JP2019206957A - シール水タンク - Google Patents

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Abstract

【課題】シール水タンク内のシール水の液量を従来よりも正確に確認できる技術を提供する。【解決手段】シール水を貯留するタンク本体と、タンク本体に貯留されたシール水を送出する出口部と、出口部から送出されたシール水がタンク本体に還る入口部と、タンク本体の上部に設けられたタンク本体と連通する配管であって、タンク本体よりも小径であり、内部がシール水で満たされる配管と、配管内のシール水の液量を検知する液量検知センサと、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、シール水タンクに関する。
ポンプ、コンプレッサなどの回転機構を有する機械の動力を伝える軸受部に設置されるシール部材として、メカニカルシールがある。例えば、特許文献1には、ポンプのメカニカルシールを冷却水により冷却する方法が開示されている。
特開昭53−73603号公報
メカニカルシールでは、ポンプなどの軸受部に、シールタンクで冷却されたシール水が供給される。従来、シールタンク内のシール水の液量の確認は、シール水タンクの側面に設けられた管理用の窓を通じて、目視で行うことが一般的であった。しかしながら、目視では、シール水の微量な変化を確認することが困難であった。
本発明は、上記の問題に鑑み、シール水タンク内のシール水の液量を従来よりも正確に確認できる技術を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明は、以下の手段を備える。すなわち、本発明はシール水を貯留するタンク本体と、タンク本体に貯留されたシール水を送出する出口部と、出口部から送出されたシール水がタンク本体に還る入口部と、タンク本体の上部に設けられたタンク本体と連通する配管であって、タンク本体よりも小径であり、内部がシール水で満たされる配管と、配管内のシール水の液量を検知する液量検知センサと、を備える、シール水タンクである。
本発明に係るシール水タンクによれば、シール水の液量を液量検知センサで検知するため、シール水の液量を目視で確認する場合と比較して、正確にシール水の液量を確認できる。また、タンク本体よりも小径の配管におけるシール水の液量を検知することで、タンク本体でシール水の液量を検知する場合と比較して、微量な変化も検知することができ、より正確にシール水の液量を確認することができる。その結果、仮に、シール水の漏出があった場合でも、シール水の漏出を直ちに把握することができる。従って、本発明に係るシール水タンクによれば、シール水の微量の変化も管理することができる。
また、本発明に係るシール水タンクは、シール水を補充するシール水補充口を更に備え、シール水補充口は、配管の上流に設けられていてもよい。
シール水補充口を配管の上流に設けることで、シール水を補充した場合でも、補充後のシール水の液量を正確に検知できる。なお、シール水補充口に、異物の混入を抑制するメッシュを設けてもよい。これにより、シール水を補充することによる異物の混入を抑制できる。
また、本発明に係るシール水タンクは、タンク本体に貯留されたシール水を冷却する冷却部を更に備え、冷却部は、タンク本体の周囲を囲むように設けられた、冷却媒体が流れる冷却流路を有するものでもよい。
シール水は、供給先(例えば、ポンプなどの回転機構を備える機械の軸受部)での吸熱により温度が上昇することが懸念される。また、シール水の温度が上昇したままであると、シール水の供給先の軸受部等に不具合が発生することも懸念される。冷却部を備えることで、シール水の温度上昇を抑制でき、また、供給先の不具合の発生を抑制できる。また、冷却部が、タンク本体の周囲を囲むように設けられることで、効率よくシール水を冷却できる。また、タンク本体内に冷却部を設ける場合と比較して、タンク本体内の清掃やメンテナンスを容易に行うことができる。
また、本発明に係るシール水タンクにおいて、入口部と出口部は、タンク本体の下部に設けられ、シール水タンクは、タンク本体の内壁に沿って設けられた、入口部から上部(シール水タンクの上部)に向けて延びるタンク内の還り配管を更に備える、構成でもよい。
