JP2019207194A - 検査システム及びプログラム - Google Patents

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Yuki Takahashi
勇貴 高橋
雅海 新井
Masaumi Arai
雅海 新井
薫 河北
Kaoru Kawakita
薫 河北
平野龍一
Ryuichi Hirano
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Abstract

【課題】物体を効率的に外観検査する装置を提供する。【解決手段】複数の穴310を有するフィルタ31を介して、物体の表面に光を照射する照明部3と、照明部3によって光が照射された表面を撮影する撮影部2と、撮影部2によって撮影された表面における異常を検出する異常検出部を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、検査システム,プログラム及びフィルタに関する。
物体の外観を検査する検査装置は、検査対象物の表面に照明光を照射して、照明光が照射された表面をカメラで撮影することにより、検査対象物の表面に傷等の異常がないかを検査する。
特開2016−112947号公報 特表2013−527441号公報 特開2001−124538号公報
しかしながら、カメラで撮影される傷等は、照明光の照射範囲のエッジ付近では観察しやすいものの、照明光の照射範囲の中央付近では観察しにくくなる場合がある。この場合には、物体の外観検査に時間を要したり、傷等の異常の検出漏れが発生したりするおそれがある。
1つの側面では、本明細書に記載する技術は、物体の外観検査を効率的に実施することを目的とする。
1つの側面において、検査システムは、物体の表面における異常を検査する検査システムであって、複数の穴を有するフィルタを介して、前記表面に光を照射する照明部と、前記照明部によって光が照射された前記表面を撮影する撮影部と、前記撮影部によって撮影された前記表面における異常を検出する異常検出部と、を備える。
開示の検査システムによれば、物体の外観検査を効率的に実施することができる。
実施形態の検査システムの構成例を模式的に示すブロック図である。 (A)及び(B)はそれぞれ図1に示した検査処理装置及び機械学習装置のハードウェア構成例と機能構成例とを模式的に示すブロック図である。 (A)及び(B)はそれぞれ図1に示したフィルタの正面図及び斜視図の第1の例を示す図である。 (A)及び(B)はそれぞれ図1に示したフィルタの正面図及び斜視図の第2の例を示す図である。 図1に示した検査システムにおける教師データ生成処理,機械学習処理及び検査処理を説明する図である。 (A)及び(B)は関連例において物体の表面の傷を撮影した写真である。 (A)及び(B)は図1に示した検査システムにおいて検査対象物の表面の形状を撮影した写真である。 (A)及び(B)は図1に示した検査システムにおいて検査対象物の表面の傷を撮影した写真である。 (A)及び(B)は図1に示した検査システムにおいてフィルタの発光割合を10%とした場合の検査対象物の表面の傷を撮影した写真である。 (A)及び(B)は図1に示した検査システムにおいてフィルタの発光割合を20%とした場合の検査対象物の表面の傷を撮影した写真である。 (A)及び(B)は図1に示した検査システムにおいてフィルタの発光割合を30%とした場合の検査対象物の表面の傷を撮影した写真である。 (A)及び(B)は図1に示した検査システムにおいてフィルタの発光割合を40%とした場合の検査対象物の表面の傷を撮影した写真である。 (A)及び(B)は図1に示した検査システムにおいてフィルタの発光割合を50%とした場合の検査対象物の表面の傷を撮影した写真である。 (A)及び(B)は図1に示した検査システムにおいてフィルタの発光割合を62.61%とした場合の検査対象物の表面の傷を撮影した写真である。 (A)及び(B)は図1に示した検査システムにおいてフィルタの発光割合を65.72%とした場合の検査対象物の表面の傷を撮影した写真である。 (A)及び(B)は図1に示した検査システムにおいてフィルタの発光割合を71.65%とした場合の検査対象物の表面の傷を撮影した写真である。 (A)及び(B)は図1に示した検査システムにおいてフィルタの発光割合を80%とした場合の検査対象物の表面の傷を撮影した写真である。 図1に示した検査システムにおける外観検査処理を説明するフローチャートである。
