JP2019206430A - 搬送装置及び記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シートを搬送方向又は搬送方向と反対方向に搬送する場合において、簡易な構成で、シートの斜行を矯正した状態でシートを搬送すること。【解決手段】搬送装置15は、シート6を吸引する複数の吸引孔26を備えると共に、シート6をA方向又はB方向に搬送する吸引ベルト13と、A方向に沿って設けられると共に、吸引ベルト13により搬送するシート6の側端部に当接してシート6の斜行を矯正する基準ガイド19と、を有する。複数の吸引孔26は、A方向及びA方向に直交する幅方向に沿って吸引ベルト13に設けられると共に、幅方向において基準ガイド19からの距離に応じて形状が異なる。【選択図】図3

Description

本発明は、シートを搬送する搬送装置に関する。
従来、ロール状に巻かれた長尺シートに画像形成を行う一般的な画像形成装置は、搬送手段によりロール状に巻かれたシートを引出して搬送し、搬送手段よりも搬送方向の下流に設けられた記録ヘッドによりシートに画像を形成する。この際に、画像形成装置は、シートに精度よく画像を形成するために、シートの斜行を矯正した状態で記録ヘッドの直下にシートを搬送することが望ましい。そして、画像形成装置は、画像形成済のシートを更に搬送方向の下流へ搬送して機外に排出する。
また、画像形成装置は、連続シートの印刷においては印刷済みのシートと印刷していないシートとが連なっており、印刷済みのシートを機外に排出させる際に、印刷していないシートを記録ヘッドよりも搬送方向の下流に搬送する必要がある。そしてその後に、画像形成装置は、印刷していないシートに印刷する際に、搬送手段によって搬送方向の反対方向にシートを搬送して記録ヘッドよりも搬送方向の上流に戻す必要がある。
特許文献1は、シートの斜行を矯正するための手段として斜送ローラと基準となる紙側面ガイドとを搬送路に備えるシート搬送装置を開示している。特許文献1のシート搬送装置は、斜送ローラを駆動させて搬送方向に搬送するシートを紙側面ガイド方向に斜送させ、シートを紙側面ガイドに摺接させた状態で搬送することで斜行を矯正する。
特開2011−178477号公報
しかしながら、特許文献1においては、連続シートに印刷する際に、シートを搬送方向と反対方向に搬送させた場合に、シートが斜送ローラによって紙側面ガイドから離れる方向に搬送されてシートの位置が定まらなくなるおそれがあるという課題を有する。この課題を解決するためには、特許文献1においては、シートを反対方向に搬送させる際に、斜送ローラをシートから離間させるか、又は斜送ローラの向きを変える等の構成が必要となり、装置の大型化又はコストの上昇を招くという課題を有する。
本発明の目的は、シートを搬送方向及び搬送方向と反対方向に搬送する場合において、装置の大型化又はコストの上昇を抑制しながら、シートの斜行を矯正した状態でシートを搬送することができる搬送装置を提供することである。
本発明の搬送装置は、シートを吸引する複数の吸引孔を備えると共に、シートを搬送方向又は前記搬送方向と反対方向に搬送する搬送手段と、前記搬送方向に沿って設けられると共に、前記搬送手段により搬送するシートの側端部に当接してシートの斜行を矯正する斜行矯正手段と、を有し、前記複数の吸引孔は、前記搬送方向及び前記搬送方向に直交する幅方向に沿って前記搬送手段に設けられると共に、前記幅方向において前記斜行矯正手段からの距離に応じて形状が異なる、ことを特徴とする。
本発明によれば、シートを搬送方向及び搬送方向と反対方向に搬送する場合において、簡易な構成で、シートの斜行を矯正した状態でシートを搬送することができる。
本発明の実施の形態1に係る記録装置の構成を示す模式図である。 本発明の実施の形態1に係る記録装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る搬送装置の構成を模式的に示す平面図である。 本発明の実施の形態1に係る記録装置のシートセット時の動作を示すフロー図である。 本発明の実施の形態1に係る記録装置の動作を示す模式図である。 本発明の実施の形態1に係る搬送装置により搬送されるシートの平面図である。 本発明の実施の形態1に係る記録装置の記録時の動作を示すフロー図である。 本発明の実施の形態1に係る搬送装置の動作を示す模式図である。 本発明の実施の形態2に係る搬送装置の構成を模式的に示す平面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
<記録装置の構成>
本発明の実施の形態1に係る記録装置1の構成について、図1及び図2を参照しながら、詳細に説明する。
