JP2019203111A - 漏油補修材、漏油補修方法、及び、配管 - Google Patents

漏油補修材、漏油補修方法、及び、配管 Download PDF

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Abstract

【課題】 油を流通させる配管から油が漏れ出た際に、簡便にかつ高い信頼性で漏油を阻止できる漏油補修材などの提供。【解決手段】 硬化性組成物である漏油補修材であって、硬化前の吸油率が、100%以上であり、硬化後の吸油率が、50%以下である、漏油補修材である。【選択図】なし

Description

本発明は、油を流通させる配管から油が漏れ出た際の配管の補修に適した漏油補修材、前記漏油補修材を用いた漏油補修方法、及び前記漏油補修材で補修された配管に関する。
例えば、発電所又は変電所などでは、ラジエータ付きの変圧器を設置している。そして、変圧器本体とラジエータとを送油配管で接続し、変圧器本体とラジエータとの間に、ラジエータで冷却した油(例えば、絶縁油)を循環させることで、変圧器本体を冷却している。
送油配管が長年使用された結果、前記送油配管のフランジ部から油が漏れ出る場合がある。また、送油配管が長年使用された結果、前記送油配管にピンホールなどの穴が開き、その穴から油が漏れ出る場合がある。
油が漏れ出ると、油が地中に浸透して、土壌又は水質を汚染する遠因になる心配がある。特に、旧型の油冷却器の絶縁油には、環境ホルモンであるポリ塩化ビフェニルが含有されている場合もあり、生体及び環境への影響も考慮すると、漏油に対して厳重に対処する必要がある。
そこで、フランジ部から油が漏れ出た際に油の流出を防止するために、連結フランジの外周を耐油性の被覆体で被覆し、この被覆体の下端に開口した冷却オイルの排出口に、冷却オイルの回収容器を接続した変圧器の油流出防止カバーが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、この方法では、フランジ部以外の箇所から油が漏れ出た際には流出を防止できないという問題がある。更に、この方法は、被覆体、回収容器などを設置する必要があり、簡便性に欠ける。
フランジ部以外の箇所から油が漏れ出た際の簡便な流出防止処置として、漏油個所をウエス(布切れ)で塞ぐ処置が行われる場合がある。
しかし、この方法はあくまでも応急対策であって、ウエスが油を吸いきった際には、更なる漏油を防止できず、流出防止処置の信頼性に欠ける。
したがって、油を流通させる配管から油が漏れ出た際に、簡便にかつ高い信頼性で漏油を阻止できる方法が求められているのが現状である。
特開2001−338814号公報
本発明は、油を流通させる配管から油が漏れ出た際に、簡便にかつ高い信頼性で漏油を阻止できる漏油補修材、及び前記漏油補修材を用いた漏油補修方法、及び前記漏油補修材で補修された配管を提供することを目的とする。
前記課題を解決するための手段としては、以下の通りである。即ち、
<1> 硬化性組成物である漏油補修材であって、
硬化前の吸油率が、100%以上であり、
硬化後の吸油率が、50%以下である、ことを特徴とする漏油補修材である。
<2> パテである前記<1>に記載の漏油補修材である。
<3> エラストマーを含有する前記<1>から<2>のいずれかに記載の漏油補修材である。
<4> 前記エラストマーが、構成成分にスチレンを含む、前記<3>に記載の漏油補修材である。
<5> 前記エラストマーの含有量が、0質量%超35質量%以下である前記<3>から<4>のいずれかに記載の漏油補修材である。
<6> 前記硬化性組成物が、活性エネルギー線硬化性組成物である前記<1>から<5>のいずれかに記載の漏油補修材である。
<7> 水酸基を有しない単官能(メタ)アクリレートと、多官能(メタ)アクリレートと、光ラジカル開始剤とを含有する前記<6>に記載の漏油補修材である。
<8> 前記多官能(メタ)アクリレートの含有量が、0質量%超20質量%以下である前記<6>から<7>のいずれかに記載の漏油補修材である。
<9> 硬化後のガラス転移温度が、150℃以下である前記<1>から<8>のいずれかに記載の漏油補修材である。
<10> 活性エネルギー線硬化性組成物である前記<1>から<9>のいずれかに記載の漏油補修材を、配管の漏油部分に塗布し、前記漏油補修材に活性エネルギー線を照射して、前記漏油補修材を硬化させる工程を含むことを特徴とする漏油補修方法である。
<11> 漏油部分を有する配管であって、
前記漏油部分に前記<1>から<9>のいずれかに記載の漏油補修材の硬化物を有することを特徴とする配管である。
