JP6237692B2 - 携帯表示装置及び操作検出方法 - Google Patents
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Description
加速度を計測する加速度センサと、
前記加速度の大きさに係る計測値が所定の基準値を跨いで変化した際に検出信号を出力する検出信号出力手段と、
前記検出信号を用いて前記計測値が前記所定の基準値を超えた運動状態の継続時間を算出する運動継続時間算出手段と、
前記運動状態の発生頻度と、当該運動状態において各々算出された前記継続時間とに基づいて、前記運動状態がユーザの走行によるものであるか否かを判別する走行判別手段と、
前記走行判別手段において、前記ユーザの走行によるものであると判別された場合に、所定期間、走行状態として設定する走行状態設定手段と、
前記運動状態が複数回計測された場合において、前記検出信号を用いて当該複数回の運動状態の時間間隔を算出する運動間隔算出手段と、
算出された前記継続時間及び前記時間間隔に基づく判別条件に従って、前記複数回の計測が連続したユーザのタップ操作によるものであるかを判別する連続タップ判別手段と、
を備え、
前記加速度センサは、直交する3方向の加速度を各々計測し、
前記検出信号出力手段は、何れかの方向への加速度に係る計測値が前記所定の基準値を上回った場合、及び、前記3方向全てへの加速度に係る計測値が前記所定の基準値を下回った場合に、パルス波形の前記検出信号を出力することを特徴とする携帯表示装置である。
[第1実施形態]
図1は、本発明の実施形態の携帯表示装置である電子腕時計40を含む報知システム1の全体図である。
この電子腕時計40では、操作部46を介した入力操作に加え、加速度センサ51により計測される加速度に基づいて、CPU41によりタップの検出が行われ、入力操作として受け付けられる。
図3は、加速度センサ51の軸設定を示す図である。
この3軸方向としては、特には限られないが、ここでは、表示画面に垂直な方向(Z軸)と、表示画面に平行であってバンドの取り付け方向に平行及び垂直な平行2方向(X軸及びY軸)とが定められる。本実施形態の加速度センサ51は、基準値検出回路511(検出信号出力手段、第1検出信号出力手段、第2検出信号出力手段)を有し、計測された加速度の値を出力しない。基準値検出回路511は、各軸方向の加速度の計測値と所定の基準値とを比較して、割込み信号INT1、INT2を出力する。本実施形態の基準値検出回路511は、通常状態では、割込み信号INT1、INT2としてローレベルを出力し、所定の条件が満たされた場合に、予め設定された長さのハイレベルパルス信号を出力する。
図4は、ユーザが静止した状態でダブルタップの操作を行った場合の加速度センサ51による標準的な計測波形と、割込み信号波形とを示す図である。
このダブルタップ検出処理は、タッピング操作が可能な設定の場合に呼び出されて常に動作する処理である。
この走行判定処理は、1秒に一回、各秒の先頭のタイミング(秒キャリー)で走行判定プログラム422が起動されることで実行される。
次に、第2実施形態の電子腕時計40について説明する。
この第2実施形態の電子腕時計40の内部構成は、基準値検出回路511の出力信号及び操作検出プログラム421の内容を除いて第1実施形態の電子腕時計40と同一であり、説明を省略する。
この第2実施形態の基準値検出回路511では、基準値A2より大きい振幅が入力されている期間に亘り、割込み信号INT2がハイレベルとなり、また、基準値A1より大きい振幅が入力されている期間に亘り、割込み信号INT1がハイレベルとなる。即ち、このような基準値検出回路511は、2種類の基準値レベルにそれぞれ応じた比較器を用いて容易に形成される。
次に、第3実施形態の電子腕時計40について説明する。
この第3実施形態の電子腕時計40の内部構成は、操作検出プログラム421の内容を除いて第2実施形態の電子腕時計40と同一であり、説明を省略する。
