JP2019203926A - 接続装置 - Google Patents

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一明 高貫
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Abstract

【課題】平面光波回路と光ファイバコネクタ等とを、迅速かつ高精度に接続できる接続装置を提供する。【解決手段】平面光波回路70を固定する回路固定部12と、光ファイバコネクタ84を固定するコネクタ固定部22と、平面光波回路70の一方端70aを撮像する第1のカメラ24と、光ファイバコネクタ84の端部84aを撮像する第2のカメラ44と、光ファイバコネクタ84を平面光波回路70の一方端70aと光ファイバコネクタ84の端部84aがZ軸方向に動作可能な駆動部36と、X軸方向及びY軸方向並びにRx方向、Ry方向及びRz方向に動作可能な面合わせユニット30と、光ファイバコネクタ84に光を伝える透過照明装置34と、平面光波回路70と光ファイバコネクタ84との接続位置を介して伝えられる透過照明装置34からの光を測定する光量測定器64と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、第1の導波路コアと第2の導波路コア、または導波路コアを含む平面光波回路と光ファイバコネクタとを接続する接続装置に関する。
光通信システムにおいては、導波路の分岐や接続を行うために平面光波回路(Planar Lightwave CircuitまたはPLCともいう)が用いられる。たとえば、平面光波回路は、入力側の光ファイバコネクタおよび出力側の光ファイバコネクタが接続されることにより、入力側からの単一の光信号を受けて、これを複数の光信号に分割して出力するスプリッタのような、平面光波回路モジュールを構成する。
平面光波回路と光ファイバコネクタとの接続のような導波路の接続時においては、接続状態に起因する伝達損失を可能な限り低減する必要がある。具体的には、光ファイバ及び光ファイバコネクタにおける導波路コア(以下コア)と、平面光波回路における導波路コア(以下コア)とにおける各々の光軸を精度良く一致させて、両者を接続することが必要となる。
平面光波回路と光ファイバコネクタとを接続する従来の接続工程においては、平面光波回路と光ファイバコネクタとを突き合せた(仮接続した)状態にて実際に光信号を入力し、接続位置を介して出力される信号出力が最大となった状態で入力側の光ファイバコネクタと平面光波回路との接続(本接続、固定)を行う方法が提案されている(特許文献1)。また、平面光波回路及び光ファイバコネクタにおけるそれぞれコアの位置をカメラで撮像し、撮像結果に基づき位置合わせを行う技術も提案されている(特許文献2)。
特開平9−090161号公報 特開2005−024579号公報
しかしながら、実際に光信号を入力しながら接続する従来の技術では、最適な接続位置を決定するために時間がかかりすぎるという問題が生じている。たとえば、信号出力が最大となる位置が検出領域の端部であったような場合は、検出領域を広げるか、または検出領域を移動させて、再検出を行う必要がある。また、コアの位置をカメラで撮像して検出する従来の技術は、コアとコア周辺のクラッド層などとの屈折率の差が小さいために、実際に光信号を入力しながら接続する技術に比べて、検出した位置の誤差が大きいという問題を有している。
本発明は、このような実状に鑑みてなされ、第1の導波路コアと第2の導波路コア、または導波路コアを含む平面光波回路と光ファイバコネクタとを、迅速かつ高精度に接続できる接続装置に関する。
本発明の第1の観点に係る接続装置は、
平面光波回路と光ファイバコネクタとを接続する接続装置であって、
前記平面光波回路を固定する回路固定部と、
前記光ファイバコネクタを固定するコネクタ固定部と、
前記平面光波回路の一方端を撮像する第1のカメラと、
前記光ファイバコネクタの端部を撮像する第2のカメラと、
前記平面光波回路及び前記光ファイバコネクタの少なくとも一方を、前記平面光波回路の前記一方端と前記光ファイバコネクタの前記端部が接近又は離間する方向であるZ軸方向に動作可能な駆動部と、
前記平面光波回路及び前記光ファイバコネクタの少なくとも一方を、前記Z軸方向に垂直であるX軸方向及びY軸方向並びにX軸、Y軸及びZ軸の回転方向であるRx方向、Ry方向及びRz方向に動作可能な面合わせユニットと、
前記光ファイバコネクタ又は前記平面光波回路に光を伝える透過照明装置と、
前記平面光波回路の前記一方端と前記光ファイバコネクタの前記端部との接続位置を介して伝えられる前記透過照明装置からの光を測定する光量測定器と、を有することを特徴とする。
本発明の第1の観点に係る接続装置は、平面光波回路と光ファイバコネクタを撮像する第1及び第2のカメラと、接続位置を介して伝えられる透過照明装置からの光を測定する光量測定器とを有している。このような接続装置によれば、第1及び第2のカメラの撮像結果に基づく位置調整(粗調整)を行ったのちに、光量測定器の測定結果に基づく位置調整(微調整)を行うことができる。このような接続装置によれば、先に行なわれる位置調整(粗調整)の結果を用いて、後に行われる位置調整(微調整)における検出領域(スキャン領域)を小さくすることが可能であるため、平面光波回路と光ファイバコネクタとを、迅速かつ高精度に接続できる。
なお、面合わせユニットと駆動部とは、第1及び第2のカメラの撮像結果や、光量測定器の測定結果に基づき、平面光波回路と光ファイバコネクタとの位置合わせを行うことができる。また、接続装置がディスペンサを有してもよく、第2段階の位置調整(微調整)は、接着剤を塗布した(後であって硬化前の)状態で行うことが可能である。このような接続装置は、平面光波回路と光ファイバコネクタとの接続精度を高めることができる。
また、たとえば、本発明に係る接続装置は、前記平面光波回路の前記一方端の角度を測定する第1のオートコリメータと、
前記光ファイバコネクタの前記端部の角度を測定する第2のオートコリメータと、をさらに有してもよい。
第1及び第2のオートコリメータを有する接続装置は、平面光波回路と光ファイバコネクタとの接続面の角度を精度よく検出して面合わせを行うことができ、後に行われる光量測定器による位置調整もスムーズに行うことができる。
また、たとえば、本発明に係る接続装置は、前記コネクタ固定部と、前記第1のカメラとを搭載するベースを有してもよく、
前記駆動部は、前記ベースを前記Z軸方向に動作させることにより、前記光ファイバコネクタを前記Z軸方向に動作可能であってもよく、
前記駆動部は、前記ベースを前記X軸方向にも動作可能であってもよい。
このようなベース及び駆動部を有する接続装置は、ベースを移動させることにより、光ファイバコネクタ、第1のカメラ、平面光波回路及び第2のカメラの相対位置を変化させ、各工程において、これらの部材を最適な配置とすることができる。
また、たとえば、前記面合わせユニットは、前記第1のカメラ及び前記第2のカメラによる撮像結果に基づく第1の面合わせ動作と、前記第1の面合わせ動作の後における前記光量測定器による測定結果に基づく第2の面合わせ動作と、を行ってもよい。
第1の面合わせ動作で粗調整を行い、第2の面合わせ動作で微調整を行うことにより、このような接続装置は、平面光波回路と光ファイバコネクタとを、迅速かつ高精度に接続できる。
また、たとえば、前記面合わせユニットは、前記第1のオートコリメータ及び前記第2のオートコリメータによる測定結果に基づく前記回転方向に関する回転面合わせ動作を行ってもよい。
また、たとえば、前記面合わせユニットは、前記第1のオートコリメータ及び前記第2のオートコリメータによる測定結果に基づく回転面合わせ動作と、前記回転面合わせ動作の後における前記第1のカメラ及び前記第2のカメラによる撮像結果に基づく第1の面合わせ動作と、前記第1の面合わせ動作の後における前記光量測定器による測定結果に基づく第2の面合わせ動作と、を行ってもよい。
第1及び第2オートコリメータの測定結果に基づく回転面合わせ動作を行うことにより、後に行う第2の面合わせ動作を迅速かつ精度良く行うことができる。
また、たとえば、前記駆動部が、前記第1のカメラと前記平面光波回路の前記一方端とが対向し、第2のカメラと前記光ファイバコネクタの前記端部とが対向する第1の位置に、前記コネクタ固定部と前記第1のカメラとを搭載するベースを位置させて、前記面合わせユニットが、前記第1の面合わせ動作を行ってもよく、
前記駆動部が、前記光ファイバコネクタ、前記平面光波回路の前記一方端及び前記光量測定器が前記Z軸方向に整列する第2の位置に、前記ベースを位置させて、前記面合わせユニットが、前記第2の面合わせ動作を行ってもよい。
このようなベース及び駆動部を有する接続装置は、ベースを移動させることにより第1のカメラ、第2のカメラ、光ファイバコネクタ及び平面光波回路などの相対位置を迅速に変化させ、第1の面合わせ動作や第2の面合わせ動作を、効率的に行うことができる。
また、たとえば、前記コネクタ固定部は、1つの前記光ファイバコネクタである第1の光ファイバコネクタを固定する第1のコネクタ固定部と、他の1つの前記光ファイバコネクタである第2の光ファイバコネクタを固定する第2のコネクタ固定部と、を有してもよく、
前記駆動部は、前記第1の光ファイバコネクタを前記Z軸方向に動作可能な第1の駆動部と、前記第2の光ファイバコネクタを前記Z軸方向に動作可能な第2の駆動部と、を有してもよく、
