予約情報に含まれる時間帯に前記各構成メンバのうち少なくとも1人が前記所定の場所にいると判断する、温湿度制御システム。
  14. 請求項9から13の何れか1項において、
    前記複数の外部装置の中に、前記各構成メンバのスケジュールを管理するスケジュール管理端末が含まれ、
    前記プロセッサは、前記通信部を用いて前記各構成メンバの携帯端末、あるいは前記スケジュール管理端末と通信して前記各構成メンバのスケジュールを取得して、前記各構成メンバの前記所定の場所における在・不在を判断する、温湿度制御システム。
  15. 請求項9から14の何れか1項において、
    前記複数の外部装置の中に、通信機能を有する、何れかの前記構成メンバが所有する所有物が含まれ、
    前記プロセッサは、前記通信部を用いて、前記所有物と近距離通信を行うことにより、前記所有物の所有者である構成メンバの前記所定の場所における在・不在を判断する、温湿度制御システム。
  16. 請求項15において、
    前記複数の外部装置から取得した情報に基づいた前記各構成メンバの在・不在の判断に矛盾がある場合、前記プロセッサは、予め決められた在・不在の判断の優先順位に基づいて、最終的に前記各構成メンバの前記所定の場所における在・不在を決定する、温湿度制御システム。
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