図1において、A方向はシートとしてのロールシート2の搬送方向であるフォワードフィード方向を示しており、B方向はロールシート2の搬送方向と反対方向であるバックフィード方向を示している。
記録装置1は、給送部5と、センサ12と、搬送装置15と、記録ヘッド18と、カッタユニット20と、エンコーダ21と、エンコーダセンサ22と、を有している。また、記録装置1は、制御部50と、インターフェースコントローラ81と、イメージメモリ84と、プログラムROM93と、ワークRAM94と、操作パネル96と、を有している。
給送部5は、ロールシート2を保持すると共にロールシート2のシート6を搬送装置15に給送する。具体的には、給送部5は、支持軸3と、ロールモータ4と、を備えている。
支持軸3は、ロールシート2の中心に設けられた芯管と係合してロールシート2を支持する係合部を備えており、ロールシート2と一体に回転する。支持軸3は、ロールモータ4が駆動することにより回転駆動してロールシート2を回転させる。支持軸3は、軸上に図示しないワンウェイクラッチとトルクリミッタとを有している。このワンウェイクラッチは、搬送ローラ対9によりA方向にシート6が引き出される際には空転する。また、トルクリミッタは、搬送ローラ対9によりA方向にシート6が引き出される際にシートに一定の張力を付与する。
ロールモータ4は、モータ駆動回路86から出力ポート85を介して入力される制御信号に基づいて、支持軸3を回転駆動させる。
センサ12は、A方向において後述の搬送ローラ対9よりも下流に設けられている。センサ12は、ロールシート2から引き出されて給送部5により給送されるシート6の検出信号をCPU82に出力する。センサ12は、例えば発光部と受光部とを備えた透過型センサであるTOFセンサである。
搬送装置15は、搬送ローラ対9により搬送されるシート6をA方向又はB方向に搬送する。なお、搬送装置15の構成の詳細については後述する。
記録ヘッド18は、吸引ベルト13に対向した位置に設けられ、搬送装置15により搬送されるシート6上にインクジェット方式で画像を記録する。記録ヘッド18は、図示しない記録ヘッド昇降機構により図1に示す矢印E方向に移動可能であり、記録しない時には退避位置に退避し、記録時には退避位置からシート6と一定距離離れた高さの記録位置まで降下する。
カッタユニット20は、A方向において搬送装置15よりも下流に設けられ、連続しているシート6を切り離す。
エンコーダ21は、搬送ローラ7の軸上に備えられており、搬送ローラ7と一緒に回転する。
エンコーダセンサ22は、エンコーダ21の回転量に応じた信号をCPU82に出力する。
制御部50は、記録装置1における各種の動作を制御する。具体的には、制御部50は、CPU82と、ASIC83と、出力ポート85と、モータ駆動回路86と、ファン駆動回路87と、記録ヘッド駆動制御回路97と、を有している。
CPU82は、プログラムROM93に記憶されている制御プログラムを実行する。CPU82は、操作パネル96から入力される信号若しくはデータ、又はインターフェースコントローラ81から入力されるコマンド若しくは画像データに基づいて、ASIC83を制御する。CPU82は、ASIC83を制御することにより、センサ12から入力される検出信号に基づいて、シート6のA方向における先端を検出する。また、CPU82は、ASIC83を制御することにより、シート6のA方向における先端の検出結果に基づいて、モータ駆動回路86の動作、ファン駆動回路87の動作又は記録ヘッド駆動制御回路97の動作等の記録装置1全体の動作を統括的に制御する。
ASIC83は、CPU82の制御により動作して、CPU82から入力されるコマンドを解析して解析結果をCPU82に出力する処理等を行う。
出力ポート85は、モータ駆動回路86から入力される制御信号をロールモータ4、搬送モータ11又はベルトモータ16に出力する。
モータ駆動回路86は、CPU82の制御により動作して、ロールモータ4、搬送モータ11又はベルトモータ16の駆動を制御する制御信号を出力ポート85に出力する。
ファン駆動回路87は、CPU82の制御により動作して、後述の吸引ファン14の駆動を制御する制御信号を吸引ファン14に出力する。
記録ヘッド駆動制御回路97は、CPU82の制御により、記録ヘッド18のインク吐出動作又はメンテナンス動作等を制御する。
インターフェースコントローラ81は、ホストコンピュータ(以下、「ホストPC」と記載する)82に接続して、ホストPC82から送信されたコマンド又は画像データを受信してCPU82に出力する。
イメージメモリ84には、CPU82により画像データの各色成分のイメージデータがビットマップ展開される。
プログラムROM93には、制御プログラム及び各種のテーブルが記憶されている。
ワークRAM94は、CPU82の作業用のメモリである。