前記面合わせユニットは、前記第1の光ファイバコネクタを前記X軸方向及び前記Y軸方向並びに前記Rx方向、前記Ry方向及び前記Rz方向に動作可能な第1の面合わせユニットと、前記第2の光ファイバコネクタを前記X軸方向及び前記Y軸方向並びに前記Rx方向、前記Ry方向及び前記Rz方向に動作可能な第2の面合わせユニットと、を有してもよく、
前記光量測定器は、少なくとも前記一方端と前記第1の光ファイバコネクタの端部との前記接続位置である第1の接続位置を介して伝えられる前記透過照明装置からの光を測定する第1の光量測定器と、少なくとも前記他方端と前記第2の光ファイバコネクタの端部との前記接続位置である第2の接続位置を介して伝えられる前記透過照明装置からの光を測定する第2の光量測定器と、を有してもよい。
このような接続装置は、平面光波回路の一方端に第1の光ファイバコネクタを接続し、平面光波回路の他方端に第2の光ファイバコネクタを接続し、1つの平面光波回路に2つの光ファイバコネクタを接続した平面光波回路モジュールを、迅速かつ精度よく製造することができる。
また、たとえば、前記第1のカメラは、前記平面光波回路の前記一方端及び前記第2の光ファイバコネクタの前記端部を撮像してもよく、
前記第2のカメラは前記第1の光ファイバコネクタの前記端部及び前記平面光波回路の前記他方端を撮像してもよい。
このような接続装置は、第1のカメラと第2のカメラとを、第1の光ファイバの位置調整(粗調整)の際と、第2の光ファイバの位置調整(粗調整)の際のいずれの際にも使用することにより、装置を簡略化することができる。
また、たとえば、前記コネクタ固定部は、前記第1のカメラと前記第1のコネクタ固定部とを搭載する第1のベースと、前記第2のカメラと前記第2のコネクタ固定部とを搭載する第2のベースと、を有してもよく、
前記第1の駆動部は、前記第1のベースを前記Z軸方向に動作させることにより、前記第1の光ファイバコネクタを前記Z軸方向に動作可能であり、前記第2の駆動部は、前記第2のベースを前記Z軸方向に動作させることにより、前記第2の光ファイバコネクタを前記Z軸方向に動作可能であってもよく、
前記第1の駆動部は、前記第1のベースを前記X軸方向にも動作可能であり、前記第2の駆動部は、前記第2のベースを前記X軸方向にも動作可能であってもよい。
第1及び第2のベース並びに第1及び第2の駆動部を有する接続装置は、第1及び第2のベースを移動させることにより第1のカメラ、第2のカメラ、第1の光ファイバコネクタ、第2の光ファイバコネクタ及び平面光波回路などの相対位置を迅速に変化させ、各種の面合わせ動作を効率的に行うことができる。
また、たとえば、本発明に係る接続装置は、前記平面光波回路の前記一方端及び前記第2の光ファイバコネクタの前記端部の角度を測定する第1のオートコリメータと、
前記第1の光ファイバコネクタの前記端部及び前記平面光波回路の前記他方端の角度を測定する第2のオートコリメータと、をさらに有してもよい。
第1及び第2オートコリメータの撮像結果に基づく回転面合わせ動作を行うことにより、後に行う光量測定器の測定結果に基づく面合わせ動作を、迅速かつ精度良く行うことができる。
また、たとえば、前記第2の光ファイバコネクタは複数のチャンネルを有してもよく、前記第2の光量測定器は、前記第2の光ファイバコネクタのチャンネル数と同数以上の測定部を有してもよい。
このような接続装置は、複数のチャンネルを有する光ファイバコネクタを平面光波回路に接続し、スプリッタのような平面光波回路モジュールを製造するのに適している。
また、たとえば、前記第1の面合わせユニットは、前記第1のカメラ及び前記第2のカメラによる撮像結果に基づく第1の面合わせ動作と、前記第1の面合わせ動作の後における前記光量測定器による測定結果に基づく第2の面合わせ動作と、を行ってもよく、
前記第2の面合わせユニットは、前記第2の面合わせ動作の後における前記第1のカメラ及び前記第2のカメラによる撮像結果に基づく第3の面合わせ動作と、前記第3の面合わせ動作の後における前記光量測定器による測定結果に基づく第4の面合わせ動作と、を行ってもよい。
第1及び第3の面合わせ動作で粗調整を行い、第2及び第4の面合わせ動作で微調整を行うことにより、このような接続装置は、平面光波回路と第1及び第2の光ファイバコネクタとを、迅速かつ高精度に接続できる。
また、たとえば、前記第1の面合わせユニットは、前記第1のオートコリメータ及び前記第2のオートコリメータによる測定結果に基づく前記回転方向に関する第1の回転面合わせ動作と、前記第1の回転面合わせ動作の後における前記第1のカメラ及び前記第2のカメラによる撮像結果に基づく第1の面合わせ動作と、前記第1の面合わせ動作の後における前記光量測定器による測定結果に基づく第2の面合わせ動作と、を行ってもよく、
前記第2の面合わせユニットは、前記第2の面合わせ動作の後における前記第1のオートコリメータ及び前記第2のオートコリメータによる測定結果に基づく前記回転方向に関する第2の回転面合わせ動作と、前記第2の回転面合わせ動作の後における前記第1のカメラ及び前記第2のカメラによる撮像結果に基づく第3の面合わせ動作と、前記第3の面合わせ動作の後における前記光量測定器による測定結果に基づく第4の面合わせ動作と、を行ってもよい。
このような接続装置は、第1及び第2オートコリメータの測定結果に基づく第1及び第2の回転面合わせ動作を行うことにより、後に行う第2及び第4の面合わせ動作を迅速かつ精度良く行うことができる。
また、たとえば、前記透過照明装置が伝える光は赤外線であってもよく、
前記第2のカメラは、前記光ファイバコネクタの前記端部及び前記平面光波回路の他方端の少なくとも一方から出射する赤外線を撮像してもよい。
第2のカメラは、光ファイバコネクタの端部からの反射光を用いて撮像してもよいが、透過照明装置から伝えられ光ファイバコネクタの端部から出射する赤外線を用いて撮像してもよい。
また、本発明の第2の観点に係る接続装置は、
第1の導波路コアと第2の導波路コアとを接続する接続装置であって、
前記第1の導波路コアを固定する第1の導波路コア固定部と、
前記第2の導波路コアを固定する第2の導波路コア固定部と、
前記第1の導波路コアの端部を撮像する第1のカメラと、
前記第2の導波路コアの端部を撮像する第2のカメラと、
前記第1の導波路コア及び前記第2の導波路コアの少なくとも一方を、前記第1の導波路コアの前記端部と前記第2の導波路コアの前記端部が接近又は離間する方向であるZ軸方向に動作可能な駆動部と、
前記第1の導波路コア及び前記第2の導波路コアの少なくとも一方を、前記Z軸方向に垂直であるX軸方向及びY軸方向並びにX軸、Y軸及びZ軸の回転方向であるRx方向、Ry方向及びRz方向に動作可能な面合わせユニットと、
前記第2の導波路コア又は前記第1の導波路コアに光を伝える透過照明装置と、
前記第1の導波路コアの前記端部と前記第2の導波路コアの前記端部との接続位置を介して伝えられる前記透過照明装置からの光を測定する光量測定器と、を有することを特徴とする。
本発明の第2の観点に係る接続装置は、平面光波回路のコアのような第1の導波路コアと光ファイバコネクタのコアのような第2の導波路コアとを接続する。第2の観点に係る接続装置によれば、第1の観点に係る接続装置と同様に、先に行なわれる位置調整(粗調整)の結果を用いて、後に行われる位置調整(微調整)における検出領域(スキャン領域)を小さくすることが可能であるため、第1の導波路コアと第2の導波路コアとを、迅速かつ高精度に接続できる。なお、接続装置が接続する第1及び第2の導波路コアは、平面光波回路のコアと光ファイバコネクタのコアの組み合わせに限定されず、本発明の第2の観点に係る接続装置は、平面光波回路のような回路同士の接続や、ファイバ同士の接続にも用いることができる。
また、例えば、本発明に係る接続装置は、前記第1の導波路コアの前記端部が露出する面の角度を測定する第1のオートコリメータと、
前記第1の導波路コアの前記端部が露出する面の角度を測定する第2のオートコリメータと、をさらに有してもよい。
第1及び第2のオートコリメータを有する接続装置は、第1の導波路コアと第2の導波路コアとの接続面の角度を精度よく検出して面合わせを行うことができ、後に行われる光量測定器による位置調整もスムーズに行うことができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る接続装置の概略構成を表す概念図であり、第1のベースが第3の位置にある状態を表している。 図2は、図1に示す接続装置の他の状態を表す概念図であり、第1のベースが第1の位置にある状態を表している。 図3は、図1に示す接続装置の他の状態を表す概念図であり、第1のベースが第2の位置にある状態を表している。 図4は、本発明の第2実施形態に係る接続装置の概略構成を表す概念図であり、第2のベースが第3の位置にある状態を表している。 図5は、図4に示す接続装置の他の状態を表す概念図であり、第2のベースが第1の位置にある状態を表している。 図6は、図4に示す接続装置の他の状態を表す概念図であり、第2のベースが第2の位置にある状態を表している。 図7は、接続装置による第1の予備位置検出動作を表す概念図である。 図8は、接続装置による第1の回転面合わせ動作を表す概念図である。 図9は、接続装置による第1の面合わせ動作を表す概念図である。 図10は、接続装置による第1の接着剤塗布動作を表す概念図である。 図11は、接続装置による第2の面合わせ動作を表す概念図である。 図12は、接続装置による第1の接着動作を表す概念図である。 図13は、接続装置による第2の予備検出動作を表す概念図である。 図14は、接続装置による第2の回転面合わせ動作を表す概念図である。 図15は、接続装置による第3の面合わせ動作を表す概念図である。 図16は、接続装置による第2の接着剤塗布動作を表す概念図である。 図17は、接続装置による第4の面合わせ動作を表す概念図である。 図18は、接続装置による第2の接着動作を表す概念図である。 図19は、接続装置による平面光波回路モジュールの製造工程の一例を表すフローチャートである。 図20は、平面光波回路の一方端と他方端とを表す概略図である。 図21は、第1の光ファイバコネクタの端部と第2の光ファイバコネクタの端部とを表す概略図である。
