JP2019210869A - ポンプ装置、及びポンプ装置の羽根車隙間調整方法 - Google Patents

ポンプ装置、及びポンプ装置の羽根車隙間調整方法 Download PDF

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Abstract

【課題】羽根車を回転軸から取り外すことなく羽根車の隙間を調整できるポンプ装置、及びポンプ装置の羽根車隙間調整方法の提供。【解決手段】ポンプ装置1は、回転軸10に固定された羽根車20と、回転軸10の軸方向において羽根車20の側面20a,20bに対向する対向面31a,31bを有するポンプ室31を形成するポンプケーシング30と、回転軸10を軸方向の一方側に付勢する付勢機構90と、付勢機構90の付勢に抗して、回転軸10を軸方向の他方側に移動させ、羽根車20の側面とポンプ室31の対向面との間に所定幅の隙間を形成する羽根車隙間調整機構100と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、ポンプ装置、及びポンプ装置の羽根車隙間調整方法に関するものである。
従来からポンプ装置として、例えば、特許文献1に記載されているようなカスケードポンプ(渦流ポンプ、ウェスコポンプ、摩擦ポンプともいう)が知られている。カスケードポンプは、円板に放射状の溝加工を施した羽根車を、ポンプケーシングのポンプ室内で回転させて、流体を揚水する容積式のポンプである。ポンプ室内では、羽根車の回転により羽根車に設けられた溝で渦が発生し、放射状に多数設けられた溝を通過するたびに流体が昇圧される。流体は、羽根車の外周側において、吸込側から吐出側に向かって昇圧しながら進んでいく。
このため、羽根車の外周側と内周側には圧力差がある。特に吐出側の外周側と内周側には顕著な圧力差があり、羽根車の外周側から内周側への漏れを抑制することがポンプ効率の向上につながる。一方、羽根車は回転体であり、漏れ抑制のためにポンプ室に固着させることができないため、両者の隙間を極力小さくすることが求められている。このような要求は、カスケードポンプだけでなく、羽根車を有する非容積ポンプ(遠心ポンプ等)でも同様に存在する。なお、カスケードポンプでは、羽根車とポンプ室の隙間が、羽根車の両側面に存在するため、両側面同時に隙間を小さくすることが求められている。
特許文献1には、従来技術として、ポンプ室の内面と羽根車との間に着脱可能なシムを挟むことによって、ポンプ室の内面と羽根車との間に小さな隙間を確保し、この状態で羽根車を回転軸部に固定する。そして、羽根車を回転軸部に固定した後、シムを取り除くことによって、ポンプ室の内面と羽根車との間に、シムの厚み分の隙間を形成する羽根車隙間調整方法が記載されている。なお、特許文献1には、このシムを作業者が取り外さないで済ませるために、所定の流体で溶けてなくなるような特殊な材質で形成することが記載されている。
特開2016−37952号公報
ところで、上記従来技術では、ポンプ室の内面と羽根車との隙間を調整するために、羽根車の背面側にシムを配置している。このため、羽根車の隙間を調整するたびに、羽根車を回転軸から取り外す必要があり、手間がかかっていた。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、羽根車を回転軸から取り外すことなく羽根車の隙間を調整できるポンプ装置、及びポンプ装置の羽根車隙間調整方法の提供を目的とする。
(1)本発明の一態様に係るポンプ装置は、回転軸に固定された羽根車と、前記回転軸の軸方向において前記羽根車の側面に対向する対向面を有するポンプ室を形成するポンプケーシングと、前記回転軸を前記軸方向の一方側に付勢する付勢機構と、前記付勢機構の付勢に抗して、前記回転軸を前記軸方向の他方側に移動させ、前記羽根車の側面と前記ポンプ室の対向面との間に所定幅の隙間を形成する羽根車隙間調整機構と、を備える。
(2)上記(1)に記載されたポンプ装置であって、前記ポンプ室は、前記軸方向において前記羽根車の両側面に対向する一対の対向面を有しており、前記羽根車隙間調整機構は、前記羽根車の両側面と前記ポンプ室の一対の対向面との間に所定幅の隙間をそれぞれ形成してもよい。
