JP2019206345A - 容器 - Google Patents

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瑛亮 三浦
Esuke Miura
瑛亮 三浦
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Abstract

【課題】容器内が減圧状態になった場合における周溝の径方向内側への変形のし難さと、容器をブロー成形によって製造する際における賦形性の良さとを、ある程度バランス良く保つことができる容器を提供する。【解決手段】胴部2に周溝11が形成され、周溝11は、溝底壁12と、胴部2の軸心方向Aにおいて相対向するとともに溝底壁12から互いに離れる方向に広がる一対の側壁13とを有し、側壁13は胴部2の軸心に直交する横断面18に対して傾斜する内側寄りの傾斜部19と外側寄りの傾斜部20とを有し、上記横断面18に対する外側寄りの傾斜部20の傾斜角度βが内側寄りの傾斜部19の傾斜角度αよりも大きい。【選択図】図2

Description

本発明は、例えばペットボトル等の、ブロー成形によって形成され且つ筒状の胴部を有する樹脂製の容器に関する。
従来、この種の容器としては、例えば図10,図11に示すように、ペットボトル101の円筒状の胴部102の外周に、内側に陥没した複数の周溝103が全周にわたり形成されているものがある。周溝103は、溝底壁104と、胴部102の軸心方向Aにおいて相対向するとともに溝底壁104から互いに離れる方向に広がる一対の側壁105とを有している。尚、側壁105は胴部102の軸心106に直交する横断面107に対して所定の傾斜角度αで傾斜している。
このようなペットボトル101内に高温の液体を充填し、キャップをしてペットボトル101を密封した後、冷却する充填方法がある(一般に高温充填法と言われている)。このような高温充填法では、上記のように冷却した際、ペットボトル101内が減圧され、この減圧により、胴部102には、内面に垂直な内向きの力Fが作用するため、周溝103の側壁105には、内周面に垂直な内向きの力Fが作用する。この内向きの力Fは、胴部102の軸心方向Aの第1の分力f1と、軸心方向Aに直交する径方向Bの第2の分力f2とに分解される。
ここで、側壁105の傾斜角度αが小さいほど、第2の分力f2も小さくなるため、ペットボトル101内が減圧状態になった場合、周溝103が径方向Bの内側に変形し難くなる。
尚、ペットボトル101はブロー成形によって形成されている。
上記のような周溝103を有するペットボトル101については例えば下記特許文献1に記載されている。
特許第4552498号
しかしながら上記の従来形式では、側壁105の傾斜角度αを小さくすると、側壁105と胴部102の外周面との交差角度Cが小さくなるため、側壁105と胴部102とのコーナー部分108において、ブロー成形時の賦形性(成形性)が悪くなるといった問題がある。尚、賦形性が悪くなると、コーナー部分108の肉厚が不足したり、コーナー部分108が正規の形状と異なった形状となって、強度不足等の不具合を招く虞がある。
コーナー部分108における賦形性を向上させるためには、上記交差角度Cが180°に近付くように交差角度Cを大きくすればよいが、この場合、側壁105の傾斜角度αが大きくなり、これに伴って第2の分力f2も大きくなるため、ペットボトル101内が減圧状態になった際、周溝103が径方向Bの内側に変形し易くなってしまう。
本発明は、容器内が減圧状態になった場合における周溝の径方向内側への変形のし難さと、容器をブロー成形によって製造する際における賦形性の良さとを、ある程度バランス良く保つことができる容器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本第1発明は、ブロー成形によって形成され且つ筒状の胴部を有する樹脂製の容器であって、
胴部の外周に、周方向において長く且つ内側に陥没した周溝が形成され、
周溝は、溝底壁と、胴部の軸心方向において相対向するとともに溝底壁から互いに離れる方向に広がる一対の側壁とを有し、
