JP2019210012A - アルミ製収納容器の形成方法及び当該形成方法利用の水素ガス含有の食品の形成方法 - Google Patents

アルミ製収納容器の形成方法及び当該形成方法利用の水素ガス含有の食品の形成方法 Download PDF

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浩章 皆川
Hiroaki Minagawa
浩章 皆川
悟 高石
Satoru Takaishi
悟 高石
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Abstract

【課題】内部に水素を充填したアルミ製収納容器入り食品を提供する。【解決手段】弾性材で形成された封止体15を本体部5に一体のアルミ製薄膜状板で形成された入口部8内に設けて、封止体と上側部6とから本体部に一体の蓋部21を形成し、アルミ製の収納容器が利用者によって弱点部で入口部が引き裂かれることを可能として、引き裂かれたときに蓋部を形成する封止体が、本体部に一体のアルミ製薄膜状板で形成された入口部から取り除かれ、切り裂かれた入口部の弱点部下方側の入口部が外部に開口され、内部に収納の飲料水あるいはゼリーがいずれかのストロー9の使用によって利用者に吸引可能とされる。【選択図】図5

Description

本発明は、アルミ製収納容器の形成方法及び当該形成方法利用の水素ガス含有の食品の形成方法に関する。
水素が人間の身体に健康向上効果を与えることが認識されるに伴って水素ガスを含有した食品が一般的になってきて、多くの水素含有食品が提案されるに至っている。飲料水、例えば、飲料水、スポーツドリンク、お茶、コーヒー、紅茶等の飲料物あるいはゼリー食品などに水素ガスが投入され、水素入り食品として販売される。水素は、通常の入れ物からは容易に飛散してしまうために、水素入り食品は、飛散しにくいアルミ製収納容器に収納されることが多い。
特許文献1には、アルミ製飲料水収容容器本体に作用する操作力でもって、内部に収納の飲料水の一部あるいは空間部内の空気が当該アルミ製飲料水収容容器の外部に排出されて、内部が密封状態で減容容積とされ、水素ガスボンベから水素ガスが、水素ガス注入器を介して密封で減容容器のアルミ製収容容器内部に供給され、減容状態がなくなるまでまたはそれ以上に回復され、もってアルミ製飲料水収納容器の内部が、飲料水と当該内部に形成された水素ガス空間部に充満された水素ガスによって充填されたアルミ製飲料水収納容器及び当該アルミ製飲料水収納容器の形成方法が記載される。
特許文献2には、開閉式キャップ又は脱着式キャップを構成する取り出し口を設けた積層シート袋状口付き容器であって、開閉式キャップ又は脱着式キャップを構成する取り出し口を袋状本体から切り離すためのガイド用切り口を設けた袋状口付き容器が記載される。
特許第6309150号公報 2007−176596号公報
飛散しにくいアルミ製収納容器に水素入り食品を収納するときに、アルミ製収納容器の内部に水素を充填した空間部が作成されるが、従来この水素空間部は、空気の存在下で生成され、このため食品収納期間中に食品に混合された水素ガスが空気の存在する水素空間部に飛散することになって食品中の水素濃度を維持することが困難であった。発明者等は、この問題を解決して特許文献1に示される特許を取得した。
飛散しにくいアルミ製収納容器に水素入り食品を収納するときに、解決しなければならないもう一つの課題は、アルミ製収納容器を、水素が飛散しにくいという特徴を生かしつつ製造原価を低減することである。製造原価の低減を可能とすることで他の各種の持ち運びの容易な食品に対抗して流通可能とされ、飛散しにくいアルミ製収納容器に水素入り食品とすることができる。
特許文献2に記載された袋状口付き容器は、開閉式キャップ又は脱着式キャップを構成する取り出し口を袋状本体から切り離すためのガイド用切り口を有する。このような構造を採用することで製造原価の低減を可能とされるが、プラスチック成形体になる開閉式キャップ又は脱着式キャップを有し、本体構成がアルミ製の収納容器ではない。
本発明は、かかる点に鑑み本体構成がアルミ製収納容器とされて水素ガスが漏れにくい構造のものとし、特許文献1に示される手法が採用されて食品中の水素濃度を維持することを容易にした水素ガス充填空間部を形成し、収納容器がアルミ製であることの特徴を生かして、封止構造をアルミ製収納容器自体で形成して蓋部の制作部品点数を減らし製造原価の低減を可能とすることを課題とする。
本発明は、アルミ製収納容器が、表側となるアルミ製薄膜状板及び裏側となるアルミ製薄膜状板の側端部が熱溶着によって形成され、内部に水分あるいはゼリーが大気圧で収納され、
