JP2019203903A - 位置検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】加圧気体の圧力を検出するセンサの特性にばらつきがあっても被測定物の位置を精度よく検出することができる位置検出装置を提供する。【解決手段】位置検出装置1は、大気圧下での第1の圧力センサ41の出力値を第1のオフセット値として記憶するとともに、大気圧下での第2の圧力センサ42の出力値を第2のオフセット値として記憶するオフセット値記憶部を備える。位置検出装置1は、第1の圧力センサ41の出力値から第1のオフセット値を減算した第1の補正値を出力する第1の補正部と、第2の圧力センサ42の出力値から第2のオフセット値を減算した第2の補正値を出力する第2の補正部と、第1の補正値と第2の補正値との差が所定の閾値よりも小さくなったときに、被測定物Wの表面がノズル10から所定の距離未満に近づいたことを検出する位置検出部とを備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、位置検出装置に係り、特に加圧気体を用いて被測定物の位置を検出する非接触式位置検出装置に関するものである。
一般に、加工装置により被加工物を加工する際には被加工物をテーブル上に固定して加工を行うが、加工精度を上げるためには、被加工物の被加工面がテーブルの表面と平行又は垂直となるように被加工物の平面度や真直度を維持する必要がある。しかしながら、この方法では、被加工物ごとに平面度や真直度を調整する必要があるため、加工時間の短い被加工物については稼働率が悪くなってしまい、この方法を適用することができない。
加工時間の短い被加工物にも対応すべく、油圧チャックなどを用いて被加工物の着脱を容易にするとともに、被加工物の基準面又は基準位置が加工装置に対して適切な位置となるように被加工物の位置を調整する方法も知られている。この被加工物の基準面や基準位置は、被加工物がチャックされる部分とは異なる部分に設定されることが多いため、被加工物の基準面や基準位置を高精度で検出し、適切な位置に被加工物を配置する必要がある。
従来から、このような基準面や基準位置の検出のために接触式センサが用いられることが多いが、接触式センサでは、接触式センサの検出点や被加工物の接触点に汚れや異物が付着することによって誤差が生じやすいという問題がある。そこで、最近では、接触式センサに代えて、加圧気体を用いて被加工物の表面の位置を検出する非接触式センサ(位置検出装置)が用いられることが多くなっている(例えば、特許文献1参照)。
このような位置検出装置は、加圧気体をオリフィスに通過させた後にこの加圧気体を被加工物に向かって噴出するものである。このとき、被加工物と位置検出装置との間の距離に応じてオリフィスの前後の圧力差が変化するため、圧力センサを用いてこの圧力差を測定することによって、被加工物が位置検出装置から所定の位置にあることを検出できる。しかしながら、オリフィスの前後の圧力を測定する圧力センサの特性には製造上のばらつき(オフセット電圧や出力スパン電圧)があるため、この圧力センサの特性のばらつきに起因して被加工物(被測定物)の位置を精度よく検出することが難しいという問題があった。
特開2008−8685号公報
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、加圧気体の圧力を検出するセンサの特性にばらつきがあっても被測定物の位置を精度よく検出することができる位置検出装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様によれば、加圧気体の圧力を検出するセンサの特性にばらつきがあっても被測定物の位置を精度よく検出することができる位置検出装置が提供される。