JP2019211210A - 電子機器、時刻報知システムおよび時刻報知方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザーの必要時に正確な時刻を報知することができる電子機器、時刻報知システムおよび時刻報知方法を提供する。【解決手段】ユーザーの動作または生体状態に基づく物理量に応じた検出信号を出力するセンサー部と、サーバーから時刻情報を含む無線信号を受信する通信部と、前記時刻情報に基づく時刻を報知する報知部と、前記検出信号に基づいて、前記通信部および前記報知部の動作を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記検出信号が所定条件を満たすと判断する場合、前記無線信号を前記通信部に受信させ、前記時刻を前記報知部に報知させることを特徴とする電子機器。【選択図】図3
Description
本発明は、電子機器、時刻報知システムおよび時刻報知方法に関する。
ユーザーに対して時刻を報知する電子機器として、例えば、特許文献1に記載の電子時計が知られている。特許文献1に記載の電子時計は、傾斜センサーおよび加速度センサーにより時計本体の加速する動きを検出し、検出されない場合、時計表示をオフする。その後、かかる電子時計は、傾斜センサーによる時計本体の傾く動きが検出された場合、時計表示をオンにする。ここで、時計表示は、電子時計が有する計時回路の計時データに従って行われる。
しかし、特許文献1に記載の電子時計では、計時回路の計時データに従った時刻がそのまま表示されるため、計時回路の計時誤差によって、表示される時刻が実際の時刻からずれてしまう。そのため、かかる電子時計では、ユーザーに対して正確な時刻を報知できない恐れがあるという課題がある。ここで、計時誤差は、例えば、計時回路の計時時刻を正確な時刻に合わせた時から時刻の表示時までの間に当該計時時刻に生じるズレである。
本発明に係る時刻表示装置の一態様は、ユーザーの動作または生体状態に基づく物理量に応じた検出信号を出力するセンサー部と、サーバーから時刻情報を含む無線信号を受信する通信部と、前記時刻情報に基づく時刻を報知する報知部と、前記検出信号に基づいて、前記通信部および前記報知部の動作を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記検出信号が所定条件を満たすと判断する場合、前記無線信号を前記通信部に受信させ、前記時刻を前記報知部に報知させる。
以下、添付図面を参照しながら本発明に係る好適な実施形態を説明する。なお、図面において各部の寸法および縮尺は実際のものと適宜異なり、理解を容易にするために模式的に示している部分もある。また、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
1.第1実施形態
1A.時刻報知システムの概要
1A.時刻報知システムの概要
図1は、第1実施形態に係る電子機器10を備える時刻報知システム100の概略を示す図である。時刻報知システム100は、電子機器10と、サーバー20と、を備える。電子機器10は、サーバー20から時刻情報を含む無線信号を受信し、当該時刻情報に基づく時刻を報知する。また、サーバー20は、衛星信号以外の無線信号を送信可能な装置であって、電子機器10と必要に応じて無線接続を確立可能な装置である。当該時刻情報は、時刻に関する情報であればいかなる形式であってもよく、例えば、現在時刻そのものを表す情報、現在時刻からの所定のカウントアップ時間あるいはカウントダウン時間を表す情報、または現在時刻に対する時差を表す情報等である。なお、現在時刻に関する情報としては、電子機器10を使用している地域またはサーバー20設置場所のローカルタイムを表す情報、または世界標準時とタイムゾーンにおける標準時との時差を表す情報等が挙げられる。
ここで、電子機器10は、ユーザーUの動作または生体状態に基づいて、ユーザーUから時刻の報知に関する指示があると判断する場合、前述の無線信号の受信および時刻の報知を実行する。図示の電子機器10は、腕時計型であり、ユーザーUの腕に装着される。例えば、電子機器10は、ユーザーUが電子機器10を見る動作であるリストターン動作をしたとき、ユーザーUから時刻の報知に関する指示があると判断し、前述の無線信号の受信および時刻の報知を実行する。
図2は、第1実施形態に係る電子機器10の外観を示す平面図である。電子機器10は、後述する各構成を収容または支持するケース101を有する。ケース101には、図示しないが、ユーザーUの腕に装着するのに用いるベルトが取り付けられる。ここで、図示の電子機器10は、時刻を表示可能な表示装置141および指針装置142を含む報知部14を有する。
なお、電子機器10の形態は、後述のセンサー部17によりユーザーUの動作または生体状態を検出可能であれば、腕時計型に限定されず、例えば、スマートフォン、タブレット端末等の形態であってもよい。また、電子機器10は、ユーザーUが携帯可能な機器に限定されず、例えば、据え置き型の機器であってもよい。
1B.電子機器の構成
図3は、第1実施形態に係る電子機器10の構成を示す図である。電子機器10は、処理装置11、記憶装置12、無線通信装置13、報知部14、操作装置15、計時装置16、センサー部17および電源部18を備える。電子機器10の各要素は、1つまたは複数のバスで相互に接続される。
