JP6713342B2 - ジャケット構造体の据え付け方法 - Google Patents

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本発明は、ジャケット構造体の据え付け方法に関し、さらに詳しくは、据え付けるジャケット構造体の位置決めを容易にして、据え付け工事の作業効率を向上させることができるジャケット構造体の据え付け方法に関するものである。
所定海域に外航バースや防波堤等を構築する際に、水底地盤に打設された複数本の杭の上端部にジャケット構造体を据え付ける工事を行うことがある(例えば、特許文献1参照)。ジャケット構造体は複数の接続部を有していて、これら接続部をそれぞれ、対応する杭の上端部に固定する。特許文献1に記載の方法では、杭の水中にある上端部にジャケット構造体の接続部を固定している。
後打ち杭の場合は、ジャケット構造体を所定位置に位置決めした後、それぞれの杭を地盤に打設してその上端部をジャケット構造体の対応する接続部に固定する。先打ち杭の場合は、ジャケット構造体を、既に地盤に打設されているそれぞれの杭に合わせて位置決めした後、それぞれの杭の上端部にそれぞれの接続部を固定する。
この据え付け工事では、クレーンを用いてジャケット構造体を据え付けるので、動揺するジャケット構造体を正確に位置決めすることが難しい。波や潮流が大きい据え付け現場、風が強い据え付け現場では、クレーンで吊り下げたジャケット構造体の動揺がより大きくなるため、位置決めすることが益々困難になる。
特開2005−16006号公報
本発明の目的は、据え付けるジャケット構造体の位置決めを容易にして、据え付け工事の作業効率を向上させることができるジャケット構造体の据え付け方法を提供することにある。
上記目的を達成するため本発明のジャケット構造体の据え付け方法は、複数の接続部を有するジャケット構造体を、前記接続部のそれぞれと、地盤に打設された複数本の杭の対応するそれぞれの杭の上端部とを固定して据え付けるジャケット構造体の据え付け方法において、クレーンを用いて前記ジャケット構造体を下方移動させて、1つの前記接続部と既に地盤に打設されている1本の杭の気中にある上端部とを最初に嵌合状態にすることにより、前記ジャケット構造体を、最初に嵌合状態にした1本の前記杭を利用して所定の平面位置に位置決めした後、前記杭が嵌合されていない前記接続部に、対応する残りの前記杭を挿通させて前記地盤に後打ちして、すべての前記接続部と対応する前記杭の上端部とを位置決めし、それぞれの前記接続部と対応するそれぞれの前記杭の上端部とを固定することを特徴とする。
本発明の別のジャケット構造体の据え付け方法は、複数の接続部を有するジャケット構造体を、前記接続部のそれぞれと、地盤に打設された複数本の杭の対応するそれぞれの杭の上端部とを固定して据え付けるジャケット構造体の据え付け方法において、前記複数本の杭を地盤に打設しておき、これら打設してある複数本の杭の気中にある上端部とそれぞれの前記接続部の少なくとも一方に、ガイド部材を設けておき、クレーンを用いて前記ジャケット構造体を下方移動させて、1つの前記接続部と1本の前記杭の気中にある上端部とを対応する前記ガイド部材によって誘導して最初に嵌合状態にして、次いで、最初に嵌合状態にした前記接続部とは別の1つの前記接続部と、最初に嵌合状態にした前記杭とは別の1本の前記杭の気中にある上端部とを対応する前記ガイド部材によって誘導して2番目に嵌合状態にすることにより、前記ジャケット構造体を、最初および2番目に嵌合状態にした2本の前記杭で所定の平面位置に位置決めした後、残りの前記接続部と残りの前記杭の上端部とを対応する前記ガイド部材によって誘導して嵌合させた状態にしてすべての前記杭の上端部と対応する前記接続部とを位置決めした後、それぞれの前記接続部と対応するそれぞれの前記杭の上端部とを固定することを特徴とする。