(3)上記(1)または(2)に記載されたポンプ装置であって、前記羽根車が固定された負荷側で前記回転軸を軸支する第1軸受と、前記羽根車と反対側の反負荷側で前記回転軸を軸支する第2軸受と、を有し、前記付勢機構は、前記第1軸受を介して、前記回転軸を前記軸方向の一方側に付勢し、前記羽根車隙間調整機構は、前記第2軸受を介して、前記回転軸を前記軸方向の他方側に移動させてもよい。
(4)上記(3)に記載されたポンプ装置であって、前記第1軸受と前記第2軸受との間には、前記回転軸を回転させるロータ及びステータが配置されていてもよい。
(5)上記(4)に記載されたポンプ装置であって、前記ロータ及び前記ステータを収容するモータケーシングを備え、前記モータケーシングは、前記反負荷側に、前記第2軸受を支持する筒状の軸受ブラケット部を有し、前記羽根車隙間調整機構は、前記軸受ブラケット部に挿入され前記第2軸受と当接する当接部を有すると共に、前記軸受ブラケット部に対して前記軸方向に移動自在に係合する反負荷側ケーシングカバーと、前記反負荷側ケーシングカバーと前記モータケーシングとの間に介在する羽根車隙間調整用シムと、前記羽根車隙間調整用シムを介して前記反負荷側ケーシングカバーと前記モータケーシングとを軸方向において締結固定するネジ部材と、を有してもよい。
(6)上記(5)に記載されたポンプ装置であって、前記反負荷側ケーシングカバーには、貫通孔が形成されており、前記回転軸は、前記貫通孔を介して前記反負荷側ケーシングカバーの外側に突出する突出部と、前記突出部に対して着脱可能に装着された冷却ファンと、を有してもよい。
(7)本発明の一態様に係るポンプ装置の羽根車隙間調整方法は、回転軸に固定された羽根車と、前記回転軸の軸方向において前記羽根車の側面に対向する対向面を有するポンプ室を形成するポンプケーシングと、前記回転軸を前記軸方向の一方側に付勢する付勢機構と、を備え、前記付勢機構の付勢に抗して、前記回転軸を前記軸方向の他方側に移動させ、前記羽根車の側面と前記ポンプ室の対向面との間に所定幅の隙間を形成する羽根車隙間調整工程を有する。
(8)上記(7)に記載されたポンプ装置の羽根車隙間調整方法であって、前記ポンプ室は、前記軸方向において前記羽根車の両側面に対向する一対の対向面を有しており、前記羽根車隙間調整工程の前に、前記羽根車が、前記ポンプ室の片方の対向面に当接した状態から、前記ポンプ室のもう片方の対向面に当接するまでに移動した移動距離を計測し、前記羽根車隙間調整工程では、前記移動距離の半分だけ、前記付勢機構の付勢に抗して、前記回転軸を前記軸方向の他方側に移動させ、前記羽根車の両側面と前記ポンプ室の一対の対向面との間に所定幅の隙間をそれぞれ形成してもよい。
上記本発明の態様によれば、羽根車を回転軸から取り外すことなく羽根車の隙間を調整できるポンプ装置、及びポンプ装置の羽根車隙間調整方法を提供できる。
一実施形態に係るポンプ装置1を示す正面図である。 図1に示すポンプ装置1が有するポンプケーシング30の内部構造を示す縦断面図である。 図1に示すポンプ装置1の背面側斜視図である。 図1に示すポンプ装置1の矢視A−A断面図である。 一実施形態に係る冷却ファン65を背面側から見たときの図である。 図5に示す冷却ファン65の矢視B−B断面図である。 一実施形態に係るポンプ装置1の羽根車隙間調整方法を説明するための図である。 一実施形態の変形例に係る羽根車隙間調整機構100Aを示す横断面図である。
以下、一実施形態に係るポンプ装置、及びポンプ装置の羽根車隙間調整方法について、図面を参照して説明する。
図1は、一実施形態に係るポンプ装置1を示す正面図である。図2は、図1に示すポンプ装置1が有するポンプケーシング30の内部構造を示す縦断面図である。図3は、図1に示すポンプ装置1の背面側斜視図である。図4は、図1に示すポンプ装置1の矢視A−A断面図である。
図1に示すように、ポンプ装置1は、水を汲み上げるポンプ2と、ポンプ2の背面側に設けられ、ポンプ2を駆動するモータ3(図3及び図4参照)と、ポンプ2を制御するインバータ装置4と、を有する。モータ3は、ポンプ2に固定されており、ポンプ2及びインバータ装置4は、ユニットベース5上に固定されている。このユニットベース5の側面には、取手溝5aが形成されている。ユニットカバー6は、ユニットベース5上のポンプ2、モータ3、インバータ装置4を覆っている。