このダブルタップ検出処理では、第2実施形態のダブルタップ検出処理におけるステップS101、S103a、S106、S110aの処理がそれぞれステップS101b、S103b、S106b、S110bの処理に変更され、また、ステップS103c、S110cの処理が追加された点を除き、第2実施形態のダブルタップ検出処理と同一であり、同一の処理については同一の符号を付して詳しい説明を省略する。
なお、上限時間Tx_maxと時間間隔Tyの和が上限時間Ty_maxよりも小さい場合には、継続時間Tx2を時間間隔Tyに加算した後に、当該加算された値から時間間隔Tyの計数を再開して、処理をステップS106bに戻すこととしても良い。
次に、第4実施形態の電子腕時計40について説明する。
第4実施形態の電子腕時計40の内部構成は、操作検出プログラム421の内容を除いて第2実施形態の電子腕時計40と同一であり、説明を省略する。
次に、第5実施形態の電子腕時計40について説明する。
第5実施形態の電子腕時計40は、操作検出プログラム421の内容を除いて第1実施形態の電子腕時計40と同一であり、説明を省略する。
一方、図示略の割込み信号INT1は、走行状態の判別についてのみ用いられる。
本実施形態のダブルタップ検出処理は、第1実施形態のダブルタップ検出処理にステップS161〜S163の各処理が追加され、また、制御の順序の一部が変形された点を除き、第1実施形態のダブルタップ検出処理と同一であり、同一の処理については同一の符号を付して詳しい説明を省略する。
なお、このとき、ユーザの走行に係る加速度検出との混同を減らすように基準値A2や基準時間Ty0を適宜調整しても良い。
次に、第6実施形態の電子腕時計40について説明する。
この電子腕時計40の内部構成は、操作検出プログラム421の内容を除いて第2実施形態の電子腕時計40と同一であるので説明を省略する。
このダブルタップ検出処理は、第2実施形態のダブルタップ検出処理に対して、ステップS181〜S183の処理が追加され、又、ステップS101、S103a、S106、S110aの処理が、それぞれステップS101d、S103d、S106d、S110dに置き換えられた点を除いて同一である。同一の処理については同一の符号を付して説明を省略する。
なお、このステップS101dの判別処理で“NO”に分岐する場合に、通常は、ステップS101dの処理を繰り返し行い、所定の時間間隔ごとに処理をステップS181に戻すこととしても良い。
次に、第7実施形態の電子腕時計40について説明する。
第7実施形態の電子腕時計40の内部構成は、基準値検出回路511の出力信号及び操作検出プログラム421の内容を除いて第1実施形態の電子腕時計40と同一であるので説明を省略する。
このダブルタップ検出処理は、第1実施形態のダブルタップ検出処理に対して、ステップS181、S182e、S183eの処理が追加され、又、ステップS101、S103、S106、S110の処理が、それぞれステップS101e、S103e、S106e、S110eに置き換えられた点を除いて同一である。同一の処理については同一の符号を付して説明を省略する。
次に、第8実施形態の電子腕時計40について説明する。
第8実施形態の電子腕時計40の内部構成は、基準値検出回路511の出力信号と、操作検出プログラム421及び走行判定プログラム422の内容とを除いて第2実施形態の電子腕時計40と同一であるので、説明を省略する。
次に、第9実施形態の電子腕時計40について説明する。
第9実施形態の電子腕時計40の内部構成は、基準値検出回路511の出力信号と、操作検出プログラム421及び走行判定プログラム422の内容とを除いて第8実施形態の電子腕時計40と同一であるので、説明を省略する。
また、本実施形態のダブルタップ検出処理では、第8実施形態のダブルタップ検出処理におけるステップS101、S103b、S106、S110bの処理が、それぞれ、ステップS101f、S103f、S106f、S110fの処理に置き換えられている。これら以外の処理は、第1実施形態及び第8実施形態のダブルタップ検出処理と同一であり、同一の符号を付して説明を省略する。