アルミ製収納容器の外面を外側から作用する操作力でもって、当該アルミ製収納容器内の内部に形成された空気空間部の空気が、あるいは内部に収納の水分あるいはゼリーの一部が当該アルミ製の収納容器の外部に排出されて、内部が密封状態で減容容積とされ、水素ガス源から水素ガスが、密封状態で減容容積の内部に充填されて、減容容積が回復され、充填された水素ガスで水素ガス充填空間部の形成されるアルミ製収納容器の形成方法において、
表側となるアルミ製薄膜状板及び裏側となるアルミ製薄膜状板の側端部が熱溶着によってアルミ製収納容器を形成する際に当該アルミ製収納容器の長手方向に対して横方向に横断して弱点部が形成され、弱点部下側をアルミ製薄膜状板になる本体部とし、弱点部上側を本体部に一体のアルミ製薄膜状板で形成された入口部を備えた上側部とし、
弾性材で形成された封止体を本体部に一体のアルミ製薄膜状板で形成された入口部内に設けて、当該封止体と前記上側部とから本体部に一体の蓋部を形成し、
当該アルミ製収納容器に内部に水分あるいはゼリーが大気圧と同等圧力で収納され、
内部に形成された空間部の空気を、あるいは内部に収納の水分あるいはゼリーの一部を外部に排出して、内部を密封状態で原容積から減容容積とし、
内部に、水素ガスを主たるものとしあるいは全部を水素ガスからなる大気圧と同等圧力の水素ガス充填空間部が形成され、内部に、水分あるいはゼリーを収納し、大気圧と同等圧力の水素ガス充填空間部を形成した当該アルミ製の収納容器が利用者に振盪されて水素ガスの混在した水分あるいはゼリーを内蔵することを可能とし、
当該アルミ製収納容器が利用者によって弱点部で入口部が引き裂かれることを可能として、当該引き裂かれたときに前記封止体当該蓋部を形成する前記封止体が、本体部に一体のアルミ製薄膜状板で形成された入口部から取り除かれ、切り裂かれた当該入口部の弱点部下方側の入口部が外部に開口されること
を特徴とする水分あるいはゼリーを収納可能なアルミ製収納容器の形成方法を提供する。
本発明は、上述された水分あるいはゼリーを収納可能なアルミ製収納容器の形成方法において、
内部を、当該封止体に設けた注射針を介して水素ガス源からの水素ガスを充填して、密封状態で減容容積から回復した回復容積として水素ガスを主たるものとしあるいは全部を水素ガスからなる大気圧と同等圧力に回復された回復圧力の水素ガス充填空間部が形成されることを特徴とするアルミ製収納容器の形成方法を提供する。
本発明は、アルミ製収納容器が、表側となるアルミ製薄膜状板及び裏側となるアルミ製薄膜状板の側端部が熱溶着によって形成され、内部に飲料水あるいはゼリーが大気圧で収納され、
アルミ製収納容器の外面を外側から作用する操作力でもって、当該アルミ製収納容器内の内部に形成された空気空間部の空気が、あるいは内部に収納の飲料水あるいはゼリーの一部が当該アルミ製収納容器の外部に排出されて、内部が密封状態で減容容積とされ、水素ガス源から水素ガスが、密封状態で減容容積の内部に充填されて、減容容積が回復され、充填された水素ガスで水素ガス充填空間部の形成されるアルミ製収納容器に収納された水素ガス含有の食品の形成方法において、
前記アルミ製収納容器を、
表側となるアルミ製薄膜状板及び裏側となるアルミ製薄膜状板の側端部が熱溶着によってアルミ製収納容器を形成する際に当該アルミ製収納容器の長手方向に対して横方向に横断して弱点部が形成され、弱点部下側をアルミ製薄膜状板になる本体部とし、弱点部上側を本体部に一体のアルミ製薄膜状板で形成された入口部を備えた上側部とし、
弾性材で形成された封止体を本体部に一体のアルミ製薄膜状板で形成された入口部内に設けて、当該封止体と前記上側部とから本体部に一体の蓋部を形成し、
当該アルミ製収納容器に内部に飲料水あるいはゼリーが大気圧と同等圧力で収納され、
内部に形成された空間部の空気を、あるいは内部に収納の飲料水あるいはゼリーの一部を外部に排出して、内部を密封状態で原容積から減容容積とし、
内部に、水素ガスを主たるものとしあるいは全部を水素ガスからなる大気圧と同等圧力の水素ガス充填空間部が形成され、内部に、飲料水あるいはゼリーを収納し、大気圧と同等圧力の水素ガス充填空間部を形成した当該アルミ製収納容器が利用者に振盪されて水素ガスの混在した飲料水あるいはゼリーから形成された食品を有し、
当該アルミ製収納容器が利用者によって弱点部で入口部が引き裂かれることを可能として、当該引き裂かれたときに前記封止体当該蓋部を形成する前記封止体が、本体部に一体のアルミ製薄膜状板で形成された入口部から取り除かれ、切り裂かれた当該入口部の弱点部下方側の入口部が外部に開口されること
を特徴とするアルミ製収納容器に収納された水素ガス含有の食品の形成方法を提供する。
本発明は、上述されたアルミ製収納容器に収納された水素ガス含有の食品の形成方法において、
内部を、当該封止体に設けた注射針を介して水素ガス源からの水素ガスを充填して、密封状態で減容容積から回復した回復容積として水素ガスを主たるものとしあるいは全部を水素ガスからなる大気圧と同等圧力に回復された回復圧力の水素ガス充填空間部が形成されること