図3は、第1実施形態に係る電子機器10の構成を示す図である。電子機器10は、処理装置11、記憶装置12、無線通信装置13、報知部14、操作装置15、計時装置16、センサー部17および電源部18を備える。電子機器10の各要素は、1つまたは複数のバスで相互に接続される。
処理装置11は、電子機器10の全体を制御するプロセッサーであり、例えば1つまたは複数のチップで構成される。処理装置11は、例えば、周辺装置とのインタフェース、演算装置およびレジスター等を含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成される。なお、処理装置11の機能の一部または全部を、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアで実現してもよい。処理装置11は、各種の処理を並列的または逐次的に実行する。
記憶装置12は、処理装置11が読取可能な記録媒体であり、処理装置11が実行する時刻報知プログラムPR1を含む複数のプログラム、および処理装置11が使用する各種のデータを記憶する。記憶装置12は、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)等の記憶回路の1種類以上で構成される。
無線通信装置13は、サーバー20から時刻情報を含む無線信号を受信する「通信部」である。無線通信装置13は、衛星信号以外の無線信号を用いて通信する装置であればよく、例えば、LPWA(Low Power Wide Area)等の遠距離無線通信方式、Wi−Fiを含む無線LAN(Local Area Network)、またはBluetooth等の近距離無線通信方式の装置である。中でも、LPWAは、近距離無線通信方式に比べて通信可能な距離が大きいだけでなく、消費電力を抑えることができる点で、無線通信装置13に好適に用いられる。また、無線通信装置13は、移動体通信網またはインターネット等のネットワークを介してサーバー20以外の他の装置と通信可能であってもよい。なお、Wi−FiおよびBluetoothは、それぞれ、登録商標である。
報知部14は、サーバー20からの時刻情報に基づく時刻を報知する。報知部14は、表示装置141、指針装置142、発光装置143、オーディオ装置144および振動発生装置145を備える。これらは、それぞれ、処理装置11と通信可能に接続されている。
表示装置141は、例えば、液晶表示パネル、有機EL(electro-luminescence)表示パネル等の各種の表示パネル、および表示パネルを駆動する駆動回路を含む表示装置である。ここで、表示装置141は、例えば、時刻を表す画像を表示することにより、ユーザーUに対して時刻を報知する。
指針装置142は、例えば、文字盤、指針、指針を駆動するモーターおよび駆動回路等を含んで構成される。ここで、指針装置142は、例えば、文字盤に表示される時刻を指針で指し示すことにより、ユーザーUに対して時刻を報知する。
発光装置143は、例えば、LED(light emitting diode)素子またはレーザーダイオード素子等の発光素子を少なくとも1つ含む装置である。ここで、発光装置143は、例えば、時刻を表す点灯回数または点灯個数で1つまたは複数の発光素子を点灯させることにより、ユーザーUに対して時刻を報知する。
オーディオ装置144は、例えば、オーディオ回路およびスピーカーを含む。ここで、オーディオ装置144は、例えば、時刻を表す音を発生させることにより、ユーザーUに対して時刻を報知する。
振動発生装置145は、例えば、回転軸に錘を偏心して取り付けられたモーター、または圧電素子を有する振動体等を含む。ここで、振動発生装置145は、例えば、時刻を表す振動パターン等により、ユーザーUに対して時刻を報知する。
以上の報知部14は、ユーザーUに対して時刻を報知できればよく、図示の構成に限定されず、例えば、時刻を報知可能な装置を少なくとも1つ備えれば、他の装置を省略してもよいし、前述の複数の装置以外の装置を備えていてもよい。また、報知部14は、時刻以外の情報を報知してもよい。
操作装置15は、電子機器10が使用する情報を処理装置11に入力するための機器である。操作装置15は、ユーザーUによる操作を受付ける。具体的には、操作装置15は、前述の図2に示すケース101から突出した操作ボタンを含む。なお、操作装置15は、操作ボタンを含む構成に限定されず、例えば、電子機器10の形態に応じて、タッチパネルを含む構成であってもよい。また、後述する触覚センサー175等を操作装置15として用いてもよい。また、操作装置15は、ユーザーUの動作に基づく検出信号を出力する。この点、操作装置15は、センサー部17の一部として用いることも可能である。
計時装置16は、内部時刻を計時する「計時部」である。具体的には、計時装置16は、水晶発振器などで生成されるクロック信号を分周して得たパルス信号をカウントすることによって、現在の日時を示す日時情報を生成する。
センサー部17は、ユーザーUの動作または生体状態に基づく物理量に応じた検出信号を出力する。センサー部17は、加速度センサー171、角速度センサー172、気圧センサー173、温度センサー174、触覚センサー175および光学センサー176を備える。これらは、それぞれ、処理装置11と通信可能に接続されている。