例えば、上記実施の形態(実施形態1〜7)では、3軸方向の加速度の振幅のうち最大値のものが基準値A1、A2と比較されたが、最初に割込み信号INT2をハイレベルに変化させる対象となった軸方向の加速度振幅が基準値A1を下回った場合に、割込み信号INT1を出力する構成であっても良い。
その他、上記実施の形態で示した構成、回路や処理手順などの具体的な細部は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、適宜変更可能である。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
<請求項1>
3次元方向の加速度を計測する加速度センサと、
前記加速度の振幅の計測値が所定の基準値を予め定められた向きに跨いで変化した際に検出信号を出力する検出信号出力手段と、
前記検出信号を用いて前記計測値が前記基準値を超えた運動状態の継続時間を算出する運動継続時間算出手段と、
前記運動状態の発生頻度と、当該運動状態において各々算出された前記継続時間とに基づいて、前記運動状態がユーザの走行によるものであるか否かを判別する走行判別手段と、
前記走行判別手段において、前記ユーザの走行によるものであると判別された場合に、所定期間、走行状態に設定する走行状態設定手段と、
前記運動状態が2回計測された場合において、前記検出信号を用いて当該2回の運動状態の時間間隔を算出する運動間隔算出手段と、
算出された前記継続時間及び前記時間間隔に基づく条件範囲に従って、前記2回の計測が連続したタップ操作によるものであるかを判別するダブルタップ判別手段と、
前記走行状態の場合には、前記ダブルタップ判別手段において連続したタップ操作であると判別する前記条件範囲を、非走行状態における当該条件範囲よりも広く変更する設定範囲変更手段と
を備えることを特徴とする携帯表示装置。
<請求項2>
前記条件範囲には、前記継続時間の上限値が含まれ、
前記設定範囲変更手段は、当該上限値を上昇させる
ことを特徴とする請求項1記載の携帯表示装置。
<請求項3>
前記上昇させた上限値は、前記運動状態が走行状態である場合の前記継続時間に応じて予め定められた上限時間未満であることを特徴とする請求項2記載の携帯表示装置。
<請求項4>
前記設定範囲変更手段は、前記基準値を低下させることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の携帯表示装置。
<請求項5>
前記設定範囲変更手段は、前記走行状態ではない場合に、前記ダブルタップ判別手段により前記運動状態が連続したタップ操作によるものではないと判別されたタイミングから所定の第1禁止期間の間に検出された前記運動状態をタップ操作によるものと見做さない設定を行うことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の携帯表示装置。
<請求項6>
前記加速度センサは、直交する3軸方向の加速度を各々計測し、
前記検出信号出力手段は、何れかの軸方向への加速度に係る計測値が前記基準値を上回ってから、全ての軸方向への加速度に係る計測値が前記基準値を下回るまでの期間に亘り前記検出信号を出力することを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の携帯表示装置。
<請求項7>
前記加速度センサは、直交する3軸方向の加速度を各々計測し、
前記検出信号出力手段は、何れかの軸方向への加速度に係る計測値が前記基準値を上回った場合、及び、全ての軸方向への加速度に係る計測値が前記基準値を下回った場合に、パルス波形の前記検出信号を出力することを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の携帯表示装置。
<請求項8>
前記検出信号出力手段は、表示画面に垂直な方向の垂直加速度の振幅に係る計測値について、前記所定の基準値を予め定められた向きに跨いで変化した際に検出信号を出力する垂直加速度検出信号出力手段と、前記表示画面に水平な面内における水平加速度の振幅に係る計測値について、前記所定の基準値を予め定められた向きに跨いで変化した際に検出信号を出力する水平加速度検出信号出力手段と、を備え、
