JP2019204811A - 発光装置及び発光装置の製造方法 - Google Patents

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明 平沢
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Abstract

【課題】異物によるOLEDの不具合を抑えつつOLEDの高輝度を実現する。【解決手段】第1電極110は、基板100上に位置している。第1層122は、第1電極110上に位置している。第1層122は、第1有機材料及び第1金属酸化物を含んでいる。第1金属酸化物は、第1有機材料にドープされている。第2層124は、第1層122上に位置している。第2層124は、第1有機材料を含んでいる。第2層124における第1金属酸化物の濃度は、第1層122における第1金属酸化物の濃度より低くなっている。有機発光層126は、第2層124上に位置している。第2電極130は、有機発光層126上に位置している。第1層122の厚さは、第2層124の厚さより薄くなっている。【選択図】図1

Description

本発明は、発光装置及び発光装置の製造方法に関する。
近年、発光装置として、有機発光ダイオード(OLED)が開発されている。OLEDは、基板、第1電極、有機層及び第2電極を含んでいる。有機層は、第1電極と第2電極の間の電圧によって有機エレクトロルミネッセンス(EL)により発光可能な発光層(EML)を含んでいる。有機層は、正孔注入層(HIL)、正孔輸送層(HTL)、電子輸送層(ETL)及び電子注入層(EIL)を適宜含んでいてもよい。OLEDの製造プロセスにおいては、有機層の各層が順次積層される。
特許文献1に記載されているように、OLEDの製造プロセスにおいては、第1電極上に異物が存在すると、第1電極上に堆積された層が異物の周辺において分断され、様々な不具合(例えば、異物の近傍における電界集中又は異物の近傍における短絡)が引き起こされ得る。特許文献1では、基板をこの層のガラス転移点以上融点以下に加熱して、この層が異物を埋め込むようにしている。
特許文献2には、第1電極、正孔輸送性を有する第1層及び正孔輸送性を有する第2層を順に含むOLEDが記載されている。第1層は、酸化物半導体及び金属酸化物の中から選ばれた1つの化合物を含んでいる。第2層は、芳香族アミン系の化合物を含んでいる。
特開2000−91067号公報 特開2006−114521号公報
特許文献1に記載されているように、第1電極上の異物によるOLEDの不具合を抑えるべく、第1電極上の特定の層の加熱を実施することがある。本発明者は、この層の構造に依存してOLEDの輝度が変化し得ることを新規に見出した。
本発明が解決しようとする課題としては、異物によるOLEDの不具合を抑えつつOLEDの高輝度を実現することが一例として挙げられる。
請求項1に記載の発明は、
基板と、
前記基板上に位置する第1電極と、
前記第1電極上に位置し、第1有機材料と、前記第1有機材料にドープされた第1金属酸化物と、を含む第1層と、
前記第1層上に位置し、前記第1有機材料を含み、前記第1層よりも前記第1金属酸化物の濃度が低い第2層と、
前記第2層上に位置する有機発光層と、
前記有機発光層上に位置する第2電極と、
を含み、
前記第1層の厚さは、前記第2層の厚さより薄い、発光装置である。
請求項5に記載の発明は、
基板上に第1電極を形成する工程と、
第1有機材料と、前記第1有機材料にドープされた金属酸化物と、を含む第1層を前記第1電極上に形成する工程と、
前記第1有機材料を含み、金属酸化物を実質的に含まない第2層を前記第1層上に形成する工程と、
前記第1層及び前記第2層を前記第1有機材料のガラス転移点以上融点未満の温度に加熱する工程と、
前記第2層上に有機発光層を形成する工程と、
前記有機発光層上に第2電極を形成する工程と、
を含み、
前記第1層の厚さは、前記第2層の厚さより薄い、発光装置の製造方法である。