ポンプ2は、摩擦ポンプとも称されるカスケードポンプであって、図2に示すように、羽根車20と、羽根車20を収容するポンプ室31を形成するポンプケーシング30と、を有する。ポンプケーシング30の正面側には、図1に示すように、ポンプケーシングカバー50が取り付けられており、これを取り外すと羽根車20にアクセスすることができる。羽根車20は、図2に示すように、周縁部に多数の溝21が切られた円板状に形成されており、その周縁部によって、ポンプ室31に存在する水を、ほぼ1回転させながら昇圧させるものである。
このポンプ2は小型であるが、1個の羽根車20で数段の渦巻ポンプに匹敵する揚程を得られ、小容量高揚程の目的に適している。また、カスケードポンプは、自吸性を有するので、ポンプ2よりも低い位置に設置された受水槽に蓄えた水や井戸水を汲み上げるのに適している。
モータ3は、羽根車20を回転させることによりポンプ2を駆動させる。インバータ装置4は、ポンプ2を制御する。本実施形態では、モータ3の駆動は、インバータ装置4によって制御されており、ポンプ2の回転速度の可変速運転が可能とされている。ここで、インバータ装置4にて可変速運転する必要がない場合は、インバータ装置4は可変速手段を有さなくてもよい。
図1に示すように、ポンプ装置1の正面には、ユニットカバー6から露出する吸込口7と、吐出し口8とが設けられている。吸込口7は、図2に示すポンプケーシング30の内部に形成された内部流路32の一端部32aと連通し、吐出し口8は、この内部流路32の他端部32bと連通している。内部流路32には、ポンプ室31と、気水分離室33とが形成されている。
内部流路32のうち、一端部32aからポンプ室31までの吸込流路34には、フローチェッキ弁35が設けられている。フローチェッキ弁35は、ポンプ室31よりも高い位置に設けられ、ポンプ2の駆動に先立ち、ポンプ室31の内部を満水させて自吸に必要な水位を確保すると共に、ポンプ2の停止時の水の逆流を防止し、常にポンプ室31を満水にする役割を有する。すなわち、フローチェッキ弁35は、ポンプ2の停止時、自重によって吸込流路34を閉じ、ポンプ2の駆動時には、吸込流路34を上ってくる水(始動時は空気を含む)によって押し上げられて吸込流路34を開く。
ポンプ室31の下流側には、気水分離室33が配置されている。内部流路32のうち、ポンプ室31と気水分離室33との間の接続流路36には、ポンプ室31から吐出された液体が衝突するバッフル37が配置されている。気水分離室33の底部には、ポンプ室31に連通する孔部33aが形成されている。孔部33aは、ポンプ2の始動時の自吸運転時に、気水分離室33で空気と分離した水を、ポンプ室31に再び戻すものであり、これによりポンプ室31における負圧を発生させ、吸込流路34内の空気をなくし、水を吸い上げる。
気水分離室33の上方には、呼び水口38が形成されている。呼び水口38は、呼び水栓39によって閉止されている。呼び水栓39は、ポンプ2の設置時等でポンプケーシング30内に水が満たされていない状態で、且つ、ポンプ2の始動前に開けられ、呼び水口38から呼び水を注水することにより、気水分離室33は呼び水時水位40まで満水となる。上述したポンプ2の駆動によって、自吸運転が行われ、吸込流路34内の空気がなくなり、水が上がってくると、自吸運転は終わり、気水分離室33及び気水分離室33より下流側が水で満たされた後は、ポンプ2の駆動によって揚液運転がなされる。
内部流路32のうち、気水分離室33から他端部32bまでの吐出流路41には、圧力センサ42が設けられている。圧力センサ42は、呼び水時水位40よりも上方に配置され、自吸運転が完了し、水で満たされた吐出流路41の圧力を検出する。圧力センサ42の検出結果は、インバータ装置4に出力され、インバータ装置4は、公知の吐出圧一定制御や推定末端圧一定制御等の目標圧力と当該検出結果に基づいてモータ3に電力を供給し、モータ3の駆動を制御する。
また、吐出流路41には、圧力タンク45(図3参照)が設けられている。圧力タンク45は、耐圧容器内にゴム製のブラダが内蔵されており、ポンプ2の吐出圧力が上昇するとブラダの外側の空気を圧縮し水が加圧状態で貯留される。また、例えば、水の使用に伴い、吐出流路41内の圧力が低下するにつれて、圧縮された空気が膨張し、貯留された水を吐出流路41に押し出す。このようにして、ポンプ2の起動直後で、給水に十分な回転速度まで上昇していなくても、しばらくは圧力タンク45から吐出流路41に水を供給することができる。