本発明によれば、油を流通させる配管から油が漏れ出た際に、簡便にかつ高い信頼性で漏油を阻止できる漏油補修材、及び前記漏油補修材を用いた漏油補修方法、及び前記漏油補修材で補修された配管を提供することができる。
図1は、漏油シールテストに用いる圧力容器の写真である。
(漏油補修材)
本発明の漏油補修材は、硬化性組成物である。
前記漏油補修材は、硬化前の吸油率が、100%以上である。
前記漏油補修材は、硬化後の吸油率が、50%以下である。
前記漏油補修材は、硬化性組成物であることから、補修箇所への塗布が簡単であり、簡便に漏油を阻止できる。
また、前記漏油補修材は、硬化前の吸油率が100%以上であることから、前記漏油補修材を漏油箇所に付与した際に、油を適度に吸収できるため、漏油箇所への付着力に優れる。加えて、前記漏油補修材は、硬化後の吸油率が50%以下であることから、硬化後の吸油が少なく、高い漏油シール性を有する。その結果、前記漏油補修材は、高い信頼性で漏油を阻止できる。
前記硬化後の吸油率としては、50%以下であれば、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、0%超%50%以下であってもよいし、5%以上50%以下であってもよい。
前記硬化前の吸油率は、例えば、以下の方法で求めることができる。
硬化前の漏油補修材と、油〔例えば、JXTGエネルギー社製高圧絶縁油A(JIS C2320の絶縁油A 種類 1種)〕とを、質量比1:1でガラス瓶に入れ、遊星撹拌(例えば、機種:THINKY製AR−250、回転数:2000rpm、撹拌時間:5分)を行い、室温(25℃)で30分放置した後に、分離が見られるかを確認する。そして、分離が見られない場合には、吸油率は100%以上であり、分離が見られる場合には、吸油率は、100%未満である。
なお、上記方法で分離が見られない場合、前記質量比において、油の量を更に増やしても、通常、分離が見られない状態は変わらない。即ち、上記測定において、硬化前の吸油率が100%以上であることは、吸油率が無限大であることと同義であり、その点において、前記漏油補修材は、硬化前の吸油率が100%以上であればよく、その上限値を定める必要はない。
前記硬化後の吸油率は、例えば、以下の方法で求めることができる。
シリコーン樹脂で作製した10mm×10mm×深さ5mmの型に漏油補修材を充填し、50μm厚の離型PETで表面をカバーした状態でメタルハライドランプを用いて365nmにおける積算光量が6J/cmになるように照射することで硬化物を作製する。型から取り出した硬化物の重量を測定し吸油前重量とする。
硬化物をガラス瓶に入れる。更に、ガラス瓶に、硬化物全体が十分に浸る量の油を入れる。そして、室温(25℃)で24時間放置した後に、油を吸った硬化物の重量を測定し吸油後重量とする。油として、例えば、JXTGエネルギー社製高圧絶縁油A(JIS C2320の 絶縁油A 種類 1種)を使用する。
そして、以下の式を用いて、吸油率を求める。
吸油率(%)=100×(吸油後重量−吸油前重量)/(吸油前重量)
また、前記漏油補修材は、パテであることが好ましい。
本発明において、パテとは、例えば、粘度が100Pa・s以上200,000Pa・s以下であって、かつ糸を引かない性状であることを指す。
前記粘度は、例えば、レオメーターを用いて測定することができる。具体的には、TA Instrument社製AR−G2を用いて粘度測定を行う。直径20mm、角度2°のコーンプレートを用い、温度25℃の環境下で、せん断速度0.1s−1で測定を行う。
また、前記糸を引かない性状については、ステンレス製のスパチュラに前記漏油補修材の表面を0.5秒間触れさせた後、スパチュラから前記漏油補修材を離した際に、前記漏油補修材が糸を引くかどうかにより確認できる。
前記漏油補修材の硬化後のガラス転移温度としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、耐衝撃性、耐振性、及びリペア性の点から、150℃以下が好ましい。前記ガラス転移温度の下限値としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、前記ガラス転移温度は、−40℃以上であってもよい。
硬化物のガラス転移温度は、例えば、粘弾性測定によるtanδ(損失正接)のピーク値から求めることができる。具体的には、TA Instrument社製RSAIIIを用いて、引張モード、周波数10Hz、昇温速度10℃/min、−20℃〜200℃の範囲で温度分散測定を行い、tanδ(損失正接)のピーク値から求める。測定サンプルとしては、メタルハライドランプで365nmにおける積算光量が6J/cmになるように照射することで硬化させた、長さ40mm、幅5mm、厚み0.5mmの短冊状試験片を用いる。