本発明の前者のジャケット構造体の据え付け方法によれば、1つの前記接続部と既に地盤に打設されている1本の前記杭の気中にある上端部とを最初に嵌合状態にして、この最初に嵌合状態にした1本の前記杭で前記ジャケット構造体を位置決めすれば、その後は、この1本の杭を中心にして前記ジャケット構造体を回転させることで、残りのそれぞれの接続部とそれぞれの杭の上端部とを位置決めすることができる。それ故、ジャケット構造体を所定位置に位置決めする作業が容易になる。これに伴い、据え付け工事の作業効率を向上させることができる。
本発明の後者のジャケット構造体の据え付け方法によれば、地盤に打設してある複数本の杭の気中にある上端部とそれぞれの前記接続部の少なくとも一方に、ガイド部材を設けておくことで、クレーンを用いて前記ジャケット構造体を下方移動させた際に、それぞれの前記接続部とそれぞれの前記杭の上端部とをそれぞれの前記ガイド部材によって誘導して容易に嵌合させた状態にすることができる。それ故、ジャケット構造体を所定位置に位置決めする作業が容易になる。これに伴い、据え付け工事の作業効率を向上させることができる。
ジャケット構造体の1つの接続部と1本の杭を最初に嵌合状態にしてジャケット構造体を位置決めする工程を側面視で例示する説明図である。 ジャケット構造体の接続部と最初および2番目に嵌合状態にした2本の杭で位置決めする工程を側面視で例示する説明図である。 図2のジャケット構造体を平面視で例示する説明図である。 それぞれの接続部とそれぞれの杭の上端部とを固定する工程を側面視で例示する説明図である。 地盤に打設された複数本の杭の上端部に据え付けられたジャケット構造体を側面視で例示する説明図である。 ジャケット構造物のそれぞれの接続部と、地盤に打設してある複数本の杭のそれぞれの上端部とをガイド部材を用いて位置決めする工程を側面視で例示する説明図である。 図6のジャケット構造体を平面視で例示する説明図である。 図6のそれぞれの接続部とそれぞれの杭の上端部とを固定して据え付けられたジャケット構造体を側面視で例示する説明図である。
以下、本発明のジャケット構造体の据え付け方法を図に示した実施形態に基づいて説明する。本発明は、ジャケット構造体1を支持する杭3を地盤9に後打ちする場合でも、先打ちする場合でも適用できる。杭3の総数は例えば4本以上である。図1〜図5に例示する最初の実施形態では杭3を後打ちする場合、図6〜図8に例示する次の実施形態では杭3を先打ちする場合を例にして説明する。
最初の実施形態では、本発明の据え付け方法を用いることにより、図5に例示するように、水底の地盤9に打設された複数本の杭3の上端部4にジャケット構造体1が固定、支持されて据え付けられた状態になる。ジャケット構造体1は、気中に配置され、または気中と水中に跨って配置されて、地盤9には当接しない位置に据え付けられる。
ジャケット構造体1は、例えば複数の鋼管等により構成された構造体であり、下端部には複数の接続部2を有している。この実施形態では、それぞれの接続部2は対応する杭3が挿通可能な形状になっている。それぞれの接続部2の下端は概ね同じ高さ位置である。それぞれの杭3は、地盤9に対して真っ直ぐに打設される直杭または斜めに打設される斜杭であり、例えば直杭と斜杭が混在して用いられる。尚、地盤9の形状等に応じて、それぞれの接続部2の下端の高さ位置は異なることもある。
図1に例示するように、ジャケット構造体1は作業船6に搭載されたクレーン7を用いて据え付けられる。ジャケット構造体1の設置水域には、既に2本の杭3a、3bが地盤9に打設されていて、それぞれの杭3a、3bの上端部4は水上に突出していて気中に位置している。それぞれの杭3a、3bは直杭であり、一方の杭3aの上端は他方の杭3bの上端よりも高い位置にあり、例えば、それぞれの上端は1m〜2m程度の高低差がある。
この実施形態では、それぞれの円筒状の杭3a、3bの上端部4に先端が尖ったガイド部材5が取り付けられて、杭3a、3bの上端部4は概ね円錐状になっている。ガイド部材5はこの形状に限らず様々な形状を採用することができる。ガイド部材5は任意で取り付けることができる。
