JP2019211023A - 流体制御弁 - Google Patents
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Abstract
Description
先ず、本発明が対象とするリリーフ弁54を有する流体制御弁38が配置される蒸発燃料処理装置12を説明する。図1は蒸発燃料処理装置12の構成を示す。蒸発燃料処理装置12は、自動車等の車両のエンジンシステム10に備えられている。エンジンシステム10は、エンジン14と、エンジン14に供給される燃料を貯留する燃料タンク15とを備えている。燃料タンク15には、インレットパイプ16が設けられている。インレットパイプ16は、その上端部の給油口から燃料を燃料タンク15内に導入するパイプであって、給油口にはタンクキャップ17が着脱可能に取付けられている。また、インレットパイプ16の上端部内と燃料タンク15内の蒸発燃料が存在する気層部とは、ブリーザパイプ18により連通されている。
次に、蒸発燃料処理装置12の基本的動作について説明する。
(1)先ず、[車両の駐車中]について説明する。車両の駐車中は、封鎖弁38の電動弁52が閉弁状態に維持される。したがって、燃料タンク15の蒸発燃料がキャニスタ34内に流入されることがない。また、キャニスタ34内の空気が燃料タンク15内に流入されることもない。このとき、パージ弁40が閉弁状態に維持される。なお、車両の駐車中等の電動弁52の閉弁時において、燃料タンク15内の圧力は、封鎖弁38のリリーフ弁54(後述する)によって適正圧力に保たれるようになっている。
(2)次に、[車両の走行中]について説明する。車両の走行中において、ECU45は、所定のパージ条件が成立する場合に、キャニスタ34に吸着されている蒸発燃料をパージさせる制御を実行する。この制御では、パージ弁40が開閉制御される。パージ弁40が開弁されると、エンジン14の吸気負圧がパージ通路32を介してキャニスタ34内に作用する。その結果、キャニスタ34内の蒸発燃料が、大気通路42から吸入される空気とともに吸気通路27にパージされることによりエンジン14で燃焼される。また、ECU45は、蒸発燃料のパージ中に限り、封鎖弁38の電動弁52を開弁状態とする。これにより、燃料タンク15のタンク内圧が大気圧近傍値に維持される。
(3)次に、[給油中]について説明する。車両の停車中において、リッドスイッチ46が操作されると、ECU45が封鎖弁38の電動弁52を開弁状態とする。この際、燃料タンク15のタンク内圧が大気圧より高圧であれば、封鎖弁38の電動弁52が開弁すると同時に、燃料タンク15内の蒸発燃料が、ベーパ通路31を通ってキャニスタ34内の吸着材に吸着される。これにより、蒸発燃料が大気に放出されることが防止される。これにともない、燃料タンク15のタンク内圧は大気圧近傍値に低下する。また、燃料タンク15のタンク内圧が大気圧近傍値にまで低下すると、ECU45は、リッド48のロックを解除する信号をリッドオープナー47に出力する。その信号を受けたリッドオープナー47がリッド48のロックを解除することにより、リッド48の開動作が可能となる。そして、リッド48が開けられ、タンクキャップ17が開けられた状態で、燃料タンク15への給油が開始される。また、ECU45は、給油の終了(具体的にはリッド48が閉じられる)まで、封鎖弁38の電動弁52を開弁状態に維持する。このため、給油の際に、燃料タンク15内の蒸発燃料がベーパ通路31を通ってキャニスタ34内の吸着材に吸着される。
次に、封鎖弁38の説明をする。図2は封鎖弁38を形成する弁ケーシング56の外観斜視図を示す。図3及び図4は封鎖弁38の全体構成を示す断面図であり、図3は図2のlll―lll線矢視断面の縦断面図、図4は図3のlV−lV線矢視断面の横断面図である。封鎖弁38は、図3及び図4に示すように、弁ケーシング56に形成される電動弁52と、リリーフ弁54とから構成される。なお、封鎖弁38を図示する各図に示す方向表示は、封鎖弁38は、通常、車両の床下に設置されるものであるから、車両の前後左右上下方向に対応して各方向を定めるが、封鎖弁38の配置方向を特定するものではない。
