JP2019211062A - パイプ製曲管 - Google Patents

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雅樹 外田
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Abstract

【課題】 パイプ製曲管において、屈曲作業性、屈曲寸法精度及び管接合強度を向上すること。【解決手段】 パイプ製曲管200であって、一対をなす2つのパイプ部10、20が、連結部111を屈曲中心点として互いに屈曲され、各パイプ部10、20がそれらの接合面11、21を互いに突き合わされて接合されてなる屈曲部210を形成するもの。【選択図】 図2

Description

本発明は機械フレーム、各種アーム等として用いられて好適なパイプ製曲管に関する。
丸パイプ製曲管として、特許文献1に記載の如く、ストレート状パイプの原管を切断線に沿って斜め切りすることにより、2つのパイプ部を形成し、この切断線に沿ってパイプ部同士を互いに軸心まわりに180度回転させ、その状態で各パイプ部の斜め状切断面からなる接合端面を互いに突き合わせ接合することにより、所定の曲げ角度を有する曲管としたものがある。
この曲管では、2つのパイプ部の接合端面がそれらの全周でずれなく突き合わされた状態を保持しつつ、それらの接合端面を溶接又は接着剤の塗布等によって強固に接合することとしている。
特開2002-115784号公報
特許文献1に記載の従来技術には以下の問題点がある。
(1)2つのパイプ部の接合端面を突き合わせた状態で溶接等するとき、2つのパイプ部のそれぞれを手で把持して突き合わせ、かつその突き合わせ状態を保持しつつ接合する必要があり、両パイプ部の接合作業性は悪い。
(2)2つのパイプ部の接合端面を突き合わせた状態で溶接等するとき、それらの突き合わせ状態がずれ易く、結果として両パイプ部の屈曲寸法精度を損なうおそれがある。
(3)2つのパイプ部はそれらの平面状等の接合端面が単に突き合わされて溶接等されるものであって接合強度の向上に困難があり、溶接後の両パイプ部に作用する外力によってそれらの接合端面が互いに離隔する等のおそれがある。
本発明の課題は、パイプ製曲管において、屈曲作業性、屈曲寸法精度及び管接合強度を向上することにある。
請求項1に係る発明は、1本のストレート状の原管を屈曲したパイプ製曲管であって、ストレート状の原管に定められた屈曲予定部において、該原管の周方向の任意の位置に定められる外側角予定部が連結したままの連結部とされ、その他の部分が該原管の該連結部に交差して該原管の断面内を通る基準平面の平面視で該連結部に頂点を向けた二等辺三角形状の切除部として切除され、該切除部を挟んで相対向するとともに、該連結部を介して連結されて一対をなす2つのパイプ部が形成され、一対をなす2つのパイプ部のそれぞれに上記切除部における二等辺三角形の二等辺に対応して互いに相対向して同一形状をなす2つの接合面のそれぞれが形成されてなり、一対をなす2つのパイプ部が、それらの連結部を屈曲中心点として互いに屈曲され、各パイプ部がそれらの接合面を互いに突き合わされて接合されてなる屈曲部を形成するようにしたものである。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において更に、前記屈曲部で形成された2つのパイプ部の中心軸の交差角αは、前記二等辺三角形の頂角をθとするとき、α=180度−θであるようにしたものである。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に係る発明において更に、一対をなす2つのパイプ部のうちの一方のパイプ部の接合面に付設された凸部が、他方のパイプ部の接合面に付設された溝部に係入された状態で、各パイプ部の中心軸が前記基準平面上に位置するように規定されるようにしたものである。
請求項4に係る発明は、請求項1乃至3のいずれかに係る発明において更に、前記原管に相隣る屈曲予定部が定められ、相隣る屈曲予定部のうちの一方の屈曲予定部に前記2つのパイプ部が形成され、該2つのパイプ部が前記連結部を屈曲中心点として屈曲され、各パイプ部の前記接合面が互いに突き合わされて接合されてなる屈曲部を形成するとともに、相隣る屈曲予定部のうちの他方の屈曲予定部でも、前記一方の屈曲予定部におけると同様にして接合される2つのパイプ部が形成され、該2つのパイプ部が前記一方の屈曲予定部における前記連結部と同様にして設けられた新たな連結部を屈曲中心点として屈曲され、各パイプ部に前記一方の屈曲予定部における前記接合面と同様にして形成された新たな接合面が互いに突き合わされて接合されてなる屈曲部を形成するに際し、他方の屈曲予定部における2つのパイプ部のうちの一方のパイプ部は前記一方の屈曲予定部に形成された2つのパイプ部のうちの一方と共通化され、他方のパイプ部は新たなパイプ部とされてなり、他方の屈曲部に形成される新たなパイプ部の中心軸が、前記一方の屈曲部における各パイプ部の中心軸が位置付けられる前記基準平面に対して任意の交差角度をなして立設されるようにしたものである。