図3に示すように、モータ3は、ポンプケーシング30の背面側に接続されている。このモータ3は、例えば、永久磁石型(PM型)モータであり、全閉外扇型モータである。全閉外扇型モータとは、モータケーシング60が密閉構造を有し、かつ空冷装置61がケーシングの外に備えられたモータである。このような永久磁石型モータは、誘導型モータに比べ小型且つ軽量である。
モータケーシング60は、その全体が略円柱形状を呈し密閉された構造を有しており、モータケーシング60の内部は、外部環境から隔離されている。モータケーシング60の内部には、図4に示すように、回転軸10に装着されて回転するロータ3aと、それを囲んで回転磁界を形成するステータ3bが設けられている。ロータ3aは、回転軸10の外周面に固定されたロータコア3a1と、ロータコア3a1に挿入された永久磁石3a2と、を備える。また、ステータ3bは、モータケーシング60の内周面に固定されたステータコア3b1と、ステータコア3b1に巻き掛けられたコイル3b2と、を備える。
図4に示すように、回転軸10の軸方向の一端部10aには、羽根車20が固定されている。羽根車20は、回転軸10の一端部10aが挿入される挿入孔22を有する。この羽根車20は、その正面側に配置された固定リング11と、その背面側に形成された回転軸10の段差部12との間に、軸方向に挟まれることで、回転軸10に対して固定されている。固定リング11は、止めネジ11aによって回転軸10の一端部10aに装着されている。段差部12は、羽根車20の背面側の回転軸10の拡径部によって形成されている。なお、羽根車20の背面側の回転軸10の拡径部には、回転軸10とポンプケーシング30との隙間をシールするメカニカルシール13が配置されている。
メカニカルシール13の背面側には、羽根車20が固定された負荷側で回転軸10を軸支する第1軸受14と、羽根車20と反対側の反負荷側で回転軸10を軸支する第2軸受15と、が配置されている。第1軸受14及び第2軸受15は、共に深溝玉軸受から形成されている。第1軸受14と第2軸受15との間には、上述したロータ3a及びステータ3bが配置されている。これら第1軸受14、第2軸受15、ロータ3a及びステータ3bは、モータケーシング60の内部に収容されている。
モータケーシング60は、ポンプケーシング30にネジ部材71を介して接続された負荷側軸受ブラケット70と、負荷側軸受ブラケット70にネジ部材72を介して接続されたケーシング本体80と、を有する。負荷側軸受ブラケット70は、第1軸受14の外輪側を支持している。第1軸受14の内輪側は、回転軸10の外周に装着されると共に、第1軸受14の背面側に形成された回転軸10の段差部16と、リング状のスペーサ16aを挟んで軸方向で対向して配置されている。
ケーシング本体80は、有底筒状に形成されている。ケーシング本体80の負荷側の開口は、負荷側軸受ブラケット70によって閉塞されている。ケーシング本体80の内周面には、ステータ3bが固定されている。ケーシング本体80の反負荷側の底部には、第2軸受15を支持する筒状の軸受ブラケット部81が形成されている。軸受ブラケット部81は、第2軸受15の外輪側を支持している。第2軸受15の内輪側は、回転軸10の外周に装着されると共に、第2軸受15の正面側に形成された回転軸10の段差部17と軸方向で対向して配置されている。
ここで、負荷側軸受ブラケット70には、第1軸受14を介して、回転軸10を軸方向の一方側(回転軸10の他端部10b側)に付勢する付勢機構90が設けられている。また、ケーシング本体80には、第2軸受15を介して、回転軸10を軸方向の他方側(回転軸10の一端部10a側)に移動させ、羽根車20の両側面20a,20bとポンプ室31の一対の対向面31a,31bとの間に所定幅の隙間をそれぞれ形成する羽根車隙間調整機構100が設けられている。
