JP2019207086A - 複数の乾燥装置の制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】野菜類、果実類の乾燥を最適に行う乾燥装置に係り、特にインターネットやワイファイ等のネットワークを使用して、各所に設置された複数の乾燥装置の制御をセンタのサーバによって管理する制御システムを提供する。【解決手段】乾燥装置1a〜1dは、外気温度及び湿度測定手段と、装置内温度及び湿度測定手段と、乾燥処理対象である食品の乾燥度計測手段と、装置内の駆動状態を送信する送信手段31a〜31dを備える。管理サーバは、装置内の駆動状態を受信する受信手段と、対象食品の乾燥処理を最適に行う制御データを記憶する記憶手段を備え、外気温度、外気湿度、装置内温度及び装置内湿度、更に対象食品の乾燥度の情報を受信手段によって受信し、記憶手段を検索し、対象食品の乾燥処理を最適に行う制御データを読み出し、乾燥装置1a〜1dに制御データを送信し、乾燥装置内のファン、ヒータ及び循環ダクト内の複数の弁を駆動制御する。【選択図】図1

Description

本発明はさつま芋等の芋類、カボチャや人参等の野菜類、ブドウや柿等の果実類、更にはイカや魚の乾燥を最適に行う乾燥装置に係り、特にインターネットやワイファイ(Wi−Fi)等のネットワークを使用して、各所に設置された乾燥装置の制御をセンタのサーバによって行う複数の乾燥装置の制御システムに関する。
今日、食品加工技術の向上により多くの乾燥食品が製造され、市販されている。例えば、干し芋は元々さつま芋の保存食として作られたものであるが、乾燥技術の向上により味や触感を重視した美味しい干し芋が製造されている。また、野菜を乾燥させた乾燥カボチャや乾燥人参は各種料理の食材として広く使用されている。さらに、干しブドウや干し柿等のドライフルーツは美容や健康によい食品として広く認識されている。
このような乾燥食品として、例えば代表的な干し芋の製造において、乾燥期間を短縮するため、芋を乾燥機に入れ、例えば遠赤外線やボイラー等で加熱した空気を当てて乾燥させる装置が考案されている。しかし、このような乾燥装置は夫々個々に機能し、複数の乾燥装置がシステムとして中央のセンタで制御され、管理されるシステムではない。
また、干し芋のみならず、カボチャや人参等の野菜類、ブドウや柿等の果実類、イカや魚等の魚貝類の複数の乾燥装置を統合的にセンタで制御し、管理するシステムも提案されていない。
一方、他の分野ではこのような管理、運用システムが構築されている。例えば、特許文献1は複数の発電設備を管理、運用するシステムの発明であり、複数の発電設備をトータルで考え、省エネルギーの観点から、連係ケーブルを介し相互に電力を融通し合い、効率的な運用方法を提案している。
特開2008−005684号公報
そこで、各所に設置された干し芋の乾燥装置について、これらの乾燥装置をネットワークによって一括制御し、管理できれば、効率よく干し芋の製造を行うことができる。また、干し芋の乾燥装置のみならず、例えばカボチャや人参等の乾燥野菜の製造や、ドライフルーツの製造、スルメや干物の製造等においてもネットワークを介して、これらの乾燥装置をセンタで一括制御し、管理できれば、より効率のよい乾燥食品の製造が可能になる。
そこで、本発明は、乾燥芋や乾燥野菜、ドライフルーツ、スルメや干物等を製造する乾燥装置であって、これらの乾燥装置の複数をインターネットやワイファイ(Wi−Fi)等のネットワークを介して、センタのサーバによって制御、管理し、効率よく乾燥食品を製造する乾燥装置の制御システムを提供するものである。また、この時サーバによって管理する複数の乾燥装置には、乾燥対象食品毎に長年の研究と実際に乾燥食品を製造しながら乾燥条件をシュミレーションして得られた最適な制御データが提供され、最適な作業環境で乾燥食品の製造を行うことが可能となる。