前記漏油補修材は、硬化後において、透明であることが好ましい。硬化後に透明であることで、補修後にも、漏油箇所の状態が目視で確認できることから、補修後にも、漏油箇所の変化を観察できる。
<エラストマー>
前記漏油補修材は、エラストマーを含有することが好ましい。
前記漏油補修材が前記エラストマーを含有することで、前記漏油補修材をパテ状にできる。そのため、補修箇所に前記漏油補修材を付与しやすい点で、作業性に優れ、より簡便性が増した漏油補修材が得られる。
前記エラストマーとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、スチレン系エラストマーが好ましい。
前記エラストマーは、構成成分に芳香族ビニル化合物を含むことが好ましく、構成成分にスチレンを含むことがより好ましい。
前記スチレン系エラストマーとは、分子内に芳香族ビニル化合物を構成成分とするエラストマーをいう。
前記スチレン系エラストマーとしては、共役ジエン化合物と芳香族ビニル化合物とのブロック共重合体及びランダム共重合体、又は、それらの水素添加物などが挙げられる。
重合体における芳香族ビニル化合物の構成成分としては、例えば、スチレン、p−(tert−ブチル)スチレン、α−メチルスチレン、p−メチルスチレン、ジビニルベンゼン、1,1−ジフェニルスチレン、N,N−ジエチル−p−アミノエチルスチレン、ビニルトルエン等の各構成成分が挙げられる。これらの中でも、スチレン構成成分が好ましい。芳香族ビニル化合物の構成成分は、1種単独で使用され、又は2種以上が併用される。
重合体における共役ジエン化合物の構成成分としては、例えば、ブタジエン、イソプレン、1,3−ペンタジエン、2,3−ジメチル−1,3−ブタジエン等の各構成成分が挙げられる。これらの中でも、ブタジエン構成成分が好ましい。共役ジエン化合物の構成成分は、1種単独で使用され、又は2種以上が併用される。
また、スチレン系エラストマーとして、同様な製法で、スチレン成分が含有されてなく、スチレン以外の芳香族ビニル化合物を含有するエラストマーを使用してもよい。
前記スチレン系エラストマーとしては、スチレン構成成分の含有量が30%以上であるのが好ましい。
前記スチレン系エラストマーとしては、例えば、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体(SBS)、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレンブロック共重合体(SEBS)、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(SIS)、水素化SBS、スチレン−エチレン−エチレン−プロピレン−スチレンブロック共重合体(SEEPS)、スチレン−エチレン−プロピレン−スチレンブロック共重合体(SEPS)、水素化SIS、水素化スチレン・ブタジエンゴム(HSBR)、水素化アクリロニトリル・ブタジエンゴム(HNBR)などが挙げられる。
これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記スチレン系エラストマーは、市販品を用いることができ、例えば、セプトン4033、4077、セプトン4055、セプトン8105(いずれも商品名、クラレ社製)、ダイナロン1320P、ダイナロン4600P、6200P、8601P、9901P(いずれも商品名、JSR社製)等を用いることができる。
前記漏油補修材における前記エラストマーの含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、0質量%超35質量%以下が好ましく、15質量%以上35質量%以下がより好ましい。
<硬化性組成物>
前記硬化性組成物としては、熱硬化性組成物であってもよいし、活性エネルギー線硬化性組成物であってもよいし、熱及び活性エネルギー線硬化性組成物であってもよいが、活性エネルギー線硬化性組成物であることが、硬化が早く、補修の簡便性がより優れる点から好ましい。
<<活性エネルギー線硬化性組成物>>
前記活性エネルギー線硬化性組成物は、水酸基を有しない単官能(メタ)アクリレートと、多官能(メタ)アクリレートと、光ラジカル開始剤とを含有することが好ましい。
ここで、(メタ)アクリレートとは、アクリレート及びメタクリレートを意味する。