以下、本発明を、図面に示す実施形態に基づき説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る接続装置10の概略構成を表す概念図であり、第1のベース20が第3の位置にある状態を表している。接続装置10は、回路固定部12、第1のコネクタ固定部22、第1のカメラ24、第2のカメラ44、第1の面合わせユニット30、第1の駆動部36、ディスペンサ62、透過照明装置34、第1の光量測定器64などを有しており、これらの各部材が、基台11に対して配置されている。
接続装置10は、平面光波回路70と第1の光ファイバコネクタ80とを接続する。図20(a)は、平面光波回路70の一方端70aを表しており、図20(b)は平面光波回路70の他方端70bを表している。図20(a)に示すように、平面光波回路70には、光信号を伝える導波路となるコア71が形成されており、コア71は、アンダークラッド層72とオーバークラッド層73とにより、上下方向を挟まれている。アンダークラッド層72の下部には、基板層74が形成されている。
図20(a)及び図20(b)に示すように、平面光波回路70は、一方端70aに露出するコア71が1つであり、他方端70bに露出するコア71が8つであり、コア71は、平面光波回路70の内部で分岐している。したがって、平面光波回路70は、1ch(チャンネル)から8chに光信号を分岐するスプリッタを構成する。ただし、接続装置10が接続する平面光波回路70としてはこれに限定されず、一方端70aと他方端70bに同数のコア71が露出しているものであってもよく、また、一方端70a及び他方端70bに露出するコア71は、単数であってもよく、複数であってもよい。
図1に示すように、第1の光ファイバコネクタ80は、第1のファイバ部82と、第1のコネクタ部84とを有する。第1のコネクタ部84は、第1のファイバ部82の端部に接続しており、第1のコネクタ部84の内部には、光ファイバである第1のファイバ部82に続く導波路となるコア81が形成されている。図21(a)に示すように、第1のコネクタ部84の端部84aには、第1の光ファイバコネクタ80が接続する平面光波回路70の一方端70aと同様に、1つのコア81が露出している。コア81は、平面光波回路70のコア71と同様に、クラッド層83により覆われている。
図21(b)は、平面光波回路70の他方端70bに接続する第2の光ファイバコネクタ180(図4参照)における第2のコネクタ部184の端部184aを表している。端部184aには、8つのコア181が露出している。第1の光ファイバコネクタ80のチャンネル数(1ch)は、平面光波回路70の一方端70aのチャンネル数に対応しており、第2の光ファイバコネクタ180のチャンネル数(8ch)は、平面光波回路70の他方端70bのチャンネル数に対応しており、第1及び第2の光ファイバコネクタ80、180のチャンネル数は、接続対象のチャンネル数に応じて適宜変更できる。
なお、後述する製造工程の具体例では、第1実施形態に係る接続装置10を用いて平面光波回路70と第1の光ファイバコネクタ80との接続を説明し、第2実施形態に係る接続装置110を用いて、平面光波回路70と第2の光ファイバコネクタ180との接続を説明する。ただし、当然のことではあるが、接続装置10を用いて平面光波回路70と第2の光ファイバコネクタ180とを接続することも可能であり、接続装置110を用いて、平面光波回路70と第1の光ファイバコネクタ80とを接続することも可能である。
図1に示すように、接続装置10の中央付近には、平面光波回路70を固定する回路固定部12が配置されている。平面光波回路70は、平面光波回路70の一方端70aが、第1のコネクタ固定部が搭載される第1のベース20側を向くように、回路固定部12に固定されている。
第1の光ファイバコネクタ80を固定する第1のコネクタ固定部22は、第1の面合わせユニット30に搭載されている。第1の面合わせユニット30は、第1の光ファイバコネクタ80を、Z軸方向に垂直であるX軸方向及びY軸方向並びにX軸、Y軸及びZ軸の回転方向であるRx方向、Ry方向及びRz方向に動作可能である。なお、接続装置10の説明では、平面光波回路70の一方端70aと第1の光ファイバコネクタ80の端部84aが接近又は離間する方向をZ軸方向とし、図20及び図21に示すコア71、81の配列方向をX軸方向(水平方向)、X軸及びZ軸に垂直な方向(鉛直方向)をY軸方向とし、X軸を回転軸とする回転方向をRx方向、Y軸を回転軸とする回転方向をRy方向、Z軸を回転軸とする回転方向をRz方向とする。
第2の面合わせユニット30は、図示しない制御部からの制御信号によって駆動され、第1の光ファイバコネクタ80の端部84aの角度(回転方向)及び位置を調整する。後述するように、第2の面合わせユニット30は、図19に示す第1の回転面合わせ動作(ステップS002)、第1の面合わせ動作(ステップS003)及び第2の面合わせ動作(ステップS005)で、第1の光ファイバコネクタ80を動作させる。
なお、接続装置10の第1の面合わせユニット30は、第1の光ファイバコネクタ80の端部84aを、5軸方向に動作可能であるが、第1の面合わせユニット30はこれに限定されず、上述した5軸にZ軸方向を加えて、6軸方向に動作可能であってもよい。また、第1の面合わせユニット30は、第1の光ファイバコネクタ80を所定方向に動作できればよく、いくつかの動作部に分離していてもよく、一体であってもよい。第1の面合わせユニット30の動作部としては、圧電式や電磁式のリニアモータや回転モータを用いることができるが、特に限定されない。また、第1の面合わせユニット30は、平面光波回路70及び第1の光ファイバコネクタ80の少なくとも一方を所定方向に動作させるものであればよく、平面光波回路70を動作させるものや、平面光波回路70と第1の光ファイバコネクタ80とを両方とも動作させるものであってもよい。
図1に示すように、第1のコネクタ固定部22を搭載する第1の面合わせユニット30は、さらに第1のベース20に搭載されている。第1のベース20は、第1の駆動部36によって基台11上を移動することができる。第1の駆動部36は、第1のベース20をZ軸方向及びX軸方向に動作可能であり、第1のベース20を動作させることにより、第1のベース20に搭載される第1の光ファイバコネクタ80を、Z軸方向及びX軸方向に動作させることができる。
第1の駆動部36は、第1の光ファイバコネクタ80をZ軸方向に動作させることにより、第1の光ファイバコネクタ80の端部84aと、平面光波回路70の一方端70aとの距離(両者の隙間)を変更することができる。また、第1の駆動部36は、第1の光ファイバコネクタ80をX軸方向に動作させることにより、第1の光ファイバコネクタ80と第2のカメラ44、第2のオートコリメータ48及び平面光波回路70のそれぞれと対向する位置に、第1の光ファイバコネクタ80の端部84aを移動させることができる。
なお、第1の駆動部36は、Z軸方向のみに第1のベース20及び第1の光ファイバコネクタ80を動作可能であってもよく、この場合、第2のカメラ44や第2のオートコリメータ48が、基台11上を移動可能であってもよい。また、第1の駆動部36は、第1のベース20及び第1の光ファイバコネクタ80を、Y軸方向にも動作可能であってもよい。第1の駆動部36としては、たとえば圧電式や電磁式のリニアモータや回転モータを用いることができるが、特に限定されない。また、第1の駆動部36は、平面光波回路70及び第1の光ファイバコネクタ80の少なくとも一方を所定方向に動作させるものであればよく、第1の光ファイバコネクタ80を移動させるものに限定されない。たとえば、第1の駆動部36は、平面光波回路70を動作させるものや、平面光波回路70と第1の光ファイバコネクタ80とを両方とも動作させるものであってもよい。
図1に示すように、第1のベース20には、第1のカメラ24と、第1の光源26と、第1のオートコリメータ28とが搭載されている。第1のカメラ24は、平面光波回路70の一方端70aを撮像する。図2に示すように、第1のカメラ24が平面光波回路70の一方端70aを撮像する際、第1の駆動部36は、第1のカメラ24と平面光波回路70の一方端70aとが対向するように、第1のベース20をX軸方向に移動させる。
