JP2019201771A - ランドリーコントロールシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】サービスセンターの監視者の負担を軽減することができるランドリーコントロールシステムを提供する。【解決手段】実施形態のランドリーコントロールシステムは、複数のランドリー機器からの情報と複数のカメラからの映像をネットワークを経由してサービスセンターの管理制御装置に送信し、前記管理制御装置により前記複数のランドリー機器が遠隔操作される。前記管理制御装置は、前記ランドリー機器の1つが故障した場合に、故障したランドリー機器に代わる正常状態かつ未使用な代替ランドリー機器を判断し、前記故障したランドリー機器の使用者に前記代替ランドリー機器を指し示す表示、並びに案内ガイドを行い、前記使用者による前記故障したランドリー機器から洗濯物を取り出す動作を認識し、前記使用者による前記代替ランドリー機器に前記洗濯物を挿入する動作を認識し、前記代替ランドリー機器を遠隔で動作させる。【選択図】図1

Description

本発明は、ランドリーコントロールシステムに関する。
ネットワークでの接続が可能な複数のランドリー機器を設置し、設置したランドリー機器をすべて網羅する複数のカメラを設置し、複数のランドリー機器と、複数のカメラとをネットワークで接続し、複数のランドリー機器の情報と複数のカメラの映像から認識したランドリー機器の利用者情報とを結びつけて処理するための機能を有したコントローラーが設置されたランドリー店舗では、使用開始又は使用中のランドリー機器が故障した場合、その故障したランドリー機器の代替機を遠隔地から使用可能とする制御が行われている。
特開2005−28066号公報 特許第4172043号公報
従来のランドリーコントロールシステムでは、ランドリー店舗側に設けられたロボットカメラから得られる画像情報によって店舗内を監視し、管理センター側の監視者は、トラブル発生時にはテレビ電話を使用して、店舗内の利用者との間で故障したランドリー機器の状況を確認する等のやり取りを行って、代替ランドリー機器への移動や当該代替ランドリー機器の使用許可を行っていた。このため、管理センター側の監視者に煩わしい負担を掛けていた。
そこで、本発明の実施形態では、ランドリー機器が故障した場合に、監視システムによって代替ランドリー機器の使用を許可し、また利用者の動作(行動)を画像認識又は骨格認証により認識することができるランドリーコントロールシステムを提供することを目的とする。
実施形態のランドリーコントロールシステムは、少なくとも1つ以上のランドリー店舗内に複数のランドリー機器を設置し、前記複数のランドリー機器を全て網羅する複数のカメラを設置し、前記複数のランドリー機器からの情報と前記複数のカメラからの映像をネットワークを経由してサービスセンターの管理制御装置に送信し、前記管理制御装置により前記複数のランドリー機器が遠隔操作される。前記管理制御装置は、前記ランドリー機器の1つが故障した場合に、故障したランドリー機器に代わる正常状態かつ未使用な代替ランドリー機器を判断し、前記故障したランドリー機器の使用者に前記代替ランドリー機器を指し示す表示、並びに案内ガイドを行い、前記使用者による前記故障したランドリー機器から洗濯物を取り出す動作を認識し、前記使用者による前記代替ランドリー機器に前記洗濯物を挿入する動作を認識し、前記代替ランドリー機器を遠隔で動作させる。
実施形態によれば、複数のランドリー機器の1つに故障が発生した場合に、複数のランドリー機器を監視するサポートセンターの管理制御装置によって代替ランドリー機器の使用を許可し、また故障したランドリー機器の利用者の動作(行動)を骨格認証又は画像認識などにより認識することができるので、監視者の負担を著しく軽減することができる。
実施形態のランドリーコントロールシステムの構成を示す図。 実施形態の1つのランドリー店舗A内の構成の一例を示す図。 実施形態のランドリー機器の管理テーブルの一例を示す図。 実施形態のトラブル発生時における複数のランドリー機器の稼働状況の一例を示す図。 実施形態の骨格認証の認証対象の関節(ポイント)点を示す図。 実施形態のランドリーコントロールシステムの制御動作を示すフローチャート。 実施形態の故障したランドリー機器L1から洗濯物を取り出す動作(行動)を骨格認証により認識する場合の一例を示す図。 実施形態の代替ランドリー機器L4に洗濯物を挿入する動作(行動)を骨格認証により認識する場合の一例を示す図。