更に、前記漏油補修材である前記活性エネルギー硬化性組成物は、水酸基を有する単官能(メタ)アクリレートの含有量が50質量%以下であることが好ましく、水酸基を有する単官能(メタ)アクリレートを含有しないことが好ましい。前記活性エネルギー線硬化性組成物が、前記水酸基を有する単官能(メタ)アクリレートを多く含有すると、前記水酸基を有する単官能(メタ)アクリレートが前記エラストマーと相溶しにくく、前記エラストマーを含有する前記漏油補修材が得られにくくなる。
<<<水酸基を有しない単官能(メタ)アクリレート>>>
前記水酸基を有しない単官能(メタ)アクリレートとしては、単官能(メタ)アクリレートであってかつ水酸基を有しない限り、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、脂肪族単官能(メタ)アクリレート、脂環族単官能(メタ)アクリレート、芳香族単官能(メタ)アクリレートなどが挙げられる。
前記水酸基を有しない単官能(メタ)アクリレートの炭素数としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、炭素数4〜25が好ましく、炭素数10〜30がより好ましい。
前記脂肪族単官能(メタ)アクリレートの炭素数としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、炭素数4〜35が好ましく、炭素数10〜30がより好ましい。
前記脂肪族単官能(メタ)アクリレートとしては、例えば、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、イソプロピル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、オクチル(メタ)アクリレート、イソオクチル(メタ)アクリレート、デシル(メタ)アクリレート、イソデシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、イソステアリル(メタ)アクリレートなどが挙げられる。
これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記脂環族単官能(メタ)アクリレートの炭素数としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、炭素数9〜15が好ましい。
前記脂環族単官能(メタ)アクリレートとしては、例えば、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート、ジシクロペンテニル(メタ)アクリレート、トリシクロデカニル(メタ)アクリレートなどが挙げられる。
これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記芳香族単官能(メタ)アクリレートとしては、例えば、ベンジル(メタ)アクリレート、p−クミルフェノールアルキレンオキサイド付加物の(メタ)アクリレート、o−フェニルフェノールアルキレンオキサイド付加物の(メタ)アクリレート、フェノールアルキレンオキサイド付加物の(メタ)アクリレート、ノニルフェノールアルキレンオキサイド付加物の(メタ)アクリレートなどが挙げられる。ここで、前記アルキレンオキサイドとしては、例えば、エチレンオキサイド(EO)、プロピレンオキサイド(PO)などが挙げられる。
これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記漏油補修材である前記活性エネルギー硬化性組成物における前記水酸基を有しない単官能(メタ)アクリレートの含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、30質量%以上90質量%以下が好ましく、50質量%以上85質量%以下がより好ましく、60質量%以上80質量%以下が特に好ましい。
<<<多官能(メタ)アクリレート>>>
前記多官能(メタ)アクリレートとしては、2官能以上の(メタ)アクリレートであれば、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、2官能(メタ)アクリレート、3官能(メタ)アクリレート、4官能(メタ)アクリレートなどが挙げられる。
これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記2官能(メタ)アクリレートとしては、例えば、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、テトラエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ブチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、エチレンオキサイド変性ビスフェノールA型ジ(メタ)アクリレート、プロピレンオキサイド変性ビスフェノールA型ジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、グリセリンジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールジ(メタ)アクリレート、エチレングリコールジグリシジルエーテルジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジグリシジルエーテルジ(メタ)アクリレート、フタル酸ジグリシジルエステルジ(メタ)アクリレート、ヒドロキシピバリン酸変性ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート等が挙げられる。
これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記3官能(メタ)アクリレートとしては、例えば、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、トリ(メタ)アクリロイルオキシエトキシトリメチロールプロパンなどが挙げられる。
これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記4官能(メタ)アクリレートとしては、例えば、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレートなどが挙げられる。
これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
5官能以上の(メタ)アクリレートとしては、例えば、ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレートなどが挙げられる。
これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記漏油補修材である前記活性エネルギー硬化性組成物における前記多官能(メタ)アクリレートの含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、0質量%超20質量%以下が好ましく、0.1質量%以上15質量%以下がより好ましく、0.2質量%以上10質量%以下が特に好ましい。
<<<光ラジカル開始剤>>>
前記光ラジカル開始剤としては、例えば、ベンゾフェノン類、ベンジルケタール類、ジアルコキシアセトフェノン類、ヒドロキシアルキルアセトフェノン類、アミノアルキルフェノン類およびアシルホスフィンオキシド類などが挙げられる。具体的には、例えば、ベンゾフェノン、メチルベンゾフェノン、4−フェニルベンゾフェノン、4,4’−ビス(ジメチルアミノ)ベンゾフェノン、4,4’−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン、ベンジル、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン、ジメトキシアセトフェノン、ジエトキシアセトフェノン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルホリノフェニル)−ブタン−1−オン、2−メチル−1−[4−(メトキシチオ)−フェニル]−2−モルホリノプロパン−2−オン、1−ヒドロキシ−シクロヘキシル−フェニルケトン、ジフェニルアシルフェニルホスフィンオキシド、ジフェニル(2,4,6−トリメチルベンゾイル)ホスフィンオキシド、2,4,6−トリメチルベンゾイルエトキシフェニルホスフィンオキシド、およびビス(2,4,6−トリメチル−ベンゾイル)フェニルホスフィンオキシドなどが挙げられる。
これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記漏油補修材である前記活性エネルギー硬化性組成物における前記光ラジカル開始剤の含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、0.1質量%以上20質量%以下が好ましく、0.5質量%以上10質量%以下がより好ましく、1質量%以上5質量%以下が特に好ましい。