前記走行状態設定手段は、前記水平加速度についての前記運動状態の発生頻度と、当該運動状態において各々算出された前記継続時間とに基づいて、前記運動状態がユーザの走行によるものであるか否かを判別し、
前記ダブルタップ判別手段は、算出された前記垂直加速度についての前記継続時間及び前記時間間隔に応じて、前記2回の計測が連続したタップ操作によるものか否かを判別する
ことを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の携帯表示装置。
<請求項9>
前記検出信号出力手段は、
第1基準値に係る前記検出信号を出力する第1検出信号出力手段と、
前記第1基準値より大きい第2基準値に係る前記検出信号を出力する第2検出信号出力手段と
を備え、
前記運動継続時間算出手段は、前記第2基準値を上回ってから前記第1基準値を下回るまでの継続時間を算出する
ことを特徴とする請求項1〜8の何れか一項に記載の携帯表示装置。
<請求項10>
前記検出信号出力手段は、
第1基準値に係る前記検出信号を出力する第1検出信号出力手段と、
前記第1基準値より大きい第2基準値に係る前記検出信号を出力する第2検出信号出力手段と
を備え、
前記運動継続時間算出手段は、前記非走行状態では、前記第2基準値を上回ってから当該第2基準値を下回るまでの継続時間を算出し、前記走行状態では、前記第1基準値を上回ってから当該第1基準値を下回るまでの継続時間を算出する
ことを特徴とする請求項1〜8の何れか一項に記載の携帯表示装置。
<請求項11>
前記設定範囲変更手段は、前記非走行状態における前記運動状態の発生頻度が所定レベルより高い場合には、所定の第2禁止期間に亘り、検出された前記運動状態をタップ操作によるものとは見做さない設定を行うことを特徴とする請求項1〜10の何れか一項に記載の携帯表示装置。
<請求項12>
前記検出信号出力手段は、前記加速度センサと同一のチップ上に形成されていることを特徴とする請求項1〜11の何れか一項に記載の携帯表示装置。
<請求項13>
3次元方向の加速度を計測する加速度センサを用いた携帯表示装置への操作検出方法であって、
前記加速度の振幅の計測値が所定の基準値を予め定められた向きに跨いで変化した際に検出信号を出力する検出信号出力ステップ、
前記検出信号を用いて前記計測値が前記基準値を超えた運動状態の継続時間を算出する運動継続時間算出ステップ、
前記運動状態の発生頻度と、当該運動状態において各々算出された前記継続時間とに基づいて、前記運動状態がユーザの走行によるものであるか否かを判別する走行判別ステップ、
前記走行判別ステップで、前記ユーザの走行によるものであると判別された場合に、所定期間、走行状態に設定する走行状態設定ステップ、
前記運動状態が2回計測された場合において、前記検出信号を用いて当該2回の運動状態の時間間隔を算出する運動間隔算出ステップ、
算出された前記継続時間及び前記時間間隔に基づく条件範囲に従って、前記2回の計測が連続したタップ操作によるものであるかを判別するダブルタップ判別ステップ、
前記走行状態の場合には、前記ダブルタップ判別ステップで連続したタップ操作であると判別する条件範囲を、非走行状態における当該条件範囲よりも広く変更する設定範囲変更ステップ、
を含むことを特徴とする操作検出方法。
10 スマートフォン
40 電子腕時計
41 CPU
42 ROM
421 操作検出プログラム
422 走行判定プログラム
43 RAM
431 NGカウント
44 発振回路
45 計時回路
46 操作部
47 表示部
48 表示ドライバ
49 Bluetooth(登録商標)モジュール
50 UART
51 加速度センサ
511 基準値検出回路
52 振動発生部
53 ドライバ
54 ブザー部
55 ドライバ
56 照明部
57 ドライバ
58 バス
A1 基準値
A2 基準値
