JP2019209647A - 造形装置 - Google Patents

造形装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2019209647A
JP2019209647A JP2018109577A JP2018109577A JP2019209647A JP 2019209647 A JP2019209647 A JP 2019209647A JP 2018109577 A JP2018109577 A JP 2018109577A JP 2018109577 A JP2018109577 A JP 2018109577A JP 2019209647 A JP2019209647 A JP 2019209647A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oxygen
gas
adsorption device
chamber
inert gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018109577A
Other languages
English (en)
Inventor
智紹 加藤
Tomoaki Kato
智紹 加藤
ひろみ 坂本
Hiromi Sakamoto
ひろみ 坂本
崇 冨江
Takashi Tomie
崇 冨江
謙一 土田
Kenichi Tsuchida
謙一 土田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nabtesco Corp
Original Assignee
Nabtesco Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nabtesco Corp filed Critical Nabtesco Corp
Priority to JP2018109577A priority Critical patent/JP2019209647A/ja
Publication of JP2019209647A publication Critical patent/JP2019209647A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】造形物の品質を一定に保つことのできる造形装置を提供する。【解決手段】造形装置1は、チャンバー20A内に配置された粉状材料からなる粉体層25に対してレーザを照射して粉体層25を部分的に固化させる処理を繰り返すことにより三次元造形物Oを製造する。造形装置は、ヒュームを除去するためのガスをチャンバー20A内に吐出する吐出口31と、チャンバー20A内のガスを吸引する吸引口41と、吸引口41と吐出口31との間に設けられ、ガスに含まれる酸素を吸着する吸着装置70と、チャンバー20A内に吐出されるガスに含まれる酸素濃度が一定範囲となるように、吸着装置70の時間当たりの酸素吸着量を調整する調整部とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、造形装置に関する。
特許文献1に記載されるように、粉状材料にレーザを照射して三次元造形物を製造する造形装置が知られている。この造形装置は、三次元造形物の各横断面領域に相当する各層にレーザを照射して順次固化することで三次元造形物を製造する。
このような造形装置では、粉状材料にレーザを照射した際にヒュームと呼ばれる煙状の物質(粉状材料の加熱や昇華によって生じる粉塵、煙霧、蒸気、揮発性粒子をいう。)が照射箇所から発生する。そこで、造形装置では、発生したヒュームが上昇してレーザの経路を遮ることでレーザの照射量が低下することを抑制するために、チャンバー内において照射領域を横切る不活性ガスの流れを形成している。
特許第6188103号公報
ところで、上記特許文献1に記載の造形装置では、粉末層が形成されるテーブルと粉末材料を敷くためのリコータヘッドとを可能な限り密閉されたチャンバー内に収容し、チャンバー内に不活性ガスを供給することによって、酸素濃度が十分に低い雰囲気下で粉末材料を焼結させている。また、造形装置には、不活性ガスに含まれる酸素や水蒸気を吸着する吸着装置が設けられることがある。しかしながら、造形物の品質にばらつきがあり、造形物の品質を一定に保つことが望まれている。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、造形物の品質を一定に保つことのできる造形装置を提供することにある。
上記課題を解決する造形装置は、チャンバー内に配置された粉状材料からなる粉体層に対してレーザを照射して前記粉体層を部分的に固化させる処理を繰り返すことにより三次元造形物を製造する造形装置であって、ヒュームを除去するためのガスを前記チャンバー内に吐出する吐出口と、前記チャンバー内の前記ガスを吸引する吸引口と、前記吸引口と前記吐出口との間に設けられ、前記ガスに含まれる酸素を吸着する吸着装置と、前記チャンバー内に吐出される前記ガスに含まれる酸素濃度が一定範囲となるように、前記吸着装置の時間当たりの酸素吸着量を調整する調整部と、を備える。
発明者らは、吸着装置を稼働させて、ガスに含まれる酸素濃度を下げ続けるため、ガスに含まれる酸素の量が一定でなく、造形物の品質にばらつきがおきる原因となっていることを発見した。そこで、上記構成によれば、調整部が吸着装置の時間当たりの酸素吸着量を、ガスに含まれる酸素濃度が一定範囲となるように調整するため、ガスに含まれる酸素の量が一定となり、造形物の品質を一定に保つことができるようになる。