以下、本発明を実施するための実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1は、実施形態のランドリーコントロールシステムの構成を示す図である。図1では、複数のランドリー店舗A、…、ランドリー店舗Nと、監視システム側のサービスセンター300は、ネットワーク200を経由して接続され、サービスセンターの管理制御装置300によってシステム全体が管理さている。各ランドリー店舗A、…、ランドリー店舗Nには、複数のランドリー機器10、複数のカメラ10A,複数のLED表示器10B,1つ以上のスピーカ10Cが設けられており、それらは中継器100に接続されている。中継器100は、通信部100a、制御部100bによって構成されている。図1では、複数のランドリー機器10、複数のカメラ10A、複数のLED表示器10Bは、1つのみ示している。
各ランドリー店舗A、…、ランドリー店舗Nの中継器100は、ネットワーク200に接続されている。中継器100の通信部100aは、複数のカメラ10Aから得られる映像(画像情報)をネットワーク200を経由してサービスセンターの管理制御装置300に送信する。また、中継器100の制御部100bは、複数のランドリー機器10に内蔵される各種センサやマイコン(不図示)から発せられる検出信号をネットワーク200を経由してサービスセンターの管理制御装置300に送信する。更に、各中継部100の通信部100aは、サービスセンターの管理制御装置300から送信される識別情報付きの表示データに従ってLED表示器10Bを点灯する。更に、各中継部100の制御部100bは、サービスセンターの管理制御装置300から送信される識別情報付きの制御信号を受信して、ランドリー機器10の起動などの制御を行う。これにより、複数のランドリー店舗の複数のランドリー機器を、サービスセンターの管理制御装置300によって監視、並びに遠隔での制御操作を実施することができる。
図2は、1つのランドリー店舗A内の構成を示す一例の図である。ここでは、4台のランドリー機器L1乃至L4が設置されているとしている。カメラ10A1は、2台のランドリー機器L1、L2の中央部の天井に設置され、ランドリー機器L1、L2の利用者の動作を監視(認識)することができる。同様に、カメラ10A2は、2台のランドリー機器L3、L4の中央部の天井に設置され、ランドリー機器L3、L4の利用者の動作を監視(認識)することができる。LED表示器10B1乃至10B4は、ランドリー機器L1乃至L4毎に対応して設けられている。スピーカ10C1,10C2は、各カメラ10A1、10A2に対応してそれぞれ設けられている。なお、カメラ10A、スピーカ10Cの設置台数は、ランドリー店舗のスペースやランドリー機器の配列などに応じて任意に設定して良い。例えば、カメラ10Aはランドリー機器毎に1台ずつ配置しても良く、スピーカ10Cは店舗内で1つでも良い。
図1及び図2に示すように、各ランドリー店舗には、ネットワークでの接続が可能な複数のランドリー機器L1乃至L4が設置され、設置したランドリー機器L1乃至L4をすべて網羅する複数のカメラ10B1,10B2が設置されている。そして、複数のランドリー機器L1乃至L4と、複数のカメラ10B1,10B2を中継器100を介してネットワーク200に接続される。各中継器100は、複数のランドリー機器L1乃至L4の情報と複数のカメラ10B1,10B2の映像から認識したランドリー機器の利用者情報とを結びつけて、サービスセンターの管理制御装置300との間で交信する機能を有している。
図1に戻り、サービスセンターには、管理制御装置300によってアクセスされる画像データベース(DB)310、構成データベース(DB)320、骨格認証データベース(DB)330、画像認識データ(DB)340が設けられている。管理制御装置300は、各中継器100から送信される検出信号、および画像データに基づいて各ランドリー店舗A、…、ランドリー店舗Nの各ランドリー機器10の監視を行う。また、管理制御装置300は、画像認識プログラム360、又は骨格認証プログラム370を実行して、あるランドリー機器10の異常発生時において、当該ランドリー機器10を使用操作している利用者の動作(行動)を認識して、代替ランドリー機器への移行が行われる様子を監視(認識)する。