AN4 アンテナ
Tx1 継続時間
Tx2 継続時間
Ty 時間間隔
Tx0 基準時間
Ty0 基準時間
Tx_max上限時間
Ty_max上限時間
Ty_min下限時間
Tz0 禁止期間
Tz1 禁止期間
Claims (13)
- 加速度を計測する加速度センサと、
前記加速度の大きさに係る計測値が所定の基準値を跨いで変化した際に検出信号を出力する検出信号出力手段と、
前記検出信号を用いて前記計測値が前記所定の基準値を超えた運動状態の継続時間を算出する運動継続時間算出手段と、
前記運動状態の発生頻度と、当該運動状態において各々算出された前記継続時間とに基づいて、前記運動状態がユーザの走行によるものであるか否かを判別する走行判別手段と、
前記走行判別手段において、前記ユーザの走行によるものであると判別された場合に、所定期間、走行状態として設定する走行状態設定手段と、
前記運動状態が複数回計測された場合において、前記検出信号を用いて当該複数回の運動状態の時間間隔を算出する運動間隔算出手段と、
算出された前記継続時間及び前記時間間隔に基づく判別条件に従って、前記複数回の計測が連続したユーザのタップ操作によるものであるかを判別する連続タップ判別手段と、
を備え、
前記加速度センサは、直交する3方向の加速度を各々計測し、
前記検出信号出力手段は、何れかの方向への加速度に係る計測値が前記所定の基準値を上回った場合、及び、前記3方向全てへの加速度に係る計測値が前記所定の基準値を下回った場合に、パルス波形の前記検出信号を出力することを特徴とする携帯表示装置。 - 加速度を計測する加速度センサと、
前記加速度の大きさに係る計測値が所定の基準値を跨いで変化した際に検出信号を出力する検出信号出力手段と、
前記検出信号を用いて前記計測値が前記所定の基準値を超えた運動状態の継続時間を算出する運動継続時間算出手段と、
前記運動状態の発生頻度と、当該運動状態において各々算出された前記継続時間とに基づいて、前記運動状態がユーザの走行によるものであるか否かを判別する走行判別手段と、
前記走行判別手段において、前記ユーザの走行によるものであると判別された場合に、所定期間、走行状態として設定する走行状態設定手段と、
前記運動状態が複数回計測された場合において、前記検出信号を用いて当該複数回の運動状態の時間間隔を算出する運動間隔算出手段と、
算出された前記継続時間及び前記時間間隔に基づく判別条件に従って、前記複数回の計測が連続したユーザのタップ操作によるものであるかを判別する連続タップ判別手段と、
を備え、
前記検出信号出力手段は、表示画面に垂直な方向の垂直加速度の大きさに係る計測値について、前記所定の基準値を予め定められた向きに跨いで変化した際に検出信号を出力する垂直加速度検出信号出力手段と、前記表示画面に平行な面内における平行加速度の大きさに係る計測値について、前記所定の基準値を予め定められた向きに跨いで変化した際に検出信号を出力する平行加速度検出信号出力手段と、を備え、
前記走行判別手段は、前記平行加速度についての前記運動状態の発生頻度と、当該運動状態において各々算出された前記継続時間とに基づいて、前記運動状態がユーザの走行によるものであるか否かを判別し、
前記連続タップ判別手段は、算出された前記垂直加速度についての前記継続時間及び前記時間間隔に応じて、前記複数回の計測が連続したタップ操作によるものか否かを判別することを特徴とする携帯表示装置。 - 前記検出信号出力手段は、
第1基準値に対応する前記検出信号を出力する第1検出信号出力手段と、
前記第1基準値より大きい第2基準値に対応する前記検出信号を出力する第2検出信号出力手段と
を備え、
前記運動継続時間算出手段は、前記第2基準値を上回ってから前記第1基準値を下回るまでの継続時間を算出する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯表示装置。 - 前記検出信号出力手段は、
第1基準値に対応する前記検出信号を出力する第1検出信号出力手段と、
前記第1基準値より大きい第2基準値に対応する前記検出信号を出力する第2検出信号出力手段と