以下、図面を参照して一実施の形態を説明する。ただし、以下に示す実施形態はあくまでも例示に過ぎず、実施形態で明示しない種々の変形例や技術の適用を排除する意図はない。本実施形態は、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
また、各図は、図中に示す構成要素のみを備えるという趣旨ではなく、他の機能等を含むことができる。
以下、図中において、同一の符号を付した部分は同様の部分を示している。
〔A〕実施形態の一例
〔A−1〕システム構成例
図1は、実施形態の検査システム100の構成例を模式的に示すブロック図である。
検査システム100は、検査処理装置1,カメラ2,照明部3(「照明装置」と称してもよい。),表示装置4及び機械学習装置5を備える。検査処理装置1と機械学習装置5とは、ネットワーク6を介して、通信可能に接続されてよい。
照明部3は、例えばLight Emitting Diode(LED)や蛍光ランプである。照明部3には、複数の穴310を有するフィルタ31が装着される。図1においては、フィルタ31における複数の穴のうち1つの穴に限って符号「310」を図示し、その他の穴については符号の図示を省略している。
照明部3は、フィルタ31を介して、検査対象物7(「物体」と称してもよい。)の表面に光を照射する。なお、フィルタ31の詳細については、図3及び図4等を用いて後述する。検査対象物7は、工業製品や工業製品の部品,青果物等の種々の固形物であってよい。
カメラ2は、撮影部の一例である。カメラ2は、照明部3によって光が照射された検査対象物7の表面を撮影する。
検査処理装置1は、カメラ2によって撮影された映像を取得し、取得した映像に基づいて検査対象物7の表面における傷や異物(検査対象物7が青果物の場合には、例えば、虫)等の異常を検出する処理等を実施する。なお、検査処理装置1の詳細については、図2の(A)等を用いて後述する。
表示装置4は、カメラ2によって撮影された検査対象物7の表面における映像を表示する。
機械学習装置5は、検査処理装置1から取得した検査対象物7の表面における映像に基づき、表面検査処理のための学習モデルを生成する。なお、機械学習装置5の詳細については、図2の(B)等を用いて後述する。
図2の(A)は、図1に示した検査処理装置1のハードウェア構成例と機能構成例とを模式的に示すブロック図である。
検査処理装置1は、Central Processing Unit(CPU)11,メモリ12及び記憶装置13を備える。
メモリ12は、Read Only Memory(ROM)及びRandom Access Memory(RAM)を含む記憶装置である。
記憶装置13は、データを読み書き可能に記憶する装置であり、例えば、Hard Disk Drive(HDD)やSolid State Drive(SSD),Storage Class Memory(SCM)が用いられてよい。記憶装置13は、生成した教師データや、機械学習装置5から取得した学習モデル等を記憶する。
CPU11は、種々の制御や演算を行なう処理装置であり、メモリ12に格納されたOperating System(OS)やプログラムを実行することにより、種々の機能を実現する。すなわち、CPU11は、図2の(A)に示すように、学習モデル取得部111,映像取得部112,表示処理部113,異常検出部114,異常通知部115及び教師データ生成部116として機能してよい。
CPU11は、例示的に、検査処理装置1全体の動作を制御する。検査処理装置1全体の動作を制御するための装置は、CPU11に限定されず、例えば、MPUやDSP,ASIC,PLD,FPGA,専用プロセッサのいずれか1つであってもよい。また、検査処理装置1全体の動作を制御するための装置は、CPU,MPU,DSP,ASIC,PLD,FPGA及び専用プロセッサのうちの2種類以上の組み合わせであってもよい。なお、MPUはMicro Processing Unitの略称であり、DSPはDigital Signal Processorの略称であり、ASICはApplication Specific Integrated Circuitの略称である。また、PLDはProgrammable Logic Deviceの略称であり、FPGAはField Programmable Gate Arrayの略称である。