操作パネル96は、種々の指令又はデータが外部より入力され、入力された種々の指令に応じた信号又はデータをCPU82に出力する。
<搬送装置の構成>
本発明の実施の形態1に係る搬送装置15の構成について、図1から図3を参照しながら、詳細に説明する。
図3において、図3(a)は搬送装置15における搬送力を示しており、図3(b)は搬送装置15におけるシート6に加わる張力を示している。
搬送装置15は、搬送ローラ対9と、ピンチバネ10と、搬送モータ11と、吸引ベルト13と、吸引ファン14と、ベルトモータ16と、ベルト駆動軸17と、基準ガイド19と、を有している。
搬送ローラ対9は、搬送モータ11が駆動した際に回転する搬送ローラ7と、搬送ローラ7の回転に従動して回転するピンチローラ8と、を備えており、ロールシート2からシート6を引出してA方向に搬送し、又はB方向に搬送する。搬送ローラ対9は、ピンチバネ10により付勢されたピンチローラ8が搬送ローラ7とニップした状態で回転することにより、所定の搬送力を発生する。
ピンチバネ10は、ピンチローラ8を搬送ローラ7に付勢している。ピンチバネ10は、搬送ローラ対9の搬送力をF1とし、吸引ベルト13の搬送力をF2とした際に、F1>F2となるように設定されている。
搬送モータ11は、搬送ローラ7に連結されている。搬送モータ11は、モータ駆動回路86から出力ポート85を介して入力される制御信号に基づいて駆動する。搬送モータ11は、反時計回り方向であるC方向に回転することにより搬送ローラ7をC方向に回転させてシート6をA方向に搬送し、時計回り方向であるD方向に回転することにより搬送ローラ7をD方向に回転させてシート6をB方向に搬送する。搬送モータ11は、搬送ローラ対9の搬送速度をV1とし、吸引ベルト13の搬送速度をV2とした際に、シート6のA方向への搬送時はV1<V2となるように制御される。
搬送手段としての吸引ベルト13は、シートを吸引するA方向及びA方向に直交する幅方向に並んだ複数の吸引孔26を有している。吸引ベルト13は、吸引ファン14による風の流れを吸引孔26を介してシート6に作用させてシート6を吸着し、シート6を吸着した状態で回動して搬送力を発生させる。
複数の吸引孔26は、幅方向において基準ガイド19からの距離に応じて形状が異なっている。ここで、複数の吸引孔26の形状が異なることには、個々の吸引孔26の形状が異なること、及び個々の吸引孔26の形状が同一であってもA方向において隣り合う吸引孔26の間隔が異なることの両方を含む。本実施の形態における複数の吸引孔26の形状が異なるとは、後者の意味である。
吸引孔26は、幅方向において基準ガイド19からの距離に応じてA方向における間隔が狭くなるように設けられている。具体的には、吸引孔26は、同一径を有し、幅方向の間隔は一定になっていると共に幅方向において基準ガイド19から離れるほどA方向の間隔が狭くなるように設けられている。
また、吸引ベルト13上をA方向に並んだ複数の吸引孔26からなる吸引孔列毎に、同一面積の区域S1から区域S5に区分した際の各区域S1からS5の面積に対する吸引孔26の面積の割合は、吸引孔26のA方向の間隔が狭いほど大きくなる。従って、区域S1から区域S5における吸引孔26の間隔が狭い区域ほどシート6に対する吸着力が高くなる。即ち、区域S1から区域S5における吸着力は、区域S1の吸着力<区域S2の吸着力<区域S3の吸着力<区域S4の吸着力<区域S5の吸着力となる。
これにより、複数の吸引孔26によるシート6の吸引力は、基準ガイド19に近い領域より基準ガイド19から離れた領域の方が大きい。具体的には、複数の吸引孔26によるシート6の吸引力は、区域S1より区域S2の方が大きく、区域S2より区域S3の方が大きく、区域S3より区域S4の方が大きく、区域S4より区域S5の方が大きい。
吸引孔26は、上記の構成により、幅方向において基準ガイド19から離れるほど吸引力及び搬送力が大きくなるように設けられている。
吸引手段としての吸引ファン14は、ファン駆動回路87から入力される制御信号に基づいて駆動して、風の流れを吸引ベルト13の吸引孔26を介してシート6に作用させてシート6を吸引ベルト13に吸着させる吸引動作を行う。吸引ファン14は、ファン駆動回路87から入力される制御信号に基づいて駆動を停止することにより吸引動作を停止する。
ベルトモータ16は、ベルト駆動軸17に連結されており、モータ駆動回路86から出力ポート85を介して入力される制御信号に基づいてベルト駆動軸17を回転させる。
ベルト駆動軸17は、ベルトモータ16が駆動することにより回転して吸引ベルト13を回動させる。
斜行矯正手段としての基準ガイド19は、A方向において搬送ローラ対9よりも下流から、吸引ベルト13のA方向の最下流までA方向に沿って延設されている。基準ガイド19は、幅方向において記録ヘッド18による印刷領域から一定距離離れて配置されて、搬送ローラ対9及び吸引ベルト13により搬送されるシート6の側端部に当接してシート6のA方向又はB方向への搬送をガイドする。