上記造形装置について、前記吐出口と前記吸引口とを連通し前記ガスを前記吸引口から前記吐出口に循環させる循環路であって、前記吸着装置が設けられた第1循環路と、前記吸着装置が設けられていない第2循環路とを備え、前記調整部は、前記第1循環路を通過する前記ガスの量及び前記第2循環路を通過する前記ガスの量を調整することが好ましい。
上記構成によれば、第1循環路を通過するガスの量及び第2循環路を通過するガスの量を調整部が調整することで、吸着装置の時間当たりの酸素吸着量を調整することができる。このため、循環路からチャンバー内に供給されるガスの流量を保持しつつ、ガスに含まれる酸素濃度を一定範囲に調整することができる。
上記造形装置について、前記第1循環路には、送風機が設けられ、前記調整部は、前記送風機の風量を調整することが好ましい。
上記構成によれば、調整部が送風機の風量を調整することで第1循環路を通過するガスの流量を調整することができる。
上記造形装置について、前記吸着装置は、前記ガスが通過する酸素吸着剤と、前記ガスが前記酸素吸着剤を通過しないバイパス通路と、前記バイパス通路を開閉する蓋と、を備え、前記調整部は、前記蓋の開度を調整することが好ましい。
上記構成によれば、調整部がバイパス通路の蓋の開度を調整することで酸素吸着剤を通過するガスの流量を調整することができる。このため、ガスに含まれる酸素濃度を一定範囲に調整することができる。
上記造形装置について、前記吸着装置は、前記ガスが通過する酸素吸着剤と、前記酸素吸着剤を加熱する加熱部と、を備え、前記調整部は、前記加熱部を制御することで前記酸素吸着剤の温度を調整することが好ましい。
上記構成によれば、酸素吸着剤の温度が高くなると酸素吸着剤による時間当たりの酸素吸着量が増加するため、加熱部を制御することでガスに含まれる酸素濃度を一定範囲に調整することができる。
上記造形装置について、前記吸着装置に蓄積された蓄積酸素吸着量を検知する検知部を備え、前記調整部は、前記検知部が検知した前記蓄積酸素吸着量が所定量を超えたときには、前記吸着装置を通過する前記ガスの量を抑制することが好ましい。
上記構成によれば、吸着装置の蓄積酸素吸着量が所定量を超えたときに吸着装置を通過するガスの量が抑制されるため、吸着装置の再生処理の準備を行うことができる。
本発明によれば、造形物の品質を一定に保つことができる。
造形装置の第1の実施形態の概略構成を示す図。 同実施形態の造形装置の電気的構成を示すブロック図。 造形装置の第2の実施形態の概略構成を示す図。 同実施形態の造形装置の電気的構成を示すブロック図。 同実施形態の造形装置の概略構成を示す図。 造形装置の第3の実施形態の吸着装置を示す概略断面図。 造形装置の第4の実施形態の吸着装置を示す概略断面図。
(第1の実施形態)
以下、図1及び図2を参照して、造形装置の第1の実施形態について説明する。
まず、図1を参照して、造形装置の概略構成について説明する。
図1に示すように、造形装置1は、三次元物体の造形を行う造形部20と、造形部20に不活性ガスを供給するヒューム除去流形成部26と、循環されるガスから酸素及び水蒸気を吸着する吸着装置70と、を備えている。造形部20の内部(以下、「チャンバー20A」という)には、不活性ガスが充填されている。不活性ガスとしてはArガスが用いられている。なお、ヒューム除去流はヒュームを除去するための流れであって、ラミナフローと呼ばれるものも含む概念である。
造形部20は、造形される三次元造形物Oを支持する造形テーブル22を有するコンテナ21と、造形テーブル22上に粉状材料Mからなる粉体層25を所定の厚さで積層するリコータ24と、造形テーブル22上の粉体層25にレーザ光を照射するレーザ照射部10と、を備えている。
コンテナ21の造形テーブル22は、上下に昇降可能であって、粉体層25が一層固化される毎に一層分降下する。造形テーブル22の上面には、三次元造形物Oの載置台となる造形プレート23が設置されている。
リコータ24は、粉体層25が一層固化される毎に、粉体層25を一層分の厚みだけ造形プレート23上に積層する。造形テーブル22(造形プレート23)上に積層された粉体層25のレーザ照射部10側の面はレーザが照射されるレーザ照射面25Aである。
レーザ照射部10は、図示しないレーザ発振器から出射されたレーザ光を、ガルバノミラー等の走査系によって走査することで、粉体層25のレーザ照射面25Aの所望の位置に照射する。
ヒューム除去流形成部26は、チャンバー20A内に新たな不活性ガスを供給するとともに、チャンバー20A内に供給された不活性ガスを循環させる。ヒューム除去流形成部26は、このように不活性ガスを循環させる循環経路50を備えている。
ヒューム除去流形成部26は、チャンバー20A内にヒュームを除去するための不活性ガスを吐出する複数の吐出口31を有する吐出部30と、吐出口31から吐出された不活性ガスを吸引する複数の吸引口41を有する吸引部40と、を備えている。ヒューム除去流形成部26は、複数の吐出口31から吐出されるガスにより粉体層25の上方にレーザ照射面25Aに沿ったヒューム除去流Fを形成する。なお、ヒューム除去流Fは、レーザ照射面25Aに沿って、粉体層25の上方に層状に形成されるガスの流れである。
循環経路50は、チャンバー20A内を経由する吐出口31から吸引口41までの第1経路51と、チャンバー20A外を経由する吸引口41から吐出口31までの第2経路52と、を備えている。第2経路52は、吸引口41及び吐出口31を連通し不活性ガスを吸引口41から吐出口31に循環させる循環路である。