を特徴とするアルミ製収納容器に収納された水素ガス含有の食品の形成方法を提供する。
本発明によれば、弾性材で形成され、内部と外部との連通を遮断する封止体を当該入口部内に設けて、前記上側部と当該封止体とから本体部に一体の蓋部を形成し、大気圧と同一圧力で内部に水分、典型的には飲料水あるいはゼリーを収納可能とし、水素ガスを主たるものとしあるいは全部を水素ガスからなる大気圧と同等圧力に回復された回復圧力の水素ガス充填部を形成し、利用者によって当該アルミ製収納容器が弱点部で本体部と本体部に一体の蓋部に引き裂かれて、前記封止体を持つ当該蓋部が本体部から取り除かれ、切り裂かれた前記入口部の下方側の入口部が外部に開口され、内部に収納の飲料水あるいはゼリーが前記いずれかのストローに使用によって利用者に吸引可能とされるアルミ製収納容器あるいは当該アルミ製収納容器利用の水素ガス含有の食品が提供される。
このように、本発明によれば、本体構成がアルミ製収納容器とされて水素ガスがしにくい構造のものとし、特許文献1に示される手法が採用されて食品中の水素濃度を維持することを容易にした水素空間部を形成し、収納容器がアルミ製であることの特徴を生かして、封止構造をアルミ製収納容器自体で形成し、蓋部の制作部品点数を減らして製造原価の低減を可能とすることができる。
本発明に実施例の正面図 本発明に実施例の側面図 本発明に実施例の上面図 本発明に実施例の底面図 本発明に実施例の正面断面図 本発明に実施例の側面断面図 本発明の第3の実施例を示す図 本発明の第3の実施例を示す図
以下、本発明の課題を解決するための実施例を図面に基づいて説明する。
図1〜図6は、本発明の第1の実施例のアルミパウチ形態のアルミ製の収納容器100の構成を示す図である。 図1は、本発明に実施例の正面図、図2は、本発明に実施例の側面図、図3は、本発明に実施例の上面図、図4は、本発明に実施例の底面図、図5は、本発明に実施例の正面断面図及び図6は、本発明に実施例の側面断面図である。
これらの図において、アルミ製収納容器100は、アルミ袋形態を持ち、水分、典型的には飲料水あるいはゼリーを収納可能である。アルミ製収納容器100に飲料水あるいはゼリーが収納されたときに本実施例では飲料水あるいはゼリーからなる食品と称する。アルミ製の収納容器100は、典型的には100mlの飲料水あるいはゼリーを収容する。
図1〜図6は、アルミ製収納容器100の内部に食品を収納した状態を示す。アルミ製収納容器100形成のためにアルミ製薄膜状板が用いられるが、アルミ製薄膜状板は、極めて薄い箔状をなし、熱処理によって部分的に溶着が可能である。また、アルミ製薄膜状板は、その表面に印刷を施すことが容易に可能である。
表側となるアルミ製薄膜状板1及び裏側となるアルミ製薄膜状板2の側端部3、4が熱溶着によって一体化される。底部部分に底部となるアルミ製薄膜状板11が配置され、その側端部12が側端部3、4に熱溶着によって一体化される。
このように、飲料水あるいはゼリーを収納可能なアルミ製収納容器100が、表側となるアルミ製薄膜状板1及び裏側となるアルミ製薄膜状板2の側端部3、4の熱溶着、底部となるアルミ製薄膜状板11の側端部12の側端部3、4への熱溶着によって一体化形成される。
アルミ製収納容器100は、本体部5及び本体部に一体の上側部6とからなる。本体部5及び本体部に一体の上側部6は、後述するように弱点部7によって区画される。上側部6は、ノズル部を形成する。アルミ製収納容器内に水素ガスが混在することで水素ガスを含有する飲料水あるいはゼリーを水素濃度の低下を防止して収納可能である。 アルミ製の収納容器100の内部に食品を収納した状態では、本体部5は、正面図では、上方部で拡大され、下方部で縮小した形態となり、側面図では、逆に上方部で縮小され、下方部で拡大した形態となる。食品を収納する前の状態では、正面図でほぼ矩形状をなし、側面図で双方のアルミ製薄膜状板1、2は並行配置となる。アルミ製の収納容器100の内部に食品を収納した状態では、底面図は、楕円形に拡大した図となり、食品を収納する前の状態では、双方のアルミ製薄膜状板1、2の並行配置の図となる。食品を収納した状態では、上面図は、本体部5が楕円形に拡大した図となり、食品を収納する前の状態では、双方のアルミ製薄膜状板1、2の並行配置の図となる。
本体部5は、太い胴体状とされ、上側部6は、本体部6に一体の細い胴体状とされる。側端部3が太い胴体状のアルミ製薄膜状の側端部を側端部3Aと表示する。また、細い胴体状のアルミ製薄膜状の側端部を側端部3Bと表示する。表側となるアルミ製薄膜状板1の側端部3にはアルミ製薄膜状の側端部3A,3Bが形成される。裏側となるアルミ製薄膜状板2の側端部4にも同様にアルミ製薄膜状の側端部4A,4Bが形成される。アルミ製薄膜状の側端部3A,3B及びアルミ製薄膜状の側端部4A,4Bが熱溶着される。上側部6の上端部は、若干太く形成される。この部分に開口する吊るし孔30が設けられ、食品を販売所で販売する時に展示のための吊るし用の孔として利用される。上側部6の上端部は、熱溶着処理がなされない。上側部6の上端部を熱溶着処理して入口部8の先端部を塞ぐことができる。この場合には、入口部8の先端部を塞ぐ熱溶着処理は、封止体15を設けた後になされることになる。