上記構成を有する搬送装置15において、シート6が搬送ローラ対9によりニップされた状態で吸引ベルト13を回動させた際のA方向への搬送力M1からM5は、図3(a)に示すように、幅方向において基準ガイド19から離れるほど大きくなる。即ち、搬送力M1からM5は、M1<M2<M3<M4<M5となる。また、上述の通りF1>F2及びV1<V2の関係を有するため、搬送装置15によってA方向に搬送されるシート6には、図3(b)に示すように、吸引ベルト13と搬送ローラ対9との搬送力の差によって張力T1からT5が加わる。シート6に加わる張力T1からT5は、幅方向において基準ガイド19から離れるほど大きくなる。即ち、T1<T2<T3<T4<T5となる。
<記録装置の動作>
本発明の実施の形態1に係る記録装置1の動作について、詳細に説明する。
最初に、本実施形態に係る記録装置1のシートセット時の動作について、図4から図6を参照しながら、詳細に説明する。
図4に示す動作は、支持軸3にセットされた状態のロールシート2がユーザにより給送部5にセットされ、ユーザによってロールシート2から引き出されたシート6が図5(a)に示すように搬送ローラ対9に案内されたタイミングで開始される。
まず、CPU82は、モータ駆動回路86を制御して搬送モータ11を反時計回り方向であるC方向に回転させて(S1)、シート6をA方向に搬送する。
次に、CPU82は、センサ12から入力される検出信号に基づいて、シート6のA方向の先端を検出したか否かを判定する(S2)。
CPU82は、シート6のA方向の先端を検出しない場合に(S2:No)、ステップS2の動作を繰り返す。
一方、CPU82は、図5(b)に示す状態になってシート6のA方向の先端を検出した場合に(S2:Yes)、吸引ファン14を駆動させて吸引動作を行わせると共に(S3)、ベルトモータ16を駆動させて吸引ベルト13を回動させる。
次に、CPU82は、エンコーダセンサ22から入力される信号に基づいて、ステップS2におけるシート6の先端検出時からシート6が所定搬送量搬送されたか否かを判定する(S4)。シート6の搬送量は、エンコーダ21とエンコーダ21の回転量を検出するエンコーダセンサ22とによって管理される。
ここで、シート6としては、ラベルセパレートシート等のセパレータ23上にラベル24を連続的に貼った図6に示すラベルシートを使用可能である。シート6が図6に示すラベルシートの場合には、CPU82は、ステップS2においてラベル24のA方向の先端を検出したか否かを判定する。
また、センサ12がTOFセンサの場合に、センサ12の発光部からロールシート2に向けて出射される光は、セパレータ23を透過し易く、ラベル24によって遮光される。従って、センサ12の受光部の受光レベルは、セパレータ23が発光部と受光部との光軸上にある場合には、ラベル24が発光側と受光側との光軸上にある場合に比べて高くなる。これより、センサ12がTOFセンサの場合に、CPU82は、センサ12の受光部から入力される検出信号の受光レベルに応じて変化するレベルと閾値とを比較して、ラベル24のA方向の先端を検出する。
セパレータ23の透過性はシート6の種類によって異なるため、センサ12がTOFセンサの場合に、異なる種類のシート6をセットする毎に、センサ12の発光部の発光量と閾値との調整が必要となる。そのため、CPU82は、シートセット時には、シート6のA方向の先端を検出した後もシート6のA方向への搬送を続け、センサ12の光軸上をセパレータ23とラベル24とを繰り返し通過させることで、センサ12の発光量と閾値との調整を行う。
センサ12を通過したシート6は、引き続きA方向に搬送されて吸引ベルト13上に乗る。この際に、F1>F2及びV1<V2であるため、シート6は、吸引ベルト13上で滑り、吸引ベルト13と搬送ローラ対9との間で張力がかかった状態で搬送される。
CPU82は、シート6の先端検出時からシート6が所定搬送量搬送されていない場合に(S4:No)、ステップS4の動作を繰り返す。
一方、CPU82は、シート6の先端検出時からシート6が所定搬送量搬送された場合に(S4:Yes)、搬送モータ11及びベルトモータ16を停止させてシート6のA方向への搬送を停止する(S5)。また、CPU82は、吸引ファン14を停止させて吸引動作を停止させる(S6)。ここで、所定搬送量は、具体的には、シート6のA方向の先端が図5(b)に示すセンサ12により検出される位置から図5(c)に示すカッタユニット20に達する位置まで搬送される際の搬送量である。