図2は封鎖弁38を形成する弁ケーシング56の外観を示す。弁ケーシング56は樹脂製であり、弁ケーシング56の内部には、図3及び図4に示すように、封鎖弁38を構成する電動弁52とリリーフ弁54とが収容されている。そのため、弁ケーシング56には、電動弁52を構成するための第1収容筒部60と、リリーフ弁54を構成するための第2収容筒部61とを有する。また、弁ケーシング56には第1管部57と第2管部58とを備えている。第1管部57と第2管部58は、弁ケーシング56においてベーパ通路31(図1参照)の一部を成すメイン通路74を形成している。
図4に示す第1管部57及び第2管部58により形成されるメイン通路74には、図3に示すように、このメイン通路74をバイパスするバイパス通路90が形成される。バイパス通路90は、第1通路部75を分岐して配置されるリリーフ弁54の第2弁口80、第2弁室67を経由し、電動弁52の第1弁室65に連通通路84を経由して接続されて形成される。すなわち、バイパス通路90はメイン通路74の経路にある電動弁52の第1弁口71をバイパスして形成される。バイパス通路90はメイン通路74にある電動弁52が閉弁状態にあり、メイン通路74が遮断状態にある際の燃料タンク内の異常な正圧や負圧の圧力状態を、このバイパス通路90に設けられたリリーフ弁54の制御により逃がして調整する通路である。
次に、電動弁52の構成を説明する。図5は電動弁52の拡大断面図であり、図6は分解斜視図である。図5に示すように、電動弁52は、弁ケーシング56の第1収容筒部60内に収容されている。電動弁52は、電動モータ92とバルブガイド94とバルブ体96とバルブスプリング98とを備えている。なお、図5は電動弁52の開弁状態を示している。
次に、リリーフ弁54の構成を説明する。本リリーフ弁は、本発明が対象とする流体制御弁を示す弁構成の実施形態である。図7はリリーフ弁54の拡大断面図を示す。リリーフ弁54は正圧リリーフ弁機構130と負圧リリーフ弁機構132とを有する。図7の図示状態は当該両リリーフ弁機構130,132共、閉弁状態を示している。図7に示すように、リリーフ弁54は、弁ケーシング56の第2収容筒部61に配置される。
次に、正圧リリーフ弁機構130(図7参照)について説明する。正圧リリーフ弁機構130は第1コイルバネ154によって正圧側の開弁圧が設定されている。これにより、第2弁口80側(燃料タンク側)の圧力が正圧側の開弁圧以上になると、第1の弁体134が第1コイルバネ154の付勢に抗して上昇する。これにより、正圧リリーフ弁機構130が開弁される。このとき、外周側のシール部165は、バルブシート82から離れ、自由状態となり、開弁する。
次に、負圧リリーフ弁機構132(図7参照)について説明する。負圧リリーフ弁機構132は第2コイルバネ161によって負圧側の開弁圧が設定されている。これにより、第2弁口80側の圧力(燃料タンク側)の圧力が負圧側の開弁圧以下になると、第2の弁体136が第2コイルバネ161の付勢に抗して下降する。これにより、負圧リリーフ弁機構132が開弁される。このとき、内周側のシール部164は、第2の弁体136のフランジ156から相対的に離れ、自由状態となり、開弁する。