クレーン7を操作して、吊ワイヤ8で吊り下げているジャケット構造体1を下方移動させる。そして、ジャケット構造体1が有している複数の接続部2の内で、既に地盤9に打設されている杭3aと対応する1つの接続部2aを、この杭3aの上端部4の上に移動させる。そして、この接続部2aを杭3aの上端部4に挿入して互いを嵌合状態にする。
クレーン7は波や風等の影響によって動揺し、これに伴い、吊ワイヤ8で吊り下げているジャケット構造体1も動揺する。クレーン7のオペレータは、例えば、杭3aの上端部4や接続部2aの状況を目視やカメラによる画像をモニタで確認したり、計測器により測定された杭3aの上端部4と接続部2aの位置データに基づいて、接続部2aを杭3aの上端部4に挿入して互いを嵌合状態にする。1つの接続部2aと1本の杭3aの上端部4の1組だけを最初に嵌合状態にするので、ジャケット構造体1が多少動揺していても、比較的容易に嵌合状態にすることができる。
それぞれの杭3a、3bの上端の高さ位置を概ね同じにして、一方の接続部2aの下端の位置を、他方の接続部2bの下端の位置よりも低くすることもできる。このようにして、ジャケット構造体1を下方移動させた際に、1つの接続部2aと1本の杭3aの上端部4との1組だけを最初に嵌合状態にすることができればよい。
しかも、杭3aの上端部4が気中にあるので、この嵌合作業は気中で行うことができる。この嵌合作業を水中で行う場合は、さらにジャケット構造体1が直接、波や潮流の影響を受けるので、複雑で且つより大きく動揺し易くなるが、気中ではこのような要因を排除できる。それ故、ジャケット構造体1の動揺を抑えるには有利であり、接続部2aと杭3aの上端部4とを嵌合し易くなっている。
この実施形態では、杭3aの上端部4にガイド部材5が設けられているので、接続部2aがガイド部材5によって杭3aの上端部4に挿入するように誘導されて益々嵌合し易くなっている。ガイド部材5を設ける位置は、杭3aに代えてまたは杭3aに加えて、接続部2aにすることもできる。
接続部2aと杭3aの上端部4の1組だけを最初に嵌合状態にすることで、ジャケット構造体1は杭3aのみに拘束されるので、杭3aの位置に位置決めされることになる。この状態でジャケット構造体1は、杭3aを中心にして回転可能になっている。その後は、この1本の杭3aを中心にしてジャケット構造体1を回転移動させることで、残りのそれぞれの接続部2と、対応するそれぞれの杭3の上端部4とを位置決めすることができる。したがって、ジャケット構造体1を所定位置に位置決めする作業が容易になる。これに伴い、ジャケット構造体1の据え付け工事の作業効率を向上に大きく寄与する。
この実施形態では、接続部2aと杭3aの上端部4とを嵌合状態にした後で、図2、図3に例示するように、クレーン7を操作して杭3aを中心にしてジャケット構造体1を回転させる。これにより、杭3bと対応する1つの接続部2bを、この杭3bの上端部4の上に移動させる。次いで、この接続部2bを杭3bの上端部4に挿入して互いを嵌合状態にする。
この際にジャケット構造体1は、1本の杭3aに拘束されて位置決めされているので、接続部2bと杭3bの上端部4との嵌合作業は容易に行うことができる。杭3bの上端部4にガイド部材5が設けられているので、接続部2bがガイド部材5によって杭3bの上端部4に挿入するように誘導されて益々嵌合し易くなっている。ガイド部材5を設ける位置は、杭3bに代えてまたは杭3bに加えて、接続部2bにすることもできる。
接続部2bと杭3bの上端部4とを嵌合状態にすることで、ジャケット構造体1は、最初および2番目に嵌合状態にした2本の杭3a、3bで拘束される。これにより、ジャケット構造体1は、回転不能になって所定の平面位置に位置決めされることになる。