なお、CPU82は、ステップS6において、吸引動作を停止させることに代えて、シート6をA方向に搬送しているときよりも吸引力が低くなるように吸引ファン14の駆動を制御してもよい。
次に、CPU82は、搬送モータ11を時計回り方向であるD方向に回転させて(S7)、搬送ローラ対9によりシート6をB方向に搬送させると共に、同時にロールモータ4を巻取り方向に駆動させて給送部5によりシート6を巻き取る。この際に、給送部5は、支持軸3の軸上にトルクリミッタを備えており、シート6に対して搬送ローラ対9から引き抜くような力を加えることはないため、搬送ローラ対9により送り出されたシート6のみを巻き取る。
次に、CPU82は、センサ12から入力される検出信号に基づいて、シート6のA方向の先端を検出したか否かを判定する(S8)。
CPU82は、シート6のA方向の先端を検出しない場合に(S8:No)、ステップS8の動作を繰り返す。
一方、CPU82は、シート6のA方向の先端を検出した場合に(S8:Yes)、エンコーダセンサ22から入力される信号に基づいて、シート6がシート6の先端検出時からB方向に所定搬送量搬送されたか否かを判定する(S9)。
CPU82は、シート6がシート6の先端検出時からB方向に所定搬送量搬送されていない場合に(S9:No)、ステップS9の動作を繰り返す。
一方、CPU82は、図5(d)に示すように、シート6がシート6の先端検出時からB方向に所定搬送量搬送された場合に(S9:Yes)、搬送モータ11を停止させると共に(S10)、ロールモータ4を停止させて、動作を停止する。ここで、図5(d)に示すシート6の停止位置は、記録待機位置である。
続いて、本実施形態に係る記録装置1の記録時の動作について、図7を参照しながら、詳細に説明する。
図7に示す動作は、ホストPC80等からCPU82が記録命令のコマンドを受信したタイミングで開始される。また、動作開始時において、シート6は、図5(d)に示す記録待機位置に位置している。
まず、CPU82は、搬送モータ11をC方向に駆動させて(S21)、シート6をA方向に搬送すると共に、退避していた記録ヘッド18を記録位置に降下させる。
次に、CPU82は、センサ12から入力される検出信号に基づいて、シート6のA方向の先端を検出したか否かを判定する(S22)。
CPU82は、シート6のA方向の先端を検出しない場合に(S22:No)、ステップS22の動作を繰り返す。
一方、CPU82は、シート6のA方向の先端を検出した場合に(S22:Yes)、吸引ファン14を駆動させて吸引動作を行わせると共に(S23)、ベルトモータ16を駆動させて吸引ベルト13を回動させる。
この際に、CPU82は、記録動作時のステップS23において、記録動作開始前のシートセット時のステップS3で吸引ファン14を駆動させた際の吸引力よりも小さい吸引力で、シート6を吸引するように吸引ファン14を駆動させる。例えば、CPU82は、ステップS3で駆動させた吸引ファン14の吸引効率を100%とした場合に、ステップS23で駆動させる吸引ファン14の吸引効率を70%にする。これにより、記録動作開始前にはシート6の斜行を確実に矯正することができると共に、記録動作時にはシート6を吸引ベルト13に適度な吸引力で吸引して吸着させることで搬送不良又は記録画像の劣化を防ぐことができる。
次に、CPU82は、エンコーダセンサ22から入力される信号に基づいて、記録ヘッド18の直下までシート6が搬送された場合に、エンコーダセンサ22から入力される信号に同期して記録ヘッド18よりインクを吐出させて記録を開始する(S24)。
次に、CPU82は、記録を完了した際に、記録ヘッド18を記録位置から退避させる(S25)。
次に、CPU82は、エンコーダセンサ22から入力される信号に基づいて、ステップS22におけるシート6の先端検出時からシート6が所定搬送量搬送されたか否かを判定する(S26)。ここで、所定搬送量は、具体的には、シート6のA方向の先端がセンサ12により検出される位置から、記録済みのラベル24と記録されていないラベル24との間のセパレータ23の部分がカッタユニット20のカット位置まで搬送される際の搬送量である。
CPU82は、シート6の先端検出時からシート6が所定搬送量搬送されていない場合に(S26:No)、ステップS26の動作を繰り返す。
一方、CPU82は、シート6の先端検出時からシート6が所定搬送量搬送された場合に(S26:Yes)、搬送モータ11を停止させると共に(S27)、ベルトモータ16を停止させる。
次に、CPU82は、カッタユニット20にカット動作を行わせて(S28)、記録済のシート6を切り離す。
次に、CPU82は、吸引ファン14を停止させて吸引動作を停止させる(S29)。なお、CPU82は、ステップS29において、吸引動作を停止させることに代えて、シート6をA方向に搬送しているときよりも吸引力が低くなるように吸引ファン14の駆動を制御してもよい。