前述した封鎖弁38は、車両(不図示)に搭載される蒸発燃料処理装置12(図1参照)におけるベーパ通路31に介装される。すなわち、図3及び図4に示すように、弁ケーシング56の第1管部57にベーパ通路31の燃料タンク15側の通路部31aが接続されるとともに、第2管部58にベーパ通路31のキャニスタ34側の通路部31bが接続される。これにより、ベーパ通路31の両通路部31a,31bが弁ケーシング56のメイン通路74を介して相互に連通されている。このため、メイン通路74は、ベーパ通路31の一部を構成している。また、図3に示すように、弁ケーシング56の取付部63は、車両の床下側の固定側部材167に対してボルト等の締結により固定される。これにより、リリーフ弁54(図3参照)の軸線が天地方向に向くように、封鎖弁38が車両に搭載される。そして、リリーフ弁54の第2弁口80は、車両搭載状態で、メイン通路74に対して天側に配置されている。すなわち、図3に示されるように、第2弁口80は第1管部57により形成されるメイン通路74より上方位置に設定される。
次に、封鎖弁38における電動弁52の動作について説明する。電動弁52の動作は、リリーフ弁54の正圧リリーフ弁機構130及び負圧リリーフ弁機構132が閉弁状態(図3参照)において行われる。
先ず、電動弁52の開弁状態について説明する。図5に示すように、電動弁52の開弁状態においては、バルブガイド94及びバルブ体96(第1シール部材117を含む)が第1収容筒部60の弁座72から前方(図5において上方)に離れている。また、バルブガイド94に対してバルブ体96がバルブスプリング98の弾性により後方(図5において下方)へ付勢されており、図6に示すバルブガイド94の係合溝124の溝底部(溝形成壁部126の前端部)にバルブ体96の係合突起122が当接されている。このため、バルブガイド94とバルブ体96とが連結手段120を介して連結されている。
次に、電動弁52の閉弁作動について説明する。電動弁52の開弁状態(図5の状態)において、ステッピングモータ92が閉弁作動されると、出力軸93が閉弁方向に回転される。これにより、送りネジ機構110を介してバルブガイド94及びバルブ体96は後方へ移動していく。すると、バルブ体96(詳しくは第1シール部材117)が弁座72に着座して、バルブ体96の後方への移動が規制される。続いて、バルブガイド94がさらに後方へ移動していく。これにともない、図6に示すバルブ体96の係合突起122に対してバルブガイド94の係合溝124の溝底部(溝形成壁部126の前端部)が前方へ移動していく。このため、連結手段120によるバルブガイド94とバルブ体96との連結が解除される。
次に、電動弁52の閉弁状態について説明する。電動弁52の閉弁状態では、バルブ体96がバルブスプリング98の付勢力によって弁ケーシング56の弁座72に着座した状態に弾性的に保持される。また、バルブ体96と弁座72との間は第1シール部材117によって弾性的にシールされる。また、閉弁状態において、ステッピングモータ92の通電をオフ(OFF)にしても、ステッピングモータ92のディテントトルク、送りネジ機構110のリード角等によって閉弁状態を保持することができる。
次に、電動弁52の開弁作動について説明する。電動弁52の閉弁状態において、ステッピングモータ92が開弁作動されると、出力軸93が開弁方向に回転される。これにより、送りネジ機構110を介してバルブガイド94が前方(開方向)へ移動されていく。これにともない、バルブガイド94の係合溝124がバルブ体96の係合突起122に沿って上方へ移動していく。これにともない、バルブスプリング98及び補助バネ112がその弾性復元力により伸長する。そして、係合溝124の溝底部(溝形成壁部126の前端部)がバルブ体96の係合突起122に当接する。これにより、バルブガイド94とバルブ体96との相対移動が規制される。このため、バルブガイド94とバルブ体96とが連結手段120を介して連結される。続いて、バルブガイド94及びバルブ体96がさらに上昇されていく。これにともない、補助バネ112がその弾性復元力により伸長する。これにより、バルブ体96(詳しくは第1シール部材117)が弁ケーシング56の弁座72から離座することにより、開弁状態となる(図5の状態)。
次に、図7に基づいてリリーフ弁54の作動を説明する。リリーフ弁54における正圧リリーフ弁機構130の開弁作動、及び負圧リリーフ弁機構の開弁作動は、いずれも電動弁52の閉弁状態において行われる。