第1の光源26は、第1のカメラ24の近傍に配置されており、第1のカメラ24は、第1の光源26からの光を平面光波回路70の一方端70aが反射した反射光により、一方端70aの撮像を行う。なお、第1のカメラ24は平面光波回路70の一方端70aの他端面より光を導波路に入光させて当該一方端70aに透過した透過光により一方端70aの撮像を行うようにしてもよい。第1のカメラ24としては、たとえば、CCDやCMOS等の固体撮像素子を有するデジタルカメラを用いることができ、第1の光源26としては単色又は白色LEDなどを用いることができるが、特に限定されない。第1のカメラ24の撮像結果は、図示しない制御部に送られて画像解析されることにより、接続装置10は、平面光波回路70の一方端70aの角度や位置を認識することができる。
第1のオートコリメータ28は、平面光波回路70の一方端70aを撮像することにより、一方端70aの角度を測定する。図1に示すように、第1のオートコリメータ28が平面光波回路70の一方端70aを撮像する際、第1の駆動部36は、第1のオートコリメータ28と平面光波回路70の一方端70aとが対向する第3の位置P3に、第1のベース20をX軸方向に移動させる。第1のオートコリメータ28による測定結果は、図示しない制御部に送られ、接続装置10は、平面光波回路70の一方端70aの角度を精度よく認識することができる。
図1及び図3に示すように、接続装置10は、第1の光ファイバコネクタ80のコア81に光を伝える透過照明装置34を有する。透過照明装置34は、赤外線など、実際の光通信において光信号として用いる波長の光を出射して、第1の光ファイバコネクタ80に伝える。透過照明装置34と第1の光ファイバコネクタ80との間には、透過照明装置34と第1の光ファイバコネクタ80における第1のファイバ部82とを接続する第1の接続冶具32が設けられている。
図3に示すように、後述する第2の面合わせ動作(ステップS005)を行う際、第1の駆動部36は、第1の光ファイバコネクタ80、平面光波回路70及び第1の光量測定器64がZ軸方向に整列する第2の位置P2に、第1のベース20を移動させる。透過照明装置34からの光は、第1の接続冶具32を介して第1の光ファイバコネクタ80のコア81に伝えられ、さらに、第1の光ファイバコネクタ80と平面光波回路70との第1の接続位置PC1を介して平面光波回路70のコア71に伝えられる。
図3に示すように、第1の光量測定器64は平面光波回路70に隣接して配置されており、第1の接続位置PC1を介して伝えられる透過照明装置34からの光を測定する。すなわち、第1の接続位置PC1を介して平面光波回路70のコア71に伝えられた透過照明装置34からの光は、平面光波回路70の他方端70bから出射し、第1の光量測定器64へ入射する。第1の光量測定器64は、フォトダイオード等を有しており、第1の接続位置PC1を介して平面光波回路70のコア71に伝えられた光の強度を測定することができる。
なお、図3に示す透過照明装置34と第1の光量測定器64の位置関係は逆であってもよい。この場合、透過照明装置34は、平面光波回路70に対して光を伝え、第1の光量測定器64は第1の接続位置PC1を介して第1の光ファイバコネクタ80のコア81に伝えられた光の強度を測定する。また、透過照明装置34と第1の接続冶具32とは、第1のベース20に搭載されているか又は第1のベース20と伴に移動してもよく、基台11に固定されていてもよい。
図3に示すように、接続装置10は、平面光波回路70の一方端70aと第1の光ファイバコネクタ80の端部84aとの第1の接続位置PC1に接着剤90を塗布するディスペンサ62を有する。ディスペンサ62が塗布する接着剤90としては、特に限定されないが、たとえば紫外線硬化型の接着剤90が挙げられる。
図1に示すように、接続装置10の第2のカメラ44及び第2のオートコリメータ48は、基台11に固定されている。図2に示すように、第2のカメラ44は、第1の光ファイバコネクタ80の端部84aを撮像する。第2のカメラ44は、透過照明装置34から第1の光ファイバコネクタ80のコア81に伝えられ、端部84aから出射する赤外線などの透過光によって、端部84aを撮像する赤外線カメラである。ただし、第2のカメラ44としてはこれに限定されず、第1のカメラ24と同様に、反射光により撮像を行うものであってもよい。
第2のカメラ44の撮像結果は、図示しない制御部に送られて画像解析されることにより、接続装置10は、第1の光ファイバコネクタ80の端部84aの角度や位置を認識することができる。図2に示すように、第2のカメラ44は、第1のカメラ24と平面光波回路70の一方端70aとが対向する第1の位置P1において、第1の光ファイバコネクタ80の端部84aに対向する。すなわち、基台11に固定される第2のカメラ44と平面光波回路70とのX軸方向の距離は、第1のベース20に搭載される第1の光ファイバコネクタ80と第1のカメラ24とのX軸方向の距離と、等しくなっている。
第2のオートコリメータ48は、第1の光ファイバコネクタ80の端部84aを撮像し、端部84aの角度を測定する。図1に示すように、第2のオートコリメータ48は、第1のオートコリメータ28と平面光波回路70の一方端70aとが対向する第3の位置P3において、第1の光ファイバコネクタ80の端部84aに対向する。すなわち、基台11に固定される第2のオートコリメータ48と平面光波回路70とのX軸方向の距離は、第1のベース20に搭載される第1の光ファイバコネクタ80と第1のオートコリメータ28とのX軸方向の距離と、等しくなっている。
第2のオートコリメータ48による測定結果は、図示しない制御部に送られ、接続装置10は、第1の光ファイバコネクタ80の端部84aの角度を精度よく認識することができる。なお、接続装置10は、第1及び第2のオートコリメータ28、48を有せず、第1及び第2のカメラ24、44の撮像結果のみに基づき粗調整を行うことも可能であるが、第1及び第2のカメラ24、44に加えて第1及び第2のオートコリメータ28、48の測定結果を用いて粗調整を行うことにより、平面光波回路70の一方端70aと第1の光ファイバコネクタ80の端部84aとの平行度を高め、より精度の高い接続を行うことができる。
図4は、本発明の第2実施形態に係る接続装置110の概略構成を表す概念図であり、第2のベース140が第3の位置P3にある状態を表している。接続装置110は、第2のベース140、第2の駆動部156及び第2の光量測定器158等を有しており、第2のカメラ44、第2のオートコリメータ48、第2の面合わせユニット150などが第2のベース140に搭載されている点で第1実施形態に係る接続装置110とは異なるが、その他の部分については、接続装置10と同様である。したがって、接続装置110に関しては、接続装置10との相違点のみを説明し、接続装置10との共通点については説明を省略する。
第2のベース140は、Z軸方向に関して、基台11の中央付近に配置された回路固定部12に対して、第1のベース20とは反対側に配置されている。第2の駆動部156は、第2のベース140をZ軸方向及びX軸方向に動作可能である。また、第2の駆動部156は、第2のベース140を動作させることにより、第2のベース140に搭載される第2の光ファイバコネクタ180を、Z軸方向及びX軸方向に動作させることができる。なお、第2の駆動部156の駆動手段などは、第1の駆動部36(図1参照)と同様である。
第2のベース140には、第2の面合わせユニット150が搭載されている。また、第2の面合わせユニット150には、第2の光ファイバコネクタ180を固定する第2のコネクタ固定部142が搭載されている。第2の面合わせユニット150は、第1の面合わせユニット30と同様に、第2の光ファイバコネクタ180を、Z軸方向に垂直であるX軸方向及びY軸方向並びにX軸、Y軸及びZ軸の回転方向であるRx方向、Ry方向及びRz方向に動作可能である。
図5に示すように、第2のカメラ44は第2のベース140に搭載されており、第2のベース140が第1の位置P1にあるときに、平面光波回路70の他方端70bを撮像する。また、第1のベース20に搭載される第1のカメラ24は、第2のベース140が第1の位置P1にあるときに、第2の光ファイバコネクタ180の端部184aを撮像する。したがって、第2のカメラ44と第2の光ファイバコネクタ180とのX軸方向の間隔は、第1のカメラ24と第1の光ファイバコネクタ80とのX軸方向の間隔と等しくなっている。
図4に示すように、第2のオートコリメータ48は、第2のカメラ44と同様に第2のベース140に搭載されており、第2のベース140が第3の位置P3にあるときに、平面光波回路70の他方端70bを撮像する。また、第1のベース20に搭載される第1のオートコリメータ28は、第2のベース140が第3の位置P3にあるときに、第2の光ファイバコネクタ180の端部184aを撮像する。したがって、第2のオートコリメータ48と第2の光ファイバコネクタ180とのX軸方向の間隔は、第1のオートコリメータ28と第1の光ファイバコネクタ80とのX軸方向の間隔と等しくなっている。
図6に示すように、接続装置110は第2の光量測定器158を有している。第2の光量測定器158は、第2の光ファイバコネクタ180の第2のファイバ部182に対して、第2の接続冶具152を介して接続されている。透過照明装置34から第1の光ファイバコネクタ80のコア81に伝えられた光は、第1の接続位置PC1を介して平面光波回路70のコア71に伝えられ、さらに、平面光波回路70の他方端70bと第2の光ファイバコネクタ180の端部184aとの接続位置である第2の接続位置PC2を介して第2の光ファイバコネクタ180のコア181に伝えられたのち、第2の光量測定器158に入射する。