タンク内の還り配管をタンク本体の内壁に沿って設けることで、効率よく熱交換を行うことができ、冷却効果を高めることができる。また、タンク内の還り配管を流れるシール水は、タンク本体内のシール水よりも温度が高いことが想定されるが、タンク本体の内壁に沿って上昇しながら冷却され、更に、タンク内の還り配管から送出されたシール水は、下降、かつ拡散しながら更に徐々に冷却される。そのため、攪拌等をせずとも、タンク本体内のシール水は、均一に冷却できる。
ここで、本発明は、上述したシール水タンクを含む、シール水循環システムとして特定してもよい。例えば、本発明は、シール水を貯留するシール水タンクと、シール水タンクから送出されたシール水を供給先まで流す行き配管と、供給先から送出されたシール水をシール水タンクまで流す還り配管と、を備え、シール水タンクは、シール水を貯留するタンク本体と、タンク本体に貯留されたシール水を送出する出口部と、出口部から送出されたシール水がタンク本体に還る入口部と、タンク本体の上部に設けられたタンク本体と連通する配管であって、タンク本体よりも小径であり、内部がシール水で満たされる配管と、配管内のシール水の液量を検知する液量検知センサと、を有するシール水循環システムである。
本発明に係るシール水循環システムによれば、シール水の液量を検知センサで検知するため、シール水の液量を目視で確認する場合と比較して、正確にシール水の液量を確認できる。また、タンク本体よりも小径の配管におけるシール水の液量を検知することで、タンク本体でシール水の液量を検知する場合と比較して、正確にシール水の液量を検知することができる。その結果、仮に、シール水の漏出があった場合でも、シール水の漏出を直ちに把握することができる。従って、本発明に係るシール水循環システムによれば、シール水の微量の変化も管理することができる。
なお、シール水循環システムは、シール水の供給先、例えば、ポンプ、コンプレッサなどの回転機構を有する機械を含む構成としてもよい。また、シール水循環システムは、冷却水を供給する冷却装置や冷却水が流れる配管を含む構成としてもよい。
本発明によれば、シール水タンク内のシール水の液量を従来よりも正確に確認できる技術を提供することができる。
図1は、実施形態に係るシール水タンクの正面図を示す。 図2は、実施形態に係るシール水タンクの上面図を示す。 図3は、実施形態に係るシール水タンクの上部の側面図を示す。 図4は、図1におけるA−A断面図を示す。 図5は、図1におけるB矢視図を示す。 図6は、実施形態に係るシール水循環システムの一例を示す。
以下、本発明の実施形態について説明する。以下の説明は例示であり、本発明は以下の内容に限定されるものではない。
<シール水タンク>
図1は、実施形態に係るシール水タンクの正面図(片側断面図)を示す。図2は、実施形態に係るシール水タンクの上面図を示す。図3は、実施形態に係るシール水タンクの上部の側面図を示す。図4は、図1におけるA−A断面図を示す。図5は、図1におけるB矢視図を示す。
実施形態に係るシール水タンク1は、タンク本体2、出口部3、入口部4、第1配管5、液量検知センサ6、第2配管7、シール水補充口8、メッシュ9、圧力センサ10、第3配管11、手動バルブ12、加圧用エア供給口13、第4配管14、安全弁16、冷却ジャケット17、邪魔板18、冷却水入口19、冷却水出口20、タンク内還り配管21、制御部22等を備える。
タンク本体2は、シール水を貯留する。実施形態に係るタンク本体2は、加圧容器釜で構成されているが、シール水を貯留できればよい。実施形態では、シール水として、純水とグリセリンの混合水が用いられている。
出口部3は、タンク本体2に貯留されたシール水を送出する。出口部3は、タンク本体2の底部の中央付近に設けられている。入口部4は、出口部3から送出され、供給先となるポンプ、コンプレッサなどの回転機構を有する機械の動力を伝える軸受部を循環したシール水がタンク本体2に還る。入口部4は、タンク本体2の底部の外周付近(後述する冷却ジャケット17の内側)に設けられている。