加速度センサー171は、電子機器10に加わる加速度に関する情報を含む加速度信号を検出信号として出力する。したがって、例えば、ユーザーUがリストターン動作を行って電子機器10に加速度が加わると、加速度センサー171は、当該リストターン動作に応じた検出信号を出力する。加速度センサー171は、例えば、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)技術を用いてシリコン基板を加工して製造される加速度センサー素子を少なくとも1つ含んで構成される。好ましくは、加速度センサー171は、互いに直交する3つの方向の加速度を検出可能に構成される。
角速度センサー172は、電子機器10に加わる角速度に関する情報を含む角速度信号を検出信号として出力する。したがって、例えば、ユーザーUがリストターン動作を行って電子機器10に角速度が加わると、角速度センサー172は、当該リストターン動作に応じた検出信号を出力する。角速度センサー172は、MEMS技術を用いてシリコン基板を加工して製造される角速度センサー素子を少なくとも1つ含んで構成される。好ましくは、角速度センサー172は、互いに直交する3つの方向の角速度を検出可能に構成される。
気圧センサー173は、電子機器10の外部の気圧に関する情報を含む気圧信号を検出信号として出力する。したがって、例えば、ユーザーUが電子機器10に向けて息を吹きかけたり声を発したりする動作を行って電子機器10の外部の気圧が変化すると、気圧センサー173は、当該動作に応じた検出信号を出力する。気圧センサー173は、例えば、MEMS技術を用いてシリコン基板を加工して製造される気圧センサー素子を含んで構成される。当該気圧センサー素子は、例えば、受圧により撓み変形するダイヤフラム部と、ダイヤフラム部の撓みを検出するピエゾ抵抗素子と、を含んで構成される。
温度センサー174は、電子機器10の外表面の温度に関する情報を含む温度信号を検出信号として出力する。したがって、例えば、ユーザーUが電子機器10を装着する動作を行って電子機器10の外表面の温度が変化すると、温度センサー174は、当該動作に応じた検出信号を出力する。温度センサー174は、例えば、サーミスターを含んで構成される。なお、温度センサー174は、電子機器10を装着したユーザーUの体温に関する情報を含む信号を検出信号として出力することもできる。
触覚センサー175は、電子機器10の外表面に加わる圧力に関する触覚信号を検出信号として出力する。したがって、例えば、ユーザーUが電子機器10に触れる動作を行って電子機器10の外表面に加わる圧力が変化すると、触覚センサー175は、当該動作に応じた検出信号を出力する。触覚センサー175は、例えば、静電容量式または抵抗式等の感圧センサーである。
光学センサー176は、ユーザーUの脈波に応じた生体信号を検出信号として出力する。例えば、光学センサー176は、LED等の発光素子とフォトダイオード等の受光素子とを含んで構成される。当該脈波センサーは、血管の拡張時と収縮時とで光の反射率が異なる現象を利用し、発光素子から光を皮膚内の血管に照射し、皮膚内部から戻ってきた光を受光素子で受光して生体信号を出力する。なお、受光素子は、ユーザーUが電子機器10を装着する動作に応じた信号も出力する。当該信号をセンサー部17の検出信号として用いる場合、光学センサー176は、受光素子を含んでいればよく、発光素子を含まなくてもよい。
以上のセンサー部17は、ユーザーUの動作または生体状態に基づく物理量に応じた検出信号を出力できればよく、図示の構成に限定されず、例えば、ユーザーUの動作または生体状態を検出可能なセンサーを少なくとも1つ備えれば、他のセンサーを省略してもよいし、前述の複数のセンサー以外のセンサーを備えていてもよい。また、センサー部17からの検出信号は、後に詳述するように電子機器10における無線信号の受信および時刻の報知のタイミングの決定に用いられるが、他の用途に用いてもよい。電子機器10が、据え置き型の場合は、ユーザーUの動作として、電子機器10に触れる動作、タップする動作、揺らす動作、逆さにする動作、転がす動作、水に入れる動作等が挙げられ、それぞれの動作は、センサー部17から出力される検出信号に基づいて判別される。なお、ユーザーUの生体状態としては、脈拍(心拍)、脈拍周期(心拍周期)、血圧、体温、および発汗量等の生理的な状態等が挙げられる。
電源部18は、発電部181、蓄電部182および電源回路183を含んで構成される。
発電部181は、例えば、太陽電池、または回転錘により発電用モーターを回転させることにより発電する電磁誘導発電装置等を含んで構成される。
蓄電部182は、発電部181での発電により生じた電力を蓄電する。蓄電部182は、例えば、リチウムイオン二次電池等の二次電池またはキャパシター等を含んで構成される。なお、蓄電部182は、必要に応じて、発電部181からの供給される電力量を調整または制限する回路を含む。
電源回路183は、蓄電部182に蓄電された電力を電子機器10の各部に供給する。また、電源回路183は、蓄電部182の蓄電量を検出する。電源回路183は、例えば、電子機器10の各部に供給する電力の電圧値または電流値を調整するレギュレーター、および蓄電部182の蓄電量を検出する検出回路等を含んで構成される。電源回路183は、処理装置11と通信可能に接続されている。
以上の電源部18は、前述の構成以外の構成を含んでいてもよい。例えば、電源部18は、発電部181の発電量に関する情報を含む信号を出力する発電量検出回路を含んでいてもよい。当該発電量検出回路から出力される信号は、処理装置11の処理に用いることができる。また、当該信号は、ユーザーUの動作に基づいて変化する。そのため、当該信号を前述のセンサー部17からの検出信号と同様に電子機器10における無線信号の受信および時刻の報知のタイミングの決定に用いることが可能である。この場合、当該発電量検出回路は、センサー部17の一部を構成するとも言える。