上記課題は本発明によれば、複数の乾燥装置とネットワークを介して接続された管理サーバとを有する乾燥装置の制御システムであり、前記乾燥装置は、外気の温度と湿度を計測する外気温度及び湿度測定手段と、装置内の温度と湿度を計測する装置内温度及び湿度測定手段と、乾燥処理の対象である食品の乾燥度を計測する計測手段と、装置内の駆動状況の情報を送信する送信手段と、を備え、前記管理サーバは、前記装置内の駆動状況の情報を受信する受信手段と、前記対象食品の乾燥処理を最適に行う制御データを記憶する記憶手段と、を備え、前記外気温度及び湿度測定手段によって測定した外気温度と外気湿度、及び前記装置内温度及び湿度測定手段によって測定した装置内の温度と湿度、更に前記対象食品の乾燥度の情報を前記受信手段によって受信し、前記記憶手段を検索し、前記対象食品の乾燥処理を最適に行う制御データを読み出し、前記乾燥装置に該制御データを送信し、前記乾燥装置内のファン、ヒータ、及び循環ダクト内の複数の弁を駆動制御する複数の乾燥装置の制御システムを提供することによって達成できる。
また、上記課題は本発明によれば、ネットワークを介して複数の乾燥装置と接続された管理サーバであって、前記複数の乾燥装置の駆動状態を受信する受信手段と、前記複数の乾燥装置の乾燥対象食品の乾燥処理を最適に行う制御データを記憶する記憶手段と、を備え、前記複数の乾燥装置の何れかの乾燥装置から外気温度と外気湿度、装置内の温度と湿度、前記乾燥対象食品の乾燥度の情報が前記受信手段を介して入力すると、前記記憶手段を検索し、前記乾燥対象食品の乾燥処理を最適に行う制御データを読み出し、対応する乾燥装置に該乾燥装置内のファン、ヒータ、及び循環ダクト内の複数の弁を駆動制御する前記制御データを送信する管理サーバを提供することによって達成できる。
また、上記課題は本発明によれば、ネットワークを介して複数の乾燥装置と接続された管理サーバの制御プログラムであって、前記複数の乾燥装置の何れかの乾燥装置から外気温度と外気湿度、装置内の温度と湿度、乾燥対象食品の乾燥度の情報を受信する処理と、前記複数の乾燥装置の乾燥対象食品の乾燥処理を最適に行う制御データを記憶する記憶手段から、前記乾燥対象食品の乾燥処理を最適に行う制御データを読み出す処理と、対応する乾燥装置に該乾燥装置内のファン、ヒータ、及び循環ダクト内の複数の弁を駆動制御する前記制御データを送信する処理と、をコンピュータに実行される制御プログラムを提供することによって達成できる。
本発明によれば、乾燥芋や乾燥野菜、ドライフルーツ等の製造に必要な乾燥装置であって、天候や季節に影響されず、装置内の温度と湿度と風速を最適に制御し、効率よく乾燥を行う乾燥装置を提供すると共に、これらの乾燥装置の複数をインターネットやワイファイ(Wi−Fi)等のネットワークを介して管理し、一括して制御、管理することによって、各種乾燥食品の製造をより効率よく行うことができる。
本実施形態の複数の乾燥装置の制御システムのシステム構成図である。 管理サーバの構成を示す図である。 記憶装置の構成を説明する図である。 本実施形態の制御システムに接続された乾燥装置の正面図である。 乾燥装置の内部構成を説明する図である。 乾燥装置の中央部の断面図である。 乾燥装置の中央部の断面図である。 乾燥装置内の制御部の構成を示す図である。 本制御システムを使用した干し芋の乾燥処理を説明するフローチャートである。 本制御システムを使用した干し芋の乾燥処理を説明するフローチャートである。 乾燥度の計算処理を説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本実施形態の複数の乾燥装置の制御システムのシステム構成図である。同図において、本システムは管理サーバである管理装置30と複数の乾燥装置1a〜1dで構成されている。
複数の乾燥装置1a〜1dは、例えばさつま芋の産地や、カボチャや人参等の野菜の産地、更にブドウや柿等の果実類の産地に設置された設備である。例えば、ある設備は山梨県に設置された干し芋の製造の為の乾燥装置であり、ある設備は長野県に設置された乾燥野菜の製造の為の乾燥装置であり、ある設備は山梨県の勝沼に設置された干しブドウの製造の為の乾燥装置である。
本例においては、例えば乾燥装置1a、1bは干し芋の乾燥装置として説明し、乾燥装置1cは乾燥野菜の乾燥装置として説明し、乾燥装置1dは干しブドウの乾燥装置として説明する。