第1配管5は、本発明の配管の一例であり、タンク本体2の上部に設けられたタンク本体2と連通する垂直に立ち上がる配管であり、タンク本体2よりも小径であり、内部がシール水で満たされる。実施形態に係る第1配管5は、ヘルール配管が用いられ、交換自在に構成されている。後述する他の配管(第2配管7など)も含め、本実施形態では、ヘルール配管を用いることで交換が容易となり、清掃やメンテナンスも容易に行うことができる。但し、他の配管を用いるようにしてもよい。
液量検知センサ6は、第1配管5の上部に設けられ、第1配管内のシール水の液量を検知する。実施形態に係る液量検知センサ6には、液量(液面レベル)を検知するレベルセンサが用いられ、図1における第1配管5の中間(点線で示す)をシール水の液面レベルとして検知する。液量検知センサ6は、制御部22と電気的に接続されている。制御部22は、CPU(Central Processing Unit)、メモリ、入出力インターフェースを備え、ディスプレイ、スピーカ、警告灯と接続されている。実施形態に係る液量検知センサ6は、制御部22の制御により、所定時刻(例えば、始業前の時刻)になると自動的にシール水の液量を検知する。検知された液量は、既定した設定値と比較され、設定値との差が所定以上の場合、警告(ディスプレイに表示、及び警告灯で警告)するようになっている。「設定値」、及び「設定値との差」は、タンク本体2の容量や第1配管5の内径等に応じて適宜既定することができる。また、「設定値」は、例えば、前日検知した液量の値としてもよい。また、検知結果は、メモリに記録される。
第2配管7は、補充するシール水が流れる配管である。第2配管7は、一端に、シール水を補充するシール水補充口8が設けられ、他端が第1配管5の上部に接続されている。シール水補充口8は、図示しない蓋で覆うことができる。第2配管7は、シール水補充口8付近がエルボ配管で構成されており、シール水補充口8の付近(エルボ配管の一端側)は、垂直である。エルボ配管の他端から第1配管5までは第1配管に向けて僅かに下り傾斜となる直線状の配管で構成されている。傾斜することで、補充するシール水が配管途中に溜まることを抑制できる。シール水補充口8には、異物の混入を抑制するためのメッシュ9が設けられている。更に、第2配管7には、圧力センサ10が設けられている。圧力センサ10は、タンク本体2内の圧力を検知する。実施形態に係る圧力センサ10は、制御部22と電気的に接続されており、制御部22の制御により、所定時刻(例えば、始業前の時刻)になると自動的にタンク本体2内の圧力を検知する。検知された圧力は、既定した設定値と比較され、設定値との差が所定以上の場合、警告(ディスプレイに表示、及び警告灯で警告)するようになっている。「設定値」、及び「設定値との差」は、タンク本体2の容量や第1配管5の内径等に応じて適宜既定することができる。また、「設定値」は、例えば、前日検知した圧力の値としてもよい。また、検知結果は、メモリに記録される。第2配管7は、第1配管5と同じくヘルール配管が用いられており、交換自在に構成されている。なお、実施形態に係るシール水タンク1は、シール水の液量とタンク本体2内の圧力とを検知したが、液量のみ検知するようにしてもよい。これにより、シール水タンク1の構成を簡素化できる。
第3配管11は、タンク本体2内を加圧する加圧用エアが流れる配管である。第3配管11は、一端に、加圧用エアが供給される加圧用エア供給口13が設けられ、他端が、第2配管7の流路途中に接続されている。また、加圧用エア供給口13には、加圧用エアの供給量を調整する手動バルブ12が設けられている。なお、第3配管11は、第1配管5や第2配管7と同じくヘルール配管が用いられており、交換自在に構成されている。
第4配管14は、エアが流れる配管であり、一端に、タンク本体2内の圧力上昇の際、タンク本体2内のエアを排出する安全弁16が設けられている。また、第4配管14の他端は、第2配管の流路途中に接続されている。第4配管14は、第1配管5、第2配管7、第3配管11と同じくヘルール配管が用いられており、交換自在に構成されている。