次いで、それぞれの接続部2とそれぞれの杭3の上端部4とを固定する。具体的には、図4に例示するように、接続部2a、2b以外の残りのそれぞれの接続部2に、残りの対応するそれぞれの杭3を挿通させて地盤9に後打ちする。これにより、すべての杭3の上端部4と対応する接続部2とが位置決めされる。
次いで、位置決めが完了したそれぞれの接続部2とそれぞれの杭3の上端部4とを適宜の固定手段によって固定する。これにより、図5に例示したように、複数の接続部2を有するジャケット構造体1が、接続部2のそれぞれと、地盤9に打設された対応するそれぞれの杭3の上端部4とを固定して据え付けられる。
この実施形態では、2本の杭3a、3bをそのままジャケット構造体1を支持する本杭として使用しているが、これらの杭3a、3bを仮杭として据え付け工事をすることもできる。この場合は、例えば、残りの杭3の上端部4と対応する接続部2とを位置決めして互いを固定する工程で、杭3a、3bを除去して、本杭となる杭3、3に入れ替える。入れ替えたそれぞれの杭3、3の上端部4と、対応する接続部2a、2bとを固定する。
別の実施形態では、図6、図7に例示するように、ジャケット構造体1を支持する複数のすべての杭3を地盤9に打設しておく。それぞれの杭3の上端部4は、水上に突出していて気中に位置している。それぞれの杭3は円筒状の直杭であり、すべての杭3の上端は実質的に同じ高さ位置にある。先の実施形態のように、1本の杭3の上端を最も高い位置にして、1本の杭3の上端を2番目に高い位置にすることもできる。
ジャケット構造体1は下端部に複数の接続部2を有している。この実施形態では、それぞれの接続部2は対応する杭3が挿入可能な筒状体を有している。それぞれの接続部2には下方に向かって外周側に広がるガイド部材5が取り付けられている。ガイド部材5はこの形状に限らず様々な形状を採用することができる。ガイド部材5は任意で取り付けることができる。
クレーン7を操作して、吊ワイヤ8で吊り下げているジャケット構造体1を下方移動させる。そして、ジャケット構造体1が有しているそれぞれの接続部2に対応するそれぞれの杭3の上端部4を挿入して互いを嵌合させた状態にして位置決めする。
吊ワイヤ8で吊り下げているジャケット構造体1が多少動揺しても、それぞれのガイド部材5によって、接続部2を対応する杭3の上端部4に誘導できるので、比較的容易に嵌合状態にすることができる。ガイド部材5を設ける位置は、接続部2に代えてまたは杭接続部2に加えて、杭3の上端部4にすることもできる。
しかも、それぞれの杭3の上端部4が気中にあるので、この嵌合作業は気中で行うことができる。この嵌合作業を水中で行う場合は、さらにジャケット構造体1が直接、波や潮流の影響を受けるので、複雑で且つより大きく動揺し易くなるが、気中ではこのような要因を排除できる。それ故、ジャケット構造体1の動揺を抑えるには有利であり、それぞれの接続部2とそれぞれの杭3の上端部4とを嵌合し易くなっている。したがって、ジャケット構造体1を所定位置に位置決めする作業が容易になる。これに伴い、ジャケット構造体1の据え付け工事の作業効率を向上に大きく寄与する。
この実施形態では、それぞれの接続部2に備わったガイド部材5の下端の高さ位置を異ならせている。そのため、ジャケット構造体1を下方移動させると、下端が最も下方位置にあるガイド部材5が、このガイド部材5が備わっている接続部2を、対応する杭3の上端部4に誘導できる。順次、それぞれのガイド部材5によって、それぞれの接続部2を対応する杭3の上端部4に誘導できるので、一段と容易に互いを嵌合状態にすることができる。
次いで、位置決めが完了したそれぞれの接続部2とそれぞれの杭3の上端部4とを適宜に固定手段によって固定する。これにより、図8に例示したように、複数の接続部2を有するジャケット構造体1が、接続部2のそれぞれと、地盤9に打設された対応するそれぞれの杭3の上端部4とを固定して据え付けられる。
