JP2019207081A - 多板型熱交換器 - Google Patents

多板型熱交換器 Download PDF

Info

Publication number
JP2019207081A
JP2019207081A JP2018103073A JP2018103073A JP2019207081A JP 2019207081 A JP2019207081 A JP 2019207081A JP 2018103073 A JP2018103073 A JP 2018103073A JP 2018103073 A JP2018103073 A JP 2018103073A JP 2019207081 A JP2019207081 A JP 2019207081A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
heat exchanger
fluid
rising wall
cut
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018103073A
Other languages
English (en)
Inventor
繁和 山本
Shigekazu Yamamoto
繁和 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
T Rad Co Ltd
Original Assignee
T Rad Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by T Rad Co Ltd filed Critical T Rad Co Ltd
Priority to JP2018103073A priority Critical patent/JP2019207081A/ja
Publication of JP2019207081A publication Critical patent/JP2019207081A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

【課題】第1流体と第2流体とが方形のプレート内で流通するものにおいて、プレートの各部における熱交換性能を向上させた多板型熱交換器を提供する。【解決手段】各プレート内部にインナーフィンを配置したものにおいて、インナーフィンの稜線方向をプレートの周縁に対して斜めに配置され、その稜線に導かれて立上壁1a、1bに衝突する各流体11、12が、そこで斜めに流路を変えられ、その結果、全体として両流体11、12がその入口からその出口に流路を曲折して流通するように構成されたことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、主としてオイルクーラに最適な多板型熱交換器に関し、より詳しくは、プレート全体の熱交換性能の向上を図ったものに関する。
下記特許文献1には、多数の皿状プレートを積層して内部にインナーフィンを配置したプレート式熱交換器が記載されている。この熱交換器は、皿状プレートを交互に積層して一枚置きに第1流体と第2流体とを流通させ、両流体間に熱交換を行うものである。
熱交換器は、第1流体の出入口がプレートの一方の長辺側の両端に配置され、第2流体の出入口が他方の長辺側の両端部に配置されている。そして、各プレートの間にはオフセットフィンが介装されている。
オフセットフィンは、金属板が波形に曲折されると共に、その波の頂部の両側に凹部と凸部とが交互に切り起こしされたものである。そして流体は、その切り起こしの平面に沿って流通する。
特開2003−185375号公報
上記の従来技術は、第1流体と第2流体との各出入口が長辺側の両端に夫々配置され、両流体が全体として平行に流通するので、各プレートの各部における熱交換量にバラツキが生じる。
そこで、本発明は可能な限り両流体が金属板を隔てて平面視で交差するように流通させ、各部における熱交換を促進させることを目的とする。
請求項1に記載の本発明は、内周に互いに対向する二対の立上壁1,2を有する略方形で、その内周と相手方の外周とが互いに整合する皿状の第1プレート3と第2プレート4との積層体からなり、その四隅部に一対ずつの流体の出入口5,6が開口し、一枚おきに第1流体11のための第1流路7と、第2流体12のための第2流路8とが交互に形成されると共に、各流路7,8に波形に曲折されたインナーフィン9,10が配置され、第1流体11の一対の出入口5が第1プレート3の一方側の前記立上壁1aに隣接して配置されていると共に、第2流体12の一対の出入口6が第2プレート4の他方側の前記立上壁1bに隣接して配置された多板型熱交換器において、
前記各インナーフィン9,10は、平面外周が第1プレート3および第2プレート4の立上壁1,2の内周に整合するように切断形成されると共に、前記波形の各稜線が方形のプレートの前記立上壁1a,1bに対して斜め方向に配置され、その稜線に導かれて立上壁1a,1bに衝突する各流体11,12が、そこで斜めに流路を変えられ、
その結果、全体として両流体11,12がその入口からその出口に流路を曲折して流通するように構成されたことを特徴とする多板型熱交換器である。
請求項2に記載の本発明の各インナーフィン9,10は、波形の稜線の両側に凸部16と凹部17が波の進行方向に交互に切り起こし形成されて、その両側壁に多数の切り起こし縁部が形成されたものからなり、その波形の各稜線の中心線Lは全体として直線的で、各立上壁1,2に対して傾斜して配置され、全体の外周縁が前記立上壁1,2に整合するように切断されてなる請求項1に記載の多板型熱交換器である。
請求項3に記載の本発明の各インナーフィン9,10は、波形の稜線の中心線Lが平面視で、蛇行してなり且つ、稜線全体が前記立上壁1,2に対して斜め方向に配置され、全体の外周が前記立上壁1,2に整合するように切断されてなる請求項1に記載の多板型熱交換器である。