この位置検出装置は、被測定物の表面に向けて加圧気体を噴出可能なノズルと、前記ノズルに連通する第1のチャンバと、気体供給源から前記加圧気体が供給される第2のチャンバと、前記第1のチャンバと前記第2のチャンバとを仕切る仕切壁であって、前記第1のチャンバと前記第2のチャンバとを連通するオリフィスが形成された仕切壁と、前記第1のチャンバ内の圧力を測定する第1の圧力センサと、前記第2のチャンバ内の圧力を測定する第2の圧力センサと、位置検出前に、前記第1のチャンバに前記加圧気体を供給していない状態で測定された前記第1の圧力センサの出力値を第1のオフセット値として記憶するとともに、前記第2のチャンバに前記加圧気体を供給していない状態で測定された前記第2の圧力センサの出力値を第2のオフセット値として記憶するオフセット値記憶部と、前記第1の圧力センサの出力値から前記オフセット値記憶部に記憶された前記第1のオフセット値を減算した第1の補正値を出力する第1の補正部と、前記第2の圧力センサの出力値から前記オフセット値記憶部に記憶された前記第2のオフセット値を減算した第2の補正値を出力する第2の補正部と、前記第1の補正値と前記第2の補正値との差が、所定の閾値よりも小さくなったときに、前記被測定物の表面が前記ノズルから所定の距離未満に近づいたことを検出する位置検出部とを備えている。
このように、本発明によれば、被測定物の表面の位置の検出にあたって、加圧気体を供給していない状態での第1の圧力センサの出力値(第1のオフセット値)を第1の圧力センサの出力値から減算した第1の補正値と、加圧気体を供給していない状態での第2の圧力センサの出力値(第2のオフセット値)を第2の圧力センサの出力値から減算した第2の補正値とを用いているため、第1の圧力センサと第2の圧力センサのオフセット電圧による影響を受けることなく、被測定物の位置を検出することができる。したがって、加圧気体の圧力を検出するセンサの特性にばらつきがあっても、精度よく被測定物の位置を検出することができる。
本発明の第2の態様によれば、加圧気体の圧力を検出するセンサの特性にばらつきがあっても被測定物の位置を精度よく検出することができる位置検出装置が提供される。この位置検出装置は、被測定物の表面に向けて加圧気体を噴出可能なノズルと、前記ノズルに連通する第1のチャンバと、気体供給源から前記加圧気体が供給される第2のチャンバと、前記第1のチャンバと前記第2のチャンバとを仕切る仕切壁であって、前記第1のチャンバと前記第2のチャンバとを連通するオリフィスが形成された仕切壁と、前記第1のチャンバ内の圧力を測定する第1の圧力センサと、前記第2のチャンバ内の圧力を測定する第2の圧力センサと、位置検出前に、前記第1のチャンバの圧力を既知の圧力にした状態で、前記第1の圧力センサの出力値を測定し、前記第1の圧力センサの出力値及び前記既知の圧力との関係により算出される、前記第1の圧力センサの実際の出力−圧力特性の傾きと、前記第1の圧力センサの理想的な出力−圧力特性の傾きと、前記第2のチャンバの圧力を既知の圧力にした状態で、前記第2の圧力センサの出力値を測定し、前記第2の圧力センサの出力値及び前記既知の圧力との関係により算出される、前記第2の圧力センサの実際の出力−圧力特性の傾きと、前記第2の圧力センサの理想的な出力−圧力特性の傾きとを記憶する傾き記憶部と、前記傾き記憶部に記憶された前記第1の圧力センサの理想的な出力−圧力特性の傾きに対する前記第1の圧力センサの実際の出力−圧力特性の傾きの比を前記第1の圧力センサの出力値に乗算した第3の補正値を出力する第3の補正部と、前記傾き記憶部に記憶された前記第2の圧力センサの理想的な出力−圧力特性の傾きに対する前記第2の圧力センサの実際の出力−圧力特性の傾きの比を前記第2の圧力センサの出力値に乗算した第4の補正値を出力する第4の補正部と、前記第3の補正値と前記第4の補正値との差が、所定の閾値よりも小さくなったときに、前記被測定物の表面が前記ノズルから所定の距離未満に近づいたことを検出する位置検出部とを備えている。
このように、本発明によれば、被測定物の表面の位置の検出にあたって、第1の圧力センサの理想的な出力−圧力特性の傾きに対する第1の圧力センサの実際の出力−圧力特性の傾きを第1の圧力センサの出力値に乗算した第3の補正値と、第2の圧力センサの理想的な出力−圧力特性の傾きに対する第2の圧力センサの実際の出力−圧力特性の傾きを第2の圧力センサの出力値に乗算した第4の補正値とを用いているため、第1の圧力センサと第2の圧力センサのスパン電圧による影響を受けることなく、被測定物の位置を検出することができる。したがって、加圧気体の圧力を検出するセンサの特性にばらつきがあっても、精度よく被測定物の位置を検出することができる。