第2経路52の吸引口41の下流には、不活性ガスに含まれる微小粉末等を除去する微粉除去フィルタ58、不活性ガスを送り出す第1送風機59、吸着装置70の順に設けられている。微粉除去フィルタ58は、第1送風機59によって微粉除去フィルタ58内に不活性ガスが引き込まれる。このように吸着装置70に不活性ガスが導入される前に微小粉末等を除去することで吸着装置70の内部におけるバルブや酸素吸着部の保護の目的で設置されるフィルタ等の交換頻度を低減することができる。
第2経路52の吸着装置70の上流には、第1切替弁62、第2送風機61の順に設置されている。第2送風機61は、吸着装置70にガスを通過させることで低下する流量を補うためのものである。なお、吸着装置70は、第2送風機61を内部に包含してもよい。第2経路52の吸着装置70の下流には、第1切替弁62、第1流量計63の順に設置されている。第1切替弁62は、例えばバタフライ弁であって、外部からの指示によって第2経路52を通過する不活性ガスの流量を変更するとともに、第2経路52を開閉することができる。第1流量計63は、ダイヤフラム式や超音波式等の流量計であって、第2経路52を流れる不活性ガスの流量を計測して出力する。
吸着装置70は、第2経路52を通過する不活性ガスに含まれる酸素濃度を低下させる酸素吸着部71を備えている。酸素吸着部71は、酸素を吸着する触媒である酸素吸着剤を有している。なお、酸素吸着部71は、2系統備えて、交互に再生を行うことで連続して使用することができるようにしてもよい。吸着装置70は、不活性ガスに含まれる酸素を吸着する一方で、適宜のタイミングでその吸着した酸素を例えば大気中に放出する。
吸着装置70は、不活性ガスが流入する流入口70Aと不活性ガスが流出する流出口70Bとを備えている。流入口70Aには、流入口70Aを開閉する流入側弁である第1開閉弁73が設置されている。第1開閉弁73は、2位置電磁弁であって、非通電である通常時は閉じていて、通電時に開くようになっている。流出口70Bには、流出口70Bを開閉する流出側弁である第2開閉弁74が設置されている。第2開閉弁74は、2位置電磁弁であって、非通電である通常時は閉じていて、通電時に開くようになっている。
第2経路52の吐出口31の上流には、新しい不活性ガスを供給する供給部75が設けられている。供給部75は、造形装置1が作動している間、タンク76から新しい不活性ガスを一定量ずつ第2経路52に導入する。
粉体層25の上方には、ヒューム除去流形成部26によってヒューム除去流Fが形成される。ヒューム除去流Fの高さや幅は、任意に設定可能であり、造形材料や造形方法等によって定められるものである。ヒューム除去流Fは、スパッタが飛散する高さを含む高さに形成されることが好ましい。スパッタは、粉体材料にレーザを照射した際に照射箇所から飛散する微粒子等の物体である。
吐出口31及び吸引口41は、粉体層25を挟む位置で互いに対向する態様で吐出部30及び吸引部40に配設されている。吐出部30及び吸引部40は、チャンバー20Aの対向する側壁20Bにそれぞれ配置されている。
次に、図2を参照して、造形装置1の電気的構成について説明する。
図2に示すように、造形装置1は、造形装置1を制御する制御部80を備えている。制御部80は、三次元造形物Oを造形するためにコンテナ21、リコータ24、レーザ照射部10を制御するとともに、チャンバー20Aに不活性ガスを循環させる制御を行う。なお、図2では、三次元造形物O自体の造形に係る構成は割愛している。
制御部80は、供給部75を制御することで不活性ガスを循環経路50に供給させ、第1送風機59を駆動させることで不活性ガスを循環させる。制御部80は、吸着装置70とともに、第2送風機61の駆動を制御する。
チャンバー20Aには、酸素センサ81が設けられている。酸素センサ81は、チャンバー20Aの酸素濃度を計測して、計測結果を制御部80に出力する。また、第1流量計63は、流量を計測し、計測結果を制御部80に出力する。第1流量計63が計測した流量を「第1流量Q1」と示す。
吸着装置70には、酸素吸着部71に蓄積された蓄積酸素吸着量を検知する検知部82が設けられている。検知部82は、吸着装置70の蓄積酸素吸着量を計測して、計測結果を制御部80に出力する。
制御部80は、吸着装置70の時間当たりの酸素吸着量を調整する調整部80Aを備えている。調整部80Aは、チャンバー20A内に吐出される不活性ガスに含まれる酸素濃度が一定範囲となるように、吸着装置70の時間当たりの酸素吸着量を調整する。すなわち、調整部80Aは、第2送風機61の風量(第1流量Q1)を調整することで吸着装置70を通過する不活性ガスの流量を調整する。
また、調整部80Aは、検知部82が検知した蓄積酸素吸着量が所定量を超えたときには、再生処理を行う間、吸着装置70を通過するガスの量を抑制する。例えば、調整部80Aは、第2経路52の第1切替弁62の開度を制御することで、第2経路52を通過する不活性ガスの流量を調整する。このような場合には、調整部80Aは、供給部75から不活性ガスを第2経路52に供給させる。また、制御部80は、吸着装置70に設けられる第1開閉弁73及び第2開閉弁74を制御することで開閉を切り替える。第1開閉弁73及び第2開閉弁74は、同じように開閉することで吸着装置70内への不活性ガスの不要な進入を抑制する。