以上のような構成の電子機器10において、処理装置11は、記憶装置12から時刻報知プログラムPR1を読み出して実行することによって、制御部111および時刻修正部112として機能する。
制御部111は、センサー部17から出力される検出信号に基づいて、無線通信装置13および報知部14の動作を制御する。より具体的には、制御部111は、センサー部17から出力される検出信号が所定条件を満たすと判断する場合、サーバー20から無線信号を無線通信装置13に受信させ、当該無線信号に含まれる時刻情報に基づく時刻を報知部14に報知させる。
ここで、制御部111は、センサー部17から出力される検出信号が所定条件を満たすか否かを、加速度センサー171、角速度センサー172、気圧センサー173、温度センサー174、触覚センサー175および光学センサー176のうちの少なくとも1つの検出信号を用いて判断する。
例えば、制御部111は、加速度センサー171および角速度センサー172からの検出信号に基づいて、ユーザーUがリストターン動作を行ったと判断する場合に、所定条件を満たすと判断する。また、例えば、制御部111は、気圧センサー173からの検出信号に基づいて、ユーザーUが電子機器10に向けて息を吹きかけたり声を発したりする動作を行ったと判断する場合に、所定条件を満たすと判断する。さらに、例えば、制御部111は、温度センサー174または光学センサー176からの検出信号に基づいて、ユーザーUが電子機器10を装着する動作を行ったと判断する場合に、所定条件を満たすと判断する。また、例えば、制御部111は、触覚センサー175からの検出信号に基づいて、ユーザーUが電子機器10に触れる動作を行ったと判断する場合に、所定条件を満たすと判断する。
なお、制御部111での判断に用いる検出信号の種類は、時刻報知プログラムPR1に設定されていてもよいし、ユーザーUにより設定可能であってもよい。
前述したように所定条件を満たすと判断する場合、無線通信装置13は、制御部111からの指示により、サーバー20から無線信号を受信する。制御部111は、無線通信装置13が受信した無線信号から時刻情報を受け取り、当該時刻情報に基づく時刻を報知部14に報知させる。ここで、制御部111は、表示装置141、指針装置142、発光装置143、オーディオ装置144および振動発生装置145のうちの少なくとも1つを選択して時刻を報知させる。
時刻修正部112は、サーバー20からの時刻情報に基づいて計時装置16の内部時刻を修正する。本実施形態の時刻修正部112は、無線通信装置13が無線信号を受信したときに必ず、計時装置16の内部時刻を修正する。
1C.電子機器の動作
図4は、第1実施形態に係る電子機器10の動作を示すフローチャートである。
ステップS11において、制御部111は、センサー部17から検出信号を取得する。次に、ステップS12において、制御部111は、前述したように検出信号が所定条件を満たすか否かを判断する。ユーザーUが前述の例示の動作を行ったと判断する方法としては、例えば、予め測定した動作を表す信号パターンを検出信号の波形と照合する方法、それぞれの動作を分析して特徴点等の特徴情報を算出し検出信号の特徴と照合する方法等が挙げられる。また、それらの信号パターンや特徴情報と照合した結果、またはユーザーUの要求が満たされた程度の状況を加味して、学習またはAI(artificial intelligence)によって動的に判断基準を変更しながら判断をする方法を用いてもよい。
ステップS12は、検出信号が所定条件を満たさない場合、ステップS11に移行する。したがって、所定条件を満たすまで、ステップS11およびS12が繰り返される。
図4は、第1実施形態に係る電子機器10の動作を示すフローチャートである。
ステップS11において、制御部111は、センサー部17から検出信号を取得する。次に、ステップS12において、制御部111は、前述したように検出信号が所定条件を満たすか否かを判断する。ユーザーUが前述の例示の動作を行ったと判断する方法としては、例えば、予め測定した動作を表す信号パターンを検出信号の波形と照合する方法、それぞれの動作を分析して特徴点等の特徴情報を算出し検出信号の特徴と照合する方法等が挙げられる。また、それらの信号パターンや特徴情報と照合した結果、またはユーザーUの要求が満たされた程度の状況を加味して、学習またはAI(artificial intelligence)によって動的に判断基準を変更しながら判断をする方法を用いてもよい。
ステップS12は、検出信号が所定条件を満たさない場合、ステップS11に移行する。したがって、所定条件を満たすまで、ステップS11およびS12が繰り返される。