夫々の乾燥装置1a〜1dには通信装置31a〜31dが設置され、この通信装置31a〜31dはインターネットやWi−Fi等の通信回線(ネットワーク)を介して管理装置30に接続されている。そして、この通信装置31a〜31dを使用して各乾燥装置1a〜1dは管理装置30との間で情報の授受を行う。例えば、乾燥装置1a〜1dから管理装置30に対して自己の乾燥装置1a〜1dの駆動状況の情報を送信し、管理装置30から乾燥装置1a〜1dに対して乾燥対象である乾燥食品の制御データや管理情報を送信する。
管理装置30はサーバとして機能し、例えば乾燥装置1a、1bの場合、対象は干し芋の製造であり、乾燥装置1a又は1bから送信された駆動状況の情報に基づいて、当該乾燥装置を最適に制御するべき制御データを送信する。また、乾燥装置1cの場合、対象は乾燥野菜の製造であり、乾燥装置1cから送られた駆動状況の情報に基づいて、乾燥装置1cに乾燥野菜の製造に最適な制御データを送信する。同様に、乾燥装置1dの場合、対象はドライフルーツの製造であり、乾燥装置1dから送られた駆動状況の情報に基づいて、乾燥装置1dにドライフルーツの製造に最適な制御データを送信する。
このため、管理装置30には各乾燥装置1a〜1dを制御するための情報を後述する記憶装置にデータベースとして記憶している。
尚、夫々の乾燥装置1a〜1dを無人で管理する場合には、コールセンタ32を設け、インターネット網を使用してコールセンタ32に通知する。この場合、図1に示す、例えばメンテナンス会社33には作業者が常駐し、コールセンタ32からの通知に従って管理が必要な無人の乾燥装置1に向かわせる。例えば、乾燥装置1bを無人で管理する場合、原料である芋を乾燥装置1bに搬入し、また乾燥が完了した干し芋を乾燥装置1bからの搬出する際の作業の為に作業者を当該設備に向かわせる。
このことは乾燥野菜の製造やドライフルーツの製造であっても同様であり、原料の搬入や完成品の搬出作業に必要である。また、乾燥装置1に何らかのトラブルが発生した場合にも、同様にコールセンタ32からメンテナンス会社33に通知され、管理会社33から作業者を対象となる乾燥装置1に向かわせる。
図2は上記管理装置30のサーバの構成を説明する模式図であり、CPU34、ROM35、RAM36等で構成され、ROM35に記憶されたプログラムに従って本例の処理を行い、必要に応じてサーバに接続された記録装置37にアクセスする。
また、ディスプレイ38には必要な情報が表示され、通信回線を介して前述の乾燥装置1a〜1dとの間で情報の授受が行われる。尚、本例の管理及び制御はROM35に記憶されたプログラムに従って実行されるが、同図に示すようにコンピュータに配設されたメディアドライバ39にUSBやブルーレイ等の記録媒体40を装着し、この記録媒体40から上記プログラムを読み出して使用する構成としてもよい。
記録装置37には干し芋、乾燥カボチャや乾燥人参等の乾燥野菜、干しブドウや干し柿等のドライフルーツの製造に対応した制御データがデータベースとして構築され、夫々乾燥度や温度、湿度等の情報に対応して最適な制御データが記憶されている。また、これらのデータは長年の研究と実績によって得られたデータであり、具体的には干し芋等の乾燥加工の対象食品毎に、夫々対象となる食品を作りながら最適な乾燥条件をシュミレーションし、コンピュータプログラムとして開発したデータである。
例えば、干し芋の場合、乾燥度や温度及び湿度等の情報に対応して、後述するファンや、ヒータ、3個のダクト弁等を制御するための情報を長年の研究成果としてデータベースに記憶している。したがって、例えば乾燥装置1a、1bから芋の乾燥度や温度、湿度等の情報が送信されると、記録装置37の対応するデータベースを検索し、当該装置の駆動状況に対応した制御データを送信する。
このことは、他の乾燥野菜やドライフルーツの場合でも同様であり、例えば乾燥野菜の製造設備である乾燥装置1cからカボチャの乾燥度や温度、湿度等の情報が送信されると、記録装置37の対応するデータベースを検索し、当該状況に対応したファンや、ヒータ、ダクト弁等を制御するための最適な制御データを送信する。
同様に、例えばドライフルーツの製造設備である乾燥装置1dから干しブドウの乾燥度や温度、湿度等の情報が送信されてくると、記録装置37の対応するデータベースを検索し、当該状況に対応したファンや、ヒータ、ダクト弁等を制御するための最適な制御データを送信する