付勢機構90は、負荷側軸受ブラケット70の軸受支持部に配置され、第1軸受14の外輪側を軸方向の一方側に付勢する。この付勢機構90は、例えば、波座金、皿バネなどの弾性部材から形成されている。付勢機構90は、羽根車隙間調整機構100と協働して、第1軸受14及び第2軸受15に対して軸方向の与圧を与えることで、深溝玉軸受の内部の隙間を小さくし、モータ3に発生する振動を抑制する。
羽根車隙間調整機構100は、ケーシング本体80の軸受ブラケット部81に係合する反負荷側ケーシングカバー101と、反負荷側ケーシングカバー101とモータケーシング60との間に介在する羽根車隙間調整用シム102と、羽根車隙間調整用シム102を介して反負荷側ケーシングカバー101とモータケーシング60とを軸方向において締結固定するネジ部材103と、を有する。
反負荷側ケーシングカバー101は、軸受ブラケット部81の反負荷側の開口を覆っており、軸受ブラケット部81の内周面に対して軸方向に移動自在に係合している。反負荷側ケーシングカバー101の係合部には、軸受ブラケット部81の反負荷側の開口から挿入され、第2軸受15の外輪側と軸方向で当接する当接部101aが形成されている。当接部101aは、環状に形成され、軸受ブラケット部81の内周面よりも僅かに外径が小さくなっている。
反負荷側ケーシングカバー101は、ケーシング本体80の背面側において、軸受ブラケット部81の内周面よりも径方向外側に延出したフランジ部101bを有する。フランジ部101bは、環状に形成され、ケーシング本体80と軸方向において対向している。羽根車隙間調整用シム102も環状に形成されている。この羽根車隙間調整用シム102は、フランジ部101bとケーシング本体80との対向部に、一又は複数配置されている。
ネジ部材103は、反負荷側ケーシングカバー101のフランジ部101bを複数個所で、ケーシング本体80に対し締結固定する。なお、図4では、羽根車隙間調整用シム102にネジ部材103が挿通する挿通孔が形成されているが、羽根車隙間調整用シム102は、ネジ部材103の配設位置よりも径方向内側に配置されていてもよい(挿通孔が無くてもよい)。
この反負荷側ケーシングカバー101には、貫通孔101cが形成されており、回転軸10の他端部10bは、貫通孔101cを介して反負荷側ケーシングカバー101の外側に突出している。
回転軸10の他端部10b(突出部)には、空冷装置61の冷却ファン65が着脱可能に装着されている。空冷装置61は、ポンプケーシング30に固定されるモータケーシング60の一端部とは反対側の、モータケーシング60の他端部に、ネジ部材64を介して固定されたファンカバー62を有する。ファンカバー62の内部には、冷却ファン65が収容されている。このファンカバー62は、図3に示すように、有底筒状に形成され、その底部には空気吸込孔63が形成されている。このファンカバー62は、モータケーシング60の外周面に沿って空気を導くと共に、インバータ装置4に対して空気を導く図示しない吐出孔を備える。
図5は、一実施形態に係る冷却ファン65を背面側から見たときの図である。図6は、図5に示す冷却ファン65の矢視B−B断面図である。
図5に示すように、冷却ファン65は、放射状に延びる複数のブレード部66と、複数のブレード部66が接続されたベース部67と、を備える。ベース部67には、回転軸10の他端部10bが挿通する挿通孔68が形成されている。挿通孔68には、キー68aと、スナップフィット68bが設けられている。
キー68aは、図6に示すように、挿通孔68の内周面に沿って軸方向に延在している。このキー68aは、図4に示す回転軸10の他端部10bに形成されたキー溝18に係合している。スナップフィット68bは、図6に示すように、挿通孔68の内周面においてキー68aと径方向において対向して形成されている。このスナップフィット68bは、図4に示す回転軸10の他端部10bに形成された環状溝19に係合している。このため、スナップフィット68bを環状溝19から外せば、キー68aとキー溝18の係合解除を容易に行うことができる。
上記構成のポンプ装置1は、図4に示すように、回転軸10の軸方向において、羽根車20の両側面20a,20bと、これら両側面20a,20bに対向するポンプ室31の一対の対向面31a,31bとの間に、所定幅の隙間が形成されている。羽根車20の側面20aとポンプケーシングカバー50が形成する対向面31aとの間、及び羽根車20の側面20bとポンプケーシング30が形成する対向面31bとの間には、例えば、毛細管現象により水膜が介在し続けるような狭さの隙間が形成されている。