次に、CPU82は、搬送モータ11をD方向に回転させて(S30)、搬送ローラ対9によりシート6をB方向に搬送させると共に、同時にロールモータ4を巻取り方向に駆動させて給送部5によりシート6を巻き取る。
次に、CPU82は、センサ12から入力される検出信号に基づいて、シート6のA方向の先端を検出したか否かを判定する(S31)。
CPU82は、シート6のA方向の先端を検出しない場合に(S31:No)、ステップS31の動作を繰り返す。
一方、CPU82は、シート6のA方向の先端を検出した場合に(S31:Yes)、エンコーダセンサ22から入力される信号に基づいて、シート6がシート6の先端検出時からB方向に所定搬送量搬送されたか否かを判定する(S32)。
CPU82は、シート6がシート6の先端検出時からB方向に所定搬送量搬送されていない場合に(S32:No)、ステップS32の動作を繰り返す。
一方、CPU82は、シート6がシート6の先端検出時からB方向に所定搬送量搬送された場合に(S32:Yes)、搬送モータ11を停止させると共に(S33)、ロールモータ4を停止させて、動作を停止する。
<搬送装置の動作>
本発明の実施の形態1に係る搬送装置15の動作について、図8を参照しながら、詳細に説明する。
主にシートセット時において、シート6は、図8(a)に示すように、幅方向において基準ガイド19から離れた位置にセットされる可能性がある。搬送装置15は、シート6が吸引ベルト13に達するまでは搬送ローラ対9のみでシート6をA方向に搬送する。この際に、搬送装置15は、シート6に加わる張力は幅方向において一定であるため、搬送ローラ対9によりシート6をA方向に真っ直ぐ搬送する。
搬送装置15は、搬送ローラ対9により搬送するシート6が吸引ベルト13上に乗った際に、図3(b)に示すように幅方向においてシート6に加わる張力に差を生じるため、図8(b)に示すようにG方向に斜行してシート6を搬送する。
これにより、搬送装置15は、シート6のA方向へ搬送が進むにつれてシート6をG方向に斜行させて基準ガイド19に近づけることができる。また、搬送装置15は、シート6の側端部が基準ガイド19に当接した際に、シート6のコシによりシート6をそれ以上G方向に斜行しないようにすることができる。これにより、搬送装置15は、図8(c)に示すように、A方向に沿って設けられた基準ガイド19に沿って、シート6をA方向に真っ直ぐ搬送することができる。
そして、搬送装置15は、シート6のA方向の先端がカッタユニット20に到達した際にシート6のA方向への搬送を停止し、シート6のB方向への搬送を開始する。この際に、搬送装置15は、ベルトモータ16及び吸引ファン14を停止するため、幅方向においてシート6に加わる張力に差を生じない。これにより、搬送装置15は、図8(d)に示すように、搬送ローラ対9及び吸引ベルト13により、シート6を基準ガイド19に沿った状態を保ったままB方向に真っ直ぐ搬送することができる。
シートセット時にシート6を基準ガイド19に摺接した状態にすることにより、記録時にシート6を基準ガイド19に摺接した状態を維持して搬送することができ、精度の高い搬送及び記録を行うことができる。また、記録時においても、シート6を基準ガイド19に摺接した状態にすることにより、精度の高い搬送及び記録を行うことができる。
本実施の形態では、A方向及び幅方向に沿って吸引ベルト13に設けられると共に、幅方向において基準ガイド19から離れるほど吸引ベルト13による搬送力が大きくなるように吸引孔26を設ける。これにより、シート6をA方向又はB方向に搬送する場合において、装置の大型化又はコストの上昇を抑制しながら、シート6の斜行を矯正した状態でシート6を搬送することができる。
また、本実施の形態によれば、シート6をB方向に搬送する際に吸引ファン14を停止することにより、シート6を基準ガイド19に摺接させた状態でB方向に搬送することができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2に係る記録装置の構成は図1及び図2と同一構成であるので、その説明を省略する。
<搬送装置の構成>
本発明の実施の形態2に係る搬送装置115の構成について、図9を参照しながら、詳細に説明する。
なお、図9において図1から図3と同一構成である部分については同一符号を付して、その説明を省略する。
搬送装置115は、搬送ローラ対9と、ピンチバネ10と、搬送モータ11と、吸引ベルト13と、吸引ファン14と、ベルトモータ16と、ベルト駆動軸17と、基準ガイド19と、吸引ベルト113と、を有している。
搬送手段としての吸引ベルト113は、A方向及びA方向に直交する幅方向に並んだ複数の吸引孔126を有している。吸引ベルト113は、吸引ファン14による風の流れを吸引孔126を介してシート6に作用させてシート6を吸着させ、シート6を吸着させた状態で回動して搬送力を発生させる。