請求項4に記載の本発明の各インナーフィン9,10は、前記立上壁1,2に対して、波形の稜線の中心線Lが平面視で、斜め方向に直線的に配置されてなり、全体の外周が前記立上壁1,2に整合するように切断されてなる請求項1に記載の多板型熱交換器である。
本発明の熱交換器は、第1プレート3の一方側の立上壁1aに隣接して第1流体11の出入口5が存在し、第2プレート4の他方側の立上壁1bに隣接して第2流体12の出入口6が存在する。そして各プレート3,4内のインナーフィン9,10の稜線が方形のプレートの立上壁に対して斜め方向に配置されている。そのため、各入口から稜線に沿って導かれた各流体は夫々対向する反対側の立上壁1,2に衝突し、そこで斜めに流路を変えられる。そして全体として両流体がその入口からその出口に流路を曲折するので、互いの流路が平面視で交わるように流通する。それにより、両流体の熱交換が促進される。
本発明の多板型熱交換器であって、(A)はインナーフィン9を内装した第1プレート3の平面図、(B)はインナーフィン10を内装した第2プレート4の平面図。 第1プレート3,第2プレート4に収納されるインナーフィン9,10の斜視略図。 第1流体11の流線と第2流体12の流線との概略を示す平面図。 同多板型熱交換器の分解斜視図。 本発明の第2実施例の多板型熱交換器であって、(A)はインナーフィン9を内装した第1プレート3の平面図、(B)はインナーフィン10を内装した第2プレート4の平面図。 本発明の第3実施例の多板型熱交換器であって、(A)はインナーフィン9を内装した第1プレート3の平面図、(B)は同インナーフィン9の斜視略図。 本発明の第4実施例の多板型熱交換器であって、(A)はインナーフィン9を内装した第1プレート3の平面図、(B)はインナーフィン9の斜視略図。
次に、図面に基づいて本発明の実施の形態につき説明する。
この多板型熱交換器は、主としてオイルクーラに最適なものに関する。
熱交換器は、図4に示す如く、第1プレート3と第2プレート4とが交互に積層されると共に、その積層方向の上下両端に端板14とベースプレート15とが配置される。そして、第1プレート3,第2プレート4にはインナーフィン9,10が内装される。
第1プレート3及び第2プレート4並びに端板14は、夫々略長方形の皿状に形成され、その外周が外向きのテーパーに形成されて、その長辺である立上壁1と短辺である立上壁2とが一対ずつ対向する。第1プレート3の一方側の立上壁1aには、一対の出入口5がその両端部に開口する。また、第2プレート4には一対の出入口6が他方側の立上壁1bの両端に開口する。
さらに、第1プレート3には前記他方側に一対の連通孔13が膨出され、第2プレート4には一対の連通孔13が前記一方側に膨出する。そして第1プレート3内にはインナーフィン9が、第2プレート4内にはインナーフィン10が内装される。インナーフィン9,10は、出入口5,出入口6,連通孔13に整合する位置に孔が形成されている。
そして、第1流体11として例えばオイルが一方のパイプ19から他方のパイプ19にインナーフィン9を介して供給される。また、第2流体12として例えば冷却水が一方のパイプ19から他方のパイプ19にインナーフィン10を介して、図4の如く供給される。
(発明の特徴)
ここにおいて本発明の特徴とするところは、インナーフィン9,10の配列の向きにある。インナーフィン9,10は、図2に示す如く、金属板を波形に折り曲げると共に、その波の両側に凸部16と凹部17とが交互に切り起こされてオフセット型のフィンに形成される。この形状自体は公知のものであるが、その波の頂部及び底部の稜線の中心線Lの向きに特徴がある。即ち、図1において、インナーフィン9,10の稜線の中心線L(図1(A))の向きが、立上壁1及び立上壁2に夫々斜めに配置されている。
例えば、立上壁1aに対し稜線の中心線Lが傾斜角θの斜めに配置されている。その結果、第1流体11は一方の出入口5から流出して、主として斜め方向に導かれ、内周の立上壁1aに衝突しそこで反射するように方向変更される。そして、他方の出入口5に流入する。同様に一方の出入口6から他方の出入口6へ流通する第2流体12は、インナーフィン10の各稜線に案内されて斜めに移動して、他方の出入口6に流出する。
その結果、図3に示す如く、第1流体11と第2流体12とは各プレートを挟んで、全体として両流体が中央部で交差するように流通し、それによりプレートの各部における熱交換が促進される。
次に、図5は本発明の第2実施例であり、この例は第1プレート3に一対のインナーフィン9が内装されている。そして、一方のインナーフィン9と他方のインナーフィン9とは、その各稜線の中心線Lの向きが逆向きである。そして、両インナーフィン9の中間に中央切断面18が形成される。そして、各流体はその中央切断面18で向きが変えられる。それにより、結果として図3に示す如く、平面視で第1流体11,第2流体12の交差部が形成される。
次に、図6は本発明の第3実施例であり、この実施例が前記第2実施例と異なる点は、主としてインナーフィン9の形状である。
このインナーフィン9は、その波の稜線の中心線Lが蛇行しているものである。
次に、図7は本発明の第4実施例であり、この例ではインナーフィン9の両側には切り起こしが存在しないものである。
このインナーフィン9を図1及び図2のインナーフィン9に変えることができる。
本発明の多板型熱交換器は、オイルクーラその他に利用することができ、特に、高温の流体を冷却水で冷却する熱交換に最適である。
1,2 立上壁
1a 立上壁
1b 立上壁
3 第1プレート
4 第2プレート
5,6 出入口
7 第1流路
8 第2流路
9,10 インナーフィン
11 第1流体
12 第2流体
13 連通孔
14 端板
15 ベースプレート
16 凸部
17 凹部
18 中央切断面
19 パイプ
θ 傾斜角
L 稜線の中心線

