JP2019210060A - ダビット - Google Patents

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JP2019210060A
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幸伸 柏
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幸伸 柏
健二郎 越智
Kenjiro Ochi
健二郎 越智
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【課題】簡単な方法でクレーンジブの旋回方向の選択自由度を高めるダビットにおける固定ピン装置を提供する。【解決手段】固定台1上で旋回自在な旋回ポスト2と、旋回ポスト2に取付けられたクレーンジブ3を備えた固定ピン装置であって、固定台1に取付けられており、ピン孔13,14を有する固定側ブラケット11と、旋回ポスト2に取付けられており、ピン孔15を有する旋回側ブラケット12と、ピン孔13,14,15に挿入される固定ピン20からなる。固定ピン20は、横棒と横棒の両端に設けられた2本の縦棒からなるカスガイ形であり、横棒23,25の長さが長短に異なる長固定ピン21と短固定ピン22との組合せからなる。固定側ブラケット11のピン孔と旋回側ブラケット12のピン孔に共に1本の縦棒を挿入するのか、両方のピン孔に2本の縦棒を個別に挿入するのかを選択することで、クレーンジブの旋回方向を選択して固定できる。【選択図】図1

Description

本発明は、ダビットに関する。さらに詳しくは、本発明は、船舶や陸上車両に搭載されるダビットに関する。
ダビットは、船舶や鉄道車両等の陸上車両に搭載される荷役装置である。ダビットの基本構成は、船舶甲板等に設置される固定台と、その固定台上に旋回可能に取付けられた旋回ポストと、旋回ポスト上に設備されたクレーンジブ等からなる。
荷役作業中はクレーンジブを荷役すべき方向に向けて荷物を吊り上げ吊り降ろす。
クレーンジブの旋回方向の固定には様々な方法があるが、特許文献1に記載の手段は、固定台側ブラケットに設けたピン孔と旋回台側ブラケットに設けたピン孔に固定ピンを差し込む方法である。
しかるに、上記従来のピン固定方式では、ピン孔が1カ所であるとクレーンジブの旋回方向が一方向に固定されてしまい、荷役の自由度が制限されてしまう。
そこで、旋回台側ブラケットに設けるピン孔を複数個に増やしたが、それでも固定できる旋回方向が数個になるだけで、やはりクレーンジブ旋回方向の自由度は高くない。
この問題はピン孔の数を多くすることで解消されるが、ピン孔を増設するとブラケット部分の強度が低下するので採用し難い。
したがって、ダビットの設置後にクレーンジブの旋回方向を変える必要が生じたときは、フランジにピン孔を空け直すか、ピン孔の位置を変更した新しいフランジに取り換える等の手間をかけていた。
しかし、そのような手間は作用時間や製造コストを増大させるだけである。
特開昭58−212582号公報
本発明は上記事情に鑑み、簡単な方法でクレーンジブの旋回方向の選択自由度を高めることができるダビットを提供することを目的とする。
第1発明のダビットにおける固定ピン装置は、固定台と、該固定台上で旋回自在な旋回ポストと、該旋回ポストに取付けられたクレーンジブを備えたダビットにおける、前記クレーンジブの旋回方向を固定する固定ピン装置であって、前記固定台に取付けられており、ピン孔を有する固定側ブラケットと、前記旋回ポストに取付けられており、ピン孔を有する旋回側ブラケットと、前記ピン孔に挿入される固定ピンが、横棒と該横棒の両端に設けられた2本の縦棒からなるカスガイ形であることを特徴とする。
第2発明のダビットにおける固定ピン装置は、第1発明において、前記固定ピンが、横棒の長さが長短に異なる長固定ピンと短固定ピンとの組合せからなることを特徴とする。