(請求項1)
(a)ストレート状の原管に定められた屈曲予定部において、該原管の周方向の任意の位置に定められる外側角予定部が連結したままの連結部とされ、その他の部分が該原管の該連結部に交差して該原管の断面内を通る基準平面の平面視で該連結部に頂点を向けた二等辺三角形状の切除部として切除され、該切除部を挟んで相対向するとともに、該連結部を介して連結されて一対をなす2つのパイプ部が形成され、各パイプ部のそれぞれに上記切除部における二等辺三角形の二等辺に対応して互いに相対向して同一形状をなす2つの斜め状切断面からなる接合面が形成される。
そして、一対をなす2つのパイプ部が、それらの連結部を屈曲中心点として屈曲され、各パイプ部がそれらの接合面を互いに突き合わされて接合されてなる屈曲部を形成する。
従って、屈曲された2つのパイプ部がそれらの接合面を突き合わされて接合される過程で、2つのパイプ部は連結部を介して連結されていて分離しない。よって、2つのパイプ部の個々のものが分離しないように保持する必要がなく、両パイプ部の接合面を正しく突き合わせるように両パイプ部を屈曲操作すれば足り、両パイプ部の屈曲作業性は良い。
(b)屈曲された2つのパイプ部がそれらの接合面を突き合わされた状態にして接合されるとき、両パイプ部が連結部を屈曲中心点として屈曲されるに従い、それらの接合面は全周に渡って概ねずれることなく互いに突き合わされる側に近づいていって突き合わされる状態になり、しかもそれらの突き合わせ状態が連結部の存在によってずれることなく維持されつつ接合されるに至り、結果として両パイプ部の屈曲寸法精度を向上できる。
(c)屈曲された2つのパイプ部がそれらの接合面を突き合わされた状態にして接合されるとき、各パイプ部が、各パイプ部の連結部を一定の基準平面上に位置付けた状態で、該連結部を屈曲中心点として屈曲され、各パイプ部の接合面が互いに突き合わされて接合される。従って、屈曲されて接合された両パイプ部の屈曲形状は、それらの中心軸を同一平面上に位置付けられつつ、各パイプ部に形成済みの接合面が当該中心軸に対してなす角度に基づいてそれらの中心軸の交差角が一義的に定められ、結果として両パイプ部の屈曲寸法精度を向上できる。
(d)屈曲されて接合された2つのパイプ部は、連結部によって連結されている。従って、溶接等された両パイプ部に溶接等の結合力を脅かすような大きな外力が作用しても、それらのパイプ部は連結部の存在によってそれらの接合面が互いに離隔し難く、結果として両パイプ部の接合強度を向上できる。
(請求項2)
(e)前記屈曲部で屈曲されて接合された2つのパイプ部の中心軸の交差角αは、前記二等辺三角形の頂角をθとするとき、α=180度−θである。αをθの変更によって適宜設定できる。
(請求項3)
(f)一対をなす2つのパイプ部のうちの一方のパイプ部の接合面に付設された凸部が、他方のパイプ部の接合面に付設された溝部に係入された状態で、各パイプ部の中心軸が前記基準平面上に位置するように規定される。凸部と溝部の存在によって、屈曲されて接合される両パイプ部の中心軸が同一平面上に位置するように正しく規定され、両パイプ部の屈曲寸法精度を向上できる。
(請求項4)
(g)相隣る複数の屈曲予定部が定められてなるパイプ製曲管において、他方の屈曲予定部に形成される新たなパイプ部の中心軸が、一方の屈曲予定部における各パイプ部の中心軸が位置付けられる平面に対して任意の交差角度をなして立設されるものとする。これにより、3個以上のパイプ部が互いに屈曲されて連設されてなる曲管において、各パイプ部に多様な屈曲方向を付与できる。
図1は丸パイプからなるストレート状原管を示す模式図である。 図2は曲管を示す模式図である。 図3は曲管の使用例を示す模式図である。 図4は四角パイプからなるストレート状原管を示す模式図である。 図5は曲管を示す模式図である。 図6は五角パイプからなるストレート状原管を示す模式図である。
実施例1(図1乃至図3)
実施例1は、円環状断面が連続する1本の例えば図1に示した丸パイプからなるストレート状原管100を用いて形成された複数個のパイプ10、20、30…が、互いに屈曲されて連設されてなる例えば図2に示す如くの丸パイプ製曲管200に関する。尚、原管100は、同一断面が連続するものであれば、真円環状をなすものであることを要しない。