実施形態に係る発光装置の断面図である。 図1に示した発光装置の製造方法の第1例を説明するための図である。 図1に示した発光装置の製造方法の第1例を説明するための図である。 図1に示した発光装置の製造方法の第1例を説明するための図である。 図1に示した発光装置の製造方法の第2例を説明するための図である。 図1に示した発光装置の製造方法の第2例を説明するための図である。 第1層の厚さ及び第2層の厚さの合計に対する第1層の厚さの割合に応じた輝度の変化を示すグラフである。 発光装置を高温(110℃)下に保存した場合の駆動電圧の変化を示すグラフである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
図1は、実施形態に係る発光装置10の断面図である。
図1を用いて、発光装置10の概要を説明する。発光装置10は、基板100、第1電極110、第1層122、第2層124、有機発光層126及び第2電極130を含んでいる。第1電極110は、基板100上に位置している。第1層122は、第1電極110上に位置している。第1層122は、第1有機材料及び第1金属酸化物を含んでいる。第1金属酸化物は、第1有機材料にドープされている。第2層124は、第1層122上に位置している。第2層124は、第1有機材料を含んでいる。第2層124における第1金属酸化物の濃度は、第1層122における第1金属酸化物の濃度より低くなっている。有機発光層126は、第2層124上に位置している。第2電極130は、有機発光層126上に位置している。第1層122の厚さは、第2層124の厚さより薄くなっている。
上述した構成によれば、異物による発光装置10の不具合を抑えつつ発光装置10の高輝度を実現することができる。具体的には、上述した構成においては、発光装置10は、第1層122及び第2層124を含んでいる。したがって、第1層122及び第2層124を第1有機材料のガラス転移点以上融点未満の温度で加熱することで第1電極110上の異物を第1層122又は第2層124によって埋め込むことができる。したがって、異物による発光装置10の不具合を抑えることができる。さらに、上述した構成においては、第1層122の厚さは、第2層124の厚さより薄くなっている。本発明者は、第1層122の厚さ及び第2層124の厚さの合計に対する第1層122の厚さの割合が小さいほど発光装置10の輝度が増加する傾向があることを新規に見出し、特に、第1層122の厚さが第2層124の厚さより薄い場合に発光装置10の高輝度が実現されることを見出した。
さらに、本発明者は、第1層122の厚さに依存して発光装置10の耐熱性が変化することを見出した。特に、本発明者は、第1層122の厚さが5nm以下の場合に発光装置10の耐熱性が低下することを見出した。したがって、発光装置10の耐熱性の観点から、第1層122の厚さは、5nm超であることが好ましい。
図1を用いて、発光装置10の詳細を説明する。
発光装置10は、基板100、第1電極110、有機層120及び第2電極130を含んでいる。有機層120は、第1層122、第2層124及び有機発光層126を含んでいる。
基板100は、第1面102及び第2面104を有している。第1電極110、有機層120及び第2電極130は、基板100の第1面102側に位置している。第2面104は、第1面102の反対側にある。
基板100は、例えば、ガラス又は樹脂からなっている。基板100は、可撓性を有していてもよいし、又は有していなくてもよい。基板100は、透光性を有していてもよいし、又は有していなくてもよい。
第1電極110は、陽極として機能している。第1電極110は、透光性を有していてもよいし、又は透光性を有していなくてもよい。
第1層122は、正孔注入層(HIL)として機能している。第1層122は、第1有機材料を主成分として含んでおり、第1金属酸化物をさらに含んでいる。第1有機材料は、正孔輸送材料である。一例において、正孔輸送材料は、4,4’−ビス[N−(1−ナフチル)−N−フェニル−アミノ]−ビフェニル(α−NPD)、4,4’−ビス[N−(3−メチルフェニル)−N−フェニル−アミノ]−ビフェニル(TPD)及び1,3,5−トリス(4−ピリジル)−2,4,6−トリアジン(TPT1)からなる群から選択される少なくとも1つである。金属酸化物は、第1有機材料にドープされている。一例において、金属酸化物は、モリブデン酸化物(MoO)、タングステン酸化物(WO)、バナジウム酸化物(VO)及びルテニウム酸化物(RuO)からなる群から選択される少なくとも1つである。