上述した熱溶着処理によって、アルミ製収納容器100は、アルミ製の袋状とされ、本体部1に内部空間部が形成され、水素含有の飲料水あるいはゼリーを収納可能とされる。本実施例ではこの本体部1の内部に形成された内部空間部を内部と称する。本体部1の外側を外部と称する。
細い胴体状部の下方において、アルミ製薄膜状板1、2の対称位置には外部に開口する切欠きが左右の両方向から設けられる。これらの切欠きを図1に7A、7Bで表示した。切欠き7Aと7Bとを結んだ線7Cが切り取り線となる。切欠き7A、7B及びこれらを結んだ線である切り取り線7Cが弱点部7を形成する。
表側となるアルミ製薄膜状板1及び裏側となるアルミ製薄膜状板2の側端部3、4が熱溶着処理されてアルミ製の収納容器100を形成し、この時に当該アルミ製の収納容器長手方向に対して横方向に横断して弱点部7が形成され、弱点部下側が本体部5となり、弱点部上側が本体部に一体の上側部6となる。
図5及び図6において、アルミ製収納容器の長手方向に対して横方向に横断して弱点部7が形成され、弱点部下側を本体部5とし、弱点部上側を本体部に一体の上側部6として、本体部に一体の上側部内に入口部8が形成される。大気圧と同等(同一を含む。)圧力で、内部に飲料水あるいはゼリーを収納可能とされる。
弾性材で形成され、内部と外部との連通を遮断する封止体15が入口部内に設けられる。封止体15は、封止機能とパッキング機能を備える。 上側部6と封止体15とから本体部に一体の蓋部21が形成される。
本体部5を形成するアルミ製薄膜状板に一体のアルミ製薄膜状板で入口部8が形成され、封止体が本体部に一体のアルミ製薄膜状板で形成された入口部内に設けられて、封止体と上側部とから本体部に一体の蓋部が形成される。
本体部に一体の蓋部21は、弱点部7の上側に形成される。利用者によって当該アルミ製収納容器が弱点部7で本体部5と本体部に一体の蓋部21に引き裂かれて、封止体15を持つ当該蓋部21が本体部5から取り除かれ、切り裂かれた入口部8の下方側の入口部が外部に開口され得る。
飲料水あるいはゼリーが内部に収納される。
円筒状のストロー9が、内部に収納して付属させて備えられる。ストロー9の長さは、封止体15と本体部底部の底面との間の長さよりも若干短いものが採用される。
飲料水あるいはゼリーが内部に収納され、ストロー9が内蔵されると、封止体15が取り付けられる。
封止体15は、入口部8が形成可能な開口部よりも若干大きな形状とされる。望ましくは、図3に示さるように断面が楕円形の立方体に形成される。封止体15は、側端部3A,4Aに嵌入され、固定される。接着樹脂を用いることなく、機械的に側端部3A,4Aに固定するようにするのがよい。楕円形でなくて円形状であったとよいが、封止体15が側端部3A,4Aに嵌入されたときに封止体15に両端部に間隙が生じない形態とされる。
封止体15が側端部3A,4Aに嵌入され、固定されると、特許文献1に記載された手法が採用されて水素ガス充填空間部10が形成される。
飲料水あるいはゼリーを収納時に、注射針を、当該封止体15を貫通して差込み、内部を、水素ガス源からの水素ガスを充填して、密封状態で原容積から減容容積とされ、減容容積から回復した回復容積とされて水素ガスを主たるものとしあるいは全部を水素ガスからなる大気圧と同等圧力に回復された回復圧力になる水素ガス充填空間部10を形成する。内部は、このようにして形成された水素ガス充填空間部10を有する。水素ガス充填空間部10は、このような手法で形成することで、水素ガスを主たるものとしあるいは全部を水素ガスからなる大気圧と同等圧力に回復された回復圧力になる水素ガス充填部である特徴を備える。回復圧力は、典型的には原圧力である。回復圧力としたのは、原圧力でなくても原圧力近辺の圧力に設定すれば十分に水素ガスを主たるものとしあるいは全部を水素ガスからなる大気圧と同等圧力にすることができることによる。注射針を、当該封止体15を貫通して差込み、内部を、水素ガス源からの水素ガスを充填する方法については、第3の実施例で説明する。
水素ガス充填空間部10をこのように水素ガスを主たるものとしあるいは全部を水素ガスからなる大気圧と同等圧力にすることで、水素ガスを混在させた食品から混在した水素ガスが水素ガス充填空間部10に飛散するという現象を避けることができると共に、高圧にしたときに発生する、開蓋時に収容された食品が水素ガスと共に噴出するといった現象を防止することができる。
このように、アルミ製収納容器内に水素含有の飲料水あるいはゼリーを収納可能なアルミ製の収納容器が、