第2の光量測定器158は、第1の光量測定器64と同様にフォトダイオード等を有しており、少なくとも第2の接続位置PC2を介して第2の光ファイバコネクタ180のコア181に伝えられた光の強度を測定することができる。また、第2の光量測定器158は、第2の光ファイバコネクタ180のチャンネル数(8ch)と同数以上の測定部158aを有することが好ましい。これにより、第2の光ファイバコネクタ180に含まれる一部のコア181のみが、位置ずれした状態で平面光波回路70に接続される問題を好適に防止できる。なお、第2の光ファイバコネクタ180と平面光波回路70とを接続する工程では、平面光波回路70と第1の光ファイバコネクタ80との接続で使用した第1の光量測定器64は使用しないため、図6に示すように、基台11における退避位置に退避する。
図6に示すように、ディスペンサ62は、図示しない駆動部により基台11上を移動し、平面光波回路70の他方端70bと第2の光ファイバコネクタ180の端部184aとの第2の接続位置PC2に接着剤90を塗布する。なお、ディスペンサ62によって塗布される接着剤90が紫外線硬化型である場合は、接続装置10、110は、接着剤90を硬化させるための紫外線照射器を有する。
以下、図1〜図19を用いて、平面光波回路70と第1の光ファイバコネクタ80及び第2の光ファイバコネクタ180とを接続し、平面光波回路モジュールを製造する製造方法について説明する。図19は、接続装置10、110による平面光波回路モジュールの製造工程の一例を表すフローチャートである。
図19に示すステップS001からステップS006では、平面光波回路70と第1の光ファイバコネクタ80とを接続し、ステップS007からステップS012では、第1の光ファイバコネクタ80を接続した平面光波回路70に対して、さらに第2の光ファイバコネクタ180を接続する。平面光波回路70と第1の光ファイバコネクタ80との接続は、図1〜図3に示す接続装置10を用いて説明を行う。ただし、図4〜図6に示す接続装置110についても、たとえば、図6に示すように、第2のベース140を第2の位置P2に固定しておけば、図1〜図3に示す接続装置10と同様にして、平面光波回路70と第1の光ファイバコネクタ80とを接続することができる。
接続装置10が平面光波回路70と第1の光ファイバコネクタ80との接続を行う際、まず、図1に示すように、平面光波回路70を回路固定部12に固定し、第1の光ファイバコネクタ80を、第1の面合わせユニット30に搭載された第1のコネクタ固定部22に固定する。次に、接続装置10は、ステップS001に示す第1の予備位置検出動作を実施する。
ステップS001では、まず、接続装置10の第1の駆動部36が、第1のベース20をX軸方向に移動させ、図2に示す第1の位置P1に第1のベース20を位置させる。図2に示すように、第1の位置P1では、第1のカメラ24と平面光波回路70の一方端70aとが対向し、第2のカメラ44と第1の光ファイバコネクタ80の端部84aとが対向する。
図7は、接続装置10による第1の予備位置検出動作(ステップS001)を表す概念図である。ステップS001では、図7(a)に示すように、第1のカメラ24が、平面光波回路70の一方端70aを撮像し、一方端70aの位置を認識する。この際、第1のカメラ24は、第1の光源26の反射光を用いて撮像する。
また、ステップS001では、図7(b)に示すように、第2のカメラ44が、第1の光ファイバコネクタ80の端部84aを撮像し、端部84aの位置を認識する。この際、第2のカメラ44は、透過照明装置34から第1の光ファイバコネクタ80のコア81を伝わり、端部84aから出射される透過光を用いて撮像する。
ステップS001では、第1のカメラ24及び第2のカメラ44が取得した画像情報に基づき、接続装置10の制御部が、平面光波回路70の一方端70a及び第1の光ファイバコネクタ80の端部84aの概略位置を認識する。ステップS001では、接続装置10の制御部は、後に行う第1及び第2のオートコリメータによる角度の測定が行える程度に位置認識ができればよい。なお、第1の光ファイバコネクタ80や平面光波回路70の固定精度が高いなど、所定の条件を満たす場合は、第1の予備位置検出動作(ステップS001)を省略できる場合がある。
ステップS001に示す第1の予備位置検出動作の後、接続装置10は、ステップS002に示す第1の回転面合わせ動作を実施する。ステップS002では、まず、接続装置10の第1の駆動部36が、第1のベース20をX軸方向に移動させ、図1に示す第3の位置P3に、第1のベース20を位置させる。図1に示すように、第3の位置P3では、第1のオートコリメータ28と平面光波回路70の一方端70aとが対向し、第2のオートコリメータ48と第1の光ファイバコネクタ80の端部84aとが対向する。
図8は、接続装置10による第1の回転面合わせ動作(ステップS002)を表す概念図である。ステップS002では、図8(a)に示すように、第1のオートコリメータ28が、平面光波回路70の一方端70aの角度を測定し、コア71の露出面である一方端70aの角度を認識する。
また、ステップS002では、図8(b)に示すように、第2のオートコリメータ48が、第1の光ファイバコネクタ80の端部84aの角度を測定し、コア81の露出面である端部84aの角度を認識する。なお、第1及び第2のオートコリメータ28、48は、レーザー光や白色LEDなどの自己光源を有する。
さらに、ステップS002では、図8(c)に示すようなRy方向及びRx方向の面合わせ動作を行う。より具体的には、図1に示す第1の面合わせユニット30は、第1のオートコリメータ28及び第2のオートコリメータ48による測定結果に基づき、第1のコネクタ固定部22を動かすことにより、回転方向に関する面合わせ動作を行う。この際、第1の面合わせユニット30は、第1の光ファイバコネクタ80の端部84aが、平面光波回路70の一方端70aと平行になるように、第1の光ファイバコネクタ80の端部84aの角度を調整する。
ステップS002に示す第1の回転面合わせ動作の後、接続装置10は、ステップS003に示す第1の面合わせ動作を実施する。ステップS003では、まず、接続装置10の第1の駆動部36が、第1のベース20をX軸方向に移動させ、図2に示す第1の位置P1に、第1のベース20を位置させる。図2に示すように、第1の位置P1では、第1のカメラ24と平面光波回路70の一方端70aとが対向し、第2のカメラ44と第1の光ファイバコネクタ80の端部84aとが対向し、第1及び第2のカメラ24、44が、第1の面合わせ動作のための撮像を行う。
図9は、接続装置10による第1の面合わせ動作(ステップS003)を表す概念図である。ステップS003では、図9(a)に示すように、第1のカメラ24が、平面光波回路70の一方端70aを撮像し、一方端70aに露出するコア71(図20(a)参照)の位置(及び必要に応じて露出面の角度)を認識する。この際、第1のカメラ24は、第1の光源26の反射光を用いて撮像する。
また、ステップS003では、図9(b)に示すように、第2のカメラ44が、第1の光ファイバコネクタ80の端部84aを撮像し、端部84aに露出するコア81(図21(a)参照)の位置を認識する。この際、第2のカメラ44は、透過照明装置34から第1の光ファイバコネクタ80のコア81を伝わり、端部84aから出射される透過光を用いて撮像する。
さらに、ステップS003では、図9(c)に示すX軸方向及びY軸方向(必要に応じてRx方向、Ry方向及びRz方向)の面合わせ動作を行う。より具体的には、図2に示す第1の面合わせユニット30は、第1のカメラ24及び第2のカメラ44による撮像結果に基づき、第1のコネクタ固定部22を動かすことにより、X軸方向及びY軸方向(必要に応じてRx方向、Ry方向及びRz方向)に関する第1の面合わせ動作を行う。
この際、第1の面合わせユニット30は、第1の光ファイバコネクタ80の端部84aに露出するコア81(図21(a)参照)の中心位置が、平面光波回路70の一方端70aに露出するコア71(図20(a)参照)の中心位置に一致するように、第1の光ファイバコネクタ80の端部84aの位置を調整する。
ステップS003に示す第1の面合わせ動作の後、接続装置10は、ステップS004に示す第1の接着剤塗布動作を実施する。ステップS004では、まず、接続装置10の第1の駆動部36が、第1のベース20をX軸方向に移動させ、図3に示す第2の位置P2に、第1のベース20を位置させる。図3に示すように、第2の位置P2では、第1の光ファイバコネクタ80の端部84a、平面光波回路70の一方端70a及び第1の光量測定器64が、Z軸方向に整列する。
図10は、接続装置10による第1の接着剤塗布動作(ステップS004)を表す概念図である。ステップS004では、図10(a)に示すように、第1の駆動部36が第1のベース20をZ軸方向に動かすことにより、第1の光ファイバコネクタ80の端部84aと平面光波回路70の一方端70aとを第1の間隔とする。第1の間隔は、たとえば数十マイクロメートル程度とすることができる。