検出信号が所定条件を満たす場合、ステップS13において、制御部111は、無線通信装置13にサーバー20から無線信号を受信させる。サーバー20から送信される無線信号には、時刻情報が含まれている。その時刻情報は、例えば、原子時計に基づいて刻時されている正確な時刻情報である。制御部111は、無線通信装置13とサーバー20との間で通信遅延時間の補正を行い、原子時計において刻時された時刻と極力誤差(例えば数十から数百ミリ秒以内)が少ない時刻情報を生成する。例えば、サーバー20がNTP(Network Time Protocol)機能を有するNTPサーバーである場合は、時刻情報を取得するまでに複数のNTPサーバーを経由した場合であっても、通信遅延時間を算出しネットワークに接続された無線装置13の時刻情報を正しく補正することができる。NTPにおいて通信遅延時間を算出するためには、無線装置13とサーバー20との間で、一度は通信接続を確立し、時刻情報を受送信する必要がある。ステップS13において、制御部111は、無線装置13からサーバー20に対して無線接続を要求して、双方向に通信して通信遅延時間の算出処理を行う。この通信遅延時間の算出処理は、ステップS13において、サーバー20から時刻情報を受信する都度行われてもよいし、通信遅延時間を算出した無線通信装置13の使用環境や経由するNTPサーバーが同一または差異が少ない場合は、算出処理を改めて行わずにサーバー20から時刻情報を受信し、その時刻情報に通信遅延時間を加算して、次のステップS14において報知する時刻情報としてもよい。
次に、ステップS14において、制御部111は、報知部14に時刻を報知させる。詳しくは、ステップS14では、制御部111は、ステップS13において算出された時刻情報に基づく信号を報知部14へ出力し、報知部14に時刻情報に基づく報知を実行させる。なお、ステップS13では、サーバー20から受信した時刻情報に通信遅延時間を加算しないで、ステップS14において通信遅延時間を加算して表示してもよい。また、ステップS13およびステップS14において、制御部111によって行われるシリアル処理に要する時間は、通信遅延時間と同様にサーバー20から受信した時刻情報に加算して表示してもよい。
以上の電子機器10または時刻報知方法によれば、センサー部17から出力される検出信号が所定条件を満たす場合、無線通信装置13がサーバー20から無線信号を受信し、報知部14が時刻情報に基づく時刻を報知する。そのため、ユーザーUの動作または生体状態に応じた所望時に、報知部14に時刻を報知させることができる。ここで、報知部14により報知される時刻がサーバー20からの時刻情報に基づく時刻であるため、電子機器10の内部時刻に基づく時刻を報知する場合に比べて、正確な時刻をユーザーUに報知することができる。また、無線通信装置13は、サーバー20から時刻情報を含む無線信号を受信したのち通信遅延時間を加算するといった制御部111にとって数行から数十行の処理命令で実現可能である。例えば、GNSS衛星信号のような無線信号を探索して受信し、複数の衛星信号からタイムゾーン等を算出するためには数千から数万行の処理命令が必要になる。つまり、電子機器10においては、GNSS衛星信号を受信する機器に比べて、時刻情報を取得するまでの処理命令を実行するまでの処理時間が著しく短く、迅速な受信が可能である。そのため、前述したようなユーザーUの動作または生体状態に応じた所望時に無線通信装置13の受信を実行可能である。また、無線通信装置13によれば、GNSS衛星信号のような無線信号を受信できないエリアであっても、サーバー20を設置すれば、無線信号を受信可能である。
2.第2実施形態
次に、第2実施形態について説明する。本実施形態は、内部時刻の修正に関する事項が異なること以外は、前述した第1実施形態と同様である。なお、以下の説明では、第2実施形態に関し、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項についてはその説明を省略する。また、第2実施形態に説明に用いる各図では、前述した第1実施形態と同様の構成については、同一符号を付している。
次に、第2実施形態について説明する。本実施形態は、内部時刻の修正に関する事項が異なること以外は、前述した第1実施形態と同様である。なお、以下の説明では、第2実施形態に関し、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項についてはその説明を省略する。また、第2実施形態に説明に用いる各図では、前述した第1実施形態と同様の構成については、同一符号を付している。
図5は、第2実施形態に係る電子機器10Aの構成を示す図である。電子機器10Aは、第1実施形態の処理装置11および記憶装置12に代えて、処理装置11Aおよび記憶装置12Aを備えること以外は、第1実施形態の電子機器10と同様である。
ここで、記憶装置12Aには、処理装置11Aによって実行される時刻報知プログラムPR2が記憶されている。処理装置11Aは、時刻報知プログラムPR2を実行することによって、制御部111および時刻修正部112Aとして機能する。
本実施形態の時刻修正部112Aは、無線通信装置13が無線信号を受信し、かつ、先に内部時刻を修正する先の修正を実行してから所定時間が経過したと判断する場合、先の修正後に内部時刻を修正する後の修正を実行する。したがって、時刻修正部112Aは、無線通信装置13が無線信号を受信しても、前述した所定時間が経過したと判断しない場合、計時装置16の内部時刻を修正しない。
図6は、第2実施形態に係る電子機器10Aの動作を示すフローチャートである。制御部111は、前述した第1実施形態と同様、ステップS11、S12、S13およびS14を実行する。その後、ステップS21において、時刻修正部112Aは、所定時間が経過したか否かを判断する。所定時間が経過していない場合、ステップS11に移行する。一方、所定時間が経過した場合、ステップS22において、時刻修正部112Aは、サーバー20からの時刻情報に基づく時刻に計時装置16の内部時刻を修正する。