本発明の第3の態様によれば、加圧気体の圧力を検出するセンサの特性にばらつきがあっても被測定物の位置を精度よく検出することができる位置検出装置が提供される。この位置検出装置は、被測定物の表面に向けて加圧気体を噴出可能なノズルと、前記ノズルに連通する第1のチャンバと、気体供給源から前記加圧気体が供給される第2のチャンバと、前記第1のチャンバと前記第2のチャンバとを仕切る仕切壁であって、前記第1のチャンバと前記第2のチャンバとを連通するオリフィスが形成された仕切壁と、前記第1のチャンバ内の圧力を測定する第1の圧力センサと、前記第2のチャンバ内の圧力を測定する第2の圧力センサと、位置検出前に、前記第1のチャンバに前記加圧気体を供給していない状態で測定された前記第1の圧力センサの出力値を第1のオフセット値として記憶するとともに、前記第2のチャンバに前記加圧気体を供給していない状態で測定された前記第2の圧力センサの出力値を第2のオフセット値として記憶するオフセット値記憶部と、位置検出前に、前記第1のチャンバの圧力を既知の圧力にした状態で、前記第1の圧力センサの出力値を測定し、前記第1の圧力センサの出力値及び前記既知の圧力との関係により算出される、前記第1の圧力センサの実際の出力−圧力特性の傾きと、前記第1の圧力センサの理想的な出力−圧力特性の傾きと、前記第2のチャンバの圧力を既知の圧力にした状態で、前記第2の圧力センサの出力値を測定し、前記第2の圧力センサの出力値及び前記既知の圧力との関係により算出される、前記第2の圧力センサの実際の出力−圧力特性の傾きと、前記第2の圧力センサの理想的な出力−圧力特性の傾きとを記憶する傾き記憶部と、入力値から前記オフセット値記憶部に記憶された前記第1のオフセット値を減算した第1の補正値を出力する第1の補正部と、入力値から前記オフセット値記憶部に記憶された前記第2のオフセット値を減算した第2の補正値を出力する第2の補正部と、前記傾き記憶部に記憶された前記第1の圧力センサの理想的な出力−圧力特性の傾きに対する前記第1の圧力センサの実際の出力−圧力特性の傾きの比を入力値に乗算した第3の補正値を出力する第3の補正部と、前記傾き記憶部に記憶された前記第2の圧力センサの理想的な出力−圧力特性の傾きに対する前記第2の圧力センサの実際の出力−圧力特性の傾きの比を入力値に乗算した第4の補正値を出力する第4の補正部と、前記第1の圧力センサの出力値を前記第1の補正部及び前記第3の補正部の一方に入力して得られる出力値を前記第1の補正部及び前記第3の補正部の他方に入力して得られる出力値と、前記第2の圧力センサの出力値を前記第2の補正部及び前記第4の補正部の一方に入力して得られる出力値を前記第2の補正部及び前記第4の補正部の他方に入力して得られる出力値との差が、所定の閾値よりも小さくなったときに、前記被測定物の表面と前記ノズルから所定の距離未満に近づいたことを検出する位置検出部とを備えている。
また、上記位置検出装置は、上記第2の圧力センサの出力値が異常な範囲にある場合に異常信号を出力する異常検出部をさらに備えていることが好ましい。このような異常信号が出力された場合に、位置検出部の検出結果を非表示にしたり、位置検出部の検出結果が正しくないものであることを表示したりすることによって、例えば、位置検出装置によって被測定物の良品の判断を行う場合などに、圧力変動に起因して不良品が良品として誤検出されてしまうことを防止することができる。
本発明の第1の態様及び第3の態様によれば、被測定物の表面の位置の検出にあたって、第1のオフセット値を第1の圧力センサの出力値から減算した第1の補正値と、第2のオフセット値を第2の圧力センサの出力値から減算した第2の補正値とを用いているため、第1の圧力センサと第2の圧力センサのオフセット電圧による影響を受けることなく、被測定物の位置を検出することができる。したがって、加圧気体の圧力を検出するセンサの特性にばらつきがあっても、精度よく被測定物の位置を検出することができる。