制御部80は、三次元造形物Oの造形が終了すると、第1開閉弁73及び第2開閉弁74を閉じることで吸着装置70の流入口70A及び流出口70Bを閉じて吸着装置70に不活性ガスが進入しないようにする。また、制御部80は、このとき第1切替弁62を閉じることで第2経路52に不活性ガスが通過しないようにする。
次に、図1及び図2を参照して、上記のように構成された造形装置1の動作について説明する。
造形装置1が起動されると、制御部80は、チャンバー20A内を不活性ガスで満たすように不活性ガスを供給する。すなわち、制御部80は、不活性ガスを供給部75からチャンバー20A内に供給し、チャンバー20A内の酸素濃度を低下させる。
次に、造形装置1が造形を開始すると、制御部80は、不活性ガスの供給と循環とを継続することで、チャンバー20Aにおいて三次元造形物Oの造形に伴って発生したヒューム等を除去する。すなわち、制御部80は、不活性ガスを供給部75から循環経路50に供給させつつ、第1送風機59を駆動させて不活性ガスを循環させる。
造形装置1は、チャンバー20A内に配置された粉状材料Mからなる粉体層25を積層する処理と、粉体層25のレーザ照射面25Aに対してレーザを照射して粉体層25を部分的に固化させる処理とを交互に繰り返すことにより三次元造形物Oを製造する。
レーザを粉体層25に照射する際には、吸着装置70によって酸素濃度及び水蒸気濃度が低減された不活性ガスによってレーザ照射面25Aに沿ったヒューム除去流Fが形成される。
粉体層25のレーザ照射面25Aにレーザが照射されると、レーザ照射部位からヒュームが発生するとともに、スパッタが飛散する。レーザ照射部位から発生したヒュームは、ヒューム除去流Fによってただちに流されるので、上昇してレーザの経路を遮ることはなく吸引口41から吸引される。また、レーザ照射部位から飛散したスパッタは、酸素濃度が低減されたヒューム除去流F内に飛散するため、飛散中における酸化を抑制することができ、スパッタが酸化して落下することも抑制することができる。さらに、吸着装置70により酸素濃度が低減された不活性ガスによりヒューム除去流Fが形成されるため、ヒューム除去流Fによる粉体層25の粉状材料Mの酸化が抑制される。このように酸素濃度が低減された不活性ガスをチャンバー20A内に流しながら三次元造形物Oを造形することで、粉状材料Mが酸化、すなわち三次元造形物Oの酸化を抑制することができる。
調整部80Aは、酸素センサ81が計測した酸素濃度が所定値となるように第2送風機61の風量を制御する。所定値とは、三次元造形物Oを造形するのに適した例えば10ppmである。調整部80Aは、所定値未満であるときには第2送風機61の風量を少量とし、所定値以上であるときには第2送風機61の風量を多量とすることで、酸素濃度が所定値に対して一定範囲となるように調整する。よって、造形装置1のチャンバー20A内の酸素濃度が一定範囲となり、このチャンバー20A内で製造された三次元造形物Oの品質を一定とすることができる。また、調整部80Aは、検知部82が検知した蓄積酸素吸着量が所定量を超えたときには、再生処理を行う間、第2経路52の第1切替弁62の開度を制御することで、吸着装置70を通過する不活性ガスの流量を抑制する。このような場合には、調整部80Aは、供給部75から不活性ガスを第2経路52に供給させる。
以上説明したように、本実施形態によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)調整部80Aが吸着装置70の時間当たりの酸素吸着量を、不活性ガスに含まれる酸素濃度が一定範囲となるように調整するため、不活性ガスに含まれる酸素の量が一定となり、三次元造形物Oの品質を一定に保つことができるようになる。
(2)調整部80Aが第2送風機61の風量を調整することで第2経路52を通過する不活性ガスの流量を調整することができる。
(3)吸着装置70の蓄積酸素吸着量が所定量を超えたときに吸着装置70を通過する不活性ガスの流量が抑制されるため、吸着装置70の再生処理の準備を行うことができる。
(第2の実施形態)
以下、図3〜図5を参照して、造形装置の第2の実施形態について説明する。この実施形態の造形装置は、第2経路52が分岐している点が上記第1の実施形態と異なっている。以下、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
図3及び図5に示すように、造形装置1の第2経路52は、第1送風機59の下流において分岐して、吐出口31の上流において合流する循環路を有している。循環路は、吸着装置70が設けられた第1循環路53と、吸着装置70が設けられていない第2循環路54とを備えている。
第2循環路54には、吸着装置70は設けられておらず、第2切替弁64、第2流量計65の順に上流側から設置されている。第2切替弁64は、例えばバタフライ弁であって、外部からの指示によって第2循環路54を通過する不活性ガスの流量を変更するとともに、第2循環路54を開閉することができる。第2流量計65は、ダイヤフラム式や超音波式等の流量計であって、第2循環路54を流れる不活性ガスの流量を計測して出力する。第2流量計65が計測した流量を「第2流量Q2」と示す。
第2経路52の第1循環路53と第2循環路54とが合流した部分と吐出口31との間には、第3流量計66が設置されている。第3流量計66は、ダイヤフラム式や超音波式等の流量計であって、第2経路52の第1循環路53と第2循環路54とが合流した部分の下流を流れる不活性ガスの流量を計測して出力する。第3流量計66が計測した流量を「第3流量Q3」と示す。