以上のような電子機器10Aによっても、前述した第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
本実施形態の電子機器10Aは、前述したように、内部時刻を計時する計時部としての計時装置16と、サーバー20からの時刻情報に基づいて計時装置16の内部時刻を修正する時刻修正部112Aと、を備える。ここで、時刻修正部112Aは、前回の内部時刻の修正後に所定時間が経過したか否かを判断する。そして、時刻修正部112Aは、所定時間が経過し、かつ、センサー部17からの検出信号が所定条件を満たすと判断する場合、内部時刻を修正する。このように後の修正を実行することにより、前述の第1実施形態のように無線通信装置13が無線信号を受信したときに必ず内部時刻を修正する場合に比べて、電子機器10Aの消費電力を低減することができる。また、前述の所定時間を適切に設定することにより、ユーザーUに報知する時刻の精度の低下を抑えることが可能である。
3.第3実施形態
次に、第3実施形態について説明する。本実施形態は、サーバーからの無線信号の受信に関する事項が異なること以外は、前述した第1実施形態と同様である。なお、以下の説明では、第3実施形態に関し、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項についてはその説明を省略する。また、第3実施形態に説明に用いる各図では、前述した第1実施形態と同様の構成については、同一符号を付している。
次に、第3実施形態について説明する。本実施形態は、サーバーからの無線信号の受信に関する事項が異なること以外は、前述した第1実施形態と同様である。なお、以下の説明では、第3実施形態に関し、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項についてはその説明を省略する。また、第3実施形態に説明に用いる各図では、前述した第1実施形態と同様の構成については、同一符号を付している。
図7は、第3実施形態に係る電子機器10Bの構成を示す図である。電子機器10Bは、第1実施形態の処理装置11および記憶装置12に代えて、処理装置11Bおよび記憶装置12Bを備えること以外は、第1実施形態の電子機器10と同様である。
ここで、記憶装置12Bには、処理装置11Bによって実行される時刻報知プログラムPR3が記憶されている。処理装置11Bは、時刻報知プログラムPR3を実行することによって、制御部111Bおよび時刻修正部112として機能する。
本実施形態の制御部111Bは、蓄電部182の蓄電量に基づいて、無線通信装置13が無線信号を受信するタイミングを制御する。より具体的には、制御部111Bは、蓄電部182の蓄電量が所定量以上であり、かつ、センサー部17から出力される検出信号が所定条件を満たすと判断する場合、サーバー20から無線信号を無線通信装置13に受信させ、当該無線信号に含まれる時刻情報に基づく時刻を報知部14に報知させる。ここで、制御部111Bは、蓄電部182の蓄電量が所定量以上であるか否かを、蓄電部182に蓄電される電力量と、無線通信装置13が無線信号を受信するのに必要な電力量である必要消費電力との差分に基づいて判断する。そして、制御部111Bは、蓄電部182の電力量が、無線通信装置13の必要消費電力よりも大きい場合、蓄電部182の蓄電量が所定量以上であると判断する。
図8は、第3実施形態に係る電子機器10Bの動作を示すフローチャートである。制御部111Bは、まず、ステップS31において、発電部181の発電および蓄電部182の蓄電を開始させる。そして、ステップS32において、制御部111Bは、蓄電部182の電力量が無線通信装置13の必要消費電力よりも大きいか否かを判断する。ステップS32は、蓄電部182の電力量が無線通信装置13の必要消費電力よりも大きくなるまで繰り返す。
蓄電部182の電力量が無線通信装置13の必要消費電力よりも大きい場合、制御部111Bは、前述した第1実施形態と同様、ステップS11、S12、S13およびS14を実行する。ただし、ステップS12において、検出信号が所定条件を満たさない場合、ステップS32に移行する。
図9は、第3実施形態におけるユーザーUの動作状態の経時的変化と無線通信装置13の受信タイミングとの関係を示す図である。図9において、上段は、ユーザーUの動作状態の一例として、電子機器10Bに加わる加速度Mを示し、下段は、無線通信装置13の受信タイミングを、無線通信装置13が受信動作を実行する状態を示す「ON」、受信動作を実行しない状態を示す「OFF」により示す。
電子機器10Bが前述の図8に示す動作を実行することにより、図9に示すように、加速度Mの絶対値が所定値よりも小さい期間T2およびT4において、無線通信装置13が無線信号を受信する頻度を、加速度Mの絶対値が所定値以上である期間T1、T3およびT5における頻度よりも少なくすることができる。そのため、期間T2およびT4における電子機器10Bの消費電力を低減することができる。
以上のような電子機器10Bによっても、前述した第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
本実施形態の電子機器10Bは、発電する発電部181と、発電部181での発電により生じた電力を蓄電する蓄電部182と、を備える。そして、制御部111Bは、蓄電部182に蓄電される電力量に基づいて、無線通信装置13が無線信号を受信するタイミングを制御する。このような制御により、前述したように、電子機器10Bの消費電力を低減することができる。