複数の吸引孔126は、幅方向において基準ガイド19からの距離に応じて形状が異なっている。ここで、複数の吸引孔126の形状が異なることには、個々の吸引孔126の形状が異なること、及び個々の吸引孔126の形状が同一であってもA方向において隣り合う吸引孔126の間隔が異なることの両方を含む。本実施の形態における複数の吸引孔126の形状が異なるとは、前者の意味である。
吸引孔126は、幅方向において基準ガイド19からの距離に応じて径が大きくなるように設けられている。具体的には、吸引孔126は、A方向及び幅方向の間隔は一定になるように設けられている。吸引孔126は、A方向において同一径であると共に、幅方向において基準ガイド19から離れるほど大きい径を有する。
また、吸引ベルト113上をA方向に並んだ複数の吸引孔126からなる吸引孔列毎に、同一面積の区域S11から区域S15に区分した際の各区域S11からS15の面積に対する吸引孔126の面積の割合は、吸引孔126の径が大きいほど大きくなる。従って、区域S11から区域S15における吸引孔126の径が大きい区域ほどシート6に対する吸着力が高くなる。即ち、区域S11から区域S15における吸着力は、区域S11の吸着力<区域S12の吸着力<区域S13の吸着力<区域S14の吸着力<区域S15の吸着力となる。
これにより、複数の吸引孔126によるシート6の吸引力は、基準ガイド19に近い領域より基準ガイド19から離れた領域の方が大きい。具体的には、複数の吸引孔126によるシート6の吸引力は、区域S11より区域S12の方が大きく、区域S12より区域S13の方が大きく、区域S13より区域S14の方が大きく、区域S14より区域S15の方が大きい。
吸引孔126は、上記の構成により、幅方向において基準ガイド19から離れるほど搬送力及び吸引力が大きくなるように設けられている。
ピンチバネ10は、ピンチローラ8を搬送ローラ7に付勢している。ピンチバネ10は、搬送ローラ対9の搬送力をF1とし、吸引ベルト113の搬送力をF2とした際に、F1>F2となるように設定されている。
搬送モータ11は、搬送ローラ対9の搬送速度をV1とし、吸引ベルト113の搬送速度をV2とした際に、シート6のA方向への搬送時はV1<V2となるように制御される。
吸引ファン14は、風の流れを吸引ベルト113の吸引孔126を介してシート6に作用させてシート6を吸引ベルト113に吸着させる。
ベルト駆動軸17は、ベルトモータ16に連結され、ベルトモータ16が駆動することにより回転して吸引ベルト113を回動させる。
基準ガイド19は、A方向において搬送ローラ対9よりも下流から、吸引ベルト113のA方向の最下流までA方向に沿って延設されている。基準ガイド19は、幅方向において記録ヘッド18による印刷領域から一定距離離れて配置されて、搬送ローラ対9及び吸引ベルト113により搬送されるシート6の側端部に当接してシート6のA方向又はB方向への搬送をガイドする。
なお、上記構成を有する搬送装置115において、搬送力M1からM5及びシート6に加わる張力T1からT5は上記実施の形態1と同一であるので、その説明を省略する。
本実施の形態では、A方向及び幅方向に沿って吸引ベルト113に設けられると共に、幅方向において基準ガイド19から離れるほど吸引ベルト113による搬送力が大きくなるように吸引孔126を設ける。これにより、シート6をA方向又はB方向に搬送する場合において、装置の大型化又はコストの上昇を抑制しながら、シート6の斜行を矯正した状態でシート6を搬送することができる。
また、本実施の形態によれば、シート6をB方向に搬送する際に吸引ファン14を停止することにより、シート6を基準ガイド19に摺接させた状態でB方向に搬送することができる。
なお、本実施の形態において、吸引孔126のA方向における間隔を同一にしたが、吸引孔のA方向における間隔を異ならせてもよい。
本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能であることは言うまでもない。
具体的には、上記実施の形態1及び実施の形態2において、吸引孔を円形にしたが、これに限らず、吸引孔を四角形又は三角形等の任意の形状にすることができる。
また、上記実施の形態1及び実施の形態2において、ロールシート2を搬送装置15により搬送したが、これに限らず、Zホールドシート又はロールシート2以外の連続シート等の任意の媒体を搬送装置15により搬送することができる。
また、上記実施の形態1及び実施の形態2において、吸引孔の間隔及び径を変化させる以外の吸引孔の形状又は配置によって、幅方向において基準ガイド19から離れるほど吸引力が大きくなるように吸引孔を設けることができる。