学習モデル取得部111は、機械学習装置5によって生成された学習モデルを取得する。
映像取得部112は、カメラ2によって撮影された検査対象物7の表面における映像を取得する。
表示処理部113は、映像取得部112によって取得された検査対象物7の表面における映像を表示装置4に表示させる。
異常検出部114は、映像取得部112によって取得された映像と、学習モデル取得部111によって取得された学習モデルとに基づき、検査対象物7の表面における傷や異物等の異常を検出する。なお、異常検出部114による異常検出処理の詳細は、図5等を用いて後述する。
異常通知部115は、異常検出部114によって異常が検出された場合に、異常の検出があったことを検査システム100のオペレータに対して通知する。異常の検出の通知は、表示装置4におけるメッセージの表示によって行なわれてもよいし、検査処理装置1に取り付けられたスピーカ(不図示)において警告音を出力することによって行なわれてもよい。
また、異常通知部115は、異常検出部114によって異常が検出された場合に、異常の検出があったことを、検査対象物7を破棄するための装置(不図示)に対して通知してもよい。そして、検査対象物7を破棄するための装置は、異常通知部115から異常の検出の通知を受け取った場合に、検査対象物7を破棄してよい。
教師データ生成部116は、映像取得部112によって取得された映像に基づき、異常検出部114による異常検出のために用いられる学習モデルの元データとなる教師データを生成する。なお、教師データ生成部116における教師データ生成処理の詳細については、図5等を用いて後述する。また、教師データ生成部116としての機能は、運用現場において外観検査処理を実施する検査処理装置1とは異なるコンピュータに備えられてもよい。
図2の(B)は、図1に示した機械学習装置5のハードウェア構成例と機能構成例とを模式的に示すブロック図である。
機械学習装置5は、CPU51,メモリ52及び記憶装置53を備える。
メモリ52は、ROM及びRAMを含む記憶装置である。
記憶装置53は、データを読み書き可能に記憶する装置であり、例えば、HDDやSSD,SCMが用いられてよい。記憶装置53は、検査処理装置1から取得した教師データや、生成した学習モデル等を記憶する。
CPU51は、種々の制御や演算を行なう処理装置であり、メモリ52に格納されたOSやプログラムを実行することにより、種々の機能を実現する。すなわち、CPU51は、図2の(B)に示すように、教師データ取得部511及び学習モデル生成部512として機能してよい。
CPU51は、例示的に、機械学習装置5全体の動作を制御する。機械学習装置5全体の動作を制御するための装置は、CPU51に限定されず、例えば、MPUやDSP,ASIC,PLD,FPGA,専用プロセッサのいずれか1つであってもよい。また、機械学習装置5全体の動作を制御するための装置は、CPU,MPU,DSP,ASIC,PLD,FPGA及び専用プロセッサのうちの2種類以上の組み合わせであってもよい。
教師データ取得部511は、検査処理装置1によって生成された教師データを取得する。
学習モデル生成部512は、教師データ取得部511によって取得された教師データに基づき、検査処理装置1による異常検出処理のために用いられる学習モデルを生成する。なお、学習モデル生成部512による学習モデル生成処理の詳細は図5を用いて後述する。
教師データ取得部511及び学習モデル生成部512としての機能は、検査処理装置1に組み入れられてもよい。すなわち、検査処理装置1において、学習モデルの生成が行なわれてもよい。
図3の(A)は図1に示したフィルタ31の第1の例における正面図であり、図3の(B)はその斜視図である。
図3の(A)及び(B)においては、フィルタ31における複数の穴のうち1つの穴に限って符号「310」をそれぞれ図示し、その他の穴については符号の図示を省略している。