この為、図3に示すように、干し芋、乾燥野菜、ドライフルーツ夫々について送信される乾燥度や温度、湿度等の情報に対応して制御データを記憶するデータベース41、42、43・・が構築されている。そして、各データベースには対象である乾燥食品の制御データが記憶されている。
例えば、干し芋のデータベース41の場合、測定データ記憶部41aと、最適制御データ記憶部41bを備え、測定データ記憶部41aの情報に基づいて最適制御データ記憶部41bを検索し、後述する制御対象である乾燥装置のファンやヒータの駆動制御、及び弁の開閉制御を行う為の最適な制御データを読み出す。
測定データ記憶部41aには上記後述する外気温度計及び外気湿度計で測定した外気温度及び外気湿度のデータ、内部温度計及び内部湿度計で測定した装置内(ラック近傍)の温度及び湿度のデータ、及び芋の乾燥度のデータが記憶される。
また、最適制御データ記憶部41bには、上記測定データ記憶部41aの測定データに対応した条件での最適な制御データが記憶されている。具体的にはファン駆動制御データ記憶部41b−1、ヒータ駆動制御データ記憶部41b−2、弁開閉制御データ記憶部41b−3を備え、夫々測定データに対応した最適な制御データが記憶されている。
尚、他の乾燥食品である乾燥野菜やドライフルーツのデータベースである42、43についても同様であり、測定データ記憶部42a又は43aと、最適制御データ記憶部42b又は43bを備え、最適制御データ記憶部42b又は43bには、上記測定データ記憶部42a又は43aの測定データに対応した条件での最適な制御データが記憶されている。
一方、図4は管理装置30にネットワークを介して接続された乾燥装置の例であり、乾燥装置の正面図を示す。尚、同図において説明する乾燥装置は、前述の複数の乾燥装置1a〜1dの中で、代表して芋の乾燥装置である乾燥装置1aの例で説明する。以後の説明では、乾燥装置1aを、乾燥装置の代表例として乾燥装置1として説明する。
先ず、乾燥装置1には中央部に制御パネル兼モニタ部2が位置し、左右に乾燥室3、4が設けられている。乾燥装置1の中央内部には後述するコンピュータが内蔵された制御部や、ダクトを流れる空気を加熱するヒータ、ダクトに流れる乾燥風の風量を制御するファン等が配設されている。
左右に設けられた乾燥室3及び4には夫々両開きの扉5、6が設けられ、例えば扉5に設けられた取手5aを握持して左右に開くことによって、乾燥室3を開放することができる。同様に、扉6に設けられた取手6aを握持して左右に開くことによって、乾燥室4を開放することができる。
乾燥室3及び4は共に同じ構造であり、夫々台車に載せられた2台のラックを収納できる構造である。図5は乾燥装置1の内部構成を説明する図である。上記のように左右の乾燥室3及び4には夫々2台の台車8に載せられた2台のラック9が設置され、夫々のラック9には上記のように20段のトレー10が設けられている。したがって、本例の乾燥装置1は4ラック80トレーモデルの、例えば干し芋の乾燥装置である。
尚、台車8には不図示の位置に荷重計が設けられ、ラック9上に収納された芋の荷重が計測される。この荷重計の計測処理については後述する。
ここで乾燥室3及び4に設けられたラック9は同じ構造であるが、本実施例の説明上、乾燥室3側の2台のラック9を9a、9bとして説明し、乾燥室4側の2台のラック9を9c、9dとして説明する。また、ラック9を載せる台車8についても、同様にラック9a〜9dに対応して、台車8a〜8dとして説明する。
図6は乾燥装置1の中央部の断面図である。前述のように、乾燥装置1の前面には制御パネル兼モニタ部2が設けられ、内部に後述する制御部が設けられている。中央の本体循環ダクト11は左右の乾燥室3及び4に最適な状態に制御された温度と湿度の乾燥風を送る為のダクトであり、この本体循環ダクト11を流れる乾燥風の温度と湿度は制御部によって最適な状態に制御される。
ファン12は制御された温度と湿度の空気を乾燥室3及び4に送る為の装置であり、回転軸12aに架け渡させた動力伝達ベルト13を介してモータ14に接続されている。したがって、モータ14の駆動を制御することによって、モータ14側の回転軸14aの回転速度を調整し、本体循環ダクト11に流す乾燥風の風量を制御する。尚、モータ14には外気を導入する外気導入口14bが設けられ、モータ14は遮熱カバー14cで覆われている。