本発明の第2の態様及び第3の態様によれば、被測定物の表面の位置の検出にあたって、第1の圧力センサの理想的な出力−圧力特性の傾きに対する第1の圧力センサの実際の出力−圧力特性の傾きを第1の圧力センサの出力値に乗算した第3の補正値と、第2の圧力センサの理想的な出力−圧力特性の傾きに対する第2の圧力センサの実際の出力−圧力特性の傾きを第2の圧力センサの出力値に乗算した第4の補正値とを用いているため、第1の圧力センサと第2の圧力センサのスパン電圧による影響を受けることなく、被測定物の位置を検出することができる。したがって、加圧気体の圧力を検出するセンサの特性にばらつきがあっても、精度よく被測定物の位置を検出することができる。
本発明の第1の実施形態における位置検出装置を示す図である。 図1に示す位置検出装置の第1のチャンバ内の圧力とノズルから被測定物の 表面までの距離との関係を模式的に示すグラフである。 図1に示す位置検出装置の処理部の構成の一例を示すブロック図である。 図2に示す処理部における処理を説明するためのグラフである。 本発明の第2の実施形態における位置検出装置の処理部の構成の一例を示す ブロック図である。 図5に示す処理部における処理を説明するためのグラフである。
以下、本発明に係る位置検出装置の実施形態について図1から図4を参照して詳細に説明する。なお、図1から図4において、同一又は相当する構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
図1は、本発明の第1の実施形態における位置検出装置1の構成を模式的に示す図である。図1に示すように、本実施形態における位置検出装置1は、被測定物Wの表面Sに向けて加圧気体を噴出可能なノズル10と、ノズル10に連通する第1のチャンバ11と、気体供給源20からレギュレータ22を介して加圧気体が供給される第2のチャンバ12と、第1のチャンバ11と第2のチャンバ12とを仕切る仕切壁30と、第1のチャンバ11内の圧力を測定する第1の圧力センサ41と、第2のチャンバ12内の圧力を測定する第2の圧力センサ42とを備えている。
仕切壁30には、仕切壁30を貫通するオリフィス32が形成されており、このオリフィス32によって第1のチャンバ11と第2のチャンバ12とが連通される。第1の圧力センサ41は、第1のチャンバ11に連通する経路41Aを有しており、例えば、第1のチャンバ11内の圧力を受けるダイアフラムの変形を検出することにより第1のチャンバ11内の圧力を測定するものである。同様に、第2の圧力センサ42は、第2のチャンバ12に連通する経路42Aを有しており、例えば、第2のチャンバ12内の圧力を受けるダイアフラムの変形を検出することにより第2のチャンバ12内の圧力を測定するものである。このような圧力センサ41,42としては既知の種々の圧力センサを用いることができる。
気体供給源20は、加圧された気体を外部に供給できるように構成されている。この気体供給源20内の加圧気体がレギュレータ22により所定の圧力(以下、供給圧力という)P0に調整されて第2のチャンバ12に供給される。第2のチャンバ12に供給された加圧気体は、仕切壁30のオリフィス32を通過して第1のチャンバ11にも流入し、ノズル10から被測定物Wの表面Sに向けて噴出される。
ここで、第1のチャンバ11内の圧力をP1、ノズル10から被測定物Wの表面Sまでの距離をDとすると、P1とDの関係は図2に示すようになる。すなわち、被測定物Wがノズル10からより遠くに位置すればするほど(Dが大きくなればなるほど)、加圧流体は抵抗を受けることなくノズル10から噴出されることとなるので、第1のチャンバ11の圧力P1は供給圧力P0から下がり大気圧に近づいていく。一方、被測定物Wがノズル10のより近くに位置すればするほど(Dが小さくなればなるほど)、ノズル10から噴出される加圧気体が被測定物Wの表面Sで抵抗を受けるため、第1のチャンバ11の圧力P1は加圧気体の供給圧力P0からあまり下がらずに維持される。したがって、第1の圧力センサ41で測定される圧力P1の変化を測定することにより被測定物Wの表面Sがノズル10に近づいたことを検出することができる。