図1、図2に示したストレート状原管100及び曲管200では、ストレート状原管100の長手方向の2位置に定められて相隣る2個の屈曲予定部110、120及び2個の屈曲部210、220が設けられる。相隣る一方の屈曲部210では2つのパイプ部10、20が互いに屈曲されて接合され、相隣る他方の屈曲部220では2つのパイプ部20、30が互いに屈曲されて接合される。
[A]曲管200の一方の屈曲部210におけるパイプ部10とパイプ部20の屈曲接合構造を形成する構成及び手順は、例えば下記(1)乃至(5)の如くになる。
(1)曲管200の屈曲部210に対応してストレート状原管100に定められた屈曲予定部110において、図1に示す如く、該ストレート状原管100における丸断面の周方向の任意の位置に外側角予定部111Pが定められ、この外側角予定部111Pが連結したままの連結部111とされる。
外側角予定部111Pは、ストレート状原管100が屈曲予定部110で屈曲されて接合された曲管200の屈曲部210において、出隅部211Pとなる部位をいう。そして、連結部111は、ストレート状原管100の屈曲予定部110において、該ストレート状原管100の中間部が切除されて下記(2)の切除部112が形成されたときにも、該ストレート状原管100における丸断面の周方向で切り離されずに連結したままの部分をいう。
(2)ストレート状原管100に定められた屈曲予定部110において、該ストレート状原管100における丸断面の周方向で上述(1)の連結部111以外の部分が、該ストレート状原管100の該連結部111に交差して該原管100の断面内を通る基準平面K、本実施例では中心軸C0を含んで該連結部111に直交する基準平面K(図1(B)の紙面に沿う平面)の平面視(図1(B))で、該連結部111に頂点を向けた二等辺三角形状の切除部112として切除される。
これにより、ストレート状原管100に定められた屈曲予定部110において、上記切除部112を挟んで相対向するとともに、該連結部111を介して連結されて一対をなす2つのパイプ部10、20が形成されるものになる。それらのパイプ部10、20の中心軸C1、C2はストレート状原管100の中心軸C0と合致する。
ストレート状原管100の屈曲予定部110に切除部112を形成する切除過程では、三次元レーザーカッター、ワイヤカッター、バンドソー等によってなされ、一対をなす2つのパイプ部10、20のそれぞれに、上記切除部112における二等辺三角形の二等辺に対応して互いに相対向して同一形状をなす2つの斜め状切断面112A、112Bからなる接合面11、21のそれぞれが形成される。各接合面11、21は同一の楕円環状断面をなす。
(3)上述(2)でストレート状原管100の屈曲予定部110に形成されて一対をなす2つのパイプ部10、20が、各パイプ10、20の中心軸C1、C2及び連結部111を上記(2)の基準平面K上に位置付けた状態で、それらの連結部111を屈曲中心点として互いに屈曲され、各パイプ部10、20がそれらの接合面11、21を全周に渡って互いに隙間なく突き合わされて接合されてなる屈曲部210が形成される。屈曲部210において、接合面11、21は溶接又は接着等によって強固に接合される。
(4)上述(3)により屈曲部210が形成された曲管200において、2つのパイプ部10、20の中心軸C1、C2の交差角α(図2)は、前記二等辺三角形状をなす切除部112の頂角をθ(図1)とするとき、α=180度−θになる。例えばα=90度の屈曲部210を形成するためには、ストレート状原管100の屈曲予定部110に形成される二等辺三角形状の切除部112のθを90度とする。
(5)上述(3)により屈曲部210を形成するように2つのパイプ部10、20をそれらの連結部111を屈曲中心点として互いに屈曲し、それらの接合面11、21を互いに突き合わせる過程で、一方のパイプ部10の接合面11に付設される凸部11Aが、他方のパイプ部20の接合面21に付設された溝部21Aに係入されるものとし、結果として各パイプ部10、20の中心軸C1、C2及び連結部111が前記基準平面Kに確実に位置するように規定することもできる。
即ち、上述(2)においてストレート状原管100の屈曲予定部110に切除部112を形成する切除過程で、該原管100を二等辺三角形状の二等辺に沿って斜め切断して斜め状切断面112A、112B(接合面11、21になる)を形成するときに、それらの斜め状切断面112A、112Bの各一部に上述の凸部11A、溝部21Aを付設することができる。
そして、上述の凸部11A、溝部21Aは、各パイプ部10、20が形成されるストレート状原管100の屈曲予定部110において、その中心軸C0(各パイプ部10、20の中心軸C1、C2に合致する)まわりの周方向で連結部111に対して180度離隔する位置に付設されるものとするとき、2つのパイプ部10、20がそれらの連結部111を屈曲中心点として互いに屈曲されてそれらの接合面11、21を互いに突き合わせる過程で、それらの凸部11A、溝部21Aを互いによりスムースに嵌合させて係入させることができる。