本体循環ダクト11にはヒータ15が突出して設けられ、本体循環ダクト11に流れる乾燥風を最適温度に調整する。このヒータ15は、例えばシーズヒータであり、本体循環ダクト11に突出するパイプの中に電気絶縁材を介して発熱線が配設され、制御部の制御によって発熱線が加熱制御される。
また、本体循環ダクト11には分岐して外気を導入する吸気ダクト11aと装置内の熱気を機外に排出する排気ダクト11bが設けられている。尚、吸気ダクト11aは乾燥装置1の裏面に設けられた不図示の吸気口まで延設され、排気ダクト11bも乾燥装置1の裏面に設けられた不図示の排気口まで延設されている。また、吸気ダクト11aには弁16aが設けられ、排気ダクト11bには弁16bが設けられ、制御部の制御に従って開閉制御が行われる。尚、ここで、弁16aを以下では吸気ダクト弁で示し、弁16bを排気ダクト弁で示す。
尚、本体循環ダクト11の上部は乾燥室3及び4側の上部に連通しており、ファン12は左右は乾燥室3及び4の下部に連通しており、ファン12によって風量が制御される乾燥風は、本体循環ダクト11を介して左右の乾燥室3及び4に送られ、ファン12に戻る構造である。また、夫々の乾燥室3及び4に送られた乾燥風はラック9に並列に設置されたトレー内を均一に流れ、干し芋の最適な乾燥環境を形成する。
本体循環ダクト11にも弁(以後、本体循環ダクト弁で示す)17が設けられ、制御部の制御に従って開閉制御が行われる。尚、図6に示す状態は、上記吸気ダクト弁16a及び排気ダクト弁16bが閉じた状態であり、本体循環ダクト弁17が開いた状態を示す。
一方、図7は上記吸気ダクト弁16a及び排気ダクト弁16bが開いた状態であり、本体循環ダクト弁17が閉じた状態を示す図である。この場合、乾燥風の流れは不図示の吸気口から導入された外気は吸気ダクト11a及び本体循環ダクト11内を矢印c1、c2方向に流れ、左右に乾燥室3及び4で干し芋の乾燥に使用された後、ファン12を通して本体循環ダクト11及び排気ダクト16b内を矢印c3、c4方向に流れ、不図示の排気口から外部に排出される。
図8は上記ファン12やヒータ15、3個の弁(吸気ダクト弁16a、排気ダクト弁16b、本体循環ダクト弁17)の駆動制御を行う制御装置の構成を示す図である。制御装置の中心である制御部18はCPUやROM、RAM等で構成され、前述の管理装置30から送信される制御データに従ってファン12の回転制御やヒータ15の加熱制御を行う。
また、送受信部29は前述の通信装置31a〜31dとの間で情報の授受を行う機能を有し、制御部18から干し芋の乾燥度や、装置内外の温度及び湿度の情報を送信部29a、通信装置31aを介して管理装置30のサーバに送り、管理装置30から対応する制御データを通信装置31a、受信部29bを介して受信する。この制御データは前述のように、当該乾燥装置1の駆動状況に対応した制御データである。
荷重計7(7a〜7d)は前述のように台車8a〜8dに対応して設置されており、夫々の台車8a〜8dに載せられたラック9の自重とラック9に並べられた芋の荷重の加算値を計測し、荷重データとして制御部18に送信する。この荷重計7(7a〜7d)による荷重測定は所定の時間間隔で行われ、制御部18では所定の時間間隔で送信される荷重データを使用して干し芋の乾燥度を計算し、以後の乾燥制御に使用する。
外気温度計20は本例の乾燥装置1が設置された周辺の外気の温度を測定し、外気湿度計21は、同様に本例の乾燥装置1が設置された周辺の外気の湿度を測定し、測定した温度データ及び湿度データを制御部18に送信する。尚、外気温度計20及び外気湿度計21は必ずしも乾燥装置1の壁部に設ける必要はなく、例えば乾燥装置1の近傍に独立して温度計と湿度計を設ける構成としてもよい。
内部温度計22は、例えば本体循環ダクト11内に設けられ、本体循環ダクト11内を流れる空気の温度を測定し、内部湿度計23は同様に本体循環ダクト11内を流れる空気の温度を測定し、測定した温度データ及び湿度データを制御部18に送信する。尚、この内部温度計22及び内部湿度計23についても、必ずしも本体循環ダクト11内に設ける必要はなく、例えば左右に乾燥室3及び4内に設ける構成としてもよい。