表側となるアルミ製薄膜状板及び裏側となるアルミ製薄膜状板の側端部が熱溶着によって形成されたアルミ製収納容器であって、当該アルミ製収納容器の長手方向に対して横方向に横断して弱点部が形成され、弱点部下側を本体部とし、弱点部上側を本体部に一体の上側部として、本体部及び本体部に一体の上側部内に入口部が形成され、大気圧と同等圧力で、内部に飲料水あるいはゼリーを収納可能とし、
弾性材で形成され、内部と外部との連通を遮断する封止体が当該入口部内に設けられて、上側部と封止体とから本体部に一体に形成された蓋部を有し
飲料水あるいはゼリーを収納時に、注射針を、当該封止体を貫通、挿入し、内部を、水素ガス源からの水素ガスを注入、充填して、密封状態で原容積から減容容積とされ、減容容積から回復した回復容積とされて水素ガスを主たるものとしあるいは全部を水素ガスからなる大気圧と同等圧力に回復された回復圧力で形成された水素ガス充填空間部を有し、
円筒状のストローが、内部に収納して、あるいは外部に外付けして、あるいは封止体を貫通して嵌合して付属されて備えて構成される。
利用者によって当該アルミ製収納容器が弱点部で本体部と本体部に一体の蓋部に引き裂かれて、前記封止体を持つ当該蓋部が本体部から取り除かれ、切り裂かれた前記入口部の下方側の入口部が外部に開口され、内部に収納の飲料水あるいはゼリーが前記いずれかのストローに使用によって利用者に吸引可能とされる。
図7は、第2の実施例を示す図である。第2の実施例は、第1の実施例と実質的に同一であり、ストロー9が本体部の外部に付属され備えられた点で第1の実施例と異なる。ストロー9の長さは、第1の実施例で説明したストロー9の長さと同じである。第2の実施例の説明は、第1の実施例でなされた説明が援用される。
図8は、第3の実施例を示す図である。
第3の実施例も第1の実施例に実質的にほぼ同一であるが、ストロー9の設置方法封止体15の構造において違いがある。第1の実施例にあっては、ストロー9が独立形態で本体部内に付属させて備えるようにしたが、第3の実施例では、ストロー9を封止体15に設けられた貫通孔に嵌合させて設け、封止体15を側端部3A,4Aに嵌入され、固定させるときに同時に内部に固定して設けるようにした点において異なる。以下、説明する。
第3の実施例は、準備段階の工程(1)及びその後の組み立て段階の工程(2)〜(9)からなる。
準備段階の工程(1)において、表側となるアルミ製薄膜状板1及び裏側となるアルミ製薄膜状板2、及び底部となるアルミ製薄膜状板11、更にストロー9を封止体15の中心に設けられた貫通孔に嵌合させて形成した、ストロー付き封止体16が準備される。封止体15に封止蓋17が準備される。表側となるアルミ製薄膜状板1及び裏側となるアルミ製薄膜状板2、及び底部となるアルミ製薄膜状板11は、第1の実施例で説明した表側となるアルミ製薄膜状板1及び裏側となるアルミ製薄膜状板2、及び底部となるアルミ製薄膜状板11と同様である。表側となるアルミ製薄膜状板1及び裏側となるアルミ製薄膜状板2は、第1の実施例と同様に弱点部7を備える。
封止体15は、第1の実施例で説明した封止体15と同様であるが、この封止体15は、中央部に上下方向に貫通孔を有してこの貫通孔にストロー9を嵌入し、固定している点で異なる。また、封止体15は、上半分の外形は下半分の外形より多少小さくされている。
ストロー9は、固めのゴム材、プラスチック材を含む樹脂材が使用された円筒状のものが採用される。ストロー9の長さは、組み合わせ構成される本体部5に到達するに十分な短めのものでもよいし、第1の実施例で採用した長めのストローであってもよい。ここでは短めのストローを採用した例について説明する。ストロー先端は鋭角状とされる。
工程(1)において、表側となるアルミ製薄膜状板1の熱溶着部をAA部、AB部、AC部及びAD部に分けて表示した。裏側となるアルミ製薄膜状板2の熱溶着部をBA部、BB部、BC部及びBD部に分けて表示した。AA部、AB部、AC部及びAD部は、それぞれBA部、BB部、BC部及びBD部に対応する。よって一方について説明する。AA部は、表側となるアルミ製薄膜状板1及び裏側となるアルミ製薄膜状板2、及び底部となるアルミ製薄膜状板11について同時に熱溶着処理をする側端部を示し、AB部は、本体部ついて熱溶着処理をする側端部を示し、AC部は、嵌合接合部について熱溶着処理をする側端部を示し、AD部は、封止体15を嵌合接合部に対応の入口部8について熱溶着処理をする側端部を示す。AA分及びAB部が第1の実施例の側端部3Aに該当し、AC部及びAD部が第1の実施例の側端部3Bに該当する。AC部は、第1の実施例に比べてやや大きめの熱溶着部とすることが設定される。
工程(2)において、アルミ製薄膜状板1及び裏側となるアルミ製薄膜状板2、及び底部となるアルミ製薄膜状板11が合体され、熱溶着接合がなされる。熱溶着接合がAA部〜AC部間でなされる。熱溶着処理がなされたAA部〜AC部間が斜線で示される。