従って、本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(a)ストレート状の原管100に定められた屈曲予定部110において、該原管100の周方向の任意の位置に定められる外側角予定部111Pが連結したままの連結部111とされ、その他の部分が該原管100の中心軸C1、C2を含んで該連結部111に直交する基準平面Kの平面視で該連結部111に頂点を向けた二等辺三角形状の切除部112として切除され、該切除部112を挟んで相対向するとともに、該連結部111を介して連結されて一対をなす2つのパイプ部10、20が形成され、一対をなす2つのパイプ部10、20のそれぞれに上記切除部112における二等辺三角形の二等辺に対応して互いに相対向して同一形状をなす2つの接合面11、21のそれぞれが形成される。
そして、一対をなす2つのパイプ部10、20が、各パイプ部10、20の中心軸C1、C2を一定の基準平面K上に位置付けた状態で、それらの連結部111を屈曲中心点として屈曲され、各パイプ部10、20がそれらの接合面11、21を全周に渡って互いに突き合わされて接合されてなる屈曲部210を形成する。
従って、屈曲された2つのパイプ部10、20がそれらの接合面11、21を突き合わされて接合される過程で、2つのパイプ部10、20は連結部111を介して連結されていて分離しない。よって、2つのパイプ部10、20の個々のものが分離しないように保持する必要がなく、両パイプ部10、20の接合面11、21を正しく突き合わせるように両パイプ部10、20を屈曲操作すれば足り、両パイプ部10、20の屈曲作業性は良い。
(b)屈曲された2つのパイプ部10、20がそれらの接合面11、21を突き合わされた状態にして接合されるとき、両パイプ部10、20が連結部111を屈曲中心点として屈曲されるに従い、それらの接合面11、21は全周に渡って概ねずれることなく互いに突き合わされる側に近づいていって突き合わされる状態になり、しかもそれらの突き合わせ状態が連結部111の存在によってずれることなく維持されつつ接合されるに至り、結果として両パイプ部10、20の屈曲寸法精度を向上できる。
(c)屈曲された2つのパイプ部10、20がそれらの接合面11、21を突き合わされた状態にして接合されて屈曲部210を形成するとき、各パイプ部10、20が、各パイプ部10、20の中心軸C1、C2及び連結部111を一定の基準平面K上(図2)に位置付けられた状態で、該連結部111を屈曲中心点として屈曲され、各パイプ部10、20の接合面11、21が全周に渡って互いに突き合わされて接合される。従って、屈曲されて接合された両パイプ部10、20の屈曲形状は、それらの中心軸C1、C2を同一基準平面K上に位置付けられつつ、各パイプ部10、20に形成済みの接合面11、21が当該中心軸C1、C2に対してなす角度α/2、α/2(図1(B))に基づいてそれらの中心軸C1、C2の屈曲部210における交差角αが一義的に定められ、結果として両パイプ部10、20の屈曲寸法精度を向上できる。
(d)屈曲されて接合された2つのパイプ部10、20は、連結部111によって連結されている。従って、溶接等された両パイプ部10、20に溶接等の結合力を脅かすような大きな外力が作用しても、それらのパイプ部10、20は連結部111の存在によってそれらの接合面11、21が互いに離隔し難く、結果として両パイプ部10、20の接合強度を向上できる。
(e)前記屈曲部210で屈曲されて接合された2つのパイプ部10、20の中心軸C1、C2の交差角αは、前記二等辺三角形状の切除部112の頂角をθとするとき、α=180度−θである。αをθの変更によって適宜設定できる。
(f)一対をなす2つのパイプ部10、20のうちの一方のパイプ部10の接合面11に付設された凸部11Aが、他方のパイプ部20の接合面21に付設された溝部21Aに係入された状態で、各パイプ部10、20の中心軸C1、C2及び連結部111が前記基準平面K上に位置するように規定される。凸部11Aと溝部21Aの存在によって、屈曲されて接合される両パイプ部10、20の中心軸C1、C2及び連結部111が基準平面K上に位置するように正しく規定され、両パイプ部10、20の屈曲寸法精度を向上できる。
[B]曲管200の一方の屈曲部210にパイプ部10とパイプ部20の屈曲接合構造を形成した後、他方の屈曲部220にパイプ部20とパイプ部30の屈曲接合構造を形成する構成及び手段は、例えば下記(1)乃至(3)の如くになる。