第3発明のダビットにおける固定ピン装置は、第1発明において、前記固定ピンが、横棒の長さが異なる3種以上の固定ピンの組合せからなることを特徴とする。
第1発明によれば、固定側ブラケットのピン孔と旋回側ブラケットのピン孔に共にカスガイ形固定ピンの1本の縦棒を挿入するのか、両方のピン孔にカスガイ形固定ピンの2本の縦棒を個別に挿入するのかを選択することで、クレーンジブの旋回方向を2方向に選択して固定できる。しかも、固定側ブラケットも旋回側ブラケットも取り替える必要がない。
第2発明によれば、横棒の長さが異なる長固定ピンと短固定ピンを選択して使えるので、両方の固定ピンの1本の縦棒を挿入するのか、両方のピン孔にカスガイ形固定ピンの2本の縦棒を個別に挿入するのかの選択を加えると、クレーンジブの旋回方向を4方向に選択することができる。
第3発明によれば、横棒の長さが3種以上の固定ピンを用いると、旋回側ブラケットや固定側ブラケットの修正加工を施すことなく、クレーンジブの旋回方向をより細かく変更することができる。
本発明の一実施形態に係るダビットの固定ピン装置部分の説明図である。 固定ピン装置の平面図である。 固定ピン装置においてクレーンジブ3の旋回方向を変える要領の説明図である。 本発明が適用されるダビットの基本構成を示す側面図である。
つぎに、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
まず、図4に基づき、ダビットAの一例を説明する。
符号Dは船舶や陸上車両のデッキである。このデッキDの上面に固定台1が固定され、固定台1に旋回ポスト2が旋回自在に取付けられている。旋回ポスト2にはクレーンジブ3が取付けられている。
図示の旋回ポスト2の基部は固定台1の内部に挿入されているが、旋回ポスト2の支持構造は任意であり種々の形態が本発明に含まれる。
クレーンジブ3の構造や、荷役フック4などの構造も任意であり、種々のものを採用できる。ウインチ5は旋回ポスト2に取付けるものなど任意の形態を採用できる。
固定台1と旋回ポスト2との間には、固定ピン装置10が設けられている。
図1および図2に基づき、固定ピン装置10の詳細を説明する。
固定ピン装置10は、固定側ブラケット11と旋回ブラケット12と固定ピン20 とを備えている。
旋回側ブラケット12は旋回ポスト2に固定されている。固定側ブラケット11は、一端が固定台1に固定されており、他端が自由端であって前記旋回ブラケット12の上面(または下面)において、近接して位置している。
固定側ブラケット11には、2個のピン孔13,14が形成されている。旋回側ブラケット12には1個のピン孔15が形成されている。
なお、固定側ブラケット11のピン孔を1個にして、旋回側ブラケット12のピン孔を2個にしてもよい。さらに、固定側ブラケット11または旋回側ブラケット12に形成するピン孔の数を3個以上としてもよい。
図1には、固定ピン20が2組示されている。この2組の固定ピン20は長さが長短に異なっている。そして、一方の固定ピンは長固定ピン21であり、他方の固定ピンは短固定ピン22である。
本発明において固定ピン20は、いずれか一方の固定ピン21(または22)でもよいが、長短に異なる両方の固定ピン21,22を組合わせて用いるのが好ましい。
本発明における固定ピン20はカスガイ形をしており、長さに応じて長固定ピン21と短固定ピン22に分けられる。
長固定ピン21は、横棒23とその両端に直角に曲げられた2本の縦棒24とからなる。短固定ピン22は、横棒25とその両端に直角に曲げられた2本の縦棒26からとなる。
長固定ピン21の横棒23の長さは、短固定ピン22の横棒25より長くなっている。
両固定ピン21,22の縦棒24,26は前記固定側ブラケット11および旋回側ブラケット12のピン孔13,14,15のそれぞれに挿脱可能である。
つぎに、本実施形態の固定ピン装置20の使い方を示す。
以下、図2におけるクレーンジブ3の向きを基準として説明する。この基準方向とは、たとえばクレーンジブ3が船側に直角に向いた旋回位置である。