第1層122には、三酸化モリブデン(MoO)がドープされていてもよい。一例において、第1層122における三酸化モリブデンのドープ濃度(三酸化モリブデン及び他の材料の合計に対する三酸化モリブデンの割合)は、1%以上20%以下にすることができる。当該ドープ濃度が1%以上であることで、発光装置10の駆動電圧を抑えることができ、当該ドープ濃度が20%以下であることで、逆方向のリーク電流を抑えることができる。
第2層124は、正孔輸送層(HTL)として機能している。第2層124は、上述した第1有機材料を主成分として含んでいる。つまり、第1層122及び第2層124は、共通の有機材料を主成分として含んでいる。第2層124における第1金属酸化物の濃度は、第1層122における第1金属酸化物の濃度より低くなっており、第2層124は、第1金属酸化物を実質的に含んでいなくてもよい。一例において、第2層124が第1金属酸化物を実質的に含まないとは、金属酸化物を検出するための方法によって第1金属酸化物が検出されないことを意味し、詳細には、エネルギー分散型X線分析(EDX)によって第1金属酸化物の金属成分が検出されないことを意味する。
第2層124は、第1層122に接触している。言い換えると、第1層122と第2層124の間には、第1層122及び第2層124以外の層が設けられていない。
有機発光層126は、発光層(EML)として機能している。有機発光層126は、発光材料を含んでいる。一例において、発光材料は、トリス(8−キノリノラト)アルミニウム(Alq)、クマリン6、Ir(ppy)、FIrPic、FIr6、DCJTB、Ir(btp)(acac)である。
一例において、有機層120は、有機発光層126と第2電極130の間に、電子輸送層(HTL)及び電子注入層(EIL)の少なくとも一方を適宜含んでいてもよい。他の例において、有機層120は、有機発光層126と第2電極130の間に電荷発生層(CGL)をさらに含んでいてもよく、CGLと第2電極130の間に、有機発光層126とは異なる発光層をさらに含んでいてもよい。
第2電極130は、陰極として機能している。第2電極130は、透光性を有していてもよいし、又は透光性を有していなくてもよい。
一例において、第1電極110が透光性を有し、第2電極130が遮光性、特に光反射性を有していてもよい。この例において、有機層120から発せられた光は、第1電極110及び基板100を透過して基板100の第2面104から出射される。
他の例において、第1電極110が遮光性を有し、第2電極130が透光性、特に光反射性を有していてもよい。この例において、有機層120から発せられた光は、第2電極130を透過して基板100の第2面104の反対側から出射される。
さらに他の例において、第1電極110及び第2電極130の双方が透光性を有していてもよい。この例において、有機層120から発せられた光の一部は、第1電極110及び基板100を透過して基板100の第2面104から出射され、有機層120から発せられた光の他の一部は、第2電極130を透過して基板100の第2面104の反対側から出射される。
一例において、第1電極110が透光性導電材料を含む場合、第1電極110は、透光性を有することができる。透明導電材料は、例えば、金属酸化物(例えば、ITO(Indium Tin Oxide)、IZO(Indium Zinc Oxide)、IWZO(Indium Tungsten Zinc Oxide)、ZnO(Zinc Oxide))又はIGZO(Indium Galium Zinc Oxide)、カーボンナノチューブ又は導電性高分子(例えば、PEDOT)である。他の例において、第1電極110が金属薄膜(例えば、Ag)又は合金薄膜(例えば、AgMg)からなる場合、第1電極110は、透光性を有することができる。第2電極130についても同様である。
一例において、第1電極110が遮光性導電材料、特に光反射性導電材料を含む場合、第1電極110は、遮光性、特に光反射性を有することができる。一例において、遮光性導電材料は、金属又は合金であり、より具体的には、Al、Au、Ag、Pt、Mg、Sn、Zn及びInからなる群の中から選択される少なくとも1つの金属又はこの群から選択される金属の合金である。第2電極130についても同様である。