図3の(A)及び(B)に例示するフィルタ31aは、互いに同じ面積を有する複数の穴310を有する。複数の穴310は、各行方向及び各列方向にずれなく等間隔に形成されている。また、フィルタ31aは、例えば、金属製であってよく、穴310が形成されていない部分における光の透過率が0%になるような十分な厚みを有してよい。
図4の(A)は図1に示したフィルタ31の第2の例における正面図であり、図4の(B)はその斜視図である。
図4の(A)及び(B)においては、フィルタ31における複数の穴のうち1つの穴に限って符号「310」をそれぞれ図示し、その他の穴については符号の図示を省略している。
図4の(A)及び(B)に例示するフィルタ31bは、互いに同じ面積を有する複数の穴310を有する。複数の穴310は、隣接する2つの行及び列において、穴310一つ分ずらして形成されている。別言すれば、複数の穴310のうち一部の穴310によって構成される第1の行は、隣接する第2の行と比べて、穴310一つ分ずらして配置されている。また、複数の穴310のうち一部の穴310によって構成される第1の列は、隣接する第2の列と比べて、穴310一つ分ずらして配置されている。このような複数の穴310の配置により、フィルタ31bにおける穴310の密度を増加でき、光が透過する面積がより大きいフィルタ31bを製作することができる。
フィルタ31bは、例えば、金属製であってよく、穴310が形成されていない部分における光の透過率が0%になるような十分な厚みを有してよい。
図5は、図1に示した検査システム100における教師データ生成処理,機械学習処理及び検査処理を説明する図である。
検査処理装置1の教師データ生成部116は、表示装置4に表示された検査対象物7の表面の映像に基づいてオペレータが判定したNGデータ及びOKデータの映像の入力を受け付ける(符号A1及びA2参照)。NGデータは傷や異物等の異常がある検査対象物7の表面の映像であり、OKは異常がない検査対象物7の表面の映像である。なお、教師データ生成部116は、上述したNGデータ及びOKデータのうち、OKデータの映像の入力に限って入力を受け付けてもよい。
教師データ生成部116は、入力されたNGデータ及びOKデータに基づき、教師データ生成処理(「前処理」と称してもよい。)を実施する(符号A3参照)。教師データ生成処理では、映像のクリッピング(「切り抜き」と称してもよい。)やデータ拡張,不要部分のマスキング,明度調整等の各種の処理が実施されてよい。なお、教師データ生成処理における各種の処理の一部又は全部は、検査対象物7に応じて省略されてもよい。また、教師データ生成部116は、上述したNGデータ及びOKデータのうち、OKデータのみに基づき、教師データ生成処理を実施してもよい。
教師データ生成部116は、生成した教師データ生成処理を出力する(符号A4参照)。
機械学習装置5の教師データ取得部511は、検査処理装置1から出力された教師データを取得する。そして、機械学習装置5の学習モデル生成部512は、機械学習処理として、取得された教師データから学習モデルを生成する(符号A5参照)。
学習モデル生成部512は、生成した学習モデルを出力する(符号A6参照)。
検査処理装置1の学習モデル取得部111は、機械学習装置5が出力した学習モデルを取得する。そして、検査処理装置1の異常検出部114は、検査対象物7の表面の検査処理を実施する(符号A7参照)。具体的には、異常検出部114は、取得された学習モデルに基づき、映像取得部112によって取得された未知の入力を推論する。そして、異常検出部114は、各入力について、正常であることを示すOKと異常があることを示すNGとの2値のいずれかに推論する。また、異常検出部114は、各入力について、OK又はNGである確率を推論してもよい。更に、異常検出部114は、傷や異物等によって複数種類のNG(別言すれば、「異常」)が定義される場合には、どのタイプのNGが発生しているかを推論してもよい。
図6(A)及び(B)は、関連例において物体の表面の傷を撮影した写真である。
図6の(A)及び(B)における例では、フィルタを介さずに照射された光を用いて撮影された物体の表面の映像が示されている。
図6の(A)に示すように、光の照射範囲内において、光の照射範囲外の近傍では、物体の表面に形成されている傷が明確に観察される(符号B1参照)。