次に、図4を参照して、造形装置1の電気的構成について説明する。
図4に示すように、第2流量計65及び第3流量計66は、流量を計測し、計測結果を制御部80に出力する。制御部80は、循環経路50全体の不活性ガスの流量(第3流量Q3)が一定となるように第1送風機59を制御する。制御部80は、吸着装置70の時間当たりの酸素吸着量を調整する調整部80Aを備えている。調整部80Aは、チャンバー20A内に吐出される不活性ガスに含まれる酸素濃度が一定範囲となるように、吸着装置70の時間当たりの酸素吸着量を調整する。
調整部80Aは、第1循環路53の第1切替弁62の開度を制御することで、第1循環路53を通過する不活性ガスの流量(第1流量Q1)を調整する。調整部80Aは、第2循環路54の第2切替弁64の開度を制御することで、第2循環路54を通過する不活性ガスの流量(第2流量Q2)を調整する。
また、調整部80Aは、第1切替弁62を開くことで不活性ガスが吸引口41から吸着装置70を通過して吐出口31に循環する第1の状態を形成する。調整部80Aは、第1切替弁62を閉じることで第1循環路53と吸着装置70とを遮断して、不活性ガスが第2循環路54を循環する第2の状態を形成する。
次に、図3〜図5を参照して、上記のように構成された造形装置1の動作について説明する。
図3に示すように、造形装置1が起動されると、制御部80は、チャンバー20A内を不活性ガスで満たすように不活性ガスを供給する。すなわち、制御部80は、不活性ガスを供給部75からチャンバー20A内に供給し、チャンバー20A内の酸素濃度を低下させる。
続いて、制御部80は、第1送風機59を駆動させ、第2循環路54のみに不活性ガスを流させ、不活性ガスを循環させる。造形装置1が起動された直後はチャンバー20A内の酸素濃度が高い状態であるため、調整部80Aは、吸着装置70の蓄積酸素吸着量が上限に達しないように吸着装置70が設けられていない第2循環路54にのみ不活性ガスを通過させる。すなわち、調整部80Aは、第1切替弁62を閉じ、第2切替弁64を開く。
続いて、図5に示すように、チャンバー20A内の酸素濃度が不活性ガスの供給によって低下すると、不活性ガスに含まれる酸素を吸着するべく吸着装置70が設けられている第1循環路53に不活性ガスを通過させる。すなわち、調整部80Aは、第1切替弁62を開き、第2切替弁64を閉じ、第1開閉弁73及び第2開閉弁74を開き、第2送風機61を駆動させることで、第1循環路53のみにガスを通過させる。そして、チャンバー20A内の酸素濃度が十分低くなると、三次元造形物Oの造形開始を許可する。
次に、造形装置1が造形を開始すると、制御部80は、不活性ガスの供給と循環とを継続することで、チャンバー20Aにおいて三次元造形物Oの造形に伴って発生したヒューム等を除去する。
続いて、図3に示すように、チャンバー20A内の酸素濃度が所定値未満となると、調整部80Aは、第1切替弁62を閉じ、第2切替弁64を開き、第2循環路54のみに不活性ガスを流させ、不活性ガスを循環させる。すなわち、調整部80Aは、チャンバー20A内の酸素濃度が所定値未満に下がり過ぎないように吸着装置70が設けられていない第2循環路54にのみ不活性ガスを通過させて、吸着装置70による酸素の吸着を停止する。
続いて、図5に示すように、チャンバー20A内の酸素濃度が所定値以上となると、調整部80Aは第1循環路53に不活性ガスを流させる。すなわち、調整部80Aは、第1切替弁62を開き、第2切替弁64を閉じ、第1開閉弁73及び第2開閉弁74を開き、第2送風機61を駆動させることで、第1循環路53のみに不活性ガスを通過させる。なお、調整部80Aが第1切替弁62の開度及び第2切替弁64の開度を調整して、第1循環路53を通過する不活性ガスの流量(第1流量Q1)及び第2循環路54を通過する不活性ガスの流量(第2流量Q2)を調整してもよい。
調整部80Aは、酸素センサ81が計測した酸素濃度が所定値となるように第1開閉弁73及び第2開閉弁74を制御することで、酸素濃度が所定値に対して一定範囲となるように調整する。よって、第2経路52からチャンバー20A内に供給される不活性ガスの流量を保持することができ、造形装置1のチャンバー20A内の酸素濃度が一定範囲となり、このチャンバー20A内で製造された三次元造形物Oの品質を一定とすることができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、第1の実施形態の(1)及び(3)の効果に加え、以下の効果を奏することができる。
(4)第1循環路53を通過する不活性ガスの流量及び第2循環路54を通過する不活性ガスの流量を調整部80Aが調整することで、吸着装置70の時間当たりの酸素吸着量を調整することができる。このため、第2経路52からチャンバー20A内に供給される不活性ガスの流量を保持しつつ、不活性ガスに含まれる酸素濃度を一定範囲に調整することができる。
(5)調整部80Aが第2送風機61の風量を調整することで第1循環路53を通過する不活性ガスの流量を調整することができる。
(第3の実施形態)
以下、図6を参照して、造形装置の第3の実施形態について説明する。この実施形態の造形装置は、吸着装置の構造が上記第1の実施形態と異なっている。以下、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