(1)ストレート状原管100に定められて相隣る屈曲予定部110、120のうちの一方の屈曲予定部110において、前述[A]の(1)乃至(5)により、2つのパイプ部10、20が形成され、該2つのパイプ部10、20が前記連結部111を屈曲中心点として互いに屈曲され、各パイプ部10、20の前記接合面11、21が突き合わされて接合されてなる屈曲部210が形成される。
(2)ストレート状原管100に定められて相隣る屈曲予定部110、120のうちの他方の屈曲予定部120においても、図1に示す如く、一方の屈曲予定部110における前述[A]の(1)、(2)と同様にして接合される2つのパイプ部20、30が形成される。原管100はパイプ部20とパイプ部30の間に連結部121(屈曲予定部110の連結部111に相当する)、及び二等辺三角形状の切除部122(屈曲予定部110の二等辺三角形状の切除部112に相当する)を有するものになる。
そして、2つのパイプ部20、30が、各パイプ部20、30の中心軸C2、C3と連結部121とを含む基準平面R上に位置付けられた状態で、図2に示す如く、一方の屈曲予定部110における前述[A]の(3)乃至(5)と同様にして、屈曲予定部110における連結部111と同様にして設けられる新たな連結部121を屈曲中心点として互いに屈曲させ、2つのパイプ部20、30において一方の屈曲予定部110における各パイプ部10、20の接合面11、21と同様にして形成された新たな接合面22、31が突き合わされて接合され、屈曲部220が形成される。
このとき、屈曲部220で屈曲されて接合された2つのパイプ部20、30の中心軸C2、C3の交差角α´(図2)は、二等辺三角形状の切除部122の頂角をθ´(図1)とするとき、α´=180度−θ´となる。
また、屈曲部220で屈曲されて突き合わされた2つのパイプ部20、30は、それらの接合面22に付設される凸部(又は溝部)22A(不図示)と接合面31に付設される溝部(又は凸部)31A(不図示)の係入構造により、各パイプ部20、30の中心軸C2、C3及び連結部121を上記基準平面R上に位置付けるように規定することもできる。
また、他方の屈曲予定部120に形成される2つのパイプ部20、30のうちの一方のパイプ部20は前記一方の屈曲予定部110に形成された2つのパイプ部10、20のうちの一方と共通化され、他方のパイプ部30は新たなパイプ部として形成される。
(3)曲管200において、他方の屈曲部220を形成する新たなパイプ部30の中心軸C3は、前記基準平面R上で、図2に示す如く、一方の屈曲部210における各パイプ部10、20の中心軸C1、C2及び連結部111が位置付けられる前記基準平面Kに対して例えば90度又は120度等の任意に選択された所望の交差角度γ(図2)をなして立設される。γは0度乃至360度の範囲内のいずれの角度をとることもできる。
これにより、3個のパイプ部10、20、30が互いに屈曲されて連設されてなる曲管200において、各パイプ部10、20、30のそれぞれに多様な屈曲方向を付与できる。
図3は、3本のパイプ部10、20、30が互いに屈曲された曲管200の使用例であり、例えば搬送装置1の先端部に冶具アームとしてのパイプ部10を取付け、物品吸着パッド2をパイプ部30に取付けるとき、各パイプ部10、20、30の屈曲方向を簡易に多様に設定でき、該直管200の取り替えによって搬送装置1に対する物品吸着パッド2の取付位置の変更に容易に対応できる。
図3に示された曲管200において、パイプ部10の自由端部の中心位置10Pに対してパイプ部30の自由端部に中心位置30Pがなす三次元座標位置は、図1、図2に示した原管100及び曲管200における各パイプ部10、20、30の長さL1、L2、L3(図1(B))、及び各切除部112、122の頂角θ、θ´、一方の屈曲部210の各パイプ部10、20が位置付けられる基準平面Kに対して他方の屈曲部220の各パイプ部20、30が位置付けられる基準平面Rがなす交差角度γにより容易に決定できる。
(実施例2)(図4、図5)
実施例2が実施例1と異なる点は、ストレート状原管300が四角パイプからなるものとしたことにある。尚、原管300は、同一断面が連続するものであれば、正四角環状断面をなすことを要しない。
即ち、図4、図5に示したストレート状原管300及び曲管400では、ストレート状原管300の長手方向の2位置に定められて相隣る2個の屈曲予定部310、320及び2個の屈曲部410、420が設けられる。相隣る一方の屈曲部410では2つのパイプ部10、20が互いに屈曲されて接合され、相隣る他方の屈曲部420では2つのパイプ部20、30が互いに屈曲されて接合される。
[A]曲管400の一方の屈曲部410におけるパイプ部10とパイプ部20の屈曲接合構造を形成する構成及び手順は、例えば下記(1)乃至(5)の如くになる。