側壁は胴部の軸心に直交する横断面に対して傾斜する内側寄りの傾斜部と外側寄りの傾斜部とを有し、
外側寄りの傾斜部は胴部の径方向において内側寄りの傾斜部よりも外側に形成され、
上記横断面に対する外側寄りの傾斜部の傾斜角度が内側寄りの傾斜部の傾斜角度よりも大きいものである。
これによると、容器内に高温の流体を充填し、キャップをして容器を密封した後、容器を冷却した際、容器内が減圧される。このような減圧状態では、胴部には、内面に垂直な内向きの力が作用するため、周溝の側壁には、内周面に垂直な内向きの力が作用する。この内向きの力は、胴部の軸心方向の第1の分力と、軸心方向に直交する径方向の第2の分力とに分解される。
ここで、側壁の内側寄りの傾斜部の傾斜角度を小さくすることにより、内側寄りの傾斜部に作用する第2の分力も小さくなるため、容器内が減圧状態になった場合、周溝が径方向の内側に変形し難くなる。
また、上記のように側壁の内側寄りの傾斜部の傾斜角度を小さくしても、外側寄りの傾斜部の傾斜角度が内側寄りの傾斜部の傾斜角度よりも大きいため、側壁の外側寄りの傾斜部の延長線と胴部の外周面の延長線との交差角度が側壁の内側寄りの傾斜部の延長線と胴部の外周面の延長線との交差角度よりも大きくなる。これにより、側壁と胴部とのコーナー部分において、ブロー成形時の賦形性が向上する。
これにより、容器内が減圧状態になった場合における周溝の径方向内側への変形のし難さと、容器をブロー成形によって製造する際における賦形性の良さとを、ある程度バランス良く保つことができる。
本第2発明における容器は、周溝は、溝底壁と内側寄りの傾斜部との間に繋がる第1の円弧部と、内側寄りの傾斜部と外側寄りの傾斜部との間に繋がる第2の円弧部と、外側寄りの傾斜部と胴部の外周面との間に繋がる第3の円弧部とを有し、
第1の円弧部は胴部の内側に膨らみ、
第2および第3の円弧部は胴部の外側に膨らんでいるものである。
これによると、第1の円弧部によって、溝底壁と内側寄りの傾斜部との間に応力が集中するのを防止することができる。また、第2の円弧部によって、内側寄りの傾斜部と外側寄りの傾斜部との間に応力が集中するのを防止することができる。さらに、第3の円弧部によって、外側寄りの傾斜部と胴部の外周面との間に応力が集中するのを防止することができる。これにより、周溝に発生する応力を分散させることができる。
本第3発明は、ブロー成形によって形成され且つ筒状の胴部を有する樹脂製の容器であって、
胴部の外周に、周方向において長く且つ内側に陥没した周溝が形成され、
周溝は、溝底壁と、胴部の軸心方向において相対向するとともに溝底壁から互いに離れる方向に広がる一対の側壁とを有し、
側壁は、胴部の軸心に直交する横断面に対して傾斜し、胴部の外側に膨らんだ円弧形状に形成され、
上記横断面に対する側壁の接線の傾斜角度は、胴部の径方向における外側寄りの箇所が内側寄りの箇所よりも大きいものである。
これによると、容器内に高温の流体を充填し、キャップをして容器を密封した後、容器を冷却した際、容器内が減圧される。このような減圧状態では、胴部には、内面に垂直な内向きの力が作用するため、周溝の側壁には、内周面に垂直な内向きの力が作用する。この内向きの力は、胴部の軸心方向の第1の分力と、軸心方向に直交する径方向の第2の分力とに分解される。
ここで、側壁の内側寄りの箇所における接線の傾斜角度を小さくすることにより、内側寄りの箇所に作用する第2の分力も小さくなるため、容器内が減圧状態になった場合、周溝が径方向の内側に変形し難くなる。
また、上記のように側壁の内側寄りの箇所における接線の傾斜角度を小さくしても、側壁の外側寄りの箇所における接線の傾斜角度が内側寄りの箇所における接線の傾斜角度よりも大きいため、側壁の外側寄りの箇所における接線と胴部の外周面の延長線との交差角度が側壁の内側寄りの箇所における接線と胴部の外周面の延長線との交差角度よりも大きくなる。これにより、側壁と胴部とのコーナー部分において、ブロー成形時の賦形性が向上する。