次に、ステップS004では、図10(b)に示すように、ディスペンサ62が、第1の光ファイバコネクタ80の端部84aと平面光波回路70の一方端70aとの接続位置である第1の接続位置PC1に、接着剤90を塗布する。未硬化の接着剤90は、第1の光ファイバコネクタ80の端部84aと平面光波回路70の一方端70aの間に保持される。
さらに、ステップS004では、図10(c)に示すように、第1の駆動部36が第1のベース20をZ軸方向に動かすことにより、第1の光ファイバコネクタ80の端部84aと平面光波回路70の一方端70aとを、第1の間隔より狭い第2の間隔とする。第2の間隔は、たとえば数マイクロメートル程度とすることができる。
ステップS004に示す第1の接着剤塗布動作の後、接続装置10は、ステップS005に示す第2の面合わせ動作を実施する。ステップS004の図10(c)で示したように、ステップS005の第2の面合わせ動作は、第1の光ファイバコネクタ80の端部84aと平面光波回路70の一方端70aとを第2の間隔とし、接着剤90が未硬化の状態で行われる。また、第1のベース20は、図3に示す第2の位置P2に位置した状態である。
図11は、接続装置10による第2の面合わせ動作(ステップS005)を表す概念図である。ステップS005の第2の面合わせ動作では、透過照明装置34から第1の光ファイバコネクタ80のコア81に光(赤外線)を入射させ、第1の接続位置PC1及び平面光波回路70のコア71を介して伝えられる透過照明装置34からの光を、第1の光量測定器64で検出することにより実施される。また、ステップS005において接続装置10は、図3に示す第1の面合わせユニット30を駆動し、第1の光ファイバコネクタ80の位置をX軸方向及びY軸方向に移動させながら第1の光量測定器64での検出を行うアクティブアライメントを実施する。
さらに、接続装置10は、第1の光量測定器64による測定結果に基づき、第1の光ファイバコネクタ80を停止させ、第2の面合わせ動作を終了する。たとえば、接続装置10は、第1の光量測定器64による光の検出強度が最も強くなった位置に、第1の光ファイバコネクタ80を停止させ、ステップS005を終了する。なお、第2の面合わせ動作において、第1の光ファイバコネクタ80を動かす軌道は、矩形波状軌道、ジグザグ軌道、正弦波状軌道、余弦波状軌道などとすることができる。
ステップS005に示す第2の面合わせ動作の後、接続装置10は、ステップS006に示す第1の接着動作を実施する。図12は、接続装置10による第1の接着動作(ステップS006)を表す概念図である。ステップS006では、まず、図12(a)に示すように、第1のベース20をZ軸方向に移動させ、第1の光ファイバコネクタ80の端部84aと平面光波回路70の一方端70aとを、第2の間隔より狭い第3の間隔とする。
次に、ステップS005では、図12(b)に示すように、接着剤90に紫外線(UV)を照射し、接着剤90を硬化させる。これにより、図12(c)に示すように、第1の光ファイバコネクタ80と平面光波回路70との接続が完了する。
平面光波回路70に第2の光ファイバコネクタ180を接続するステップS007〜ステップS012は、第2実施形態に係る接続装置110を用いて説明する。図3から図6に示すように、第2実施形態に係る接続装置110でも、接続装置10で行われるステップS001〜ステップS006と同様にして、平面光波回路70に第1の光ファイバコネクタ80を接続できる。ステップS007〜ステップS012は、既にステップS001〜ステップS006によって第1の光ファイバコネクタ80が接続された平面光波回路70に対して、第2の光ファイバコネクタ180を接続する動作を説明する。
接続装置110が平面光波回路70と第2の光ファイバコネクタ180との接続を行う際、まず、図4に示すように、第2の光ファイバコネクタ180の第2のコネクタ部184を、第2の面合わせユニット150に搭載された第2のコネクタ固定部142に固定する。次に、接続装置110は、ステップS007に示す第2の予備位置検出動作を実施する。なお、第2の光ファイバコネクタ180の固定は、ステップS007の前に行われるのであればどのタイミングであってもよく、ステップS001の前であっても、ステップS007の直前であってもかまわない。
ステップS007では、まず、接続装置110の第2の駆動部156が、第2のベース140をX軸方向に移動させ、図5に示す第1の位置P1に第2のベース140を位置させる。図5に示すように、第1の位置P1では、第1のカメラ24と第2の光ファイバコネクタ180の端部184aとが対向し、第2のカメラ44と平面光波回路70の他方端70bとが対向する。なお、ステップS007〜ステップS008の間、第1のベース20は、図3と同様の第2の位置P2に停止したままである。
図13は、接続装置110による第2の予備位置検出動作(ステップS007)を表す概念図である。ステップS007では、図13(b)に示すように、第1のカメラ24が、第2の光ファイバコネクタ180の端部184aを撮像し、端部184aの位置を認識する。この際、第1のカメラ24は、第1の光源26の反射光を用いて撮像する。
また、ステップS007では、図13(a)に示すように、第2のカメラ44が、平面光波回路70の他方端70bを撮像し、他方端70bの位置を認識する。この際、第2のカメラ44は、透過照明装置34から第1の光ファイバコネクタ80のコア81及び平面光波回路70のコア71を伝わり、他方端70bから出射される透過光を用いて撮像する。
ステップS007では、ステップS001と同様に、第1のカメラ24及び第2のカメラ44の撮像結果に基づき、接続装置10が、平面光波回路70の他方端70b及び第2の光ファイバコネクタ180の端部184aの概略位置を認識する。ステップS007に求められる位置認識の精度などは、ステップS001と同様である。
ステップS007に示す第2の予備位置検出動作の後、接続装置110は、ステップS008に示す第1の回転面合わせ動作を実施する。ステップS008では、まず、接続装置110の第1の駆動部36が、第1のベース20をX軸方向に移動させ、図4に示す第3の位置P3に、第2のベース140を位置させる。図4に示すように、第3の位置P3では、第1のオートコリメータ28と第2の光ファイバコネクタ180の端部184aとが対向し、第2のオートコリメータ48と平面光波回路70の他方端70bとが対向する。
図14は、接続装置110による第1の回転面合わせ動作(ステップS008)を表す概念図である。ステップS008では、図14(b)に示すように、第1のオートコリメータ28が、第2の光ファイバコネクタ180の端部184aの角度を測定し、コア181の露出面である端部184aの角度を認識する。
また、ステップS008では、図14(a)に示すように、第2のオートコリメータ48が、平面光波回路70の他方端70bの角度を測定し、コア71の露出面である他方端70bの角度を認識する。
さらに、ステップS008では、図14(c)に示すようなRy方向及びRx方向の面合わせ動作を行う。より具体的には、図4に示す第2の面合わせユニット150は、第1のオートコリメータ28及び第2のオートコリメータ48による測定結果に基づき、第2のコネクタ固定部142を動かすことにより、回転方向に関する面合わせ動作を行う。この際、第2の面合わせユニット150は、第2の光ファイバコネクタ180の端部184aが、平面光波回路70の他方端70bと平行になるように、第2の光ファイバコネクタ180の端部184aの角度を調整する。
ステップS008に示す第2の回転面合わせ動作の後、接続装置110は、ステップS009に示す第3の面合わせ動作を実施する。ステップS009では、まず、接続装置110の第2の駆動部156が、第2のベース140をX軸方向に移動させ、図5に示す第1の位置P1に、第2のベース140を位置させる。図5に示すように、第1の位置P1では、第1のカメラ24と第2の光ファイバコネクタ180の端部184aとが対向し、第2のカメラ44と平面光波回路70の他方端70bとが対向し、第1及び第2のカメラ24、44が、第2の面合わせ動作のための撮像を行う。
図15は、接続装置10による第3の面合わせ動作(ステップS009)を表す概念図である。ステップS009では、図15(b)に示すように、第1のカメラ24が、第2の光ファイバコネクタ180の端部184aを撮像し、端部184aに露出するコア181(図21(b)参照)の位置(及び必要に応じて露出面の角度)を認識する。この際、第1のカメラ24は、第1の光源26の反射光を用いて撮像する。
また、ステップS009では、図15(a)に示すように、第2のカメラ44が、平面光波回路70の他方端70bを撮像し、他方端70bに露出するコア71(図20(b)参照)の位置を認識する。この際、第2のカメラ44は、透過照明装置34から第1の光ファイバコネクタ80のコア81及び平面光波回路70のコア71を伝わり、他方端70bから出射される透過光を用いて撮像する。
さらに、ステップS009では、図15(c)に示すX軸方向、Y軸方向及びRz方向(必要に応じてRx方向、Ry方向)の面合わせ動作を行う。より具体的には、図5に示す第2の面合わせユニット150は、第1のカメラ24及び第2のカメラ44による撮像結果に基づき、第2のコネクタ固定部142を動かすことにより、X軸方向、Y軸方向及びRz方向(必要に応じてRx方向、Ry方向)に関する第2の面合わせ動作を行う。