続いて、図7を参照して、上記構成のポンプ装置1の羽根車隙間調整方法(以下、本手法と称する)について説明する。
図7は、一実施形態に係るポンプ装置1の羽根車隙間調整方法を説明するための図である。
本手法では、先ず、上述した付勢機構90及び羽根車隙間調整機構100を用いて、図7(a)、(b)に示すように、羽根車20が、ポンプ室31の片方の対向面31aに当接した状態から、ポンプ室31のもう片方の対向面31bに当接するまでに移動した移動距離Sを計測する。具体的には、図4に示す羽根車隙間調整用シム102を取り外した状態で、ネジ部材103を締め付け、反負荷側ケーシングカバー101を軸方向の他方側(回転軸10の一端部10a側)に移動させる。
反負荷側ケーシングカバー101が軸方向の他方側に移動すると、第2軸受15が当接部101aによって軸方向に押し込まれ、回転軸10が付勢機構90の付勢に抗して軸方向の他方側に移動する。このように、回転軸10を軸方向の他方側に移動させ、図7(a)に示すように、回転軸10に固定された羽根車20の側面20aを、ポンプ室31の対向面31aに当接させる。そして、羽根車20の側面20aがポンプ室31の対向面31aに当接した位置を、計測基準位置(ゼロ位置)とする。
次に、ネジ部材103の締め付けを解除する。ネジ部材103の締め付けを解除すると、回転軸10が付勢機構90の付勢によって軸方向の一方側(回転軸10の他端部10b側)に移動する。このように、回転軸10を軸方向の一方側に移動させ、図7(b)に示すように、回転軸10に固定された羽根車20の側面20bを、ポンプ室31の対向面31bに当接させる。そして、図7(a)に示す計測基準位置から、図7(b)に示す羽根車20の側面20bがポンプ室31の対向面31bに当接するまでの移動距離Sを、例えばダイヤルゲージなどで計測する。なお、この移動距離Sは、図7(b)に示す状態から、図7(a)に示す状態になるまでに羽根車20が移動した距離から計測してもよい。すなわち、図7(b)に示す状態を計測基準位置とし、図7(a)に示す羽根車20の側面20aがポンプ室31の対向面31aに当接するまでに羽根車20が移動した距離を、移動距離Sとしてもよい。
本手法では、次に、計測した移動距離Sの半分の厚みになるように、羽根車隙間調整用シム102の枚数を調整する。そして、羽根車隙間調整用シム102を反負荷側ケーシングカバー101とモータケーシング60との間に挟み込む。この状態で、ネジ部材103を締め付けると、図7(c)に示すように、移動距離Sの半分(1/2)だけ、付勢機構90の付勢に抗して、回転軸10を軸方向の他方側に移動させることができる。これにより、羽根車20の両側面20a,20bと、ポンプ室31の一対の対向面31a,31bとの間に、所定幅の隙間をそれぞれ形成することができる(羽根車隙間調整工程)。
以上により、ポンプ装置1の羽根車20の隙間調整が終了する。
このように、上述した本実施形態によれば、回転軸10に固定された羽根車20と、回転軸10の軸方向において羽根車20の両側面20a,20bに対向する一対の対向面31a,31bを有するポンプ室31を形成するポンプケーシング30と、回転軸10を軸方向の一方側に付勢する付勢機構90と、付勢機構90の付勢に抗して、回転軸10を軸方向の他方側に移動させ、羽根車20の両側面20a,20bとポンプ室31の一対の対向面31a,31bとの間に所定幅の隙間をそれぞれ形成する羽根車隙間調整機構100と、を備える、という構成を採用することによって、羽根車20を回転軸10から取り外すことなく羽根車20の隙間を調整できるため、羽根車20の隙間調整に手間がかからなくなる。
また、本実施形態では、図4に示すように、羽根車20が固定された負荷側で回転軸10を軸支する第1軸受14と、羽根車20と反対側の反負荷側で回転軸10を軸支する第2軸受15と、を有し、付勢機構90は、第1軸受14を介して、回転軸10を軸方向の一方側に付勢し、羽根車隙間調整機構100は、第2軸受15を介して、回転軸10を軸方向の他方側に移動させる構成となっている。この構成によれば、回転軸10の回転を阻害せずに、回転軸10を介して羽根車20を軸方向に移動させることができる。