図2から図4は、図1に示した発光装置10の製造方法の第1例を説明するための図である。この例において、発光装置10は、以下のようにして製造される。
まず、図2に示すように、基板100の第1面102上に第1電極110を形成する。次いで、第1電極110上に第1層122を形成する。図2に示す例では、第1層122を形成する前に第1電極110を大気に曝しており、大気内に存在した異物Pが第1電極110に付着している。第1層122は、蒸着プロセスによって形成される。一例において、第1有機材料及び第1金属酸化物は、真空内において共蒸着させることができる。この例において、第1有機材料及び第1金属酸化物は、抵抗加熱によって加熱させることができる。
一般に、蒸着プロセスによって形成された層は、段差被覆性にあまり優れていない。したがって、図2に示すように、第1層122は、異物Pから異物Pの周囲にかけて連続的に形成されず、異物Pの周辺において分断されることがある。第1層122が分断されたまま第1層122上に層(例えば、有機発光層126及び第2電極130)を形成すると、発光装置10に様々な不具合(例えば、異物Pの近傍における電界集中又は異物Pの近傍における短絡)が引き起こされ得る。したがって、後述する図4に示すように、第1層122を加熱する必要がある。
次いで、図3に示すように、第2層124を第1層122上に形成する。第2層124は、蒸着プロセスによって形成される。一例において、第1有機材料は、真空内において蒸着させることができる。この例において、第1有機材料は、抵抗加熱によって加熱させることができる。さらに、この例において、第1金属酸化物は蒸着させない。したがって、第2層124における第1金属酸化物の濃度は、第1層122における第1金属酸化物の濃度より低くなり、第2層124は、第1金属酸化物を含まないようにすることができる。
図3に示す例において、第2層124も、第1層122と同様にして、異物Pの周辺において分断されている。
次いで、図4に示すように、第1層122及び第2層124を第1有機材料のガラス転移点以上融点未満の温度に加熱する。加熱によって第1層122及び第2層124が流動状態に遷移し、異物Pを第1層122及び第2層124に埋め込むことができる。
次いで、第2層124上に有機発光層126を形成する。有機発光層126は、蒸着プロセスにより形成されてもよいし、又は塗布プロセスにより形成されてもよい。次いで、有機発光層126上に第2電極130を形成する。
このようにして、発光装置10が製造される。
図2から図4に示す例では、発光装置10は、第1層122に埋め込まれた異物(異物P)を含むことになる。言い換えると、異物Pの全周に亘って、第1層122が異物Pに接触している。当然のことながら、発光装置10は、異物を含まなくてもよく、第1電極110を形成した後に異物が第1電極110に付着しない場合、発光装置10は、第1層122に埋め込まれた異物を含まない。
図5及び図6は、図1に示した発光装置10の製造方法の第2例を説明するための図である。図5は、図3に示した工程と同一の工程を示しており、図6は、図4に示した工程と同一の工程を示している。図5及び図6に示す例は、以下の点を除いて、図2から図4に示した例と同様である。
図5に示す例では、第1層122を形成した後第2層124を形成する前に第1層122を大気に曝しており、大気内に存在した異物Pが第1層122に付着している。したがって、第2層124は、異物Pの周辺において分断されている。
図6に示す例では、図4に示した例と同様にして、第1層122及び第2層124を第1有機材料のガラス転移点以上融点未満の温度に加熱する。加熱によって第1層122及び第2層124が流動状態に遷移し、異物Pを第2層124に埋め込むことができる。
図5及び図6に示す例では、発光装置10は、第2層124に埋め込まれた異物(異物P)を含むことになる。言い換えると、異物Pの全周に亘って、第2層124が異物Pに接触している。当然のことながら、発光装置10は、異物を含まなくてもよく、第1層122を形成した後に異物が第1層122に付着しない場合、発光装置10は、第2層124に埋め込まれた異物を含まない。
以上、本実施形態によれば、異物による発光装置10の不具合を抑えつつ発光装置10の高輝度を実現することができる。