この場合において、第1のチャンバ11の圧力P1は第2のチャンバ12の圧力P2に依存しているため、第1のチャンバ11の圧力P1のみを測定していたのでは安定的な測定結果とはならない。このため、本実施形態では、第1のチャンバ11の圧力P1に加えて第2のチャンバ12の圧力P2も測定している。そして、第1のチャンバ11の圧力P1と第2のチャンバ12の圧力P2との差P2−P1を算出し、この圧力差P2−P1が小さくなったことを検出することによって被測定物Wの表面Sがノズル10から所定の距離未満に近づいたことを検出している。このような圧力差P2−P1を用いることにより、第2のチャンバ12の圧力P2の変動の影響がキャンセルされるので精度のよい測定が可能となる。
図1に戻って、位置検出装置1は、第1の圧力センサ41及び第2の圧力センサ42の出力をA/D変換するA/Dコンバータ43と、A/D変換後の第1の圧力センサ41及び第2の圧力センサ42の出力を処理する処理部50と、処理部50における処理結果を出力する出力部60とを有している。例えば、出力部60はLEDやディスプレイなどの出力機器から構成される。
図3は、処理部50の構成の一例を示すブロック図である。この処理部50は、例えば記憶装置に記憶されたプログラムとCPUなどから構成されるものであり、プログラムの実行により以下に述べる各機能が実現される。また、図3に示すように、処理部50は、RAMやROM、フラッシュメモリなどの記憶装置からなるオフセット値記憶部51を有している。第1の圧力センサ41や第2の圧力センサ42の実際の出力−圧力特性は、製造上のばらつきにより、図4に示すように理想的な出力−圧力特性からずれていることがある(オフセット電圧)。本実施形態では、このオフセット電圧に応じて第1の圧力センサ41の出力値及び第2の圧力センサ42の出力値を補正して被測定物Wの位置の検出を行っている。
具体的には、第1のチャンバ11に加圧気体を供給していない状態(大気圧下)での第1の圧力センサ41及び第2の圧力センサ42の出力値(オフセット電圧)をそれぞれ測定しておき、これらの出力値をオフセット値記憶部51に記憶しておく。すなわち、オフセット値記憶部51には、第1のチャンバ11に加圧気体を供給していない状態(大気圧下)での第1の圧力センサ41の出力値が第1のオフセット値Voff1として記憶されており、また、第2のチャンバ12に加圧気体を供給していない状態(大気圧下)での第2の圧力センサ42の出力値が第2のオフセット値Voff2として記憶されている。
また、処理部50は、第1の圧力センサ41の出力値Vout1からオフセット値記憶部51に記憶された第1のオフセット値Voff1を減算した第1の補正値Vc1を出力する第1の補正部52と、第2の圧力センサ42の出力値Vout2からオフセット値記憶部51に記憶された第2のオフセット値Voff2を減算した第2の補正値Vc2を出力する第2の補正部53と、これらの補正値Vc1,Vc2を用いて被測定物Wの表面Sがノズル10から所定の距離未満に近づいたことを検出する位置検出部54とを含んでいる。より具体的には、位置検出部54は、所定の閾値Vtを記憶しており、第1の補正部52から出力される第1の補正値Vc1と第2の補正部53から出力される第2の補正値Vc2との差Vc2−Vc1を算出し、この差Vc2−Vc1が閾値Vtよりも小さくなったときに、被測定物Wの表面Sがノズル10から所定の距離未満に近づいたものと判断する。
このように、本実施形態では、被測定物Wの位置の検出にあたって、大気圧下での第1の圧力センサ41の出力値(第1のオフセット値Voff1)を第1の圧力センサ41の出力値Vout1から減算した第1の補正値Vc1と、大気圧下での第2の圧力センサ42の出力値(第2のオフセット値Voff2)を第2の圧力センサ42の出力値Vout2から減算した第2の補正値Vc2とを用いているため、第1の圧力センサ41と第2の圧力センサ42のオフセット電圧による影響を受けることなく、被測定物Wの位置を検出することができる。したがって、より精度よく被測定物Wの位置を検出することができる。