Claims (4)

  1. 内周に互いに対向する二対の立上壁(1)(2)を有する略方形で、その内周と相手方の外周とが互いに整合する皿状の第1プレート(3)と第2プレート(4)との積層体からなり、その四隅部に一対ずつの流体の出入口(5)(6)が開口し、一枚おきに第1流体(11)のための第1流路(7)と、第2流体(12)のための第2流路(8)とが交互に形成されると共に、各流路(7)(8)に波形に曲折されたインナーフィン(9)(10)が配置され、第1流体(11)の一対の出入口(5)が第1プレート(3)の一方側の前記立上壁(1a)に隣接して配置されていると共に、第2流体(12)の一対の出入口(6)が第2プレート(4)の他方側の前記立上壁(1b)に隣接して配置された多板型熱交換器において、
    前記各インナーフィン(9)(10)は、平面外周が第1プレート(3)および第2プレート(4)の立上壁(1)(2)の内周に整合するように切断形成されると共に、前記波形の各稜線が方形のプレートの前記立上壁(1a)(1b)に対して斜め方向に配置され、その稜線に導かれて立上壁(1a)(1b)に衝突する各流体(11)(12)が、そこで斜めに流路を変えられ、
    その結果、全体として両流体(11)(12)がその入口からその出口に流路を曲折して流通するように構成されたことを特徴とする多板型熱交換器。
  2. 各インナーフィン(9)(10)は、波形の稜線の両側に凸部(16)と凹部(17)が波の進行方向に交互に切り起こし形成されて、その両側壁に多数の切り起こし縁部が形成されたものからなり、その波形の各稜線の中心線(L)は全体として直線的で、各立上壁(1)(2)に対して傾斜して配置され、全体の外周縁が前記立上壁(1)(2)に整合するように切断されてなる請求項1に記載の多板型熱交換器。
  3. 各インナーフィン(9)(10)は、波形の稜線の中心線(L)が平面視で、蛇行してなり且つ、稜線全体が前記立上壁(1)(2)に対して斜め方向に配置され、全体の外周が前記立上壁(1)(2)に整合するように切断されてなる請求項1に記載の多板型熱交換器。
  4. 各インナーフィン(9)(10)は、前記立上壁(1)(2)に対して、波形の稜線の中心線(L)が平面視で、斜め方向に直線的に配置されてなり、全体の外周が前記立上壁(1)(2)に整合するように切断されてなる請求項1に記載の多板型熱交換器。
JP2018103073A 2018-05-30 2018-05-30 多板型熱交換器 Pending JP2019207081A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018103073A JP2019207081A (ja) 2018-05-30 2018-05-30 多板型熱交換器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018103073A JP2019207081A (ja) 2018-05-30 2018-05-30 多板型熱交換器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019207081A true JP2019207081A (ja) 2019-12-05