また、管理制御装置300には、入力部380が接続されており、サービスセンターの監視者の操作によって、トラブル発生時等で故障したランドリー機器の利用者に対してスピーカ10Cを通じて音声による連絡を行うことができる。また、管理制御装置300には、複数モニタからなるディスプレイ装置390が接続されており、各ランドリー店舗A、…、ランドリー店舗Nから送信される各映像(画像情報)が対応するモニタに表示されている。監視者は、ディスプレイ装置390の各映像を見ながら、ランドリー店舗の状況を監視することができる。また、監視者は、ディスプレイ装置390と入力部380を用いて、必要な各種の管理データ(保守・点検日、部品交換情報)などを構成データベース320に入力することが出来る。更にまた、各ランドリー店舗の制御部100bからも各種の管理データを入力しても良い。
画像データベース310は、通信部100aから送信される24時間の画像データを少なくとも1ヶ月以上格納することができる大容量のデータベースである。これにより、トラブル発生時のランドリー店舗の状況が再現できる。更に、もしも、ランドリー店舗内で盗難、窃盗などの事件が発生した場合には、画像データベース310に格納されている画像データを再生して事件・事故の状況を確認するときにも使用される。
構成データベース320は、複数のランドリー店舗の複数のランドリー機器の構成情報(含むランドリー機器の容量)、複数のランドリー機器の24時間毎の稼働実績(含む保守・点検情報)が格納されるデータベースである。図2の例では、管理制御装置300は、中継器100の通信部100aから送信される複数のランドリー機器L1乃至L4の検出信号により、複数のランドリー機器L1乃至L4の24時間毎の稼働実績を蓄積する。複数のランドリー機器L1乃至L4に搭載されるマイコン(不図示)からの検出信号は、制御部100bによって識別番号を付与して通信部100aを通じて管理制御装置300に送信することで、管理制御装置300は複数のランドリー機器L1乃至L4毎の制御を可能とする。なお、識別番号は、ランドリー機器に搭載されるマイコンによって付与しても良い。
図3は、管理制御装置300によって構成データベース320の管理テーブル320Aに格納される複数のランドリー機器のデータを図示化した例を示している。ここでは、一例としてランドリー機器L1の稼働履歴などが図示化して示している。ランドリー機器L1には、識別番号「0001」が付与されて管理されている。そして、構成データベース320には、各日付に対応して当日の洗濯時間、乾燥時間の稼働履歴が格納されている。また、管理制御装置300によって稼働実績として1週間の稼働時間「95時間」、1ヶ月の稼働時間「397時間」が計数され、同様に記録されている。更に、保守・点検の実施日「2017/8/1」、「2017/11/1」、「2018/2/1」が入力部380から入力され、記録されている。ここでは、当日より1週間前の稼働時間、1ヶ月前の稼働時間を示したが、カレンダーに基づく各週/各月の稼働時間を計数して記録してもよい。管理制御装置300は、ランドリー機器L1の管理テーブル320Aを参照することにより、ランドリー機器L1が故障した場合、それに代わる代替ランドリー機器を決定して、利用者に通知することができる。このように、管理制御装置300は、構成データベースの管理テーブル320Aに複数のランドリー機器毎の稼働状況を記録し、管理テーブル320Aに記録される各ランドリー機器の稼働状況に基づき、代替ランドリー機器を決定することができる。また、各ランドリー店舗の制御部100bから保守・点検の実施日を入力しても良い。
図4は、トラブル発生時における複数のランドリー機器L1乃至L4の稼働状況を図示化した一例を示す図である。ここでは、ランドリー機器L1が何らかの原因で故障したとしている。そして、管理制御装置300によって、故障したランドリー機器L1に代わる代替機としてランドリー機器L4を決定したことを示している。