を備え、
前記運動継続時間算出手段は、前記非走行状態では、前記第2基準値を上回ってから当該第2基準値を下回るまでの継続時間を算出し、前記走行状態では、前記第1基準値を上回ってから当該第1基準値を下回るまでの継続時間を算出する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯表示装置。 - 加速度を計測する加速度センサと、
前記加速度の大きさに係る計測値が所定の基準値を跨いで変化した際に検出信号を出力する検出信号出力手段と、
前記検出信号を用いて前記計測値が前記所定の基準値を超えた運動状態の継続時間を算出する運動継続時間算出手段と、
前記運動状態の発生頻度と、当該運動状態において各々算出された前記継続時間とに基づいて、前記運動状態がユーザの走行によるものであるか否かを判別する走行判別手段と、
前記走行判別手段において、前記ユーザの走行によるものであると判別された場合に、所定期間、走行状態として設定する走行状態設定手段と、
前記運動状態が複数回計測された場合において、前記検出信号を用いて当該複数回の運動状態の時間間隔を算出する運動間隔算出手段と、
算出された前記継続時間及び前記時間間隔に基づく判別条件に従って、前記複数回の計測が連続したユーザのタップ操作によるものであるかを判別する連続タップ判別手段と、
を備え、
前記検出信号出力手段は、
第1基準値に対応する前記検出信号を出力する第1検出信号出力手段と、
前記第1基準値より大きい第2基準値に対応する前記検出信号を出力する第2検出信号出力手段と
を備え、
前記運動継続時間算出手段は、前記第2基準値を上回ってから前記第1基準値を下回るまでの継続時間を算出することを特徴とする携帯表示装置。 - 加速度を計測する加速度センサと、
前記加速度の大きさに係る計測値が所定の基準値を跨いで変化した際に検出信号を出力する検出信号出力手段と、
前記検出信号を用いて前記計測値が前記所定の基準値を超えた運動状態の継続時間を算出する運動継続時間算出手段と、
前記運動状態の発生頻度と、当該運動状態において各々算出された前記継続時間とに基づいて、前記運動状態がユーザの走行によるものであるか否かを判別する走行判別手段と、
前記走行判別手段において、前記ユーザの走行によるものであると判別された場合に、所定期間、走行状態として設定する走行状態設定手段と、
前記運動状態が複数回計測された場合において、前記検出信号を用いて当該複数回の運動状態の時間間隔を算出する運動間隔算出手段と、
算出された前記継続時間及び前記時間間隔に基づく判別条件に従って、前記複数回の計測が連続したユーザのタップ操作によるものであるかを判別する連続タップ判別手段と、
を備え、
前記検出信号出力手段は、
第1基準値に対応する前記検出信号を出力する第1検出信号出力手段と、
前記第1基準値より大きい第2基準値に対応する前記検出信号を出力する第2検出信号出力手段と
を備え、
前記運動継続時間算出手段は、前記非走行状態では、前記第2基準値を上回ってから当該第2基準値を下回るまでの継続時間を算出し、前記走行状態では、前記第1基準値を上回ってから当該第1基準値を下回るまでの継続時間を算出することを特徴とする携帯表示装置。 - 前記検出信号出力手段は、前記加速度センサと同一のチップ上に形成されていることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の携帯表示装置。
- 加速度を計測する加速度センサと、
前記加速度の大きさに係る計測値が所定の基準値を跨いで変化した際に検出信号を出力する検出信号出力手段と、
前記検出信号を用いて前記計測値が前記所定の基準値を超えた運動状態の継続時間を算出する運動継続時間算出手段と、
前記運動状態の発生頻度と、当該運動状態において各々算出された前記継続時間とに基づいて、前記運動状態がユーザの走行によるものであるか否かを判別する走行判別手段と、
前記走行判別手段において、前記ユーザの走行によるものであると判別された場合に、所定期間、走行状態として設定する走行状態設定手段と、