また、本実施形態では、第1軸受14と第2軸受15との間には、回転軸10を回転させるロータ3a及びステータ3bが配置されている。この構成によれば、付勢機構90の付勢によって、第1軸受14及び第2軸受15に対して軸方向の与圧を与え、軸受内部の隙間を小さくし、モータ3で発生する振動を抑制することができる。
また、本実施形態では、ロータ3a及びステータ3bを収容するモータケーシング60を備え、モータケーシング60は、反負荷側に、第2軸受15を支持する筒状の軸受ブラケット部81を有し、羽根車隙間調整機構100は、軸受ブラケット部81に挿入され第2軸受15と当接する当接部101aを有すると共に、軸受ブラケット部81に対して軸方向に移動自在に係合する反負荷側ケーシングカバー101と、反負荷側ケーシングカバー101とモータケーシング60との間に介在する羽根車隙間調整用シム102と、羽根車隙間調整用シム102を介して反負荷側ケーシングカバー101とモータケーシング60とを軸方向において締結固定するネジ部材103と、を有する。この構成によれば、ネジ部材103の締め付けによって、反負荷側ケーシングカバー101を軸方向の他方側に移動させ、第2軸受15を介して回転軸10を軸方向の他方側に移動させることができる。また、反負荷側ケーシングカバー101とモータケーシング60との間に、羽根車隙間調整用シム102を挟み込むことで、羽根車20の隙間調整後の状態を維持できる。
さらに、本実施形態では、反負荷側ケーシングカバー101には、貫通孔101cが形成されており、回転軸10は、貫通孔101cを介して反負荷側ケーシングカバー101の外側に突出する他端部10bと、他端部10bに対して着脱可能に装着された冷却ファン65と、を有する。この構成によれば、モータ3が全閉外扇型モータであっても、冷却ファン65を容易に回転軸10の他端部10bから取り外すことができるため、羽根車隙間調整機構100のネジ部材103に容易にアクセスすることができる。なお、図5に示すように、ネジ部材103が冷却ファン65のベース部67の径方向外側に配置され、且つ、隣り合うブレード部66の間に十分に隙間がある場合には、冷却ファン65を回転軸10から取り外すことなく、隣り合うブレード部66の隙間からネジ部材103にアクセスすることもできる。
以上、本発明の好ましい実施形態を記載し説明してきたが、これらは本発明の例示的なものであり、限定するものとして考慮されるべきではないことを理解すべきである。追加、省略、置換、およびその他の変更は、本発明の範囲から逸脱することなく行うことができる。従って、本発明は、前述の説明によって限定されていると見なされるべきではなく、特許請求の範囲によって制限されている。
例えば、上記実施形態では、回転軸を軸支する軸受を介して、回転軸を軸方向に移動させる形態を採用したが、図8に示す変形例のように、回転軸を直接、軸方向に移動させる形態を採用してもよい。
図8は、一実施形態の変形例に係る羽根車隙間調整機構100Aを示す横断面図である。この変形例では、回転軸10の他端部10bが、ケーシング本体80の内部に収容されており、冷却ファン65が取り付けられていない。代わりに、回転軸10の他端部10bの端面には、略円錐状の溝10b1が形成されている。
羽根車隙間調整機構100Aは、ケーシング本体80の底部に螺合し、溝10b1を介して回転軸10を軸方向の他方側に移動させるピン部材104Aを備える。ピン部材104Aは、ケーシング本体80の底部に対し、軸方向に螺入可能なネジ部104A1と、回転軸10の溝10b1に対し、点接触可能な先端部104A2と、を有する。なお、先端部104A2は、半球状、若しくは、回転自在なボールによって形成されていてもよい。
この構成によっても、回転軸10の回転を阻害せずに、回転軸10を介して羽根車20を軸方向に移動させることができる。
また、例えば、上記実施形態では、ポンプ装置1としてカスケードポンプの両面隙間調整を例示したが、羽根車を有する他の非容積ポンプである遠心ポンプなどの片面隙間調整にも本発明を適用することができる。
1 ポンプ装置
2 ポンプ
3 モータ
3a ロータ
3b ステータ
4 インバータ装置
10 回転軸
10a 一端部
10b 他端部(突出部)
14 第1軸受