正圧リリーフ弁機構130の開弁動作は、燃料タンク15に正圧リリーフ弁機構130の開弁圧以上の正圧が生じた場合に行われる。すなわち、開弁圧以上の正圧が生じると前述したように第1の弁体134が上動して、正圧リリーフ弁機構130が開弁し、第2弁口80と第2弁室67が連通する。これにより、バイパス通路90が連通状態となり、メイン通路74における電磁弁52の第1弁口71が閉弁状態にあり、メイン通路74が遮断された状態にあっても、バイパス通路90を介して連通状態となる。このバイパス通路90の連通により、燃料タンク15側からの流体は、第1通路部75からバイパス通路90を通り、第2通路部76からキャニスタ34側へと流れる。これにより、燃料タンク15内の圧力を低下させることができる。
負圧リリーフ弁機構132の開弁作動は、燃料タンク15に負圧リリーフ弁機構132の開弁圧以下の負圧が生じた場合に行われる。すなわち、開弁圧以下の負圧が生じると前述したように第2の弁体136が下降して開弁して、負圧リリーフ弁機構132が開弁し、第2弁口80と第2弁室67が連通する。これにより、正圧リリーフ弁機構130の開弁の場合と同様に、バイパス通路90が連通状態となり、メイン通路74が遮断された状態にあっても、バイパス通路90を介して連通状態となる。このバイパス通路90の連通により、燃料タンク15側からの流体は、第1通路部75からバイパス通路90を通り、第2通路部76からキャニスタ34側へと流れる。これにより、燃料タンク15内の圧力を上昇させることができる。
上述した実施形態の封鎖弁(流体制御弁)において、本発明が特徴とする構成は、リリーフ弁54に取入れられている。その内容を以下に説明する。
本実施形態が特徴とする構成は、先ず、図8及び図9に示すように、上述したリリーフ弁54の第2弁室67の内周面67Aにリブ180を形成する構成である。図8は第2弁室67の内周面67Aにリブ180が形成された状態を示す斜視図を示し、図9はそのリブ180の配置間隔を示す上面図である。図7に示すようにリリーフ弁54の第2弁室67は、前述もしたように、樹脂製の第2収容筒部61内の上部位置に樹脂製のキャップ150の円筒部150Aが嵌合して形成される。そして、リリーフ弁54の第1の弁体134の外周部は、キャップ150の円筒部150Aが配置されない第2の弁室67の下方部の第2収容筒部61の内周面の範囲で上下移動するようになっている。この第1の弁体134の上下移動により正圧リリーフ弁機構130の開閉作動が行われる。
上述した第2弁室67の内周面67Aにリブ180を設ける構成によれば、第1の弁体134にいわゆる暴れを生じることなく、正圧リリーフ弁機構130の開弁流通を行うことができる。このため、流通制御を精度良く行うことができる。図10及び図11は本実施形態の特徴構成の作用効果を説明するため模式的に示した図である。図10は上面図、図11は第1の弁体134の作動状態を示す側面図である。
本実施形態が特徴とする次の構成は、図7に示すように、リリーフ弁54の正圧リリーフ弁機構130における第1の弁体134との開閉のシール部を構成するバルブシート82の弁ケーシング56への埋設構成である。バルブシート82は、前述したリリーフ弁54の構成で説明したように、第2弁室67の内面における第2弁室67への流入口となる第2弁口80の近傍位置に配設される。そして、バルブシート82は弁ケーシング56に埋設して配設される。弁ケーシング56とバルブシート82は熱膨張率の異なる別材料で形成される。本実施形態では、弁ケーシング56は樹脂、バルブシート82は金属で形成される。