制御部18は上記荷重計7(7a〜7d)から送信される荷重データ、及び外気温度計20と外気湿度計21、内部温度計22と内部湿度計23から送信される温度及び湿度データに基づいて干し芋の乾燥制御を行う。
以上の構成において、以下に本例の制御システムを使用した干し芋の乾燥方法を具体的に説明する。
図9及び図10は本例の制御システムを使用した干し芋の乾燥処理を説明するフローチャートである。尚、同図に示す左側は乾燥装置1の処理を説明するものであり、同図に示す右側は管理装置(管理サーバ)30の処理を説明するものである。
先ず、乾燥装置1では平板状にスライスした芋を前述の4台のラック9a〜9d(20段のトレー)に並べ、ラック9a〜9dを対応する台車8a〜8dに載せ、左右に乾燥室3及び4に収納する(ステップ(以下、Sで示す)1)。
次に、この状態で夫々の扉5、6を閉じ、例えば制御パネル兼モニタ部2に設けられた電源スイッチを投入する(S2)。この電源スイッチの投入によって、制御部18は駆動を開始し、先ず荷重計7(7a〜7d)に測定開始信号を送信し、以後所定間隔毎に荷重計7(7a〜7d)からの荷重データを受信する(S3)。
また、外気温度計20と外気湿度計21から乾燥装置1周辺の外気温度及び外気湿度のデータを取得する(S4)。さらに、内部温度計22と内部湿度計23から乾燥装置1内部の温度と湿度のデータを取得する(S5)。
次に、荷重計7(7a〜7d)からの荷重情報に基づいて、芋の乾燥度を計算する(S6)。この乾燥度の計算は、図11に示すフローチャートに従って行い、先ず投入当初の荷重計7(7a〜7d)による荷重データを読み出し(ステップ(以下、STで示す)1)、次に所定間隔で行う荷重計7(7a〜7d)からの荷重データを読み出し(ST2)、投入当初の荷重計7(7a〜7d)による荷重データと比較して乾燥度を計算する(ST3)。
次に、上記処理によって取得した乾燥装置1周辺の外気温度及び外気湿度のデータ、乾燥装置1内の温度及び湿度のデータ、及び計算した乾燥度のデータを送受信部29から通信装置31aを介して管理装置30のサーバに送信する(S7)。
管理装置30では乾燥装置1a〜1dから送信される情報の入力を待っており(ステップ(以下、STPで示す)1)、乾燥装置1(1a)から芋の乾燥度の情報、及び装置内外の温度や湿度の情報を受信すると(STP2がYES)、前述の記憶装置37のデータベースを検索する(STP3)。そして、対応する制御データを読み出す(STP4)。
すなわち、管理装置30側のサーバは受信した駆動状況の情報に基づいて、乾燥対象が芋であり、干し芋の乾燥制御の為のデータベース41を検索し、更に受信した芋の乾燥度や、当該装置内外の温度及び湿度の情報から最適制御データ記憶部41bに記憶された最適な制御データを読み出す。
次に、取得した制御データを対応する乾燥装置1に送信する(STP5)。乾燥装置1ではサーバからの制御データの入力を待っており(S8)、制御データは通信装置31a、及び送受信部29を介して乾燥装置1の制御部18に入力すると(S8がYES、S9)、制御部18はサーバからの制御データに従って、ファン駆動制御部24に制御信号を送り、ファン12の駆動を開始する(図10に示すフローチャートのS10)。また、ヒータ駆動制御部25に制御信号を送り、ヒータ15の温度制御を開始する(S11)。
この時、サーバから受信した制御データは、装置の駆動状況の情報に対応した芋の乾燥に最適な制御データであり、ファン12とヒータ15はこの制御データに従って芋の乾燥処理を行う。
また、上記サーバから受信した制御データは最適な駆動条件には3個の弁、即ち吸気ダクト弁16a、排気ダクト弁16b、本体循環ダクト弁17の開閉指示情報も含まれ、この情報に従って、制御部18は弁開閉制御部26(各駆動制御部26a〜26c)に開閉制御信号を送り、各弁を開状態又は閉状態に設定する。
その後、所定の時間間隔で取得する荷重計7(7a〜7d)からの荷重データに従って、乾燥度が順次計算され(S6)、当該計算結果が最適な乾燥度に一致したか判断する(S12)。尚、製品として出荷できる最適な乾燥度の情報も前述のサーバ側の記憶装置37に記憶されている。