工程(2)で制作されたアルミ製収納容器100は、アルミ製薄膜状板1及び裏側となるアルミ製薄膜状板2、及び底部となるアルミ製薄膜状板11が重ね合わせられただけの平面状形態をなす。AC部の溶着処理で入口部8が形成される。
工程(3)において、飲料水あるいはゼリーの注入がなされる。ここでは、工程(5)において外部から押圧可能な軟体食料をゼリーと称する。工程(3)(a)は正面を示し、工程(3)(b)は側面を示す。飲料水あるいはゼリーが、入口部8を介して所定量注入、充填され、アルミ製収納容器100の下部に溜められる。すなわち内部に大気圧下、飲料水あるいはゼリーが収納される。
工程(4)において、ストロー付き封止体16が装着される。ストロー付き封止体16が入口部8に嵌着、固定されることで、アルミ製収納容器100に装着されるストロー付き封止体16の入口部8への嵌着、固定は、封止体15の下半分でなされ、上半分にあってはルーズ状の係合とされる。飲料水あるいはゼリーの注入が完了した段階で、第1の実施例の図5に相当する構成が作られる。本体部5及びこの本体部に一体の上側部6が形成され、上側部6とストロー付き封止体16(すなわち封止体15)によって蓋部21が形成される。内部には、その上方に空気空間部10Aが形成される。 この空気空間部は原容積とされ、その圧力は、大気圧である。
工程(5)において、内部容積の減容がなされる。内部容積の減容が本体部5の外面を外圧で押圧し(18)、内部方向に変形させることでなされ、空気空間部10Aに滞留した空気が外部へと押し出される。押圧作業は、人間の手によってなされてもよいし、外面に密着可能な押圧器具を用いてなされてもよい。この押圧作業で空気空間部10Aが消失される。内部の空気の全てが外部に排出される。内部の空気の全てが外部への排出手段には他の手段が採用されてもよい。
工程(6)において、内部の閉止、密封状態形成がなされる。内部の閉止、密封状態形成が封止体15の上端に封止蓋17を取り付けることでなされる。封止体15の上端に封止蓋17を取り付けることで、内部と外部との連通が遮断される。この状態では依然として空気空間部10Aが消失された状態にある。
工程(7)において、内部に水素ガス充填空間部10の形成がなされる。内部に水素ガス充填空間部10の形成が水素ガス源である水素ボンベ19から水素ガスを内部に注入、充填することでなされる。
ストロー付き封止体16の封止体15に注射針20を挿入、貫通させ、注射針20に水素ボンベ19を繋ぐ。注射針20を介して水素ガスを内部に注入、充填し、内部に水素ガス充填空間部10を形成する。内部に水素ガス充填空間部10を形成することで、内部が原容積から減容容積状態であったものが容積回復して回復容積となる。典型的には原容積に回復することである。原容積でなくてもこの減容積に近い容積に回復することで水素ガス注入、充填の効果があるので、ここでは回復容積とした。減容容積が回復されるので、水素ガス充填空間部10の圧力は、回復圧力であり、典型的には大気圧の原圧力となる。水素ガス充填空間部10の圧力を増加させないことが利用者の利用時における噴出などのトラブル防止の意味で大切である。
水素ガス充填空間部10の形成後、注射針20は引き抜かれる。注射針20を挿入、貫通することで形成された注射孔は封止体15の持つ弾性によって直ちに閉止され、密封状態が破壊されることがない。
工程(8)において、上側部に密着がなされる。上側部の密着処理は、AD部を熱溶着処理することでなされる。AD部を熱溶着処理することでストロー付き封止体16を密封することができる。
工程(8)で、アルミ製収納容器100の制作が完了し、製品完成となる。そしてアルミ製収納容器100を利用者は、振盪することができる状態となる。振盪することで、水素ガス充填空間部10に滞留する水素ガスが飲料水あるいはゼリーに混在して水素含有の飲料水あるいはゼリーが生成され、さらにこれらの飲料水あるいはゼリーを含む食品が生成される。
アルミ製収納容器100の外面には、振盪がなされることで水素ガスが飲料水あるいはゼリーに混在して水素含有の食品が生成されることの説明文が貼付される。
この状態で、アルミ製収納容器100を、吊るし孔30を利用して店頭に吊るし、販売に供することができる。
上側部の密着処理は、必須処理要件ではない。上端部を開放した状態で、吊るし孔30を利用して店頭に吊るし、販売に供することができる。
工程(9)において、利用者によるアルミ製収納容器100内の水素含有の食品の利用がなされる。利用者によって当該アルミ製収納容器100が弱点部7で本体部5と本体部に一体の蓋部6に引き裂かれて、封止体15を持つ当該蓋部21が本体部5から取り除かれ、切り裂かれた入口部8の下方側の入口部が外部に開口され、内部に収納の飲料水あるいはゼリーがストロー9に使用によって利用者に吸引可能とされる。
以上のように本実施例の飲料水あるいはゼリーを収納可能なアルミ製収納容器は、