これにより、容器内が減圧状態になった場合における周溝の径方向内側への変形のし難さと、容器をブロー成形によって製造する際における賦形性の良さとを、ある程度バランス良く保つことができる。
本第4発明における容器は、周溝は溝底壁と側壁との間に繋がる第1の円弧部を有し、
第1の円弧部は胴部の内側に膨らんでいるものである。
これによると、第1の円弧部によって、溝底壁と側壁との間に応力が集中するのを防止することができ、周溝に発生する応力を分散させることができる。
本第5発明における容器は、溝底壁は胴部の軸心方向において真直ぐに延びたストレート部を有しているものである。
これによると、外部から容器に軸心方向の荷重が作用した場合、溝底壁のストレート部によって上記荷重に対する強度が向上し、これにより、容器の座屈強度が保たれる。
以上のように本発明によると、容器内が減圧状態になった場合における周溝の径方向内側への変形のし難さと、容器をブロー成形によって製造する際における賦形性の良さとを、ある程度バランス良く保つことができる。
本発明の第1の実施の形態における容器の一部を断面表示した全体図である。 同、容器の周溝の拡大図である。 同、容器の周溝の拡大断面図である。 同、容器の周溝の一部分を拡大した図である。 本発明の第2の実施の形態における容器の周溝の拡大図である。 同、容器の周溝の拡大断面図である。 本発明の第3の実施の形態における容器の周溝の拡大図である。 同、容器の周溝の拡大断面図である。 同、容器の周溝の一部分を拡大した図である。 従来の容器の一部を断面表示した全体図である。 同、容器の周溝の拡大断面図である。
以下、本発明における実施の形態を、図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態では、図1に示すように、1は例えばポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂製の容器(所謂ペットボトル)であり、この容器1はブロー成形によって形成されるブロー成形品である。容器1は、円筒状の胴部2と、胴部2の下端に形成された底部3と、胴部2の上端に形成された肩部4と、肩部4の上端に形成された口部5とを有している。尚、口部5には、開閉可能なキャップ(図示省略)が装着される。
胴部2の外周には、周方向において長く且つ内側に陥没した複数本の周溝11が全周にわたり形成されている。図2,図3に示すように、周溝11は、溝底壁12と、胴部2の軸心方向Aにおいて相対向するとともに溝底壁12から互いに離れる方向に広がる一対の側壁13とを有している。
溝底壁12は胴部2の軸心方向Aにおいて真直ぐに延びたストレート部16を有している。ストレート部16は胴部2の軸心17を中心とする円筒状に形成されている。
側壁13は、胴部2の軸心17に直交する横断面18に対してそれぞれ所定の角度で傾斜する内側寄りの傾斜部19と外側寄りの傾斜部20とを全周にわたり有している。外側寄りの傾斜部20は胴部2の径方向Bにおいて内側寄りの傾斜部19よりも外側に形成されている。尚、横断面18は溝底壁12を横断する仮想の面である。
横断面18に対する外側寄りの傾斜部20の傾斜角度βは内側寄りの傾斜部19の傾斜角度αよりも大きい。尚、内側寄りの傾斜部19は、胴部2の外側に向かって膨らんでいる円弧状の面ではなく、傾斜角度αで傾斜している平坦な面を有している。同様に、外側寄りの傾斜部20は、胴部2の外側に向かって膨らんでいる円弧状の面ではなく、傾斜角度βで傾斜している平坦な面を有している。傾斜角度αは例えば25°、傾斜角度βは例えば45°に設定されているが、これらの角度のみに限定されるものではない。
また、周溝11は、溝底壁12のストレート部16と内側寄りの傾斜部19との間に繋がる第1の円弧部23と、内側寄りの傾斜部19と外側寄りの傾斜部20との間に繋がる第2の円弧部24と、外側寄りの傾斜部20と胴部2の外周面との間に繋がる第3の円弧部25とを有している。第1の円弧部23は胴部2の内側に向かって膨らんでいる。また、第2および第3の円弧部24,25はそれぞれ胴部2の外側に向かって膨らんでいる。
以下、上記構成における作用を説明する。