図7は、第1層122の厚さ及び第2層124の厚さの合計に対する第1層122の厚さの割合に応じた輝度の変化を示すグラフである。
図7に示す例では、図1に示した発光装置10についてサンプルS1からS5までを作製した。いずれのサンプルも、第1層122の厚さ及び第2層124の厚さの合計は、45nmである。各サンプルの第1層122の厚さは、以下のとおりである。なお、サンプルS5においては、第2層124の厚さはゼロである(つまり、サンプルS5は第2層124を含まない。)。
サンプルS1:5nm
サンプルS2:10nm
サンプルS3:15nm
サンプルS4:25nm
サンプルS5:45nm
各サンプルのその他の条件は、以下のとおりである。
第1金属酸化物:三酸化モリブデン(MoO
図7に示すように、第1層122の厚さが第1層122の厚さ及び第2層124の厚さの合計に対する第1層122の厚さの割合が小さいほど発光装置10の輝度が増加する傾向があるといえる。特に、第1層122の厚さが第2層124の厚さより薄い場合に発光装置10の高輝度が実現されている。
図8は、発光装置10を高温(110℃)下に保存した場合の駆動電圧の変化を示すグラフである。
図8に示すように、第1層122の厚さがある程度厚い場合(サンプルS2からS5)、発光装置10の駆動電圧はほぼ一定を維持したのに対し、第1層122の厚さがある程度薄い場合(サンプルS1)、発光装置10の駆動電圧が増加した。この結果は、第1層122の厚さが5nm以下の場合に発光装置10の耐熱性が低下することを示唆している。したがって、発光装置10の耐熱性の観点から、第1層122の厚さは、5nm超であることが好ましい。
以上、図面を参照して実施形態及び実施例について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
10 発光装置
100 基板
102 第1面
104 第2面
110 第1電極
120 有機層
122 第1層
124 第2層
126 有機発光層
130 第2電極

Claims (7)

  1. 基板と、
    前記基板上に位置する第1電極と、
    前記第1電極上に位置し、第1有機材料と、前記第1有機材料にドープされた第1金属酸化物と、を含む第1層と、
    前記第1層上に位置し、前記第1有機材料を含み、前記第1層よりも前記第1金属酸化物の濃度が低い第2層と、
    前記第2層上に位置する有機発光層と、
    前記有機発光層上に位置する第2電極と、
    を含み、
    前記第1層の厚さは、前記第2層の厚さより薄い、発光装置。
  2. 請求項1に記載の発光装置において、
    前記第1層の厚さは、5nm超である、発光装置。
  3. 請求項1又は2に記載の発光装置において、
    前記第1電極上に存在し、前記第1層又は前記第2層に埋め込まれた異物をさらに含む発光装置。
  4. 請求項1から3までのいずれか一項に記載の発光装置において、
    前記第1層及び前記第2層は、前記第1有機材料を前記第1有機材料のガラス転移点以上融点未満の温度に加熱することを経ている、発光装置。
  5. 基板上に第1電極を形成する工程と、
    第1有機材料と、前記第1有機材料にドープされた金属酸化物と、を含む第1層を前記第1電極上に形成する工程と、
    前記第1有機材料を含み、金属酸化物を実質的に含まない第2層を前記第1層上に形成する工程と、
    前記第1層及び前記第2層を前記第1有機材料のガラス転移点以上融点未満の温度に加熱する工程と、
    前記第2層上に有機発光層を形成する工程と、
    前記有機発光層上に第2電極を形成する工程と、
    を含み、
    前記第1層の厚さは、前記第2層の厚さより薄い、発光装置の製造方法。
  6. 請求項5に記載の発光装置の製造方法において、
    前記第1層の厚さは、5nm超である、発光装置の製造方法。
  7. 請求項5又は6に記載の発光装置の製造方法において、
    前記第1層を形成する前に前記第1電極を大気に曝す工程をさらに含む、発光装置の製造方法。
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