(1)曲管400の屈曲部410に対応してストレート状原管300に定められた屈曲予定部310において、図4に示す如く、該ストレート状原管300における四角断面の周方向の任意の角(辺でも可)に外側角予定部311Pが定められ、この外側角予定部311Pが連結したままの連結部311とされる。
外側角予定部311Pは、ストレート状原管300が屈曲予定部310で屈曲されて接合された曲管400の屈曲部410において、出隅部411Pとなる部位をいう。そして、連結部311は、ストレート状原管300の屈曲予定部310において、該ストレート状原管300の中間部が切除されて下記(2)の切除部312が形成されたときにも、該ストレート状原管300における四角断面の周方向で切り離されずに連結したままの部分をいう。
(2)ストレート状原管300に定められた屈曲予定部310において、該ストレート状原管300における四角断面の周方向で上述(1)の連結部311以外の部分が、該ストレート状原管300の該連結部311に交差して該原管300の断面内を通る基準平面K、本実施例では中心軸C0を含んで該連結部311に直交する基準平面K(図4(B)の紙面に沿う平面)の平面視(図4(B))で、該連結部311に頂点を向けた二等辺三角形状の切除部312として切除される。
これにより、ストレート状原管300に定められた屈曲予定部310において、上記切除部312を挟んで相対向するとともに、該連結部311を介して連結されて一対をなす2つのパイプ部10、20が形成されるものになる。それらのパイプ部10、20の中心軸C1、C2はストレート状原管300の中心軸C0と合致する。
ストレート状原管300の屈曲予定部310に切除部312を形成する切除過程では、三次元レーザーカッター、ワイヤカッター、バンドソー等によってなされ、一対をなす2つのパイプ部10、20のそれぞれに、上記切除部312における二等辺三角形の二等辺に対応して互いに相対向して同一形状をなす2つの斜め状切断面312A、312Bからなる接合面11、21のそれぞれが形成される。各接合面11、21は同一の四角環状断面をなす。
(3)上述(2)でストレート状原管300の屈曲予定部310に形成されて一対をなす2つのパイプ部10、20が、各パイプ部10、20の中心軸C1、C2及び連結部311を上記(2)の基準平面K上に位置付けた状態で、それらの連結部311を屈曲中心点として互いに屈曲され、各パイプ部10、20がそれらの接合面11、21を全周に渡って互いに隙間なく突き合わされて接合されてなる屈曲部410が形成される。屈曲部410において、接合面11、21は溶接又は接着等によって強固に接合される。
(4)上述(3)により屈曲部410が形成された曲管400において、2つのパイプ部10、20の中心軸C1、C2の交差角α(図5)は、前記二等辺三角形状をなす切除部312の頂角をθ(図4)とするとき、α=180度−θになる。例えばα=90度の屈曲部410を形成するためには、ストレート状原管300の屈曲予定部310に形成される二等辺三角形状の切除部312のθを90度とする。
(5)上述(3)により屈曲部410を形成するように2つのパイプ部10、20をそれらの連結部311を屈曲中心点として互いに屈曲し、それらの接合面11、21を互いに突き合わせる過程で、一方のパイプ部10の接合面11に付設される凸部11A(不図示)が、他方のパイプ部20の接合面21に付設された溝部21A(不図示)に係入されるものとし、結果として各パイプ部10、20の中心軸C1、C2及び連結部311が前記基準平面Kに確実に位置するように規定することもできる。
即ち、上述(2)においてストレート状原管300の屈曲予定部310に切除部312を形成する切除過程で、該原管300を二等辺三角形状の二等辺に沿って斜め切断して斜め状切断面312A、312B(接合面11、21になる)を形成するときに、それらの斜め状切断面312A、312Bの各一部に上述の凸部11A、溝部21Aを付設することができる。
そして、上述の凸部11A、溝部21Aは、各パイプ部10、20が形成されるストレート状原管300の屈曲予定部310において、その中心軸C0(各パイプ部10、20の中心軸C1、C2に合致する)まわりの周方向で連結部311に対して180度離隔する位置に付設されるものとするとき、2つのパイプ部10、20がそれらの連結部311を屈曲中心点として互いに屈曲されてそれらの接合面11、21を互いに突き合わせる過程で、それらの凸部11A、溝部21Aを互いによりスムースに嵌合させて係入させることができる。
従って、本実施例によれば実施例1における(a)乃至(f)と同様の作用効果を奏する。