冷却ジャケット17は、本発明の冷却部の一例であり、タンク本体2の周囲を囲むように設けられ、タンク本体2に貯留されたシール水を冷却する。実施形態に係る冷却ジャケット17は、タンク本体2の外面と冷却ジャケット17の外面との間の空間に、邪魔板18が設けられ、冷却水が流れる螺旋状の流路が形成されている。冷却水入口19は、タンク本体2の下部に設けられ、冷却水出口20は、タンク本体の上部に設けられている。冷却水入口19から供給された冷却水は、螺旋状の流路を上昇し、冷却水出口20から送出される。実施形態に係る冷却ジャケット17では、約5℃の冷却水が用いられるが、冷却水の温度は特に限定されない。また、冷却媒体も水に限定されない。なお、冷却ジャケット17に代えて、冷却媒体が循環するコイルをタンク本体2内部に配置するようにしてもよい。
タンク内還り配管21は、タンク本体2の内壁に沿って設けられた配管であり、出口部3から送出され、供給先となるポンプ、コンプレッサなどの回転機構を有する機械の動力を伝える軸受部を循環したシール水が流れる。タンク内還り配管21は、タンク本体2の内壁にそって、入口部4から上部に向けて直線状に一つ設けられている。なお、タンク内還り配管21は、複数設けるようにしてもよい。
<シール水タンクの動作>
シール水タンク1は、冷却ジャケット17によって冷却されたシール水を供給先(例えば、ポンプ、コンプレッサなどの回転機構を有する機械の動力を伝える軸受部)に供給する。供給先を循環したシール水は、シール水タンク1に還り、再度、冷却ジャケット17によって冷却され、供給先に供給される。シール水タンク1には、制御部22で制御される液量検知センサ6、及び圧力センサ10が設けられており、所定時刻(例えば、始業前の時刻)になると自動的にシール水の液量、及びタンク本体2内の圧力が検知される。検知された液量、及び圧力は、夫々が既定した設定値と比較され、設定値との差が所定以上の場合、警告(ディスプレイに表示、及び警告灯で警告)がなされる。また、検知結果が、メモリに記録される。
<シール水循環システムの一例>
図6は、実施形態に係るシール水循環システムの一例を示す。図6に示す例では、シール水タンク1から送出されるシール水は、真空乳化装置30のメカニカルシールに供給され、シール水タンク1に還る。シール水タンク1と供給先である真空乳化装置30とは、シール水の行き配管31と、シール水の還り配管32とで接続されている。シール水の行き配管31は、シール水タンク1から送出されたシール水が流れる。シール水の還り配管32は、供給先である真空乳化装置30から送出されたシール水が流れる。なお、シール水の行き配管31にフィルタを設けてもよい。これにより、万が一シール水に異物が混入している場合でも、供給先に供給されるシール水に異物が混入することを防ぐことができる。
また、冷却水は、冷却装置40で冷却され、シール水タンク1を循環する。シール水タンク1と冷却装置40は、冷却水の行き配管41と、冷却水の還り配管42とで接続されている。冷却水の行き配管41は、冷却装置40から送出された冷却水が流れる。冷却水の還り配管42は、シール水タンク1から送出された冷却水が流れる。
<効果>
実施形態に係るシール水タンク1によれば、シール水の液量を液量検知センサ6で検知するため、シール水の液量を目視で確認する場合と比較して、正確にシール水の液量を確認できる。また、タンク本体2よりも小径の配管である第1配管5におけるシール水の液量を検知することで、タンク本体2でシール水の液量を検知する場合と比較して、微量な変化も検知することができ、より正確にシール水の液量を検知することができる。また、実施形態に係る液量検知センサ6は、制御部22の制御により、所定時刻(例えば、始業前の時刻)になると自動的にシール水の液量を検知する。検知された液量は、既定した設定値と比較され、設定値との差が所定以上の場合、警告(ディスプレイに表示、及び警告灯で警告)するようになっている。また、検知結果は、メモリに記録される。その結果、仮に、シール水の漏出があった場合でも、シール水の漏出を直ちに把握することができる。従って、実施形態に係るシール水タンク1によれば、シール水の微量の変化も管理することができる。