この実施形態においても、先の実施形態で説明した種々の内容を適用することができる。先の実施形態においても、この実施形態で説明した種々の内容を適用することができる。
上述したそれぞれの実施形態では、水中の地盤9に杭3を打設しているが、本発明は、気中の地盤9に杭3を打設する場合も適用することができる。海などの水中の地盤9に打設された杭3にジャケット構造体1を据え付ける場合は、波や潮流の影響を受けてクレーン7で吊り下げたジャケット構造体1が動揺し易くなる。それ故、この場合には、本発明を適用することでより顕著な効果を得ることができる。
1 ジャケット構造体
2、2a、2b 接続部
3、3a、3b 杭
4 杭の上端部
5 ガイド部材
6 作業船
7 クレーン
8 吊ワイヤ
9 地盤

Claims (5)

  1. 複数の接続部を有するジャケット構造体を、前記接続部のそれぞれと、地盤に打設された複数本の杭の対応するそれぞれの杭の上端部とを固定して据え付けるジャケット構造体の据え付け方法において、
    クレーンを用いて前記ジャケット構造体を下方移動させて、1つの前記接続部と既に地盤に打設されている1本の杭の気中にある上端部とを最初に嵌合状態にすることにより、前記ジャケット構造体を、最初に嵌合状態にした1本の前記杭を利用して所定の平面位置に位置決めした後、前記杭が嵌合されていない前記接続部に、対応する残りの前記杭を挿通させて前記地盤に後打ちして、すべての前記接続部と対応する前記杭の上端部とを位置決めし、それぞれの前記接続部と対応するそれぞれの前記杭の上端部とを固定することを特徴とするジャケット構造体の据え付け方法。
  2. 最初に嵌合状態にした前記接続部とは別の1つの接続部と、最初に嵌合状態にした前記杭とは別の既に地盤に打設されている1本の杭の気中にある上端部とを2番目に嵌合状態にすることにより、前記ジャケット構造体を、最初および2番目に嵌合状態にした2本の前記杭で前記所定の平面位置に位置決めする請求項1に記載のジャケット構造体の据え付け方法。
  3. 前記ジャケット構造体の前記所定の平面位置への位置決めに使用した前記杭を仮杭とし、その後の工程で前記仮杭を除去して前記ジャケット構造体を支持する本杭に入れ替える請求項1または2に記載のジャケット構造体の据え付け方法。
  4. 複数の接続部を有するジャケット構造体を、前記接続部のそれぞれと、地盤に打設された複数本の杭の対応するそれぞれの杭の上端部とを固定して据え付けるジャケット構造体の据え付け方法において、
    前記複数本の杭を地盤に打設しておき、これら打設してある複数本の杭の気中にある上端部とそれぞれの前記接続部の少なくとも一方に、ガイド部材を設けておき、クレーンを用いて前記ジャケット構造体を下方移動させて、1つの前記接続部と1本の前記杭の気中にある上端部とを対応する前記ガイド部材によって誘導して最初に嵌合状態にして、次いで、最初に嵌合状態にした前記接続部とは別の1つの前記接続部と、最初に嵌合状態にした前記杭とは別の1本の前記杭の気中にある上端部とを対応する前記ガイド部材によって誘導して2番目に嵌合状態にすることにより、前記ジャケット構造体を、最初および2番目に嵌合状態にした2本の前記杭で所定の平面位置に位置決めした後、残りの前記接続部と残りの前記杭の上端部とを対応する前記ガイド部材によって誘導して嵌合させた状態にしてすべての前記杭の上端部と対応する前記接続部とを位置決めした後、それぞれの前記接続部と対応するそれぞれの前記杭の上端部とを固定することを特徴とするジャケット構造体の据え付け方法。
  5. それぞれの前記杭の上端が同じ高さ位置にあり、前記ジャケット構造体を前記クレーンによって吊り下げる前に予めそれぞれの前記接続部に前記ガイド部材を設けて、それぞれの前記ガイド部材の下端の高さ位置を異ならせておく請求項4に記載のジャケット構造体の据え付け方法。
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