15 第2軸受
20 羽根車
20a 側面
20b 側面
30 ポンプケーシング
31 ポンプ室
31a 対向面
31b 対向面
50 ポンプケーシングカバー
60 モータケーシング
65 冷却ファン
81 軸受ブラケット部
90 付勢機構
100,100A 羽根車隙間調整機構
101 反負荷側ケーシングカバー
101a 当接部
101c 貫通孔
102 羽根車隙間調整用シム
103 ネジ部材
S 移動距離

Claims (8)

  1. 回転軸に固定された羽根車と、
    前記回転軸の軸方向において前記羽根車の側面に対向する対向面を有するポンプ室を形成するポンプケーシングと、
    前記回転軸を前記軸方向の一方側に付勢する付勢機構と、
    前記付勢機構の付勢に抗して、前記回転軸を前記軸方向の他方側に移動させ、前記羽根車の側面と前記ポンプ室の対向面との間に所定幅の隙間を形成する羽根車隙間調整機構と、を備える、ことを特徴とするポンプ装置。
  2. 前記ポンプ室は、前記軸方向において前記羽根車の両側面に対向する一対の対向面を有しており、
    前記羽根車隙間調整機構は、前記羽根車の両側面と前記ポンプ室の一対の対向面との間に所定幅の隙間をそれぞれ形成する、ことを特徴とする請求項1に記載のポンプ装置。
  3. 前記羽根車が固定された負荷側で前記回転軸を軸支する第1軸受と、
    前記羽根車と反対側の反負荷側で前記回転軸を軸支する第2軸受と、を有し、
    前記付勢機構は、前記第1軸受を介して、前記回転軸を前記軸方向の一方側に付勢し、
    前記羽根車隙間調整機構は、前記第2軸受を介して、前記回転軸を前記軸方向の他方側に移動させる、ことを特徴とする請求項1または2に記載のポンプ装置。
  4. 前記第1軸受と前記第2軸受との間には、前記回転軸を回転させるロータ及びステータが配置されている、ことを特徴とする請求項3に記載のポンプ装置。
  5. 前記ロータ及び前記ステータを収容するモータケーシングを備え、
    前記モータケーシングは、前記反負荷側に、前記第2軸受を支持する筒状の軸受ブラケット部を有し、
    前記羽根車隙間調整機構は、
    前記軸受ブラケット部に挿入され前記第2軸受と当接する当接部を有すると共に、前記軸受ブラケット部に対して前記軸方向に移動自在に係合する反負荷側ケーシングカバーと、
    前記反負荷側ケーシングカバーと前記モータケーシングとの間に介在する羽根車隙間調整用シムと、
    前記羽根車隙間調整用シムを介して前記反負荷側ケーシングカバーと前記モータケーシングとを軸方向において締結固定するネジ部材と、を有する、ことを特徴とする請求項4に記載のポンプ装置。
  6. 前記反負荷側ケーシングカバーには、貫通孔が形成されており、
    前記回転軸は、
    前記貫通孔を介して前記反負荷側ケーシングカバーの外側に突出する突出部と、
    前記突出部に対して着脱可能に装着された冷却ファンと、を有する、ことを特徴とする請求項5に記載のポンプ装置。
  7. 回転軸に固定された羽根車と、
    前記回転軸の軸方向において前記羽根車の側面に対向する対向面を有するポンプ室を形成するポンプケーシングと、
    前記回転軸を前記軸方向の一方側に付勢する付勢機構と、を備え、
    前記付勢機構の付勢に抗して、前記回転軸を前記軸方向の他方側に移動させ、前記羽根車の側面と前記ポンプ室の対向面との間に所定幅の隙間を形成する羽根車隙間調整工程を有する、ことを特徴とするポンプ装置の羽根車隙間調整方法。
  8. 前記ポンプ室は、前記軸方向において前記羽根車の両側面に対向する一対の対向面を有しており、
    前記羽根車隙間調整工程の前に、前記羽根車が、前記ポンプ室の片方の対向面に当接した状態から、前記ポンプ室のもう片方の対向面に当接するまでに移動した移動距離を計測し、
    前記羽根車隙間調整工程では、前記移動距離の半分だけ、前記付勢機構の付勢に抗して、前記回転軸を前記軸方向の他方側に移動させ、前記羽根車の両側面と前記ポンプ室の一対の対向面との間に所定幅の隙間をそれぞれ形成する、ことを特徴とする請求項7に記載のポンプ装置の羽根車隙間調整方法。
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