一方、図6の(B)に示すように、光の照射範囲の中心付近における光の強度が強い範囲では、物体の表面に形成されている傷と物体の表面に付着している埃等との区別の観点等から、物体の表面に形成されている傷の検出が困難である(符号B2参照)。
そこで、本実施形態の一例においては、フィルタ31を装着した照明部3を用いて検査対象物7の表面を撮影することにより、撮影された映像におけるダイナミックレンジを広げて、検査対象物7の表面に形成された傷等の異常の検出を容易にする。
ダイナミックレンジは、映像において再現される明るさの階調の範囲を示す。ダイナミックレンジが広い場合には、暗い部分から明るい部分まで、なだらかな階調(すなわち、連続又は略連続した階調)で映像が再現される。一方、ダイナミックレンジが狭い場合には、映像において白とびや黒つぶれが発生しやすくなる。ダイナミックレンジは、ラティチュードと称してもよい。
図7は、図1に示した検査システム100において検査対象物7の表面の形状を撮影した写真である。具体的には、図7の(A)は検査対象物7における平面を撮影した写真であり、図7の(B)は検査対象物7における曲面を撮影した写真である。
図7の(A)に示す例では、フィルタ31のパターンが均等に撮影されるが、検査対象物7の塗装面の模様や埃等の付着によって、位置毎に明暗の差が生じる。
図7の(B)に示す例では、フィルタ31のパターンは、傷等の異常がなくても歪んだ状態で検出される。
本実施形態の一例では、異常検出部114は、フィルタ31のパターンの明暗や形状の差異の観察ではなく、検査対象物7の表面に形成されている傷自体を発見することにより、異常を検出する。よって、フィルタ31の使用によってフィルタ31のパターンの明暗や形状の差異が観察されても、正常に異常を検出することができる。
図8の(A)及び(B)は、図1に示した検査システム100において検査対象物7の表面の傷を撮影した写真である。
図8の(A)に示すように、光の照射範囲内において、光の照射範囲外の近傍では、物体の表面に形成されている傷が明確に観察される(符号C1参照)。
また、図8の(B)に示すように、フィルタ31を用いることによって、光の照射範囲の中心付近における光の強度が強い範囲でも、物体の表面に形成されている傷が明確に観察される(符号C2参照)。
以下、図9〜図17を用いて、フィルタ31の発光割合を変化させた場合において撮影された検査対象物7の表面に形成された傷の映像を示す。なお、発光割合とは、フィルタ31の全体面積に対する複数の円形の穴310が形成された部分の面積の割合を示す。
図9は、図1に示した検査システム100においてフィルタ31の発光割合を10%とした場合の検査対象物7の表面の傷を撮影した写真である。図9の(A)に示す傷は、図9の(B)に示す傷よりも大きい。
図9の(A)及び(B)に示すように、発光割合が10%の場合には、発光領域内に異常部分が入れば異常が観測できる(符号D1及びD2参照)。
図10は、図1に示した検査システム100においてフィルタ31の発光割合を20%とした場合の検査対象物7の表面の傷を撮影した写真である。図10の(A)に示す傷は、図10の(B)に示す傷よりも大きい。
図10の(A)及び(B)に示すように、発光割合が20%の場合には、発光領域内に異常部分が入れば異常が観測できる(符号E1及びE2参照)。
図11は、図1に示した検査システム100においてフィルタ31の発光割合を30%とした場合の検査対象物7の表面の傷を撮影した写真である。図11の(A)に示す傷は、図11の(B)に示す傷よりも大きい。
図11の(A)及び(B)に示すように、発光割合が30%の場合には、発光しない領域が狭いため、広い領域に亘って異常の検出が可能である(符号F1及びF2参照)。また、照明部3による光の強弱を調整することによって、より異常の観察が容易になる。
図12は、図1に示した検査システム100においてフィルタ31の発光割合を40%とした場合の検査対象物7の表面の傷を撮影した写真である。図12の(A)に示す傷は、図12の(B)に示す傷よりも大きい。
図12の(A)及び(B)に示すように、発光割合が40%の場合には、発光しない領域が狭いため、広い領域に亘って異常の検出が可能である(符号G1及びG2参照)。また、照明部3による光の強弱を調整することによって、より異常の観察が容易になる。