[B]曲管400の一方の屈曲部410にパイプ部10とパイプ部20の屈曲接合構造を形成した後、他方の屈曲部420にパイプ部20とパイプ部30の屈曲接合構造を形成する構成及び手段は、例えば下記(1)乃至(3)の如くになる。
(1)ストレート状原管300に定められて相隣る屈曲予定部310、320のうちの一方の屈曲予定部310において、前述[A]の(1)乃至(5)により、2つのパイプ部10、20が形成され、該2つのパイプ部10、20が前記連結部311を屈曲中心点として互いに屈曲され、各パイプ部10、20の前記接合面11、21が突き合わされて接合されてなる屈曲部410が形成される。
(2)ストレート状原管300に定められて相隣る屈曲予定部310、320のうちの他方の屈曲予定部320においても、図4に示す如く、一方の屈曲予定部310における前述[A]の(1)、(2)と同様にして接合される2つのパイプ部20、30が形成される。原管300はパイプ部20とパイプ部30の間に連結部321(屈曲予定部310の連結部311に相当する)、及び二等辺三角形状の切除部322(屈曲予定部310の二等辺三角形状の切除部312に相当する)を有するものになる。
そして、2つのパイプ部20、30が、各パイプ部20、30の中心軸C2、C3と連結部321とを含む基準平面R上に位置付けられた状態で、図5に示す如く、一方の屈曲予定部310における前述[A]の(3)乃至(5)と同様にして、屈曲予定部310における連結部311と同様にして設けられる新たな連結部321を屈曲中心点として互いに屈曲させ、2つのパイプ部20、30において一方の屈曲予定部310における各パイプ部10、20の接合面11、21と同様にして形成された新たな接合面22、31が突き合わされて接合され、屈曲部420が形成される。
このとき、屈曲部420で屈曲されて接合された2つのパイプ部20、30の中心軸C2、C3の交差角α´(図5)は、二等辺三角形状の切除部322の頂角をθ´(図4)とするとき、α´=180度−θ´となる。
また、屈曲部420で屈曲されて突き合わされた2つのパイプ部20、30は、それらの接合面22に付設される凸部(又は溝部)22A(不図示)と接合面31に付設される溝部(又は凸部)31A(不図示)の係入構造により、各パイプ部20、30の中心軸C2、C3及び連結部321を上記基準平面R上に位置付けるように規定することもできる。
また、他方の屈曲予定部320に形成される2つのパイプ部20、30のうちの一方のパイプ部20は前記一方の屈曲予定部310に形成された2つのパイプ部10、20のうちの一方と共通化され、他方のパイプ部30は新たなパイプ部として形成される。
(3)曲管400において、他方の屈曲部420を形成する新たなパイプ部30の中心軸C3は、前記基準平面R上で、図5に示す如く、一方の屈曲部410における各パイプ部10、20の中心軸C1、C2及び連結部311が位置付けられる前記基準平面Kに対して交差角度γ(図5)をなして立設される。γは90度、180度、270度、360度のうちから選択されるいずれの角度となる。
これにより、3個のパイプ部10、20、30が互いに屈曲されて連設されてなる曲管400において、各パイプ部10、20、30のそれぞれに多様な屈曲方向を付与できる。
図6は、実施例2におけるストレート状原管300を五角パイプからなるストレート状原管500とした変形例である。この変形例では、実施例2における曲管400の[A]及び[B]におけると同様の構成及び手順によって、五角パイプの屈曲接合構造からなる曲管600(不図示)が製造される。尚、原管500は、同一断面が連続するものであれば、正五角環状断面をなすことを要しない。
即ち、ストレート状原管500に定められる屈曲予定部510において、該原管500における五角断面の周方向の任意の一辺(図4に示したストレート状原管300における如くの1つの角でも可)に外側角予定部511Pが定められ、この外側角予定部511Pが連結したままの連結部511とされるものとした。
そして、ストレート状原管500に定められた屈曲予定部510において、該ストレート状原管500における五角断面の周方向で上述の連結部511以外の部分が、該ストレート状原管500の該連結部511の一辺に交差して該原管500の断面内を通る基準平面K、本実施例では中心軸C0を含んで該連結部511の一辺に直交する基準平面Kの平面視(図6(B))で、該連結部511に頂点を向けた二等辺三角形状の切除部512として切除される。
これにより、ストレート状原管500には、上記切除部512を挟んで相対向するとともに、該連結部511を介して連結されて一対をなす2つのパイプ部10、20が形成される。2つのパイプ部10、20は、上記切除部512における二等辺三角形の二等辺に対応して互いに相対向して同一形状をなす2つの斜め状切断面512A、512Bからなる接合面11、21のそれぞれが形成される。各接合面11、21は同一の五角環状断面をなす。