前記硬化性組成物を硬化させる方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、前記硬化性組成物が、活性エネルギー線硬化性組成物であり、前記活性エネルギー線硬化性組成物に活性エネルギー線を照射させ硬化させる方法が好ましい。前記活性エネルギー線としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、電子線、紫外線、赤外線、レーザー光線、可視光線、電離放射線(X線、α線、β線、γ線等)、マイクロ波、高周波などが挙げられる。
(漏油補修方法)
本発明の漏油補修方法は、硬化工程を少なくとも含み、更に必要に応じて、その他の工程を含む。
<硬化工程>
前記硬化工程としては、活性エネルギー線硬化性組成物である本発明の前記漏油補修材を、配管の漏油部分に塗布し、前記漏油補修材に活性エネルギー線を照射して、前記漏油補修材を硬化させる工程であれば、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
前記配管としては、油を送る配管であれば、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ラジエータと、変圧器との間で絶縁油を送る配管などが挙げられる。
前記配管の材質としては、金属製であれば、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。前記配管としては、例えば、ステンレス製の配管などが挙げられる。
前記配管の大きさ、長さとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
なお、前記配管の表面には、本発明の機能を損なわない限り、防食塗装等が施されていても良い。
前記配管の漏油部分としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、前記配管に生じた穴(例えば、ピンホール)、前記配管の継ぎ手部分(例えば、フランジ部)などが挙げられる。
前記漏油補修材を前記漏油部分に塗布する方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、刷毛塗り、ヘラ塗り、ローラー塗布、スプレー塗布などが挙げられる。
前記活性エネルギー線としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、電子線、紫外線、赤外線、レーザー光線、可視光線、電離放射線(X線、α線、β線、γ線等)、マイクロ波、高周波などが挙げられる。
前記漏油補修材への前記活性エネルギー線の照射量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
(配管)
本発明の配管は、漏油部分を有する配管であって、前記漏油部分に本発明の前記漏油補修材の硬化物を有する。
前記配管としては、油を送る配管であれば、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ラジエータと、変圧器との間で絶縁油を送る配管などが挙げられる。
前記配管の材質としては、金属製であれば、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。前記配管としては、例えば、ステンレス製の配管などが挙げられる。
前記配管の大きさ、長さとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
なお、前記配管の表面には、本発明の機能を損なわない限り、防食塗装等が施されていても良い。
前記配管の漏油部分としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、前記配管に生じた穴(例えば、ピンホール)、前記配管の継ぎ手部分(例えば、フランジ部)などが挙げられる。
前記漏油補修材の硬化方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、本発明の前記漏油補修方法における硬化工程などが挙げられる。
以下、本発明の実施例を説明するが、本発明は、これらの実施例に何ら限定されるものではない。
(実施例1)
<漏油補修材の作製>
表1−1に記載の配合のうち、成分(A)、(B)、(C)、及び(D)を表1−1の配合割合で混合した。得られた混合物に、表1−1の配合割合で、成分(E)を添加し、遊星撹拌機(AR−250:THINKY製)を用いて、2000rpmの回転数で溶け残りがなくなるまで、遊星撹拌を行った。以上により、漏油補修材である活性エネルギー線硬化性組成物を作製した。
(実施例2〜13、比較例1〜2)
実施例1において、各配合を、表1−1〜表1−3に記載の配合に変えた以外は、実施例1と同様にして、漏油補修材である活性エネルギー線硬化性組成物を作製した。