図13は、図1に示した検査システム100においてフィルタ31の発光割合を50%とした場合の検査対象物7の表面の傷を撮影した写真である。図13の(A)に示す傷は、図13の(B)に示す傷よりも大きい。
図13の(A)及び(B)に示すように、発光割合が50%の場合には、映像のダイナミックレンジが広くなり、傷が明確に観察される(符号H1及びH2参照)。
図14は、図1に示した検査システム100においてフィルタ31の発光割合を62.61%とした場合の検査対象物7の表面の傷を撮影した写真である。図14の(A)に示す傷は、図14の(B)に示す傷よりも大きい。
図14の(A)及び(B)に示すように、発光割合が62.61%の場合には、映像のダイナミックレンジが広くなり、フィルタ31のパターンと傷との位置関係の違いによる傷の見え方の差異も少なく、傷が明確に観察される(符号I1及びI2参照)。
図15は、図1に示した検査システム100においてフィルタ31の発光割合を65.72%とした場合の検査対象物7の表面の傷を撮影した写真である。図15の(A)に示す傷は、図15の(B)に示す傷よりも大きい。
図15の(A)及び(B)に示すように、発光割合が65.72%の場合には、映像のダイナミックレンジが広くなり、フィルタ31のパターンと傷との位置関係の違いによる傷の見え方の差異もほぼなく、傷が明確に観察される(符号J1及びJ2参照)。
図16は、図1に示した検査システム100においてフィルタ31の発光割合を71.65%とした場合の検査対象物7の表面の傷を撮影した写真である。図16の(A)に示す傷は、図16の(B)に示す傷よりも大きい。
図16の(A)及び(B)に示すように、発光割合が71.65%の場合には、小さい傷の観察は困難であるが(符号K2参照)、比較的大きい傷は観察可能である(符号K1参照)。
図17は、図1に示した検査システム100においてフィルタ31の発光割合を80%とした場合の検査対象物7の表面の傷を撮影した写真である。図17の(A)に示す傷は、図17の(B)に示す傷よりも大きい。
図17の(A)及び(B)に示すように、発光割合が80%の場合には、小さい傷の観察は困難であるが(符号L2参照)、比較的大きい傷は観察可能である(符号L1参照)。
図9〜図17を用いて上述した検査対象物7の表面における傷等の異常の観察結果によれば、フィルタ31の発光割合の範囲は、10%〜80%に設定されてよい。好ましくは、フィルタ31の発光割合の範囲は、30%〜70%に設定されてよい。より好ましくは、フィルタ31の発光割合の範囲は、60%〜70%に設定されてよい。
〔A−2〕動作例
図1に示した検査システム100における外観検査処理を、図18に示すフローチャート(ステップS1〜S6)に従って説明する。
カメラ2は、照明部3によって光が照射された検査対象物7の表面を撮影する(ステップS1)。
映像取得部112は、カメラ2によって撮影された映像を取得し、取得した映像に対して前処理を施す(ステップS2)。前処理には、例えば、映像のクリッピングやデータ拡張,不要部分のマスキング,明度調整等の各種の処理が含まれる。なお、前処理の内容は検査対象物7に応じて適宜変更されてよく、検査対象物7によっては前処理が実施されなくてもよい。
学習モデル取得部111は、学習モデルを機械学習装置5から取得する。そして、異常検出部114は、学習モデル取得部111によって取得された学習モデルに、映像取得部112によって取得された映像を入力する(ステップS3)。
異常検出部114は、入力された映像に異常があるかを判定する(ステップS4)。
入力に異常がない場合には(ステップS4のNoルート参照)、検査システム100は次の入力を待機する(ステップS5)。
一方、入力に異常がある場合には(ステップS4のYesルート参照)、異常通知部115は、異常の検出をオペレータに通知する(ステップS6)。
〔A−3〕効果
上述した実施形態の一例における検査システム100によれば、例えば、以下の作用効果を奏することができる。
照明部3は、複数の穴310を有するフィルタ31を介して、検査対象物7の表面に光を照射する。カメラ2は、照明部3によって光が照射された検査対象物7の表面を撮影する。異常検出部114は、カメラ2によって撮影された検査対象物7の表面における異常を検出する。