ところで、気体供給源20におけるコンプレッサの供給能力、加圧空気のリップル(コンプレッサからの空気の脈動)、負荷による圧力変動、レギュレータ22の制御特性などによって、上述した圧力P0,P1,P2は常に変動している。したがって、位置検出装置1の精度はこれらの圧力変動に依存することとなる。本実施形態では、これらの圧力変動による誤検出を防止し、位置検出装置1の精度を向上させている。すなわち、図3に示すように、処理部50は、第2の圧力センサ42の出力値Vout2が異常な範囲にある場合に異常信号を出力する異常検出部55を含んでいる。第2の圧力センサ42の出力値Vout2が異常な範囲にある場合に、この異常検出部55が出力部60に異常信号を出力すると、この異常信号を受けた出力部60は、例えば位置検出部54による検出結果を非表示にするか、あるいは位置検出部54による検出結果が正しくないものであることを表示する。これにより位置検出装置1によって被測定物Wの良品の判断を行う場合などに、圧力変動に起因して不良品が良品として誤検出されてしまうことが防止される。
また、第1の圧力センサ41や第2の圧力センサ42の実際の出力−圧力特性は、製造上のばらつきにより、理想的な出力−圧力特性の傾きとは異なる傾きを有する場合がある(スパン電圧)。以下に述べる本発明の第2の実施形態では、上述したオフセット電圧に加えて、このようなスパン電圧に応じて第1の圧力センサ41の出力値及び第2の圧力センサ42の出力値を補正して被測定物Wの位置の検出を行う。
図5は、本発明の第2の実施形態における位置検出装置の処理部150の構成の一例を示すブロック図である。図5に示すように、処理部150は、上述したオフセット値記憶部51に加えて、RAMやROM、フラッシュメモリなどの記憶装置からなる傾き記憶部151を有している。この傾き記憶部151には、第1の圧力センサ41の実際の出力−圧力特性の傾きSa1と、第1の圧力センサ41の理想的な出力−圧力特性の傾きSr1と、第2の圧力センサ42の実際の出力−圧力特性の傾きSa2と、第2の圧力センサ42の理想的な出力−圧力特性の傾きSr2とが記憶されている。
第1の圧力センサ41の実際の出力−圧力特性の傾きSa1は以下のようにして取得し、傾き記憶部151に記憶される。まず、第1のチャンバ11の圧力を既知の圧力Pref1にする(図6参照)。この状態で第1の圧力センサ41の出力値Vout1を測定する。この出力値Vout1と圧力Pref1との関係により傾きSa1を算出し、これを傾き記憶部151に記憶する。図6に示す例では、Sa1=(Vout1−Voff1)/Pref1として算出される。同様にして、第2の圧力センサ42の実際の出力−圧力特性の傾きSa2も算出され、傾き記憶部151に記憶される。
また、処理部150は、傾き記憶部151に記憶されたSa1,Sr1を参照して、第1の補正部52から出力される第1の補正値Vc1にSa1/Sr1を乗算した第3の補正値Vc3を出力する第3の補正部152と、傾き記憶部151に記憶されたSa2,Sr2を参照して、第2の補正部53から出力される第2の補正値Vc2にSa2/Sr2を乗算した第4の補正値Vc4を出力する第4の補正部153と、これらの補正値Vc3,Vc4を用いて被測定物Wの表面Sがノズル10から所定の距離未満に近づいたことを検出する位置検出部154とを含んでいる。より具体的には、位置検出部154は、所定の閾値Vtを記憶しており、第3の補正部152から出力される第3の補正値Vc3と第4の補正部153から出力される第4の補正値Vc4との差Vc4−Vc3を算出し、この差Vc4−Vc3が閾値Vtよりも小さくなったときに、被測定物Wの表面Sがノズル10から所定の距離未満に近づいたものと判断する。
このように、本実施形態では、被測定物Wの位置の検出にあたって、第1の圧力センサ41の出力値Vout1から第1のオフセット値Voff1を減算した第1の補正値Vc1と、この第1の補正値Vc1にSa1/Sr1を乗算した第3の補正値Vc3と、第2の圧力センサ42の出力値Vout2から第2のオフセット値Voff2を減算した第2の補正値Vc2と、この第2の補正値Vc2にSa2/Sr2を乗算した第4の補正値Vc4とを用いているため、第1の圧力センサ41と第2の圧力センサ42のオフセット電圧やスパン電圧による影響を受けることなく、被測定物Wの位置を検出することができる。したがって、より精度よく被測定物Wの位置を検出することができる。