周溝11の溝底壁12はストレート部16を有しているため、外部から容器1に軸心方向A(上下方向)の荷重W(図1参照)が作用した場合、ストレート部16によって荷重Wに対する強度が向上し、これにより、容器1の座屈強度が保たれる。
また、高温充填法において、容器1内に高温の液体(例えば茶、果汁飲料等)を充填し、口部5にキャップをして容器1を密封した後、容器1を冷却した際、容器1内が減圧される。このような減圧状態では、図1,図3に示すように、胴部2には、内面に垂直な内向きの力Fが作用するため、周溝11の側壁13には、内周面に垂直な内向きの力Fが作用する。この内向きの力Fは、胴部2の軸心方向Aの第1の分力f1と、軸心方向Aに直交する径方向Bの第2の分力f2とに分解される。
ここで、内側寄りの傾斜部19の傾斜角度αを小さくすることにより、内側寄りの傾斜部19に作用する第2の分力f2も小さくなるため、容器1内が減圧状態になった場合、周溝11が径方向Bの内側に変形し難くなる。
また、上記のように内側寄りの傾斜部19の傾斜角度αを小さくしても、外側寄りの傾斜部20の傾斜角度βが内側寄りの傾斜部19の傾斜角度αよりも大きいため、図4に示すように、外側寄りの傾斜部20の延長線と胴部2の外周面の延長線との交差角度C2が内側寄りの傾斜部19の延長線と胴部2の外周面の延長線との交差角度C1よりも大きくなる。これにより、側壁13と胴部2の外周面とのコーナー部分28において、ブロー成形時の賦形性が向上する。
これにより、容器1内が減圧状態になった場合における周溝11の径方向Bの内側への変形のし難さと、容器1をブロー成形によって製造する際における賦形性の良さとを、ある程度バランス良く保つことができる。
また、第1の円弧部23によって、溝底壁12のストレート部16と内側寄りの傾斜部19との間に応力が集中することを防止することができる。また、第2の円弧部24によって、内側寄りの傾斜部19と外側寄りの傾斜部20との間に応力が集中することを防止することができる。さらに、第3の円弧部25によって、外側寄りの傾斜部20と胴部2の外周面との間に応力が集中することを防止することができる。これにより、周溝11に発生する応力を分散させることができる。
上記第1の実施の形態では、図2に示すように、周溝11の各側壁13に内側寄りの傾斜部19と外側寄りの傾斜部20とを1つずつ形成しているが、内側寄りの傾斜部19と外側寄りの傾斜部20との間にさらに傾斜部を追加してもよい。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態では、図5,図6に示すように、先述した第1の実施の形態における第2の円弧部24と第3の円弧部25とを形成せず、内側寄りの傾斜部19と外側寄りの傾斜部20とが隣接しているとともに、外側寄りの傾斜部20と胴部2の外周面とが隣接している。これによると、第1の実施の形態と同様な作用および効果が得られる。
尚、第2の実施の形態では、第2の円弧部24と第3の円弧部25とを形成していないが、内側寄りの傾斜部19と外側寄りの傾斜部20との隣接部分を僅かに円弧状に形成し、外側寄りの傾斜部20と胴部2の外周面との隣接部分を僅かに円弧状に形成してもよい。
(第3の実施の形態)
以下に、第3の実施の形態について説明する。尚、先述した第1の実施の形態のものと同じ構成については、同一の符号を付記して詳細な説明を省略する。
図7,図8に示すように、周溝11は溝底壁12と一対の側壁53とを有している。側壁53は、胴部2の軸心17に直交する横断面18に対して傾斜し、胴部2の外側に膨らんだ円弧形状に形成されている。
胴部2の径方向Bにおける内側寄りの箇所P1における側壁53の接線を第1の接線L1とし、外側寄りの箇所P2における側壁53の接線を第2の接線L2とすると、横断面18に対する第2の接線L2の傾斜角度θ2が第1の接線L1の傾斜角度θ1よりも大きい。
また、周溝11は溝底壁12のストレート部16と側壁53との間に繋がる第1の円弧部23を有している。第1の円弧部23は胴部2の内側に膨らんでいる。