上述した本実施形態の特徴構成(その2)によれば、バルブシート82と弁ケーシング56とは熱膨張率の異なる材料を用いる。これにより、異なる温度状態時、例えば温度上昇時または温度低下時に、両部材82、56間の異なる界面個所(H部位個所又はC部位個所)で当該界面をシールする構成となる。すなわち、熱膨張率の違いにより当該界面個所におけるバルブシート82の部位と弁ケーシング56の部位との接触圧が強くなり、流体の流通を封止する。これにより、バルブシート82と弁ケーシング56との界面間はシールされ、正圧リリーフ弁機構130における流体の流通制御が精度良く行われる。
本実施形態の封鎖弁(流体制御弁)38によると、電動弁52及びリリーフ弁54を互いの軸方向が異なる方向となるように配置される。すなわち、電動弁52とリリーフ弁54とは、互いの軸線がねじれの位置関係をなすように配置される。詳しくは、電動弁52は軸方向が前後方向となるように配置されるとともに、リリーフ弁54は軸方向が上下方向となるように配置される。これによって、リリーフ弁54の軸方向に沿う方向(上下方向)の寸法を短縮し、封鎖弁38をコンパクト化することができる。
以上、本発明を特定の実施形態について説明したが、本発明はその他各種の形態でも実施可能なものである。
15…燃料タンク
31…ベーパ通路
34…キャニスタ
38…封鎖弁(流体制御弁)
52…電動弁
54…リリーフ弁
56…弁ケーシング
65…第1弁室
67…第2弁室(弁室)
74…メイン通路
80…第2弁口(弁口)
82…バルブシート(シート体)
82A…フランジ部
82B…第1の筒部
82C…第2の筒部
82D…第3の筒部
82E…第1のフランジ部
82F…第2のフランジ部
82G…接続部
90…バイパス通路
130…正圧リリーフ弁機構
132…負圧リリーフ弁機構
134…第1の弁体(弁体)
136…第2の弁体
180…リブ
Claims (6)
- 弁ケーシングにより形成される筒形状の弁室と、該弁室内に配置される弁体と、前記弁室の内面における前記弁室への流入口となる弁口近傍に配設されるシート体とを備え、前記弁体とシート体との近接離反により流路の開閉を行う構成とされている流体制御弁であって、
前記流路の開閉は前記弁体の軸方向の移動により行われる構成となっており、
前記弁ケーシングにおける、筒形状の弁室を形成する内周面には、軸方向に形成される3箇所以上のリブが少なくとも120度間隔以内で形成されており、前記リブにより前記弁体は軸方向に摺動案内される配設とされている、流体制御弁。 - 請求項1に記載の流体制御弁であって、
前記シート体と前記弁ケーシングとは熱膨張率の異なる別材料で構成されており、
前記シート体と前記弁ケーシングの界面には、第1の温度状態時に当該両者間が熱膨張率の違いにより接触状態となりシールを行う部位個所と、前記第1の温度状態時とは異なる第2の温度状態時に当該両者間が熱膨張率の違いにより接触状態となりシールを行う部位個所が別々に設定されている、流体制御弁。 - 請求項1又は請求項2に記載の流体制御弁であって、
前記弁ケーシングは樹脂、前記シート体は金属で形成されている、流体制御弁。 - 請求項3に記載の流体制御弁であって、
前記シート体は、前記弁体とのシール面であるワッシャ状のフランジ部と、該フランジ部の外周から軸方向に沿って伸びる第1の筒部を有し、当該第1の筒部は前記弁ケーシング内に埋設されている、流体制御弁。 - 請求項4に記載の流体制御弁であって、
前記シート体は、さらに前記フランジ部の内周から軸方向に沿って伸びる第2の筒部を有し、当該第2の筒部の外周面が前記弁ケーシングに接している、流体制御弁。 - 請求項3に記載の流体制御弁であって、
前記シート体は、前記弁体とのシール面であるワッシャ状の第1のフランジ部と、該第1のフランジ部から軸方向に離間したワッシャ状の第2のフランジ部と、該第1のフランジ部と第2のフランジ部を繋ぐ接続部とから形成されており、
前記シート体の第1のフランジ部と第2のフランジ部との間に樹脂で形成される前記弁ケーシングの一部が充填形成されている、流体制御弁。
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