また、上記実施の形態1及び実施の形態2において、幅方向において基準ガイド19から離れるにつれて段階的に吸引力が大きくなるように吸引孔を設けるようにしてもよい。即ち、少なくとも基準ガイド19に近い領域より離れた領域の吸引孔の吸引力が大きくなるように吸引孔を設けるものであれば、複数の吸引孔を任意の形状にすることができる。
また、上記実施の形態1及び実施の形態2において、図4のシートセット時の動作で、基準ガイド19にシート6が当接した後の吸引ファン14の吸引力を、基準ガイド19にシート6が当接する前の吸引ファン14の吸引力よりも低くしてもよい。例えば、CPU82は、基準ガイド19にシート6が当接する前の吸引ファン14の吸引効率を100%とした場合に、基準ガイド19にシート6が当接した後の吸引ファン14の吸引効率を70%にする。これにより、記録動作開始前における吸引ファン14を駆動する駆動電力を小さくすることができ、省電力にすることができる。
1 記録装置
2 ロールシート
3 支持軸
4 ロールモータ
5 給送部
6 シート
7 搬送ローラ
8 ピンチローラ
9 搬送ローラ対
10 ピンチバネ
11 搬送モータ
12 センサ
13 吸引ベルト
14 吸引ファン
15 搬送装置
16 ベルトモータ
17 ベルト駆動軸
18 記録ヘッド
19 基準ガイド
20 カッタユニット
21 エンコーダ
22 エンコーダセンサ
23 セパレータ
24 ラベル
26 吸引孔
50 制御部
80 ホストPC
81 インターフェースコントローラ
82 CPU
83 ASIC
84 イメージメモリ
85 出力ポート
86 モータ駆動回路
87 ファン駆動回路
93 プログラムROM
94 ワークRAM
96 操作パネル
97 記録ヘッド駆動制御回路
113 吸引ベルト
115 搬送装置
126 吸引孔

Claims (8)

  1. シートを吸引する複数の吸引孔を備えると共に、シートを搬送方向又は前記搬送方向と反対方向に搬送する搬送手段と、
    前記搬送方向に沿って設けられると共に、前記搬送手段により搬送するシートの側端部に当接してシートの斜行を矯正する斜行矯正手段と、
    を有し、
    前記複数の吸引孔は、
    前記搬送方向及び前記搬送方向に直交する幅方向に沿って前記搬送手段に設けられると共に、前記幅方向において前記斜行矯正手段からの距離に応じて形状が異なる、
    ことを特徴とする搬送装置。
  2. 前記複数の吸引孔は、
    前記距離に応じて前記搬送方向における間隔が狭くなるように設けられる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の搬送装置。
  3. 前記複数の吸引孔は、
    前記距離に応じて径が大きくなるように設けられる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の搬送装置。
  4. 前記複数の吸引孔によるシートの吸引力は、
    前記斜行矯正手段に近い領域より離れた領域の方が大きい、
    ことを特徴とする請求項1に記載の搬送装置。
  5. 前記複数の吸引孔を介してシートを吸引して前記搬送手段に吸着させて搬送させる吸引動作を行う吸引手段を有し、
    前記吸引手段は、
    前記搬送手段によりシートを前記反対方向に搬送する際に前記吸引動作を停止する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の搬送装置。
  6. 前記複数の吸引孔を介してシートを吸引して前記搬送手段に吸着させて搬送させる吸引動作を行う吸引手段を有し、
    前記吸引手段は、
    前記搬送手段によりシートを前記反対方向に搬送する際に、前記搬送方向に搬送する際よりも吸引力を低くする、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の搬送装置。
  7. 前記複数の吸引孔を介してシートを吸引して前記搬送手段に吸着させて搬送させる吸引動作を行う吸引手段を有し、
    前記吸引手段は、
    前記斜行矯正手段にシートが当接した後は前記斜行矯正手段にシートが当接する前よりも吸引力を低くする、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の搬送装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の搬送装置と、
    前記搬送装置により搬送されるシートにインクを吐出して記録を行う記録手段と、
    を有することを特徴とする記録装置。
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