図6に示すように、吸着装置70の酸素吸着部71は、筐体71Aを備えている。筐体71Aには、不活性ガスに含まれる酸素を吸着する酸素吸着剤71Bが収容されている。筐体71Aには、酸素吸着剤71Bを貫通するバイパス通路71Cが設けられている。バイパス通路71Cの入口には、蓋71Dが取り付けられている。蓋71Dは、駆動部71Eにより開閉され、開閉に加え、開度を変更可能となっている。駆動部71Eは、調整部80Aによって制御される。バイパス通路71Cを通過する不活性ガスの流量は、蓋71Dによって変更される。すなわち、調整部80Aは、駆動部71Eを制御することにより、バイパス通路71Cを通過する不活性ガスの流量を調整することができるので、吸着装置70において吸着される酸素の量を調整することができる。
調整部80Aは、酸素センサ81が計測した酸素濃度が所定値となるようにバイパス通路71Cを通過する不活性ガスの流量を制御する。調整部80Aは、酸素濃度が所定値未満であるときには蓋71Dの開度を小さく又は蓋71Dを閉じ、酸素濃度が所定値以上であるときには蓋71Dの開度を大きく又は蓋71Dを開き、酸素濃度が所定値に対して一定範囲となるように調整する。よって、造形装置1のチャンバー20A内の酸素濃度が一定範囲となり、このチャンバー20A内で製造された三次元造形物Oの品質を一定とすることができる。また、調整部80Aは、検知部82が検知した蓄積酸素吸着量が所定量を超えたときには、再生処理を行う間、供給部75から不活性ガスを第2経路52に供給させる。
以上説明したように、本実施形態によれば、第1の実施形態の(1)及び(3)の効果に加え、以下の効果を奏することができる。
(7)調整部80Aがバイパス通路71Cの蓋71Dの開度を調整することで酸素吸着剤71Bを通過する不活性ガスの流量を調整することができる。このため、不活性ガスに含まれる酸素濃度を一定範囲に調整することができる。
(第4の実施形態)
以下、図7を参照して、造形装置の第4の実施形態について説明する。この実施形態の造形装置は、酸素吸着部71にバイパス通路71Cの代わりに加熱部を設ける点が上記第3の実施形態と異なっている。以下、第3の実施形態との相違点を中心に説明する。
図7に示すように、吸着装置70の酸素吸着部71には、酸素吸着剤71Bを加熱する加熱部71Fが設けられている。例えば、筐体71Aの外周に電熱線等からなる加熱部71Fが巻き付けられている。なお、加熱部の形状及び構成は変更可能である。加熱部71Fは、調整部80Aによって制御される。酸素吸着剤71Bは加熱されると、時間当たりの酸素吸着量が増加する。すなわち、調整部80Aは、加熱部71Fを制御することにより、酸素吸着部71において吸着される酸素の量を調整することができる。このような構成によれば、加熱部71Fの制御のみで不活性ガスに含まれる酸素濃度を調整することができ、機械的な構成及び動作を不要とすることができる。
調整部80Aは、酸素センサ81が計測した酸素濃度が所定値となるように酸素吸着部71において吸着される酸素の量を調整する。調整部80Aは、酸素濃度が所定値未満であるときには加熱部71Fによる加熱を停止し、酸素濃度が所定値以上であるときには加熱部71Fによって加熱し、酸素濃度が所定値に対して一定範囲となるように調整する。よって、造形装置1のチャンバー20A内の酸素濃度が一定範囲となり、このチャンバー20A内で製造された三次元造形物Oの品質を一定とすることができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、第1の実施形態の(1)及び(3)の効果に加え、以下の効果を奏することができる。
(8)酸素吸着剤71Bの温度が高くなると酸素吸着剤71Bによる時間当たりの酸素吸着量が増加するため、加熱部71Fを制御することで不活性ガスに含まれる酸素濃度を一定範囲に調整することができる。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することもできる。
・上記各実施形態では、所定値において調整部80Aが調整を変更したが、所定値を含む所定範囲の下限値と上限値において調整部80Aが調整を変更してもよい。すなわち、酸素濃度が下限値未満となったら酸素濃度が増加するように調整し、酸素濃度が上限値以上となったら酸素濃度が減少するように調整する。
・上記各実施形態では、吸着装置70の第1開閉弁73と第2開閉弁74との構成を省略してもよい。
・上記各実施形態において、酸素吸着部71を2系統備えて、交互に再生を行うことで循環ガスを停止することなく連続して使用することができるようにしてもよい。
・上記各実施形態において、吸着装置70がガスに含まれる水蒸気を吸着して、ガスから水蒸気を除去してもよい。すなわち、吸着装置70は水分吸着部を備えていてもよい。
1…造形装置、10…レーザ照射部、20…造形部、20A…チャンバー、20B…側壁、21…コンテナ、22…造形テーブル、23…造形プレート、24…リコータ、25…粉体層、25A…レーザ照射面、26…ヒューム除去流形成部、30…吐出部、31…吐出口、40…吸引部、41…吸引口、50…循環経路、51…第1経路、52…第2経路、53…第1循環路、54…第2循環路、58…微粉除去フィルタ、59…第1送風機、61…第2送風機、62…第1切替弁、63…第1流量計、64…第2切替弁、65…第2流量計、66…第3流量計、70…吸着装置、70A…流入口、70B…流出口、71…酸素吸着部、71A…筐体、71B…酸素吸着剤、71C…バイパス通路、71D…蓋、71E…駆動部、71F…加熱部、73…第1開閉弁、74…第2開閉弁、75…供給部、76…タンク、80…制御部、80A…調整部、81…酸素センサ、82…検知部、F…ヒューム除去流、M…粉状材料、O…三次元造形物。