この際、第2の面合わせユニット150は、第2の光ファイバコネクタ180の端部184aに露出する各コア181(図21(b)参照)の中心位置が、平面光波回路70の他方端70bに露出する各コア71(図20(b)参照)の中心位置に一致するように、第1の光ファイバコネクタ80の端部84aの位置を調整する。
または、第2の面合わせユニット150は、端部184aに露出する各コア181及び他方端70bに露出する各コア71のうち、X軸方向の両端部に位置するコア181、71(図15(d)において網掛けで表示)同士の中心位置が一致するように、第1の光ファイバコネクタ80の端部84aの位置を調整してもよい。なお、第2の面合わせユニット150において、Rz方向の位置合わせの必要性が高いのは、第2の光ファイバコネクタ180が複数チャンネル(8ch)であり、Z軸に直交する方向にファイバアレイが延びているためである。
ステップS009に示す第3の面合わせ動作の後、接続装置110は、ステップS010に示す第2の接着剤塗布動作を実施する。ステップS010では、まず、接続装置110の第2の駆動部156が、第2のベース140をX軸方向に移動させ、図6に示す第2の位置P2に、第2のベース140を位置させる。図6に示すように、第2の位置P2では、第2の光ファイバコネクタ180の端部184aと平面光波回路70の他方端70bとが、Z軸方向に整列する。
図16は、接続装置110による第2の接着剤塗布動作(ステップS010)を表す概念図である。ステップS010では、図16(a)に示すように、第2の駆動部156が第2のベース140をZ軸方向に動かすことにより、第2の光ファイバコネクタ180の端部184aと平面光波回路70の他方端70bとを第1の間隔とする。第1の間隔は、ステップS004と同様とすることができる。
次に、ステップS010では、図16(b)に示すように、ディスペンサ62が、第2の光ファイバコネクタ180の端部184aと平面光波回路70の他方端70bとの接続位置である第2の接続位置PC2に、接着剤90を塗布する。未硬化の接着剤90は、第2の光ファイバコネクタ180の端部184aと平面光波回路70の他方端70bの間に保持される。
さらに、ステップS010では、図16(c)に示すように、第2の駆動部156が第2のベース140をZ軸方向に動かすことにより、第2の光ファイバコネクタ180の端部184aと平面光波回路70の他方端70bとを、第1の間隔より狭い第2の間隔とする。第2の間隔は、ステップS004と同様とすることができる。
ステップS010に示す第2の接着剤塗布動作の後、接続装置110は、ステップS011に示す第4の面合わせ動作を実施する。ステップS010の図16(c)で示したように、ステップS011の第4の面合わせ動作は、第2の光ファイバコネクタ180の端部184aと平面光波回路70の他方端70bとを第2の間隔とし、第2の接続位置PCに塗布された接着剤90が未硬化の状態で行われる。また、第2のベース140は、図6に示す第2の位置P2に位置した状態である。
図17は、接続装置110による第4の面合わせ動作(ステップS011)を表す概念図である。ステップS011の第4の面合わせ動作では、透過照明装置34から第1の光ファイバコネクタ80のコア81及び第1の光ファイバコネクタ80に既に固定されている平面光波回路70のコア71に光(赤外線)を入射させ、第2の接続位置PC2及び第2の光ファイバコネクタ180のコア181を介して伝えられる透過照明装置34からの光を、第2の光量測定器158で検出することにより実施される。また、ステップS011において接続装置110は、図6に示す第2の面合わせユニット150を駆動し、第2の光ファイバコネクタ180の位置をX軸方向及びY軸方向に移動させながら第2の光量測定器158での検出を行う、アクティブアライメントを実施する。
さらに、接続装置110は、第2の光量測定器158による測定結果に基づき、第2の光ファイバコネクタ180を停止させ、第4の面合わせ動作を終了する。たとえば、接続装置110は、第2の光量測定器158による光の検出強度が最も強くなった位置に、第2の光ファイバコネクタ180を停止させ、ステップS011を終了する。なお、第4の面合わせ動作の軌道は、第2の面合わせ動作の軌道と同じであってもよく、異なっていてもよい。
ステップS011に示す第4の面合わせ動作の後、接続装置110は、ステップS012に示す第2の接着動作を実施する。図18は、接続装置110による第2の接着動作(ステップS012)を表す概念図である。ステップS012では、まず、図18(a)に示すように、第2のベース140をZ軸方向に移動させ、第2の光ファイバコネクタ180の端部184aと平面光波回路70の他方端70bとを、第2の間隔より狭い第3の間隔とする。
次に、ステップS012では、図18(b)に示すように、第2の接続位置PC2に保持される未硬化の接着剤90に紫外線を照射し、接着剤90を硬化させる。これにより、図18(c)に示すように、第1の光ファイバコネクタ80及び第2の光ファイバコネクタ180と、平面光波回路70との接続が完了する。
以上のように、接続装置10、110によれば、第1及び第2のカメラ24、44の撮像結果に基づく位置調整(粗調整)を行ったのちに、第1及び第2の光量測定器64、158の測定結果に基づく位置調整(微調整)を行うことができる。このような接続装置10、110によれば、先に行なわれる位置調整(粗調整)の結果を用いて、後に行われる位置調整(微調整)における測定領域(スキャン領域)を小さくすることが可能であるため、平面光波回路70と光ファイバコネクタ18、180とを、迅速かつ高精度に接続できる。
また、接続装置10、110は、第1及び第2のオートコリメータ28、48を有するため、平面光波回路70と第1及び第2の光ファイバコネクタ80、180との接続面の角度を精度よく検出して面合わせを行うことができる。また、接続装置110は、第1のベース20及び第2のベース140の配置を変えるだけで、第1のカメラ24と第2のカメラ44とを、第1の光ファイバコネクタ80の粗調整(第1の面合わせ動作)の際と、第2の光ファイバコネクタ180の粗調整(第3の面合わせ動作)の際のいずれにも使用できるため、構造がシンプルであり構成要素が少ない。
実施形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態のみに限定されるものではなく、他の実施形態や変形例を数多く含むことは言うまでもない。実施形態に示す接続装置10、110に含まれるいくつかの部材は省略又は変更が可能であり、また、上述した接続装置10、110による平面光波回路モジュールの製造方法は一例にすぎず、接続装置10、110を用いた他の平面光波回路モジュールの製造方法が存在する。
たとえば、接続装置10を用いて、既に第1の光ファイバコネクタ80が固定された平面光波回路70と、第2の光ファイバコネクタ180とを接続する方法としては、以下の方法が例示される。すなわち、平面光波回路70の向きを変えて回路固定部12に再固定し、第1のコネクタ固定部22には第2の光ファイバコネクタ180を固定し、第1の光ファイバコネクタ80の第1のファイバ部82に、第1の光量測定器64を接続することにより行うことができる。
また、平面光波回路70と第1及び第2の光ファイバコネクタ80、180の接続も、上述したような紫外線硬化型の接着剤を用いた接着に限定されない。たとえば、平面光波回路70と第1及び第2の光ファイバコネクタ80、180の接続は、他の接着剤による接着であってもよく、アクティブアライメント後におけるレーザー溶接や熱圧着など、他の方法で行うことも可能である。
10、110…接続装置
11…基台
12…回路固定部
20…第1のベース
22…第1のコネクタ固定部
24…第1のカメラ
26…第1の光源
28…第1のオートコリメータ
30…第1の面合わせユニット
32…第1の接続冶具
34…透過照明装置
36…第1の駆動部
44…第2のカメラ
48…第2のオートコリメータ
62…ディスペンサ
64…第1の光量測定器
140…第2のベース
142…第2のコネクタ固定部
150…第2の面合わせユニット
152…第2の接続冶具
156…第2の駆動部
158…第2の光量測定器
158a…測定部
70…平面光波回路
70a…一方端
70b…他方端
71、81、181…コア
72…アンダークラッド層
73…オーバークラッド層
74…基板層
80…第1の光ファイバコネクタ
82…第1のファイバ部
83…クラッド層
84…第1のコネクタ部
84a、184a…端部
180…第1の光ファイバコネクタ
182…第2のファイバ部
184…第2のコネクタ部
90…接着剤
P1…第1の位置
P2…第2の位置
P3…第3の位置
PC1…第1の接続位置
PC2…第2の接続位置
UV…紫外線

Claims (17)

  1. 平面光波回路と光ファイバコネクタとを接続する接続装置であって、
    前記平面光波回路を固定する回路固定部と、
    前記光ファイバコネクタを固定するコネクタ固定部と、
    前記平面光波回路の一方端を撮像する第1のカメラと、
    前記光ファイバコネクタの端部を撮像する第2のカメラと、
    前記平面光波回路及び前記光ファイバコネクタの少なくとも一方を、前記平面光波回路の前記一方端と前記光ファイバコネクタの前記端部が接近又は離間する方向であるZ軸方向に動作可能な駆動部と、