この例での管理制御装置300による判断は、ランドリー機器L2は使用中であるので代替機としない。ランドリー機器L3は直近で使用されているので、ランドリー機器L4を代替機に決定している。管理制御装置300は、AI技術を駆使して、代替機を決定しても良い。例えば、ランドリー機器L1乃至L4の1週間の稼働時間や1ヶ月の稼働時間、保守・点検の実施日、過去のトラブル発生回数、機器稼働時間の均一化などの1つの実績から判断しても良く、或いは2つ以上の情報を組み合わせて判断しても良い。このように、管理テーブル320Aには、複数のランドリー機器毎の毎日の稼働状況、所定期間のトータル稼働時間、保守・点検日の情報が少なくとも記録され、管理制御装置300は、それら情報に基づいて代替ランドリー機器を決定することができる。
骨格認証データベース330は、管理制御装置300が骨格認証プログラム370を実行して、利用者の動作(行動)を骨格認証するときに参照(使用)されるデータベースである。この骨格認証データベース330には、利用者の体格、右利き、左利き、などに応じた腕の関節の動作がサンプルデータとして予め格納されている。管理制御装置300は、骨格認証用のサンプルが多数蓄積される骨格認証データベース330を参照して骨格認証を行うことができる。
図5は、実施形態の骨格認証に用いられる認証対象の関節(ポイント)点を示している。即ち、左腕手首の関節をP1、左腕の肘関節をP2、左腕の肩関節をP3、右腕手首の関節をP4、右腕の肘関節をP5、右腕の肩関節をP6として、少なくとも認証対象と設定している。管理制御装置300は、骨格認証プログラム370を実行して、これらの関節P1乃至P6の位置や、関節P1乃至P3で形成される角度、関節P4乃至P6で形成される角度に応じて、予め骨格認証データベース330に格納されるデータに基づき利用者の動作(行動)を判定することが出来る。
画像認識データベース340は、管理制御装置300が画像認識プログラム360を実行して、利用者の移動動作を認識するときに使用されるデータベースである。このデータベースには、各ランドリー店舗のレイアウトと、各ランドリー機器の設置位置などが予め蓄積されている。ここでは、構成データベース(DB)320、骨格認証データベース330と、および画像認識データベース340をそれぞれ分けて構成しているが、1つのデータベース内にそれぞれの領域を構築してもよい。
図6は、実施形態のランドリーコントロールシステムの制御動作を示すフローチャートである。図7は、故障したランドリー機器L1から洗濯物を取り出す動作(行動)を骨格認証により認識する場合の一例を示す図である。図8は、代替ランドリー機器L4に洗濯物を挿入する動作(行動)を骨格認証により認識する場合の一例を示す図である。以下、図6乃至図8を参照して実施形態のランドリーコントロールシステムの動作制御を説明する。
例えば、ランドリー店舗Aのランドリー機器L1に内蔵されるセンサ出力に基づきマイコンから異常信号が発せられたとすると、中継器100の制御部100bがそれを受信し、通信部100aからネットワーク200を経由してサービスサンターの管理制御装置300に受信する(図6のステップS10)。その状況は、ランドリー店舗Aのカメラ10A1から送信される映像(画像情報)が通信部100aを通じて管理制御装置300に送信され、ディスプレイ装置390に表示されるので、サービスサンターの監視者は、ディスプレイ装置390に表示されるランドリー店舗Aの映像からトラブル発生を確認することができる。同時に、ランドリー店舗Aのカメラ10A1から送信される映像(画像情報)は、画像データベース310に随時蓄積(格納)される。
管理制御装置300は、例えば、図3および図4に示した構成データベース320のランドリー機器の管理テーブル320Aに基づいて、異常が発生したランドリー機器L1の代替機として、正常状態かつ未使用なランドリー機器L4を判別する。そして、管理制御装置300は、ランドリー機器L4を代替機として使用可能としたことをランドリー店舗Aの利用者に通知する。