〔測定・評価〕
以下の測定及び評価に供した。結果を表1−1〜表1−3に示した。
<粘度測定>
粘度測定は、レオメーターを用いて測定した。具体的には、TA Instrument社製AR−G2を用いて粘度測定を行った。直径20mm、角度2°のコーンプレートを用い、温度25℃の環境下で、せん断速度0.1s−1で測定を行った。
<糸引き性>
ステンレス製のスパチュラに漏油補修材の表面を0.5秒間触れさせた後、スパチュラから漏油補修材を離した際に、漏油補修材が糸を引くかどうかを目視により確認し、以下の評価基準で評価した。
〔評価基準〕
○: 糸を引かない。
×: 糸を引く。
<油との相溶性(硬化前の吸油率)>
硬化前の漏油補修材と、JXTGエネルギー社製高圧絶縁油A(JIS C2320の絶縁油A 種類 1種)とを、質量比1:1でガラス瓶に入れ、遊星撹拌(機種:THINKY製AR−250、回転数:2000rpm、撹拌時間:5分)を行い、室温(25℃)で30分放置した後に、分離が見られるかを確認した。そして、分離が見られない場合には、吸油率は100%以上とし、分離が見られる場合には、吸油率は、100%未満とした。
<吸油特性の評価方法(硬化後の吸油率)>
シリコーン樹脂で作製した10mm×10mm×深さ5mmの型に漏油補修材を充填し、50μm厚の離型PETで表面をカバーした状態でメタルハライドランプを用いて365nmにおける積算光量が6J/cmになるように照射することで硬化物を作製した。型から取り出した硬化物の重量を測定し吸油前重量とした。
硬化物をガラス瓶に入れた。更に、ガラス瓶に、硬化物全体が十分に浸る量の絶縁油を入れた。そして、室温(25℃)で24時間放置した後に、絶縁油を吸った硬化物の重量を測定し吸油後重量とした。なお、絶縁油として、JXTGエネルギー社製高圧絶縁油A(JIS C2320の絶縁油A 種類 1種)を使用した。
そして、以下の式を用いて、吸油率を求めた。
吸油率(%)=100×(吸油後重量−吸油前重量)/(吸油前重量)
<硬化物のガラス転移温度>
硬化物のガラス転移温度は、粘弾性測定によるtanδ(損失正接)のピーク値から求めた。具体的には、TA Instrument社製RSAIIIを用いて、引張モード、周波数10Hz、昇温速度10℃/min、−20℃〜200℃の範囲で温度分散測定を行い、tanδ(損失正接)のピーク値から求めた。測定サンプルとしては、メタルハライドランプで365nmにおける積算光量が6J/cmになるように照射することで硬化させた、長さ40mm、幅5mm、厚み0.5mmの短冊状試験片を用いた。
<透明性評価方法>
硬化後の漏油補修材の全光線透過率は、JIS K 7136に準拠し、ヘイズメーター(村上色彩技術研究所社製、HM−150)を用いて測定した。
測定サンプルとしては、松浪硝子工業社製S9213を用いて漏油補修材を2枚で挟みこみ一辺が25mm以上、厚み1mmになるように充填した後、メタルハライドランプで365nmにおける積算光量が6J/cmになるように照射することで硬化させ作製した。
なお、透過率が、50%以上であれば、透明であるということができる。
<付着力の評価方法>
SUS304の板の上に、シリコーン樹脂で作製した直径6mm、2mm厚の円形の型を置き、そこに、JXTGエネルギー社製高圧絶縁油A(JIS C2320の絶縁油A 種類 1種)を10質量%含む漏油補修材を充填し、メタルハライドランプで365nmにおける積算光量が6J/cmになるように照射することで硬化させ、その後、シリコーン樹脂の型を除去し、SUS304に塗布した試験片(直径6mm、2mm厚)を作製した。
JIS K 5600−5−7:塗膜の機械的性質−第7節:付着性(プルオフ法)に準拠して付着力試験を行った。試験片と試験円筒の接着には、東亞合成社製アロンアルファ201とアクセレレーターを使用し、完全に硬化・接着させた。付着力測定は、島津製作所製卓上精密万能試験機オートグラフAGS−Xを用いて引張速度10mm/minで行った。
<漏油シールテスト>
図1に示す圧力容器のフランジ部のパッキンに0.5mmの直径のステンレスワイヤーを挟み、0.2MPaの空気による圧力をかけて1分間に約0.1cc漏油する試験装置を作製した。この試験装置を用いて、漏油シールテストを行った。
油には、JXTGエネルギー社製高圧絶縁油A(JIS C2320の絶縁油A 種類 1種)を用いた。
上記の漏油速度で漏油している漏油箇所に、漏油箇所を十分に覆うように漏油補修材を
20g塗布し、メタルハライドランプで365nmにおける積算光量が6J/cmになるように照射することで漏油補修材を硬化させた。そして、1時間後の漏油の状態を目視で観察し、以下の評価基準で評価した。