Family

ID=68766993

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018103073A Pending JP2019207081A (ja) 2018-05-30 2018-05-30 多板型熱交換器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019207081A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52166864U (ja) * 1977-06-09 1977-12-17
JP2003185375A (ja) * 2001-12-17 2003-07-03 Daikin Ind Ltd プレート式熱交換器
JP2004263616A (ja) * 2003-02-28 2004-09-24 Toyo Radiator Co Ltd Egrクーラ用の偏平チューブ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52166864U (ja) * 1977-06-09 1977-12-17
JP2003185375A (ja) * 2001-12-17 2003-07-03 Daikin Ind Ltd プレート式熱交換器
JP2004263616A (ja) * 2003-02-28 2004-09-24 Toyo Radiator Co Ltd Egrクーラ用の偏平チューブ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7406998B2 (en) Heat storing device
EP2682703B1 (en) Plate for heat exchanger, heat exchanger and air cooler comprising a heat exchanger.
JP6163190B2 (ja) 熱交換器
US11118848B2 (en) Heat-exchanging plate, and plate heat exchanger using same
US20140158328A1 (en) Plate for heat exchanger, heat exchanger and air cooler comprising a heat exchanger
JP5872859B2 (ja) 熱交換器
JP6126358B2 (ja) 多板式オイルクーラ
CN111316057B (zh) 多流体热交换器
JP2010114174A (ja) ヒートシンク用コア構造
JP2019530845A (ja) 熱交換板および熱交換器
EP2682702B1 (en) Plate for heat exchanger, heat exchanger and air cooler comprising a heat exchanger.
JP7028526B2 (ja) 冷却装置及び冷却装置の製造方法
JP2006183969A (ja) 積層型オイルクーラの熱交換コア
JP4504092B2 (ja) プレート式熱交換器
US20140008046A1 (en) Plate for heat exchanger, heat exchanger and air cooler comprising a heat exchanger
JP4874365B2 (ja) プレート式熱交換器及びその熱交換器を用いた冷凍サイクル装置
JP2019207081A (ja) 多板型熱交換器
JP2013130300A (ja) 積層型熱交換器
JP5788284B2 (ja) 積層型熱交換器
EP4023997B1 (en) Heat exchange plate and heat exchanger containing same
JP2009192140A (ja) プレート式熱交換器
CN112146484B (zh) 板式换热器
JP6291262B2 (ja) 熱交換器
KR102069804B1 (ko) 열교환기 및 이를 구비한 열교환장치
JPWO2019235069A1 (ja) 熱交換器及び熱交換器の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210520

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220316

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220329

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220527

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220913