    前記平面光波回路及び前記光ファイバコネクタの少なくとも一方を、前記Z軸方向に垂直であるX軸方向及びY軸方向並びにX軸、Y軸及びZ軸の回転方向であるRx方向、Ry方向及びRz方向に動作可能な面合わせユニットと、
    前記光ファイバコネクタ又は前記平面光波回路に光を伝える透過照明装置と、
    前記平面光波回路の前記一方端と前記光ファイバコネクタの前記端部との接続位置を介して伝えられる前記透過照明装置からの光を測定する光量測定器と、を有することを特徴とする接続装置。
  2. 前記平面光波回路の前記一方端の角度を測定する第1のオートコリメータと、
    前記光ファイバコネクタの前記端部の角度を測定する第2のオートコリメータと、をさらに有する請求項1に記載の接続装置。
  3. 前記コネクタ固定部と、前記第1のカメラとを搭載するベースを有し、
    前記駆動部は、前記ベースを前記Z軸方向に動作させることにより、前記光ファイバコネクタを前記Z軸方向に動作可能であり、
    前記駆動部は、前記ベースを前記X軸方向にも動作可能であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の接続装置。
  4. 前記面合わせユニットは、前記第1のカメラ及び前記第2のカメラによる撮像結果に基づく第1の面合わせ動作と、前記第1の面合わせ動作の後における前記光量測定器による測定結果に基づく第2の面合わせ動作と、を行うことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかに記載の接続装置。
  5. 前記面合わせユニットは、前記第1のオートコリメータ及び前記第2のオートコリメータによる測定結果に基づく前記回転方向に関する回転面合わせ動作を行うことを特徴とする請求項2に記載の接続装置。
  6. 前記面合わせユニットは、前記第1のオートコリメータ及び前記第2のオートコリメータによる測定結果に基づく回転面合わせ動作と、前記回転面合わせ動作の後における前記第1のカメラ及び前記第2のカメラによる撮像結果に基づく第1の面合わせ動作と、前記第1の面合わせ動作の後における前記光量測定器による測定結果に基づく第2の面合わせ動作と、を行うことを特徴とする請求項2に記載の接続装置。
  7. 前記駆動部が、前記第1のカメラと前記平面光波回路の前記一方端とが対向し、第2のカメラと前記光ファイバコネクタの前記端部とが対向する第1の位置に、前記コネクタ固定部と前記第1のカメラとを搭載するベースを位置させて、前記第1のカメラ及び前記第2のカメラが、前記第1の面合わせ動作のための撮像を行い、
    前記駆動部が、前記光ファイバコネクタ、前記平面光波回路の前記一方端及び前記光量測定器が前記Z軸方向に整列する第2の位置に、前記ベースを位置させて、前記面合わせユニットが、前記第2の面合わせ動作を行うことを特徴とする請求項4又は請求項6に記載の接続装置。
  8. 前記コネクタ固定部は、1つの前記光ファイバコネクタである第1の光ファイバコネクタを固定する第1のコネクタ固定部と、他の1つの前記光ファイバコネクタである第2の光ファイバコネクタを固定する第2のコネクタ固定部と、を有し、
    前記駆動部は、前記第1の光ファイバコネクタを前記Z軸方向に動作可能な第1の駆動部と、前記第2の光ファイバコネクタを前記Z軸方向に動作可能な第2の駆動部と、を有し、
    前記面合わせユニットは、前記第1の光ファイバコネクタを前記X軸方向及び前記Y軸方向並びに前記Rx方向、前記Ry方向及び前記Rz方向に動作可能な第1の面合わせユニットと、前記第2の光ファイバコネクタを前記X軸方向及び前記Y軸方向並びに前記Rx方向、前記Ry方向及び前記Rz方向に動作可能な第2の面合わせユニットと、を有し、
    前記光量測定器は、少なくとも前記一方端と前記第1の光ファイバコネクタの端部との前記接続位置である第1の接続位置を介して伝えられる前記透過照明装置からの光を測定する第1の光量測定器と、少なくとも前記他方端と前記第2の光ファイバコネクタの端部との前記接続位置である第2の接続位置を介して伝えられる前記透過照明装置からの光を測定する第2の光量測定器と、を有する請求項1から請求項7までのいずれかに記載の接続装置。
  9. 前記第1のカメラは、前記平面光波回路の前記一方端及び前記第2の光ファイバコネクタの前記端部を撮像し、
    前記第2のカメラは前記第1の光ファイバコネクタの前記端部及び前記平面光波回路の前記他方端を撮像する、ことを特徴とする請求項8に記載の接続装置。
  10. 前記コネクタ固定部は、前記第1のカメラと前記第1のコネクタ固定部とを搭載する第1のベースと、前記第2のカメラと前記第2のコネクタ固定部とを搭載する第2のベースと、を有し、
    前記第1の駆動部は、前記第1のベースを前記Z軸方向に動作させることにより、前記第1の光ファイバコネクタを前記Z軸方向に動作可能であり、前記第2の駆動部は、前記第2のベースを前記Z軸方向に動作させることにより、前記第2の光ファイバコネクタを前記Z軸方向に動作可能であり、
    前記第1の駆動部は、前記第1のベースを前記X軸方向にも動作可能であり、前記第2の駆動部は、前記第2のベースを前記X軸方向にも動作可能であることを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の接続装置。
  11. 前記平面光波回路の前記一方端及び前記第2の光ファイバコネクタの前記端部の角度を測定する第1のオートコリメータと、
    前記第1の光ファイバコネクタの前記端部及び前記平面光波回路の前記他方端の角度を測定する第2のオートコリメータと、をさらに有する請求項8から請求項10までのいずれかに記載の接続装置。
  12. 前記第2の光ファイバコネクタは複数のチャンネルを有し、前記第2の光量測定器は、前記第2の光ファイバコネクタのチャンネル数と同数以上の測定部を有することを特徴とする請求項8から請求項11までのいずれかに記載の接続装置。
  13. 前記第1の面合わせユニットは、前記第1のカメラ及び前記第2のカメラによる撮像結果に基づく第1の面合わせ動作と、前記第1の面合わせ動作の後における前記光量測定器による測定結果に基づく第2の面合わせ動作と、を行い、
    前記第2の面合わせユニットは、前記第2の面合わせ動作の後における前記第1のカメラ及び前記第2のカメラによる撮像結果に基づく第3の面合わせ動作と、前記第3の面合わせ動作の後における前記光量測定器による測定結果に基づく第4の面合わせ動作と、を行うことを特徴とする請求項8から請求項12までのいずれかに記載の接続装置。
  14. 前記第1の面合わせユニットは、前記第1のオートコリメータ及び前記第2のオートコリメータによる測定結果に基づく前記回転方向に関する第1の回転面合わせ動作と、前記第1の回転面合わせ動作の後における前記第1のカメラ及び前記第2のカメラによる撮像結果に基づく第1の面合わせ動作と、前記第1の面合わせ動作の後における前記光量測定器による測定結果に基づく第2の面合わせ動作と、を行い、
    前記第2の面合わせユニットは、前記第2の面合わせ動作の後における前記第1のオートコリメータ及び前記第2のオートコリメータによる測定結果に基づく前記回転方向に関する第2の回転面合わせ動作と、前記第2の回転面合わせ動作の後における前記第1のカメラ及び前記第2のカメラによる撮像結果に基づく第3の面合わせ動作と、前記第3の面合わせ動作の後における前記光量測定器による測定結果に基づく第4の面合わせ動作と、を行うことを特徴とする請求項11に記載の接続装置。
  15. 前記透過照明装置が伝える光は赤外線であり、
    前記第2のカメラは、前記光ファイバコネクタの前記端部及び前記平面光波回路の他方端の少なくとも一方から出射する赤外線により撮像することを特徴とする請求項1から請求項14までのいずれかに記載の接続装置。
  16. 第1の導波路コアと第2の導波路コアとを接続する接続装置であって、
    前記第1の導波路コアを固定する第1の導波路コア固定部と、
    前記第2の導波路コアを固定する第2の導波路コア固定部と、
    前記第1の導波路コアの端部を撮像する第1のカメラと、
    前記第2の導波路コアの端部を撮像する第2のカメラと、
    前記第1の導波路コア及び前記第2の導波路コアの少なくとも一方を、前記第1の導波路コアの前記端部と前記第2の導波路コアの前記端部が接近又は離間する方向であるZ軸方向に動作可能な駆動部と、
    前記第1の導波路コア及び前記第2の導波路コアの少なくとも一方を、前記Z軸方向に垂直であるX軸方向及びY軸方向並びにX軸、Y軸及びZ軸の回転方向であるRx方向、Ry方向及びRz方向に動作可能な面合わせユニットと、
    前記第2の導波路コア又は前記第1の導波路コアに光を伝える透過照明装置と、
    前記第1の導波路コアの前記端部と前記第2の導波路コアの前記端部との接続位置を介して伝えられる前記透過照明装置からの光を測定する光量測定器と、を有することを特徴とする接続装置。
  17. 前記第1の導波路コアの前記端部が露出する面の角度を測定する第1のオートコリメータと、
    前記第1の導波路コアの前記端部が露出する面の角度を測定する第2のオートコリメータと、をさらに有する請求項16に記載の接続装置。
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