この通知は、管理制御装置300により生成された音声『大変申し訳ありません。ご使用のランドリー機器が故障したため、4番のランドリー機器L4を代替機に設定しました。ランプが点滅しているランドリー機器L4へ洗濯物の移動をお願いします』をスピーカ10D1から発せられる。これを実現するために、例えば構成データベース320に故障したランドリー機器の使用者に対する案内ガイドとなる音声データの定型文が記録されている。例えば、定型文として『大変申し訳ありません』、『ご使用のランドリー機器が故障したため、××のランドリー機器○○を代替機に設定しました』、『ランプが点滅しているランドリー機器○○へ洗濯物の移動をお願いします』などである。管理制御装置300は、定型文の「××」,「○○」を編集して、使用者に代替ランドリー機器への移動を音声案内する。
この音声データには識別番号を付与されているので、管理制御装置300からネットワーク200を経由して故障したランドリー機器L1の中継器100に音声データが送信され、同中継器100の通信部100aを経由してスピーカ10D1に送信することで実現される。同時に、管理制御装置300は、同中継器100の通信部100aを経由して、代替機に設定したランドリー機器L4のLED表示器10B4を点灯又は点滅するように制御する。
そして、管理制御装置300は、ランドリー機器L1の故障発生に伴いランドリー機器L4を代替機として設定すると、骨格認証により故障したランドリー機器L1から代替ランドリー機器L4に洗濯物が移動される模様を監視する。即ち、故障したランドリー機器L1の利用者の動作(行動)を骨格認証により監視(認識)する。
まず、上記利用者により故障したランドリー機器L1の扉が開いたかが検出される(図6のステップ20)。これは、故障したランドリー機器L1の扉に取付けられる開閉センサ(不図示)によって検出された検出信号が中継器100の制御部100bに送信され、通信部100a、ネットワーク200を経由して管理制御装置300に送信される。すると、管理制御装置300は骨格認証プログラム370を実行して、利用者によるランドリー機器L1から洗濯物の取り出し動作を監視する。
図7は、故障したランドリー機器L1から洗濯物の取り出し動作を監視する骨格認証処理を示している。まず、故障したランドリー機器L1の利用者の関節P3−P6間の距離(即ち、肩幅)を検出して、その検出した距離に相似する1つ以上のサンプルデータを骨格認証データベース330から参照するよう動作する。図7(A)は、ランドリー機器L1の扉を開けたときの、利用者の関節P1乃至P6の位置を示している。図7(B)は、ランドリー機器L1内の洗濯物を取り出しために、ランドリー機器L1内に右手を差し入れたときの、利用者の関節P1乃至P6の位置を示している。この時、関節P4が一時的に見えなくなることが認識される。図7(C)は、ランドリー機器L1内の洗濯物を取り出して洗濯かご400に入れたときの、利用者の関節P1乃至P6の位置を示している。
この時、図7(A)乃至(C)の関節P4−P5−P6によって形成される内側角度Θ1,Θ2,Θ3とした場合、図7(A)の内側角度Θ1と図7(B)の内側角度Θ2は、誤差範囲内でだいたい同じである。一方、図7(C)の内側角度Θ3は、内側角度Θ1および内側角度Θ2より狭い。即ち、内側角度Θ3<内側角度Θ1および内側角度Θ2の関係を有する。管理制御装置300は、図7(A)−(B)−(C)の一連の動きを骨格認証データベース330のデータと比較することで、ランドリー機器L1から洗濯物の取り出しが行われたと認識する(図6のステップS30)。この認識にあたっては、上記内側角度の関係だけでなく、図7(B)で関節P4が一時的に見えなくなる時間的経緯なども用いて行っても良い。
次に、管理制御装置300は画像認識プログラム360を実行して、利用者が故障したランドリー機器L1から代替ランドリー機器L4に移動したかを判断する。管理制御装置300は、カメラ10A1,10A2からの映像と画像認識データベース340に格納されるランドリー店舗Aのレイアウトに基づいて、利用者が代替ランドリー機器L4に移動したかを判断する(図6のステップS40)。ここでは、画像認識プログラム360を実行して利用者の移動を判別するとしたが、移動距離が短い店舗では、カメラ10A1,10A2からの映像だけで移動を判別しても良い。
次に、管理制御装置300は、代替ランドリー機器L4の扉が開いたかが検出される。これば、ステップS20と同じ制御で実現される。そして、管理制御装置300は、骨格認証プログラム370を実行して、利用者による代替ランドリー機器L4に洗濯物を挿入する動作を監視する。