表側となるアルミ製薄膜状板及び裏側となるアルミ製薄膜状板の側端部が熱溶着によってアルミ製収納容器を形成する際に当該アルミ製収納容器の長手方向に対して横方向に横断して弱点部が形成され、弱点部下側をアルミ製薄膜状板になる本体部とし、弱点部上側を本体部に一体のアルミ製薄膜状板で形成された入り口部を備えた上側部とし、
弾性材で形成された封止体を本体部に一体のアルミ製薄膜状板で形成された入口部内に設けて、当該封止体と前記上側部とから本体部に一体の蓋部を有し、
円筒状のストローを、内部に収納して、あるいは外部に外付けして、あるいは前記封止体を貫通して嵌合して付属させて備えて構成される。
当該アルミ製収納容器に内部に飲料水あるいはゼリーが大気圧で収納され、
内部に形成された空間部の空気を、あるいは内部に収納の飲料水あるいはゼリーの一部を外部に排出して、内部を密封状態で原容積から減容容積とし、
内部に、水素ガスを主たるものとしあるいは全部を水素ガスからなる大気圧と同等圧力の水素ガス充填空間部が形成され、内部に、飲料水あるいはゼリーを収納し、大気圧と同等圧力の水素ガス充填空間部を形成した当該アルミ製収納容器が利用者に振盪されて水素ガスの混在した飲料水あるいはゼリーから形成された食品を内蔵することを可能とする。
当該アルミ製収納容器が利用者によって弱点部で入口部が引き裂かれることを可能として、当該引き裂かれたときに前記封止体当該蓋部を形成する前記封止体が、本体部に一体のアルミ製薄膜状板で形成された入口部から取り除かれ、切り裂かれた当該入口部の弱点部下方側の入口部が外部に開口され、内部に収納の飲料水あるいはゼリーが前記いずれかのストローに使用によって利用者に吸引可能とすることを特徴とする。
充填された水素ガスで水素ガス充填空間部の形成されるアルミ製収納容器に収納された水素ガス含有の食品が提供される。大気圧と同等圧力の水素ガス充填空間部を形成した当該アルミ製収納容器が利用者に振盪されて水素ガスの混在した飲料水あるいはゼリーから形成された食品が提供される。当該食品中には、水素ガスの混在した飲料水あるいはゼリーばかりでなく、これらの水素ガスの混在した飲料水あるいはゼリーを利用して生成された食品、例えば飲料水あるいはゼリーと固定形食料との混合物になる食料が含まれる。
本発明の実施例によれば、弾性材で形成され、内部と外部との連通を遮断する封止体を当該入口部内に設けて、前記上側部と当該封止体とから本体部に一体の蓋部を形成し、大気圧と同一圧力で内部に飲料水あるいはゼリーを収納可能とし、水素ガスを主たるものとしあるいは全部を水素ガスからなる大気圧と同等圧力に回復された回復圧力の水素ガス充填部を形成し、利用者によって当該アルミ製収納容器が弱点部で本体部と本体部に一体の蓋部に引き裂かれて、前記封止体を持つ当該蓋部が本体部から取り除かれ、切り裂かれた前記入口部の下方側の入口部が外部に開口され、内部に収納の飲料水あるいはゼリーが前記いずれかのストローに使用によって利用者に吸引可能とされるアルミ製の収納容器あるいは当該アルミ製の収納容器利用の水素ガス含有の食品が提供される。
このように、本発明の実施例によれば、本体構成がアルミ製収納容器とされて水素ガスが漏洩しにくい構造のものとし、特許文献1に示される手法が採用されて食品中の水素濃度を維持することを容易にした水素空間部を形成し、収納容器がアルミ製であることの特徴を生かして、封止構造をアルミ製収納容器自体で形成し、蓋部の制作部品点数を減らして製造原価の低減を可能とすることができる。
1…表側のアルミ製薄膜状板、2…裏側のアルミ製薄膜状板、3、4…アルミ製薄膜状板1、2の側端部、3A、4A…太い胴体状のアルミ製薄膜状の側端部、3B、4B…細い胴体状のアルミ製薄膜状の側端部、5…本体部、6…上側部、7…弱点部、7A、7B…切り欠き、7C…切り裂き線、8…入口部、9…ストロー、10…水素ガス充填空間部、10A…空気空間部、11…底部のアルミ製薄膜状板、12…アルミ製薄膜状板11の側端部、15…封止体、16…ストロー付き封止体、17…封止蓋、19…水素ボンベ(水素ガス源)、20…注射針、21…上側部6と封止体15とからなる蓋部、30…吊るし孔、100…アルミ製収納容器。

Claims (4)

  1. アルミ製収納容器が、表側となるアルミ製薄膜状板及び裏側となるアルミ製薄膜状板の側端部が熱溶着によって形成され、内部に水分あるいはゼリーが大気圧で収納され、
    アルミ製収納容器の外面を外側から作用する操作力でもって、当該アルミ製収納容器内の内部に形成された空気空間部の空気が、あるいは内部に収納の水分あるいはゼリーの一部が当該アルミ製収納容器の外部に排出されて、内部が密封状態で減容容積とされ、水素ガス源から水素ガスが、密封状態で減容容積の内部に充填されて、減容容積が回復され、充填された水素ガスで水素ガス充填空間部の形成されるアルミ製収納容器の形成方法において、
