以下、本発明の第1実施形態に係るエクステンションバー用支持治具1について、図1及び図2を参照しつつ以下に説明する。エクステンションバー用支持治具1(以下、支持治具1と称する)は、例えば金属から構成されており、図1に示すように、保持部2と、柄部3と、保持部2と柄部3とを接続する接続部4と、ガイド部5とを有する。保持部(第1保持部)2は、図1に示すように、第1方向Aに延在する一対の延在部11と、第2方向Bに延在する繋ぎ部12とを有する。一対の延在部11は、繋ぎ部12の第2方向Bの各端部から第1方向Aに沿って突出して形成され、第2方向Bに互いに離隔した状態で繋ぎ部12と繋がっている。また、保持部2には、図1に示すように、一対の延在部11と繋ぎ部12とに囲まれた部分に凹形状の嵌合部13が構成されている。この嵌合部13は、後述のボス部(一方の部材)221と嵌合可能に構成されている。このような嵌合部13をボス部221に嵌合させて、保持部2で当該ボス部221を保持する。第1方向Aは、第2方向Bに対して直交しており、柄部3の延在方向と平行である。また、図1中に示す第3方向Cは、第1方向A及び第2方向Bと直交する方向である。変形例として、第1方向Aは第2方向Bに対して直交していなくてもよく、第1方向Aは柄部3の延在方向と平行でなくてもよい。また、第3方向Cは第1方向A及び第2方向Bと直交する方向でなくてもよい。
柄部3は、図1及び図2に示すように、ユーザが手で握ることが可能な部分であり、例えば第1方向Aに沿って長尺な矩形平面形状を有する平板から構成されている。変形例として、柄部3は、握りやすいように曲面を有していてもよい。接続部4は、図1に示すように、第1部分15と、第3方向Cにおいて第1部分15よりも短い第2部分16と、後述の固定機構6(状態変更機構)とを有する。第1部分15及び第2部分16は、図1及び図2に示すように、ともに第3方向C(離隔方向)に沿って長尺に延在する平板から構成されており、第1方向Aに並んで配置されている。つまり、第2部分16は、第3方向Cに沿って第1部分15に対してスライド可能に配置されている。第1部分15は、その下端に保持部2が接続されている。第2部分16は、その上端に柄部3の一端が接続されている。つまり、接続部4は、保持部2と柄部3を第3方向Cに沿って互いに離隔させた状態で接続する。なお、変形例として、第2部分16の第3方向Cの長さは、第1部分15の第3方向Cの長さ以上であってもよい。
また、第1部分15には、図1及び図2に示すように、6つの孔15aが形成されている。6つの孔15aは、第1部分15の厚み方向(第1方向A)に貫通して形成されている。また、6つの孔15aは、第1部分15の中央部分から上方部分に形成されており、第3方向Cに沿って等間隔で配置されている。また、第2部分16には、6つの孔16aが形成されている。6つの孔16aも、第2部分16の厚み方向(第1方向A)に貫通して形成されている。6つの孔16aは、第2部分16の全長に亘って、第3方向Cに沿って等間隔で配置されている。これら孔15a,16aは、同じ直径を有し、第3方向Cに沿って隣接する孔15a,16a同士の間隔が同じになっている。また、これら孔15a,16aは、図2(b)に示すように、第1部分15の上端と第2部分16の上端との位置を合わせた状態で、互いに対向する。各孔15a,16aの内径は、後述のボルト17が挿通可能な大きさであれば、互いに異なっていてもよい。なお、6つの孔15aの形成位置は第1部分15の中央部分から上方部分ではなく中央部分や下方部分でもよいし、第1部分15の全体に亘っていてもよい。また、6つの孔16aの形成位置は、第2部分16の全長に亘っていなくてもよい。
固定機構(状態変更機構)6は、第1部分15に形成された6つの孔15aと、第2部分16に形成された6つの孔16aと、ボルト17と、ナット18とで構成されている。固定機構6は、図2(b)に示すように、孔15a,16a同士を対向させ、孔15a,16aにボルト17を挿通させた状態で、ボルト17にナット18を締め付けることで、第1部分15が第2部分16に対して移動不可能な固定状態をとることが可能となる。一方、固定機構6は、ナット18をボルト17から外して、ボルト17を孔15a,16aから抜き取ることで、第1部分15が第2部分16に対して第3方向Cに沿って移動可能な解除状態をとることが可能となる。固定機構6が解除状態をとるときに、第2部分16を第1部分15に対して第3方向Cに沿ってスライドさせ、孔16aを孔15aのいずれかと対向させた状態で固定機構6を固定状態にすることで、接続部4の第3方向Cの長さを所望長さに調整することが可能となる。
ガイド部5は、図1及び図2に示すように、公知のアイボルトから構成されている。つまり、ガイド部5は、円環部21と、外周面に雄ネジが形成されたネジ部22と、円環部21とネジ部22とを繋ぐ円柱状の繋ぎ部23とを有している。繋ぎ部23の直径は、孔15aの直径よりも大きい。ネジ部22の直径は、孔15aの直径よりも若干小さい。また、ネジ部22を孔15a,16aに挿通させた状態で、ネジ部22にナット24を締め付けることで、ガイド部5が接続部4に固定される。なお、ガイド部5も固定機構6の一部を兼用していてもよい。この場合、固定機構6は、ボルト17とナット18に代えて、ガイド部5とナット24でその一部が構成されてもよい。