ここで、芋の乾燥度が最適値に達していない場合、判断(S12)はNOである。したがって、制御部18はファン12及びヒータ15の駆動制御を継続する。
この間、制御部18は送受信部29、及び通信装置31aを介して管理装置30のサーバに乾燥度、温度や湿度の情報を送信し、サーバからの制御データに従ってファン12及びヒータ15の駆動制御を継続する。また、制御部18は弁開閉制御部26(各駆動制御部26a〜26c)に開閉指示信号を送り、吸気ダクト弁16a、排気ダクト弁16b、本体循環ダクト弁17を開状態又は閉状態に設定する。
その後、上記処理を繰り返し(S3〜S12)、左右の乾燥室3、4内に収納された芋の乾燥度を所定間隔で計算し、計算結果である乾燥度に基づいてサーバからの最適な駆動条件の制御データを読み出し、この最適な駆動条件に従ってファン12、ヒータ15、及び3個の弁の開閉制御を行う。
以後上記処理を繰り返し、芋の乾燥度が最適値に達すると(S12)がYES、乾燥室3、4内のラック9a〜9dに並べられた芋の乾燥度が製品として最適な状態に達したものと判断して、処理を終了する(S13)。
以上のように、本例の乾燥装置の制御システムを使用することによって、サーバのデータベースに記憶された各乾燥度に最適な制御を行うことができ、効率よく干し芋の製造を行うことができる。したがって、極めて効率よく干し芋を製造ことができ、外気を使用するにも関わらず、天候や季節に影響されず、装置内の温度と湿度と風速を最適に制御し、優れた品質の干し芋を製造できる乾燥装置を提供することができる。
上記制御は干し芋の乾燥装置1の制御を説明する処理であり、カボチャや人参等の野菜類の乾燥装置1cの場合にも同様であり、乾燥装置1cからの情報が管理装置30のサーバに入力した場合にも同様の処理が行われる。すなわち、管理装置30は他の乾燥装置1b〜2dからの駆動状況の情報の受信も待っており(STP7)、他の乾燥装置1b〜2dからの駆動状況の情報の受信があれば、同様に対応する。
例えば、野菜類の乾燥装置1cから情報が入力した場合、乾燥対象がカボチャや人参等の野菜であり、当該野菜の乾燥制御の為のデータベース42を読み出し、更に受信した野菜の乾燥度や、当該装置の外気温度及び外気湿度の情報から当該データベースを検索し、最適な制御データを読み出し、乾燥装置1cに送信し、最適な乾燥条件で乾燥処理を行うことができる。
また、ブドウや柿等の果実類の乾燥装置1dの場合、乾燥装置1dからの情報が管理装置30のサーバに入力した場合にも同様の処理が行われる。例えば、乾燥装置1dから情報が入力した場合、乾燥対象が干しブドウや干し柿等のドライフルーツであり、当該ドライフルーツ乾燥制御の為のデータベース43を読み出し、更に受信した乾燥度や、当該装置の外気温度及び外気湿度の情報から当該データベースを検索し、最適な制御データを読み出し、乾燥装置1dに送信し、最適な乾燥条件で乾燥処理を行うことができる。
1、1a、1b、1c、・・・・・乾燥装置
2・・・制御パネル兼モニタ部
3、4・・乾燥室
5、6・・扉
7、7a〜7d・・荷重計
8、8a〜8d・・台車
9、9a〜9d・・ラック
10・・トレー
11・・本体循環ダクト
11a・・吸気ダクト
11b・・排気ダクト
12・・ファン
12a・・回転軸
13・・動力伝達ベルト
14・・モータ
14a・・モータ回転軸
14b・・外気導入口
14c・・遮熱カバー
15・・ヒータ
16a・・吸気ダクト弁
16b・・排気ダクト弁
17・・本体循環ダクト弁
18・・制御部
20・・外気温度計
21・・外気湿度計
22・・内部温度計
23・・内部湿度計
24・・ファン駆動制御部
25・・ヒータ駆動制御部
26・・弁開閉制御部
26a〜26c・・駆動制御部
29・・送受信部
29a・・送信部
29b・・受信部
30・・管理装置
31a〜31d・・通信装置
32・・コールセンタ
33・・メンテナンス会社
34・・CPU
35・・ROM
36・・RAM
37・・記録装置
38・・ディスプレイ
39・・メディアドライバ
40・・記録媒体
41〜43・・データベース
41a、42a、43a・・測定データ記憶部
41b、42b、43b・・最適制御データ記憶部
41b−1・・ファン駆動制御データ記憶部
41b−2・・ヒータ駆動制御データ記憶部
41b−3・・弁開閉制御データ記憶部