図5に示す例では、第1の圧力センサ41の出力値Vout1が第1の補正部52に入力されているが、第1の補正部52と第3の補正部152の順番を入れ替えてもよい。すなわち、第1の圧力センサ41の出力値Vout1を第3の補正部152に入力し、第3の補正部152からの出力値を第1の補正部52に入力し、第1の補正部52からの出力値を位置検出部154に入力してもよい。また、第2の圧力センサ42の出力値Vout2が第2の補正部53に入力されているが、第2の補正部53と第4の補正部153の順番を入れ替えてもよい。すなわち、第2の圧力センサ42の出力値Vout2を第4の補正部153に入力し、第4の補正部153からの出力値を第2の補正部53に入力し、第2の補正部53からの出力値を位置検出部154に入力してもよい。
なお、本実施形態では、第1の実施形態で説明した第1の補正部52及び第2の補正部53を第3の補正部152及び第4の補正部153に組み合わせた例について説明したが、第1の補正部52及び第2の補正部53を省略することもできる。例えば、第1の補正部52及び第2の補正部53を設けることなく、第1の圧力センサ41の出力値Vout1にSa1/Sr1を乗算した補正値と第2の圧力センサ42の出力値Vout2にSa2/Sr2を乗算した補正値とを用いて被測定物Wの位置を検出してもよい。
これまで本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技術的思想の範囲内において種々異なる形態にて実施されてよいことは言うまでもない。
1 位置検出装置
10 ノズル
11 第1のチャンバ
12 第2のチャンバ
20 気体供給源
22 レギュレータ
30 仕切壁
32 オリフィス
41 第1の圧力センサ
42 第2の圧力センサ
43 A/Dコンバータ
50 処理部
51 オフセット値記憶部
52 第1の補正部
53 第2の補正部
54 位置検出部
55 異常検出部
60 出力部
150 処理部
151 傾き記憶部
152 第3の補正部
153 第4の補正部
154 位置検出部

Claims (4)

  1. 被測定物の表面に向けて加圧気体を噴出可能なノズルと、
    前記ノズルに連通する第1のチャンバと、
    気体供給源から前記加圧気体が供給される第2のチャンバと、
    前記第1のチャンバと前記第2のチャンバとを仕切る仕切壁であって、前記第1のチャンバと前記第2のチャンバとを連通するオリフィスが形成された仕切壁と、
    前記第1のチャンバ内の圧力を測定する第1の圧力センサと、
    前記第2のチャンバ内の圧力を測定する第2の圧力センサと、
    位置検出前に、前記第1のチャンバに前記加圧気体を供給していない状態で測定された前記第1の圧力センサの出力値を第1のオフセット値として記憶するとともに、前記第2のチャンバに前記加圧気体を供給していない状態で測定された前記第2の圧力センサの出力値を第2のオフセット値として記憶するオフセット値記憶部と、
    前記第1の圧力センサの出力値から前記オフセット値記憶部に記憶された前記第1のオフセット値を減算した第1の補正値を出力する第1の補正部と、
    前記第2の圧力センサの出力値から前記オフセット値記憶部に記憶された前記第2のオフセット値を減算した第2の補正値を出力する第2の補正部と、
    前記第1の補正値と前記第2の補正値との差が、所定の閾値よりも小さくなったときに、前記被測定物の表面が前記ノズルから所定の距離未満に近づいたことを検出する位置検出部と、
    を備えたことを特徴とする位置検出装置。
  2. 被測定物の表面に向けて加圧気体を噴出可能なノズルと、
    前記ノズルに連通する第1のチャンバと、
    気体供給源から前記加圧気体が供給される第2のチャンバと、
    前記第1のチャンバと前記第2のチャンバとを仕切る仕切壁であって、前記第1のチャンバと前記第2のチャンバとを連通するオリフィスが形成された仕切壁と、
    前記第1のチャンバ内の圧力を測定する第1の圧力センサと、
    前記第2のチャンバ内の圧力を測定する第2の圧力センサと、
    位置検出前に、前記第1のチャンバの圧力を既知の圧力にした状態で、前記第1の圧力センサの出力値を測定し、前記第1の圧力センサの出力値及び前記既知の圧力との関係により算出される、前記第1の圧力センサの実際の出力−圧力特性の傾きと、前記第1の圧力センサの理想的な出力−圧力特性の傾きと、前記第2のチャンバの圧力を既知の圧力にした状態で、前記第2の圧力センサの出力値を測定し、前記第2の圧力センサの出力値及び前記既知の圧力との関係により算出される、前記第2の圧力センサの実際の出力−圧力特性の傾きと、前記第2の圧力センサの理想的な出力−圧力特性の傾きとを記憶する傾き記憶部と、