    表側となるアルミ製薄膜状板及び裏側となるアルミ製薄膜状板の側端部が熱溶着によってアルミ製の収納容器を形成する際に当該アルミ製収納容器の長手方向に対して横方向に横断して弱点部が形成され、弱点部下側をアルミ製薄膜状板になる本体部とし、弱点部上側を本体部に一体のアルミ製薄膜状板で形成された入口部を備えた上側部とし、
    弾性材で形成された封止体を本体部に一体のアルミ製薄膜状板で形成された入口部内に設けて、当該封止体と前記上側部とから本体部に一体の蓋部を形成し、
    当該アルミ製収納容器に内部に水分あるいはゼリーが大気圧と同等圧力で収納され、
    内部に形成された空間部の空気を、あるいは内部に収納の水分あるいはゼリーの一部を外部に排出して、内部を密封状態で原容積から減容容積とし、
    内部に、水素ガスを主たるものとしあるいは全部を水素ガスからなる大気圧と同等圧力の水素ガス充填空間部が形成され、内部に、水分あるいはゼリーを収納し、大気圧と同等圧力の水素ガス充填空間部を形成した当該アルミ製収納容器が利用者に振盪されて水素ガスの混在した水分あるいはゼリーを内蔵することを可能とし、
    当該アルミ製収納容器が利用者によって弱点部で入口部が引き裂かれることを可能として、当該引き裂かれたときに前記封止体当該蓋部を形成する前記封止体が、本体部に一体のアルミ製薄膜状板で形成された入口部から取り除かれ、切り裂かれた当該入口部の弱点部下方側の入口部が外部に開口されること
    を特徴とする水分あるいはゼリーを収納可能なアルミ製収納容器の形成方法。
  2. 請求項1に記載された水分あるいはゼリーを収納可能なアルミ製収納容器の形成方法において、
    内部を、当該封止体に設けた注射針を介して水素ガス源からの水素ガスを充填して、密封状態で減容容積から回復した回復容積として水素ガスを主たるものとしあるいは全部を水素ガスからなる大気圧と同等圧力に回復された回復圧力の水素ガス充填空間部が形成されることを特徴とするアルミ製収納容器の形成方法。
  3. アルミ製収納容器が、表側となるアルミ製薄膜状板及び裏側となるアルミ製薄膜状板の側端部が熱溶着によって形成され、内部に飲料水あるいはゼリーが大気圧で収納され、
    アルミ製収納容器の外面を外側から作用する操作力でもって、当該アルミ製収納容器内の内部に形成された空気空間部の空気が、あるいは内部に収納の飲料水あるいはゼリーの一部が当該アルミ製収納容器の外部に排出されて、内部が密封状態で減容容積とされ、水素ガス源から水素ガスが、密封状態で減容容積の内部に充填されて、減容容積が回復され、充填された水素ガスで水素ガス充填空間部の形成されるアルミ製収納容器に収納された水素ガス含有の食品の形成方法において、
    前記アルミ製収納容器を、
    表側となるアルミ製薄膜状板及び裏側となるアルミ製薄膜状板の側端部が熱溶着によってアルミ製の収納容器を形成する際に当該アルミ製収納容器の長手方向に対して横方向に横断して弱点部が形成され、弱点部下側をアルミ製薄膜状板になる本体部とし、弱点部上側を本体部に一体のアルミ製薄膜状板で形成された入口部を備えた上側部とし、
    弾性材で形成された封止体を本体部に一体のアルミ製薄膜状板で形成された入口部内に設けて、当該封止体と前記上側部とから本体部に一体の蓋部を形成し、
    当該アルミ製収納容器に内部に飲料水あるいはゼリーが大気圧と同等圧力で収納され、
    内部に形成された空間部の空気を、あるいは内部に収納の飲料水あるいはゼリーの一部を外部に排出して、内部を密封状態で原容積から減容容積とし、
    内部に、水素ガスを主たるものとしあるいは全部を水素ガスからなる大気圧と同等圧力の水素ガス充填空間部が形成され、内部に、飲料水あるいはゼリーを収納し、大気圧と同等圧力の水素ガス充填空間部を形成した当該アルミ製の収納容器が利用者に振盪されて水素ガスの混在した飲料水あるいはゼリーから形成された食品を有し、
    当該アルミ製収納容器が利用者によって弱点部で入口部が引き裂かれることを可能として、当該引き裂かれたときに前記封止体当該蓋部を形成する前記封止体が、本体部に一体のアルミ製薄膜状板で形成された入口部から取り除かれ、切り裂かれた当該入口部の弱点部下方側の入口部が外部に開口されること
    を特徴とするアルミ製収納容器に収納された水素ガス含有の食品の形成方法。
  4. 請求項3に記載されたアルミ製収納容器に収納された水素ガス含有の食品の形成方法において、
    内部を、当該封止体に設けた注射針を介して水素ガス源からの水素ガスを充填して、密封状態で減容容積から回復した回復容積として水素ガスを主たるものとしあるいは全部を水素ガスからなる大気圧と同等圧力に回復された回復圧力の水素ガス充填空間部が形成されること
    を特徴とするアルミ製収納容器に収納された水素ガス含有の食品の形成方法。
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