図8は、代替ランドリー機器L4に洗濯物を挿入する動作を監視する骨格認証処理を示している。図8(A)は、ランドリー機器L4の扉を開けたときの、利用者の関節P1乃至P6の位置を示している。図8(B)は、洗濯かご400から洗濯物を取り出すときの、利用者の関節P1乃至P6の位置を示している。図8(C)は、洗濯かご400から取り出した洗濯物をランドリー機器L4内に挿入するために、ランドリー機器L4内に右手を差し入れたときの、利用者の関節P1乃至P6の位置を示している。この時、関節P4が一時的に見えなくなることが認識される。
この時、図8(A)乃至(C)の関節P4−P5−P6によって形成される内側角度Θ4,Θ5,Θ6とした場合、図8(A)の内側角度Θ4は図8(B)の内側角度Θ5より大きい(逆に言うと、内側角度Θ5は内側角度Θ4より狭い)。即ち、内側角度Θ4>内側角度Θ5の関係を有する。一方、図8(C)の内側角度Θ6は、内側角度Θ4と誤差範囲内でだいたい同じである。即ち、内側角度Θ5<内側角度Θ4および内側角度Θ6の関係を有する。管理制御装置300は、図8(A)−(B)−(C)の一連の動きを骨格認証データベース330のデータと比較することで、代替ランドリー機器L4に洗濯物が挿入されたこと認識する(図6のステップS50)。この認識にあたっては、上記内側角度の関係だけでなく、図8(C)で関節P4が一時的に見えなくなる時間的経緯なども用いて行っても良い。
次に、管理制御装置300は、代替ランドリー機器L4の扉が閉じられたかが検出される(図6のステップS60)。これば、ステップS20と同じ制御で実現される。最後に、管理制御装置300は、代替ランドリー機器L4の運転動作を開始する(図6のステップS70)。
上記認識で取得した利用者の骨格情報(P1乃至P6)を骨格認証エータベース330に格納すれば、骨格認証プログラムによる認証学習を向上させることができ、認識精度を更に向上することができる。ランドリー店舗の利用者は、近隣に居住される人達が多いので、利用者の骨格情報(P1乃至P6)の蓄積は認識精度を一層向上することができる。
このように、実施形態のランドリーコントロールシステムによれば、ランドリー店舗のランドリー機器が故障して使用できなくなった場合、代わりのランドリー機器への使用案内、並びに利用者による故障したランドリー機器から洗濯物を代替ランドリー機器に移動する一連の動作(行動)を骨格認証により監視することができる。よって、サービスセンターの監視者は、管理制御装置300の指示通りに利用者が行動している様子を映像(画像情報)監視するだけで良いので、監視者の負担を著しく低減することができる。
なお、実施形態におけるランドリーコントロールシステムは、本発明の技術的特徴を逸脱しない範囲において、任意に設計変更しても良い。
例えば、画像データベース310は、中継器100に接続される構成としても良く、また中継器100とサービスセンター側の両方に設けても良い。この場合、中継器100の記憶容量を少なくしても良い。
また、骨格認証プログラム320を用いて利用者の動作(行動)を認識するとしたが、画像認識プログラム310を用いて利用者の動作(行動)を認識しても良い。即ち、利用者のシルエットおよびその動きから異常が発生したランドリー機器L1から洗濯物を取り出すことの認識は、例えば、手の形をコントラスト比でエッジ抽出したものを追跡する技法により認識できる。また、代替ランドリー機器L4の前に移動したことの認識は、上記抽出した手もしくは利用者のエッジを追跡する技法により認識できる。代替ランドリー機器L4の洗濯物を挿入することの認識は、例えば、手の形をコントラスト比でエッジ抽出したものを追跡する技法により認識できる。
また、管理テーブル320Aは、構成データベース320ではなく管理制御装置300によってアクセス可能な他のデータベースに設けても良い。更に、案内ガイドの音声定型文は、構成データベース320ではなく管理制御装置300によってアクセス可能な他のデータベースに設けても良い。
10、L1〜L4 … ランドリー機器
10A、10A1、10A2 … カメラ
10B、10B1〜10B4 … LED表示器
10C、10C1、10C2 … スピーカ
100 … 中継器
100a … 通信部
100b … 制御部
200 … ネットワーク
300 … 管理制御装置
310 … 画像データベース(DB)
320 … 構成データベース(DB)