これにより、物体の外観検査を効率的に実施することができる。具体的には、複数の円形の穴310を有するフィルタ31を介して光が照射された検査対象物7の表面を撮影することによって、撮影された映像のダイナミックレンジを広げることができ、検査対象物7の表面における傷等の異常を正確に検出することができる。また、カメラ2の撮影範囲の移動速度を大きくしても、検査対象物7の表面における傷等の異常を検出することができるため、検査対象物7の外観検査の時間を短縮できる。
異常検出部114は、機械学習によって生成された学習モデルに基づき、カメラ2によって撮影された検査対象物7の表面における異常を検出する。
これにより、検査対象物7に曲面が存在する場合、検査対象物7の表面における塗装が領域によって異なる場合、又は、検査対象物7の表面に埃や指紋が付着している場合等においても、検査対象物7の表面における傷等の異常を正確に検出することができる。
〔B〕その他
開示の技術は上述した実施形態に限定されるものではなく、本実施形態の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。本実施形態の各構成及び各処理は、必要に応じて取捨選択することができ、あるいは適宜組み合わせてもよい。
上述した実施形態の一例において、フィルタ31は複数の円形の穴310を有していたが、これに限定されるものではない。フィルタ31は、複数の多角形の穴310を有してもよい。この場合においても、上述した実施形態の一例と同様の効果を奏することができる。
100 :検査システム
1 :検査処理装置
11 :CPU
111 :学習モデル取得部
112 :映像取得部
113 :表示処理部
114 :異常検出部
115 :異常通知部
116 :教師データ生成部
12 :メモリ
13 :記憶装置
2 :カメラ
3 :照明部
31,31a,31b:フィルタ
310 :穴
4 :表示装置
5 :機械学習装置
51 :CPU
52 :メモリ
53 :記憶装置
511 :教師データ取得部
512 :学習モデル生成部
6 :ネットワーク
7 :検査対象物
本発明は、検査システム及びプログラムに関する。
1つの側面において、検査システムは、物体の表面における異常を検査する検査システムであって、複数の穴を有するフィルタを介して、前記表面に光を照射して前記表面におけるダイナミックレンジを広げる照明部と、前記照明部によって光が照射されてダイナミックレンジが広げられた前記表面を撮影する撮影部と、前記表面に関する正常データ及び異常データの入力に応じた機械学習によって生成された学習モデルに基づき、前記撮影部によって撮影された前記表面における異常を検出する異常検出部と、を備える。

Claims (6)

  1. 物体の表面における異常を検査する検査システムであって、
    複数の穴を有するフィルタを介して、前記表面に光を照射する照明部と、
    前記照明部によって光が照射された前記表面を撮影する撮影部と、
    前記撮影部によって撮影された前記表面における異常を検出する異常検出部と、
    を備える、検査システム。
  2. 前記異常検出部は、機械学習によって生成された学習モデルに基づき、前記表面における異常を検出する、
    請求項1に記載の検査システム。
  3. 前記フィルタは、複数の円形の穴又は複数の多角形の穴を有する、
    請求項1又は2に記載の検査システム。
  4. 前記フィルタにおいて、当該フィルタの面積に対する前記複数の穴が形成された部分の面積の割合の範囲は、10%〜80%である、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の検査システム。
  5. 物体の表面における異常を検査するコンピュータに、
    複数の穴を有するフィルタを介して光が照射された前記表面を撮影させ、
    撮影された前記表面における異常を検出する、
    処理を実行させる、プログラム。
  6. 検査対象物の表面に光を照射する照明装置に使用されるフィルタであって、
    複数の円形の穴又は複数の多角形の穴を有する、
    フィルタ。
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