〔評価基準〕
○:漏油していない。
×:漏油している。
表1−1〜表1−3において、付着力の「>0.5」は、付着力が0.5MPa超であることを示す。なお、評価結果が「>0.5」であったサンプルにおいては、SUS304の板と漏油補修材と間の剥離は見られず、付着力が0.5MPaである冶具と接着剤と間の剥離が見られた。
硬化前の外観は目視により評価した。
実施例・比較例で用いた材料の詳細は以下のとおりである。
2EHA:2−エチルヘキシルアクリレート(日本触媒社製)
SA:ステアリルアクリレート(共栄社化学社製)
SMA:ステアリルメタクリレート(共栄社化学社製)
LA:ラウリルアクリレート(共栄社化学社製)
ISTA:イソステアリルアクリレート(大阪有機化学社製)
IBXA:イソボルニルアクリレート(大阪有機化学社製)
A−DCP:トリシクロデカンジメタノールジアクリレート(新中村化学社製)
4HBA:4−ヒドロキシブチルアクリレート(大阪有機化学社製)
IRG 1173:2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン(BASF社製)
SBS:JSR TR2250(JSR社製)
SEBS:セプトン8006(クラレ社製)
SIS:JSR SIS5250(JSR社製)
SEEPS:セプトン4033(クラレ社製)
比較例2の配合では、エラストマーとOH含有単官能アクリルとが混ざらないために、補修材を調製できなかった。
また、エラストマーを添加しない場合、透明であって光硬化可能なパテを得ることができなかった。他方、エラストマーを含有すると、硬化前の吸油量が100%以上となった。そのため、硬化前の吸油量が100%未満であり、かつ光硬化可能なパテを調製することができなかった。
実施例1〜13の漏油補修材は、硬化前の吸油率が100%以上であり、かつ硬化後の吸油率が50%以下であることから、漏油シールテストにおいて良好な結果を示し、簡便にかつ高い信頼性で漏油を阻止できることが確認できた。
比較例1の漏油補修材は、多官能(メタ)アクリレートを含有しなかったために、硬化後の吸油率が50%を超えるため、漏油シールテストにおいて漏油が確認された。
本発明の漏油補修材は、油を流通させる配管から油が漏れ出た際に、簡便にかつ高い信頼性で漏油を阻止できることから、配管の漏油の補修に好適に用いることができる。

Claims (11)

  1. 硬化性組成物である漏油補修材であって、
    硬化前の吸油率が、100%以上であり、
    硬化後の吸油率が、50%以下であり、
    せん断速度0.1s−1、及び25℃における粘度が、100Pa・s以上200,000Pa・s以下である、ことを特徴とする漏油補修材。
  2. 硬化性組成物である漏油補修材であって、
    硬化前の吸油率が、100%以上であり、
    硬化後の吸油率が、50%以下であり、
    下記試験方法において糸を引かない、ことを特徴とする漏油補修材。
    〔試験方法〕
    ステンレス製のスパチュラに前記漏油補修材の表面を0.5秒間触れさせた後、スパチュラから前記漏油補修材を離した際に、前記漏油補修材が糸を引くかどうかを目視により確認する。
  3. エラストマーを含有する請求項1から2のいずれかに記載の漏油補修材。
  4. 前記エラストマーが、構成成分にスチレンを含む、請求項3に記載の漏油補修材。
  5. 前記エラストマーの含有量が、0質量%超35質量%以下である請求項3から4のいずれかに記載の漏油補修材。
  6. 前記硬化性組成物が、活性エネルギー線硬化性組成物である請求項1から5のいずれかに記載の漏油補修材。
  7. 水酸基を有しない単官能(メタ)アクリレートと、多官能(メタ)アクリレートと、光ラジカル開始剤とを含有する請求項6に記載の漏油補修材。
  8. 前記多官能(メタ)アクリレートの含有量が、0質量%超20質量%以下である請求項7に記載の漏油補修材。
  9. 硬化後のガラス転移温度が、150℃以下である請求項1から8のいずれかに記載の漏油補修材。
  10. 活性エネルギー線硬化性組成物である請求項1から9のいずれかに記載の漏油補修材を、配管の漏油部分に塗布し、前記漏油補修材に活性エネルギー線を照射して、前記漏油補修材を硬化させる工程を含むことを特徴とする漏油補修方法。
  11. 漏油部分を有する配管であって、
    前記漏油部分に請求項1から9のいずれかに記載の漏油補修材の硬化物を有することを特徴とする配管。
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