前記運動状態が複数回計測された場合において、前記検出信号を用いて当該複数回の運動状態の時間間隔を算出する運動間隔算出手段と、
算出された前記継続時間及び前記時間間隔に基づく判別条件に従って、前記複数回の計測が連続したユーザのタップ操作によるものであるかを判別する連続タップ判別手段と、
を備え、
前記検出信号出力手段は、前記加速度センサと同一のチップ上に形成されていることを特徴とする携帯表示装置。 - 前記判別条件には、前記継続時間の上限値が含まれることを特徴とする請求項1〜8の何れか一項に記載の携帯表示装置。
- 前記加速度センサは、直交する3方向の加速度を各々計測し、
前記検出信号出力手段は、何れかの方向への加速度に係る計測値が前記所定の基準値を上回ってから、前記3方向全てへの加速度に係る計測値が前記所定の基準値を下回るまでの期間に亘り前記検出信号を出力することを特徴とする請求項5〜8の何れか一項に記載の携帯表示装置。 - 直交する3方向の加速度を各々計測する加速度センサを用いた携帯表示装置への操作検出方法であって、
何れかの方向への加速度に係る計測値が所定の基準値を上回った場合、及び、前記3方向全てへの加速度に係る計測値が前記所定の基準値を下回った場合に、パルス波形の検出信号を出力する検出信号出力ステップ、
前記検出信号を用いて前記計測値が前記所定の基準値を超えた運動状態の継続時間を算出する運動継続時間算出ステップ、
前記運動状態の発生頻度と、当該運動状態において各々算出された前記継続時間とに基づいて、前記運動状態がユーザの走行によるものであるか否かを判別する走行判別ステップ、
前記走行判別ステップで、前記ユーザの走行によるものであると判別された場合に、所定期間、走行状態として設定する走行状態設定ステップ、
前記運動状態が複数回計測された場合において、前記検出信号を用いて当該複数回の運動状態の時間間隔を算出する運動間隔算出ステップ、
算出された前記継続時間及び前記時間間隔に基づく判別条件に従って、前記複数回の計測が連続したユーザのタップ操作によるものであるかを判別する連続タップ判別ステップ、
を含むことを特徴とする操作検出方法。 - 直交する3方向の加速度を計測する加速度センサと、
何れかの方向の前記加速度の計測値が所定の基準値を上回った場合、及び、前記3方向全ての加速度の計測値が前記所定の基準値を下回った場合に、検出信号を出力する検出信号出力手段と、
前記検出信号を用いて前記計測値が前記所定の基準値を超えた運動状態の継続時間を算出する運動継続時間算出手段と、
前記継続時間に基づいて、前記運動状態がユーザの走行によるものであるか否かを判別する走行判別手段と、
前記走行判別手段において、前記ユーザの走行によるものであると判別された場合に、走行状態として設定する走行状態設定手段と、
前記運動状態が複数回計測された場合において、前記検出信号を用いて当該複数回の運動状態の時間間隔を算出する運動間隔算出手段と、
算出された前記継続時間及び前記時間間隔に基づく判別条件に従って、前記複数回の計測が連続したユーザのタップ操作によるものであるかを判別する連続タップ判別手段と、
を備えることを特徴とする携帯表示装置。 - 直交する3方向の加速度を計測する加速度センサと、
何れかの方向の前記加速度の計測値が所定の基準値を上回った場合、及び、前記3方向全ての加速度の計測値が前記所定の基準値を下回った場合に、検出信号を出力する検出信号出力手段と、
前記検出信号を用いて前記計測値が前記所定の基準値を超えた運動状態の継続時間を算出する運動継続時間算出手段と、
前記運動状態が複数回計測された場合において、前記検出信号を用いて当該複数回の運動状態の時間間隔を算出する運動間隔算出手段と、
算出された前記継続時間及び前記時間間隔に基づく判別条件に従って、前記複数回の計測が連続したユーザのタップ操作によるものであるかを判別する連続タップ判別手段と、
を備えることを特徴とする携帯表示装置。
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