このようにして、ストレート状原管500の屈曲予定部510に形成されて一対をなす2つのパイプ部10、20が、各パイプ部10、20の中心軸C1、C2及び連結部511を基準平面K上に位置付けた状態で、それらの連結部511を屈曲中心点として互いに屈曲され、各パイプ部10、20がそれらの接合面11、21を全周に渡って互いに隙間なく突き合わされて接合されてなる屈曲部610が形成される。屈曲部610において、接合面11、21は溶接又は接着等によって強固に接合される。
このようなストレート状原管500を用いて、実施例2における曲管400が有する2つの屈曲部410、420と同様に相隣る屈曲部610、620(不図示)を有するものとすることができる。
尚、曲管600では、屈曲部620を形成するパイプ部30の中心軸C3が、基準平面R上で屈曲部610における各パイプ部10、20の中心軸C1、C2及び連結部511が位置付けられる基準平面Kに対して交差角度γをなして立設される。γは72度、144度、216度、288度、360度のうちから選択されるいずれかの角度となる。
以上、本発明の実施例を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、本発明は、2個又は3個の屈曲部を有する曲管に限らず、4個以上の屈曲部を有する曲管にも適用できる。
本発明によれば、パイプ製曲管において、屈曲作業性、屈曲寸法精度及び管接合強度を向上することができる。
10、20、30 パイプ部
11、21、22、31 接合面
11A 凸部
21A 溝部
100、300、500 ストレート状原管
110、120、310、320、510 屈曲予定部
111、121、311、321、511 連結部
111P、311P、511P 外側角予定部
200、400、600 曲管
210、220、410、420、610、620 屈曲部

Claims (4)

  1. 1本のストレート状の原管を屈曲したパイプ製曲管であって、
    ストレート状の原管に定められた屈曲予定部において、該原管の周方向の任意の位置に定められる外側角予定部が連結したままの連結部とされ、その他の部分が該原管の該連結部に交差して該原管の断面内を通る基準平面の平面視で該連結部に頂点を向けた二等辺三角形状の切除部として切除され、該切除部を挟んで相対向するとともに、該連結部を介して連結されて一対をなす2つのパイプ部が形成され、一対をなす2つのパイプ部のそれぞれに上記切除部における二等辺三角形の二等辺に対応して互いに相対向して同一形状をなす2つの接合面のそれぞれが形成されてなり、
    一対をなす2つのパイプ部が、それらの連結部を屈曲中心点として互いに屈曲され、各パイプ部がそれらの接合面を互いに突き合わされて接合されてなる屈曲部を形成するパイプ製曲管。
  2. 前記屈曲部で形成された2つのパイプ部の中心軸の交差角αは、前記二等辺三角形の頂角をθとするとき、α=180度−θである請求項1に記載のパイプ製曲管。
  3. 一対をなす2つのパイプ部のうちの一方のパイプ部の接合面に付設された凸部が、他方のパイプ部の接合面に付設された溝部に係入された状態で、各パイプ部の中心軸が前記基準平面上に位置するように規定される請求項1又は2に記載のパイプ製曲管。
  4. 前記原管に相隣る屈曲予定部が定められ、
    相隣る屈曲予定部のうちの一方の屈曲予定部に前記2つのパイプ部が形成され、該2つのパイプ部が前記連結部を屈曲中心点として互いに屈曲され、各パイプ部の前記接合面が突き合わされて接合されてなる屈曲部を形成するとともに、
    相隣る屈曲予定部のうちの他方の屈曲予定部でも、前記一方の屈曲予定部におけると同様にして接合される2つのパイプ部が形成され、該2つのパイプ部が前記一方の屈曲予定部における前記連結部と同様にして設けられた新たな連結部を屈曲中心点として互いに屈曲され、該2つのパイプ部において前記一方の屈曲予定部における各パイプ部におけると同様にして形成された新たな接合面が突き合わされて接合されてなる屈曲部を形成するに際し、
    他方の屈曲予定部に形成される2つのパイプ部のうちの一方のパイプ部は前記一方の屈曲予定部に形成された2つのパイプ部のうちの一方と共通化され、他方のパイプ部は新たなパイプ部として形成されてなり、
    他方の屈曲部を形成する新たなパイプ部の中心軸が、前記一方の屈曲部における各パイプ部の中心軸が位置付けられる平面に対して任意の交差角度をなして立設される請求項1乃至3のいずれかに記載のパイプ製曲管。
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