Claims (7)

  1. 複数の乾燥装置とネットワークを介して接続された管理サーバとを有する複数の乾燥装置の制御システムであり、
    前記乾燥装置は、外気の温度と湿度を計測する外気温度及び湿度測定手段と、装置内の温度と湿度を計測する装置内温度及び湿度測定手段と、乾燥処理の対象である食品の乾燥度を計測する計測手段と、装置内の駆動状態を送信する送信手段と、を備え、
    前記管理サーバは、前記装置内の駆動状態を受信する受信手段と、前記対象食品の乾燥処理を最適に行う制御データを記憶する記憶手段と、を備え、
    前記外気温度及び湿度測定手段によって測定した外気温度と外気湿度、及び前記装置内温度及び湿度測定手段によって測定した装置内の温度と湿度、更に前記対象食品の乾燥度の情報を前記受信手段によって受信し、前記記憶手段を検索し、前記対象食品の乾燥処理を最適に行う制御データを読み出し、前記乾燥装置に該制御データを送信し、前記乾燥装置内のファン、ヒータ、及びダクト内の複数の弁を駆動制御することを特徴とする複数の乾燥装置の制御システム。
  2. 前記複数の弁は、本体循環ダクトに設けられた本体循環ダクト弁、外気を前記装置内に導入する吸気ダクトに設けられた吸気ダクト弁、及び前記装置内の空気を外部に排出する排気ダクトに設けられた排気ダクト弁であり、前記記憶手段から読み出した制御情報に基づいて、前記3個の弁の開閉制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の複数の乾燥装置の制御システム。
  3. 前記乾燥処理の対象食品は、さつま芋等の芋類、又はカボチャや人参等の野菜類、更にブドウや柿等の果実類の食品であることを特徴とする請求項1、又は2に記載の複数の乾燥装置の制御システム。
  4. 前記ファンは、前記記憶手段から読み出した制御情報に基づいて、強力乾燥、又は中強乾燥、又は仕上乾燥を行い、最適な条件で前記乾燥対象食品の乾燥処理を行うことを特徴とする請求項1、2、又は3に記載の複数の乾燥装置の制御システム。
  5. 前記ヒータは、シーズヒータ、又はボイラー型ヒータであり、前記記憶手段から読み出した制御情報に基づいて、最適な条件で加熱制御を行い、前記乾燥対象食品の乾燥処理を行うことを特徴とする請求項1、2、3、又は4に記載の複数の乾燥装置の制御システム。
  6. ネットワークを介して複数の乾燥装置と接続された管理サーバであって、
    前記複数の乾燥装置の駆動状態を受信する受信手段と、前記複数の乾燥装置の乾燥対象食品の乾燥処理を最適に行う制御データを記憶する記憶手段と、を備え、
    前記複数の乾燥装置の何れかの乾燥装置から外気温度と外気湿度、装置内の温度と湿度、前記乾燥対象食品の乾燥度の情報が前記受信手段を介して入力すると、前記記憶手段を検索し、前記乾燥対象食品の乾燥処理を最適に行う制御データを読み出し、対応する乾燥装置に該乾燥装置内のファン、ヒータ、及びダクト内の複数の弁を駆動制御する前記制御データを送信することを特徴とする管理サーバ。
  7. ネットワークを介して複数の乾燥装置と接続された管理サーバの制御プログラムであって、
    前記複数の乾燥装置の何れかの乾燥装置から外気温度と外気湿度、装置内の温度と湿度、乾燥対象食品の乾燥度の情報を受信する処理と、
    前記複数の乾燥装置の乾燥対象食品の乾燥処理を最適に行う制御データを記憶する記憶手段から、前記乾燥対象食品の乾燥処理を最適に行う制御データを読み出す処理と、
    対応する乾燥装置に該乾燥装置内のファン、ヒータ、及びダクト内の複数の弁を駆動制御する前記制御データを送信する処理と、
    をコンピュータに実行されることを特徴とする制御プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023000451A1 (zh) * 2021-07-19 2023-01-26 浙江岭工电器股份有限公司 一种烘干房暖风机物联网集中控制系统
KR20230084926A (ko) * 2021-12-06 2023-06-13 ㈜더프라이밍 건조기 컨트롤러

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