    前記傾き記憶部に記憶された前記第1の圧力センサの理想的な出力−圧力特性の傾きに対する前記第1の圧力センサの実際の出力−圧力特性の傾きの比を前記第1の圧力センサの出力値に乗算した第3の補正値を出力する第3の補正部と、
    前記傾き記憶部に記憶された前記第2の圧力センサの理想的な出力−圧力特性の傾きに対する前記第2の圧力センサの実際の出力−圧力特性の傾きの比を前記第2の圧力センサの出力値に乗算した第4の補正値を出力する第4の補正部と、
    前記第3の補正値と前記第4の補正値との差が、所定の閾値よりも小さくなったときに、前記被測定物の表面が前記ノズルから所定の距離未満に近づいたことを検出する位置検出部と、
    を備えたことを特徴とする位置検出装置。
  3. 被測定物の表面に向けて加圧気体を噴出可能なノズルと、
    前記ノズルに連通する第1のチャンバと、
    気体供給源から前記加圧気体が供給される第2のチャンバと、
    前記第1のチャンバと前記第2のチャンバとを仕切る仕切壁であって、前記第1のチャンバと前記第2のチャンバとを連通するオリフィスが形成された仕切壁と、
    前記第1のチャンバ内の圧力を測定する第1の圧力センサと、
    前記第2のチャンバ内の圧力を測定する第2の圧力センサと、
    位置検出前に、前記第1のチャンバに前記加圧気体を供給していない状態で測定された前記第1の圧力センサの出力値を第1のオフセット値として記憶するとともに、前記第2のチャンバに前記加圧気体を供給していない状態で測定された前記第2の圧力センサの出力値を第2のオフセット値として記憶するオフセット値記憶部と、
    位置検出前に、前記第1のチャンバの圧力を既知の圧力にした状態で、前記第1の圧力センサの出力値を測定し、前記第1の圧力センサの出力値及び前記既知の圧力との関係により算出される、前記第1の圧力センサの実際の出力−圧力特性の傾きと、前記第1の圧力センサの理想的な出力−圧力特性の傾きと、前記第2のチャンバの圧力を既知の圧力にした状態で、前記第2の圧力センサの出力値を測定し、前記第2の圧力センサの出力値及び前記既知の圧力との関係により算出される、前記第2の圧力センサの実際の出力−圧力特性の傾きと、前記第2の圧力センサの理想的な出力−圧力特性の傾きとを記憶する傾き記憶部と、
    入力値から前記オフセット値記憶部に記憶された前記第1のオフセット値を減算した第1の補正値を出力する第1の補正部と、
    入力値から前記オフセット値記憶部に記憶された前記第2のオフセット値を減算した第2の補正値を出力する第2の補正部と、
    前記傾き記憶部に記憶された前記第1の圧力センサの理想的な出力−圧力特性の傾きに対する前記第1の圧力センサの実際の出力−圧力特性の傾きの比を入力値に乗算した第3の補正値を出力する第3の補正部と、
    前記傾き記憶部に記憶された前記第2の圧力センサの理想的な出力−圧力特性の傾きに対する前記第2の圧力センサの実際の出力−圧力特性の傾きの比を入力値に乗算した第4の補正値を出力する第4の補正部と、
    前記第1の圧力センサの出力値を前記第1の補正部及び前記第3の補正部の一方に入力して得られる出力値を前記第1の補正部及び前記第3の補正部の他方に入力して得られる出力値と、前記第2の圧力センサの出力値を前記第2の補正部及び前記第4の補正部の一方に入力して得られる出力値を前記第2の補正部及び前記第4の補正部の他方に入力して得られる出力値との差が、所定の閾値よりも小さくなったときに、前記被測定物の表面と前記ノズルから所定の距離未満に近づいたことを検出する位置検出部と、
    を備えたことを特徴とする位置検出装置。
  4. 前記第2の圧力センサの出力値が異常な範囲にある場合に異常信号を出力する異常検出部をさらに備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の位置検出装置。

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