(I)図2に示す基準位置では、旋回側ブラケット12と固定側ブラケット11のピン孔15,14に、長固定ピン21の縦棒24または短固定ピン22の縦棒26が1本差し込まれることでクレーンジブ3が旋回不能に固定される。なお、単棒のピン27を用いてもよい。
この場合、クレーンジブ3は船側に対し直角に向けられる。
(II)では、旋回側ブラケット12と固定側ブラケット11のピン孔15,14管に短固定ピン22の縦棒26,26が差し込まれ、クレーンジブ3が旋回不能に固定されている。
この場合、クレーンジブ3は船側に対し60度斜め方向に向けられる。
以下、図3に基づき説明する。
(III)では、施回側ブラケット12と固定側ブラケット11のピン孔15,13の間に短固定ピン22の縦棒26,26が差し込まれ、クレーンジブ3が旋回不能に固定されている。
この場合、クレーンジブ3は船側に対し30度斜め方向に向けられる。
(IV)では、施回側ブラケット12と固定側ブラケット11のピン孔15,13の長固定ピン21の縦棒24,24が差し込まれ、クレーンジブ3が旋回不能に固定されている。
この場合、クレーンジブ3は船側に対し平行に向けられる。
本実施形態の固定ピン装置20では、上記に説明したカスガイ形の固定ピン21,22を用いることでクレーンジブ3の向きを簡単に変えることができる。
すなわち、横棒の長さが異なる長固定ピン21と短固定ピン22を選択して使えるので、両方の固定ピン21,22の1本の縦棒24(または26)を挿入するのか、両方のピン孔13,15または13,14にカスガイ形固定ピンの2本の縦棒(24と26)を個別に挿入するのかを選択を加えると、クレーンジブ3の旋回方向を4方向に選択することができる。
本発明においては、上記した長固定ピン21と短固定ピン22の組合せに代えて、長さが長中短に異なる3種の固定ピンを用いることもできる。
この組合せには、横棒の長さが、図1に示す長固定ピン21の横棒23より短く短固定ピン22の横棒25より長い中尺サイズのものを例示できる。
また、横棒の長さが長固定ピン21の横棒23よりも更に長い超長尺サイズのものを用いてもよい。
さらに、上記のような3種の固定ピンに更に長さの異なる固定ピンを加えた4種以上のカスガイ形固定ピンを用いてもよい。
このような横棒の長さが3種以上の固定ピンを用いると、旋回側ブラケット12や固定側ブラケット12の修正加工を施すことなく、クレーンジブ3の旋回方向をより細かく変更して固定することができる。
以上のように、本実施形態によればクレーンジブ3の旋回方向の自由度が高くなる外、ダビットの設置後にクレーンジブ3の旋回方向を変えるときでも、ピン孔の空け直しや、ピン孔位置の異なるフランジへの変換は不要となる。
1 固定台
2 旋回ポスト
3 クレーンジブ
20 固定ピン装置
21 長固定ピン
22 短固定ピン

Claims (3)

  1. 固定台と、該固定台上で旋回自在な旋回ポストと、該旋回ポストに取付けられたクレーンジブを備えたダビットにおける、前記クレーンジブの旋回方向を固定する固定ピン装置であって、
    前記固定台に取付けられており、ピン孔を有する固定側ブラケットと、
    前記旋回ポストに取付けられており、ピン孔を有する旋回側ブラケットと、
    前記ピン孔に挿入される固定ピンが、横棒と該横棒の両端に設けられた2本の縦棒からなるカスガイ形である
    ことを特徴とするダビットにおける固定ピン装置。
  2. 前記固定ピンが、横棒の長さが長短に異なる長固定ピンと短固定ピンとの組合せからなる
    ことを特徴とする請求項1記載のダビットにおける固定ピン装置。
  3. 前記固定ピンが、横棒の長さが長中短に異なる3種以上の固定ピンの組合せからなる
    ことを特徴とする請求項1記載のダビットにおける固定ピン装置。
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