また、ガイド部5は、接続部4に固定された状態において、第3方向Cから見て、円環部21の中心が保持部2の嵌合部13の中心(嵌合部13で保持した後述のボス部221の中心)と一致している。また、ガイド部5は、第3方向Cから見て、円環部21の中心が、保持部2でボス部221を保持した状態において、当該ボス部221と螺合により結合される後述のナット222の回転軸とも一致するように、配置されている。
円環部21の内径は、後述のエクステンションバー302を挿通可能な大きさであり、且つナット222の着脱の際にエクステンションバー302の先端のソケット302bがナット222から外れないようにエクステンションバー302をガイド可能な大きさに設定されている。つまり、ガイド部5は、エクステンションバー302を回転可能に支持する。図2(b)に示すように、接続部4の第3方向Cに沿う中心軸E1と、円環部21の中心及び嵌合部13の中心を通る中心軸E2が平行になるように構成されている。
続いて、支持治具1を用いて、公知のモータ210のモータ軸211に公知のシロッコファン220を接続するときの状況について、図3及び図4を参照しつつ以下に説明する。
モータ210は、図3に示すように、取付フランジ210aを介してフレーム200に固定されている。フレーム200には、モータ210のモータ軸211を挿通させるための貫通孔201が形成されている。モータ軸211の先端部には、雄ネジが形成されている。モータ軸211は、モータ210がフレーム200に取り付けられた状態において、先端が貫通孔201から突出した位置に配置される程度の長さを有している。
ユーザは、図3に示すように、モータ210のモータ軸211の先端がシロッコファン220のボス部221から突出するように、モータ軸211にシロッコファン220を取り付ける。本実施形態におけるボス部221は、外形が六角ナットと同様な形状を有しており、ボス部221の二面幅と、保持部2の一対の延在部11間がちょうど対応している。つまり、保持部2の嵌合部13はボス部221を嵌合可能に構成されている。この後、モータ軸211の先端にモータ軸211の雄ネジに対応するナット222を、ユーザが手などで取り付ける。つまり、シロッコファン220がモータ軸211に仮固定される。
このような仮固定の状態において、図4に示すように、保持部2の嵌合部13にボス部221を嵌合させるように、ユーザは支持治具1をシロッコファン220内に配置させる。こうして、ボス部221を介してシロッコファン220自体が支持治具1によって保持され、シロッコファン220の回転が規制される。なお、支持治具1は、ガイド部5に公知のラチェットハンドル301に接続された公知のエクステンションバー302が挿通された状態で、シロッコファン220内に配置される。エクステンションバー302は、図4中の上下方向(後述の回転軸G2方向)に沿って延在し、一端がラチェットハンドル301に接続された円柱状のロッド部302aと、ロッド部302aの他端に接続された公知のソケット302b(第2保持部)とで構成されている。また、モータ軸211は、ボス部221のキー溝に嵌合するモータ軸211のキー(ともに不図示)によって、ボス部221に対して係止されている。なお、ソケット302bは、ナット222に嵌合可能なサイズである。
次に、ユーザが、図4に示すように、エクステンションバー302のソケット302bにナット222を嵌合させる。そして、この状態で、ユーザがラチェットハンドル301を操作して、ナット222がモータ軸211に締め付けられるように、エクステンションバー302をナット222の回転軸G1周りに回転させる。
なお、ソケット302bとナット222との間には、嵌合させやすくするための僅かな隙間がある。つまり、ソケット302bのナット222と嵌合する嵌合部(不図示)はナット222よりも若干大きめに形成されている。このため、ソケット302bがナット222から外れなければエクステンションバー302の回転軸G2(すなわち、ソケット302bの回転軸)がナット222の回転軸G1に対して若干傾いたとしても、ナット222をモータ軸211に締め付けることが可能である。このような螺合により、ナット222(他方の部材)とボス部221(一方の部材)とが結合される。
本実施形態のガイド部5は、円環部21の内径Dが上述したようにソケット302bがナット222から外れないようにエクステンションバー302をガイド可能な大きさに設定されている。このため、ユーザがラチェットハンドル301を操作したときに、エクステンションバー302の回転軸G2がナット222の回転軸G1に対して傾いたとしても、ソケット302bがナット222から外れる手前でエクステンションバー302がガイド部5と接触しその傾きが規制される。つまり、ガイド部5は、ナット222を回転させる際に、エクステンションバー302の回転軸G2と直交する方向(円環部21の内径方向)への移動を円環部21の内径Dの範囲(所定範囲)内に規制する。