Claims (6)

  1. チャンバー内に配置された粉状材料からなる粉体層に対してレーザを照射して前記粉体層を部分的に固化させる処理を繰り返すことにより三次元造形物を製造する造形装置であって、
    ヒュームを除去するためのガスを前記チャンバー内に吐出する吐出口と、
    前記チャンバー内の前記ガスを吸引する吸引口と、
    前記吸引口と前記吐出口との間に設けられ、前記ガスに含まれる酸素を吸着する吸着装置と、
    前記チャンバー内に吐出される前記ガスに含まれる酸素濃度が一定範囲となるように、前記吸着装置の時間当たりの酸素吸着量を調整する調整部と、を備える
    造形装置。
  2. 前記吐出口と前記吸引口とを連通し前記ガスを前記吸引口から前記吐出口に循環させる循環路であって、前記吸着装置が設けられた第1循環路と、前記吸着装置が設けられていない第2循環路とを備え、
    前記調整部は、前記第1循環路を通過する前記ガスの量及び前記第2循環路を通過する前記ガスの量を調整する
    請求項1に記載の造形装置。
  3. 前記第1循環路には、送風機が設けられ、
    前記調整部は、前記送風機の風量を調整する
    請求項2に記載の造形装置。
  4. 前記吸着装置は、前記ガスが通過する酸素吸着剤と、前記ガスが前記酸素吸着剤を通過しないバイパス通路と、前記バイパス通路を開閉する蓋と、を備え、
    前記調整部は、前記蓋の開度を調整する
    請求項1に記載の造形装置。
  5. 前記吸着装置は、前記ガスが通過する酸素吸着剤と、前記酸素吸着剤を加熱する加熱部と、を備え、
    前記調整部は、前記加熱部を制御することで前記酸素吸着剤の温度を調整する
    請求項1に記載の造形装置。
  6. 前記吸着装置に蓄積された蓄積酸素吸着量を検知する検知部を備え、
    前記調整部は、前記検知部が検知した前記蓄積酸素吸着量が所定量を超えたときには、前記吸着装置を通過する前記ガスの量を抑制する
    請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の造形装置。
JP2018109577A 2018-06-07 2018-06-07 造形装置 Pending JP2019209647A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018109577A JP2019209647A (ja) 2018-06-07 2018-06-07 造形装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018109577A JP2019209647A (ja) 2018-06-07 2018-06-07 造形装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019209647A true JP2019209647A (ja) 2019-12-12

Family

ID=68844577

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018109577A Pending JP2019209647A (ja) 2018-06-07 2018-06-07 造形装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019209647A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112247161A (zh) * 2020-09-25 2021-01-22 西安交通大学 一种用于增减材复合制造设备的保护气体处理装置
JP2021094503A (ja) * 2019-12-13 2021-06-24 三菱重工業株式会社 製造装置用ガス供給装置、アトマイズ装置、3d積層造形装置、積層造形システム、及び造形物、並びに製造装置用ガス供給方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20160207147A1 (en) * 2015-01-16 2016-07-21 United Technologies Corporation Additive processing apparatus and method
JP2017533996A (ja) * 2014-10-20 2017-11-16 レニショウ パブリック リミテッド カンパニーRenishaw Public Limited Company 積層造形製造装置及び方法
JP2017203571A (ja) * 2016-05-10 2017-11-16 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 冷凍サイクル装置
JP2018003148A (ja) * 2016-06-27 2018-01-11 ナブテスコ株式会社 造形装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017533996A (ja) * 2014-10-20 2017-11-16 レニショウ パブリック リミテッド カンパニーRenishaw Public Limited Company 積層造形製造装置及び方法