以下、上記構成における作用を説明する。
高温充填法においては容器1内が減圧されるため、図8に示すように、周溝11の側壁53には、内周面に垂直な内向きの力Fが作用する。この内向きの力Fは、胴部2の軸心方向Aの第1の分力f1と、軸心方向Aに直交する径方向Bの第2の分力f2とに分解される。
ここで、第1の接線L1の傾斜角度θ1を小さくすることにより、内側寄りの箇所P1に作用する第2の分力f2も小さくなるため、容器1内が減圧状態になった場合、周溝11が径方向Bの内側に変形し難くなる。
また、上記のように第1の接線L1の傾斜角度θ1を小さくしても、第2の接線L2の傾斜角度θ2が第1の接線L1の傾斜角度θ1よりも大きいため、図9に示すように、第2の接線L2と胴部2の外周面の延長線との交差角度C2が第1の接線L1と胴部2の外周面の延長線との交差角度C1よりも大きくなる。これにより、側壁53と胴部2とのコーナー部分28において、ブロー成形時の賦形性が向上する。
これにより、容器1内が減圧状態になった場合における周溝11の径方向Bの内側への変形のし難さと、容器1をブロー成形によって製造する際における賦形性の良さとを、ある程度バランス良く保つことができる。
また、第1の円弧部23によって、溝底壁12のストレート部16と側壁53との間に応力が集中することを防止することができ、周溝11に発生する応力を分散させることができる。
1 容器
2 胴部
11 周溝
12 溝底壁
13,53 側壁
16 ストレート部
17 軸心
18 横断面
19 内側寄りの傾斜部
20 外側寄りの傾斜部
23 第1の円弧部
24 第2の円弧部
25 第3の円弧部
A 軸心方向
B 径方向
L1 内側寄りの箇所における接線
L2 外側寄りの箇所における接線
P1 内側寄りの箇所
P2 外側寄りの箇所
α 内側寄りの傾斜部の傾斜角度
β 外側寄りの傾斜部の傾斜角度
θ1 傾斜角度
θ2 傾斜角度

Claims (5)

  1. ブロー成形によって形成され且つ筒状の胴部を有する樹脂製の容器であって、
    胴部の外周に、周方向において長く且つ内側に陥没した周溝が形成され、
    周溝は、溝底壁と、胴部の軸心方向において相対向するとともに溝底壁から互いに離れる方向に広がる一対の側壁とを有し、
    側壁は胴部の軸心に直交する横断面に対して傾斜する内側寄りの傾斜部と外側寄りの傾斜部とを有し、
    外側寄りの傾斜部は胴部の径方向において内側寄りの傾斜部よりも外側に形成され、
    上記横断面に対する外側寄りの傾斜部の傾斜角度が内側寄りの傾斜部の傾斜角度よりも大きいことを特徴とする容器。
  2. 周溝は、溝底壁と内側寄りの傾斜部との間に繋がる第1の円弧部と、内側寄りの傾斜部と外側寄りの傾斜部との間に繋がる第2の円弧部と、外側寄りの傾斜部と胴部の外周面との間に繋がる第3の円弧部とを有し、
    第1の円弧部は胴部の内側に膨らみ、
    第2および第3の円弧部は胴部の外側に膨らんでいることを特徴とする請求項1記載の容器。
  3. ブロー成形によって形成され且つ筒状の胴部を有する樹脂製の容器であって、
    胴部の外周に、周方向において長く且つ内側に陥没した周溝が形成され、
    周溝は、溝底壁と、胴部の軸心方向において相対向するとともに溝底壁から互いに離れる方向に広がる一対の側壁とを有し、
    側壁は、胴部の軸心に直交する横断面に対して傾斜し、胴部の外側に膨らんだ円弧形状に形成され、
    上記横断面に対する側壁の接線の傾斜角度は、胴部の径方向における外側寄りの箇所が内側寄りの箇所よりも大きいことを特徴とする容器。
  4. 周溝は溝底壁と側壁との間に繋がる第1の円弧部を有し、
    第1の円弧部は胴部の内側に膨らんでいることを特徴とする請求項3記載の容器。
  5. 溝底壁は胴部の軸心方向において真直ぐに延びたストレート部を有していることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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