一方、螺合によりナット222とボス部221とが結合された状態から、図4に示すように支持治具1を配置し、ラチェットハンドル301を操作することで、ナット222をモータ軸211から緩めて取り外すことが可能となる。この場合も、ガイド部5は、ナット222を回転させる際に、エクステンションバー302の回転軸G2と直交する方向への移動を円環部21の内径Dの範囲(所定範囲)内に規制する。
以上に述べたように、本実施形態の保持部2(第1保持部)でシロッコファン220のボス部221(一方の部材)を保持した状態で、ソケット302b(第2保持部)でナット222(他方の部材)を保持し、ラチェットハンドル301を介してエクステンションバー302を回転させてナット222を回転させる際に、当該エクステンションバー302の回転軸G2と直交する方向への移動を所定範囲内に規制することが可能となる。このため、ソケット302bがナット222を保持した状態を保つことが可能となって、螺合により結合されるボス部221とナット222間(一対の部材間)を容易に着脱させることが可能となる。また、ガイド部5はエクステンションバー302を回転可能に支持するため、ガイド部5自体のサイズが比較的小さくなり、エクステンションバー用支持治具1自体の小型化を図ることが可能となる。
続いて、第2実施形態に係るエクステンションバー用支持治具401について、図5及び図6を参照しつつ以下に説明する。なお、第1実施形態と同様なものについては、同符号で示し説明を省略する。エクステンションバー用支持治具401(以下、支持治具401と称する)は、例えば金属から構成されており、図5に示すように、第1方向Aに沿って長尺な略直方体形状の本体402を有している。本体402には、ガイド部405と、固定機構406とが設けられている。
ガイド部405は、図5及び図6に示すように、本体402に形成された貫通孔405aから構成されている。この貫通孔405aは、第3方向Cに沿って貫通しており、上述の円環部21の内径と同じ内径を有している。つまり、ガイド部405も、上述のガイド部5と同様に、エクステンションバー302を回転可能に支持する。貫通孔405aは、その中心が本体402の第2方向Bの中央に配置されている。また、貫通孔405aは、図6(a)に示すように、本体402の左側に配置されている。
固定機構406(状態変更機構)は、図5及び図6に示すように、本体402に形成された2つの貫通孔407,408と、スリット409と、ボルト410とで構成されている。貫通孔407は、第3方向Cに沿って貫通しており、後述のエクステンション用ロッド502の直径よりも若干大きな内径を有している。貫通孔407は、その中心が本体402の第2方向Bの中央に配置されている。また、貫通孔407は、図6(a)に示すように、本体402の右側に配置されている。
スリット409は、図6(a)に示すように、本体402の右側端部に第3方向Cに沿って貫通するように形成されている。また、スリット409は、本体402の右側端面と貫通孔407とを繋ぐように形成されている。スリット409は、本体402の第2方向Bの中央に配置されている。
貫通孔408は、図6(a)に示すように、第2方向Bに沿って貫通している。また、貫通孔408は、本体402の第3方向Cの中央に配置されている。貫通孔408の内周面には、ボルト410の雄ネジに対応する雌ネジが形成されている。ボルト410は、貫通孔408に螺合されている。貫通孔408に対するボルト410の締め込み量の調整で、スリット409の幅を所定範囲内で調整可能となる。これにより、図5に示すように、孔407内にエクステンション用ロッド502を挿通させた状態で、ボルト410を締め込むことで、孔407の内径を小さくし、エクステンション用ロッド502の所望位置で本体402を固定することが可能となる。このエクステンション用ロッド502(接続部)も公知のものであり、図5に示すように、公知のラチェットハンドル501(柄部)に接続される。また、エクステンション用ロッド502の下端には、公知のクローフットレンチ503(第1保持部)が接続されている。本実施形態におけるクローフットレンチ503は、上述の保持部2と同様に、シロッコファン220のボス部221に対して嵌合可能な嵌合部513を有している。また、ラチェットハンドル501、エクステンション用ロッド502及びクローフットレンチ503より構成される保持用工具500が、本体402に固定されている状態において、嵌合部513の中心(嵌合部513で保持した後述のボス部221の中心)が、貫通孔405aの中心と一致している。
続いて、支持治具401を用いて、公知のモータ210のモータ軸211に公知のシロッコファン220を接続するときの状況について、図7を参照しつつ以下に説明する。本実施形態においても、上述の実施形態と同様に、フレーム200に取り付けられたモータ210のモータ軸211にシロッコファン220が仮固定される。