320A … ランドリー機器の管理テーブル
330 … 骨格認証データベース(DB)
340 … 画像認識データベース(DB)
360 … 画像認識プログラム
370 … 骨格認証プログラム
380 … 入力部
390 … ディスプレイ装置

Claims (11)

  1. 少なくとも1つ以上のランドリー店舗内に複数のランドリー機器を設置し、前記複数のランドリー機器を全て網羅する複数のカメラを設置し、前記複数のランドリー機器からの情報と前記複数のカメラからの映像をネットワークを経由してサービスセンターの管理制御装置に送信し、前記管理制御装置により前記複数のランドリー機器が遠隔操作されるランドリーコントロールシステムにおいて、
    前記管理制御装置は、
    前記ランドリー機器の1つが故障した場合に、故障したランドリー機器に代わる正常状態かつ未使用な代替ランドリー機器を判断し、
    前記故障したランドリー機器の使用者に前記代替ランドリー機器を指し示す表示、並びに案内ガイドを行い、
    前記使用者による前記故障したランドリー機器から洗濯物を取り出す動作を認識し、
    前記使用者による前記代替ランドリー機器に前記洗濯物を挿入する動作を認識し、
    前記代替ランドリー機器を遠隔で動作させる
    ランドリーコントロールシステム。
  2. 前記管理制御装置は、
    前記複数のランドリー機器毎の稼働状況をデータベースの管理テーブルに記録し、
    前記管理テーブルに記録される前記複数のランドリー機器の稼働状況に基づき、前記代替ランドリー機器を決定する請求項1に記載のランドリーコントロールシステム。
  3. 前記複数のランドリー機器には、それぞれ表示器が設けられ、
    前記管理制御装置は、決定した前記代替ランドリー機器に対応する前記表示器を点滅させて前記故障したランドリー機器の使用者に報知する請求項2に記載のランドリーコントロールシステム。
  4. 前記管理テーブルには、前記複数のランドリー機器毎の毎日の稼働状況、所定期間のトータル稼働時間、保守・点検日の情報が少なくとも記録され、
    前記管理制御装置は、前記管理テーブルに記録される情報に基づいて前記代替ランドリー機器を決定する請求項2に記載のランドリーコントロールシステム。
  5. 前記故障したランドリー機器の使用者に対する前記案内ガイドとなる音声の定型文を前記データベースに記録し、
    前記管理制御装置は、前記定型文を編集して前記使用者に前記代替ランドリー機器への移動を案内する請求項2に記載のランドリーコントロールシステム。
  6. 前記管理制御装置は、前記故障したランドリー機器から洗濯物を取り出す動作の認識、および前記代替ランドリー機器に前記洗濯物を挿入する動作の認識を骨格認証により行う請求項1に記載のランドリーコントロールシステム。
  7. 前記管理制御装置は、前記骨格認証のサンプルを多数格納した骨格認証データベースを参照して前記骨格認証を行う請求項6に記載のランドリーコントロールシステム。
  8. 前記骨格認証は、前記故障したランドリー機器の使用者の手首の関節、肘関節、および肩関節の角度を検出して、前記故障したランドリー機器から洗濯物を取り出す動作の認識、および前記代替ランドリー機器に前記洗濯物を挿入する動作の認識を行う請求項6に記載のランドリーコントロールシステム。
  9. 前記骨格認証は、前記故障したランドリー機器の使用者の手首の関節、肘関節、および肩関節の動きと角度の両方を検出して、前記故障したランドリー機器から洗濯物を取り出す動作の認識、および前記代替ランドリー機器に前記洗濯物を挿入する動作の認識を行う請求項6に記載のランドリーコントロールシステム。
  10. 前記管理制御装置は、認識した前記使用者の骨格情報を前記骨格認証データベースに格納して、前記骨格認証の認識能力を向上させる請求項7乃至請求項9のいずれか1項に記載のランドリーコントロールシステム。
  11. 前記管理制御装置は、前記故障したランドリー機器から洗濯物を取り出す動作の認識、および前記代替ランドリー機器に前記洗濯物を挿入する動作の認識を画像認識により行う請求項1に記載のランドリーコントロールシステム。
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