US20160207147A1 (en) * 2015-01-16 2016-07-21 United Technologies Corporation Additive processing apparatus and method
JP2017203571A (ja) * 2016-05-10 2017-11-16 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 冷凍サイクル装置
JP2018003148A (ja) * 2016-06-27 2018-01-11 ナブテスコ株式会社 造形装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021094503A (ja) * 2019-12-13 2021-06-24 三菱重工業株式会社 製造装置用ガス供給装置、アトマイズ装置、3d積層造形装置、積層造形システム、及び造形物、並びに製造装置用ガス供給方法
US11826828B2 (en) 2019-12-13 2023-11-28 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Gas supply device for manufacturing device. atomizing device, 3D additive manufacturing device, additive manufacturing system, and shaped object and gas supply method for manufacturing device
JP7453781B2 (ja) 2019-12-13 2024-03-21 三菱重工業株式会社 製造装置用ガス供給装置、アトマイズ装置、3d積層造形装置、及び積層造形システム
CN112247161A (zh) * 2020-09-25 2021-01-22 西安交通大学 一种用于增减材复合制造设备的保护气体处理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11667082B2 (en) Apparatus and method for manufacturing a three-dimensional object
JP2018003148A (ja) 造形装置
JP2019209646A (ja) 造形装置
US10166603B2 (en) Metal 3D printer
US11278965B2 (en) Apparatus for producing a three-dimensional work piece with improved gas flow
JP2018103462A (ja) 造形装置
JP2019209647A (ja) 造形装置
US10632567B2 (en) Additive manufacturing apparatus and methods
EP3281729B1 (en) A powder bed fusion apparatus and powder delivery method for providing raw material powder to a powder application device of a powder bed fusion apparatus
EP2774703A1 (en) Apparatus for producing work pieces under elevated pressure
JP2020001402A (ja) 3次元物体を付加的に製造する装置及び設備、その装置用のフィルタユニット
JP6410912B1 (ja) 積層造形装置
JP2018103463A (ja) 造形装置
JP2020097787A (ja) ガス流からの粒子状の構成材料構成要素の分離の為の分離装置
EP3560714A1 (en) Modeling apparatus
US20200223140A1 (en) Method for cooling and cooling device
JP6890688B2 (ja) 3次元造形装置
EP3849733B1 (en) Powder bed fusion apparatus and methods
JP2017109355A (ja) 三次元造形装置
EP3560715B1 (en) Modeling apparatus
JP2021065838A (ja) 窒素除去装置、窒素除去方法、窒素除去プログラム、及び造形装置
JP2020037274A (ja) 3次元の物体を付加製造する装置
US11266937B2 (en) Air flow rates in cyclonic particle separation chambers
JP2020128584A (ja) 積層造形方法
JP2022067772A (ja) 三次元造形装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210513

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220308

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220315

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20220513

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220913