このような仮固定の状態において、図7に示すように、クローフットレンチ503の嵌合部513にボス部221を嵌合させるように、ユーザは支持治具401に固定された保持用工具500をシロッコファン220内に配置させる。こうして、ボス部221を介してシロッコファン220自体が支持治具401に固定された保持用工具500によって保持され、シロッコファン220の回転が規制される。そして、ガイド部405に公知のラチェットハンドル301に接続された公知のエクステンションバー302が挿通される。
次に、ユーザが、上述の実施形態と同様に、図7に示すように、エクステンションバー302のソケット302bにナット222を嵌合させる。そして、この状態で、ユーザがラチェットハンドル301を操作して、ナット222がモータ軸211に締め付けられるように、エクステンションバー302をナット222の回転軸G1周りに回転させる。
この場合においても、ソケット302bがナット222から外れなければエクステンションバー302の回転軸G2がナット222の回転軸G1に対して若干傾いたとしても、ナット222をモータ軸211に締め付けることが可能である。このような螺合により、ナット222(他方の部材)とボス部221(一方の部材)とが結合される。
本実施形態のガイド部405も、上述の実施形態のガイド部5と同様に、ソケット302bがナット222から外れないようにエクステンションバー302をガイド可能な大きさに設定されている。このため、ユーザがラチェットハンドル301を操作したときに、エクステンションバー302の回転軸G2がナット222の回転軸G1に対して傾いたとしても、ソケット302bがナット222から外れる手前でエクステンションバー302がガイド部405(貫通孔405aの内周面)と接触しその傾きが規制される。つまり、ガイド部405は、ナット222を回転させる際に、エクステンションバー302の回転軸G2と直交する方向への移動を貫通孔405aの内径の範囲(所定範囲)内に規制する。
一方、螺合によりナット222とボス部221とが結合された状態から、図7に示すように支持治具401を配置し、ラチェットハンドル301を操作することで、ナット222をモータ軸211から緩めて取り外すことが可能となる。この場合も、ガイド部405は、ナット222を回転させる際に、エクステンションバー302の回転軸G2と直交する方向への移動を貫通孔405aの内径の範囲(所定範囲)内に規制する。
以上に述べたように、本実施形態のクローフットレンチ503(第1保持部)でシロッコファン220のボス部221(一方の部材)を保持した状態で、ソケット302b(第2保持部)でナット222(他方の部材)を保持し、ラチェットハンドル301を介してエクステンションバー302を回転させてナット222を回転させる際に、当該エクステンションバー302の回転軸G2と直交する方向への移動を所定範囲内に規制することが可能となる。このため、上述の実施形態と同様に、ソケット302bがナット222を保持した状態を保つことが可能となって、螺合により結合されるボス部221とナット222間(一対の部材間)を容易に着脱させることが可能となる。また、ガイド部405はエクステンションバー302を回転可能に支持するため、ガイド部405自体のサイズが比較的小さくなり、エクステンションバー用支持治具401自体の小型化を図ることが可能となる。また、本実施形態における支持治具401では、公知の保持用工具500を用いることで、シロッコファン220のボス部221を保持することが可能となる。このように支持治具401は、公知の保持用工具を利用することでその汎用性が高くなる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な変更が可能なものである。例えば、第1及び第2実施形態におけるシロッコファン220のボス部221は、その外形が六角形状以外であってもよい。この場合、保持部2は、ボス部を保持可能に構成されておれば、どのような形状であってもよい。また、クローフットレンチ503以外であってもよく、ボス部を保持することが可能な公知の工具であればよい。また、螺合によりボス部に結合される部材がナット222以外の部材であってもよい。この場合、ソケット302bに代えて、当該ナット以外の部材を保持可能な工具を採用すればよい。また、第1実施形態におけるガイド部5が、アイボルトだけから構成されていてもよい。つまり、ナット24が設けられていなくてもよい。また、ガイド部5は、エクステンションバー302を回転可能に支持可能であれば、特にアイボルトから構成されていなくてもよい。ガイド部5が、接続部4に直接的に固定された円環部21から構成されていてもよい。
上述の固定機構6は、第1部分15と第2部分16との固定及び固定の解除を選択的にとることが可能であれば、どのような機構であってもよい。また、固定機構6を省略し、接続部4の長さを調整できない構成としてもよい。上述の固定機構406も、本体402に対するエクステンション用ロッド502の固定及び固定の解除を選択的にとることが可能な他の機構で構成されていてもよい。また、固定機構406の固定の解除ができない構成としてもよい。
第1及び第2実施形態における支持治具1,401は、シロッコファン220のボス部221とナット222との間の着脱に採用しているが、ボス部221とナット222以外の、螺合によって結合する一対の部材間の着脱に採用してもよい。