4.第4実施形態
次に、第4実施形態について説明する。本実施形態は、主に、報知部での報知内容が異なること以外は、前述した第1実施形態と同様である。なお、以下の説明では、第4実施形態に関し、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項についてはその説明を省略する。また、第4実施形態に説明に用いる各図では、前述した第1実施形態と同様の構成については、同一符号を付している。
次に、第4実施形態について説明する。本実施形態は、主に、報知部での報知内容が異なること以外は、前述した第1実施形態と同様である。なお、以下の説明では、第4実施形態に関し、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項についてはその説明を省略する。また、第4実施形態に説明に用いる各図では、前述した第1実施形態と同様の構成については、同一符号を付している。
図10は、第4実施形態に係る電子機器10Cの構成を示す図である。電子機器10Cは、第1実施形態の処理装置11および記憶装置12に代えて、処理装置11Cおよび記憶装置12Cを備えること以外は、第1実施形態の電子機器10と同様である。
ここで、記憶装置12Cには、処理装置11Cによって実行される時刻報知プログラムPR4が記憶されている。処理装置11Cは、時刻報知プログラムPR4を実行することによって、制御部111Cおよび時刻修正部112として機能する。
本実施形態の制御部111Cは、センサー部17から出力される検出信号が所定条件を満たすと判断する場合、サーバー20から無線信号を無線通信装置13に受信させ、当該検出信号に含まれる物理量に関する情報であるセンサー情報を、当該無線信号に含まれる時刻情報に対応付けて報知部14に報知させる。また、制御部111Cは、この場合、このように時刻情報と対応付けたセンサー情報をセンサー情報D1として記憶装置12に記憶させる。
また、制御部111Cは、検出信号のセンサー情報および無線信号の時刻情報に加えて、記憶装置12のセンサー情報D1を用いて、報知部14に報知させる情報を生成する処理を実行可能である。このような処理によれば、電子機器10Cが内部時刻を持っていなかたり、内部時刻の誤差が大きくなったりしても、センサー情報の経時的変化に関する情報を報知部14に報知させることができる。
図11は、第4実施形態に係る電子機器10Cの動作を示すフローチャートである。制御部111Cは、前述した第1実施形態と同様、ステップS11、S12およびS13を実行する。その後、ステップS41において、制御部111Cは、報知部14に対して、時刻情報をセンサー情報に対応付けて報知させる。次に、ステップS42において、制御部111Cは、記憶装置12に対して、時刻情報をセンサー情報に対応付けて記憶させる。
以上のような電子機器10Cによっても、前述した第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
本実施形態の制御部111Cは、センサー部17からの検出信号が所定条件を満たすと判断する場合、当該検出信号またはセンサー部17における検出信号に含まれる物理量に関する情報を時刻情報に対応付けて報知部14に報知させる。このような報知により、ユーザーUに対して、時刻だけでなくセンサー部17の検出結果を報知することができる。なお、報知される情報は、センサー17の検出対象のそのものの情報に限らず、センサー部17からの検出信号を用いて導出される関連情報であってもよい。このように、時刻以外の情報を時刻情報と併せて報知することにより、時刻のみを報知する場合に比べて、ユーザーUに対する電子機器10Cの利便性を高めることができる。
ここで、電子機器10Cは、センサー部17からの検出信号に含まれる物理量に関する情報および時刻情報を記憶する記憶部としての記憶装置12を備える。そして、制御部111Cは、検出信号が所定条件を満たすと判断する場合、物理量に関する情報を時刻情報に対応付けて記憶装置12に記憶させる。このように記憶した情報を用いることにより、前述したようにセンサー情報の経時的変化に関する情報をユーザーUに提供することができる。
5.第5実施形態
次に、第5実施形態について説明する。本実施形態は、主に、センサー部および通信部を含む装置と、報知部および制御部を含む装置とが無線通信可能であること以外は、前述した第1実施形態と同様である。なお、以下の説明では、第5実施形態に関し、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項についてはその説明を省略する。また、第5実施形態に説明に用いる各図では、前述した第1実施形態と同様の構成については、同一符号を付している。
次に、第5実施形態について説明する。本実施形態は、主に、センサー部および通信部を含む装置と、報知部および制御部を含む装置とが無線通信可能であること以外は、前述した第1実施形態と同様である。なお、以下の説明では、第5実施形態に関し、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項についてはその説明を省略する。また、第5実施形態に説明に用いる各図では、前述した第1実施形態と同様の構成については、同一符号を付している。