また、実施形態に係るシール水タンク1は、圧力センサ10を備え、圧力センサ10は、制御部22の制御により、所定時刻(例えば、始業前の時刻)になると自動的にタンク本体2内の圧力を検知する。検知された圧力は、既定した設定値と比較され、設定値との差が所定以上の場合、警告(ディスプレイに表示、及び警告灯で警告)するようになっている。また、検知結果は、メモリに記録される。液量検知センサ6に加えて圧力センサ10も備えることで、仮に、シール水の漏出があった場合でも、シール水の漏出を直ちに把握することができる。従って、実施形態に係るシール水タンク1によれば、シール水の微量の変化も管理することができる。
また、シール水補充口8が第1配管5の上流に設けられており、シール水を補充した場合でも、補充後のシール水の液量を正確に検知できる。また、シール水補充口8に、異物混入を抑制するメッシュ9が設けられており、シール水を補充することによる異物の混入を抑制できる。
また、冷却ジャケット17を備えることで、シール水の温度上昇を抑制でき、また、供給先の不具合の発生を抑制できる。また、冷却ジャケット17が、タンク本体2の周囲を囲むように設けられることで、効率よくシール水を冷却できる。また、タンク本体2内に冷却部を設ける場合と比較して、タンク本体2内の清掃やメンテナンスを容易に行うことができる。
タンク内還り配管21がタンク本体2の内壁に沿って設けられることで、効率よく熱交換を行うことができ、冷却効果を高めることができる。また、タンク内還り配管21を流れるシール水は、タンク本体2内のシール水よりも温度が高いことが想定されるが、タンク本体2の内壁に沿って上昇しながら冷却され、更に、タンク内還り配管21から送出されたシール水は、下降、かつ拡散しながら更に徐々に冷却される。そのため、攪拌等をせずとも、タンク本体2内のシール水は、均一に冷却できる。また、タンク内還り配管21がタンク本体2の内壁に沿って一つだけ設けられることで、複数設けられる場合と比較して、タンク本体2内の清掃やメンテナンスを容易に行うことができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は、上述した内容に限定されない。実施形態に係るシール水タンクは、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更することができる。
1・・・シール水タンク
2・・・タンク本体
3・・・出口部
4・・・入口部
5・・・第1配管
6・・・液量検知センサ
7・・・第2配管
8・・・シール水補充口
9・・・メッシュ
10・・・圧力センサ
11・・・第3配管
12・・・手動バルブ
13・・・加圧用エア供給口
14・・・第4配管
16・・・安全弁
17・・・冷却ジャケット
18・・・邪魔板
19・・・冷却水入口
20・・・冷却水出口
21・・・タンク内還り配管
22・・・制御部
30・・・真空乳化装置
31・・・シール水の行き配管
32・・・シール水の還り配
40・・・冷却装置
41・・・冷却水の行き配管
42・・・冷却水の還り配管

Claims (4)

  1. シール水を貯留するタンク本体と、
    タンク本体に貯留されたシール水を送出する出口部と、
    出口部から送出されたシール水がタンク本体に還る入口部と、
    タンク本体の上部に設けられたタンク本体と連通する配管であって、タンク本体よりも小径であり、内部がシール水で満たされる配管と、
    配管内のシール水の液量を検知する液量検知センサと、
    を備える、シール水タンク。
  2. シール水を補充するシール水補充口を更に備え、
    シール水補充口は、配管の上流に設けられている、
    請求項1に記載のシール水タンク。
  3. タンク本体に貯留されたシール水を冷却する冷却部を更に備え、
    冷却部は、タンク本体の周囲を囲むように設けられた、冷却媒体が流れる冷却流路を有する、
    請求項1又は2に記載のシール水タンク。
  4. 入口部と出口部は、タンク本体の下部に設けられ、
    シール水タンクは、タンク本体の内壁に沿って設けられた、入口部から上部に向けて延びるタンク内の還り配管を更に備える、
    請求項1から3の何れか1項に記載のシール水タンク。

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