図12は、第5実施形態に係る電子機器10Dの構成を示す図である。電子機器10Dは、相互に無線通信可能な装置10aおよび10bを備える。装置10aは、第1実施形態の無線通信装置13およびセンサー部17を省略し、近距離無線通信装置21を備えること以外は、第1実施形態の電子機器10と同様である。例えば、装置10aは、前述の実施形態の電子機器10のような腕時計型の形態をなす。一方、装置10bは、無線通信装置13、センサー部17および近距離無線通信装置22を備える。例えば、装置10bは、キーホルダー等に取る付け可能な携帯型の形態をなす。なお、図示しないが、装置10bは、センサー部17および近距離無線通信装置22以外に、例えば、プロセッサー、メモリーおよび電池等の構成を含む。
近距離無線通信装置21および22は、それぞれ、Wi−Fiを含む無線LAN(Local Area Network)、またはBluetooth等の近距離無線通信方式の装置である。電子機器10Dでは、近距離無線通信装置21および22が相互に通信して、処理装置11が前述した第1実施形態と同様の処理を実行する。
以上のような電子機器10Dによっても、前述した第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
以上、本発明の電子機器、時刻報知システムおよび時刻報知方法について図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明は、これらに限定されない。また、本発明の各部の構成は、前述した実施形態の同様の機能を発揮する任意の構成に置換することができ、また、任意の構成を付加することもできる。また、本発明は、前述した各実施形態の任意の構成同士を組み合わせてもよい。
10…電子機器、10A…電子機器、10B…電子機器、10C…電子機器、10D…電子機器、12…記憶装置(記憶部)、12A…記憶装置(記憶部)、12B…記憶装置(記憶部)、12C…記憶装置(記憶部)、13…無線通信装置(通信部)、14…報知部、16…計時装置(計時部)、17…センサー部、20…サーバー、100…時刻報知システム、111…制御部、111B…制御部、111C…制御部、112…時刻修正部、112A…時刻修正部、141…表示装置、142…指針装置、143…発光装置、144…オーディオ装置、145…振動発生装置、171…加速度センサー、172…角速度センサー、173…気圧センサー、174…温度センサー、175…触覚センサー、176…光学センサー、U…ユーザー
Claims (9)
- ユーザーの動作または生体状態に基づく物理量に応じた検出信号を出力するセンサー部と、
サーバーから時刻情報を含む無線信号を受信する通信部と、
前記時刻情報に基づく時刻を報知する報知部と、
前記検出信号に基づいて、前記通信部および前記報知部の動作を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記検出信号が所定条件を満たすと判断する場合、前記無線信号を前記通信部に受信させ、
前記時刻を前記報知部に報知させることを特徴とする電子機器。 - 前記センサー部は、加速度センサー、角速度センサー、気圧センサー、温度センサー、触覚センサーおよび光学センサーのうちの少なくとも1つを含む請求項1に記載の電子機器。
- 前記報知部は、表示装置、指針装置、発光装置、オーディオ装置および振動発生装置のうちの少なくとも1つを含む請求項1または2に記載の電子機器。
- 内部時刻を計時する計時部と、
前記時刻情報に基づいて前記内部時刻を修正する時刻修正部と、をさらに備え、
前記時刻修正部は、
前回の前記内部時刻の修正後に所定時間が経過したか否かを判断し、
前記所定時間が経過し、かつ、前記検出信号が前記所定条件を満たすと判断する場合、前記内部時刻を修正する請求項1ないし3のいずれか1項に記載の電子機器。 - 発電する発電部と、
前記発電部での発電により生じた電力を蓄電する蓄電部と、をさらに備え、
前記制御部は、
前記蓄電部に蓄電される電力量に基づいて、前記通信部が前記無線信号を受信するタイミングを制御する請求項1ないし4のいずれか1項に記載の電子機器。 - 前記制御部は、
前記検出信号が前記所定条件を満たすと判断する場合、前記物理量に関する情報を前記時刻情報に対応付けて前記報知部に報知させる請求項1ないし5のいずれか1項に記載の電子機器。 - 前記物理量に関する情報および前記時刻情報を記憶する記憶部をさらに備え、
前記制御部は、
前記検出信号が前記所定条件を満たすと判断する場合、前記物理量に関する情報を前記時刻情報に対応付けて前記記憶部に記憶させる請求項1ないし6のいずれか1項に記載の電子機器。 - 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の電子機器と、
前記サーバーと、を備えることを特徴とする時刻報知システム。 - ユーザーの動作または生体状態に基づく物理量に応じた検出信号をセンサー部から出力させ、
前記検出信号が所定条件を満たすと判断する場合、サーバーから時刻情報を含む無線信号を通信部に受信させ、
前記時刻情報に基づく時刻を報知部に報知させることを特徴とする時刻報知方法。
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JP2018104194A JP2019211210A (ja) | 2018-05-31 | 2018-05-31 | 電子機器、時刻報知システムおよび時刻報知方法 |
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